上条「......ここは、一体？ 」


上条「一面が......真っ赤に染められている......」


上条「......」


上条「(どうしてこんな事になってしまったんだろう)」


上条「(俺はただ学園都市で平和......とは言い難いがそれなりに充実した学生ライフを送っていた筈だ)」


上条「(学園都市は他の街の科学技術から十数年程先を行く街で、あの場所で文明の産物を見かけないようなところなんて存在していなかった)」


上条「(鉄道の代わりにモノレールが敷かれ、お掃除ロボットなんていうものさえ機能していた場所だ。そんなことは当たり前と言えば当たり前なんだろう)」


上条「(そうすると......一面に赤が広がるだけのこの場所は......)」


上条「......」


上条「(......ちょっと昔のことまでなら思い出せるのに、ここ数日の記憶が丸々抜けてる)」


上条「(クソッ、肝心な事だけが思い出せねえって言うのかよ！ )」


上条「(どうしてこんな場所に連れてこられたかってことがな......)」

うっわ懐かしい

美琴がビクンッ！ってのを想像しちゃったよ……

弁当がたのしみだ

上条「(俺なんかを連れてどうしてここに？ 何か目的でもあるのか？ )」


上条「(いや、目的もなくこんな場所にただの一学生である俺を連れてくる筈がないだろう。一面真っ赤な地形を作る程の手間をかけたのに、ただ学生が惚ける姿を観察するだけなんて酔狂にも程がある)」


上条「(そうすると、何らかの形で俺への接触がある筈だ)」


上条「(......ここへと案内した、首謀者からな)」


ピピピピピピピピ


上条「(ほら、やっぱり来た。音が聞こえるのは、こっちの方か)」


ゴソゴソ


上条「(見つけたぞ、小さなバッグか)」


上条「(赤い岩と岩の隙間に上手く隠されている。電子音はこの中から聞こえてくるな)」


上条「さて、何があるのか......」


上条「......」


上条「これは......ゲーム機か？ GBAとやけに似ている、懐かしい形だな」


上条「(GBAと同じで側面に電源がついているのか)」


上条「(それじゃあ早速電源を入れてみよう。手掛かりがこれしかない分、こうするしか道はない。もし電源を入れると爆発する仕組みだったとしたら、それまでだが......流石にそれは無いだろう)」


カチッ

懐かしいｗｗｗｗ

今日はスレ建てだけでごめんなさい。

貴志さんの作品関連で他のssも書いているので、宜しければそちらも読んでみてください。

http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs

そのURLなんかおかしくね

>>9
確かにおかしかったです。何故かdat落ちとか出てきて......

>>8のURLはなかったことにしてください。

書かないの？

へえ