萌郁「今あなたの後ろに居るの……」岡部「なっ!!」(1000)

PCから書くです

うむ

ブーンブーン

岡部「ん……誰だこんな時間に……」

件名:
「私、萌郁。今ラボの前にいるの」

岡部「ん?なんだぁこのメールは」

岡部「……」

ブーンブーン

岡部「……」カチカチ

件名:
「私、萌郁。今階段を上っているの」

岡部「何がしたいんだ……」

ブーンブーン

岡部「……」

件名:
「私、萌郁。いまドアの前に居るの」

もえかキャット書いた人ですね
わかります

岡部「これはあれか、メリーさんとかいうやつか」

ブーンブーン

岡部「今度は後に居るとか言うんだろ」

萌郁「うん……」

岡部「うわぁ!!」

萌郁「来た……」

岡部「お前、どうやって入った!?」

萌郁「? 普通に……入り口から……」

岡部「しかし開く音など……」

萌郁「静かに……開けたから……」

岡部「な、それにしたってお前……」

萌郁「寝てたら……悪いから……」

岡部「いやメールを送った時点で意味がないだろう」

萌郁「あ……」

岡部「まったく、何の用だ?」

萌郁「今日は……暑い……から……」

岡部「それで?」

萌郁「怪談話……しに来た……」

岡部「…………」

萌郁「?」

岡部「いや、意味が解らんのだが……」

萌郁「怪談話……」

岡部「いや、そこじゃなく――いや、そこもだが、目的が解らんのだ」

萌郁「暑い日は……怪談だって……、言っていたから……」

岡部「誰が」

萌郁「岡部君が……」

岡部「え……?」

~二日前~

岡部「暑いな……」

ダル「こうも暑いと何もしたくなくなるお」

助手「そうねー」

まゆり「だったら怖い話をするのが良いと思うのです!」

岡部「そうだな、暑い日は会談話で涼む」

助手「日本の文化ってやつねー」

萌郁「……?」

ダル「う~暑~」

~~~~~~~

岡部「そういえばそんな事も言ったかもしれんな」

萌郁「……」コク

岡部「あの日は暑さにやられて結局やらなかったが」

萌郁「だから……」

岡部「しかしこんな朝っぱらから来なくとも……」

萌郁「いろいろ……調べたから……」

岡部「なんだ?怪談話か?」

萌郁「……」コク

岡部「それで、どうしても聞かせたくなったと?」

萌郁「……怖くて…………寝れなかった……から…………」

岡部「………………」

萌郁「…………」

岡部「まあいい、二人でするのもなんだからダル達が来るのを待とう」

萌郁「……」コク

ちょっとだけ席をはずす
すぐ戻る

怪談まっちょしい

ただいま
再開する

ダル「こんな時間から集まって何するん?」

助手「くだらない事だったら怒るわよ」

岡部「うむ、実は、萌郁が怪談話をしたいと言い出してな」

まゆり「怪談話?」

岡部「うむ。先日話していただろう、その会話を覚えていたらしいのいだ」

萌郁「……」コク

助手「えっと……なんでこんな朝早くから……?」

萌郁「…………」

岡部「眠れなかったんだと……」

ダル「でも今日は若干寒いくらいだお?」

岡部「俺が知ったことか!!俺だって寝ている所を起こされたのだ」

まゆり「まゆしぃはまだ眠いのです」

助手「まあ桐生さんがやりたいなら良いんじゃない」

岡部「まあいい、始めるぞ!!」

岡部「ではまず俺からだ!!」

これはある夏の暑い日の事でした。
その日A君は秋葉原に買い物に来ていました。

まゆり「……」ゴクリ

一通り同人誌を漁ったA君は少し涼んでから帰ろうと思い
ある喫茶店に立ち寄ったのです。
空調の効いた店内で涼むA君。この時はまだ自分がしでかした事に気付いてなかったのです。

ダル「なんの同人誌だったのかなぁ」

岡部「いらん事は気にするな」

涼んだA君はそろそろ帰るかと思い席を立ちます。
お会計を済ませ駅へつ向かったA君はその時気づきました。
あれ?俺の財布……金入ってなくね?

助手「…………」

岡部「……」

助手「……えっと…………オチは……?」

岡部「ん? これで終わりだが?」

助手「は?」

ダル「あ~あるある、買ったは良いけど電車賃なくなるのなー」

まゆり「困るよねー」

助手「え?ちょっと!! 誰も突っ込まないの!?」

岡部「なんだ助手、怖くは無いと言うのか?」

助手「だってお金が無かっただけでしょ?」

岡部「これだから親の金でホテル暮らしをしているお子様は……」

萌郁「お金が無いのは……怖い…………」

助手「ちょ!え!? 私が悪いの? なにこれ!?」

岡部「さあ、次は誰だ?」

まゆり「とぅっとぅる~!!次はまゆしぃの番なのです!」

岡部「お、まゆりか、期待しているぞ」

まゆり「これはルカ君から聞いた話なんだけど……」

ある所にBちゃんという女の子が居ました。
その子は毎日決まった時間に何処かへ行くのです。
何処に行くの?と友達が聞いても笑って誤魔化して答えてくれません……

気になった友達はある日Bちゃんの後をつけていったのです。
始めは買い物……、和菓子屋さん……次にお花屋さん……
Bちゃんは次々と買って行きます……

岡部「ふむ、なかなか興味深いぞ」

いくつかのお店で買い物をしたBちゃんは今度はお墓に行くのです。
なんだ、お墓参りか、と友達は思いました。

しばらくするとBちゃんは、あるお墓の前で止まります。
あのお墓にお供えするものを買っていたんだとすぐにわかりました。

岡部「あれ?」

Bちゃんは熱心に手をあわせます。
友達は気付きました……そのお墓は……Bちゃんの両親のお墓だったのです。

岡部「ちょっと待てまゆり……」

助手「うるさいわよ岡部」

友達は感動してしまいました。
毎日毎日Bちゃんはこうやってお墓参りに来ていたのかと。
そんなBちゃんを友達は優しく抱きしめてあげましたとさ。

まゆり「おしまい!」

岡部「え……」

まゆり「「感動的な話でしょ~?」

助手「Bちゃんいい子ね~、でもまゆり、それじゃあ怪談になってないわよ」

まゆり「あ、そうか~失敗失敗」

岡部(これは……突っ込んではいけない……よな……?)

ダル「次は僕のばんか~」

助手「ちゃんとした怪談できるんでしょうね?」

ダル「む、僕を舐めないでほしいお!舐めるのはもっと別の……」

助手「黙れHENTAI!!」

萌郁「怪談……始めないの……?」

ダル「あ、そうだったそうだった……」

ダル「これはある大学生の話なんだけど……」

大学が夏休みに入ってすぐのこと。
休みに浮かれたある大学生のグループが肝試しに行ったんだお……

助手「定番の設定ね……」

萌郁「面白そう……」

岡部「……」

まゆり「ん? オカリンどうかした?」

岡部「いや、さっきの話の余韻がな……」

まゆり「ん?」

ダル「続けるお」

そのグループが向かったのは地元でも有名な心霊スポットだったんだけど、
到着してみれば何の変哲も無いただの道だったんだお。

なんだつまらんと乗ってきた車に戻って、次あ何処に行くかと話していたとき……
グループの一人が言ったんだお……
おい、あそこに何か見えないか?
指差すほうを見ると確かに何かある。いや、何かが居る。
白い靄のような何かがふらふらとこちらに近づいてきているんだお……

萌郁「怖い……」

始めは靄にしか見えなかったそれが近づくにつれどんどん形がはっきりしていて。
最後には人の形になったんだお……
それをみた大学生たちはついに出たと思って急いで車を出した……

どれくらい走ったか解らないけれど、心霊スポットからは随分と離れたはずだ
そう思って車を止めて、一息ついた時だった……後部座席の一人が突然悲鳴をあげたんだお……

何事かと思って振り向くと……なんとそこには……

助手「……」ゴクリ

ダル「白い靄に変わった友達の姿があったんだお!!」

助手「きゃ! ちょっと!いきなり大声出すなんて反則よ!!」

ダル「怪談といえばこれだろjk」

助手「ったく……日本の怪談は海外でも評価が高いんだから、しっかりしなさいよね」

ダル「そういう牧瀬氏はどうなん? 何か面白い話できるん?」

助手「え!?私!?」

ダル「人の話に文句をつけたんだから話してもらわなきゃ困るお」

助手「ちょ、ちょっと待って! 今思い出すから……」

岡部「少し休憩しよう……。 その間に思い出すのだぞ助手よ」

助手「うっさいわね!助手っていうな!!」

岡部「さて、飲み物でも買ってくるかな」

萌郁「私も……行く……」

岡部「ん?そうか? すまんな」

萌郁「平気……」

~買い物中~

岡部「さて、ドクペドクペっと」

萌郁「岡部君……」

岡部「ん?どうした?」

萌郁「みんな……話が上手くて……」

岡部「ん?」

萌郁「私……ちゃんと、話せるか……」

岡部「なんだ、そんな事……お前の話し方なら問題ないだろう」

萌郁「そう、かな……?」

岡部「ああ、お前ならできる」

萌郁「ありがとう…………」

萌郁「……がんばる、ね……」

岡部「ああ」

~ラボ前~

岡部「おおバイト戦士よ、今日もサボり中か?」

鈴羽「あ、岡部倫太郎!と桐生萌郁」

岡部「相変わらず暇そうだな」

鈴羽「そっちは、桐生萌郁と二人で買い物の帰り?」

岡部「ああ、怪談話の途中でな、休憩がてら飲み物とお菓子を買ってきたのだ」

鈴羽「怪談話? あの幽霊がなんとかってやつ?」

岡部「ああ」

鈴羽「おもしろそう!私も混ぜて!!」

岡部「店番はいいのか?」

鈴羽「今日は店長遅くまで帰ってこないから平気だよ」

岡部「そうか、ならば貴様も話すがいい!」

鈴羽「よーし、がんばるぞ~」

~ラボ~

岡部「助手よ、話は思い出したか?」

助手「うっさい!ちょっと待ってなさいよ!!って、阿万音さん?」

鈴羽「牧瀬紅莉栖……」

岡部「お前はまた、そんな目で人を見るでない」コツン

鈴羽「あいたっ」

ダル「阿万音氏も怪談に参加するん?」

鈴羽「うん、面白そうだったからね」

まゆり「わぁ、鈴さんの話、楽しみなのです!」

岡部「ほら、飲み物買ってきたぞ」

萌郁「お菓子も……ある……」

まゆり「わぁ、ありがと~」

鈴羽「怪談話か~楽しみ~」

しえん

しえん

岡部「さて、そろそろ再開するが助手よ、いけるか?」

助手「助手って言うな! ふん、良いわ、話してあげる」

助手「これは向こうの友達から聞いた話なんだけど……」

ニューヨークにあるアパートの一室である男が自殺したの……
発見時は相当酷い状態だったらしくて、その部屋は長い間閉鎖されていた。
そんな部屋がようやく開放されて、一組のカップルが住み始めたのね。

住み始めた当初は何も無く平和に暮らしていたんだけど、ある夜、男のほうが気付いたの。

夜中になると何処かから声が聞こえる……
強盗かなにかかと思って男は枕元に置いてあった銃を握り締めてあたりを見渡した。
けれど部屋には他に誰も居ないの。

気のせいかと思って男はもう一度寝たわ……けれど次の日、また同じ声に目を覚ましたの。

部屋を見回しても誰も居ない。隣で眠る女の寝息が聞こえるだけ……

気味が悪いと思いながらも、その日も男は眠ったわ。隣で眠っている女を抱きながらね。

そして、次の日の朝、目を覚ました女に男は聞いたの。
昨日の夜、声が聞こえなかったかって……
だけど女は何も聞いてないと言う……。

岡部「ふむ、どうやら普通の怪談のようだな」

萌郁「……」コク

何かがあると思った男はその日の夜、眠らずに声が聞こえるのを待ていたの。
しばらくして声が聞こえ始めた……、どこから?なんてすぐに解ったわ。
だって、その声の出所は隣で眠っている女からだったのですから。

男は驚いたわ。普段の女からは想像もつかない低い声、そんな声を自分の愛する人が出している。
それはもう奇妙な状態だったわ。
男は眠る女を揺さぶって起こそうとしたのだけれど、男が触った瞬間……

助手「俺に触るな!!」

ダル「…………」

助手「…………あれ……?」

まゆり「…………」

萌郁「…………?」

助手「え…………」

岡部「助手よ……」

助手「ちょっと、何よその反応は!?」

ダル「僕のと同じパターンじゃんか」

助手「え?ちょ、ダメ?今のダメなの?」

岡部「…………」

鈴羽「ねー岡部倫太郎……今の話って……つまり何?」

助手「なっ…………」

岡部「ほら、説明してやれ、助手よ」

助手「う……うう…………」

鈴羽「?」

ダル「空気をよんでこその怪談話だお」

助手「うっさいわよ!!」

岡部「さて、仕切り直しと行くか」

助手「仕切り直しって言うな!!」

岡部「鈴羽よ、何かあるか?」

鈴羽「怖い話でしょ?」

岡部「ああ、そうだ」

鈴羽「じゃあ……」

鈴羽「これは私が実際に体験した話なんだけど…………」

ある日私は敵に追われていたのね……

岡部「ちょっと待て鈴羽よ」

鈴羽「なに?」

岡部「怖い話だよな?」

鈴羽「うん」

岡部「敵とはなんだ?」

鈴羽「え?ああ、そっか、えっと……」

ある日、私はある男に追われていたんだよ……

その男は武器を持っていて、捕まったならきっと私は殺されてしまう。
そんな風に感じた。

岡部「本当に大丈夫なのか……?」

まゆり「まあまあ」

もう足も限界でこれ以上は走れない。そう思った私は近くにあった建物に逃げ込んだんだ。

ダル「これって……怪談話だよね?」

萌郁「……わから、ない……」

私はその建物に息を潜めて隠れたんだ……
すぐ近くからは男の足音が聞こえる……もう少しすれば私は見つかってしまう。
カツンカツンと近づく足音……この男は私が隠れている場所に気付いている……
そんな風な足音だった。

きっと私が反撃するのを警戒していたんだろうね……その男は慎重に近づいてきた……
けれど私には武器なんて残っていない……絶体絶命ってやつだよ。

ダル「……」ゴクリ

もうダメかと思ったその時だった……男が突然悲鳴を上げたんだ。

岡部「な、何故だ……?」

鈴羽「はじめは私にも何が起こったのかわからなかったよ……でもね……」

男の悲鳴と共に何かが動く音が聞こえたんだ……
無数の……何かが蠢く音がさ……
カサカサ、カサカサって
そこでようやく私は気付いた……この古い建物に眠っていた無数の生き物……
それを男が呼び覚ましてしまったんだと……
私はすぐさま飛び出して男を跳ね飛ばしてやったよ
無数のゴキブリに囲まれて戸惑っていたそいつをね……

ダル「あーあー、聞こえない聞こえない!」

助手「もう、辞めて……カサカサのあたりで解ってたから!もうやめて!!」

萌郁「想像……しちゃった……」

まゆり「萌郁さん!ダメだよ!考えちゃだめだよ!!」

鈴羽「あれ?みんなどうしたの?怖くなかったかな?」

岡部「いや、もう十分だバイト戦士よ……もう、やめてあげてくれ……」

しえん

ダル「うう、ブラクラを踏んだ時の気分だお……」

助手「踏んだとか言わないで!!」

ダル「あ、ご、ごめん……」

鈴羽「あの男も何匹も踏んづけてたなぁ」

萌郁「踏みつけて……」

まゆり「鈴さんもう辞めて!!」

岡部「ほ、ほら、そろそろ次の話へ!!」

鈴羽「?」

岡部「次は萌郁の番だぞ!!沢山仕入れてきたのだろう!?」

萌郁「……」コク

岡部「では聞こうではないか!!」

萌郁「がんばる…………」

まゆり「萌郁さんのはどんな話かなぁ」

萌郁「私のは……昨日読んだ……話……」

岡部「よし、話してみろ」

萌郁「……」コク

これは……あるビデオの話……なんだけど……

ダル「ビデオ?」

助手「それって……」

萌郁「……?」

岡部「萌郁よ……その話とは呪いのビデオの話ではないか?」

萌郁「そう……だけど……」

岡部「……それは…………ダメだろ…………」

萌郁「え……?」

鈴羽「どんあ話なの?」

萌郁「呪いの、ビデオを見た人が……死んで行くって……話だけど……」

岡部「萌郁よ、それは映画にもなっている有名な小説だぞ」

鈴羽「そんなに有名な話なんだー」

岡部「いや、確かに有名だが……」

萌郁「ダメ……だった……?」

岡部「その話はわざわざ話すよりも原作を読むなり映画をみるなりすればよかろう」

萌郁「そう……」シュン

岡部「あ、いやそんなシュンとされても、困るのだが……」

萌郁「どうしよう……」

岡部「ほ、ほら、何か他にないか? 怖い話のひとつや二つ聞いたことがあるだろう」

萌郁「怖いのは……好きじゃ、ないから……」

岡部「まさか知らないというのか?」

萌郁「……」コク

岡部「ならば何故こんな会を……わざわざ小説まで読んで……」

萌郁「岡部君が……聞きたいかと思って…………」

岡部「え……」

萌郁「聞きたく……なかった……?」

岡部「あ、いや……」

萌郁「ごめんなさい……」

岡部「いや、違くてだな……」

萌郁「?」

岡部「なんと言うか……その……、驚いたのだ」

萌郁「怖い……の……?」

岡部「違う! お前が……その……なんだ……」

まゆり「オカリンは照れてるんだよねー」

岡部「なっ……バカを言うでない……! まったく…………」

萌郁「……?」

萌郁さんテラカワユス

萌郁「あ、ひとつ……あった……」

岡部「ん? 怖い話か?」

萌郁「……」コク

岡部「よ、よし、話すがよい!」

萌郁「古い……話だけど……」

岡部「いいから、話してみろ」

萌郁「じゃあ……」

えっと、ある若者たちが……集まって……怖いものが何かを言うの……
……それで、えっと…………お茶が…………怖いって…………

岡部「まんじゅうこわいでは無いか!!」

萌郁「これも……有名、だった……?」

岡部「それは落語だ!しかもオチを先に言ってしまっているではないか!!」

萌郁「……」ショボン

岡部「あぁもう……終わりだ終わり……」

萌郁「ダメだった……」

岡部「まったく……今度はもう少しまともな怪談を用意してくるのだな」

萌郁「うん……」

鈴羽「じゃあそろそろ私は戻るね」

まゆり「あ、私もそろそろバイトに行かなきゃ」

助手「じゃあ一緒に出ましょ、私も行きたい所あるし」

ダル「僕もフェイリスたんの所に行ってくるお」

岡部「なんだ、一斉に居なくなるのか」

助手「岡部たちはまだ居るの?」

岡部「そうだな、もう少し居ようかと思っているぞ」

助手「そ、じゃあ私たちはいくわ」

まゆり「またねオカリン、萌郁さん」

萌郁「……」コク

岡部「行ってしまったな」

萌郁「……」コク

岡部「さて、と……昼寝でもするかな」

萌郁「寝る……の……?」

岡部「ああ、早朝から起こされて眠いからな」

萌郁「……そう…………」

岡部「お前も寝てないのだろ?」

萌郁「……」コク

岡部「眠るのなら適当に寝ていくと良い」

萌郁「……うん」

岡部「じゃ、おやすみ……」

~~~~~~~~~

こういうのはフェイリスがうまそう

一人だけはぶられた隙間ェ・・・

>>59
てめえ俺のルカ子をディスってんのかメーン?

岡部「ん……今、何時だ……?」

岡部「…………」

萌郁「…………」ジー

岡部「おわっ!!」

萌郁「…………」ジー

岡部「お前!何を!!」

萌郁「起きたら……寝てた……から……」

岡部「だからなんだというのだ!!」

萌郁「寝顔……撮った…………」

岡部「なっ!!消せ!!今すぐ消せ!!」

萌郁「……ダメ…………」

岡部「なっ!!」

萌郁「ずっと……私のもの…………」

岡部「お前が一番怖い!!」

                    オチた?

お前らの愛が一番怖いじゃねーかwwww
フェイリスとルカ子は出現場所が別の場所だったから出さんかった
見たかったならすまん

さて、一旦区切って何か書こうと思うんだが何がいいかしら
萌郁書きたいけどネタが無くてな

濃厚なレズを頼む

>>69
怖い話SS面白かったよ、乙乙
萌郁と岡部がラボに一晩閉じ込められちゃう系でもリクエストを

萌郁が2ちゃんにはまって痛い人になる話

2ちゃんじゃねーや@ちゃんねるだ

萌郁の携帯が壊れるはなし

萌郁「スマートフォン……?」

萌郁「今日から、入りました……もえか、にゃんにゃんです……」

岡部「な……なんでお前がここに…………」

萌郁「あの……えっと…………」

フェイリス「あ、凶真~おかえりにゃん♪」

岡部「フェイリス、な、なぜこいつがメイクイーンに……?」

フェイリス「にゃにゃ?もえかにゃんにゃんかにゃ?」

萌郁「……お、おかえり……にゃさいませ……」

フェイリス「フェイリスがスカウトしたのにゃ!」

岡部「スカウト!?」

フェイリス「そうにゃ~きっと似合うと思ったのにゃ♪」

萌郁「ご、ご主人様…………にゃ…………」

岡部「…………今日は……帰る…………」

フェイリス「待つにゃ凶真!!」

岡部「だって、萌郁だぞ!?あいつ喋れないだろ!!」

萌郁「席に……ご案内します、にゃ」

岡部「みろ!!さっきから誰に喋っているのかもわからないような状態じゃないか!!」

フェイリス「あれはそういう設定なのにゃ!そこに萌えがあるのにゃ!!」

岡部「もう、俺には理解できん…………」

フェイリス「まーまー凶真、いいから席につくにゃ♪」

萌郁「ご注文は……にゃんですか、にゃ……」

   ∩___∩三 ー_        ∩___∩
   |ノ      三-二     ー二三 ノ      ヽ
  /  (゚)   (゚)三二-  ̄   - 三   (゚)   (゚) |
  |    ( _●_)  ミ三二 - ー二三    ( _●_)  ミ  ウオーォオォーアッヒャアアアウオホーオオオオオ
 彡、   |∪|  、` ̄ ̄三- 三  彡、   |∪|  ミ    テンション上がってきた!!テンション上がってきた!!
/ __  ヽノ   Y ̄) 三 三   (/'    ヽノ_  |
(___) ∩___∩_ノ    ヽ/     (___)

ダル「オカリンやっときたん?」

岡部「ダルよ、あれはどうなのだ?」

ダル「いいよねぁ、無口猫耳メイド……」

岡部「お前はあれにも魅力を感じるというのか!?」

ダル「現実から隔離されたこの空間では可愛さこそが正義!!」

フェイリス「そうにゃーよ凶真、もえかにゃんにゃんはとっても可愛いにゃよー」

ダル「ま、まあ、フェイリスたんには、まだまだ敵わないけれども……///」

フェイリス「にゃにゃにゃ!ありがとうにゃーん♪」

萌郁「こ、コーヒーですにゃ…………」

岡部「………………」

フェイリス「やっぱりいいにゃ……」

岡部「俺には解らん……」

フェイリス「あの胸のサイズ、そしてボディーライン!!」

フェイリス「悔しいけれど、フェイリスには出せない大人の魅力なのにゃ……」

岡部「そう、なのか……」

まゆり「あ、オカリン来てたんだー」

岡部「ああ、まゆり……」

まゆり「ダメだよオカリン、バイト中はまゆしぃにゃんにゃんだよ?」

岡部「それより、まゆり……萌郁が……」

まゆり「そうなのです!きょうから萌郁さんはもえかにゃんにゃんなのです!」

岡部「それは聞いたがしかし……」

まゆり「いいよねー、あの体型……最高だよねー」

岡部「もう、ダメだ…………」

岡部「はあ、じゃあ俺は帰るが……」

萌郁「い、いって、らっしゃいませ、ごしゅ、じん……」

岡部「いや、無理に言わなくていいぞ、まあ、なんだ。がんばれよ……」

萌郁「……」コク

フェイリス「また来るにゃーよ?」

岡部「ああ、またな」

まゆり「えー?もう帰っちゃうのー?」

岡部「今の俺にはこの空間は耐えられんのだ……」

まゆり「せっかく可愛いもえかにゃんにゃんが居るのに……」

岡部「ああ、あいつを頼むな……」

まゆり「それは任せて!!」

岡部「あ……、じゃあ、な……」

~閉店後~

フェイリス「今日はどうだったにゃ?」

萌郁「緊張……した……」

フェイリス「すぐに慣れるにゃ!」

萌郁「そう、かな……?」

まゆり「萌郁さんならきっと平気だよー」

萌郁「うん……がんばる……」

フェイリス「じゃあ、早く着替えちゃうにゃ」

萌郁「にゃ…………」スルスル

フェイリス「おお……」

萌郁「……?」

まゆり「これは……すごい…………」

萌郁「あ、あの……そんなに……見ないで…………」

フェイリス「なんという胸のサイズだにゃ…………」

まゆり「とっても柔らかそうだねー」

フェイリス「えい!」ポヨン

萌郁「!!」

まゆり「あ、フェリスちゃんだけずるい!! えい」ポヨン

フェイリス「おお……すごいにゃ……」

萌郁「や……やめて……?」

フェイリス「女の子同士なんだから、気にすることないにゃ♪」モミ

萌郁「!!」

フェイリス「んにゃ!! なんという感触にゃ!!」

萌郁「……やめて……ほしい…………」

まゆり「私も……触っていいよね?」モミモミ

萌郁「!!!」

まゆり「これは幸せな感触だよー」モミモミ

萌郁「んっ……」

萌郁「もう……いいでしょ……?」

まゆり「んー、もうちょっとだけー」スリスリ

フェイリス「あ!顔をうずめるにゃんてずるいにゃ!!」

まゆり「このまま眠ってしまいたいよー」パフパフ

萌郁「んっ……あ…………」

フェイリス「にゃにゃにゃ!!そんなに良いかにゃ!?」

まゆり「最高だよ~真の百合にめざめちゃいそうだよ~」

フェイリス「真の百合と書いてまゆりかにゃ!!」

萌郁「もう……やめ…………んっ……!」

まゆり「えへへ~もう少しだけ~」

萌郁「んっ……!……あ…………んっ…………」

フェイリス「とってもエッチにゃ…………」

まゆり「萌郁さんは、おっぱい感じやすいの?」

萌郁「くすぐったいの……苦手……だから…………」

フェイリス「ますますエッチにゃ!!」

まゆり「ならこんな風にしたら…………」キュッ

萌郁「!!!」

フェイリス「にゃにゃにゃ!!乳首をつねるなんて!!」

萌郁「やめ…………」

フェイリス「もえかにゃんにゃんも気持ちよさそうにゃ……」

まゆり「えへへぇ、もっとやってあげるねー」

フェイリス「じゃあ、フェイリスはこっちを触るにゃ……」スリスリ

萌郁「!!!!!」ビクビク

まゆり「あ、お腹のあたりも敏感なんだ~」

フェイリス「フェイリスの手技を味わうといいにゃー」ナデ

萌郁「!!!」ビクッ!

フェイリス「気持ちいいにゃ?」

萌郁「気持ち……いい…………」

フェイリス「もっと気持ちよくしてあげるにゃ」ペロ…

萌郁「!!!!!!」

まゆり「萌郁さん、もじもじしてるよ?」

萌郁「…………」

フェイリス「にゃにゃにゃ~、もしかして……濡れちゃったのかにゃ~?」ペロペロ

萌郁「そんな、こと……ない…………」

フェイリス「にゃは……だったら…………、確認してみるにゃ!!」バッ!

萌郁「!!」

まゆり「わあ…………」

フェイリス「思った以上にぐしょぐしょにゃ……」

萌郁「…………///」

まゆり「萌郁さん、ここも舐めてほしいの……?」

萌郁「そんな……こと…………」

フェイリス「にゃにゃにゃ~フェイリスには嘘は通じないにゃ~よ~」ペロ

萌郁「にゃっ!!」

まゆり「フェリスちゃんに舐められて可愛い声出ちゃったね~」

フェイリス「もっと舐めればにゃんにゃん言えるようになるかにゃ?」

まゆり「練習だね☆」

フェイリス「にゃは♪」ペロペロ

萌郁「んにゃ!!にゃ!!」

まゆり「おお~ちゃんと言えてるよ~」

フェイリス「ん……どんどん溢れてくるにゃ…………んっ……」

萌郁「にゃ!! も、もう……やめ…………にゃあ!!」

まゆり「もっとも、も~っと気持ちよくなろうね、萌郁さん……」ハムハム

萌郁「だ、だめ…………乳首は……噛まないで…………んんっ…………!!」

フェイリス「にゃにゃにゃ~?もう限界かにゃ~?」

萌郁「あ……んんっ…………」ガクガク

まゆり「足がガクガクだねー♪」

フェイリス「そろそろイかせてあげるにゃ♪」ニュルン

萌郁「にゃ!!にゃあぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁ!!」

ダル「と、まあそんな感じの同人誌を……」

フェイリス「ダルにゃん…………」

まゆり「ダル君…………」

萌郁「………………」

ダル「あ!!いや!!違うって!!そんな変態を見るような目で見ないでほしいお!!」

岡部「いや無理だろ……完全にアウトだろ……」

ダル「な!紳士の僕に何を言って!!」

萌郁「…………変態…………」

フェイリス「これは流石にアウトにゃ……」

まゆり「まゆしぃは悲しいのです……」

                    終わる

すまんな、同人に引っ張られすぎた
>>70はこれで良いかしら?
次に進むわ

~ある日のラボ~

岡部「まいったな……」

萌郁「…………」コク

岡部「まさかドアノブが壊れるとは……」

萌郁「ドライバー、無いの……?」

岡部「いや、あるにはあるのだが…………」

萌郁「じゃあ、早く開けよう……?」

岡部「それがこのドアのネジな……」

萌郁「?」

岡部「特殊ネジなんだ……」

萌郁「あ……本当だ…………」

岡部「な?星型のドライバーじゃないと……」

萌郁「無い、の?」

岡部「あれはダルの私物でな……もって帰ってしまった……」

まっちょしぃはまだですか?

岡部「ちなみに勝手にネジを変えたのもダルの趣味だ」

萌郁「そう、なんだ…………」

岡部「どうするか……」

萌郁「どう、しよう…………」

岡部「助けを呼ぼうにも携帯電話のバッテリーは切れてるし……」

萌郁「私も……無い……」

岡部「お前が不用意にメールを送りまくるからこうなるのだ」

萌郁「でも、メールの方が……気楽……だから…………」

岡部「はあ……仕方ない……、朝になって誰かが気付くのを待つか……」

萌郁「…………」コク

岡部「幸い食料はあるし、なんとかなるだろ」

萌郁「カップラーメン……?」

岡部「ああ、助手がだいぶ食い荒らした後だがな」

料金未払いでネットも止まってるしな

>>103
まっちょしぃは空港を封鎖した際に力をだいぶ使ってしまったので充電中だそうです

岡部「シャワーもあるし、まあ、普通に生活する分にはなんの問題もないぞ」

萌郁「……そう」

岡部「それにしても退屈だな……」

萌郁「……」コク

岡部「時間も微妙でまだ眠くはないし……」

萌郁「何か……する…………?」

岡部「何かか、何かか……、なんならゲームでもするか?」

萌郁「ゲーム……」

岡部「ああ、テレビゲーム」

萌郁「面白い……?」

岡部「まあ楽しませるために作られたものだからな……それなりに楽しめるのではないか?」

萌郁「じゃあ、やる……」

岡部「どれ、ソフトを出してやろう……」

岡部「さて、どれをやるか…………」

萌郁「これは……なに……?」

岡部「ん?ああ、それは『いたスト』だな双六みたいなものだ」

萌郁「こっちは……?」

岡部「そっちは『モノポリー』のテレビゲーム版だな、まあ、双六だ」

萌郁「じゃあ、これは…………?」

岡部「それも……双六だな……『桃鉄』だ……」

萌郁「全部……双六……?」

岡部「あ、ああ……つい最近この手のゲームで助手と勝負してな……」

萌郁「そう、なんだ……」

岡部「ああ、だから今はこれしか…………」

萌郁「どれか、やる……?」

岡部「そうだな……じゃあモノポリーでもやるか?」

萌郁「やったこと、無いけど……平気……?」

岡部「まあ、時間つぶしにはなるだろ……」

萌郁「じゃあ、やる…………」

岡部「よし……」

~Now Loading~

萌郁「……なに、するの?」

岡部「物件を買って破産させたら勝ちだ」

萌郁「…………わかった…………」

岡部「流石に二人では寂しいから敵キャラも入れるか……」

萌郁「その人……だれ……?」

岡部「友達の代わりだ……」

萌郁「…………」カチカチ

岡部「…………」カチカチ

萌郁「……あ」

岡部「ああ……それはまずいな……」

萌郁「…………」カチカチ

岡部「その物件はなかなか良いぞ」

萌郁「…………」コク

岡部「くそ、先にとられたか……」カチカチ

萌郁「鉄道……とれた……」

岡部「お、よくやったな、これで取引材料ができたな」

萌郁「……」コク

岡部「…………面白いか?」カチカチ

萌郁「それなり……には…………」カチカチ

岡部「そうか…………」カチカチ

岡部「なんだか腹が減ってきたな」

萌郁「何か……食べる……?」

岡部「そうだな、まあ、カップラーメンくりしかないが」

萌郁「お湯……沸かすね……」

岡部「ああ」

萌郁「…………」

岡部「……………………」

ピー

萌郁「岡部君……何味……?」

岡部「味噌で頼む」

萌郁「……」コク

岡部「…………」

萌郁「…………」

岡部「……」

萌郁「…………」

岡部(三分とは、長いものだな……)

萌郁「……」

岡部「な、なあ……このまま出られなかったら、どうしようかな」

萌郁「その前に誰かくる……」

岡部「あ、ああそうだな……」

岡部「…………」

萌郁「……三分…………」

岡部「あ、もういいか……」

萌郁「…………っ」

岡部「ん?」

萌郁「お箸……割れない…………」

岡部「なんだ、ほら、貸してみろ……」パキ

萌郁「ありがとう……」

岡部「……」ズズッ

萌郁「……フーフー」ハムハム

岡部「……」ズズズッ

萌郁「フーフー……」

岡部「猫舌なのか?」

萌郁「「そう……かも…………」

岡部「大変だな……」ズズッ

萌郁「フーフー」

~~~~~~~~~~

岡部「ふう、食ったな……」

萌郁「……」コク

岡部「モノポリーも飽きたし、何か別の事でもするか?」

萌郁「何か、ある?」

岡部「そうだな、トランプならあるが……」

萌郁「トランプ……する……?」

岡部「何かゲーム知っているか?」

萌郁「ばばぬき……なら」

岡部「二人でばばぬきしてもな……」

萌郁「じじぬき……は?」

岡部「いや大差ないだろ」

萌郁「…………スピード……」

岡部「得意なのか?」

萌郁「別に……」

岡部「そうか……」

萌郁「ソリティア…………」

岡部「一人用じゃないか……」

萌郁「そっか…………」

岡部「トランプはやめておくか?」

萌郁「トランプタワー……作れる……?」

岡部「ん?ああ、できるが……」

萌郁「見たい…………」

岡部「良いぞ」

~~~~~~~~

岡部「……」

萌郁「あ……」

岡部「…………」ソーット

萌郁「……」ホッ

岡部「よし……これで…………」

萌郁「くしゅっ!」

岡部「あ……」

萌郁「あ、ごめん、なさい…………」

岡部「寒いか?」

萌郁「少し……肌寒い……」

岡部「そうか、待ってろ、何か羽織るものを持ってこよう」

萌郁「ありがとう……」

岡部「ほら、タオルケットだ」

萌郁「ん…………」

岡部「夏とはいえど夜は涼しくもなるからな」

萌郁「……」コク

岡部「どうだ?」

萌郁「暖かい……」

岡部「ん、そっか……」

萌郁「…………」コク

サル

解除されないから一時間くらい放置する
落ちたら終わり
保守はどっちでもいいお

岡部「それにしても退屈だな……」

萌郁「…………」

岡部「ん?」

萌郁「……」スースー

岡部「なんだ、寝てしまったのか……」

萌郁「ん……」

岡部「ああ、ほら、タオルケットが……」

萌郁「…………」スースー

岡部「まったく……」

萌郁「…………」

岡部「俺も寝るかな」

岡部「……ん?」

シャー

岡部「雨……?」

シャワー

岡部「なんだ、シャワーか……」

岡部「萌郁のやつ、目が覚めてしまったのだな」

ガラ

萌郁「……」フキフキ

岡部「!!!」

萌郁「……?」

岡部「お前!!服!!」

萌郁「あ……」

岡部「早く隠せ!!」

萌郁「家と……勘違いした…………」

岡部「ったく、気をつけろ……」

萌郁「ごめん、なさい……」

岡部「もう起きるのか?」

萌郁「もう少し……寝たい……」

岡部「そうか……、俺もシャワーを浴びて寝なおすかな」

萌郁「……」コク

岡部「じゃあ、おやすみ」

萌郁「おやすみ、なさい……」

~~~~~~~~~

岡部「…………」

シャワー

岡部「シャンプーの残りが少ないな……」

シャワー

岡部「……」ゴシゴシ

シャワー

岡部「…………」パチャパチャ

~~~~~~~~~~

岡部「ふう……」

萌郁「……」

岡部「ん?まだ起きていたのか」

萌郁「シャワーの音が……気になって……」

岡部「聞き耳をたてるとは、お前は変態か」

萌郁「違う…………けど…………」

岡部「冗談だ……早く寝ろ」

萌郁「……」コク

~朝~

岡部「ん……朝、か……」

萌郁「おはよう…………」

岡部「ああ、おはよう……」

萌郁「朝ごはん……何、味?」

岡部「ああ、朝からカップラーメンか……そうだな、塩あるか?」

萌郁「…………ない……」

岡部「くそ、助手のやつめ……じゃあ醤油で」

萌郁「……」コク

~~~~~~~~

岡部「さて、早く誰か来ないものか……」

萌郁「……」コク

岡部「いい加減飽きてきたしな」

萌郁「私と居るの……いや……?」

岡部「ん?そんな事はないぞ?」

萌郁「そう…………」

岡部「?」

キキー ガチャガチャ

岡部「ん?」

オハヨーゴザイマース

岡部「この声は!!」

岡部「鈴羽!!」

鈴羽「ん?」

岡部「鈴羽よ!ちょっと上まで来てくれ!!」

鈴羽「どうかしたのー?」

岡部「来ればわかる!!」

鈴羽「?」

コンコン

鈴羽「来たよー?」

岡部「おお鈴羽、よく来た!」

鈴羽「ねえ、なんでドア開けてくれないの?」

岡部「いや、開かなくなってしまったのだ!」

鈴羽「えぇ!そりゃ大変だ!」

岡部「ドアノブを破壊すれば出られるのだが、そっちからなんとかならんか?」

鈴羽「んー、やってみるよ!」

岡部「たのむ!!」

萌郁「岡部君……出られそう……?」

岡部「ああ、鈴羽が来てくれたからな、なんとかなるだろ」

鈴羽「いっくよー!」

岡部「おう!」

鈴羽「せいっ!!」

ガンッ!

鈴羽「もう一回!!」

バキィ!!

岡部「おお!やったぞ!!」

鈴羽「これでいいのー?」

岡部「ああ、ありがとう!あとはこっちでなんとかなるぞ!」

鈴羽「そっかぁ~」

萌郁「開く?」

岡部「ああ、後はドアノブをはずしてドライバーで回せば……」

ガチャ

岡部「開いた!!」

岡部「これでようやく出られるな」

萌郁「……」コク

岡部「さて、開いた事だし、お前は先に帰って休め、俺はドアを修理せにゃならんからな」

萌郁「…………」コク

岡部「じゃあな」

萌郁「…………うん」

岡部「ん?どうした?」

萌郁「………………もう少し……閉じ込められてても……良かった…………」

岡部「え…………?」

萌郁「じゃあ、帰るね…………」

岡部「あ、ああ…………」

                     脱出成功

とりあえず>>71は終わり
残りは
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 03:34:23.13 ID:Z1h9xshLP
萌郁が2ちゃんにはまって痛い人になる話

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 03:36:14.30 ID:fBcuWDPH0
萌郁の携帯が壊れるはなし

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 03:37:28.97 ID:Z1h9xshLP
萌郁「スマートフォン……?」

>>75>>77はひとつにする
他にも何かあったら書いてってな、元気があったら書くから

もえかがメール並のテンションで普通に話す話はまだですか

とりあえず休憩してもいいかしら?
2ちゃんになんたらってのは体力使うから(言い訳)

一時間ほど……

>>137後のif

クチュ…クチュ

岡部「ん?…何だ?何かおかしな音が」


萌郁「…あっ…んっ………岡部…君…」

ガバッ

岡部「呼んだか?」

萌郁「!?」

岡部「ってお前というやつは下半身丸出しでなにをやっているんだ!?」

萌郁「オナニー…」

岡部「いやそういう意味ではなくだな」

萌郁「岡部君がいっしょにいると思ったら我慢できなかった…だから……」

岡部「とっ、とにかく服を着ろ」

萌郁「ごめん…なさい……」

萌郁「岡部くんはエッチな子嫌いだよね……」

すまんちょと待って

岡部「……」

萌郁「……」カタカタ

岡部「なんだ?」

萌郁「……」カチカチ

ブーンブーン

岡部「?」

件名:
「スレを見てほしい」

岡部「スレ?スレとは@ちゃんねるのスレの事か?」

萌郁「……」コク

岡部「スレタイはなんだ?」

萌郁「……」カタカタ

ブーンブーン

件名:
「岡部君と会話するスレ」

岡部「おい、ちょっと待て……」

萌郁「……なに?」

岡部「なんだこのスレタイは……」

萌郁「そのまま……だけど……」

岡部「いやいや、他のやつらも見るんだからこれはダメだろ」

萌郁「そう、なの……?」

岡部「そうだろう?」

萌郁「……」カチカチ

岡部「?」

萌郁「……」カタカタ

岡部「おいなんだ?」

萌郁「メール……見て……」

ブーンブーン

件名:
「立て直した。」

岡部「スレタイは……?」

萌郁「……」カタカタ

ブーンブーン

件名:
「もえかにゃんにゃんとお話するスレ」

岡部「お前はそれでいいのか?」

萌郁「……」コク

岡部「そうか……じゃあ、@ちゃんねるで……」

萌郁「……」コク

すまん書き溜めてくる
30分くれ

岡部「これか?」

岡部「どれ……」


もえかにゃんにゃんとお話するスレ

1 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
  岡部君専用

2 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:004
  なんだ?専用便器か?

3 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
  >>2岡部君?

4 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:004
  誰だよwwww

5 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:003
  岡部だがなにか?

6 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
  >>5やっと来てくれた

7 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:004
  >>5岡部さんちーっすwwww

8 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:003
  で、なんのようなん?

9 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
  お話、しよ?

10 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:004
  馴れ合い氏ね

11 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
  >>10岡部君専用です

12 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
  お話、したくてスレ立てたんだ♪

13 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:003
  そうなんだ、どんな話?

14 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
  昨日お家に居たら窓のところにハトがきたの

15 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:004
  おい、メンヘラ臭がはんぱないぞ……

16 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:003
  へぇ、それはすごいね、ハト胸だ

17 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:001
   なんの話だよ

18 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
   >>17岡部君専用。見えないの?

19 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:001
   ああすまん、じゃ……

20 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
   変な人ばっかりだね岡部君♪

21 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:003
   まあしょうがないっしょ

22 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
   岡部君専用なのにね

23 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:003
   ねー

24 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
   楽しいねー


岡部「何なのだこれは……」

岡部「しばらく様子をみてみるか……」


25 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
   岡部君は昨日のお昼はなに食べたの?

26 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:003
   昨日は牛丼だったお

27 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
   いつものお店?

28 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:003
   そ、友達とね

29 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:004
   岡部君強がるなよ、お前友達いねーだろ

30 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:003
   >>29だからくせーんだよ。氏ね栗ごはん

31 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:004
   は?あんなのと一緒にすんな氏ね

32 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:003
   67:栗御飯とカメハメ波:2011/08/23(火) ID:004
     天才の私が来ましたよっと

33 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:004
   うわ、栗御飯とID被るとか死にたいわ……

岡部「栗御飯はこんな所にもくるのだな……」


34 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
   私と話そうよ

35 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:003
   >>34ごめんね、もえかにゃんにゃん
   栗御飯は死んでくれるってさー

36 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:004
   だからちげーよ、死ね

37 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
   >>36邪魔しないでよ

38 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:004
   >>37気安く安価すんじゃねーよメンヘラクソ虫が

39 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
   お前なんか刺されて死ねばいいのに


岡部「こいつらま何と戦っているのだろうか……」

岡部「……萌郁に教えてあげたほうがいいのだろうか……」


40 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:004
   お前が死ね!!

41 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:003
   まあまあ、俺を取り合うなって

42 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:004
   取り合ってなんてないから!!

43 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
   取り合う必要も無いくらいに私の圧勝でしょ

44 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:004
   死ね!!メンヘラ女!!!

45 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
   お前が死ねよヒス御飯が

46 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:003
   だから、取り合うなって……


岡部「これは……末期だな、メールしとくか」カタカタ

ブーンブーン

萌郁「クソ……!!死ね!!氏ね!!」

萌郁「クソ虫はお前だ!!氏ね!!」

萌郁「あ……メール、来てた……」

件名:間違ってるぞ
「お前が話してるのは俺じゃないぞ」

萌郁「え……?」


47 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
   >>46お前誰だ!!
   岡部君は何処いったのよ!!返してよ!!
   栗御飯のクソ虫やろうが隠したのか?
   視ねよクソが!!

48 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:003
   ちょwww突然キレたwwwww

49 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:004
   なんだこいつやっぱりメンヘラか

50 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
   メンヘラはお前だろカスが!!
   死ね!!お前ら全員死ね!!

51 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:004
   メンヘラ女きめーwwwww

52 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:003
   流石の岡部君もひくわー

53 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
   >>52お前岡部君じゃねーだろ!!死ね!!

54 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:004
   痛いわーこの子もう痛すぎるわーwwwww

55 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
   今度見たらぶっ殺してやるからな!!
   絶対殺してやるからな!!

56 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:003
   通報だけしときますね

57 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:004
   お薬のほう増やしときましたので

58 :名無しにゃんにゃん:2011/08/23(火) ID:005
   死ね


岡部「もうあいつはダメかもしれんね」

ブーンブーン

岡部「ん?」

件名:騙されちゃったよー><
「インターネットって怖いね、もうやらない!!」

岡部「はいはいっと」カチカチ

岡部「ふむ、これで一安心だな」

ブーンブーン

件名:嫌な人がいっぱい居るの
「ほんとムカツク(`_´#)
 もう@ちゃんねる行かないもん」

ブーンブーン
ブーンブーン
ブーンブーン

岡部「ああ、今度はこっちが復活か……」

                     終わるよ

お疲れ様

萌郁「岡部君……あの…………」

岡部「なんだ?」

萌郁「携帯電話……」

岡部「なんだ?今は持ってないぞ?」

萌郁「あの、そうじゃ、なくて……」

岡部「?」

萌郁「私の……が、壊れて……その……」

岡部「なに?壊れたのか!?」

萌郁「うん……だから…………一緒に…………」

岡部「新しいのを買いに行くのか?」

萌郁「できたら…………、一緒に……行ってくれる……?」

岡部「あ?ああ、構わんが」

萌郁「本当……?」

岡部「ああ」

萌郁「ありがとう……」

もえかちゃん(20)が新しい携帯電話を買いにいくよ☆

もえかちゃん(20)は岡部君と力を合わせて携帯電話を買えるかな?

岡部「じゃあ、ショップに行くか」

萌郁「……」コク

早速もえかちゃん(20)買い物に出発だ~

だ~れ~にーもーな~いしょで
お~で~か~け な~のだ

おやおや?もえかちゃん(20)の前に怪しい人が現れたぞ~?

おばさん「あなた、悪いものが憑いてるわね、私が祓ってあげるわ」

萌郁「!!」オドオド

岡部「あの、すいません……急いでいるので……」

おばさん「ダメよ!まだお祓いが終わってないわ!!そのままじゃあなた地獄に…………!!」

岡部「行くぞ……」

萌郁「…………」オドオド

危なかったね~もえかちゃん(20)

おばさんの圧力に負けて入信させられるところだったよ☆

岡部君の後ろに隠れたのは正解だったね~♪

岡部「ほら、もう居ないから、そんなにくっつくな」

萌郁「……うん…………」

くっついて胸があたっちゃったのかな?

岡部君の顔がなんだか赤いぞ~

萌郁「ありがとう…………」

岡部「ああ……」

何だかいい雰囲気だね~、だけど二人の前からは別の人が現れたぞ~?

助手「あら?」

岡部「おお、助手よ買い物の帰りか?」

助手「ええ、岡部はどこか行くの? ……桐生さんと…………

岡部「ああ、こいつの携帯電話を買いにな」

助手「へえ、そうなんだ……」

萌郁「……」コク

助手「私もついて行ってあげようか?」

岡部「ん?別に二人でも問題ないぞ?」

助手「あ……うん…………そうよね…………」

岡部「ん? どうかしたか?」

助手「なんでもない……」

岡部「?」

萌郁「?」

助手「じゃあね!」

岡部「? ああ………」

萌郁「……?」

岡部「変な奴だな……」

~ケータイショップ~

岡部「ほら、どんなのが良いんだ?」

萌郁「……特に……決めてない……」

岡部「そうなのか? なら、昨日が良い奴にしとくんだな」

萌郁「うん……」

ウロウロ

萌郁「…………?」

岡部「何か気に入ったのはあったか?」

萌郁「これ……」

岡部「ん?」

萌郁「最近……よくみる……」

岡部「ああ、スマートフォンとか言う奴だな」

萌郁「何が……できるの……?」

岡部「さあ、俺も良く知らないが高機能らしいぞ」

も行く「そう、なんだ……」

岡部「これにしたらどうだ?」

萌郁「…………岡部君が……言うなら……」

岡部「なんだ、自分で選ばないのか?」

萌郁「選ぶのは……苦手、だから……」

岡部「変な奴だな……まあ、これでもいいんじゃないか?」

萌郁「うん…………これに、する……」

岡部「よし、じゃあ買って来い」

萌郁「岡部君も……来て……?」

岡部「買うくらい一人でもできるだろう」

萌郁「店員さん……苦手、だから……」

岡部「しかたのない奴だな……」

店員「お決まりですか?」

岡部「はい、これを」

店員「はい、かしこまりました。少々お待ちください」

岡部「萌郁よ……」

萌郁「……?」

岡部「お前は何故俺の後ろに隠れているのだ……?」

萌郁「…………なんと、なく……?」

岡部「いや、聞かれても解らんが……」

萌郁「知らない人は……緊張、するから……」

岡部「またそれか」

萌郁「ごめん、なさい……」

岡部「ほら、座って待とう」

萌郁「……」コク

岡部「…………」

萌郁「………………」

岡部「…………おい……」

萌郁「……?」

岡部「何故貴様は俺の腕にしがみついている!!」

萌郁「あ、えっと……」オドオド

岡部「今は誰も居ないだろう!?」

萌郁「……知らない……場所だから……」

岡部「それもダメなのか……」

萌郁「あんまり……得意じゃない…………」

岡部「はぁ、好きにしろ……」

萌郁「……うん…………」

店員「お待たせ致しました」

萌郁「!!」ビクッ!

店員「こちらの機種でよろしいですか?」

岡部「いいんだよな?」

萌郁「……」コク

店員「では契約書の記入をお願いします」

岡部「これは手伝えないぞ」

萌郁「うん…………」

岡部「ほら、早く済ませてこい」

萌郁「隣で……」

岡部「ん?」

萌郁「隣で……見てて……ほしい……」

岡部「仕方の無いやつだな……」

萌郁「ありがとう…………」

岡部「いいから早く書いてしまえ」

萌郁「うん……」

店員「こちらの欄に記入をおねがいします」

萌郁「…………はい………………」プルプル

岡部(まったく、震えているではないか……)

萌郁「これで……いいですか……?」

店員「はい」

岡部「ふう、ようやく買えたな……」

萌郁「疲れた…………」

岡部「どこかで休んでいくか?」

萌郁「もう……眠い…………」

岡部「まだ昼間だぞ……」

萌郁「疲れた、から…………」

岡部「まあいい、とりあえず喫茶店にでも入るか」

萌郁「…………」コク

~喫茶店~

岡部「で、スマートフォンの操作はどうなのだ?」

萌郁「よく、わからない……」

岡部「簡単操作とかって書いてなかったか?」

萌郁「画面を……触るのが……慣れない……」

岡部「そのうちなれるだろ、試しにメールでも打ってみろ」

萌郁「……」コク

萌郁「…………」ペタペタ

岡部「…………」

萌郁「あ、ちが…………」ペタペタ

岡部「…………」

萌郁「これ、かな……?」ペタ

岡部「……」

萌郁「あ、違った…………」ペタペタ

岡部「まだか?」

萌郁「もう少しだと……思う…………」ペタペタ

岡部「………………」

萌郁「お、送るね…………?」

岡部「ああ」

萌郁「……」ペタ

……………………

萌郁「……?」

岡部「ん?」

萌郁「あれ……」

岡部「どうした?」

萌郁「あの……メール……送った……」

岡部「そうか」

萌郁「届いて……ない……?」

岡部「なんだ? 俺に送ったのか?」

萌郁「……」コク

岡部「会った時に言っただろう、今は携帯電話を持っていない」

萌郁「あ……、そうか…………」

岡部「ったく、これじゃ確認のしようがないではないか」

萌郁「…………」ションボリ

岡部「まあいい……ラボに戻って確認しよう」

萌郁「うん……」

~ラボ~

岡部「どれどれ……」

助手「スマートフォンにしたの?」

萌郁「……」コク

岡部「これか」

件名:めーる
「スマートフォンからめーるだよ」

岡部「ふむ、ちゃんと打てているではないか」

萌郁「大丈夫……だった……?」

岡部「ああ、普通のメールだ」

萌郁「良かった…………」

助手「タッチパネルよね?」

萌郁「……」コク

助手「あれって慣れないと使いにくいのよねー」

岡部「まあ使っているうちに慣れるだろ」

萌郁「機能……わかってきた……」

岡部「もうか?」

萌郁「うん……」

岡部「流石はメール魔だな」

萌郁「それほどでも、ない……」

助手「褒められてないわよ」

萌郁「…………これ、面白い……」ペタペタ

岡部「そのペースで打つならメールの量も減るな」

萌郁「がんばって……練習、する……」

岡部「いや、そのままでいいぞ」

サルクライシス
休憩

萌郁「……」ペタペタ

萌郁「…………」ペタ

ブーンブーン

岡部「また送ったのか?」

萌郁「……」コク

件名:二回目
「少しだけ早くなったよ」

岡部「そうか……練習相手くらいにはなってやるぞ」

萌郁「……」コク

助手「私もスマートフォンにしようかしら……」チラ

岡部「なんだ、お前もか?」

助手「あ、いや、いいの、なんでもない」

岡部「?」

萌郁「……」ペタペタ

萌郁「……」ペタペタペタ

助手「なんだか真剣ね」

萌郁「……」ペタペタペタペタ

岡部「なんだかすごい勢いだな」

助手「ちょ、ちょっと桐生さん?」

萌郁「…………」ペタペタペタペタペタペタグキ

岡部「あ……」

萌郁「痛い…………」

助手「そんなに力入れなくても……」

萌郁「早く……打てない…………」

岡部「そのうち画面を突き破りそうだな」

助手「もう少し落ち着いて打てば……ね?」

萌郁「……」コク

岡部「前途多難だな」

萌郁「……」ペタペタ

~翌日~

岡部「…………」

ブーンブーン

岡部「………………」

ブーンブーン

岡部「………………………………」

ブーンブーン

岡部「……」カチカチ

件名:練習させてね♪
「おはよう☆」

件名:もう一回♪
「今日は何食べた?」

件名:もうちょっと練習♪
「慣れてきたよ♪」

岡部「早くなってる……」

岡部「…………」

ブーンブーン

件名:お出かけするね
「行き先は内緒だよ♪」

岡部「…………」

ブーンブーン

件名:あれれ?
「ここはどこだろう(?_?)」

岡部「…………」

ブーンブーン

件名:あれれぇ?
「どこだと思う?」

岡部「知るか!!」

萌郁「岡部君の……後ろ…………」

岡部「うわっ!!」

萌郁「操作……慣れた…………」

岡部「あ、ああ…………そうか」

萌郁「……」ペタペタ

岡部「…………」

ブーンブーン

件名:
「すごいでしょ」

岡部「…………」

ブーンブーン

件名:
「すごくない?」

岡部「ああ、すごいな……」

ブーンブーン

件名:
「えへへ♪」

岡部「もう慣れたようだな」

萌郁「……」コク

岡部「ならばもう練習はしなくて良いな」

萌郁「……迷惑……だった……?」

岡部「あ、いや……」

萌郁「……」シュン

岡部「いや、その……あまりそう多く送られるとだな」

萌郁「……」

岡部「読みきれないというか……その……」

萌郁「ごめんなさい……」

岡部「いや、いいんだ……すまん」

萌郁「……」コク

萌郁「岡部君に送るの……楽しくて…………」

岡部「まあ、なんだ……ほどほどにならいいぞ」

萌郁「…………」コクコク

岡部「そんなに嬉しそうにするでない!」

萌郁「…………?」

岡部「何だか恥ずかしいではないか……///」

萌郁「デレ……モード……?」

岡部「だっ!誰がデレたか誰が!!」

萌郁「…………」ペタペタ

ブーンブーン

件名:ありがとう
「岡部君可愛いね♪」

岡部「ばっ……何を言って……お前は……///」

岡部「まったく……」

萌郁「?」

岡部「…………」

助手「岡部!!」

岡部「!!」ビクッ!!

岡部「じょ、助手、なんだ貴様、そんなに乱暴に入ってきおって!!」

助手「?」

岡部「まったく……」

助手「それより私もスマートフォンにした!!」

岡部「……あ、ああ、そうか……」

助手「あ…………うん」

岡部「うん……?」

助手「…………」

萌郁「…………?」

                  オカリンがデレた所でおしまい

続くけど次は何だ?
>>149あたりか?

それは無かった事にされた物語

岡部「ぐっ……」

9.256987

岡部「はぁ、はぁ……こ、ここは……」

萌郁「岡部君?」

岡部「桐生萌郁!?」

萌郁「あ、いつもと呼び方違う……」

岡部「な、なんだ?どうした?」

萌郁「それはこっちの台詞だよ~どうしたの岡部君?」

岡部「え……?」

萌郁「いつもの岡部君なら私の事もえにゃんって呼んでくれるじゃない」

岡部「もえ、にゃん……?」

岡部「そうだよー?」

岡部(何を……いっているんだ……コイツは……)

すまん
萌郁「そうだよー?」をうち間違えた

そしてまたサルくらったorz

萌郁「もーどうしたの?ぼーっとしちゃって」

岡部「何が……どうなって……」

萌郁「ほら、良いからこれ片付けちゃおうよ」

岡部「これ……?」グチャ

岡部「な……なんだこれ……人?死体!?うわあああ!!」

萌郁「ほら、そんなに大声出さないで、早く処理しちゃおうよ」

岡部「な、何を言って……これ……お前がやったのか?」

萌郁「もーさっきから何を言ってるの?」

岡部「この死体はお前がやったのかと聞いているんだ!!」

萌郁「私じゃないよ?やったのは部下でしょ?」

岡部「部下……だと……?」

萌郁「そうですよー、ほら、早く片付けないと……」

岡部「何を……」

萌郁「ほら、早くしないと警察きちゃうよ?」

岡部「な、なんだこれは……」

萌郁「もーちゃんと仕事してよー」プンプン

岡部「仕事……だと……?」

萌郁「そだよー?死体の処理が私たちの仕事でしょ?」

岡部「違う……そんな……そんな事……」

萌郁「もういいよ、私が一人でやるから」プンスカ

萌郁「今日のケバブは岡部君のオゴリだからねー」

岡部「俺が……死体の処理?」

萌郁「ほらー早く乗らないと置いていくよー?」

岡部「待て!!待ってくれ!!状況を、状況を説明してくれ!!」

萌郁「……車の中でいい?」

岡部「あ、ああ……」

岡部(うっ!血なまぐさい……)

萌郁「で?岡部君はもえにゃんに何を聞きたいのかな?」

岡部「俺は、これまでの記憶が無い……」

岡部「俺がやってきた事も、お前がやったことも……全部しらない」

萌郁「なにそれ?捕まったときの練習?」

岡部「違う!!俺は本当に!!」

萌郁「はいはい、リアルですねー」クスクス

岡部「なんなんだその喋り方は!!」

萌郁「え……?」

岡部「俺の知っている桐生萌郁はそんな、そんな風に溌剌と喋ったりしない!」

萌郁「なにそれ、今日の岡部君感じ悪いよ?」

岡部「俺の知っているお前はメールで会話しようとしたり、頷くだけで全てを表現したりする!」

萌郁「なにその人、面白いねー」クスクス

岡部「な、お前……まったく信じて……」

萌郁「ほら冗談はその辺にして、焼却場についたよ」

岡部「焼却場……?」

萌郁「ほら、頭もって……せーの……きゃっ!」

岡部(コイツは何をしようとしている……?)

萌郁「ちょっと!しっかり持ってよ!!」

岡部(燃やす、のか? この死体を? 誰かもわからないこの人間を……ゴミみたいに……?)

萌郁「もー最悪、服が汚れちゃったじゃない!!」

岡部(人間……だぞ? 生きていた人間だぞ!?)

萌郁「もーこの服も燃やさなきゃぁ……新しいの買ってね?」

岡部「お前は……何を……」

萌郁「だから!新しい服、買ってって言ったの!!」

岡部「この人間を燃やすのか!?」

萌郁「当たり前じゃない、いつもの事でしょ?」

岡部「だから!俺にはその記憶が無いんだって!!」

萌郁「…………もう良いよ……帰ったらゆっくり話して……」

岡部「…………」

萌郁「もしもしFB?私だよ。そっちは終わった?」

萌郁「え?まだ終わってないの?本当に使えないね、ちゃんと明日までには終わらせてね。じゃ」

岡部「桐生萌郁……」

萌郁「ふーんだ」

岡部「教えてくれ……、俺は……何をしておた……?」

萌郁「もえにゃんって呼ばない人には教えてあげない」

岡部「今はそんなふざけた事を言っている場合では!!」

萌郁「ふざけてる?私が?ふざけているのは岡部君でしょ?」

岡部「な……まだ信じて……」

萌郁「もえにゃんって呼び始めたのは岡部君なんだから、ちゃんとよんでよ」

萌郁「そうじゃないと、私……不安だよ…………」

岡部「……教えてくれもえにゃん……おれは……何をしてきた……」

萌郁「私たちは二人でラウンダーの指揮をとってる、パートナーだよ」

岡部「俺が……ラウンダーの……?

鈴羽「暗黒戦士のバイト!!」

萌郁「そうだよ?思い出した?」

岡部「俺が……指揮を……」

萌郁「岡部君が計画して、私が指示を出すの」

岡部「俺が……?」

萌郁「ずっとやってきた事じゃない。SERNからの依頼を実行する」

岡部「俺が……SERNと、繋がっている……?」

萌郁「もう、そんな間抜け面しないでよ」クスクス

萌郁「タイムマシンを悪用しようとしている奴らをぶっ殺すんでしょ?」

岡部「な……それはSERNじゃ……」

萌郁「SERNはその情報を集めてくれてるんじゃない……しっかりしてよね、まったく」」

岡部「この世界では、SERNは悪ではないというのか!?」

萌郁「何言ってんのよ……SERNはずっとそうでしょ?」

萌郁「アメリカ国防省がずっと秘密裏に管理してるんだから、世界の警察(笑)よ?」

岡部「ああ、そうか……だいたい解ってきた……」

萌郁「そう?」

岡部「そうか……この世界でも俺は悪と戦っていたのだな」

萌郁「そうだよ、カッコいいんだから」

岡部「なっ……」

萌郁「えへへ……///」

岡部「そ、そういう事は気安く言うもんでは……」

萌郁「いいじゃない……もうすぐ結婚するんだし」

岡部「はぁ!?結婚だと!?」

萌郁「な、何驚いてるの!!」

岡部「な、なんで俺がお前と!!」

萌郁「ひどい!!言い出したのは岡部君のほうでしょ!!」

岡部「どうしてこんな世界に……」

萌郁「はあ、今銃を持ってたら確実に撃ち殺してるよ……」

岡部「理解しかけたのにまた訳が解らなくなってきた……」

萌郁「しっかりしてよね、明日は大切な日なんだから……」

岡部「明日?」

萌郁「それも覚えてない、か……」

岡部「明日何があると言うのだ……」

萌郁「明日、タイムマシンを悪用しようとしている犯罪グループを一斉に始末するんでしょ?」

岡部「そう、なのか……?」

萌郁「そのために潜入捜査までしてたんじゃない!」

岡部「俺が、か……?」

萌郁「そうよ?危険を顧みず飛び込んでいった岡部君……かっこよかったなぁ」

岡部「いや、すまん……覚えてない……」

萌郁「まったく、私のトキメキを返してよね」

岡部「すまん……」

萌郁「だから、これはお仕置き……」チュッ

岡部「んなっ!!」

萌郁「えへへ♪」

岡部「お前は、何を……」

萌郁「ほら、明日は忙しいんだから早く寝ましょう」

岡部「あ、ああ……」

萌郁「おやすみ、だーりん」

岡部「……おやすみ」

萌郁「もー!もえにゃんって呼んでよー!!」

岡部「いいから寝ろ!!」

…………………………………………

~翌日~

萌郁「ほら、起きて……」

岡部「ん……」

萌郁「早く起きないと、ちゅーしちゃうぞー」ムチュー

岡部「はっ!!」サッ

萌郁「うぎゃ……!! 酷い……避けたぁ……」

岡部「「どうしてこの世界のお前はそう発情しているんだ!!」

萌郁「だって……岡部君は……私の居場所、だから……」

岡部「あれ……」

萌郁「スキあり!!」ギュー

岡部「うわ、こら放せ!!胸が!胸があたってるから!!」

萌郁「この胸が好きなくせにー」

岡部「な、何を言って……おい、やめ……」

萌郁「いつも甘えて、赤ちゃんみたいにチュパチュパするくせに……」

岡部「お、俺が!?」

萌郁「冗談だよ♪」

岡部「そういうのは殺意の元になるから止めてくれ……俺が殺される……」

萌郁「その時は殺した奴らを皆殺しにして私も死ぬよ……」

岡部「え……」

萌郁「ほら、そろそろ準備しないと♪」

岡部「あ、ああ……」

~移動中車内~

萌郁「つに終わるね……」

岡部「これが最後なのか?」

萌郁「うん……これが終われば私たちはSERN本部に行けるんだ」

岡部「そうか……、それは良い生活ができそうだ」

萌郁「うん……岡部君と一緒の、素敵な生活……」

岡部「行く……か……?」

萌郁「うん……」

~ラボ~

岡部「やっぱり、ここか」

萌郁「……?」

岡部「人死には出すなよ、必ず全員拘束だ」

萌郁「うん」

岡部「先行は俺と萌郁」

萌郁「岡部君と”もえにゃん”だね」

岡部「あ、ああ……、他の奴は五秒後に突入だ」

萌郁「じゃあ、行くよ…………」

岡部「ああ…………」

岡部(この世界が本当に誰も死なないというのなら、俺は……)

岡部「突入……」

……………………………………

岡部「全員動くな!」

萌郁「速やかに壁に手をつけ!」

助手「あぁん?なんだぁ貴様らぁ」

ダル「あ、姉さん!コイツ岡部っすよ!!」

助手「なんだ~岡部かぁ、も~何処いってたのよ~寂しかったんだぞ~」

助手「まさか浮気しったんじゃないでしょうね~」

萌郁「岡部君…………これは……」

萌郁「説明を……」

岡部「いや!まて!!俺は何も知らんぞ!!やめろ!!銃をむけるな!!」

岡部「まて!萌郁!!待ってくれ!!」

まゆり「あれ~岡部君来てたんだぁ~」

岡部「ま、まゆり!!」

まゆり「まゆしぃは岡部君のが欲しくてたまらないのです」

萌郁「……岡部君…………」カチャ

岡部「お、落ち着け萌郁……これは罠だ……奴らの罠なんだ……」

鈴羽「あ!岡部倫太郎!もー遅いよー、はやく気持ちいいことしようよ」

萌郁「そう……気持ちよく……なりたいのね…………なら……殺して…………」

岡部「おい!αチーム!!今すぐ萌郁を拘束しろ!!早く!!」

萌郁「離せ!!あいつを!!アイツをぶっ殺させろ!!」

岡部「こんな世界……こんな世界で終われるかよおおおおおおおおお!!」

萌郁「てめー!!ふざけんな!!逃げるきか!!」

岡部「消えろおおおぉぉぉぉおぉおおぉぉぉおおお!!」

2.015548

岡部「はっ!!」

萌郁「M3……?」

岡部「ひっ!!」

萌郁「M3?」

岡部「や、やめろ!来るな!!俺は何もしていない!!何も!」

萌郁「岡部……君……?」

岡部「あ、ああ、そうか……無かった事に……できたんだな…………」

萌郁「……?」

                         GOODEND?

数値間違えちったまあいいよね
次、何かお題は無いの!?

みんなの口調が入れ替わる話

もえいくとカラオケ

      _

     σ   λ
     ~~~~ 
    / ´・ω・)   <そうだねぇ…

 _, ‐'´  \  / `ー、_   
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ

\ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/



      _

     σ   λ
     ~~~~ 
    /´・ω・ )   < まっちょ萌なんかどうだろう?

 _, ‐'´  \  / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ

\ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/

カラオケいいな
だーりんとのつながりもってけるし

メインヒロイン:綯

       ~私立シュタゲ幼稚園~

おかべ「おれさまがセカイをかえるんだ!!」

フェイリス「きょーまぁ!!」

じょしゅ「おっきいこえ、やめて!!」

おかべ「だまれ!おれさまはきょーきのまっとしゃしゃ」

フェイリス「さいえんちすと!!」

おかべ「そうだ!きょうはオマエをかいぼうしてやるー!!」

じょしゅ「ふぇ……ふぇええん!!おかべのバカぁ~」

もえか「こら、おかべくん!おんなのこをなかせたらだめ!!」

おかべ「あぅ……」

フェイリス「きょーまぁ……」

まゆり「ん……?」

おかべ「は、はなせよ~」

もえか「だめ……」

こんな感じか?

読みづらいうえに書きにくいっていう

       ~私立シュタゲ幼稚園 にっ!~

おかべ「ダル!じっけんをするぞ!!」

だる「いまはムリ」

おかべ「な、なんでだ!!」

だる「もうすぐスズハせんせいがくるから……」

おかべ「オマエはそんなリユウでセカイをみすてるのか!!」

だる「せかいよりスズハせんせいのおっぱいがだいじだお!」

おかべ「む、それは……そうだな……」

鈴羽「はーい、ダル君お外で遊ぼうか~」

だる「はーい」ニヤリ

おかべ「う、うらやましい……」

      ~私立シュタゲ幼稚園 さんっ!~

おかべ「ほうおういんきょーま!」

ルカ「おうほういんきょーま?」

おかべ「ほうおういんきょーまだ!!」

ルカ「おうおういんきょーま?」

おかべ「ちがう!!」ポカ

ルカ「ふぇ……ごめんなさい……」グス

じょしゅ「おかべ!!またルカくんをいじめて!!」

おかべ「ほうおういんきょーまだ!!」

じょしゅ「うっしゃいバカおかべ!!」

もえか「けんかは……だめ……」コツン

おかべ「いて……」

     ~私立シュタゲ幼稚園 よんっ!~

だる「なえせんせーさよーならー」

綯「じゃあねダル君」

おかべ「てんのーじまたな!」

FB「こぉら岡部!!先生をつけんか!!」

おかべ「うわ、こえー!!」ニゲロー

じょしゅ「すずはせんせーばいばーい」

鈴羽「はいはい、さようならー」チッ

じょしゅ「?」

鈴羽「じゃーねー」

      ~私立シュタゲ幼稚園 ごっ!~

まゆり「…………」スースー

じょしゅ「むにゃむにゃ」

鈴羽「普段は憎たらしい連中でも寝てると天使だねー」

おかべ「ううん…………」

綯「そうですねー」

………………………………

おかべ「おぼれ…………っは!!」

おかべ「ゆめか、よかった……」グショ

おかべ「あ……」

おかべ「すずは……せんせ……おねしょ、しちゃった……」

鈴羽「あらあら、向こうであらいましょうねー」

タク「幼稚園児は…可愛いなぁ…フヒッ」ジュルリ

      ~私立シュタゲ幼稚園 ろくっ!~

まゆり「まゆしぃはまだねむいのです……」

フェイリス「あそぶー!あそぶのー!!」

まゆり「ふぇりすちゃん……うるさい……」

フェイリス「きょーまー!」

おかべ「……」

フェイリス「きょーまぁ?」

じょしゅ「おかべ、おねしょしたんでしょー!」ヤーイヤーイ

おかべ「うるさいじょしゅ!!うわーん!!」

もえか「こら、だめでしょ!」コツ

じょしゅ「うわーん!!」

    ~私立シュタゲ幼稚園 ななっ!~

おかべ「さくせんめいは!」

フェイリス「にゃにゃ!」

おかべ「さくせんめいは……」

フェイリス「にゃ……?」

おかべ「……さくせんめいナシ!!」

フェイリス「にゃにゃ!?」

    ~私立シュタゲ幼稚園 さいごっ!~

もえか「おかべくん……」

おかべ「なんだ?」

もえか「これ……あげる……」

おかべ「?」

もえか「すずはせんせいに、おしえてもらったの……」

おかべ「すげー!おはなのわっかだー!!」

もえか「けっこんゆびわのかわりー……」チュ

    ~私立シュタゲ幼稚園 おまけっ!~

まゆり「おかりん……なにしてるの?」

おかべ「まゆりをしなせないケイカクたててるんだ!!」

まゆり「え……?」

ひらがなやべぇ

次はどうするかな>>253あたりかしら

>>254>>256は悪いが無理だ俺だーりんやってないし

>>255は過去に失敗したスレがあるからそれでも読んでくれ

>>257はスレタイ的に無理なんだ、すまんな

萌郁「岡部、私のケータイしらない?」

岡部「いや、知らんが……」

萌郁「そう……どこいったのかしら」

岡部「………………!?」

岡部「萌郁よ、なんだその喋り方は……」

萌郁「え?なにが?」

岡部「その口調だ!!何があった!!」

助手「凶真~いるかにゃ?」

岡部「フェイリス!良い所に…………助手……?」

助手「ん?どうしたにゃ?」

萌郁「岡部のやつ、さっきから変なのよ」

助手「にゃにゃにゃ?なにかあったにゃ?」

岡部(なんだよこれ……なんなんだよこれは!!)

まゆりにのろしぃが憑依する話

助手「んにゃ?凶真が変なのはいつものことだけど……今日はさらに変だにゃ」

萌郁「何があったのかしらね」

岡部(なんだ?世界線が変わったのか?)

岡部(いや、しかし、リーディングシュタイナーは発動していない……)

岡部「どういう……ことなんだ…………」

まゆり「あれ、オカリン、もう来てたんだ?」

岡部「……まゆり…………まゆりは……普通……なのか……?」

まゆり「ん?なにがだお?」

岡部「うわああああああああああああああああああ!!」

まゆり「ちょ、オカリンなんぞ?」

岡部「ああ!ああああ!!」ガンガン!!

助手「にゃにゃ!!凶真が壊れたにゃ!!」

まゆり「お、オカリンどしたん!?」

ダル「とぅっとぅる~」

岡部「お前が!!お前がそのセリフをいうなああああ!!!」ユサユサ

ダル「わ!ちょっとオカリンどうしたの!?」

助手「凶真!!」

萌郁「ちょっと岡部!やめなさいよ!!」

岡部「俺が……俺が悪いのか…………不用意にDメールを送ったりしたから……」

岡部「全部……俺のせいだ…………解ってる……」

岡部「けど……こんなの…………きつすぎるだろっ…………」

助手「凶真……」

まゆり「オカリン……」

萌郁「岡部……そんなに自分を責めないで……」

岡部「萌郁……」

萌郁「いつものあんたらしくないわよ……」

助手「そうにゃよ……いつもの凶真なら……」

萌郁「そうよ、いつものあんただったら変なぽーず決めて高笑いするでしょ?」

岡部「…………ああ……すまん……すまんな…………」

まゆり「お、オカリンは悪くないお……」

岡部「まゆり……」

ダル「そうだよオカリン……オカリンは何時だって……」

岡部「ダルは、少し黙っていてくれないか……」

まゆり「そ、そうだ!気分転換にフェイリスたんの所にでも……」

岡部「そう……だな…………」

助手「じゃあ決まりにゃ!」

~メイクイーン+ニャン2~

フェイリス「お……お帰りなさいませ、おか……凶真さん……」

岡部「ああ……」

フェイリス「きょ、凶真さん……何か……ありました?」

岡部「いや……何でもないんだ……なんでも……」

フェイリス「あの……僕で宜しければ……相談に乗りましょうか?」

岡部「すまん……少し……やすませてくれ……」

フェイリス「はい……」

助手「ごめんにゃさいフェイリスにゃんにゃん……凶真、何だか疲れてるみたいなのにゃ……」

フェイリス「そう、なんですか……」

まゆり「ご、ごめんね、フェイリスたん……」

フェイリス「いえ……」

岡部(フェイリスも入れ替わってしまっている……あれは……ルカ子の口調か?)

岡部(もう、訳が解らない……もう俺は……疲れた…………)

ダル「オカリン元気でないね……」

助手「凶真……」

萌郁「いったい何があったのかしら……」

岡部「俺は……どうしたらいい……?」

萌郁「岡部……」

………………………………

まゆり「結局オカリンは元気ないままだお……」

萌郁「私たちじゃダメなのかしら……」

助手「凶真……」

~帰り道~

ルカ子「あ、岡部倫太郎!!」

岡部「ルカ子……なのか?」

ルカ子「ん?どうしたの?拷問を受けた後みたいな顔して」

岡部「ああ……そうか……これは世界が俺を拷問しているのか……」

ルカ子「ん?」

岡部「軽い気持ちで世界線を弄んだから……」

ルカ子「ん~なんだか良くわからないけど……元気だしなよ!」

岡部「ルカ子は……口調が変わっても優しいのだな……」

ルカ子「口調?何のこと……?」

岡部「いや……いいんだ……」

~ラボ前~

岡部「よう……バイト戦士……相変わらず暇そうだな」

鈴羽「あ……岡部……君……」

岡部「うん……わかっていた……」

鈴羽「……なに……?」

岡部「いや……残っていたのはひとつだったのでな……」

鈴羽「……?」

岡部「お前は……あんなに元気だったのにな……」

鈴羽「何を……言っているの……?」

岡部「すまん……」

鈴羽「何を謝っているのか……わからない……」

岡部「ああ、そうだよな……そう、なんだよな……」

パサ

岡部「ん?」

岡部「それは……」

鈴羽「ごめんなさい……台本……落としちゃった……」

岡部「だ、台本……?」

鈴羽「あの、もう一度このシーンから……」

岡部「台本……だと……?」

鈴羽「岡部君も……ある……でしょ……?」

岡部「まて鈴羽!!その台本をよく見せろ!!」

鈴羽「え……うん…………」

岡部「……これは…………」

~ラボメン緊急会議~

岡部「お前ら良く聞け!!今、この世界は重大なエラーを抱えている!!」

助手「なんにゃ?エラーって……」

岡部「お前たちの台本がすり変わっているのだ!!」

まゆり「な、なんだってー!!」

岡部「各自の台本の名前の所を見てみろ!!」

萌郁「どういう事よこれ……」

助手「にゃ!!これ、フェイリスにゃんにゃんの台本だにゃ!!」

岡部「そのとーり!!これは世界線の変動による問題ではない!!」

ダル「わ、これまゆしぃの台本だよ~」

岡部「これは制作サイドの問題なのだ!!」

まゆり「つまり……どういうことだってばよ」

岡部「つまり!台本を配ったスタッフの手違いによってお前達はちがう口調になっているのだ!!」

助手「にゃ、にゃるほど~」

岡部「では各自……名前を確認し台本を速やかに元の役にもどせ!!」

助手「了解にゃ!」

萌郁「はい、これが牧瀬さんの……台本……」

助手「ありがとう桐生さん」

助手「こっちがフェイリスさんのね」

フェイリス「にゃにゃ、どうもにゃ~」

まゆり「みんな元に戻って良かったね~」

岡部「ああ、これで元通りだ!」

ダル「ふいーなんかムリをしていた気分だお」

岡部「そうだろうな、これで俺も安心できる」

萌郁「よかった……」

岡部「ああ、これで新世界の神になれるぞ!」ふぅあーはっはっはっはっは!!

萌郁「……?」
                         終わった

私はとても指が痛いと感じました。

誰か一本書かないかい?
俺は休憩がしたいのです

萌郁「岡部君……」

岡部「ん? どうした萌郁」

萌郁「あの……」

岡部「なんだ、早く言え」

萌郁「私と……カラオケボックスに行ってほしい……!」

岡部「は……?」

それは単なる日常の風景。


岡部「カラオケに行きたいのか?」

萌郁「……」コク

岡部「どうしてまた……」

萌郁「あの……岡部君は……歌が……上手いって聞いて……」

岡部「いや、そこまでではないが」

萌郁「あの……私も……聞いてみたい……から……」

岡部「ん、まあ良いが……」

萌郁「……本当!?」

岡部「ああ、カラオケだろ?」

萌郁「……」コクコク

岡部「久しぶりだなーほかにも誰か呼ぶか」

萌郁「あ……その……」

岡部「ん?」

萌郁「できれば……二人、きりで……」

岡部「なんだ、ほかに人が居ると恥ずかしいか?」

萌郁「…………うん、そんな……ところ…………」

岡部「しょうがない奴だな、まあいいか、じゃあ今から行くか」

萌郁「……うん」

岡部「随分と嬉しそうにするのだな」

萌郁「……嬉しい……から……」

岡部「そっか」

またサルくらったじぇ

一旦食事
昼飯食ってなかったの思い出したゆ

~カラオケ~

岡部「二時間くらいでいいか?」

萌郁「まかせる……」

店員「二時間ご利用しゃしゅえ……」

萌郁「……?」

岡部「さて、部屋に行くか……」

萌郁「……」」コク

岡部「……」トコトコ

萌郁「……」トコトコ

店員「こちぁーならーす」

萌郁「……?」

岡部「まぁ二人だし、無難な広さだな」

岡部「さて、歌うより先にドリンクを頼んでしまおう」

萌郁「……」コク

岡部「何が良い?」

萌郁「マウンテン……」岡部「無いぞ」

萌郁「…………じやあ、烏龍茶……」

岡部「ん、俺もそれでいいかな」

プルルルル

岡部「あ、烏龍茶二つ」

岡部「よし、では歌うか」

萌郁「岡部君の歌……聞かせて……」

岡部「んー何を歌うかな」

萌郁「あの……新曲の…………」

岡部「ん?あああれか、いいだろう」

ピッピッ

『オルフェ』

岡部「よし……」

萌郁「……」ワクワク

岡部「~♪~♪」

萌郁「…………上手…………」

コンコン

店員「しつれしゃ~」

岡部「~♪……♪」

店員「しつれしゃした~」

岡部「~♪~♪」

萌郁(邪魔……しないでほしい……)

岡部「~♪」

岡部「ふう……」

萌郁「岡部君……上手……だった……」

岡部「ん?そうか?」

萌郁「……」コク

岡部「ほら、お前も歌え」

萌郁「私……も……?」

岡部「せっかく来たんだ、歌わないと損だろ」

萌郁「でも……私……」

岡部「いいからいいから」

萌郁「じゃ、じゃあ……」

萌郁「何……歌おう……」

岡部「何でもいいぞ~」

萌郁「じゅあ……」

ピッピッ

『小さな公園』

~♪

萌郁「~♪」

岡部「おお上手いじゃないか」

萌郁「~♪///」

岡部「うんうん」

萌郁「~~♪///」

~♪

岡部「……」パチパチ

萌郁「は、恥ずかしい……///」

岡部「いや、上手だったぞ」

萌郁「そ……そう。かな……?」

岡部「ああ」

岡部「よし、どんどん歌うぞ」

萌郁「……///」コク

……………………………………

萌郁(岡部君、上手だな……)

萌郁(とっても気持ちよさそうに歌うし……私とは全然ちがう……)

萌郁(狭い部屋だけど……ステージにいるみたい……)

萌郁(狭い……部屋…………!!!)

萌郁(な、何を考えて……私は……///)

岡部「ん?」

萌郁「!!!」

岡部「なあ」

萌郁「は、はい!!」

岡部「隣から聞こえる声って……」

萌郁「え……?」

イラッシャイマセー!!

萌郁「?」

岡部「この声……ダルじゃないか?」

萌郁「え……?」

アニメ…ヨウコソー!!

岡部「「やっぱり、ダルだよな……」

萌郁「?」

岡部「ちょっと見てくる」

萌郁「あ……うん……」

萌郁(行っちゃった…………)

トードーケールーノサ!!

萌郁(橋田至…………バカ…………)

岡部「やっぱりダルだったぞ」

萌郁「……そう…………」

ダル「いやぁ……どうもー」

萌郁「…………」ペコ

岡部「どうせなら一緒に歌おうじゃないか」

ダル「いや、桐生氏に悪いし……」

岡部「いいからいいから、な?」

萌郁「うん……」

ダル「そお?じゃあ御言葉に甘えて……」

岡部「よーし、にぎやかになってきたぞー」

萌郁「…………」

萌郁(だめだめ、嫌な顔なんかしたら失礼だ)

萌郁(岡部君と二人きりがいいなんてそんな考えはダメだ……)

萌郁(それに大勢で楽しそうにしてる岡部君に申し訳ないし)

萌郁(うん……そうだ……こっちの方が、カラオケらしい……)

岡部「おーいいぞダルー」

ダル「いやぁ///」

萌郁「……」パチパチ

萌郁(そう……こっちの方が……気が楽、だから……)

ダル「ん?あれ?」

岡部「どうしたダルよ」

ダル「今、部屋の前をフェイリスたんらしき人物が……」

岡部「なに?」

萌郁「!!」

ダル「ちょっと見え来るお」

岡部「おお、頼む」

萌郁「……」

岡部「ん?どうかしたか萌郁?」

萌郁「なんでも……ない…………」

岡部「? ……そうか……」

萌郁(また人が増えたら……私なんて埋もれてしまう……)

萌郁(二人きりの空間がなくなってしまう……)

萌郁(でも……岡部君は……そんな事望んでない……みんなで居るほうが……きっと楽しいから……)

ダル「オカリン、やっぱりフェイリスたんだったお」

フェイリス「にゃにゃ~凶真達もきてたのにゃ~」

萌郁(また一人増えて……岡部君も……きっと喜ぶ……)

まゆり「奇遇だね~」

萌郁(二人!!)

まゆり「わあ、萌郁さんも居る~」

岡部「どうせなら広い部屋に移って皆で歌うか」

フェイリス「賛成にゃ~」

萌郁(二人か……お、岡部君も楽しそうだし……いい、よね……)

岡部「じゃあ、移動するぞー」

まゆり「お~」

フェイリス「にゃ~」

萌郁「……」コク

フェイリス「アニソン入れてもいいかにゃ?」

岡部「好きに歌えー」

ダル「フェイリスたんの生歌キター!!」

まゆり「フェリスちゃんは歌が上手だよねー」

フェイリス「そんにゃ~照れるにゃ~」

まゆり「オカリンとデュエットなんかしたらきっと大盛り上がりだよ~」

フェイリス「凶真、後で一緒に歌うにゃ?」

ダル「赦さない……絶対にだ……」ボソ

岡部「そうだなー皆で歌うのは楽しいもんな~」

ダル「オカリン……おまいはどこまでいい人なんだ!!」

岡部「ほら、歌うぞ~」

まゆり「おー」

フェイリス「にゃ~」

萌郁「お、おー…………」

岡部「ん?」

萌郁「…………」

岡部「どうした?」

萌郁「え……?」

岡部「気分でも悪いか?」

萌郁「…………平気……」

岡部「そうか?ならいいが……」

萌郁(ああ、そうか……この人は……こういう人なんだ……)

萌郁(こんな大勢の中でもちゃんと私を見てくれる……)

萌郁(ちがうか……ちゃんと、みんなを見ているんだ……)

萌郁(私が特別な訳じゃない……けど……私はそれが嬉しいんだ……)

まゆり「ん?萌郁さんどうかした?」

萌郁「ううん…………なんでもない……」

まゆり「何だか嬉しそうだねー」

萌郁「うん……そう、かも……」

~一方その頃~

助手「~♪~♪」

助手「~♪~♪~♪」

コンコン

店員「お飲み物おもちしゃした~」

助手「……♪……♪……」

店員「しつれしゃすた~」

助手「……♪…………はぁ…………」

助手「みんな……どこ行ったんだろ…………」

                      一人カラオケEND

さーて、次の萌郁は?

ダルです。
夏の日差しも弱まり始めて、太っている人にも過ごしやすい季節になってきましたね。
秋になれば秋刀魚や栗、きのおなんかが美味しくなってきて、また僕の体重が増えてしまいそうです。
カロリーに気をつけたいですね。
さて、次のお話ですが

何がいいのか言ってくれよ

何故かその抜群のプロポーションを活かして
露出高めでオカリンを誘惑するもえかさんですね

萌郁「このボタンが……いい……」

ダル「ああ、わかるわかる、その形だと使いやすいよねー」

萌郁「……」コク

ダル「こう、綺麗に並んでるのを見るとなんだか癒されちゃうんだよ」

萌郁「こっちも……いい……」

ダル「ああ、それねー。この前出たのもそういうのだったよね」

萌郁「うん……」

和気藹々

岡部(最近萌郁とダルが妙に仲が良い)

岡部(いや、仲が良いのは素晴らしいことだとは思うのだが……なんだこの感覚は……)

岡部(なんだか、収まりが悪いというか……居場所が無いというか……)

岡部(ラボに居ても何故だか肩身が狭いような、そんな感覚に陥るのだ)

岡部「なんだこれは……」

萌郁「……?」

ダル「ん?オカリン何か言った?」

岡部「いや……」

岡部(これだ……この状態……なんなのだあいつらは)

岡部(妙に息があっていて俺の存在など今気付いたかのような振る舞い……)

岡部(こんな息苦しい所に居たくは無いのだが……どうも気になってしまう……)

ダル「で、この型だと、ここが使いにくくなるんだよね~」

萌郁「それは……ある……」

岡部(あいつらはさっきから何を話しているんだ……?)

岡部「な、なあ……」

ダル「ん?どったの?」

岡部「さっきから楽しそうに何を話しているんだ?」

萌郁「これ…………」

岡部「携帯電話の……カタログ……?」

ダル「そ、桐生氏と話してたら盛り上がっちゃってー」

岡部「そ、そう、か……」

岡部(なんだその会話は!何が楽しいというのだ!!)

ダル「で、ここのフォルムが良いとこう、親指が……」

萌郁「こっちだと、左手も……」

岡部(まったくわからん……)

岡部「あ、あーあ……散歩にでもいくかなー」

ダル「あ、出かけるん?ならついでに飲み物買ってきてよ」

岡部「え、ああ……」

萌郁「いって……らっしゃい…………」

岡部「ああ…………」

岡部(ああ、そうかぁ……これがパシリというやつかー…………)

岡部「ちくしょー!!」

ダル「なんなん?」

萌郁「さあ……」

……………………………………

岡部「勢いに任せて逃げ出してしまった…………」

岡部「「いや、そもそもあんな空間に一人取り残されてみろ、誰だって逃げ出すだろう?」

鈴羽「岡部倫太郎!」

岡部「おう、バイト戦士よ」

鈴羽「なんだか暗い顔してるよー?」

岡部「いや、ちょっとな……」

鈴羽「なんならお姉さんが力になるよ?」

岡部「お姉さんって……」

鈴羽「何かあったんでしょ?言って楽になりなよ」

岡部「実は……ダルと萌郁がな……」

鈴羽「へー、あの二人ってそんなに仲が良かったんだー」

岡部「個々最近急にな……」

鈴羽「それで岡部倫太郎はのけ者にされて悲しかったんだ」

岡部「ち、ちがう!断じてそんな事ではないぞ!!」

鈴羽「ふーん、まぁどっちでもいいけど……」

岡部「ぐぬぬ……、とにかく!俺はあの二人が気になってしまうのだ!!」

鈴羽「それってもしかしてー」

岡部「なんだ……」

鈴羽「橋田至に恋しちゃってるってことじゃないのー!?」

岡部「お前の脳は腐っていたのだな、知らなかった」

鈴羽「な、失礼な!!腐ってたら生きてないよ!!」

岡部「そういう考えをする女を腐った女子、腐女子というのだ」

鈴羽「あ、なるほど、だから脳が腐って……って!ちがうってば!」

岡部「ふん、どうだかな……」

鈴羽「ちがうもん!!」

岡部「まあ、そんな事、今はどうでも良い」

鈴羽「なぁっ!どうでも良くない!!」

岡部「とにかく!俺はあの二人が気になっているのだ!!」

鈴羽「どうでもよくないもん……」

岡部「鈴羽よ、お前にひとつ頼みがある」

鈴羽「なーに?」

岡部「それとなくでいいのだが、その……ダルに探りを……」

鈴羽「スパイするんだね!任せといてよ!」

岡部「あ、いや、それとなく聞くだけ……」

鈴羽「じゃあ、今から行ってくる!!」ダッ

岡部「あ!ちょ!おま!!」

……………………………………

~数分後~

鈴羽「…………」

岡部「ど、どうだった……?」

鈴羽「だめだった……」

岡部「お前でもダメか……」

鈴羽「うん、会話の内容すら理解できなかったよ……」

岡部「やはりそうか……、あの二人は独特のエネルギーフィールドを形成しているからな……」

鈴羽「なんだか、あそこに居るだけで私まで悲しくなってきちゃったよ」

岡部「そうだろうな」

鈴羽「孤独は死にいたる病とはまさにアレだね」

岡部「ああ、あの空間はそれを感じさせるな」

岡部・鈴羽「はあ……」

助手「おーい、岡部、何してんの?」

岡部「む、助手か」

助手「助手じゃない」

鈴羽「牧瀬紅莉栖……」

助手「敵でもないわよ」

助手「で、何してるのよ」

岡部「ああ、実はダルと萌郁がな……」

助手「なるほどね、それで二人とも空気に負けて逃げてきたってわけ」

鈴羽「なっ!失礼なこと言わないでよ!!」

岡部「まあまあ、事実なのだからしかたあるまい」

鈴羽「むむむ……」

助手「まったく、そろいもそろって情けないわね」

鈴羽「ならアンタが行ってみなさいよ!!」

助手「はぁ、別にいいけど……」

~数分後~

助手「…………」

岡部「で、お前も逃げ帰ってきたと……」

助手「だってあれ、あの空気!なんなのよあれは!」

鈴羽「だから言ったじゃん」

助手「あれは……確かに無理ね……」

岡部「だろ?」

助手「だってあの二人、私が入ってきた事にも気付かないでずっとパーツの話してるのよ!?」

助手「ボタンの配置がどうのとか、内臓アンテナがどうのとか、何なのよあの空気!!」

岡部「ああ、奴らの会話は日本語では無い気さえする……」

助手「しかも、しかもよ!橋田の奴、たまにすっごくいい笑顔するのよ!!」

鈴羽「……」

岡部「お前も……見てしまったのだな……」

助手「あれは無理よ……」

岡部「「ああ……無理だよな……あんな、少女のような瞳で笑うダルなど……」

助手「だめ思い出したら震えてきた……」

鈴羽「牧瀬紅莉栖……」

助手「ごめんなさいね阿万音さん……、あんな事言って……」

鈴羽「いいよ……知らなかったんだもん……」

助手「うん…………」

岡部「それにしてもあいつら……いつまで携帯電話の話をしているつもりなのだ……」

ルカ子「あ、あの……」

助手「あら、漆原さんじゃない」

ルカ子「こんにちわ、えっと……みなさんどうかしたんですか?」

岡部「ああ、実はな…………」

ルカ子「ええ!!それって!!」

岡部「ああ、驚くのも無理はない……まさか……ダルと萌郁がな……」

ルカ子「それで皆さんはどうして外に?」

鈴羽「えっと……それはぁ……」

助手「その……二人の邪魔をしちゃ悪いかなぁってね」

ルカ子「あ、そうだったんですか……」

岡部「ああ、そこでルカ子に頼みがあるのだが……」

ルカ子「はい、なんですか?」

岡部「上に行って二人の様子を見てきてくれ」

助手「ちょっと岡部、いくらなんでも漆原さんをあんな所に……」ヒソヒソ

ルカ子「わかりました……」

~数分後~

岡部「まさか本当に行くとはな……」

ルカ子「あの、僕には何がなんだか……」

助手「いいのよ、それが普通の反応よ」

鈴羽「あんなの解るほうが問題だよ」

岡部「しかし……こうなっては中の様子を知ることはできんな……」

助手「あれ、待って……そもそも、様子を知りたいのって岡部だけじゃない?」

鈴羽「そういえばそうだね」

ルカ子「あ……」

岡部「なんだ?何だと言うのだ?

助手「岡部、もう一度行ってきなさいよ」

岡部「断る!!」

助手「元はアンタが阿万音さんに頼んだことでしょ!?」

岡部「うぐ、しかしな……」

助手「ははーん、怖いんだぁ……」

岡部「な!なんだその顔h!お前だって逃げ出したくせに!!」

助手「ふん、あんたよりマシよ!私は人を身代わりに行かせたりしてないもの!!」

岡部「んな!こぉの生意気な小娘がっ……!」

助手「なによ」

岡部「いいだろう!!再度俺が行ってきてやる!!」

助手「せいぜいがんばりなさい、私はノンビリ泣き面が現れるのを待たせてもらうわ」

岡部「ふん!!だぁれが泣くか。尻の青いガキじゃあるまいし」

助手「だから無いって言ったでしょ!!」

岡部「ふん!確認したわけではないからな!どう言おうが信用するか!!」

助手「ぐぬぬ……岡部ぇ……!」

岡部「ふん、青尻は黙ってみているがいい、俺様の華麗なるトークスキルをな!!」

助手「ふん!!」

……………………………………

キィ

岡部「は、入るぞー……」ボソッ

ダル「このモニター良いよねー」

萌郁「こっちの……やつも……いい…………」

岡部「うんうん……」ポツン

ダル「この型は?」

萌郁「それだと……こっちが……」

ダル「あーなるほどね」

岡部「あーあー、そうだな……」

萌郁「やっぱり、こっちの方が……」

岡部「そ、そうだよな、やっぱりそっちだよな……」

ダル「いやこっちも捨てがたい……」

岡部「あ、ああ、それな……」

萌郁「それも良いけど……こっちの方が……」

岡部「ああ!いいよな……うん……」

ダル「でもそれだと電源ボタンのあたりが……」

岡部「あ、そうか~そうだよな~」

萌郁「じゃあ、こっちは……?」

岡部「それ!!そっちそっち!!」

萌郁「あの……岡部君…………」

岡部「!! な、何だ!どうした!!」

萌郁「独り言……少し抑えて……くれる……?」

岡部「あ……うん…………ごめん…………」

萌郁「うん……ごめんね……」

岡部「うん……キニシナイデ……ウン…………」

萌郁「……?」

萌郁「もしかして……何か用……あった……?」

岡部「あ……いや…………」

ダル「ん?そうだったん?」

岡部「いや、そういうわけじゃ……」

萌郁「岡部君……!?」

岡部「は、はい」

萌郁「目……赤いけど……どうしたの……?」

岡部「え……?」

萌郁「大丈夫……?」スッ

岡部「あ!!ああ!大丈夫!大丈夫だから!!」

萌郁「そう……?」

岡部「ああ、うん……大丈夫…………」

萌郁「岡部君……涙……出て……」

岡部「あれ…………なんで、だ…………?」

萌郁「やっぱり……なにか…………」

岡部「いや、大丈夫……、何も、何もない、はずなのに……」

萌郁「でも……」

岡部「なんだ、これ……」

萌郁「……?」

岡部「涙が…………出る…………」

萌郁「悲しい……の?」

岡部「いや……そうじゃな……そうじゃ、なくて…………」

萌郁「大丈夫……だよ……」ナデナデ

岡部「!!」

萌郁「大丈夫……」ナデナデ

岡部「萌……郁…………」

萌郁「…………」ナデナデ

ダル「何だか二人の世界のようなので僕は飲み物を買ってきますね」

……………………………………

~ラボ前~

助手「なかなか戻ってこないわね……」

鈴羽「まさか、何かあったんじゃ……」

ルカ子「何かって……なんですか……?」

助手「まさか……あまりの空気に自ら……」

ルカ子「まさかそんな!!」

鈴羽「あ!降りてきた!!」



ダル「ん?どうしたん三人で?」

助手「え、なんで橋田……?」

ダル「僕じゃダメなん?」

助手「いや!ダメじゃないけど!!」

ダル「上は入り込めない空間になったから逃げてきたんだお」

鈴羽「それってどういう……」

~ラボ~

萌郁「落ち着いた……?」

岡部「ああ……すまなかった……」

萌郁「別に……いい……」

岡部「せっかくダルと仲良く話していたのを邪魔した……」

萌郁「別に……仲が良いわけじゃ……ない」

岡部「いや、あれは相当良いだろ……」

萌郁「そう……なのかな……?」

岡部「ああ……」

萌郁「よく、わからないけど……」

萌郁「それでも……岡部君が笑っている方が……大切」

岡部「え……」

萌郁「岡部君は……私の……大切な人だから……」

岡部「萌……郁……」

萌郁「大切……だから……」ギュ

~ドアの前~

ルカ子「中、どうなってるんでしょうか……」

助手「声小さくて聞こえない……」

鈴羽「入ってみなよ……」

助手「いやよ!あんな空気の中になんて!」

ルカ子「いったい何がおこっているんでしょう……」

鈴羽「気になるけど中を見るのが怖いよ……」

ダル「三人とも……なにしてるん……」

助手「し!静かに!!」

鈴羽「あー!気になるー!!」

ルカ子「静にしてください!!」

                     気になる木 おしまい

萌郁さんの方から頭を撫でる時は少し背伸びをすると思うのです

次、なにする?

萌郁「あの……岡部さん……」

岡部「どうかした萌郁?」

萌郁「あの……明日僕と……デートしてください!!」

岡部「え…………」

萌郁「だめ……ですか……?」

岡部「だ、だて、そんな急に……」

萌郁「す、すみません…………」

岡部「べ、別に、いい、けどさ……」

萌郁「本当ですか!?」

岡部「な、なにそんな嬉しそうな顔して///」

萌郁「はい……嬉しい……ですから」

岡部「ばっ!恥ずかしいこと言わないでよ!!」

萌郁「あ……ごめんなさい」

岡部「まったく……明日ね……」

萌郁「はい……!!」

~翌日~

岡部「少し……早かったかな?」

萌郁「あ!岡部さーん」

岡部「あ……」

萌郁「おはようございます」

岡部「うん……、あの、待った?」

萌郁「はい……ずっと楽しみに待っていました」

岡部「な、なによそれ」

萌郁「あはは、マンガからの引用です」

岡部「相変わらず良くわからない奴」

萌郁「あ、あの……て、手を繋いでも……いい……ですか?」

岡部「なっ!!」

萌郁「だめ……ですか?」

岡部「す、少しだけね……」

萌郁「はい……」ギュ

岡部「…………///」

萌郁「あの、水族館……好き……ですか?」

岡部「え?ああ……うん……好き……だけど……」

萌郁「よかったぁ……今日は水族館に行こうと思ってたから」

岡部「そう……なんだ…………」

萌郁「はい。岡部さんが苦手だって言うなら別の場所も考えてましたこけど」

岡部「そう……」

萌郁「その場所は……今度です……」

岡部「……な、今度ってなによ!!」

萌郁「次のデートです♪」

岡部「……ばか」

なんだか気持ち悪くないか?
キャラがつかめないままなんだが……

>>389
とりあえず突っ走れwww
岡部もっとオカマっぽくていいよ

岡部「ほら、早く行こう」

萌郁「あ、はい」

岡部「…………」

萌郁「あの……」

岡部「なに……」

萌郁「怒って……ますか?」

岡部「別に怒って無い」

萌郁「そう、ですか……」

岡部「…………恥ずかしいの」

萌郁「え?」

岡部「なんでもない!!」

萌郁「あ、待ってくださいよ」

>>391
オカマっぽくすると何故かCV:玄田哲章に感じて急ブレーキが掛かってしまう……


岡部「ほら、置いてくよ……」

萌郁「待って……、うわ!」

岡部「あぶない!!」

萌郁「っとと……」

岡部「もう……バカなんだから」

萌郁「ごめんなさい」

岡部「ん……」

萌郁「?」

岡部「手!繋ぐんでしょ?」

萌郁「はい!」

岡部「まったく……自分から言ったくせにすぐ離すんだから」

萌郁「ごめんなさい」

岡部「謝るの禁止」

萌郁「ごめんなさい……あ……」

岡部「もう、ほら、行こう」

萌郁「はい」ギュ

岡部「……///」

萌郁「……?」

岡部「なに?」

萌郁「いえ……」

岡部「なによ?」

萌郁「いや……赤くなってて……可愛いなって……///」

岡部「!!!」

岡部「バカ……///」

岡部「ねえ……」

萌郁「……?」

岡部「なんで……デートなの?」

萌郁「えっと……なんで……かな?」

岡部「なにそれ」

萌郁「良く、わからないから……」

岡部「それなのにデートに誘ったの?」

萌郁「なんだか……確かめたくなったのかも」

岡部「何を……?」

萌郁「自分の気持ち……かな?」

岡部「なにそれ」

萌郁「よく、わかんない……」

岡部「今日は随分と明るいとおもったら、そんな事か」

萌郁「ごめんなさい……」

岡部「別にいいよ、いつものことだし」

萌郁「うん……」

岡部「それよりほら、あれでしょ?水族館」

萌郁「あ、うん……そう」

岡部「何へこんでんの?」

萌郁「やっぱり……迷惑だった……?」

岡部「そうね……中途半端な気持ちってのは迷惑かな」

萌郁「そう……だよね……」

岡部「でも、デートに誘ってくれたのは、嬉しいよ」

萌郁「そっか……」

岡部「うん……」キュ

萌郁「水族館なんて……久しぶりに来た」

岡部「私も……」

萌郁「こうやって……デートで来るのは……初めてだよ」

岡部「そう……なんだ……」

萌郁「うん……」

岡部「私は何度かまゆり君と来たよ」

萌郁「え……そう、なんだ……」

岡部「うん……ここじゃないけど……」

萌郁「ここは……初めて……?」

岡部「うん……ここは、初めて」

萌郁「そっか……」

岡部「萌郁が、初めてだよ……」

萌郁「なんだか……エッチ……」

岡部「変態……」

岡部「まゆり君とは遊びに来ただけなんだ」

萌郁「デートじゃ、ないの……?」

岡部「うん、まゆり君とは、ただの幼馴染」

萌郁「そっか……」

岡部「男の人からデートに誘われたのも、初めてなんだ」

萌郁「え……」

岡部「あ!らっこだ!」

萌郁「あ……本当……かわいい」

岡部「あはは、喧嘩してる」

萌郁「仲……悪いのかな?」

岡部「それは無いんじゃないかな」

萌郁「そっか……、そうだよね……」

岡部「嫌いな人とは……喧嘩すらしないよ……」

萌郁「岡部さん……」

岡部「ん?」

萌郁「あの……僕は……」

岡部「なに……?」

萌郁「いえ…………」

岡部「そう……」

萌郁「……」

岡部「…………」

萌郁「………………」

岡部「あ、変な魚……」

萌郁「小さい……ですね……」

岡部「なんていう魚なんだろ」

萌郁「ここに……書いてあるよ」

岡部「チンアナゴ?」

萌郁「変な名前……」

岡部「ほら見て、向こうにペンギンがいる」

萌郁「本当だ……」

岡部「ペンギンってなんで飛ばないんだろうね」

萌郁「さあ……」

岡部「鳥なのに……」

萌郁「何で……だろう」

岡部「せっかく鳥なんだから飛べばいいのに」

萌郁「海が……、好きだから……かな?」

岡部「…………そうかも、ね……」

萌郁「うん……」

岡部「変なの……」

岡部「私もペンギンと同じかも……」

萌郁「え……?」

岡部「海が好きだから……飛ばない……」

萌郁「……?」

岡部「こっちに飛んでおいでって言われても……海から離れたくないの」

萌郁「よく……わからないや……」

岡部「萌郁には解らなくていいよ」

萌郁「そう……」

岡部「うん……」

岡部「あ!クラゲだ!!」

萌郁「あ……」

萌郁(手……)

岡部「綺麗だねー」

萌郁「うん……」

岡部「ふわふわ浮いて……萌郁みたい」

萌郁「僕……?」

岡部「うん……海に溶けちゃいそうで、危なっかしくて……」

萌郁「……?」

岡部「でも……綺麗だんだよ……」

萌郁「似てる……かな?」

岡部「うん……似てる……」

岡部「そっくりだよ」

萌郁「そんなに……?」

岡部「いつもふわふわしてて、気持ちが浮ついてる……」

岡部「ホントそっくり…………」

萌郁「そう、なのかな……」

岡部「うん……」

岡部「ねえ、この後どうするの?」

萌郁「あ、特に……決めてないんだけど……」

岡部「…………じゃあさ」

萌郁「?」

岡部「私が……決めていいかな?」

萌郁「うん……」

岡部「ありがとう……」

萌郁「……?」

……………………………………

岡部「水族館、面白かったね」

萌郁「うん……綺麗だった……」

岡部「じゃあ、ここからは私が仕切ります」

萌郁「うん」

岡部「まずは食事

萌郁「……ここ?」

岡部「「嫌だった?」

萌郁「嫌じゃ……ないけど……」

岡部「じゃあ入ろ♪」

萌郁「うん……」

店員「しゃいませー」

岡部「ネギラーメン大盛をふたつ」

萌郁「本当に……ここでいいの……?」

岡部「だってラーメン食べたかったんだもん」

萌郁「そっか……」

岡部「それに、ここのラーメン美味しいんだよ?」

萌郁「そう……なんだ……」

店員「おまたしゃしたー」

岡部「ね?おいしそうでしょ?」

萌郁「うん……」

岡部「いただきまーす」

萌郁「いただきます……」

………………………………………………

岡部「はーおいしかった」

萌郁「うん……美味しかった……」

岡部「じゃあ次はゲームセンターに行こう」

萌郁「ゲームセンター……?」

岡部「うん!」

萌郁「…………」

サルくらった
風呂はいってくる

岡部「あははは、萌郁下手だねー」

萌郁「これ……やったことない……から……」

岡部「えい!」

萌郁「うわ!!」

岡部「私の勝ち♪」

萌郁「むう…………」

岡部「あはは♪」

萌郁「容赦ない……」

岡部「ボヤかないの~男の子でしょ?」

萌郁「そうだけどさ……」

……………………………………

岡部「はー遊んだ遊んだ~」

萌郁「すっかり……暗くなちゃったね……」

岡部「ね、最後にもうひとつ行きたいんだけど良い?」

萌郁「……?」

……………………………………

萌郁「ここって……」

岡部「知らない?ラブホテルだよ」

萌郁「知ってる……けど……」

岡部「入ったこと無いから一回入りたかったんだー」

萌郁「でも……」

岡部「いいから入ろ♪」グイ

萌郁「ちょ、ちょっと……!岡部さん!!」

岡部「……」グイグイ

萌郁「な、なんでこんな……」

岡部「…………」

萌郁「こんな…………」

岡部「……ほら見て、どの部屋にするかパネルで選ぶんだって」

萌郁「岡部さん…………」

岡部「見学だよ……」

萌郁「でも……」

岡部「やっぱり……まだふわふわしてるの?」

萌郁「え……?」

岡部「…………、この部屋ね!!」

ピッ

………………………………

萌郁「…………」

岡部「………………」

萌郁「あ、あの……」

岡部「なんで……、デートに誘ったの……?」

萌郁「…………」

岡部「なんで…………」

萌郁「僕は…………岡部さんのことが……」

岡部「嘘……」

萌郁「…………嘘じゃ、ない…………」

岡部「だって!わかんないって!!」

萌郁「僕は!…………確かめたかったんじゃ……なくて……」

岡部「…………?」

萌郁「気持ちを……確かめたかったなんて……嘘で…………」

萌郁「僕はただ…………もう、逃げないように……したかった……だけで……」

岡部「萌郁…………?」

萌郁「ごめん……」

萌郁「僕は……弱いから……」

萌郁「気持ちを固める切欠が……欲しかっただけ……なんだ……」

岡部「…………バカ」

萌郁「……?」

岡部「萌郁がそんなだから……そんなだから私は……」

萌郁「ごめん…………」

岡部「私はずっと……大好きなのに……」

萌郁「僕も…………好き……だよ……」

岡部「うん…………」

萌郁「ごめん……」

岡部「……」

岡部「じゃあね…………」

萌郁「………………」

萌郁「岡……部……さん…………」

その後、岡部さんは牧瀬紅莉栖さんと結婚した。
勇気を出せなかった僕は、何もかも遅かったんだと思う……
いつまでもふわふわと漂っていた僕は……

ずっと前から……海に溶けてしまっていんだと思う。

                     BAD END

正直すまんかった……萌郁が男だと不思議とイライラしか無いのな
女だとあんなに虐めて愛でたくなるのに不思議

そんでもって書き始めて21時間が経ってるよ人間やればできるね

次……行きますか

萌郁「あの……岡部君……居る……?」

助手「あ、桐生さん、岡部なら買い物に出てるわよ?」

萌郁「そう……」

助手「そんな入り口から顔だけ出してないで入ったら?」

萌郁「……」コク

スッ

助手「!!」

萌郁「……」モジモジ

助手「き、桐生さん……その格好は…………」

萌郁「これで……いける……って……」

助手「な……」

>>344の世界

助手「ちょっと橋田!!あんた桐生さんになに吹き込んでんのよ!!」

ダル「うえ?」

助手「なんであんな胸がムネムネで服が!!」

まゆり「紅莉栖ちゃん日本語でおkだよ~」

助手「まゆり!桐生さんの胸元が平和条約を一方的に破棄したのよ!!」

まゆり「なに?それ」

ダル「そうとう混乱していると思われ……」

助手「とにかくそれを吹き込んだのは橋田だって言ってたわよ!!」

ダル「もしかしてこの前のコスプレ写真集のことかなぁ?」

まゆり「あぁ、あれかー」

助手「やっぱりアンタだったのね!!」

ダル「でもあれはただのコスプレの話だお?」

まゆり「そうだよ紅莉栖ちゃん、そんなにおかしな事じゃないよ?」

助手「でもあれは!!あのサイズは違法よ!!」

助手「あんな……あんなサイズ……うう……」

まゆり「大丈夫?紅莉栖ちゃん」

ダル「今はそっとしといてあげよう」

萌郁「あの……」

まゆり「あ、萌郁さん、わあ本当に着てくれたんだ~」

ダル「これは……エロイ!」

萌郁「あの……」モジモジ

まゆり「やっぱり似合うねー萌郁さんは」

萌郁「岡部君に……見せるって……」

まゆり「あー、そうだよ、オカリンに見せてメロメロにするって話だったよね?」

萌郁「……」コク

まゆり「でもオカリン今は買い物に行っちゃってるし、上着、着たら?」

萌郁「そうする……」

またサルくらったんだぜ
ペース落とすしか無いかな

助手「先ほどは取り乱してしまい申し訳ありませんでした」

ダル「まだショックが抜けきってないみたいだお」

まゆり「紅莉栖ちゃん、気にすることないよ?貧乳は正義なんだよ?」

助手「まゆりさん、私は貧乳ではありません……美乳です」

まゆり「微乳?」

助手「ちがいます。美しい乳なのです」

まゆり「あー紅莉栖ちゃんのは小さくて可愛いから、確かに美乳だねー」

ダル「あのー、一応、男いるんですけど……」

助手「そうです、私は美しいのです」

岡部「帰ったぞー」

助手「!!」

萌郁「!!」

スタイル考えると助手は別に小さくはないと思うぞ
胸囲でググったら一番上にくるどこぞのアイドルじゃあるまいし

助手「はっ!私は何を……」

萌郁「……」モジモジ

まゆり「おかえりオカリン」

岡部「ん?なんだ萌郁来てたのか……」

萌郁「……」コク

岡部「ん?変わった服装だな」

萌郁「……う、うん……」

まゆり「実は今日の萌郁さんはコスプレなのです!」

萌郁「!!」ビクビク

岡部「そうか、まゆりの趣味につき合わせてしまって悪いな」

萌郁「いい……」

助手「…………乳……」

岡部「……? なんだかお前ら変だぞ?」

貧乳はわきの下から腰までのラインがとてもとてもふつくすぃ・・・

助手「そ、それより岡部、プリン買ってきてくれた?」

岡部「ああ、どれが良いのかわからなかったから適当にいくつかな」

助手「ありがと」ドヤァ

萌郁「……?」

ダル(うわぁ……)

まゆり「オカリン、萌郁さんのコスプレ見る?」

岡部「ん?そうだな、せっかくだしな」

萌郁「あの……」

岡部「ん?」

萌郁「驚かないで、ほしい……」

岡部「ん?ああ……」

スルッ

萌郁「……」オドオド

岡部「おお、なかなか似合ってるじゃないか」

助手「?」

岡部って打とうとしてジオ壁って打ってた
やばいな

岡部「これもまゆりが作ったのか?」

まゆり「うん♪」

岡部「相変わらずすごいな」

助手「岡部……?」

岡部「ん?」

助手「感想はそれだけ?」

岡部「ん?ああ、そうだな。なかなかに可愛いぞ」

助手「……?」

岡部「そうだ、カップメンも買い足しておいたぞ」

助手「え……ああ……」

萌郁「……可愛い……///」ボソ

まゆり「よかったねー萌郁さん」

萌郁「……」コク

岡部「さて、と」

ダル「ん?どっかいくん?」

岡部「ああ、ちょっとな」

助手「……?」

岡部「今日はそのまま帰るから、戸締りよろしくな」

まゆり「え? うん……」

岡部「じゃ……」

………………………………

助手「おかしい……」

まゆり「何が?」

助手「岡部の奴、桐生さんの格好を見ても普通だった……」

萌郁「?」

助手「いつもなら動揺して噛みまくるはずなのに……」

まゆり「何かあったのかなぁ?」

助手「そうね……これは何かあるわ」

萌郁「これ……ダメ、だったかな……?」

助手「そんな事無いわよ!その格好は一発退場並みに反則よ!」

萌郁「…………そう」

助手「そんなものをちらつかされて平気で居られるなんて絶対に怪しいわ!」

助手「桐生さん、明日もその格好できてくれない?」

萌郁「……」コク

ダル「なんだかやる気だねぇ」

まゆり「そうだねぇ」

助手「絶対に秘密を暴いてみせるわ!!」

萌郁「がん、ばる……」

まゆり「オカリン大変だー」

ダル「そだねー」

~翌日~

岡部「おーっす」

萌郁「おはよう……」

岡部「ん? なんだ、またその格好なのか」

萌郁「……」コク

岡部「他の連中はどうした?」

萌郁「買い物に行くって……」

岡部「そう……か、じゃあ二人きりなのだな」

萌郁「……」コク

………………………………

助手「感度良好……映像もちゃんと来てるわね」

まゆり「紅莉栖ちゃんやる気だねー」

助手「当然よ。あんなあからさまに怪しい動きを見せられてだまっておけないわ」

まゆり「カメラ、ばれないといいねー」

『そうか、二人きりなのか』

助手「ほらほら、目の前に核弾頭をチラつかされて平常心で居られるわけがないわ!」

『お前も退屈だろう、何かするか?』

助手「きっと破廉恥なことをするつもりよ!」

『この育成ゲームでもやってるか?』

助手「本当は何を育成するつもりだ!!」

まゆり「紅莉栖ちゃん……」

『ほら、こいつに餌をやって育てるんだ』

助手「桐生さんのおっぱいに仕掛けたカメラ通称「おっぱいカメラ」からはのがれられないわよ!!」

『あ、そこは運動させるんだ』

助手「さあ!さあさあ!!」

鈴羽「店の前で何してるの?」

助手・・・悲しい子・・・

          _
         /: : : : :ヽュ、    _
          ̄/: : :ヘ: yィ>: ':": : : : : : `:ヽ
          /: : : : ; ィソ: : : :/: '; : : : : : : : : : ヽ,、/!_,,...  ..,_
.        ! : : / イ: : : : _i:;'ヽ:';: : : : : : : : : ソV": : : : : : : :ヽ
          !: :/  .!: : / 7: :.ヾ;: : : : : : : : ヾヘ: :イ: :<´ヽ: i
        i: !  /: :/   l:| : : : : : : : : : : : : むタヾ: : : :ヽ ';!
           !:|   l: :.ハ、  |,!ヽ: : : : : : : : : : : :.l: : l  ヾ: : : i
.          ';!  |: : l `'"´!| ヽ: : y:_:_: : : : : : l: : l    '; : :! 
           l: : ! ==ァ`  ヾソ `ヽ|、; : : : !: : l    !: :!
               l: :.',       ゙ミュュ}: : :./: :.ノ    i:./  あのおねーちゃん怖い……
                Vハ    '      /: : /: ; '     ソ
               ∨    △     /: :.//
                   \_ ,. ィ "イ/"
             , イ/"!    ` r、

              i;;;;;| lー 、,.....  ノ 入
                l;;;;;! |ヽ、__,.// /;;;;;ヽ
            |;;;;;L.l;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ /;;;;/;;;;;i

~ラボ~

岡部「なかなか懐いてきたな」

萌郁「……」コク

岡部「そろそろ大会に出しても良い頃かもな」

萌郁「怪我が……心配……」

岡部「Dランクだし平気だろ」

萌郁「……出して……みるね」

岡部「おう、がんばれ」

萌郁「…………」

岡部「………………」

萌郁「緊張……する……」

岡部「自分で指示を出して戦うんだ」

萌郁「がんばる……」

岡部「……お……そこだ……お」

萌郁「……!…………!!」

~ブラウン管工房前~

助手「あ!危ない!そだ!いけ!!」

鈴羽「わ、相手強そうだよ!?」

助手「いけ!あ、あー、ふう、ぎりぎりだったわね」

鈴羽「なかなかの戦いだったねー」

助手「……」

鈴羽「……?」

鈴羽「で、何してるの?」

助手「えっと…………、何だろ…………?」

まゆり「ねーねーダル君、これなんかどうかな?」

ダル「お、完成度たかすぐるだろ!」

助手「……」

鈴羽「………………?」

~ラボ~

岡部「大きくなったな」チラ

萌郁「うん……」

岡部「大事に育てたもんな」チラ

萌郁「育てた……」

岡部「と、ところで萌郁よ……」

萌郁「……?」

岡部「その……、その服は……何時まで着ているつもりだ?」

萌郁「……ダメ?」

岡部「あいや……その、目のやり場に困るというか…………」

萌郁「興奮……するの……?」

岡部「な!何を馬鹿な事を!!」

萌郁「しない……?」

岡部「…………する」

~ブラウン管工房前~

助手「動いた!!」

鈴羽「なになに?」

助手「ついに本性を現したわね岡部!」

『興奮……するの……?』

助手「なっ! 桐生さんなんて危険な質問を!!」

鈴羽「ねえモンスターは?」

『…………する』

助手「これは決定的!!」

鈴羽「もう戦わないの?」

まゆり「紅莉栖ちゃんは元気だねー」

ダル「あれでも天才少女なんだぜ……」

~ラボ~

岡部「昨日は……驚いてしまってな……」

萌郁「?」

岡部「その……まともに褒めれなかった……」

萌郁「…………」

岡部「こうして改めて見るとその……随分と露出が激しいのだな」

萌郁「うん…………」

岡部「…………上に何か着ろ」

萌郁「……?」

岡部「こんなんじゃまともに会話もできんからな」

萌郁「……」コク

岡部「…………///」

~ブラウン管工房前~

助手「あ……」

鈴羽「映像終わり?音声だけじゃつまんないよ」

『うむ……少しはよくなったな……』

助手(照れちゃって、可愛いんだから……)

『ほ、ほら、ゲームの続きをするぞ!』

助手(相変わらず照れ隠しが下手ね……)

『岡部君……あの……』

『ん?』

『ありがとう……』

助手(あーあ、なにやってんだろ私……バカみたいだ)

助手「私ラボに戻るわ……」

まゆり「あ、うん……?」

>>461でダルまゆは何してんの?

~ラボ~

岡部「……」チラ

萌郁「…………」モジモジ

………………………………

助手「ただいまー」

岡部「!! あ、ああ、クリスティーナか」

助手「なにびびってんだか」

岡部「な、ビビッてなどいない!」

助手「はいはい」

助手「……どーぞお幸せに」ボソ

岡部「……?」

萌郁「……?」

岡部「助手よ」

助手「助手じゃない……」

岡部「何が気に食わんのか知らんが、そんな態度ではいけないぞ」

助手「はいはい、わるうございました」

岡部「なんだ?お前もコスプレしたかったのか?」

助手「はぁ?」

岡部「そんな事ならまゆりに頼んでみろ、きっと良いものを作ってくれるぞ」

助手「別に着たくないし、あんたとも話したくない……」

岡部「……なんだまったく。似合うんじゃないかと思って言ってやったというのに」プンスカ

助手「!!」

助手「…………///」プイ

                    今回は報われた助手END

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 / ̄´   \::::::ヽ:::::\:::::\  〃ヽ、_/ヽヽ/  ´      `ヽ
         \::::::\:::::\:::::\〃,:.:.:Y:.:/´ヽ′           `ヽ

 ハ,,ハ
( ゚ω゚ ) お断りします
       
 ̄ ̄ ̄V ̄ ̄カチカチ

            , ⌒´  ̄` ヽ

             /:{ : : : : : : : : : : :\
       ii   /,::'/!: : ;.((: :n、: : : 、: ヽ
     i⌒i   i : { {Λ(.リN (~`i : : : : : }
     |:[]:|.  }::┌●┐ ┌●┐イ: : :(
     \_\ (:::|l⊃ ̄  . ̄⊂⊃: :|ノ し ・・・
        / ̄ヽ).|ヘ   ‐ー    j /⌒iヾ)
      \ < ):〉>,、 __, イァ/  /:: 〉 
.       /ヾ ツ  ヘM_/´ {ヘ、 .∧ (_ノ
       ` 、 ´   〈〈    ヾ、Vシ:リノ

          /:::::::::::::::::::::::::::ヽ
         /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',

            l:::::::::::::::/ソ、:::i:::::::::::::::l
         l::A::::::::/ナヽ::|:::::::::::::::l
           l::i代iV 弋歹`|::::::::i"i:::!   まゆりスレたてて自分で書けばいいんじゃね
           l::',  i       !:::::::lソ:::|
         l::ヘ `__     !::::::l::::::::|
.          V:::i 、`´    |:::::ハ:::::::|
         V::| ヽ -‐ "|::::ハ:::::::!

            ∨! ! : :   l:::/ |::::::l_, _, _, _, _, _, _, _, _, _, _, _, _
            ヾ! !: : :  レ  |::::::!                ヽ
             !: : : :    ノ::::/                     ヽ
                 !: : : : . /::::/                     ',
              !: : : :/::/i::/                       }
             '; : :/::/:{:/                       i
                 '; i::/: :|:!                       ,'
                  `リ: : :ソ: .                         !
                  ヾ: : :ヽ:.     .: : : : : : : : : : : : : : : :     ,'
                 ヽ: : :ヘ: : : .   :i" " '' '' '' '' "i:"{: : . .   i
                 ヽ: : :ヘ: : .   ,'       ヽ: '; : : .  !
                     ヽ: : . i: :   i          ヽ:'; : :  i
                    i: : .|ヽ:  i          i:ヽ: : . i
                       i: : !. i: : :i            ): i: : :i
                   L;;;j L;;;j          L;;;L;;;j

萌郁「そろそろ終わり……」

岡部「ようやくか……」

萌郁「やっぱり……長かった……かな?」

岡部「いくらなんでも長すぎただろ」

萌郁「でも、こういう話だし……」

岡部「にしてもな……」

萌郁「これも……怪談じゃなかった……?」

岡部「どうだろうな……眠気でいろいろ見えてきそうな気もするが……」

萌郁「じゃあ、どうしよう……」

岡部「いや、俺に聞かれてもな……」

萌郁「怪談って、なんだろう……?」

岡部「哲学的な話か?」

萌郁「怖ければ……いいの?」

岡部「いや幽霊とかが出る話だろ」

萌郁「リングの話……?」

岡部「いやだから、それは若干ズレてるような……」

萌郁「そう、なんだ……」

萌郁「よく、わからない……」

岡部「まあ適当に怖ければいいような気もするがな」

萌郁「じゃあ、メリーさん……」

岡部「有名すぎるだろ」

萌郁「私、萌郁。今あなたの前に居るの」

岡部「居るな……」

萌郁「……」コク

岡部「で……?」

萌郁「う、後ろ……向いて……?」

岡部「こうか?」クル

萌郁「私……萌郁……」

萌郁「今あなたの後ろにいるの……」ダキ

岡部「なっ!!」


こんな感じでお願いします

岡部「俺だ…… 今、萌郁の中にいる…… もうここから抜け出ることはできそうもない 
   両親に愛していたと伝えてくれ エル・プサイ・コングルゥ」

おい誰か続き早く

なんだよ誰も書かないのかよ
じゃあ終わるぞ

萌郁スレ終了だかんな俺はもう萌郁スレ立てないからな
他のもっと上手く書けるやつにでも頼んでシコシコしてればいいよ
そんじゃ、二週間、ありがとな じゃ

よっしゃ、ID変わったから俺が誰かもわかんねーだろ!!
は!!
手首のストレッチは終わりだ!!
本番はじめっぞ!!

あれ、書こうと思ったけどネタが無いや
>>527なんかくれ、若しくは書いて♪

んだよ、人いねーのかよクソ

指圧師と2人きりで夏祭りデート

岡部「…………」

萌郁「…………」

岡部「あー、なんだ……そろそろ夏祭りだな……」

萌郁「そう……なの?」

岡部「ああ、そうなのだ……」

萌郁「……?」

岡部「その、お前は……祭りとか、好きか?」

萌郁「好き……だと思う……」

岡部「そ、そうか……」

岡部「あ、あのな…………」

萌郁「……?」

岡部「俺と……その……夏祭りに、行かないか?」

萌郁「いい、けど……」

岡部「本当か!」

萌郁「……」コク

岡部「…………」グッ

萌郁「そんなに……楽しみ……?」

岡部「当たり前だ!」

萌郁「そう……」

岡部「祭りだからな!!」

萌郁「……?」

~祭り当日~

岡部「…………」

萌郁「岡部君……」」

岡部「おお、来たか……」

萌郁「うん……」

岡部「浴衣……なんだな……」

萌郁「お祭り……だから……」

岡部「そ、そうだな、祭りだからな……」

萌郁「うん……」

岡部「では……行こうか……」

萌郁「……」コク

まっちょしぃの怒りがおさまるまでやめとくか?

萌郁「人……すごい……」

岡部「だな、はぐれるなよ」

萌郁「……」コク

キュ

岡部(これは……伝説に聞くTシャツの袖つかみ……)

岡部(まさか萌郁がこんな技を会得していたとは!!)

萌郁「岡部、君……?」

岡部「い、行こうか……」

萌郁「……?」コク

ヒトゴミゴミゴミ

岡部「萌郁、こっちが空いてるぞ」

萌郁「うん……」キュ

岡部(ああ、Tシャツにして良かった……)

萌郁「……?」

岡部「……」フルフル

萌郁「岡部君……寒い……?」

岡部「え?いや、そんな事はないぞ?」

萌郁「そう……」

岡部(いかん、思わず感動に震えてしまった……)

岡部(せっかく他の奴らの異常なまでの誘いを断ってここに来たのだ……)

岡部(楽しまねば……楽しまねばならぬ!!)

萌郁「……?」

岡部「お、金魚すくいがあるぞ、やっていくか?」

萌郁「金魚……」

岡部「祭りといえばこれだもんな」

萌郁「じゃあ、やる……」

~金魚すくい~

岡部「がんばれよ萌郁」

萌郁「……」コク

スッ

岡部「お、いいぞ、そこだ……慎重に…………」

萌郁「あ……」

ポチャン

岡部「あぁ……惜しかったな……もう少しだったのに」

萌郁「残念……」

岡部「どれ、俺もやってみようかな……」

萌郁「がんばって……」

岡部「おし……」ソー

チャポン

岡部「…………」

萌郁「そんなに……落ち込まないで……ほしい」

岡部「いや……自分があまりにも情けなく感じられてな……」

萌郁「金魚は……残念だけど……楽しかった、から……」

岡部「お前は……本当に良い奴だな……」

萌郁「そんなこと……ない……」

岡部「よし、元気を出して次に行くぞ!」

萌郁「……」コク

岡部「見ろ萌郁!ヨーヨー釣りだ!」

萌郁「やる……?」

岡部「当然だ!!祭りっと言えばこれだろう!!」

萌郁「……そう、なんだ……?」

岡部「このタライのヨーヨーはずべて俺様がいただく!!」

~ヨーヨー釣り~

萌郁「岡部君……がんばって……」

岡部「ああ、任せておけ!」

萌郁「頼も、しい……」

岡部「金魚すくいとは違うのだよ!!」

萌郁「そっと、ね……?」

岡部「ああ!!」

岡部「…………」

萌郁「…………あ……危ない…………」

岡部「…………  よし!!」

萌郁「すごい……二ついっぺんに取れた……」

岡部「金魚すくいとは違うといったろう?」

萌郁「……」コク

岡部「ほら、ひとつはお前の分だ……」

萌郁「ありがとう……」

岡部「…………」

萌郁「…………///」

岡部「そ、そろそろ何か食べるか?」

萌郁「うん……」

岡部「お、あそこにイカ焼きがあるぞ食べるか?」

萌郁「食べる…………」

岡部「よし、じゃあ買ってくるからここに居ろ」

萌郁「……」コク

岡部「おっちゃん、イカ焼き二つ」

アイヨ

岡部(いやー今日は最高の気分だ……)

岡部「お待たせ……って、どうした萌郁!?」

萌郁「あ……ううん、何でも……ない……」

岡部「なんでもなくないだろう、そんなに汗をかいて……」

萌郁「少し……人酔い……しただけ……」

岡部「ああ、そうか……あまりこういう所は得意じゃなかったな……」

萌郁「ごめん、なさい……」

岡部「いいよ……ほら、境内の方で休もう」

萌郁「「うん……」

岡部「大丈夫か?」

萌郁「……」コク

岡部「ごめんな、誘っちゃって……」

萌郁「そんな事!!」

岡部「!?」

萌郁「そんなこと……ない……」

岡部「萌郁……」

萌郁「岡部君に誘われて……とっても嬉しかった、から……」

岡部「…………」

萌郁「浴衣も……見せたかった……」

岡部「ああ……似合ってるよ」

萌郁「本当に……?」

岡部「ああ、すごく……似合ってる……」

萌郁「うれしい……///」

岡部「お、俺、飲み物でも買ってくる……///」ダッ

萌郁「あ……」

萌郁「行っちゃった……」

…………………………

岡部「ラムネでよかったか?」

萌郁「うん……ありがとう」

岡部「少しは楽になったか?」

萌郁「……」コク

岡部「そうか……」

萌郁「ごめんね……」

岡部「なにがだよ」

萌郁「せっかくの、お祭りなのに……」

岡部「それがどうした、祭りより、お前の方が大事に決まってるだろ」

萌郁「岡部……君……」

岡部「ったく、そんな顔するな」コツ

萌郁「……!」

岡部「お前が居なきゃ……祭りに来た意味なんてないよ」

萌郁「岡部君……」

岡部「また来年もあるしな」

萌郁「うん…………」

岡部「……」ナデナデ

萌郁「あ……」

岡部「ん?」

萌郁「花火の音……」

岡部「あれ、もうそんな時間か?」

萌郁「ここから……見えるかな?」

岡部「どうだろうな……木が邪魔かもしれんが……」

萌郁「向こう……行ってみよう……」

岡部「ああ……」

トコトコ

萌郁「あ……」

岡部「おお…………」

萌郁「綺麗……」

岡部「だな……」

萌郁「静かな所で見たの……初めて……」

岡部「俺もだ……」

萌郁「また……上がる……」

岡部「今度はどんなのだ?」

萌郁「岡部君……」

岡部「ん?」

萌郁「来年も…………」

岡部「ああ……来ような……」

            .‐‐く:.:.:.:.:.:.:.:`:...、
          /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. :.:.:.:.:.:.:.:.\
         /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.厂ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ
        .':.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.i   Y:.:.:.:.:.:.:.:.:.
        i:.:.:.:.:l:.∧:.:.l:.:} ─‐l‐:.:.:.':.:.:.:.:|
        У:.从ャェォソノ ィェォァ:./:.:.:./:.:l
       .':.:./::::l{ ̄ }⌒{ ̄ }¨l/:.:.:./:.:.:.!
       {:./:.:::∧ ̄′  ̄ /:.:.:./:.:.:.:ハ
         ゝ:.:.:.:.:::\ ‐   /:./:::{:.:.:.{:... _\
     _ ノ:.:.:.:.:.:lヽ  ー匕:.∧. ハ `/ '´   `丶、
    f:.:.:.:.イ:.:.:.:./l/,...ヽ.._ /:.(/, ′        iヽ`ヽ

    .斗:.:":.:.:.:.;  / ヽ ‐、 / ヘ:.ヽ/           ! ',:.:!
  / 乂:.:.:/:.::. ,.イ  l \   /_Y:.}        ,'   i_人____
      才゙.:.://   !| ., ' ´ ノ:ノ         /  亅.`く ̄ ̄`ヽ
    /人-'ァ‐==ニ_‐-v′ー=彡'ヘ       /    ,′.:.:∧
    {/  /-     ._ 〃,     ',    _,.イ    /:.:.:.:.:.:.:}
    /   ハ`     ミ {/      〉   ´  i  !イl:.:i:.:.:.:.:/
   i  ,イ`       _,,.t'      /      亅 ノ ! ',.:ゝ:.:.:(__
  ! ,厶ヘ        ヘ.     ,′      .' /  |.:.\「 ̄`ヽ
    v'  / ヽ     -_込._   {       ' ,   j:.:ノ厂 ̄`
  /  丨  \__,,.. ァ'´  { `¨¨¬     /  /  /_ノ
  ,′ !   ',  ヘ._,. 个、___,,. }__ー‐'´   v'  /
  {     ',   ハ  ノ    ,、,.-‐'´    )   V//
  ∨  ,ハ.  / ,{  ヽ-‐'/      /     {/

すまんグダグダになった。夏祭りは花火で終わり、また来年な

ちなみにこれ、一行足すと欝ENDなんだぜ

次行くか次

>>595

ラボメンガールズオカリン争奪戦争
もえかスレなのでもえかが勝つ内容で

>>595
おk
シュタゲ始まったら一時停止する

岡部「なんだこれは?」

助手「見て解らない?」

岡部「解らないから聞いたのだが」

助手「ラヴレターよラヴレター」

岡部「お前が俺にか?」

助手「冗談やめてよ」

岡部「だよな」

助手「今朝預かったのよ」

岡部「誰からだ?」

助手「読めば解るでしょ」

岡部「それもそうだな」ペラ

…………………………………………

お伝えしたい事がありますので明日の午後二時
柳林神社に一人で来てください。

岡部「助手よ」

助手「なによ」

岡部「誰から預かったのだ?」

助手「は?そこに書いてあるでしょ?」

岡部「いや……、それが書いてないのだ」

助手「ちょっと見せてみなさいよ」バッ

岡部「書いてないだろう?」

助手「ええ、そればかりか下手すれば脅迫文ともとれる内容ね」

岡部「で、誰からんんだ?」

助手「フェイリスさんからよ?」

岡部「フェイリスか、それにしてもなんで柳林神社なのだ?」

助手「私が知る分けないでしょ」

岡部「まあいいか、明日になれば解る」

助手「……」

岡部「まだ何かあるのか?」

助手「別に……」

岡部「まさか貴様も助手の分際で俺様に好意を!!」

助手「ねーよ」

岡部「だろうな、知っていた」

助手「はあ、フェイリスさんもこんなのの何処が良いのかしら」

岡部「なにお!?無礼なことを言うでない!」

助手「可哀想なフェイリスさん……」ウウッ

岡部「ええい!その下手糞な泣き真似をやめろ!!」

助手「可哀想……」ウウッ

岡部「やめんか!!」

寝てないとシュタゲのOPがきついな

助手「冗談よ」

岡部「知っている!!」

助手「それにしたってフェイリスさんねー」

岡部「なんだ?」

助手「別に」

岡部「何か言いたげではないか」

助手「なんにも無いわよ。何にも……」

岡部「まぁよい、すべては明日、明らかになる」

助手「そうね……」

岡部「どんな結末が待っていようと泣くでないぞ」

助手「なによそれ」

岡部「お前は案外泣き虫fだからな」

助手「誰が泣くもんですか。誰が……」

すまん、まゆしぃの声聞いてたら急激に眠気が来たから寝る
もう無理だろ、つらすぎるだろ

そんなわけで後はご自由に

あと1時間と30分

まったくお前らは……俺は好きにしろと言ったのだぞ?
なのに揃いも揃って何をしているのだ

まあいい、少し早いがはじめるぞ

岡部「ま、どんな結果になろうとお前は俺の助手に変わりはない」

助手「はいはい」

岡部「さて、俺は少し出掛けてくるぞ」

助手「どこか好きにすれば」

岡部「なんだ、まったく、助手なのだから見送りくらいせんか!」

助手「何よsれ、ばかばかしい」

岡部「ふん、では行ってくる」

助手「はいはい」



助手「いってらっしゃい……」ボソ

岡部「?」

………………………………

~ブラウン管工房前~

岡部「よう、バイト戦士よ」

鈴羽「あ、岡部倫太郎!」

岡部「また店番か?」

鈴羽「そ、もう退屈で死にそうだよ」

岡部「相変わらず暇なのだな」

鈴羽「どこか出掛けるの?」

岡部「ああ、これからちょっと池袋までな」

鈴羽「何しに行くの?」

岡部「ちょっとまゆりに呼ばれてな」

鈴羽「椎名まゆりに? あ、デートか」

岡部「ただの買い物の手伝いだ」

鈴羽「なーんだ、つまんないの」

岡部「デートだったとしても同じだろう」

鈴羽「少しは面白いよ」

岡部「そうなのか?」

鈴羽「少なくとも想像で暇をつぶすにはちょうどいいよ」

岡部「よくわからんな」

鈴羽「とにかく暇なんだよー」

岡部「帰ってきたら話し相手くらいにはなってやろう」

鈴羽「ホント!?」

岡部「暇が理由で死なれては困るからな」

鈴羽「やった♪」

岡部「では、行ってくる」トコトコ

鈴羽「帰ってきたら話し相手になてよねー!」

岡部「ああ」

鈴羽「ぜったいだからねー!!」

岡部「池袋か、すこし遠いな」

ルカ子「あ、おか……凶真さん……」

岡部「ん? おおルカ子ではないか」

ルカ子「こんにちは……あの、どこかにお出かけですか?」

岡部「ああ、まゆりの買い物の手伝いでちょっと池袋までな」

ルカ子「そう、なんですか……」

岡部「ルカ子も何処かへ出かける途中か?」

ルカ子「いえ、僕は今から帰る所です……」

岡部「そうか、気をつけて帰るのだぞ」

ルカ子「はい……///」

岡部「うむ、じゃあな」

ルカ子「はい……」

~秋葉原駅前~

フェイリス「にゃにゃ? 凶真~♪」

岡部「ん? なんだフェイリスではないか」

フェイリス「どこかにお出かけかにゃ?」

岡部「ああ、ちょっとな」

フェイリス「まさかデートかにゃ!?」

岡部「まゆりの買い物に付き合うだけだ」

フェイリス「それはデートじゃないのかにゃ?」

岡部「同人誌を買いすぎたと言うので手伝いに行くだけだ。断じてデートなぞではない」

フェイリス「なんだ、いつも通りなのにゃ」

岡部「……それよりも、あの手紙はなんなのだ?」

フェイリス「にゃ?」

岡部「お前が助手に渡した手紙だ」

フェイリス「ああ、あの手紙かにゃ、なんで凶真が知ってるにゃ?」

岡部「何でって、俺に充てたものだったろうが」

フェイリス「にゃ?」

岡部「ん?」

フェイリス「あれはくーにゃんへの手紙だったはずにゃけど……」

岡部「なに?」

フェイリス「フェイリスも預かっただけだからよく解らにゃいけど……凶真宛だったのかにゃ?」

岡部「助手からはお前から俺への手紙だと……」

フェイリス「フェイリスは用があったらケータイに連絡するにゃ」

岡部「それもそうだな……、ではあれは助手への」

フェイリス「勘違いしちゃったのかにゃ?」

岡部「どうやらそのようだな」

フェイリス「困ったにゃ」

岡部「俺から伝えておこう」

フェイリス「そうしてくれると助かるにゃ」

岡部「ところで、あの手紙は誰から預かったものなのだ?」

フェイリス「それは……」

岡部「ん?」

フェイリス「秘密にゃ♪」

岡部「どうせそこらへんの男からだろ」

フェイリス「気になるのかにゃ~?」

岡部「何を言っている、そんなはずがなかろう」

フェイリス「素直になるにゃ~、フェイリスに嘘は通じないにゃ」

岡部「いや、俺はただ相手が謎では助手がだな」

フェイリス「やきもちかにゃ?」

岡部「お、俺はもう行く! まゆりを待たせたら悪いからな!」

岡部「またく、フェイリスのやつめ……」

岡部「どうして女というのはずぐにあんな想像を……」

岡部「…………」

岡部「じょ、助手に勘違いだったと伝えなければな!」

岡部「あの手紙は助手に宛てられたものなのだからな!!」

プルルルル プルルルル

岡部「……」イライラ

プルルルル ガチャ

岡部「助手か!?」

ゲンザイデンワニデルコトガ

岡部「…………」

岡部「早くまゆりの所へいこう……」

~池袋~

岡部「この街も随分と変わったな……」

岡部「乙女ロードか……」

まゆり「あ、オカリ~ン、こっちこち~」

岡部「待たせたなまゆり」

まゆり「えへへぇ、ごめんねオカリンつい買いすぎちゃって」

岡部「お前は一度買いだすと止まらないからな」

まゆり「でもでも、とってもいいものが揃ったのです」

岡部「そうか、まあいい、ほれ、荷物をよこせ」

まゆり「うん、ありがとうオカリン」

岡部「ああ」

まゆり「今度お礼するねー」

岡部「別に気にするな」

岡部「ほら、帰るぞ」

まゆり「うん!」

…………………………

岡部「なんで池袋まで買いにきたのだ?」

まゆり「実はイベントがあったのです」

岡部「そうなのか?」

まゆり「オンリーイベントなんだけど、知り合いの人がコスプレするっていうから」

岡部「見に来たのか」

まゆり「うん♪」

岡部「楽しかったか?」

まゆり「うん!とっても楽しかったよ~」

岡部「それは良かったな」

ターン

岡部「……?」

まゆり「……え?」

ドサ

岡部「な、なんだ……これ」

まゆり「な……に……?」

岡部「まゆり!まゆりっ!!」

まゆり「オカ……リン……?」

岡部「なんで!?どうしてまゆりが!!」

まゆり「……オカ……リン……なか……ないで……?」

岡部「喋るなまゆり、すぐに救急車を……」

まゆり「……ケホ…………」

岡部「おい!!まゆり!?まゆり!!!」

まゆり「……」

岡部「まゆりー!!」

岡部「なんで……まゆりが……」

岡部「こんなのおかしいだろ……!」

岡部「そうだ、タイムリープ!タイムリープして…………!!」

プルルルル プルルルル

岡部「…………早く出ろ助手!!」

ガチャ

岡部「助手か!!タイムリープマシンの設定をたのむ!!」

オカケニナッタデンワハ

岡部「くそ……こんな時に……」

岡部「まってろよまゆり。絶対に助けてやるからな!!」

まゆり「」

岡部「絶対にお前を殺させたりなんかしないからっ!!」

………………………………

~ラボ~

岡部「紅莉栖!!」

岡部「今すぐにタイムリープマシンを起動してくれ!!」

岡部「紅莉栖……!?」

岡部「おい居ないのか!?」

助手「……」

岡部「!!」

岡部「ど、どうした紅莉栖!!」

助手「岡……部…………」

岡部「どうした!!なんで、どうしてこんな!!」

助手「阿万……音……さんに…………」

岡部「鈴羽が、鈴羽がどうした!?」

助手「やら……れて…………」

岡部「なん……だと…………?」

岡部「何を……言って…………」

岡部「鈴羽が?お前を!?」

鈴羽「そのとおりだよ、岡部倫太郎」

岡部「鈴羽っ!!」

鈴羽「私が……牧瀬紅莉栖をやった……」

岡部「なんで!!どうしてお前がこんな事!?」

鈴羽「牧瀬紅莉栖は……敵だった……」

岡部「何を言ってるんだ!!」

鈴羽「牧瀬紅莉栖は……SERNと繋がっている……それに……」

岡部「な……お前は何を…………」

鈴羽「それにね、岡部倫太郎……牧瀬紅莉栖は……私の恋敵なんだよ」

岡部「恋……敵…………?」

鈴羽「そう、私と岡部倫太郎の間に入り込む……邪魔者」

岡部「お前は……何を…………」

鈴羽「そのままの意味だよ……牧瀬紅莉栖は私の敵」

鈴羽「岡部倫太郎と私の……敵」

岡部「訳が……解らない……お前は何を言って……」

鈴羽「だからさ、岡部倫太郎……私は君が好きなんだよ」

鈴羽「私と君が結ばれるためには、牧瀬紅莉栖は邪魔だった……だから殺したのさ」

岡部「そんな、理由で……、そんな理由だけで殺したってのか!!」

鈴羽「この理由だけで……十分なんだよ」

鈴羽「ほら、行こう、岡部倫太郎……私たちの幸せになれる場所へさ」

ガンッ

鈴羽「……!?」

岡部「!!」

岡部「なっ……?」

鈴羽「どう……して……」

ルカ子「ご……ごめんなさい……」

鈴羽「どうして……あんたが…………」

岡部「ルカ……子……?」

ルカ子「岡部さん……逃げましょう」

岡部「どうして……お前……鈴羽を…………」

ルカ子「岡部さんを……守りたかったから……」

岡部「俺……を……」

ルカ子「そうです……ほら、妖刀五月雨、使えました……」

鈴羽「漆原……るか……」

ルカ子「……」ガンッ…ガンッ!

鈴羽「」

ルカ子「行きましょう岡部さん」

岡部「……な…………」

ルカ子「お願いです岡部さん!!」

ルカ子「一緒に!!一緒に!!」

岡部「放せルカ子!!やめろ!!」

ルカ子「岡部さん……僕じゃ……僕じゃだめですか?」

岡部「な、何を……」

ルカ子「僕だって……岡部さんの事が…………」

岡部「……だってお前は……男だろう!!」

ルカ子「……男じゃ…………ダメ……ですか……?」

岡部「…………なっ」

「ダメに決まってるにゃ」

ザクッ

ルカ子「!!」

岡部「フェイリス!?」

フェイリス「凶真、助けに来たにゃ」

岡部「なんで……お前まで…………」

フェイリス「凶真が困ってたから、助けに来たにゃ♪」

岡部「何で……こんな……」

岡部「なにも殺さなくたって!!」

フェイリス「フェイリスは~発情したオス猫を去勢しただけにゃ♪」

フェイリス「これで凶真はフェイリスと幸せに暮らせるにゃ」

岡部「お前は……何を言って……」

フェイリス「にゃにゃにゃ?フェイリスじゃダメなのかにゃ?それなら~」

留未穂「留未穂だったら……いいかな?」

岡部「フェイリス……お前は……」

留未穂「倫太郎は私の王子様だから……」

留未穂「王子様とお姫様は、ずっと幸せに暮らす運命なんだよ?」

岡部「訳が……わからない…………なんだこれは……なんなんだ!?」

岡部「そうだ!タイムリープマシンで!」

執事「お嬢様、破壊、完了致しました」

留未穂「ご苦労様、死体の処理もお願いね」

執事「かしこまりました」

岡部「な……こんな…………こんなの……これじゃあまゆりも……他の皆も!!」

留未穂「……私だけじゃ……ダメ……かな?」

岡部「死んだんだぞ!?まゆりも紅莉栖も、鈴羽もルカ子も!!」

留未穂「私は……生きてるよ? 倫太郎だって……生きてる」

留未穂「二人で幸せに生きよう? そうすれば死んだ皆だってきっと喜ぶ」

岡部「そんなわけないだろ!! 死んだら……死んだら終わりだろう……」

留未穂「倫太郎……」

岡部「もう……放っておいてくれ……」

留未穂「でも……」

岡部「放っておいてくれ!!」

留未穂「…………」

執事「ぐわっ!!」

留未穂「!?」

岡部「……?」

「おうおう、騒がしいと思ったら……なんだ?これは」

岡部「Mr.ブラウン!」

FB「まったく、こんなにしちまって……」

FB「で、犯人はこの小娘か」

留未穂「なっ……」

執事「申し訳ございません、お嬢様……」

FB「岡部!ぼーっとしてねーで警察呼べ、警察」

岡部「あ、ああ……」

フェイリス「放すにゃ!」

FB「これ、暴れんじゃねー悪がきが!」

…………………………

ピーポピーポピーポー

FB「行っちまったな……」

岡部「…………なんで、あなたが……」

FB「なに、大切な娘のためだ」

岡部「娘?」

FB「ああ、大きいほうのな」

岡部「……?」

>ピーポピーポピーポー

行き先は病院かよwww

それから一ヶ月ほど、俺は無気力に過ごしていた。
たまに萌郁がやってきて心配そうに世話を焼いてくれていた。

助手が殺され、犯人である鈴羽も殺された。
そしてその犯人であるルカ子を殺したフェイリスは、その罪を全てかぶる形で刑務所に入れられた。
まゆりの死も、彼女の犯行だったと後から聞かされた。
けれど、まゆりを殺した弾丸を打ち出した銃は、まだ発見されていない。

萌郁「少し……外……いこう……?」

岡部「ああ……」

こうして今日も萌郁は俺を心配そうに見詰めている。

岡部「迷惑……かけるな……」

萌郁「そんな事……ない……」

彼女の優しさだけが、今の俺をこの世界に繋ぎとめている。

               萌郁さんはやっぱり良い人だね おわり

>>704
警視庁のHPからリンクを漁れ
擬音の意味が解る

とりあえず昨日は寝落ちして悪かったな
まゆりの語りのシーンで猛烈な眠気に教われてな
まゆりがまっちょだったのには笑ったけど

岡部「…………」

萌郁「……」

岡部「萌郁よ……」

萌郁「?」

岡部「何故お前は俺の後ろをついてくる」

萌郁「なんと……なく……」

岡部「俺は今から出掛けるのだ、ついて来るんじゃない」

萌郁「どこ……いくの?」

岡部「お前には関係ない!」

萌郁「私も……いく」

岡部「ダメだ」

萌郁「いく……」

岡部「ダメだと言っている!!」

萌郁「なんで、ダメなの……?」

岡部「これは俺のプライヴェートなことだからだ」

萌郁「見られると……まずいの……?」

岡部「そうだ」

萌郁「…………えっちな……こと?」

岡部「そ、そんなわけあるか!!」

萌郁「じゃあ、平気……」

岡部「俺が平気ではないのだ!」

萌郁「どうしても……だめ?」

岡部「ああ」

萌郁「…………」シュン

岡部「な……、そ、そんな顔をしても連れていかんぞ!」

萌郁「…………ダメ?」

岡部「ダメだ」

萌郁「…………」ウルウル

岡部「な!泣くほどの事か!?」

萌郁「……ダメ?」

岡部「いや、そこまでなら……」

萌郁「ホント……!?」パァ

岡部「なっ!お前、泣いてないではないか!!」

萌郁「目薬……」

岡部「騙すとは卑怯だぞ!」

萌郁「ついて行って……いいって……」

岡部「今のは無しだ!」

萌郁「ひどい……」

岡部「騙したのだから当たり前だ!」

萌郁「でも、良いって……」

岡部「だからそれはお前が泣くものだから!」

萌郁「本当に泣いたら……いい?」

岡部「な、やめろよ!?泣くんじゃないぞ!?」

萌郁「……」ウルウル

岡部「やめろ!泣くな!」

萌郁「目薬……」

岡部「何がしたいんだお前は!!」

萌郁「何処に行くのか……気になる……」

岡部「何処でもいいだろう!」

萌郁「良いけど……気になる……」

岡部「ならば行き先を言えば帰るのだな?」

萌郁「…………行き先次第……」

岡部「ならば言わん」

萌郁「どうして……」

岡部「言っても付いてくる気がするのでな」

萌郁「やっぱり……えっちな……」

岡部「だから違うと!!」

萌郁「えっち……」

岡部「やめろ!そう何度も口にするな!!」

萌郁「どこ……いくの?」

岡部「言わんぞ」

萌郁「どこ……いくの?」スッ

岡部「そんなにそんなに近寄っても言わんぞ!」

萌郁「どこ…………いくな……?」スススッ

岡部「い、言わんぞ!!」

萌郁「…………」ススススッ

岡部「うぐ…………」

萌郁「………………」ムニ

岡部「!!!」

萌郁「どこ…………」

岡部「解った!解ったから離れろ!!」

萌郁「………………」スッ

岡部「何なのだ貴様は」

岡部「オープニングを撮りにいくのだ……」

萌郁「……?」

岡部「もういいだろ」

萌郁「意味が……わからない」

岡部「だから!オープニングの撮影に行くのだ!」

萌郁「……なに?」

岡部「貴様オープニングを知らんのか?」

萌郁「知ってる……」

岡部「ならばそのままの意味だ」

萌郁「…………?」

岡部「まだ何かあるのか?」

萌郁「なんの……オープニング……なの?」

岡部「………………」

岡部「…………」

萌郁「…………」

岡部「……」

萌郁「………………」スススッ

岡部「解った!解ったから……」

萌郁「……」スッ

岡部「……その……アニメの……」

萌郁「……アニメ……?」

岡部「そうだ……」

萌郁「アニメ……の……?」

岡部「ああ」

萌郁「なんの……アニメ……?」

岡部「それは関係ないだろ!!」

萌郁「…………」

岡部「…………」

萌郁「なんの……」

岡部「あぁもう!!作っているアニメのだ!」

萌郁「…………?」

岡部「今日はその資料の撮影なのだ……」

萌郁「岡部君が……作るの……?」

岡部「言い出したのは……ダルだ……」

萌郁「……すごい……ね……」

岡部「他の奴には秘密だぞ!?」

萌郁「……」コク

岡部「ったく…………」

萌郁「ついて行って……いい?」

岡部「もう知られてしまったからな」

萌郁「…………」コク

岡部「邪魔はするなよ」

萌郁「大丈夫……」

岡部「まったく……」

萌郁「どこで……撮るの?」

岡部「まずは駅前からだな」

萌郁「駅前……」

岡部「ああ、駅前で人の足を撮る」

萌郁「なんで……?」

岡部「ダルが必要だと言うからな」

萌郁「そう……なんだ……」

~駅前~

岡部「こんな感じでいいのだろうか」

萌郁「……?」

岡部「これじゃあまるでスカートの中を撮影しているみたいだな……」

萌郁「……」コク

「にゃにゃにゃ?」

岡部「ん?」

フェイリス「何してるにゃ?凶真」

岡部「なんだフェイリスか……見て解らんか?撮影だ」

フェイリス「メイドさんのスカートの中をかにゃ?」

岡部「違う!!」

フェイリス「凶真はえっちなんだにゃ」

岡部「だから違うと!!」

フェイリス「スカートの中には夢とロマンがつまってるのにゃ」

岡部「人の話を聞け!!」

フェイリス「で、本当は何を撮ってるのにゃ?」

岡部「人の足を撮ってたのだ」

フェイリス「凶真は足フェチだったのにゃ!?」

岡部「……」

フェイリス「突っ込んでほしいにゃ」

萌郁「……?」

フェイリス「足なんか撮ってどうするのにゃ?」

岡部「俺に聞くな」

フェイリス「にゃにゃ?」

岡部「…………」

フェイリス「映像でも作るのかにゃ?」

岡部「な!なぜそれを!!」

フェイリス「ちょっと考えれば解るにゃ

岡部「まあいい、撮影は終わりだ帰るぞ萌郁」

萌郁「……」コク

フェイリス「にゃにゃにゃ?」

………………………………

~ラボ~

岡部「ほら、撮ってきたぞ」

ダル「お、待ってたよー」

岡部「こんなものどうするというのだ」

ダル「やっぱ導入部分は足っしょ」

岡部「よく解らんな」

ダル「それより桐生氏はなんでここに居るん?」

岡部「コイツに知られてしまったのだ」

ダル「そうなんだ、まあ別に秘密ってわけじゃないからいくね?」

萌郁「……」

ダル「後は、フェイリスたんが手を上に上げてる所と、牧瀬氏が回ってる映像が必要だお」

岡部「なんなのだその注文は!!」

ダル「これは絶対に必要なんだお」

萌郁「……?」

岡部「そんなもの、本人が許可しないだろ、特に助手が」

ダル「そこはオカリンが上手いこと」

岡部「無理なものは無理だ!」

萌郁「これ、なんのオープニング、なの……?」

ダル「ん?シュタゲのだけど……」

萌郁「……それはもう…………ある」

ダル「え……?」

岡部「な……なに……?」

カタカタ

萌郁「これ…………」

ダル「おお……」

岡部「これは……すごいな……」

ダル「完成度たかー」

萌郁「これ、作るの……?」

岡部「なあダルよ、もう良いのではないか?」

ダル「そだね」

                      終

面倒になってやめた。
人いるならネタをくれ

萌郁「…………」

萌郁「………………」

萌郁「あ……」

萌郁「………………」

萌郁「あ……いら……」

萌郁「…………」

萌郁「あ、はい…………はい……」

萌郁「……い、いらしゃい……」

萌郁「…………ませ…………」

萌郁「………………」

萌郁「……え……?」

萌郁「はい…………」

萌郁「…………ありがとう、ございました……」ペコ

ダル「だから、そうじゃないって!!」

岡部「いいや、解ってないのはおまえだ!」

ダル「あっても無くてもそれはそれでいいんだお!!」

岡部「あるなら、あるほうがいいではないか!!」

助手「なにやってるのよ、アレ」

まゆり「ん~、大きさの話かな?」

鈴羽「何の大きさ?」

岡部「だーもっ!なーんも解ってない!!」

ダル「オカリンにだけは言われたくないお!!」

フェイリス「にゃにゃ、喧嘩かにゃ?」

萌郁「それにしては……熱心……」

ルカ子「あの……喧嘩は…………」

岡部「だったら!フェイリスより助手の方が良いと言うのか!」

ダル「だから、そこじゃないんだお!」

岡部「ならば何だと言うのだ!」

フェイリス「にゃ?」

助手「話はわからないけど非常に失礼な発現だぞおい!」

ダル「だから、比べる事が間違ってるんだお、それぞれにそれぞれの良さがあるわけで」

岡部「無いものにどうやって良さを見出せと言うのだ」

ダル「あーもー!そんな風に考えてるから解らないんだお!!」

岡部「解らなくとも現実はそうだ!」

萌郁「難しい、話?」

ルカ子「どう、でしょうか?」

岡部「現実に目を向けろ……」

ダル「オカリンこそ全体を見渡すべきなんだお!」

岡部「な、俺の視野が狭いといいたいのか!!」

ダル「パーツがいくら良くてもバランスが崩れたら意味が無いんだお!!」

鈴羽「なになに? 武器の話?」

まゆり「さあ、なんだろう」

岡部「しかし!それだけで完成されているものもあるだろう!!」

ダル「それは土台があってこそだお!!」

助手「……車の歴史……かしら?」

ルカ子「演劇の話かもしれませんよ?」

フェイリス「熱く語ってって暑苦しいにゃ~」

萌郁「……」コク

ダル「やっぱりオカリンは視野が狭いお」

岡部「俺は単純な美を論じているのだ!」

ダル「だったらバランスを見るべきなんだお!」

岡部「それだけが美しさの全てではないだろう!!枯れ木の中の椿……砂漠の中のたんぽぽ!!」

岡部「相反するものの中にもバランスはあるのだ……」

ダル「なん……だと……」

岡部「どうだ、想像しただけでも美しいと感じただろう」

ダル「たしかにそれはある……」

岡部「つまり!!大きいことは良いことなのだ!!」

ダル「いやそれはわかんね」

岡部「まだ解らんか?」

ダル「バランスがあるのは解ったけど大きければいいと言うのは……」

岡部「む、確かに言い過ぎたな訂正しよう。大きさによってもたらされるバランスもある!!」

ダル「あ、それは同意、中途半端に小さいと逆に萎える」

岡部「そうだろうそうだろう」

ダル「やっぱり貧乳は可愛さを感じるくらいでないと!!」

岡部「うむ!つまり、おっぱいは素晴らしい!!」

助手「途中から大体解ったけど……これは無い」

フェイリス「これは流石に通報だにゃ」

ルカ子「無いのは……ダメなのかな?」

萌郁「私も……ダメ、かな……?」

鈴羽「良いんじゃない?大きいし」

まゆり「まゆしぃは見損なったのです」

おしまい

あと250か、なにすっかな

急に雨が降ってラボにお泊まりとか?

>>750
昨日書いた

      ~私立シュタゲ幼稚園 りた~んずっ~

おかべ「おれがリーダーな!」

フェイリス「ふぇいりすはじょしゅー!」

おかべ「だるはつくるひとな!」

だる「うーい」

まゆり「まゆしぃは?」

おかべ「まゆりはひとじちだ!」

フェイリス「ふぇいりすねーじょしゅなんだ~」

まゆり「すごいねー」

おかべ「いくぞじょしゅ!!」

フェイrス「うん!!」



じょしゅ「…………じょしゅ、いいなぁ」

      ~私立シュタゲ幼稚園 あ~るにっ!~

おかべ「きょうのおやつはタイヤキらしい……」

まゆり「「まゆしぃタイヤキすきー☆」

フェイリス「タイヤキー」

だる「タイヤキきたーーー!」

じょしゅ「タイヤキーーーー!」


鈴羽「おやつだよ~」

おかべ「タイヤキー!!」

綯「今川焼きだよ~」

おかべ「え…………」

もえか「にてる……から……」

フェイリス「タイじゃない……」

まゆり「いまがわやきすきー」

     ~私立シュタゲ幼稚園 あ~るさんっ!~

FB「こぉら岡部!また紅莉栖ちゃんを泣かせたな!」

おかべ「はなせ~キンニクかいじん!!」

じょしゅ「ふぇぇぇぇぇ」

FB「こんなに泣いてるじゃねーか!」

おかべ「うわぁ~~は~な~せ~!!」

じょしゅ「ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

綯「ほらほら、もう大丈夫だよー」ナデナデ

FB「ほら!ちゃんと謝れ!!」

おかべ「だれがあんなヤツ!!」

FB「謝れ!!」

じょしゅ「うぅ……ふぇぇぇぇぇぇぇ、キンニクぅーーー」

綯「お父さん!怖がらせないでよ!」

FB「……すまん」

     ~私立シュタゲ幼稚園 あ~るよんっ!~

じょしゅ「なえセンセイやさしいからすきー」

綯「ありがとー」ナデナデ

鈴羽「私は?」

じょしゅ「すずセンセイはかっこいいー」

FB「…………」

じょしゅ「!!」ビクッ!

じょしゅ「ふえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

FB「俺が何したってんだよ……」

おかべ「キンニクまじんだ!きをつけろ!」

フェイリス「ふぇいりすがたおすー!」

FB「子供って、残酷だよな……」

もえか「わたしは……きらいじゃないよ?」

     ~私立シュタゲ幼稚園 あ~るごっ!~

おかべ「おいじょしゅ!」

じょしゅ「…………なに」

おかべ「おまえじゃないふぇーりす!」

フェイリス「ふぇいりすじょしゅ~!」

じょしゅ「……」

おかべ「おいじょしゅ!!」

じょしゅ「こんどはなに?」

おかべ「じょしゅのもえかはどうした!!」

もえか「ここにいるよ……」

じょしゅ「…………」

おかべ「おいじょしゅ!」

じょしゅ「…………」

おかべ「ムシすんなじょしゅ!!おまえもじょしゅになれ!」

じょしゅ「…………うん!!」

     ~私立シュタゲ幼稚園 あ~るらすとっ!!~

もえか「おかべくん……」

おかべ「なんだ?」

もえか「これ……あげる」

おかべ「なんだそれ」

もえか「オリガミで……つくった」

おかべ「すげーハートになってるー」

もえか「うん……」

おかべ「かっけー」

もえか「え……」

おかべ「ヒーローのマークだ~」

もえか「…………うん……」

おかべ「ヒーローだー」

もえか「…………」ションボリ

突然書きたくなったから書いたけど相変わらず読みにくい

            '´  ̄  ̄ ` ヽ、
          、__/ : : : : : )ノ: :ヾ: : : \
.        `7: (: : : : : : : : : : : : :} :)ヽ

         {: : ト; ;ハ,リノ;Y川 } : ノ: : i|

         i::小●    ● ノリル: ; j
          从l⊃ 、_,、_, ⊂⊃从ッ》    ロリになれなかった!
        /⌒ヽ、|ヘ   ゝ._)   j /⌒i
      \ 〃::(y;)>,、 __, イァ/、__/

.        \:(y;ノ:::::::::}}::::::::(y;/::::::/
         .ルリゞ::::::((:::::::ルリゞ::::/

岡部「なんだこれは」

萌郁「食べて……」

岡部「なんだ、差し入れか?」

萌郁「そんなところ」

岡部「ならば、いただこう」

萌郁「うん……」

岡部「うむ、なかなかうまいぞ」

萌郁「そう……」

岡部「ん?どうした?」

萌郁「実はそれ……薬……入ってるから……」

岡部「な! ………………」

萌郁「……」ニヤリ

…………………………………………

岡部「ん……」

岡部「……ここ……は?」ジャラ

岡部「なっ!鎖? それにこれは……首輪!?」

萌郁「起きた……?」

岡部「萌郁!!」

萌郁「よく、寝てた……」

岡部「お前が薬を盛ったのだろう!!」

萌郁「……うん…………」

岡部「何のつもりだ!!この鎖をはずせ!!」

萌郁「それは……できない……」

岡部「何が目的だ!!」

萌郁「岡部君を、飼う……から……」

岡部「はぁ?」

岡部「お前は何を……いいからこの鎖をはずせ!」

萌郁「鍵穴は……接着剤……つめたから……」

岡部「なっ……な、なら大声を出すぞ!?良いのか!?」

萌郁「聞こえないと……思う……」

岡部「は……?」

萌郁「ここ……地下……だし……」

岡部「な……」

萌郁「それに……山の……中……だから……」

岡部「な、なんだよそれ……なんなんだよ!!」

萌郁「だから、今日から一緒……」

岡部「なんで…………そんな……」

萌郁「岡部君……可愛いんだもん♪」ニコ

岡部「意味が……解らない…………」

萌郁「もうたまらないの!」

萌郁「岡部君とっても可愛いからもうこれは誘拐しちゃおうって!」

萌郁「あ、メールするの忘れてたね、ごめんね?怒らないで?」

萌郁「あ、今から送るね?誘拐するよ、っと」カチカチ

ブーンブーン

岡部「なんだ……お前……誰だお前は!!」

萌郁「えー!?酷いよ」岡部君~萌郁だ?」

萌郁「忘れちゃったの~?なんて、そんなはずないよね?」

萌郁「ね? もし忘れちゃってたら私怒っちゃうよ~?」

岡部「なんだよこれ……お前……メールは……!!」

岡部「なんでメールで会話しない!?」

萌郁「だって……今は二人っきりだあし緊張なんてしないよ~」

萌郁「この部屋には誰も来ないからず~っと二人きりだよ?」

萌郁「嬉しい?嬉しいよね?」

岡部「な……、良いから俺を開放しろ!」

萌郁「なんで……そんなこと言うの?」

岡部「当たり前だ!こんな事をされて誰が喜ぶか!!」

萌郁「なんで?」

岡部「は……?」

萌郁「なんでそんな風に言うの?」

岡部「そんなもの、当たり前だろう!誘拐だぞ!?犯罪じゃないか!!」

萌郁「………………なら、いい」

岡部「解放してくれるのか!?」

スタスタ

岡部「なっ、何処へ行く!?鎖を解け!!」

萌郁「ダーメ♪」

岡部「なっ……」

萌郁「反省するまでご飯あげないんだから♪」

岡部「ま、待て!」

ガチャン

岡部「何で……どうして…………」

岡部「…………こんなことに」

………………………………

萌郁「これで…………」

ブーンブーン

萌郁「!!」

ブーンブーン

萌郁「………………」

岡部「脱出……できるのか……こんな状態で…………」

岡部「とにかくこの鎖を何とかしなければ……」

ジャラ

岡部「切れるわけ……ないな……」

岡部「根元はかべに打ち付けられてるのか……」

岡部「首元は……」

岡部「ダメそうだな…………」

ジャラジャラ

…………………………

ブーンブーン

萌郁「ごめんなさい………………FB…………」

ブーンブーン

ガチャ

萌郁「反省……した……?」

岡部「早くはずせ……」

萌郁「……ダメ」

岡部「はずせ!!」

萌郁「…………」

ガチャン

岡部「はずせ!!!」

…………………………

萌郁「ごめんなさい…………」

萌郁「岡部君の……ためなの…………」

岡部「くそ……外れない…………」

ジャラジャラ

岡部「首輪自体もかなり固い皮だな……」

岡部「なんなんだ……なんなんだよ…………」

………………………………

ブーンブーン

萌郁「!!」

カチカチ…

件名:
「M4、どうして返事をしないの?
 とても心配よ、何処に居るのか教えてちょうだい」

萌郁「…………ごめんなさい……」

萌郁「私は……もう」

萌郁「岡部君を…………」

岡部「今、何時なんだ……」

岡部「俺はどれくらいの時間こうしている……」

岡部「どうしてこんな……」

岡部「まゆり達はどうしているだろうか……」

岡部「俺はどうすればいい……」

ガチャ

萌郁「反省…………した……?」

岡部「今は……何時なんだ……?」

萌郁「19時……」

岡部「そうか……、随分とここに居るんだな……」

萌郁「食事……ほしくない……?」

岡部「くれるのか?」

萌郁「欲しい……?」

岡部「ああ」

萌郁「おとなしく……するなら……」

岡部「何が目的なんだ……」

萌郁「…………」

岡部「言えないか……」

萌郁「お、岡部君が、可愛いから……」

岡部「まだそんな言葉を信じると思っているのか?」

萌郁「岡部君が……可愛いから…………」

岡部「口調……戻っているぞ……」

萌郁「!!」

岡部「何が目的だ……」

萌郁「お、岡部君が可愛いからだよ~♪」

岡部「…………」

萌郁「反省してないならご飯も上げないんだから!」

岡部「普通に話せ……」

萌郁「…………岡部君……お願いだから……」

岡部「何がだ!?俺をこんな所に繋いで!!何を言って……」

萌郁「……岡部君の、ためなの……」

岡部「話にならないな……」

萌郁「食事……持ってくるね……」

岡部「…………」

………………………………

萌郁「岡部君…………」

ブーンブーン

萌郁「…………」

………………………………

岡部「…………」

ガチャ

萌郁「食事……持ってきた……」

岡部「ああ……ありがとう」

萌郁「ここ……置いておくから……」

岡部「ああ……」

………………………………

岡部「ご丁寧におにぎりか……」

岡部「箸すらも渡さないとは……随分と警戒されているようだな……」

岡部「…………くそ」

………………………………

萌郁「ケータイ……電源切っておこう……」

萌郁「もう……戻れないから…………」

萌郁「ごめんね……岡部君…………」

岡部「おにぎりの包みでは何も出来んな……」

岡部「どうにかして鎖をはずさねば……」

ガチャ

萌郁「床じゃ……眠れないと思って……」

岡部「誘拐したものに布団を差し入れとは……随分と甘いのだな」

萌郁「別に……」

岡部「甘さついでに明日はステーキにでもしてくれ」

萌郁「……」コク

岡部「な……」

萌郁「?」

岡部「良いのか?」

萌郁「いらない……?」

岡部「いや!くれ!!朝からがっつり食わせてくれ!!」

萌郁「……」コク

~翌朝~

ガチャ

萌郁「本当に……これでいいの……?」

岡部「ステーキか!」

萌郁「……」コク

岡部「くれ!!」

萌郁「おとなしく……する……?」

岡部「ああ!する!なんでもしてやる!」

萌郁「何でも…………」

岡部「あ、いや……と、とにかく腹が減っているのだ!くれ!!」

萌郁「…………はい……」

岡部(やった!これでナイフでもフォークでも!!)

岡部「……ステーキ、弁当……だと……」

萌郁「……?」

岡部「箸は……?」

萌郁「はい……」

岡部「ああ、ありがとう……」

岡部「プラスチックのスプーン…………」

萌郁「これで……食べて……」

岡部「………………はい……」

岡部(やはりそんなに甘くはないか……)

岡部(いや、プラスチックとは言え柄の分部ならば折って凶器に使えるか?)

岡部(やれなくはない……が、これで萌郁に勝てるのか?)

岡部(そもそもこの鎖を解くには萌郁の手を借りる必要がある)

岡部(俺が萌郁を殺せないと解っているからこそ、この甘さか……)

萌郁「早く……食べて……」

岡部「いただきます」

岡部(まて、この弁当は何処から……)

岡部(まさか近くにコンビにがあるのか?)

岡部(山の中と言うのは嘘で、街中の地下室……?)

萌郁「からあげ弁当も……ある……」

岡部「この弁当は……買って来たのだよな……?」

萌郁「うん……車……久しぶりに運転した……」

岡部「遠いのか?」

萌郁「一時間……くらい……」

岡部「そうか……」

岡部(助けが来ることは無いか……)

萌郁「?」

萌郁「早く……食べちゃって……」

岡部「ああ、すまん……」

パクパク

岡部「食いづらい……」

萌郁「がまん……して……」

パクパク

岡部「そろそろ、本当の事を教えてくれ」

萌郁「…………」

岡部「何か理由があるのだろう?」

萌郁「…………岡部君を……」

岡部「?」

萌郁「守る……ため…………」

岡部「何からだ……?」

萌郁「…………」

岡部「そこは言えないか……」

萌郁「……ごめん、なさい……」

岡部「俺に何か問題があるんだな」

萌郁「……」コク

岡部「その問題から逃がすために誘拐したのか?」

萌郁「……」コク

岡部「そうか……」

萌郁「…………」

岡部「ごちそうさま……」

萌郁「……うん」

ガチャン

岡部「問題……」

岡部「何が起こるというのだ……」

岡部「この世界線ではラボ襲撃は起こらないはずではないのか?」

岡部「何が……問題だというのだ……」

…………………………

萌郁「ごめんなさい……岡部君……」

…………………………

岡部「だめだ、情報が少なすぎる……」

岡部「これでは何も解らんな……」

岡部「萌郁が動くという事はラウンダーにかかわる事なのだろう……」

岡部「俺がラウンダーに襲われる可能性があったのか?」

岡部「だが俺単体を狙う理由はなんだ?」

岡部「…………だめだな」

~昼~

岡部「腹が減った……」

岡部「昼飯はまだか……」

岡部「萌郁のやつ……何をしているのだ……」

岡部「今日は麺類がいいなぁ……」

岡部「…………」

岡部「はっ!」

岡部「この生活に慣れ始めている自分が居る…………」

………………………………

萌郁「……」クークー

………………………………

岡部「ああ……遅いな……」

岡部「ああ………………」

岡部「………………」

~夕方~

ガチャ

萌郁「あの……岡部君…………」

岡部「萌……郁…………」

萌郁「ごめん……なさい……」

岡部「飯を…………」

萌郁「あ……うん…………」

……………………

萌郁「はい……」

岡部「……!!」

バクバク

萌郁「あ……飲み物…………」

ゴクゴク

岡部「んっ……ぷは……ああ……染み渡る…………」

萌郁「あの……ごめん……なさい……」

岡部「俺を守るなどと言っていたがこれでは俺はいつか死ぬぞ」

萌郁「気を……つける…………」

岡部「ああ、たのむ……」

萌郁「…………」

岡部「まだ何かあるのか……?」

萌郁「あの…………お風呂……入りたいかなって……」

岡部「ん?ああ、風呂か。入りたいぞ」

萌郁「……」

岡部「鎖を解いて入れてくれると言うのか!!」

萌郁「鎖は……外れない……から……」

岡部「…………そうだよな」

萌郁「私が……拭いてあげる……」

岡部「…………え?」

~お風呂タイム~

岡部「ま、まて!やめろ!!」

萌郁「でも…………」

岡部「自分でやるから!!」

萌郁「…………背中……とか……」

岡部「自分でやるから!!」

萌郁「…………そう……」

岡部「ふう……」

萌郁「……」ジー

岡部「な、なあ……」

萌郁「……?」

岡部「見られていると……」

萌郁「でも……監視は、しなきゃ…………」

岡部「いやしかしだな……」

萌郁「気にしないで……」

岡部「いや、さすがに……」

萌郁「離れて……る……」

岡部「いや、変わらんだろ……」

萌郁「じゃあ……後ろにいる……?」

岡部「そういう問題じゃなくてだな……」

萌郁「早く……決めて……」

岡部「お前が出て行けば普通に始めるのだが」

萌郁「お湯……冷めちゃう……」

岡部「…………」

萌郁「…………」

岡部「わかった……じゃあ後ろにいろ」

萌郁「……」コク

岡部「まったく……」

フキフキ

萌郁「……」ジー

フキフキ

萌郁「……」ジー

岡部(視線を感じる……)

フキフキ

岡部「ふう……」

萌郁「下……は……?」

岡部「え……」

萌郁「拭いて……ないけど……」

岡部「あ、いや……しかし」

萌郁「?」

岡部「お前の前では……」

萌郁「私は……気にしない……」

岡部「いや俺が気にするのだが……」

萌郁「自分じゃ……拭きにくい……?」

岡部「いや……」

萌郁「やっぱり、私が……やろうか……?」

岡部「それこそダメだろう!!」

萌郁「そう……」ジー

岡部「な……なあ……」

萌郁「……?」ジー

岡部「下を拭くので、ちょっとだけ後ろを向いていてはもらえないだろうか……」

萌郁「監視……できない……」

岡部「いや、もう逃げ出そうなんて思って無いから!たのむ!!」

萌郁「…………わかった……」

岡部「…………」

萌郁「…………」

パシャピチャ

萌郁「もう……いい?」

岡部「いや……まだだ……」

萌郁「……」

ピチャピチャ ゴシゴシ

萌郁「もう……いい……?」

岡部「もう少し……」

ピチャピチャ

萌郁「もう……終わった……?」

岡部「………………ああ」

萌郁「じゃあ……振り向くね……」

ガンッ

萌郁「え…………」

岡部「悪いな……萌郁」

萌郁「」

岡部「首輪をビニールにするんだったな」

…………………………

萌郁「ん…………痛っ!」

萌郁「あれ……?」

萌郁「岡部……君…………?」

萌郁「岡部君……!!」

ジャラ

萌郁「!?」

萌郁「なんで……私が繋がれて……」

萌郁「岡部君っ!!」

萌郁「岡部君!岡部君!!」

ガシャ! ガシャ!

萌郁「っ…………外れろ!!」

ガンッ!! ガンッガンッ!!

萌郁「岡部君…………」

ジャラ

…………………………

岡部「ここは……本当に山の中なのか……」

岡部「とにかく街に行こう……」

岡部「くそ、ケータイがあれば……」

岡部「持ち物が何も無いというのはなかなかに心細いものだな……」

……………………………………

ガシャ!! ガンッ!! ガンッ!!

萌郁「………………っ!」

岡部「はぁ……はぁ……」

岡部「車で一時間とか言ってたな……」

岡部「とりあえず街の光らしきものの方へ歩いてはみたものの……」

岡部「いつになったら着くというのだ……」

………………………………

萌郁「…………」

萌郁「はじめから……よく見ればよかった……」

………………………………

岡部「…………」

岡部「ようやく…………」

岡部「交番は……」

岡部「くそ……どこだ……」

岡部「人も居ない…………」

岡部「誰か……誰か来ないか……」

岡部「………………」

岡部「はぁ……はぁ……」

岡部「車で一時間とか言ってたな……」

岡部「とりあえず街の光らしきものの方へ歩いてはみたものの……」

岡部「いつになったら着くというのだ……」

………………………………

萌郁「…………」

萌郁「はじめから……よく見ればよかった……」

………………………………

岡部「…………」

岡部「ようやく…………」

岡部「交番は……」

岡部「くそ……どこだ……」

岡部「人も居ない…………」

岡部「誰か……誰か来ないか……」

岡部「………………」

興奮して間違っちまったんだぜ

岡部「ん……? あの光……車か!!」

岡部「おい!!止まってくれ!!」

岡部「止まってくれー!!」

キキッー

岡部「やった、の、乗せてくれ!!」

ガチャ

岡部「警察に警察に連れて行って…………」

萌郁「………………」

岡部「萌……郁……」

萌郁「…………」

岡部「何で……どうやって…………」

萌郁「鎖……結んだだけ……だったから…………」

岡部「やめろ……近づくな…………」

萌郁「岡部君…………」

岡部「く、来るな!!」

萌郁「岡部君の……ためなの…………」

岡部「来るな!!!」

萌郁「どうすれば……どうすれば信じてくれる……?」

岡部「あんな事をされて信じられるはず無いだろう!!」

萌郁「お願い……信じて…………」

岡部「理由すら話さない相手の何を信じろって言うんだ!!」

萌郁「理由は……言えない…………けど……」

岡部「そんな事でよく信じろだなんて言えるな!」

岡部「どうせラウンダーに関係しているのだろう!!」

萌郁「どうして……岡部君が…………」

岡部「知っているさ!!お前がラウンダーで、ラボを襲撃する事も!何もかも!!」

萌郁「どう、して……」

岡部「知っているさ!別の世界線で嫌というほど見てきたからな!!」

萌郁「………………」

岡部「そんな俺に、信じろだと!?ふざけるな!!」

萌郁「岡部君は……明日……」

岡部「……?」

萌郁「明日……殺される……」

岡部「な…………にを…………」

萌郁「そういう命令……だったから……」

岡部「俺が……?」

萌郁「そう……私が……やれって……」

岡部「お前が俺を殺す……?」

萌郁「でも……嫌……だったから…………」

岡部「な……?」

萌郁「死んでほしく……なかったから…………」

岡部「だから……誘拐したのか……?」

萌郁「…………」コク

岡部「でも、そんな事をしたらお前が!!」

萌郁「岡部君が無事なら…………それで……いい…………」

岡部「なんで……俺なんかのために……」

萌郁「一緒に居て……楽しかった……から…………」

岡部「……は……?」

萌郁「家族みたい……だったから…………」

岡部「そんな理由で…………」

萌郁「だから、戻ろう……?」

萌郁「隠れて……いよう……?」

萌郁「地下室に……ね……?

萌郁「……岡部君…………」

岡部「…………ああ……」

萌郁「良かった…………」

岡部「すまなかったな……疑ってしまって……」

萌郁「平気…………、車……乗って……」

岡部「あ、ああ……」

萌郁「……」ニヤリ

萌郁「…………」

岡部「…………」

ブーン

萌郁「……」

岡部「……悪かったな」

萌郁「いい……」

岡部「しかし、誘拐はいくらなんでも……」

萌郁「信じて……もらえないと思って……」

岡部「…………」

萌郁「晩御飯……何が……良い?」

岡部「何があるんだ?」

萌郁「カツ丼と、カレー」

岡部「じゃあ、カレーにしようかな……」

萌郁「……」コク

~地下室~

萌郁「食事……持ってくる……」

岡部「俺も手伝おうか?」

萌郁「平気……待ってて……」

岡部「ああ……」

………………………………

萌郁「……」サラサラ

………………………………

ガチャ

萌郁「持ってきた…………」

岡部「ああ……ありがとう……」

萌郁「はい……」

岡部「お前はカツ丼か」

萌郁「……」コク

岡部「いただきます」パク

岡部「ん……あれ…………何時の間に寝て…………」

ジャラ

岡部「え…………」

萌郁「起きた?」

岡部「なんだ、これ……」

萌郁「また繋いじゃった♪」

岡部「な、どういう事だ!!」

萌郁「最初に言ったよ?岡部君が可愛いから誘拐したって」

萌郁「ぜんぜん信じてくれないんだもん」

岡部「な……にを…………」

萌郁「逃げ出したりなんかしたから今度は両手も縛っちゃった♪」

萌郁「縛られてても可愛いな~」

岡部「な、俺が殺されるって……助けるためだって!」

萌郁「あれがウ・ソ♪」

岡部「な…………」

萌郁「これからはずっとここで一緒だよ?嬉しいでしょ?」

萌郁「うれしいよね?」

岡部「いいから開放しろ!!」

萌郁「だめだめ♪ ちゃんと大人しくしてね?そうじゃないと今度は本当に御飯あげないんだから」

萌郁「両手縛られてるから食べられないもんね、目の前で食べられると辛いんだよ?」

萌郁「だからちゃんと、良い子にしてね?」

萌郁「これからはずっと一緒だよ、嬉しいよね? ダ~リン♪」

                               そんなヤンデレオチ

ID変わる前に終わろうとしたらサル喰らって失敗したんだぜ
残り130ほどだけど誰か一本書きなさいよ!!

萌郁「今日は……楽しかった……」

岡部「おう……」

萌郁「…………」

岡部「帰るか……」

萌郁「…………」

クイッ

岡部「ん?どうした?」

萌郁「もう少し……」

岡部「別にいいが……」

萌郁「甘えて……いい……?」

岡部「なっ! 突然何を!!」

萌郁「…………ごめんなさい」

岡部「………………すこしだけ、だからな」

萌郁「……うん」

岡部「…………///」

萌郁「…………手……繋いでも……いい?」

岡部「…………ああ……」

萌郁「……」

キュ

岡部「…………///」

萌郁「……ありがとう……」

岡部「ああ……」

萌郁「本当は…………」

岡部「ん?」

萌郁「本当は……ずっと……」

岡部「なんだ?」

萌郁「本当はずっと……一緒がいい……」

岡部「…………好きにしろ///」

萌郁「いい……の……?」

岡部「聞くな……///」

萌郁「うん…………」

キュ

岡部「最近はよく遊ぶな……」

萌郁「うん……」

岡部「助手なんかは妙な表情をしてるぞ」

萌郁「牧瀬紅莉栖は……しょうがない……」

岡部「そうなのか?」

萌郁「うん……」

岡部「ま、あいつはそういう変なやつだからな」

萌郁「岡部君は……牧瀬紅莉栖を、よく見てる」

岡部「まあ、しょっちゅうラボに居るしな」

萌郁「私も……見てほし……」

岡部「…………ああ」

萌郁「うん…………///」

岡部「すこし赤くなったな」

萌郁「恥ずかしい……から……」

岡部「お互い様だ」

萌郁「……」コク

岡部「俺な……」

萌郁「……?」

岡部「お前のこと好きだぞ」

萌郁「え……?」

岡部「聞き返すな……」

萌郁「ごめん、なさい……」

岡部「お前は……どうなんだ……?」

萌郁「…………」キュ

岡部「……///」

萌郁「…………」モジモジ

岡部「す、少し歩くか……」

萌郁「……」コク

………………………………

岡部「もう夜だな」

萌郁「……」コク

岡部「見ろ、月が出ているぞ」

萌郁「……本当だ……」

岡部「綺麗だな……」

萌郁「……」コク

岡部「…………」

萌郁「……」

岡部「見上げてると首が疲れるな」

萌郁「少し……」

岡部「もう少し歩くか……」

萌郁「……うん」

キュ

岡部「……///」

萌郁「…………」

岡部「な、なあ」

萌郁「?」

岡部「お前は、俺と居て楽しいか?」

萌郁「…………楽しい……」キュ

岡部「そ、そうか……」

萌郁「……」コク

岡部「…………」

萌郁「……」

萌郁「ずっと……一緒に居る……」

岡部「え?」

萌郁「好きに……する……」

岡部「…………」

萌郁「いい、よね……?」

岡部「……さっきも言ったろ」

萌郁「……」コク

岡部「そろそろ帰るか」

萌郁「……うん」

岡部「一緒……か……」

萌郁「やっぱり……ダメ?」

岡部「いや……どうなるのかと思ってな」

萌郁「……?」

岡部「お前みたいなメール魔がずっと傍に居たらさ」

萌郁「迷惑……だったら……やめる…………」

岡部「そうだな……小さな声でもいいから、話すなら直接言え」

萌郁「がんばる……」

岡部「ああ、がんばれ」

萌郁「小さな声で……いいの……?」

岡部「ずっと一緒なのだろう?」

萌郁「……」コク

岡部「だったら聞こえるさ」

萌郁「…………」コク

岡部「…………」キュ

萌郁「!! ……」キュ

萌郁「大好き……」

岡部「なっ!何をいきなり!」

萌郁「いきなりじゃ……ない……」

岡部「は?」

萌郁「ずっと……言いたかった……」

岡部「まったく……お前ってやつは」

萌郁「大好き…………」

岡部「何度も言うな……///」

萌郁「うん……」

岡部「…………」

萌郁「……」

岡部「……俺だって……大好きだぞ……」

萌郁「…………うん♪」

岡部「は、恥ずかしい事を言った……」

萌郁「…………」モジモジ

岡部「ったく……お前と居ると調子が狂う」

萌郁「……ごめん、なさい」

岡部「……別に謝る事ではない」

萌郁「そう……なの?」

岡部「……ああ」

萌郁「でも……調子狂う……って」

岡部「は、恥ずかしい事を言ってしまうという意味だ」

萌郁「……?」

岡部「解らないならいい!気にするな!!」

萌郁「……うん」

萌郁「あのね……」

岡部「ん?」

萌郁「岡部君は……もっと怖い人かと、思ってた」

岡部「そう、なのか?」

萌郁「うん……」

岡部「まあ最初はあんなだったからな」

萌郁「でも……優しかった、から」

岡部「……」

萌郁「優しく……してくれたから……」

岡部「……」

萌郁「大好きに……なった……///」

岡部「そ、そうか……///」

萌郁「…………恥ずかしい」

岡部「俺のセリフだ……」

岡部「街も暗いな……」

萌郁「……うん」

岡部「誰も……居ないな……」

萌郁「うん……」

岡部「…………」

萌郁「……あの、ね……」

岡部「なんだ!?」

萌郁「キス……するね」

岡部「……は?」

萌郁「…………」チュ

岡部「……」

萌郁「…………」

岡部「突然何を……」

萌郁「したかった……から……」

岡部「したかったって……」

萌郁「これも……好きにした……」

岡部「…………」

萌郁「ダメ……だったかな?」

岡部「……いや…………」

萌郁「良かった……」

岡部「…………ほら、行くぞ」

萌郁「…………うん」

岡部「まったく……」

萌郁「…………///」

岡部「お前だって恥ずかしいのではないか」

萌郁「……うん……」

岡部「……まったく」

岡部「お前は変な所で主張するな」

萌郁「……?」

岡部「普段はあまり喋らないくせにな」

萌郁「メールだったら……しゃべる……」

岡部「変な所でメールの人格が出ているのだな」

萌郁「もっと、出すようにする……」

岡部「いや、やめてくれ。俺の心臓がもたない」

萌郁「……じゃあ……やめる」

岡部「ああ……」

萌郁「でも……たまに、出すね……」

岡部「…………す、好きにしろ」

萌郁「うん……///」

岡部「…………」

萌郁「もう……着く……」

岡部「ああ……あっという間だな……」

萌郁「…………うん」

岡部「返事……」

萌郁「?」

岡部「頷くだけじゃなくなってきたな」

萌郁「……うん……がんばる、から……」

岡部「そっか……」

萌郁「だから……」

岡部「ん?」

萌郁「…………ちゃんと、聞いてて、ほしい」

岡部「……ああ」ナデナデ

萌郁「…………///」

岡部「聞いてるよ……」

萌郁「岡部君……」

岡部「ん?どうした?」

萌郁「………………」

萌郁「…………」

岡部「ほら、ちゃんと隣歩け」

萌郁「……」ダッ

萌郁「後ろからが、好き……」

ダキッ

岡部「!!」

萌郁「………………」ギュー

岡部「まったく」

萌郁「…………恥ずかし、かった///」

岡部「ああ……恥ずかしいな」

          ずっと後ろから抱きついてるとさ おわり

      ~私立シュタゲ幼稚園 えすぴ~!!~

おかべ「こわいはなしする!」

じょしゅ「やだ!!」

おかべ「する!!」」

じょしゅ「こわいからやだ!!」

もえか「ききたい……」

じょしゅ「や~だ~!!」

おかべ「トイレにおばけがでんるんだぞ!!」

もえか「こわい」

じょしゅ「やめてよ!!」

もえか「それで?」

おかべ「おしまい」

じょしゅ「…………え」

もえか「…………」

>>1はドラマCDのγを聴くのをおすすめする萌郁可愛くて幸せになれるよ

>>938
知り合いに聞かせてもらった、可愛いよりかっこよかったな

さて、そろそろ本当に終わりだ
二週間かけて萌郁スレを書いてきたわけだがどうだっただろうかね

自分でもつまらないものもあったし、
面白いと思ったネタも自分のつたない文章じゃ面白くできなかったりと
色々といい勉強になったよ
何本書いたかはわかんないけど楽しかったてんきゅね

ちなみにこのスレだと幼稚園が一番好き。

そんじゃ>>1000まで雑談するでもいいし幼稚園書くでもいいし別スレ立てて幼稚園買いてもいいし
好きにしてー じゃーなー

      ~私立シュタゲ女学園~

助手「ごきげんよう桐生お姉さま」

萌郁「……ごきげんよう」

助手(今日もお姉さまはクールで素敵だわ)

鈴羽「おっはー」

助手「あら阿万音さん、ごきげんよう、でよ?」

鈴羽「おっとそうだったね、ごきげんよう牧瀬紅莉栖」

助手「ええ、ごきげんよう」

そんな百合全開のあるはずも無い世界

こんな感じで誰かおなしゃっす!!

ちなみに俺……助手がお気に入りなんだ……

もうちっとだけ続くんじゃよ?
ですね分かります

>>954
ああもうちょっとだけ書いてくれるのか、てんきゅ

勘違いしないでよね別に萌郁も助手も好きなんかじゃないんだからね!
世界観とストーリーが好きなだけなんだからね!!

俺の嫁は棚町薫だけなんだからね!!

岡部「フェイリスよ」

フェイリス「にゃ?」

岡部「何をしている」

フェイリス「にゃにゃ?」

岡部「何をしていると聞いている」

フェイリス「にゃ~?」

岡部「俺の白衣を着て何をしていると言っているのだ!!」

フェイリス「興奮……してきちゃったのにゃ……///」

岡部「は?何を貴様は何を言っておるのだ!?」

フェイリス「フェイリスはメス猫になってしまったのにゃ」

岡部「な、何を言って……」

フェイリス「凶真ぁ」

岡部「そ、そんな声をだすでない」

フェイリス「フェイリスはぁ、凶真でいい声だしたいにゃ~」

岡部「な、何を言って……やめろ!くるな!!」

フェイリス「この白衣……凶真の匂いがするよぉ」

岡部「な、かぐでない!!」

フェイリス「狂気のマッドサイエンティストでもクンカクンカされるのははずかしいのかにゃぁ?」

岡部「いいから早くそれを脱げ!!」

フェイリス「まだダメにゃぁ……もっとフェイリスの匂いをつけてからかえすのにゃ」

岡部「お前は何をいっているのだ?」

フェイリス「にゃぁ、匂いおつける前に凶真の匂いにやられちゃいそうにゃぁ」

岡部「だから!嗅ぐな!!」

フェイリス「にゃぁぁ!!」

フェイリス「匂いだけでこんなになっちゃったにゃぁ」

フェイリス「もう我慢できないのにゃ、凶真ぁ」

岡部「お、俺様の知ったことか!!」

フェイリス「にゃあ、冷たいにゃぁ」

岡部「うう、うるさい!にゃーにゃー言うな!!」

フェイリス「それだけ発情しちゃってるのにゃ」

岡部「やめろ!!そんな潤んだ瞳で俺を見るな!!」

フェイリス「凶真にならぁ、何をされてもいいにゃぁ」

岡部「やめろ!!やめてくれ!!心が!心が侵食されるうううう!!」

フェイリス「流されちゃっていいにゃあ」

岡部「言うなあああ!!:

助手「………………」

岡部「は!!じょ助手!!」

助手「邪魔したわね」

岡部「待て!!助手!勘違いするでない!!」

フェイリス「くーにゃんも混ざりたいのかにゃぁ?」

助手「ま、混ざりたいにきまってるじゃない!!」

岡部「え」

フェイリス「ならくーにゃんもこっちに来てクンカクンカするにゃぁ」

助手「で、でも…………」

フェイリス「素直になるにゃぁ」

助手「……」ゴクリ

岡部「お、おい助手?何をしている?」

助手「岡部の……白衣…………」スンスン

フェイリス「もっとたっぷり吸うにゃ♪」グイ

助手「むぐっ!!」

フェイリス「どんな媚薬よりも効いちゃうのにゃ♪」

助手「あ……ん…………岡部の……匂いぃ」クンカクンカ

岡部「なんだよこれ、なんなんだよこれは!!」

助手「岡部ぇ」クンクン

フェイリス「くーにゃんの顔、もうとろけちゃってるのにゃあ」

助手「岡部の……匂いぃ……」クンカクンカ

フェイリス「ほら凶真ぁ、女の子がこんなに欲しがってるにゃ」

岡部「お、俺に何をしろと言うのだ……」

フェイリス「私たちとぉ、にゃんにゃんするのにゃぁ」

助手「岡部ぁ、私とにゃんにゃんしてぇ……」

岡部「や、やめろ……来るな……くるなぁぁ!!」

フェイリス「にゃにゃにゃあ♪」

助手「岡部ぇ……///」

岡部「うわ!やめ!!やめてくれぇぇぇぇ!!」

…………………………

岡部「はっ!!」

岡部「ゆ、夢……か……」

萌郁「…………」

岡部「萌郁…………起きていたのか……」

萌郁「岡部君……うなされてた」

岡部「あ、ああ、恐ろしい夢をみてな」

萌郁「………フェイリス……」ボソッ

岡部「!!」

萌郁「助手」

岡部「な!何を!!」

萌郁「どう、怖かったのか……聞かせて?」

岡部「あ…………いや……すまん……やめ、やめて……」

萌郁「……ん?」カチャ

岡部「あ、あの……銃を、ですね……しまって……」

萌郁「…………んん?」カチリ

岡部「と、とべよおおおおおおおおおおおお!!」

萌郁「……」スースー

岡部「…………ん」ゴロ

萌郁「……んん…………」ゴロン

岡部「……ん…………」ムニー

萌郁「…………ん……?」

岡部「……」スースー ムニムニ

萌郁「!!」

岡部「…………んん」ムニムニ

萌郁「寝ててもえっち……」

岡部「…………フェイリス…………」

萌郁「は……?」

岡部「クンカクンカ…………助手…………」スースー

萌郁「…………銃は……引き出しか……」

~とある昼下がり~

岡部「…………」ボー

萌郁「…………」ウトウト

岡部「あ……寝てる……」

萌郁「……」スースー

岡部「可愛いな……」

萌郁「…………ん……」クークー

岡部「夢でも見てるのか?」

萌郁「んん…………浮気……だめ…………」

岡部「はは……しないぞ……」ナデナデ

萌郁「浮気相手…………必要……ない………」クークー

岡部「あ、ああ…………浮気はだめだな…………ハハハ」

                   こんな感じの恋人生活

岡部「新しいガジェットが完成したぞ!!」

萌郁「……おお……」パチパチ

岡部「名づけて!何考えてるのRX!!」

萌郁「…………?」

岡部「これを使うと相手が考えていることを知ることが出来るのだ!!」

萌郁「脳内……メーカー……?」

岡部「ちがう!!みていろ!今からお前の考えを読み取ってやる!!」ポチッ

ブォーーーーン

『岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君
 岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君
 岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君
 岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君
 岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君
 岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君
 岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君岡部君』

岡部「ひっ!!」

萌郁「どう……だった?」

岡部「萌郁よ!!」

萌郁「?」

岡部「ついにラストだ!!」

萌郁「……?」

岡部「さあ!!今こそ怖い話、つまり怪談を披露する時だ!!」

萌郁「!!」

岡部「さあ!!」

萌郁「えっと…………」

岡部「さあさあ!!」

萌郁「最近……アパートのポストに……」

岡部「ふむふむ」

萌郁「毎日、女の髪の毛が入ってるの……」

岡部「いろいろ怖い!!」

>>1000なら>>1と萌郁が結ばれる

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