ジャン「世界が繋がった日」(36)


雪中訓練in雪山

ゴーーーーー…

ライナー「遭難したなー…」

ベルトルト「うん…」

アニ「参ったねー…」

ライナー「外は吹雪いてるなー…」

ベルトルト「都合良く洞窟見付けられて、良かったねー…」

アニ「ねー…」


パチパチパチ…

ライナー「火ってあったけえなー…」

ベルトルト「安心するね…」

アニ「ねー…」

パチパチパチ…

ライナー(全裸)「まあ暖かいのは俺等が全裸でくっついてお互いを温め合ってるってのもあるなー…」

ベルトルト(全裸)「装着していた衣類も全部ずぶ濡れだったからねー…身体が乾くまではこのままかな」

アニ(全裸)「っあーーー…人肌ってぬくいわー…応えられん」

ライナー「おっさんみたいだぞアニ…いって!生尻に蹴りはやめろ!」


ライナー「救援信号は…吹雪が止んでからだな…明日になりそうだ」

ベルトルト「その頃には服も乾いてるよね」

アニ「乾いてる乾いてる…ふあー…」

ベルトルト「眠るかい?僕の膝使う?」

アニ「…う~~んまだ寝ないよ…も少しこの空気味わってる…」

ライナー「故郷でも雪山で遭難して裸んなってあっため合ったもんだな」

アニ「ベルトルトが死ぬ死ぬ騒いでたねー…真っ先に寝たクセに」

ベルトルト「ちょ…僕の恥ずかしい思い出で懐かしくならないで…」


***「あ~…やべえマルコ達とはぐれちまった…どうすれば…さっびい…」

***「お…あそこに都合よく洞窟が…しかも光が漏れてる!誰か居んのか!?」

ーーーーー

アニ「外から誰か来るね…」

ベルトルト「マルコ達と同じ班って言ったら…」

ライナー「アイツかなー…」

ジャン「おおお~~~い!誰か中に居るのか!?俺も入れてくれーええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

ライベルアニ(全裸)「おーいらっしゃ~い」


ジャン(着衣)「おおお、おお、お前ら何つーカッコしてんの!?何事!?」

ライナー(全裸)「この寒さでよくそんな元気があるなー」

ベルトルト(全裸)「とにかくこっちおいで、寒かっただろう?」

アニ(全裸)「あ、入ったらきちっと入口塞いでよ。室温下がるし火消えちゃうから」

ジャン(着衣)「普通に流すなよ!!え!?お前らってそうなの!?フリーな関係なの!?俺はもしかして地雷源に足突っ込んだのか!?邪魔だったのか!?」

ベルトルト(全裸)「服濡れちゃったんだもん。一線は越えてないよー」

ライナー(全裸)「騒がしい奴だな…良いからお前も服脱いどけって」

ジャン(着衣)「はいぃ!!?」


アニ「雪山で遭難したら人肌で温め合うのが良いんだよ。座学でも習ったでしょ」

ジャン「習ったけど!!習いましたけど!!!」

アニ「だったらホラ、服濡れてるんでしょ?脱ぎなよ。風邪ひくよ」

ジャン「いやお前が問題なんだよ!そこのデカブツ二人でも充分やばいけどお前女じゃん!男に混ざって全裸になってんなよ!襲われんぞ!!!」

アニ「あんたら襲うの?」

ライベル「殺されるしそういう目で見たこと無い」


ジャン「そ、そうじゃなくとももっと隠せよ!見えるんだよ色んなところが!!」

アニ「だから何?凍えて死ぬよりは良いね」

ジャン「男らしすぎるわ!!」

ベルトルト「惚れた?」

ライナー「勇気があるな」

ジャン「それどころじゃねえよ!!」


ライナー「こうしてる内にも体温はどんどん奪われていくんだぞ。ごちゃごちゃしてねえでさっさと脱げって」

アニ「ジャン、ライナーが直々に誘ってんだよ」

ベルトルト「ライナーが肉体を使って芯まであっためてくれるみたいだよ」

ジャン「わざと言ってんのかてめえら!…あ!アニ!ちょ…!脱ぐから!脱ぎますから!背中に何か柔らかいのがあああああ」

スッポーーン


ジャン(全裸)「……」

アニ(全裸)「よっと…ジャンの服はこっちに干しとくねー」

ライナー(全裸)「やー大所帯になったなー」

ベルトルト(全裸)「ジャン、お腹減ってない?食料ならあるよ。はい」

ジャン(全裸)「………お婿にいけない」

アニ(全裸)「元から望み無いじゃん」

ジャン(全裸)「独り言で終わらせろ!!泣きたくなるわ!!」


パチパチパチ…

アニ(全裸)「いやー…あったかいねー…火って偉大だわ…」

ライナー(全裸)「こうして見ると火の形って芸術的だなー…」

ベルトルト(全裸)「なんだか今の僕らの格好ってガンガンに暖房効かせた部屋でアイス食べるみたいな背徳感…」

ジャン(全裸)「…初めての全裸はミカサにって決めてたのに……」

ベルトルト(全裸)「一生無いね」

ライナー(全裸)「まーだグシャグシャ言ってんのか」

アニ(全裸)「凍え死ぬか生還するかって時にそんな純情大切にしててもしょーがないでしょ。てかさ」


ジャン(全裸)「んだよ」

アニ(全裸)「なんであんただけ一人で私らの向かいにいるのさ」

ライナー(全裸)「だな、こっち来いって。あったかいから」

ベルトルト(全裸)「体温分け合おうよ。その火を飛び越えて」

ジャン(全裸)「……」

ラ-ベ-ア
【火】
  ジ

ジャン(全裸)「…ここで良いし……(何で192センチを挟んでんだよ…普通真ん中は女だろ…)」


ライナー(全裸)「痩せ我慢すんなって、ほらこっち来い、あっためてやるよ」

ジャン(全裸)「お前が言うとそう言う意味にしか聞こえねんだよ!真っ裸だしよぉ!」

ベルトルト(全裸)「じゃあアニ側に行く?」

アニ(全裸)「来な坊主」

ジャン(全裸)「かっこいいな!良いよ俺はこっちで!!!」


ヒュオオォオーー…

ベルトルト(全裸)「うわあ風が鳴いてるよー…」

ライナー(全裸)「今日はどこのチームも難儀してるだろうな」

ジャン(全裸)「マルコ達大丈夫かなー…」

アニ(全裸)「ミカサもこの寒空の下、真っ裸になってるかもね」

ジャン(全裸)「は、はあ!?みみみミカサが俺らみたいに…まま真っ裸!?」

ジャン(全裸)「ばば、馬鹿なこと言ってんじゃ…ミカサだぜ!?とっくにゴールしてるに…」

ベルトルト(全裸)「想像しています」

ライナー(全裸)「アッカーマンの一糸まとわぬ豊満でたわわな腹筋を想像しております」

ジャン(全裸)「ナレーション付けるな!」


ベルトルト(全裸)「あーでも確かミカサってエレン達のチームだよね」

ライナー(全裸)「てことはエレンとあっため合ってるかもな」

ジャン(全裸)「………ぢぐじょおおおおおおおおおおおおミカサァァァァァッァッァ」

アニ(全裸)「ヘドバンやめてよ、イチモツまでぶるんぶるん揺れてるんだよ」

ライナー(全裸)「しょーがねえ、お前の失恋を忘れさせる為に俺の大胸筋を貸してやろう、来い」

ジャン(全裸)「いらねえよおおぉ」

ベルトルト(全裸)「待ってくれジャン…こう考えるんだ…今君は全裸、そしてミカサも全裸…君とミカサは繋がっているということになあらないかい!?」

ジャン(全裸)「そ、そんな訳ねえ!ミカサが全裸だなんてそんな…そんな…うっ」

アニ(全裸)「あらま気絶した」

ライナー(全裸)「何だメンタル弱いな。しょうがねえ抱きしめてあっためといてといてやろう」

ヨイショ

ベルトルト(全裸)「本人起きたら又気絶するね」


一方その頃……


パチパチパチ…

ミカサ(全裸)「アルミン…一体どうしたの?雪山で暖かく過ごすには…さあ早くこちらに来て」

エレン(全裸)「そうだぞ、座学でも教官が言ってたし、お前もこの方法が一番って言ってたじゃねえか」

アルミン(全裸)「言ったけど……言ったけど……少しは気にしようよエレン……」

エレン(全裸)「??気にするって何をだよ」


ミカサ(全裸)「アルミン、さっきから様子がおかしい…もしかして風邪を……!?」

額ぴとっ

アルミン(全裸)「おっぱああああああああい!?」

ミカサ(全裸)「アルミン!?一体どうしたの!」

ぶるん

アルミン(全裸)「おっぱああああああああい!?」

エレン(全裸)「アルミーーーン!?」


一方その頃……


パチパチパチ…

マルコ(全裸)「……寒くないかい?ミーナ…」

ミーナ(全裸)「…ううん、マルコは……?」

マルコ(全裸)「ううん、寒くないよ…」

ミーナ(全裸)「そっか…」

マルコ(全裸)「……あの」

ミーナ(全裸)「……あの」

マルコ(全裸)「…はは…」

ミーナ(全裸)「……ふふ」

イチャイチャ…


一方その頃……


パチパチパチ…

ユミル(全裸)「クリスタぁ~肌と肌であっため合おうぜぇ~」

クリスタ(全裸)「やだユミルったらどこ触ってくるのよ!あ!ちょっと…もう…!ほ、ほら見てるじゃない…!」

ダズ(全裸)「………」

ユミル(全裸)「相変わらず感度良好だな私のクリスタは~~~あ、見てても良いけど身じろきすんなよ」

ダズ(全裸)「……ハイッ」


一方その頃……

フランツ(全裸)「ハンナ……」

ハンナ(全裸)「フランツ……」

ナック(全裸)「以下略」


一方その頃……


パチパチパチ…

コニー(全裸)「吹雪いてんな~」

サシャ(全裸)「…なんかコニーっては裸だかんぼでもコニーって感じですね!」

コニー(全裸)「……?どゆこと?」

サシャ(全裸)「いや、何かもうコニーの塊って言いますか…」

コニー(全裸)「言いたいことがさっぱりわかんねえぞ、おい」

サシャ(全裸)「コニ拓にして飾っておきたいと言いますか…一言で言うと凄く美味しそうというか」

コニー(全裸)「お、おいおい…涎垂らしてこっち見るんじゃねえよ…」

サシャ(全裸)「うへへ……うぇへへへへへ…」

ミリウス(全裸)「こういう時モブって困るんだよなー」


一方その頃……


イアン(全裸)「リコ……」

リコ(全裸)「イアン……」


ミタビ(全裸inクローゼットwith衣服)(…いつクローゼットから出たら良いのかなー…)


一方その頃……


カポーーン…

エルヴィン(全裸?)「良い湯だ…」

リヴァイ(全裸)「だな…身体に沁みる…」

エルヴィン(全裸?)「…リヴァイ、君の目線が私の頭に一点集中しているのはどういうことだ?」

リヴァイ(全裸)「風呂に入るのに着衣してんじゃねえよ。フルヌードんなれよ」

エルヴィン(全裸?)「君は私を泣かせたいのか?」



ミケ(全裸)「スンスン(訳:は~ビバノンノン)」


一方その頃……


モブリット(着衣)「分隊長ーコーヒーお持ちしまキャーーー!」

ハンジ(全裸)「おーモブリット。悪いねそこ置いといてくれるー?」

モブリット(着衣)「な……な、な、ななななん何事ですかそのトチ狂った格好は!?」

ハンジ(全裸)「え?あー私部屋では基本裸族なんだよねーそれに暖房効いて暖かいからムズムズして」

モブリット(着衣)「いやここまだ職場でしょう!?今は私と分隊長だけだったからまだ良かったものの、誰か来たら通報されますよ!」


ハンジ(全裸)「そうか…そりゃ困ったなあ…」

モブリット(着衣)「分かってくれましたら、早速を服を着…」

ハンジ(全裸)「よしモブリット、君も脱いで共犯になろうじゃないか」

モブリット(着衣)「……はっ!?」

ポイポーーイ

モブリット(半裸)「イヤーン!分隊長イヤーーン!」

ハンジ(全裸)「よいではないかよいではないか」

ーーー

ハンジ(全裸)「素っ裸で飲むコーヒーは格別だねー!」

モブリット(全裸)「そうDEATHね」


一方その頃……


マルロ(着衣)「ヒッチ!いい加減部屋に男を連れ込むのは止せ!」

ヒッチ(着衣)「はぁ~~?そんなのこっちの勝手でしょ。なんであんたにそんな事言われなくちゃならないわけ?笑わせないでよね~」

マルロ(着衣)「………好いた女の身を案じるのはいけないことか?」

ヒッチ(着衣)「え…………はっ?」


マルロ(着衣)「愛した女を大事に思うことはいけないことなのか!?」

ヒッチ(着衣)「こ、声おっきいよ…!…だって……あんた…今までそういうこと…言ってこなかっのに……」

マルロ(着衣)「そうだな…もっと早く言っておけば……だから今からでも…お前が望む限り何度でも言うぞ」

ヒッチ(着衣)「マルロ…」

※10分後、全裸に


一方その頃……


ゲルガー(着衣)「ナナバ」

ナナバ(着衣)「ちょっと…邪魔なんだけど…料理中に後ろから抱きつくの止めて貰える?」

ゲルガー(着衣)「料理なんかより…もっと大事なことがあるだろ…」

ナナバ(着衣)「バカだねあんたってば…分かったよ……」






ナナバ(着衣)「服脱いで四つん這いになりな」

ゲルガー(着衣)「…ハイッ」

※5分後、全裸に


…生きとし生けるもの全てが生まれたままの姿となった…

大人も…子供も…

おにーさんも…おねーさんも…

友達も…幼馴染も…

間男も…上司と部下も…

尻軽も…どんぐり頭も…


女王様も…豚も…

猫も、犬も、巨人も……

全てが全裸になっていた……

まるで母から生まれ出てる赤子の様に……


この時……確かに世界は繋がっていた……


なんだこれおしまい

乙乙

ピクシスとハンネスいなかったのが残念(?)でした


何この無駄に壮大なオチ

優勝

>>31
素で忘れてた
あとペトラ達も忘れてたwww

こういう軽い下らないノリ好きだ
もっと増えればいいのに

>>34
今からでも書けば良いのに
あと、アニになら掘られても良いって思った

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