マミ 「まみまみしたいんでしょう?」(172)

ー マミホーム ー

マミ 「そうなんでしょう?」

ほむら「急に何を…」

マミ 「飲み込みが悪いわね。まみまみさせてあげるって言ってるの」

ほむら「わけがわからないわ」

さやか「ほむら!あんたマミさんの厚意を無視するつもり!?」ブハー

ほむら「ケーキのカスを飛ばさないで…」

ほむら「そもそもまみまみって何なのよ」

さやか「んぐっ…そりゃアレでしょ…ほら、アレをまみする?」

はむら「何をどうするというの…」

さやか「とにかくマミさんがしてあげるって言ってるんだから受けるべきよ!」

マミ 「あら、じゃあまず美樹さんにまみまみしましょうか?」

さやか「えっ」

さやか「あ、えーっと私は」

ほむら「丁度良いじゃない。あなたがお勧めするまみまみとやらをここでを見学させてもらうわ」

さやか(実は私も知らないんだよね…なんかヤバそうな名前だしどうしよう)

マミ 「ふふ、緊張しなくてもいいのよ。何も取って食おうってわけじゃないんだから」

さやか「」ゾクッ

さやか「あー!あー!そうだった!今日はソロバン教室の日なんだった!」

ほむら「は?」

マミ 「あら」

さやか「マミさんすみません!失礼しますね!ほむらは爆発しろ!」ダダダッ

ほむら(そんなに危険な行為なのかしら)

マミ 「…」

マミ 「暁美さん」

ほむら(まみまみ…巴マミからとった名前なのは間違いないわね)

ほむら(美樹さやかの動揺ぶりから察するにまみまみとは恐らく…)

マミ 「暁美さんってば」

ほむら「エッチな言葉ね」

マミ 「え?」

ほむら「なんでもないわ」

マミ 「はぁ…何か話がそれちゃったわね」

ほむら(誰のせいよ)

ほむら「というか作戦会議はどうなったのよ…何一つ話が進まなかったわ」

マミ 「近接タイプの美樹さんがいないとねぇ」

ほむら「美樹さやか…どこまであなたは愚かなの」ギリッ

マミ 「まぁ今日決めないといけない事でもないし問題ないわね」

マミ 「それにもう結構な時間だし…ご飯食べてくわよね?」

ほむら「頂くわ」

ー マミキッチン -

マミ 「今日はマミさん特性マミカレーよ!」

ほむら「昨日もカレーだったじゃないの」

マミ 「二日目のカレーは特別なの。それを教えてあげるわ」

ほむら「カレーの残りを使ったカレーうどんのほうが好みよ」

マミ 「お汁が制服に飛んじゃうし却下ね」

ほむら「ほむぅ」

マミ 「ほら、キュゥべえもいらっしゃい」

QB  「うん」ヒョコヒョコ

ほむら「」イラッ

QB  「毎回疑問なんだが、どうして僕は会議に参加させてもらえないんだい?」

ほむら「敵に情報を与えるわけないじゃない」イライラ

QB  「やれやれ。君の敵になったつもりはないんだけどね」

ほむら「お前を信用するくらいなら魔女に相談を持ちかけるわ」イライライラ

マミ 「キュゥべえも悪気はないのでしょうけどね…これテーブルまで運んでね」

QB  「きゅっぷい…君は手伝わなくてもいいのかい?」

ほむら「お客様だからその必要は無いわ」

マミ 「ふふっ自分で言うことじゃないんじゃないの?」

ほむら「人参少なめでお願い」

QB  「まるで話を聞いていないね」

_________________________________________________________

マミ 「それじゃ頂きましょうか」

ほむら「頂きます」ハフハフ

QB  「もう食べてるじゃないか」

ほむら「うるさい淫獣ね…お前なんて食べる必要ないじゃないの」

QB  「このほうが可愛いだろう?第二次性徴期の女の子にウケるように日々研究を重ねてるのさ」

QB  「この角度でがっつく様なんてまどかが見たらどう思うだろうね」

ほむら「愛しすぎて殺してしまうでしょうね。第3者の誰かが」

QB  「無駄に残機を減らすのは簡便してほしいな」

ほむら「そうならないよう研究を重ねることね」

マミ 「今日も面白い番組ないわねぇ」モシャモシャ

ほむら「…」ゴクゴク

ほむら(ねぇインキュベーダー)

QB  (ベーターだよ熱海ほむら。どうしたんだい)

ほむら(暁美よ。会議中に気になる単語が出たのだけど)

ほむら(まみまみって_)

QB  「」ガタッ

マミ 「どうしたの?キュゥべえ」

QB  「い、いや何でもないよ。カレーの中に葉が混入してたみたいだ」

ほむら「さすがね巴マミ」

マミ 「ローレルの葉っぱを入れると香りがよくなるのよ。お口切らなかった?」

ほむら「心配には及ばないわ」

QB  「君に聞いてないだろう…大丈夫だよ。マミ」

ほむら(感情が無いはずのお前が動揺するなんて)

QB  (僕は何も知らないよ。わけがわからないよ)

ほむら(美樹さやかも吃驚した様子だったけど…)

QB  (僕は何も知らないよ。わけがわからないよ)

ほむら(淫獣…?)

QB  (知らないほうが身の為だよ暁美ほむら)

ほむら(どういうことなの…)

マミ 「はぁ美味しかった。暁美さんも自分の食器くらいは持ってきてね」

ほむら「その必要はないわ」グデー

QB  「なんて人使いが荒いんだ君は」ヨロヨロ

ほむら「可愛さを追求するのなら食後の運動も大事よ」

QB  「僕達は食事による栄養分の摂取で体型が不気味に変化したりしないんだけど…」

マミ 「洗いたいから早く持ってきてくれる?」

ほむら「巴マミが困ってるし早く行きなさい」

QB  「…っぷい」

マミ 「食後のデザートはマミさんのお手製プリンよ!」

ほむら「ご飯前にケーキ食べてたのによく入るわね」

マミ 「覚えておきなさい。女の子とはそういうものよ」ドヤァ

ほむら「…」イラッ

マミ 「紅茶淹れるからサーバーとカップにお湯張っておいて頂戴」

ほむら「仕方ないわね…」

ほむら「意外と入るものね…」

マミ 「だから言ったでしょう?甘いものは別なのよ」

ほむら「ほむぅ」パンパン

マミ 「それにしても今日は魔女の反応も無かったし平和なものねぇ」

ほむら「無駄に魔力を使いたくはないし喜ばしいことよ」

マミ 「魔法少女に気の緩みは厳禁なんだけどね」

ほむら(どの口がそれを言うか)

グダグダホムホム

ほむら「さて、そろそろお暇しようかしら」

マミ 「あ、あらもう帰っちゃうの?紅茶のお代わりもあるわよ?」アセアセ

ほむら「もうって今何時だと思ってるの?何だかんだで疲れたしお風呂入って早めに寝るわ」

マミ (キュゥべえ!)

QB  「マミ、もうすぐお風呂が沸くよ!」

マミ 「ほら、お湯が勿体無いしどうせならこのまま入っていかない?」

ほむら「着替えも持ってきて無いし…」

マミ 「だめ…かしら」グスッ

ほむら「ふぅ…折角だし借りようかしら」

QB  「やったねマミ!」

マミ 「友達が増えるわ!」

ほむら「それはやめなさい」

カポーン

ほむら「…で」

マミ 「で?」ボヨン

ほむら「何であなたと一緒に入ってるのかしら」イラッ

マミ 「友達の家でお風呂って一緒に入るものなんじゃないの?」

ほむら「そうなのかしら…」

マミ 「お呼ばれすることがないからわからないのよ」

ほむら「笑えないわ…お互いに…」

ほむら「しかし壮観ね…妬ましい」ギリリ

マミ 「同性でもあまり見られると恥ずかしいわ」ボインボイン

ほむら「ほむー!ほむー!」グニグニ

マミ 「や、ちょっそんなに強く掴まないで!」ビクッ

ほむら「ほむー!」

QB  「同性との性行為は非生産的過ぎて僕には理解できないね」

ほむら「!?!?!?!?」カチリ

ズガガガガカチリガッシャーン!!

マミ 「はぅ…暁美さあん…」ハァハァ

ほむら「OH..」

ー マミリビング ー

ほむら「カッとなって揉んだ。乳なら何でも良かった。今では反省している」キリッ

マミ 「誠意が微塵も感じられないわね…」

ほむら「それよりも淫獣…女性の入浴を覗くなんて自殺願望でもあるのかしら」

QB  「いきなり蜂の巣にされるとは思わなかったよ全く」

ほむら「まだ反省が足りないようね」ジャキッ

マミ 「はいストップ。キュゥべえとは毎日一緒にお風呂入ってるのよ」

ほむら「なん…だと…」

QB  「これからは急に襲い掛かるのは簡便願いたいな」

ほむら「ほむむ…」

ほむら「じゃあそろそろ帰るわ」

マミ 「紅茶は…もういらないわね」

ほむら「明日の準備もあるし流石に帰らないとまずいわよ」

マミ 「色々引き止めてごめんなさいね」

ほむら「楽しめたし気にする必要はないわ」

ほむら「じゃあおやすみなさい。また明日会いましょう」

マミ 「おやすみなさい。気をつけてね」

QB  「君を襲うような物好きな暴漢はいないだろうけどね」

マミ 「キュゥべえも一言多いわよ」ッターン

QB  「ぎゅえっ」

ほむら(ざまぁ)

ー ほむホーム -

ほむら「あっ」

ほむら(結局まみまみが何か聞きそびれたわ…)

ほむら(まぁ大したことでもないでしょうし)

ほむら「さっさとまどニーして寝よう…」

マドカァー!!ホムラチャン!!ヌグウウウウウウ!!

ー 翌日 教室 -

まどか「ほむらちゃんっおはよう!」

仁美 「おはようございます」

さやか「げっ!お、おはよう」

ほむら「おはよう…昨日はよくも逃げてくれたわね美樹さやか」

さやか「いや、ほんとに公文の時間だったからさ…」

ほむら「習字じゃなかったの?」

さやか「あ、間違えた!習字だった習字!あはは」

ほむら「昨日はソロバンと言っていたわ」

さやか「」

さやか「んでほむら…」コソコソ

ほむら「何かしら」

さやか「まみまみされたの?」

ほむら「されなかったし何のことかもわからなかったわ。結局何なの?まみまみって」

さやか「いやー実は私も知らなかったり…なんかヤバそうな雰囲気だったからさ」

ほむら「わけもわからず逃げたと…本当に愚かね」

さやか「うっさいなー君子危うければうんたらって言うでしょ」

ほむら「さっぱりだわ…」

早乙女「はい皆さん席についてー!」

さやか「おっと、んじゃまたね」

ほむら「ええ」

ー 授業中 -

まどか(最近ほむらちゃんとさやかちゃん仲良いなぁ)マドマド

まどか(魔法少女同士気が合うのかな?)

まどか(ちょっと羨ましかったり…ティヒ)

仁美 「まどかさんが熱い視線をほむらさんにぶつけてますわ!キマシタワー」

さやか「仁美…授業中だよ…」

教師 「中沢立ってろ」

中沢 「えっ」

ー お昼休み ー

まどか「お昼だよっほむらちゃん!」

さやか「いえーす!」

ほむら「あら、仁美は?」

さやか「委員会があるとかで行っちゃったよ」

ほむら「そう」

まどか「ほらっ私達も食べよう?」

ほむら「申し訳ないけど今日は遠慮するわ。先約があるの」

まどか「あ、そうなんだ…残念」

さや (マミさん?)

ほむら(まみまみの謎に迫るわ)

さやか「まぁしゃーないよ。二人で食べよ」グッ

ほむら「それじゃあね」グッ

まどか(アイコンタクトしてた…いいなぁ)

ー 屋上 ー

マミ 「屋上で食べるご飯は美味しいわ…」マミーン

マミ 「寂しくなんてないんだから」

マミ 「キュゥべえも学校に来ればいいのに…」

ほむら「その必要はないわ」

マミ 「暁美さん!?」

ほむら「私はぼっちの味方でリア充の敵」

ほむら「貴女はどっちなの?巴マミ」

マミ 「休み時間は本を読むか寝たふりをするわ」

ほむら「その答えで十分よ」ガシッ

マミ 「それで、何を買ってきて欲しいの?」スクッ

ほむら「??」

マミ 「この時間じゃお惣菜パンは売り切れかもね…ダッシュしても間に合いそうに無いわ」

マミ 「それとも勉強でも見て欲しいの?あ、お金なら今は手持ちが少ないから少ししか…」

ほむら「巴さん…」

マミ 「飲み物なら今日のところは紅茶で我慢してもらえないかしら?」

ほむら「…何もいらないわ。一緒にお昼を食べようと思って来たの」

マミ 「信用すると思って?」

ほむら(どうしてこうなった…)

ほむら「ほら、パンは自分で買ってきてるし飲み物も準備してるわ」ガサッ

マミ 「そ、そんな…」ガクガク

ー お食事中 ー

マミ 「胃が軽い…こんな気持ちで食事するのは初めて」

ほむら「大げさな…」

マミ 「もう何も怖くない!」

ほむら「はぁ…とても聞ける状況じゃないわね」

マミ 「?」モグモグ

ほむら「それより、いつも屋上でお昼を?」

マミ 「え、えぇ…魔法少女やってると人間関係が雑になってしまっていつの間にかね…」

ほむら「ならこれからは一緒に食べましょう。美樹さやかや鹿目まどかもいるわ」

マミ 「えっ鹿目さん達も!?」

ほむら「あともう一人彼女達の友人もいるのだけど悪い子ではないわ」

ー 放課後 ー

ほむら「ということで今日は一人増えるわ」

マミ 「こんにちは。鹿目さん、美樹さん一緒に帰りましょう?」

まどか「あっマミさん!」

さやか「昨日は途中で帰ってすみませんでした!」

マミ 「ソロバンなら仕方ないわよ。気にしないでね」

さやか「は、はい…」

ほむら「ところで仁美は?」

まどか「習い事があるからって先に帰っちゃったの」

ほむら「それは残念ね…巴マミに紹介したかったのだけど」

マミ 「また次の機会があるわよ!」

ー マミルドナルド ー

マミ 「照り焼きのバリューミールください!飲み物はコーラで!」

まどか「あとシェイク3つでお願いしますっ」

マミ 「えっ?」

まどか「え?」

さやか(で、どうだったの?)

ほむら(そんな雰囲気じゃなかったわ)

さやか(何しに行ったのよあんた…)ハァ

さやか「それで恭介ったらさー!」

まどか「ウェヒヒ」

マミ 「あら、もうこんな時間。夕飯のお買い物しなきゃ」

さやか「んじゃーこれでお開きにしますかー」

ほむら「そうね」

さやか「まどかこの後CDショップ寄りたいんだけど大丈夫?」

まどか「いいよーもうすぐ退院だもんね上条君」

さやか「まぁねー、ラストスパートってやつですよまどかさん!」

マミ (美樹さん例の男の子とは順調みたいね)

ほむら(フォローには苦労したのよ…)

まどか「ほむらちゃんはどうする?」

ほむら「ん、ごめんなさい聞きそびれたわ」

さやか「CDショップ。あんたも行かない?って言ってんのよ」

ほむら「私は…」チラッ

マミ 「…」マミーン

ほむら「折角のお誘いだけど、私も買い物しないと」

マミ 「!」パァァ

まどか「そっか…」ショボン

ほむら(今すぐ落ち込むまどかを抱きしめてほむほむしたい)


   その時ほむらに電流走る_!

ほむら「ま、まさか…まみまみとはあの…?」ワナワナ

さやか「どったの?」

ほむら「きゃっなな何でもないわ」

まどか(きゃっだってー可愛いんだー)ホッコリ

ほむら「とにかく貴女達とはここでお別れよ」

さやか「へいへい。それじゃマミさん今日はありがとうございましたー」フリフリ

まどか「また一緒にお茶しましょうねーほむらちゃんもばいばいっ」

ほむら「ええ、またね」

マミ 「」プルワルプル

ほむら「さて行きましょうか…?巴マミ?」

マミ 「お別れすら愛おしい…これがYORIMICHIってやつなのね…感動しちゃったわ…」

ほむら(すごく共感できるけどちょっと引くわね)

ほむら「ほら、さっさと歩く。早くスーパー行かないとお惣菜売り切れちゃうわ」

マミ 「もう何も怖くない…!」ズリズリ

ー 近所のスーパー -

ほむら「くっ品揃えが薄いわりに値引きシールがしょぼい…完全に出遅れたわ」ガクッ

マミ 「お惣菜ばかりだと栄養偏っちゃうわよ」

ほむら「一人分だけを自炊するのはすごく面倒よ」キリッ

マミ 「威張れることじゃないわ…仕方ないわね。今日も寄ってく?」

ほむら「その必要は超あるわね」

マミ 「聞こえなかったわ」

ほむら「夕飯ご一緒させてください」

マミ 「よろしい」

ー 帰り道 ー

マミ 「ところで暁美さんはご両親と一緒には暮らしてないの?」

ほむら「両親はいるみたいだけど小説版がまだ届いてないからハッキリわからないわ」

マミ 「小説?」

ほむら「失言よ。忘れなさい」

マミ 「気になるじゃない」

ほむら「知らないほうが幸せなこともあるのよ」

ー マミホーム ー

マミ 「ただいまー」ガチャ

QB  「おかえりマミ。君もいたのか暁美ほむrッターン

ほむら「黙りなさい」

マミ 「何もしてないのに…」

ほむら「害獣の扱いはこんなものよ」

QB  「まったく困ったものだよ。毎日残機を減らしにかかるのは簡便してくれ」

ほむら「淫獣。お茶」グデー

QB  「僕は君の召使じゃないよ」

マミ 「と言いつつキッチンに駆けてくキュゥべえも可愛いわね」

QB  「減らされる前に行動するのが得策かと思ってね」

ほむら「賢明よ」

ウェヒヒ!ウェヒヒ!ウェヒヒ!ウェヒヒ!

ほむら「メールだわ」ピッ


メール「マミカラからのお知らせ!本日よりフリータイム料金が…」ピッ

ほむら「消えなさい」

マミ 「今のうちに着替えてくるわね」

ほむら「私も一旦帰って着替えてくればよかったわ…」グデー

QB  「もうすぐお茶がはいるよ。マミはどこだい」

ほむら「生着替え中よ」

QB  「卑猥な表現だね」

ー 帰宅後ティータイム -

ほむら「ニルギリね」ゴクゴク

QB  「キャンディだよ」

ほむら「知ってたわ」

マミ 「暁美さんも大分詳しくなってきたわね。外してるけど」

QB  「ちょっと前までは色だけで判断してたしね」

ほむら「減らすわよ」ジャキッ

QB  「きゅい…」

マミ 「今日は暑いしマミおろし醤油うどんよ!」

ほむら「不吉な名前だけどさっぱりして美味しそうね」

QB  「酢橘は買ってきてるのかい?」

マミ 「バッチリ準備してあるわ」

QB  「さすがだよマミ!」

ほむら「私の分はネギ抜きでお願い」

QB  「暁美ほむら…君は…」

QB  「おろしたての大根おろしとネギと天カスを一気に混ぜて酢橘をギュっと搾るのがいいんだ。ゴマも忘れちゃいけない」

ほむら(何この淫獣…引くわ…)ズルズル

マミ 「お代わりいるなら茹でるから言ってね」

QB  「もちろんさ!生姜はやはり国産に限るね」ジョリジョリ

QB  「後出来れば次回からはおにぎりも欲しいな。稲荷ずしも捨てがたいけど…」

ほむら「この姿をまどかが見たらどう思うかしらね…」モシャモシャ

QB  「可愛いと思うに決まってるだろう?うどんを食べる小動物なんて希少だよ」

マミ 「そうねぇ」

ほむら「…」ズルズル

マミ 「さすがに和食系の後に紅茶はアレだしほうじ茶にしてみたわ」

ほむら「胃に染みるわ…」ポンポン

QB  「そろそろお風呂がはいるよ。また一緒に入るのかい?」

ほむら「お前抜きならそうしようかしら」ズズー

QB  「やれやれ。なら僕は洗い物を片付けておくよ」

マミ 「それじゃ行きましょうか」

___________________________________________________________


ほむら「この時期に長風呂はきつかったわ…」ダラダラ

マミ 「さっぱりした後で汗はあまりかきたくないわね…」

QB  「人間は不便だなぁ。麦茶置いておくから飲むといいよ」コトッ

ほむら「気が利くわね。淫獣のくせに」ゴクゴク

QB  「頼まれたからね」ボソッ

ほむら「?…何かしら…妙に、眠く…」

マミ 「疲れたのかしら?少し横になりなさいな」

ほむら「そうさせてもらうわ…」バタン

ほむら「すー…すー…」

マミ 「…ナイスよキュゥべえ」

QB  「わざわざ眠らせるなんて何を考えてるんだい?」

マミ 「決まってるじゃない」

マミ 「ふと目を覚ませばこんな時間。あぁ夜道は危険だしどうしようかしら」クネッ

マミ 「ふっ深夜に女の子を一人で出歩かせるような私じゃないわ。今日は泊まっていきなさい」キリリ

マミ 「巴マミ…いえ、マミ先輩!」パアア

マミ 「暁美さん…!」ギュッ

QB  「わけがわからないよ…」

マミ 「名付けてオペレーション・デイブレイクね」

    /:::::l   ,  "´           `丶、 z/´`ヽ、
 |ヽ、 /:/|::l /                  \   l:l

 ll\/ z|::|     ./     A   |       \_.j:j__
´ ̄`\/j::j    l ./  /  /丶   .|ヽ   l   ヽ ヽノ__<
     ヽノ    l./  /  /_ヽノ´ |: ヽ  `ー  ', ヽヽ\`
     'l    .l'  /  ̄/    \ |:: : :\ l\.  l  ヽヽ iヽ
    ヽ l    l  /   .zチニニiミ: : : : : : :ヾl_: :\ l  ヽヽl ヽ
 |   .|ヽヽ   l /: : /´ l  || :l: : : : : : : : :l `ト lヾ  ',::::::l
/:l    | ヾ   l: : : : : : .l:  !! j: : : : : : : : :l || l :.l l\ l:::::|
::::l    |下ヽ   ,l: : : : : :  ̄ ̄ ̄_ _ _ ー- : :l l::: :l :|::::l
::::,l   |ヽ ('l   l: : : : : : : --       ,  `丶 .l l::: l:::|:ヾ 急に単発が湧いてきたな
:::: l  | |\\.l   l                   l l::: l:::|
::::: l .lヽ|  \ヽ  l.                  ノ l :lリリ
ヽ:::l /  _ ≦l  .lヽ、.       _-_-、   ∠´l lリ
 ヾl  /  `ヽ、', ',::::::`≧ -  ..___... ≦´V ヾj\l
   /      \ヽー──t/≧_ --、
 /  /´ ̄ニ_≧ヽ-ヽ、 |||  {ヽ   ヽ─ 、   __
.{   /            `ー─-ゝ-、     ̄77 /  ヾヽ、

間違えたごめん

ほむら「すー…」

マミ 「起きるまで暇ね…それにしても可愛らしい寝顔」

QB  「普段と違って年相応に見えるね」

ほむら「…さん」

マミ 「ん?」

ほむら「鹿目さん…どうして…」グスッ

マミ 「鹿目さん…?いえ、それよりも」

QB  「あの暁美ほむらが涙を流すなんて。感情の無い僕もびっくりだよ」

マミ 「…」

QB  「マミ?」

ほむら「ん…」パチ

ほむら「ここは…そうだ、確か巴マミの家で…え?」グッ

マミ 「んー」ムニャムニャ

ほむら「と、巴マミ?何これどういうことって私スカート穿いてない!?」ジタバタ

マミ 「むー」ムニッ

ほむら「そそそんなにギュってされるとパ、パイパイが…」

マミ 「…落ち着きなさい。別に食べちゃおうってつもりはないわ」

ほむら「あ、起きてたの…?」

マミ 「あんまり動くんだもの。目が覚めちゃったわ」クス

ほむら「いつの間にかすっかり寝入ってたみたいね…申し訳なかったわ」

マミ 「気にしなくて良いわよ。可愛い寝顔も見れたしね」

ほむら「なっ…」

マミ 「ちなみにスカートはしわになるから脱がしておいたから安心しなさい」

ほむら「それはどうも…はぁ、起こしてくれても良かったのに」プイッ

マミ 「だって、暁美さん寂しそうだったもの」

ほむら「寂しそう?」

マミ 「何となくだけどね…それで気づいたら添い寝してたわ」

ほむら「何となくで同衾はやめてほしいわ…心臓に悪いもの」

ほむら「でも確かに…こうしてると安心するのは否定できないわ」ギュッ

マミ 「一人暮らししてると、どうしても人肌恋しくなる時はあるものね」ギュッ

ほむら「ふぁ…今夜だけ甘えさせてもらうわ…巴さん…」

マミ 「ゆっくり休むといいわ。朝の心配は無用よ」

ほむら(何となくわかった気がする…まみまみ…)

ほむら(でも今は深く考えずに…寝て…)

ほむら「すー…」

マミ 「おやすみなさい。暁美さん」ナデナデ

ー 翌朝 ー

QB  「おはよう!僕の名前はキュゥべえ!君たちを起こしにきtッターン

ほむら「快適な目覚めが最悪の目覚めに一転したわ…」

マミ 「んーおはよう。暁美さん、キュゥべえ」

ほむら「おはよう…巴マミ」

マミ 「ふふっ本当に昨夜だけなのね」

ほむら「ば、馬鹿…」プイッ

QB  「全く。減らされても文句ひとつ言わず家事に勤しむインキュベーターなんて僕くらいだよ」ブツブツ

ほむら「殊勝なことじゃない…ダージリンね」ズズー

QB  「ディンブラだよ」

ほむら「言い間違えたわ」

マミ 「起き抜けでダージリンは風味が勿体無いわ」

ほむら「そういうものなの…」

マミ 「これはジャムを含んでから飲むと美味しいわよ」

ほむら「ロシアンティーというやつね」パクッ

ほむら「そう言えば何の用意もしてないから替えのブラウスもソックスもないわ…」

マミ 「私のを使うといいわ。まだ何日分かストックしてあるから」

ほむら「毎日アイロン掛けしてる私とは大違いね…」

マミ 「土曜日はアイロンの日よ!」

ほむら「一度面倒になってそれからは自転車操業よ」キリッ

QB  「君の普段の私生活が窺えるよ」

ほむら「減らすわよ」

QB  「さぁ時間が迫ってるよ。早く食べてくれ」

ほむら「スルーを覚えたのね…」

ほむら「」ダボダボ

ほむら「この胸に漂う虚無感は一体…」ブワワッ

QB  「ただバストサイズが合って無いだけだrスパパパパーン

ほむら「消滅させるわよ」グスッ

マミ 「暁美さんも成長期なんだしこれからよ」

ほむら「とても一つ違いの差とは思えないわ…」

ほむら「それじゃ行きましょうか」

マミ 「キュゥべえ。お留守番お願いね」

QB  「あぁ、二人とも必要はないと思うけど気をつけてね」

マミ 「行ってきます」

ほむら「…行ってくるわ」

QB  「君が挨拶をするなんてね。今日は早めに洗濯物を取り込んだほうがいいかな」

ほむら「本当に一言多いわねお前は」

ー 通学路 ー

まどか「あ、ほむらちゃん!…とマミさん?」

さやか「一緒に登校…だと…?」

仁美 「まぁまぁまぁまぁまぁまぁ」

ほむら「おはよう」

マミ 「みんなおはよう、今日もいい天気ね。そちらは例のお友達かしら?」

仁美 「志筑仁美と申しますわ。よろしくお願いします」

マミ 「巴マミよ。よろしくね、志筑さん」

まどか「なんかマミさんがすっごい輝いてる…」

さやか「マミさんに一体何が…」

ほむら「美樹さやか」コソッ

さやか「どした?なんかダボっとした謎の美少女転校生」

ほむら「ほっときなさい。まみまみの意味がわかったわ」

さやか「えっ!?マジ!?」

まどか(また内緒話してる…いいなぁ)

さやか「そ、それで、一体なんだったの?」

ほむら「口で説明するのは難しいの…だから」

さやか「ごくり…」

ほむら「私とほむほむしない?」

おわり

  -─フ  -─┐   -─フ  -─┐   |  ─┬─  ─┼─      |  ─┬─  ─┼─
__∠_   /  __∠_   /   |  ─┼─     |       |  ─┼─     |
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\_/  |  ヽ__   /  ヽ/     |   ヽl      し       し       ヽ__  /  ヽ___,ヽ     _ノ


マミさんが可愛すぎて生きるのが辛かったので書きなぐった。マミさんなら何でもよかった。今ではほむほむしている

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