天使「うわwwキモオタが私の担当とかwww」男「…」(405)

男「この部屋もフィギュアでいっぱいになったな…」

男「こんなことして何が楽しいんだろうか…彼女欲しいけど、部屋がこんなんじゃ親すら呼べない…」

男「…」

男「隠れオタなんか疲れるだけだ。いっそのことオープンになってやろうか」

パアァァ…

男「ん?外が嫌に明るいな…」

あなたに神の御加護を与えましょう…

男「え?なに?誰かいるの?てか窓の外明るいな!!なんなんだよ」ガララ

あなたに御加護を…

男「誰誰?うわ!え?部屋に誰かいるの?カーちゃんか!?カーちゃんなのか!?」

パァァァ…

男「うわぁああ!!眩しっ!眩しっ!誰だよ近所迷惑だろ!」

バサッバサッ

男「ひぃぃ」

男「…」
男「明るいのは収まったみたいだな…あー頭が痛い」

「アナタに神の御加護を授けましょう…」

男「…え?」クル

天使「…」

男「……」

天使「ゼウスの……て何この部屋」

男「あ、え、あ」

天使「うわっフィギュア…ぶ…ぶはっwwww」

男「え?」

天使「キモオタ担当はいりましたーwwwwふざくんなwwwww」

男「誰?」

天使「あぁ!?」


男「ひぃっ!」

天使「『ひぃっ!』」
天使「だっておwwww『ひぃっ!』wwww」

男「えっと…どちらさまですか?」

天使「ひぃっ!wwww」


男「」イラッ

天使「www…失礼、私はキモオ…いやアナタのような恵ま、wれぬ人へ神の御加護を授けるべく…w…くっw…」

男「…えっと、とりあえずご自宅の連絡先とかわかります?」

天使「天界に決まってんだろwwww」

男「……あ、もしもし?警察ですか?あのー、妙なコスプレをした女性が僕の家にまぎれこ…」

天使「」

天使「太陽拳!」カッ

男「うわぁああ!目がぁああ!」

天使「今の内に」ガチャッブツ…ツ-、ツ-、

男「ああっなんてこった!」

天使「まぁそこらへんに座れ、神の御加護について話をしようじゃないか」

男「俺の部屋なのに…」

天使「ああこのフィギュアにまみれた部屋!まじかよwwww」

男「…」

天使「あーあー、同じの2つ買っとるwwww買っとるwwwww同じ美少女が同じポーズで並んどるwwww」

男「…そろそろ話しましょうよ」

天使「あぁ、まぁアンタが冴えなさすぎるから、『オレが幸せにしてやんよ!』」
天使「終了!ハイ、フィギュア鑑賞タイムktkrwwwww」

男「今の『オレが幸せにしてやんよ』だけアニメで聞いた声だったような」

天使「Angel Beatswwww叩かないでwwww私を叩かないでwwww」

男「…アナタも結構オタですよね」

天使「www……は?」ピタ

男「え?」

天使「は?ちげーし、全然ちげーし!え?なに?同類にしようとしてんの?こちとら穢れなき天使よ?天使?アンタはキモオタ!ちげーし」


男(うわ面倒くせ…)

男「そもそも天使ってなんですか、そのよくできたコスプレでウチに押しかけてきて」

天使「コスプレwwwできるもんならやりたいわwwww羽邪魔すぎワロヌンティウスwww」

男「はいはい、邪魔だったら脱げばいいのに」

天使「飛べるぜ?www全力でいくか?wwww」

男「はいはい、全力でも結構ですよ」

天使「ほれ」バッサァアッ!!

ビュゥウウンッ!!

男「うわぁあああ!!部屋が!フィギュアがぁあああ!!」

天使「…あ、だって全力って」

男「お外で飛びなさい!」

男「はぁ…まぁ仮に天使だと認めましょう」

天使「神公認だ舐めんな」

男「で、天使ってなにができるの?」

天使「なにって…」

男「まさかなにもできないとか?ここに住むつもりでしょ多分。飯代は俺もちでしょ多分」

天使「あ、あれできるよあれ!恋のキューピッド」

男「詳しく話してください」ズイ

天使「手の平リターンwwwww」

天使「まずね、AがBを好きだとするwwww」

男「うん」

天使「私がこの弓矢でwwwAの真上上空からBをピューンッwwww」

男「うん」

天使「ピューンッwwww」

男「わかったから続けて」

天使「すると矢はBの急所に命中し、重傷を負うのですwwww」

男「うん………え?」

天使「血を流し倒れたBをAが救出し、BがAに惚れるwwwwやったね!!」

男「待て」

男「……そっか。じゃあ女さんと結ばれることはできないか…」

天使「え?」

男「あ、いや、恋のキューピッドってのが本当なら、女さんと結ばれたいかなって」

天使「なにそれ乙女」

男「昔からすきだったんだ」

天使「そうなんだすごい」

男「そんな危険な目に合わせるわけにもいかないし」

天使「えっ」

男「えっ」

男「はぁ…ほかになんかありますか?」

天使「死人を生き返らせたりとか」

男「定番ですねw」

天使「単芝死ね」
天使「まぁ死人は生き返らせることは可能よん」
天使「これでキューピッドでミスって殺しても生き返らせられるから躊躇いなくピューンッwwww」

男「躊躇え」

男「んじゃ、明日は学校ありますんで、天使様は適当に昼はブラついててください」

天使「定番の留守番はスルーとかマジパネェッスwwww」
天使「お、パソコンあんじゃん」

男「あ、ダメ!」

天使「……」カチカチ
天使「エロゲwwwwwwうっはwwwうぇっwww」

男「うわぁあああ女の子に見られたぁああ」

天使「あー、このソフト持ってるわ」

男「」



天使「昨晩はお楽しみでしたね!」

男「何一つ楽しんでないから」
男「じゃ、俺学校行ってきますんで。ほら早く家から出て」

天使「えー、留守番はー?」

男「フィギュア漁るからダメ!」

天使「バレたったったwwwww」

男「お弁当と多少のお金は上げます。んじゃ」

天使「くっそwwwww捨てられた女の気分wwww」

学校

先生「今から席替えを行う」

男「マジで!?」

友「よう、席替えか。女さんと隣になれねぇかな」

男「ブル…ゴホン、お前もか」
男(アブね、オタ用語出そうになった)

友「あぁ、じゃ、クジ引いてくらぁ」

男「はいよ」


女「………」

男(はぁ~…静かで可愛いなぁ女さん)

パチンコ店

子供「うぅ…お車の中あづいよぉ…」
子供「ママどこぉ…?」
子供「あづいぃ…お腹すいたぁ…うわぁぁん…」

パァアア…

天使「アナタに神の救いを…」

子供「ふぇ」

子供「お姉ちゃん、ありがとぉ」

天使「お礼には及びません、私は大いなる神の使いなのですから…」

子供「うぅ…お腹すいた…」

天使「…」
天使「これをどうぞ」ス

子供「え?」

天使「お弁当です。遠慮なさることはありません。子供はよく食べ、よく育つことが一番なのですから…」

子供「…いいの?」

天使「ええ」ニコ

天使「車の中を秘薬で涼しくしておきました。これであなたは暑さで苦しむことはないでしょう」

子供「ママに怒られるかも…」

天使「恥ずかしながら、私が行うのは救済のみです。罰することは大いなる神が行うでしょう」

子供「ママ、ばっせられちゃうの?」

天使「アナタが大きく健やかにそだてば、神はすべてをお許しになるはずです。ですので、どうかお幸せに」ニコ


子供「ありがとう!お姉ちゃん」

学校

友「きたぁああああ!!きたぁああああああ!!」

男「おい、お前まさか」

友「女さんの隣きたぁああああ!」

男「なん…だと…」


女「…友くん…」トコトコ
女「隣、よろしくね」ニコ

友「!!!」
友「ヒョ、ヒョォイ!!」

男「俺の隣は空席か…くそっ…あぁあああ!!」

友「圧倒的勝利だな」

男「うるせ」

橋の下

ホームレス「うぃ~…飯がねぇな…金もねぇ」
ホームレス「家もねぇ」

ホームレス「拾う空き缶すらなかった…もうダメかもな、俺ぁ」


天使「…」バサッバサッ



宝くじ店

店員「いらっしゃいませー」

天使「このお金で買えるだけください。あ、番号は5054…」

ホームレス「はぁ…なんとかやりなおせねぇのかな……ダチに騙されなかったら今頃は…」

パァァァア…

ホームレス「…アン?」

天使「不遇な運命を歩んでしまったアナタへ、神からの思し召しを与えましょう…」

ホームレス「あ?なんだねーちゃん」

天使「このクジを」スッ

ホームレス「はぁ…ひやかしか?」

天使「1週間後の新聞とあわせてお読みください。きっと驚かれるでしょう…」ニコ

ホームレス「ま…まぁ、貰えるもんなら貰っとくけどよ」

天使「では、私はこれで」バサッ

ホームレス「なんだありゃあ…飛んでやがる…!」


男「はぁ…結局女さんとは隣になれなかったな…」ガチャ

男「あれ?なんで玄関開いてるんだ?まさか…」


天使「遅すぎワロッシュwwwww」

男「天使様どうやって入ったの!?」

天使「天使に不可能はねぇよwwww男ざまぁwwwwうぇっうぇっwww」


男「ぐぬぬ」

男「あーもう…ほら、弁当箱貸してください、洗いますから」

天使「あ、あー…それはー…」
天使「落としたったったったったwwwwww」

男「あーもう!仕方ないなぁ…まだ余分にあるから、今度は気をつけてくださいよwwwww」

天使「芝移っとるwwww」

男「~♪」カチカチ

天使「何やってんの?」

男「エロゲ」

天使「乙女の前でエロゲとかブレねぇwww」

男「天使様慣れっこでしょ、じゃあ別にいいかなって」

男「あ、トイレ行ってきます」


天使「前屈み乙www猿かwwww猿ですかwwww」

天使「~♪」カチカチ

男「ふぅ…あれ?」

天使「ああ、なるほど、そういうフラグだったのかwww把握wwww」

男「うわぁああああ!!どんなフラグ!?勝手に進めないで!うわぁああ」

天使「飯つくれwwwデュクシwwwww」ボッ

男「」ザシュッ

天使「あ…男の腕が吹っ飛んだ…」

男「おぴょぉぉぉあああああああ!!!」

天使「もちつけwwwwこの秘薬でwwww」ポタリ

男「あぁあああああ……え?」

天使「復活!!天使ちゃんマジ天使wwww」

男「……」
男「さ、エロゲエロゲ」カチカチ

天使「お礼wwww家wwww」

男「こっちはエロゲを勝手にすすめられて、腕吹っ飛ばされて怒ってるんですよ」

天使「フィギュアに囲まれていうセリフじゃないよねそれ」

お風呂入るね(-ω・)ゞ☆

男「さぁそろそろご飯作りますか」

天使「はい」

男「はいじゃないが」
男「なんか手伝ってくださいよ」

天使「何を手伝って欲しいのか」

男「野菜と肉を切る、米研ぎ、炊き、炒め、煮込み、味付け、盛り付けなどなど」

天使「全部じゃねぇかwwwww鬼畜wwww」

天使「こうですか、わかりません」

男「おぉ…すげぇ、完璧だわ」

天使「マジ天使wwww」

男「うん本当にマジ天使…これは」

天使「え、」
天使「あ、あー…」

天使「いやぁいざ誉められると…」

男「誉められなれていない、立派なVIPPERですね」

天使「VIPPER発言はないわー…」

男「えっ」

天使「いるよね?学校とか職場で得意げにコピペ見せてくる奴」

男「いや、それは…その」

天使「ぶっはwwwwwwww」

男「…すいませんでした…」

男「そういえば、天使様はなんで俺のところに?」

天使「え?」

男「いやぁ、こんな俺のところになんで…。性格からして面倒臭がり屋そうだし…」

天使「そっ…それは…///







いい加減働かないとネット契約切られて追い出されるwwwwうぇっwwwやばすwwww」

男「さよけ」

男「あー、風呂入ってください。もう沸きましたよ」
男「天使様ー?」
男「あれ?いないな…」
男「天使様ー!またどっか飛んで行ったんですかー?」
男「…天界に帰ったのかな…」
男「そうだな、なんだかんだでこの2日間、楽しかったもんな…」



<うはwwww湯船狭ぇwwwww


男「やっぱ楽しくないわ」

天使「ふぅ…さっぱりしたわ…」

男「しみじみして損した」

天使「天使の残り湯にあずかることができるとかマジ幸運だなwww感謝しろよ^^」

男「うわ、めっちゃ煽ってきてる」

天使「翼がビショビショ美少女wwwドライヤー借りるぞ…」


風呂場

男「はぁ…天使の残り湯って」

男「うわっ!めっちゃ輝いとる!!花咲いとる!妖精踊っとる!!」

男「ふぅ…さっぱりしたわ…腸の中まで洗われた気分だわ」

天使「アイスある?」

男「ありますよ…」ガララ
男「ほら」スッ

天使「わーい」

男「あ、今ので最後だった…!」

天使「メシウマだぜ!ハーッハッハッwwwww」ガツガツ

男「はん、アイスごときで喜ぶなんて子供ですね」

天使「子供の美少女だけど質問ある?」

男「いつになったら静かになるんですか?」

男「そろそろ寝ましょう」

天使「今日は疲れたわーマジ疲れたわー」

男「そりゃそんなテンションで一日中いたらね」

天使「天使に賢者タイムなんてモンはねーよwwwwwましてやおにゃのこwwww」

男「しかしながら、俺の部屋にはベッドが一つだけ…」

天使「…え」
天使「…い、いったい何が始まるんです?」

男「何も始まりません俺は床で寝ますので」

天使「うぇっwwww覚悟して損したwwwwww」

男「えっ」

天使「えっ」



男「はぁ…床ってやっぱ寝つき悪いな…首が痛い」

天使「…おきた?」

男「…」

天使「…」

男「なんで俺の布団に?」

天使「いや部屋の主を床に寝かせるのは神の使いとしてどうかと」

男「その前に考えるべき事件が云々かんぬん」

天使「はぁー寝てないわーマジ寝てないわー、2時間しか寝てないわー」

男「はいはい、朝飯作ってきますんで」

天使(ぶっちゃけ緊張してたから全く寝てないわー…)

男「ごちそうさま」

天使「トーストと目玉焼きとコーヒー、至って普通の朝飯だったね」

男「じゃあ学校行ってくるんで」

天使「私も行くwwwwwぶはははwwww」

男「え?なんで?」

天使「驚けよwwwww真顔で聞くなよwwwww」

天使「制服は昨日調達したwwwwwうっはwwww」
天使「お前の隣は空席なんだろ?そうなんだろ?ん?ん?wwwww」

男「なんでそれを」

天使「天使に不可能はねぇよksがwwww平伏せwwwwうっはwwww」

男「でも転入手続きがまだだからダメですね。残念」

天使「天使に不可能はねぇよwwwww本日2回目wwwww」
天使「『でも転入手続きがまだだからダメですね。残念』(キリッ」

男「」イラッ

学校

男「じゃ、校長室に通してもらえるか聞いてくるわ。校門で待っててくれ」

天使「わかりました。お待ちしております」

男「!?」
男「口調…てかキャラが…」

天使「どうか焦らずごゆるりと」

男「は、はい…」

校長室

校長「ふぅむ…そのような名簿はないな…」

男「やっぱりそうですか…」

校長「まぁ、とりあえずその子を呼んできなさい。校門で待たせるのも居心地が悪いだろう」

男「わかりました」

校長室

男「この子です」

天使「天使です。お初にお目にかかります」

校長「ふむ…」

男「あー、じゃあ今日は転入手続きだけして帰しますんで…」

校長「いい…可愛いから、今日からでもいい」

男「校長!?そんなマジな顔で…」

校長「天使ちゃんだね。今日からよろしく」

天使「宜しくお願いいたします」

男「…oh…」

教室
先生「はい静かにしろー」
先生「今日からウチのクラスの仲間になる天使さんだ。仲良くしてやってくれ」

天使「…」ペコリ

先生「男の隣空いてるな。そこ座れ」

天使「承知しました…」ペコリ

女(うわぁ…綺麗な人だなぁ…)

友(男、あいつ…できる!)

休み時間

ザワザワ

「ねーねー!君どこから来たの?」

天使「遠いところからです」ニコ

「あとで俺たちと遊ばない?」

天使「まだ私、この学校に慣れていませんので…。いつかまた誘ってくださいね」

「じゃあさじゃあさ!俺たちと食堂いかない?」

天使「大変申し訳ないですけど、実はお弁当を持ってきていて…」スッ

男(あ、俺が作った弁当だ)
男「おっとこうしちゃおれん、女さんに積極的に話しかけねば」ガタ

天使「!」

男「女さん」

女「あ、う、あ、男くん」
女(ダメだ、緊張して口が上手く動かないや)

男「あ、あのさ。女さんっていっつも本読んでるよね」

女「う、えあ、これ?」
女(根暗だと思われてるよ…絶対に)

男「俺も本読もうと思ってさ、もしよかったらオススメの本とか教え
友「オラァッ!!」ガッ

男「ぶっひぉ」ドサッ

友「女さん、今日は一緒に本を買いに行きませんか?」キリッ

女「あ、え…?」

男(貴様ァ!)
友「…」ニヤッ


天使「……」
「ねー好きな食べ物とかは?」
天使「え?あ、そうですねー…」

帰り道

天使「男さん、そろそろ自宅へ向かいましょう」

男「あー…うん、それがですね」

友「女さん、男は行かないみたいです。ささ、今の内に」
女「あ、う」

男「あっ!テメェ!!姑息な!」

天使「…」
天使「私もご一緒してよろしいでしょうか」

男「ダメです!!天使様がいると女さんが勘違いしちゃいますからね」
男「それでは俺の幸せ、マイハニーは飛んでいっちまいます!」

天使「しあ、わせ…」
天使「…承知しました」

男「あ、これ鍵ね。夕飯は買ってきてあげるから待っててくださいね。それじゃ」ダッ

天使「…」

自宅

天使「うっはwwwww」
天使「私モッテモテwwww携帯もってないのにメルアド聞かれまくったったったwwwwww」

天使「相変わらずこの部屋フィギュアだらけwwww吹いたwwwww」

天使「男が幸せなら仕方ねぇwwwww仕事だし仕方ねぇwwwwうぇっwww」
天使「男が幸せになったらこの部屋からもおさらばwwwwwネット契約もされねぇwwww」
天使「天使の仕事ショボ杉wwwwwワロタwwwwwww」

天使「…ワロタ……」

書店

友「ほほう、オススメはこの本ですか!いやはや興味深うございまするなぁ」

男(いつの時代の人だよ)

女「あ、うん、私もこれ読んでみようと思うんだ。隠れた名作らしくて」
男「お、俺が買おうか?それ!」

女「え、でも…」

男「いいですいいです!女の子は遠慮しちゃダメだよ」

女「え、うーん…じゃあお願いしてもいいのかな?」

男「毎度あり」

女「あ、う、ありがとう」

男(女さんマジ天使…)

男(天使かぁ…)

男(あ、新刊のラノベだ。どれどれ)ペラ

男(まぁた芝ありラノベかよ。最近増えたよなぁ芝。痛いだけだっつーの)
男「芝…か…」
男「今日は学校では芝使うどころかキャラがまるっきり違ってたな…」


友「男ー?そろそろ行くぞー」

女「お、男くん?」

男「あー…いいよ、ここで俺は別れるわ。あとは二人でごゆっくり」

友「神様やぁ…男は神様やでぇ」

女「…じ、じゃあ私も、そ、そろそろ帰るね。それじゃ」

友「え、え!?」

男(芝か…また生やしてもらいに帰るとするかな)

自宅

男「ただいまー」ガチャ

天使「おせぇw…w…うぇっw……うぇっw……w…」

男「ん?」

天使「幸せか?ww今幸せか?ww…w」

男「…どうした、草が足りてないですよ。ここはサバンナですか」

天使「ww…サバンナww…熱いのに、カラッカラに乾いとるww…ダレウマww…w…ひっく…」

男「俺は今幸せですよ」

天使「…っ…」
天使「おkwww」
天使「把握ww」
天使「任務完了したし、天界に帰るとすっかなw」

男「いや、天界に帰られると幸せじゃなくなっちゃうんで」

天使「…え?w」

男「天使様がいるから幸せなんです。毎日楽しいし可愛いし趣味が合うし」
男「だから俺は天使様が大好きですよ」

天使「…!」

男「得意の(キリッをつけて俺の真似しないんですか?」

天使「だっ、『だから俺は天使様のことが大好きですよ』(キリッ…」

男「芝忘れてますよ」ギュッ

天使「…ひっく…うぅっ…」

男「やっぱり芝要りません、今はつけなくていいですよ」

天使「ひっく…ぁぁ…えぐっ…うん…うん…」ギュッ

翌日
学校

男「えっ」

友「悪いな」
女「…//」

男「え」

友「いやぁ昨日女さん追いかけてアタックしたんだわ」
女「…//」

男「えっ」
天使「…男さん」ポム

男「あ、はい」

天使「『えっ』(キリッ」

友「なんだよ、お前らも仲よさそうだな。聞けば天使ちゃんだっけ?男と接点近いんだろ?」

天使「はい」ニコ

男「何故わかった」

友「昨日二人で登校してたろ。転校初日から」

帰り道
男「なんでバレたんだ」

天使「ただの勘もあったのではないでしょうか?」

男「天使様、外ではその喋り方なんですね。」

天使「はい。天使族のイメージに大きく影響しますので」ニコ

男「あーそれはあるかもですね。着いたな、鍵鍵っと」ゴソゴソ

男「~♪」ガチャ…

男「はい、我が家に到着です」

天使「うっはwwwww新しい我が家wwww幸せなら永住おkかwwwww」

天使「一生幸せにしてやんよwwwwwうっはwww」

男「こっちだって幸せにしてやんよwwww俺が結婚してやんよwwww」

天使「これは期待wwwww」

おわり

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