ほむら「あ、5匹も捨て猫が……」ネコ「にゃーにゃー」(274)

ネコs「にゃー」

ほむら「ふふ、かわいいわ」

ほむら「……この黒猫とじゃれあってるネコはまどまど、この黒猫をほむほむって呼んじゃおうかな」

ほむら「な、なんて……誰も聞いてないしいいわよね……」

ほむら「となるとこっちの喧嘩してるのはさやさやときょうきょう?うーんあんあんにしましょう」

ほむら「皆のまとめやくみたいにいる1匹はマミマミでいいかしら?」

ほむら「ふふっほらまどまどおいで」

まどまど「にゃー」

ほむら「あ、ほむほむ怒らないで、別に奪う気はなかったのよ」

ほむほむ「フシャー」

ほむら「あ、よく見たらほむほむだけオスなのね……まぁいいわ」

ほむら「……里親を探してあげる間ぐらい、私の家にくる?」

まみまみ「にゃー」ペロ

ほむら「ふふっじゃ、行きましょうか」


まどか「あれ?ほむらちゃんと……ネコ?」

―ほむホーム―

ほむら「まず猫を一時的でも飼うからには責任をもっていい環境を作ってあげないと……」

ほむら「とにかくペットショップに行ってみましょう」





ほむら「ふぅ、結構多く買い物することになったわね」

ほむら「まどまどとほむほむみたいにまどかと仲良くなれたらいいのに……」

ほむら「寝床はダンボールにクッションでいいのね、一応1匹ずつ寝床を作って、犬みたいに名前も書いたほうがいいのかしら?」

ほむら「まぁいいわ、書いておきましょう」

ほむら「あとはトイレを用意して……遊び場をや爪とぎの場所を……」

あんあん「にゃーにゃー」

ほむら「あら、おなかがすいたのかしら?待っててね、すぐに用意するわ」

―翌日、学校―

ほむら(夜遅くまでネコについて調べていたせいで眠いわ……まだちゃんとしつけたわけじゃないし大丈夫かしら?)

ほむら(トイレは大丈夫だと思うけど……あぁ心配になってきた……)

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「何かしら?」

まどか「ほむらちゃん昨日ネコを拾わなかった?」

ほむら「え?」

まどか「ほむらちゃんがダンボールを持って歩いてったのを見たんだけど、ネコの声がしたからそうなのかなって」

ほむら「え、えっと……」

ほむら(隠す必要は別にないわよね?)

ほむら「えぇ、捨てられていたから拾ったの」

まどか「よかったらそのネコみにいってもいい!」

ほむら「え?」

ほむら(ま、まどかがう、うちに!)

ほむら「か、かまわないわ」

―放課後、帰り道―

まどか「ほむらちゃんって優しいんだねー」

ほむら「そんな事ないわ」

まどか「でも、突然5匹もネコを拾ってあげるなんてなかなかできないよ?」

ほむら「里親を探してあげるまでのつもりよ、外に放り出すのがいやだっただけで……」

ほむら(それにあなたに比べたら私なんてやさしくもなんとも……)

まどか「私ネコの爪とぎの姿とか好きなんだー」

ほむら「お尻をふりながら爪を研ぐ姿はかわいいわよね」

まどか「うん!」

ほむら(部屋が綺麗にしてあると思うけど……大丈夫かしら?)





さやか「……転校生と二人……まどか大丈夫かな」

マミ「今は様子を見るのが得策じゃないかしら?」

さやか「佐倉杏子なんかとつながってるようなやつですし何を考えてるか……」

―ほむホーム―

ほむら(よかった、皆寝てるみたいね……)

まどか「昨日拾ったのにもうこんなに買い揃えたの!」

ほむら「えぇ、短期間のつもりでも責任をもって世話をしようとおもったから」

まどか「へー5匹皆に寝床があるんだ、あれ?でもこの子達、1つの寝床で寝てる」

ほむら(まどまどとほむほむね、寝床は必要なかったのかしら?)

まどか「そういえばこの子たちに名前ってつけたの?」

ほむら「あ、えっと……」

ほむら(頭からすっぽりと抜け落ちてた!どうしよう!)

まどか「って寝床に名前が書いてあるね、えっとまどまど、ほむほむ、さやさや、まみまみ、あんあんって言うの?」

まどか「かわいい名前だね!」

ほむら(気がついてない?)

ほむら「えぇ……そうよ……」

まどか「寝床の名前通りなら、このまどまどの寝床にいる二匹はどっちがほむほむなのかな?」

ほむら「えっと、黒い猫をそう名付けたわ」

ほむほむとまどまど飼いたい

ほむら「この黒猫がほむほむ」

ほむら「青みがかった灰色の子がさやさや」

ほむら「濃い茶色の子があんあん」

ほむら「薄い茶色の子がまみまみ」

ほむら「このちょっとぴんくっぽい白猫がまどまど」

まどか「きっとまどまどとほむほむは仲良しさんなんだね」

ほむら「そ、そうね」



―ほむホーム外―

さやか「大丈夫かなーまどか」

マミ「危なくなったら助けを求めるわよ」

さやか「転校生め……一体どんな手段でまどかを呼び出して……」

マミ「帰りの様子をみる限り、鹿目さんから近づいたんじゃないかしら?」

さやか「あの転校生にですか!」

マミ「鹿目さんは暁美さんは悪い人じゃないみたいによく言ってるし」

―ほむホーム―

まどか「あ、あんあんが起きたみたいだね」

あんあん「にゃー」

ほむら「またご飯?食いしん坊ね、待っててね」

あんあん「にゃー」

まどか「ほむらちゃん、本当にネコ会話できてるみたい」

ほむら「あ、その///」

まどか「私にもなついてくれないかなーおいでー」

あんあん「にゃ?」

まどか「あ、逃げちゃった……」

ほむら「あの子は初対面の人への警戒心が強いみたいなのよ」

まどか「そうなんだ……残念……」

ほむら「でも、餌を上げた人へは警戒をとくみたいだからすぐに懐いてくれるから、あげてみるといいわ、はい」

まどか「うん、ありがとう!」

まどか「ほ、ほらおいでー、ごはんだよー」

あんあん「なー」

まどか「あ、食べてる!かわいい」

さやさや「にゃー」

まどか「あ、さやさやまで起きてきた」

ほむら「餌の匂いに釣られたのかしら」

まどか「あ、さやさやも食べてる!」

ほむら「さやさやには私はあまり好かれていないみたいなのだけど……あなたは好かれているみたいね」

さやさや「フシャー」

あんあん「フー!」

まどか「わわ、威嚇し始めちゃった」

ほむら「どうもその子達はお互いに突っかかるみたいなのよ、さやさやをお願いできる?」

まどか「あ、うん」

ほむら「今回は餌の独り占めされたと思ったのと、餌を奪われたと思ったってところでしょうし、別々にご飯を用意してあげればいいはずだから」

まどか「本当だ、収まっちゃった」

ほむら「まみまみが起きているとおさめてくれることもあるのだけど……」

ほむら「今は寝ているみたいだから」

さやさや「にゃー」

あんあん「にゃー」

まどか「まみまみは皆のお姉さんなのかな?お兄さん?」

ほむら「猫の血統についてはわからないけど、この5匹の中だとまとめ役のお姉さんって感じかしら」

まどまど「にゃー」

ほむほむ「にゃー」

まどか「あ、まどまどの寝床から鳴き声が」

ほむら「お互いを毛づくろいしているみたいね」

まどか「本当に仲良しさんだねー」

ほむら「そういえばあなた、時間は大丈夫?」

まどか「あ、もうこんな時間!帰らないと!」

ほむら「送って行くわ」

みんな可愛いよぅ

まどか「ここまでで大丈夫だよ、わざわざありがとうほむらちゃん」

ほむら「えぇ」

まどか「またあそびにいってもいいかな?」

ほむら「いいわよ」

まどか「またねー!」


さやか「まどか!」

まどか「あれ?さやかちゃん、どうしたの?」

さやか「あんたが転校生と二人でどこかに行くから何かされないかって」

まどか「もう、ほむらちゃんはそんな人じゃないよ」

マミ「表向きなんてどれだけでも取り繕えるのだから警戒にこしたことはないわよ鹿目さん」

まどか「マミさんまで……」

まどか「5匹も猫を拾ったほむらちゃんに猫を見せてもらってただけだよ」

さやか「猫?」

まどか「えっとまどまどとほむほむとさやさやとまみまみとあんあんって名前の猫」

マミ(私達の名前?)

マミ(暁美さんとは鹿目さん以外は私と美樹さん、佐倉さんと暁美さんで対立しているような形なのに私達のな前?)

マミ(まさか私達の名前をつけた猫を虐待なんてしてないと思うけど……聞いてみたほうがいいのかしら……)

さやか「まどかは猫好きだもんね、それでかー」

まどか「昨日拾ったのに道具とか全部揃えてほむらちゃんって本当にしっかりしてるんだなって改めて思ったよ」

さやか「しっかり者でもあんなやつの家にいくのはやめたほうがいいって……」

まどか「冷たそうに見えたもほむらちゃんは本当は優しいんだよ」

さやか「はぁ、まぁ危害を加えられてないならいいけど……」

マミ「ちょっと用事を思い出したわ、またね鹿目さん、美樹さん」

さやか「え?はいわかりました」

まどか「さようならマミさん」

マミ(さっき鹿目さんが入った家でいいのよね……いちど向かってみましょう)




ごめんちょっとスーパー行ってくる
20分以内には帰れると思う

ほむにゃん

オリコはまあまあだけどかずみは…

ほむぅ!?ほむほむほむほむほむむぅ!?

>>49
杏子とさやかとほむらが異常ってことだな

>>51
スクワルタトーレ(笑)

ほむら「それにしてもまみまみはよく寝るわね……」

ほむら「まぁ猫は寝子というぐらい寝るとも聞くけど……」

ピンポーン

ほむら「やっときたわね」

杏子「わりぃわりぃって猫!」

ほむら「えぇ、この前拾ったの」

杏子「5匹も一気に拾うって……ん?おいあれはなんだよ」

ほむら「え?キャットフードだけど」

杏子「おいおい、ちゃんとその猫にあったキャットフードを選べよ、適当に買っただろお前」

ほむら「あ、えっと……躾とかばかり考えてて餌の種類は考えてなかったわ……」

杏子「よし、ペットショップに行くぞ」

ほむら「え、えぇ……」

ほむあん

マミ「……敵地に乗り込む気分だけど……小動物が虐待にあってるかもしれないって考えれば……」

マミ「QBを傷つけるような子だし……覚悟を決めるのよ私!」

ピンポーン

マミ「……」

マミ「あれ?」

ピンポーン

マミ「……留守?」

マミ「……」

ピンポーン

マミ「……」

ほむら「意外だったわ、あなたが猫の餌について詳しいなんて」

杏子「ん?よく猫に人間の食べ物をやるやつがいるだろ?」

ほむら「そうね、それで肥満になってる猫を何度も見たことがあるわ」

杏子「猫にとって毒ともしらないで玉ねぎがはいったものをあげたり、牛乳だとかチョコだとか」

ほむら「えぇ」

杏子「そういうのを奪って食ってたことがあって」

ほむら「……」

杏子「まぁでもいい匂いのするものを目の前で奪っちまった以上はその猫にも餌をってな」

ほむら「さりげなく引く内容があったのだけど……」

杏子「まぁとにかくその猫の状況に合わせて餌はやれよな、里親を見つけるまででも飼うときめたならさ」

ほむら「人間なんて魔女に食わせたらいいって言ってる魔法少女の発言とは思えないわ」

杏子「はは、ちげぇねぇ」

ほむら「あら、私の家の前に誰か居るわ……」

杏子「あれは……巴マミだな」

ほむら「家に乗り込んでくるほど何かをした記憶はないのだけど……」

自演(笑)

ほむら「何か用かしら、巴マミ」

杏子「やりあうような理由があるなら聞くが?」

マミ「あ、いや暁美さんが猫を拾ったって聞いて」

ほむら「それで?」

マミ(さすがにいじめてるんじゃって思って来たとはいえない……)

マミ「ちゃ、ちゃんとお世話をできてるのかなって……」

杏子「どうする?」

ほむら「ここにわざわざ来てくれているのだし無下にするのも……」

杏子「まぁ、お前がいいならいいか」

ほむら「どうしたのよ」

マミ「あ、いや、すんなり入れてくれるんだって思って」

ほむら「別に入りたくないならそれでいいのだけど」

杏子「それよりもこっちはキャットフードを大量に持ってるんだからさっさとあけてくれ」

ほむら「はいはい」

―ほむホーム―

杏子「お、こいついい食いっぷりだな、あんあんってのか」

ほむら「その子はほんとうに食べてばかりよ」

あんあん「にゃー」

杏子「肥満にならないように餌で調整してやったほうがいいかもな」

ほむら「といっても起きているときはその分よく動いているわ」

マミ「ほ、ほらおいでー」

ほむほむ「ニャ!」

マミ「あ……」

さやさや「にゃー」

マミ「……あなたは私に懐いてくれるのね……」

ほむら「さやさやは私には懐いてくれないのだけど、本当は人懐っこいのかしら……」

杏子「いやーそうでもないんじゃないか、私なんてさっき触ろうとしたら引っかかれたよ」

ほむら「あ、まみまみが起きたわ」

まみまみ「なー」

マミマミ

マミ「……ねぇ暁美さん」

ほむら「何かしら」

マミ「まみまみは私、まどまどは鹿目さん、さやさやは美樹さん、ほむほむはあなた、あんあんは佐倉さんの名前からとってるわよね?」

ほむら「……それが?」

マミ「私や美樹さんはあなたと敵対しているような存在だと思うのだけど」

ほむら「別に、たまたま5匹いて、うかんだ名前がそうだっただけよ、いやならまみまみの名前を変えましょうか?」

マミ「はぁ……いいわよそのままで」

ほむら「……別にあなたや美樹さやかの名前をつけていじめたりしてないから安心して」

杏子「またこいつら喧嘩をはじめやがった」

さやさや「フー!」

あんあん「シャー!」

まみまみ「ニャー!」

さやさや「にゃ……」

あんあん「にゃ!」

杏子「あいつがいると喧嘩はおこらないんだな」

ほむら「やっと巴マミが帰ったわ……途中からずっと猫とじゃれていたわね……」

ほむら「杏子と話ができなかったし、ある意味妨害ね」

ほむら「今日はもう寝ましょ……」

まどまど「にゃー」

ほむほむ「にゃー」

さやさや「にゃー」

ほむほむ「フー!」

さやさや「フー!」

まどまど「にゃにゃ!」

ほむほむ「にゃー」

さやさや「にゃ……」

あんあん「にゃー」

まみまみ「にゃー」

ほむら「うるさい……」

ほむら「目がさめてしまったわ……」

ほむら「それにしても……なんというかこの子達、まどまどとほむほむ以外は適当に名前を決めたのに」

ほむら「私やまどか、さやかにマミに杏子の5人で仲良くしてた時のような関係ね……」

ほむら「杏子かさやかがどちらかにつっかかって言い合いを初めて、マミがそれを止める……」

ほむら「私はとにかくまどかの側にいようとする……まどかはどの子とも仲が良くて……」

ほむら「また……こんな関係になれたらいいのに……」

まどまど「にゃー」

ほむほむ「にゃー」

さやさや「にゃー」

あんあん「にゃー」

まみまみ「にゃー」

ほむら「ちょ、ちょっと何よ、普段懐いてもないさやさややまでこんな時だけ全員で寄り添ってきて」

まどまど「にゃー」

ほむら「……慰めてくれてるのかしら……」

ほむら「暖かい……」

ほむにゃんほむほむ

ほむら「わ、きゃ!」

ほむら「や、ちょっとまどまどほっぺ舐めないで」

まどまど「にゃー」

ほむら「ほむほむも頭の上にのっかろうとしないでって」

ほむほむ「にゃー」

ほむら「さやさやは膝の上にのっかって…………」

さやさや「……」

ほむら「あ、布団のなかにはいっていっちゃだめよ、私の足の間をもぐっていかないであんあん」

あんあん「なー」

ほむら「まみまみも服を掴まないで」

まみまみ「にゃー」

ほむら「もう、これじゃあ動けないわ……」

ほむら「明日は毛の掃除が大変そうね……」

ほむら「でも、元気が出たわ、ありがとうあなた達」

ネコs「にゃー」

―翌朝―

ほむら「結局この子達ったらそのまま寝ちゃって……」

ほむら「起き上がっても大丈夫なのかしら……」

ほむら「ちょっとだけ……ゆっくりと……」

まみまみ「にゃ……」

さやさや「んにゃ……」

ほむら「……まみまみとさやさやが邪魔で動けないわ……」

ほむら「……気持よさそうに寝てるのに起こすのも……」

ほむら「……まぁ、学校の内容も今更だし……遅刻しても……」

ほむら「……」

ほむら「学校に遅刻とか欠席はいいけど……動けないのは辛いわね……」

ほむら「……やっと動いてくれた……」

ほむら「今から行くと昼だし……今日は学校を休んで部屋の毛の掃除をしましょう……」

ネコs「にゃー」

ほむら「ちょっとまっててね、すぐご飯用意するから」

ネコs「にゃー」

ほむら「なんだか体がかゆい……ノミ対策も必要ね」

ほむら「学校を休むとなると意外と時間が出来るものね」

ネコs「にゃー」

ほむら「はいはい、すぐ用意するわよ」

ほむら「学校には体調不良で連絡したし」

ほむら「買い物も済ませて掃除も終わったしなにしようかしら……」

ピンポーン

ほむら「誰?」

まどか「あ、えっと体調大丈夫?ほむらちゃん」

ほむら「まどか!」

さやか「まどかの頼みでしかたなくきてやったけど元気そうじゃん」

ほむら「起きたら5匹の猫が私の近くで寝てて起き上がれなかっただけだもの」

まどか「仮病なんてだめだよほむらちゃん」

ほむら「今度から気をつけるわ」

ほむら「それで、えーっと……あがっていく?」

まどか「うん!」

ほむら「美樹さやかは?」

さやか「まどかに何もしないようにあがらせてもらうよ」

ほむら「そう、わかったわ、あがって」

ほむら「おいでーほむほむ」

ほむほむ「にゃー」

まどか「あはは、くすぐったいよー」

さやか「……」

まどまど「にゃー」

さやか「……この子は?」

ほむら「まどまどよ」

さやか「ふーん」

ほむら「……坊主憎けりゃ袈裟まで憎いってことかしら?その子たちは何も悪いことなんてしてないわよ」

さやか「うっさいな、わかってるよ」

あんあん「にゃー」

ほむら「またごはん?本当にあなたは食いしん坊ね」

まどか「あ、またご飯あげたいな!」

ほむら「じゃあお願いできるかしら?」

ほむら(まどかの頭にほむほむが乗っかってる……)

まだ読んでないけどOP詐欺ネタかしら

>>132
OPの黒猫はドラマCDで解決したじゃない

まどか「はいごはんだよー」

あんあん「にゃー」

まどか「キャッ」

ほむほむ「にゃー」

まどか「ほむほむもお腹空いてたの?」

ほむら「その二匹は喧嘩はしないから一緒に食べさせても問題はないわ」

まどか「わかったよ」

まどまど「にゃー」ペロ

さやか「かまってほしいの?」

まどまど「にゃー」

さやか「……撫でたりしたらいいのかな」

ほむら「まどまどは顎のあたりをなでてやると喜ぶわよ」

さやか「……教えてくれてありがと」

まどまど「にゃにゃー」ゴロゴロ

さやさや「にゃー」

さやか「……この子は?」

ほむら「さやさやよ、私はその子に避けられがちだからそうやって誓ってくることも希よ」

ほむら「どうしたら好かれるかわかったら教えてほしいわ」

さやか「……」ナデナデ

さやさや「んにゃー」ゴロゴロ

さやか「何しても喜んでくれてる気がするけど」

ほむら「あなたは懐かれてるみたいね、私なんて触ろうとしたら……」

さやさや「シャッ!」

ほむら「……餌をあげていてもこうして引っかかれるわ……」

さやか「ぷっあはははは」

ほむら「わらわないでほしいわね、これでも結構きずついてるんだから」

さやか「あんたそんなキャラじゃないじゃん!」

ほむら「ふふっそうね、やっとあなたの警戒はとけたのかしら?」

さやか「警戒するのも馬鹿らしいよこんなの」

ピンポーン

ほむら「誰かしら……」

杏子「よう、今日もきたよって先客がいるみたいだな」

ほむら「えぇ」

杏子「ってこいつらかよ」

さやか「あんたは……」

杏子「はぁ、まぁいいや、それよりほら、これ使えよ」

ほむら「クシとブラシ?」

杏子「昨日きた時みあたらなかったし持ってきた」

さやか「へぇ、細かいところ見てるんだあんたって」

杏子「うっせー、だいたいお前がなんでここにいるんだよ、どう考えても一番私達を嫌ってただろ」

さやか「友達が何もされないようにきてるだけですー」

まどか「やだほむほむくすぐったいよー」

ほむほむ「にゃー」

ほむら「せっかく持ってきてくれたのだから早速試そうかしら」

ほむら「えっと……寝床でのんびりしてるまみまみでいいわ」

まみまみ「にゃー」

ほむら「うまくできるといいけど……」

杏子「簡単だよ、骨が突き出ている部分に当てないようにしたらいいだけだ」

ほむら「わかったわー」

ゴシゴシ

まみまみ「んにゃー」

まどか「気持よさそうだね!」

さやか「はじめてなのにうまいもんじゃん」

ゴシゴシゴリ

ほむら「あっ」

まみまみ「ニャニャ!」

ほむら「痛っ……怒らせてしまったわ……」

まどか「私もやってみてもいい?」

ほむら「えぇ」

まどか「ほむほむおいでー」

ほむほむ「にゃー」

ゴシゴシ

まどか「ティヒヒ、ほむほむ嬉しそう」

杏子「ブラシなしでもなついてるみたいだしな」

さやか「引っかかれないようにね」

ほむら(ちょっとほむほむが羨ましい……)

まどか「こんな感じでいいのかな?」

杏子「いいんじゃねぇか」

さやか「次私もやってみていいかな転校生」

ほむら「ほむらでいいわよ、好きにしなさい」

さやか「サンキュー、よしさっきから私を避けてるそこのあんあんでいいや」

あんあん「ニャー」

さやか「逃げるな逃げるなういやつめ」

さやか「ほれほれ」

あんあん「にゃーにゃー」

ほむら「あんあんはさやかがどうというよりブラシが苦手みたいね」

杏子「まぁそれでもやってやったほうがいいだろうし、やらせておけばいいんじゃねぇか」

まどか「ティヒヒ、さやかちゃん楽しそう」

さやか「ほれほれー」

あんあん「にゃー!」

ほむら「リベンジをしてみようかしら」

杏子「まぁお前がやり方を覚えないとなぁ」

ほむら「えぇ……おいでまどまど」

まどまど「にゃー」

ほむら「次はあなたのばんだからねー」

まどまど「んにゃー」

さやか「はい、ほむら」

ほむら「えぇ」

まどまど「にゃー」

まどか「頑張れほむらちゃん」

ほむら「頑張るわ……」

杏子「さて、あたしもなんか嫌われてるさやさやとっ捕まえてコミュニケーションとってみるか」

さやさや「ニャ!」

杏子「逃げられると思うなよおら」

さやさや「ニャニャニャ!」

ほむら「静かにして欲しいのだけど……」

まどまど「んにゃ?」

ほむら「すぐにはじめるからね」ナデナデ

まどまど「にゃー」

ほむら「……」

ゴシゴシ

まどまど「んにゃー」

ほむら「……」

ゴシゴシ

まどか「ほむらちゃん、そんなに緊張しなくても……」

ほむら「ご、ごめんなさい、一度失敗しちゃったから……」

杏子「でもまどまどは嬉しそうだしいいんじゃないか」

さやか「気持よさそうにしてるしね」

ほむら「……」

まどまど「にゃにゃ~」

ほむら「ぶ、無事に終わったわ……」

まどまど「にゃにゃー」ゴロゴロ

まどか「まどまどすっごくきもちよかったんだね、ほむらちゃんの膝の上でゴロゴロしてる」

ほむら「そ、そうだったらいいのだけど」

まどまど「にゃー」

杏子「よーし最後はこいつだな」

さやさや「にゃーー」

杏子「へへ、いつまでそんな態度が取れるかな?」

ほむら「すごい自信だね」

杏子「気持よさで私の虜にしてやるよ」

さやか「あんたどこの変態な悪人よ」

さやさや「にゃー」

まどか「すごい、あっさりと懐かせちゃった」

杏子「靴磨きとかいろんなこともして生きてきたからな、ちょろいもんさ」

さやか「へぇー」

ほむら「そういえば前よりも遅い時間になっているけど……大丈夫?」

まどか「あ!」

さやか「やば!」

ほむら「はぁ……体調不良の私の看病とでもいっておきなさい、人のためならそこまで怒られないでしょう」

ほむら「私は学校は休んでいるし問題はないでしょ」

まどか「そ、それじゃ帰るね!」

さやか「やばいやばい!」

ネコs「にゃー」

まどか「よかったら明日も来てもいいかな?」

ほむら「えぇ、かまわないわ」

まどか「明日はマミさんもつれてくるねー」

杏子「いいのか?」

ほむら「何が?」

杏子「お前のことだしあのちっこいのを送っていこうとすると思ったんだが」

ほむら「美樹さやかがいるから大丈夫よ」

杏子「あと、明日マミとかも連れてくるつもりみたいだったけど……」

ほむら「……いいんじゃない?いつまでも敵対してるのも馬鹿らしいわ」

杏子「ま、こっちは目の敵にされてただけだしな、あっちがよってくるなら別に」

ほむら「えぇ、といっても私達も少しは歩み寄らないとね……」

杏子「そうかい、いや、まぁそうだな……」

ほむら「えぇ……まぁどうなるかわからないけど……」

杏子「そうだ、今日泊めてくれないかい?飯付きで」

ほむら「いいわよ、じゃあ猫の世話を頼むわ」

杏子「おう」

ネコs「にゃーにゃー」

―翌日―

ほむら「かなしばり?」

ほむら「ってこの子達……寝床が気に食わなかっただけなのかしら……」

ほむら「今回は5匹全員が私の上で……」

ほむら「寝やすい凹凸のない身体だもの……そうよね……ねやすいんでしょうねきっと……」

杏子「すぅ……すぅ……」

ほむら「そのうえ杏子に抱き枕にされてて今回はうごくと起こすと改善にうごけない……」

ほむら「今日も休むことになりそう……」

起こすと改善→起こすとか以前に

QB「やぁ」

ほむら「……何か用?」

QB「最近君の家に皆が集まっているようだからどうなっているのか見に来たのさ」

ほむら「見ての通りよ」

QB「ネコが君の上で寝ているね」

ほむら「えぇ、おかげで動けないわ」

QB「君はもっと目標のために無駄は排除する人間だと思っていたのだけど」

ほむら「こんな何気ないことから突破口が開けることだってあるものよ」

QB「まぁいいさ、僕としては好都g」

ほむほむ「フー!」

QB「このネコ、僕が見えているのかい!?」

ほむほむ「ニャー!」

ほむら「……そのネコに反撃をすれば、あなたの信用も落ちそうね、じゃれてきたネコに攻撃するなんてって……」

QB「それは脅しかい?」

ほむら「いいえ、見たままの感想よ」

ほむら「そろそろ放課後ね……いつまで寝てるのよこの子……」

杏子「すぅ……すぅ……」

ほむら「こう、何もせずぼんやり時間がすぎるのを待つのはなかなかつらいものね、身体が痛いわ……」

ほむら「皆は起きたり寝たりを繰り返しているけど、なぜか寝るときは戻ってくるし……」

ほむら「……それであなたはいつまでいるの?」

QB「動こうにもここまで全身引っかかれるとね」

ほむら「そう、まぁここにお前がいるほうが私としては安心ね」

QB「それで、君はいつまでそこで身動きを取らずにいるつもりだい?」

ほむら「そろそろ助けが来てくれると嬉しいのだけど……」

ピンポーン

まどか「ほむらちゃーん」

ほむら「ちょうどいいタイミングね……」

QB「といっても誰が鍵を開けるんだい?僕も君も動けないよ」

ほむら「巴マミも来るはずだからリボンを隙間からいれて開けるように言えばなんとかなるんじゃない?」

QB「それにかけるしかないみたいだね」

マミ「それでこの状況ってわけね」

まどか「並んでほむらちゃんの上で寝ててかわいいね!」

ほむら「助けてくれると嬉しいのだけど」

QB「その前に僕の身体を治してくれると嬉しい、治ったら僕は出ていくよ、猫に襲われる前に」

マミ「じゃあQBは私が治すから、鹿目さんと美樹さんは暁美さんを助けてあげて」

さやか「……」パシャッ

まどか「あ、さやかちゃん写真とったの?」

さやか「いやー並んで寝てるの可愛いし」

まどか「じゃあ私も、ほむらちゃんも一緒にとっちゃおっと」パシャ

ほむら「……助けて欲しいのだけど……」

マミ「後で私に画像ちょうだいね」

まどか「はーい」

ほむら「……」

ほむら「ありがとう、助かったわ」

杏子「あーよく寝た」

マミ「……改めて思うと、この5人で集まったりする日がくるなんて思わなかったわ」

さやか「まぁ、そうですね」

ほむら「……人の家で険悪な雰囲気をつくるのはやめてほしいのだけど?」

杏子「そっちがそんな態度とってくるんじゃねぇ」

まどか「もうそういうのやめましょうよ!」

ほむら「まどか?」

まどか「だってほむらちゃんは皆と仲良くしたいって思ってるんですよ?」

ほむら「え?ど、どうして……」

まどか「猫の名前に私達みんなの名前からとって、5匹仲良く世話をしていたのにどうして気づいてあげないんですか!」

マミ「……そうね……ごめんなさい」

さやか「……まぁ、話もせずにわるいやつらって決めつけたのは悪かったよ……」

ほむら「……」

まどか「だからね、この子達みたいにみんなで仲良くしよ!」

まどか「私はまどまどを、ほむらちゃんはほむほむを、さやかちゃんはさやさやを、マミさんはまみまみを、杏子ちゃんはあんあんを」

まどか「この子たちを見本にしてもっと仲良くしようよ!」

さやか「この子たちを見本に……ねぇ……」

マミ「……鹿目さん……大胆ね……」

まどか「え?」

ほむほむ「にゃー///」

まどまど「にゃー///」

杏子「あ、こいつら去勢されてないんだな、ってなるとネコの後尾はほぼく妊娠するぞ」

まどか「ほ、ほむらちゃん男の子だったの!!!」

ほむら「ち、ちがうわよ、ほむほむはオスだけど……」

マミ「この子を見本にってことは、暁美さんとここまで仲良く……」

まどか「あ、わ、わわわわ///」

さやか「さすがまどかだなー美味しいところを持っていってるよ」

まどか「こ、これはその、えっと///」

マミ「……」

杏子「……」

さやか「……」

ほむら「……」

マミあんさやほむ「ぷっあははははははははは」

まどか「笑うなんてひどいよぉ……」

さやか「まどかの言うとおりだね、今まで悪かったよ、あんたにもあんたの事情があるもんね」

杏子「だからってまぁ、悪いことしてたのは確かだ、私も悪かったよ」

マミ「何をいがみ合っていたのかわからなくなってきたわ」

ほむら「同感よ」

まどか「うぅ……」

これはいい流れ

ほむら「まどかがここまでしてくれた、なら私もあなた達全員を信じて全てを話させてもらうわ」

マミ「それを聞けば、あなたのこれまでの行動に納得ができるってことでいいのかしら?」

杏子「……いいのか?」

ほむら「えぇ、今話さなければ、恐らく話すタイミングはないわ」

さやか「一体何の……」

杏子「まぁいいさ、この問題の中心はお前だ、好きにしな、どうなっても私は手伝ってやるよ」

ほむら「ありがとう……まどかがまだ契約をしていない、そして全員がお互いをしっかり知ろうとしている」

ほむら「このネコ達とまどかがくれたチャンスを無駄にしたくない」

まどか「ほむらちゃん?」

ほむほむ「にゃー」

まどまど「にゃ?」

マミマミ「にゃにゃ」

さやさや「にゃー」

あんあん「にゃ!」

―2ヶ月後―

まどか「生まれた!」

ほむほむ「えぇ、無事に2匹生まれてよかったわ」

さやか「名前はどうするの?」

杏子「まどまどとほむほむの子供だし、まどほむとほむまどでいいんじゃねぇか」

さやか「いやーついにまどかとほむらも子持ちになっちゃって……」

まどか「な、何いってるのさやかちゃん!」

マミ「7匹も世話できるの?」

ほむら「えぇ、だって私に最高のチャンスをくれたかわいい子達だもの、全員大切に育てるわ」

ほむら「それに、あなた達が手伝ってくれるのでしょう?」

まどマミあんさや「聞くまでもないよ(わ)」

ほむら「まどほむとほむまどをしっかりしつけて育てないとね」

さやか「教育パパになっちゃってまぁ、ママは何も言わなくていいの?」

まどか「もう、さやかちゃんなんてしらない!」

ほむら「ふふっ早速子猫に必要なものを買いに行きましょう」
      終わり

そろそろ眠くなってきたのでこれで終わりにします
こんな暇つぶしに付き合ってくれた人ありがとう、投下ものんびりでごめんなさい
途中で里親が見つかって悲しい別れとかも考えたんだけど、ネコであっても5人を散り散りにするのが嫌でこうなってしまった
ちなみにこのスレを立てた理由はまどか「ほ、ほむらちゃん男の子だったの!!!」を言わせたかったから

              .,-'''''~~~ ̄ ̄~~''' - 、
 \      ,へ.人ゝ __,,.--──--.、_/              _,,..-一" ̄
   \  £. CO/ ̄            \       _,,..-" ̄   __,,,...--
      ∫  /         ,、.,、       |,,-¬ ̄   _...-¬ ̄
 乙   イ /    /   ._//ノ \丿    ..|__,,..-¬ ̄     __,.-一
      .人 | / ../-" ̄   ||   | 丿 /  ).  _,,..-─" ̄   ._,,,
 マ    .ゝ∨ / ||        " 丿/ノ--冖 ̄ __,,,,....-─¬ ̄
        ( \∨| "  t-¬,,...-一" ̄ __--¬ ̄
 ミ  ⊂-)\_)` -一二 ̄,,..=¬厂~~ (_,,/")

     .⊂--一'''''""|=|( 干. |=| |_      (/
   /  ( /      ∪.冫 干∪ 人 ` 、    `
 /      )         ノ '`--一`ヽ  冫
                 く..          /
                .  ト─-----イ |
                  ∪       ∪

ほむほむ貧乳だからもし男の子だったら包茎短小の粗チンだろうな

>>260
一番懐かれていて頭に載せたりもしていたのにオスだってまどっちが気づかなかったんだぜ

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