キョン「佐々木、パンツ見せてくれ」(175)

・いつもの喫茶店


佐々木「…は?」

キョン「ん?」

佐々木「えっと…?」

キョン「?」

佐々木(…いや、多分聞き間違いだろう)

佐々木(まさかキョンがいきなりパンツを見せてなんて言うとは思えないからね)

佐々木「ごめんキョン、君の言葉を聞き漏らしてしまったようだ。
    すまないがもう一度言ってくれないか?」

キョン「佐々木、パンツみせてくれ」

佐々木「…」

佐々木「大変だキョン。僕の耳がおかしくなったようだ」

キョン「何?そりゃ大変だ。今すぐ耳鼻科に」

佐々木「いやいや、それには及ばないさ。
    きっと君といることで多少浮かれてしまっただけだと思う」

キョン「そうか?」

佐々木「うん…でも、そうだね。今僕達がいる環境から察するに…」

佐々木(パンツ…パン…パン?パンを…みせてくれ、みせて…くれ…)

佐々木「…」

佐々木「…」ムシリムシリ

キョン「佐々木?」

佐々木「はい、キョン。ご所望のパンだ。あーん」

キョン「お、おい」

佐々木「あーん」

キョン「…あーん」

佐々木「くっくっ…」

キョン「…」もぐもぐ

佐々木「どうかな?」

キョン「残念ながらパンしかあってないな」

佐々木(聞き間違えじゃなかった…)

佐々木「…じゃあ確認させてもらうけど」

キョン「おう」

佐々木「君は『パンツをみせてくれ』と、僕にそう言ったのかい?」

キョン「なんだ、聞こえてるじゃないか」

佐々木「そうだね。悪くなったのは僕の耳じゃなく、キョンの頭だったようだ」

キョン「はは、違いない」

佐々木「くっくっくっ…」

キョン「じゃ佐々木、頼む」

佐々木「…」

佐々木「あのね、キョン」

キョン「ん?」

佐々木「僕が、軽々しくはいどうぞと下着を見せるような女に見えるということかな?」

キョン「まさか。お前のことは誰よりも知ってるつもりだからな」

佐々木「くっくっ…嬉しいことを言ってくれるじゃないか、キョン。
    まぁ、実際その通りだろうけどね?」

キョン「だからこそだ、佐々木」

佐々木「…え?」

キョン「パンツ見して」

佐々木「…」

佐々木「キョン…どうしてしまったんだ?君が僕をよく知るように
    僕も君のことは良く知っているつもりだったんだけど」

キョン「あぁ、まあそうだろうな」

佐々木「だからこそ分からない。君は脈絡も無く、
    僕にそんなことを言うような人間ではないと思っていたのだけれど」

キョン「残念ながらな、佐々木。俺も男なんだ」

佐々木「…だから?」

キョン「突然パンツを見たくなることもあるってことだ」

佐々木「…」

佐々木「それなら君の学友達にでも頼んだらどうだい?涼宮さんとか」

キョン「馬鹿言うな。そんなこと頼んだら俺の命が危ない」

佐々木「どうだろうね?」

キョン「それにあいつのパンツなんて飽きるぐらい見てるしな」

ガタッ

佐々木「帰る」

キョン「待て待て」ガッシ

佐々木「離してくれキョン」

キョン「まあ待て。断じてお前が考えているような事は無い」

佐々木「ふーん?」

キョン「本当だ」

佐々木「…まあ、君のことだ。そうかもね」

キョン「まぁ聞け。あいつも走り回ったり飛び回ったりと忙しいからな。
    何かの弾みでパンツが見えるなんて事はしょっちゅうだ」

佐々木「へーえ」

キョン「そりゃ最初こそ嬉しかったが、こう何度も見てしまうと
    有り難味も何もなくなっちまうわけだな」

佐々木「ほーお。それはまた随分と充実した高校生活を送れているようじゃないか、キョン?」

キョン「…佐々木」

佐々木「…」

キョン「その蔑んだ様な眼差しがたまらん」

佐々木「………」

佐々木「…それで?君は既に十二分にパンツを堪能していると思うのだけれど?」

キョン「わかってないな、佐々木」

佐々木「わかりたくもないけれど」

キョン「俺はお前のパンツが見たいんだよ」

佐々木「…ふぅん」

キョン「…」

佐々木「…」

キョン「…顔が赤いぞ」

佐々木「うるさいな」

佐々木「ゴホンゴホン…そ、それで?何故僕のが見たいのかが分からないけど」

キョン「さっきも言ったが、俺はお前のことはある程度知っているつもりだ」

佐々木「うん」

キョン「気が付いたんだよ。佐々木、お前の性格的な部分、内面に関しては確かに良く知っているかもしれない。
    だが、俺はお前のパンツは見たことがないんだ。パンツのことに関しては何も知らないんだよ」

佐々木「…」

キョン「パンツもある意味内面だけどな」

佐々木「うるさいな」

キョン「すまん」

佐々木「つまり、僕の事を良く知っているつもりだけど、パンツを見たことがなかったと」

キョン「あぁ」

佐々木「だから見たいと」

キョン「見たい」

佐々木「見せてくれると思ったのかい?」

キョン「一筋縄ではいかないと思っているさ」

佐々木「くっくっ…よく分かっているじゃないか、キョン」

キョン「ま、仮にも親友だからな」

佐々木「絶対に見せないよ」

キョン「えぇっ!?」

佐々木「まったく…そんな取って付けた様な理由でパンツを見せろだなんて…」

キョン「やっぱダメか…?」

佐々木「ダメだね」

キョン「しかたないな…」

チャリーン

キョン「おっと…スプーン落としちまった」

佐々木「やれやれ、僕が拾うよ」

キョン「いやいやいや!ここは俺が!俺が!!」ガタンガタン

佐々木「!?」

キョン「スプーンはどこかな?」

佐々木「…」ギュ

キョン「ないなあ」

佐々木「…」

キョン「…」

佐々木「…」

キョン「佐々木」

佐々木「なんだいキョン?」

キョン「手で押さえるなんて卑怯だぞ」

佐々木「卑怯なものか」

店員「…お客様?新しいものをお持ちしますので…

キョン「お気遣いなく!!」

店員「!?」

キョン「ちっ…邪魔が入ったな…」

佐々木「…ねぇエロキョン」

キョン「エロとはなんだ。俺は純粋に佐々木のパンツが見たいだけであってだな」

佐々木「ドスケベじゃないか」

キョン「いやいや、断じて誓う。俺は決してやましい気持ちでパンツを見たいわけではない」

佐々木「今度はどんな屁理屈だい?」

キョン「もっと知りたいんだ、佐々木。お前のことを」

佐々木「…」

キョン「…ダメか?」

佐々木「………やらしい」プイ

キョン(たまらん)

佐々木「会話の根本が違えば、きっと素敵な台詞なんだろうけどね…」

キョン「根本は違うが本質は同じだ。様はそういうことじゃないか、相手の全てを知りたいってことは」

佐々木「…」

佐々木「…キョン、気が付いているかな?」

キョン「何がだ?」

佐々木「君は今、僕の全てが知りたいと…そう言った事と同義だよ」

キョン「そうだな」

佐々木「そ、そう…」





佐々木「でも知りたいのはパンツなんだろう?」

キョン「そうだな」

佐々木「…」

佐々木「はぁ…まったく、君という男は…」

キョン「…」

佐々木「…つくづく僕を飽きさせないね、キョン?」

キョン「そんなつもりはないんだがな」

佐々木「くっくっ…」

キョン「…」

佐々木「黄色のチェック」

キョン「…何?」

佐々木「二度は言わない」

キョン「…」

佐々木「…」

キョン「……」

佐々木「…」

キョン「………」

佐々木「な、なんて顔してるんだ、キョン…」

キョン「おっと、すまん」ジュルリ

佐々木「まったく…下心ばかりじゃないか…」

キョン「まぁ、パンツだしな…」

佐々木「正直、意外だよ、キョン」

キョン「何がだ?」

佐々木「なんと言うか…僕が君に、そんな目で見られていたかと思うとね?」

キョン「俺も普通の男子高校生だからな。下心もやましい心も備わってるさ」

佐々木「いや、そういうことに興味があるようには見えなかったからね…
    ましてや、その興味の対象が、まさか僕だとはね」

キョン「嫌か?」

佐々木「…まあ、不思議と嫌な気持ちではないのだけれど。
    嬉しいというか、誇らしいというか…」

キョン「佐々木…」

佐々木「くっくっ…」

キョン「俺のパンツ見るか?」

佐々木「見ないよ。見たくないよ」

キョン「なんだよ…俺のことも知りたくなってこないか?」

佐々木「今日だけで色々と新しい君を知ったよ」

キョン「今日だけで俺の全てが分かると思うなよ?」

佐々木「へぇ?」

キョン「もっとすごいからな」

佐々木「なに…」

キョン「…」

佐々木「…」

キョン「今何を想像した?」

佐々木「な、なんでもないなんでもない」

キョン「で、話は戻るんだが」

佐々木「戻っちゃうのか…」

キョン「あぁ、パンツが見たいんだが」

佐々木「…」

佐々木「今見せてるよ?」

キョン「何?」

佐々木「くっくっ…テーブルの下でね?」

キョン「!?」ガタッ

ガタッガタン!

佐々木「くっくっ…」

ゴガッ

キョン「ぐあっ!?」

佐々木「!?」

シーン

佐々木「…キョン?」

佐々木「大丈夫かい?すごい音がしたけれど…」

佐々木「…」

佐々木「き、キョン?」ヒョイ

キョン「黄色のチェック」

佐々木「!?」バッ

キョン「見えたぞ!!」

ゴキン

キョン「ごあっ!」

佐々木「馬鹿!」

キョン「つつ…ひどいな、佐々木」ニュ

佐々木「ちょ、キョン!なんでこっちから顔を出すんだ!」

キョン「こっちの方が佐々木に近いしな」

佐々木「だ、だからって…もう!ちょ…どけてくれないか、足が閉じられない…」

キョン「閉じないい方がいいと思うぞ?」

佐々木「そ、そんな馬鹿な話が…人の目も気になるから、はやく向こうに」

キョン「やれやれ、仕方ないな…」モソモソ

佐々木「あんまり調子にのら

スポ

佐々木「!?」

佐々木「なっ…きょ、きょん?」

キョン「なんだ?」

佐々木「す、スカートの中に顔を突っ込むのはよしてくれないかな?」

キョン「よく聞こえないぞ」

佐々木「ひ…しゃべらないで!」

キョン「あんまり騒ぐと店員が来るんじゃないか?」

佐々木「だ、だから早く顔を…!!」

キョン「佐々木の匂いがする」

佐々木「~~~~~~!?」

ゴッゴッゴッ

キョン「ありがてぇありがてぇ」

佐々木「あ、あぁぁもうはやく出てきてキョン…!」バタバタ

キョン「もっとよく見ておかないと」

佐々木「も、もう十分だろう!?」

キョン「でも暗くてよく見えないんだが…」

佐々木「あたりまえだよ!だからもう…」

キョン「だがすごく落ち着くんだ」

佐々木「僕は落ち着かない!!」

キョン「ふぅ…」

佐々木「う」ビクン

キョン「…」

佐々木「…」

キョン「………」

佐々木「………」

キョン「ふぅ」

佐々木「っ」ビクン

うっわ
つまんね^^;l
>>1は面白いと思って書いてるの・・・?まさかね・・・。
恥ずかしい黒歴史。>>1の親にみせてやりたいわ
まあ自惚れもほどほどにしとけよ。つまんないから^^;

文章だけで厨房ってわかるわ
さすが夏休みだな
早く終わってくんねえかな

佐々木「きょ、きょん、僕が悪かったから…お願い…」

キョン「だったら脚の力を抜いてくれないか?」

佐々木「…おかしなことは、しないよね…?」

キョン「あ、やっぱりこのままでいいわ」

佐々木「な!?なんで!」

キョン「佐々木のふとももきもちいい」

佐々木「馬鹿!馬鹿キョン!!」

キョン「やわらかいな」スベスベ

佐々木「っ…もう、ほんとうに…やめっ…」

キョン「ペロペロ」

佐々木「うあっ!?」ビク

>>1
もう一回自分の書いた文章読み返してみ?
恥ずかしくなってきたろ?
それが普通なんだ。黒歴史を増やしたくないなら書くのをやめろ

>>1さん、よかったですねえ
中学生のサポーター貰って。厨房に支援してもらって自意識過剰ですか?w
きもいから書くのやめてくださいねぇ

厨房が厨房の便所の落書きを読んでいる光景は笑えるww

キョン「…」

佐々木「う、うぅ…キョン、もういい加減に…」

キョン「大丈夫か?脚に力が入ってないが」

佐々木「腰がぬけた…」

キョン「仕方ないな…」

佐々木「も、もう本当にやめて…」

キョン「ふう」スポ

佐々木「はぁっ…はぁ…」

キョン「よいしょ」スル

佐々木「…え?」

キョン「っと」スルスル

佐々木「ちょっとまって!ちょっとまって!!」

ID:E36P+BhX0
くっさこいつ

>>81
 , 。  
 ( 々゚)  お?喧嘩すっか?お?

 し  J 
  u--u

中学生サポーター

ID:jRa/3kmI0

ID:ealIzmATO

キョン「黄色のチェックだ」

佐々木「あっあっ…あぁぁあのキョン…?」

キョン「ん?」

佐々木「返して…」

キョン「まぁ焦るな」スッ

佐々木「な、なんで懐にしまうんだい…」

キョン「明日返すから」

佐々木「き、今日はどうすれば…」

キョン「そのままで過ごすってのはどうだ?」

佐々木「そ、そんな…そんな…」

キョン「って流石にそれは冗談だがな」

佐々木「そ、そうだよね…」

キョン「代わりに俺のパンツでいいか?」カチャ

佐々木「僕のを返してくれっ!!」

クソつまんね

SSスレなんて夏関係なしにいつだって立ってるのに

>>95
何いってんのお前?^^;日本語わからないの?
いつ誰がSSスレを批判したの?^^;;
おれはこのスレがつまらんっていってるだけだよ低脳w

もう書かなくていいよ
ネタなしにつまらんから

カランカラーン

キョン「お礼と言ってはなんだが、ここは俺が持とう」

佐々木「…当然だよ。こんな辱めを受けて……」

キョン「いやー、今日は色々と新しい佐々木を知ることができたな…」

佐々木「忘れてくれ…」

キョン「まぁそういうな。明日には返すから」

佐々木「う、うぅ…」

キョン「そんな泣きそうな顔するなって。幸い、今日は風は穏やかだからな」

佐々木「そういう問題じゃない…」

キョン「大事にするから」

佐々木「大事にしなくていいから、はやく返して…」

キョン「いや、パンツじゃなくてな」

佐々木「…え?…あ」

キョン「さて、帰るか」

佐々木「あ、え?う、うん…」

ヒュウゥ

佐々木「ひっ…」

キョン「おっと…」

佐々木「あ…」

佐々木「ま、まってキョン…」

キョン「ん?」

佐々木「やっぱりパンツ返して…」


恥辱の悶絶同伴喫茶 ~完~

叩いて古参アピールする夏厨さん憧れるなぁ

>>1乙!くそつまらなかったぜ!!もう二度と書くなよ!!

>>114
たかが忍者レベル34の分際で黙ってろよ新参wwwwww

>>128
釣り宣にビビって煽れなくなる新参の生態を利用して防御してるだけだろ
引っかかってるのは俺じゃなくてお前だよ

>>137

           ____
  .ni 7      /ノ   ヽ\  壁にでもしゃべってろゴミ
l^l | | l ,/)   / /゚ヽ  /゚ヾ\      .n
', U ! レ' / /   ⌒   ⌒  \   l^l.| | /)
/    〈 |  (____人__)  |   | U レ'//)
     ヽ\    |lr┬-l|   /  ノ    /
 /´ ̄ ̄ノ    ゙=ニ二"   \rニ     |

                      `ヽ   l

>>137
NGすればいいことじゃない
なんでわざわざレスつけるの?

>>140
あなたもNGしきれてないですよw

 発 者 同         . 。_   ____           争
 生 同 .じ     .    /´ |  (ゝ___)          い
 .し 士 .レ      .__/'r-┴<ゝi,,ノ   ro、      は、
 .な で .ベ      ∠ゝ (ゝ.//`   ./`|  }⌒j     
 .い し .ル        } ⌒ /`ヽ、_∠l,ノ ・ヽ´
 .! ! か の       /  ´..:.} >、、___,  .r、 ソ、`\
             /   ..:.:.}   /   |∨ ` ̄

            /   ..:.:./    |   丶
           / _、 ..:.:.:.{    .{.:.:.   \
          {   ..:Y  .ゝ、   {.:.:.:.:.    ヽ
          |、  ..:/ 丿 .:〉   >.- ⌒  .  ヽ
          / {. ..:./ ソ ..:./  .(    ..:.:.:`  ..:}
         ./..:.:}.:.:./ ヘ、 ..:./   .\ ..:.:r_,ノ、.:.:}
        ./..:.:/|.:/   {.:./     X.:.:}.}   X X
        /..:.:/ .}.:|    }:/       .Y丶ヽ  Y.:Y
  . __/.:/ { }  《.〈、     _,,__>.:》丶   Y.:\
  /.:.:.:.:.::/   !.:.:ゝ  ゝ.:. ̄ヾ ´:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾゝ   \.: ̄>

ID:RbqNNTh30 [5/5]

ID:AviTPCm50 [4/4]
釣り合戦ですねw
馬鹿同士大変だねw

お前ら何してんのwwww寝ろよwwww

自wwwwwwwwwwww演wwwwwwwwwwwww

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