さやか「ほむらの盾☆シャキーンッ!」(271)

さやか「どうかな・・・・・・似合うかな?」

さやか「って、もう聞こえてないよね・・・・・・」

さやか「・・・・・・そんじゃ、そろそろ行ってくるよ」

さやか「・・・・・・絶対に、お前を助けてやるからさ」

まどか「おはよー!」

仁美「おはようございます」

さやか「おはよう、まどか」

まどか「うん、さやかちゃん、仁美ちゃん!」

仁美「あら、そのリボン・・・・・・」

まどか「派手過ぎないかな?」

仁美「とっても似合ってますわ」

さやか「そうだよー・・・・・・うん、似合ってる似合ってる」

まどか「そう・・・・・・かな・・・・・・ティヒヒ」

さやか「・・・・・・」

さやか「・・・・・・その指輪もね」

早乙女「それでは転校生を紹介します」

さやか「・・・・・・」

まどか「そっちが後回しなんだね・・・・・・」

さやか「あはは・・・・・・」

早乙女「それでは暁美さん、入って」

さやか「・・・・・・」

さやか「え・・・・・・?」

まどか「どうしたの、さやかちゃん?」

さやか「え?あ、いや・・・・・・ちょっと・・・・・・」

ほむら「・・・・・・」スタスタスタ

ほむら「あ、あの・・・・・・暁美、ほむらです・・・・・・どうか、よろしくお願いします」

早乙女「暁美さんは心臓の病気でずっと入院していたの。みんな仲良くしてあげてね」

まどか「へぇ・・・・・・そっかぁ」

さやか「・・・・・・」

さやか「・・・・・・そうだったんだ・・・・・・」

ほむら「あっ・・・・・・あのっ」ガヤガヤ


まどか「皆質問攻めだなぁ・・・・・・よーしっ」

さやか「・・・・・・」ガタッ

まどか「さやかちゃん?」

仁美「どうしましたの?」

さやか「い、いやぁちょっと・・・・・・あっ、まどかも」

まどか「へ?」

さやか「あんたを出しに使うのが一番なんだよね」

まどか「え?あ、うん――あ、そういうことか!」

さやか「うん、そうそう」

まどか「丁度同じ事考えていたんだね、ウェヒヒ!」

さやか「うん・・・・・・」

さやか「・・・・・・」

まどか「ちょっとごめんね、みんな!暁美さん、休み時間に保健室で薬を飲まないといけないの。場所、解からないよね?」

ほむら「あ、えと」

まどか「わたし保健委員だから、案内してあげるよ」

さやか「それからあたしも付き添いでな!」


ほむら「えっ・・・・・・?」

まどか「うー、さやかちゃんは別に良いよぉ」

さやか「あんた一人任せるのは心配だからこのさやかさんが付き合ってやるって言ってんのよ」

まどか「ぶー。わたしひとりで出来るもん!」

さやか「はいはい。そんじゃ行くよ、ほむら」

ほむら「あっ・・・・・・」

さやか「どうした?」

ほむら「いっ・・・・・・いえ・・・・・・」

ほむら「・・・・・・・名前で、呼んでもらったの・・・・・・初めてで」

さやか「あ・・・・・・ごめん、つい・・・・・・嫌だった?」

ほむら「ううん、そんなっ、こと・・・・・・ないです。とっても、嬉しかった・・・・・・」

さやか「そ、そっか・・・・・・それなら、良かった」

まどか「さやかちゃんばっかりずるいー!わたしもほむらちゃんって呼ばせてね!でも、ほむらちゃんって、良い名前だよね!
燃え上がれーって感じで!」

ほむら「そんな・・・・・・名前負け、してます」

さやか「・・・・・・」

まどか「んー・・・・・・」

まどか「!それならさ、ほむらちゃんもかっこよくなっちゃえば良いんだよっ!名前負けなんて煙に巻くくらいに――」

さやか「無責任なこと言うなよ」

まどか「えっ・・・・・・」

ほむら「・・・・・・!」ビクッ

さやか「あっ・・・・・・いや、ごめん・・・・・・」

さやか「そ、それより・・・・・・此処、保健室だから。ちゃんと覚えておけよ、ほむら」

ほむら「は・・・・・・はいっ・・・・・・ありがとうございます・・・・・・えっ、えぇと・・・・・・」

さやか「あっ・・・・・・そういやあたしらの自己紹介がまだだったね・・・・・・あたしは美樹さやか。さやかで良いよ」

まどか「わ、わたしは、鹿目まどか!まどか、って呼んでね、ほむらちゃん!」

ほむら「あ、はいっ!よろしくお願いします、美樹さんっ、鹿目さんっ!」

さやか「って、言ってる傍から・・・・・・」

まどか「さんとかは良いし、敬語も良いんだよ、ほむらちゃん?わたしたち、もう友達なんだからね!」

ほむら「と・・・・・友達・・・・・・」

ほむら「・・・・・・!!」ポロポロ

まどか「わっ!?ほ、ほむらちゃん、どうしたの!?あ、あの、えと、わたしなんかが友達じゃ嫌だったかな!?」

ほむら「い、いえっ!そ、そんなことないですっ!!わ、私なんかがこんなに良くして貰えて・・・・・・それに、二人の友達になれて・・・・・・そ、それが
とっても嬉しくて・・・・・・だから・・・・・・」ポンッ

ほむら「あっ・・・・・・」ナデナデ

さやか「もう・・・・・・無理して、独りにならなくて良いよ・・・あんたには、あたし・・・・・・らが居るから」

まどか「そ――そうだよ、ほむらちゃん!これからずっと、お友達だからね!」

ほむら「・・・・・・はいっ!ふつつかものですが、よろしく、お願いします!!」

まどか「ほむらちゃん・・・・・・それ、なんか違うよぉ」

ほむら「あっ、えへっ、へへへ・・・・・・!」

まどか「ウェヒヒッ」

さやか「・・・・・・」

ほむら「・・・・・・」シュン

まどか「し、仕方ないよほむらちゃん!まだ、転校してきたばっかりなんだから!」

さやか「大丈夫だよ、ほむら。あんたら、すぐに全部出来るようになるから」

ほむら「だと・・・・・・良いですけど・・・・・・」

まどか「・・・・・・」

仁美「皆さん暁美さんと知らぬ間にとても親しくなったようで・・・・・・ま、まさか先ほど保健室で保健授業(発展)をなさっていたんじゃ・・・・・・!」

まどか「ち、違うよ仁美ちゃん!・・・・・・あっ、それならさ、お昼休みの間に、仁美ちゃんもほむらちゃんと仲良くなっちゃえば良いんだよっ!」

仁美「わたくしにも暁美さんの禁断の果実を貪れと!?」

ほむら「?」

さやか「あんたの毒電波を、純粋なほむらに当ててんじゃないわよ・・・・・・あたしはまどかとちょっと話があんのよ」

まどか「うん・・・・・・わたしたち、ちょっと屋上に行ってくるから!あ、仁美ちゃんはちょっと可笑しい所があるけど
良い人だから安心してね、ほむらちゃん!ウェヒヒ!」

仁美「もう、まどかさん、失礼ですわ!」

さやか「事実でしょうが」

ほむら「あ・・・・・・二人とも、行ってらっしゃい」

まどか「うん!ちょっとごめんね!」

さやか「すぐに戻ってくるから」

さやか「で・・・・・・話って何よ?」

まどか「・・・・・・さやかちゃんさ、なんだか怒ってない?わたし、さやかちゃんに何かしたかな?
もしも何かしたのなら、教えてほしい・・・・・・それで、謝りたいっ!さやかちゃんと元通りに――」

さやか「・・・・・・あんた、魔法少女なんだよね?」

まどか「え・・・・・・ど、え?」

さやか「・・・・・・やっぱり。・・・・・・まどか、あんたにお願いがある」

まどか「あ・・・・・・うん、何、かな?」

さやか「ほむらを、魔法少女の世界にだけは巻きむな」

まどか「ど・・・・・・どうして・・・・・・?」

さやか「・・・・・・そしたらきっと、あいつも、あんたも、それにあたしも・・・・・・救われないから」

さやか「ごめん、今日は一緒に帰れないんだわ。ちょっと野暮用があってね」

まどか「あ・・・・・・うん、解かった」

仁美「そうですか・・・・・・途中までも?」

さやか「うん。まっ、色々あんのよ」

ほむら「残念です・・・・・・」

さやか「何しょげてんのよ。無理することはないけどさ、もっとしゃきーんとしろって!
メガネ取ってコンタクトにしたり、そのみつあみ解いたりしたら、あんたはとんでもない美人に
なるんだからさ・・・・・・」

ほむら「そ、そんなっ、私なんか・・・・・・」カァッ

仁美「さやかさん・・・・・・天然のじごろですわっ!!」

まどか「ウェヒヒッ!でも、わたしもそうしたらほむらちゃん可愛くなると思うけどなぁ」

ほむら「か、鹿目さんまで///」

さやか「あははっ。っと、おっと、それじゃぁあたしは先行くね、また明日!そだ、明日からはほむらも一緒に学校行こうよ!
待ち合わせ場所、二人に聞いといてね!ばいばーい!」

まどか「ばいばーい」

仁美「ごきげんよう」

ほむら「ま、また・・・・・・明日」

まどか「・・・・・・うん、解かった。さやかちゃんが言うなら、言うとおりにするよ」

さやか「・・・・・・ありがとう、まどか」

まどか「ティヒヒ!でも、そういうってことは・・・・・・そっか。さやかちゃんも魔法少女なんだね?」

さやか「うん・・・・・・」

まどか「ウェヒヒ!これでこの街には魔法少女が三人だ!もしもワルプルギスの夜が来てもへっちゃらだね!
あっ、そうださやかちゃん!今日の夜から、一緒に魔女狩りするのはどうかな!?わたしの先生、教えてあげるよ!
この学校の三年生の人なんだけさ!」

さやか「・・・・・・」

さやか「・・・・・・ごめん。しばらくさ、ちょっと野暮用があって、一緒に魔女狩りは出来ないかな」

まどか「えー・・・・・・そっかぁ。それじゃぁ仕方ないね。それじゃぁ、その用事が終わったら・・・・・・」

さやか「うん・・・・・・その先輩、紹介してよ」

まどか「ウェヒヒ!さやかちゃんも、その用事早く終わらせてね!」

さやか「・・・・・・うん。言われなくても」

飯食ってくる

まだ読んでないけど支援

さやか「・・・・・・」

 この世界は・・・・・・きっと、ほむらにとって発端となった時間軸。今回ループしたのがあたしだからこその世界なのだろう。
まどかは普通の魔法少女で、ほむらは普通の人間。まどかが先ほど言っていたのは確実にマミさん・・・・・・巴マミ。あたしは、彼女に
期待すべきなのだろうか・・・・・・お姉さんぶって強がってはいたけれど、その実誰よりも脆弱な心を持っていた彼女を・・・・・・良い。
いざとなったら、あたしが処分しよう。・・・・・・どうせこれは、自業自得なんだから。誰の所為にするでもなく、自分の所為。
好き勝手にやらせてもらう・・・・・・。

さやか「だから、あんたたちには死んでもらうよ・・・・・・呉キリカ、美国おりこ・・・・・・」

 呉キリカ。彼女の魔女化によってマミさんは発狂を起こした。そしてそもそも事の糸をくすねていたのは美国おりこ・・・・・・
ワルプルギスの夜よりも前に、この二人を排除する。
 美国おりこを見つけるのは簡単だろう。元議員の娘で、断定可能な地域に住んでいる。問題は呉キリカ。彼女については此処の生徒であるということしか解からない。

早乙女「呉・・・・・・キリカさん?」

さやか「はい・・・・・・知りませんかね?」

早乙女「知っているわ。三年生だけど・・・・・・彼女、学校さぼりがちなのよねぇ。ところで、どうして?」

さやか「いやぁちょっとお礼をしたいと思いまして・・・・・・」

早乙女「・・・・・・そう。それじゃぁ、クラス担任に直接訊いた方が良いでしょうね――」

 そしてあたしは呉キリカの住所を手に入れた。

さやか「・・・・・・」

さやか「この辺りか・・・・・・」

 普通の家だ。そうとしか言えない。あたしはインターフォンを押した。しばらく待っても、返事がない。
不在なのだろうか。いや、居留守かもしれない。魔法で、扉を開錠した。

さやか「呉さーん!呉キリカさーん!」

 声がこだまする。それが止んでも、返事はない。ソウルジェムから、一本剣を出し、それを握り、警戒しながら
土足で一階を見て周り、誰もいないのを認めると、二階にあがった。呉キリカの部屋の前には、プレートが懸かっていた。
扉を切り刻み、中に入る。カーテンに締め切られた薄暗い部屋には誰も居ない。

さやか「・・・・・・」

 少し魔力を使うけれど、あたしの形跡を消して、呉家を出た。まずは、美国おりこを殺してしまうことにしよう。

ほむほ

さやか「・・・・・・」

 美国おりこ宅の門扉を通る瞬間、風がうねった。魔法少女の姿になって、その攻撃を受け止める。
刃を向けた方向には呉キリカ。あたしは左手に付けた盾の力を使い、時間を停止させると、彼女の後ろに回りこんで、
時間を解放し、腰のソウルジェムを突いた。呆気なく、呉キリカは脱落した。

さやか「・・・・・・」

 間違いだっただろうか。もっと、あたしとほむらと杏子が受けた責め苦をこいつに味合わせてから殺せば良かっただろうか。
もう既に魂がないということを知りながら、あたしは呉キリカの後頭部に剣を差し、心臓を抉った。

さやか「・・・・・・っ」

 美国家の扉に手を付け、開錠する。扉を開けてすぐ、大きな絵が目に移った。おっさんと女の子の絵。その下には、毛布を被って、こっちを怯えながら
見ている美国おりこの姿があった。

さやか「・・・・・・ははっ」

おりこ「こ、来ないで!!」ドンッ

さやか「・・・・・・」ニヤァ

おりこ「い、いやぁっ!!」

 悲鳴を上げ、がむしゃらになりながら美国おりこはあたしから逃亡する。

さやか「駄目だよぉ、もっとちゃんと逃げないと殺されちゃうよー?」

 例えば地面に剣を蒔き、例えば曲がり角に剣を備えて、じわじわと、そして着実に美国おりこを傷つけながら、あたしは
彼女との鬼ごっこを楽しむ。この美国おりこはどうやら魔法少女ではなく人間のようだ。都合が良い。呉キリカの時よりも、
もっと嬲って殺してやろう・・・・・・こいつには、そうしてもらわければ困る。

おりこ「いや・・・・・・いやぁっ・・・・・・!」ズルズル

さやか「ほら、これで傷は元通り。もっとちゃんと逃げてね?」

おりこ「いやぁっ!!」ダッ

さやか「あっはっはっはっはっは!!」

さやか「足を縫い付けちゃったりさぁ!」

おりこ「あっ・・・・・!」

さやか「腕切り落としちゃったりさぁ!!」

おりこ「がっ・・・・・・!」

さやか「内蔵かっきまぜー☆」

おりこ「っ・・・・・・っ!!」

さやか「でも、大丈夫。あたしが治してあげるから・・・・・・ちゃんと逃げてよ。
あんたたち、鬼ごっこが大好きなんでしょぉ?」

おりこ「」

さやか「って・・・・・・あぁ。そっか。もう、死んじゃったのか・・・・・・そうだよね、人間だもんね・・・・・・」

さやか「あぁ・・・・・・」

さやか「・・・・・・」

さやか「・・・・・・何やってんだろ、あたし」

QB「やってくれたじゃないか。彼女はそれなりに素質を持った人間だったというのに」

さやか「・・・・・・QB」

QB「君は僕を知っているんだね、美樹さやか。それにしても疑問だ、僕は君と契約した覚えがないのに、
どうして君は」ザシュッ

さやか「・・・・・・」

QB「やれやれ、なんてことをしてくれるんだい。勿体ないじゃないか」

さやか「ふん・・・・・・」

QB「きゅっぷいっ。・・・・・・それにしても、やってくれたね。どうやら君は僕らにとって危険な存在のようだ」

QB「悪いけれど、処分させてもらうよ」

さやか「・・・・・・勝手にしなさいよ」

QB「それじゃぁ、失礼するよ」

さやか「・・・・・・」

マミ「今の話・・・・・・本当?」

QB「あぁ。この目で見させてもらったよ」

まどか「そんなのって・・・・・・さやかちゃんが、どうして・・・・・・!!」

QB「ともかく、これは不味いだろうね。マミ、君はこの事態を許せないだろう?善良な市民と魔法少女が
殺されたんだ。もしかしたら、君達にその毒牙が掛かるかもしれない」

マミ「・・・・・・そうね、一刻も早く、どうにかしないといけないかも・・・・・・」

まどか「――待ってください!!」

マミ「鹿目さん・・・・・・?」

まどか「さやかちゃんは・・・・・・さやかちゃんはそんなことするような人じゃありません!!」

QB「まどか。君には残念だろうけれど、僕はこの目で確かに――」

まどか「わたし、さやかちゃんを探してきます!それで、確かめるんです!一体、何が在ったのか!」ダッ

マミ「ちょっと、鹿目さん!」

QB「君も行くのかい?」

マミ「行かない訳にはいかないわ。QBはゆっくりしていて良いわよ」

QB「そうさせてもらうよ」

まどか「さやかちゃん!」

さやか「・・・・・・まどか」

まどか「QBから聞いたよ・・・・・・ねぇ、嘘だよね?さやかちゃんが、そんなことするはず――」

さやか「本当だよ・・・・・・まどか。あたし、人を殺したんだ。でもね、後悔なんて全然してない。
寧ろ満足だってしてる。だってあいつらは、あんたを殺そうとした奴らなんだから」

まどか「え・・・・・・?」

さやか「あいつらは放っておけばあんたを殺す・・・・・・だから、あたしが先に手を打っただけ。
・・・・・・ねぇ、まどか。よく聞いて」

まどか「何・・・・・・さやかちゃん・・・・・・?」

さやか「・・・・・・あたしね、未来から来たんだ」

まどか「え・・・・・・?」

さやか「その未来ではまどかは魔法少女じゃなくて、ほむらとかあたしとかマミさんと杏子とかが魔法少女で、そして、美国おりこと呉キリカも魔法少女だった。
なんでかは知らないけど、美国おりこと呉キリカは魔法少女で、あんたのことを殺そうとしたの・・・・・・」

まどか「さやかちゃん!」

さやか「それで、結局ワルプルギスの夜との戦いはあたしとほむらだけになって、ワルプルギスの夜を倒したは良いけど、
あいつはぼろぼろで、ソウルジェムも危なくて、最後に、あたしにこれを渡してあたしは一ヶ月前に戻ってきて」

まどか「さやかちゃん!!・・・・・・さやかちゃん・・・・・・」

さやか「・・・・・・何?」

まどか「・・・・・・言っている事、よく解かんないよ」

さやか「・・・・・・」

さやか「・・・・・・そうだよね、ごめん」ダッ

まどか「さやかちゃん!!」

マミ「貴方が、美樹さやかさんかしら?」

さやか「・・・・・・マミさん」

マミ「・・・!わたしの名前、知っているの?」

さやか「・・・えぇ、まぁ・・・」

マミ「あなた・・・・・・人と魔法少女を殺したんですってね。それは本当?」

さやか「嘘だって言ったら、信じてくれるんすか?」

マミ「・・・・・・無理ね」

さやか「もしもソウルジェムが魔女を産むって言ったら、信じてくれます?」

マミ「はぁ・・・・・・?」

さやか「知ってますか?あたしら魔法少女はソウルジェムに汚れを溜め込み過ぎると魔女を産むんですよ」

マミ「な、あなたは何を言っているの・・・・・・?」

さやか「信じられませんか?それじゃぁQBにでも聞いてみたらどうです?あいつなら質問さえすれば答えてくれますよ」

マミ「出鱈目なこと言って、わたしを煙に巻こうというつもり?そんな手にはひっかからないわ――」

さやか「――嘘ですよ、全部。当たり前じゃないですか。あたしが人間殺したのも、魔法少女殺したのも、
ソウルジェムが魔女を産むのも全部嘘嘘嘘!」

さやか「あたし、ずっとマミさんに憧れてたんすよ!光栄です!握手してください!」

マミ「・・・・・・ふざけているの?」

さやか「あっはっは!本気っすよ本気!・・・・・・でも、今日はマミさん機嫌悪いみたいなんで帰りますね!そんじゃ!」

マミ「ちょっと!!」

マミ「え・・・・・・消えた・・・・・・?」

ストーリー壊れた

落として

このままじゃさやかちゃんが幸せになるエンドしか浮かばないのよ

幸せになっちゃいけないのかよ

解かった頑張ってみる
こんな犯罪者が幸せになって良いわけないだろうって

さやか「・・・・・・いやぁ、上手くいかないもんですなぁ・・・・・・」

さやか「あの二人をどうにかすれば後はワルプルギスの夜までにみんな仲良くとか・・・・・・そこはかとなく思ってたけど・・・・・・」

さやか「やっぱり無理かぁ・・・・・・・あたし馬鹿だもんなぁ、そうだよなぁ・・・・・・」

さやか「あははっ・・・・・・」

さやか「・・・・・・これじゃぁもう、学校には行けないよ・・・・・・」

さやか「・・・・・・駄目だよね、そんなんじゃ・・・・・・今度こそ、あいつを助けてやるって、あのとき誓ったんだ・・・・・・」

さやか「・・・・・・良いよもう。あたしなんか、どうしようもないんだ・・・・・・せめて、あんなうじうじした時からあんなになるまで
頑張ったあいつに幸せな人生が与えられないのは・・・・・・絶対に許さない」

こういうところを見るとさやかとほむらのメンタルの強さがどれくらい違うかよくわかる

ほむら「おはようございますっ!」

まどか「おはよう、ほむらちゃん!」

仁美「おはようございます、ほむらさん」

ほむら「あ、鹿目さん、志筑さん!おはようございます!!」ペコペコ

まどか「ティヒヒ!ほむらちゃん、おはようはさっき聞いたよぉ」

ほむら「あっ、ごめんなさいっ!」ペコッ

まどか「べ、別に怒ってないからね?」

仁美「ふふふ・・・・・・それにしても、さやかさん遅いですわね。いつもならとっくに来ている時間でしょうけれど」

まどか「・・・・・・」

ほむら「あっ、そうなんですか・・・・・・美樹さん、寝坊とか、かな?」ガシッ

さやか「ほほぅ?ほむらぁ、あんたにとってのさやかさんはねぼすけ設定なのかぁ?
あたしの何を参考にしてそれを作ったのか是非とも聞かせてもらいたいなぁうん?」

ほむら「わっ!美樹さん、おはようございます!!」ゴンッ

さやか「へぶっ!?い、いったぁ・・・・・・あ、朝っぱらからあんたにこんな強烈な頭突きされるとはおもわなんだ・・・・・
痛い、もういらんっ!」ジンジン

ほむら「あうぅ・・・・・・ごめんなさい・・・・・・」スリスリ

仁美「お二人とも、大丈夫ですか・・・・・・?」

さやか「あたしは別に・・・・・・ほむらは・・・・・・あーあ、ちょっと赤くなってるね。どれ、ちょいと」ピタッ

まどか「・・・・・・」

ほむら「・・・・・・?」シュウン

ほむら「・・・・・・あれ?もう痛くない・・・・・・」

さやか「ほいっ。さやかちゃんのお呪い終わり。これからはもうちょっと距離を考えて頭下げろよ」ペチペチ

ほむら「は、はいっ!美樹さん、ありがとうございます!」

さやか「だからさー。敬語とか無しだっていってんじゃん。言うことを聞かない子にはお仕置きだぞ~」ワキワキ

仁美「まぁっ!!」

ほむら「え、あ、ご、ごめんなさいっ!」ゴンッ

さやか「だからさー!」ジンジン

ほむら「ごめんなさいっ!」スリスリ

さやか「たくっ・・・・・・気を付けろよ、体強くないんだろ?」

ほむら「えへへ・・・・・・お呪いありがとう、美樹さん」

さやか「・・・・・・おう」

まどか「・・・・・・」

まどか『学校、来てくれたんだね』

さやか『・・・・・・うん』

まどか『良かった』

さやか『・・・・・・』

まどか『昨日はごめんね。いきなりの事が沢山で、中々呑み込めなくて・・・・・・でも、良く考えたらさ、
そうなんだね・・・・・・ねぇ、さやかちゃん』

さやか『・・・・・・何?』

まどか『・・・・・・もうちょっと、過去、いや、未来、かな?ええと・・・・・・なんていえば良いんだろぉ・・・・・・・?』

さやか『・・・・・・良いよ。あたしの居た世界の話、聞かせてあげる』

まどか『・・・・・・ありがとう』

さやか『・・・・・・たくっ。あんたには負けるわ』

まどか「もうすぐこの街に、ワルプルギスの夜が来るんだね」

さやか「うん・・・・・・そいつを倒せば、きっとあいつは救えたってことになると思う」

まどか「そうなんだ・・・・・・それじゃぁ、この事、マミさんにも相談しないと。昨日、会ったんだよね?」

さやか「うん・・・・・・随分と、嫌われちゃってるけどね」

まどか「・・・・・・わたしも、さやかちゃんが人と、それから魔法少女を殺したっていうの・・・・・・まだ、自分の中で整理が付けられない・・・・・・
でも、さやかちゃんを責めることは出来ないよ・・・・・・だってさやかちゃんはさ、わたしを護るために、その二人を殺したんだよね」

さやか「・・・・・・うん」

まどか「・・・・・・だったら、良い。わたしはもうこの話をしない・・・・・・償えとか、そういうのもどう言ったら良いか、よく解かんないから・・・・・・
知らないふりしか・・・・・・出来ないや」

さやか「・・・・・・ごめんね・・・・・・あたし・・・・・・」グスグス

まどか「良いんだよ、さやかちゃん・・・・・・・ごめんね。元々わたしが弱かったからだもんね。ごめんね」

さやか「まどかぁ・・・・・・!」シュルシュルシュル

まどか「え!?」シュルシュルシュル

マミ「・・・・・・お話の途中悪いけれど、良いかしら、美樹さやかさん」

さやか「マミさん・・・・・・!」

まどか「マミさん、これは!?」

マミ「昨日のように逃げられたら困るから・・・・・・ねぇ、美樹さん。昨日の話は結局どういうことなの?
・・・・・・あなたが二人を殺したのは事実よね?」

まどか「マミさん、それは!」

マミ「鹿目さん、あなたも拘束して悪いけれど、今はわたしの話を聞いて・・・・・・美樹さん。あの後QBと見て来たわ・・・・・・。
あの二人の惨殺死体・・・・・・あなた、常軌を逸しているわよ」

まどか「だからそれは!」

マミ「鹿目さん・・・・・・人をただ殺すのに、わざわざ頭と心臓を両方破壊する必要なんてある?両足を縫い付けて、両手を切断し、
あまつさえ内蔵をぐちゃぐちゃにする必要があると思う?」

まどか「そんなの――さやかちゃん、どういうことなの・・・・・・?」

さやか「くっ・・・・・・!」

マミ「美樹さやかさん・・・・・・どうしてあんなことをしたのか、その正当な理由を教えてくれないかしら?彼女達が自分達の死後に
そうしてくれとでも言ったの?」

まどか「さやかちゃん・・・・・・?」

さやか「・・・・・・」

さやか「・・・・・・あっはっはっはっはっはっ!!」

マミ「!?」

まどか「!?」

さやか「本当にあんたって・・・・・・人の邪魔しかしないよねぇ・・・・・・」

マミ「な、何よいきなり笑い出して・・・・・・?」

さやか「そうやって他人より優位に立ちたがって、その癖内心すんごく臆病で、他人を思いやる振りしながら
いつだって自分の名誉とか尊厳とかそういうことしか考えてない、良い加減にしてくれないかな!・・・・・・
こっちは、あんたのお姉さんごっこに付き合ってる暇ないんだわ」

まどか「さやかちゃん、どうしたの!?

マミ「は、はぁ?あなた、何を言っているの?」

さやか「そっか・・・・・・昨日QBと会ったんだ・・・・・・ふーん・・・・・・それで、聞けたの?ソウルジェムの真実」

マミ「・・・・・・!?あ、あれはあなたが吐いた出鱈目じゃっ!!」

さやか「訊けなかったんだぁ・・・・・・そっかそっか。いや、流石だよねぇ~・・・・・・」

マミ「――くっ、鹿目さん、逃げなさい!この子、危ないわ!!」

まどか「マミさん、待ってください!!」

さやか「撃ちなよぉ!でないとあたし、ソウルジェムが魔女を産んじゃうかもよ?」

マミ「だからそんなのは!あなたの作った妄想でしょう!!鹿目さんも、この子の妄想に騙されちゃ駄目よ、この子、壊れてるわ!」

さやか「早く撃ちなよ・・・・・・そしたら、あんたも魔法少女殺しの仲間入りだけどね、マミさん?」

マミ「くっ・・・・・・!!」

マミ「・・・・・・きょっ、今日のところは、見逃してあげるわ」

さやか「・・・・・・」シュルシュルシュル

さやか「・・・・・・ふーん」ニヤッ

マミ「!?・・・・・・鹿目さん、行くわよ」

まどか「え・・・・・・?」チラッ

さやか「・・・・・・」クイッ

まどか「・・・・・・・」コクンッ

マミ「・・・・・・」ギリッ

マミ「鹿目さん、彼女の言うことは全部出鱈目よ。信じちゃ駄目。居るわよね、ああいう中学生って。
自分の頭の中の世界が現実だと思う人たち。ね、鹿目さん。もう彼女には関わらない方が良いんじゃないかしら?」

まどか「え・・・えっと・・・・・・」

マミ「そう思わない?思うでしょ?思うわよね?」

まどか「あっ・・・・・・あのっ・・・・・・」

マミ「彼女に何を言われたか知らないけど、今すぐ忘れなさい。元の素直で純粋なあなたに戻って。
そうだ、今日も家に来るでしょ?美味しいケーキと紅茶をご馳走するわ」

まどか「ま、マミさん!」

マミ「――なぁに、鹿目さん?」

まどか「お・・・・・・落ち着いて下さい・・・・・・」

マミ「わたしは、落ち着いているわよ?えぇ、とっても」

まどか「そ、そうですよね、ウェヒヒ」

まどか「それじゃぁわたし、教室に戻りますね!友達、待たせてますから」

マミ「・・・・・・そう。なら、仕方ないわね」

まどか「それじゃぁ、また」

マミ「えぇ、また」

マミ「・・・・・・」

マミ『そんな・・・・・・ソウルジェムが魔女を産むなんて・・・・・・それじゃぁわたしのしていた
ことは・・・・・・わたしは・・・・・・!』パリーン

ほむら『巴マミ――!』

さやか『まさか・・・・・・マミさんまで・・・・・・』

杏子『畜生・・・・・・どうなってんだよ・・・・・・おい・・・・・・!!』

ほむら『――ソウルジェムに穢れを溜め込み過ぎたのよ。巴マミのソウルジェムは先ほどの呉キリカと同様に魔女の物へと成り果てた。
ソウルジェムの真実が、それほど彼女に絶望を与えたということでしょうね・・・・・・』

さやか『知った風な口で解説なんかしている場合かよ!くそっ、マミさん!あたしです!あたしですよ、返事をしてください!!起きて!』

ほむら『美樹さやか――危ない!!』

さやか『くそっ――どうして――どうしてこんなことに!!』

ほむら『一時体勢を立て直すわ・・・・・・杏子、貴方も私の手に』

杏子『・・・・・いやぁ良い。あんたらは先に行きな。こいつはあたしが面倒を見る』

さやか『そんな・・・・・・元に戻す方法は?ねぇ、あるんでしょ、教えてよ転校生!!』

ほむら『・・・・・・ないわ』

さやか『そんなの、嘘だろ!マミさんあたしです!返事をしてください、戻ってきてくださいよ、マミさん!!』

杏子『元に戻す方法なんか・・・・・・ないんだよな』

ほむら『えぇ・・・・・・』

杏子『へへっ・・・・・・じゃぁやるしかないって訳だ。そういうのはやっぱり、付き合いの一番長いあたしが
適任だろうな』

ほむら『杏子・・・・・・』

杏子『そいつを頼んだぜ、ほむら』

ほむら『・・・・・・解かった。でも、貴方も必ず――』

杏子『あぁ・・・・・・善処するよ』

ほむら『行くわよ――美樹さやか』

さやか『嫌だ!マミさんも、マミさんも連れて帰るんだ!!』

杏子『聞き分けのない奴だな・・・・・・悪いけど、ちょっとばかし眠っててくれよ』

さやか『杏子――』

さやか『――杏子は――マミさんは!?』

ほむら『二人とも、死んだわ・・・・・・』

さやか『――お前!!どうして二人を見捨てたんだ――』

ほむら『――だって仕方ないじゃない!!魔女を魔法少女に戻す方法なんてないんだもの!!
杏子だって、きっと戻ってきてくれると信じてた・・・・・・でも、こんな結果になってしまった
・・・・・・そうね、私は確かに・・・・・・二人を見捨てたのよね・・・・・・責めたければ責めなさい・・・・・・
でもお願い・・・・・・貴方だけは・・・・・・せめて、貴方だけでも、残って、一緒に、ワルプルギスの夜と戦って・・・・・・』

さやか『・・・・・・ほむら・・・・・・』

ほむら『・・・・・・ふふっ。貴方に名前で呼ばれたの、初めてね、さやか・・・・・・』

さやか『あんた・・・・・・一体、何者なの・・・・・・?』

ほむら『・・・・・・聞いてくれる、私の話を・・・・・・?』

さやか『・・・・・・うん、聞かせて』

ほむら『・・・・・・ありがとう』

さやか「・・・・・・」

さやか「・・・・・・また、あの人は魔女になるのかな」

さやか「ほむらの邪魔をして、あたしの邪魔をして・・・・・・本当、救いようがないよ」

さやか「・・・・・・」

さやか「・・・・・・教室、戻ろう」

さやか「・・・・・・」

ほむら「あっ、美樹さん、遅かったねっ!」

さやか「・・・・・・うん、ちょっとね」

まどか『・・・・・・わたしは、さやかちゃんの味方だから』

さやか『え・・・・・・?』チラッ

まどか『・・・・・・それだけ』ウェヒヒ

さやか「・・・・・・あはは」ポロッ

ほむら「あ、あれ、美樹さん、ど、どうしたの、な、涙!」

さやか「いや・・・・・・ははっなんでもないよ・・・・・・ちょっとね・・・・・・」ポロポロ

ほむら「あ、あのこれ!は、ハンカチ、使って?」

さやか「うん・・・・・・ありがとう、ほむら」ポロポロ

さやか「あんたは絶対、あたしが護るからね」ダキッ

ほむら「え・・・・・・?」

仁美「まぁっ!?お、お二人とも、教室の中でそんな、破廉恥ですわ!!」

ほむら「し、志筑さん!」

まどか「ウェヒヒ!さやかちゃん、大胆!」

ほんっとデブはどうしようもないわね!

>>203
たしかにこのSSのマミさんはどうしようもないけど屋上

まどか「・・・・・・やっぱり本当だったんだね、さやかちゃんの言っていたこと」

さやか「うん」

まどか「マミさん・・・・・・」

さやか「・・・・・・」

さやか「帰ろうか」

まどか「・・・・・・」

まどか「・・・・・・うん」

杏子「よぉ。あんたが噂の殺人狂かい?」ジャキッ

さやか「そうだよ。久しぶりだね、杏子」

杏子「・・・・・・あんた、あたしとどっかで会ったことが在ったか?」

さやか「うん。でも覚えてないみたいだから、ちょっと昔話でもしよっか。附いて来て」

杏子「・・・・・・おい、あたしに背中見せて良いのかよ?襲ってくれって言っているのか?」

さやか「あんたはそんな卑怯な奴じゃないって、知ってるから」

杏子「・・・・・・けっ。変な奴だな・・・・・・食うかい?」

さやか「・・・・・・」

さやか「・・・・・・そうだね、頂きます」

杏子「襲ってくれって言っているのか?(性的な意味で)」

さやか「あの時のあんたの言葉のおかげで、あたしは吹っ切れた・・・・・・今じゃ感謝しているよ」

杏子「世界とか時間だとか良くわからねーけど、まっ、信じるよ。此処にあたしを連れて来たってことは
あんたはあたしのかなり密なとこまで知ってるってことなんだろ」

さやか「ははっ。この林檎をどうやって手に入れたとかもね」

杏子「けっ・・・・・・怖い野郎だぜ」

さやか「ははっ」

杏子「ふんっ」

さやか「・・・・・・もうすぐさ、この街に、ワルプルギスの夜が来る。それを退治するの、手伝ってくれないかな?」

杏子「・・・・・・良いぜ、こうして会ったのも何かの縁だ。協力してやる」

さやか「ありがとう、杏子」

杏子「おうよ、さやか」

さやか「え・・・・・・まどか、帰ってないんですか?あの日から?」


ほむら「鹿目さん・・・・・・どうしたのかな?」

仁美「さぁ・・・・・・無事だと良いんだけど・・・・・・?」

さやか「・・・・・・」


さやか「まどか!」

まどか「・・・・・・さやかちゃん、ごめんね・・・・・・わたし、やっぱり弱い子だった・・・・・・
マミさんが魔女になったっていうのは解かるけど・・・・・・わたし・・・・・・わたし・・・・・・やっぱり、
マミさんのことを殺しちゃったんだよね・・・・・・わたし、もう耐えられないよ・・・・・・」パリーン

さやか「まどかああああああああああああああああああああああああああああ!!」

さやか「まどかぁ・・・・・・まどかぁ・・・・・・!」

杏子「・・・・・・心配すんなよ、さやか・・・・・・あたしが、お前の傍に居てやるからさ・・・・・・」

さやか「・・・・・・杏子ぉ・・・・・・」

杏子「あぁ・・・・・・泣けよ、好きなだけ泣きな・・・・・・気が済むまで、泣いていて良いからさ・・・・・・」

さやか「あぁ――ああああああああああああああああああああああああっ!!」

杏子「よしよし。辛かったなぁ、頑張ったなぁ・・・・・・さやか・・・・・・」

ほむら「そんなっ・・・・・・鹿目さんがっ・・・・・・!」

さやか「・・・・・・」

ほむら「ひっくっ・・・・・・うっくっ・・・・・・!」

仁美「・・・・・・」ダキッ

ほむら「志筑さん・・・・・・!」

仁美「・・・・・・それだけ思われて、まどかさんも幸せでしょうね・・・・・・」ポロポロ

ほむら「うっ――」

ほむら「うぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!鹿目さん!鹿目さぁんっ!!」

さやか「・・・・・・」

さやか「考えるんだ」

杏子「うん?何をだよ」

さやか「結局、あたしは何をしたかったのかなって」

杏子「・・・・・・前の世界で悲惨だった友達の運命を変えてやりたかったんじゃねーのかよ」

さやか「あはは・・・・・・そうなんだけどね。でもさ・・・・・・それ、全然叶ってないみたいなんだわ・・・・・・」杏子「・・・・・・そういうもんだよ。良かれと思った行為が功を奏するなんていうのは、案外稀なもんなんだろう。
だからすぱっと全部自業自得にしちまうのが良いんだよ。そうすりゃ、誰も責めなくて済む。全部自分の所為にしちまえるんだから
全部自分で清算できる――お前はそういうの、全部解かっていると思ってたよ」

さやか「うん・・・・・・解かってる、解かってるつもりでいた・・・・・・でも、全然何も解かっていなかった・・・・・・
全部救うつもりで居た・・・・・・あんたが前に言っていた絶望と希望のバランスは差し引き零って、あれ、本当だったんだ・・・・・・
あたしの希望のために、みんなが絶望していった・・・・・・本当はあたしだけが絶望して、みんなが希望に満ち溢れれば良かったのに・・・・・・」

杏子「・・・・・・それで、どうするんだよ」

さやか「さぁ・・・・・・出来るなら、もう一度この一ヶ月をやり直したい、けど」

杏子「けど?」

さやか「・・・・・・もうこれ、壊れちゃったんだよね」

杏子「・・・・・・そうかい。なら、最後くらい、てめーが絶望するのでも良いんじゃないのか?あたしも付き合ってやるからさ」

さやか「・・・・・・ありがとう、杏子。あんたはあたしの、最高の友達だね」

杏子「へっ・・・・・・こっちこそ、今まで楽しかったよ」

さやか「あたしも・・・・・・それじゃぁね」

杏子「おう。向こうで会おうぜ」

さやか「うん・・・・・・ばいばい」

パリーン

杏子「よくやったな・・・・・・さやか。てめーの結界に閉じ込めてワルプルギスの夜
倒すなんて、流石はあたしの友達だぜ・・・・・・」

杏子「後の事は、心配すんなよさやか・・・・・・ひとりぼっちには、させねえからさ」

オクタヴィア「ヴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」

杏子「安心しろよ・・・・・・お前はもう、充分絶望したんだ・・・・・・果たしたんだよ、お前の仕事はさ・・・・・・」

杏子「もう、絶望する必要なんかねーよ」

杏子「あたしはお前に会えて、滅茶苦茶幸せだったぜ!」

杏子「神様!最後に幸せな夢見せてくれて!ありがとな!!」

~終わり~

gdgdしててすまんかった
全部暑さの所為です
ごめんなさい

おぉう…これは…

乙乙ほむほむ

http://beebee2see.appspot.com/i/azuY5fGyBAw.jpg

>>263
杏子「お前…あたしがせっかくゲームを盛り上げてやったのに…」

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