ほむら「一発ツモ…4000オールね」(199)

杏子「マジで!?」

まどか「うわぁーまたほむらちゃんがトップかぁー」

さやか「つ、強い…っ」

マミ「5連続一発ツモ…ありえない…確率的に…おかしいわよこんな…確率的に…」ブツブツ

ほむら「ここらでいったん集計しておきましょうか」

さやか「点5でよかったぁ…」

杏子「金あっかなー。うまい棒でいい?」

まどか「難しそうだね、麻雀って」

マミ「おかしいわよ…確率が…確率…」ブツブツブツブツ

さやか「まどかも覚えてみる?」

まどか「えー。で、でも…できるかなぁ」

杏子「案外すぐ覚えれるぞ」

マミ「…カクリツ…カクリツ…」ブツブツブツ

まどか「そ、そう? 符計算とか、難しくない?」

さやか「だーいじょうぶだって! その辺は私らがやってあげるし!」

まどか「う、うーん…じゃあちょっとだけやってみようかな」

ほむら「集計が終わったわ」

暁美  +306

美樹  -46

佐倉  -68

巴   -192

まどか「マ、マミさん…」

さやか「こ、今回はついてなかったんですねっ!」

杏子「結構負けたなー」

ほむら「どうする? まだやる? 一応、一番負けてる巴マミに合わせるけど…」

さやか「マミさん…」

マミ「席…」

ほむら「?」

マミ「席が悪いわ…席がえしましょう」

さやか「そ、そうですよね! ちょっとその席よくないですよね!」

杏子(このパターンは…)

まどか(なんだろう…マミさんから負の気配が…)

ほむら「あ…巴マミ。それロンよ。タンピン三色イーペーコー赤…18000ね」

マミ「」

杏子「うわっ、早っ!」

さやか「マ、マミさん…」

ほむら「ああ、点棒は出さなくていいわよ。今ので3000足らずの飛びでしょ?」

まどか「ま…」

マミ「い、今の…美樹さんのウーピンを見逃したわね? 手変わりはなかったはずよ!」

ほむら「それが? トップが確立するのだから、定石だと思うけど」

マミ「…っ!」

まどか(ど、どうしよう…どんどん空気が悪くなっていくよ…)

杏子「ケツかいー」

さやか「ま、まぁまぁ! また席替えして、空気入れ替えましょうよ!」

マミ「…」キッ

ほむら「…」ツーン

杏子「…」ポリポリ

まどか(どうしようどうしよう…なんとかしないと)


まどか「あ、あのっ!」

ほむら「?」

まどか「つ、次…わたしも入ってみたいなぁ…なんて」

さやか「お、おお! それがいい! 空気も循環するし!」

マミ「…いいかもしれないわね」

ほむら「…」

まどか「で、でも…ちゃんと出来るかなあ」

さやか「大丈夫大丈夫! 私が後ろについといてやるから!」

まどか「本当? ありがとう!」

杏子「じゃあ次行くか!」

~東一局・親まどか~

さやか(う、うお…なんだこのハイパイ…)

  ___________________________  __
 │一│一│一│二│三│四│五│六│七│八│九│九│九│|九|
 │萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│|萬|



さやか(エグゾディアかよっ!)

まどか(ど、どうしよう…何切ればいいのかわかんないよ…)

マミ「ずいぶん考えてるわね…よっぽどいい手なのかしら?」イライラ

まどか(ええと…も、もうこれでいいや!)

まどか「えいっ!」

さやか「あっ!」

ほむら「っ!?」


ビシッ!!

     __________
    /              /.|
   /   ━━━━━    / |

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      ┣ ╋ ┫     ./     ./|
    ┗ ╋ ┛       /    ./ .|
   .┏━╋━┓    /    ./ /
   ┃━┻┫.┛   ./    ./ /
              /    / /


さやか「あーあ…」

ほむら「…」

まどか「ええ!? い、今の…だめだった?」

さやか「実はさっきの…あがってたんだよ…」

まどか「え~!?」

マミ「っ!!」

杏子「マジかよ、天和!?」

マミ「ほ…っ」

まどか「そんなぁ~」

さやか「まぁしょうがないよ。すごいいい手だし、まだまだあがれるチャンスはあるって!」

マミ「そうね…まぁ一度切ってしまったものは戻せないから」パシッ

杏子「残念だったなぁ」ビシッ

ほむら「…」ピシッ

まどか「はぁ~…」ヒョイ

チュウレンポートー天和じゃねーか

┌──┐
│ .一. │
│    │
│ .萬. │
└──┘




まどか「あっ…」

さやか「ぶ~っ!?」

まどか「ツ、ツモです!」

マミ「!?」

杏子「!!」

まどか「ええと…なんだろ、チンイツ?」

ほむら「そりゃあ、チューレンポートーやっ!」

   ────     ノ ̄/        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/  _/_  / /
             / ̄ ̄/ ̄ ̄/   /  ──   /  /    / /
   ───     /__/__/   /  / ̄ ̄/  /   У   / /
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 ─────  /_____/  /        V     Λ    /

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    (.`ヽ(`> 、                      /''''''   ''''''::::::\
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  ⊂コ二Lフ^´  ノ, /⌒)                   |  ,,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
  ⊂l二L7_ / -ゝ-')´                 + |   `-=ニ=- ' .:::::::| +
       \_  、__,.イ\           +     \   `ニニ´  .:::/    +
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 │一│一│一│九│九│九│一│一│一│一│一│一│九│|九|

 │萬│萬│萬│萬│萬│萬│索│索│索│筒│筒│筒│筒│|筒|

マミ「ば…馬鹿な…第二ツモでラス牌のイーピンを…」

さやか「エゲツネぇ…」

まどか「え、え? なに? ちゅーれんぽーつん…?」

さやか「役満だよまどか!!」

ほむら「おめでとうまどか」

まどか「え、え~!?」

杏子「たしか役満ご祝儀って5000円オールだったよなー」

さやか(抜けててよかった…)

              ,-                   /_
      _/__   ニ7_ -7 ̄  _/__     / / /_/_/
      /  /  //ヽ .二/二   /  /    / ̄ /_/_/

      /  /    / /三/三/  /  /    / ̄///
    /  /_  /  ─/─  /  /_  /  / ̄/ ̄
              ̄ ̄ ̄


                                  /\___/ヽ
    (.`ヽ(`> 、                      /''''''   ''''''::::::\
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  ⊂コ二Lフ^´  ノ, /⌒)                   |  ,,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
  ⊂l二L7_ / -ゝ-')´                 + |   `-=ニ=- ' .:::::::| +
       \_  、__,.イ\           +     \   `ニニ´  .:::/    +
        (T__ノ   Tヽ        , -r'⌒! ̄ `":::7ヽ.`- 、   ./|
         ヽ¬.   / ノ`ー-、ヘ<ー1´|  ヽ | :::::::::::::ト、 \ (  ./ヽ
          \l__,./       i l.ヽ! |   .| ::::::::::::::l ヽ   `7ー.、‐'´ |\-、
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  |一|九│一│九│一│九│  │  │  │  │  │  │  │
  |萬|萬│索│索│筒│筒│東│南│西│北│  │發│中|
  └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘


       /                     ____
   _//          /\ ○            /
     /  ───  /    \  ───      /  ───
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                                  /\___/ヽ
    (.`ヽ(`> 、                      /''''''   ''''''::::::\
     `'<`ゝr'フ\                  +  |(●),   、(●)、.:| +
  ⊂コ二Lフ^´  ノ, /⌒)                   |  ,,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
  ⊂l二L7_ / -ゝ-')´                 + |   `-=ニ=- ' .:::::::| +
       \_  、__,.イ\           +     \   `ニニ´  .:::/    +
        (T__ノ   Tヽ        , -r'⌒! ̄ `":::7ヽ.`- 、   ./|
         ヽ¬.   / ノ`ー-、ヘ<ー1´|  ヽ | :::::::::::::ト、 \ (  ./ヽ
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 │一│一│一│二│二│二│三│三│三│四│◎│◎│◎│|一|

 │萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│◎│◎│◎│|萬|

~東一局・二本場・親まどか~

 
まどか「ええと…ええと」カチャカチャ

さやか(今度はいたって普通の配牌だな…まぁ役牌か、ピンズのホンイツか…ってとこか)

ヒョイ

┌──┐
│ .一. │
│    │
│ .萬. │
└──┘

ヒョイ

┌──┐
│ .一. │
│    │
│ .萬. │
└──┘


さやか「…」

ヒョイ

┌──┐
│ .一. │
│    │
│ .萬. │
└──┘

ヒョイ

┌──┐
│ .二. │
│    │
│ .萬. │
└──┘

ヒョイ

┌──┐
│ .三. │
│    │
│ .萬. │
└──┘


さやか「…」


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         |         /  /|        /
      /  |  \  _/    |    _/
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    (.`ヽ(`> 、                      /''''''   ''''''::::::\
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  ⊂コ二Lフ^´  ノ, /⌒)                   |  ,,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
  ⊂l二L7_ / -ゝ-')´                 + |   `-=ニ=- ' .:::::::| +
       \_  、__,.イ\           +     \   `ニニ´  .:::/    +
        (T__ノ   Tヽ        , -r'⌒! ̄ `":::7ヽ.`- 、   ./|
         ヽ¬.   / ノ`ー-、ヘ<ー1´|  ヽ | :::::::::::::ト、 \ (  ./ヽ
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 │一│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │|一|
 │萬|東│東│東│南│南│南│西│西│西│北│北│北│|萬|


ヒョイ

┌──┐
│ .四. │
│    │
│ .萬. │
└──┘


ヒョイ

┌──┐
│ .五. │
│    │
│ .萬. │
└──┘


ヒョイ

┌──┐
│ .六. │
│    │
│ .萬. │
└──┘


さやか(いや…いやいや)

大車輪一回でいいからあがってみたい

 ___________________________ 
 │一│一│一│二│三│四│五│六│七│八│九│九│九│
 │萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│


さやか(ま、また張りおったでぇ…!)

まどか(あ、これさっきのと同じカタチだ…)


マミ「うふふ…鹿目さんはマンズの染め手ってとこかしら…」

まどか「あっ、そうです!」

さやか「い、いや…答えなくていいから!」

マミ「まぁ初心者はすぐに染め手に走りたがるものよね…でも、リーチよ!!」

さやか「あ…」

マミ「うふふ…硬直したその手配でわたしのリーチがかわせるかしら?」

ピンフをあがる確率は2.7分の1

四暗刻をあがる確率は6000分の1
国士無双をあがる確率は1万3000分の1
チンロートーをあがる確率は1億分の1
ここまで差があるのである

まどか(ど、どうしようリーチだなんて…)

まどか(ど、どれが安全なんだろ…こ、これかな?)

まどか「えいっ!」 ビシッ!

杏子「うわ…いくなー」

マミ「うふふ…第一打にドラ筋だなんて…ゼンツッパね? いいわ、かかってらっしゃい」

ほむら「…」

マミ「ふふ…一発ツモかしらね…?」 ヒョイ


┌──┐
│ .一. │
│    │
│ .萬. │
└──┘

マミ(これは…ちょっと危ないかしら?)

マミ(まぁでも、鹿目さんはどうせ闇雲に染めてるだけ…まだイーシャンってとこでしょう)

マミ「うふふ…鳴いてもいいのよ? 鹿目さん?」

ビシッ!

     __________
    /              /.|
   /   ━━━━━    / |

  /               /   |
 /   ━╋━╋━      /   .|
/    ┏ ┳ ┓      ./    |
      ┣ ╋ ┫     ./     ./|
    ┗ ╋ ┛       /    ./ .|
   .┏━╋━┓    /    ./ /
   ┃━┻┫.┛   ./    ./ /
              /    / /



さやか「ああ…っ」

まどか「あ…っ」

ほむら「…」ニヤッ

マミ「?」

杏子「んん? どうしたー?」

マミ「鳴くのかしら?」

まどか「ええと…」

さやか(マミさん…)



まどか「は、はい…カンです」

さやか・ほむら『っ!?』

            /
        __  _   /          __|     /
           /   /                 /
         _/   /                /
            _/            ___/

                                  /\___/ヽ
    (.`ヽ(`> 、                      /''''''   ''''''::::::\
     `'<`ゝr'フ\                  +  |(●),   、(●)、.:| +
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       \_  、__,.イ\           +     \   `ニニ´  .:::/    +
        (T__ノ   Tヽ        , -r'⌒! ̄ `":::7ヽ.`- 、   ./|
         ヽ¬.   / ノ`ー-、ヘ<ー1´|  ヽ | :::::::::::::ト、 \ (  ./ヽ
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 │一│一│一│二│三│四│五│六│七│八│九│九│九│|一|

 │萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│|萬|


スギャン!!

さやか「お…おいまどか…っ」

まどか「新ドラが楽しみだねっ…さやかちゃん!!」

さやか「…っ」

ほむら「…」

マミ「ふふ…そう上手くいくかしらね?」




ピラッ

┌──┐
│ .九. │
│    │
│ .萬. │
└──┘


マミ「」

杏子「うわ…モ、モロノリ…」

マミ「」

さやか「ちょ…っ」

まどか「え、ええと…」

ほむら「さぁ、リンシャン牌を取って頂戴、まどか」

杏子「これツモったら責任払いだなー」

マミ「」

まどか「ええ…責任?」

ほむら「カン材料を鳴かせた人が、責任を持って全員分の点数を支払うことよ」

まどか「え、ええ~!?」

マミ「ん、んまぁ…そうそうあることじゃないですからね!」

マミ(きっと大丈夫よ…確率的には…)

杏子(あれ? そーいや私、9萬持ってなかったっけ…気のせいか)

まどか(お願い神様…ツモらせないで…っ! ツモったら私、死んでしまいますっ!)

さやか(でもこの流れ…)

杏子(なーんかツモそうな気がするなー)

まどか(お願いします…っ!!)


ピラッ!

┌──┐
│ .八. │
│    │
│ .萬. │
└──┘


まどか「」

さやか(や、やっぱり…っ!)

マミ「ど、どうでした? いいのがツモれたかしら…?」

まどか「え、えっと…」

さやか「まどか…もう…」

ほむら「…」

まどか(ど、どうしたら…)ジワッ



『魔法少女になれば、どんな願いだって叶えられるよ』


まどか「っ!!」

まどか(そ、そうか…魔法少女になれば…っ!!)

まどか(きゅーべー、きゅーべー! お願い、こっそり来て!!)

Qべー(…呼んだかい?)

まどか(きゅーべー、ああよかった! 私を…大急ぎで魔法少女にしてほしいのっ!)

Qべー(へぇ…また唐突だね。それで、願いごとは?)

まどか(この8萬を…)

Qベー(…?)



まどか(この8萬を…マミさんの当たり牌に変えてっ!!)

       /                     ____
   _//          /\ ○            /
     /  ───  /    \  ───      /  ───
    /                 \     ___/
                                 /::\
                           i⌒ヽ__|__::::::}  __   __     __
                           |__::{::::::::::::::>'"         `/:::\_  /::::::::}_
                           / \::/            〈:::::::::::::ヽ|__:::::::::::::〉
                          //   / /  /  //   /  }:::::/::/ハ \‐ '
                            /'i // /  / / / / }∧ 八::_/   !   ヽ
                               '<::::::/:},'  /| /⌒ // ⌒/ヽi / }/::{ /  ノ
     (.`ヽ(`> 、               / l \/|   |x=ミ/   ァ=ミ/| / :::l/    / |
     `'<`ゝr'フ\               | ハ/ | |小r' ハ      r' ハノ;::::::/     / /|
  ⊂コ二Lフ^´  ノ, /⌒)              八 {   | |:リ 乂ソ     弋 ソム-{   /   / ノ
  ⊂l二L7_ / -ゝ-')´                \ 八 |::{    `_    /  /|  / / , ' 
       \_  、__,.イ\                ‘|V\   V  ) /ィ/八 /'")/
        (T__ノ   Tヽ        , -r'⌒! ̄ `":::7ヽ.`- 、   ./|
         ヽ¬.   / ノ`ー-、ヘ<ー1´|  ヽ | :::::::::::::ト、 \ (  ./ヽ
          \l__,./       i l.ヽ! |   .| ::::::::::::::l ヽ   `7ー.、‐'´ |\-、
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 │一│一│一│二│二│二│三│三│三│四│◎│◎│◎│|一|

 │萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│◎│◎│◎│|萬|

Qベー(そんなのでいいのかい?)

まどか(いいの…お願いっ!!)

Qベー(わかった。その願い、確かに聞き入れたよ)


ホワンホワン

さやか「あ、あれ…?」

┌──┐
││││
│ .│ .│
││││
└──┘

さやか(ウ、5索…!? さっきはたしかに8萬だったはず…)

まどか「あーどうやら違ったみたい! ツモれる気がしたのになー」

マミ「うふふ…人生はそう甘くはないわ」ホッ・・・

まどか「じゃぁ切ります! えいっ!!」

ビシッ!

ビシッ!!


マミ「あっ! それ、ロン! ロンよっ!!」

ほむら「っ!?」

まどか「てぃひひ…やっちゃった」

マミ「うふふ…自分の手に押されて判断を誤るなんて…少し愚かだったわね、鹿目さん?」

まどか「えへへ」

ほむら(まどか…あなたまさかっ!)

杏子「ケツかゆいなー」ポリポリ

マミ「さぁって、裏ドラが楽しみだわ…」


ピラッ!

マミ「あら、残念。リーチのみっ!!」

まどか「」

まどか(リ、リーチのみ…?)

マミ「うふふ…鹿目さん、1000は1300よ」

まどか(リーチのみのために私は…)

マミ「焼き鳥脱出ね…やったわ!!」

まどか「…ケンナ」

マミ「?」

まどか「ざっけんなああああああああああああああああああああ!!!!!!」

マミ「!!?」

マミ「な、なに!? 振り込んだからって取り乱すなんて…雀士失格よ?」

杏子「点数申告間違ってるからじゃね?」

さやか「あ、ホントだ…ってあれ? マミさん?」

ほむら「…っ!?」

杏子「き、消えた…? あれ? ここ五索落ちてるぞ…?」


こうして私、鹿目まどかは魔法少女になった。

能力は、特定の相手を一瞬にして五索に変える能力だ。
これで私は数々の魔女を、戦わずして五索に変え続けた。

今、私の引き出しの中には、五索で溢れかえっている。
どれも個性があって観ていて楽しい。

その中にひとつ。ひときわ輝く金の五索がある。
これは私の宝物だ。


〈ほむら「一発ツモ…4000オールね」〉【カン】

>>37 チンロワロタ

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 │一│五│九│九│七│三│六│                          二              
 │萬│萬│萬│萬│筒│索│索│  東   西   南  北   中      索

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