まどか「あなたは鹿目まどかが好きになる」ほむら「うーん……」(129)

―ほむホーム―

まどか「あなたは鹿目まどかが好きである」

まどか「あなたは鹿目まどかが好きである」

まどか「あなたは鹿目まどかが好き好きでしょうがない」

ほむら「ん……まどか……好き……」

まどか「あなたは鹿目まどかにほむらちゃんと呼ばれるだけでとても幸せを感じる」

まどか「あなたは鹿目まどかとおしゃべりするだけで幸せを感じる」

まどか「あなたは鹿目まどかと触れ合うだけで顔を真赤にしてしまうぐらい意識してしまう」

ほむら「まどか……幸せ……すぅ……すぅ……」

まどか「暁美ほむらは鹿目まどかが好きである」

まどか「暁美ほむらは鹿目まどかの全てを知りたい」

まどか「暁美ほむらはレズビアンではなく、ただ鹿目まどかだけが愛おしい」

ほむら「すぅ……すぅ……まどか……」

チュンチュン

まどか「もう朝になっちゃった……そろそろ私がいた痕跡を消して出て行かないと」

ほむらちゃほむほむ

―学校―

ほむら「お、おはよう、鹿目まどか」

まどか「おはようほむらちゃん!」

ほむら(あぁ、まどかの笑顔……幸せ……)

まどか「ねぇほむらちゃん、今日の数学の宿題できた?」

ほむら「えぇ、できてるわよ」

まどか「自信がない所があるの、みせっこしよ?」

ほむら「いいわよ」

まどか「あ、やっぱりここ間違えてたんだ……どうやって解いたらいいのかな?」

ほむら「え、えっとここは~」

まどか「やっぱりほむらちゃんの教え方はわかりやすいね!ありがとう!」ギュゥ

ほむら「ほむううううう///」

まどか「あはは、ほむらちゃんってテレ屋さんだね」

ほむら「そ、それはその///」

さやか「いや、まどかの時だけだしその反応……」

―昼休み―

まどか(あんなにほむらちゃんが寝てる時に暗示をかけてるのにまだ告白してくれない……)

ほむら(まどかが好き……でもこんな事を告白してもまどかは困るだけ……)

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「な、なぁにまどか」

まどか「おかず交換しよ!」

ほむら「えぇ、いいわよ」

まどか「えっと、これあげる!はいほむらちゃん、あーん!」

ほむら「あ、あーん///」

まどか「美味しいかな?」

ほむら「えぇ」

まどか「そのオカズ、私が作ったんだーティヒヒ、ほむらちゃんにほめられちゃった

まどか「ね、ほむらちゃん、私、ほむらちゃんのオカズをあーんで食べさせてほしいな!」

ほむら「え、えぇ……は、はいまどか、あ、あーん///」

さやか「もう付き合えばいいのに……」

ほむっ ほむっ

―放課後―

まどか「ほむらちゃーん」ギュウ

ほむら「ほむううううううううううう///」

まどか「今日どこかに二人で寄ってこ?」

ほむら(ま、まどかとふ、ふたりきり!)

ほむら「え、えぇど、どこへ?」

まどか「えっとね、最近できた喫茶店!」

ほむら(あそこは恋人達が多く、デートスポットによく使われて!!)

ほむら(落ち着くのよ私、どう考えてもまどかは純粋に新しい喫茶店に行ってみたいだけ……)

まどか「いや?」

ほむら「行くわ!」

仁美「そういえば美樹さん、あのお二方、禁断の恋だとか付き合っているだとか色々噂がでていますが……」

さやか「お互い好きならいいとおもうけど、なんでこう露骨なのに告白しないのかな……」

仁美「付き合っても変わらないということでしょうか」

さやか「でも、ほむらは時折まどかを眺めながらため息ついてるんだよね」

―ほむホーム―

ほむら(まどかと二人で喫茶店に入っただけじゃなく一つのジュースを///)

ほむら(はぁ……まどかと一緒にいるだけでどうしてこんなに幸せなのかしら……)

ほむら(名前を呼ばれただけでも……触れ合っても……まどかを見ただけでも……)

ほむら(まどかのことをもっと知りたい……)

ほむら(でも……まどかはこんな気持ち悪い人が友人だなんて知ったらショックを受けるわよね……)

ほむら「はぁ……寝ましょう……」



ほむら「すぅ……すぅ……」

キィ……

まどか「ティヒヒ、ほむらちゃんは規則正しい生活してるから助かるよ」

まどか「はぁ、今日のほむらちゃんもとってもかわいかったな」

まどか「そろそろ告白したくてたまらなくなる暗示をかけちゃおっかな」

ほむら「すぅ……すぅ……」

まどか「ほかにもえっちな気分になっちゃうような暗示も……」

まどか「あなたは鹿目まどかが好きである」

まどか「あなたは鹿目まどかが大好きである」

まどか「あなたは鹿目まどかが好き好きでしょうがない」

ほむら「まどか……大好き……」

まどか「あなたは鹿目まどかにしかえっちな気分になれない」

まどか「あなたは鹿目まどかにほむらちゃんと呼ばれるとちょっとえっちな気分になっちゃう」

まどか「あなたは鹿目まどかと触れ合うだけで顔を真赤にして鹿目まどかを抱きしめたくなる」

ほむら「まどか……すぅ……すぅ……」

まどか「あなたは鹿目まどかを愛している」

まどか「あなたは鹿目まどかの全てを独占したい」

まどか「あなたは鹿目まどかに大好きだと告白したくてたまらない」

ほむら「すぅ……すぅ……まどか……告白……」

ほむら「ん……朝……」

ほむら「最近まどかの夢ばかり見るわね……あの子を全て独占したい……」

ほむら「私は何を考えているんだろう……でも……告白もしたい……」

ほむら「まどかに告白したい……独占したい……そんな願望が夢にまで?」

ほむら「相手は大切な友達の女の子だっていうのに……自己嫌悪しそう……」


―まどホーム―

まどか「睡眠時間削ってほむらちゃんの家に行ってるから眠いや……」

まどか「今日も授業中にねちゃお」

まどか「毎日ほむらちゃんが恥ずかしがったりうれしそうな顔を見て」

まどか「ほむらちゃんの寝顔をずーっとながめているだけだったけど」

まどか「今日からはえっちな気分になっちゃうからね、ティヒヒ、楽しみ」

#まどほむ交尾しろ

―学校―

ほむら「お、おはよう、鹿目まどか」

まどか「……ほむらちゃんってなんで朝はフルネームなの?」

ほむら「え?あ、その……癖よ」

まどか「そうなんだ、ふわぁ……」

ほむら(まどかのあくび……かわいい……)

ほむら「まどかはなんだか眠そうね」

まどか「うーん……ほむらちゃんの事考えてたら朝になっちゃってて」

ほむら(あれ、なんだか……ドキドキする……それに私のことを考えててって///)

ほむら「ほむぅ///」

まどか「ねぇほむらちゃん、今日のお昼は二人で食べよっか」

ほむら「えぇ、もちろんいいわよ」

まどか「よかったー今日は私が作ったオカズだけでお弁当作ってみたから交換しよ!」

さやか「……今日は二人きりで食べることになりそうだね仁美」

仁美「お二人の邪魔をするわけにはいかないですわね」

    , --‐―‐ 、
   /  「ニニニiヽ
   l i| |ノ/ノハノ))!
   | (| | ┰ ┰| |  結婚を申しほむ!
   | ハN、''' - ''ノN
  ノノ /,}| {.介} l_つ

  ((バCく_/_l_j_,ゝリ
       (__j__)  ヽヾ\
          丶____

           \三/   (
              ̄   (⌒
            ⌒Y⌒

 ̄ ̄|                        ┌‐┐
__|_                    _l__|_ ┌‐┐
 ^ω^)    i>i<!´`⌒ヾi ,r´===ヽ   (^ω^) _l__|_

7 ⌒い     ((( ノノリ从ゝ!l|从ハノリ!|    /   ヽ (^ω^)
    | l      ゞ(リ ゜ヮ゚ノリ|リ、゚ ー ゚ノl|        l  /   ヽ
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   \ /っ     .|U. .|⊃⊂  ⊃
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┤ ト-ヘ

―授業中―

ほむら(はぁ、まどかが頭から離れてくれない……)

ほむら(目を閉じて何かを考えようとしてもまどかの笑顔ばかりが浮かぶ……)

ほむら(まどかに抱きつかれたりほむらちゃんって呼ばれたり……)

ほむら(まどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどか)

まどか「すぅ……すぅ……」

先生「鹿目まどか!これに答えろ!」

ほむら「ほむぅ!!」

先生「な、なんだ暁美」

ほむら(ま、まどかという単語に反応してしまったわ……)

ほむら「こ、答えは~です」

先生「お前に聞いてないんだが……はぁ……もういい……」

さやか「転校してきて数日でバカップルみたいな同性仲良しってほむらは有名になってるし、やっぱり先生も知ってるのかな?」

まどか「すぅ……すぅ……ほむらちゃん……」

仁美「まどかさんは呼ばれたことに気がついていないみたいですけれども……」

ほむ…まど…
まど…ほむ…

―昼休み、教室―

まどか「ほむらちゃん!屋上いこ!」ギュ

ほむら(ま、まどかに手を握られて!)

ほむら「まどか!」ギュゥ

まどか「わわ、ほ、ほむらちゃん?」

ほむら「あ、その……ごめんなさい」

さやか「教室でまどかをほむらが抱きしめたのは初めてだね」

仁美「抱きしめたそうにしている感じは普段していましたけどね」

まどか「ほむらちゃんならいいのに……」ボソ

ほむら「え?」

まどか「ほら、いこ!ほむらちゃん!」ギュ

ほむら(抱きしめたい……それにほむらちゃんって呼ばれるたびにドキドキして……我慢……我慢よ私)

ほむら「えぇ」

さやか「まどかが絡まなかったらクールな子なんだけどね」

仁美「最近はいつもまどかさんと一緒にいるからか、そんなイメージも忘れられていますわね」

―屋上―

まどか「やっぱり屋上はいいよねー」

ほむら「えぇ、そうね」

ほむら(二人きり……いまはまどかと二人きり……ずっと手を握られて……)

ほむら「まどか!」ギュゥ

まどか「ほ、ほむらちゃん!ど、どうしたの?」

まどか(ティヒヒ、ほむらちゃんは暗示がかかりやすいなぁ)

ほむら「あ、その……えっと……」

ほむら(告白したい告白したい告白したい告白したい)

ほむら「あ、あなたのこと……」

まどか(ついにこの時が!)

ほむら(お、おちつくのよ私……こんな告白迷惑に決まってるんだから……)

ほむら「な、なんでもないわ……」

まどか「ティヒヒ、へんなほむらちゃん」

まどか(暗示が足りなかったかなぁ?)

まどか「美味しかったねー」

ほむら「えぇ」

まどか「ね、ほむらちゃん!横になっちゃおっか!」

ほむら「あら、授業に遅れるかもしれないわよ?」

まどか「授業よりもほむらちゃんといっしょに服が汚れるのも気にせず屋上で空をみあげたいなって」

ほむら「ふふっいいわよ」

まどか「手をつないでてもいいかな?」

ほむら「えぇ」



キーンコーンカーンコーン

まどか「すぅ……すぅ……」ギュ

ほむら(大丈夫、おちつくのよ私、まどかが隣で寝ているからってなんだっていうの……)

ほむら(今日一日中ドキドキしてるきがする、まどかを何度も抱きしめたりどうしちゃったんだろう……)

まどか「んー……」コロン

ほむら(ま、ままままどかが私に抱きつくように!!!まどかの匂いがあああわわわわ)

ほむら(無防備な寝顔……桜色の唇……愛らしい寝息……)

ほむら(抱きしめるだけ……そう、これはまどかが変に汚れないように抱きしめてるだけ……)ギュゥ

まどか「すぅ……すぅ……んー……ほむらちゃん……」

ほむら(私のことを夢に見てくれてるのかしら?)

ほむら(またドキドキしてきた……なんだかパンツに違和感を感じる……)

まどか「すぅ……すぅ……ほむらちゃん……ちゅう……」

はむ

ほむら(く、くくく首筋をまどかにき、きききキスされた!!!!)

ほむら(寝言で私の名前を言いながら私に!)

ほむら(ゆ、夢のなかで私とキスを!!)

ほむら「ほむぅ……」


早乙女先生「鹿目さんと暁美さんを知りませんか?」

さやか「……まどかがほむらを保健室に連れて行きました」

仁美「屋上で二人一緒にいそうですわね……」ボソ

さやか「多分そうだろうね」ボソ

ほむら「あれ……寝ちゃった!」

まどか「あ、起きた?ほむらちゃん」

ほむら「え、あ……うん///」

まどか「ティヒヒ、授業一つお休みしちゃったね」

ほむら「わからない所があったら私が教えてあげるわ」

まどか「ティヒヒ、ほむらちゃんは頼りになるね」

ほむら「そろそろ戻りましょうか」

まどか「……えっと……このまま放課後までここにいよ?」

ほむら「どうして?」

まどか「え、えっとね……ほむらちゃんが寝てる間に……私が寝ぼけて首筋にキスマークつけちゃったみたいで……」

まどか「その……口紅とかはないけど……赤くなってるっていうか///」

まどか「ご、ごめんね……」

ほむら「ほむぅ……」パタン

まどか「あ、ほむらちゃん!ほむらちゃんってば!」

マミ「これは…魔女の口づけ!?」

―保健室―

さやか「じゃあ後はまかせるよまどか」

まどか「ごめんねさやかちゃん」

さやか「先生には言っておくから」

まどか「あ、1時限前からってことにして?」

さやか「はいはいわかってるって」



まどか「ほむらちゃんにかけてる暗示を考えると……告白しないのは私のことを考えてるからかな?」ナデナデ

ほむら「ん……すぅ……すぅ……」

まどか「……もしそうだとしたらどうやって暗示をかけたら告白してくれるんだろう……」

まどか「私のことを考えてくれてるのは嬉しいし……」

ほむら「まどか……大好き……すぅ……すぅ……」

まどか「ティヒヒ、ほむらちゃんはかわいいなぁ……」

ほむら「……ふふっ……まどかと結婚……すぅ……すぅ……」

まどか「ほむらちゃん……あなたは鹿目まどかの……」

まどまど

ほむら「あれ……ここは保健室?」

まどか「すぅ……すぅ……」

ほむら「……まどかが看病してくれたのね……」

ほむら「……あれ?なんだかまどかをみてもそこまでドキドキしない……」

ほむら「どうしてかしら?」

まどか「すぅ……すぅ……ん……あっほむらちゃん……」

ほむら「起きたのね、まどか」

まどか「最近寝不足だったからいっぱい寝ちゃった」

ほむら「私のせいでごめんなさいね」

まどか「ううん、気にしなくていいよほむらちゃん」

ほむら(まどかにほむらちゃんと言われても大丈夫……)

ほむら「そろそろ帰りましょうか」ギュ

まどか「う、うん///」

ほむら(手をつないでも……)

―夜、マミホーム―

マミ「病気じゃないの?」

杏子「病院行ったほうがいいんじゃねぇのか?」

ほむら「そこまで言う?」

マミ「だってあなたと同級生の子がバカップルって噂なんて3年生の私ですら知ってるわよ」

杏子「そうそう、QBを見かければ撃ち殺してまどかがまどかがとか言ってるし」

マミ「あなたの好きな子がどんな子か会ってみようとすれば、魔法少女の存在なんてまどかは知らなくていいなんていって威嚇したり」

杏子「そのくせ命がけで守ろうと必死になってるしな」

マミ「前のほうが病気かなって思ってたけど……今のあなたを見ていると前のほうがいいわ……」

杏子「なんつーか……一般人にも喧嘩で負けそうだな」

ほむら「ひどい言われようだわ……」

マミ「そう思うなら早く原因を解決しなさい、転校初日に私に土下座して助けてくださいって言ったあなたはどこにいったのよ」

杏子「そうそう、グリーフシードを全てあげるから私に手伝ってくれって言ったお前はどこにいったんだよ」

ほむら「土下座をした記憶はないし、グリーフシードを全部とも言った記憶がないのだけど?」

マミあん「ただの冗談よ(だ)」

マミ「少なくとも、私に真実を教え、証明してみせたあとで絶望している私に死ぬなら勝手に死ねって言ったあげく」

マミ「これから契約させられるかもしれない人を助けようともしないで今までよく正義の魔法使い気取ってたわねこのクズが」

マミ「ほら、早く自殺しなさいよ、嘲笑いながら見届けてあげるわなんて言ってた人とは思えないわよ」

ほむら「そこまで言った記憶もまったくないのだけど?」

マミ「あの時思ったのよ、絶対にこの人より長生きしてやるって……そして死に際を嘲笑ってやろうって」

ほむら「やけに陰湿ね……」

杏子「私もおんなじような感じだね、悪い子ぶるならお礼をいわれるような事すんなクズが」

杏子「ATM壊すならむしろ銀行でも強盗して人間襲う勇気を見せろカス、指名手配書みてつば吐きかけて笑ってやるわって」

ほむら「だから言った記憶がないのだけど?」

杏子「あの時思ったね、絶対にこいつに土下座でありがとうございます杏子様っていわせてやろうって」

ほむら「私に何か恨みでもあるの?」

マミ「はいじゃあ今日は解散ね」

杏子「よーし寝るかー」

ほむら「ちょ、ちょっと!」

マミあん「早く恋人と仲直りしてきなさい(こいよ)」

―帰り道―

ほむら「仲直りも何も喧嘩してないっていうのに……」

ほむら「突然まどかをみてもそこまでドキドキしなくなったってだけで……」

まどか「あ、ほむらちゃん……」

ほむら「まどか……」

まどか「こんな時間に外に出てちゃダメだよ?」

ほむら「そっくりそのままあなたにその言葉を返すわ……」

まどか「ティヒヒ、そうだねほむらちゃん」

ほむら(やっぱりまどかとしゃべっていてもなんとも思わない……)

ほむら(巴マミと佐倉杏子は治せと言っていたけど……このままのほうがまどかに迷惑がかからないんじゃ……)

ほむら(だいたい同性の同級生に恋をしていたいままでがおかしいのであって、今は正常に……)

まどか「ほむらちゃん、そこの公園でちょっとお話しない?」

ほむら「いいわよ」

ほむまどマミあんさや

―公園―

まどか「あのね、ほむらちゃん……私、ほむらちゃんが大好きなの」

ほむら「え?」

まどか「女の子同士なのに変でしょ?だから、卑怯なことをしたんだ……」

まどか「ほむらちゃんに暗示をかけて、私が好きになるようにって……」

まどか「ほむらちゃんから告白させればもしも暗示がとけても自分から別れたりしないって……」

ほむら「それで?あなたは私に何が言いたいの?」

まどか「ごめんなさい……ほむらちゃんの気持ちを……弄んで……ごめん……なさい……」

ほむら「それで、今日の保健室でも寝ている間に暗示をかけたってことかしら」

まどか「うん、私のことが気にならなくなるようにって……だから……元通りでしょ?」

まどか「許してもらえるって思ってないけど……それでもやっぱり……謝りたいなって」

ほむら「はぁ……」

まどか「本当にごめんなさい」

ほむら「……今から家にこない?」

まどか「え?」

―ほむホーム―

まどか「あ、あの……ほむらちゃん」

ほむら「さて、まどかは寝ている間に暗示をかけるんだったわね」

まどか「うん、他の人だとうまくいかなかったけど、ほむらちゃんが寝てる時にやってみたらうまくいって……」

ほむら「暗示って、かける側が信用している人だとよくかかるって話を知っているかしら?」

ほむら「私はあなたの言葉を無条件で信じたいと思っているぐらいに信頼していたのでしょうね」

まどか「それを私は踏みにじっちゃったね……」

ほむら「まどか、あなたに私の何がわかるの?」

まどか「……ごめんなさい……ごめ……なさ……」

ほむら「私は今日は寝るから、悪いけど暗示をかけてもらえないかしら?」

まどか「え?」

ほむら「今までかけた暗示を全て解きなさい、あなたを気にしなくなるなんていうその私への罪悪感から逃げるための暗示も」

まどか「うん……やってみるね……」

ほむら「あとはそうね、私の好きな人を守ろうと思ったときに力が沸き上がってくるような暗示もお願いするわ」

まどか「……」

―朝―

ほむら「あら、帰ってなかったのねまどか」

まどか「うん、時間がかかりそうだったからそのままお泊りさせてもらっちゃった……ごめんね……」

ほむら「さて、確かに全部の暗示を解いてくれたみたいね」

まどか「うん……保健室の時は時間がないっておもったから……今回はゆっくり……」

ほむら「さてと、まどか……」

チュ

まどか「え!え?」

ほむら「暗示なんて必要ない、私はあなたのことが大好きよ」

まどか「ほむら……ちゃん……」

ほむら「まったく……気にならなくなるなんて暗示をかけるせいで私はいきなりどうしたのかと思ったわ」

まどか「だ、だって元々ほむらちゃんは私なんて気にしてないって……」

ほむら「言ったでしょう、あなたに私の何が解るのって……」

まどか「だって……だって……ほむらちゃんは……美人で……勉強も運動もできてかっこよくて……」

ほむら「だったらまどかはかわいくて、裁縫、園芸、料理と女の子らしいものに積極的に取り組む優しい子じゃない」

マミ「あの時あんなことを佐倉さんが言うから……」

杏子「わたしのせいっていうのかよ!お前のほうがけしかけるようなこと先にいったじゃん」

さやか「というかこっちのお二人の紹介すらされてないんだけど……」

仁美「というか集められて惚気話がもう2時間……」

ほむら「うるさい、今まどかの可愛さについて半分も語ってないのよ」

まどか「ほむらちゃん///」

マミ「半分……あと最低でも2時間以上ってことかしら……」

杏子「かんべんしてくれよ……」

さやか「いやーなんかこっちのお二人とも仲良くなれそう……」

仁美「つらい境遇というものは仲間がいると耐えられるものですわね」

マミ「今度4人で集まって愚痴でもこぼしあいましょうか……」

杏子「今度と言わず今日開催しないかい……」

ほむら「ほらそこ、まどかの可愛さその274程度で集中力きらすんじゃないわよ」

まどか「私もほむらちゃんの可愛いところとかかっこいいところとか後で皆にお話しちゃおうかな///」

全員(あれ?これ今日中に帰れるのかな?)
     おわれ

悔しいけど……童貞にエロは無理なんですよね
まどほむほむまどに巻き込まれつつも応援するさやかちゃん、仁美ちゃん、杏子ちゃん、マミさんみたいなのが好きすぎて困る
暇つぶしに付き合ってもらってありがとう

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