まどか「うわっ…マミさんのお気に入りのティーカップ割っちゃった」(415)

まどか「やっちゃった…」

杏子「お、落ち着けよ!ま、まだ割れたと決まったわけじゃ…!」

まどか「そ、そうだよね!ただ床に落ちて、ティーカップが何十にも分裂しただけだもんね!」

さやか「それを割れたって言うんだよ、まどか」

まどか「と、とにかく片付けなきゃ!マミさんが買い物から帰ってくる前に!」

杏子「お、おう!」

さやか「素直に謝った方がいいと思うけど…」

まどか「何…言ってるの?」

杏子「冗談だろ…?」

まどか「私、マミさんの前では、悪いことを一切しない、いい子ちゃんキャラなんだよ!」

杏子「私だって、マミの前では、元気が取り柄の聖女系美少女で通ってるんだよ!」

さやか「いやいや、杏子は無理があるでしょ」

杏子「なんだと!?」

さやか「その反応に私はビックリだよ」

まどか「と、とにかく私は割ってないよ!」

杏子「わ、私もだ!」

さやか「室内キャッチボールしてた奴らが何を言うか」

まどか「カ、カラーボールだもん!」

さやか「それでも、ぶつかって落としたら割れるよ」

まどか「私コントロールAだもん!」

さやか「どう見てもGだよ。杏子めがけて投げてなんで逆方向に飛んでいくのさ」

まどか「そ、それは…」

杏子「もう、それくらいにしてやれよ」

さやか「あんたも同罪だよ」

杏子「なんでだよ!割ったのはまどかじゃねぇか!」

まどか「ひどいよ杏子ちゃん!自分だけ逃げるなんて!」

まどか「最初にキャッチボールしようって言ったのは杏子ちゃんなのに!」

杏子「うっ…!」

杏子「だって、さやかが私の誘いを断るから…」

さやか「私に罪を被せようとしないで」

マミ「あら?何かにぎやかね。どうかしたの?」

まどか「マミさん!?」

杏子「げぇ!?」

マミ「げぇ!?って何よ…ここは私の家よ」

杏子「帰って来たのか…?」

マミ「ええ、今日は隣町のスーパーには行ってないから早く買い物が終わったわ」

マミ「…あら?それは?」

まどか「あっ…」

杏子「破片を片付けるの忘れてた!」

マミ「……」

マミ「……」ジワッ

まど杏(泣いちゃったぁあああああああああああああああああああ!!!!!!)

さやか「泣かないでください!マミさん!」

マミ「泣いてなんかないわ!」グスッ

まどか「ど、どどどどうしよう!杏子ちゃん!」ボソッ

杏子「や、やややべぇ!なんだかんだで笑って許して貰えると思ってたのに!」ボソッ

まどか「とにかく、さやかちゃんのせいにしよう!」ボソッ

杏子「そうだな!」ボソッ

マミ「……片付けるから、危ないから近づかないでね」クスン

まどか「マ、マミさん!これはさやかちゃんが!」

杏子「私達は止めたんだが、さやかが!」

まど杏「食器棚を勝手に漁り始めて!」

さやか「ええっ!?」

     /   厂         : : : .
    /    |.   l         : .\
    . :    /  |:   |: . l: : . \    ヽ :.
  / . : : : /l :/ |: : . |: : :.|ヽ: : : .ヽ   |≫l
  .: :.l : : :/ |/  |ヽ: :|\:」/\:: :.l   |≫| またこういう扱いなの!
  : : | : :/` |≧ー' ∨ ` ヽハ仆;\|:  |  |
  |: :l: :///;ハ       |l しリ  |:.  :|  |l   
  |: :l: :.|  l:しリ        `¨´ //|::  :l :八  
 ノ:八: :ト//`¨   ´__       |:: . / :/
 /', : 〉ヽ、      ' ⌒ヽ   /|:: //           ヘ
  ∨ヽ: :> .    ー─'  . イ ///           ⌒l \\
     \: : /: :>ー┬  ´_|_/           | (\ | │
      ∨∨/厂Y厂 ̄ ̄ ̄L./⌒ヽ       (\ ヽ \/
    / ̄厂 ̄`ヽ┴/ ̄ ̄`//      \    (\\\〉 l
   /   /      L丿⌒    l/    ` ー─ヽ  へ \〉  /
 /    |    //| |\    |│       //〈     /|
〈    人_///| |│ \_ノ人       / /| \ / /ノ

マミ「美樹さんが…」

まどか「はい…」

杏子「そうなんだ…」

さやか「ちょ、ちょっと待ってよ二人とも!!!」

まどか「…言い訳は見苦しいよ、さやかちゃん」

杏子「見損なったぜ、さやか」

さやか「ちょっ!」

マミ「……」ウルウル

さやか「……」

さやか「…ごめんなさい、マミさん」

マミ「……」

マミ「顔を上げて、美樹さん」

さやか「マミ…さん…」

マミ「悪気がないことはわかっているわ。美樹さんはそうゆうことをする子ではないから」

マミ「ちょっとした好奇心…よね」

さやか「……はい」

マミ「…」

マミ「わかったわ。私、美樹さんを信じてるから」

さやか「マミさん…」

マミ「さて、この件はこれでおしまい!さぁ、夜ご飯にしましょう」

マミ「じゃあ、少しの間くつろいでて頂戴。今、夜ご飯を作ってくるから」

まどか「はーい」

杏子「おー」

まどか「…」

杏子「…」

まどか「ウェヘヘヘ」

杏子「へへっ」

さやか「あんた達、覚えてなさいよ」

QB「全く、君達は本当に汚いね。まどか、杏子」

まどか「QB!?」

杏子「見てたのか!?」

QB「ずっと、ここにいたけど」

まどか「影が薄すぎて気がつかなかった」

QB「傷ついた!僕とっても傷ついた!」

杏子「マミにしゃべったら、丸焼きにして食べるからな」

QB「……」

QB「やぁ、まどか!杏子!さやか!こんばんは!今日も可愛いね!」

さやか「なかったことにしやがった」

QBノリいいなwwww

QB「冗談はさておき、今のはまずかったよ、まどか、杏子」

まどか「何が、まずかったの?」

QB「マミのティーカップを割ったことさ。…いや、正確に言うとマミの母親のティーカップ…かな」

まど杏さや「!?」

QB「マミの家族が事故で死んでしまったことは知っているね?」

まどか「うん…」

QB「じゃあ、話は早い。以前マミから聞いたのさ。小さい頃に贈った、母親への最初で最後のプレゼントの話を」

杏子「まさか…」

さやか「それって…」

QB「そう、君達が割ったティーカップだよ」

まど杏さや「!?」

マミさん天使過ぎる

屋上

まどか「私達…取り返しのつかないことしちゃったんだ…」

杏子「最悪だ…」

さやか「……」

さやか「…やっぱり、素直に謝ろうよ」

まどか「それとこれとは話が別」

杏子「その通りだ」

さやか「ええー」

まどか「そうだ!なら私達でマミさんにティーカップをプレゼントしようよ!」

杏子「そりゃあいい!」

さやか「なんか納得いかないけど、その案には私も賛成!」

QB「よし!そうと決まれば買いに行こうじゃないか!」

まどか「QBは来なくていいよ」

QB「なんでだようっ!」

まどか「マミさん、ちょっと出かけてきます」

マミ「えっ…でも、もう少しで夕飯が…」

杏子「一時間くらいで帰ってくるよ」

マミ「…?」

さやか「マミさんは、美味しい夕飯を作って待っててください」

マミ「何か知らないけどわかったわ。いってらっしゃい。すぐ帰ってくるのよ?」

全員「いってきま~す」

まどか「マミさん、目が赤くなってた…」

杏子「キッチンで一人泣いてたのかもな」

さやか「悲しい涙なんて…そんなのあんまりだよ」

QB「僕達でうれしい涙に変えてやろうぜ!」

まどか「何で着いてきたの?」

QB「マミと二人きりだと、墓穴を掘りそうだからさ」

杏子「言われてみればそうだな」

さやか「意外とかしこいんだね。QBって」

QB「意外とは余計だよ」

まどか「あ、着いた着いた」

杏子「ティーカップ専門店『ティロ・フィナーレ』」

さやか「マミさんのためだけにあるショップだね」

QB「まぁ、本人はこんな店知らないけどね」

まどか「え、意外」

QB「マミ曰く、デパートはリア充が来るとこらしいから」

杏子「偏見持ちすぎだろ、デパートに」

アルテマシュート()

まどか「今日は真面目に選ぶんだよ、さやかちゃん」

杏子「そうだぞ、さやか」

さやか「その言葉、そっくりそのままお返しするよ」

まどか「ぷぷっ…そっくりそのままお返ししたら、さやかちゃんが不真面目ってことに」

杏子「さやかは馬鹿だなぁ」

さやか「こいつらむかつく」

まどか「やっぱマミさんといえば、黄色だよね」

杏子「黄色だな」

さやか「黄色だね」

QB「あ、見て見て!可愛いひよこのマグカップ!」

まどか「……QBって何もわかってないね」

さやか「っていうかそれ、ティーカップじゃないし」

QB「えっ?」

杏子「可愛いすぎるだろ。私達ならともかくマミにプレゼントするんだぞ。もっと大人っぽいのがいいよ」

まどか「杏子ちゃん、さりげなく自分を可愛いってアピールしたね」

杏子「し、してないよ。私、何もしてないよ」

さやか「動揺が隠せてないよ」

QB「じゃあ、どうゆうのがいいんだい?」

まどか「白がベースで金色の線が入ってるやつ」

杏子「確かによくよく考えると黄色はあまりなさそうだし」

さやか「あんた達が真面目に選んでいるところに違和感が…」

まどか「さやかちゃんひどい!」

杏子「そうだぞ!私達だってたまには真剣になるんだ!」

さやか「まぁ、ティーカップ割ったのあんた達だしね」

まど杏「それはさやか(ちゃん)だろ(でしょ)!?」

さやか「いや、あんたらだよ」

さやか「う~ん、中々いいのがないね」

杏子「腹減ったー」

まどか「帰りたいー」

さやか「……」

さやか「殴っていい?」

まどか「冗談だよ」

QB「無駄だよ、さやか。この二人は駄目人間だから」

杏子「煮るぞ」

まどか「炙るぞ」

QB「ごめんなさい」

QB「やったー」

まどか「あ、これなんてどうかな。マリーゴールドの模様がついてるの」

杏子「おーそれでいい。妥当妥当」

さやか「適当だなぁ」

杏子「いや、なんかマミっぽくね?マミーゴールドなんつって」

まどか「…ないわー」

さやか「…今のはちょっと」

杏子「……」ジワッ

QB「うん、確かに。マリーゴールドの花言葉は健康」

QB「健康的な身体のマミにはうってつけの一品だね!」

QB「そのティーカップ僕も目をつけてたんだよ!」

屋上

まどか「…」

杏子「…」

まどか「これはないな」

杏子「よく見るとないな」

さやか「悲哀って意味もあるからね」

QB「なんでだようっ!」

まどか「そろそろ一時間立つね」

杏子「もう帰ろうぜ、腹減りすぎて巨乳になる」

さやか「どうゆうことなの?」

まどか「…仕方ない。QBが気に入ったものを買うのは激しい抵抗があるけど、これでいいか」

QB「君達はなんでそこまで僕を毛嫌いするんだい?」

QB「こんなにも外見が愛らしいのに。声優もえみりんだし」

まどか「存在がうざい」

QB「全く…こんなに可愛いのに…。わけがわからないよ」

まどか「やっぱ駄目だよね…」

杏子「そうだよなぁ」

まどか「実際、本当のところ割ったのはさやかちゃんじゃなくて私達だし、真剣に決めなくちゃね」

さやか「やっとわかったか」

杏子「でも、ここだけの話、私壊滅的にセンスないんだよな」

まどか「薄々気がついてたよ」

杏子「そっかぁ」

まどか「…」

杏子「…」

まどか「助けてさやかちゃん」

さやか「結局私かよ」

まどか「はー買った買った」

杏子「いい買い物したぜ」

まどか「流石さやかちゃん。私達が割っちゃったティーカップと同じようなものを選ぶなんて」

杏子「何のひねりもないけど、私もそれが一番だと思う」

さやか「もっと他に褒め方はないの?」

こいつらのメンタルなら魔女化しなさそう

まどか「じゃあ次は、デパ地下行こうよ!」

さやか「何血迷ったこと言ってんの?もう帰らないと…マミさん待ってるし」

まどか「ちょっとだけ!」

さやか「ちょっとでも駄目だよ」

まどか「QB。マミさんはデパートに来たことないんだよね?」

QB「うん、マミが言ってたから間違いない」

まどか「だったら、あのデパ地下の美味しいケーキ屋さんのケーキ…食べたことないんじゃないかな」

杏子「美味しいケーキ屋さん?」

まどか「うん、パパがよく買ってくるの」

さやか「へぇ~」

まどか「マミさんに買ってってあげようよ!」

さやか「いやいやいや、買ってあげようよ!…じゃないよ!あんたもうお金持ってないでしょうが!」

まどか「マミさんに買ってってあげなよ!」

さやか「言い直しやがった」

杏子「さやか!私も食べたい!」

まどか「さやかちゃん、買ってぇ」

杏子「買ってよ、さやかぁ」

まど杏「買って買ってー」

さやか「こいつらうっぜぇ」

QB「買ってー」

やらかす気しかしねえwww

さやか「ってか、私もお金持ってないんだ」

まどか「QB」

杏子「QB」

QB「そんなに睨まなくても…わかったよ、僕が買うよ」

まどか「流石QB!」

杏子「大好きだ!」

QB「よせやい」

さやか「扱い簡単だなー」

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     /  ´ ̄``>く  .l  l l__ノ  ̄"´        ,. ,.. イ    /
     /    / ノ⌒i  ;  l l      ,....  ´ ̄    ノ   /
    ′   / "´   し' l  し'                  ,.ィ´
    ,′    ヽ Y´   し'  <ニニ二二 ̄ ̄ ´    ,.. イィ´
   {      ハ  Y´   / ̄ `` ¨¨¨ー=====---‐ '´「
    ヽ     / ノL_ _,. イ  .:  ;;;;, .:   ;          L
      `゙゙゙´       !   .: `゙′   ;     ,. ==ニニヽ
               !  ..:.       ;   ,.ィ´ニ二三三三ヽ

杏子「おおっ!ここか!美味そうだなぁ!」

まどか「定番だけどショートケーキが美味しいんだよ、4つだよね」

QB「!?」

QB「5つじゃないのかい!?」

まどか「え?私、杏子ちゃん、マミさん、さやかちゃん。4つでしょ?」

QB「僕の分がないじゃないか!」

まどか「あっ」

QB「ひどいよ…あんまりだよ…こんなのって…」

まどか「ごめんネ」

QB「誠意がなさすぎる」

まどか「さて、帰りますか」

さやか「結局一時間半くらいになっちゃうね」

杏子「仕方ないよ、精一杯選んだんだ。時間はかかって当然さ」

さやか「どの口がそんなこと言うんだろう」

まどか「口論は後にして。早く帰ろうよ」

さやか「どの口がそんなこと言うんだろう」

まどか「只今帰りましたー」

杏子「腹減ったー」

さやか「遅くなりましたー」

QB「お金がなくなった」

マミ「あなた達…遅かったじゃない。どこに行ってたの?」

まどか「実は私達、マミさんに渡したいものがあるんです」

マミ「えっ?」

まどか「これ、さっきの店の請求書です。」

まどか「これです」

マミ「…空けてみてもいいかしら?」

まどか「はい」

マミ「…」ガサガサッ、パカッ

マミ「……これは」

マミ「……」ブワァ

まどか「マ、マミさん!?」

杏子「大丈夫か!?」

マミ「……ごめんなさいね。私、プレゼントなんて貰ったの小さい頃以来で」

マミ「つい、うるっと来ちゃった」

まどか「マミさん…」

杏子「マミ…」

さやか「マミさん…」

QB「マミ…」

マミ「やめてよ、そんな…悲しそうな顔しないで…」

マミ「みんなありがとう。大切にするわ」

まどか「マミさん!」

杏子「マミ!」

さやか「マミさん!」

QB「マミ!」

マミ「さ、ご飯にしましょう。早くしないと冷めちゃうわよ」

まどか「は~い」

杏子「待ってましたー」

マミさんマジ聖人聖少女天使

杏子「うめぇ!」

さやか「本当美味しい!マミさんの料理はやっぱり最高です!」

QB「君達と違って巨乳だしね」

まどか「関係ないね、黙ろうね」

QB「はい」

マミ「ふふっ、おかわりも沢山あるのよ」

まどか「ふぃ~ご馳走様でした~」

杏子「うまかった~」

さやか「マミさんをお嫁に欲しい」

QB「君達と違って巨乳だしね」

まどか「関係ないね、消えようね」

QB「ごめんなさい」

マミ「お粗末さまでした」

このQBは話がわかるようだな

まどか「あ、そうだ。私達、ケーキ買ってきたんです」

さやか「どこに隠し持ってたんだそのケーキ」

QB「僕の背中は冷蔵庫」

杏子「マジで!?」

マミ「…このケーキ、見たこと無いわ」

まどか「これは、駅前のデパ地下の店のものです」

マミ「デパート…」

まどか「今度一緒に行きましょう」

マミ「いいの!?」

まどか「勿論!」

マミ「ありがとう!!!!!!!!!!!」

俺「今度一緒に行きましょう」

まどか「じゃあ、早速食べましょう」

さやか「あ、私お皿持ってくるよ」

マミ「そうだ、紅茶を淹れるわね」

杏子「早く食いてぇ」

QB「食い意地だけは一人前だね、杏子」

杏子「うるさいよ」

QB「すみませんでした」

さやか「はいはい、お皿ですよ~」

マミ「紅茶の用意も出来たわよ」

杏子「キター」

QB「僕、カモミールティー!」

マミ「QBったら、本当にカモミールティーが好きね」

QB「マミの淹れるカモミールティーは美味しいからね」

マミ「うれしいこと言ってくれるじゃない」

さやか「あ、マミさんのティーカップには私が…」

マミ「あら?そう?ありがとう美樹さん」

さやか「いえいえ」

あかん気がする

なぜそこで危ない橋を渡る

さやか「ふんふんふ~ん」コポコポコポ

まどか「でー、そこで杏子ちゃんがー」

杏子「バッ!おい、まどか!」

まどか「えーいいじゃん」

マミ「それで続きは?続きはどうなるの!?」

まどか「えっとですねー。そこで杏子ちゃんが麦茶だと思って、昆布つゆ飲んだんですよー」

マミ「まぁ、佐倉さんってばお茶目ね」

杏子「仕方ないだろ!色が似てたんだから!」カァァ

さやか「ふんふんふんふ~ん」コポコポコポ

まどか「さやかちゃんうるさい」

マミさんと一緒にダイエットしたいです

さやか「はい、マミさん」

マミ「ありがとう。それじゃあ、早速頂きましょうか」

まどか「どうぞどうぞ」

QB「お金を払ったのは僕…」

まどか「後で使用済みの歯ブラシあげるから黙ってて」ボソッ

QB「わぁ、美味しそう!」

QB様にはそんなものじゃ分不相応だろう!俺がケーキを奢ってやる
そんなゴミは没収だ、こっちに渡しなさい

QB「やったー」

>>184
ほむほむ乙

マミ「いただきます」パクッ

マミ「…!!」

まどか「どうですか?」

マミ「しつこくない甘さとスポンジの柔らかさが最高よ!」

マミ「デパ地下にまさかこんなに美味しいケーキがあったなんて!」

まどか「ウェへへへ、気に入って貰えてよかったです」

杏子「うめー超うめーうめてんてー」

さやか「本当に美味しい…」

QB「爆発しそうだ!胃袋が!20ダースくらいに!」

マミ「…ご馳走様。鹿目さん、とっても美味しかったわ。ありがとう」

まどか「ウェヘヘヘ、マミさんに喜んで貰えると私もうれしいです」

杏子「おかわり~!」

さやか「もうないよ」

QB「あ~美味しかった。エントロピーを凌駕するくらいに」

さやか「ちょっと、QB。紅茶を床に零しすぎ」

QB「あ、ごめんよ。うまく飲めないんだ」

QB「普段はマミの口移しだからね、ハハッ」

さやか「それじゃあ、私片付けてきますね」

まどか「たまには気が利…ありがとう!さやかちゃん!」

杏子「たまには役に立…ありがとう!さやか!」

マミ「ごめんなさいね。じゃあ、お願い出来るかしら?」

さやか「は~い。おまかせあれ!…よいしょっと」起立

まどか「あ、ごめんさやかちゃん。私ケーキまだ食べてるから、先にティーカップお願い」

マミ「そうね、じゃあ、ティーカップから片付けて貰える?」

さやか「オッケーです」カチャカチャ

さやか(左手に2個、右手に3個持って…っと)

おい

おい

やめろやめろ

さやか「…」スタスタスタ

さやか「…うあっ!」ツルン

さやか「…!」ガシャーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ああ…あああ……

まどか「!?」

杏子「!?」

QB「!?」

マミ「……」

さやか「あっ…!」

まどか「ティーカップが…」

杏子「マミに買ったプレゼントが…」

QB(あれ絶対僕の零した紅茶ですべった…ヤバイどうしよう)

マミ「…」

マミ「…」ブワッ

さやか「」

さやか(どうしよう…!!)

まどか「さやかちゃん…最低だよ…」

杏子「何…やってんだよ…」

QB「………」

QB「全く、いきなりこけるなんてわけがわからないよ」

さやか「うっ…ううっ…」グスッ

さやか(謝るしか!今回は私が悪いんだから全力で謝るしか…!)

マミ「…美樹さん」

さやか「マミさん!その…」

マミ「悪いけど」

マミ「今日のところは帰って…くれる…?」グスン

さやか「…」ブワッ

さやか「」ダッ

まどか「あっ!さやかちゃっ!」

杏子「青!」

マミ「…」

QB(マミだって、まだ中学生だ)

QB(まだ精神的には子供のはず)

QB(一日に二度大切なものを壊されたんだから、怒りを抑えるのは難しいだろうね)

QB(さやかは不運だった。この一言に尽きる)

QB(まさか、水で滑ってこけるなんてね)

QB(どんまいとしか言いようがないよ)

数日後

まどか「美味しいね、このケーキ」

杏子「本当にうめぇな!」

マミ「4人でデパ地下まで買いに行ったかいがあったわね」

まどか「何を言ってるんですかマミさん、3人でしょう?」

杏子「そうだぜ、マミ」

マミ「…ええ、そうね」

QB「まぁ場合によっては、僕は八頭身にはなれるけど」

QB「そしたら四人だよ!」

まどか「黙ろうか」

QB「…まぁいいさ」モグモグ

QB「ワンダホウ美味!」

マミ「…」

マミ(そのケーキはQBの分じゃなくて…)

マミ「…」

マミ「……皆、私ちょっと出かけてくるわね」

まどか「えっ?マミさんまだ一口も食べてないじゃないですか」

杏子「もったいねぇ、私が食っちまうぞ?」

マミ「ちょっと…待っててくれるかしら」

マミ(やっぱり…こんなの駄目よ…)

マミ(美樹さん…)

さやか(ついマミさん家の前まで来ちゃったけど…)

さやか(あの後、何も言わずにマミさんの家から出て来ちゃったんだよね…)

さやか(それから、私はマミさんと顔を合わせていない)

さやか(だって、マミさんのティーカップを二度も割っちゃったんだもん)

さやか(最低…)

さやか「…」

さやか「…」

さやか「……」

さやか「…私ってほんとバカ」

マミ「美樹さん!」

さやか「えっ…」

マミ「はぁ…はぁ…」

さやか「マミ…さん…?」

マミ「見つけた…」

さやか「なんで…」

マミ「この間はごめんなさい!!」

さやか「えっ…」

さやか「いや…悪いのは私で」

マミ「ううん、私が大人げなかったの」

マミ「美樹さんにあんなひどいこと…」

さやか「そんな…マミさんは悪くないです」

さやか「私が…マミさんのティーカップを割ってしまったから…」

マミ「いいのよ、もう」

さやか「…マミ…さん?」

マミ「人間誰しも失敗は一度や二度あるもの…」

マミ「いいえ、こんな堅苦しい話は無しにしましょう」

さやか「…」

マミ「…私は、美樹さんとこのまま仲直り出来ないなんて嫌なのよ!」

さやか「!」

MAMI
並び替えると
DEBU

つまりデミさんかわいい

マミさんって160cm86kgくらい?

>>334

マミ「ケーキ…」

さやか「えっ?」

マミ「美樹さんも一緒に…食べましょう?」








マミ「お茶会…しない?」






終わり


ピザ食っていいぞ

  イ`ヘ
 /: :| ヽ
/ : :/  ヽ ___   _,,,:. .-: :´彡フ
_ノ\_∠: : : : : : : : :`: :-: :,:_:/彡 /
      ( : : : : : : : : : : : : : : `ゝ  /
  マ  r::/: /: : | : : : : : : : : ::\ /

      //: /: : : |: : | |: : |: _: : : :ヽ
  ジ  {/ 7|`\/i: /|:|/|´: : : : :|ヽ
     〉 ,‐-‐、`|7 || |_::|,_|: : :|:::|: |

  で / r:oヽ`    /.:oヽヽ: :|: | :|
     { {o:::::::}     {:::::0 }/: :|N
  っ  | ヾ:::ソ     ヾ:::ソ /|: : |
 !? ヽ::::ー-.. /ヽ ..ー-::: ヽ::| r--ッ

-tヽ/´|`::::::::::;/   `、 ::::::::::: /: i }  >
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マミ「お茶会…しない?」

クラスメイトA「ねえ巴さんまた一人でぶつぶつ言ってるわよ」
B「しっ!あんまり見ちゃだめよ」

終わりました

最後まで読んでくれてありがとう

自分のSSでマミさんが前に出てくることは無かったから書きたかったんだ

後は、前作と前々作でさやかちゃんに誕生日プレゼント渡さなかったり、パンツプレゼントしたり不幸にしすぎたので不幸じゃないさやかちゃんを書いてみた

最後らへんは少し駆け足になっちゃったかな

あ、「二回割った」ってのは、マミさんの頭の中ではさやかが二回割ったことになってるからです

言葉が足らなかったね

ってか、さやかちゃんがティーカップ落とすシーンを投稿する時らへんにちょうど?地震が来てビビった

俺のせいかもしれない

最後に

お前らうるさいわ!!!

屋上混雑しすぎなんだよ!!!

マミさんはデブなんかじゃない!!!

女神だろ!!!

マミ「お茶会…しない?」

クラスメイトA「…」
B「あ、そうだカラオケいかない?A」

夢で会えるように置き土産して寝る
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1855712.jpg

癒しの願いをしたさやかでも魔法で直せないのか?

魔法は願いに依存するけどティーカップ修復が願いだったらどんな魔法を得るんですか

>>397
物体に対してのみの時間逆行とか

沢山の感想をありがとう
一応

さやかちゃんが不幸になる話
まどか「どうするの?さやかちゃんの誕生日…明日だよ」
まどか「どうしよう…さやかちゃんのパンツ穿いてきちゃった」

変態方面
QB「まどか、さやか、僕と契約して」
ほむら「まどかのアナルに」

>>401
アナルになんだ言ってみろ言いなさい

結論
割れるところに置いておいたマミさんが悪かわいい

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