千早「プロデューサーのシャツ美味しい」 P「……」 (106)

千早「えへへ、靴下も入ってる」

千早「……パンツ、パンツは入ってないのかしら」

P「おい」

千早「あった! よかったわ、助かる」

P「おい、千早」

千早「一週間は生きていける」

P「……ちーちゃん」

千早「わっ、プロデューサーいたんですか!?」

P「俺の洗濯物を漁るのをやめなさい」

千早「……でも、これは私の主食です」

P「いや、布だし」

千早「プロデューサー分が足りないんです」

P「ご飯作ってあげるから返してくれ」

千早「あーんってやってくれますか?」

P「……はい」

千早「わかりました」

千早「じゃあ早くご飯を作りましょう」

P「はいはい」

千早「ふふっ、何を作ってくれるんですか?」

P「パンを焼く」

千早「私、ご飯がいいです」

P「なら佐藤のごはんを……」

千早「プロデューサーが磨いで炊いたご飯が食べたいです」

P「……」

千早「……パンツ取ってきます」

P「分かったよ」

P「けど、米炊くと一時間近くかかるぞ」

千早「大丈夫です、プロデューサーとお話しすれば一時間なんて一瞬です」

P「さいですか……」

千早「じゃあ、なんの話をしますか? 式のお話ですか?」

P「そういえば、この前のライブ良かったな」

千早「本当ですか!?」

P「うん」

千早「一番どこが良かったですか?」

P「ア、アンコールの所かな」

千早「むっ、私のソロじゃないんですか?」

P「ん、そこも良かったよ」

千早「ほんとにほんとですか!?」

P「ああ」

千早「ふふっ、あそこは頑張ったんです」

P「気合は言ってたもんな」

千早「そ、それじゃあ、頑張った……ご褒美もらえませんか?」

P「何をだ?」

千早「プロデューサーです♪」

P「は?」

千早「プロデューサーが欲しいんです」

P「あぁ、そう」

千早「私はプロデューサーにあげます♪」

P「そうなんだ」

千早「ふふっ、幸せです」

P「そうか、じゃあ俺おかず作るからキッチン行くわ」

千早「わ、私も行きます」

千早「プ、プロデューサー」

P「なんだ」

千早「後ろからギュッとしてもいいですか?」

P「包丁持って危ないからダメだな」

千早「大丈夫です、私達なら」

P「え? 何言ってるの?」

ギュッ
千早「えへへ///」

P(最近、千早が病的に俺に甘えてくる)

P(そこでふっと思ったんだが……)

P(今の千早を無視したらどうなるんだろうか?)

P(いきなりガン無視は可愛そうだよな……)

千早「プロデューサープロデューサー」ワシャワシャ

P「……」

千早「ふふっ、プロデューサー。私は今すごい幸せです」

P「……」

千早「プロデューサーも幸せですか?」

P「……」

千早「……プロデューサー?」

P「ん、なんだ? すまん、料理に集中して聞いてなかった」

千早「あ、な、なんでもないです」

千早「プロデューサーのご飯が食べれるなんて私は世界一幸せですね」

P「……」

千早「あの……」

P「……」

千早「プロデューサー、あの」

P「……」

千早「あ、あれ……」ソワソワ

P「……」

千早「プ、プロデューサー……怒ってますか……」

P「なんだ? 怒ってないけど、どうかしたのか?」

千早「よ、よかった」ホッ

千早プロデューサーが急に黙ってしまったから心配してしまって」

P「そうか」

千早「でも、プロデューサーが怒ってないならよかったです」

P「千早に俺が怒るわけないだろ」

千早「そ、そうですか。ふふっ私はプロデューサーに嫌われたら死んでしまうかもしれませんね」

P「……」

千早「どうしたんですかプロデューサー?」

P「……」

千早「や、止めてくださいよプロデューサー」

P「……」

千早「やっぱり怒ってないですか?」

P「……」

千早「す、すいません、ごめんなさい、私が悪い事をしたなら謝りますから喋ってください」

P「……」

千早「……ど、どうしたら許してくれますか? どうしたら嫌わないでくれますか?」

P「……」

千早「……ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

P「……急に謝りだしてどうしたんだ千早?」

千早「プ、プロデューサー」ダキッ

P「なんだ急に?」

千早「ごめんなさい、見捨てないで下さい。無視しないで下さい」

P「無視なんてするわけないだろ」

千早「えっ、でもさっき……」

P「なに? 俺がなんか変な事してたか?」

千早「し、してないです。プロデューサーはいつもどおりでした」

P「そうか、良かったよ」

千早「はい、良かったです、本当に良かったです」

P「変な事して、千早に嫌われちゃったかと思った」

千早「私がプロデューサーを嫌うなんてありえません!! 殺されても嫌いになんかなりません」

P「……」

P「……」

千早「私はどんなことがあってもプロデューサーが好きです。大好きです」

P「……」

千早「……プロデューサーは私の事、好きですか?」

P「……」

千早「……嫌いですか?」

P「……」

千早「そ、そうですよね……私なんか嫌いですよね……」グスッ

P「……」

千早「私はプロデューサーに嫌われてるんですね」

P「……」

千早「世界でたった一人、プロデューサーに愛されてれば、他の人には嫌われてもいいと思ってました……」

P「……」

千早「だけど、プロデューサーに嫌われちゃったんですね……うっ……ふぐっ……」ポロポロ

P「……」

千早「すいません……こういう所が嫌い……なんですよね?」

P「……」

>>12
>P「包丁持って危ないからダメだな」

>千早「大丈夫です、私達なら」

千早と包丁はセットだからなぁ

つまり、書けってことか?

このスレはゴルゴムが乗っ取りました



P「あー、その、なにしてはるんですか?」

千早「はいっ、大好きなプロデューサーのお疲れ様なシャツをいただきに
まいりました!」

P「いや、ちょっ、どんだけ直球だよ!?」

千早「プロデューサー? 愛をまっすぐに口に出すことは、ちっともはず
   かしいことじゃないんですよ?」

P「うん、そうね。お兄さんも、そこは否定しないかな」

千早「はいっ、プロデューサー大好きですっ。私たちのために一生懸命
   お仕事を頑張ってくれた、お疲れ様のシャツ、パンツ、靴下も大
   好きです♪」

P「そこーーーーーっ! それーーーーーーーーっ! ほら、急におか
  しくなったよホラ! 前半と後半でなんかおかしいよちーたん!?」

千早「え、どこがですか?」

P「俺が徹夜して履き古した靴下にはラブなんて成分はありませんっ!
  あってもさぁ、白癬菌とかだからね!?」

千早「うふふっ…変なプロデューサー。この靴下には、私たちのために
   日夜駆け回ってお仕事をしてくれたその想いがたくさんたくさん
   詰まっているんですよ? 汚いわけないじゃないですか」

P「らめえぇぇぇぇぇっ! ちはっ、ちーたんらめぇぇぇっ! 胸にぎ
  ゅってしちゃらめっ! それ汚いからねっ、臭いからねっ!?」

千早「もうっ、どうしてそんな悲しい事言うんですか!? 汚くなんて
   ありません! 臭くなんてありません! もっと自分に自信を持
   ってください!」

P「いや、確かに洗濯する時はハイター入れたり柔軟剤入れたりしてい
  るけれども…」

千早「プロデューサーは私がコレがアレな事に悩んでいる時に言ってく
   れました『自信を持て!』って」

P「うん。言葉をボカしたり、俺の靴下の匂いを嗅ぎながらじゃなけれ
  ば、凄くいい流れなんじゃあないかな」

千早「プロデューサーの靴下やパンツやシャツはとってもいいオイニー
   ですっ! 愛のあるオイニーですっ! 世界中の誰が否定しても
   私は大好きですっ!」

P「あれー、千早ってこんな子だったかなー」

千早「このオイニーに包まれていると、わかるんです。あぁ、私は間違
   っていないんだ。大切なものはここにあるんだ。一人じゃないん
   だ。求めていた安住の地は、楽園は、ここにあr」

P「んなわけあるかーーーーーっ! あとアイドルがオイニー言っちゃ
  らめれしょっ!?」

千早「いいえ、プロデューサーが教えてくれたんです。さぁ、プロデュ
   ーサーも一緒に行きましょう! 愛が呼ぶほうへ!」

P「ちーたん正座っ! ここに正座ーーーーーーっ!」パシパシ

千早「はいっプロデューサー♪」

P「あの、なんで俺の股の間に座ろうとするのかな?」

千早「プロデューサーがぱしぱし膝を叩いたからです♪」

P「うん、可愛い。それは間違っちゃいない。わんこっぽいのがいい」

千早「褒められました♪」

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