ハリー「タイムターナー」(6)

※捏造自己解釈あり
※ご都合主義
※愛はある
※ss増えろ


ハリー「子供の頃に全て破壊されたはずのタイムターナーがひとつ見つかった」
ハリー「好奇心からちょっといじった結果がこちら」
ハリー「何故か僕は学生に戻っている」
ハリー「しかし、僕の学生時代ではない」
ハリー「もっと古くさい」
ハリー「今はいつだ」
ハリー「見慣れた学校であることは幸運なのか」
ハリー「帰りたい。クリアなアサ○が冷えて家で僕を待ってるはずなのに」
ハリー「今はどうみても未成年だし飲んだら体に悪影響だろう」
ハリー「帰りたい」グスッ

リドル「…そこの下級生?どうしたの?」

ハリー「」
ハリー「え」
ハリー「」

戦争と言う言葉一番しっくりくる、あの戦いからもう十数年が経っていた。
悲惨な戦いだったと今の平和はあの戦いがあり、多くを犠牲にした上で成り立っているのだと忘れずに生きてきた。
愛する人と愛する子と幸せに生きていくことこそ自分のすべきことと疑わず生きてきた。

しかし、考えずにはいられなかった。
あの戦いは本当に必要だったのか。
あの犠牲は本当に必要だったのか。

僕を守り、戦い、死んでいった人達にも人生があった。未来があった。理想が、夢が、思想が、大切な人が。
本当に悔いはなかったのか。本当にあれでよかったのか、と。

やり直すことができたなら。
もっとよい選択があったのでは。

考えずにはいられなかった。

そしてもうひとつ。
『お前は、可哀想な奴だ』

彼を忘れることなどできなかった。
可哀想な奴だと、今でもそう思う。
目の前の…―

リドル「…制服、どうしたの?どこの寮?」
ハリー「え、あ、す、スリザリンです!ね、ネクタイとかなくしちゃって」
リドル「…だらしないな。何年生?名前は?」
ハリー「い、一年生?で…名前はハリーです。ハリー・ポッター」
リドル「ポッター…チャールズさんとは知り合い?」
ハリー「(誰?)…あ、はい。親戚です」
リドル「…ふぅん」ムッ
ハリー「(否定しとけばよかったのか?)」

チャールズさんはハリーのおじいちゃん
ジェームスのお父さん

ハリポタ展とか映画放送とかしてるしさ
水面下では熱いよねハリポタ
挙手ください

彼は授業をおいて僕を寮まで連れていってくれた。
陰気臭いところだと顔をしかめる僕には気付かなかったのか彼はネクタイとローブをかしてくれた。
どこからどうみても今の僕はスリザリンの学生だろう。
何となく気分が悪くなる、のはきっとこれが彼の制服だからだろう。

リドル「部屋はどこ?」
ハリー「部屋、は…」

勿論、僕の部屋なんかない。
困った末に出た言い訳はいじめられてる。部屋に戻れない。泊めてくれ、と言うものだった。
あきれた上に不機嫌そうな表情をした彼は長い沈黙を経てから僕のむちゃぶりを受け入れた。

リドル「…大人しくしててね。人の部屋のもの勝手にさわったりはするなよ」

彼は優しいのだらろうか。
制服を貸してくれて泊まるのまで許してくれた。
優しいのなら何故闇の帝王なんかに。
優しいふりをしているのだとしても僕に優しくしたところで利益なんて無いだろうに。

不意に友人のハーマイオニーを思い出した。
優等生を絵に描いた彼女ならおなじ行動をするだろうか。
そうか、だから彼は、優等生のふりをしている彼はこういう行動をするんだろう。

彼を恨む理由をなくしてはいけないと思った。

ハリー「どうやって帰ればいいのか」
ハリー「ここでどうやって過ごせばいいのか」
ハリー「何てことを考えているうちに夜だ」
ハリー「リドルはもう寝てるし」
ハリー「すやすやすやぴーと寝てるし」
ハリー「ところで」
ハリー「今なら殺せる」
ハリー「闇の帝王を難なく殺せる」
ハリー「今なら簡単にできる」
ハリー「けど」
ハリー「こんなに世話になった相手を殺すのは忍びない」
ハリー「英国紳士だし殺すならせめてどうどうと」
ハリー「英国紳士だし」
ハリー「英国紳士だしね」
ハリー「お腹すいた」
ハリー「僕は独り言が多いな」
ハリー「おやすみ」

書いてる人も寝る
かきためてないからちまちま投下します
見てる人いたら反応くれたら嬉しい、な…!

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