勇者「何故かエルフの家で働くことになった」(12)

どこかの屋敷

女エルフ「はい、ここがあなたの家」

勇者「・・・・・・」

女エルフ「今日から働いてね」

勇者「・・・・わかった」

女エルフ「じゃ、早速同僚を紹介するわね」

盗賊「よ、よろしくお願いします」

戦士「・・・・・・戦士だ」

僧侶「僧侶です。元々はギルドに所属していました」

魔法使い「よろ」

勇者「勇者だ」<このメンツでやれる気がしない>

女エルフ「これが今、屋敷にいるお手伝いさん」

勇者「・・・・少ないな。お前は貴族だろ」

女エルフ「言葉使いがダメね・・・・まぁいいわ教えてあげる」

女エルフ「私は弱い人間はいらないの。それだけ」

勇者「なぜ俺を買ったんだ?」

女エルフ「勇者だからよ」

勇者「・・・・高かっただろ?俺は」

女エルフ「ええ、とても高かったわよ。価格は2億Gだったかな
     私の総資産の3分の1使ったもの」

勇者「で、俺は何をすればいい」

女エルフ「しばらくは、近くの魔物討伐をお願い」

勇者「わかった」

女エルフ「一応、僧侶もついて行って」

僧侶「はい、よろしくお願いしますね勇者様」

勇者「・・・・・俺は一人で十分だ」

女エルフ「これはご主人の命令・・・わかった?」

勇者「連れて行けばいいんだろ。行くぞ僧侶」

僧侶「はい、喜んで」

外れの森

僧侶「勇者様。ここらへんから魔物が出ます」

勇者「忠告はありがたいが、様はやめろ」

僧侶「そう言われましても、勇者様は女神教会の幹部ですし」

勇者「それは昔の話だ。エルフが王都を攻めてから滅んだだろ」

僧侶「しかし幹部の司祭様はまだ・・・」

勇者「知っている。反乱を企てているらしいな」

僧侶「そう、そして私の仕事はあのエルフを見張ることです」

勇者「・・・彼女が現皇帝の隠し子だからか」

僧侶「よく、知っていますね。そうです勇者様」

勇者「それで、具体的にはどうするんだ」

僧侶「興味を持ってくれましたか。作戦はまずは人を集めるのです」

勇者「世界中にいる人間をか?」

僧侶「はい、大陸中の人間を。そして兵力をかき集め王都を攻めるのです」

勇者「・・・・それは無理だな」

ふむ

僧侶「残念ながらその通りです」

勇者「ならどうするのだ?」

僧侶「前に軍法会議に出席したことはありますか?」

勇者「いや、ないな」

僧侶「そうですか・・・・では説明します勇者様」

勇者「聞くだけなら」

僧侶「王都の近郊には森がありますよね」

勇者「あぁ、確か十六夜の森だったかな?」

僧侶「そうです。そしてその森には遺跡があるのです」

勇者「遺跡?暗黒時代のか?」

僧侶「はい、暗黒時代の副産物です」

勇者「まさか失われた武器の一つの・・・」

僧侶「えぇ、時空砲です」

勇者「そ、それを王都に?」

僧侶「もちろん。時空砲により王都は壊滅します。その隙に奪還を」

勇者「・・・・・」

僧侶「どうしましたか?勇者様」

勇者「それは司祭が首謀者か?」

僧侶「首謀者ではありません。真の指導者です」

勇者「あいつは時空砲を認めたのか?」

僧侶「はい、全て承認しました。何か疑問でも?」

勇者「何でもない。協力するかは考えておく」

僧侶「そうですか・・・・・」

勇者「それより魔物は?」

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