不二咲「できたよ苗木君!十神財閥を破滅させるスイッチだよ!」苗木「…」 (558)


不二咲「できたよ苗木君!十神財閥を破滅させるスイッチだよ!」

苗木「やったね!さすが不二咲君!」

不二咲「…本当はもっと早く作れればよかったんだけどね」

不二咲「…ごめんね、苗木君」

苗木「なに言ってるのさ、コロシアイ学園生活の前に作るなんて上出来だよ!」

不二咲「…うん!」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1380791230


不二咲「このメモリで破滅レベルを調整してあとはボタンを押すだけで十神財閥が破滅するよ」

苗木「よし!さっそく十神君に会いに行こう!」

不二咲「破滅レベル最大にすると十神君が爆死するから気をつけてね」

苗木「わかったよ」

不二咲「く~れ~あ~く~」


十神「………」


苗木「相変わらずぼっちだね」

不二咲「じわじわと破滅させたいから破滅レベルは最小からやろうね」

苗木「よし!スイッチオン!」ポチッ

不二咲「なにがおこるのかなぁ?」

prrrrrrrrrrrrr!

十神「ん?電話か?もしもし十神だ」

十神「なんだって!?>>6が起きただと!?」

不二咲「ついでに十神君の下まつげが伸びるスイッチも押しておくね!」

株の高騰


十神「急激な株の高騰だと…」

十神「ふん、なんだそんなことか」

十神「それはだな・・・・・」


苗木「あれ?なんだかたいしたことなさそうだぞ」

不二咲「なんかあっというまに解決しちゃいそうだね」


十神「・・・・・よし、とりあえずはそれで大丈夫だ」

十神「後はお前たちにまかせるぞ」プツッ

十神「ふん、株の高騰ぐらいで俺に電話をかけるなんてな」

十神「もう少しまともな人材を用意しなければいけないかもな」


苗木「ちえー、解決しちゃったよ」

不二咲「まあ、破滅レベル最小だからね。こんなものだよ」

苗木「じゃあ少しだけレベルを上げて…えい!」ポチッ

不二咲「ついでに十神君のキューティクルがずたぼろになるスイッチを押しとくね」

次の破滅内容
>>10

一族全員、スケキヨに


十神「・・・・・・」


苗木「何も起きないね」

不二咲「まあ十神君に直接的な被害が出るわけじゃないからねぇ」

苗木「ニュースサイトでも見てみようか」

不二咲「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

苗木「こ、これはwwwwwwwwwww」


十神家一族全員、スケキヨに!?


苗木「ブフッwwwwwww」

不二咲「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

苗木「さ、さっそく十神君にこのことを…プッ!」

苗木「教えてあげないと…ププwwwwwww」

不二咲「あれ?十神くんがいなくなってるよwwwww」

苗木「あっ外を見て!!」

不二咲「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

苗木「十神君が…地面に埋ってるwwwwwwwwwwww」


苗木「おーい、と・が・み・く・ん!」

不二咲「今どんな気持ち?今どんな気持ち?www」

苗木「どうやら十神家一族全員、スケキヨになったみたいだよwwww」

不二咲「無視しちゃいやだよぉwww」

苗木「・・・あれ?」

不二咲「これって・・・」

苗木「・・・死んでる」


苗木「もう!十神君が死んじゃったじゃないか」

不二咲「あれれ~?そんなに破滅レベル上げてないはずだよねぇ?」

苗木「あっごめーん。最大と最小を見間違えてレベル上げちゃった」テヘペロ

不二咲「苗木君ってばドジなんだからぁ」

苗木「もうこの遊びも終わりかな、あっけなさすぎてつまんないよ」

不二咲「でも大丈夫!そんなときのためにタイムマシンをつくって置いたからねぇ」

苗木「さすが不二咲君!さっそく過去に戻って十神財閥を破滅させよう!」


十神「・・・・・・・」


不二咲「今度はレベル間違えちゃ駄目だよぉ」

苗木「うん、わかってるよ。じっくりと破滅させないとね!」

不二咲「破滅レベル小。どんなことがおきるかな?」

苗木「さっそくスイッチオン!」ポチッ

不二咲「ついでに十神君が喋るたびにメガネが割れるスイッチも押しておくね」


破滅内容
>>21

地位と権力と全財産を失う


prrrrrrrrrr!


十神「ん?電話か?…俺だ」パリィィン

十神「なんだと!?十神家次期当主は別の兄弟が引き継ぐことになっただと!?」パリィィン

十神「おい!ちょっと待て!ちゃんと説明しろ!おい!」パリィィン

十神「くそ!切れやがった…いったいどうなってるんだ?」パリィィン


苗木「wwwwwwwww」

不二咲「wwwwwwwww」


十神「なんなんださっきからいったいこのメガネは!」ヒョイ

苗木「あっメガネはずしちゃったよ」

不二咲「大丈夫だよぉ、すでにメガネをはずしたら目が33になるスイッチを押してあるから」

十神「33」

苗木「wwwwwwwww」

不二咲「wwwwwwwww」


prrrrrrrrrr!


十神(3ゝ3)「くそ!今度はなんだ!?俺だ!」

十神(3ゝ3)「なんだと?俺の口座がすべてなくなっているだと?」

十神(3ゝ3)「いったい全体どういうこt…くそ!また切りやがった」


苗木「超高校級の御曹司がwwwwww」

不二咲「地位と権力と全財産を失ったらwwwwww」

苗木「ただのかませメガネじゃないかwwwwwww」

不二咲「メガネはもうないけどねぇwwwwww」


十神(3ゝ3)「くそっ!俺は一体どうすれば・・・」

苗木「・・・なんだかさすがに可哀そうだから励ましてこようか」

不二咲「苗木君は優しいねぇ」

苗木「やあ、十神君!おはよう!」

十神(3ゝ3)「・・・苗木か。どうした?俺のことでも笑いにきたのか?」

不二咲(wwwwwwwwwwwwwww)

苗木「・・・なにかあったの、十神君?」

十神(3ゝ3)「ふん、おまえには関係のないことだ」

苗木「それは違うよ!」

十神(3ゝ3)「な!?」


苗木「僕たち友達じゃないか!何か悩みがあるなら話してよ!」

十神(3ゝ3)「く、くくく。友達・・・か」

十神(3ゝ3)「何もかも失ったと思ったが・・・」

十神(3ゝ3)「俺にもまだ残っているものは・・・いや、なんでもない」

苗木(wwwwwwwww)

不二咲(wwwwwwww)

苗木「はい、これ。十神君が幸せになれるスイッチだよ、押してみて」

十神(3ゝ3)「なんだこれは?お前なりの励ましってヤツか?」

十神(3ゝ3)「まあいい、ほらよ」ポチッ

苗木「さあ、逃げるよ不二咲君!」

不二咲「何が起こるかわからないからね!」

十神(3ゝ3)「・・・・は?」

不二咲「ついでに名前が鎌瀬になるスイッチを押しておいたよ」




破滅内容
>>35

腐川冬子と同じ臭いが体から発するようになる


鎌瀬「苗木のやついったいどういうつもりなんだ・・・?」

鎌瀬「・・・ん?なんだこの匂いは!?」

鎌瀬「く、臭いぞ!?うげえええええええ!」オロロロロロロロロロロ

鎌瀬「この匂いまるであの根暗といっしょではないか」

鎌瀬「な、なぜ俺がこんな目にあわないといけないんだ・・・」グスッ


苗木「十神君ゲロ吐きながらないてるよ」

不二咲「なんだかさすがの僕も哀れに見えてきたよ」


葉隠「よーす!苗木っちに不二咲っちじゃねぇか」

葉隠「ん?なんか変な匂いがするべ」

苗木「やあ、葉隠君。あれは十神君の匂いだよ」

葉隠「うわっあのゲロはいてるの鎌瀬っちだべ」

不二咲「・・・葉隠君ならこのスイッチを押す資格はあるかな」

葉隠「スイッチってなんのことだべ?」

苗木「はい、これを押してみて」

葉隠「よくわからんがまかせるべ…最大レベルになってるがこれでいいんか?」

不二咲「うん、葉隠君がとどめをさしてあげて」

葉隠「よっしゃ、オシオキターイム!なんつって」ポチッ





破滅内容
爆死+>>45

桑田が死ぬ


桑田「はあ、また舞園ちゃんに振られちまったよ」

桑田「ん?あれは鎌瀬じゃねぇか・・・!」

桑田「あいつ泣きながらゲロ吐いてるぞ!」

桑田「おい!大丈夫か?鎌瀬!?」

鎌瀬「ん?なんだおまえか。何のようだ?」

桑田「何のようだじゃねぇよ!お前少し匂うぞ!何かあったのか!?」

鎌瀬「・・・お前には関係ない」

桑田「っち、しゃあねぇな。ほら、肩につかまれよ!」

鎌瀬「何のつもりだ?」

桑田「馬鹿、お前みたいなのをほおっておけるわけないだろ!」

鎌瀬「もしかして俺の財産目当てか?だが俺にはもう財産など残っていないぞ」

桑田「んなもんどうでもいいんだよ。ほら、行くぞ」

鎌瀬「・・・・・・・すまんな」

桑田「んなもん気にすんなって!」


不二咲「あれぇ?あれって桑田君じゃないのぉ?」

苗木「あっ本当だ。あれってまずいんじゃないのかな」

葉隠「・・・あいつ意外といいやつだべ。よっっしゃ俺も!」

不二咲「あっ葉隠君!今は行かないほうが・・・・」


ドカーン


苗木「・・・・・」

不二咲「・・・・・」

苗木「三人まとめて爆発しちゃったね」

不二咲「まあ、しょうがないよ」

苗木「どうしようか?またタイムマシンで過去に戻ってやり直す?」

不二咲「今度は違う発明品があるからそれを試したいなぁ」

苗木「よし!それじゃあさっそく過去に戻ろう!」

不二咲「・・・・うん!」


僕は忘れない
ここまでの道のりには多大な犠牲があったことを
もしかしたら十神財閥が破滅する必要はなかったのかもしれない
でもいいんだ
僕たちみんなこうして楽しく生きているんだから
この先何度も何度もこの学園生活を過ごしていくのだから



おしまい

なんか思ったよりも十神がかわいそうだったのでここで終わります
この後おまけを書きますが別に読まなくても大丈夫です
おまけは本編より長くなる可能性あるかも


不二咲「できたよ苗木君!十神財閥を破滅させるスイッチだよ!」

苗木「・・・・・」

不二咲「もう!何か言ってよう」

苗木「・・・・・」

不二咲「・・・何か喋ってよう」

十神「・・・・・」

不二咲「十神君には独裁スイッチを作ったよ」

十神「・・・・・」

不二咲「もしかしていらなかったかなぁ」

モノクマ「うぷぷぷ、死体に話しかけるなんておもしろいことするよね」

不二咲「・・・・・」

モノクマ「・・・・ご主人タマ」

不二咲「なんで・・・僕だけ生き残ったんだろう」

不二咲「クロの僕だけが死ねばみんな助かったのに」

不二咲「黒幕だった江ノ島さんもすでに自殺しちゃった」

不二咲「なんで・・・なんでこんなことに・・・」


――――
――


モノクマ「お前らにはコロシアイ学園生活をしてもらいます!」

不二咲「コロシアイ学園生活・・・?」

モノクマ「誰にもばれずに人を殺したクロだけがこの学園から出られます!」

不二咲「・・・そ、そんな」

モノクマ「そんなわけで頑張って殺してね。じゃっばいなら~」


・・・・・・・・・・・・


不二咲「・・・メモでランドリーまで呼び出されたけど一体誰なんだろう?」

十神「・・・・来たか」

不二咲「このメモは十神君が?」

十神「そうだ」

不二咲「何かようでもあるのぉ?」

十神「ああ・・・悪いがお前には死んでもらう!」

不二咲「!!」


不二咲(このままじゃ殺されちゃう!反撃しないと!)

不二咲「えいっ!」

十神「!?しまった!?」

バタリ

不二咲(よしったまたま置いてあった水晶玉がうまく当たってくれた)

不二咲(このまま逃げよう)

スタタタタ

十神「ぐっ、倒れた拍子に包丁が腹に・・・」

十神「ば、馬鹿な・・・。俺はこんなマヌケな死に方をするのか・・・?」

十神「せ、せめてダイイングメッセージを・・・」

十神「チ・・・ヒロ」バタリ


葉隠「まったくこんな夜中にランドリーまで呼び出すなんて」

葉隠「いったいどこのどいつだべ!?」

葉隠「一応なぜかランドリーにおいてあった模擬刀を護身用にもってきたが」

葉隠「まさか俺のことを殺そうなんてことはない・・・べ?」

――ランドリー

十神「・・・・・・」

葉隠「!!十神っちだべ!」

葉隠「こんなところで寝てると風邪ひくべ、ほら起きるべ!」ゴスゴス

葉隠「・・・ん?模擬刀でつっついても起きないべ」ゴッツン

葉隠「・・・・おい、十神っち?起きるべ?」

葉隠「ん?なんか床がぬめっているような・・・!」

葉隠「!これは血だべ!」


葉隠「も、もしかして死んでんのか?」

葉隠「ひ、ひぃ!こんなとこ見られたら犯人と思われるべ!」

葉隠「ここは見なかったことにして逃げるべ!」

葉隠「怪しまれるといけないから俺あてのこのメモは飲み込んでおくべ!」ゴックン



次の日


――ランドリー

苗木「こ、これは・・・」

霧切「十神君・・・死んでいるようね」

不二咲「そ、そんな・・・・」

不二咲(もしかして僕が水晶玉を当てたことが原因で死んじゃったの?)

不二咲(それって僕が犯人ってこと?)

モノクマ「ピンポンパンポーン! 死体が発見されました。一定の自由時間の後学級裁判を開きます。」


――学級裁判開廷

モノクマ「さっそく議論を開始してください!」

セレス「ではまず凶器についてから検証しましょう」

石丸「凶器は腹部に刺さっていた包丁で間違いない!」

舞園「あの包丁は厨房にあったものですよね」

朝日奈「誰が持っていったのかわかる人はいないの?」

・・・

苗木「誰にもわからないってことは誰でも持ち出せたってことだね」

霧切「凶器の包丁からわかることはなさそうね」

桑田「っていうか犯人は葉隠だろ?」

葉隠「な、なんでそうなるんだべ!?」

桑田「だって死体の下には割れたガラス球があったじゃねぇか」

桑田「あれっておまえのなんだろ?」

葉隠「お、俺の水晶玉とは別もんだべ!」

霧切「じゃああなたの水晶玉を出してくれるかしら?」

葉隠「い、いやー俺の水晶玉は今紛失中だから見せることはできないべ」


大和田「その言い訳はありえねーだろ」

石丸「正直に言いたまえ!死体の下にあったのは君の水晶玉だろう!?」

不二咲「ちょ、ちょっと待って!」

石丸「ん?どうしたのだね、不二咲君?」

不二咲「そ、その・・・実は・・・」

大和田「言いたいことがあんならはっきり言えよ」

大神「待て、そうせかすでない」

不二咲「実は・・・僕が犯人なんだ!」

一同「!!!!!」

苗木「不二咲さんが・・・?」

霧切「どういうことか説明してくれるかしら」


不二咲「実は昨日十神君にランドリーまで呼び出されたんだ」

不二咲「行ってみると十神君が僕のことを殺そうとして・・・」

不二咲「とっさにランドリーにあった水晶玉を投げつけたんだ」

不二咲「その後すぐに逃げたからあとのことはわからないけど・・・」

不二咲「たぶん水晶玉を投げつけた拍子に包丁が刺さっちゃったんだと思うんだ」

苗木「・・・水晶玉を投げた?一個だけ?他には何も投げてないの?」

不二咲「うん、他には何も投げてないよぉ」

苗木「それは違うよ!」


不二咲「え?それってどういうことぉ?」

苗木「十神君には3ヶ所外傷があったんだ」

苗木「一つ目は包丁が刺されていた腹部」

苗木「二つ目は水晶玉が当たったと思われる足の打撃跡」

苗木「そして三つ目に頭に何か細長いもので殴られたような跡があったんだ」

苗木「三つ目の傷跡が不二咲さんがつけたものでないなら他に犯人がいる可能性があるんだ!」

不二咲「そ、それは本当なのぉ?」

霧切「ちなみに三つ目の傷跡を着けたと思われる凶器はみつかっているわ」

霧切「葉隠君の部屋から見つかった模擬刀よ」


葉隠「!!」

朝日奈「あ、あんたまさか十神を?」

葉隠「ち、違うべ!確かに模擬刀で十神を殴ったのは俺だが・・・」

葉隠「寝てると思ったから起こそうとしただけだべ!!」

大神「よくもそんな嘘がつけるものだな」

山田「死体を寝てると間違えるなんてどうかしてますぞ」

セレス「もしかして本当に死体だと気がつかなかったとでもいうつもりかしら?」

葉隠「そ、そうだべ!寝てると思ったからそのまま部屋をでたんだべ!」

霧切「それは違うわ!」


葉隠「・・・どういうことだべ?」

霧切「足の裏を見てみなさい。血が付いてるわよ」

葉隠「!!これはっ!全員で死体を見つけたときに・・・」

霧切「私たちが死体を発見したときはすでに血は固まっていたわ」

霧切「足の裏に血が付くとしたらあなたが模擬刀で十神君を殴った時しかありえないわ」

霧切「まさか現場に血が流れてたにもかかわらず寝てると思って放っておいたわけじゃないわよね」

葉隠「うぐっ!し、仕方かなかったんだべ!」

苗木「犯行を認めるんだね?」

葉隠「違うべ!とりあえず話を聞くべ!


葉隠「俺はあの夜メモでランドリーまで呼び出されてたんだべ」

葉隠「俺は護身用に昼間ランドリーで拾った模擬刀を持っていったんだべ」

葉隠「水晶玉は多分昼間に忘れていったんだべ」

葉隠「ランドリーまで行くと十神っちが倒れてたんだべ」

葉隠「寝てると思って模擬刀で軽くつっついたんだべ」

葉隠「なんだか足元がぬるっとしたから床を見てみたら血が流れていることに気がついたんだべ」

葉隠「誰かに見つかると犯人にされるかもしれないと思ってそのまま逃げたんだべ」


葉隠「なっ?どこにも矛盾はないべ」

苗木「ひとつ気がかりなことがあるんだ」

葉隠「それってなんなんだべ?」

苗木「今の話の中には出てこなかったダイイングメッセージのことだよ」

葉隠「!!そんなのあったべか?」

苗木「途中まで消されていたけどはっきりと書いてあったよ」

苗木「・・・・・・ヒロとね」


葉隠「そ、それはきっとフジサキチヒロと書かれていたんだべ」

苗木「いや、もうひとり可能性がある人物がいるよ」

苗木「ハガクレヤスヒロ君、君だよ」

葉隠「な、な、な、な」

霧切「ちなみにさっきの話にでていたメモはどこにあるのかしら?」

葉隠「あ、あのメモは怪しまれたらまずいと思って飲み込んじまったべ」

霧切「それは違うわ!」


霧切「普通自分の無実を証明するならそんなことせずにメモを残しておくはずよ」

葉隠「え?」

霧切「メモなんて最初から存在しなかったんじゃないのかしら」

霧切「なぜならあなたはたまたまあの現場に遭遇したから」

葉隠「なんのためにそんなことするんだべ?夜時間は出ちゃいけないルールだべ!」

霧切「さっきあなたが言ってたじゃない。水晶玉をランドリーでなくしたと」

葉隠「!!」

苗木「たしかあの水晶玉は高価なものだとも言っていたよね」

大和田「それで慌てて探しにいったところ包丁をもった十神に出くわしたってわけか」

葉隠「ああああ」

苗木「これが事件の全貌だよ!」


苗木「あの夜十神君は不二咲さんを殺すためにメモでランドリーまで呼び出したんだ」

苗木「十神君は不二咲さんを殺そうと襲い掛かった。でも水晶玉の反撃を受けたんだ」

苗木「だけどその時点では十神君は死んでいなかった。そしてそこに水晶玉を探しに来た葉隠君がやってきた」

苗木「十神君はターゲットを変更して葉隠君に襲い掛かったんだ。でも模擬刀の反撃にあった」

苗木「そして葉隠君は包丁を奪って十神君を刺し殺した」

苗木「だが十神君もただでは死ななかった。ダイイングメッセージを残していたんだ」

苗木「でもそれは犯人に気づかれてしまった。だから消されたんだろう」

苗木「ヒロの部分だけ残っていたのはおそらく不二咲さんに罪を被せるためだったんだ」

苗木「葉隠君の足の裏に血が付いていたのはその時に付いたんだ」

苗木「現場の偽造をした犯人だったけど回収できなかったものがある。それが水晶玉だ」

苗木「十神君が倒れた場所に水晶玉があったせいで君は水晶玉に気がつかなかったんだ」

苗木「どうかな?葉隠君?」

葉隠「う、うわああああああああ!」

葉隠「ち、違う!俺じゃないべ」

大神「見苦しいぞ!いい加減罪を認めろ!」

霧切「もう決定的ね。モノクマ、投票を始めてちょうだい」

モノクマ「うん、わかったよ。投票ターイム!」

葉隠「違う!俺じゃないんだべえええええ!!」


モノクマ「お前ら、お手元のスイッチで投票してくださーい。投票の結果、クロとなるのは誰か……」

ドルルルルルルルル

ドンッ


【ハガクレ】【ハガクレ】【ハガクレ】


モノクマ「うぷぷぷぷぷ、残念でした!真のクロは葉隠君ではなく不二咲千尋さんでした!」

一同「え」

不二咲「そ、そんな・・・僕が犯人?」

葉隠「だから俺じゃないと言ったんだべ…」

なんだこれ

えー終わるまでもう少しかかるんだけどな

しょうがないから少し書き溜めるか


こうして僕はひとりになった

僕は学園から出ることなくずっとひとりで学園で暮らした

僕はずっと発明に明け暮れていた

そして僕はついにタイムマシンを開発した

なんやかんやで過去にもどって十神君をいじめようと思う

終わり

風呂はいる
まだ残ってたら続きかくわ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年01月01日 (金) 14:29:22   ID: k7sfzf1f

十神

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