上條恭介「さやかに監禁された」(250)


上條「どうしよう、どうしよう、どうしよう」

上條「絶望的状況だ」

上條「とにかく今までの状況を把握しよう。なぜこんな事になったのか」

上條「あの時、僕はバイオリンのレッスンの後、家路についていたんだ」


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上條「はぁ…腕が治ったのはいいけど、長い間弾いてなかったから」

上條「衰えちゃったな。これじゃコンテストで勝てないよ…」

「じゃあ死んじゃえばいいんだよ」

上條「いや、それは言い過ぎ…」

上條「へ…」

上條「僕は普通の街を歩いてたのに…どうなってるの?」

上條「なんだこりゃ…パリの凱旋門かな」

Love at meの人?

>>3
上條恭介「Look at me!」なら



イザベラ「bon jour」

上條「が、凱旋門が喋った!」

イザベラ「Au revoir」

上條「なんだ、門の中らから変な人間みたいのが…」

ミヒャエラ「congratulation!congratulation!」

上條「なんだよ!やめてくれ!」

ミヒャエラ「おめでとう…!おめでとう…!」モワモワ

上條「あっ…意識が遠のいてく…」


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上條「あれから、僕は意識が遠のいて…」

上條「で、気づいたらこの部屋にいたんだ」

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上條「あれ、夢だったのかな」

上條「ここは何処だろ。僕の部屋じゃないな」

上條「窓がない…物置?誰がここに?」

ガチャ

上條「…?」

さやか「大丈夫、かな」

上條「さやか!?どうしてここに」

さやか「エヘヘ…襲われてたから、助けなきゃって思って」

上條「まさか、あの化け物たちからさやかが助けてくれたのかい?」

上條「本当にありがとう。とっても感謝する。感謝して感謝して感謝しきれないよ」

上條「あいつらって…一体何者なのかな」

さやか「それは、秘密」

上條「そうか、まあそれでもいいかな」

上條「ずっと居なくなってたから心配してたんだ」

上條「でも助けてくれてありがとう。今何時かな」

さやか「時間なんて関係ないよ」

上條「?」

さやか「えへへ…時間なんて関係ないの」

さやか「じゃ、ご飯持ってくるからね」ガチャ

上條「…?」

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上條「今思えば彼女はとんでもなく恐ろしい事を言ってた。そう、時間なんて関係なかったんだ」

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さやか「恭介…ご飯だよ」

上條「いや、ご飯は嬉しいんだけどさ、僕ももうそろそろ帰らなきゃいけないからさ」

さやか「ここが帰るところだよ」

上條「いや、冗談じゃなくて。親も心配してるし…」

さやか「親なんて関係ないよ。あなたはこれからずっと、この部屋と、私と、バイオリンが全てなの」

上條「何を言ってるんだい?」

さやか「…」

上條「な、何だいその格好…そうだ、僕をからかってるんだな。ハハハ」

さやか「…」

上條「その剣も模造刀だろ?随分良く出来てる。鹿目さんと仁美はどこかな?皆で僕をからかってるんだ」

上條「おい、いくら模造刀とはいえ近づけないでくれ、やめてやめて」

さやか「模造刀じゃないよ、ほら」シュッ

上條「イテテテテ…」

さやか「恭介に切り傷は作りたくなかったけど、私が本気な事知って欲しかったから…」

上條「う、うわあああああああああ」

上條「彼女の本質を理解したのはあれが初めてだった」

上條「そして悪夢が始まったんだ…」

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上條「~♪」

さやか「そうじゃない!」バン!

上條「で、でも…」

さやか「昔の恭介はもっと優しく弾いてたよ!なんでそんなギスギスした音しか出せないの?」

上條「僕にもブランクがあるし…」

さやか「いいから弾いて!言い訳はいいから」

上條「~♪」

さやか「そうじゃない!そうじゃないよ!」

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上條「ものすごく長い間ずっとバイオリンを弾かせ続けさせられた」

上條「彼女のご教授付きで」

上條「もちろん上達する訳が無い」

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さやか「全然ダメ。今日は無理だね。恭介も疲れただろうから、休んでいいよ」バタン

上條「はぁ…なんでこんな目に」

上條「ドアは…開く訳ないよな」

上條「あと外と繋がってる場所といえば、あの換気扇か」

上條「天井埋め込み型の換気扇だ。これじゃあ、あれを外したとしても外には出られない」

上條「寝よう。これが夢でありますように」

      __
    , '´   ヽ
   .{ i{ノハ从k}   ./)
   ヽ!l|, ゚ ヮ゚ノリ、//  よい

     /' );-さ-リつヾ
   / Uノ_i_iヽ
   へノ し'-/調子     
 """"""""""""""

      __
    , '´   ヽ
   .{ i{ノハ从k}   ./)
   ヽ!l|, ゚ ヮ゚ノリ、//  しょっと。

     /' );-さ-リつヾ
   / Uノ_i_iヽ  
   へノ し'ノ  
      調子
 """""""""""""""""


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上條「もちろん夢じゃなかった。そして今に至るわけだ」

上條「まず部屋に何があるかだけ確認しよう」

上條「マットレス…プラスチック製の尿瓶…あとはこのスイッチ」

上條「多分彼女を呼び出すためのスイッチだろうな」

上條「それだけ。本当にそれだけだ…」

上條「待てよ、なにか落ちてる。この黄色い物は」

上條「ヘアピンだ!たぶんさやかの!」

上條「ドアをこじあけるのに使えそうだな…隠さなきゃ。でもどこに?」

上條「ポケットの中だとバレる。そうだ、パンツの中に入れとこう。ここなら多分大丈夫」

上條「緊張した…」

上條「でも、このヘアピンが僕を助ける鍵となるんだ」

上條「二つの意味で」

上條「…監視カメラとか、無いよね」チラチラ

上條「ふぅ…無いや。計画を練らなきゃ」

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さやか「恭介…ご飯だよ」

上條「ありがとう。感謝するよ」

さやか「今日のご飯は、カロリーメイト一箱」

上條「…」

さやか「不満?」

上條「いや、そんな事無いよ」

さやか「ねぇ、恭介」

上條「な、なんだい?」

さやか「私が憎い?」

上條「…」

さやか「憎いでしょ。でももっと酷い事を恭介は私にしたんだよ」

さやか「だから今、ここであなたに清算してもらってるの」

|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u'


| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ
|―u' ④ <コトッ



| ミ  ピャッ!
|    ④

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上條「…何だよそれ」

上條「僕があいつに何をしたってんだ」

上條「思い当たることが無い…」

上條「とにかく今は逃げることだけを考えるんだ」

上條「僕が閉じ込められている建物は一体どんな構造をしているんだろう」

上條「住宅?ビル?」

上條「駄目だ、この部屋からじゃまったく想像出来ない」

上條「まあ、あの子に聞いても答えは帰って来ないだろうな」

上條「八方塞がり…」

上條「…待てよ、これだ!」

上條「呼出用スイッチを使えば、あいつが普段いる部屋とこの部屋の距離が測れるぞ」

上條「…無闇に使うと怪しまれるから、よく考えて使わないと」

上條「まずは歩く速度を測る事から始めよう」

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さやか「…元気かな?」

上條「わあ!今日のさやかはいつもより可愛いね」

さやか「ご機嫌取りのつもり?それでもここから出してあげないし、いい曲を弾かなきゃ美味しいご飯も持ってこないよ」

上條「うんうんわかってる。でも今日いつもにまして可愛いと思ってさ」

上條「でも制服ってのが寂しい…もっとカワイイ服を着てきて欲しいな」

さやか「…ふん」

さやか「さ、バイオリン始めるよ」

上條「わかった!」

さやか「今日は聞き分けがいいわね…」

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上條「下手なおべっかでも機嫌を良くする程度は出来た」

上條「多分明日は特段お気に入りの服を着てくるだろう」

上條「そこが勝負だ」

上條「ポケットに忍ばせたカロリーメイトを割って…」

上條「カロリーメイトのクズを等間隔で床に落としてっと…僕の親指は6cmだから…」

上條「我ながらなかなかの作戦」


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さやか「どう?元気?」

上條「うん、元気だよ!あ、今日は制服じゃないんだね」

さやか「うん。これお気に入りの服なんだ…」

上條「そうなんだ。昨日よりもステキに見えるよ!とっても可愛い」

さやか「エヘヘ…」

上條「そうだ、即席のファッションショーをやろうよ。ちょっとここから、ここまで歩いて…」

さやか「…こうかな?えへへ」クシャ クシャ

上條「そうそう、そんでそこで一回転して…いいよ」

上條「うん、とっても可愛い!」

さやか「お世辞なら言わなくていいよ…本当?」

上條「本当だよ!」

さやか「カアア…」

さやか「じゃ、バイオリン、始めようか」

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上條「成功だ!カロリーメイトのクズは…」

上條「よーし、これなら歩く速度を測れる。」

上條「それを踏まえて…大体の歩速を…」

上條「一歩を一秒として、秒速60cm」

上條「大体、これぐらいか。じゃあ呼び出すぞ」

上條「その前に…スー、ハー」

上條「よし!」ポチッ

上條「…」

トコ トコ トコ

上條「…」

ガチャ

さやか「どうしたの?」

上條「いや、ちょっとカロリーメイトこぼしちゃって…」

上條「掃除して欲しいな、なんて」

さやか「本当に困った子だね、恭介は…」


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上條「彼女の歩く速度とここに辿りつくまでの時間を計算して距離を出す」

上條「ここまでにたどり着くまでにかかった時間が2分1秒」

上條「秒速0.6m、時間2分1秒で計算すると…」

上條「数学習ってて良かった」

上條「つまり…」

上條「73m!73m!」

上條「73mって結構遠い距離だな…」

上條「となると、この建物はビルか?」

上條「何階なんだろうか」

上條「下に階層はあるのかな…?床に耳をくっつけて…」トントン

上條「…下にも部屋がある。ベッドを使って、上もやってみよう…」トントン

上條「上にも部屋がる。ということは、やっぱりビルか」

上條「人が常に居ないビル…つまり廃ビルということになる。この近くで廃ビルとなると…」

上條「あそこだ!自殺者がしょっちゅう出るあの廃ビル!」

上條「今いる位置がわかっただけでも大きな収穫だ。ちょっと休もう」

上條「Zzz...」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さやか「今日も居てくれた…いつか居なくなると思って私、怖いんだ」

さやか「ずっと居なくならないで…私のためにバイオリンを弾いてくれれば、衣食住は完璧にしてあげるから」

上條「うん、もちろんだよ。僕はさやかだけ見てるよ」ギュッ

さやか「…///」カアア

さやか「そうだよね。もう私と恭介はずっと一緒なんだよ。ずぅっと…」

上條「…」チュッ

さやか「はぅ!」

さやか「キスなんて…おませさんなんだから…恭介は」


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上條「自分の位置を知る事の次は、敵を極限まで油断させることだ」

上條「で、その次は…」

上條「とりあえず、今やることだけを考えよう」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

知らなかっただけで上条も仁美も悪い奴じゃないんだよな…


さやか「恭介、今日は頑張ってグラタン作ったんだ」

上條「うわあ、美味しそうだね」

さやか「えへへ…口移しで食べさせてあげる」

上條「あ、あありがとう」

さやか「ん…うん…」クチュクチュ

上條(く、苦しい)

さやか「えへへ…美味しい?恭介」

上條「美味しいよ、さやか」

さやか「恭介、大好き!」

http://beebee2see.appspot.com/i/azuYnK6ZBAw.jpg

1位 杏子:文句なしの美少女。容姿もさることながら中学生とは思えないほど性格もすばらしい
2位 まどか:次点。女神だけに美少女。優しいな性格も高ポイント。惜しむらくは幼児体型であること
3位 はむら:本編中で美少女と呼ばれているだけのことはありかなりの美しさ 性格はややきついが、眼鏡も高ポイント
4位 さやか:良くも悪くもごく普通
5位 仁美:性格は良いが、上條の存在がウィークポイント。だが、素材は良いのでそこさえ何とかすればほむらと同等かそれ以上の美少女になれる可能性も秘める
論外 デミさん:ブスデブボッチと3拍子そろったゴミ。救いようがない。


さやか「えへへ、本当に好きになってくれたんだ。恭介」

さやか「恭介も男の子なら知ってるよね。男の子と女の子が二人っきりですること」

上條「あ、いや…」

さやか「服、脱がせてあげる」

上條(やばい!ヘアピンがバレる!考えろ考えろ考えろ)

上條「いや、でもバイオリンしなきゃ…さやかにいい曲を聴かせるために」

さやか「本当に優しいなあ、恭介は…」

さやか「いいよ、じゃあ今はキスだけで我慢してあげる」チュッ

>>51
     
\ ⊂
  \/ (⌒マ´
  (⌒ヽrヘJつ

    > _)、       , -─-、
    し' \_) ヽヾ\  ,マミ-─-'
          丶 ν*(ノノ`ヽ)

..            ξゝ´ ヮ`ノξ ( <決闘を申し込むわ!
                  ̄   (⌒
               ⌒Y⌒

上條「ヘアピンがバレたら一巻の終わりだからな…どうにかして隠し通さなきゃ」

上條「D-DAYまでにヘアピンで鍵を開けるイメージトレーンングだ」

上條「この鍵の形状は…クソ、ピッキングなんて初めてだ」

上條「えーと、こうしてこうして…」

10時間後

上條「こんなの無理に決まってる!開くわけがない!」

上條「どうすればいいんだよ…」

トコ トコ トコ

上條「時間切れだ。また後にしよう」

上條「パンツは見つかるのが時間の問題だな…そうだ、髪の毛の中に隠せばいいんだ」

上條「どうか見つかりませんように…」

ガチャ

さやか「恭介、来たよ」

さやか「えへへ…ちゃんと大人しく待ってくれたね」

さやか「挨拶のキス…ん…ちゅ…」

上條(なんで舌を入れてくるんだ?息ができないよお!)

さやか「今のが大人のキス…友達に教えてもらったんだ」

上條「ケホケホ」

さやか「苦しかった?ごめんね」ナデナデ

さやか「今日は、とーっても気持ちいい事してあげるから」

さやか「ほら、パンツ脱いで…いいや、脱がしてあげる」

さやか「恭介の、小さいね」

上條「…うん」

さやか「でもこれから大きくしてあげるよ」

上條「…うう」

さやか「ぺろぺろ…」

上條「はぅっ!」

さやか「男の子とこんな事するのは初めてだよ…でも練習たっぷりしたから…」ペロペロ

上條「う…くっ」

さやか「ん…気持よさそうで嬉しいよ…じゃ、私も気持よくしてもらおうかな」

さやか「今度はここ…舐めて…」

上條(クソッ!チキショウ!なんでこんな事に!)

さやか「さあ、早く」

上條「…ぺろぺろ」

上條(ちょっと臭い…)

さやか「はぁ!くぅ…気持ちいいよ」

さやか「恭介ぇ!恭介ぇ!」

上條(うわっ!押し付けられた!息ができない!)

さやか「ああ!いっちゃう!ごめん!恭介!」プシャー

上條「うわあ!」ベチョ

上條「顔が熱い!熱い!」

さやか「大丈夫?」フキフキ

上條「アチチチチ…死ぬかと思った」

さやか「ごめんね…でも愛液が熱ければ熱いほど、恭介への愛が強いってことなんだよ」

こんなかわいい子にしてもらえるとか…
http://beebee2see.appspot.com/i/azuY8_KYBAw.jpg
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYy-yVBAw.jpg
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYjM6SBAw.jpg

上條「クソっ!どうしても鍵が開かない」

上條「このヘアピンが硬すぎるのが原因なんだ。曲がらないし、加工も出来ない」

上條「時間はまだああるんだ。休憩しよう」

上條「ちょっと休憩しよう」

上條「はぁ…しかしアイツの愛液」

上條「なんて熱さなんだ…顔がやけどするかと思った」

上條「待てよ、あの愛液の熱さ…」

上條「ふふふ、よし!いいぞ!これで上手くいける!」

上條「我ながらアホらしい作戦だけど…これしかない!」

上條「ヘアピンを口に含んでっと」

上條「モゴモゴ…ひっかかって痛い」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さやか「…今日も居てくれたんだね」

上條「うん…げんひだよ」

さやか「えへへ…可愛いなあ」ナデナデ

上條「さやかもかはひいよ」

さやか「今日も、する?」

上條「うん」


さやか「もうそろそろ本番がしたいな…」

上條「ほれはもうちょっと後にしようよ。まだはひまったばかりだし」

さやか「そうだよね。でも恭介が、私に振り向いてくれて本当に、嬉しかった」

さやか「ずーっと一緒だからね」ギュウウ

さやか「じゃ、始めよっか」

さやか「恭介!恭介!恭介ぇ!」

上條「ぺろぺろ…」

さやか「ああ!いくよ!」

上條(うう…我慢するんだ上條恭介)

さやか「はうっ」

上條「ホチチチチチチチ」

さやか「あ…口開けてたから私のお汁が…」

上條(熱い!でも我慢するんだ上條恭介)

上條(外は近い!あともう一歩なんだ」

さやか「私の愛液、気に入ってくれたんだ」

さやか「…変態さん。でもそんな恭介も大好きだよ」ナデナデ

さやか「…苦しくなったら出してね」

さやか「洗面器、ここに置いとくからね」バタン


上條「うーペッ!はぁ…はぁ…はぁ…」

上條「死ぬかと思った…」

上條「でもこれでヘアピンが…」

上條「うう…ベトベトしてて気持ち悪い」

上條「これを愛液に付けながら…ぐにゃぐにゃ」

上條「えーと、鍵の形はこうだから…こうしてっと


上條「ステップ2、敵を油断させよ。ステップ3、鍵の作成完了!」

上條「ステップ4。あとは逃げるだけ!」

上條「…これで…助かるんだ」

まあ開けたら開けたでまた次の扉があるざんすよきっと

>>87
ネタ潰しやめろ

上條「…これで寝て、起きたら作戦決行だ」

上條「Zzz...オクタヴィアちゃん…Love me do…」


さやか「よおー!転校生!」

ほむら「相変わらず元気ね、あなたは」

まどか「さやかちゃんが帰ってきて嬉しいけど…上條君、どうしたんだろ」

さやか「ああ、アイツ?どこ行ったんだろうね~ま、今の私はもう好きな人出来てるから」

ほむら(美樹さやかに、ここまで代わり身の速さは無い)

ほむら(嫌な予感がするわね。調べてみましょう)

さやか「♪」

上條「いい夢を見たな…人魚の騎士の夢…出たら、そんな子と付き合いたいな」


さやか「じゃ、行ってくるからね。恭介」

さやか「今日のご飯はとっても美味しいハンバーグだよ」

さやか「おっと、行く前にさよならのキス」チュッ

さやか「ん…じゃ、行ってくるからね。今日も大人しくしているんだよ」

上條「居なくなってから大体一時間…」

上條「作戦実行だ」

上條「神様仏様…どうにか開いてくれよ…」カチャカチャ

上條「よし!」カチャン

上條「ドアを開けて…うわっ」

Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me
Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me
Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me Look at me

上條「壁じゅうに文字が…」

上條「イカレてる…うええ…」

上條「これは…資料室か。ああ、僕の私生活、全部監視されてたんだ」

上條「うえっぷ…」

上條「このビルの階段が長く感じる…どこまで続くんだろ」

上條「ここが一階かな…」

上條「出口、出口…ああ!光が見えるよ!」


上條「んー!久々の青空だ…!」

上條「誰かに助けを求めないと」

上條「あ、あんな所に女の子がいる。おーい!おーい!」

「…」

上條「おーい!ふげっ」バタッ

「ごめんなさいね…」


上條「ん…ああ、嘘だろ…」

上條「そんな馬鹿な…」

上條「また部屋に戻さされてる。嫌だ!そんなの嫌だよぅ!」

「目覚めたようね」

上條「だ、誰だ!?」

上条いなくなったら魔女化するから再監禁ってこと?

ほむら「殴ったりしてごめんなさいね」

上條「君は…あの時の女の子!なんで僕をこの部屋に連れ戻したんだ!」

ほむら「こっちにも都合があってね。まあ、少なくとも二週間はこの部屋に居てもらうわ」

上條「ふざけるな!なんで僕を!やっと助かったのに」

ほむら「いい?二週間よ。二週間経てば、あなたを自由にさせてあげる」

上條「いやだよぉ!いやだよぉ!うわあああああああん」ボロボロ

ほむら「はぁ…落ち着いて、外からの情報も与えてあげるから…」

上條「うう…グス」

ほむら「いいから二週間、美樹さやかのご機嫌を取ってなさい」

ほむら「そうすれば、あなたを救出して彼女の手の届かない所まで逃がしてあげるわ」

上條「…」

ほむら「どっちにしろ、あれで逃げてもいつかは捕まったでしょうね。彼女は魔法が使えるんだもの。」

上條「魔法…?」

ほむら「そう、魔法。あなたを一生動けなくさせるぐらいの…」

ほむら「だからね、これは貴方の利益にもなるのよ。二週間我慢してなさい。彼女の機嫌はその間損ねないでね」

上條「わかったよ」

ほむら「あと、私が来たことは絶対に彼女に言わないで。それじゃ」

上條「はぁ…」バタン

上條「あの子が言ってる事は信用できない。もう何もやる気が無い…」

上條「僕は一生監禁されるのかな…クソッ」

上條「クソッ!クソッ!クソッ!」


上條「はぁ…」

カチャ…ガチャガチャ

上條「さやかが来た。もうどうにでもなれ…」

ほむら「…私よ」

上條「何のようだよ」

ほむら「外の世界の情報を持ってきたわ。新聞、雑誌…」

上條「ああっ!」ガサガサ

ほむら「ちょっと前までは、マスコミは毎日あなたの顔を写してたけど、今は3面でチラッって載るだけ」

ほむら「自殺?誘拐?はてまては異空間に飛ばされたなんて主張する雑誌も」

上條「ああ、本当だ…」

ほむら「それと、これ」

上條「これは…」

ほむら「あなたの友達の肉声を録音してきたの。聞いて」


中沢「上條どこいったんだろ…俺、探してくるよ」パチッ

まどか「上條くんが居ないとなんか寂しいね。さや」バチッ

仁美「グス…上條さん…どこへ行ったの…」バチッ


上條「ああああ」ボロボロ

ほむら「みんなあなたを待ってるわ。あと二週間、絶対に頑張るのよ」

上條「うん、僕耐えて見せる!絶対に」

さやか「今日も居てくれた…突然居なくなっちゃうんじゃないかって、心配してたの…」

上條「…うん」

さやか「えへへ…今日はハンバーグだよ」


さやか「ん…くちゅ…美味しい?」

上條「美味しいよ」

さやか「良かったぁ、頑張って作ったんだ。えへへ…」

さやか「ん…糸引いちゃってる…運命の透明な糸…えへへ」

さやか「でもね、最近怖い夢見るんだようになっちゃったんだ…」

上條「怖いこと?」

さやか「うん、誰かあなたを連れて行っちゃう夢…」

さやか「恭介は、何処にも行かないよね?」

上條「行かないさ。なぜそんな夢を」

さやか「だって、最初とっても嫌がってたじゃない。もしかしたら恭介は私が好きなように見せかけてる」

さやか「演技してるだけって、考えちゃって」

上條「そんな訳無いさ。僕はさやかが好きだよ」

さやか「うん、わかってるでも」

さやか「時々これを使いたくなるの・・・永遠に一緒になりたくて」キラリ

上條「…」

ほむら「…そんな事が…わかってる。大丈夫よ。落ち着いて。息を大きく吸って」

上條「すぅー」

ほむら「吐いて…」

上條「はぁー」

ほむら「落ち着いた?緊張したときは、大きく息を吸って吐くを繰り返せばほぐれるわよ」

ほむら「大丈夫よ。私の方もなんとかしてあの子を抑える。いいから二週間我慢するのよ」

上條「ありがとう…本当にありがとう…」

さやか「今日も大人しくしてくれてたのね。とっても嬉しい」

上條「うん」

さやか「ねぇ、こっち向いて…」

上條「…」

さやか「可愛いお顔。食べちゃいたいぐらいに可愛い…」

さやか「今日も、するわよ」

上條「…うん」

さやか「はぁ…恭介…はぁ…」

恭介「…ペロペロ」

さやか「イッちゃう…ごめんね、熱いけど我慢して…」

さやか「はうっ!」プシャー

上條「アチチ…」

さやか「いつも熱い思いさせてごめん…でも避けないで全身で受けてくれる恭介…」

さやか「とっても優しいよね…はぁ…」

さやか「ねえ、もうそろそろ」

さやか「本番、しない?」

上條「まだ駄目だよ。もっとおとなになってからね…」

さやか「大人…?そうだ、ずっと居てくれるんだもんね」

さやか「それまで、私我慢する…」


上條「はぁ…これで当分の間死なないで済むぞ…」

上條「助かる見込みも出てきたし、どうにかなるんだ。それまで我慢…我慢…」

愛液ってマジでそんなに熱いの?童貞だからわからん(´・ω・`)

さやかのまんじゅーすとか腹の中のもんが全部リバースするレベルだわ

さやか「私の好きな映画に、こういうセリフがあるの」

さやか「"・・・こうなる運命なの、啓示よ、私は神に選ばれ、あなたを助けた。永遠に結ばれるためこの世に別れを告げるの"」

さやか「"心配しないで、準備はしておいたわ、弾は2発、あなたと私のためよ・・・ダーリン、楽しみだわ"」

さやか「この映画、女の人が男の人を監禁して、本を書かせる映画なんだけど…」

さやか「今の私たちみたいだよね」

上條「ああ、その映画は知っているよ」

上條「それに対してこう男が答えるんだ"たしかに二人は結ばれる運命だ、永遠の命を与えよう、本を完成させて・・・"」

さやか「本ってのは、私と恭介の子どもに置き換えれるね」

上條(その後の展開は知っている。男は女を殺し、長い監禁生活に終止符を打つ)

上條(女は完成した本を見ること無く無残に殺され、死ぬ)

上條(それと一緒だ。僕は助かるんだ。助かるんだ…そしてお前は死ぬ!子どもを見ることもなく!)

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上條「あと3日だ、3日我慢すれば君が助けてくれるんだろ?」

ほむら「…」

上條「どうしたんだい?ここから出たらさ、思いっきり河川敷を走るんだ。」

ほむら「ねぇ、あなたって美樹さやかのこと、本当になんとも思ってないの?」

上條「当然じゃないか!あんな奴!僕を性奴隷のようにして、独善的な愛を注ぎ続ける」

上條「僕はそれを無理矢理受けさせられてるんだ。僕は自慰の道具なんかじゃない!あいつの所有物でも無い!」

ほむら「…そうよね」

上條「楽しみだ。あと3日、あと3日…」

ほむら「…」

さやか「へへへ…」

まどか「最近とっても嬉しそうだよね。何かあったの?」

さやか「何でもなーい!でもとにかく幸せなんだ」

マミ「ワルプルギスの夜はあと3日後に来るわ」

杏子「なあに、私たち五人が力を合わせればあんなの簡単に倒せるさ」

ほむら「…」

上條「風の音…?」

上條「なんだろう…外は凄い嵐なのかな…」

上條「暁美さん、来てくれるよね。あんなに尽くしてくれたんだもの」

上條「とにかく寝よう…来たる日が来るまで」

上條「Zzz...」

さやか「へへ…ただいま、恭介」

上條「ああ、お帰り。どうしたの?随分とボロボロだけど」

さやか「ちょっと大きな仕事があってね…でもこれで終わり」

さやか「これからはずぅっと一緒だよ…この部屋でずぅっと」

上條「ああ、もちろんだよ。さやか」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次の日

さやか「…じゃ、学校行ってくるね」ガチャ

上條「今日暁美さんが来てくれる筈だ。今日だ…」

二時間後

上條「暁美さん遅いな…」

上條「でも約束を守る人だ、信じてる」


5時間後

上條「遅い…」

上條「何か用事があるんだろう。もうそろそろ来るはずだ」

7時間後

上條「いくらなんでも遅すぎじゃないか?このままだとアイツが帰ってくる」

10時間後

さやか「えへへ…ただいま」

上條「おかえり、さやか」

上條(暁美さん…一体どうして…)

ほむほむ・・・

さやか「ワルプルギスの夜も倒したし、当分の間魔女狩りはナシで済むね」

杏子「こいつのグリーフシードで数十年は安泰だからな。良かった良かった」

マミ「みんな、勝利パーティーしない?私の家に来て」

まどか「もちろん行きますよ!」

杏子「お、いいねえ!」

さやか「ごめん…私はちょっと用事があるんだ」

まどか「さやかちゃんすぐ飛びつくと思ったのに、珍しいなあ」

マミ「残念だわ…あなたはどうする?暁美さん」

ほむら(五人全員が残るなんて初めて。もうループも繰り返さなくていいのよね)

ほむら(今まで何回繰り返したのかしら…数十、数百…でもそれで終わったんだ)

ほむら(もう苦しみたくない…)

マミ「どうしたの?」

ほむら(上條恭介…あなたは本当によく頑張った)

ほむら(でも、私たち五人の笑顔を守るためには、犠牲になってもらうわ)

魔女化させないためかよ
さすがほむほむさんや

ほむら「行かせてもらうわ」

マミ「あら、良かった。じゃあ早く行きましょ」

杏子「おー!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
上條「そんな…なんで…裏切るなんて…」

上條「クソ…ちきしょう…ああくそっ!」

上條「そうだ、映画"ミザリー"も助けようとした保安官は殺された」

上條「そうだ、僕が道を切り開くんだ。僕が僕が」

上條「武器は…これだ、バイオリン!」

さやか「今日は豪盛にステーキだよ。シャンメリーも」

さやか「えへへ…あーん」

上條「…パクッ」

さやか「可愛いい!食べ終わったらまたアレ、しようね」

さやか「明日は一日中ずーっといれるよ」

上條「…」

さやか「プレゼント買ってきたんだ…」ゴソゴソ

上條「…」

さやか「これ。にあう」ガン

上條「死ね!死ね!死ね!」バシッ バシッ バシッ

さやか「うう…痛いよぉ…どうして…」

上條「これでお前も終わりだ!よくもいままで監禁してくれたな!」

上條「こんなもん、燃やしてやる!」

さやか「やめて!バイオリンだけは…燃やさないで!」

上條「ざまあみろ!もうすぐお前は死ぬ。子どもも見ないでな!」

上條「はぁっ、はぁっ、はぁっ」

上條「やっと逃げれた。今度は暁美ほむらから逃げなきゃ…とにかく遠くへ…」

上條「あれ、足が…」

上條「剣…あいつは…殺したはず。なぜ…」

上條「気が遠く…」

上條「ん…ああ」

さやか「残念だったね。実はね、私不死身なの」

さやか「魔法少女っていうんだけどね。体がバラバラになっても、全身が黒焦げになっても」

さやか「すぐ治っちゃうんだ」

上條「そんな…」

さやか「私のこと、本当は嫌いだったんだね」

上條「チキショウ…」

さやか「子ども、作ろ?」

終わり

              .,-'''''~~~ ̄ ̄~~''' - 、
 \      ,へ. 人 ゝ __ ,, .--──--.、_/              _,,..-一" ̄
   \  £. CO/ ̄            \       _,,..-" ̄   __,,,...--
 ・   ∫  /        ,、 .,、        |,,-¬ ̄   _...-¬ ̄
 ・   イ /    /   . _/ / ノ  \ 丿    ..|__,,..-¬ ̄     __,.-一
 ・   .人 | / ../ - "  ̄      ||  | 丿 /  ).  _,,..-─" ̄   ._,,,
 ・    .ゝ∨ /  ||           "  丿/ノ--冖 ̄ __,,,,....-─¬ ̄
 ・     ( \∨| "     t-¬ ,,... -一" ̄ __--¬ ̄
 ・  ⊂-)\_)` -一二 ̄,,..=¬ 厂~~ (_,,/")

     .⊂--一'''''""  (ーー<>ーー|_   (/
   /  ( /        冫ー<>ー-人`、 `
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                 く..          /
                .  ト─-----イ |
                  ∪       ∪

もし上條がほむほむが来なくて、完全に諦めて受け入れてたら編


上條「そんな…なんで…裏切るなんて…」

上條「クソ…ちきしょう…ああくそっ!」

上條「もうどうにでもなれ…」

上條「僕はもう諦めた」

つづくのか?

   /i´Y´`ヽ 
   ハ7'´ ̄`ヽ. チッ
   l ,イl//`ヘヘ! またあいつ叩かれてやがる! 仕方なーなぁ
   リノ(! ゚ ヮ゚ノリ       
    /_}li:i} / ̄ ̄ ̄/__
      \/___/

    /i´Y´`ヽ カチャカチャッ
   ハ7'´ ̄`ヽ.
   l ,イl//`ヘヘ! さやかちゃんかわいいよ さやさや
   リノ(! ゚ ヮ゚ノリ       ターンッ
    /_ミつ / ̄ ̄ ̄/__
      \/___/

なにしてんの…
   あんた…
   __     /i´Y´`ヽ 
 . '´   ヽ  ハ7'´ ̄`ヽ.

 { i{ノハ从k}  l ,イl//`ヘヘ! ・・・。
 ヽ!l|.゚ ヮ゚ノリ  リノ(!;゚ ヮ゚ノリ       
  /_}li:i}     /_}li:i}/ ̄ ̄ ̄/__

      ̄ ̄ ̄ ̄\/___/

さやか「今日は豪盛にステーキだよ。シャンメリーも」

さやか「えへへ…あーん」

上條「…パクッ」

さやか「可愛いい!食べ終わったらまたアレ、しようね」

さやか「明日は一日中ずーっといれるよ」

上條「…」

さやか「プレゼント買ってきたんだ…」ゴソゴソ

上條「どんなのだい?」

さやか「えへへ…恭介が私を受け入れてくれたお礼…」

上條「これは、まさか」

さやか「そうだよ。学校の制服」

上條「なぜ制服を」

さやか「もう心も体も恭介は私の物になった。だからね」

さやか「これからは、普通の学生カップルになるんだよ」

上條「…」

さやか「その代わり、学校居る間以外はずっとここで私とお話したり、愛しあたったり、エッチな事するの」

さやか「いいでしょ?」

上條「…もちろんさ」

さやか「学校居る間もずっと一緒だよ。私常にくっついてるから」

上條「うん」」

さやか「さ、制服着て…」

上條「でも僕の親はどうするんだい?てか世間は僕を…」

さやか「えへへ…」

上條「…夜?夜に学校はやってないよ」

さやか「いいからいいから」

上條「何をするつもりなんだ…?」

さやか「さ、学校始まっちゃうよ」

上條「…なんだこりゃ」

さやか「みんな!おはよう!」


上條「よくもここまでマネキンを集めれたよ…」

さやか「ささ、授業始まっちゃうよ。席に座って」

さやか「昼休みだよ、今日はお弁当を作ってきたんだ」

上條「昼って…今夜の0時だけど」

さやか「いいから、屋上開いてるかな…?」

上條「久々に見た見滝原の夜景…」

さやか「はいあーん」

上條「…」ダッ

さやか「あっ、待って!何をするつもり?」

上條「今が唯一のチャンスだ!逃げよう」

さやか「恭介、屋上から飛び降りたら危ないよ。死んじゃうよ」

上條「クソッ、一か八か!」

上條「イテッ」グギッ

上條「くそお…足の骨折れたかも…」

上條「逃げなきゃ、遠くへ…」

さやか「待って!恭介を痛めつけたくないの。だから帰ってきて」

上條「ああ、ちきしょう。イテテテテテ」ユタユタ

さやか「…仕方が無いね」

上條「学校からかなり離れたな…とにかく助けを…」

さやか「…」スタッ

上條「ヒッ」

さやか「学校から出ちゃだめじゃない。先生怒ってるよ」

上條「キチガイ女…ちきしょう」

さやか「さ、帰ろ?」


さやか「先生、まだ学校やってるのに、勝手に出た生徒はどうします?」

マネキン「…」

さやか「ええ!でもそんな事恥ずかしいですよぉ…」

上條…?」

さやか「学校から出た生徒は女生徒の足を舐めなきゃいけない罰則があるんだって!そうだよね、先生」

マネキン「…」

さやか「恥ずかしいけど…私ならいいよね、恭介」

さやか「さ、舐めてよ」

恭介「…」

さやか「舐めないです。どうしましょ、先生」

マネキン「…」

さやか「え?じゃあ首を切り落とさなきゃいけないんですか」

さやか「そんなのいやだよお…私人殺しになりたくない…」

上條「猿芝居しやがって…」

さやか「私を人殺しにさせたくないんなら、舐めてよ」

上條「ちきしょう…」ペロペロ

さやか「えへへ…犬みたい。可愛い」

さやか「これから逃げるたびにだんだんと罰則を厳しくしてくからね」

もういっそさやかを孕ませて出産直前の動けなくなったあたりで逃げちゃえばいいんだよ

さやか「もし次逃げたらどうしようかな…靴を舐めてもらおうかな」

さやか「汚れた靴なんて舐めたくないでしょ?」

さやか「なら大人しく、学校で授業受けようね」ナデナデ

上條「うう…」ボロボロ

上條「ああ…朝が明けてきた」

さやか「さ、帰ろ?楽しい我が家へ」

上條「待ってくれ!青空だけ見せて!どうしても見たいんだ」

さやか「駄目だよ。人が来ちゃう」

上條「家帰ったらなんでもする!なんでもするから…」

さやか「仕方が無いなあ…じゃあ少しだけだよ」

上條「ああ…青空だ…綺麗だなあ…」

さやか「もう満足した?じゃ帰ろ」

上條「…」ボロボロ


さやか「ねえ、さっき何でもするって言ったよね」

上條「うん」

さやか「じゃあさ、子ども作ろうよ」

上條「もうちょっと大人になってから…」

さやか「何でもするって言ったじゃん」

さやか「だから、子ども作ろ、ね?」

終わり

ハッピーエンドだな

てかさやかの愛液がヘアピン溶けるほどの温度なら上条のチンコ火傷するんじゃね?

   /.   ノ、i.|i     、、         ヽ
  i    | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ        |
  |   i 、ヽ_ヽ、_i  , / `__,;―'彡-i     |
  i  ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' /    .|

   iイ | |' ;'((   ,;/ '~ ゛   ̄`;)" c ミ     i.
   .i i.| ' ,||  i| ._ _-i    ||:i   | r-、  ヽ、   /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
   丿 `| ((  _゛_i__`'    (( ;   ノ// i |ヽi. _/|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
  /    i ||  i` - -、` i    ノノ  'i /ヽ | ヽ     |    |  /    |   丿 _/  /     丿
  'ノ  .. i ))  '--、_`7   ((   , 'i ノノ  ヽ
 ノ     Y  `--  "    ))  ノ ""i    ヽ
      ノヽ、       ノノ  _/   i     \
     /ヽ ヽヽ、___,;//--'";;"  ,/ヽ、    ヾヽ

さやか「えへへ、今日のハンバーグは特製だよ~」

上条「・・・普通のハンバーグみたいだけど?」

さやか「と~っても良いお肉使ってみたんだよ!さ、食べさせてあげるね」

上条「むぐぅ・・もぐもぐ・・ん・・?なんかこの肉硬いな・・・何の肉なんだこれ?」

さやか「えへへー、亜麻色の~ウェーブのかかった~ロングヘアーの子のお肉♪」

上条「な・・・」

さやか「あー名前出すのもムカツクわー、今日ね、あの雌豚を私の恭介をたぶらかした罪で処刑してひき肉にしてやったの。
本当は犬にでも食わせて糞にしてやろうと思ったんだけど、せめてもの情けで上条君のお腹の中で消化させてあげる事にしたの」

海藻ーっ!!

このSSではも上條の好みのタイプはオクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフちゃんって設定だよ

>>245
なんかワロタ

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