ほむら「まどかにオッサンの魂が…」(215)

QB「僕と契約して魔法少女になってよ!」

QB「どんなことでも1つだけ願いを叶えてあげるよ」

中年「そんな事言われても、俺男だし少女って年でもないし…」

QB「君は契約した後、朝起きて目覚めたらどうなると思う?」

中年「朝起きて、仕事行って、寝る。その一日に魔女とやらを狩る作業が入るだけだろう」

QB「それは違うね。君が目覚めて鏡を見たら、目の前にはかわいいかわいい女の子が居るんだ」

QB「その後はわかるだろ?両親がいて、中学校に通い、友達と恋の話をする…」

QB「その傍らに魔女と戦うんだ。その上願い事が叶う!最高じゃないか」

中年「ああ、確かにそれはいいかもしれない。でも俺にも生活があってな」

QB「生活なんてどうでもいい。魔法少女は華麗で、美しく、憧れの的なんだよ」

QB「君は幸せな第二の人生を味わいたくないかい?楽しい楽しい人生を」

中年「…」

中年「なあ、なんで俺みたいなオッサンを狙うんだ?少女ぐらいの年齢の子ならこの街にゴロゴロしているだろ」

中年「そうだ、見滝原中学校とかどうだ。あそこは世間知らずのボンボンが通ってるから勧誘しやすいぞ」

QB「君に素質があるかさ」

中年「素質って何だよ」

QB「魔法少女に必要な物だよ」

QB「それに、君にはどうしても叶えたい願いがあるよね。知ってるよ」

中年「…」

中年「考えさせてくれ」

QB「僕を呼びたくなったら呼んでくれ。いつでも行ってあげよう」

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中年「…」トゥルルル トゥルルル

中年「おう、加奈子。俺だ」

中年「愛美の様子はどうだ…?どうって、病気のことだよ…あ、そう」

中年「もうかけてくるなだと?俺は愛美が心配で…心配で」

中年「わかったよ。お金、送っといたからな。もう返すようなマネはするんじゃないぞ」

中年「…おい、QB。いるんだろ」

QB「呼んだかい?」

中年「なあ、やっぱり俺契約す…」

ズキューン

QB「…」グチャ

中年「おいどうしたQB!死んでる…」

「そいつと契約しちゃだめよ」

中年「誰だ君は…」

ほむら「私のことはいいの。それよりも契約はしちゃだめよ」

中年「人の勝手だ。それより彼をどうして殺したんだ」

ほむら「私は現役の魔法少女。貴方に忠告したいことがあるの」

中年「忠告?」

ほむら「全部話してあげる」カクカクシカジカ

中年「へえ、なるほど」

ほむら「納得したでしょ。だから契約だけはやめ」

中年「こっちにも事情があってね。君の目的はわからないが、自分は契約させてもらうよ」

中年「どうせこの先短いんだ。魔女化しようが、死のうが問題ない」

ほむら「愚かね。いいから契約しないで、絶対に」

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QB「へぇ、その現役の魔法少女とやらから全部聞いたのか」

中年「ああ」

QB「契約する気が無くなったかい?」

中年「いや。するつもりだ。じゃ、願いを言うぞ」

中年「俺の娘の病気が治って学校に通えて、いい大学に入って、いい就職していい家族ができて…」

中年「そしてヨボヨボになってから、いい家族に囲まれて幸せに死ぬ。それを願うよ」

QB「待ってくれ。まず最初にこう言うんだ。"僕は鹿目まどかになりたいです"」

中年「騙すつもりか?」

QB「まさか。話は後だ。早く言ってよ」

中年「騙したら承知しないからな。あー"僕は鹿目まどかになりたいです"

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チチチチ…チチチチ

中年「ん」

中年「あーよっこいしょっと。」

中年「…どうやら昨日の話は本当だったようだな」


中年「これは凄いな。なかなかの美少女が目の前に立っているじゃないか」

中年「子どもっぽさの残る顔立ち、優しそうな目、少々背が低いのがシャクだな」

中年「あと、髪がピンク色なのも変だな。まあいいか」

中年「随分といい部屋だなあ。俺の娘もこういう部屋に住まわせてやりたかった」

中年「ハハハ…縫いぐるみか。俺の趣味じゃないな」

QB「やあ、新しい人生はどうだい?さっそく君の願いを言ってもらおうか」

中年「おう、じゃあ言うぞ」

中年「愛美の病気が治って、大学に入って、就職して家族ができて…」ターン

QB「…」グチャ

中年「うわぁ!またやりやがった!」

ほむら「どうやら遅かったようね。貴方、その体が一体誰なのか知ってるの?」

中年「さあね。ただ叶えてもらいたい願いがあるからさ、契約させてくれよお嬢ちゃん」

ほむら「その前にあなたの現状について話してあげる」

ほむら「あなたの名前は鹿目まどか。14歳で見滝原中学に通う二年生。友人に美樹さやかと志筑ひとみが…」

中年「へぇ、ふむ、ふむ」

ほむら「いいから聞いて。好きな音楽のジャンルは演歌。身長は150cm。好きな色は白とピンク。」

まどか(中年)「面倒くさい!書類にまとめて提出してくれ!」

ほむら「短気な人ね。何よりも大切な事はね、貴方は最強の魔法少女になるのよ」

まどか「いいじゃないか!」

ほむら「逆に言えば、最悪の魔女になるってこと」

まどか「…なに」

ほむら「最悪の魔女になったら貴方の娘にも危害を及ぼすでしょうね。あなた自身が」

まどか「糞、QBにしてやられたな…」

ほむら「いいこと?絶対に魔法少女にならないのよ。それが貴方と貴方の娘にとって最高の事よ」

まどか「まあ考えなおしてやるよ、嬢ちゃん」

ほむら「今は貴方も"嬢ちゃん"よ」

ほむら「それより貴方、パンツを何枚か返してもらえるかしら。貸してるのがあるの」

まどか「俺の汚いパンツが…今はそうでもないな」

まどか「ほら、なんか恥ずかしいな~中学生の女のコにパンツ手渡すのって」

ほむら「ありがとう」ホムホム

ほむら「これが"まどかQ&A100"よ。これでも見て勉強してなさい」

まどか「おう、ふむふむ…女の子らしくて可愛い子だったんだな…月に2000円だと!流石は金持ちだな」

ほむら「ええ、世界一可愛い子よ。だからあなたもそれらしくするのよ」

まどか「お、演歌が好きなのか!渋いねえ。上野発の夜行列車降りた時から~♪」

ほむら「その姿で下手な歌やめなさい」

まどか「口調はこんな感じだよねほむらちゃん!」

ほむら「!」

まどか「ハハ、慣れないな」

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知久「おはよう、まどか」

まどか「うっす」

知久「へ?」

まどか「あ、えーと。おはようパピー!」

知久「あ、うん。ママ起こして欲しいんだけど、行ってくれないかな」

まどか「わかりましたわ!お父様!」

知久「なんだありゃ…」

まどか「ん…この姉ちゃんよく見たら」

まどか「"営業部の魔女"こと鹿目洵子かよ…」

まどか「やっべえのの娘になったな」

まどか「あ、あの起きてくださるかしら…」ガラガラ

洵子「どぅぇえぇ~えぇ!」ガバッ

まどか「うひゃあ!すいません!島流しにしないで!」

洵子「どうしたんだ?まどか。熱でもあるか?」

まどか「いや、なんでもないですわお母様!」

洵子「…?」

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まどか「あー、クソッ。朝っぱらから最悪な気分だ」

まどか「Q&A100によると…いつも友達と登校してんだな…」」

まどか「めんどくさいなあ、出会ったら一緒に登校するぐらいの関係が一番いいと思うがね」

まどか「おはよう」

さやか「まどか、おそーい」

まどか「悪い悪い」

仁美「おはようございます」

まどか「おう」

まどか(中学生の癖にすっげえ美人だな。生き急いでるね)

その書き出し・・・君と再会できたことに、乙女座の私はセンチメタンタリズムな
運命を感じずにはいられない・・・


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 書 け 、 こ の ス レ の 水 先 案 内 人 は こ の 俺 が 引 き 受 け た !

さやか「お?可愛いリボン」

まどか「そ…そうかな?派手過ぎない?」

仁美「とても素敵ですわ」

まどか(今のやり取りは上手く出来たな)

さやか「ほーう?まどかもヒトミみたいなモテモテな美少女に変身したいと。」

さやか「そこでまずはリボンからイメチェンですかな?」

まどか「あ、うん」

さやか「さては、ママからモテる秘訣を教わったな?」

さやか「けしからーん!そんなハレンチな子はー…こうだぁっ!」

まどか「うわぁっ!やめてくれ」

さやか「ご、ごめん」

まどか(もう嫌になってきた。逃げたい)

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ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」

まどか(はぁ…助かった)

さやか「ねぇーあの子美人だけど感じ悪くない?悪くない?」

まどか(こいつうぜぇな)

まどか(どうにかしてほむちゃんに近づけないか…)

ほむら「ごめんなさい。何だか緊張しすぎたみたいで、ちょっと、気分が。保健室に行かせて貰えるかしら」

モ「アタシがつれていく!」

モ2「あー!あたしもー!」

ほむら「いえ、おかまいなく。係の人にお願いしますから」

ほむら「鹿目まどかさん。貴女がこのクラスの保健係よね」

ほむら「連れてって貰える? 保健室」

まどか「保健室ってどこにあんの?」

ほむら「いいから来なさい」グイ

さやか「なんだありゃ…」

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まどか「一日目から嫌気が差してきたよ。妙にベタベタされるわ、あの青髪の子なんかほむちゃんの」

まどか「悪口言ってたよ感じわりいなあ」

ほむら「ああ見えていい所あるのよ、彼女も」

まどか「なんだ知ってんのか」

ほむら「ええ、昔からね。でも彼女は私を知らない」

まどか「よくわからないもんだね。ところでこれからどうするんだ?」

ほむら「あなたは鹿目まどかとして一生を生きて行くのよ。もう昔の自分は捨てなさい」

まどか「…娘の事もか」

ほむら「ええ」

まどか「…」

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まどか「とは言ってもねえ。困ったもんだ」

「助けて…助けて…」

まどか「ん?」

「助けて…」

まどか「誰か居るのか?」

QB「ハァ、ハァ…」

まどか「随分ひどいケガだな、QB」

QB「田中さん、助けに来てくれたんだね!ありがとう」

QB「さっそく契約してくれよ。それでこの子を」

まどか「あー、ちょっと考え直させてくれ。時間が欲しいんだ」

ほむら「残念ね。計画が失敗して」

QB「暁美ほむら、君は」プシュー

さやか「まどか、こっち!」

まどか「ああ、クソ役立たずめ。仕方がない、成り行きだ。後は任せたぞ」

ほむら「ええ、また後で」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「とは言ってもねえ。娘の事を忘れる親が居るかっての」

「助けて…助けて…」

まどか「ん?」

「助けて…」

まどか「誰か居るのか?」

QB「ハァ、ハァ…」

まどか「随分ひどいケガだな、QB」

QB「田中さん、助けに来てくれたんだね!ありがとう」

QB「さっそく契約してくれよ。それでこの子を」

まどか「あー、ちょっと考え直させてくれ。時間が欲しいんだ」

ほむら「残念ね。計画が失敗して」

QB「暁美ほむら、君は」

プシュー

さやか「まどか、こっち!」

まどか「ああ、クソ役立たずめ。仕方がない、成り行きだ。後は任せたぞ」

ほむら「ええ、また後で」

さやか「何よあいつ。今度はコスプレで通り魔かよ!つーか何それ、ぬいぐるみじゃないよね?生き物?」

まどか「宇宙人」

さやか「え?」

さやか「あれ?非常口は?どこよここ」

まどか(これが話に聞いてた結界とやらか…)

アントニー「ウヒヒヒヒヒ」

さやか「あーもう、どうなってんのさ!」

さやか「冗談だよね?私、悪い夢でも見てるんだよね?ねえ、まどか!」

まどか「知らねえよ」

アントニー「ワー」

さやか「あ、あれ!」

マミ「危なかったわね。でももう大丈夫」

マミ「あら、キュゥべえを助けてくれたのね。ありがとう」

マミ「その子は私の大切な友達なの」

まどか「ハハッ」

マミ「な、何よ」

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マミ「魔女は逃げたわ。仕留めたいならすぐに追いかけなさい」

マミ「今回はあなたに譲ってあげる」

ほむら「私が用があるのは……」

マミ「飲み込みが悪いのね。見逃してあげるって言ってるの」

マミ「お互い、余計なトラブルとは無縁でいたいと思わない?」

ほむら「…」

QB「ありがとうマミ、助かったよ」

マミ「お礼はこの子たちに。私は通りかかっただけだから」

QB「どうもありがとう。僕の名前はキュゥべえ」

さやか「あなたが、まどかを呼んだの?」

QB「そうだよ、たな…鹿目まどか、それと美樹さやか」

さやか「何で、私たちの名前を?」

QB「僕、君たちにお願いがあって来たんだ」

QB「僕と契約して、魔法少女になって欲しいんだ。特に君だよ君」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「あの後お茶会とやらに誘われたよ。流石お嬢様学校、お茶会なんて人生初めての経験だよ」

ほむら「巴マミに誘われて?」

まどか「ああ、あの子は哀れにもQBにすっかり騙されてるみたいだな」

まどか「教えてやらないのか?」

ほむら「今の彼女に全てを話すと発狂するわ。存在意義を失って」

まどか「随分と物騒だな」

まどか「でもヤバイんじゃないか?QBの契約道具と化してる」

ほむら「…」

まどか「まあその話はいいとして、体験コースとやらに参加されられた。どうしようか」

ほむら「行かなくていいわ。魔法少女の末路は、明日私が見させてあげる」

まどか「おう」

ほむら「あと口調。直しときなさい。見てられないわよ」

まどか「わかったよほむらちゃん!」

ほむら「そう、そんな感じ」

まどか「切痔になっちゃったよほむらちゃん!」

ほむら「…」

まどか「あーよっこいしょっと」ブッ

まどか「屁こいちゃったよほむらちゃん!」

ほむら「ほむらちゃん!を付ければらしくなると思わないで」

まどか「ウヘヘ」

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まどか「あー、しかし子どもなのにいい部屋持ってるんだな」

まどか「俺が住んでいた1LDKのアパートよりデカイ部屋だ…」

まどか「世の中って不公平だよな…愛美なんて親父が居ないだろ、それでいて貧乏で」

まどか「病気で学校にだって行けないんだ」

QB「まったくだね。でも今の君はそれを変えられる」

まどか「おう、QB。お前の演技上手かったぞ」

QB「どういたしまして。なぜ契約しないんだい?娘一番なんだろ?自分はどうでもいいんだろ?」

まどか「俺が最悪の魔女になるって聞いたからさ」

QB「そんなの口からでまかせだよ。今のままじゃ君の娘は、ロクな人生を送れないだろう」

QB「でも今君が契約したら?君の娘の人生は天国へと早変わりだ」

まどか「あのなあ、QB。俺は47年間生きてるからわかるけどさ。君は怪しいんだよ」

QB「怪しい?何がさ」

まどか「詐欺師の香りがプンプン臭ってくる。口から出まかせ言って金を奪う詐欺師のね」

QB「随分と酷い言い草だな。まあとにかく僕とけ…」ターン

まどか「…また死んだか」

ほむら「契約しなかったでしょうね」

まどか「ああもちろんさ」

ほむら「…見てられないわ。当分の間私の家で泊まりなさい」

まどか「ヒモみたいで嫌だな」

ほむら「ふざけないで。今の貴方は中学生。おっさんじゃないわ」

まどか「わかったよ。じゃあお邪魔させてもらう」

まどか「でも、この体の子の家族はどうするんだ」

ほむら「上手く話をつけといて」

47歳とかリアル中年だなぁ・・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「うおお、何だこの部屋は!」

ほむら「お気に召した?」

まどか「ああ、こりゃ凄い。スターウォーズみたいだ!」

ほむら「スターウォーズ?」

まどか「ほむちゃんスターウォーズ知らんのか!これならわかるだろ?」

まどか「ビシューン!ボォォォォォンバシッビュイーン」

ほむら「何それ、剣道?」

まどか「ほら、つい最近も映画やってたじゃないか。"シスの復讐"っての」

ほむら「わからないわ」

まどか「ああ、その頃の君は8歳か。わかるわけないよな…」

まどか「時間は早いなあ…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「寝室は普通なんだな。つまらん」

ほむら「どういうのを想像してたの?」

まどか「コールドスリープみたいのだよ。"2001年宇宙の旅"ってのがあるだろ?」

ほむら「何それ」

まどか「わかる訳ないか。つまらないなあ」

まどか「で、俺は何処で寝るんだ」

ほむら「一緒にベットで寝るのよ」

まどか「え~」

ほむら「ほら早く」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「これぐらいの女の子と寝るのは初めてだねえ」

まどか「娘は7歳で俺と寝てくれなくなったんだよ。ほむちゃん」

ほむら「へぇ」

まどか「懐かしいなあ。貧乏でも幸せ家族だった。あの時は」

ほむら「昔話はいいわ。それより寝る前に儀式があるの」

まどか「儀式?なんだそれ」

ほむら「こう言いなさい。"私まだ眠くないよ!"はい復唱」

まどか「わ、私まだ眠くないよ」

ほむら「演技臭いわね。次は"しよ?ほむらちゃん"はい」

まどか「…しよ?ほむらちゃん」

ほむら「もちろんよ!まどか」ノシッ

まどか「うわあ!やめろ苦しい苦しい」

ほむら「チッ」

ほむら「もう一回やるわよ。"私まだ眠たくないよ!"」

まどか「私もう眠いよ!」

ほむら「こら!"私眠たくないよ"」

まどか「…」

ほむら「何黙ってるの!"私まだ眠たくないよ"はい!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


まどか「…ほむちゃん、俺帰っていいか」

ほむら「駄目よ。ずっと見張ってないと。QBに騙されるわよ」

まどか「ハァ…なら夜の儀式とやら、やめてくれないか」

ほむら「そういう訳にもいかないわ。この家に来たからには。明日には成功させるからね」

ほむら「あと口調も直してもらうわ。最後には性格も」

まどか「ああ、うん」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ほむら「いい?貴方は今、誰もが羨む美少女よ。ほら、街行く人を見なさい」

まどか「羨望の眼差しって奴だね」

ほむら「そう。オッサンの頃は見向きもされなかったのに、今じゃこれよ」

まどか「この眼差しはほむちゃんに向けられてんじゃないかね」

ほむら「いえ、あなたよ。だから貴女には美少女らしくしてほしいのよ」

まどか「ふん」

ほむら「まどかQ&A100を見たでしょう?貴女の元は乙女だったのよ」

まどか「俺は男だ」

ほむら「今は違う」

まどか「つらいなあ…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ほむら「ほら、着いたわよ」

まどか「ああ、ここはご近所でも有名な幽霊教会…」

まどか「家族が一家心中して、娘の死体がまだ見つかってないっていう…」

ほむら「その子、何者だったか知ってるかしら?」

まどか「まさか、魔法少女か?」

ほむら「ええ。そしてこれが生前の情報ノート」

まどか「佐倉…。ふん、可愛い子じゃないか」

ほむら「これから見せてあげるわ。魔女ってのがどんなものか」ガチャ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「あれ…ここは何処だ?教会の中じゃないのか?」

まどか「澄み切った青空、緑の匂いがする草…どうなっている?」

ほむら「これが結界の中よ」

まどか「この前のヒゲが作った場所とは随分と違うな」

ほむら「魔女の個性って奴かしらね」

まどか「で、その魔女とやらはどこにいるんだ」

ほむら「こっちよ」

まどか「ん?ありゃ何だ」

まどか「うおう、たい焼きの泳ぐ川だ!こっちにはポッキーの草がある!」

ほむら「絶対に食べないで」

まどか「ああ、わかってるよ」

ほむら「着いたわ」

まどか「着いたって、何も無い。魔女は何処に居るんだ」

ほむら「あれよ」

まどか「あれって?林檎の木のことか?魔女ってもっとこの…」

林檎の木「…」ポトッ

まどか「ん?林檎が落ちてきた。なんだか美味そうだなあ」

まどか「本当に美味そうだ…ああ美味そう…」

まどか「美味そうだ!ほむちゃん、早く食おう!林檎だよ!早く食わないと!食うぞ、俺は食うぞ」

まどか「林檎どころじゃない!ほれ見てみろ、満漢全席だ。あっちには大トロ!ハハ、ハハハハ」

ほむら「…」グシャ

まどか「おい何をやってる!食い物を粗末にするんじゃないぞ」

まどか「許せないな、殺してやる!殺してやる!殺してやるぞ!」

まどか「一人ぼっちは寂しいもんな、俺も死んでやるよ!だから死ね…」

ほむら「…」トンッ

まどか「ハッ…何だ一体…頭が痛い」

ほむら「ほら、これが貴方の言っていた林檎の木の正体よ」

まどか「なんだこりゃ…」

まどか「蛇か?いや、頭だけ人間だ、マリア像のような…」

ほむら「この魔女は、幻惑の能力が得意なの。生前は封印してたけど、魔女になってからは使い放題」

ほむら「恐らくだけど、既に数十人はあの世送りかしらね」

まどか「ヒ、ヒィィ」

魔女「シャアアアア」

まどか「うわっ、食いかかってきた。ほむちゃん、逃げろ!」

ほむら「その必要は無いわ」

まどか「ありゃ、何処行ったほむちゃん…」

ほむら「貴女はやり過ぎたのよ。さようなら」カチッ

魔女「ギャアアアアアア」

まどか「あれ、ほむちゃんいつの間に爆弾なんて仕掛けてたんだ」

ほむら「いつかしらね」

まどか「しかし、元の子からは想像できないぐらい酷い外観だ。あれが魔女って奴なのか」

ほむら「ええ、デザインは人それぞれ。でも、魔女はあれで人間をもてなしてるつもりなのよ」

まどか「どういう事だ?」

ほむら「あの魔女は自分が生前まったく食べ物を食べられなかった。だから迷いこんできた人には」

ほむら「死ぬまでご馳走を食べさせるわ。それが彼女なりの親切なのかしらね」

まどか「嫌な話だな」

ほむら「ええ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「魔法少女はともかく魔女ってのが人に危害を与える存在ってのはわかった」

ほむら「それなら、絶対にならないで。貴女は地球クラスで危害を与える存在になるのだから」

まどか「もちろん分かってるさ。俺もそこまで愚かじゃない」

まどか「うん、でさ。ほむちゃんお礼と言っちゃなんだけど、行きつけの店があるんだ」

まどか「俺の奢りでさ、ちょっと行かないか」

ほむら「え…もちろんいいわよ」ホムホムホム

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ほむら「何よこの場末感溢れるスナック」

まどか「こういう所がいいんだよ」

ほむら「はぁ、やっぱり貴女はまどかじゃないわ。ただの中年バツ1リーマンね」

まどか「何当然の事言ってるんだ」

ママ「あらお嬢ちゃんたち、ここは大人のお店なの」

まどか「俺だよ、田中だよママ!」

ママ「田中って誰かしらね~日本で二番目に多い名前だからね~ほら帰った帰った」

まどか「わかってくれよ~」

ほむら「無理だったわね」

まどか「ああ、つまらねえなあ中学生ってのは」

ほむら「ほら、家帰るわよ」

まどか「おいちょっと待て、あれって昨日の…」

マミ「鹿目さん、結局来なかったわね…」

さやか「普段学校休むこと無いのにな~すごく心配ですよ」

マミ「まあそれはともかく、貴女も魔法少女になったんだからね。正義の為に戦うのよ」

さやか「もちろんですよ!マミさん!私、頑張ります!」


まどか「おい、俺何か言ったほうがいいんじゃないか」

ほむら「ほうっときなさい」

まどか「でもあの子たちも、じきに魔女になっちまうんだろ…」

ほむら「その時は、その時よ」

まどか「ほむちゃん意外と冷酷なんだな」

ほむら「貴女。いや貴方の元の人格のためよ」

まどか「ふん」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

まどか「おい、ほむちゃん。明日早いんだろ?とっとと寝な」

ほむら「うん」

まどか「儀式はいいのか?」

ほむら「今日はいいわ」

ほむら「Zzz...」

まどか「ほむちゃ…ああ、寝ちゃったか」

ほむら「まどか…大好きだから…帰ってきて」

まどか(この子も可哀想だな。好きな子にこんなオッサン人格が入ったんだもんな)

まどか(一日だけ、夢見させてやるか!)

まどか「さて、練習しよう。ウェヒヒヒ!ウェヒヒヒ!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
チチチチ チチチチ

まどか「起きて!ほむらちゃん!朝だよ」

ほむら「ん…田中さん」

まどか「え?田中さんってだあれ?」

ほむら「まさか…まどか、あなたなの?」

まどか「おかしなほむらちゃん」ウェヒヒヒ

まどか「ほうらー、ほむらちゃん。朝御飯食べちゃうゾ!」

ほむら「ごめんなさい、まどか」

ほむら(どういう事なの…?)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「でね、仁美ちゃんのお泊りパーティで私、セーラームーンの歌を熱唱したの!」

まどか「そしたらさやかちゃんがまどかマジチョベリグーだって!嬉しかったよ!ほむらちゃん!」

ほむら「そうね、まどか」(何言ってるのかしら…セーラームーン?チョベリグ?)

まどか「あー、私が歌下手だと思ってるなあ~ほむらちゃん。MK5!」

ほむら「MK5?」

まどか「マジで切れる5秒前だよ!」

まどか「ほむらちゃん私のたまごっちどう?」

ほむら「へ?」

まどか「あーん、たらこっちになってる~。チョベリバ~」

まどか「私のたまごっち白いヤツなんだ~いいでしょ」

ほむら「え、ええ」

まどか(なんか嬉しそうじゃないな…やっぱ白たまごっち持ってると嫉妬するだろうしな)

まどか「でもね、ほむらちゃん大好きだからこれあ~げる!」

ほむら「!?」

ほむら「今、今なんて」

まどか「白たまごっちあげるって…」

ほむら「その前よ!」

まどか「ほむらちゃん大好き…」

ほむら「もう一回言って!」

まどか「ほむらちゃん大好き…」

ほむら「もっと!」

まどか(なんなんだ一体)

                                     f'´   f'´  f'´   f'´
                                     込   鼎  丱   仍
                                     |\ ∧  ∧  /|_
                                  ,.<::::二Λ .ト::| .|:::::| |::::/ /:::::::>、
                               /::::::::::::::::::Λ.|:::| .iM| .|::/ /::::::::::::::::ヽ
                              ,':::::::::::::::::::::::::Λ|::| |::::::| |/,ィ:::::::::::::::::::::::::',

.                                 {::::::::::::::::::::::∠三二ニ二三ミ:::::::::::::::::::::::::::}
                               {:::::::::::::::ァ=ュn二二二二三ヨ::::::::::::::::::::::::::}
.                              V::::::::::((ζ `‐riニニニニ―-- 、::::::::::::,'

                                ∨::::::::ヾL__,,LL_______   .!:::::::::, '   我が使命は
                                ∨:::::::::::::r「il}}{{;;illllli;;}}{{;;i,'  /:::::/    此のスレに近づく愚猿を
                , -―――――――――――――「__|―ュ_| i h、.  /:/     その肉の最後の一片までも

               '―――――――――――――――l |―‐[二==リ'ァ''/        殲滅する事――
                                   /..| | ̄`| ̄.... ]ヽ/ ヽ

                                 /   | |  /| ̄.|.!   l
                               __,//  ..| |/ . .|  .|.!    .|
                              / /    .| | . ../ |  .|.!     |
                             ,/,-        | | /__.!  |.!     |
                          ,. - '´      / .....| | 丶    /    ト、
                      ,. - '´        /   ...| | 丶-‐ '      ヽ
                  ,. - ' ´         /     ...| |   Y         ヽ
               ,.- ' ´            /      ...| |  /|      ヽ   ヽ
           ,. - '´                       .ヽ.|  / .l      ヽ    ヽ
        ,. - '´                             /{( .|       ヽ    ヽ
    ,. - '´                                /-- ヽ       ヽ    ヽ
,. - '´                             /     ,イ     ヽ       ヽ    }


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まどか「そういえばほむらちゃんは、お父さんお母さんどうしてるの?」

ほむら「遠くで暮らしてるわ。ずっと遠くで」

まどか「へぇ~じゃあ一人暮らしなんだねほむらちゃん!」

まどか「中学生なのに偉いなあ!」

まどか「私なんて中学生のくせに47歳リーマンよりいい部屋に住んでいて最悪だよね」

ほむら「そんな事無いわよ。人は人なりの人生があるんだもの」

まどか「そ、そうだよね。人生それぞれだよね」

ほむら「だけどまどか。これだけは守って。あなたの人生を守りたかったら、絶対に契約だけはだめよ」

まどか「もちろんだよほむらちゃん!絶対に私契約しない!」ギュッ

ほむら「!?」

ほむら「今は駄目よまどか、大切なことは夜、ベッドの上話しましょう。

まどか「へ?う、うん」

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まどか「さあ寝よう!ほむらちゃん」

ほむら「まどか、まだ寝ちゃダメよ」

まどか「なんで?ほむらちゃん!

ほむら「大切なこと、忘れてない?」

まどか「なんだろ?わかんないや!」

ほむら「恥ずかしがり屋ね、まどか」ムチュ

まどか「!?」

ほむら「ハァ…」チュゥ…ムチュ

まどか「ムー!ムー!」

ほむら「キスは慣れてないのかしら…いいわ、手取り足取り教えてあげる」

まどか「ま、待って。今日は早く寝よ?ほむらちゃん」

ほむら「なぜ?まどか」

まどか「ほ、ほらそーゆうのは明日やろ?みたいな」ウェヒヒヒ

ほむら「まあいいわ。明日は一日中ベッドの上で…」ペロリ

まどか「そ、そうだねほむらちゃん」

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まどか「ハァ…やっと寝たか」

まどか「ホールドかけやがって。どうにかして逃げれないか…」ゴソゴソ

まどか「よいしょ、よいしょ」グイグイ

ほむら「ん…そこはダメよまどか…」ギュウウ

まどか「くそ、余計に絡みついてきやがった。めんどくせえなあ」

まどか「ここは思いっきり…」

まどか「それっ!」ズボッ

ほむら「はぁぁぁん…以外と変態さんなのね…」

まどか「何て夢見てるんだ。中学生の癖して」

まどか「でも寝顔は俺の娘とあんまり変わらないな。ハハ」

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まどか「おい、起きろ。ほむちゃん」

ほむら「ん…まどか」

ほむら「どうしたの…こっち来てよ」

まどか「誰と勘違いしてんだ。オレだよ。田中だよ」

ほむら「へ…?」

まどか「もう昼の12時だぞ。いつまで寝てるんだ、まったく」

ほむら「…ハァ」

まどか「何だ。溜息ついたりして」

ほむら「貴方の元の子の夢見てたのよ。もっと寝てたかったわ。」

まどか「流石にこんな時間まで寝かせとくわけにもいかないさ」


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まどか「もう午後じゃないか。今日は予定があったのに」

ほむら「予定?」

まどか「俺の娘の様子を見に行くんだよ。出来れば昼頃行きたかったが」

ほむら「そういえば病気だってね。でもその姿じゃ…」

まどか「なあに、こっそり行けば問題ない」

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病院

まどか「あの子が元気かどうか見るだけでいいんだ。見るだけで…」

ほむら「ほら、見てきなさい。私はここで待ってるから」

「そんでさ、愛美ちゃんが元気になったらパーっと遊びに行こうじゃない」

愛美「いいなあ…私、遊園地に行ってみたいの!小さいころしか行ったことないんだ!」

「ああ、大丈夫大丈夫。いつでも行けるさ。だから早く直せよ、な?」

まどか「友達も出来てるのか…いい子そうだなあ」グス

ほむら「そんな…事って」

まどか「どうした?」

ほむら「あれは佐倉杏子よ。この前倒した魔女の生前の姿…」

まどか「どういう事だ?だってあの子は生きて、立って、喋ってるじゃないか」

ほむら「そうよ。普通に考えて死んだ人間が生き返るなんて事は有り得ないわ」

まどか「わけがわからないよ。だって生きてるじゃないか!」

ほむら「ちょっと混乱してきたわ。待って、今考えを纏めてる纏めてる纏めてる」

杏子「俺が生きてるのがそんなにおかしいかって?」

まどか「うわぁっ」

ほむら「幽霊ならとっとと成仏しなさい」

杏子「まあ、落ち着けよ。この体を知ってる人間みたいだな…」

杏子「身寄りのない子だと思っていたのに…まあ、いいか」

杏子「ちょっと話に付き合ってもらうよ」

ちょっと俺ゆまの中入ってくるわ


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杏子「まあつまり、俺も田中さんと一緒で、おっさんから少女になったタチだ」

杏子「おっさんの頃は酷い借金苦でな。契約直前の朝なんか取り立て屋が玄関まで来て」

杏子「"開けないと殺すぞ!"って怒鳴ってたんだ。そこにQBが来て…」

======

QB「魔法少女にならないかい?願い事を一つ叶えてあげるよ」

中年2「な、なんだその魔法少女ってのは」

QB「皆からの憧れの的さ。今の境遇から逃げれて、朝起きれば君はかわいいかわいい女の子に変身さ」

中年2「願い事とやらは何でもいいのか?」

QB「もちろん」

中年2「じゃ、じゃあ借金を帳消しにしてくれ!」

QB「君の願いはエントロピーを凌駕した」

======

杏子「目覚めたら、幽霊教会の椅子で寝ていた…確かにかわいいかわいい女の子に変身したさ」

杏子「でも境遇はもっと悪化していた。中学生なのに、身寄りも無ければ友人も居ない。家すら無い!」

杏子「ここまで何とかして生きてきたけど…状況は悪化していく一途さ」

ほむら「それは悲惨ね。名前は…」

杏子「鈴木だよ」

ほむら「よろしく。鈴木さん」

まどか「俺の娘と仲良くしてくれてありがとうな、鈴木さん」

杏子「娘…?あの子に親父は居なかったはずだが」

まどか「何?」

杏子「いや、あの子もうお父さんは死んでるーって言ってたぞ」

まどか「…」

杏子「大丈夫か?随分と顔色悪いようだけど」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ほむら「でも、何でQBは死んだ魔法少女におっさんの魂を入れて生き返らせてるのかしら」

まどか「俺にもさっぱり分からないな。で、鈴木さんはこれからどうするんだ」

杏子「いやーそれがさ、俺家無いんだよ…」

杏子「でさ、出来れば泊めてもらいたいんだけど…」

ほむら「先客が居るわ」

杏子「頼むよ、おじさん死んじゃうよ」

ほむら「…」

ほむら「田中さんの元の子を守るために協力して頂戴。それならいいわ」

杏子「おう、ありがとな。おじさんあーちゃんの為ならなんでもすっからな」

ほむら「何よあーちゃんて」

杏子「暁美の"あ"であーちゃんだ。おじさんパヒューム好きなんよ」

ほむら「何か調子狂うわね」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
杏子「ほあー…すっげえ部屋だな」

まどか「そうだろ?まるでスターウォーズみたいだろ?」

杏子「ああ、すげえな。あーちゃん、ちょっと新聞紙2本持ってきてくれる?」

ほむら「はい」

杏子「これを丸めてさ…」グシグシ

杏子「さあ来い!ルーク!」

まどか「おっ、スターウォーズごっこか!懐かしいねえ」

杏子「せっかく中学生の体になったんだ。中学生らしいことしなきゃね」


まどか「ブオオオオオオオン、ビシュッビシュッ」

杏子「ブウウウウン、ビシャーンビシャーン」

ほむら「アホじゃないのかしら」

まどか「ブウウウウウン、スパッ」

杏子「うぉおおお!やられたぁ」ドサッ

まどか「さあ、これで止めだ!」

杏子「待て、ルーク。この顔を見てくれ」

まどか「まさか…父さんだったのか!ダースベイダーの正体は!」

杏子「ルーク…済まなかった。フォースと共にあらんことを」バタッ

まどか「とおさあああああああああああああん」

楽しそうだなwwww

ほむら「気が済んだ?」

まどか「うん」

杏子「ああ」

杏子「最近のさ、中学生は冷めてんな」

まどか「あの子は特別さ」

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杏子「なんだ、寝室は普通なんだな。にせんい…」

ほむら「さあ寝るわよ」ホムッ

杏子「何怒ってんだい」

まどか「おい、あんたはともかく元がおっさんの奴と寝たかないぞ」

杏子「そらこっちのセリフだ!」

ほむら「そう、じゃあきょ…鈴木さんは外で寝てなさい」

杏子「おいおい、言いだしっぺが外で寝るべきじゃないか」

ほむら「田中さんはともかく、この人の体は私の大切な恋人の体なの。」

杏子「チキショウ…まあいいや、ストゥームトルーパーの気分で寝よっと」


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ほむら「起きて起きて、朝食食べなさい」

まどか「眠いよぅ~ほむらちゃん」ウルウル

ほむら「!?」ホムッ

まどか「ああ、気持ち悪い声出してごめんな。さあ食うか」

ほむら「ハァ…」

まどか「ヘッヘッヘ」ケタケタ


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まどか「おう、それでさ。この体の子は西崎緑に似てると思うのよ」

まどか「鈴木さんの体の子は、そうだな~江波杏子だな」

杏子「おうおう、江波杏子に似てるのはあーちゃんじゃなかね?ロンヘだしさ」

まどか「いや、そのキリッとした目は江波杏子に似てるね」

ほむら「誰の事を言ってるのかしら」

まどか「ほむちゃんは麻丘めぐみに似てるよ」

ほむら「あの、お話中悪いけどその人達って…美人?」

杏子「美人に決まってるじゃないか!何たって女優だぜ?」

ほむら「そ、そう。嬉しいわ」


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ほむら「今日は例の二人に接触するための前準備よ」

まどか「例の二人って、変な髪型の子と青髪の子か?」

ほむら「そう」

まどか「この前はあの子達は放っとくって言ってたじゃないか」

ほむら「気が変わったのよ。さあ、鈴木さん変身して」

杏子「なんかすっげえ服装だな。これが武器か…」

ほむら「そうよ。その槍は多機能なの。試しに振ってみて」

杏子「あ~よいしょっ!」グニャグニャ

まどか「うお、凄い。ヌンチャクみたいだな」

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杏子「それっそれっ」シュルルルグニャグニャ

ほむら「初めてなのに随分と上達したわね」

杏子「なんとなくさ、この動かし方が農作業と似てるからさ、やりやすいんだよ」

ほむら「の、農作業?」

杏子「ああ、昔農家やってた」

まどか「なんか羨ましいなあ。俺も魔法少女とやらになりたくなってきた」

ほむら「絶対に駄目よ」

まどか「わかってる、わかってる」

ほむら「その代わり、これ貸してあげる」

まどか「こりゃ、ピストルか!モデルガンじゃないな」

ほむら「ええ、本物よ」

まどか「ヨンヨンマグナムかね。ほむちゃんダーティーハリーって知ってるか」

ほむら「知らないわ」

杏子「お、そっちの方が渋くていいじゃないか。俺にもくれよ」

ほむら「一挺しか無いわ」

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ほむら「さあ、準備は出来たわね」

杏子「おう」グニャ

まどか「ああ」ジャキ

ほむら「じゃあ行くわよ」

まどか「何処に行くんだ?」

ほむら「上條恭介の病室、よ」

まどか「ああ、あの金持ちの息子か。あーいう子が娘の夫になってくれたらなあ」

ほむら「知ってるの?」

まどか「おっさん時代に仕事で会ったことがある。なかなかの美少年だよな」

それほどでもないよ、田中さん


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ほむら「起きなさい」

上條「ん、ああ…君たちは…誰?」

上條「なんで僕の部屋に入ってきてるの」

杏子「話は後だ。ちょっと来てもらおうか」ジャキッ

上條「うわあ、何なんだいったい!」

まどか「さて、これからどうするんだ?身代金でも取るか?」

ほむら「まさか。この子を家に連れて行くわよ」

まどか「何考えてるかわからないよ、ほむちゃんは」


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杏子「ほーれ、恭ちゃんパンチラだぞ~」

上條「…」カアアア

まどか「パンチラぐらいで赤らめちゃって、まだ中学生だからねぇ」

杏子「アッヒャッヒャッヒャ」

ほむら「やめなさい!これであなたに惚れたらどう責任取るのよ」

杏子「それは勘弁願いたいな」

ほむら「さて、これからあなたに大切な話があるわ」

上條「何だよ。突然ここに拉致して、話なんて聞くわけ無いじゃないか!」プイ

ほむら「ハァ…ほらこっち向いて」

杏子「ほうら」パンチラ

上條「うわあ!」フリッ

ほむら「聞いてくれるわね」

上條「わ、わかったよ」

杏子「ヒヒヒ」

鈴木さん可愛いな

まどか「おい、そこら辺にしとけ。俺も中学生の頃あんたの体にやられたら赤らめてただろうよ」

杏子「俺もあんたの体にやられてたら赤らめてただろうな。ヘッヘッ」

ほむら「あなた、好きな人がいるでしょ」

上條「突然拉致ってきたと思ってたらなんだよ!好きな人って…その」

ほむら「ふん、ここに2人の写真があるわ」

上條「志筑さんと、さやかじゃないか」

ほむら「どの子が好きか言ってみなさい」

上條「そんな…言えるわけ無いじゃないか!女の子達の前で」

ほむら「他言はしないわ」

上條「…」カアアア

まどか「へっへ、中高の内に恋愛はしといた方がいいぞお。制服デートが出来るんだからな」

上條「ずっと疑問に思ってたけど、なんで鹿目さんが居るんだよ。なんか性格も変だし」

ほむら「気にしないで。で、どの子が好きなの?」

上條「…」

杏子「ほら言っちゃいなよきょうちゃ~ん」ピッタリ

上條「ヒャッ」カアアアア

ほむら「やめなさい!」

杏子「ヘッヘッヘ」

上條「こ、この子だよぉ」

ほむら「…美樹さやか。本当ね」

上條「うん」

まどか「その子性格悪いぜ。田中愛美ちゃんとかどうだい?」

上條「だ、誰だい?その子」

ほむら「黙りなさい!」

まどか「おお、ごめんごめん」

俺が愛美ちゃんの面倒みるんで安心してください

猿だ…

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ほむら「じゃあ、今すぐ告白しなさい」

上條「は、早過ぎるよ!」

ほむら「時間がないの。あなたの好きな美樹さやかに24時間以内に告白しなかったら」

ほむら「今すぐ殺してあげるわ」

上條「そ、そんなあ」

ほむら「いやならすぐにでも、告白しなさい」

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上條「あの子達、何者だったんだろ。妙におっさん臭かった…」

上條「でも可愛かったな。あの赤い髪の子」

上條「パンチラ…胸…」

上條「ハァ…ハァ…ウッ」

              - ー ‐ -、

             メ""  、   \,,
            ンツッ--y-- 、  :ヽ
           .〃\ / ◇ |   ;|  <猿??ボッコボコにしてやんよ!!!
             |==  ●   リヽ/
  /  ̄=/  ̄二 ヽ|l 、_,_,⊂⊃ |ノ

/  ̄二 ヽ__二  __|ヘ ヽ_)   ./|
ヽ__─/  ̄二 /  ̄| ̄ ̄7;;;;;;;;;;;|
     ヽ__二  ヽ__|__|;;;;;;;;;;;;|
  ノ ヾ ノ ヾ ノ ヾ ノ ヾ


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杏子「今頃アイツ俺で抜いてるぜ」

まどか「なんでわかる」

杏子「経験さ。俺も厨房の頃ヤンキー娘にレイプ未遂された事があるからな」

まどか「へぇ」

杏子「でも中身はおっさんなんだよね、無精ひげ生やした。ウッヘッヘッッヘ」

まどか「お前も性格悪いなあ。ヒッヒ」

ほむら「いい?あなたが余計な事したせいで、計画が失敗したら出てってもらうからね」

杏子「わ、わかってるよ」

                           /圭圭圭圭圭 ',
                  ,.. -― 圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭|
  _,..... - ――――――'´圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭 |
羊圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭L
\圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭, -―、圭ニヽ

  \圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭{ , -、 ヽ圭圭、
    `ヽ圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭、 ー'  ノ圭圭ヽ
      `ヽ、圭圭圭圭圭圭圭圭- 、圭圭圭圭圭圭圭圭圭ー '´/l圭圭圭',
        \圭圭圭圭圭 / , - 、 ヽ圭圭圭圭圭圭圭圭圭/,'圭圭圭,.}
          ゝ圭圭圭圭{  ':,__ノ ノ圭圭圭圭圭圭圭圭//圭圭圭∨
          /圭圭圭圭圭、___,ノ圭圭圭圭圭圭-―' /圭圭圭圭/\            _, -――
- 、       /圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭, - '´  ,./圭圭圭圭ニ/圭圭、       , ´ , -――-、 ヽ

- 、 `ヽ    /圭圭圭圭圭圭`: 、-―― '''"´_,... - '"´圭圭圭圭圭/ 、圭圭_\    ,/ ´         l |
   `ヽ`ヽ、 /圭圭 l´ 、圭圭圭圭圭三三圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭, '   ヽ圭圭_\ //           l l
     `ヽ/圭圭圭!  ゝ、圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭/     、圭圭圭`ヽ、         ,  l
      /圭圭圭/    `ヽ、圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭{、        ヽ圭圭圭圭圭`ー------/ /―
     /圭圭圭/ヽ       ` ー- --,圭圭圭圭圭圭圭圭ニ',        ゝ、圭圭圭圭圭圭圭圭/ /圭圭
    /圭圭圭/ ヽヽ           l圭圭圭圭圭圭圭圭圭',       / /、圭圭圭圭圭圭圭/ /圭圭圭
ー- '/圭圭圭 ,/    ヽヽ,         l圭圭圭圭圭圭圭圭圭_',      , /  \圭圭圭圭圭ニ/ /圭圭圭
圭/圭圭圭/      ヽ ',          /圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭、     , ,    \圭圭圭ニ/ /圭圭圭圭
/圭圭圭/        , ',       /圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭    l l      \圭/ /圭圭圭圭
\ \, - '            l  l        /圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭 l    l  ,       / /圭圭圭圭圭
圭`ヽ、 ` ー- 、 ____,ノ  ,      /圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭    、  ヽ_ ,.. - '  / \圭圭圭圭圭
´    `丶、__       ノ      /圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭_l    `、  _ _, - '´    `ヽ、圭圭圭
        ` ー---- '       /圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭!                   `丶、
                   /圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭


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さやか「右腕、だいぶ良くなってきたみたいだね」

上條「うん、あとは検査が終われば退院なんだ」

さやか「CD、持ってきたんだ。聞かない?」

上條「さ、さやか…あのさ。言いたいことがあるんだ」

さやか「え?なあに」

上條「その、ぼくとつ、つ、つ」

さやか「ん?」

上條「付き合ってくれないかな…なんてハハ、ハハハ」

さやか「へ…」キューバタン

上條「さやか!大丈夫?さやか!」

                     ○
                      く|7         さて
                   ┌'弋          猿共

                       ,亅  |         俺が相手だ!
                 // \|

                //    \    へ
               //.        \ ///
              くx  ◎       // \
                \      // /  .\
                 \   // /  /  \
                  ヽ// /  /  /  \

                  //        /  / \
                 く/\          /  / \
                     \          /  / \
                      \            /  / \
                        \       /  /  /  \
                         \           /  / \

                           \            /    \


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「あの二人をくっつけたのには意味があったのか?」

ほむら「ええ。彼女は彼に振られて魔女化する予定だった」

まどか「それは酷い話だな」

ほむら「本来だったら、あなたの元の子も助けるつもりだったわ」

杏子「お、俺の元の子?」

ほむら「でも予想より早く魔女化した。まあ鈴木さんになったからまだ良かったけどね」

杏子「は、はあ」

ほむら「あとはもう一人を"救済"すれば完璧よ」

まどか「誰だ?」

ほむら「巴マミ。田中さんならわかるよね」

まどか「あ、あああの変な髪型の子か」

ほむら「ええ。あの子、ずっと隠してるみたいだけど」

ほむら「趣味の合う友達が居ない事が悩み…みたいなのよ」

杏子「へぇ。でも俺たち中学生と一緒にできそうな趣味なんてないぞ」

ほむら「だから今から勉強するのよ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「なんだこりゃ…何ページあんだこれ」

ほむら「いい、覚えなさい。彼女の設定で魔法少女は"機関"から派遣された魔女を倒す正義の見方なのよ」

杏子「ほお」

ほむら「でね、彼女のコードネームは"魔弾の稲妻"」

杏子「コードネーム?」

ほむら「彼女が勝手に名付けたあだ名よ。で、その体の子のコードネームが"紅蓮の槍"」

杏子「へえ」

ほむら「貴女は"紅蓮の槍"として彼女の近くに行きなさい」

ほむら「口調は…出だしは…決め台詞は…わかったわね」

杏子「おうよ、わかった」

田中さんと鈴木さんならいけると思うがな
おっさんの厨二病は度さえこしてなきゃ愛嬌だし


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マミ「今日も魔女退治、大変だったわね…」

マミ「でも戦わなきゃ。"機関"が滅ぶまで…!」

カカカン!

マミ「こ、この音はまさか…!」

杏子「やあ、久しぶりだなぁ!"魔弾の稲妻"…!」

マミ「クッ、紅蓮の槍」

杏子「フン…相変わらずだなあ!お前も!」

マミ「私は正義の為に戦うのが使命…!なぜ貴女は共に戦わないの!?」

杏子「それが…俺、いや私のシュヴァルツェ ゲレヒテ…ティヒカイトだからさ!」

杏子(なっげえ決め台詞だな)

/            /     !                  ヽ
               〉        !  /    /     / ヽ\
               /        ノ/    //    /   ト、 、
           / {/⌒ー―'  ―---∠_/   /}  } ! \、
             ノ /     / /  ――-,′ / /  / ;|  \
       ∠イ /      / / -――zx7 /  ,/ /} ハ|
     /ヽヾノ/     //     ζ/ //  ///  |! {       や      い
  / / / /  ///      〈 / /  { /ィ/    |
// / /  // /        `     \ }′            り      い
/ / / / /   {               /
/ ´7/ ,r<  {                            あ      ぜ

   ′ ,rく  \     、       `   ,-'
_//  \  \/ 丶        ´                 お      猿
   ̄ヽ     \/   />   /
    \     {、   ⌒´                      う      共
                                     
                                     や


杏子「食らえ!ポリリズム!」

マミ「…残像よ」

杏子「へ、あの…すいません、冗談ですから撃たないで」

マミ「ティロ・フィナーレ!」

杏子「うひゃあああああああああ」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「おう、鈴木さん大丈夫かよ…」

ほむら「大丈夫大丈夫。見てなさい」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
杏子「ご、ごめんなさい。冗談ですよ」

マミ「フフ、貴女もまだ幼子ね」

杏子「アンタに言われたかねえよ」

マミ「さあ来るがいいわ。私の"イデオット"へ」

杏子「は、はあ」

マミ「さあ、お食べ。"アディピシング"を」

杏子「ど、どうもありがとう」ムシャムシャ

マミ「ふふ…貴女は"インクバーター"をご存知?」

杏子「何それ」

マミ「フフ…何も知らないのね。インクバーターは"機関"と共に戦ってくれる仲間」

マミ「さあおいで、キュゥべえ」

QB「…」

杏子「あ、お前」

QB「や、やあ」

マミ「あら、知り合い?」

QB「じゃ、僕用事あるから…」

杏子「…」ガシッ

QB(ぼ、僕は可愛い少女になるという事しか言わなかったはずだ)

QB(境遇とかそんなのは一切言ってない)

杏子(全部聞いたぞ。あーちゃんに)

QB(あーちゃん?)

杏子(暁美ほむらちゃんだよ)

             ヘ(◇)ヘ 我は空、我は鋼、我は刃
                |∧
               /

                    /
                (◇)/ 我は一振りの剣にて
               /(  )
             / / >


       (◇) 三 全ての「猿」を刈り取り「レス封じ」を滅する!!
       (\\ 三 シュッ
       < \ 三

 \
 (/◇) 我が名は「ハクメン」、推して参る!
 ( /
 / く


>>1は前に
恭介「Look at me!」

あとなんか書いた奴で良いのか?

またサルだ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
マミ「あら。抱擁を交わすなんて。"運命の友人"なのね」

杏子「な、なあ魔弾のナンタラ。こいつ今日一日連れてかえっていいかな」

マミ「いいわよ」

杏子「だってさ、さあ行くぞ。キュゥべえ」

QB「ちょっと待って。マミ、考えなおしてくれ!マミー!」


マミ「私の、最高の友達"紅蓮の槍"…」

マミ「うふふふふ」

>>132
なんでわかったの?怖い
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ほむら「どう?仲良くなれた?」

杏子「おう、それなりにな。それよりいいブツが入った」

まどか「なんだ?」

杏子「こいつだ」

QB「やあ、久しぶりだね皆さん。暁美ほむらも相変わらずビューティフルだよ」

ほむら「あら、久しぶりインキュベーター」

ほむら「じっくりと、聞かせてもらおうかしら。なぜまどかや佐倉杏子にオッサンの人格を入れたか」

QB「最初は単純に鹿目まどかの契約を円滑にするために彼を契約させて、鹿目まどかにしたんだ」

QB「でもそれに失敗した。君のわかるとおりにね」

QB「その代わり、素晴らしい発見を僕達はした」

ほむら「まさか」

( ◇)<ズエア!

>>135

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これ

>>137
なるほど
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

QB「そう、魔法少女の死体のリサイクルさ」

QB「魔法少女から魔女になる際生まれる副産物の死体をどうにかして活用できないかと僕達は考えていた」

QB「そこでだ、契約しやすさではナンバーワンの中年男性を利用して」

QB「死体を何度も何度も何度も何度も使い回すんだ」

QB「魂を入れ替えれば何人でも魔法少女が生まれる」

杏子「じゃあ、俺は詰め替えパックになったような物じゃないか!」

QB「そういう事、になるね」

( ◇)<猿・滅

QB「でもその代わりに、いたいけな少女たちはこれ以上死なない」

QB「死ぬのはおっさんだけになる」

まどか「お前はおっさんを何とも思ってないんだな」

QB「いや、正確には人間自体何とも思っていないよ」

ほむら「話してもらって感謝するわ。さようなら」ターン

QB「ひでぶっ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ほむら「これだけ言われて、魔女化しない鈴木さんにビックリよ」

杏子「おっさんは強いからな。ヒヨっ子中学生なんて目じゃないさ」

まどか「で、これからどうするんだ?」

ほむら「最後に、あの二人に接触して。そして…」

ほむら「この街に襲来する"ワルプルギスの夜"という強大な魔女を全員で倒すの」

杏子「へぇ、なるほど」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さやか「何ですって、じゃあ数日後にその超強い魔女が来るってことなの?」

マミ「落ち着いて、美樹さん。でもね、私たちには守る者が居る。そうよね、"紅蓮の槍"」

杏子「は、はあ」

マミ「フフ…貴女は可愛すぎる」

杏子「…ゾクッ」

さやか「確かにそうだ。恭介が…」

ほむら「ええ、だから皆でワルプルギスの夜を倒すのよ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「随分とホクホク顔で帰ってきたな」

ほむら「ええ、今までで一番事が上手くいってるわ」

まどか「そうか…じゃあほむちゃんはもう次の時間を繰り返すこと必要も無いんだな」

ほむら「…それは違うわ」

まどか「なぜさ。俺は魔法少女にならない。他の連中は生きてる」

ほむら「貴女はやっぱりまどかじゃない。田中さんは田中さんよ」

まどか「そうか。じゃあこの戦いが終わったら」

ほむら「私はまた、一ヶ月前に戻るでしょうね」

まどか「…なあ、ほむちゃん」

ほむら「なあに?」


まどか「俺の元の子は、そんなに素晴らしい子だったのか?」

ほむら「もちろんよ。私が誰よりも愛して、誰よりも大切にしている子なの」

まどか「じゃあさ、ほむちゃん。また一ヶ月前に戻ったらさ」

ほむら「…?」

まどか「俺は娘を守れなかった。だからさ、そのリベンジも兼ねて」

まどか「その子を、絶対に守ってやれよ」

ほむら「…わかったわ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ワルプルギスの夜「アッヒャヒャヒャヒャ」

ほむら「来たわ」

杏子「…やっぱ怖いよ、おじさんチビっちゃうよ」

マミ「"紅蓮の槍"、怖がらないで。私が絶対に貴女を守ってあげる」

さやか「恭介…」

ほむら「皆、全力を尽くすのよ。絶対に手を抜かないで」

猿死ね

また猿か・・・空気読めよな!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「ふん、終わったか」

ほむら「ええ」

まどか「服がボロボロだぞ、お立ち台のギャルみたいにスケスケだ」

ほむら「なあに、その例え」

まどか「街は最低限の損害で済んだようだな。台風が来たぐらいか」

まどか「他の連中は…」

ほむら「生きてるわ。巴マミの家で皆寝てる。疲れたのかしらね」

まどか「そうか。助かったか」

ほむら「じゃ、さような…」

まどか「なあ、今まで頑張ってきたんだから、一日ぐらい本当の平和とやらを堪能しないか?」

ほむら「え?」

まどか「さ、一旦家に帰ろう」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「さ、寝な」

ほむら「一日だけよ。一日だけ。おやすみ」

まどか「おやすみ、ほむちゃん」


杏子「寝たか?」

まどか「ああ」

マミ「"紅蓮の槍"、どうしたの?」

さやか「早く恭介の家に行きたいんだけど…」

まどか「いいかお前ら、俺の話を聞け…」ゴニョゴニョ

マミ「な、なあにそれ」

さやか「面白そうじゃない。乗ったわ」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
チチチチ チチチチ

ほむら「ん、んん」

まどか「起きろお!ほむらちゃん」

まどか「へ、田中さん?」

まどか「また田中って言った!誰なの?田中さんって」

ほむら「いえ、何でも無いわよ。まどか」

ほむら(また夢か…)

まどか「ウェヒヒヒ、おかしなほむらちゃん」

まどか「ほら行った行った。皆待ってるよ」

杏子「おう、起きるの遅いぞー、ほむら」

さやか「転校生って意外とお寝坊さんなんだね」

マミ「そういう所も可愛いわね、暁美さんは」

田中

ほむら「着いたわね」

マミ「ささ、歌って歌って暁美さん」

ほむら「私が最初で、いいのかしら」

杏子「いいぞ。なあさやか!」

さやか「え、ええ杏子」

ほむら「あ~あ~川の流れのように~♪」

まどか「コブシが効いてて最高だよ!ほむらちゃん

さやか「い、意外と渋いのね転校生…」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「ちょっとお腹空いてきちゃった…」

ほむら「そうね」

杏子「何か食うかい?」

ほむら「ええ、頂こうかしら」

杏子「金が無いのに頼むのも駄目だ。ほら、食うかい?」

まどか「わあ、ありがとうす…杏子ちゃん!」

杏子「ほらほら、食え食え、ほむらも」

ほむら「ありがとう」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「今日は楽しかったね、ほむらちゃん」

ほむら「ええ、まどか」

マミ「ケーキ、家に有るわよ」

さやか「わあ!マミさんのケーキ!」

杏子「これで今日メシを漁る手間が省けたぜ…」

まどか「ケーキだって!嬉しいねえ、ほむらちゃん!」

ほむら「ええ、まどか」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さやか「んーめっちゃうますよ」

マミ「作るのは大変だったんだから、美味しいに決まってるじゃない」

ほむら「美味しい…本当に」

まどか「どうしたの?ほむらちゃん」

ほむら「何でもないわ。ケーキ、ありがとう。そろそろおいとま…」

杏子「なあに言ってるんだよほむら!今日はお泊りだぞ!」

ほむら「へ?」

まどか「パジャマは貸してあげるから…ね?」

ほむら「ま、まどかあ…」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
杏子「さ、消すぞー」

さやか「Zzz...」

まどか「さやかちゃんもう寝ちゃってる」

マミ「今日は忙しかったからね。ヘヘ」

ほむら「…」

パチッ

ほむら「ねえ、まどか」

まどか「なあに?ほむらちゃん」

ほむら「私今、とっても幸せだよ」ギュウ

まどか「私も、ほむらちゃん」ギュッ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「やれやれ、ホールドかけやがって。困った子だよ」

さやか「ZZZ...」

杏子「何本当に寝てんだ、起きな」ゲシゲシ

マミ「今日は"紅蓮の槍"と美樹さんがベタベタしてて辛かったわ…」

まどか「えーコホン」

まどか「君たち、今日は本当にありがとう。これにて解散!」

杏子「おう、お疲れ様。またいつか会おうな、お前ら」

マミ「何言ってるの紅蓮の槍。貴女とは一緒よ。永遠に」

杏子「何言ってるんだマミちゃん。うわあああ」

さやか「何だかんだ言って今日一日楽しかったわ。さようなら」

支援


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「ほら、起きろ。ほむちゃん」

ほむら「ん、あ…」

ほむら「…」

まどか「いい夢見れたか?いい顔してるな」

ほむら「ええ」

まどか「本当に行くのか…?」

ほむら「もちろんよ」

まどか「おう。気をつけてな」

ほむら「ちょっと待って。これ」

まどか「何だ?」

ほむら「私の預金通帳。パスワードは○○○○。覚えておきなさい」

まどか「何でこんなもの…うわあ!10億も入ってるじゃないか」

ほむら「ふふ。時間を旅出来ると、ギャンブルがしたくなるのよね」

ほむら「でも使い道に困っちゃって」

ほむら「だから、あげるわ」

まどか「いいのか?」

ほむら「ええ。娘さんに使ってあげて」

ほむら「じゃあ、さよなら」クルッ

まどか「さよな…」

まどか「行っちゃったか」

まどか「がんばれよ、ほむちゃん」

終わり

そうだ思い出した・・・あとひとつは

ほむら「・・・ほむほむ、ってなに?」

だったか?

これと上記含めて 
上条「Look at me!」

の三作以外に何か書いたのない?是非読みたいんだが

後日談

まどか「あ~あ~川の流れのように~ん、なんだありゃ」

中年「う…グスン…グスン」

まどか「お、俺じゃないか!どういう事だ!」

中年「こんなのってないよぉ~」

まどか「お、おい大丈夫か?俺!」

中年「あなたって…私!どうなってるの?」

まどか「ハハ、嫌な予感がしてたけど。君が鹿目まどかちゃんかい?」

>>194
オクタヴィア「魔女の平和はこのオクタヴィアちゃんが」、QB「最近は魔法少女になってくれる子がいない」
ぐらいか
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
中年「まさか、この体って」

まどか「困ったなあ…どうしようか」

中年「どうようもこうしようもないよぉ」グスン

まどか「まあ会ったのは幸運だ。この後の事、考えようじゃないか」

中年「うん、わかった」グスン

>>198

ありがとう読んでみるそして支援

上條「なあ、さやか」

さやか「なあに?」

上條「あのさ、これ言っていいのかな…」

さやか「何よ何よ」ワクワク

上條「パンツ、見せてくれない?」

さやか「へ?」

上條「ついでに胸触らしてくれると嬉しいんだけど…」

マミ「良かった、紅蓮の槍。逃げないでくれたのね」

杏子「なあ、マミちゃん。あんたは俺が思ってるほどいい子じゃないよ」

マミ「いいの。貴女は、最高の友達なんだから」

杏子「マミちゃん…頼むよ…出してくれよ」

マミ「だーめ。さ、早くベットに行きましょ…?」

杏子「マミちゃん…」


終わり

おい



マドカァー

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