エレン「ハンジさんとクリスタと座談会?」(58)

原作の設定や時系列をだいぶ無視してるので注意
既にオチがバレバレかもしれませんがよろしければお付き合いください
そんなに長くはならない予定です


エレン「どういうことですか?それ」

ハンジ「いや~なんかエルヴィンの命令でね、私とエレンとそのクリスタって子の3人で、公開座談会をしてほしいんだって!」

エレン「クリスタって、オレと同期のクリスタですよね?」

ハンジ「そうみたいだね~」

エレン「ハンジさん接点なくないですか?」

ハンジ「うん、まだ話したこともないね」

エレン「しかも公開って…皆に見られながら話すってことですよね?一体何故…」

ハンジ「さぁね~?まっ、調査兵団内だけみたいだけど」

期待


ハンジ「早速明日やるみたいだから、クリスタにも声かけておいてね」

エレン「はぁ…」

エレン「って、えぇ!?明日ですか!?」

エレン「明後日は壁外調査があるのに、なんでこんな時に…」

ハンジ「んーまぁ、エルヴィンのことだから何かしら考えがあってのことだと思う」

ハンジ「私たちに出来ることは、上官の命令に従うだけだよん」

エレン「はぁ…」

ハンジ「というわけでよろしくね~」



--------



-次の日-


ナナバ「皆様、本日はお集まりいただきありがとうございます」

ナナバ「司会を務めさせていただく、ミケ分隊長班所属のナナバです」

\キャ-ナナバサンステキ-!/

リーネ「ナナバー!がんばれー!」
ゲルガー「ひゅーひゅー!」
ヘニング「いいぞー!」

ナナバ「さて、新兵の皆には、まだ調査兵団がどんなところかピンと来てない人も多いんじゃないかな?」

ナナバ「というわけで、親しみを持ってもらうべく、これより公開座談会を始めたいと思います」

ナナバ「軽食をご用意しましたので、召し上がりながらご観覧ください」



ライナー「おい…一体何なんだこれは……」

アルミン「普通歓迎会とかだよね…?何で座談会…」

ベルトルト「しかも話すのは新兵全員ってわけじゃないんだね…」

ジャン「明日から壁外調査だってのに……最後の晩餐てやつか?」

アルミン「ちょっとジャン、最後なんて言わないでよ…」

コニー「晩餐って何だ?」

サシャ「私はパァンがあるので何でもいいです」ムッシャムッシャ



-舞台袖-


エレン「ハンジさん、オレたち何を話せばいいんですかね?」

ハンジ「テーマが決められてるから、それを司会にふられたら自分の考えを話すだけでいいみたいよ」

エレン「はぁ…」

クリスタ「あ、あの…私…上手く話せるかどうか……」ビクビク

クリスタ「そもそも、どうして私が呼ばれたのか分からないのですが…」

ハンジ「や~私もよく分かんないんだけどさ、エルヴィンは異文化交流がどうとか言ってたよん」

エレン・クリスタ「異文化交流…?」

ハンジ「まっ、なるようになるさ」




ナナバ「それでは登場していただきます」

ナナバ「まずは調査兵団きっての変t…変わり者、ハンジ分隊長!」

ハンジ「皆さんどうも~!」

\ワーワー/

ケイジ「分隊長、暴走しねぇといいが…」 

ラシャド「ナナバさんいるし、大丈夫だろう…多分」

ラウダ「そういえばモブリットは何処に行ったんだ?」

ケイジ「確かに、さっきから見ねぇな」 キョロキョロ


ナナバ「お次は調査兵団の秘蔵っ子であり人類の希望!エレン!」

エレン「よ、よろしくお願いします!!」

\ワーワー/

グンタ「おっ、エレンだ!」

ペトラ「エレンー!がんばってー!」

オルオ「チッ、調子乗ってやがるな…」

エルド「兵長、これは一体何のための催しなのでしょうか?」

リヴァイ「さぁな…だが、エルヴィンが決めたことだ。何か意味があってのことだろう」


ナナバ「そしてもう一人!新兵の中で絶大な人気を誇るクリスタを新兵代表としてお迎えします!」

クリスタ「よ…よろしくお願いします…!!」ドキドキ

\ワーカワイイー/

ベルトルト「あれ、クリスタだ」

アルミン「エレンが僕たちの代表ってわけじゃないんだね」

ライナー「結婚しよ…」(一体何なんだろうな?この会は)

ジャン「おい、さっきからミカサがいなくねぇか!?」

アルミン「うん、あとユミルもいないよ」

コニー「ん?なんであいつら壇上にいるんだ?」

サシャ「このスープ!味がありますよ味が!」ハフハフ



ナナバ「さてさて、今紹介した3名で座談会を行っていただきます!」

\オオー/

ナナバ「3名には私が提示する3つのテーマについて語っていただきたいと思います」

ナナバ「が!一つだけ、守るべきルールが有ります」

ナナバ「絶対に嘘を言ってはいけません!」

\ザワザワ/

ナナバ「ありのままの、本心を話してくださいね」

ハンジ「ほーい」

エレン・クリスタ「は、はい!」


ナナバ「…ただ、もし3名に嘘をつかれたとしても、我々では判断がつきません」

ナナバ「そこで、嘘判定員をご用意しました」

\オオッ!?/

ナナバ「まずはハンジ分隊長副官、モブリット!」

モブリット「よ、よろしくお願いします!」ペコッ

ハンジ「おお、モブリット!」

ハンジ「君に私の嘘が見破れるかな~?」ニヤッ


ケイジ「あ、アイツあんなところにいたのか」

ラウダ「モブリットが近くにいるなら安心だな」

ラシャド「あぁ、何かあっても分隊長を止められるだろう」


ナナバ「次!エレンの恋人、ミカサ」

エレン「はっ!?恋人!?」

ナナバ「え?ミカサからそう聞いてるけど」

エレン「何言ってんだミカサ、お前はただのかぞk

ミカサ「エレンは黙ってて」


アルミン・ライナー・ベルトルト(また始まった……)

ジャン「どういうことだよ…なんだってミカサがあんなやつの…」ブツブツ


オルオ「おい…あいつあんな綺麗な彼女がいるのかよ…おい……」

エルド「ははは、隅に置けないな」

ペトラ「噂によると、すっごい手練らしいよ」

中途半端ですが、今日はここまで
2・3日で終わるかと思います

>>3
ありがとうございます!
よろしければ明日もお付き合いください

ミカサェ

>>15
>>16
ありがとうございます
続きを書いていきます




ナナバ「3人目は、クリスタの恋人!ユミル」

ユミル「ども~」

クリスタ「えっ恋人!?」

\ザワ...ザワ.../

クリスタ「ちょっと、何言ってるのユミル!」

ユミル「んー?婚約者のがよかったか?」


アルミン・ベルトルト・ジャン(また始まった……)

コニー「ブスってクリスタと付き合ってたのか?」

ライナー「どいつもこいつもふざけてるな…」

サシャ「うへへ久々の肉ですよ皆さん…へへ」ジュルリ



ハンジ「あははは!最近の若い子はやるねぇ~!」

エレン・クリスタ「ハ、ハンジさん!誤解です!;;」


ナナバ「そして最後に、ミケ・ザカリアス分隊長!」

ミケ「…」スンッ

ナナバ「ミケには匂いで嘘を判断してもらいます」


クリスタ「えっ、匂い!?」

エレン「あぁ、クリスタはまだ知らないんだな。実はミケ分隊長はカクカクシカジカ」

クリスタ「あ、そうなんだ………」


ナナバ「そのため、嘘判定員席ではなく、ハンジ分隊長たちの後ろについてもらいます!」



ナナバ「というわけで、以上の方々には、3名の誰かが嘘を言ったと思われる度に突っ込んでいただき、内容を訂正していただくことになります」

\ハーイ/

ナナバ「エルヴィン団長、何かございますか?」

エルヴィン「いや、予定通り進めてもらってかまわない」

ナナバ「了解です」

エルヴィン「他の者は、きちんと3人の話を聞いておくように」

\ハーイ/


ナナバ「それでは、早速座談会を開始します!」



ナナバ「まず1つ目のテーマは……」

エレン・クリスタ「……」ドキドキ

ナナバ「 “ 調 査 兵 団 ” について!」

\オオーッ/

ハンジ「んん?なんかざっくりしたテーマだね、ナナバ」

ナナバ「確かにそうだね。じゃあとりあえず、どうして調査兵団を選んだか…とか?」

ハンジ「うーん、なんでだっけなぁ~?大昔のことだから忘れちゃったよ」


ケイジ「巨人が好きだからじゃねぇのか…?」

ラシャド「いや、最初はそんなんじゃなかったはず…」

ラウダ「狂犬とか呼ばれてたみたいだしな」ヒソヒソ


ナナバ「エレンはどう?」

エレン「は、はい!オレは…とにかく巨人をぶっ殺したかったからです!」

エレン「巨人を一匹残らず、駆逐したいです…!」

\オオー/


ジャン「でた~駆逐系男子」ハイハイ

アルミン「はは、エレンは相変わらずだね…」


ハンジ「ええっ!?ダメだよエレン!」

ハンジ「そんなことしちゃったら、巨人の謎が解明できなくなっちゃうじゃん!」

エレン「居なくなったら研究する必要ないじゃないですか」

ハンジ「絶滅した生物の謎を追い求めることにだって、ロマンがあるんだよ!?」


ハンジ「まっそもそもあの子たちはまだ絶滅してないわけだから、今私は…

ナナバ「ハンジ、巨人トークはもうちょっと待って」

ハンジ「いやでもソニーなんかさ…

ナナバ「じゃあクリスタ!」

クリスタ「は、はいっ!」ビクッ

ナナバ「クリスタは、どうして調査兵団に?」

クリスタ「え、えと………人類の……役に立つためです!」

\オオッ/

ベルトルト「さすが皆の女神だね」

ライナー「あぁ、女神であり、天使だ…」


<ブッブーーーー!!(ボタン音)


ユミル「はいはーい。そいつ今嘘つきましたー」

\エエーッ!?/

クリスタ「な、なんでよユミル…」

ユミル「お前が調査兵団に入ったのは、誉めてもらいたいからだろ?」

クリスタ「そんな…私は……っ」

ユミル「小さくて可愛くて健気な女神様が頑張ってたら、皆感動しちゃうもんなぁ?」

クリスタ「そんなこと……っ」

クリスタ「…………」

クリスタ「……そうなの…かな?」

ユミル「は、私に聞くなよ」

ユミル「…でも人類の役に立つためってのは、絶対嘘だね」

*


ナナバ「さてさて、次のテーマにうつりたいと思います」

ナナバ「次のテーマは……」

ナナバ「 “ 巨 人 ” について!」

ハンジ「キタアアアアアアアアア!!!私の出番だね!!!」ガタガタッ

ナナバ「いや、これ3人での座談会だから。ハンジばかり喋らないでね」

ハンジ「分かってるって…!!」ハァハァ

ナナバ「……」

ナナバ「…オーケイ、じゃあエレンに聞いてみよう」

ハンジ「ナナバ!?」ガーンッ

エレン「は、はい!」

ナナバ「エレンにとって、巨人ってどんな存在?」

エレン「…………」



エレン「……憎むべき相手、です」

エレン「あいつらは………オレたちから奪う」

エレン「命も…夢も……」

エレン「希望も………何もかも…ッ」

シーーーーーン

エレン「だから……絶対に許せません……」

エレン「一匹残らず…オレが……駆逐します!!」


ジャン「出、出~駆逐奴~wwww」

ベルトルト「さっきと全く同じ話してるね…」ハハ...

ライナー「この座談会…本当に意味があるのか…?」ウウム



ハンジ「そっかぁ~逆に私にとっては愛すべき相手だけどな~」

ハンジ「もちろん、私も巨人に仲間を何度も何度も目の前で殺されたよ」

ハンジ「調査兵団になった当初は、憎しみを頼りにして巨人と戦ってた」

ハンジ「けど……私は既存の見方と違う視点から巨人を見てみたいと思ったんだ」

ハンジ「もちろん、空回りで終わるかもしれないけど…」

ハンジ「でも…………私はやる」

シーーーーーン

ナナバ(あれ…意外と真面目だな…)

ハンジ「だから…私は今、すごく楽しい」


ハンジ「調査兵団に入ったおかげで、未知のものと触れ合えることになったから…」

エレン「ハンジさん……」

ハンジ「もちろん!今一番楽しいのは、エレンとの実験だけどね!」ギュッ...

ミカサ「ハンジ分隊長、エレンの手を今すぐ離してください」ジャキッ

モブリット「ぶ、分隊長!危険です削がれます…!!;;」アワワワワ

ナナバ「ミカサ、嘘判定以外の発言は控えて」

ナナバ「というか……ブレードどこから出してきたの?」

ミカサ「私は自分の身体を完璧にコントロールすることができます、ので、必要とあらば武器も出現させることが

ナナバ「あ、そうなんだ…」



ナナバ「つ、次!クリスタはどうかな?」

クリスタ「は、はい!」

クリスタ「そ、その……すごい勢いで食べようとしてくるので……」

クリスタ「怖い、です……。」


アルミン(可愛い…)

ライナー(結婚しよ…)


クリスタ「…あとはやっぱり……エレンと…同じかもしれません」

エレン「オレと同じ?」

クリスタ「うん……」


クリスタ「巨人のせいで…沢山の仲間が死んでしまったので……」

クリスタ「とても…好きにはなれない……です」 ウルッ...

シーーーーーン

クリスタ「死ぬのが自分だったらよかったのに……って…何度も思いました」ウルウル

ユミル「さすが、私のクリスタは優しいな」

ユミル「なぁ、明日の壁外調査が終わったら結婚してくれ」

ユミル「お前を決して死なせたりはしない…私が守る」

クリスタ「ユミル……」

ナナバ「ユミル、プロポーズは終わってからにしてね」

*


ナナバ「続いて、ラスト3つ目のテーマは…っと」

ナナバ「…うん、なんか前2つは同じような感じだったし、気分転換にじっくり話してもらおうかな」

ナナバ「 “ 恋 愛 ” について。」

\オオオーッ/

クリスタ「れっれれ恋愛っ!!?///」カアアア


アルミン(天使…)

ライナー(結婚しよ…)


ナナバ「えーと、エレンとクリスタは恋人がいるんだったね」

ミカサ・ユミル「はい、そうです」キリッ

エレン・クリスタ「えっ、違…」


ナナバ「ハンジは今いるの?」

ハンジ「え~恋人かぁ~」

ハンジ「そういうのからは随分とご無沙汰だなぁ~」

ナナバ「そうなんだ」

ハンジ「まーそりゃ私だって、10代の頃は甘酸っぱい経験もしたよ?」


ラシャド「えっ分隊長が……?」

ケイジ「想像できねぇな……」

リヴァイ「……」

\ザワザワ/


ハンジ「けど最近はなぁ……」


ハンジ「あっ、でも全然ときめいてないわけじゃないよ!?」

ハンジ「今は…そう!巨人が恋人だね!!」

ハンジ「まぁ…ソニーとビーンは死んじゃったんだけど……ううっ……」グスグス

ナナバ(また始まった……)

ナナバ「え、えーと……エレンはいつからミカサと付き合ってるの?」

エレン「はっ?いえ、だからミカサとはそういうんじゃな…

<ブッブーーーー!!(ボタン音)

ミカサ「はい、エレンは嘘をついています」

エレン「おい、ミカサ!お前が嘘つくんじゃねぇよ」


ミカサ「エレンとは、兵に志願する前から一緒に暮らしていて、お風呂やベッドを共にしていた仲です」

エレン「いやまぁ確かにそれはそうだけどよ…」

エレン「恋仲じゃねぇだろ家族だr

ミカサ「エレン、照れなくていい」

\ザワザワ.../

ジャン(くっそ、あいつ…ウラヤマシイ…!)ブチッ

ジャン「おい、ふざけんなよエレン!!お前、ミカサを巻き込んでんじゃねぇ!!!」ガタッ

エレン「は?何がだよジャン。意味わかんねぇよ」


オルオ「おい…なんだよこれ……ふざけんなよ……ほんと、なにこれ………」ブツブツ

ペトラ「ぷwwwエレンのがオルオより大人だったねwwww」

レスくださった方ありがとうございます!
今日も中途半端ですがここまでにします
明日には終わります

短編か
おつおつ

>>40
ありがとうございます!
いつも長く書いているつもりなのですが、100いかないまま終わってしまうのが悩みどころですw




ナナバ「クリスタは、いつからユミルと付き合ってるの?」

クリスタ「えっ、いえ…私とユミルはそんなんじゃ…

<ブッブーーーー!!(ボタン音)

ユミル「クリスタ嘘ついてまーす」

ナナバ(なんかさっきから嘘判定員が機能していない気が…)

クリスタ「ちょっとユミル!私たちそんなんじゃないでしょ!」

\ブーブー!/

\ソウダソウダー!/

\ユミルヒッコンデロー!/

\イツモヒトリジメシヤガッテー!/

ユミル「はぁ?何だお前ら、文句あんのか?」


ユミル「お前らじゃあ、こいつのこと守れねぇだろ」

\ウッ.../

\ソンナコトハ.../

ユミル「何だ?違うのか?」

ユミル「あのなぁ、こいつに想いを寄せるのは勝手だが…」

ユミル「でかい口叩くのは、私に勝てるようになってからにしてもらおうか」

\ウウ.../

\タシカニカテネェ.../

ライナー「――いや、」

ライナー「俺ならお前に勝てるぞ」


\オオッ!/

\ライナー!/

\ソウダ、ライナーナラユミルニカテル!/

ライナー「だから、俺たちの女神…もといクリスタを、お前だけが独占していいってことはない」

ユミル「はぁ?ホモは引っ込んでろ」

コニー「え?ライナーってホモなのか?」

クリスタ「ちょっとユミル、そんなこと言っちゃ…」

ユミル「なんだクリスタ…」

ユミル「クリスタは…私のこと嫌いなのか…?」

クリスタ「えっ!?」

ユミル「迷惑か……?」ウルウル


クリスタ「迷惑なんて……っそんなわけないじゃない!!」

クリスタ「ユミルのこと好きだよ!大好きだよ…!!」

クリスタ「…私が言いたかったのは…っ」

クリスタ「私だって……守られてるだけなんて嫌…!」

クリスタ「私だって……ユミルのこと守りたいの…!」

クリスタ「私はいつでも……あなたの味方だから……っ!!」

ユミル「クリスタ……!!」ギュッ...

クリスタ「ユミル……!!」ギュッ...

ナナバ(なんだこれマジで………)

ナナバ「あ、あぁ…えーと…ハンジ?」

ハンジ「ん?なに~?」


ナナバ「ハンジは、好みのタイプとかあるのかな?」

ハンジ「う~ん、好みのタイプかぁ~…」

ハンジ「大きい人かな?」

ハンジ「まぁ、大きいっていうか…巨大な人っていうか」

ナナバ(また巨人かよ……)

ナナバ「あーっと!じゃ、じゃあさ……こういう所に弱い、とかある?」

ナナバ「これをされたら、コロッと落ちちゃう~みたいな」

ハンジ「コロッとねぇ……」

ハンジ「……あ!美味しそうに食べるところかな?」

ハンジ「やっぱり、あの大きい口で嬉しそうにパクッとされるとね」

<ブッブーーーー!!(ボタン音)


モブリット「分隊長、それ落ちるの意味が違います……」シクシク

ナナバ(もうやだこの役目……)

ナナバ「そ、そう……じゃあ…えーと……ハンジ自身の弱点とかってあるのかな?」

ハンジ「へ?弱点?」

ナナバ「うん、人間の男性限定でね!こうされたら弱い~みたいな!」

ハンジ「あははは!ナナバってば、新兵もいるっていうのにずいぶん際どい質問するね~」ニヤッ

ハンジ「うーん、そうだなぁ~…」

ハンジ「特には無いかなぁ?」

リヴァイ「嘘つくな、クソメガネ」

ハンジ「えっ」

\ザワ...!/


リヴァイ「太腿の内側だ」

ハンジ「っちょ…!!!!言うなよばか!!!!!!」

リヴァイ「本当のことだろう」

ハンジ「だ、だだだからって…こここんなところで言っていいことじゃないだろ!!///」カアアア

リヴァイ「嘘はつかねぇルールだろうが」

\ザワザワ.../


コニー「なぁ?なんでリヴァイ兵長がそんなこと知ってるんだ?」

アルミン「さぁ…人類最強だからじゃないかな………」トオイメ

コニー「そうか~人類最強ってやっぱりすごいんだな!」

サシャ「このケーキすっごく美味しいです…!」バクバク


オルオ「おい、ペトラどうし…

ペトラ「」 チーン




ギャアギャアワイワイ


ナナバ「あ、あの…エルヴィン団長…」

エルヴィン「ああ、まぁこのくらいでいいだろう」

エルヴィン「ミケ、今日は調子が悪いようだな」

ミケ「…あぁ、実は風邪気味なんだ。すまない」ズビッ

エルヴィン「いや、じゅうぶんだ。ナナバ、締めてくれ」

ナナバ(ミケのこと忘れてた……)

ナナバ「…了解です」



ナナバ「えーそれでは皆さん、これにて座談会はお開きにしたいと思います!」

\エッ、モウオワリ?/

\ナンダッタンダ.../

\ザワザワ/

ナナバ「団長、締めの挨拶をお願いします」

コホン

エルヴィン「――今日は突然集まってもらい混乱させたかと思うが、」

エルヴィン「各々きちんと話を聞いていたようで、非常に有意義な時間になったと思う」


ライナー(そうか…?)

ベルトルト・ジャン(どこが有意義…?)

コニー(有意義って何だ…?)

サシャ(もうパァン終わりですか…?)モグモグ

アルミン(全然聞いてない人たちいるけど…?)



エルヴィン「ハンジ」

ハンジ「はいはーい!」

エルヴィン「エレン」

エレン「はいっ!」

エルヴィン「クリスタ」

クリスタ「は、はいっ!」

エルヴィン「…………」

ハンジ・エレン・クリスタ「……?」



エルヴィン「この3名のような思想で行動をすると、無駄に命が危険に晒されることとなる」

ハンジ・エレン・クリスタ「んっ…?」

エルヴィン「明日から壁外調査だが、やむを得ない場合を除き、犠牲は最小限に抑えたい」

エルヴィン「各自今日の話を反芻し、気をつけるように」

エルヴィン「以上で、“ 生き急ぎ×死に急ぎ×死にたがり座談会 ” は終了とする!」

エルヴィン「それでは解散!」

\ハーーイ!/



ハンジ・エレン・クリスタ「えっ……?」




終わり。

以上です!
ハンジさんとクリスタの絡みはもっと後ですが、3人を喋らせたくてやってしまいました
ここまで読んでくださった方、お付き合いいただきありがとうございました

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