桂馬「おいハクアとっとと帰れ」 ハクア「やだ」(386)

エルシィ「神にぃさまひどいです」

桂馬「うっさい」

ハクア「帰らないから」

桂馬「じゃあ離れろ」

ハクア「もっとやだ」

かのん「そうだよね、帰ってもらわないと私達の同棲生活が――」

桂馬「お前も帰れ」

かのん「えー、ひどい。
    夜も更けたっていうのに、女の子、それもアイドルを一人で帰すだなんて優しくないよ、桂馬くん」

桂馬「タクシー呼べばいいだろ。さっさと帰ってくれ」

かのん「へぇー、そういうこと言うんだ?
    桂馬くんたちの騒動に巻き込まれて、お腹刺されて昏睡してた私にそういうこと言うんだ?」

桂馬「ぐっ……」

かのん「いたーいいたーい、刺されたお腹がジンジン痛むよ」

桂馬「ああ、もう、判った! 今日だけだからな!!」

月夜「桂馬、それよりも月の観察するのですね」

桂馬「なんでお前までいるんだよ! 家でおとなしくしてろって言ったろ!」

月夜「桂馬は私にあの家にいろというのですね?」

桂馬「そうだよ」

月夜「あの息苦しく美しくない家にいろというのですね?」

月夜「ルナから話はきいたのですね。桂馬は私を優しく扱ってくれると約束した、と」

桂馬「そんな約束はして……ないよな?」

月夜「私がこのまま家に帰って一人寂しく過ごすと、愛の力が無くなるのですね」

月夜「桂馬はそれでもいいと?」

桂馬「判った、判ったよ! 一緒に月を観察すればいいんだろ!!」

月夜「前みたいに、だ……だっこでお願いするのですね」

結「やあ、モテモテだね、桂馬君」

桂馬「お前がいるとバグが発生しやすくなる。さっさと帰ってくれ」

結「その怒った顔も素敵だよ」

桂馬「ダメだコイツ」

結「でも、この前のお姫様姿の桂馬君が一番素敵だったよ!」

結「できればもう一度拝みたいな!」

結「もちろんドレスは用意してあるよ!」

結「さぁ、桂馬君、着替えて欲し――」

結「ってあれ、桂馬君は?」

LC「月夜さんと一緒に上に行きましたけど」

結「うーん、つれないなぁ、桂馬君」

結「でも、そこがまた良い、のかな?」

>>1みたいのが見たいのだが
>>1は書かないのか?

ディアナ「で、そこでなにをなさっているんです?」

桂馬「天体観測、だ」

>>21
ゴメン
自重する

桂馬「帰れ」

ハクア「…やだ」

桂馬「帰れ!」

ハクア「…帰んない」

桂馬「~~~っ!帰れ!僕は忙しいんだ!」

ハクア「…兄さん…」ボソッ

桂馬「…」

桂馬「…は?」

ハクア「私、妹になる…ほら…家族は一緒に住むもんでしょ…?」

桂馬「はぁ!?」


的な

ギシギシアンアン

桂馬「…ふぅ」

ハクア「今日なんか激しかったね、あんなに声出たらLCにバレちゃうかと思った」

桂馬「…」

ハクア「それに中に出しちゃうんだもん、びっくりしちゃった。あ、別に嫌だったわけじゃないんだけどね
    アンタとの子供だったら、私は…。ねぇ悪魔と人間の子供ってどうなるんだろうね。やっぱり犬夜叉みたいn 桂馬「早く帰れよ」


って感じかと思った

ハクア「ねー、どっか遊びにいかない?」

桂馬「いかない」(カチャカチャ

ハクア「・・・」

桂馬「さっさと帰れよ、僕はゲームに忙しい」(カチャカチャ

ハクア「・・・なによ!もう少し私に構ってくれてもいいじゃない!!」

桂馬「なんで僕がリアルの相手をしなくちゃいけないんだ」

ハクア「うぅ・・・なんでこんなやつ・・・・・・」

桂馬「言いたいことがあるならはっきり言えよ、そんでとっとと帰れ」

ハクア「くぅっ・・・いいわ、この際だから言ってあげる。アンタ、エルシィのこと好きでしょ!」

桂馬 「」(ボトッ

ハクア「・・・えっ?」

桂馬 「はっ?///」


こんなの話も読んでみたいな


ハクア(桂木が落としたPFP拾わないなんて・・・)

桂馬 「そもそもエルシィはバグ魔だぞバグ魔。まったく・・・おかしなこと言うんじゃない」

ハクア(ははっ、そうなんだ・・・そうだったんだ・・・)

ハクア 「ねぇ、・・・桂木?」

桂馬 「・・・なんだよ」

ハクア 「今までずっと迷ってたけど、やっぱり言わせてもらうよ」


ハクア 「私、―――あなたのこと、好きなの」

桂馬 「・・・えっ?」

ハクア 「これまではずっとエルシィに遠慮してて言えなかったけど・・・なんかね、言いたくなっちゃった」

ハクア 「そのね・・・ほんと、ちょっかいばかりかけてゴメンね」

桂馬 (なんだこの唐突に降ってきたギャルゲー展開)

ハクア 「ほんとに・・・ごめん。 私、帰るよ」(テクテク

桂馬 (追いかけるべきか、見送るべきか・・・なに考えてるんだろな僕、クソゲーなのに・・・さ)

けっこう書くのって大変だわ


エルシィ 「にーさま! ただいま帰りましたー! ・・・ん?ハクアーっ! 来てくれてたんだね、嬉しいよー!」(ギュッ

ハクア 「あっ、エルシィ・・・」

エルシィ 「むふふー、今日はなんにも予定ないし3人で出かけない? にーさまも行きますよね!」

桂馬 「・・・僕は行かないよ」

エルシィ 「えーっ? にーさま、家でゴロゴロゲームばかりしてると体に悪いです。 ほら!行きましょうよー!」(グイグイ

桂馬 「離せーーー! 休日は家でゲームするって決まってるだろーー!」

ハクア (桂木、なんだかんだ言って楽しそうだな・・・私の時はそんな顔しなかったくせに)

桂馬 (今三人で出かけるとか気まずすぎるだろ! ふざけんな、ここは断固阻止だ!)

エルシィ 「さぁさぁ出かけましょう! 目指せ! ディゼニーシー!!」

桂馬 (またかよ~~~!?)


そろそろ今日のレポート書くわ・・・
6時くらいまで残ってたら続き書くよ、初めて書いてるから出来は期待せんでくれ

ディアナ「天体観測ですか……へぇ、天体観測?」

桂馬「なんだよ」

ディアナ「天体観測というものは、女の子を抱き上げてやるものでしたっけ?」

桂馬「うるさいな。いいだろ別に」

月夜「……」

ディアナ「判っているのですか、あなたは天理の許婚なのですよ」

ディアナ「それなのに他の女とイチャイチャイチャイチャと」

桂馬「勝手に許婚にするんじゃない。というか、窓から入ってくるな!」

ウルカヌス「ほぅ? なかなか面白いことをいう」

ディアナ「姉様……」

桂馬「また出てきた……」

ウルカヌス「そもそも我らはなんだ?」

ディアナ「それは……女神、ですが」

ウルカヌス「そう、力をなくした役立たずの女神よ」

ウルカヌス「そして力を取り戻すには愛が必要」

ウルカヌス「その愛の力を独り占めしようだなど……」

ディアナ「わ、私はそんなつもりは!」

ウルカヌス「ではどんなつもりと?」

ディアナ「天理は桂木さんをずっと見ていたのですよ!それなのに桂木さんはあっちこっちへフラフ――」

ウルカヌス「ほほぅ?」

ディアナ「な、なんですかその顔は」

ウルカヌス「お主、体の持ち主の為とかいいつつ、実はお前自身が惚れ――」

ディアナ「そっ、そんなわけありません!!」

ウルカヌス「必死に否定するところがまた怪しいの」

ディアナ「違います、違いますから!!」

ディアナ「桂木さんも姉様のいうことを本気にしては駄目ですからね!」

ディアナ「あなたは天理と一緒になるのが一番なんで――」

ディアナ「っと……あれ、桂木さんは?」

ウルカヌス「いつの間にかいなくなったようじゃな」

LC「――ということが昨夜あったんですよ」

歩美「へー」

ちひろ「ほー」

ちひろ「桂木ー、またアレやってよー」

桂木「アレというのが何だかわからんが、とりあえず嫌だ」

ちひろ「勉強会よ、勉強会」

桂木「無理だ。嫌だ。また何人も教える時間なんて僕にはない」

ちひろ「えー」

ちひろ「………じゃあ、私一人だけならいいんでしょ?」

桂木「む………」

――――
―――
――

桂木「という訳で、僕は今からちひろの家に行ってくる」

エルシィ「はぁ、大変ですねぇ、にーさまは」

桂木「お前の成績程じゃない」

エルシィ「ひどい!」

ハクア「まさか、保健体育の勉強会なんてする気じゃないでしょうね?」

桂木「アホか。誰が現実なんぞでそんな事をするか」

ハクア「………ま、いいけど」

桂木「バカバカしい。僕はもう行くからな」

―――
――


桂木「来たぞー」

ちひろ「う、うん!いらっしゃいませ!」

桂木「………」

ちひろ「あ、あははは…」

桂木「……上がるぞ」

ちひろ「……ん」

***

ちひろ「言っておくけど、変な事はしないでよね」

桂木「するか!さっさと教材出せ、始めるぞ」

ちひろ「へーい」

ちひろ「桂木ー、答えが合わないんだけどー?」

桂木「お前の式がおかしいんだ。ここの計算の順番」

ちひろ「ちょ、近いって…」

桂木「何か不都合があるのか?」

ちひろ「え?いや、それは…」

ちひろ「わ、私が桂木なんか意識してる訳ないじゃん!バッカだなー!」

桂木「なら問題ないだろう。ほら、そこも違って―――」

ちひろ「ひゃっ!」

桂木「………」

ちひろ「あ……ゴメン」

http://i.imgur.com/Nh0ta.jpg

ちひろが一番可愛いに決まってるだろー!

夜まで残ってたら続き書くけど、需要ないか

保守

ちひろ「おやつターイム!」

桂木「おい、まだ3時だ」

ちひろ「いーじゃんいーじゃん。脳に糖分送らなきゃねー」

桂木「糖分を必要とする程勉強してないじゃないか。後だ、後」

ちひろ「なによ、ここは私の家よ?」

桂木「教えているのは僕だ。教師の言う事は聞け!」

ちひろ「あんたに言われたくないー!」

>>37 >>41 >>43
続き

in デゼニーシー

エルシィ 「到着しましたー!」

桂馬 (どうしてこうなった)

ハクア (はぁ、なんでついてきちゃったんだろう。あのまま帰ればよかったのに……)

エルシィ 「もー二人とも暗いですよ! せっかくのお休みなんです、パーっとコーヒーカップでも回しましょうよ!」

ハクア 「(……コーヒーカップ)そうね、せっかく来たんだもん。楽しみましょうか」

桂馬 「僕は観覧車でゲームしてく……!? ガシッ「ほら! にーさま行きますよ!」うわあああ離せぇええええ!!」

桂馬 「ぜーはーぜーはーぜーはーぜーはー(エ、エルシィのやつッッ、思いっきり回しやがってっ!)」

エルシィ「ごめんなさいっ! あっ、あのっ! なにか飲み物でも買ってきますっっ!!」ピューッ


ハクア 「―――ちょっと、桂木大丈夫?」

桂馬 「んっ?……なんだ、いたのかハクア」

ハクア 「いたのかって……そりゃいるわよバカ」

桂馬 「そうか……」

ハクア 「……」

桂馬 (なにを言えばいいのかわからん)

ハクア 「……ねぇ、今日言ったことは忘れて」

桂馬 「……なんでだ?」

ハクア 「なんでって……なんでもよ」

桂馬 「……お前に聞きたいんだが、なんで僕なんか好きなんだよ、趣味悪いぞ」

ハクア 「――趣味が悪いのなんて知ってるわよ、今でも後悔してるわ」

桂馬 「僕はゲームにしか興味がない、だから「エルシィはどうなの?」……あれがどうかしたのか」

ハクア 「アンタ、エルシィに抱きつかれたとき顔赤くなってるわよ」

桂馬 「あれは怒ってるからだ! 僕はリアル女なんか興味はない!」

ハクア 「ッッ、じゃあ! あ、あたしに抱きつかれても顔赤くならないっていうの!?///」

桂馬 「とっ、当然だ。 僕はリアルには流されない。 ゲーム世界の住人だからな」

ハクア 「―――なら、試してあげるわ」

ギュッ

桂馬 「!? ///」

ハクア(うわああああああっ、だっ、だっ、抱きついちゃった ///)

ハクア 「あっ、あれぇ~? か、顔赤くなってるわよ? ……照れてくれてるの?」

桂馬 「なっ、なにを言いがかりつけてるんだ! 僕は赤くなってない!」

ハクア 「嘘。 だって……こんなにほっぺ……あったかいよ」ピトッ

桂馬 「!?!?!? ///」

ハクア (桂馬の心臓の鼓動が聞こえる――こんなに顔が――近い)

ハクア 「ねぇ……エルシィのこと好き?」

桂馬 「ぼ、僕がエルシィみたいなリアル女に恋愛感情なんて持つわけがないだろ!」

ハクア (ダメ――もう、我慢できないよ――)

ハクア 「私のことは…………好き?」

桂馬 「だから何度も言ってるだろ! 僕は、(ピトッ)――ッッ!?」

ハクア (あったかい――)

ハクア (私―――キスしちゃってる) 

……タッタッタッタッ

ハクア 「!? はっ、離れて!?」ドンッ

桂馬 「うわっ!」

エルシィ 「あ~~! やっと見つけた~~~!! おお~~い、ハクア~~にーさま~~!」ブンブン

ハクア 「(あ、危なかった)おかえりエルシィ」ヒラヒラ

エルシィ 「ふぅ、デゼニーシーすごい人が一杯でジュース買うの大変でした。 あれ? にーさまなんで倒れてるんですか」

桂馬 「……知るか」


お腹すいた
飯買ってくる

桂馬とルルーシュって似てる希ガス

桂馬「おいとっとと帰れ」

ハクア「…帰る場所がない、全焼したのよ」

桂馬「何…だと…?」

エルシィ 「う~~~~~んっ! 今日は沢山遊べましたね、にーさま。 またみんなで来ましょうね!」

桂馬 「もう二度と行くもんか」

エルシィ 「またそんなこといって~~、にーさま冷たーい! ハクアは楽しかったよね!?」

ハクア 「うっ、うん。 楽しかったよ///」

エルシィ 「? そっか、なら良かったぁー」

ハクア (エルシィには悪いことしちゃったかな)

エルシィ 「それじゃあ、私とにーさまはこっちの道だから「待て」……?」

桂馬 「ハクア、少し……話がある」

in 公園

ハクア 「で? 話ってなに?」

桂馬 「とぼけるな、わかってるだろ。 ……今日の、キスのことだよ」

ハクア 「/// っ、まさかアンタからその話題を切り出すとは思わなかったわ。 …で、なによ」

桂馬 「僕は落とし神だ。
    リアルなんて所詮かりそめの世界、僕はその世界でこれまで生きてきたし、これからも生きていく」

ハクア 「……そう」

桂馬 「だからこれ以上僕に踏み込んでくるな、お前とは住んでる『世界』が違うんだ」

     _          . --=-―‐- 、 ,
    /´   `ヽ     /  ,    ,.      <      /
    /        l   v' / /  / 小 |  、 V/      そ   |
   ′  そ   l `V. / 〃 i !' /レ'厶 ! ヽ   ヽ    l   う    |
  丨   う     ! /リ〃 /レ1ルi .//__,.」、ト  丶 N   |   は     |
   |    は   | '/ / ! --_‐j厶 ー`゛’ハへ r'´v |    l    さ    |
   |   さ     | {ハ.  r.'´ゞ'丨 `¨¨´〃, ,  }り川  ノ    せ   l
   |   せ    |   N `'ー〃ヽ     u   !ノ_ム  ̄!    ん    !
  |   ん   丶    M〉.゙ u  ,. -、   ' /リ(  ノ_ |
    !   ぞ    「  {´⌒}ヘ   ー‐′   イル(´   )        /
   |   °  |  (__  ^)Wへ、     /' |´ ゝ-‐ ´  \    /
    !        j. -―‘<  ヽ}  ー  / l     . -―‐-、ー ´
    ヽ     /ノ       `  ‐- ._   ″ </
       `ー -i              `   ー ´         i   V
            |                          l|     ,
            |      /,          |          l !    ′ ,
       ー--l      〃           l             |lli     ∨
       ̄_コ       l′   (⌒)     | !      r つ  ト.l      v'/
         .|        !                       いj  -‐ ¬ ゝ‐- --、
           |     |.          i           ゝ/ . -ァ
          l      | |ヘ         ,! .__     // /' / , 7  , -,
        __j       l   l 、       ´    ̄  / /フ/ , ´ / /  / ′ .イ
          ー!     | ヘ |l              7  ゝ'´ 〃 /.  ;′/  ノ /


ハクア 「――そんなことないよ」

桂馬 「……なんだって?」

ハクア 「アンタは……桂馬は私とおんなじ世界で生きてるよ」

桂馬 「それはちがう」

ハクア 「だって触れ合えるじゃない! 分かり合えるじゃない!」

桂馬 「僕は心を開かない」

ハクア 「だったら!、……だったらアタシが桂馬を変える! アタシが……桂馬を攻略するから!」

桂馬 「無理だよ」

ハクア 「無理じゃない!」

桂馬 「無理だって」

ハクア 「やってみなくちゃわからない!」

桂馬 「僕は、自分の信念は曲げない」

ハクア 「す、好きなのよぉ……」

桂馬 「ハクア、お前のことは嫌いじゃない」

桂馬 「でも僕の一番は―――ゲームなんだ」

……俺はどこへ向かってるんだ、投げ出したい

ハクア 「……桂馬は言ったよね、『僕に踏み込んでくるな』って」

桂馬 「……ああ」

ハクア 「それってさ、ちゃんと私が『桂馬の世界』に踏み込めてるってことだよね」

桂馬 「……揚げ足をとるな」

ハクア 「ねぇ、桂馬……今日、あたしやエルシィと一緒にいて、楽しくなかった?」

桂馬 「ああ」

ハクア 「桂馬……もう一回、キスして。 今度は―――あなたから」

桂馬 「なっ、なんでそうなるっ! ///」

ハクア 「アタシって…そんなに魅力ない? ゲームの女の子には勝てないの?」

桂馬 「勝ち負けの問題じゃない、僕のアイデンティティの問題だ」

ハクア 「私を好きになっても桂馬は、桂馬だよ」ギュッ

桂馬 「―――やめろよ、僕を殺す気かっ ///」

ハクア 「アンタなんて、大嫌い。 死んじゃいなさい♪」

桂馬 「やめろやめろやめろやめろーーー ///」

チュッ

後日談

エルシィ 「あっ、ハクアー! いらっしゃーい!」

ハクア 「ええ、お邪魔するわ」

桂馬 「おいハクアとっとと帰れ」

ハクア 「やだ♪」

エルシィ 「? どうしたのハクア? なにか良いことでもあったの?」

ハクア 「んー? ちょっとねー///」

桂馬 「おいハクアとっとと帰れ」

ハクア 「そーんなこと言って、また会えて嬉しいくせにっ」ギュッ

エルシィ 「!?」

桂馬 「やめろ! はーなーれーろー! ///」

ハクア 「照れなくていいわよー桂馬ー♪」

エルシィ 「こっ、こっ、こっ、こっ、これはいったいどっ、どーゆうことですかにーさま!?」

桂馬 「ちくしょー! リアルなんてクソゲーだ――――!!」

おしまい

>>117
言わなくても分かるな?

勢いだけで描いたのでけっこう無茶苦茶だと思う
二度と書くもんか
読んでくれた人ありがとう、ハクア愛してる

乙‼とでも言うと思ったか
早く続きを書く作業をするんだ

>>121
お前書けよ!

誰かスミレでSS書いていただけませんかお願いします


さあ早く続きを書くんだ

>>119
一枚目は「神も知らないセカイ」
二枚目は「軟弱指南」
だな

神のみ
の良SS教えてエロい人

>>130
まずはggr
そんで物足りなかったら自分で作る、これお約束

歩美「というかさ……」

ちひろ「桂木って実はモテんの!?」

LC「モテるかどうかは知りませんが、兄様は女性の憧れなんですよ!」

歩美「あー、そういえばエリーが転校してきたときそんな話があったような」

ちひろ「それにしても、結にA組の九条、かのんちゃんにディなんとかとかいう外人さん複数……」

ちひろ「どんだけリア充っていうのよ」

京「そういえば、3年の春日先輩が来たこともあったよね」

ちひろ「くそー、リア充死ね!」

歩美「……」

LC「歩美さん、どうしました?」

歩美「え?うん? いや、なんでもないんだけどね」

京「?」

歩美「あのさ――」

ちひろ「――というわけで来てみた」

桂馬「帰れよ」

ちひろ「いや、エリーから面白そうな話を聞いてさ!」

ちひろ「これは是非とも邪魔し――様子を見に来なきゃというわけで」

桂馬「まあいい、ボクはゲームに忙しい。気が済んだら早々に帰ってくれ」

ちひろ「じゃ、お言葉に甘えて」

ちひろ「で、でさ、その噂の面子はどこにいるわけ?」

桂馬「知らん。つーか、興味ない。だから帰れ」

ちひろ「そ、そっかー。出かけていたりするのかね」

ちひろ「って、もしかして二人きり!?」

桂馬「母さんもLCもいないから、そうなんじゃないか。っていうか帰れ」

ちひろ「あははー、そ、そっかー、二人きりかー」

ちひろ「……」

桂馬「……」

ちひろ「……あ、あのさ?」

桂馬「……」

ちひろ「……」

桂馬「……」

ちひろ「あ、いやなんでもない……」

桂馬「……」

ちひろ「……」

桂馬「……」

栞「……」

ちひろ「……」

桂馬「……」

ちひろ「……」

ちひろ「……ん?」

ちひろ「あ、あれ? いま誰かいたような?」

桂馬「気のせいじゃないか?」

ちひろ「……そ、そうだよね? ははは」

桂馬「……」

ちひろ「あれ、どっか行くの?」

桂馬「ちょっとな。っていうか、帰れ」

……しまった、壮大なネタバレになることに今気がついた

仕方ないからすっ飛ばしてなかったことにしよう

――

楠「おい、桂木! いるなら出て来い!!」

桂馬「主将、いきなり押しかけてきて何の用事です?」

楠「いや、その、アレだ」

楠「貴様が家に女を何人も連れ込んで不埒な真似をしていると聞いてな」

楠「そんな軟弱な根性は叩きなおしてやろうと思ったわけだ」

楠「け、決して他意はないぞ」

楠「姉上が去ったとはいえ、お前も春日流だった者。後始末は私がキチンと付ける」

楠「さあ、洗いざらい吐いてもらおう! 覚悟しろ桂――」

楠「って、コラ! 無言で扉を閉めるんじゃない!!」

楠「開けろ!!」

桂馬「まったく、昨日からいったい何だというんだ」

桂馬「ハクアにかのんに月夜にディアナ、挙句ちひろに楠まで」

桂馬「ゲームをやる時間が邪魔されてばかりじゃないか」

桂馬「まったくこれだからリアルは……!」

ほしゅ

名前忘れたとか屋上もんだわ、漫画買えよ
http://up3.viploader.net/anime/src/vlanime050923.jpg

8巻と9巻

俺 「ふぁぁ~~あ。 よく寝た」

エルシィ 「あっ、にーさまおはようございます! ご飯できてますよ」

俺 「そうかそうか、今日はいったいどんなゲテモノ料理つくったんだ?」

エルシィ 「うう~~~、ゲテモノじゃないですよ~~~」ポカポカ

俺 「痛い痛い、ごめんよ」

エルシィ 「にーさま意地悪です~~!」


ここまで妄想してみた

俺は昨日書いて燃え尽きた
神のみスレ伸びてるから人いるだろ、みんながんばれ

桂馬「いいから帰れって」

ハクア「やだ、絶対帰らない」

桂馬「……分かった、じゃあ僕が出て行く」

ハクア「ちょ、なんであんたが出ていっちゃうのよ!」

的な

>>63が、
誰がどう言おうとあのメガネ狩りの女神はいらない子
に読めちまった
おうふ…

桂馬「どうしてそんなに帰りたがらないんだ」

ハクア「……バディが……あたしのバディが、なんか勝手に昇進しちゃって、北海道の支店長に任命されちゃったのよ!」

桂馬「販売員から支店長…凄い出世じゃないか。お前、あの人のこと好きなんだろ? だったら素直に祝ってやったらどうだ」

ハクア「そりゃ、昇進したことじたいはおめでたいけど……私、あの地区の地区長なのよ!? 北海道なんて行けるわけないじゃない!」

桂馬「じゃあ、あの人に昇進を蹴ってもらうのか?」

ハクア「それは……ヤだ」

桂馬「相変わらずワガママな奴だな。だったら担当を北海道の地区に換えてもらえ。新しい地区長なんてどうにでも見つかるだろ」

ハクア「──、」

桂馬「僕はさっさと風呂に入って眠りたいんだ。これ以上モタモタしてたら叩き出すぞ」

ハクア「……アンタ、なに言ってるかわかってんの? 私に逢えなくなってもいいってゆーわけ!?」

桂馬「困らないな。死神の情報は精度が低いし役に立たん」

ハクア「…最っ、低!!」

 あ。やっぱこのスレタイじゃ無理でした

死神じゃなくて悪魔です
確かに鎌持っててそれっぽいけど

>>185
 頭では理解してたのに「悪魔」って単語を忘れてたポンコツ脳


エルシィが伊藤誠と契約する話でも妄想するけ

俺 「なぁハクア」

ハクア 「んー? なに?」トントン

俺 「いつもゴハン作ってくれてありがとな」

ハクア 「っ、/// っきゅ、急にどうしたのよ」

俺 「なんかさ…料理作ってる姿見てたら俺恵まれてるなって思ってさ」

ハクア 「バカなこと言ってないでアンタも手伝いなさい」

俺 「あいあい」

ハクア 「……別に、大したことじゃないから///」


こんな日常を妄想してみた

桂馬「おいハクアとっとと帰れ」

ハクア「やだ」

桂馬「いいから帰れ、そうしないと僕の命が危ない気がする…」

攻略済みヒロイン達(誰よ、あの女…)



的なのをお願いします

いいからさっさとかけや

>>194
お前が言うのかお前が

桂馬「なんでみんな僕の家に集まって来るんだ」

ハクア「地獄でシステムエラーが発生したのよ。それで記憶が一時的にもどってるの」

桂馬「いつになったら正常になる?」

ハクア「知らないわよ、1日ぐらいじゃない?」

攻略済みヒロイン達(なんでそんなに親しそうなのよ!)ギリギリ




的なのを誰かお願いします

個人的な意見だが、アニメ版は劣化してると思う

桂馬にキスされた天理の表情がマヂヤヴァイ

可愛さ的ないみで。

>>182

桂馬「だって、おまえが居座るとなんか邪魔だし」

ハクア「だからって、アンタが出てくことないでよーが!」

エルシー(神さまとハクアが喧嘩してる…ここはわたしが二人の仲を)

的な

>>218
よし、早く続きを書くんだ

>>204
月夜が女神入ってて
放置されてるのをずっと耐えてたって話しはグッときたなw

>>218

ハクア「じゃあいいわよ、もうわたしが出ていくから」

桂馬「いややっぱり僕が出ていく」

エルシー(二人は今、どちらが家を出ていくかでもめています。だったらここは…)

エルシー「だったら2人の間を取って、わたしが出ていきます!」

ハクア「あ、どうぞどうぞ」

桂馬「好きにしろ」

エルシー「」

支援

>>221

エルシー「そ、そんな…」

ハクア「(あっし、しまった、つい…!)ち、違うのエルシー、いまのは…!」

エルシー「神様とハクアの、馬鹿ー!もう知りません」ぴゅー

ハクア「ああっ待ってエルシー、待っててばー!」

保守

桂木「いいから帰れって、僕はこれからギャルゲーの時間なんだ。リアルの相手をしている暇はない!」

ハクア「そう、なら私もやるわ」

桂木「‥‥?何をだ?」

ハクア「ギャルゲーに決まってるじゃない。この対戦アクションギャルゲーであんたに勝負を挑むわっ!」

桂木「‥‥‥ふふっ」

ハクア「? なによ、変な笑みなんか浮かべちゃって」

桂木「お前は何も分かっていないようだな、僕が落とし神と呼ばれている由縁を」

ハクア「知らないわよそんなの!たかがゲームの一つや二つ、悪魔学校を主席で卒業した私にはわけないわっ」

桂木「よかろう、その勝負受けてやる!ただし、負けた方は勝った方の言うことを何でも聞くという条件付きでだ!」

ハクア(何でも‥‥‥って何考えてんの私!)

桂木「どうした?お前から言い出してきた勝負、受けるのか?受けないのか!」

ハクア(勝てばいいのよ!勝てば!何も考える必要なんてないわ!)

ハクア「当然受けるわよ!覚悟しなさい桂木!」

そして保守

ルート選択
・神にいさま勝利
・ハクア勝利

→神にいさま勝利
ハクア勝利

ハクア「‥っ、ま、負けた‥。この私が‥、人間如きに‥っ」

桂木「だから言っただろう、それに僕は人間じゃない。神、落とし神だぞ」

ハクア「今日は少し調子が悪かっただけよ!」

桂木「はいはいわかったわかった。さて、じゃあ罰ゲーム決めるか」

ハクア「‥‥‥っ、な、なしよ!なしなし!何でも聞くなんてそんなこと出来るわけg

桂木「悪魔学校主席って言ってもこの程度か、約束もろくに守れないんじゃあ駆け魂の1匹2匹取り逃がしても当然だな」

ハクア「言ってくれるわね‥!わかったわ、何でも聞いてやろうじゃないの!」

桂木「そうか、じゃあ‥‥>>240

ksk

一日ラブラブデート
もちろん手をつないで、だ!

ハクア「はぁ?!ラブラブデート‥手を繋いでって‥‥何考えてんのよ!」

桂木「仕方ないだろ安価は絶対だ、諦めろ。僕だって初SSでこんな‥‥」ボソッ

ハクア「‥‥?安価って何よ?SS?」

桂木「何もない、気にするな」

LC「にいさまー、メタっちゃだめですよー」

圧 倒 的 ち ひ ろ 成 分 が た り な い
oJrGWr0l0 帰ってくるんだ

ちひろはいらない

>>249
屋上

LC「で!」

デ ー ト 当 日

ハクア「ってなんで現地集合なのよー!ほんとあいつはギャルゲーばっかやってる癖に女心がわかってないわね」

ハクア(それにしても私が桂木とデ、デ、デートだなんて・・しかも手を繋いで・・)

桂木「おーい、ハクア。こっちだこっち」

ハクア「っ!お、遅いわね!何やってた・・の・・よ・・って、その手に持ってるのは何・・?」

>>249
正気かお前?

ちひろはアニメで救われたな
マンガの中じゃ全く輝けてないし

>>261
屋上

桂馬「おい、とっとと帰れ」

純「だめです、せっかくの家庭訪問なんだから」

桂馬「大体、なんでいきなり家庭訪問なんだ?」

純「それは真面目に授業を受けてもらうため」

桂馬「今でも十分真面目だし、成績も問題ない」

純「授業中にゲームをしてる生徒を真面目とは言えません」

桂馬「じゃあ、真面目に授業を受けなければならない理由は?」

純「それは…勉強してる内容が頭に入ってこないから…」

桂馬「じゃあ、その勉強してる内容がすでに頭に入っていたら?」

純「う…それは…」

桂馬「ということで問題ないな、それじゃあ…」

純「じ、じゃあなんで桂木君は授業中にゲームをするの?」

桂馬「そんなの…ゲームがやりたいからに決まってるだろ」

純「そんなに、そのゲームは魅力的なの?」

桂馬「少なくとも学校の授業よりは」

純「じゃあ、私も一緒にする!!」

 部室
月夜「桂馬ちゅー。」桂馬「ん。」チュッ
 屋上
月夜「桂馬ちゅー。」桂馬「ん。」チュッ
 校門
月夜「桂馬ちゅー。」桂馬「ん。」チュッ
 部屋
桂馬「ちゅーは?」月夜「あっ…だめなのんっ…ですね」

みたいなの

桂馬「・・・。」

栞「・・・。」

桂馬「・・・。」

栞「(また図書室でゲームやってる・・・)」

桂馬「・・・。」

栞「(他の人の迷惑にならなければいいけれど・・・。)」

エルシィ「しょーぼーしゃっ!しょーぼーしゃっ!」

桂馬「・・・。」

栞「だいたい学校にゲーム機を持ち込むこと自体が非常識だわ・・・。」

桂馬「・・・。」

栞「・・・。」

エルシィ「しょーぼーしゃっ!しょーぼーしゃっ!」

桂馬「うるさーーーーーい!そのうるさい口を今閉じてやる!」

栞「(えぇぇぇっ?)」

>>220
絶対に許さない
絶対にだ

桂馬「早く帰れよ」

ハクア「なんでよ?!そんなにエルシィと二人きりでいちゃいちゃしたいわけ」

桂馬「なっ!」

ハクア「やっぱりそうなのね…!ふん、冥界法務省は悪魔と人間の恋愛なんか認めてないわ、残念だったわね!」

ハクア(…なんて、自分の首絞めてるだけなのに)

桂馬「別に、エルシィのことなんて」

ハクア「バレバレよ、お前…。エルシィは気付いてないみたいだけど?」

桂馬「だから違う!」

ハクア「じゃあなんで、エルシィと一緒に居るときはあんな優しそうな顔すんのよ!バーカ!」

桂馬「エルシィは、その、家族みたいなもんだから!」

ハクア(私だって家族になりたいよ…)

ハクア「桂木のバカ!」

ハクア「私も妹になる!!」

桂馬「…はあ?!」

っていう三兄妹ものをだな

昼飯食ってから…

俺「私も妹になる!!」

桂馬「…はあ?!」

ノーラ「妹たちにも困ったものね」

桂馬「おい」

灯「兄上。キスするのじゃ。」

桂馬「いつまで居座る気だ?」

ハクア「な、なんのことよ?」

桂馬「とボケるな!バディが慰安旅行に行ってるから泊めて!とか押しかけてきやがって!もう2週間になるじゃねーか!とっとと帰れ!」

ハクア「…ヤダ」

桂馬「これ以上僕の邪魔をするな、今すぐ出ていけ!」

ハクア「だって…離れたくないの!」


こうか?

純「お、お姉ちゃんの言うことを聞きなさい」

桂馬「どうしてこうなった」

栞「・・・・・・おっおっおっおっおに・・・・・・おなにー様!」

桂馬「帰れ!」

>>284

エルシィ「にーさまどーしたんです?大声だして」ガチャ

ハクア「エルシィ――」

桂馬「おいエルシィ、こいつが、」

ハクア「私今日からお前の妹だから!」

エルシィ「えっ!?」

桂馬「おいっ!勝手に決めるな!!」

エルシィ「ハクアが、私の妹…」

ハクア「そ―――よ、エルシィおねーちゃん♪」

エルシィ「…うー、わーーーい!!私が、お姉ちゃん!!にーさまにーさま、私お姉ちゃんですよー!うー!!」

桂馬「受け入れるなーー!!」

ハクア「何よお兄ちゃん、往生際が悪いわよ」

エルシィ「えへへー、えへー、ハクア♪お姉ちゃんになーんでも言ってね!」


ハクア「うっ」

ハクア(無邪気な顔で…どーみてもエルシィの方が妹じゃない)

ハクア「う、うんっ!そーね、おねーちゃん」ズキズキ

桂馬「お前、雪枝さんはどうするんだよ」

ハクア「外泊するって伝えとくわ」

桂馬「バディーは一緒にいなきゃいけないんじゃなかったのか!?」

ハクア「四六時中一緒にいる必要なんて無いわよ」

桂馬「お前それで一回駆け魂逃がしてるんだろ!?」

ハクア「もうそんな失敗しないわよ。雪枝にもらくらくフォンもたせたし」

桂馬「お前携帯使えないだろ!」

ハクア「私もらくらくフォンなの!!」

エルシィ「早速楽しそうですー」

翌朝

エルシィ「~♪~♪」ジャージャー

ハクア「ふあ、おはよ。…エルシィもう起きてたの?早いわねー」

エルシィ「はい、にーさまのお弁当と、みんなの朝御飯つくってます」

麻里「おはよう~。あらエルちゃん、お掃除もしてくれたんだ。ありがとねー♪」

エルシィ「お母様おはようございます~」

ハクア「あ、あの、おはようございます」

麻里「エルちゃんのお友達なのよね?そうなのよね?…ほほほやだ私ったら。ごめんなさいねー。おほほほほ!!」

エルシィ(そうです、って言っといた方がいーですよ――)

ハクア(みたいね――…)

麻里「桂馬起こして来てくれるかしら~?」

ハクア「あ、はいっ!」

ハクア「ちょっとー、桂木ー!」コンコン

ハクア「起きなさいよ――」ドンドン

ハクア「…」

ハクア(お前が起きないのが悪いんだからね)ガチャ

ハクア「…桂木ー?」

桂馬「…」スースー

ハクア「…おもいっきり椅子で寝てるじゃない…」

ハクア「…黙ってれば、イイ線行ってんのに…」

ハクア「…」ジーッ

ハクア「け、けぃ…」

桂馬「んぅ?」パチ

ハクア「きゃあ!?」ドキーーーーーッ

桂馬「んぁ…?ハクアか…なんで勝手に入ってきてるんだよ」

ハクア「お、おま、お前が、お、お、お、起きないからよ!!朝御飯の時間よこの変態!!」バシッ

桂馬「いてて!!変態がどう関係あるんだよ!?くそ…自称妹なんだろ!もっと兄に敬意を払えよ!」

ハクア「な――なんで私がお前なんかに――」

桂馬「妹が妹であるための最低条件、BMW!!!お前は今のところ、ひとつも満たしてないぞ」

ハクア「び、びーえむだぶりゅー?」

桂馬「簡単に言えば血縁、思い出、兄を敬う心、だ!」

ハクア「エルシィだって血は繋がってないじゃない」

桂馬「あいつはバディーだから仕方なかったんだ。首がもげちゃ困るしな」

ハクア「ま、また――エルシィばっかり特別扱いして!!」

桂馬「そーいうんじゃないって言ってる!」

エルシィ「まだですかー?冷めちゃいますよー?」ヒョコ

ハクア「今いくっ!」ドカッ!

桂馬「いってぇ!!!」

エルシィ「朝御飯はー、七ヵ目と昨日の子のお味噌汁にー、ネハンウズラの玉子焼きー、お魚はお母様が焼いてくれましたー♪」

ハクア「相変わらず料理上手いわねー」

桂馬「はぁ…ひどい目にあった。朝から。はぁ」

ハクア「何よねちねちうるさいわよ」

桂馬「謝れよ!」

ハクア「悪かったわね、フン」

麻里「桂馬ー、ハクアちゃんはエルちゃんのお友達なんでしょ?もっとしゃんとしてよ~」

桂馬「なんでボクが…」

エルシィ「大丈夫ですよーお母様ー。にーさまとハクアは仲良しなんですよー」

麻里「そう?ならいーけどー…」

エルシィ「にーさま美味しいです?」

桂馬「…普通」

ハクア「玉子焼きも食べなさいよ。美味しいわよ。それに、味噌汁だって具が全部残ってるじゃない。お前どういう食べ方してるの?」

桂馬「無理なものは無理」

エルシィ「じゃー行ってきまーす」

麻里「行ってらっしゃい~。エルちゃん、桂馬のことよろしくね」

エルシィ「はいー!」

桂馬「…」ぴっぴこー

ハクア「…」

エルシィ「ハクアはどうする?」

ハクア「…学校でのんびりしとくわ。生徒じゃないから、私は」

エルシィ「じゃー、じゃー、お昼ごはん一緒に食べようよ~!」

ハクア「そーね!エルシィのお弁当楽しみにしてるわ!」

エルシィ「うん!お昼休みに屋上だからねー、って、にーさま待ってください~~!!」タタタ

桂馬「…」スタスタ

ハクア「あいつ~~、いっつも無愛想なんだから…」

ハクア(エルシィがかわいそうじゃないっ)

ハクア「…あ、あれ?」

授業中

桂馬「…」カチャカチャ

児玉「桂木ィー」

桂馬「…」

桂馬(ハクアの奴何を考えてるんだ? ったく…面倒ごとばっかり集まってくる!)

桂馬(ますますゲームの時間が減りそうだ…)

桂馬(しかも、なにを勘違いしてるか知らんが、ボクがエルシィといちゃ…あ、ありえない)

桂馬(あいつはバグ魔でポンコツで、妹で…いや、妹じゃないけど!…)

桂馬(名誉毀損だ!)

児玉「かぁつらぎぃーー!!返事くらいせんかぁ!!」

桂馬「はい?」

児玉「問題を解けぇ!英文を訳せ」

桂馬「『すべての終わりは次の舞台の始まりへと導く』」

児玉「ぐぅ…正解すりゃいーってもんじゃねーぞ!」

エルシィ「さすがにーさまです~」

つまり、女連中が付きまとわれて逃走するも、最後には歩美に捕まって終了ということだな

昼休み

桂馬「結局ほとんどゲームが進まなかった」

エルシィ「にーさま、お昼ごはん、ハクアも一緒に屋上で…」

桂馬「いらん!ボクは忙しい」スタスタ

エルシィ「に、にーさま!待っ…」

エルシィ「…にーさま…?」

歩美「なに、桂木のやつ――、いつにも増して態度悪いねー」

ちひろ「エリー、オタメガなんかのことでへこんじゃ駄目だぞー?」

エルシィ「あ、大丈夫ですー、いつものことなんで」

ちひろ「あ、そう…」

エルシィ「屋上で友達と約束があるので、失礼します~~!」

歩美「いってらっしゃーい」

京「私らもご飯しよっか」

ちひろ「お腹へったー!」

エルシィ「ハっクアー! ご飯しよー!どこー?」

ハクア「エルシィ~、こっちこっち」コイコイ

ハクア「午前中は学校見て回ってたのよ。あと、ちょっと家まで帰ったり」

エルシィ「そっかー、午後はどうする?」

ハクア「そーねー、お店に行って、手伝いでもしよっかな?」

エルシィ「わー、お母様喜ぶよーきっと!」

ハクア「そ、そーだといーわね。で、お弁当開けてよ~」

エルシィ「はいっ、っじゃじゃ――ん!」

ハクア「わー、美味しそう! …あいつは?」

エルシィ「にーさまはいそがしーって…多分、誰も使ってない教室でゲームしてると思うよ」モグモグ

ハクア「何それ!最低ね!!せっかくエルシィがご飯つくってくれてるっていうのに、朝だって残すし!!」モグモグ

エルシィ「にーさま地獄料理食べてくれないから~」モグモグ

ハクア「つくってもらっといてゼータクよ! 自分で作れ、あの変態!!」モグモグ

エルシィ「ハクアが食べて美味しいって言ってくれたら私は嬉しいからいーけどなー。 それににーさま栄養足りてないときはパンとか与えてるし…」モグモグ

ハクア(…飼育員か!?)ポロ

空き教室

桂馬「ここは静かでいいなー」ぴっぴこー

桂馬(…ハクアが妙な勘違いしてるからな…なるべくエルシィとは一緒にいない方がいーだろ)

桂馬(面倒くさい…いちいち移動する時間が勿体無い!)

桂馬(ボクはゲームが好きなんだ。他のものに気持ちを裂いてられるほど、暇じゃない。)

桂馬(女神騒動が終わったんだから…もう少しのんびりさせろよ、現実のくせに)

桂馬(雑念がひどい。どこまで読んだっけ…? 読み返すなんてボクらしくもない…)

桂馬(これだからリアルは…。一日が200時間あればいいのに)

桂馬(サイトの攻略も更新しないと…メールもずいぶん溜まってる…はぁ~、)



桂馬「――疲れた…」


ハクア「ごちそうさま。すっごく美味しかったわ!」

エルシィ「えへへー、ありがとう! お粗末さまでしたー。」

ハクア「じゃあ、私はお店に行ってくるわね。」

エルシィ「うん!ハクアならすぐ慣れるよ!頑張ってね」

ハクア「ありがと。あと、あの無神経変態男にちゃんと言っとくのよ。一発殴っといてもいーわ」

エルシィ「ええ?!私、そんなこと出来ないよー」

エルシィ「ハクアはいーなー。にーさまと、すごく仲良しで…」

ハクア「え?! そ、そんなことないわよ! お前の方がアイツと…」

エルシィ「だって、喧嘩するほど仲が良いって言うしー」

ハクア「アイツとはそんなんじゃないの!もう、お前、アイツがどんな顔でお前のこと…」

エルシィ「え?」

ハクア「ななな、なんでもないっ! じゃ、じゃーね!!」

エルシィ「…ハクア~?」



ハクア「…」

ハクア(何言ってんの?私…)

ハクア(エルシィが気付かなければ…ずーっとこのまま三人でいられるじゃない…)

ハクア(だけど…見てればわかるわ…)

ハクア(エルシィだって本当は…アイツの事…)

ハクア(でも、私だって…)

ハクア(私は…)

ハクア(アイツの事…好きだわ。けど、エルシィは大事な親友よ……)

ハクア「私は、どーしたいのよー…?」


始業

エルシィ「あ、にーさま!」

桂馬「…」

エルシィ「お昼ちゃんと食べましたか?」

桂馬「腹減ってない」

エルシィ「そう言っていつも倒れちゃうじゃないですかー」

桂馬「夕飯は食べるよ、お前が作ったんじゃなければ」

エルシィ「ううー、神にーさまの意地悪…」

桂馬「…エルシィ」

エルシィ「はい?」

桂馬「…お前、ハクアのことどー思う?」

エルシィ「え…?」

桂馬「なんで急に、妹なんて言い出したと思う」

エルシィ「へ? さ、さあ。 にーさまとハクアは仲良しだから、にーさまの方がわかるんじゃないですか?」

桂馬「判るわけないだろ。 第一、お前とハクアは親友だろ? お前らの方が仲いいじゃないか」

エルシィ「…うんと…そーですね、じゃあ、にーさまともっと一緒に居たかった!とか」

桂馬「…はぁ…それはない。もういい」

エルシィ「ええ~~!? そーですか!?そんなことないと思いますけど…にーさま~!?」

桂馬(アイツ、どーみても、エルシィのことが…)

桂馬「はぁ…勝手な思い込みでライバル扱いとか、何時代のギャルゲーだよ…」

エルシィ「??」

エルシィ「にーさま、なんの話です?」

桂馬「お前はいつも渦中の人物で、ボクはいつも迷惑を被っている、という絶望的な確認を行っただ、け、だ。」

エルシィ「カチュー…? 今夜はシチューですか?」

桂馬「もうなんでもいいよ…はぁ」

エルシィ「頑張って作りますね!」

桂馬「人間が食える物をつくってくれ」

麻里「まー、ハクアちゃんお手伝いしてくれるの?」

ハクア「居候させてもらってますから!」

麻里「ありがとねー♪ハクアちゃん可愛いから、お客さん増えるわー」

ハクア「そ、そんな…」

麻里「じゃあ、お水お願いするわね!」

ハクア「はいっ!」

ハクア(麻里さんはいい人ねー。この人からあんな無愛想で最低で変態の無神経男が生まれたなんて信じられないわ)

ハクア(あーあ、私なんであんな奴のこと好きになっちゃったのかなー)

ハクア(くやしーわね。もう!)

ハクア「いらっしゃいませ~」

客「新しいバイトの子?かわいいねー、この店はいつも花があっていいね」

麻里「エルちゃんのお友達なんです~」

ハクア「ハクアです、よろしくお願いします。お水どうぞ」

ごめんケーキ作ってるから一時間くらいまって

言い訳しとくと誰もよんでないと思たんだ…。

桂馬「邪魔なんだよ!さっさと出てけ!」ドガッ

ハクア「…痛っ。何すんのよいきなり」

桂馬「お前はボクのこと好きなんだろ?」

ハクア「好きだけど殴る必要ないじゃない!」

桂馬「へー、ハクアはボクのこと好きだったのか」

ハクア「ってうわあああ。今のなしっ!忘れろー!」ドカーン

桂馬「」

桂馬は死んでしまった。
BADEND

支援。

エルシィ「にーさま、にーさま」

桂馬「うるさいなー、なんだよ?」

エルシィ「今日はバンドの練習があるので…」

桂馬「先に帰るぞ」

エルシィ「はーい…」

桂馬「…? 引き止めないんだな」

エルシィ「えへ、べ、別にいーじゃないですか!気をつけて帰って下さいねっ」

桂馬「ああ…うん」

桂馬(なんだ、あいつ?)

あー
癖で下げてたけどどっちでも
あと携帯打ちにくいから遅いよ


エルシィ(…にーさま、きっとハクアのこと…)

エルシィ(にーさまが誰かのこと『どう思う』なんて、尋常じゃないです)

エルシィ(それに…ハクアも…)

エルシィ「にーさまぁ…私、いい妹ですか…?」

ちひろ「エリー? どした?」

エルシィ「なんでもないですー!今日も練習頑張りましょー!」

桂馬「…」ぴっぴこー

桂馬「エルシィ…なんか変だったな」

桂馬「…まあ、ボクがどうこうしても仕方ないか…」

ハクア「あ、おかえり。エルシィは?」

桂馬「バンドだと」

ハクア「待っててあげなかったわけ?」

桂馬「なんでボクが待たなきゃならん?」

ハクア「バディーでしょ?! お弁当だって食べないで…そのうち愛想尽かされるわよ、お前」

桂馬「別にいーよ。それに食えるもの作らない方が悪い」

ハクア「お前ねぇ…」

ハクア「ちょっとはエルシィの気持ちも考えてあげなさいよね」

桂馬「お前はエルシィのことずいぶん構うんだな」

ハクア「は?当たり前でしょ、友達なんだから」

桂馬「お前が面倒見てやればいいだろ?」

ハクア「ば…馬鹿じゃないの!!エルシィは…」

ハクア「ていうか、お前もっと素直になりなさいよ!!」

桂馬「そのままお前に返すよ」スタスタ

ハクア「どーいう意味よ!ちょっと待ちなさいよ」

桂馬「ボクは忙しい。今日はあまりゲームが捗ってない!次の新作が発売するまでに全部コンプしときたいんだ、邪魔するな」バタン

ハクア「こ…この、ゲームオタク!!」

歩美「ふい~、まだやるの?」

結「もういい時間だよ?あんまり遅くなったら、女の子じゃ危ないよ…」

京「結も女の子でしょー」

エルシィ「…も、もう一回だけ…駄目ですか?」

ちひろ「…駄目。もー今日はおしまいにしよっ。エリーがやる気なのはわかったけど…あんまり集中出来てないみたいだからねー」

エルシィ「そ、そんなことないです…よ?」

ちひろ「とにかく今日はお開きだよーん」

エルシィ「…、はい」

歩美「また明日弾きまくろうよ!ね?」

ちひろ(結ー、)

結(うん。送ってくよ、任せて!)

京「ほらほらエリー!片付けるよー」

エルシィ「あわー、片付けなら任せて下さいー!」

エルシィ(駄目だな、私…)

エルシィ(せっかく練習しても…身に入らなくて…)

エルシィ(皆さんに迷惑かけて…)

エルシィ(にーさま、こんなポンコツなんかより、優秀で美人なハクアと一緒に居た方が…似合ってる…)

エルシィ(ハクアはにーさまのこと好きなのかな…)

エルシィ(ハクアも…にーさまと居るときすごく楽しそうだもんね)

エルシィ(ハクアが嬉しいと…私も嬉しいよ)

エルシィ「やっぱり…」

結「エリーっ」

エルシィ「わ!!」

結「一緒に帰ろうよ。」

エルシィ「え?でも、方向が…」

結「か弱い女の子を、独りで帰らせられないよ」

エルシィ「ゆ、結さんも女の子ですよ?」

結「ボクはいーの!」

結「一緒に…帰ろうよ。独りじゃ、悪いことばかり考えちゃうよ」

エルシィ「わ、悪いことでは…ないですよ」

結「でも悲しそうな顔してるよ」

エルシィ「そうですか…?」

結「うん。悲しいけど悲しくないフリしようとして失敗してる顔だよ!」

エルシィ「……」

結「相談…してくれてもいーし、なんにも言わなくってもいーから…」

結「ボクのワガママで、今日は一緒に帰ってくれないかな?」

エルシィ「…はいっ」

アニメ公式にどんな要望だそうか考えてたら寝てた…


エルシィ「…」テクテク

結「…」テクテク

エルシィ「…」テクテク

結「…」テクテク

エルシィ「…結さん」テクテク

結「うん」テクテク

エルシィ「私、にーさまのことが好きです。大切な人です」テクテク

結「うん」テクテク

エルシィ「でも、他にも大切な人がたくさん居るんです」テクテク

結「うん」テクテク

エルシィ「ハクアも…バンドの皆さんも…お母様も…」テクテク

結「うん」

エルシィ「にーさまへの気持ちが、特別かどうか、分からないです」

結「エリーは…桂馬くんと一緒にいるの、幸せだよね」

エルシィ「はい」

結「でも、バンドも楽しいし…友達と居るのも好きなんだ」

エルシィ「…はい」

結「ボクも、エリーのこと大好きだよ。でも、桂馬くんのことも、ボクのお母様の事も好きだ」

結「けど、お母様の好きと、桂馬くんの好きは違う。お母様とお姉様が仲良くしてても、ボクは幸せだ。だけど、桂馬くんが他の女の子とキスするのは…ちょっぴりやだな」

エルシィ「わ…私も、キスは、ちょっとヤです」

結「エリーは、分からないんじゃなくて…」

結「遠慮しすぎて…分かるのを怖がってるんじゃないかな…」


結「ボクは遠慮しない!桂馬くんが誰と仲良くても…桂馬くんのことが好きなボクは変わらない…」

結「人の気持ちって、抑えつけてもいつかは抑えきれなくなる…」

結「本当の気持ちを見ない振りしても、いつかは爆発してしまうものさ」

エルシィ「結さん…」

結「エリーの本当の気持ちはどこにあるのか、エリーはわかってるはずなんだ。その上で、エリーがこのままでいいんだって思うなら…それがエリーの選んだ道なのかもしれない」

結「でも、我慢したほうがみんな幸せなはずだ…なんて思うなら、それは間違いだよ。」

結「間違いの道はたくさんある。正解だって一つじゃないよ。エリーはきっと、正解の道を選べるはずだよ」

エルシィ「結さんは、それでもいーんですか?だって、その…ライバル、が、増えるんですよ」

結「言ったろ?ボクの気持ちは変わらない!誰が桂馬くんに恋してても、それでボクの恋心がなくなるはずないじゃないか」

結「ライバル上等だよ!だってボクは、エリーのことも大好きなんだから!」ギュッ

エルシィ「ゆ、結さん…」ジワ

エルシィ「結さぁん~、私、私、にーさまのことが好きですー!けどハクアの方がお似合いなんです!」ポロポロ

エルシィ「ハクアのこともにーさまのことも好き…諦めたくないです…だけど…!」ポロポロ

結「ハクアさんて、譲ってもらった恋で喜ぶような人だっけ?」

エルシィ「…」フルフル

結「じゃあ、エリーが遠慮して身を引いたところで、ハクアさんは幸せかな…」

エルシィ「…」フルフル

結「エリー、ボクらライバルだけど仲間だよ。ハクアさんもね」

エルシィ「結さん…はいっ…グスッ…」

結「泣きやむまでこうしてるからさ…」

エルシィ「ヒック…ヒック…ありがとうございます…グスッ…」

結「貸し一つ!そーだな、鯛焼き奢って貰おうかなっ?」

エルシィ「…はい…っ!」ニコッ

くせえ…

ハクア「エルシィ遅いなー」

桂馬「…」ぴっぴこー

ハクア「ねー」

桂馬「…」ぴっぴこー

ハクア「ねーってば!!」ゴン!

桂馬「いて!!…いちいち殴るな!」

ハクア「呼んで返事がないんだから、殴るしかないじゃないの」

桂馬「野蛮な時代は終わったんじゃなかったんかい!!」

ハクア「こんなのまだまだ平和的でしょ!…じゃなくって」

ハクア「エルシィ遅いわね」

桂馬「バンドの練習が長引いてるんだろ。心配なら探しに行けばいい」

ハクア「お前も気なさいよ」

桂馬「なんで」

ハクア「…お前、いーかげんにしなさいよ」

桂馬「何を?」

ハクア「そーやって誤魔化すことよ!エルシィが、誰に来て貰ったら一番喜ぶか…わかってんでしよ!?」

桂馬「わかってるさ。お前だ」

ハクア「ハア!!??」

桂馬「そんなに心配しなくたって、ボクとエルシィに特別な感情はないし…」

桂馬「エルシィもお前のこと好きだよ」

ハクア「…は…は?お、お前、何を言ってるわけ?」

桂馬「だーかーら、お前らお似合いだって。好きなんだろ?エルシィのこと」

ハクア「この、ド鈍感最低変態クズ男ーーーーーー!!!!!」ドカァァァン!!!

ハクア「最低!!最低!!最低!!」ガスガスガス

桂馬「いて!!いててて!!!なにすんだヤメローー!!」

ハクア「エルシィはただの親友よ!!」

桂馬「…え?」

ハクア「キョトンとしてんじゃないわよ!!このオタクゲーマーがー!!」

桂馬「じゃあなんであんなにエルシィのことばっか聞いてきたんだよ!ボクはてっきり…」

ハクア「それは!!…それは、」

ハクア(どうしよう。…エルシィがお前のこと好きだと思ったから…?そんなの、私が伝えていいはず…ないよ…)

ハクア(それに…そんなこと言ったら…)

ハクア(告白もドーゼンじゃないの!!)

ハクア(それに…私が何言ったところで…)

ハクア(なんだかんだで、こいつはエルシィが好きなんだわ)

ハクア(エルシィのことばかり気にかけて…私の望みなんか見てもくれない)

ハクア「…エルシィが羨ましいわよ」

桂馬「…?」

ハクア「エルシィはお前に大切にされて…いつも幸せそうだわ」

桂馬「あいつはボクよりお前か消防車が好きだぞ」

ハクア「ほらまた言った。『ボクより』って。」

ハクア「お前、無意識に比べてるわよ、自分と」

桂馬「…馬鹿なことを、」

ハクア「私もお前も大馬鹿よ。…エルシィはいつもお前のこと見てるし、お前がエルシィにだけはなんでも許してるの知ってるわ」

ハクア「なのにお前は自分のことには鈍くて鈍くてピンとも来ない!」

ハクア「私はねー、エルシィのことが大切よ。大事な親友よ。私のこと、多分一番分かってくれてるわ」

ハクア「だからエルシィのこと傷付けたくないの!!エルシィには誰より幸せになって欲しいし、その権利があるのよ!!」

ハクア「だけど、今あの子の幸せを奪おうとしてる…」

ハクア「そんな自分が大嫌いよ」

ハクア「お前のこともね」

桂馬「そんなこと言われても、ボクはエルシィのことをそんな風に考えたこと無い」

ハクア「お前の恋愛は、いつだって一方通行だもの!ゲームの世界に向けて一方的に発信するだけ」

ハクア「返ってくることを望まない…望むべくもないから…そこで満足しちゃって気付かないんだわ」

結のエルシィへの呼び方は「エリー」じゃなくて「エルシィ」

ハクア「最低よ。お前ほど恋愛経験値の低い人間は存在しないんじゃないかしら」

桂馬「…黙って聞いてれば、好き勝手なことばっかり言う」

桂馬「あいつがボクにとって多かれ少なかれ特別であることは認めるよ」

桂馬「だけど、どこまでいっても家族だ」

桂馬「あいつはボクのバディーで、妹だ。そして、少し特別な家族だ」

桂馬「父さんは何も知らない。母さんだって毎度毎度記憶改竄の影響を受けてる。…ボクを知ってるのは、エルシィと…お前だけなんだから」

桂馬「あいつが特別になったって当たり前のことだよ。」

桂馬「けど、そういう特別な感情すべてを恋愛だなんて言って欲しくないな」

桂馬「ボクはエルシィのこと大切だと思っているけど」

桂馬「これは恋じゃないよ」

桂馬「家族愛なんだ」

>>356
そーだっけ?
なんかこないだエルシィさんって呼んでたし、でもそのまえはエリーって呼んでた気がして
結局どっちか悩んだんだけどどっちでもなかったんか
嫁の二人称間違えるとは…。すみません

なんか、また人気投票あんのかな。ソワソワするなあ

「エルシィさん」はディアナだな
天理は「エルさん」

ハクア「…また、どうせ、ごまかしてるんでしょ」

桂馬「お前こそ、何かとごまかして話してるだろ」

ハクア「…」

桂馬「…」

エルシィ「ただいま帰りましたー!」ガチャ

桂馬「!」

ハクア「お、おかえりエルシィ」

エルシィ「遅くなってすみません~!」

桂馬「…エルシィ、なんか元気になったか?」

エルシィ「あー、わかりますか? はい、とっても元気になりました」

ハクア「…? 何かあったの?」

エルシィ「…えっとね…」

エルシィ「にーさまと、ハクアに、告白しちゃおうと思って~」

桂馬「!?」

ハクア「へっ!?」

エルシィ「私…わがままを言っちゃおうと思うんです。私、にーさまのこともハクアのことも大好きなんです。だから…」

エルシィ「二人に恋人になってもらいたいです!!!」

桂馬「…は?」

ハクア「エルシィ…えっと、どういう意味なの?」

エルシィ「えー?ハクア、だからね、ハクアは私の妹で、彼女さんなんだよ。にーさまはにーさまでバディで彼氏さんになってもらえば私幸せ!」

桂馬「…ちょっとまて。頭痛がしてきた」

ハクア「ま、待って。待って待って。こ…こいつがお前の彼氏になる?ちょっと待って。看過できないわ!」

エルシィ「ハクア、にーさまのこと好きだもんね」

桂馬「はあぁああ??!!」

エルシィ「にーさまはハクアのこと好きですもんね!」

ハクア「はええええええええええええええ????!!!!」


桂馬「お前はとんでもない勘違いをしてるぞ!!」

エルシィ「あれ?」

ハクア「わかってるならなんで彼氏とか!!」

桂馬「え?」

ハクア「え?」

エルシィ「え?」






桂馬「…整理していいか」

エルシィ「…はい」

ハクア「なんでお前が仕切るのよ」

桂馬「えーと…」

エルシィ「私は、にーさまとハクアが好きです」

ハクア「…私は、お前とお前がす、す、す、すき、よ」

桂馬「えーと…」

桂馬「じゃあお前らで付き合えば問題ないじゃないか。ほら!ボクが最初に言った通りだったじゃないか!!」

ハクア「重要なところをスルーしてんじゃないわよ」ガスッ

エルシィ「ふたりともにーさまのこと好きなんですよ?」

桂馬「気の迷いじゃないのか。特にハクア」

ハクア「そういう葛藤はもう通り越したのよ」

桂馬「…じゃあエルシィ」

エルシィ「にーさまは私の涙の決意を無碍にするんです?」

桂馬「…」


桂馬「あのな、エルシィ」

エルシィ「はい」

桂馬「さっき、ハクアにも言ったんだけど…」

桂馬「ボクは、お前のことそういう意味で見られない。」

エルシィ「…」

桂馬「ボクは…お前のこと、特別だと思ってる。もう家族だし、血は繋がってなくても妹だ。バディーで、いつもボクの側にいてくれるのが当たり前になってる」

桂馬「だけどこれは恋にはならない」

桂馬「こんなこと言うのはボクらしくないけど…ボクは結構家族を大切にしてる方だと思う…」

桂馬「エルシィは…特別な家族だから、特別大切にしてる…んだと思う…。」

桂馬「でもこの特別は、家族の延長線なんだ。方向性は変わらない」

桂馬「だから、ボクはお前の恋人にはなれない。」

桂馬「ハクアともだ」

エルシィ「…わかりました。」

エルシィ「だけど、それは現状の話ですよね」

エルシィ「いつか変わるかもしれませんよ」

桂馬「変わるもんか」

エルシィ「そんなの誰にもわからないです。神様にだって」

エルシィ「今は家族でいーです…よ。」

エルシィ「でもいつか変えてみせます。神様はセカイを変えました。でも私も、少しくらい神様を変えてるんですよ?」

桂馬「…エルシィ…お前、なんか元気になる方向性を見誤ってないか…?」

エルシィ「そうですか?」

桂馬「誰の入れ知恵だ?」

エルシィ「結さんです」

桂馬「…なんとなくわかる気がする。おい、エルシィお前、あいつの言う事鵜呑みにするなよな」

エルシィ「でも励ましてもらって、変わったのは私の意思ですから!」

ハクア「…」

ハクア「いいなあ」

エルシィ「ハクア?」

ハクア「羨ましい。あーもう。結局、お前たちふたりはお似合いのカップルなのよ」

ハクア「恋人とか、家族とか、そういう垣根抜きでさ…」

ハクア「なんか、型に収めるほうがバカバカしくなるようなパートナーなのよ」

桂馬「おい、何言ってるんだ」

ハクア「だから、羨ましいっていう話よ。私はどう頑張ったって、お前たちの中には入っていけないもの。部外者でしかないんだからね」

桂馬「勝手なこと言うなよ、ここまで関わってきといて」

桂馬「それに…お前は部外者じゃないだろ」

桂馬「お前、ボクの妹なんだから…」

桂馬「お前のことだって、特別だよ」

ハクア「な…」

ハクア「なに…いってるのよ…?」

エルシィ「えへへ、ハクア」

エルシィ「ハクアは私の一番だよ、ずっとね」

.





ハクア「ば…馬鹿よ、お前たちは揃いもそろってお似合いの馬鹿よ!」





.

桂馬「あとお前妹に向いてない」

ハクア「えっ!?」

エルシィ「ハクアはお姉ちゃんになったほうがいーんじゃないかな」

ハクア「えっ!?」

桂馬「じゃ、ハクア、ボク、エルシィの順な」

エルシィ「わーい!二人目のねーさま!!」

ハクア「勝手に決めないでよ! しかも馴染まないでよ!! お前たちなんなのよ!?」



二日後

桂馬「で……いつまでいるつもりだよ」

桂馬「雪枝さんに連絡したか!? いーかげんにしろ、たまには帰れよ」

エルシィ「にーさま、結さんが遊びに来ましたよー」

桂馬「また!?」

エルシィ「わー、ちひろさん、歩美さんもー。あ、月夜さんと美生さん!栞さんまで…え?あとからかのんちゃんもくるんですかー!?」

エルシィ「楠さ…せんぱーい!うわあ、長瀬せんせーお久しぶりですー!!あれー、みなみさんまでいますよ」

桂馬「」

エルシィ「あわー、天理さんこんにちわ!七香さんも一緒ですねー。おお、あれはスミレさんー!よかったらお茶でもー」

桂馬「……、嫌な予感しかしない」







桂馬「おいハクアとっとと帰れ」

ハクア「やだ」



ハクア「…もうちょっと…居るもん」


ばいさるくらったwww

これでおしまいです。
スレタイ回収しんどかった
ヒロイン全員好きだから記憶ない子も無理矢理呼んだけど、さすがに檜はアメリカからつれてこれなかった…好きなんだけど

保守支援ありがとうございました
おそまつさま。

俺はエル桂信者なので、ハクアエンドに出来ませんでした。サーセン。

バイビー

おつ
神様はなんだかんだ言っても最終的によっきゅんの所に戻ってくる姿しか思い浮かばない

禿に天理がユータ君にちひろが寝取られる可能性もあるな

(ボクも食べに来るよ。お客としてね…)

(まずいラーメン食べさせて、ごめんね……)



スミレ 「うああああああああああ」ガバッ

スミレ 「……ゆ、夢かぁ。う~~ん、…キスする夢見るなんて///」

スミレ 「でも、なんか、…妙にリアルだったような……うわ~ぁ」

 ガチャッ

スミレ父 「いつまで寝てんだスミレ、仕込み始める……なに赤くなってんだ」

スミレ 「や、やかまし――!」


あとは任せた

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年07月18日 (土) 19:58:46   ID: Ww_OgVNU

まだ神のみぞ知るセカイは終わってない!

2 :  SS好きの774さん   2015年07月31日 (金) 19:45:57   ID: ZwI4SYzP

神のみ4期希望
時系列は問わない
アニオリ展開でもいいね

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