ルルーシュ「囲碁でもはじめてみるか」 (54)

リバル「今日も楽勝だったなルルーシュ」

ルル「そろそろ貴族相手のチェスも飽きてきたな」

リバル「じゃあ他にやりたいことでもあんの?」

ルル「いや、特にないが……むっ!?」

リバル「どうした…ってうわぁああ!」

ヒカル「うわぁっ!」

リバル「あ、危ねーじゃねーか!」

ヒカル「なんだよ!そっちが急に飛び出してきたんじゃないか!」

和谷(お、おい進藤!あいつらブリタニアの学生だぞ)

ヒカル(げっ!本当だ…)

いきなりカオスな予感!

期待age

天下取るのか?

スレタイで予想出来たが気づかない人もいそう

もうsaiとccが入れ替わればいいよ

ヒカル「えっと、ご、ごめんなさい」

リバル「わかればいいんだけどさ、気をつけろよ」

ルル(ん?あれは…?)

和谷(おい、さっさと行こうぜ)

ヒカル(う、うん)

ルル「君、その手に持ってるものは?」

ヒカル「え…?これは碁石だ……です」

ルル「碁石……君は囲碁をやるのか?」

ヒカル「は、はい…まぁ一応プロなんで…」

ルル「へぇ…すごいじゃないか」

ブリタニアの学生どんな評判悪いんだよ・・・

リヴァル

ルル「囲碁って面白いかな?」

ヒカル「そりゃあもちろん!」

ルル「そっか、ならやってみようかな…」

リバル「おいおいまじかよ」

ルル「よかったら君たち教えてもらえないかな?」

ヒカル「え…?」

和谷(お、おい…)

ルル「ダメかな?無理にとは言わないが」

ヒカル「いいですよ」

和谷(引き受けるのかよ!)

はよ

ルル「ふーん、18才でプロか…オレと同じ年だな」

ヒカル「へぇそうなん……ですか」

ルル「敬語じゃなくていいよ、こちらは教わる身だしそれに立場を振りかざして威張るのは好きじゃない」

ヒカル「そ、それなら遠慮なく…」

ルル「しかしなんで碁石なんて持ってるんだ?チェスを持参してるオレが言うのもなんだが」

ヒカル「俺たち路上で囲碁を教えながら稼いでるんだ」

ルル「……そうか、大変そうだな」

ヒカル「日本が戦争で負けてからプロ棋士も仕事がなくなってさ」

ルル「………」

予想より重い設定だった

重いなおい

ヒカル「そしたらここに黒を置いて…ほら、石が取られちゃうだろ?」

ルル「ああ、なるほど…難しいな」

ヒカル「でも覚え早いよルルーシュ」

ルル「そうか?ありがとう」

リヴァル「こいつチェスはすげえ上手いんだぜ、こう見えて頭はいいんだよね」

ルル「こう見えては余計だ」

ヒカル「ははっ、じゃあ今度はこの死活、黒はどこに打てばいい?」

ルル「うーん……ここか?」

ヒカル「おお正解!やるじゃん」

ルル「よし…やったぞ」

リヴァル(ルルーシュの奴楽しそうだな)

ルル「今日はありがとう、楽しかったよ」

ヒカル「そう?よかったらこれから囲碁はじめてよ」

ルル「そうだな、あとこれ少ないけど」

ヒカル「いいって金なんて、俺たちもう友達だろ」

ルル(友達か…そうだな…)

リヴァル「いいからもらっとけよ、こいつんちけっこう裕福だしさ」

ヒカル「けど…」

ルル「いや、受け取ってくれ、友達でもプロなんだから対価はいただいても罰はあたらないだろ?」

ヒカル「そっか、じゃあもらっとくよ」

ルル「またな、ヒカル、和谷」

ヒカル「おう、またな!」

書き溜めなしかよ起きるまで保守しといて

ルル(ここで石をつなげると…)パチ

シャーリー(会長、ルル一人でなにやってるんですか?)

会長(囲碁よ、なんかハマってるみたい)

シャーリー(へぇ…)

ルル(よし、次はコウの問題だ)

シャーリー(熱中してる…私もやってみようかな…?)

ルル(うん、これはコウだな…)

時間軸はどの辺なんだ?

シャーリーがあかりポジションに

ルルが賭けチェスしてるってことは一番最初じゃね?

ギアスも持ってないかも

和谷「じゃあ次の問題、相手の石を分断するにはどうしたらいい?」

客「うーん、ここ?」

和谷「惜しい、その上なんだな」

客「あーそっちか…」

ヒカル(今日はお客がいっぱいだな)

和谷(ああ、いい稼ぎになりそうだ)

ブリタニア人「なんだお前ら?ここでなにしてる?」

ヒカル「あ、えっと、囲碁教室です…」

ブリタニア人「イレブン風情が誰に許可もらって勝手に商売してんだ!」

ヒカル「な、なんだよ!いいじゃねーか!オレ達はプロなんだ!」

和谷「ば、ばかっ!ブリタニアの人に逆らうな!」

スザク強そう

スザクは頭よくないが*

ヒカル「ちくしょう!あのブリキ野郎っ!今度あったらボコボコにしてやる!」

和谷「既にオレ達がボコボコだけどな…」

ヒカル「クソっ…けど指だけはなんとか無事だったな」

和谷「なぁ進藤…やっぱり日本に残るのか?」

ヒカル「またそれか」

和谷「中華連邦に亡命しようぜ…塔矢だって向こうにいるし」

ヒカル「やだね、オレは日本で碁を広めるんだ」

和谷「そうか…」

ヒカルの碁好きだったなあ

楽しみだけど寝なきゃ・・・

支援

ルル(たしかこの辺にいるって言ってたが…)

ヒカル「そしたらこう打つ」

客「なるほど~」

ルル「いた!おーいヒカル!」

ヒカル「あっ、ルルーシュ!久しぶりだな」

ルル「そうだな、それよりオレと対局してくれないか?大分強くなったと思う」

ヒカル「ああ、いいぜ!やろうやろう」

ルル「じゃあオレがニギるか」

はよはよ
寝れねーよ

ヒカル(へぇ確かにいうだけあって強くなったな…)パチ

ルル(くそっ!こうも簡単に中央に入られるとは)パチ

ヒカル(その手は失着だ)

ルル(しまった…ここを荒らされると一気に地合いが足りなくなる!)

ヒカル(もう形勢は決まったな)

ルル(探せ!探すんだ!挽回できるところを!)パチ!

ヒカル(一手ヨセられた?)

ルル(まだだ、まだ足りない…)

ルル「ありません…」

ヒカル「ありがとうございました」

ルル「ふ~……そうそう簡単には勝てないか…」

ヒカル「当たり前だ、けどすげーよルルーシュ」

ルル「ん?」

ヒカル「こんな短期間で強くなるなんてすごい才能だぜ」

ルル「そ、そうかな?」

ヒカル「ああ、途中ヒヤッとするような手を打たれた」

ルル「ははっ、オレも捨てたもんじゃないだろ」

ヒカ碁おもしろいよな
俺は囲碁まるでわからないけど

ルル(もっとヒカルと碁が打ちたいが…その度にここに来るというのもな…)

ヒカル「ここの守った手を隅に置いて…形勢がxxxxx黒がxxxxx」

ルル(そもそもヒカル達がいつまでここに居るかわからないな)

ヒカル「打ちにくいxxxxxx眼形がxxxxx守りにxxxxxxx」

ルル(なにかいい手はないだろうか……?)

ヒカル「ルルーシュ、聞いてるか?」

ルル「え?あ、ああ…聞いてるとも」

ヒカル「ここの死活がxxxxx」

ルル(ん?待てよ…これならイケるんじゃないか?)

ルル「なぁヒカル、黒の騎士団って知ってるか?」

ヒカル「ん?ああ、あの正義の味方ってやつ?」

ルル「そのリーダーであるゼロが大の囲碁好きらしいんだ」

ヒカル「へえ~~、じゃあ黒の騎士団って名前も…」

ルル「ああ、実は囲碁から来てるそうだ」

ヒカル「そっか~、じゃあ黒の騎士団ってやっぱりいいやつ等なんだな」

ルル「なぜ?」

ヒカル「囲碁好きに悪いやつはいねーよ(御器曽除く)

ルル「そ、そうだな、それで話のつづきなんだが」

ヒカル「ああ、うん?」

ヒカル「ええ~~?オレに黒の騎士団に入れって~!?」

ルル「あそこなら日本人がほとんどだし生活も保障される」

ヒカル「やだよ、俺戦闘なんてできねーもん」

ルル「それは大丈夫じゃないか?ゼロの囲碁の相手をするだけで」

ヒカル「さすがにダメだろー、絶対俺も戦うハメになるって」

ルル「ならない、絶対にならないから」

ヒカル「なんでそういいきれるんだよ」

ルル「いや…なんとなく…」

ヒカル「そもそもどうやって会うんだよ…」

ルル「それは心配ない、今からいう場所に行ってみてくれ…」キュィィィン

ヒカル「わかった、行ってくる」

支援

いくらでも話術で丸め込める場面でギアス使っちゃうのか

う、う~ん?

ヒカル「あれ?俺なんでここに来たんだっけ?」

ゼロ「誰だ?」

ヒカル「え?だ、誰って…えっと進藤ヒカルっていいます」

ゼロ「ここになにしに来た?君はなにものだ?」

ヒカル「えっと、ただなんとなく歩いてきて…俺はプロ棋士で…」

ゼロ「棋士だと?囲碁か?」

ヒカル「え、ええ…そうですけど…ってああ!ゼロだ!」

ゼロ「そう、私はゼロ!進藤ヒカル、私と囲碁を打ってくれないか?」

ヒカル「えっ!?やっぱり囲碁好きなんだ…?」

ホビー漫画にいそうなキャラだな

ヒカル「それって俺が黒の騎士団に入るってこと?」

ゼロ「そうだ」

ヒカル「だったら無理だよ、俺戦えないし」

ゼロ「心配いらない君は戦わなくていい」

ヒカル「マジで?けどやっぱり無理かなぁ…」

ゼロ「なぜだ?」

ヒカル「俺は大勢の人に囲碁の面白さを伝えたい」

ゼロ「な、ならば黒の騎士団にでも…」

ヒカル「いや…みんなそんなにはやらないと思う」

ゼロ「そ、そうか…」

ゼロ「では今この場で私と一局だけ打ってくれ」

ヒカル「まぁそれくらいなら…」

ゼロ「でははじめよう」

ヒカル「お願いします」

ゼロ「お願いします」

ゼロ(この手は強引すぎたか…)

ヒカル(石が浮いた、白石を裂いていけば)

ゼロ(盤面ではこちらが不利)

ヒカル(ここで右辺の白を荒らす!)

ゼロ(くっ…やはり敵わないか…)

ヒカル(もうすぐヨセだ)

ゼロ「ありません…」

ヒカル「ありがとうございました」

しえん

ヒカル「あのさ…」

ゼロ「ん?」

ヒカル「いいぜ、黒の騎士団に入っても」

ゼロ「なぜ突然?」

ヒカル「だって友達の頼みだしな」

ゼロ(なっ!?まさか…意図的に打ち方を変えたはずなのに)

ヒカル「わざと違う打ち方してもわかるよ」

ルル「ふ~っ…完敗だな」

ヒカル「はははっ、けどやっぱりルルーシュは才能あるって」

どんな展開になるんだろ

ヒカル「けどずっとはナシな」

ルル「ああ、それでもいいあとこのことは…」

ヒカル「もちろん秘密にする、和谷にも言わねえ」

ルル「助かるよ」

ヒカル「あとプロだからな、金も取るぜ」

ルル「わかった、十分な謝礼を支払うよ」


2ヶ月後、ヒカルが黒の騎士団を脱退
間もなくブラックリベリオンが起こり黒の騎士団は敗北
ルルーシュは記憶を失うことになる

ルル(ん?なにか落ちてるな…)

ロロ「兄さんどうしたの?」

ルル「碁石が落ちてた、ロロお前のか?」

ロロ「ボクのじゃないよ囲碁なんてやったことないし」

ルル「そうかじゃあ咲世子さんのかもな」

ロロ「きっとそうだよ」

ルル「けどなんだろう…碁石を持ってたらなんか楽しい気持ちになってきた」

ロロ「そうなの?変なこというね兄さん」

ルル「そうだな…けどこんな楽しい気分は久しぶりだ」

ロロ「兄さんが楽しいならそれでいいけど…」

ルル「囲碁でもはじめてみるか」


ルルーシュ「囲碁でもはじめてみるか」

   おわり



具体的な対局場面も見てみたかったが仕方ないな
でもおもしろかった

乙乙

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