レド「グレイスが逃げた?」 (11)
エイミー「うん さっき逃げちゃったんだ…」
レド「いつも一緒じゃないか」
エイミー「メルティに貰った香水の匂いが気に入らなかったみたいなの」
レド「そうか じゃあ、俺が探す」
エイミー「本当!? ありがとう!!」
エイミー「わたしも一緒に探したいんだけど、その…」
レド「香水の匂いがとれて無いんだな 大丈夫、俺一人に任せろ」
エイミー「ありがとう!!!」
~~~~
レド「チェインバー グレイスがどこにいるかわかるか?」
チェインバー「グレイスの固有生体反応は当機に登録されている 検索は可能」
レド「よし 探してくれ」
チェインバー「了解」
レド「この分だと、簡単に発見できそうだな」
チェインバー「検索終了 300メートル先の民家に紛れてる模様」
レド「よくやったチェインバー では、捕獲に移行する」
チェインバー「捕獲に当機の協力は必要か?」
レド「いや、お前だと民家を破壊しかねない 待機だ」
チェインバー「了解」
レド「よし、行ってくる」
~民家~
レド「この中か」
モワモワ
レド(窓が空いている 侵入出来そうだな 窓から湯気が出てるが害はなさそうだ)
レド「侵入開始!」
ひゅーん!
レド「よし、侵入は成功だ」
メルティ「」
レド「あ、メルティ ここはメルティの家だったのか それにしても何故全裸なんだ?」
メルティ「ここはお風呂!!/// イケメンの馬鹿ぁあああああああ」
メルティ「ででけぇええええええええええええ」
バシャァアアアアアア
レド「うおぉっ」
レド「くそっ 酷い目にあった」
レド「何故、裸を見られたくらいで怒るんだ?」
チェインバー「乙女心である」
レド「なんだそれは」
チェインバー「残念ながら、当機にも理解する機能は無い」
レド「そうか まあいい 次行くぞ」
チェインバー「500メートル先の民家に反応を確認」
レド「よし、行ってくる」
~民家~
レド「また窓が空いてる しかし、今回は湯気が無い 風呂の心配はなさそうだ」
レド「侵入開始!」
ひゅーん
レド「ここも風呂場のようだが、気配は無い」
レド「グレイスの捜索を続行する」
レド「ドアが僅かに空いている部屋を発見 おそらくこの中にグレイスは逃げたんだろう」
レド「よし!」
バン
サーヤ「い、イクゥウウウウウウウウウウ/////」プシャァアアアアアアアア
サーヤ「」
サーヤ「れ、レド君?」
レド「ここはサーヤの家だったか」
サーヤ「なななな、なんでレド君がいるの!?////」
レド「グレイスがこの中にいると思ってな」
サーヤ「そそそそ、そういうこと/// ぐ、グレイスならさっききてでてったよ」
レド「っく 無駄足だったか ありがとうサーヤ」
サーヤ「ど、どういたしまして///」
レド「それより何でサーヤは下半身だけ脱いでるんだ? 風呂やトイレでは無さそうだし」
サーヤ「うぅ/// も、もう、出てって!!///」
ガシャァアアアアアン
レド「うおっ!!」
チェインバー「危険度強 直ちに離脱されたし」
レド「まったく 今日はなんなんだ」
チェインバー「地球で言う厄日にあたる」
レド「そんな分析はいらん」
チェインバー「捜索を継続されたし」
レド「ああ 次はどこだ」
チェインバー「エイミーの家である」
レド「何!?」
チェインバー「どうやら帰還したと思われる」
レド「……そうか じゃあ捜索は終了だな エイミーの部屋に行こう」
チェインバー「この捜索はとても無益な時間であった」
レド「………言うな」
エイミー宅
レド「どうやらグレイスは戻ったようだな」ガチャ
エイミー「」
レド「……エイミーも裸だったか」
エイミー「いやぁああああああああああ/////」
チェインバー「終わりである」
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