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昔の夢か…。

最近、あの頃の夢をよく見る。

俺が輝き始めた時の記憶だ。

もうこのボディは錆び付いていて、中年の一人も引っ掛かりゃしない。

「楽しかった時間は終わった。……終わったんだ。」

俺は新たな一歩を踏み出したのだ！こんな昔の記憶にかまってはいられない。

決意を新たにし、勉強机へ向かった。


コーヒーを、両手に。



―完―