ピカチュウ「見なきゃよかった……」(169)

3年ほど前にVIPで書いた『ピカチュウ「見なきゃよかった…」』のSSの続きです。
(加筆訂正した部分が多いので初めから投下していきます)

ムクホーク「じゃあおれ、そろそろ帰るよ」

ピカチュウ「えぇっ? もうちょっと一緒にいようよぉ……」

ムクホーク「ごめんなピカチュウ。あんまり遅くなると仲間に心配かけちまうしさ……」

ピカチュウ「……どうしても帰っちゃうの?」

ムクホーク「一緒にいたいのは山々なんだけど……悪い」

ピカチュウ「……」

ムクホーク「しょんぼりすんなって。2度と会えなくなるわけじゃないだろ?」

ピカチュウ「うん……。友達が待ってるんなら仕方ないね……」

ムクホーク「ごめんな……」

ピカチュウ「ううん。ぼくこそワガママ言ってごめんね。でもいいなぁ、ムクホークにはたくさん友達がいて。
      ぼくなんかいっつもひとりぼっちだし……」

ムクホーク「……」ジーーーッ

ピカチュウ「な、なに?」

ムクホーク「おれとお前って、どういう関係だっけ」

ピカチュウ「えっ? あっ……」

ピカチュウ「ごめん、そうだった。ぼくにはムクホークがいるんだよね」

ムクホーク「ピカチュウ、今日は早く寝るんだぞ」

ピカチュウ「うん」

ムクホーク「明日はまた空の旅に連れてってやるからな。お前が行きたい場所までひとっ飛びするから楽しみにしてろよ」

ピカチュウ「ありがとう。ムクホークって優しいんだね」

ムクホーク「そうか? そういうお前はかわいいよ」

ピカチュウ「えへへっ」

ピカチュウはムクホークに羽で頭を撫でられて照れくさそうに笑う。
親密な空気が2匹を包みこんだ。

ピカチュウ「……」

ムクホーク「……」

ピカチュウ「行って。ぼくはもう大丈夫だから。仲間が待ってるんでしょ?」

ムクホーク「……ああ。じゃあ、また明日な」

ピカチュウ「気をつけて帰ってね」

ムクホーク「ああ。お前もあんま夜更かしすんなよ。おやすみ」

ピカチュウ「おやすみ。あっ、ムクホーク」

ムクホーク「んっ?」

ピカチュウ「……明日も絶対きてね。待ってるから」

ムクホーク「もちろん。またな、ピカチュウ」

ピカチュウ「バイバーイ」

ピカチュウ「行っちゃった……」

ピカチュウ(やっぱりムクホークがいないと寂しいや。また明日の朝までひとりぼっちかぁ……)

ピカチュウ(早く寝ろって言われたけど全然眠たくない。どうしよう……)

ピカチュウ「……ちょっと散歩してこよっかな。ヒマだし」


トコトコトコ

ピカチュウ「……はぁっ。やっぱり1匹じゃつまんない。早く明日にならないかなぁ」

ピカチュウ(だれもいないや。起きてるの、ぼくだけだったりして。……あれっ? なんか聞こえる。叫び声……?)

ピカチュウ(あっちの方からだ。行ってみよう)タッタッタッ

ピカチュウ(っ! あれはゲンガーとピカ…チュウ? なにしてるんだろう……)

ゲンガー「ひひっ、お前のケツの締まり具合は実に最高だなぁ」グチュグチュ

ピカチュウ「いやぁっ! 気持ち悪い! 抜いてよぉ!」

ピカチュウの視界に飛びこんできたのは、自分と同じ姿をした1匹のピカチュウが、幽霊ポケモンのゲンガーにバックから犯されている光景だった。
笑みを浮かべるゲンガーとは対照的に、眼の前のピカチュウはすごく苦しそうな表情をしている。

ピカチュウ(あのシッポの形……。あのピカチュウ、女の子だ。この森にぼくの他にピカチュウがいたなんて。ううん、それより……)

ゲンガー「すぐ抜いてやるから安心しろ。ケツん中にたっぷりザーメン注いでやるからな」ニヤリ

ピカチュウ♀「いや! やめて!」バチバチバチ

ゲンガー「おーっと、妙なマネしたら……」ガシッ

ゲンガー「このまま森中を歩き回るぜ。それでもいいのか?」

ピカチュウ♀「そ、そんな……」

ピカチュウ(うわっ、ひどい……)

ゲンガー「なんだお前、嫌がってるくせしてヌレヌレじゃねぇかよ」

ピカチュウ♀「いやぁん……ちょっとぉ……」

うっすらと線の入った女陰を指で愛撫されたメスピカチュウは、嫌そうに腰を動かす。

ゲンガー「やらしい声出しやがって。それともなんだ、チンコぶちこまれて感じてんのか?」

ピカチュウ(なにあれ……? あの2匹、なにしてるの……?)

ピカチュウ♀「いやぁ、さわんないで」

ゲンガー「バカが。お前に拒否する権利があると思ってんのか?」グチュ、グチュ

ピカチュウ♀「い、痛い……。もっと優しく――あぁっ!」

ゲンガー「後ろの穴に挿れてやってるだけありがたいと思え、くそガキ」

ピカチュウ♀「あっ……やぁん……!」

ピカチュウ(ゲンガーのチ、チンチンが……あのコのおしりの穴に入ってる……?)

ゲンガー「ったく、やらしい身体しやがって。淫乱なやつだ」グググッ

ピカチュウ♀「やあぁっ……! 痛い、痛いよぉ……」

ゲンガー「おい、お前の望みを叶えてやるよ。抜けばいいんだよなぁ?」

ピカチュウ♀「やぁっ……やめて……やめて……!」

ピカチュウ(すごい……。あの2匹、まるで合体してるみたい。あのピカチュウ、すごく苦しそう……)ムクムク

ピカチュウ(っ!?)

ピカチュウは自分の性器がいつの間にか大きくなっていることに気づき、眼を見開いた。

ピカチュウ(なな、なにこれ? チンチンがおっきくなっちゃった……。なんで……?)

ゲンガー「……おい、さっきからそこでコソコソ覗いてるやつ。バレてねぇとでも思ってんのか」

ピカチュウ「!?」

ぎょろりと動いた真っ赤な眼が、草と草の間から垣間見るピカチュウを捕える。

ピカチュウ♀「えっ!?」

ゲンガー「おぉっ?」

同じ姿をしたピカチュウが覗き見していたのは予想外だったのか、ゲンガーは物珍しそうに声をあげる。

ピカチュウ「い、いや、あの、えっと、散歩してたら偶然見かけただけで……」

ゲンガー「なんだお前は。オドオドしやがって。こいつのボーイフレンドか?」

ピカチュウ「えっ? ち、ちがうよ」

ゲンガー「うそつけ。なーにが偶然見かけただ。犯されるガールフレンド見ながらシコシコしてたんじゃねぇのかよ」

ピカチュウ「ちがうってば……。それに、シコシコって?」

ゲンガー「へっ、とぼけやがって。まあいい。終わるまでそこで見とけ」

ピカチュウ♀「い、いや! 見ないで!」

ピカチュウ(なんかとってもまずい予感がする……。逃げよう)

ピカチュウ「じゃ、じゃあ、ぼくはこれで……」

ゲンガー「うっわ、彼女見捨ててとんずらかよ。最低だなお前」

ピカチュウ「だから別に友達でもなんでもないってば!」

ピカチュウはそう言い放ち、ゲンガーたちに背をむけた。

ゲンガー「ひひひっ……」

ゲンガーは立ち去ろうとするピカチュウの背中を鋭い眼つきで見据える。

ピカチュウ「あ、あれ……?」

ゲンガー「どうした? とっとと逃げろよ弱虫」

ピカチュウ(あ、足が……足が動かない……)

ピカチュウはひどく当惑していた。
それまで自由だった足がどういうわけか、いきなり前へ進まなくなったからだ。
背中に突き刺さるような視線を感じておそるおそる振りむくと、ゲンガーがニタニタしながらこっちを見ていた。

ゲンガー「くろいまなざしの効果はすげぇだろ。オレから逃げられると思うなよ」

ピカチュウ「そんな……」

ゲンガー「てめぇは後回しだ。とりあえずそこでオナニーしとけ。まだ出すんじゃねーぞ」

ピカチュウ「……?」

ゲンガーはピカチュウから眼をそらし、メスピカチュウの耳元でささやいた。

ゲンガー「ひひっ、待たせたな」

ピカチュウ♀「いやぁ! やめて、やめてえええええぇ!」

ゲンガー「うぅっ……イくぜぇ!」

ゲンガーがそう言うと同時に、メスピカチュウの体内で素早く前後するペニスがグググッと膨らんだ。

ピカチュウ♀「あぐぐぐっ……!」

メスピカチュウの叫びもむなしく、ゲンガーの性器から迸る精液がメスピカチュウのおしりの奥深くに流れこんでいく。

ピカチュウ♀「はああぁっ……」

ゲンガー「ふぅっ、出た出た。どうだ、ケツん中、あったけぇだろ」

ピカチュウ♀「うぅっ……」

ゲンガー「ひひっ、顔真っ赤じゃねーか。こっちの穴にも注ぎこんでやろうか?」

ピカチュウ♀「やぁんっ……」

陰唇をさすられて嫌そうに身体をよじらせるメスピカチュウ。

ゲンガー「お前はとりあえずこれで終わりにしてやる。よし、抜くぞ」

ゲンガーはメスピカチュウのおしりからゆっくりと肉棒を引き抜き、メスピカチュウを前方に放り投げた。

ゲンガー「そらよ」

ピカチュウ♀「きゃっ!」ドサッ

ピカチュウ「あっ……」

ゲンガー「さあて」

ピカチュウ「っ……!」

ゲンガーは満面の笑みを浮かべながらピカチュウに向き直る。

ゲンガー「今度はお前のケツでズコバコさせてもらおうか」

ピカチュウは、ゆっくりと歩を進めてこっちに近寄ってくるゲンガーに恐怖を感じて後ずさる。

ピカチュウ「い、いやだ、こないでよ……」

ゲンガー「ひひっ、かわいい顔してチンコはビンビンってか」

ピカチュウ「あっ、これは……」

ゲンガー「ガキのくせにいっちょ前に勃たせやがって。溜まってんのか? 心優しいこのオレが直々に抜いてやろうか?」

ピカチュウ「ひっ……」

ゲンガー「おっと。どこへ行こうってんだ?」

逃げようとしたが回りこまれてしまった。

ピカチュウ「どいてよ!」

ゲンガー「安心しろ。ちょっと掘らせてもらうだけだ。すぐに解放してやる」

ピカチュウ「う、うそだ……」

ゲンガー「うそじゃねぇよ。オスのピカチュウにちぃっと興味があるだけだ」

ピカチュウ「興味って……」

ゲンガー「どのみちお前は逃げられねぇんだぜ。オレと一夜をともにしたいってんなら話は別だがな」

ピカチュウ「そ、そんなの……」

ゲンガー「嫌だろ? なあに、ほんの数分だけだ。数分と一晩、どっちを選ぶ?」

ピカチュウ「……」

ゲンガー「おい、早く答えろ」

ピカチュウ「数…分……」

ゲンガー「ひひっ、わかってんな、お前。気にいった」

ピカチュウ「うわっ!」

ゲンガーはひひっと笑いながらピカチュウの身体を後ろから抱きあげた。

ゲンガー「おい、シッポがジャマだ。上にやれ」

ピカチュウ「なにをするつもりなの……?」

ゲンガー「決まってんじゃねぇか。お前のケツ穴にぶちこむんだよ。この毒々しいチンポをな」ニヤリ

ピカチュウ「やだよぉ、そんなの……」

ゲンガー「お前に拒否権はねぇんだ。ケツが嫌なら口でやるか?」

ピカチュウ「口ってまさか……」

ゲンガー「チンコしゃぶるかケツでガマンするか、お前に選ばせてやる。早く決めろ」

ピカチュウ「……」

ゲンガー「もし口でやるってんならお近づきのしるしにションベン顔にかけてやるぜ」

ピカチュウ「そんなの絶対にいやだ……」

ゲンガー「ひひっ、どう考えてもケツの方がマシだろ? わかったらさっさとシッポどけろ」

ピカチュウ「……」スッ

ゲンガー「ひひっ、たーんと味わわせてもらうぜ。お前もオレのチンコをしっかり気持ちよくしろよ」ずんっ!

ピカチュウ「あいたたたた! 痛い、痛いって!」

ゲンガー「んなこと知るかよ。もっと奥までいくぞ」ズズズッ…

ピカチュウ(痛い、痛いよぉ……)

ゲンガー「んっ、くっ……! オスといいメスといいエロいケツしやがって……」ズズズッ…

ピカチュウ「んあああぁ! むむ、無理…だよぉ! 抜いて、抜いてえええ!」

ゲンガー「根元まで差しこまねぇでどうするよ」ずぷずぷずぷっ

ゆっくりと、だが確実に、ピカチュウの菊門がゲンガーの性器を呑みこんでいく。

ピカチュウ「やあああああぁぁぁぁ!」



ピカチュウ「はぁっ、はぁっ……」

ゲンガー「おい、入ったぞ」

ピカチュウ「!」

ピカチュウ(ぼ、ぼくのおしりに……チンチンが……チンチンが入ってる……!)

後背位の体勢でゲンガーと1つになったピカチュウは、おしりにすさまじい違和感を覚えていた。

ゲンガー「幽霊のチンコと繋がってんだぜ。なんか言うべきことがあるだろ?」

ピカチュウ「気持ち悪い……」

ゲンガー「このガキ」ガスッ

ピカチュウ「痛っ……なんでぶつのさぁ……」

ゲンガー「口答えすんな。生意気な口叩けねぇようにしてやる」

ゲンガーはそう言いながらピカチュウの勃起した陰茎を肩越しに覗きこむ。

ゲンガー「お前の……かわいらしいチンコだな」

ピカチュウ「ぁっ……」

ピカチュウの背後から伸びた指が、まだ汚れを知らない小さなオチンチンを包みこむ。

ゲンガー「握っただけで感じやがって。こうしてほしいのか?」

ゲンガーは指でつまんだオチンチンを上下に扱き始めた。
突然襲いかかる未知の刺激に、ピカチュウは腰をくねくねさせる。

ピカチュウ「やぁっ、ちょっ……なにすん……」

ゲンガー「ったく、てめぇら揃いも揃ってエロい声で喘ぎやがって。おらおらぁ!」シコシコシコシコ

ピカチュウ「やぁん……! ダ、ダメ! 離してぇ!」

ゲンガー「おい、見てみろよ。あいつが興味津々な顔してお前のチンコをガン見してるぜ」

ピカチュウ「あっ!」

ピカチュウは慌てて自分の性器に手を持っていった。
ゲンガーの言うとおり、メスピカチュウが目線をピカチュウのオチンチンに向けていたからだ。

ゲンガー「ほーれ、オチンチンだぞぉ」ニギニギ

ピカチュウ♀「す、すごい……」

ピカチュウ「み、見ないで! 見ないでよぉ!」

ゲンガー「なに言ってんだ、お前も覗き見してたくせに。おいメスネズミ、よく見とけよ」

ピカチュウ「や、やめて……ぁっ! や、やだぁ!」

ゲンガー「ひひっ、オスのピカチュウも案外捨てたもんじゃねぇな」

ピカチュウ「やぁっ……! さ、さわんないで!」

ゲンガー「正直に言えよ。お前、ほんとは興奮してんだろ?」

ピカチュウ「そ、そんなわけ……」

ゲンガー「じゃあなんでこんなにギンギンなんだよ。説明してみろおらぁ!」シコシコシコシコ

ピカチュウ「わああぁぁぁぁっ!」

ゲンガー「これでもまだシラをきるつもりか?」

ピカチュウ「だって……だって……勝手におっきくなったんだもん!」

ゲンガー「ほぉ、そうかいそうかい。だったらボクちゃんにチンコがおっきくなった理由を教えてやろうか」

ピカチュウ「えっ……?」

ゲンガー「チンコが固くなるのにはな、ちゃーんと訳があるんだよ。どうだ? 知りてぇだろ?」

ピカチュウ(チンチンがおっきくなる理由……?)

ゲンガー「お前、犯されてるメスネズミを見ててチンコ勃っただろ」

ピカチュウ「えっ!」

ゲンガー「ひひっ、やっぱりな」ニヤリ

ピカチュウ(し、しまった……)

ゲンガー「お前はな、犯されてるメスネズミを見て興奮してたんだよ。『ぼくも犯したい』って内心滾ってたんだよ。
     卑猥な妄想しながら気づいたらチンコカッチカチになってた。ちがうか?」

ピカチュウ「ち、ちがう! ぼくはただ……」

ゲンガー「ただ……なんだ? 言ってみろよ」

ピカチュウ「……」

ゲンガー「急にだんまりしやがった。チンコってのはな、正直なんだよ。よく覚えとけ」

ピカチュウ(どういうこと? ぼく、あのコで興奮してたの……? そんなわけ……)

ゲンガー「おい」ヒソヒソ

ピカチュウ「な、なに……」

ゲンガー「オレだけイってもちっとも面白くねぇ。せっかくだし、お前もあいつに抜いてもらえ」

ピカチュウ「えっ? ど、どういう意味?」

ゲンガーの言ってることの意味がわからず、ピカチュウはゲンガーにたずねる。
だがゲンガーはそれには答えず、前で突っ立っているメスピカチュウに声をかけた。

ゲンガー「おい、お前」

ピカチュウ♀「……?」

メスピカチュウとゲンガーの視線があう。

ゲンガー「こいつがイきたくてイきたくてうずうずしてるぞ。お前にチンコしゃぶってほしいんだとよ」

ピカチュウ♀「えっ……?」

ピカチュウ「なっ! ちが――んぐぐっ!」

ゲンガー「お前は黙ってろ。ほーら、お前のボーイフレンドがザーメン出したがってるぞぉ」ニギニギ

ピカチュウ「んーんー!」

ピカチュウは必死で否定しようとしたが、手で口をふさがれているのでなにも言えなかった。

ピカチュウ♀「オチンチン、真上むいてる……」

ゲンガー「おいしそうだろ? ほら、とっとと舐めろ。こいつを気持ちよくしてやれよ」

ピカチュウ「ぷはぁっ! や、やだ――んんんっ!」

ゲンガー「るっせーな。いちいち喚くんじゃねぇよ。お前は黙ってフェラされてりゃいいんだよ」

ピカチュウ(だ、だって……)

ゲンガー「おい、なにしてる。早くこっちきて口を開けろ。それともなんだ、一晩中オレのブツでガンガン突かれてぇか?」

ピカチュウ♀「そ、そんなのいや……」

ゲンガー「ふんっ。てめぇといいこいつといい、生意気なガキどもめ。とっととチンコの前で口を開けろ!」

ピカチュウ♀「……」

メスピカチュウは無言でピカチュウに歩み寄る。

ピカチュウ(やだ……やだ……チンチン舐められるなんて……)

ゲンガー「こいつ、さっきのお前を見ながらシコシコしてたんだぜ」

ピカチュウ「んーっ!」ブンブンブン

ピカチュウ♀「……ちょっとだけでいいの?」

ゲンガー「こいつがしゃせ……おっと、こいつが満足するまでな」

ピカチュウ「ぷはっ! ダ、ダメだよぉ!」

ゲンガー「オレの言うことを聞くか、こいつの言うことを聞くか、お前が決めろ。まっ、オレは別にどっちでもいいがな」

ピカチュウ(いやだ、いやだぁ! 誰か助けて!)

ゲンガー「ひひっ、どうやら決心がついたようだな」

ピカチュウ♀「……」

ゲンガー「あーんして、そのまま一思いに咥えろ」

ピカチュウ「やだっ! やだああああぁぁぁぁ!」

足をバタバタして暴れるピカチュウを尻目に、メスピカチュウはおもむろに口をあけてピカチュウのオチンチンをパクッと咥えた。

ピカチュウ「ひぅっ……!」ビクンッ

ゲンガー「ピカチュウに奉仕されるピカチュウか。ひひひっ、たまんねぇな」

ピカチュウ「ダメ…だよぉ……」

ゲンガー「おい、ボケっとすんな。先っぽに穴があるだろ。そこをぺろぺろしろ」

ピカチュウ♀「えっ、こ、ここを?」

ゲンガー「そうだ。そのションベンを出す穴だ」ニヤリ

ピカチュウ「ダメぇ!」

ゲンガー「少しでも拒んだら……言わなくてもわかるよなぁ?」

ピカチュウ♀「……」ぺろぺろ

ピカチュウ「あはぁっ……! ちょっ…とぉ……」

ゲンガー「なんつー声出してんだお前」

ピカチュウ♀「……」チュッ

ピカチュウ「あぅっ!」

メスピカチュウが幼茎の尿道口にそっと口づけすると、ピカチュウの首が反り返る。

ゲンガー「そんなに感じるのかよ。すこぶる敏感肌なんだな、お前。そうだ、この際だからこいつの口にションベン出しちまえば?」

ピカチュウ「いっ!」

ゲンガー「おっ、ケツ穴がキュンッて締まりやがった。言葉でも反応すんのか、お前」

ゲンガー「まっ、飲ませるかはお前に任せるとして。それよりどうだ? チンコ舐められるの初めてなんだろ? 気持ちいいか?」

ピカチュウ「そんなとこ……舐めないでぇ……」

ゲンガー「感じるのに精一杯ってか。おい、イく時はイくって言え。黙って発射すんじゃねーぞ」

ピカチュウ♀「んっ……んむっ……」チューチュー

ピカチュウ「ううぅ……! やあぁんっ……」

ゲンガー「……おいおい、お前……ほんとにエロいな」

高揚したゲンガーの肉棒がピカチュウのおしりの中でグググッと膨らみを増していく。

ピカチュウ「いぎっ……! 痛いぃぃ!」

ゲンガー「もっとチンコにかぶりついて舐めろ。さっ、オレもそろそろ突かせてもらうぜ。お前ら見てるとガマンできねーよ」

ピカチュウ♀「んむっ……んっ……」

メスピカチュウははむっと咥えたオチンチンの先っぽをチューチュー吸いこむ。
全身を貫くような快感がピカチュウを襲う。

ゲンガー「ひひっ、かわいらしいオチンチンが喜んでるぜ」

ピカチュウ♀「んっ……んぐっ……」

ピカチュウ「やあぁん……」

ゲンガー「どっちがメスかわかったもんじゃねぇな。さぁて、お待ちかねの3Pタイムだ。楽しもうぜ」

ピカチュウ「あ゙っ、あ゙っ!」

地面に座りこんだゲンガーはピカチュウのおしりをしっかり掴むと、腰を前後にふってピストン運動を始めた。

ピカチュウ♀「んぐっ……! ちょっと……押さえつけないでよ……」

ピカチュウ「あっ、ご、ごめん……」

ゲンガー「おらおら、誰が休んでいいって言った。根元から先っぽまで舐め回せ」ズリュッ、ヌチュッ

ピカチュウ「あ゙っ、あ゙っ! ダ、ダメ、動かしちゃ……」

ピカチュウ♀「んんー!? く、苦しい……」

ピカチュウに頭を押さえつけられているメスピカチュウは息苦しそうだ。
だがそれでもゲンガーは容赦なくメスピカチュウに言い放つ。

ゲンガー「いいな、メスネズミ。絶対に口を離すなよ」


パンパンパンパン。
静寂が支配する森に、結合部から漏れ出る卑猥な音とピカチュウの悲鳴が響き渡る。

ピカチュウ「あ゙あっ! お、おしりいた……やああぁっ! チンチンダメぇ!」

後ろからペニスで何度も突かれ、さらには自身の性器までもしゃぶられて絶叫するピカチュウ。

ゲンガー「忙しいやつだなお前。おぉっ! ケツがまた締めつけてきやがる!」

ピカチュウ「いぎぎっ!?」(ゲ、ゲンガーのチンチンがまたおっきくなってる……!)

ピカチュウ♀「いやぁ、なんか出てる……。気持ち悪い……」グチュグチュ

ピカチュウ(ど、どうなってんの……? チンチンが……なんだか気持ちいい。どうして……? 嫌なのに……嫌なのに……!)

ゲンガー「いっちょ前にガマン汁まで出しやがんのか。なんて……淫乱なやつだ」グググッ

ピカチュウ「やぁん! おしりいたああぁい!」

ピカチュウ♀「ま、まだ舐めなくちゃダメなの?」

ゲンガー「まだだ、もう少し――うぉっ……! こいつのケツ、マジですげぇ!」パンパンパン

ピカチュウ「いぎぎっ……!」

ピカチュウのおしりから僅かに漏れ出ている電気は、ゲンガーにこの上ない快感をもたらしていた。
ゲンガーの肉棒だけでなく、ピカチュウのペニスも放精に備えて尖端をググッと膨らませていく。

ピカチュウ♀「……」ぺろぺろチューチュー

ピカチュウ「ひああぁっ! く、口離して! おしっこ! おしっこ漏れちゃう!」

ピカチュウ♀「っ!」

ピカチュウのその言葉を聞いた瞬間、メスピカチュウは思わず口を離してしまった。

ゲンガー「……おい、お前」

ピカチュウ♀「ひっ……!」

ゲンガーは赤い眼をぎらりと光らせてメスピカチュウをにらみつける。
ゲンガーと眼があったメスピカチュウは息を呑む。

ゲンガー「『絶対に口を離すな』。オレ、確かお前にそう命令したよなぁ?」

ピカチュウ♀「だ、だって、おしっこ漏れるって……」

ゲンガー「だからどうした? 口を離すなっつったのが聞こえなかったのか? あぁっ?」

ピカチュウ♀「だって、だって……おしっこなんか……飲めないんだもん……」

メスピカチュウは怯えた様子でぼそぼそと口を動かす。

ゲンガー「はあぁっ? なんだと? おい、お前。こいつの頭押さえつけとけ。なにがなんでも絶対に離すなよ。命令だ」

ピカチュウ♀「!」

ピカチュウ「そ、そんな、いくらなんでも……」

ピカチュウ♀「いや……いや……」クルリ

ピカチュウ♀「あっ……」

ゲンガー「だから逃げられねぇっつの。どこまでもバカだな。てめぇはよ」

ピカチュウ♀「ひ、ひどい……」

ピカチュウ(ぼく……一体どうすればいいの? ぼくだってこんなこと……)

ゲンガー「おい、ガキ。出そうになったらちゃんと言えよ。言うこと聞いてりゃちゃーんと射精させてやるからよ」

ピカチュウ「……?」

ゲンガー「わからねぇって顔してるな? じきにわかるさ。一緒にピュッピュしようぜ」

ピカチュウ「射精って……なに?」

ゲンガー「いいから黙ってこいつの頭を押さえつけとけ。命令に背いたら一晩中犯すからな。夜通しオレとヤりまくるか?」

ピカチュウ「うぅっ、さっきからずるい……」

ゲンガー「これがオレのやり方だ。目的のためなら手段は選ばねぇんだよ」

ピカチュウ「す、すぐに解放するって言ったくせに! うそつき!」

ゲンガー「確かに言ったな。だが、おれが言った“すぐ”は最後までやったらって意味だ。勝手に勘違いしたのはお前だろ?」

ピカチュウ「なっ……!」

ゲンガー「言うこと聞かねぇと、ずーっとこのままだぞ」ズリュッ、ズチュッ!

ピカチュウ「あっ゙、あっ゙!」

ゲンガー「ふぅっ、お前、最高だぜ……」

ピカチュウ「あぐぐっ……!」

ゲンガー「ひひひっ」チラッ

ゲンガー「お前も早く帰してほしけりゃ、とっととこいつのチンコを舐め回せ」

ピカチュウ♀「うぅっ……」

ピカチュウ(悔しい……。なにも……なにもできないなんて!)

ゲンガー「ほらほらメスネズミ。お前がもたついてるせいでこいつのチンコが悲鳴をあげてるぜ」ニギッ

ピカチュウ「ふあぁっ!」

性器を嫌らしい手つきでさわられて敏感に反応するピカチュウ。

ゲンガー「なっ? イきたくてイきたくてたまんねぇんだよ、こいつ。なのにお前はこいつをいじめるのかぁ? 全くひでぇやつだなぁ」ニヤニヤ

ピカチュウ♀「……」ジーーーッ

ピカチュウ(そ、そんなにチンチン見つめないで)

ゲンガー「ひひっ、オレ以上に興奮してるぜ、こいつ。カチカチじゃねーか」

ピカチュウ♀「……わかったよ。やればいいんでしょ」

メスピカチュウは半ば諦めた様子でピカチュウの股間に顔をうずめ、赤いオチンチンに再び舌を這わせる。

ピカチュウ「あはぁっ!」

今まで味わったことのない最高の快感がピカチュウの全身を突き抜ける。
ピカチュウの性器はびくんびくんと動きながら尖端から透明の粘液を分泌し始めた。
メスピカチュウはなにも言わず、その液体を舌で掬い取る。

ゲンガー「お前、極度の敏感性だな。オレはとんでもねぇエロガキどもとパコってるみてぇだな」

ゲンガーは2匹のピカチュウと性行為を繰り広げていることに相当興奮しているようだ。
ピカチュウの体内でさらに膨らみを増したペニスがそれを裏付けている。

ゲンガー「おい、また逃げねぇようにこいつの頭、両手でしっかり押さえつけとけ。根元まで咥えさせろ」

ピカチュウ(うぅっ、もう知らない……)

ピカチュウ「ごめんね……」

ピカチュウは内心どうにでもなれと思いながらメスピカチュウの頭を思いきり押さえつけた。

ピカチュウ♀「!? んんんっ!」

ピカチュウ(うううぅ、ピカチュウ……ごめん……)

ピカチュウ♀「んーーっ!」

ゲンガー「歯、当てんじゃねぇぞ。しっかりご奉仕してやれ。手を抜こうものなら生きて帰れねぇと思っとけ」

ピカチュウ♀「んっ!」ぺろぺろ

ピカチュウ「ひあぁっ! 先っぽ! 先っぽダメええぇ!」

ピカチュウ♀「んぐっ、んっ……」ジュポッジュポッ

ピカチュウ「はぁっ! あっ……!」(やばい、やばいよぉ……。おしっこ漏れそう……)

ゲンガー「おっ?」

ピカチュウ(ガ、ガマンできない……。なんで? 力抜いたら漏れちゃいそう。でも……あうぅっ……もう……もう限界!)

ゲンガー「……そろそろか。おい、メスネズミ。受けとめる準備はできてるな?」

ピカチュウ♀「んぇっ……?」

ピカチュウ「もも、もう無理! で、出る! ごめん! あっ……!」

脈打つ性器からほとばしる精液が、メスピカチュウの口の中ではじける。

ピカチュウ♀「んぐぁっ!?」

ピカチュウ「あっ……んくっ……!」

一度出てしまったらもう抑えることはできない。

ピカチュウ♀「げほっ、げほっ! な、なに…これぇ……」

ピカチュウ(はぁっ、出ちゃったぁ……)

生まれて初めての射精を経験したピカチュウ。
アクメを迎えた直後ということもあって身体に力が入らず、ゲンガーのお腹にもたれかかる。

ゲンガー「イったみてぇだな、よしよし。ひひひっ、どうだ、こいつの新鮮な精子は。おいしかったか?」

ピカチュウ♀「の、飲んじゃったぁ……。気持ち悪い……」

ゲンガー「おいおい、気持ち悪いはねぇだろ。こいつはお前の口に発射できてすっげぇ気持ちよかったんだぜ。なぁ?」

ピカチュウ「はぁーっ……」

ゲンガー「おーい、聞いてるかぁ?」

ピカチュウ「えっ、な、なに? ――あぁっ!」

ピカチュウ♀「ぐすっ……ひどい……ひどい……」ポロポロ

ピカチュウ「ご、ごめん! ほんとにごめん! そんなつもりじゃ……なかったんだけど……」

ゲンガー「無理すんな。こいつの口内に出す気満々だったんだろ?」

ピカチュウ「ち、ちがう。どうしてもガマン……できなくて……」

ゲンガー「聞こえねぇよ」ズリュッ、ズチュッ!

ピカチュウ「あ゙っ! ちょ、ちょっと……」

ゲンガー「喘ぐ時だけは声でけぇなおい。イった時のお前の顔……最高にエロかったぜ」

ピカチュウ「へ、変なこと言わないで!」

ゲンガー「照れんな照れんな。ほんとはたまらなく気持ちよかったんだろぉ?」

ピカチュウ「んぐぐぐっ……!」

ゲンガー「ひひっ。かわいいな、お前」

ピカチュウ♀「ひっく……ぐすっ……」

ゲンガー「泣いてるヒマがあったらごっくんしろ。それがメスの務めってもんだ」

ピカチュウ♀「……」

ゲンガー「おい、見ろよ、ほら。お前のチンコから出たんだぜ、これ」

ピカチュウ「な、なにこれ……おしっこじゃ……ないの?」

ゲンガー「お前にはこいつがションベンに見えるのか?」

ピカチュウ「見えない……。でもおしっこじゃなかったら一体……」

ゲンガー「こいつは“精液”だ。気持ちよくなるとチンコから出てくるんだ。
      つまりお前はチンコ舐められて、興奮して、快感に溺れてたってわけだ」

ピカチュウ「そんなわけ……」

ゲンガー「あるんだな、これが」

ピカチュウ「う、うそだ。ちがう、ちがうもん……」

ゲンガー「なら1つ聞くけど、どうして射精した? どうしてチンコビンビンのままなんだ?」シコシコシコ

ピカチュウ「ぁっ……」

ゲンガー「まだチンコの中に残ってんじゃねーか。ほぉら、とろっとろだぜぇ」

ゲンガーはピカチュウの性器から精液を搾り出すと、それを指先に絡める。

ピカチュウ「やめてよ!」

ゲンガー「そうか? だったらチンコに塗りつけといてやるよ」

ピカチュウのオチンチンはあっという間に精液でべとべとになった。

ピカチュウ「うううぅっ……」

ゲンガー「?」

ピカチュウ「恥ずかしい……もうやだぁ……。早く……チンチン抜いてよぉ……」

ゲンガー「……ああ、たっぷり抜かせてもらうぜ。オレももう……爆発寸前だ」

ピカチュウの射精を間近で見て我慢できなくなったのか、ゲンガーはピカチュウのおしりをバックから何度も突く。
本人の言葉通り、挿入された肉棒は尖端をグググッと膨らませて解放の時を迎えようとしていた。

ピカチュウ「あ゙っ、あ゙っ!」

ゲンガー「オレ、お前らのこと気にいったぜ。明日から毎日やるか?」ズチュッ、ブピュッ

ピカチュウ「お、おしり! おしり痛い! 」

ゲンガー「んっ、うぅっ! だ、出すぞ! 受け取れ、ガキ!」

ピカチュウ「あぎいぃぃ! やめてええぇぇ!」

ピカチュウは悲鳴をあげて訴えたが、ゲンガーの耳には届いていなかった。

ゲンガー「ゔっ!」

ピカチュウ「ひぐっ!」

おしりの穴の奥深くに突き刺さったペニスがどくんどくんと液を流しこんでくる。

ピカチュウ「あっ……あっ……」

ゲンガー「ふぅっ……。お前らのケツ、締まりよすぎんぜ……」

ピカチュウ「はぁっ、はぁっ……。もうやめてぇ……」

ゲンガー「ふぅっ……」

ゲンガーは満足げな声を出しながら穴から肉棒を抜くと、抱き上げたピカチュウをメスピカチュウめがけて放り投げた。

ゲンガー「そらっ、仲良くおねんねしてろ」

ピカチュウ「わわっ!」

ピカチュウ♀「きゃっ!」ゴツン

ピカチュウ「いててっ……。ごめん、だ、大丈夫?」

ゲンガー「とりあえず今日のところは解放してやる。後はお前らで好きにしろ」

ピカチュウ「……」

ピカチュウ♀「……」

ゲンガー「また会うことがあったら、その時は……」ギロリ

ピカチュウ「っ……!」

ゲンガー「よろしくな」ヒタッ…ヒタッ…ヒタッ…

ピカチュウ(好きにしろって言われても……どうすればいいのさ……)

ピカチュウ♀「……」

ピカチュウ「……」

ピカチュウ♀「……」

ピカチュウ「あの……」

ピカチュウ♀「……」ムクリ

ピカチュウ「……?」

ピカチュウ♀「……身体、洗ってくる。汚れちゃったし」

ピカチュウ「あっ、ぼ、ぼくも一緒に……いい?」

ピカチュウ♀「……うん、行こ」

続きはまた明日に。では。

テクテクテク

ピカチュウ♀「……」

ピカチュウ「……」

ピカチュウ♀「……」

ピカチュウ(こういう時ってなに話せばいいんだろう。こんなことになるんだったら早く寝とけばよかった。恨むよムクホークぅ……)

ピカチュウ(……ううん、ぼくが悪いんだ。早く寝ろって言われてたのに散歩なんかに出かけちゃったから…)

ピカチュウ♀「……それ」チラッ

ピカチュウ「えっ?」

ピカチュウ♀「まだおっきいままだね」

ピカチュウ「あっ……」

ピカチュウ(チンチン舐められるし、変な液体このコの口に出しちゃうし、最悪だぁ……)

―川―

ピカチュウ(おしりの中にまだあのオバケが出したやつが残ってる、気持ち悪い……。ちゃんとほじくり出さないと……)ゴシゴシゴシ

ピカチュウ♀「……ねぇ」

ピカチュウ「わわっ! びっくりしたぁ。なに?」

ピカチュウ♀「いつから見てたの?」

ピカチュウ「えっ、な、なにを?」

ピカチュウ♀「わたしがあの太った幽霊に襲われてるところ」

ピカチュウ「っ! え、えっとぉ……」

ピカチュウ♀「答えて」

ピカチュウ(こわい……)

ピカチュウ「ね、眠れないから散歩してたの。そしたらね、急に叫び声が聞こえてさ……。
      なんだろうと思って行ってみたら……ゲンガーにチンチン入れられてるきみを見てさ……。
       それでぼく……」

ピカチュウ♀「……」

ピカチュウ「ほ、ほんとだよ。たまたまなんだ」

ピカチュウ♀「そう。それで、見つかったから逃げようとしたんだ」

ピカチュウ「それは……」

ピカチュウ「ごめん。ぼくも助けなきゃ!って思ってたんだけど、どうすればいいかわかんなくて……」

ピカチュウ♀「……」

ピカチュウ(怒ってるのかな。どうしよう……)

ピカチュウ♀「……」ザバッ

ピカチュウ「ど、どうしたの?」

ピカチュウ♀「帰るの。またあの幽霊に捕まりたくないから」

ピカチュウ「えっ? でも、一緒にいた方が……」

ピカチュウ♀「あなたも気をつけてね。またどこかで会えたらいいね。じゃあ……さよなら」

ピカチュウ「あっ、ちょっ、ちょっと待って!」

ピカチュウ「行っちゃった。ちゃんと謝りたかったのに……」

ピカチュウ「……」キョロキョロ

ピカチュウ「ぼくも……帰ろっかな」

―ピカチュウの住み処―

ピカチュウ(はぁっ……夢にまであのオバケが出てきたらどうしよう……。まさか後ろ……つけてきてないよね)ブルブル

ピカチュウ(ムクホーク、お願いだから早くきてぇ……)

ピカチュウ「……とりあえず、今日はもう寝よう。考えるのいやになってきた」

ピカチュウ(どうか……あのオバケにここがバレてませんように!)

ピカチュウ「……zzz」

―翌朝―

ムクホーク「ピカチュウ、おはよう」

ピカチュウ「……おはよ」

ムクホーク「晴れてよかったな」

ピカチュウ「そだね……」

ムクホーク「おいおい、どうしたんだよ。全然元気ないじゃんか」

ピカチュウ「ちょっと……ね」

ピカチュウ(昨日の出来事、夢じゃないんだよね……。ゲンガーに捕まって、おしりにチンチン入れられて……。
      女の子のピカチュウにチンチン舐められて、ぼくまで変な液、出しちゃって……)

ムクホーク「もしかして、体調悪いのか?」

ピカチュウ「えっ? ううん、大丈夫」

ムクホーク「全然大丈夫に見えないぞ。昨日、なんかあったのか?」

ピカチュウ「大丈夫だってば。夜中に何度も目がさめちゃってね。あまり寝れなかっただけだよ」

ムクホーク「……」

ピカチュウ「どうしたの?」

ムクホーク「昨日、絶対なんかあっただろ。お前、今まで寝れなかったことあったか?」

ピカチュウ「……」

ムクホーク「なあ、ピカチュウ、おれにも話したくないことなのか?」

ピカチュウ(……言えるわけないじゃんか。オバケに犯されて、女の子にチンチン舐められたなんて)

ムクホーク「ピカチュウ」

ピカチュウ「……ごめん。そのうち話すから、もうほっといて」

ムクホーク「ピカチュウ……」

ムクホーク「じゃ、まあ、乗れよ」

ピカチュウ「……うん」ピョンッ

ムクホーク「どこ行きたい? お前の行きたいところに連れてってあげるよ」

ピカチュウ「……どこでもいい」

ムクホーク「……とりあえず飛ぶぞ。しっかり掴まっとけよ」

ピカチュウ「……」ギュッ


―上空―

ピカチュウ「ねぇ、ムクホーク」

ムクホーク「んっ?」

ピカチュウ「ちょっと聞きたいことがあるんだけど……」

ムクホーク「聞きたいこと?」

ピカチュウ「……うん」

ムクホーク「なんだ? 言ってみろよ」

ピカチュウ「笑わないって約束してくれる?」

ムクホーク「んなこと言わないとわからないだろ。早く言えよ」

ピカチュウ「……」ゴクリ

ピカチュウ「あのね、ムクホーク。射精って……なに?」

ムクホーク「えっ……?」

ムクホーク「ピカチュウ、悪い。もう1回言ってくれないか」

ピカチュウ「だ、だから、射精ってなに?」

ムクホーク「なっ……! 急になに言い出すんだお前……」

ピカチュウ(えっ? 聞いちゃまずかったのかな……?)

ムクホーク「……お前、さっきからおかしいぞ。ほんとになにがあったんだよ」

ピカチュウ「い、いや、知らないならいいんだ。変なこと聞いてごめん」

ムクホーク「……おれが知ってるって言ったら、聞き出すつもりだったのか?」

ピカチュウ「えっ? いや、別にそういうわけじゃないけど……」

ムクホーク「じゃあ、なんで聞いてきた? それまでそっけない返事ばっかだっただろ」

ピカチュウ「あっ……ごめん」

ムクホーク「……」

ピカチュウ「ムクホーク……怒ってる?」

ムクホーク「……」バッサバッサ

ピカチュウ「……ごめんなさい」

ムクホーク「……」

ピカチュウ(どうしよう……もしムクホークに嫌われちゃったら、ぼく……ぼく……)

ムクホーク「……ふぅっ」

ピカチュウ「……?」

ムクホーク「ごめんな、ピカチュウ。別に怒ってるわけじゃないんだ。
        ただ、お前の口からそんな言葉が出てくると思ってなかったから唖然としちまってさ」

ピカチュウ「……」

ムクホーク「なあ、ピカチュウ。おれからも1つ、質問していいか?」

ピカチュウ「う、うん。なに?」

ムクホーク「……誰から聞いた?」

ピカチュウ「えっ?」

ムクホーク「正直に答えてくれ。一体誰がお前に言ったんだ? そんな単語、お前、元々知らないだろ?」

ピカチュウ「……昨日、あるポケモンが言ってたの」

ムクホーク「そいつがお前に直接言ったのか?」

ピカチュウ「うん」

ムクホーク「どういう経緯でそうなるんだよ。普通じゃないぞ、それ」

ピカチュウ「ちょっと、色々あってね……」

ピカチュウ(『おしりにチンチン入れられたから』なんて、とても言えないよ……)

ムクホーク「……」バッサバッサ

ピカチュウ(やっぱり聞かない方がよかったのかな……?)

ムクホーク「そのポケモン、他にも聞き慣れない単語は言ってたか?」

ピカチュウ「う、うん。えっと……」

ピカチュウ(なんか難しいことばっか言ってた気がする……)

ピカチュウ「確かね、オナニーとかシコシコとか。あとは、せーえきとか……かな」

ムクホーク「ぶっ!」

ピカチュウ「うわっ! だ、大丈夫?」

ムクホーク「あんまし大丈夫じゃないかも……」

ピカチュウ(ムクホークが動揺してる。なんでだろう)

ムクホーク「……とりあえず話を戻すか。射精ってのはな」

ピカチュウ「うん」

ピカチュウは胸をドキドキさせながらムクホークの言葉を待つ。

ムクホーク「その……簡単に言えばだな、興奮が極致に達した時、性器から精液が飛び出すことを指す言葉なんだ」

ピカチュウ「興奮が極致に……達する? せーえきが飛び出す……?」

ピカチュウ(せーえきって確か、あの変な液体のことだよね……)

ムクホーク「はぁっ、お前には難しいか……。要はな、性器を刺激して、あるいは刺激されて気持ちいいと感じると……射精って現象は起こるんだよ」

ピカチュウ「!」

ピカチュウ(昨日、あのオバケが言ってたことと同じだ……。気持ちよくなると、チンチンから出てくるって。
       ぼくがあのピカチュウにチンチン舐められて、興奮してたから出てきたんだって……)

ムクホーク「言わせんなよな、こんなこと……」

ピカチュウ「それって、誰でもするものなの?」

ムクホーク「まあ、オスならな。つっても、さすがにお前はまだ無理だと思うけど」

ピカチュウ(……オスなら誰でも? ってことは……)

ピカチュウ「ムクホークも?」

ムクホーク「なっ……お、お前なぁ……」

ピカチュウ(あっ、しまった。つい……)

ムクホーク「もうこの話はまた今度にしようぜ。おれ、木に激突しちまうよ」

ピカチュウ「そ、そだね」

ムクホーク「ピカチュウ、誰に吹きこまれたのか知らないけど、お前がこういう知識を覚えるにはまだ早すぎるからさ、もう忘れろ。
        気にすんなってのは無理かもしれないけど……あまり考えるな」

ピカチュウ「……うん。ありがとう」

ムクホーク「ふぅっ……ちょっとあそこで休むか」

ムクホーク「あったかいよな、今日」

ピカチュウ「うん……」

ムクホーク「しんどいか?」

ピカチュウ「ごめん。陽射しが気持ちいいからなんだか眠たくなってきちゃって……」ゴシゴシ

ムクホーク「無理しなくていいぞ。少し寝るか?」

ピカチュウ「えっ、い、いいの?」

ムクホーク「いいよ。昨日、あんまり寝れてないんだろ?」

ピカチュウ「うん。じゃあ……ちょっとだけ寝てもいい?」

ムクホーク「ああ。しばらくしたら起こすから、それまでゆっくり休め」

ピカチュウ「うん、よろしくね。それと……」

ムクホーク「?」

ピカチュウ「そばに、いてくれないかな」

ムクホーク「えっ?」

ピカチュウ「その……ぼくが眼をさますまで一緒にいてほしいな。……ダメ?」

ムクホーク「もちろんいいけど急にどうしたんだよ」

ピカチュウ「……1匹じゃさみしいから」

ムクホーク「大丈夫だよ。お前が起きるまでここにいるよ。約束する」

ピカチュウ「ほんとにどこにも行かないでね」

ムクホーク「心配すんなって。勝手に帰ったりしないさ」

ピカチュウ「うん。ありがとうムクホーク。じゃあ……おやすみ」

ムクホーク「ああ。おやすみ」

―日が暮れる頃―

ムクホーク「――チュウ、ピカチュウ」

ピカチュウ「んっ……」パチッ

ピカチュウ「あっ、ムクホーク。あれっ……? ここ、どこ?」

ムクホーク「寝ぼけてるのか? もう夕方だぞ」

ピカチュウ「えっ? ……あっ、そっか。ぼく、寝てたんだっけ」

ムクホーク「やっと思い出したか」

ピカチュウ「えっと、その……ごめん」

ムクホーク「へっ? なんで謝るんだよ」

ピカチュウ「だってせっかくきてくれたのにぼくったらほとんど寝ちゃってたし」

ムクホーク「いいんだよ。お前があんまり気持ちよさそうに寝てたから起こすに起こせなくてさ。よっぽど疲れてたんだな」

ピカチュウ「うん。あっ……」

ムクホーク「ん?」

ピカチュウ「ムクホーク、もしかして、ずっとここにいてくれてたの?」

ムクホーク「ああ。言ったろ? お前が起きるまでここにいるって」

ピカチュウ「ほんとにごめん。退屈だったよね……」

ムクホーク「だから謝んなって。おれもちょっとだけ寝てたから、そんなに気にしなくていいぜ」

ピカチュウ「ありがとう。ムクホークがいてくれて……ほんとによかった」ギュッ

ムクホーク「おいおい、今日はやけに甘えんぼだな、ピカチュウ」

ピカチュウ「ごめん。でも、もうちょっとだけ……」

ムクホーク「今日のお前、やっぱ変だぞ」

ピカチュウ「……行っちゃやだよ」

ムクホーク「えっ? なんて言った?」

ピカチュウ「……なんでもない」


―やがて夜が訪れ―

ムクホーク「じゃあピカチュウ、そろそろ……」

ピカチュウ「……どうしても帰っちゃうの?」

ムクホーク「ほんとはお前のそばにいてやりたいけど……帰らないとみんなに心配かけるし」

ピカチュウ「ぼくのことは心配じゃないんだ……」

ムクホーク「……」

ピカチュウ「……ごめん」

ムクホーク「いや、おれこそごめんな……」

ピカチュウ「ううん、今日はとっても楽しかった。ありがとうムクホーク。また連れてってよ」ニッコリ

ムクホーク「……」

ピカチュウ「ほら、仲間を待たせちゃ悪いよ。早く行って行って」

ムクホーク「ピカチュウ、ほんとに大丈夫か?」

ピカチュウ「うん、ムクホークのおかげで今日はぐっすり眠れそうだし」

ムクホーク「……」

ピカチュウ「心配いらないってば」

ムクホーク「……」

ピカチュウ「なに?」

ムクホーク「……じゃあ、おれ行くよ。夜更かししちゃダメだぞ」

ピカチュウ「うん。あっ、ねぇ、明日も絶対きてよ」

ムクホーク「ああ。じゃあ……おやすみ」

ピカチュウ「おやすみ。またね!」

ムクホーク「……」バッサバッサバッサ

ピカチュウ「ばいばい、ムクホーク」

ピカチュウ「……」

ピカチュウ(ぐっすり眠れるなんてうそ。全然寝れる気がしないや……。でもこれ以上ムクホークに迷惑かけるわけにはいかないし……)

ピカチュウ(あのオバケのせいで最悪だよ……。ムクホークに心配かけちゃうし、変な眼で見られるし)

ピカチュウ「っ……!」

ピカチュウ「こんな時に催すなんて、もうっ……」

ピカチュウ(おしっこ行って、早く寝よう……)


テクテクテク

ピカチュウ(昨日はあの辺でエッチなことされたんだっけ。またあのピカチュウがゲンガーに犯されてたりして。ははっ、まさかね)

ピカチュウ「……」ソーッ

ピカチュウ「……いないや」

チ---ッ

ピカチュウ(昨日、ここから白いのが出たなんて、いまだに信じられない……。あれがムクホークの言う“射精”だとすると、ぼくはやっぱり興奮してたの?
      どうしてかな。そんなつもり全然なかったのに。……ダメ。思い出すだけで恥ずかしい)ブンブン

ピカチュウ(あのピカチュウ、今ごろどうしてるのかな? また会えるかなぁ……)チ---ッ

ピカチュウ「はぁっ、スッキリした」

?「気持ちよかったか?」

ピカチュウ「うん。……えっ?」

ピカチュウ「!」ガバッ

背後から突如かかった声に驚いてばっと振り返ると、ピカチュウの影から紫色の大きな物体が浮き出てきた。

ゲンガー「よぉ、ボクちゃん。ひ・さ・し・ぶ・り」ニヤニヤ

ピカチュウ「ううううそ、なんで……」

ゲンガー「言ったろぉ? お前らのことが気に入ったって。近くにいりゃあ、においで一発でわかるさ」

ピカチュウ「あっ……あっ……」

ゲンガー「しっかし、わざわざ自分から犯されにくるとは、お前も物好きだなぁ」ヒタッ…ヒタッ…

ピカチュウ「あ、あっち行ってよ……」

ゲンガー「うれしいねぇ。お前の方からオレに会いにきてくれるなんてよぉ」ニヤリ

ピカチュウ(なんで……なんでこんなに運がないのさぁ……。いやだぁもう……)

ゲンガー「ひひっ」ジリジリ

ピカチュウ「うぅっ……」

ピカチュウとゲンガーの距離は徐々に縮まっていく。

ゲンガー「ひひっ、ピカチュウちゃん、今夜はとことんヤりまくろうぜ。精も根も尽きるまでよぉ」

ピカチュウ「いやだ……いやだあああ!」ダダダッ

ゲンガー「もう1匹のネズミがいねぇのは残念だが、お前があいつの分まで頑張ればいい話だ。お前のケツも中々締まりがいいからなぁ」ジロリ

ピカチュウ「!? お、お願い、動いて。お願いだからっ……!」

ゲンガー「くろいまなざし忘れてたのか?  あいつといいお前といいバカだなほんと。さてと、早速咥えてもらおうか」ズイッ

ピカチュウ「っ……!」

ゲンガーはピカチュウの前に立ちはだかった。
眼の前で欲情した赤い肉棒がぴくんぴくんと跳ねている。

ゲンガー「どうだ、でけぇだろ。こいつを今からお前が気持ちよくするんだぜ」

ピカチュウ「やだ……もういやだ……やだぁ……」

ゲンガー「そう悲観すんな。お前もちゃーんとイかせてやるから」ニヤリ

ゲンガー「濡らしとかねぇとあとで痛い思いするのはお前だぞぉ。しっかり奉仕しろよ」グイッ

ピカチュウ「んーっ!」ジタバタ

ゲンガー「もし噛みちぎりでもしたら……わかってんだろうなあ」ギロリ

ピカチュウ「ひっ……!」

ゲンガー「昨日、お前があいつにしてもらったのを思い出しながらやれ。最初はそうだな……穴をぺろぺろしろ」

ピカチュウ「っ……」ぺろっ

ゲンガー「うおっ……!」

ピカチュウ(なんでおしっこ出るところなんか舐めなきゃダメなの……?)チューッ

ゲンガー「そうだ、いいぞ。カリにも舌を這わせろ」

ピカチュウ(……カリ?)

ゲンガー「おい、誰が口を休めろと言ったよ。もっと気合い入れろ」ガシッ

ゲンガーはピカチュウの頭を両手で掴み、ガクガクと揺らす。

ピカチュウ「んー! 揺らははいへほぉ……」

ゲンガー「黙れ」ガスッ

ピカチュウ「あぐっ……! 痛いよぉ……」

ピカチュウ(なんでチンチンなんか口に入れなきゃなんないのぉ……)

ゲンガー「ひひっ、喜べ。オレは今日はまだ抜いてねぇんだ。精液はあり余るほど溜まってるぜぇ」

ピカチュウ(いやだぁ、気持ち悪い……)

ゲンガー「もっとべろをうまく使えって。こいつをあまいミツだと思って舐め回せ」

ピカチュウ「んぐっ……んっ……」ぺろぺろ

ゲンガー「おっ……おぉっ!」

ゲンガーは歓喜の声をあげながら全身をふるわせる。

ゲンガー「……すっげぇ興奮する」

ピカチュウ(おしっこ出されたらどうしよう……)

ゲンガー「おっ? ……ひひっ、それ、ちゃんと舐めてくれよぉ」グイッ

ピカチュウ「んがっ……!」

頭を押さえつけられて性器を根元まで咥えさせられるピカチュウ。

ピカチュウ(うわっ、ちょっと……なにこれ……)

ゲンガー「オレのチンコがお前に舐められて気持ちよくなってる証拠だ。お前だって昨日出してただろ?
      その程度で毒に蝕まれたりしねぇから安心しろ」

ピカチュウ(うええぇ……吐きそう……)

ゲンガー「あーっ、なんかションベンしたくなってきたなあ。お前の口に出しちまおっかなー」

ピカチュウ「!?」

ゲンガー「ひひっ、冗談だよ冗談。お前さえよければ出してやるがな」

ピカチュウ「んーっ!」ブンブンブン

ピカチュウ(早く解放してほしいよ……)チロチロ

ゲンガー「よーしよし、中々いいぞ。お前、フェラの才能あるんじゃねぇか?」ナデナデ

ピカチュウ(気持ち悪いよぉ……。誰か助けて。ムクホーク……)

ゲンガー「ふいぃ。よし、出してやるからちゃんと受けとめろよ」

ピカチュウ「……?」

ゲンガー「おい、口を休めるな。また殴られてぇのか」

ピカチュウ「っ!」チューチュー

ゲンガー「うっぉ! だ、出すぞ!」グイッ

ピカチュウ「んーっ!? ほ、ほっほぉ!」

ゲンガー「うぅ゙っ!」どぷっ!どぷっ!

ピカチュウ「んんーっ!」

ゲンガー「吐き出すんじゃねぇぞ! 飲め!」グイッ、グイッ

ピカチュウ「うっぇ! く、くるじいぃぃ!」ごっくん

ピカチュウ(うわあああぁぁ! 飲んじゃったあああぁ!)

ゲンガー「ふぅっ、出た出た」

ピカチュウ「げほっ、げほっ! おえっ!」

ゲンガー「おいこら、吐き出すなっつっただろうがよ。まあ、今回は特別に許してやるか」じゅぽっ……

ゲンガー「ひひっ、どうだ、オレ特製のどくどくは。おいしかったか?」

ピカチュウ(うええぇ……まだ口の中に残ってる……。まずいぃ……)

ゲンガー「全部搾り出してっと……。おい、ケツ出せよ」

ピカチュウ「もう……もういやだぁ……」

ゲンガー「この程度でへばってどうする。本番はここからなんだぜ」

ピカチュウ「うそ…でしょぉ……」

ゲンガー「さっさと後ろ向けって。シッポどけてケツ突き出せよ」

ピカチュウ(なんで……なんでぼくばっかりがこんな目にあうの……? なんでだよぉ……)

ゲンガー「やれやれ、世話のかかるやつ」グイッ

ピカチュウ「いっ……シッポ引っぱらないでぇ……」

ゲンガー「ここに塗ってっと」グリ、グリ

ピカチュウ「うぁっ! な、なにすん……」

ゲンガー「決まってんだろ。ケツ穴ほぐしてやってんだよ。じゃねぇと痛ぇだろぉ? おらおらぁ!」グリグリグリ!

ピカチュウ「ああぁっ……! ちょっ、いやぁ……やああぁ……!」

ゲンガー「……エロいのはケツだけじゃねぇな。お前、最高だぜ」

ピカチュウ「はぁ、はぁ…」

ゲンガー「よし、こんだけ濡らしときゃ大丈夫だな。よっと」フワリ

ピカチュウ「うわっ!」

ゲンガー「おい、またオレと1つになれるんだぜ。もっと喜べよ」

ピカチュウ「喜べるわけ……ないじゃんかぁ……」

ゲンガー「……生意気なガキめ。嫌いじゃないけどな」ずんっ!

ピカチュウ「いぎいいいぃぃ! 痛いいいいぃ!」

ゲンガー「もっと奥まで行くぜ。力抜いてろよ」ズズズ゙ズッ……

ピカチュウ「ああああああぁぁぁ! 穴……切れちゃうよおおおぉぉ!」

ゲンガー「んっ……くっ……! 締めつけやがる……」

ピカチュウ(痛い……痛いよぉ……!)

ゲンガー「おい、暴れんな。オレまで痛ぇだろうが!」

ピカチュウ「っ…てぇ……」

ゲンガー「喋る余裕もねぇってか。もう少し辛抱しろ。入っちまえばどうってことねぇよ」ズズッ……

ピカチュウ(助け…て、誰か……。ムクホーク……ピカチュウ……)

ゲンガー「っ、はぁっ……おい、生きてるか?」

ピカチュウ「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」

ゲンガー「根元まですっぽり入ったぜ。どうだ、ちったぁマシになっただろ」

ピカチュウ(っ! ううぅっ、おしりに……おしりにチンチンがぁ……)

ゲンガー「ひひっ、やっぱりお前、犯されて興奮してんだな」ニギッ

ピカチュウ「あっ……!」ビクンッ

ゲンガー「お前のも抜いてやるよ」スリスリスリ

ピカチュウ「やぁっ……ダ、ダメ……」

ゲンガー「ほぉら、先っぽのお口がピクピクしてるぜ」クリクリ

ピカチュウ「やぁん!」

ゲンガー「お前はほんと、淫乱なやつだな……」ググッ

ピカチュウ「やぁっ……離してぇ……」

ゲンガー「『シコシコしてぇ』の間違いだろ?」シコシコ

ピカチュウ「ち、ちが……!」

ゲンガー「ひひっ、遠慮するなよぉ」シコシコシコシコ

ピカチュウ「ぁっ、やあぁっ、ふああぁぁん……」

ゲンガー「どうだ? あいつのフェラとオレの手コキ、どっちが気持ちいいんだ? ん?」

ピカチュウ「……」

ゲンガー「そうかそうか。あまりの快感に言葉が出ねぇってか」シコシコシコ

ピカチュウ「はぁんっ……! そ、そんなに激しくされたらぁ!」

ゲンガー「ガマン汁でヌレヌレじゃねーか。このエロガキめ!」グチュグチュ

ピカチュウ「わあああぁっ!」

ゲンガー「ん? チンコが膨らんできたな。そろそろか?」シコシコシコ

ピカチュウ「や、やめて! お願いだからやめてよぉ!」パシパシパシ

ゲンガー「いってーな。なに興奮してんだよ」グググッ

ピカチュウ「お、おしり痛いぃ!」

ゲンガー「だからどうした。さっさとイけよ。どうせガマンしたって無駄だぞ」シコシコシコ

ピカチュウ「あっ、や、やめ……あ゙っ、あ゙ぁっ!」ぴゅうーーーっ

ピカチュウ「あっ、あっ……」

ゲンガー「おっ、出た出た。お前のチンコ、ちっちぇえくせしてすっげぇ量の精液吐き出すんだな」

ピカチュウ(また……出た……。また出しちゃった……)

ゲンガー「めっさ飛んだなぁ。お前、ほんとにすげぇな」シコシコ

ピカチュウ「うっはぁ……!」

ゲンガー「とろっとろだな。どれ」クンクン

ピカチュウ「や、やめて!」

ゲンガー「うーわ、くっせーなぁおい。精液ってよぉ、本来は無臭なんだぜ。お前、チンコちゃんと洗ってんのか?」

ピカチュウ「だ、だからやめてって言ったじゃんかぁ……」

ゲンガー「あー、そういや、さっきションベンしてたなお前」

ピカチュウ「うっ……」

ゲンガー「うそだと思うならお前も嗅いでみろよ。ほれっ」グイグイ

ピカチュウ「うわっ、ちょっと……!」

ピカチュウ(っ! な、なにこのにおい。これがせーえきのにおいなの……?)

ゲンガー「なっ? 臭ぇだろ?」

ピカチュウ「……」

ゲンガー「? おいおい、無反応かよ。なんか言えよ」

ピカチュウ「……」

ゲンガー「おい、いつもみてぇになんか言い返せよ。つまんねぇだろが」

ピカチュウ「……」

ゲンガー「聞いてんのかよ、エロガキ」

ピカチュウ「……」

ゲンガー「……ちっ」ジュポッ

ピカチュウ「……?」

ゲンガー「そらよ」ポイッ

ピカチュウ「うわっ!」ドサッ

ゲンガー「立てよ。早く」

ピカチュウ「いててっ……」

ゲンガー「精液が無臭ってのは全くのでたらめだ。オレの精液、とってもいい香りしただろ?」

ピカチュウ「……」

ゲンガー「なんだ、その反抗的な眼は。文句あんのかよ」

ピカチュウ「……ひどい」

ゲンガー「なんだって?」

ピカチュウ「ぼくをいじめて、からかって……そんなに楽しいの? 嫌がるぼくが……そんなに面白いの?」

ゲンガー「……」ギロリ

ピカチュウ(こわいけど、眼をそらしちゃダメだ。絶対に)

ゲンガー「ひひっ……」

ピカチュウ「!」

ゲンガー「ひひひひひっ。なにを言い出すかと思えば、とんだ愚問だな。『いじめるのが楽しいの?』だって?
      ああ、楽しいよ。愉快で愉快でたまんねぇよ。恐怖で怯えるお前の眼を見るだけでゾクゾクしてくるんだよ。
      オレの眼の前でお前が半狂乱になりながら射精するだけで興奮がとまらねぇ。
      わかるか? お前にこの気持ちが」

ピカチュウ「……わからない。わかりたくもない!」

ゲンガー「だろうなあ。お前、ドMってツラしてるもんなあ」

ピカチュウ(もういやだ……。このポケモンにいじめられるのはもうやだよ……)

ゲンガー「ふぅっ、なーんか冷めちまった。もう1回お前で楽しませてもらうとするかな」

ピカチュウ「近寄らないで!」

ゲンガー「そこでオナニーしろ。オレに見られて興奮しながらしごけ」

ピカチュウ(オナニー……?)

ゲンガー「チンコをシコシコしろっつってんだよ。さっきオレがしてやっただろ。やり方わからねぇとは言わせねぇぞ」

ピカチュウ「誰がそんなことするもんか!」

ゲンガー「ほーぉ、この期に及んでまだ口答えすんのか。だったらオレのを咥え――」

ムクホーク「ブレイブバードおおおぉ!」ドゴォッ!

ゲンガー「っ!? がはっ!」

ピカチュウ「ムクホーク!?」

ムクホーク「ピカチュウ、早く乗れ!」

ピカチュウ「どうしてここに……?」

ゲンガー「いっつつ…」

ムクホーク「話は後だ。逃げるぞ。急げ!」

ピカチュウ「う、うん」ピョン

ゲンガー「あっ! くそぉ!」

―上空―

ムクホーク「あの程度のやつ、敵でもないけど……もし仲間を呼ばれでもしたら厄介だからな」

ピカチュウ「……」

ムクホーク「もう大丈夫だぞ。……いや、お前は大変だったよな」

ピカチュウ「ムクホーク、どうして……」

ムクホーク「とりあえずは帰ったんだが、お前の今日の様子がずっと気になっててな。
       仲間に事情を話して、お前のそばにしばらくいるつもりで戻ってきたんだけど……遅すぎたな……」

ピカチュウ「……」

ムクホーク「……ごめんよ、ピカチュウ。おれ、お前の友達なのに全然気づいてあげられなくて」

ピカチュウ「ううん、ぼくこそごめんなさい。ムクホーク、ずっと心配してくれてたのにぼくったら……」

ムクホーク「気にすんな。誰にだって言いにくいことはあるさ。おれだってお前の立場だったらたぶん内緒にしてただろうし、なっ?」

ピカチュウ「うん。ありがとう……」

バッサバッサバッサ

ムクホーク「あいつが……」

ピカチュウ「えっ?」

ムクホーク「あいつが言ってたんだな。今日、お前が言ってたアレ」

ピカチュウ「……うん」

ムクホーク「まさか、あんな事態になってるなんてな……」

ピカチュウ「信じられない…よね」

ムクホーク「……とんでもねぇやろうだな、あのデブ」

ピカチュウ「……」

ピカチュウ「ねぇ、ムクホーク」

ムクホーク「ん?」

ピカチュウ「もしかして、最初からずっと見てたの?」

ムクホーク「いや、最初からじゃない。けど……きた時にはすでにお前がその……言いにくいけど……あいつと繋がってたよ」

ピカチュウ(一番見られたくないところをバッチリ見られてたんだ……)

ムクホーク「気配を消してたから、あいつはおれに全く気づいてなかったみたいだな。お前があいつと離れる機会を窺ってたんだ」

ピカチュウ「そうだったんだ……」

ムクホーク「お前に危害が及ぶといけないと思って、ずっと隙を狙ってたんだけど、おれ、ただ見てることしかできなかった。
        ……ごめん、ピカチュウ」

ピカチュウ「ううん、ムクホークはぼくを助けてくれたじゃない。謝る必要なんてないよ。ムクホークは全然悪くない。
       ぼくが言いつけを守らなかったのがいけなかったんだよ」

ムクホーク「ピカチュウ、お前……」

ムクホーク「とりあえず湖で洗おうか。気持ち悪いだろ」

ピカチュウ「うん。ごめんね。羽、汚しちゃって……」

ムクホーク「いいよ。お前があいつにされてたことに比べたらどうってことないさ。……まぁ、急には無理だろうけど、早く元気出せよ」

ピカチュウ「うん。ありがとう、ムクホーク」

ピカチュウ(ムクホークがいてくれて本当によかった。もしムクホークがいなかったら、ぼく、いまごろどうなってたんだろう……)

ムクホーク「ピカチュウ、降下するからしっかり掴まってるんだぞ」

ピカチュウ「うん、わかった」

ピカチュウ(はぁっ、安心したら疲れてきちゃった。今日は早く寝たい。……あれっ? あそこにいるのって)

ピカチュウ「!!」

ムクホーク「んっ? ピカチュウ、どうした?」

ピカチュウ「ムム、ムクホーク! あそこ! あそこの湖のそばでぼくをおろして!」

ムクホーク「あ、ああ、そのつもりだけどどうしたんだよ。急に大声出したりして」

ピカチュウ「う、うん、ちょっとね」

ピカチュウ(あのポケモンは……もしかしたらもしかして……)


ピカチュウ「あの木のところでおろしてくれる?」

ムクホーク「よっしゃ」

ピカチュウ「ありがとう。ムクホーク、ちょっとの間だけここで待っててもらってもいいかな?」

ムクホーク「いいけど、あいつが追ってきてるかもしれないからなるべく早くしろよ」

ピカチュウ「うん、わかった」タッタッタッ

ピカチュウ「……」ソーッ

ピカチュウ(間違いない。あの時のピカチュウだ、絶対に)

ピカチュウ(……よし、行こう)

ピカチュウ「あ、あの!」

ピカチュウ♀「!」バチバチバチ

ピカチュウ「わわっ! ま、待って! ぼくだよ。ほら、昨日の……」

ピカチュウ♀「あっ……」

ピカチュウ「思い出した?」

ピカチュウ♀「……うん。その格好……どうしたの?」

ピカチュウ「えっ? あっ、こ、これはね……」

ピカチュウ(しまったぁ……。先に洗い落としてから話しかければよかった。
       ……ううん、いいや、もう。昨日今日と散々恥ずかしい思いしたんだし、いまさらね……)

ピカチュウ♀「……わたしになにか用?」

ピカチュウ「実はね、あいつが……あのオバケがこの近くにいるかもしれないんだ」

ピカチュウ♀「えっ! ほ、ほんとに……?」

ピカチュウ「うん。ぼくも今ね、仲間と逃げてるとこなんだけど、もしかしたらここまでくるかもしれない。
       きみもここにいたら、きっと危ないと思うんだ」

ピカチュウ♀「ど、どうしたらいいの?」

ピカチュウ「うん、だからきみも……ぼくたちと一緒にこない?」

ピカチュウ♀「えっ?」

ピカチュウ「少なくともここにいるよりはずっと安心できると思うし、それに、色々きみと話してみたいし」

ピカチュウ♀「で、でも……」

ピカチュウ「ぼくの仲間なら大丈夫だよ。とっても優しくて頼もしいから」

ピカチュウ♀「……」

ピカチュウ「きみさえよければの話だけど……」

ピカチュウ♀「わたしは……」

ピカチュウ「ぼくを信用して」

ピカチュウ♀「……」

ピカチュウ「ピカチュウ、時間がないんだ。早く返事を聞かせてよ」

ピカチュウ♀「……」

ピカチュウ「……」

ピカチュウ(いやなら…仕方ないよね…)

ピカチュウ「……仲間が待ってるから、そろそろ行くね。きみも気をつけてね……」クルリ

ピカチュウ♀「ま、待って!」

ピカチュウ「……?」

ピカチュウ♀「……わたしも一緒に行く。ううん、行きたい。連れてって」

ピカチュウ「ぼくのこと、信用してくれるの?」

ピカチュウ♀「あなた、うそつくようなポケモンには見えないから。それに、その身体……あの幽霊にやられたんでしょ?」

ピカチュウ「……うん。また……犯されちゃった」

ピカチュウ♀「大変…だったね」

ピカチュウ「でも今回はムクホークのおかげで逃げられたけどね」

ピカチュウ♀「ムクホーク?」

ピカチュウ「あっ、ぼくの仲間のこと」

ピカチュウ♀「仲間…か。わたしももうあんな思いしたくないし、ほんとは1匹でいるの、こわいの…」

ピカチュウ「じゃあ……」

ピカチュウ♀「……うん。あなたについてく」

ピカチュウ「ありがとう。じゃあ行こっか。こっちおいでよ」

ピカチュウ♀「うん。でも、先に身体洗ったら?」

ピカチュウ「あっ、そうだった。ちょっと待ってて」



ピカチュウ(おしりがヒリヒリする。水が染みて痛い……)

ピカチュウ♀「……」

ピカチュウ「……あの、あっち向いててくれない?」

ピカチュウ♀「どうして?」

ピカチュウ「どうしてって……いや、別に」ザバザバザバ

ピカチュウ(ぼくも見ちゃったし、恥ずかしいのはお互い様だよね)

ピカチュウ(……そうだ、今のうちに)

ピカチュウ「あのさ」

ピカチュウ♀「なに?」

ピカチュウ「……昨日はごめんね」

ピカチュウ♀「えっ?」

ピカチュウ「ほら、ぼく、きみを見捨てて逃げようとしたし。それからきみの口にあの白いやつ……出しちゃったし。
       ぼく、きみにちゃんと謝れてなかったからずっと罪悪感が残ってて……」

ピカチュウ♀「……」

ピカチュウ「ごめんね……」

ピカチュウ♀「ううん、いいよ。わたしも逆の立場だったら同じ行動とってたと思うし。
        あの粘ついた液体を飲まされた時はほんとにいやな気分になったけど、悪いのはあのポケモンでしょ?」

ピカチュウ「ゆ、許してくれるの?」

ピカチュウ♀「許すもなにも、わたし、ちっとも怒ってないよ」ニコッ

ピカチュウ「っ……!」ドキッ

ピカチュウ♀「なに?」

ピカチュウ「い、いや、きみが笑うと思ってなかったから、びっくりした」

ピカチュウ♀「なにそれ。わたしだって笑う時は笑うよ。おんなじピカチュウなんだから」

ピカチュウ(か、かわいい……)

ピカチュウ♀「わたしの方こそごめんね。気持ち悪いとか言っちゃって」

ピカチュウ「ううん、気にしないで。ぼくもその気持ち、痛いほど理解できたから」

ピカチュウ♀「えっ?」

ピカチュウ「な、なんでもない。そろそろいこっか」

ピカチュウ♀「うん」

ピカチュウ「ムクホーク、おまたせ」

ムクホーク「おい、遅いぞ、ピカチュウ。――んんん?」

ムクホーク「なっ……えっ……? ピ、ピカチュウが2匹……? どうなってんだ? おれ、疲れてんのかな……」

ピカチュウ「落ちついて、ムクホーク。ぼくはきみの友達のピカチュウだよ。
       こっちのピカチュウはね、女の子なんだ。ほら、ぼくとシッポの形が微妙にちがうでしょ?」

ムクホーク「あ、ああ。言われてみれば確かに」

ピカチュウ♀「初めまして」ペコリ

ムクホーク「えっ? ああ、初めまして。でもピカチュウ、お前、いつの間にメスのピカチュウと友達になったんだ?」

ピカチュウ「昨日…ね」

ピカチュウ♀「……」

ムクホーク「おいおい、まさかそのピカチュウもあのやろうに……?」

ピカチュウ「……」コクッ

ピカチュウ(このコにチンチン舐められたことは言わない方がいいよね……)

ムクホーク「……なんか色々事情がありそうだけど、今はこれ以上聞かないでおくよ。
       とりあえず、おれも洗ってくるから待っててくれ」

ピカチュウ「うん」

ピカチュウ「あのムクホークがね、犯されてるぼくを救ってくれたんだよ」

ピカチュウ♀「そうだったんだ。強そうだね」

ピカチュウ「もっちろん。あのオバケよりずっと強いんじゃないかな」

ピカチュウ♀「……」

ピカチュウ「どうしたの?」

ピカチュウ♀「なんだか昨日のこと思い出しちゃって……」

ピカチュウ「……大丈夫?」

ピカチュウ♀「うん、大丈夫。ありがとう」

ピカチュウ「いたたっ……」

ピカチュウ♀「おしり、痛むの?」

ピカチュウ「うん。チンチンねじこまれたからね……」

ピカチュウ♀「ちょっと見せてみて」

ピカチュウ「えっ……?」

ピカチュウ♀「ねぇ、早く」

ピカチュウ「な、なんで?」

ピカチュウ♀「さすってあげるから。少しは痛みも和らぐんじゃないかな?」

ピカチュウ「気持ちはうれしいけど……」

ピカチュウ♀「笑ったりしないってば。ほら、そこに寝そべってよ」

ピカチュウ「う、うん……」

ピカチュウ♀「結構赤くなってるね。わたしのよりひどいかも……」

ピカチュウ(めっちゃくちゃおしりの穴を見られてる。恥ずかしくて死にそう……)

ピカチュウ♀「……」スリスリ

ピカチュウ「んっ……!」

ピカチュウ♀「ごめん。痛かった?」

ピカチュウ「いや、大丈夫。ここ、さわられたの初めてだからびっくりしただけ」

ピカチュウ♀「わたしも男の子のおしりさわったの初めてだよ。痛かったら言ってね」スリスリ

ピカチュウ(穴があったら入りたい……けど、すっごく気持ちいぃ……)

ピカチュウ♀「どう?」

ピカチュウ「うん、ほんとに楽になってきたかも。もっと撫でてほしいな」

ピカチュウ♀「わかった」

ピカチュウ「はあぁっ……」

ピカチュウ(気持ちいぃ。さっきの激痛がうそみたい。……あっ)

ピカチュウ「……」

ピカチュウ♀「?」

ピカチュウ「……」モジモジ

ピカチュウ♀「どうしたの?」

ピカチュウ「……」

ピカチュウ♀「ねぇってば」

ピカチュウ「あははっ、チンチン……おっきくなっちゃった……」

ピカチュウ♀「やだ、もう……えっち」

ピカチュウ「ごめん。なんか気持ちよくなると、勝手にでかくなっちゃうっていうか……」

ピカチュウ♀「わたしは別にそんなつもりで撫でてないんだけどね」

ピカチュウ「ごめん……」

ピカチュウ♀「謝らなくていいよ。今日は大変だったみたいだし」スリスリ

ピカチュウ「はぁ、気持ちいぃ……」


ムクホーク「イチャイチャしてるとこ悪いけど……そろそろ出発しないか?」

ピカチュウ・ピカチュウ♀「……あっ」

ムクホーク「あいつがくるかもしれないし、ここも早いとこ離れた方がよさそうだぜ」

ピカチュウ「そ、そだね。ピカチュウ、ありがと」

ピカチュウ♀「どういたしまして」

ムクホーク「じゃ、2匹とも乗れよ」

ピカチュウ「ピカチュウ、きみが先に乗って」

ピカチュウ♀「うん」

ピカチュウ「ごめんね。なんか今日は乗せてもらってばっかだね」

ムクホーク「気にすんな」

ピカチュウ♀「あの、わたし……重たくない?」

ムクホーク「大丈夫だよ」

ムクホーク「ちょっとスピードあげるぞ。お前たち、背中にしっかり掴まってろ」

ピカチュウ「……」ギュッ

ムクホーク「おっ、あそこがいいな」



ムクホーク「ここなら安全だな。さすがのあいつでも高台までは探しにこないだろ」

ピカチュウ「だといいけど……」

ムクホーク「不安か?」

ピカチュウ「ちょっとだけ。あいつ、ぼくたちのこと、においですぐにわかるって言ってたから」

ムクホーク「お前をビビらせるためのハッタリだろ、そんなの」

ピカチュウ「そう…かなぁ」

ムクホーク「いちいち気にしたらキリがないぜ。今日はもう休もう」

ピカチュウ「うん……」


ピカチュウ「ムクホーク、今日はほんとにありがとう」

ピカチュウ♀「あ、ありがとう」

ムクホーク「いいっていいって。それより早く休もう。おれ、飛び続けて疲れちゃったよ」

ピカチュウ「えっ、ムクホーク、もしかして……一緒にいてくれるの?」

ムクホーク「もちろん。帰ると思った?」

ピカチュウ「でも、仲間が心配するんじゃ……」

ムクホーク「しばらく帰らないって言ってきてるから問題ないぞ。
       お前たちをここに残して、はいさいならなんてできるわけないじゃんか」

ピカチュウ「ムクホークぅ……」

ムクホーク「おいおい、泣くやつがあるかよ」

ピカチュウ「大好き。ぼく、きみに迷惑かけてばかりだよね。ごめんね……」

ムクホーク「いいってことさ。おれとお前の仲だろ?」

ピカチュウ「うん。ほんとにありがとう」ギュッ

ピカチュウ♀「……ありがとう、ムクホークさん」

ムクホーク「ムクホークでいいよ。ピカチュウ」

ピカチュウ♀「あっ、はい」

ムクホーク「しばらくはここで凌ぐか。あいつがこの森にいる以上、戻るのはちょっと危険だしな」

ピカチュウ「そうだね……」

ピカチュウ♀「……」

ムクホーク「……まっ、とにかく寝よ寝よ。ピカチュウにメスのピカチュウ……ってなんかややこしいな。
       まぁいい、早く寝ようぜ」

ピカチュウ「うん。じゃあ、おやすみ。ムクホーク、ピカチュウ」

ピカチュウ♀「おやすみなさい」

―しばらくして―

ピカチュウ(今日はいろんな出来事があった1日だったなぁ。
       チンチン舐めさせられて、せーえきってやつ飲まされて、おしりにチンチン入れられて、しかも、ぼくまであの変な液体出しちゃって……。
       もしムクホークがいなかったら、あのあとまたおしりにチンチン入れられてたのかなぁ……)

ムクホーク「zzz」

ピカチュウ♀「すぅっ……すぅっ……」

ピカチュウ(……でも、そんなことがあったからこそ、女の子のピカチュウにまた出会えたんだし、 ムクホークともこうして一緒に寝れるんだよね。
       誰かと一夜を過ごすのって初めてだし、喜ぶべきなのかなぁ。よくわかんないや)

ピカチュウ(……そういえば、オナニーって結局なんなんだろう? 射精ってやつと関係あるのかな。
       そうだ、ムクホークなら知ってるかも。射精のことだって知ってたんだもん。きっと聞いたら教えてくれるよね。
       ……いや、やっぱりやめとこ。また余計な心配かけちゃう)

ピカチュウ(……眠たくなってきちゃった。ぼくも寝よう。おやすみ、ムクホーク、ピカチュウ)

―数日後―

ゲンガー「おい、そろそろ出してやるから咥えろよ」グイッ

ピカチュウ「んむっ……」

ピカチュウはゲンガーの性器を根元まで咥えこむと、尖端口を舌先で舐め回した。

ゲンガー「うっ……だ、出すぞ!」

ピカチュウ「んぐっ……!」

口内に発射される、大量の毒液。
ピカチュウはびくんびくんと脈打つ肉棒をしっかりと口で挟み、一滴残らず精を搾り取る。

ゲンガー「全部飲め!」

ピカチュウ「っ……」

ゲンガーが命令するよりも前に、ピカチュウは口内に注がれた液体を飲み終えていた。
ごっくんと飲みこんだ大きな音が響くと、ゲンガーは満足そうに口元を歪める。

ゲンガー「よーしよしよし、ちゃんと飲んだな。じゃあ望み通りお前もイっていいぞ。
      おい、お前。早くこいつに奉仕してやれ」

ピカチュウ「よろしく」

ピカチュウ♀「かわいいオチンチン……」

ピカチュウ「ねぇ、早く舐めて」

ピカチュウ♀「うん」パクッ

ピカチュウ「んっ……!」

ピカチュウ♀「眼、つぶっちゃて。ほんとにかわいいなぁ」ぺろぺろ

ピカチュウ「どうお? おいしい?」

ピカチュウ♀「うん。とってもおいしい。いっぱい出していいからね」ぺろぺろ

ピカチュウ「じゃ、じゃあ遠慮なく……。ぁっ、で、出る!」びゅるるるーっ!

ピカチュウ「はぁっ、気持ちいい……」

―――
――


ムクホーク「――チュウ、ピカチュウ!」

ピカチュウ「うーん……」

ムクホーク「おい、ピカチュウってば!」

ピカチュウ「……んっ」パチッ

ピカチュウ♀「よかった。眼をさましたみたい」

ピカチュウ「あっ、ムクホーク……ピカチュウ……おはよ」

ムクホーク「おはよう。大丈夫か? お前、ずっとうなされてたぞ」

ピカチュウ「えっ? ……あれっ? ゲンガーは?」キョロキョロ

ムクホーク「おいおいピカチュウ、寝ぼけてんのか?」

ピカチュウ♀「ここにはいないけど……」

ピカチュウ(いない? ……ってことは、今のは……夢?)

ピカチュウ(ぼくったら、なんて夢見てたんだろ。夢の中でまでゲンガーにエッチなことされてたなんて……)

ピカチュウ(でも夢でよかったぁ。あんな悪夢、恥ずかしくてとても話せる内容じゃないよ。特にこのコにはね……)

ピカチュウ♀「なに?」

ピカチュウ「う、ううん」

ムクホーク「……あのさ、ピカチュウ」

ピカチュウ「なあに?」

ムクホーク「果たしてお前がどんな夢を見てたのか、聞くのはよしとくよ。……さっ、湖へ行こうか」

ピカチュウ「湖? どうして?」

ムクホーク「……」

ピカチュウ♀「……」

ピカチュウ「ちょっ、ちょっと。ムクホークもピカチュウもどこじろじろ見てるの?」ササッ

ピカチュウ(……? なんかチンチンについてる)チラッ

ピカチュウ「……えっ?」

自分の股間に眼をおとしたピカチュウは、性器の周りに付着している白濁液に気がついた。

ピカチュウ「なななな、なにこれ……」

ピカチュウ♀「この前オチンチンから出してたアレ…だよね?」

ピカチュウ(ど、どういうこと? ぼく、確かに夢の中で射精したような気はするけど……。
       まさか夢じゃなかったの? でもじゃあゲンガーは……? それに、ピカチュウは確かぼくのチンチンを……。
       あぁ、もうわけがわからないよ……)

ムクホーク「とにかくほら、早く洗いに行こう。なっ?」

ピカチュウ「……うん」

ムクホーク「乗れよ」

ピカチュウ「……」ピョン

ムクホーク「メスピカチュウ、ちょっとここで待っててくれな」

ピカチュウ♀「うん。気をつけてね」

ピカチュウ「……」

ピカチュウ(死にたいよ……。2匹の真ん前で、あの白いやつ出しちゃうなんて……)

ピカチュウ「……」

ムクホーク「ピカチュウ、そんなに落ちこむなよ。おれもメスピカチュウも笑ってないだろ?」

ピカチュウ「うん……」

ムクホーク「ほらっ、元気出せって」

ピカチュウ「……」

ムクホーク「……」

ピカチュウ「……」

ムクホーク「……だけど、ほんとにびっくりしたよ」

ピカチュウ「なにが?」

ムクホーク「なにがって、だからほら、お前が……その……」

ピカチュウ「……射精しちゃってたこと?」

ムクホーク「……はっきり言うな」

ピカチュウ「だって……」

ムクホーク「……」バッサバッサ

ピカチュウ「……あの、ムクホーク」

ムクホーク「なんだ?」

ピカチュウ「さっきのアレ、なにか知ってる?」

ムクホーク「……」

ピカチュウ「勝手にその、出しちゃってたみたいでさ。ぼく、もう頭がこんがらがっちゃって……」

ムクホーク「まぁ、そうなるのが普通だよな」

ピカチュウ「うん……。だからね、もしなにか知ってるなら、教えてほしいなって……」

ムクホーク「……おれが今から話すこと、メスピカチュウに言わないって約束できるか?」

ピカチュウ「えっ……? ムクホーク、なにか知ってるの?」

ムクホーク「まぁ、お前がどんな夢を見てたかは大体見当がついてるし」

ピカチュウ「……約束する。だから教えて」

ムクホーク「ほんとに内緒だぞ。つい口が滑って……なんてのはやめてくれよ」

ピカチュウ「うん。あのコには言わないよ。だから……教えてほしい」

ムクホーク「……わかった」

ピカチュウ「……」ドキドキ

ムクホーク「ほんとはこんなこと、こどものお前に話すべきことじゃないんだけど……」

ピカチュウ「ムクホーク、もったいぶらないで早く教えてよ」

ムクホーク「ああ……」

ムクホーク「先に答えを言っておくとな……」

ピカチュウはゴクリと唾を飲みこんでムクホークの言葉を待つ。

ムクホーク「お前がやった朝のアレは“夢精”だ。眼をさますまで全然気づかなかっただろ?」

ピカチュウ「……うん」

ムクホーク「オスはな、寝てる最中に無意識のうちに射精してしまうことがたまにある。それを夢精って言うんだ。
       おそらくだけど、お前、夢の中でやらしいことしてなかったか?」

ピカチュウ「……してたと思う」

ムクホーク「朝のお前の言動から察するに、夢にあいつが……あの幽霊が出てきたんだろ?」

ピカチュウ「……うん。出てきた」

ムクホーク「お前があいつのしわざによって精通を迎えてしまったから、身体が知らず知らず反応したんだと思う。
       数日間、全く精液を出さないでいると、ああなってしまうことがあるんだ」

ピカチュウ(あれから全然エッチなことされてなかったから結果的に出ちゃったってことなのかな。そりゃないよ……)

ムクホーク「……とにかく」

ムクホーク「朝のことはもう気にしなくていい。おれたち、陰でバカにして笑ったり蔑んだりなんて絶対しないからさ」

ピカチュウ「うん。ぼく、ムクホークたちを信じる。教えてくれてありがとう」

ムクホーク「ああ。もうちょっとで着くぞ」

ピカチュウ「うん」

ピカチュウ(夢精かぁ。寝てる間に出ちゃったらどうしようもないよ。どうしたらいいんだろう……)

ピカチュウ「ねぇ、その夢精ってやつを今後繰り返さないためにはどうすればいいの?」

ムクホーク「えっと……その話はまた今度な」

ピカチュウ「えーっ……」

ムクホーク「……言ってるおれだって恥ずかしいんだぞ」

ピカチュウ「あっ、ごめん……」

ムクホーク「いや、おれこそ悪い。必要以上に話しすぎちまった。そろそろ下降するぞ」

ピカチュウ「うん」

―湖のほとり―

ピカチュウ(そういえば……)チラッ

ムクホーク「?」

ピカチュウ(ムクホークのチンチンってどんななんだろ? よくよく考えたら見たことないや。
       身体おっきいし、やっぱりチンチンもすごくおっきいのかな?)

ムクホーク「なんだよ。おれの顔になんかついてるか?」

ピカチュウ「……ねぇ、ムクホーク」

ムクホーク「なんだ?」

ピカチュウ(ぼくもムクホークに痴態さらしちゃったし、別にバチはあたらないよね)

ピカチュウ「あのね、ぼくのお願い、聞いてもらってもいい?」

ムクホーク「んっ? ああ、いいよ」

ピカチュウ「怒らないでね」

ムクホーク「またそれか? 言わないと約束しようがないって前にも言っただろ」

ピカチュウ(……大丈夫だよね、ぼくとムクホークの仲だし。聞いてもおかしくないよね)

ムクホーク「メスピカチュウが待ってるぜ。言いたいことがあるなら早く言え」

ピカチュウ「じゃあ言うよ。ぼく、ムクホークのチンチン、見てみたい」

ムクホーク「……はっ?」

ムクホーク「なな、なに言ってんだお前……」

ピカチュウ「ムクホークの見たことなかったからちょっと興味がわいちゃって。だからぼく、きみのチンチン見たい。見せてよ」

ムクホーク「いや、その、あのな、ピカチュウ」

ピカチュウ「ぼく、勝手に見ちゃうもんね」タッタッタッ

ムクホーク「あっ、ちょっ……こら! や・め・ろ!」バッサバッサバッサ

ピカチュウ「……あれ?」

ムクホーク「……」

ピカチュウ「ね、ねぇ」

ムクホーク「……」

ピカチュウ「ムクホークって……オスだよね?」

ムクホーク「……ああ」

ピカチュウ「……チンチンは?」

ムクホーク「……」

ピカチュウ(なんで? なんでないの? まさか股間以外の場所に?)

納得のいかないピカチュウはもう一度ムクホークの股間を下から覗きこむ。

ムクホーク「あーもう、だからやめろって。おれにはチンコなんてもんついてねぇよ!」

ピカチュウ「えっ……えぇっ!?」

ピカチュウ「なんで……? 男の子ってみんなチンチンあるんじゃないの? あのオバケにすらあったのに……」

ムクホーク「はぁっ……」

ピカチュウ「ムクホーク、どういうこと?」

ムクホーク「……」

ピカチュウ「ねぇ、ムクホークってば。教えてよぉ」

ムクホーク「あーもうわかったよ! わかったからいちいち覗くな!」

ピカチュウ「怒らないでって言ったのに……」

ムクホーク「ったく、お前なぁ」

ピカチュウ「だって、ぼくばっかり恥ずかしい思いばっかしていやなんだもん……」

ムクホーク「……わかったよ。ちゃんと教えるから、そんな顔すんな」

ピカチュウ「うん……」

ムクホーク「ふぅっ……」

ムクホークは地面に足をつけて羽をたたむと、ゆっくりと話し始めた。

ムクホーク「いいか、ピカチュウ。おれたち鳥にはな……」

ピカチュウ「うん」

ムクホーク「一言で言うと、陰部の穴は1つしかないんだよ」

ピカチュウ(穴は1つ……チンチンがないってことだから……)

ピカチュウ「ええっと、つまり、おしりの穴だけってこと?」

ムクホーク「そう。だからお前とちがって陰茎ってモノはないんだ」

ピカチュウ「あれっ? じゃあ、もしかして……おしっこもその穴から出すの?」

ムクホーク「まあな」

ピカチュウ「へぇ、すごい……」

ムクホーク「総排出腔って聞いたことあるか?」

ピカチュウ「ううん」

ムクホーク「……1度しか言わないからよーく聞けよ。
       おれたち鳥はな、排尿も排便も同じ所……すなわち1つの穴から出すんだよ」

ピカチュウ「うっそぉ……。鳥ポケモンって不思議な生き物なんだね」

ムクホーク「おれからすれば、チンコなんてもんがついてる、お前の身体構造の方が理解できないよ……」

ピカチュウ(ムクホークってチンチンないんだ。同じオスなのに、なんか……ほんとに変な感じ)

ムクホーク「さっ、早く戻ろう。あのコが心配するぞ」

ピカチュウ「うん」


ピカチュウ(……ん? 穴が1ヵ所しかないってことは……アレは?)

ピカチュウ(この際だし、聞いてみよう)

ピカチュウはムクホークの背中をトントンと軽くたたいた。

ムクホーク「……今度はなんだ?」

ピカチュウ「あのせーえきってやつも、おしりの穴から出すの?」

ムクホーク「そ、そこまで言わすかぁ? それぐらい想像で補ってくれよ……」

ピカチュウ「……はーい」

ピカチュウ(ムクホークもやっぱりあの白いやつ出したりしてるのかな。でもチンチンがないから、もし出すとしたらおしりの穴からだよね、たぶん。
      出す時ってどんな体勢で出すのかな? そもそもおしりの穴ってどうやって気持ちよくするんだろう?
      地面にこすりつけてたりして。うーん……わかんなくなってきた)

ムクホーク「ピカチュウ、あんまり考えこむな。いまさら説得力ないけど、世の中な、知らなくていいこともあるんだ。
      理解できないことを無理に理解しようとする必要はないんだよ」

ピカチュウ「うん、そうだよね。ありがと、ムクホーク。ちょっとだけ元気出た」

ムクホーク「そりゃよかった。あっ、もっかい言っとくけどメスピカチュウにはくれぐれも今のことは話すなよ」

ピカチュウ「わかってるよ。ぼくとムクホークだけの秘密にしとこうね」

ピカチュウ♀「遅かったね。どっか寄り道してたの?」

ピカチュウ「うん、ちょっとね」

ピカチュウ♀「そっか。立ち直れたみたいだね」

ピカチュウ「うん。ムクホークのおかげでね」

ムクホーク「お前もだいぶ元気になったな」

ピカチュウ♀「あなたたちがいてくれてるから……かな?」

ムクホーク「だってさ。よかったな、ピカチュウ」

ピカチュウ「えっ?」

ムクホーク「お前、初めておれ以外に友達ができたんじゃないのか?」

ピカチュウ「あっ……」

ピカチュウ(そういえばそうだった)

ピカチュウ♀「……」

ピカチュウ(このコはぼくのこと、どう思ってるんだろう。仲間と思ってくれてるのかな)

ムクホーク「お前たち、ちょっといいか?」

ピカチュウ「?」

ムクホーク「今日、おれさ、一旦住み処に帰ろうと思うんだ。何日も戻ってないからあいつら心配してるかもしれないし」

ピカチュウ「そっか。ムクホーク、ずっとぼくたちの面倒見てくれてたもんね」

ムクホーク「ああ。だから今日はさ、仲間に顔、見せに行ってもいいか?」

ピカチュウ「もちろんだよ。ねっ?」

ピカチュウ♀「うん。ムクホークのおかげでわたしたち、こうしていられるわけだし」

ピカチュウ「そうだよ。ぼくたちは大丈夫だから行ってあげて」

ムクホーク「そうか、ありがとう。じゃあ、もう少ししたら行くよ。あっ、なんならお前たちもくるか?」

ピカチュウ「えっ?」

ムクホーク「ちょっと遠いけど、どうする? 強制してるわけじゃないからお前たちで決めてくれ」

ピカチュウ「……」

ピカチュウはメスピカチュウを一瞥する。
メスピカチュウはゆっくりと首を横にふった。

ピカチュウ♀「わたしはいい。知らない場所、あまり好きじゃないから」

ムクホーク「そうか、わかった。お前はどうする?」

ピカチュウ「ぼくは……」

ピカチュウ(行ってみたい気はするけど、でも、もしムクホークと一緒に行っちゃったら……)

ピカチュウ♀「行くならいいよ。わたし、ここで待ってるから」

ピカチュウ「……」

ムクホーク「なあ、ピカチュウ。まさか、女の子を1匹にするわけないよな?」

ピカチュウ「……うん。ぼくもここに残る。このコとここでおるすばんしてるよ」

ピカチュウ♀「えっ、でも……いいの?」

ピカチュウ「だって、もしぼくまで行っちゃったらきみがひとりぼっちになるでしょ?」

ピカチュウ♀「……」

ピカチュウ「それにぼく、きみともっと一緒にいたいから」

ピカチュウ♀「……ほんとにいいの?」

ピカチュウ「うん」

ピカチュウ♀「……ありがとう」

ムクホーク「この辺りにあのオバケやろうは徘徊してないみたいだし、見つかる心配はないと思う。
       散歩に出かけるのは構わないけど、あまり遠くに行ったりするなよ」

ピカチュウ「うん」

ムクホーク「ひょっとしたら、戻るの明日以降になるかもしれないけど……」

ピカチュウ「大丈夫だってば。ぼくたちちゃんといいコにしてるって」

ムクホーク「そうか。メスピカチュウもそれでいいか?」

ピカチュウ♀「わたしは全然平気」

ムクホーク「わかった。じゃあ、もう少ししたら行くよ」

ピカチュウ「うん」

ピカチュウ(今日はピカチュウと一緒なんだ。なんかドキドキする……)

―陽がだいぶ昇ったあと―

ムクホーク「じゃあ行ってくるな」

ピカチュウ「行ってらっしゃーい」

ピカチュウ♀「ムクホーク、気をつけてね」

ムクホーク「ああ。お前たちも真っ昼間っからイチャイチャすんなよー。じゃあなー」バッサバッサバッサ


ピカチュウ「行っちゃった……」

ピカチュウ♀「なんか、さみしくなっちゃったね……」

ピカチュウ「うん。でも……」

ピカチュウ♀「?」

ピカチュウ「前までだったら、ムクホークがいなくなったらひとりぼっちになってたけど、今日はちがうんだ」

ピカチュウ♀「ちがうって?」

ピカチュウ「だって、隣にきみがいるんだもん」

ピカチュウ♀「……」

ピカチュウ「ピカチュウ、今日はよろしくね」ニコッ

ピカチュウ♀「あっ、うん。わたしこそ」

ピカチュウ「せっかくだし散歩しにいかない?」

ピカチュウ♀「いいね。ここにいても退屈だし」

ピカチュウ「うん。じゃあ行こっか」

ピカチュウ♀「あそこからおりれるよ」

ピカチュウ「あっ、まってよ」

トコトコトコ

ピカチュウ(ムクホーク以外のポケモンとこうして一緒に歩いてるなんて、なんだか夢みたい……)

ピカチュウ♀「ねっ、ピカチュウくん」

ピカチュウ「なに?」

ピカチュウ♀「……手、つながない?」

ピカチュウ「えっ? 手?」

ピカチュウ♀「……いや?」

ピカチュウ「い、いやだなんてまさか! もちろんいいよ」

ピカチュウ♀「じゃあ……」

ピカチュウ「うん」

ピカチュウは差し出されたメスピカチュウの手をしっかりと握る。

ピカチュウ♀「ありがとう。行こ!」


ピカチュウ♀「……わたしね」

ピカチュウ「うん」

ピカチュウ♀「あなたとムクホークがね、初めてできた仲間なんだよ」

ピカチュウ「えっ? そうだったの?」

ピカチュウ♀「うん。だからあなたに誘われた時、最初は不安だったよ。誰かと一緒に過ごすのって慣れてなかったし。
        けど今は、やっぱりあの選択は正しかったんだって心から思ってる。
        だって、あなたとこうして一緒にいられるわけだし」

ピカチュウ「……ぼくも、あの時勇気を出してきみを誘ってよかった」ギュウッ

ピカチュウ♀「いたたたっ……」

ピカチュウ♀「ううん、いいよ」

メスピカチュウはにっこりと微笑む。

ピカチュウ(かわいい……)

ピカチュウ♀「もうちょっと先に行ってみようよ」

ピカチュウ「う、うん」トコトコトコ


ピカチュウ「またゲンガーに出くわしたりして……」

ピカチュウ♀「やだっ……変なこと言わないでよ」

ピカチュウ「ごめん……」

ピカチュウ♀「今日、夢に出てきたんでしょ?」

ピカチュウ「……」コクッ

ピカチュウ♀「やっぱり夢の中でもあんなことされてた?」

ピカチュウ「うん……」

ピカチュウ♀「実はね、わたしもあの日の夜……あのポケモンが夢に出てきたの」

ピカチュウ「っ! ほんとに?」

ピカチュウ♀「うん。内容はよく覚えてないんだけどね、間違いなく、あの太った幽霊だったよ」

ピカチュウ「そうなんだ……」

ピカチュウ♀「うん。だからね、あの日はほんとにこわかった。また襲われたらどうしようって」

ピカチュウ「……」

ピカチュウ♀「あっ、ごめんなさい」

ピカチュウ「えっ?」

ピカチュウ♀「わたしを連れてってくれたあの日にまた襲われたんだよね。ごめんね。いやなこと思い出させちゃって」

ピカチュウ「ううん、いいんだよ。ふったのはぼくだし。ただね、そのことでちょっと考え事してただけ」

ピカチュウ♀「考え事?」

ピカチュウ「うん。きみにも聞いてほしいことなんだけど」

ピカチュウ♀「わたしにも?」

ピカチュウ「うん。ぼくだけの問題じゃないから」

ピカチュウ♀「話してみて」

ピカチュウ「ぼくね……」

ピカチュウ♀「……」ゴクリ

ピカチュウ「……」

ピカチュウ♀「どうしたの?」

ピカチュウ「……ごめん。やっぱ今言うのはやめとく。また今度話すよ」

ピカチュウ♀「えぇっ? 今話してよ」

ピカチュウ「ごめん。今言うと、あいつが現れそうな気がして……」

ピカチュウ♀「えっ、そうなの? じゃあ、聞くのやめとく」

ピカチュウ「うん。ごめんね。自分から言い出しといて」

ピカチュウ♀「いいけど、いつかちゃんと話してね」

ピカチュウ「うん、約束する。ちょっとあそこの木陰で休もっか」

ピカチュウ♀「そうだね」

ピカチュウ♀「今日はすごくいい天気だね」

ピカチュウ「ポカポカしててあったかいよね」

ピカチュウ♀「ムクホーク、もう仲間のところに帰ったのかな?」

ピカチュウ「たぶん」

ピカチュウ♀「あっ……」

ピカチュウ「どうかしたの?」

ピカチュウ♀「悪いんだけど、ちょっとだけここでまっててもらってもいいかな」

ピカチュウ「?」

怪訝に思って顔を横にむけると、メスピカチュウがそわそわしていることに気がついた。

ピカチュウ「もしかして……おしっこ?」

ピカチュウ♀「……うん」

ピカチュウ「いいよ。遠慮しないで行ってきて。ここでまってる。そこのしげみでしてきなよ」

ピカチュウ♀「ごめんね。すぐ戻るから」

メスピカチュウはピカチュウにぺこりと頭をさげたあと、しげみを掻き分けて中に入っていった。

ピカチュウ(……そういえば、前はおしっこしに行ったせいであのオバケに見つかったんだっけ。うぅっ、思い出したくない)

ピカチュウは首をぶんぶんふってあの時の記憶を頭から追い出す。

ピカチュウ(女の子って確かチンチンないんだよね。どこからおしっこ出すんだろう。ムクホークみたいにどっかの穴から出すのかな?)

考えているその時、チーっという音がしげみから聞こえてきた。
メスピカチュウは意外とすぐ近くで放尿しているようだ。

ピカチュウ(ちょっとだけ見てみたいな。覗いてみよっかな。
       ……ダメダメダメ。ぼくったらなに考えてるんだろ。そんなことしたら100%嫌われちゃうよ。
       せっかくあのコと仲良くなれたのにそんなの絶対やだ)

ピカチュウ♀「おそくなってごめんね」

ピカチュウ「気にしないで」

ピカチュウ♀「ありがとう。じゃあお散歩再開しよっか」

ピカチュウ「うん」

ピカチュウ♀「せっかくだし、湖の方まで行ってみない?」

ピカチュウ「いいけど大丈夫かな。ゲンガーと鉢合わせしたりして」

ピカチュウ♀「まだ昼間だしきっと大丈夫だよ。オバケは基本的に夜しか活動しないってこの前ムクホークが言ってたし」

ピカチュウ(言われてみれば確かにそうかもね。ゲンガーに遭遇したのは2回とも夜だったし)

ピカチュウ「じゃあもうちょっと先まで行こっか」

2匹は再び手をつなぎ、森の中央にある湖を目指して歩いていった。

ピカチュウ「……あれっ?」

あと少しのところで湖に到着という時、ピカチュウは突如足が前に進まなくなったことに違和感を覚え、周りを見渡す。
取り分けかわったものは見当たらないし、足がなにかに引っかかっているわけでもない。
気のせいかなと思って歩こうとするが、やはり足は動かなかった。

ピカチュウ♀「どうかしたの?」

メスピカチュウは一歩先のところで振り返り、ピカチュウを不思議そうに見ている。
最初ピカチュウは、ここに透明の壁でもあるのかな?と思っていた。
しかしすぐにそうではないことに気づいた。
もしここに見えない壁があるのだとしたら、メスピカチュウだって同じように足止めを食うはずなのだから。

ピカチュウ「ねぇ、ちょっと引っぱってみてくれない?」

そう言いながら顔を前にむけると、メスピカチュウの顔が凍りついていた。
メスピカチュウの目線の先はピカチュウの後ろにある草むらだった。

ピカチュウ「どうしたの――」

声をかけようとしたとたん、ピカチュウの頭の中にあの日の出来事がフラッシュバックされた。
背後から突き刺さるような視線を感じる。

ピカチュウ(まさか……まさか……)

おそるおそる振り返ると、そこにはあの寸胴ポケモンがニヤニヤしながらこっちを見ていた。

ゲンガー「昼間っからデートかい? ピカチュウとピカチュウのお子様デートか。睦まじいねぇ」

ピカチュウ「ゲ、ゲンガー……」

目の前に現れた幽霊のポケモンは、紛れもなくあのゲンガーだった。
薄ら笑いを浮かべながらしげみから出てくる。

ピカチュウ♀「ピカチュウくん……」

メスピカチュウはピカチュウの腕をぎゅっと掴む。
ピカチュウはくろいまなざしをかけられているせいで、後ずさりはおろか、身動きすらできなくなっていた。
逃げようにも逃げられない。
もし仮に逃げたとしても、ゲンガーは元々素早さの高いポケモンなのですぐに追いつかれてしまうだろう。

ピカチュウ「どうしてここに……?」

ゲンガー「ちょっくら湖で用を足そうと思ってな。ちょうど差しかかった時に獲物のにおいがしたんで行ってみたら、仲良く手をつないでるお前らを見つけたってわけだ」

ゲンガーはピカチュウの問いかけに答えつつ、ピカチュウたちに歩を進める。
2匹の前で立ちどまり、怯えた眼をするピカチュウを見下ろす。

ゲンガー「まだなんか言いたそうな顔してるな。言えよ。答えてやるぜ」

ピカチュウ「な、なんで……」

ゲンガー「?」

ピカチュウ「なんで昼間なのにいるの……? 夜だけしか動けないんじゃないの……?」

ゲンガー「……あぁ、まだこんなに明るいのになんでオバケが出るんだって言いてぇのか。
      そりゃ確かに幽霊っつーのは夜の方が活発的になるけどよ、だからって陽が昇ってる間はずっと寝てるわけじゃねぇんだぜ。冬眠じゃあるまいし」

ピカチュウ(よりによってムクホークがいない時に遭遇しちゃうなんて。ぼくったらつくづく運がないポケモンだね……)

ゲンガー「それよりお前ら、どこにも姿がないからおかしいなと思ってたらあれから住み処を移してたんだな。今はあの鳥と一緒に暮らしてるのか?」

ピカチュウ「……」

ゲンガー「どうなんだよ」

ピカチュウ「ま、まあ……」

ゲンガー「そうか。じゃあもう1つ質問だ。やつは今どこだ?」

ピカチュウもメスピカチュウも恐怖のせいか、なにも答えられずにいた。

ゲンガー「おい、無視すんな。早く答えろ。やつはどこにいる」

ピカチュウ「……」

ゲンガー「答えろ!」

ピカチュウ「いい、今は巣に帰ってるからここにはいない……」

ピカチュウはゲンガーにすごまれてつい、そう答えてしまった。
うそでも「もうすぐ戻ってくる」と言っていれば警戒してどこかへ行ったかもしれないのに……。

ゲンガー「そうか。ってことは今はお前ら2匹だけか」

ゲンガーは口元を歪めて笑う。
なんとかこのコだけでも……と、ピカチュウはメスピカチュウを見たが、メスピカチュウはとても走れそうな状態ではない。

ゲンガー「うれしい誤算ってのはこういうことを言うんだろうなぁ。じゃ、早速フェラしてもらうか。おっ、あそこがいいな」

ゲンガーは脇道にあるよさげな切り株を見つけると、そこに座って手招きする。

ゲンガー「おい、なに突っ立ってんだ。どっちでもいいから早くこっちきて舐めろ」

切り株に座りこんだゲンガーの股間からは赤い性器がにゅるっと顔を出している。
早くもピカチュウたちに欲情しているようだ。

ピカチュウ「……ピカチュウ」

ピカチュウはゲンガーに聞こえない声でメスピカチュウにささやく。
メスピカチュウはおずおずとピカチュウに顔をむける。

ピカチュウ「……やっつけよう」

ピカチュウ♀「えっ?」

ぼそっとつぶやいたピカチュウの発言に驚くメスピカチュウ。
なにを言い出すの? と顔が言っている。

ピカチュウ「あいつと戦おう。電撃を浴びせてあいつがひるんだ隙に急いで森の中に逃げよう。2対1なんて卑怯だけど……またあんな目にあうくらいなら……」

ピカチュウ♀「で、でも、勝てるの?」

ピカチュウ「わかんない……でも……」

正直、自分たちみたいなポケモンが2匹がかりで戦っても勝てる見込みがないのはわかっていた。
だけどピカチュウは、このままゲンガーの言いなりになんてなりたくなかった。

ピカチュウ「きみだって、もうあんなことされたくないでしょ?」

メスピカチュウは小さくうなずく。

ピカチュウ「だったらやるしかないよ……。ムクホークがいない今、守ってくれるポケモンはいないんだから。ぼくたちが自分の力で戦うしかないんだ……」

ピカチュウ♀「……そうだよね。やっつけちゃえばいいんだよね。1匹じゃ無理でも2匹なら……」

ゲンガー「おい、お前ら、なにしてんだ。早くこっちこいよ。……んっ?」

ゲンガーはピカチュウたちが戦闘の構えをとっていることに気がついた。

ゲンガー「なんだ、オレとやろうってのか? やめといた方がいいと思うぜ」

ゲンガーの忠告を無視して4足体勢になるピカチュウ。
ほっぺのでんきぶくろをバチバチさせながらゲンガーをにらみつける。

ゲンガー「気は変わらねぇってか。ひひっ、いい度胸じゃねぇか」

臆する様子など全く見せず、余裕たっぷりのゲンガーはニヤリと口角をあげた。
切り株から飛び降りるとすぐに立ちあがり、両足を広げる。

ゲンガー「どうした? 早くかかってこいよ」

ゲンガーは上向きにした指をちょいっちょいっと動かして挑発する。
先攻はお前らに譲ってやるよといったニュアンスだった。

ピカチュウ「ピカチュウ」

ピカチュウ♀「……うん」

先手を取ったのはメスピカチュウだ。
ゲンガー目がけて威力の高い電気技を放つ。
直撃さえすれば大ダメージを与えられそうだったが、すいとかわされてしまった。

ゲンガー「おーっ、あぶねぇあぶねぇ……。所詮雑魚だと思ってたが見た目の割には中々いい技を覚えてるな、お前」

ゲンガーはメスピカチュウを見てひひっと笑う。
ピカチュウはその間にゲンガーの背後に回りこんでいた。

ゲンガーは後ろのピカチュウに全く気づいていない。
このチャンスを逃したら終わりだ。

ピカチュウ(今だ!)

ピカチュウはゲンガーに向かってでんこうせっかを繰り出す。
だが……。

ピカチュウ「あ、あれっ?」

ぶつかるはずが、なぜかゲンガーの身体をすり抜けてしまった。
勢い余って頭から地面に突っこむ。

ゲンガー「お前……なにやってんだ?」

ゲンガーはバカにしているというより、ピカチュウがなにを仕掛けるつもりだったのかがわからないといった口ぶりだった。
転んだピカチュウを見て首をかしげつつ、ゲンガーはメスピカチュウに向き直る。
第2撃を食らわせようとしたメスピカチュウだったが、ゲンガーの方がわずかに行動が早かった。

ゲンガー「さいみんじゅつ!」

ピカチュウ♀「っ……!」

ピカチュウ「あぁっ……」

メスピカチュウは瞬く間に眠ってしまった。

ゲンガー「さあ、どうするよボクちゃん。サシで戦うか?」

ピカチュウ「うぅっ……」

1対1で戦ったら到底勝ち目はない。
そう悟ったピカチュウはメスピカチュウを起こそうと、彼女の元に駆け寄ろうとした。

ゲンガー「残念だがそうはさせねぇぞ」

ピカチュウ「ぐえっ!」

あと一歩のところで横から飛んできたシャドーボールが直撃し、ピカチュウの身体が吹っ飛ぶ。

ピカチュウ「うぐっ……! いててっ……」

背中を地面に強打して激痛が走る。
思った以上にダメージが大きくて、すぐには起きあがれそうにない。

ゲンガー「だからやめとけって言ったのに。バカだな、お前」

ピカチュウ「っ……」

ぼんやりしたピカチュウの視界に、ゲンガーの薄気味悪い笑みが映る。

ピカチュウ「まだ……だ……」

残っている力を振り絞ってほっぺに電気を溜め、でんきショックを放つ。

ゲンガー「なんだこれ。よけるまでもねぇ」

ピカチュウ「き、効いてない……」

まともに当たったというのに、ゲンガーは悠然としている。
威力だけでなく、ピカチュウのレベル自体が低くてダメージを与えることすらできないのだ。

ゲンガー「よえぇくせして戦う意志を曲げなかったのは褒めてやる。で、どうするよ。まだやるか?」

ゲンガーの手に再び黒いかたまりが浮かび上がった。
ピカチュウが起きあがった瞬間に打つつもりだ。
どうすることもできず、ピカチュウは顔を伏せて黙りこむ。

ゲンガー「どうやらここまでみてぇだな。ガキの分際で刃向かうからこうなる。この身の程知らずめ」

ピカチュウ「……」

ゲンガー「死ぬ前にあいつになにか言い残しておきたいことはあるか? 代わりに伝えといてやるぜ」

ゲンガーは寝ているメスピカチュウを尻目に見る。

ピカチュウ(ピカチュウ、ごめん。ぼくから戦おうって言ったのに、ぼく、なんにもできなかった……ほんとにごめんね……)

ゲンガー「なにもねぇのか? なら別にいいけど。さあて、遊びの時間はそろそろおわりだ。死ねっ!」

ピカチュウ「ひぃっ!」

ゲンガーが片手を振りあげた瞬間、ピカチュウは反射的に両手で顔を覆っていた。


――死を覚悟していたけれど、激痛が襲いかかることもなければ、内臓をえぐり取られて悶絶することもない。

ピカチュウ「……?」

ピカチュウはおそるおそる顔をあげると、ゲンガーはひひっと笑いながらピカチュウを見下ろしていた。
いまだに眠っているらしいメスピカチュウの寝息がすぐそばから聞こえる。

ゲンガー「なんてな。安心しろ。命を奪おうなんてハナから思っちゃいねぇよ。幽霊はオレ1匹で十分だからな」

ピカチュウ「えっ……?」

きょとんとするピカチュウに、ゲンガーは得意げに言い放つ。

ゲンガー「この姿で言うのもなんだが無益な殺生はしねぇ性分なんだぜ。お前がまだ戦うってんなら話は別だがな。どうする? もう一度やるか?」

ピカチュウ「……」

ピカチュウはとても立ちあがる気にはなれなかった。
今の自分の実力ではこのポケモンに勝てる見込みはない。
それを身をもって思い知ったからだ。

ゲンガー「ひひっ、わかればいい」

すっかり戦意喪失したピカチュウの耳に響く不気味な笑い声。
一応助かったといえば助かったが、まるで生きている心地がしなかった。
ゲンガーはニタニタしながら話を続ける。

ゲンガー「ついでに言っとくとさっきのは茶番だ。死に怯えるお前の反応をただ見てみたかっただけだ。中々いい顔してたぜ。ありがとよ」

一体なんの冗談だろうとピカチュウは訝しく思った。
黙ったまま見つめていると、ゲンガーは真顔になってピカチュウを見返した。

ゲンガー「なんかおかしいこと言ってるか? 元はといえばお前らがケンカを売ってきたんじゃねぇか。そもそもオレはお前らと戦うつもりなんてこれっぽっちもなかったんだぞ。
     だからちゃんと『やめとけ』って忠告してやっただろ? それを無視して攻撃してきたから反撃したまでだ。いわば正当防衛だ。まだ言った方がいいか?」

ピカチュウは黙って首をふる。
反論できなかった。ゲンガーの言っていることはほぼ辻褄が合っているから。
100%信用していいかどうかはともかく、出任せを言ってるようにはどうも思えない。

もしかするとこのポケモンは殺すつもりなど本当にないんじゃないか、言うとおりにしておけば痛い目にあわずにすむんじゃないか。
ピカチュウはだんだんそう思えてきた。
ほんの少し恐怖が和らいでいくのをピカチュウは感じた。

ゲンガー「さて、と」

ゲンガーはさっと笑顔に戻ると、短い言葉でピカチュウに命令した。

ゲンガー「起きろよ」

今はとりあえずゲンガーの言うとおりにしよう。
そう判断したピカチュウはすぐに起きあがろうとするが、

ピカチュウ「うっ、いてて……」

シャドーボールを食らった時の痛みがまだ残っていて、身体が思うように動かない。

ゲンガー「なんだ、1匹じゃ起きれねぇのか? 仕方ねぇやつだな」

ゲンガーは一歩踏み出してピカチュウに近づく。
ピカチュウはとっさに手で顔を守るが、その必要は全くなかった。

ゲンガー「ほらよ」

ゲンガーは驚いたことに、手を差し伸べてきた。
その不可解な行動に戸惑ったピカチュウは聞かずにいられなかった。

ピカチュウ「ど、どういうつもりなの?」

ゲンガー「起こすのを手伝ってやろうと思ってな。お前が起きなきゃ困るのはオレだし。わかったらさっさと手を握れ」

当惑するピカチュウをせかすように指を動かすゲンガー。
――犯すのなら早く犯せばいいのになんで妙に優しいんだろう?
ピカチュウはそんな疑問を抱いた。
このポケモンが一体なにを考えているのか、なにを企んでいるのか、まるでわからない。

ゲンガー「なに警戒してんだよボクちゃん。こういう時は素直にあまえるもんだぜ」

ゲンガーは安心させるようにそう言うと、ピカチュウの顔のすぐ前に手を持っていく。
声や顔つきから殺意は感じない。

ピカチュウ「……」

ピカチュウは少しの間ためらっていたが、やがて意を決してゲンガーの手を握り、立ちあがる。
実体のない幽霊に手を引っぱってもらうのは奇妙な感覚だった。
でも今はそんなことをしみじみ感じている余裕はなかった。

ゲンガー「よしよし、いい子だ」

頭にぽんっと手を置かれ、ピカチュウはビクッと身をふるわせる。
てっきり殴られると思っていたが、案に相違してゲンガーは優しい手つきでピカチュウの頭を撫でる。

ピカチュウは全く不快な気分にならないのが自分でも不思議だった。
不快どころか、ムクホークに頭をよしよししてもらう時とおんなじ心地よさだ、とさえ思った。

戸惑いを感じつつ、ゲンガーを上目で見る。
ゲンガーは相変わらず口角をあげていた。

ゲンガー「オレは基本的にガキは嫌いだが、お前のようなかわいらしいガキは好みだぜ」

ピカチュウ「……」

とりあえず殺されずにはすんだけれど、だからといってこの状況をくつがえすことはできそうにない。
今はとにかくゲンガーの言うとおりに動くしかない。そう思った。

ゲンガー「オレがお前らに求めてるのはあくまで“奉仕”だからな。もっかい言っとくが、命を奪うつもりはねぇよ。ちゃんと生きて帰してやるから心配すんな」

奉仕――それを聞いたとたん、ピカチュウは精液を飲まされたことを思い出し、身震いした。
やはりこのまま帰してはくれないらしい。

ゲンガー「大体お前らが死んじまったら誰がこいつをかわいがるんだ?」

ゲンガーはそう言いながら自分の股間に眼を落とす。
釣られるようにそこを見やると、欲情した赤いぺニスがいつの間にか顔を出していた。
ピカチュウの方を向き、物欲しげにぴくんぴくんと跳ねている。
ピカチュウは思わず息を呑む。

ゲンガー「さっ、咥えてもらうとするか。おい、あいつを起こせ」

ゲンガーは睡眠状態のメスピカチュウを指でさす。
なんで起こす必要があるの?とピカチュウは疑問を感じたが、口には出さなかった。
メスピカチュウの元に歩み寄ろうとすると、ゲンガーは「あっ、ちょっと待て」と言ってピカチュウを呼びとめる。

ゲンガー「いいか? よーく聞けよ。あいつを起こしたらお前から言うんだ。『ゲンガーのオチンチンを舐めてあげてよ』ってな。なるべく自然な感じに言えよ。オレに脅されてるんだと悟られないようにしろよ。わかったな?」

ピカチュウ「……なんのために?」

ゲンガー「そんなの決まってんだろーが。お前が言ったらすぐ聞き入れるからだよ」

――聞き入れるわけないじゃない。
内心そう感じたが、いまさら口答えししたところでどうしようもなかった。

ピカチュウ「ぼくが……ぼくがやるからあのコにはなにもしないで……お願い……」

ピカチュウは必死に懇願したが、ゲンガーは言下にそれを一蹴した。

ゲンガー「いいや、あいつが先だ。お前は横で見ながらチンコいじっとけ」

ピカチュウ「なっ……」

理不尽なことを言い出すゲンガーに、ピカチュウは言葉をつまらせた。
ゲンガーは笑みを保ったまま話し続ける。

ゲンガー「あいつがどうなるかはお前次第だ。お前さえオレの言うことを素直に聞いてりゃすぐにお前らの前から消えてやるよ。わかったらとっととあいつを起こしてこい」

ピカチュウ「で、でも……」

すぐには受け入れることができず、ピカチュウは言い淀んだ。

ゲンガー「あいつがフェラしてる間、お前はただオナニーしときゃいいだけなんだぜ。一緒に舐めろって言わないだけありがたいと思えよ」

ピカチュウ「……」

ゲンガー「嫌なら鼻くそでもほじって傍観してろ」

ゲンガーは吐き捨てるように言うと、くるりと背をむけ、さっき座っていた切り株に向かって歩いていった。
隙だらけになった今、背中に電撃を当てればたとえダメージは与えられなくても、マヒさせることはできるかもしれない。
そんな考えが浮かんだが、試してみる勇気はなかった。

ゲンガーはこちらをむきながら切り株に図体をおろすと、ピカチュウに「早くしろ」と眼で指示する。
起こすのは気が重いけど、このまま突っ立っていると怒号を浴びせられそうだ。
ピカチュウは重い足取りでメスピカチュウの元へと歩を進めた。
彼女の前で立ちどまり、前方を一瞥する。
屹立した赤い性器が視界に入り、すぐに眼をふせた。

メスピカチュウはうつぶせで眠っていた。
手足を伸ばし、シッポをだらりと垂らしている。
近くで見る彼女の寝顔は、まるで自分を見てるみたいだ、とピカチュウは思った。

できることなら、このままずっと眠らせていてあげたい。
しかし、そんなことはゲンガーが決して許さない。
ピカチュウは覚悟を決めた。

ピカチュウ「ねぇ、起きて。ねぇ……」

ピカチュウ♀「――んっ……」

身体を何度も揺さぶっているうちにメスピカチュウは眼をさました。
上体をおこし、キョロキョロと周りを見ている。
ゲンガーは彼女と眼があうと、「ひひっ、おそよう」と声を低くしてあいさつした。
彼女が息を呑んだ音がピカチュウにも聞こえた。

ピカチュウ♀「あっ、ピカチュウくん……? そっか。わたし、さいみんじゅつで眠らされて……」

ピカチュウに気づいたメスピカチュウは、事態を徐々に思い出している様子だった。
声をひそめてピカチュウにたずねる。

ピカチュウ♀「あれからどうなったの? ピカチュウくん……勝ったの?」

ピカチュウはうつむいて黙りこむ。
負傷したピカチュウとほぼ無傷のゲンガーを見比べれば、どっちが勝ったのかはわかりきったことだった。
ピカチュウの表情を見てそれを察したのだろう。メスピカチュウは一瞬ちらっとゲンガーに眼を動かし、顔を強ばらせた。

ピカチュウ「……ごめんね」

ピカチュウは下をむいたままぼそっとつぶやいた。
無力な自分、今から嫌な目にあわせてしまう罪悪感、その2つの意味をこめての謝罪だった。

ピカチュウ♀「そんな……じゃあ、わたしたち、もう……」

死んじゃうの?という言葉を飲みこむメスピカチュウ。
2匹の間に重い沈黙が流れる。

ゲンガー「――おい、お前」

不意に声をかけられ、ピカチュウたちは同時にゲンガーを見やる。
急きたててくるとピカチュウは予想していたが、ゲンガーの視線はメスピカチュウにむけられていた。
どうやら彼女に言いたいことがあるらしい。

ゲンガー「お前が寝てた間のことをざっと説明しといてやるよ。そいつはオレに殺される寸前、泣きそうな顔で命乞いをしてきたんだ。『生意気なことをしたのは謝る。でもお願いだからどうか命だけは奪わないで』ってな。
     オレは正直『自分たちから刃向かっておいてなに言ってんだ、こいつ』とあざけてたんだがな、さらにそいつはこう付言したんだ。『なんでもするから』って。
     『ほんとになんでもするか?』って言ったら『約束する』ってはっきり答えたよ。
     そうだよな? ボクちゃん」

ゲンガーはピカチュウに眼を動かし、問いかける。
その口調は至っておだやかだったが、妙に威圧感があった。
否定は絶対に許さない。そんな迫力がこもっていた。
ピカチュウはつい、うなずいてしまう。

ゲンガー「あとはわかるよな? オレがボクちゃんの要求を呑むかわりにお前とボクちゃんはオレに精一杯の奉仕をする。つまり、交換条件だな。
     それでお互い納得したから話はついたってわけだ。
     お前が死なずにいられたのはボクちゃんのおかげだ。感謝しとけよ」

ピカチュウ♀「……」

メスピカチュウは横目でピカチュウを見る。
本当に……本当にそんなことを言ったの……?
彼女の眼はそう言っていた。

ゲンガー「まっ、そういうわけだから死にたくなかったらそいつが今から言うことをよく聞いとけ。
     間違っても電撃うってくんなよ?
     もしボクちゃんを裏切るようなマネをしたら今度は永眠してもらうからな。そのことをしっかり頭に叩きこんどけ」

ゲンガーは厳しい表情でメスピカチュウに言い放つ。
それが白々しい演技であることはピカチュウにはもちろんわかっていた。
彼女を怖がらせるためのハッタリであることもわかっていた。
だが、なにも言えなかった。
余計なことを言ったらあのオバケはなにを言い出すかわからない。

ゲンガー「さっ、早く言えよ、ボクちゃん」

ゲンガーは優しい口調でピカチュウに催促する。
メスピカチュウに話している時とは打ってかわってなごやかなゲンガーに戸惑いを感じつつ、ピカチュウは口を小さく動かした。

ピカチュウ「あのね……その……」

どう切り出せばいいのかわからず、つっかえてしまう。
しかしそれでも言わなければならない。
ピカチュウはチラチラとゲンガーの方を見ながらしどろもどろに言った。

ピカチュウ「ゲンガーのアレを……おっきくなってるアレを、その……舐めてあげて……くれないかな……」

ピカチュウ♀「えっ?」

メスピカチュウは驚いた表情を浮かべた。
当たり前だ。ピカチュウがそんなセリフを口にするなんて微塵も思ってなかったのだから。
ピカチュウは彼女の眼を見ないようにしながら重くなりがちな口を開いた。

ピカチュウ「……満足したらすぐにぼくたちの前からいなくなるって約束してくれたしさ。その……まずはきみにチンチン舐めろって。ぼくは後ろで鼻くそ――じゃなくてチンチンいじっとけって。だから……」

それ以上は言葉にできなかった。
半強制的に言わされているとはいえ、自分がしたくないことを彼女に頼みこむのはどうしても気が引けるのだ。
空は晴れ渡っているのに、ピカチュウたちのいる界隈には重苦しい空気が漂っていた。
太陽が2匹のピカチュウを元気づけるようにまぶしく照らしている。

ゲンガー「おい、メスネズミ。聞いただろ。早くこっちきて舐めろ」

見兼ねたゲンガーがピカチュウのかわりに命令し、手招きする。

メスピカチュウ「……」

いつか見たメスピカチュウのチャーミングな笑顔は、もはやどこにもなかった。
彼女はしばらくピカチュウとゲンガーを交互に見比べていたが、やがて諦めたようにピカチュウから顔をそむけ、ゲンガーのところへ歩いていった。

ゲンガー「ひひっ、たっぷりかわいがってくれよ」

ゲンガーは怒張した性器をメスピカチュウの顔の前に突き出す。
彼女はうつろな瞳でそれを見ている。

どうしよう、どうしよう……。
ピカチュウは2匹の後ろでおろおろしていた。
――やっぱりぼくがあのコの代わりにやった方がいいかもしれない……やらなきゃダメだ。
そう思ってはいても、足は動いてくれそうになかった。
でもやっぱり……やっぱり傍観なんてできない。できるわけがない。
ピカチュウはありったけの勇気をふるい起こした。

ピカチュウ「あの、やっぱりぼくが――」

言おうとしたその時にはすでに、メスピカチュウはゲンガーの股間に顔をうずめていた。
ゲンガーは根元まで咥えさせようと、彼女の頭をぐいっと押さえつける。
肉棒を頬張っているじゅぽっ、じゅぽっという卑猥な音が、離れているピカチュウの耳にも届いた。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年12月04日 (水) 16:55:27   ID: C4Qd6IuI

臭すぎ

2 :  SS好きの774さん   2013年12月11日 (水) 18:50:45   ID: 7nfxdWtR

臭いぞ

3 :  SS好きの774さん   2014年01月03日 (金) 17:16:38   ID: MWvSQ0ua

・・・・・ゲンガー…

4 :  SS好きの774さん   2014年01月03日 (金) 17:17:47   ID: MWvSQ0ua

確かに見なきゃ良かったな。

題名通りで。(スレタイ?)

5 :  SS好きの774さん   2014年01月23日 (木) 22:34:27   ID: DorSBy06

つい読み更けってしまったww

バッドエンドだけど最高に良かった!

6 :  SS好きの774さん   2014年02月02日 (日) 10:35:41   ID: 5yNWkIjz

素晴らしい…上出来じゃないか
ハハッ!最高のSSだとは思わんかね!?

7 :  SS好きの774さん   2014年03月02日 (日) 00:12:04   ID: hKOm3m8i

2011年の震災の後、更新がなかったからてっきり津波に飲み込まれたのかと思ったわ
生きていてよかったわ

8 :  SS好きの774さん   2014年11月11日 (火) 22:34:52   ID: 6xIwBPaS

こんな最終いやだぁぁぁ!     俺が書いてやるぅぅう!!

9 :  SS好きの774さん   2015年07月24日 (金) 13:32:51   ID: 5L7Jj-44

乙としかいいようがない・・・

10 :  SS好きの774さん   2016年03月30日 (水) 16:09:39   ID: DtgXMgJp

ゲンガー意地悪だなw

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