マミ「ひとりぼっちだけど、特にこわくない」(190)

午前5時50分

マミ「・・・・zzz 」

ピピピピピピピピピピ

マミ「ぅ・・・・」

ピピピピピピピピピピ

マミ「うぁ!?」ガシャ!!(目覚まし時計を殴る)

マミ「・・・・zzz 」

_____________________________________

10分後

ピピピピピピピピピピピピ

カチャッ(目覚ましを止める)

マミ「・・・・。」

マミ「ねむた・・・」

マミ「(あー、ここで寝たらマズいわよね。)」

マミ「んんっくぁ・・・」伸び

マミ「(いつかQBとかネコみたいな伸びをしてみたいわ。)」

マミ「おはよう。わたし。」

脱衣所

マミ「ぁー・・・(眼が覚めない・・・)」ヌギヌギ

風呂場

シャーー

マミ「ぁー・・・(一瞬でお湯が出るシャワーがほしいわ。ちょっと前にそんなの流行ってた気がするんだけど・・・。)」

シャーー

マミ「・・・?(いつまでたってもお湯がこないじゃない)」

マミ「あ・・・。(ガスの電源入れるの忘れてた・・・。)」

マミ「ぁー・・・ねむたい。」ピッ

洗面所

マミ「(髪の毛、ふじゃふじゃね・・・・。)」

マミ「髪、巻かないで行こうかしら。」

マミ「(後ろで縛って、ポニーテールで良いわよ、もう。)」グイグイ

マミ「・・・(なんかポニーテール部分だけ、もしゃもしゃしてないかしら・・・?)」

マミ「(あー。朝ごはん・・・。)」

マミ「食べないとこかしら。」

台所

電子レンジ「ウィーーーーーーーン」

マミ「(冷凍ご飯を温めてる間に・・・)」

マミ「」モッチャモッチャ(納豆に卵と刻みネギを入れてこねくり回している)

マミ「」チョロー(醤油を入れている)

マミ「」モッチャモッチャ(こねくり回している)

チンッ

マミ「」(電子レンジから冷凍ご飯を取り出そうとしている)

マミ「あっづ!」

マミ「あっつぅ・・・。」

マミ「・・・よっ・・・ほっ・・・」ハフハフペリペリ


マミ「ご飯をどんぶりにぼーん、

    たまご納豆ぼーん。」

マミ「いただきます。」モグモグ

マミ「おいし。」

マミ「(今日のトイレのお供は何にしようかしら・・・?)」(本棚をあさる)

マミ「(あ、ヤバい。もれそう。)」

マミ「(あーでもコレと言って読みたい本が見当たらないわっ)」

マミ「(やだもれるもれる。)」ジタバタジタバタ

マミ「(ああもうこれでいいわ!)」



[ちびまる子ちゃん]

15分後

ジャーーー

マミ「ふぅー・・・。ふぅ?」

マミ「(あらやだ、思ったより読みふけったから時間がないわ。もう学校に行かなきゃ。)」

マミ「(やだ、本当に時間ないじゃない。)」

マミ「(制服に着替えてからトイレに行くべきだわ、いつもいつも反省するけれど。)」

マミ「」バタバタ

マミ「・・・・電気よし、ガスよしぃ・・・・・・ってきます・・・。」

バタン、カチャッ

登校中

まどか「あ、マミさーん!おはようございます!」

さやか「おはようございます!」

マミ「あらおはよう。」

さやか「今日はポニーテールですかー、ポニーテールも優雅ですね!」

マミ「あらそう?ありがとー」

まどか「マミさんっていつも優雅ですね。朝食も優雅なんですか?」

マミ「え・・・い、いえ、そんなことないわよ。

   きょ、今朝はそうね、クロワッサンに生ハムサラダを添えていただいたかしら。」ウフフフ

さやか「優雅ー。私たちなんてご飯と味噌汁だよね。」

まどか「あ、ウチもパン食だよ?」

さやか「えー・・・・」

まどか「あ、私日直だった。ごめんなさいマミさん、私たち今日ちょっと急いでて。」

マミ「ええ、いってらっしゃい。」

さやか「それじゃー!」タッタッタ

マミ「無意味な嘘をついたわね・・・。」

学校

マミ「1時間目は寝るわ。」zzz

_____________________________________________

ワイワイガヤガヤ

マミ「」ビクビクッ

マミ「うっぁ!?」

女子A「あはは、マミさんおはよう」

マミ「うあ・・・?あ・・・?(ホント寝てた!?)」

女子A「寝ぼけすぎ・・・。」

マミ「あだずねでだ?」

女子A「うん。すごい寝てた。」

マミ「今何時!?」

女子A「お昼休み始まったけど・・・。」

マミ「あー・・・ありがとぅ・・・」

女子A「うん・・・。」

2学年学級

まどか「何か今、聞こえた?」

さやか「?空耳でなくて?」

まどか「んー?『ホント寝てた』ってー・・・」

さやか「んー?」

マミ『鹿目さん、美樹さん?』

まどか「え!?」
さやか「え!?」

マミ『私の声が聞こえるかしら?』

さやか「え!?どうなってるの!?」

QB「僕の力を使えば、魔法少女同士で念話ができるのさ。」

まどか「へぇー便利だね。」

マミ『ということなの、ところで食事は済ませちゃったかしら?』

さやか「いえ、これからですが。」

マミ『フフフ、口に出さなくても、思いを飛ばすだけで伝わるわよ。』

さやか『はぁ。』

マミ『それでお昼、一緒にどうかしら?』

まどか『本当?いいですね!』


仁美「まどかさんひとみさんご一緒にお昼をどうかしら?」


まどか「あえっと・・・」

マミ『どうしたの?』

まどか『あ、クラスの子に食事に誘われて、今・・・』

マミ『あら残念ね、じゃあまた今度誘わせてね?』

さやか『いえ、マミさんが先に誘ってくれたし、マミさんと・・・っ』

マミ『また明日でもいいじゃない。今日はその子と食べてらっしゃい』

まどか『本当にごめんなさい』

マミ『いいのよ。それじゃあ。』

QB「いいのかい?」

マミ「かまわないわ。」


まどか「さっきの『ホント寝てた』って・・・」

さやか「?」

まどか「マミさん・・・。」

学食

ワイワイガヤガヤ

マミ「もうちょっと早起きして、お弁当を作らないと、そろそろ本当に財政を苦しめるわ」

マミ「切り詰めようかな・・・。」

マミ「でもお腹すいた・・・」

おばちゃん「なんにするぅ?」

マミ「焼きそば定職っ
と、親子丼おおもりっ」

おばちゃん「はいー、1080円ねー」

QB「切り詰める気、ないよね。」

マミ「」ゾルルルル

ワイワイガヤガヤ

マミ「」モッチモッチ

「ヒトリデタベテルー」
「ハズカシクナイノカナー」
「キャハハウフフ」

マミ「(一人でご飯食べる・・・。)」

マミ「(割と平気・・・。)」

QB「さみしくはないのかい?」

マミ「あなた、それ、言う?」モッチモッチ

QB「」

マミ「」ズルルルル

QB「焼きそばをズルズル言わせる女子、あんまりいないよ。」

マミ「」モッチモッチ

QB「おいしいかい?」

マミ「」

QB「」

マミ「ええ、おいしいわ。」

QB「そう。」

まどか「!?」

仁美「どうかなさいましたか?」

まどか「え、えと、何か一瞬、さみしくなって・・・。」

さやか「なにそれ、変なのw」

仁美「不思議少女さんですねw」

まどか「そんなんじゃないってばー!」

キャッキャウフフ




マミ「ごちそうさま」

中庭

マミ「紅茶・・・コーヒー・・・紅茶・・・コーヒー・・・」

マミ「コーヒーね・・・。」ぽちっ・・・ガシャン

QB「ブラックて・・・」

マミ「」カキョッ、グビグビ

QB「さみしくないのかい?」

マミ「」グビグビ

午後

マミ「食べ過ぎたわ、眠い。」

QB「君はいつでも眠いんだね。」

マミ「うるさいわね。」

QB「コーヒーブラックで飲んだじゃないか。」

マミ「それでも眠くなる・・・の・・・よ。」zzzz

QB「おやすみ」

放課後

マミ「」ビクビク

マミ「わっがっ!!」

マミ「だ・・・」

マミ「(誰も居ないじゃない・・・。)」

QB「おはよう、マミ」

マミ「ぉ・・・おはよう・・・。
   なにこれ、なんでこんなに静かなの?
   世界が滅んでQBと私の二人きり?」

QB「ちがうよ。たんに下校時間をとっくに過ぎているだけだよ。」

マミ「誰か起こさないかしら、普通。」

QB「みんな普通に帰宅して行ったよ。」

マミ「ぁー・・・。」

QB「そんなことよりマミ!魔女の気配だ!」

マミ「・・・・うそぉ・・・。もういいわよそういうの・・・。」

QB「本当なんだ!真剣になってよ!」

マミ「・・・・。

   分かったわ。もう一回言ってくれる?」

QB「マミ!魔女の気配だ!」

マミ「なんですって、場所は!?」

QB「それが、この学校なんだ!」

マミ「え・・・っ」


マミ「・・・ちょっとコーヒーだけ飲ませて。」

QB「マミ!!どんだけ眠いんだよ!!」

体育館

魔女「ヒャヒャヒャヒャヒャ

まどか「なんなのこれ、ここどこなのぉ~?」

さやか「確かに体育館だったはず・・・!なのに・・・!」

魔女「ヒャヒャヒャヒャヒャ

まどか「いやああ!!」
さやか「うわああ!!」

マミ「ティロ・フィナーレ!」

どっかん

まどか「マミさん!」

マミ「危なかったわね。」

まどか「まみさぁーん!」

マミ「よしよしもう大丈夫。」ナデナデ

さやか「(マミさん今のって・・・テロフィ・・・え・・・?)」

マミ「だけどこれで分かったでしょう。魔法少女は、かなりゴイスーにデンジャーよ。」

まどか「はい・・・
    でもマミさんは、いつもこうやって戦っているんですよね。」

マミ「え、ええまあ・・・戦って・・・ますね?」

QB「戦ってますかね?」

マミ「戦って・・・戦ってますよ?」モジモジ

QB「なんでどもるのかな。」

まどか「それじゃあ、私が魔法少女になることで、マミさんのお手伝いができるんなら・・・」

ほむら「その必要はないわ。」

マミ「だれ?」

さやか「あ、転校生。」

ほむら「まどか、あなたは決して魔法少女になってはダメ。その白いのんの口車に乗せられてはだめ。」

マミ「あなたも魔法少女?」

ほむら「・・・そうよ。」

まどか「白いのん・・・?」

マミ「決してなってはダメというのはまた極端ね。」

ほむら「」キッ

マミ「気に障ったかしら?」

ほむら「忠告したからね、鹿目まどか。それから美樹さやか、あなたもならないほうが良い。」フェードアウト

まどか「行っちゃった。」

さやか「・・・なんでわたしまで。」

マミ「まあならないなら、ならないでいいんじゃないかしら。
   正直わたしはどっちでもいいわ。
   どんな願いでもいつでもかなう、と、心の中にとどめておいて、それだけにしておけば。
   あとはそこの白いのんの、言うことに耳を貸さなくても。」

QB「僕としてはなってくれるととてもうれしいけれどね。」

マミ「営業しないの。今日はこれで解散ってことで。」

帰り道

QB「いいのかい?仲間が増えれば魔女狩りの負担は減るはずだよ。」

マミ「そうねー。(帰りにスーパー寄らないと。特売の卵、まだ残ってるかしら。)」

QB「それに、本人もマミのためにやろうって思っている。」

マミ「そうねー。(あと何か足りないものあったかしら。お米・・・。お米まだ残っていたかしら。)」

QB「聞いてるのかい?まじめな話をしているんだよ。」

マミ「そうねー。(いったん家に戻って、確認してから・・・いや、時間ないわね。お米買っとこう・・・。)」

QB「まったく・・・。」

マミ「ごめんなさい。本当にどっちでもいいの。(あ、でも今日のカバン、教科書が多いから5kgのお米はしんどいわ。)」

スーパー

マミ「私ね、QB。」

QB「なんだい?」

マミ「無洗米を考えた人になら、ちゅーできるわ。」

QB「そう・・・。」

マミ「あ、卵・・・。(売り切れてる・・・。)」

QB「卵?」

マミ「いえ、なんでもないわ。パエリヤとかも問題なく作れるし。最近の無洗米は普通に美味しいわ。」

QB「何の話だい?」

マミ「さっきの契約の話よりよほど有意義な話よ。(たまご・・・。)」

帰宅

マミ「ただいま。」ガチャッ

QB「僕は営業に行ってくるよ。」

マミ「はいはーい。」

マミ「さて、と。」

マミ「・・・・料理する気が起きないわ・・・。」

マミ「私、今何が食べたいのかしら。
   今の私の気分・・・こたえて・・・私・・・!」

______________________________

マミ「パスタね!」

マミ「ファミレスに行こう!」

ファミレス

マミ「(一人でファミレスに行けるまで強くなったのね、私。)」

マミ「(本当になにも怖くないわね。)」

マミ「(それにしてもファミレスのメニューを見ていると)」

マミ「(パスタを食べようとしていた当初の気持ちが揺らぐわ。)」

マミ「(あーーーーーーこれおいしそう。)」

「ご注文お決まりでしょうか?」

マミ「この和風御膳で。」

「かしこまりました、少々お待ちくださいませ」

マミ「(反省・・・。ごめんね20分前の私。)」

ワイワイガヤガヤ

子供「ママーママー、すわる!?すわる!?」

母「はい、座ろうね、よっこい

子供「よっこいしょー!」

母「はーい、よっこいしょー!」



マミ「かわいいなあ。」

マミ「・・・おかあさん。」


「おまたせいたしましたー」

マミ「あ、あと、このチョコパフェください。」

「かしこまりましたー」

マミ「」モッチモッチ

マミ「」

マミ「(ダシ巻き卵おいしい)」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
マミ『ママー!ママのたまごおいしー!』

マミ母『ウフフいっぱいつくったからね。』

マミ『うん!いっぱいたべるー!」

マミ母『欲張らないのーお母さんの分も残しておいてね』

マミ『やー!マミが全部たべるー!』

マミ母『この子ったら。』

マミ『えへへへ』

アハハウフフ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

マミ「(あの味はどうも出ないわ。)」

マミ「(お母さん、何を入れていたのかしら。)」

子供「ママー?ママー?」

母「・・・・」

子供「ママー?」

母「」

子供「ま

母「うるっさいわね!黙っていなさい!!」

マミ「!?」


客「料理に髪の毛が入っていたよ!!」

店員「そんなことしらねーよ!」

客「何だその態度は!」

マミ「!?」


ヤンヤヤンヤ


マミ「な、なんだか殺伐としてきたわ。」

マミ「(この感じ・・・)」

QB「マミ、魔女だよ!」

マミ「・・・わちゃー。」

マミ「あのね、QB、ちょっと聞きたいんだけど。」

QB「?」

マミ「魔女って私がお腹いっぱいになったり、眠かったり、
   ああ、ゆっくりしようって時に現れるような仕組みになってるのかしら?」

QB「」



QB「キミが動きたくないのは常日頃じゃないか。」

マミ「・・・

   うるさいわね、きゅっぷい言わせるわよ。」

QB「」

エエエーエーエー♪
エエエーエーエー♪

魔女「ヒャヒャヒャヒャヒャ

マミ「出たわねー」

マミ「(この距離なら、当たるかしら!?)」バンバンッ

魔女「ヒャヒャヒャヒャ」 

マミ「ミスっ・・・」

魔女「ヒャヒャヒャヒャ

QB「あぶない!」

マミ「きゃあっ」

QB「ああ!マミの体に魔女の触手的なものがからまって!」

マミ「ぬっくっ」ニュルニュル

QB「ああ!マミのパンツが!」

マミ「実況しないで!!」

魔女「ヒャヒャヒャヒャ」ヌルヌル

マミ「これはー・・・

   (マズいパターンじゃないかしら)」

マミ「QBー、私って今、死にそうー?」ニュルニュル

QB「見た感じそんなだよー!」

マミ「おっけー!」ニュルニュル

マミ「ぬーーどこ触って・・・!」ヌルヌル

魔女「ショクシュショクシュー」

マミ「あ、いや!いやだ!!」

QB「マミ!危ない!」

マミ「おかあさ



シャキシャキシャキーン

マミ「??」

さやか「じゃっじゃーん!」

マミ「美樹さん?あなた!」

さやか「マミさん!大丈夫ですか!?」

マミ「え、ええ。ありがとう・・・ありがとうね。」

さやか「まどかも来てくれているんですよ」

まどか「マミさん。」

マミ「ありがとう、鹿目さん。うれしいわ。」


マミ「それより美樹さん、契約したのね。」

さやか「はい!マミさんのお役に立てるように、がんばっていきますよー!」

マミ「そう、願い事は何にしたのかしら?」

さやか「う、うー、それは秘密です!」///

マミ「あら。興味深いわね。フフフ

   一緒にがんばっていきましょう。」

さやか「はい!」

まどか「・・・。」

マミ「鹿目さん、あなたはあなたのペースで考えればいいのよ。

   自分だけ魔法少女じゃないなんて、なんの負い目も感じることもないのだから。」

まどか「は、はい。いや、というか、それよりもマミさん、ここって、ファミレスですよね。」

マミ「ええそうだけれど?」

まどか「お友達と来られてたんですか?」

マミ「!?

   そ・・・そうよ、だけれども私が魔法少女ってバレるといけないから、今日はすばやく退散するわね。」スタコラ

まどか「・・・」

さやか「いやーやっぱマミさんはかっこいいわあ。私、協力できてちょっと感激!」

まどか「マミさん・・・」

マミ「また無意味な嘘をついたわ。」

QB「ところで、さやかの契約内容、興味があるのかい?」

マミ「ないわ。」

QB「」

帰宅

マミ「22時・・・。」

マミ「洗濯・・・お風呂・・・。」

マミ「(とにかく洗濯ね)」

マミ「(それにしても今日は危なかったわ。)」

マミ「(美樹さんにありがとうって言わなきゃ、今度。)」

マミ「音楽聞こう」ピッ

カワシタヤークソクー♪

マミ「(洗濯機ぽちっと)」

ウィーン、ウィーン

マミ「(お風呂をぽちっと)」

ユハリヲ、カイシシマス。ユハリヲ、カイシシマス。

マミ「ふむ」

洗濯機「がこっがこがこがこっ!!」

マミ「あ!服にシャーペン入れっぱなしだったわ!」


マミ「(あぶないあぶない)」

マミ「(今日は、凡ミスが多いわね。)」

マミ「(宿題もやっていないわ。)」

マミ「(・・・お風呂あがってからにしよう。)」

お風呂

ザパー

マミ「ふぅ・・・」

マミ「」ウトウト

マミ「・・・・zzz」

マミ「ふなっ!?」ザバァ

マミ「ぁー・・・(寝てたのね・・・)」

マミ「(今何時かしら・・・?)」

マミ「0時・・・。」

洗面台

マミ「」シャッシャ 髪をとかしている

マミ「(逆に髪の毛を巻いてから寝てみてはどうかしら。)」

マミ「・・・。」シャッシャ

マミ「(明日の朝、すごいことになりそうね。)」

マミ「む?」

マミ「(枝毛・・・。)」

マミ「むぅ~・・・・?(ハサミハサミ)」

マミ「」チョキチョキ

マミ「(宿題もしなきゃ・・・。ちゃんと寝たい。)」

マミ「(魔女のせいでもぅ・・・)」

マミ「ふいしょ。」洗濯機から洗濯物を出している

マミ「(ジメジメのこの時期だと、部屋干しと外干しとで、乾き方が違わなくなってくるわ)」

マミ「(明日は・・・晴れよね。)」

マミ「(とりあえず外に干してみようかしら。)」

マミ「(夜中に干すのには抵抗あるわね。最近下着泥棒出てるらしいし。)」

マミ「(・・・気にしないわ。)」

マミ「明日、晴れますように。」

マミ「(数学片付けないと・・・)」

ラジカセ「フーリカエーレーバナカマガイテー」

マミ「(~♪~♪)カキカキ

マミ「(なにこれ、むつかしい・・・。)」

マミ「えーと・・・。」







マミ「もういいわ。寝ちゃおう。」

深夜

マミ「スイヨスイヨスイヨ」


??「む?あの服、あの下着!」

??「あたしが着るのに丁度いいじゃねーか!」

??「これは貰いだぜ」


マミ「・・・・。(目が覚めちゃったわ)」

マミ「・・・(雨、降ってないわよね)」カラカラ

??「いっただき

マミ「!!」
??「!!」

マミ「ど、泥棒?」

杏子「ち、ちが!!」

マミ「泥棒!!」

マミ「ひゃ、110番!!」

杏子「や、やめろ!!」

マミ「や・・・

マミ「やめよう・・・(めんどうくさいわ。)」

マミ「取らないなら、もう行ってもらって結構よ。」

杏子「なんだ?優しいなあんた」

マミ「下着泥棒が女の子だと思わなかったから」

杏子「女には優しいのかあんた?」

マミ「意外なだけよ。(ふてこいわね、この子)」

杏子「そっか。」

杏子「なああんた、ご飯とか持ってないか?」

マミ「・・・。持ってないわ。

杏子「なんか食わせてくれよ」ニコッ

マミ「お、お腹が空いているの?(もういいから帰ってよー!)」

杏子「うん!ぺこぺこでさ!!」

マミ「・・・・。おにぎり作ってあげるから。」

杏子「うわー!」パァァァ

マミ「良い笑顔ね」ニコッ

マミ「(・・・寝たいわ)」

マミ「」ニギニギ

杏子「すげー、この家きれーだなー!」

マミ「そんなことないわ」ニギニギ

杏子「なー、一人で住んでんのかー?」

マミ「・・・。(梅干残ってなかったかしら)」ニギニギ

杏子「なー!」

マミ「え?なに?(塩とノリでいいわよね)」ニギニギ

杏子「一人暮らしなのか?」

マミ「そうよー」ニギニギ

杏子「そっかー。」

マミ「(明日の私のお弁当分も一緒に作っちゃおう)」ニギニギ

マミ「はいこれ、包みは捨てちゃってかまわないから。」

杏子「本当にこんなにくれるのか!?」

マミ「ええ、そうよ。でも早く帰りなさい。家出少女さん。」

杏子「家出少女じゃねーよ!杏子だ。杏子。佐倉杏子。」

マミ「そう、私はマミ。巴マミよ。」

杏子「そうか、よろしくな」ニコッ

杏子「」シュタタタ

マミ「よろしくって・・・また来る気ね・・・。」

マミ「(冷凍ご飯片付いてよかったわ。)」

マミ「」

マミ「ああもう4時じゃない!!」

マミ「あした起きれるかしら・・・。」

マミ「(牛乳温めて飲んで寝なおそうかな)」

ガチョ

マミ「(あ、やっぱり梅干まだ残ってたわ・・・。)」

翌朝登校中

マミ「(とんでもなく眠いわ。)」

まどか「マミさーん!」

マミ「!?おはよう、鹿目さん。美樹さん」

さやか「昨日の救世主、美樹さんのおとおりだよっ」

まどか「もうさやかちゃんったらー」

マミ「本当に昨日は助かったわ。ありがとう。なにかお礼をしなきゃあ、ね。」

さやか「あ、いえ、そんなつもりで言ったんじゃ。」

まどか「ほら、マミさんに気を使わせちゃうじゃない。」

さやか「ごめんなさい!」

マミ「いいのよ、本当に感謝しているから。」

まどか「そうだ、今日のお昼は一緒に食べましょう?」

マミ「そうね、そうしましょう。」

さやか「やったー!マミさんのお弁当どんななのかな!優雅さに期待!!」

マミ「うっ・・・」

さやか「・・・?」

マミ「(大量のおにぎりとはいいづらいわね・・・)」

マミ「きょ、今日は忘れてきちゃったの。だから食堂で・・・」

まどか「大変なんですね。」

マミ「ふつーよふつー!」

QB「(別に本当のコトを言ってもいいじゃないか)」

マミ「(黙っててっ)」

マミ「眠いから少しだけ寝るわね。
   書き溜めもないから、保守らなくてもいいわ。」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom