南条光「アタシはヒーローになる!」 (26)

短いです
プロデューサーがヒーローなトンデモ設定
ライダーの方が多いのはご愛嬌
口調が不安定かも
しょうもないです
大丈夫な方は暇つぶしにどうぞ



事務所にて


光P「光よ光、世界で一番かわいいのはだあれ?」


光「え?急にどうしたんだPさん?」


光P「だあれ?」


光「む~いきなりそんなの答えられないよ」


光P「それはね……」


光「……」ゴクッ


光P「オマエだよぉおおおおおおッ!!」ガーッ


光「うわああああああ!……って何で怖い話になってるんだ!?」

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光P「ははは!ついノリでな」


光「もぉ!びっくりしただろ!」


光P「光が一番かわいいのは本当だけどな」


光「くぁ……そ、そういうこと言うの禁止!」カァァァ


光P「えーなんでさー」


光「禁止ったら禁止!そっ、それにアタシはヒーローになるんだからな!」


光P「かわいいヒーローだっていっぱいいるぜ?」


光「だ、だって……かわいいって言われたら……恥ずかしくてパ、パフォーマンスが……ぅぅ」


光P「光は照れ屋だなぁ」

光P「まあ、そんな光に朗報があります!」


光「ろうほう?」


光P「良い話ってことだ」


光「おー!なになに?Pさんの変身みせてくれるの?」


光P「なんと!待望の特撮のお仕事の話が!」


光「ほ、本当に!?やったぁ!」


光P「とはいえ一つのコーナーとしてだけどな……仮面ライダーG的な」


光「そ、それでもいい!全然!」


光P「まあ、光なら心配いらんだろう」

一ヶ月後


響チャレンジ
複合超獣人ヒビキメランの怪


デデーン


ヒビキメラン『うぎゃぁあああっ!!食べちゃうぞぉおおおおっ!!』ズシンズシン


北部明(ほくぶあかり)『待てぇえいッ!!』


ヒビキメラン『うぎゃあ!?だ、誰だ!』


明『ヒビキメラン!これ以上オマエの好きにはさせない!』


ヒビキメラン『な、何だかわからないけどお前なんか丸焼きにして食べてやるぞ!』ボォオオオオオッ!!


明『効かない!チェンジ!アイドルフォーム!!とうっ』バッ


ヒビキメラン『うぎゃあああ!?どこ行ったさー!』


アカリ『後ろだヒビキメラン!正義の波動を受けてみろッ!』キュイーン


ヒビキメラン『そ、そんな!?こんな展開台本に書いてなかったのにぃ!』チラッ


765Pカンペ【そこで爆発(笑)】


アカリ『波ァアアアアアッ!!』ズバァアアアアッ!!


ヒビキメラン『プロデューサーのバカァ~ッ!』ドカーン


アカリ『ガッチャ!正義は必ず勝つッ!!』ビシッ

テレビ『正義は必ず勝つッ!!』


幸子P「なーこれ何回流すの?あっダメステいいっすか?^ ^」


ちひろ(働けよお前ら)


光P「時間の許す限り永遠に……幸子ちゃんはどうなの?最近見てないけど」


幸子P「幸子は遂に自分をエクシーズ素材にすることが出来るようになったぞ。あっダメステいいっすか?^ ^」


ちひろ(……アイドルのカード化。いや、ソーシャルゲーにすれば……イケる!)


光P「幸子ちゃんはどこに向かおうとしているの?」


幸子P「前人未到の境地。あっダメステいいっすか?^ ^」


光P「毎ターン毎ターン腹立つわその顔、いいよいいよ負け負け」


バァンッ!


のあP「良い話と悪い話があるんだけどどっちから聞きたいですか?!」


幸子P「乱暴に開けんなよ」


ちひろ「壁の修理費天引きしときますね」


のあP「嘘ぉ!?」

光P「で、良いのと悪いの?お前がクレオパトラ拉致ろうとして早苗Pに阻止された話なら事務所のヤツ全員知ってるよ?」


のあP「違いますよ!グッドニュースorバッドニュース?」


幸子P「じゃあ良い方で」


のあP「なんと!和久井さんが婚約したんです!」


光P「おお!本当に良い話じゃん!」


幸子P「……悪い方は?」


のあP「相手が和久井Pさん……」


光P「…………」シャバドゥビタッチヘーンシーン!


幸子P「ネオ・スペース発動!」パァアア


ちひろ「おい、いい加減仕事しろ」カチッ 《Money!!》

のあP「まあまあまあまあ。そろそろアイドルの娘達が来るころですしやめといた方が……」


ガチャッ


光「こんにちは!」


のあP「ほら、来ましたよ……って」


ちひろ「こんにちは光ちゃん」ニコニコ


光P「おっす今日も元気いっぱいだな」


幸子P「デュエルしようぜ!」


のあ(切り替え早え……)

光「あっ、ごめん……幸子Pさん。今日はすぐ仕事だからデッキ持って来てないんだ……」ショボン


光P(かわいいやろ?な?かわいいやろ?)


のあP(ダメだこの人)


幸子P「あーいやこっちこそ悪かったな」


光「ううん!また今度デュエルしようぜ!ヨシ、行こうPさん!」


光P「おう」

車内


光「Pさんに質問です!」


光P「俺に質問するなッ!」アクセルフミッ


グンッ!


光「うわああああ!?い、いくら前に他の車がいないからって急にスピード上げちゃだめじゃないかっ!」ドキドキ


光P「フリかと思って……」


光「そんなわけあるか!」クワッ


光P「うぇひひ」

光P「それで質問とは何かな?」


光「うん、Pさんはバイク持ってないの?」


光P「あー……そうだな、持ってない」


光「ってことはPさんの正体はメイジか白魔説が濃厚!」


光P「(あらやだ誘導尋問?)ははは!さてどうでしょう。フィクションと現実をごっちゃにして考えちゃいかんよ」


光「ぐぬぬ……いじわるめぇ……」


光P「光はかわいいなぁ」

光「あんまりいじわるばっかりしてるといつかひどい目に遭うよ!」


光P「光と離れ離れになるとか?」


光「えっ……?」ジワッ


光P「ファッ!?な、泣くな光!俺はいなくなったりしないよー!」


光「フッ……引っかかったなPさん!」カッ


光P「ナニィ!?おのれ卑怯な……」


光「ぐっ……で、でもこれでわかっただろ。いじわるはよくない!」


光P「ほれほれ~」ハンドルクイクイ


キィ~キィ~


光「わっ!わっ!フラフラ運転やめろーッ!」


光P「ははは!楽しいのぉ楽しいのぉ」

お巡りさん「はい、これに向かって息吐いて」


光P「はぁ~……はぁ」


お巡りさん「うーん、まあお酒は入ってないね。でも子ども乗せてるんだから――」


光P「はい……おっしゃる通りで……」


お巡りさん「じゃあ、安全運転お願いしますよ」


光P「はい、申し訳ありませんでした……」


ブロロロロー……


光「…………」ジトー


光P「……てへぺろ」


光「かっこ悪い」


光P「うわああああああああッ!!!!許してくれ光ぃいいいい!!」

光P「オワタ……光に嫌われ……死にたい……」ピシ…ピシ…


光「(あ、ヤバイPさん絶望しちゃう)

  もう……
  ほら、行くぞPさん。遅れちゃうよ」


光P「っ!」ニョワー


光(ファントム押さえ込んだ!)ヨシッ


光P「そ、そうだな!よ、よし……急ごう!」


光「安全運転」


光P「……はい」

仕事終わり


光「あれ、車は?」


光P「杏ちゃんが死んだ」


光「ええ!?」


光P「ように眠ってしまったんで貸し出した」


光「紛らわしい言い方するなよッ!!」


光P「これに関しては引っかかる方が悪いと思うんですが……」


光「うぐっ」


光P「光はかわいいなぁ」ニヤニヤ

光「このっこのっ!いじわるプロデューサーめ!」ポコポコポコポコ


光P「ほっほっほっ、効かんなぁ」


光「きらりんパワー!」ドゴォ


光P「うぐぅ!?」

光P「いつの間にそんな技を……」ゲホゲホ


光「きらりんルームでの特訓の成果だ!」


光P「一体そこで何が行われているっていうんだ……!?」


???(光Pちゃんもハピハピすぅ?)


光P(ッ……誰だッ!?)


光「Pさん……?」

光P「くっ!ショッカーの残党がまだ残っていたとはな……」ガクッ


光「Pさん急にどうしたんだ!?」


光P「いや、気にしなくていい。お前は俺が守る」


光「誰から!?」


光P「おのれディケイドォオオオオッ!!!!」


光「またか!またディケイドの仕業なのか!?」

光「一時はどうなることかと思ったよ」


光P「ははは!よくあることだ、あまり気にするな」


光「そういうわけにもいかないよ!だってPさんは……その……」モジモジ


光P「光?」


光「あ、相棒だからな!」カァァァ


光P「(ああ、そうだな。悪い)かわええええのぉおおおおおッ!!!!」


光「ッ!?」ビクッ

しばらくして……


光P「そういえば光」


光「なに、Pさん?」


光P「お前最近ヒーローのセリフとかあんまり言わなくなったな」


光「……うん、そうかも」


光P「理由……とかさ、あるのかなって」


光「始めに言っておくけど、別にPさんのせいってわけじゃないしヒーローに飽きたわけでもない」


光P「……そっか」


光「アタシの夢はヒーローになることだ」


光P「おう」


光「けど、Pさんにスカウトされるまでのアタシは、その夢を叶えるためにどうすればいいのかわからなかった。

  でもその夢を諦められなくて諦めたくなくて、でもわからなかったから……

  アタシはヒーローになりきってマネしてたんだ。

  そうすれば、少しは近付けるかもって」

光「だけど!Pさんがアタシをスカウトしてくれて、ヒーローになる方法を教えてくれた。

  確かに最近までヒーローごっこをしてたけど……

  けど、アタシの憧れたヒーローはスゴく近くにいたんだ!

  アタシをずっと見守ってくれてた!

  Pさん!もう一度言うね!

  アタシはヒーローになる!

  他の誰でもない、南条光っていうヒーローに!

  アタシの言葉で!アタシの行動でみんなを幸せにするんだ!」


光P(そう言った光の瞳は燃えていた。

   それは、今までヒーローに憧れていた少女の羨望の煌めきとは違う……闇を切り拓く希望の光。

   ヒーローの眼だ。俺なんかとは比べ物にならない本物の)

光P「……この話をするのは、もう少しあとだと思っていたんだが」


光「え?あ……ど、どうぞ続けてください?」


光P「まあ、これを見てくれ」スッ


光「書類?」ガサガサ

      ヒカリ
【音撃戦士-光】


光「…………」

光「あ、あの……これ」


光P「あっ、間違えたそれはボツ企画。こっちだこっち」


光「そ、そうか!べっ別にこっちでもよかったんだけどな!」ガサガサ


【アイドルファイター(仮)】


光「うわ!P、Pさん?これ……これって!」


光P「ああ、この前のヒビキメランのでお眼鏡にかなったらしい。だが、どう転ぶかわからん。

   タイトルは変わるだろうし途中でぽしゃる可能性もある……期待だけさせたくなかったから決まるまでは言うつもりはなかったんだ。

   でも、今のお前になら言ってもいいだろ。

   なあ、ヒーロー?」


光「うん……大丈夫!この企画が潰れたら落ち込むかもしれないけど、でも絶対立ち直ってみせるし!その時は潰れたことを後悔させてやる!」


光P「いいね、さすが光だ。舐め回したい」


光「き、気持ち悪いこと言うな!もぉ!結局Pさんはいじわるだ!」


光P「ははは!……む?!」ブレーキ


光「このパターンは!?」


光P「そこのキミアイドルとか興味ない?」ガチャ シュタタタ


光「マズイ!またPさんの病気が!とうっ」バッ


キックッ!!

グハァ!

チョ!?ナ、ナンナノヨアンタタチ!コノレイナサマニナニカ--

ボグギグモンバンデグガァアアアアッ!!

キャアアアアアアアアッ!!

グロンギゴデイッテモワカラナイヨPサン!



おしまい

ウィザード終わったんで衝動的に書きました

あと
現実逃避

誰か変わりに仕事やってください

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