ジャン「この死狂い野郎が!」 (867)

失うことから全ては始まる



 ミカサ「私は血も心も捧げる」



 正気にては大業はならず



 アルミン「憎い、憎い!憎い!」






 兵士道はシグルイなり






 ※ このSSは!

 『進撃の巨人』をベースに『シグルイ』なエレンのSSです、原作のネタバレ自己解釈があります。

 以上のことが苦手な方はブラウザバックでお願いいたします。


 尚、>>1は投稿自体始めてですので、至らぬ点などございましたら遠慮なくご指摘ください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1380423771


キース「オイ、貴様。貴様は何者だ!」

アルミン「ハッ!シガンシナ区出身!アルミン・アルレルトです!!」バッ

キース「そうか!バカみてえな名前だな!親がつけたのか!」

アルミン「祖父がつけてくれました!」



教官「やってるな、お前も訓練兵の時は初っ端からあれだったろう?」

若教官「懐かしいです、でもあの恫喝には何の意味が?」

教官「通過儀礼だ、それまでの自分を否定して、真っさらな状態から兵士に適した人材を育てるには必要な過程だ」

キース「貴様は何者だ!」

ジャン「トロスト区出身、ジャン・キルシュタインです!」バッ

キース「なんの為にここに来た!」

ジャン「!・・・・・・憲兵団に入って内地で暮らすためです・・・・・・」

キース「・・・・・・フンッ!」頭突きゴンッ

ジャン「グッ!!」ドサッ

キース「誰が座っていいと言った!こんなところでへこたれる者が、憲兵団になど入れるものか!」

若教官「何も言われていない子がいるようですが・・・・・・?」

教官「ああ、すでに通過儀礼を終えたものには必要ない。おそらく二年前の地獄を見てきた者達だ、面構えが違う」



ミカサ「・・・・・・」

ライナー「・・・・・・」

ベルトルト「・・・・・・」

アニ「・・・・・・」



エレン「・・・・・・」ゴゴゴゴゴ・・・・・・

若教官「・・・・・・あの、なんか尋常じゃない凄みがある子がいるんですが・・・・・・」

教官「・・・・・・何だあれ?」

若教官「あれ?キース教官、あの子にも行くようです」



キース「貴様!貴様は何者だ!(この子は・・・・・・グリシャの・・・・・・)」

エレン「・・・・・・シガンシナ区出身、エレン・イェーガー」バッ

キース「貴様はここに何しに来た!」

エレン「・・・・・・母の無念を晴らすため、そして・・・・・・」ツーッ

キース「!!(・・・・・・鼻血?)」

エレン「・・・・・・守れなかったお家を取り戻し、守るため・・・・・・これに尽き申す」ゴゴゴゴ・・・・・・

ミカサ「(・・・・・・エレン)」

アルミン「(・・・・・・エレン、やっぱりカルラさんのことを)」

ライナー「(・・・・・・俺が、あいつの故郷を)」

ベルトルト「(・・・・・・なんて殺気だ、いずれ強敵になるかもしれない)」

アニ「(・・・・・・体幹が正中線から微動だにしていない、かなりやりそうだね)」



キース「グッ!!(なんという凄みだ・・・・・・真面目に医術の勉強をする少年と聞いていたが・・・・・・しかし、このままではしめしが・・・・・・ん?)」



サシャ「(怖い目ですねー、正直何人か殺ってそうです)」モグモグ

キース「何食ってんだ貴様ぁ!!」

サシャ「ヒイィ!」


エレン「・・・・・・」ジー

コニー「何見てんだ?・・・・・・ん?おい、あの芋女まだ走ってるぞ」

マルコ「すごいな、5時間ぶっ通しか」

コニー「あっ!そうだ!お前、シガンシナ区出身だって言ってたよな?」

エレン「・・・・・・」

コニー「?おい、どうした?」

アルミン「・・・・・・エレン?と、コニーとマルコだっけ、どうしたの?」

コニー「いや、こいつ話しかけても返事しねーんだ」

アルミン「あはは・・・・・・ごめんね、エレンは無口だから」

コニー「そうなのか?まあ、いいや。でさ、お前らシガンシナ区出身てことは見たんだろ?」

アルミン「え?何を?」

マルコ「お、おい、よせよ」

コニー「超大型巨人!」




アルミン「・・・・・・だから見たことあるって」

エレン「・・・・・・」モグモグ

モブ1「本当か!?どれくらい大きいんだ!?」

アルミン「壁が50メートルでそこから頭が見えるくらいくらいだから60メートルくらいかな。皮膚が無くて、筋肉が露出していたよ」

エレン「・・・・・・」ムシャムシャ

モブ2「『鎧の巨人』は!?」

アルミン「背格好は普通の巨人かな?遠目からでは外見は大して変わらなかったよ」

エレン「・・・・・・」ゴックン

モブ3「じゃ、じゃあ普通の巨人は!?」





カルラ『ごめんねエレン・・・・・・こんなことさせて・・・・・・』ボロボロ





エレン「」カラーン

アルミン「・・・・・・エ、エレン」



「「「・・・・・・・・・・・・・・・」」」


マルコ「・・・・・・みんな、質問はよそう。思い出したくない事だってあるだろう」

コニー「す、すまん!色々思い出させちまって・・・・・・」

エレン「・・・・・・これからにござる」

アルミン「・・・・・・エ、エレン?」

エレン「・・・・・・これからにござる、私は調査兵団に入り、『アレ』を駆逐する・・・・・・一匹残らず」

アルミン「・・・・・・エレン」


ジャン「オイオイ正気か?今、お前、調査兵団に入るって言ったのか?」

エレン「・・・・・・」ギラッ

ジャン「(・・・・・・グッ、なんだよこいつ、この迫力は・・・・・・いや、負けてたまるか)」グッ

エレン「お前は・・・・・・憲兵団に・・・・・・」

ジャン「・・・・・・そ、そうだ、俺は正直者なんでね、心底怯えながらも勇敢気取ってつやつよりも、よっぽどさわやかだと思うがな」

エレン「・・・・・・憲兵団に入れば家族も内地にいける。お家は保たれる、お前のあり方は間違っていない」

ジャン「・・・・・・ならお前も現実を見てそうしろよ」

エレン「・・・・・・私は」ツーッ

ジャン「・・・・・・(鼻血?)」



エレン「・・・・・・斬りたいから斬りに行く。それだけだ」グイッ



ジャン「・・・・・・(な、なんなんだこの死に急ぎ野郎)」ゴクリ





「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」ゴクリ





カンッ カンッ カンッ カンッ カンッ



マルコ「ば、晩飯は終わりだ片付けるぞ」


ジャン「・・・・・・正直あんたのような考えは俺にはわからねえ、でもよ、否定したわけじゃないんだ。どう生きようと、人の勝手だからな」

エレン「・・・・・・」コクリ

ジャン「絡んで悪かったよ、これで手打ちにしよう」スッ

エレン「・・・・・・」パチン ザッザッザッ


アッ エレンマッテヨ エ?キョウモケイコスルノ!? アシタカラホンカクテキニクンレンガハジマルンダヨ!? ワカッタヨボクモツキアウヨ



ジャン「・・・・・・変なヤツ」

ミカサ「・・・・・・」ツカツカツカ

ジャン「・・・・・・!?な、なあ、あんた!」

ミカサ「・・・・・・?」

ジャン「い、いや見慣れない顔立ちだと思って、すまない、きれいな黒髪だ」

ミカサ「・・・・・・ありがとう」ニコッ

ジャン「ッ!(なんだよ!変なヤツもいるかと思ったがかわいい子もいんじゃねえか!しかも結構脈ありなんじゃねえか!?)」

ミカサ「(・・・・・・あのエレンが私とアルミン以外であんなに会話できていた、ので、この人はエレンにとって貴重な人)」



エレン ケイコナラワタシモイク キョウコソエレンカライッポントッテミセル ミカサ、アシタカラクンレンダヨ?ソレニエレンノアイテハアブナイヨ デハ、アルミンガヤル? ゴメンナサイ…

コニー「ん?おい、ドアの前で突っ立ってんなよ」

マルコ「ジャン?どうしたの?」

ジャン「ハッ!いや・・・・・・訓練兵団も悪くねぇと思ってな・・・・・・」

コニー「何言ってんだお前・・・・・・いや、ホント何言ってんだお前?」

ジャン「なんで2回言うんだよ」

マルコ「ハハ、大切なことだからかな?」

ノウナイカイテキナンジャネエノ?ンダト、コノボウズアタマ!オマエコソズイブンスズシソウジャネエカ、カゼトオシガヨスギテボケテネエダロウナ?ナニオゥ!?ボウズバカニスンナヨ!?カミアラウノラクナンダゾ!マアマアフタリトモ……

今日はここまで。

エレンのコレジャナイ感が半端ではない。




深   夜



エレン「・・・・・・」ジーッ

サシャ「し・・・・・・死ぬ、死んでしまいます・・・・・・これ以上は」フラフラ

サシャ「ああ、もう駄目です、もっと、たくさん、色んなものが食べたかった」フラァ

エレン「・・・・・・」ガシッ

サシャ「」グッタリ

エレン「・・・・・・」ズリズリ

クリスタ「・・・・・・あの!」

エレン「!」

クリスタ「その娘、おなか減ってるんじゃないかと思って、その、私も・・・・・・」

サシャ「」ピク スンスン

サシャ「ガアアアアアア!」グワ

クリスタ「キャアアアアアア!」

サシャ「・・・・・・ハッ!?これは・・・・・・パァン!」

エレン「・・・・・・」ガシ グイ スッパァン

サシャ「ヒグエ!?」ドサッ

クリスタ「だ、大丈夫!?ひ、ひどいです!どうしてそんなことしたの!?」

エレン「・・・・・・脱水状態で固形物を摂取すると誤嚥する可能性がある・・・・・・水は?」

クリスタ「・・・・・・あ、これ」チャポン

エレン「・・・・・・」サラサラサラ

クリスタ「・・・・・・あの、なにを混ぜたの?」

エレン「・・・・・・食塩」マゼマゼマゼ

サシャ「うう・・・・・・痛いです」

エレン「・・・・・・ゆすげ」

サシャ「うう・・・・・・は、はい(なんなん、この人、怖いけど優しい・・・・・・)」モゴモゴ

クリスタ「(出来ておる・・・・・・ハッ!?今何か変な思考が!?)」

エレン「・・・・・・パンは止めておけ・・・・・・食べられるようになってから水に浸してゆっくり食え、それと」ジロッ

クリスタ「ハ!ハイ!(こ、怖いよう・・・・・・)」

エレン「宿舎までは運ぼう、そこからはお前に処置を任せる」

クリスタ「え、えーと」

エレン「・・・・・・女人の部屋には入れん、加えて衣服を緩める必要がある、故に、お前しかいない。寝台に寝かせたら足を高くし、末梢から中心に掛けて手足を揉み解す。桶を用意しておけ、吐きそうなときは横向けにし、気道を確保しろ。水分は必ず取らせるように、塩を少しだけ混ぜること、嘔吐が続くようなら直ちに軍医に連絡、輸液の手配を・・・・・・」ペラペラペラ

クリスタ「」

サシャ「」

エレン「・・・・・・?」

クリスタ「い、いえ、わかった、そうする。立てる?私も肩貸すよ」

エレン「・・・・・・」ガシッ グイッ

サシャ「ヒャ!」///

クリスタ「・・・・・・(わ、お姫様抱っこ)」

エレン「・・・・・・」ノシノシ

クリスタ「・・・・・・あ!待って、待って下さい!」

クリスタ「・・・・・・エレン、さんだったよね、その、エレンさんは何故この娘のことを・・・・・・?」

エレン「・・・・・・」

クリスタ「その・・・・・・『いいこと』をして、誰かの為に役に立つ人間にだとか・・・・・・」

エレン「・・・・・・」

クリスタ「ご、ごめんなさい!そんなこと言うつもりじゃなくて!ただ、食堂での事とか見てて、なんだかその・・・・・・」

クリスタ「・・・・・・ごめんなさい、うまく言えません(私と似ているような)」





エレン「・・・・・・エレン・イェーガーは生まれついての医者にござる」




エレン「『医は仁術なり』。今は兵士なれど、医家の家に生まれたる者のなすべきは・・・・・・」

エレン「目の前の患者に医を施す、これに尽き申す」



クリスタ・レンズはやんごとなき家の生まれだった。しかしその生まれから放逐され、自身もその運命から逃げ出すように、

苦しみから逃れるように訓練兵団に入団した。

エレンは医家に生まれついたその責務に対する覚悟を述べただけだった。

しかし、生まれの不幸に挫けたクリスタにとってその言葉は・・・・・・




サシャ「・・・・・・(どうしよ私空気やん、いつまでこの格好なんかな、いや悪くはないんやけど)」///




物 陰

ユミル「・・・・・・」ジーッ

翌 日  ~訓練初日~




キース「まずは貴様らの適正をみせてもらう!全身のベルトでバランスをとれ、出来ないものは開拓地行きだ!」



教官「やってるな、これは初歩の初歩だが、この段階で立体起動の適正は見て取れる。あの子達を見てみろ・・・・・・まったくブレが無い」



ミカサ「・・・・・・」ピタッ
アルミン「・・・・・・」ピタッ


教官「他にも出来る者が多いようだ。今年は豊作だな」


コニー「・・・・・・(な、なんだ結構簡単だな)」ブラーン
サシャ「・・・・・・(昨日のあの人なんて名前やったかな?あとお腹すいた)」ブラーン
ジャン「・・・・・・(ふん、どうって事はねえな)」ブラーン

ジャン「・・・・・・(あいつは・・・・・・)」チラッ



エレン「・・・・・・!・・・・・・!」ギシッギシッギシッ



ジャン「!・・・・・・(おいおい大丈夫か?今にもバランス崩しそうじゃねえか)」

アニ「・・・・・・(妙だ、歩くときですら重心がズレ無いような化け物のクセにバランス感覚が無いわけが無い)」ジーッ



若教官「あの子はどうなんですか?」

教官「・・・・・・素質というものだろう、人並み以上に出来ないこともある」



キース「・・・・・・いいだろう降ろせ(及第点か、しかし兵士としては大成しないだろうな・・・・・・ん?)」

キース「・・・・・・ワグナー、イェーガーとベルトを交換しろ、イェーガー、交換後にもう一度だ」

エレン・トーマス「「ハッ」」バッ


エレン「・・・・・・!」ピタッ

キース「・・・・・・ベルトの破損だ、ここが破損するなど聞いた事も無いが・・・・・・それよりも(破損したベルトでああまでバランスをとれるとは・・・・・・どんな身体能力だ)」


アニ「(・・・・・・やはりできる)」

ジャン「・・・・・・チッ(まあ、そうじゃなきゃおもしろくねえ)」

ミカサ「・・・・・・(いつもより口角が2度上がっている、私と一緒にいれるのでエレンは喜んでいるに違いない)」

アルミン「・・・・・・!(いつもより目が2ミリ大きい!喜んでるんだ、やったねエレン!)」グッ

ミカサ・アルミン「「エレン!」」

エレン「・・・・・・アルミン、ミカサ」

アルミン「良かったね、これでまた一歩兵士に近づいたよ!」

エレン「・・・・・・」コクッ

ミカサ「・・・・・・エレン心配しないでいい、私はあそこでエレンが開拓地に行ったとてついていくつもりだった」

エレン「・・・・・・?」

アルミン「・・・・・・アハハ、でもまさかベルトの破損だったなんてね」


ジャン「」

コニー「あいつすげーな、破損したベルトで姿勢維持したんだろ?」

マルコ「ああ、普通じゃ出来ないよね」


ジャン「」

コニー「ん?またこいつボーっとしてやがる、オイ邪魔だろ?」

マルコ「ジャン、またか?どうしたの?」


ジャン「(どういうことだ、なぜあの死に急ぎやろうと俺の女神が仲良さそうにしてやがる、ハッ!?もしかして二人は付き合ってるのか!?だとしたら俺はとんだピエロじゃねえか、少しでもあいつのこと心配した俺がバカだったぜ)」

サシャ「あ、見つけました!神様ぁ!!」ダキッ

エレン「・・・・・・?」

ミカサ「」

アルミン「わっ、びっくりした、エレンその娘誰?」

クリスタ「サシャ!急に走ったら危ないよ・・・・・・あ、エレン・・・・・・さん」

アルミン「え、えと、誰かな?(なんだこの娘、すごくかわいい)」

クリスタ「あ、急にごめんなさい、クリスタ・レンズです。そのエレン・・・・・・さんが、昨日その娘を看病してて、それで」

サシャ「はい!やさしくしてもらいました!水を飲ましてもらって宿舎まで抱っこしてもらって、服を脱がして・・・・・・」

ミカサ「」



ジャン「(あまつさえ他の女子まで近づいてきただと!?普通に抱きつかれてるし、片方はなんか女神みたいだし、あ、でも俺にはあのミカサってこの方がいいけどな、、浮気とかじゃあねえからな!?)」

クリスタ「サ、サシャ!それは私がしたんでしょう!?エレンさんは処置の指示をしてくれて、それで助けてもらったお礼をしたいってこの娘が・・・・・・」

サシャ「命を救ってもらった恩は忘れません!これからは神様と呼んでどこまでも・・・・・・」

ミカサ「アルミン」

アルミン「ミ、ミカサ?」

ミカサ「どうやらエレンの周りに虫が集ったようだ、ので、虫は早急に削ぐべき、違う?」

アルミン「だ、ダメだよミカサ!?初対面の人に何言ってるの!?」

クリスタ「サシャもいい加減エレンさんから離れて!」

サシャ「ハッ!?すみません・・・・・・取り乱しました、昨日のお姫様抱っこが忘れられなくて、つい・・・・・・」


ミカサ「削ぐ」ジャキ

アルミン「やめなよミカサ!パン用のナイフなんかで何するってのさ!?」

ミカサ「大丈夫、切れ味が鈍い分、痛みは鋭くなる」
ワーワーギャーギャー

ジャン「・・・・・・」ズリィィィィィ

コニー「!?お、おい!?人の服で何しやがる!お前今何ぬぐった!?」




ジャン「・・・・・・人との、信頼だ・・・・・・」




コニー「・・・・・・何言ってんだお前?・・・・・・いや、本ッ当何言ってんだお前?」

マルコ「・・・・・・何言ってるの?ジャン・・・・・・いや本当に何言ってるの?」
ウルセー!フタリシテニカイモイウンジャネー!アー!?ヤンノカ!?コラーフタリトモヤメナヨ!アンマリサワグトキョウカンガ!?……イマシガタオオキナオトガキコエタガダレカセツメイシテモラオウカ……オワッタ・・・・・・

今日は終わりと言ったが・・・・・・すまん、ありゃ嘘だった

思いのほか筆が進んだのあげてみました、それではまた



対人格闘訓練



ライナー「おおおお!!」

エレン「・・・・・・」スッ ガシッ

ライナー「ぐぐぐ・・・・・・(どうなってやがる!?体格で勝る俺の突進をいなしもせずに受け止めやがった!)」ズズズ

エレン「・・・・・・」グググッ

ライナー「・・・・・・グ、オ、オ!(押し切られた!ノドに腕が食い込む!体がピクリとも動かねえ!)」

エレン「・・・・・・」グググッ





ミカサ「・・・・・・エレンの鍔迫り・・・・・・あれはツライ」

アルミン「参ったを言わせてくれないからね・・・・・・」




ズッダアァン!!




ライナー「・・・・・・ま、m(声がだせねえ・・・・・・死ぬ)」パクパクパク

エレン「・・・・・・」グググググッ


キース「それまで!!」


エレン「・・・・・・」スッ

ライナー「ガハッ、ゴホゴホ・・・・・・死ぬかと思った・・・・・・」

キース「・・・・・・イェーガー・・・・・・もう少し、こう、なんというか手心というか・・・・・・」

エレン「・・・・・・しゃあでい教官・・・・・・」





エレン「・・・・・・痛くなければ覚えませぬ」




ライナー「しかし強いなお前。取っ組み合いに慣れてるとかそんなレベルじゃないだろう、どんな筋力してんだよ」

エレン「・・・・・・虎眼流」

ライナー「・・・・・・何?コガン?」

エレン「虎眼流、アルミンのご祖父の蔵書にあった流派」

ライナー「・・・・・・で、お前がそれの体現者か・・・・・・たいしたもんだなそのコガンリュウてのは」

エレン「・・・・・・巨人相手には別の手段をとらねばならない」

ライナー「・・・・・・だから意味無いってのか?そんなことはねえだろう・・・・・・実際適正訓練のときに破損したベルトで姿勢制御したらしいじゃねえか、それもそのコガンリュウのおかげじゃねえのか?」

エレン「・・・・・・」


ライナー「それにな、俺たちは兵士だ、使えるものは何でも使って、守るべきものを守らなけりゃならん。だからこういった訓練にも意味はあると思うぞ?」

エレン「・・・・・・」コクッ

ライナー「うわぁ、説教くさくなっちまったな・・・・・・ともかく俺じゃお前の相手は難しいな・・・・・・誰か心当たりはいるか?」

エレン「ミカサにアルミン。共に同門なれば」

ライナー「ミカサはともかくアルミンもか?悪く言うつもりはねえが、全然そうには見えんぞ」

エレン「・・・・・・アルミンの『柔』は誇るべきものだ」

ライナー「『ヤワラ』?なんだそりゃ、どうもよくわから・・・・・・お?」



アニ「・・・・・・」スタスタスタ



ライナー「エレン、ここはひとつ、あいつにも兵士の責任というヤツを教えてやろうぜ」スタスタスタ

エレン「・・・・・・?」


アニ「・・・・・・何?邪魔なんだけど」

ライナー「教官の頭突きは嫌か?それ以上身長を縮めたくなかったら、ここに来た時を思い出して真面目にやるんだな」

エレン「・・・・・・ぶらうん?」

アニ「・・・・・・!(コイツは!)」

アニ「・・・・・・いいよ、やろう。私もあんたには興味があった」スッ

エレン「・・・・・・」コクッスッ


ライナー「・・・・・・(なんだこいつら?誘導するまでも無く構えあって・・・・・・まあいい、流石にエレンでもアニの相手は・・・・・・)」


エレン「・・・・・・」スッ

アニ「フッ!(間合いに入った!出足払い!)」バッ

エレン「・・・・・・!」バッガキン ガシ

アニ「な!?(蹴り足だけで間合いをつめて威力を半減させた!?やばい奥襟を取られて)」グラッ

エレン「・・・・・・」ブンッ スパァン

アニ「グッ!(間に合え!)」クルッ スタッ

エレン「・・・・・・!?」

アニ「フッ!(今だ!)」バッ




パシンッ カランカラン




エレンの払い腰を身をひねりかわしつつ、短刀だけを狙ったアニの内回し蹴り

神速の攻防を目視できたのは、同門ミカサ アルミンの二名のみである



ミカサ「やはりエレンは優しい、ちゃんと手加減をした」

アルミン「エレンだったら弧拳※を打っただろうからね」

※ 手首の間接で相手を打つ打法、通常は打撃を弾く用途、すんげー痛い


アニ「・・・・・・次は私が襲う番だね(パーカーなんか着てくるんじゃなかった、そうでなくとも打撃でこられたら終わってた)」サッ

エレン「・・・・・・」スッ

アニ「・・・・・・(こいつは速い上にリーチ差もある、間合いに入るのは危ない。ならば掴もうとしてきたその手を刈る!)」

エレン「・・・・・・」スッ




エレンの右手が、存在しない刀を掴んだ




アニ「・・・・・・(初めて見る構えだ、どんなことを仕掛けてくる?)」

エレン「・・・・・・!」バッ

アニ「!(来た!)」バッ


アニ「(いける!手首はもらった・・・・・・)」


アニ「!?」


アニ「(向こうも!こちらの手首を!)」




バシンッ カランカラン




アニ「痛ッ・・・・・・(しくじった・・・・・・打撃は警戒していたのに)」

エレン「・・・・・・」スッ

アニ「・・・・・・なに?もう参ったよ、この手じゃ訓練は出来ない」

エレン「しゃあでい教官」



キース「・・・・・・ハッ!?・・・・・・なんだ?」

ライナー「(さっきの攻防に見入って我を失っていたな・・・・・・俺もだが・・・・・・)」

エレン「れおんはあと訓練兵が負傷いたしました、直ちに応急処置を施したく存じます」

キース「・・・・・・許可する、医務室を使うがいい。・・・・・・他のものは何をしている!訓練に戻れ!!」

スゲーナサッキノ、ドウナッテンダ? ヨクモアニヲ… チッシニイソギヤロウメ サスガハワタシノエレン エレンカッコイイデスネー サシャモマジメニシナヨ


エレン「・・・・・・」ガシッ スクッ

アニ「・・・・・・何コレ?怪我したのは手首だろ、なのになんで私はあんたに抱えられてるの?」

エレン「・・・・・・最初の投げの時、無茶な受身を取った」

アニ「・・・・・・ッ」ドキッ

アニ「・・・・・・目聡いんだね、まあ好きにしなよ」

エレン「・・・・・・」ザッザッザッ



ミカサ「なっ・・・・・・あの女狐!なんてことをっ!私ですらエレンにお姫様抱っこされたことは無いというのに・・・・・・削ぐ!絶対に削ぐ!」ワナワナ

アルミン「サシャもされたらしいけどね」

ミカサ「アルミン!?」ギヌロ

アルミン「ひい!?やめてよその目!」

ミカサ「こうなったら私も医務室に・・・・・・」チラッ

アルミン「僕は嫌だからね怪我するのは」

ミカサ「チッ!!!!」

アルミン「(うわあ幼馴染にあからさまに舌打ちされちゃったよ・・・・・・)」

ミカサ「・・・・・・む、あれは」


ライナー「・・・・・・(俺一人にされちまった)」ポツーン

ミカサ「・・・・・・」ニヤリ

アルミン「・・・・・・(ご愁傷様ライナー)」




ミカサ「ライナー」

ライナー「・・・・・・お?ミカサか、どうした?」

ミカサ「私とやろう」ニヤァ

ライナー「」






笑うという行為は本来攻撃的なものであり

獣が牙をむく行為が原点であるが

ミカサの笑みはライナーがそれを理解するのに充分なものだった





ヤ、ヤメロ ソノカンセツハソッチニハマガラナイ ウグアァ! ヤメロッテ ナンデアシモスルンダヨ!? タントウハモウハナシテルダロ ア、ヤメロヤメテ……ヌフゥ!



医 務 室



エレン「・・・・・・」スッスッスッ

アニ「・・・・・・随分、手際がいいんだね」

エレン「・・・・・・」スッスッスッ

アニ「・・・・・・あんたはどこであんな技術を習得したの?」

エレン「・・・・・・」ホウタイクルクル

アニ「・・・・・・私は父親から。でも、あんたのこの医術と違ってなんの役にも立たない、兵団に入っても、対人格闘なんか点数にもならない」

エレン「・・・・・・」ホウタイチョキチョキ

アニ「・・・・・・おかしいとは思わない?大きく見れば立体起動ですらそうだ。憲兵団に入れるのは上位10人、みんなその特権を狙ってる。この世界は巨人に対抗する手段に長じたものほど巨人から離れられる」

エレン「・・・・・・」ホウタイギュッギュッ

アニ「みんな現実離れした理想に酔ってる。こんな下らない世界で、兵士ごっこに興じてられるほど私はバカにはなれない」

エレン「・・・・・・」スッ

アニ「・・・・・・終わった?あんたにやられたんだけど一応言っとく、ありがと」

エレン「私は・・・」

アニ「・・・・・・なに?喋れたんだあんた」

エレン「私は・・・・・・『アレ』を、『巨人』を一匹残らず駆逐しなければならない・・・・・・」

エレン「この世がどうであれ・・・・・・私は・・・・・・『俺は』アレらを切らねばなり申さん・・・・・・!」





2 年 前




アルミン「ごめんね、エレン、ミカサ。せっかく三人で体現した虎眼流をケンカに使っただけでなく、あいつら年長の子まで呼んできて・・・・・・」

エレン「・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・」

アルミン「ジンバー峠に六時・・・・・・」

ミカサ「アルミン・・・・・・」

アルミン「二人ほど強くないけど、僕だって虎眼流の剣士だ、一人でも戦ってみせる!」

ミカサ「アルミン!」

アルミン「な、なに?ミカサ・・・・・・」





ミカサ「・・・・・・でかした!」ニヤア

エレン「・・・・・・」ゴゴゴゴゴ




その日、ジンバー峠にボコボコにされた少年達のむせび泣く声が聞こえたという・・・・・・


カルラ「あんた達は!またケンカしたんでしょう!毎回ハンネスさんが青ざめた顔してるのよ!いい加減にしなさい!!」

ミカサ「・・・・・・」ショボン

エレン「・・・・・・」ショボン

アルミン「・・・・・・きっと二日酔いだと思う」ボソッ

カルラ「ア、ル、ミ、ン!?」

アルミン「ご、ごめんなさい、おばさん!でもエレンとミカサは悪くないんだ!あいつらがエレンとミカサのことバカにするから僕が・・・・・・」

カルラ「・・・・・・アルミン、エレンとミカサを大事にしてくれるのはうれしいわ、でも貴方は暴力に訴えるような子じゃないでしょ?」

アルミン「僕はなんと言われたって殴り返したりなんてしないよっ!でもあいつらエレンのことを・・・・・・」




悪ガキ1『エレンのヤツは医者の息子のクセにイカレてんだな!wwwwww』

悪ガキ2『引き取られたミカサも同じだ、二人してなんにもしゃべらねえ!wwwwww』

アルミン『歯ぁ食いしばれ!』バキッ




アルミン「・・・・・・グッ!(・・・・・・言えない、誰よりも優しいエレンにこんな事ッ)」ギリッ


アルミン「クソッ!」ダダダッ

ミカサ「アルミン!」

カルラ「・・・・・・ミカサッ!」

ミカサ「・・・・・・っ!」

カルラ「・・・・・・ごめんなさい、アルミンをお願い」

ミカサ「・・・・・・」コクッ タタタ

カルラ「・・・・・・」ハァ

エレン「・・・・・・母上」ジーッ

カルラ「エレン・・・・・・(こんな時にも私の事を心配して・・・・・・本当に優しい子)」

カルラ「エレン・・・・・・アルミンは本当に良い子ね・・・・・・?」

エレン「・・・・・・」コクリ




あまりにも無口なため、エレンは、感受性に欠落があるのではと噂されている。そんなエレンにも態度を変えることなく接してくれたのがアルミンだった




カルラ「・・・・・・ミカサはかわいい子ね?」

エレン「・・・・・・」




エレンの首筋から耳にかけてが紅く染まった

無口ではあるが壊れていない、カルラはそう確信した




エレン「アルミン、ミカサ」タタタッ

ミカサ「エレン・・・・・・」

アルミン「・・・・・・う、エレン」グスッ

エレン「・・・・・・」

アルミン「・・・・・・僕が悪いんだ、壁の外に興味を持つ事自体異端だって」

アルミン「・・・・・・それで言い返したら、今度はいつも話を聞いてくれるエレンとミカサのことまで・・・・・・ホントにごめんよ」グスッ

ミカサ「アルミンのせいじゃない、アルミンは正しい」

エレン「・・・・・・」コクリ

アルミン「・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・調査兵団のような危ないことは私も反対。でも、壁の中が安全なんてことはどこにも保証が無い」

アルミン「・・・・・・ごめんね、今日はなにしようか・・・・・・『虎眼流』はあらかた読んじゃってあとは稽古の積み重ねだし・・・・・・」

エレン「外の世界・・・・・・」

アルミン「・・・・・・ホントにエレンはその話が好きだよね(医術書と一緒に全部読破して写筆してるし)」






ド  オ  ォ  ン ! !




エレン「!?!?!?」

ミカサ「地震・・・・・・?」

アルミン「・・・・・・広場に行ってみよう!きっとな・・・・・・に、か」

ミカサ「アルミン?」





超大型巨人「」





エレン「」

ミカサ「」

アルミン「ありえない・・・・・・巨人は最大でも15メートルのはず、50メートルの壁から頭を出すなんて・・・・・・」






超大型巨人「」ゴオオオオオオ






エレン「!?動く、伏せろ!」






ド ッ ゴ オ オ オ ン ! !






アルミン「か、壁に穴をあけられた・・・・・・!?」

エレン「・・・・・・!?」ダッ

ミカサ・アルミン「「・・・・・・エレン!?」」

エレン「壁の破片が飛んでった先に家が!母上が!!」ダダダッ

ミカサ「!!」ダダダッ

アルミン「エレン!ミカサァ!」




エレン「母上ぇ!!」タッタッタッ

ミカサ「おばさん!!」タッタッタッ

カルラ「エレン!ミカサ!」

エレン「ミカサそっちを・・・・・・」ガシッ

ミカサ「・・・・・・」コクッ ガシッ

カルラ「エレン!ミカサを連れて逃げて!」

エレン「・・・・・・」グググプルプル

カルラ「母さんの足は瓦礫に潰されている。ここから出ても走れないわ・・・・・・」

エレン「・・・・・・俺が担いでいく・・・・・・」グググ

ミカサ「・・・・・・ヤダ・・・・・・イ、ヤだ」グググ

カルラ「どうして言うことを聞いてくれないの!?いつもはそうしているでしょ!!」




ズシン ズシン ズシン



カルラ「!!巨人が!!」

エレン「・・・・・・ミカサッ!」グググ

ミカサ「ウウウウ・・・・・・」グググプルプル



ズシン ズシン ズシン




カルラ「・・・・・・エレン。今すぐミカサを連れて逃げなさい。これは『命令』よ」

エレン「・・・・・・」グググッ

カルラ「・・・・・・エレン!」

エレン「・・・・・・」スッ

ミカサ「!?エレン!?」

カルラ「ありがとうエレン・・・・・・いい子ね」

エレン「・・・・・・」プルプルつナイフ

カルラ「・・・・・・それは!そう・・・・・・お願いエレン」

ミカサ「エレン?何をするつもりなの!?エレン!」

カルラ「貴方はやっぱり優しい子・・・・・・これで巨人に食われずに、人らしく逝ける」ボロボロ





ズブリ






エレン「・・・・・・」ハナジツーッ

カルラ「ごめんねエレン・・・・・・こんなことさせて・・・・・・」ボロボロ

カルラ「お願い・・・・・・生きて、生き残って・・・・・・」ガクッ

ミカサ「おばさん!?エレン!なんて事を!!」

エレン「・・・・・・」ガシッ

ミカサ「あ、あ、エレン、おばさんを・・・・・・」

エレン「・・・・・・」タッタッタッ




脱 出 船



アルミン「エレン!」

エレン「アルミン・・・・・・」ハァハァ

ミカサ「・・・・・・」ズキンズキンズキン

アルミン「カ、カルラさんは・・・・・・」

エレン「・・・・・・」ギリッ ツーッ

アルミン「エレン鼻血が・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・(ああ、またこれか)」ズキンズキンズキン

アルミン「で、でも二人は無事で・・・・・・エレン?」

エレン「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴ

アルミン「・・・・・・!?(誰だ!?)」



親友の顔が別人に見えたのは夜も明け切らぬ薄暗さのため
アルミンはそう自分に言い聞かせた




この日生まれ出でた怪物が 一




エレン「駆逐する・・・・・・一匹残らず・・・・・・」ギリィ





いや、二





ミカサ「この世界は残酷だ・・・・・・」ズキンズキンズキン

たくさんのレスありがとうございます。

ただの無口なエレンになりつつある。

せめてもの武士の情け要素をいれてみる。


今日はここまで、今度こそ

お晩でございます。

これより投下いたしますので、ごゆるりと・・・・・・





訓練風景 兵站行進




アルミン「・・・・・・」ザッザッザッ



キース「・・・・・・(アルミン・アルレルト・・・・・・体格面において決して恵まれているとは言えないが、底知れぬ身体能力を持つ、兵站行進でも息一つ切らさず走り、対人格闘でも104期中5本の指に入る・・・・・・座学の受け応えにおいても非凡な発想を見せると聞く)」



ライナー「・・・・・・やるなアルミン、座学や対人格闘だけじゃなく、スタミナもあるのか」ヒソヒソ

アルミン「・・・・・・ライナーこそ、僕はズルしてるから」ヒソヒソ

ライナー「なに!?ばれたら開拓地行きだぞ!」ヒソッ!

アルミン「そういうのじゃないよ!ナンバ歩法※っていう特殊な歩き方なんだ」ヒソソォ!

ライナー「『ナンバ』?よく分からんがお前といいエレンといい、変わってるな・・・・・・」

アルミン「ああ、エレンとミカサも同じ走り方だね。でも僕からしてみれば、体力だけでそれに平行できるライナーの方がすごいと思うよ」

ライナー「そ、そうか?よく分からんが照れるな・・・・・・」



※ ナンバ歩法 飛脚の走法とされる。古武術の骨子ともなる歩き方で、右手と右足、左手と左足を同時に出すとされる走り方





キース「・・・・・・(ライナー・ブラウン・・・・・・屈強な体格と精神力を持つ、何より仲間からの高い信頼を得る、
     あのイェーガーとも分け隔てなくコミュニケーションできる数少ない人間でもある)」




ライナー「マズイ、教官がこっち見てやがる。さっさとエレンとミカサに追いつくぞ!」

アルミン「負けないよ!お荷物は死んでもごめんだ!」





訓練風景 立体起動



ジャン「ウラァ!」ザンッ

アニ「・・・・・・!」ズバァ!

ベルトルト「フン!」ズバァ!



アニ「・・・・・・(少しブレードに負担がかかった、アイツならもっとうまく削ぐ・・・・・・次は)」バシュッ

キース「(アニ・レオンハート・・・・・・斬撃の進入角度に非の打ち所が無い、また、対人格闘ではイェーガー、アッカーマン、アルレルトに唯一引けをとらない、
      
     が、性格は孤立気味、連帯性に難あり)」

ベルトルト「・・・・・・(訓練は問題無い。警戒しておくべきはやはり・・・・・・)」ヒュンッ バシュッ

キース「(ベルトルト・フーバー・・・・・・各方面に特化した104期の中でどの訓練もそつなくこなし、高い潜在性を感じさせるが・・・・・・積極性が欠け、流されやすい)」


ジャン「(・・・・・・チクショウ!またアニとベルトルトか!斬撃の深さじゃ敵わねえ!)」



キース「(ジャン・キルシュタイン・・・・・・高い立体起動補正の他、現状認識に長けている)」

キース「(今期はかなりの豊作だ、それぞれが逸材と言えよう・・・・・・だがやはり特筆すべきは・・・・・・)」



コニー「ジャン!獲物はもらってくぜ!」バシュゥン

サシャ「甘いですね、コニー!私がもらいます!」バシュゥン

ジャン「しまった!尾行てやがったのか!?」バシュッ





ヒュン    ズババババン!!





ジャン「」

コニー「」

サシャ「」


エレン「・・・・・・」ヒュンッ バシュッ

ミカサ「・・・・・・」バシュゥン

アルミン「!・・・・・・二人とも!次は五時方向!8m級、2 15m級、1!物陰に4m級、1!」




キース「(ミカサ・アッカーマン・・・・・・あらゆる難解な科目を完全にこなす実現力を持つ、歴代でも類を見ない逸材との評価は妥当)」

キース「(エレン・イェーガー・・・・・・入団当初から格闘術に秀でていたが尋常では考えられない量の自主訓練を課し、あらゆる訓練を高水準でこなす。・・・・・・高い医療技術及び知識も備えており、軍医から熱望されている)」

キース「(この二人の成績には目を張るものがある。アルレルト含め、体幹のバランスをどのようにとればいいかを完全に理解している、末恐ろしい逸材だ)」



エレン「・・・・・・」シュンッ バシュッ




ライナー『俺たちは兵士だ、使えるものは何でも使って、守るべきものを守らなけりゃならん。だからこういった訓練にも意味はあると思うぞ?』




エレン「・・・・・・!」ヒュン! ズバンッ!

ミカサ「・・・・・・!?エレン、駄目!その角度では持ち直せない!」バシュッ

アルミン「・・・・・・エレン!クソ!間に合え!」ダッ ビシュンッ

キース「!?いかん!!」




エレン「・・・・・・フッ!!」グルン!パシュン キンッ ズバンッ!



ミカサ「!?」

アルミン「!?あれは・・・・・・『柔』の!」

キース「・・・・・・」アゼン


アルミン「・・・・・・そうか、『柔』なら空中でも急激な体変換も・・・・・・!」

ミカサ「・・・・・・完全に理解した、でもまた危ないことをしたエレンには後で文句がある」



ジャン「」

コニー「」

サシャ「」



コニー「・・・・・・今、エレンのヤツが何したのかわからねえのは、俺がバカだからじゃねえよな?」

サシャ「・・・・・・進入角度が深すぎて、ワイヤーが射出できない角度からそこからエレンがなんかグルンって回って、気付いたら次の獲物を・・・・・・私も良く分かりません・・・・・・」

ジャン「チッ!!なんなんだあの死に急ぎ野郎が!」




※ 『柔』特殊な呼吸法による身体操作、用途は多岐にわたるがこの場合「猫三寸返り」を参照。分かりにくい人は『シグルイ』第三十五景を読んでみよう!



ジャン「(それだけじゃねえ!ミカサのように基本に忠実に完全に無駄をそぎ落としてるだけじゃなくアイツは障害物や獲物に衝突することを一切恐れて無ぇ、訓練なのに死線を抜けて獲物を刈ってやがる。死に急いでるどころじゃねえ完全にイカレてやがる!)」



ジャン「オラァ!ボッとすんな、追いかけるぞ!死に急ぎ野郎には死んでも負けねぇ!」

コニー「他の穴場探した方が楽だろ!俺でもわかるぞ?」

サシャ「狩人が集中して一つの狩場にいてもいいことにはなりませんよ?」

ジャン「うるせぇ!喋る前に体を動かせ!俺は行くぞ!」

コニー「よし!いくぞサシャ!」

サシャ「獲物を掠め取りましょう!」


ンダヨツイテクンナヨテメエラ!アマイデスネジャン!エモノヲカルノニサホウガイリマスカ!ソウダ!ヨコドリサレルオマエガワルイ!




キース「(・・・・・・グリシャ・・・・・・お前の息子はなんなんだ・・・・・・)」



ベルトルト「(やはりミカサ、エレン、アルミンはハッキリとした脅威だ、なにか弱点があれば・・・・・・)」



アニ「フッ、ムッ(・・・・・・どうやるんだろ?こうかな?こう?)」ピョン ピョン

一回休憩挟みます。

正直、ベルトルトとユミルの扱いに困る。





訓練風景 座  学



アルミン「・・・・・・以上のように、人類が晒される脅威は巨人だけではありません。万一ウォールローゼが陥落した場合、残った人類による大規模な紛争と略奪が予想されます」ペラ

アルミン「そうなれば人類の滅亡は避けられない。『超大型巨人』、『鎧の巨人』等、壁面扉を破壊しうる巨人が討伐されていないことを加味すれば、現状でも壁は脅威に晒されていることは否定できません。故に現在では『内地』『最前線』の枠組みは意味が無く」ペラペラ

アルミン「現実としては壁内全体の生活水準を確保すること、早期の建築技術の研究が求められます。その為に軍部が執り行う役目としては犯罪の抑制、災害の予防など治安維持が主体であるべきであり、生産者の開拓指揮に憲兵団があたる事は『内地』『最前線』という経済観念が離れた人間が執り行う事に関し無駄を否定できません」ペラペラペラ

アルミン「あまつさえ、訓練兵団では経済学を学ぶわけでもなく、その作業効率は良いものとも思いません。解決策としては農地開拓に適した人材を広く公募し、ある程度の自治権をもった組合を設立させることで・・・・・・」ペラペラペラペラ




教官「」

エレン「・・・・・・」カキカキ

ミカサ「・・・・・・」カキカキ

ライナー「・・・・・・」

アニ「・・・・・・(あいつ・・・・・・結構、睫毛長いんだ・・・・・・)」ジーッ

ベルトルト「・・・・・・(ここまでの危険予測は立てているか、簡単にはいきそうにないな)」


エレン「・・・・・・」

ミーナ「エレン!ここはどうやるの?」

エレン「・・・・・・」スッ スッ

ミーナ「包帯をこう巻いて・・・・・・こう?」

エレン「・・・・・・」スッ

ミーナ「こうか!ありがと!」



サムエル「おい、エレン、すまん分からなくなっちまった!」

エレン「・・・・・・」スッ ギュッ

サムエル「おお?流石だな、助かったよ!」



トーマス「おーい、エレーン」
エレン「・・・・・・」コクリ


サシャ「流石は神様ですねー医術講座も鮮やかなものです」

クリスタ「ああっ、もうサシャ!動かないで」

サシャ「クリスタもエレンに教えてもらえばいいじゃないですか」

クリスタ「え・・・・・・いいよ、私はあの人のように出来ないし・・・・・・」

サシャ「?」

ユミル「・・・・・・おい芋女、クリスタ困らせてんじゃねえぞ」

サシャ「ヒィ!」

ユミル「食料庫に忍び込んだのを見逃してやった事忘れて無ぇだろうな」ニヤァ

サシャ「エ、エヘヘ・・・・・・わかってますよ恩人様」ダラダラ

クリスタ「もうっユミル!脅しちゃ駄目だよ!」

ユミル「相変わらず良い子ちゃんだなクリスタ、私を看病してくれよ」





ベルトルト「・・・・・・ア、アニ。大丈夫?」

アニ「・・・・・・(絡まった)」グルグルマキ





訓練風景  休  暇



キース「貴様らには勿体無い話だが、知ってのとおり明日は休暇とする!分かっているとは思うが問題を起こすな!」

キース「尚、何度も言ったことだが外出する際には届け出る事!それにもう一つ!!」

キース「休暇中の一切の訓練は禁ずる!ひよっこどもは体を休めることも訓練だ!」ギロッ



アルミン「・・・・・・エレン、見られてるよ?」

ミカサ「・・・・・・しかし丁度いいエレンは休まなすぎる」

エレン「・・・・・・」ショボン





休暇当日



クリスタ「(雑貨も大体そろったし馬のブラシも買えた・・・・・・そろそろ帰ろうかな)」

クリスタ「・・・・・・ん?なんだろう、あの人だかり・・・・・・」


ザワザワザワ


モブA「あの若い先生、ほとんど触らずに薬だけ出してくれたんだけど、こんなので本当大丈夫かよ?」ヒソヒソ

モブB「腕は確かだぞ、俺も腰痛を治してもらった。なんでも視ただけでも粗方の悪いところは分かっちまうんだと」ヒソヒソ

モブC「最近になってここを手伝うようになったんだと、あんまり腕がいいもんだからあの先生が来る時はここも繁盛するんだよ」


クリスタ「・・・・・・診療所?(あ・・・・・・窓から)」チラ

エレン「・・・・・・いかがなされました?」

モブ女「・・・・・・胸が苦しくて」



クリスタ「」



エレン「・・・・・・」

エレンは、患者の経絡脈の滞りを視診にて看破し、活法を施すべき部位は輝いて見えた
加え、父からと独学とで学んだ外科医術を駆使し、医術の幅を広げていた

今日はこれまで。
早くエレンを死狂いさせたい。

今晩はご機嫌いかがでしょうか、虎眼先生の鯉を貪るシーンが頭から離れない>>1です

投下を開始いたします。


今晩も、ごゆるりと・・・・・・




夕刻 帰舎時刻前



医者「いつも助かってるよイェーガー君。今日も見事な診察だった、訓練兵にしておくのが勿体無いよ」

エレン「・・・・・・」

医者「グリシャさんも名医として有名だったが・・・・・・どうかね?いまからでも医師を目指しては・・・・・・なんならこの診療所を継いで・・・・・・」

エレン「・・・・・・」スッ ペコ

医者「・・・・・・そうか、本当に残念だ、しかし今のこの壁内では医療を施せるものは貴重だ、どうかそのことを忘れないで欲しい・・・・・・」

エレン「・・・・・・」



クリスタ「・・・・・・(私何してるんだろう・・・・・・盗み聞きなんてして)」コソコソ



医者「・・・・・・少ないが謝礼だ、取っておいてくれたまえ」

エレン「・・・・・・」ペコッ

医者「今日も受け取ってはくれないのか・・・・・・」

エレン「・・・・・・」スッ スタスタスタ

医者「いつでもおいで!患者も待っているよ!」



クリスタ「(休暇の日にまでエレンは働いてるんだ・・・・・・しかもお医者様として・・・・・・私なんかと違って本当に人の役に立ってる)」コソコソ




エレン『エレン・イェーガーは生まれついての医者にござる』




クリスタ「っ!!」ズキン!

クリスタ「(なんで?心が痛い・・・・・・私には無理だと割り切ったはずなのに)」

クリスタ「(私は生まれたころからの責務を放棄して、『自分自身』ですら放棄して死のうとしてる)」

クリスタ「(せめても誰かに好かれて、『役に立つ』と思われて綺麗に死のうとしてる卑怯者)」

クリスタ「(エレンのようにはなれないと、私とは別のものだと理解したはずなのに・・・・・・!どうして心が痛いの?)」




エレン「・・・・・・」スタスタスタ ピタッ



クリスタ「(・・・・・・止まった・・・・・・?)」コソコソ



エレン「・・・・・・早よ、来い・・・・・・日が暮れようぞ」ギラッ

クリスタ「・・・・・・!!(後ろを尾行ていたのがバレてたの!?)」ゾワッ!

エレン「・・・・・・」ザッ!

クリスタ「ゴ、ゴメンナサイ!そんなつもりは無かったの!!」ワタワタ

エレン「・・・・・・れんず」ハテナ

クリスタ「え、えと買い物してて、そしたら何かざわついてて、診療所があって、エレンがいて、ゴメンナサイ!盗み見しようとかそんなのじゃないの!」オロオロ

エレン「・・・・・・」





帰路、訓練兵団宿舎に向かうエレンの足は速い

これまでの人生で、ミカサ以外の女人と連れ立った経験の無いエレンの歩みは

クリスタにとって過酷であった




クリスタ「(よく考えたら門限ギリギリだった・・・・・・!早くしないと!)」ハァハァ

エレン「・・・・・・」ザッザッザッ

クリスタ「(エレンは速いなあ・・・・・・兵站行進でもいつも上位三位だし・・・・・・あ!)」ハアハア

クリスタ「痛ッ!」グキッ ズデン

エレン「・・・・・・」ザッザッ ピタッ



クリスタ「ご、ごめん足をくじいちゃって・・・・・・だ、大丈夫だから」

エレン「・・・・・・」

クリスタ「(うう、何やってるんだろう、考え事しながら歩いて何も無いところで転んじゃって、またユミルにからかわれちゃう・・・・・・)」


エレン「・・・・・・」スッ サワッ

クリスタ「イタッ!」ズキン

エレン「・・・・・・」

クリスタ「・・・・・・ゴ、ゴメンナサイ!でも大丈夫だから!お願い、行って?」



ああ・・・・・・何やってるんだろう



エレン「・・・・・・」ガシ スクッ

クリスタ「キャ!エ、エレン!」///



拒否の言葉を吐きながら・・・・・・この人がそうしてくれるだろうということを期待している



エレン「・・・・・・」ノシノシノシ

クリスタ「うう、恥ずかしいよ・・・・・・」///



なんて打算的、なんて狡猾さ、なんて卑怯者・・・・・・やっぱり私は



ママーアノヒトオヒメサマダッコサレテルー アノヒトオヒメサマ? マア、ホントニオヒメサマミタイネ チクショウミセツケヤガッテ…… ハゼロッ モゲロッ テンシ… メガミ… ケッコンシヨ…

クリスタ「え、えれぇん・・・・・・」プシュー///

エレン「・・・・・・」ツーン ノシノシノシ


この人とは違う・・・・・・




訓練兵団 医務室



エレン「・・・・・・」スッスッスッ

クリスタ「・・・・・・ごめんね、私なんかにこんな事してくれて・・・・・・それに」

クリスタ「(お、お姫様抱っこ・・・・・・)」プシュー///

エレン「・・・・・・」ホウタイクルクル

クリスタ「・・・・・・」

エレン「・・・・・・」ホウタイギュッギュッ

クリスタ「・・・・・・(か、会話が続かないよぉ・・・・・・)」オロオロ




その裏



ベルトルト「・・・・・・ライナー?ユミル?・・・・・・なにやってるの?」

ユミル「馬っ鹿!ベルトルさん、でけえのはそのノッポな体だけにしろっ!」ヒッソォ!

ライナー「そうだぞベルトルト!声を抑えろっ!」ヒソソォッ!

ベルトルト「いきなりひどくない?君達・・・・・・珍しい組み合わせだけど地面に這いつくばって何してるの?」

ライナー「う・・・・・・なんでもないさ、え、とアレを探してんだよ、なあ、ユミル?」ヒソォ…

ユミル「わ、私かよ・・・・・・アレだ、芋女が食べる虫を獲ってんだよ、コオロギとか」ヒソヒソォ…

ベルトルト「色んな意味でその言い訳はひどくない?君達・・・・・・悲しいな仲間外れは・・・・・・」


ライナー「な、なんだ?どうする気だ?見逃してくれ!後でダズ秘蔵のエロ本回してやるから!」ヒソヒソォッ!

ユミル「頼むからここは引いてくれよノッポさん!後で芋女のパンツやるから!」ヒッソォ!

ベルトルト「さっきから悪意しか感じさせないよね、君達・・・・・・やっぱり仲間はずれは悲しいなあ、ワケを話さないなら大声を出すよ僕は?悲しいからね」

ユミル「馬鹿!止めろ!」ヒッソ!

ライナー「わかった!説明するから!大声だけは止めろ!」ヒッソソッ!

ベルトルト「・・・・・・最初からそうしてよ」ヒソヒソ


ベルトルト「・・・・・・エレンがクリスタをお姫様抱っこして帰ってきた?」

ライナー「そうだ、あいつめ、女に興味なさそうな素振りで俺の女神を・・・・・・」

ユミル「兵団の中でも既に噂になっている、よくも私の天使を・・・・・・」

ベルトルト「(壁面扉の調査から帰ったばかりで知らなかったな・・・・・・)それで・・・・・・二人は何を?」

ライナー「真相を探るべく二人を捜し歩いていたわけだ、俺の感知能力(クリスタ限定)を駆使してな」

ユミル「そして他に先んじて発見したわけだ、私の察知能力(クリスタ限定)のおかげでな」

ベルトルト「・・・・・・人間離れしてるね二人とも・・・・・・」

ライナー・ユミル「「((巨人化のことじゃねぇよな))」」ビクッ


ベルトルト「・・・・・・それにしてもミカサはどうしたの?いつもエレンに気を配っている彼女もここにいそうなものだけど・・・・・・」

ライナー「あいつならいち早くここに来ていた。暴れだしそうだったところを今はアルミンが抑えている・・・・・・」

ユミル「正直お嬢ちゃんと馬鹿にしていたが・・・・・・今後は怒らせないようにしようと誓った」

ベルトルト「何があったのさ・・・・・・」

ライナー「いやな、最初は説得していたんだが・・・・・・」

ユミル「ついにブチ切れたのか、こんな眼をしてな」<◎>川<◎>ギヌロッ!

ベルトルト「そ、そうなんだ・・・・・・」

ライナー「いやー怖かった。眼力だけで巨人を屠れそうな感じだった」



ユミル「・・・・・・いや、そんなことはどうでもいいんだよ!私のクリスタの貞操が!」

ライナー「ハッ!そうだった、俺の女神が!」

ベルトルト「落ち着きなよ二人とも・・・・・・ばれたら大変だよ?」



ベルトルト「(とはいえ、少し気になるな、観察した限りクリスタは特にエレンを苦手としていたはずだ。一体どんな話を・・・・・・)」



少いけど、今日はここまでです。

皆さんお休みなさい。

お晩でございます。本日も投下していきます。

何分若輩者の身なれば、無作法お許しあれ




エレン「・・・・・・」テキパキ

クリスタ「・・・・・・エレンは、誰にでも優しいんだね・・・・・・」

エレン「・・・・・・」ホウタイクルクル

クリスタ「・・・・・・サシャの時もそうだし、アニもよく運んであげてるよね、二人は対人格闘よく組むし」

エレン「・・・・・・」ホウタイチョキチョキ

クリスタ「初めて会った時の事覚えてる?サシャが走らされて、倒れそうになって、エレンがそれを抱きとめて・・・・・・」

エレン「・・・・・・」ホウタイギュッギュッ

クリスタ「あの時私、私とエレンは似てる気がしたの」




止めろ、何を言おうとしてる




クリスタ「・・・・・・でもすぐに違うって気付いた、私はね、エレンみたいに生まれながらの責務を背負う覚悟なんてなかった・・・・・・自分自身のことですら放棄したの」





彼だったら受け入れてくれるだろうと思ったか。

誰にでも優しい彼なら、こんなに惨めな自分でも肯定してくれるとでも思っているのか




クリスタ「エレンはジャンに『この死に急ぎ野郎』ってよく言われてるよね・・・・・・私はね・・・・・・『死にたがり女』なの・・・・・・」

エレン「・・・・・・」ピク




どこまでお前は汚い女なんだ、また彼の優しさに漬け込み、劣等感を紛らわせようなど、一体何様のつもりだ




クリスタ「・・・・・・誰にも言ったことは無いんだけど・・・・・・ちょっと生まれが複雑なの・・・・・・でも全部それを捨てて逃げてきちゃった」




止めろ、止めろ、止めろ、止めろ、止めろ




クリスタ「死んでやろう、て思った。でも散々『汚たない』とか『下賎』とか蔑まれてたからかな?人の役に立って『いい子』に思われて『きれい』に死んでやろうって思った」




止めろ、止めろ、止めろ、止めろ、止めろ
止めろ、止めろ、止めろ、止めろ、止めろ
止めろ、止めろ、止めろ、止めろ、止めろ




クリスタ「だからね?私とエレンは全然違うの。すぐにわかっちゃった。でも今日エレンを見てて思ったんだ・・・・・・私でも生きていたらもっと誰かの役に立てるんじゃないかなって・・・・・・」ニコッ




やめろやめろやめろやめろやめろ
やめろやめろやめろやめろ
やめろやめろやめろ
やめろやめろ
やめろ




クリスタ「・・・・・・ねえ、エレン私に・・・・・・医術を、「お断り申す」」

クリスタ「・・・・・・え?」




エレン「お断り申す」






エレン「『己の劣等感を癒す』医術などは覚え申さぬ」



エレン「医術は仁術」



エレン「医は『怯惰の情』で施すもではならぬゆえ」




クリスタの顔がみるみる紅潮した

エレンの言葉はあまりに抜き身すぎた




クリスタ「・・・・・・あ・・・・・・」ボロ




ほらみてことか







クリスタ「ああ・・・・・・あああ」ボロボロ




馬鹿ねヒストリア、誰がお前なんか認めてくれるものか




クリスタ「ああああああああああ」ボロボロボロ




あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ




クリスタ「・・・・・・ごめんなさい、そういうつもりじゃ・・・・・・ううんやっぱりそう思ってた・・・・・・ごめんなさい」ボロボロボロ




恥を知れ、ヒストリア・レイス。優しい彼につけ込んだお前にはお似合いの結末だ




クリスタ「ごめんなさい、ごめんなさいっ、ごめんなさいっ」ボロボロボロ







よく解っただろう。お前はその程度の女だ、綺麗に死ぬなんて許されるものか

お前の浅い考えなど見透かされて当然だ




クリスタ「ごめんなさいっ、ごめんなさいっごめんなさいっ、ごめんなさいっごめんなさいっ、ごめんなさいっ」ボロボロボロ




絶対に許されない、今日のことを良く覚えておけ

彼を侮辱し、医術を侮辱し、それに関わる全ての人間と、今まで関わってきた全ての人間を侮辱し、病める全ての人間を利己の為にお前は侮辱した

他の誰が言わなくとも私自身がお前に行ってやる



お  前  は  永  久  に  許  さ  れ  な  い




エレン「私も同じだった」



クリスタ「・・・・・・え?」グスグス

エレン「れんず・・・・・・私もそなたと同じだった」

クリスタ「・・・・・・エレンが・・・・・・私と?」

エレン「・・・・・・」コクリ





二年前 開拓地 冬




アルミン「この部屋・・・・・・広くなったね」

エレン「・・・・・・」カキカキ

早いけど一旦休憩します。

シリアスな場面で誤字多すぎワロタ 私疲れてるのかしら・・・・・・

一旦乙
存分に英気を養ってくだされ

ごゆるりと……

お美事にございまする

乙でござる

元ネタを存じ上げませんが、面白いです。

>>140 >>141 >>142 >>143 (・・・結婚しよ)

再開します


開拓者宿舎の一室。六畳一間の小さな部屋

『孤児の間』と呼ばれ、エレンやミカサのように先の侵略で親を失った子供に当てられる部屋である。

多くのものは栄養不良と不衛生で倒れるか、逃げ出し浮浪児となった

今、部屋にいるのはエレンとアルミンの二人のみである



アルミン「・・・・・・ミカサは?」

エレン「・・・・・・」カキカキ









ビュオオオォォォ・・・・・・





ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ



ミカサ「・・・・・・」ジーッ

ヒ/ナ タ/マゴ タマ/ゴ



ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ



医者として壁内を駆けずり回っていた父グリシャに代わり、エレンに読み書きを教えたのはアルミンであった

開拓地では紙は貴重なので板に水で文字を書いて学ぶ

毎日欠かさずである

その右手が現在二倍に膨れ上がっている



アルミン「・・・・・・その右手、またミカサに噛まれたの?」

エレン「・・・・・・」カキカキ

アルミン「膿んでるじゃないか、エレンなら処置できるだろ?ちゃんと治しなよ」

エレン「・・・・・・」カキカキ

アルミン「・・・・・・いい加減にしなよエレン!」ダンッ!

エレン「・・・・・・」ピタ

アルミン「カルラさんが亡くなったのが悲しいのは解るよ!でも君がそんなだったら!」

アルミン「・・・・・・ミカサは・・・・・・ミカサはどうするんだよ・・・・・・」





ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ

ミカサ「・・・・・・」ジーッ

ヒ/ナ タ/マゴ タマ/ゴ

ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ




悪童「おい」

ザクッ ザクッ ピタッ

開拓地の子供らが最も恐れていたのはこの悪童である。

悪童「この百姓どもが」

悪童の口癖であった


悪童の父は、元は憲兵団のエリートであり、国王から開拓地の一区画を一任され、支配村より収穫を徴収する身分にあったが

ある時、汚職が発覚、領地没収の上、憲兵団での地位を解消され

避難民がほとんどを占める、最も貧しい地域に再配置され

事実上の逼塞を命じられた

悪童は他の憲兵団の子息達に軽んじられる鬱憤を開拓民の子供にぶつけていた



悪童「・・・・・・お前、まあまあ見られる顔してるな、こっちへ来いよ」ニヤニヤ

ミカサ「・・・・・・」<●><●>




アルミン「エレン!!「アルミン・・・・・・」」

アルミン「・・・・・・エ、エレン?」

エレン「心という、器は、ひとたび、ひとたび、ひびが入れば、二度とは・・・・・・二度とは・・・・・・!」プルプル

アルミン「エレン・・・・・・っ!」ボロッ


エレン「ましてやミカサは二度目・・・・・・『私』は来年、訓練兵団に入る・・・・・・」

アルミン「・・・・・・!!本気なの、エレン!?あれだけ医者になるため勉強してたじゃないか!今だって!!ミカサはどうするんだよ!?」

エレン「・・・・・・はんねすさんには言っている、『私』は母上の敵を取らねばなり申さん」

アルミン「嘘だ!!耳が赤くなってるよエレン・・・・・・君は昔からそうだ、正直な君が嘘をつく時はいつもそうやって赤くなるほど我慢してるんだ」

エレン「嘘ではない、私は訓練兵団から調査兵団に・・・・・・」プルプル

アルミン「そしてそれは・・・・・・いつだって・・・・・・他に心配をかけたく無い時だったじゃないか・・・・・・」ボロボロ

エレン「・・・・・・」ハナジツーッ





アルミン「・・・・・・死ぬ気なんだろ?」

エレン「・・・・・・」ピク


アルミン「カルラさんが死んじゃって!ミカサが壊れちゃったこの現実から逃げたる為に死ぬ気なんだろう!?」ボロボロ

エレン「・・・・・・」プルプル

アルミン「何が『カルラさんの敵をとる』だ!今のエレンなんかただの弱虫じゃないか!!開拓地の子供達を看病したのだって、ミカサの世話をしてるのだってそうすることでせめてもの優越感を感じてるからなんだろ!!」

エレン「・・・・・・っ!!」ブルブル ハナジツーッ

アルミン「なんとか言ってみろよ!!この臆病者!!」

エレン「・・・・・・っっっ!!!!」ブンッ バキィッ!



アルミン「グッ・・・・・・!!ウウ・・・・・・ッ!」<◎>川<◎>ギラリッ!!



エレン「・・・・・・っっっ!!」ゾクッ!

アルミン「誰が殴り返すものか、それじゃ『お前』と同レベルだ!!僕が言ったことを正しいと認めているから、言い返せなくて殴ることしか出来ないんだろ?」

エレン「・・・・・・っ!」ブルブルブル

アルミン「それは僕に降参したってことじゃないのか!?この卑怯者!!!!」


アルミン「・・・・・・」ハァハァ

エレン「・・・・・・」ズルッ ガク

アルミン「・・・・・・エレン、絶対に死なせないよ、僕が助けてあげる・・・・・・」

エレン「・・・・・・」ブルブル

アルミン「・・・・・・僕がどんなに君達に助けられたか・・・・・・今がその恩を返す時だ」クルッ スタスタ

エレン「・・・・・・アルミン」

アルミン「・・・・・・」ピタッ

エレン「・・・・・・私達に、『俺達』に明日はあるのか・・・・・・?」

アルミン「・・・・・・僕にとっての明日は・・・・・・エレンとミカサだよ・・・・・・」スタスタスタ

アルミン「(・・・・・・ある!明日はある!!)」

今日はここまで。次回 刃と刃の二輪となれ!! ・・・・・・明晩じゃ

>>143
まずはシグルイポンポコリンでぐぐり仕れ。

>>158 むーざん♪むーざん♪

投下仕りますぅ








ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ



ミカサ「・・・・・・」<●><●>



ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ

ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ

ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ

ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ

……サ

ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ

……カサ

ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ

……ミカサッ

ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ ザクッ




アルミン「ミカサッ!!」ガシッ




ミカサ「・・・・・・アルミン?」

アルミン「こんなところで何をしてるの?それに・・・・・・これはっ!?その手は!?」



ヒ/ナ タ/マゴ タマ/ゴ



アルミン「なんてことを「アルミン」・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・今更、何しに来たの?」

アルミン「!!??」




アルミンは驚愕した

ミカサが手に持っていたのは

頭皮とおぼしき肉片の付着した

人間の頭髪だったからだ




ビュオオオォォォ・・・・・・





アルミン「・・・・・・ミカサ、これまで君達の問題に僕が関わらなかったのは僕に勇気がなかったからだ・・・・・・本当に済まない」ドゲザッ

ミカサ「・・・・・・」

アルミン「・・・・・・単刀直入に言うよ。ミカサ、エレンとちゃんと話をしないと駄目だ」

アルミン「このままじゃ「何故?」・・・・・・ミカサ?」ドクン




ミカサ「?・・・・・・これから殺すつもりの人間と何を話すというの?」




ミカサ「・・・・・・不毛」

アルミン「・・・・・・ミカサ・・・・・・今・・・・・・なんて言ったの?」ドクンドクン

ミカサ「『あいつ』を『殺すつもり』・・・・・・そう言った」<●><●>

アルミン「・・・・・・正気かミカサ、二人は・・・・・・お互いに・・・・・・残された家z」ドクンドクンドクン




ミカサ「その『家族』を!!」

アルミン「」ビクゥ!






ミカサ「・・・・・・その家族を殺したのはエレン・・・・・・」



アルミン「!!!???」ドックン!!



ミカサ「・・・・・・聞かされなかったの?・・・・・・そう、臆病者の『あいつ』らしい・・・・・・」

ミカサ「この世界は残酷だ・・・・・・教えてあげよう、アルミン・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・『カルラおばさんを』・・・・・・私のもう一人の『お母さんを殺したのは』:・・・・・・」



アルミン「」ドックン!ドックン!ドックン!ドックン!ドックン!ドックン!ドックン!ドックン!ドックン!ドックン!






ミカサ「  『エ   レ   ン』   だ   !   ! 」





ビュオオオォォォ・・・・・・




ミカサ「・・・・・・これで解ったでしょう?あなたの友達は、私の家族のフリをしていた男は、臆病で卑怯で惰弱で劣悪で愚鈍で最悪で最低の男」

アルミン「・・・・・・ミカサ、エレンは・・・・・・どうしてカルラさんを殺したの・・・・・・?」

ミカサ「・・・・・・知るワケもない、家族を殺すような男のことなど考えたくも、」



アルミン「  ミ カ サ ! ! 」



ミカサ「・・・・・・」

アルミン「答えてよ・・・・・・」

ミカサ「カルラお母さんは・・・・・・あいつに『私を連れて逃げるように』言った・・・・・・それが『命令』だと・・・・・・あいつは、」

ミカサ「エレンは瓦礫をどける手を止め・・・・・・そして・・・・・・『涙を流すお母さんに』ナイフを突き立てて・・・・・・「わかった」ッッッ!!!!」ブルブル

アルミン「・・・・・・わかったよ、全部理解した・・・・・・ごめんよ、思い出したく無いことを無理に聴いて・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・別に構わない、アルミンにしては頭のめぐりが悪い・・・・・・おばさんを、お母さんを殺した時点であの男は、」




アルミン「ミカサ」







ミカサ「・・・・・・何?」

アルミン「・・・・・・僕がわかったって言ったのは・・・・・・君達が『大馬鹿』ってことだよ?」ニコリ

ミカサ「・・・・・・訂正してもらおう、アルミン。『君達』など、あいつと一緒くたにされ「黙れよ」・・・・・・」

アルミン「それ以上僕の友達を侮辱してみろ・・・・・・」





アルミン「・・・・・・『絶対』に『ただじゃ済ませない』ぞ・・・・・・」<◎>川<◎>







ミカサ「『ただじゃ済ませない』・・・・・・?今日のアルミンは面白い事を言う、元々あいつより臆病だったアルミンが、稽古でも一度として一本を取ったことのないアルミンが私に対して『ただじゃ済ませない』?どうするのか聴かせてもらおう」ザワ

アルミン「・・・・・・さあね?」ニコリ

アルミン「確かに僕は元々臆病で、弱虫さ、『虎眼流』が無ければ今も街の悪ガキどもにいじめられていて、君達に対して引け目を感じていただろうね」ニコニコ

ミカサ「その表現はおかしい、あなたは知っている、あいつはおろか、『私には』『絶対に敵わない』ことを。あなたは未だに引きずっている、現在進行形であるべきだ」ザワザワ

アルミン「・・・・・・でもね、ミカサ?僕が・・・・・・『勝つためには』『何でもする』ヤツだって事は知ってるでしょ?」ニコニコニコ

ミカサ「・・・・・・だからどうしたというの?『あなたが何をしたところで』私には・・・・・・」ザワザワザワ

アルミン「今日のミカサは面白いね?『いつもよりずっと口数が多い』よ?」ニコニコニコニコ

ミカサ「」ザワザワザワザワ

アルミン「口で僕に勝てると思った?口数の少ない君達のイニシアチブを取ってきたのは誰だと思ってるのさ?」ニコリ




ビュオオオォォォ・・・・・・



一旦休憩します

もはやシグルイ関係ないし、期待してくれてた人がいたら本当にゴメンナサイ。

投下、再開します。




ミカサ「やっぱりアルミンもあいつと同じだ・・・・・・私の事など何も考えていない。危険が及べば私の事など・・・・・・『友達』と『家族』と思った人間を簡単に切り捨てる」

アルミン「・・・・・・」

ミカサ「この世界は残酷だった・・・・・・美しくも無い・・・・・・『友達』も『家族』も失った私にはこの世に生き続ける意味は無い」

アルミン「・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・アルミンが何をしようと関係ない。私は・・・・・・私はあいつを・・・・・・そして、そして私は、」



アルミン「僕は思っているよ」



ミカサ「・・・・・・」

アルミン「僕は思っている。確かにこの『世界は残酷だ』・・・・・・でも『それ以上に美しいはずだ』」





アルミン「覚えてる?ミカサ・・・・・・世界の大半はね、『海』っていう水で覆われてるんだ」




>>否、彼奴はすくたれものにござる・・・・・・(結婚しよ)



アルミン「『海』だけじゃない・・・・・・『炎の水』『氷の大地』『砂の雪原』・・・・・・僕はそれを全部見に行くつもりだ」


アルミン「壁の一歩先は地獄のような世界だ。でも僕は、壁から上ってきて、壁に落ちる太陽なんかじゃなく、それはどこから来て、どこに落ちるのかを知りたい。僕達はどこに立っていて、僕達を見下ろす空がどこまで続いているのか全部知りたい」


アルミン「それをこの眼で見た時、それはどんなに美しいものだろうか、世界はどう見えるだろうか僕はいつも思っている」


アルミン「その夢を聴いた君達は、普段まったく表情を変えないのに少し眼が大きくなっていたね。少しだけこちらに迫ってきたよね」ボロ






アルミン「うれしかった・・・・・・同い年の子には『異端者』と言われ殴られた、大人たちにはいぶかしげに見られた」




アルミン「二人だけが僕の話を真剣興味を持ってくれた、真剣に応援してくれた。『僕はボク自身でいていいんだ』って思えた『僕はこの世界にいていいんだ』って思った」ボロボロ




アルミン「『ずっと一緒にいたい』って思った。『ずっと一緒にいる』って自分に誓った。それは・・・・・・『友達』で『家族』だって、ことじゃないのかな・・・・・・?」ボロボロボロ












僕は・・・・・・ずっと・・・・・・今でもそう思っているよ・・・・・・




ミカサ「・・・・・・く、口ではなんとでも言える」ブルブル

アルミン「ミカサ・・・・・・」ゴシゴシ

ミカサ「・・・・・・あなたが私の『友達』だと言うなら、『家族』だと言うならば、証を立ててもらおう」ギリッ

アルミン「・・・・・・いいよ、言って」



ミカサ「『二輪(ふたわ)』にて・・・・・・」ニヤァ



アルミン「ふ・・・・・・『二輪(ふたわ)』だって・・・・・・?」



ミカサ「・・・・・・明朝」<●><●>



ミカサ「あの男も連れてきて、そしてアルミン」

アルミン「」




ミカサ「その腹が引き裂かれてもいいように・・・・・・」

ミカサ「せいぜい胃の中を空にしておくこと・・・・・・」ニヤァ




明  朝



幼き虎両名が手にしているのは竹刀ではない

木剣である

木剣とてまともにあてれば脳汁漏れる

剣をとり、骨を軋めあっていた虎子達はそれ故、その理を解していた




エレン「・・・・・・アルミン!ミカサ!」ザッ

アルミン「エレン・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・そこでよく見ておくといいエレン」



貴様の大事な『お家』とやら、今日 この私が粉と砕いてくれる!



アルミン「・・・・・・虎眼流、『二輪(ふたわ)』つかまつる!」ザッ

ミカサ「・・・・・・」スッ

アルミン「一本目ッ!晦まし!」

ミカサ「・・・・・・」





『二輪(ふたわ)』とは、虎眼流秘太刀の型であり

『型』とは定められた攻防の手順を呼吸を合わせて行うことで

 剣の術理を覚えこませるものであるが




アルミン「(気になるのはミカサ・・・・・・)」ヒュン ピタ

アルミン「(次はミカサの番・・・・・・何を考えている、いや駄目だ!彼女を信じるんだ!)」スッ

ミカサ「・・・・・・」ヒュンッ



エレン「!!!???」

アルミン「!!!???」



ズ  ム  ッ





同門の試し合いでは止めるのが作法である

ましてやそれが『型』であれば尚更のこと



アルミン「グッ・・・・・・ミカサ、止め損なったの・・・・・・?」ガクッ

ミカサ「アルミン!」ダダッ

アルミン「だ、大丈夫・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・」



ズ   ン   ッ



アルミン「かはっ!?・・・・・・う う う う う う・・・・・・」

ミカサ「私は止めるとは言っていない」<●><●>

エレン「・・・・・・っっっ!!!」ダダダッ

ミカサ「・・・・・・!」グッ


アルミン「エレンッ!!!」

エレン「!?」ズザザ

アルミン「君は動いちゃ駄目だ・・・・・・」フルフル

ミカサ「・・・・・・チッ」

エレン「!・・・・・・・・・!!」ブルブル



ミカサ「・・・・・・やめにする?」

アルミン「・・・・・・」ブルブル

ミカサ「・・・・・・『家族として』『証を立てるのは』止めにする・・・・・・?」

アルミン「・・・・・・君がエレンを呼ぶように言った時何故気付かなかったのか」グッ

アルミン「殺されるものとして臨むべきだったよ・・・・・・」ググッ

ミカサ「・・・・・・止めにするのね・・・・・・?」

アルミン「ミカサ・・・・・・それにエレン」



アルミン「アルミン・アルレルトはこの日のために精進してきたんだよ・・・・・・」グググッ


ミカサ「!?」




ミカサを救うことは、三人が一緒に居るために無くてはならぬもの

ミカサの闇を払い

『家族』であると証を立てる

エレンをも救った上で、それが全て出来た上で




三人は本当の『友』となり『家族』となる!




アルミン「~~~~~~~~~~っっっ!!!」ダンッ

ミカサ「!!??」ゾワッ

エレン「・・・・・・」




仁愛である



仁愛がモルヒネのように激痛を麻痺させているのだ





アルミン「・・・・・・」ニコリ




ミカサ「~~~~~っ!」

エレン「・・・・・・」ギリッ

アルミン「・・・・・・続けよう、ミカサ」スッ

ミカサ「っ!アァルミィン!!」<●><●>カッ!!



ガッ ドゴッ


ドスッ ズンッ



エレン「・・・・・・っ!!」ガブリッ



ガキッ ゴキンッ ドンッ





ガンッ



ミカサ「~~~っ!不毛ッ!不毛、不毛、不毛、不毛ッ! のでッ!! もはや一息たりとも留まらない、刃と刃の『二輪(ふたわ)』となるッ!!」ビュンッ!

アルミン「・・・・・・」ボロボロ…

ミカサ「ただしこのままではアルミンは打ちのめされるのみ、それは『二輪(ふたわ)』では無い・・・・・・」ハァハァ…

ミカサ「・・・・・・『止め』などしなくとも構わない。やってみるといい・・・・・・やれるものなら・・・・・・」ニヤア



アルミン「・・・・・・」ニコリ



ミカサ「!!!!何 が お か し い!!!???」ビュアァッ!!






エレンが

膿んで膨れ上がった右手を噛み千切れんばかりに噛み締めたのは



ズドムッ ズムッ ドガッ ドガッ



ミカサ「~~~っ!」



『家族』が『友』一方的に打ち据える様を

文字通り、指をくわえてみるしかなかったことからか



ゴズッ ドムッ ドズッ ドンッ



『友』であり『家族』である男の矜持を見守るしか無かったことから





バキッ ズカッ ガシッ ボカッ



アルミン「・・・・・・」<◎>川<◎>

ミカサ「・・・・・・っっ!!」ブルブルブル



アルミンはもとより

疲労により、ミカサの呼吸も乱れる

そのような中で

最後の型は

互いを目視できぬ体制から

緊急停止できぬ 手加減すら不可能な



ミカサ「!!!!????」ヒュン!!





アルミン「・・・・・・」ボロボロ……

ミカサ「」木剣ピタッ



アルミン「・・・・・・ミカサ」ズタボロ…

ミカサ「ッ!!??」ビクゥ!!

アルミン「・・・・・・止めてくれたね・・・・・・殺したくなかったんだ、僕を・・・・・・家族って、認めてくれたんだ」ボロボロ……

ミカサ「」ガチガチガチ

アルミン「今・・・・・・僕は君に『友達であり家族である』と証明できたんだ・・・・・・そして君も・・・・・・『友達であり家族である』と証を立ててくれたんだ・・・・・・」ググッ

ミカサ「」ガタガタガタ

アルミン「・・・・・・うれしいよ」ツーッ




アルミン「」ガクッ

エレン・ミカサ「「アルミン!!」」



ミカサ「アルミン!アルミンっ!!アルミンっ!!」ボロボロ

エレン「ミカサ!動かすな!頭を強く打っている、担架を用意しろ!!」

アルミン「・・・・・・ミカサ、エレンは、おばさんが怖くないように・・・・・・死体も残らなくされないように、全部、自分で背負うって、決めて、おばさんを・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・ッ!!」

エレン「・・・・・・!!」


アルミン「・・・・・・エ、レンは、臆病で、卑怯、じゃない、誰よりも、勇気が、あって正直で・・・・・・」

アルミン「でも・・・・・・エレンだって・・・・・・おばさんの、『家族』なんだよ・・・・・・?一番、つらいのは・・・・・・エレンじゃないか・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・っ!!」ポロ

エレン「喋るなアルミン、ミカサ、担架だ」

アルミン「エ、レン、弱虫で、臆病者で、卑怯だ、なんて言ってごめんよ・・・・・・でも・・・・・・つらい時は・・・・・・ちゃんと、言葉に出さなきゃ・・・・・・」

エレン「・・・・・・ッ!」

アルミン「君達は、家族なんだよ?支えあわないと、駄目、じゃないか・・・・・・もう」ググッ

エレン・ミカサ「「アルミン!!」」



アルミン「・・・・・・こんなこと、しちゃ、駄目だよ?」ニコッ

アルミン「」ガクッ


今日はここまで、過去編長くなりすぎた。難しいですねSSって。

あと、数レスで過去編は終わりです。次回より少しほのぼのするかもです。

投下開始いたします、が、故あってあまり投下できませぬ

(おそらく)ほのぼの(になるであろう)展開は次回でもよろしいか・・・・・・?










ハンネス「・・・・・・本当に良かったのか、エレン。お前ほど真面目な医者だったら憲兵団なんかよりいい待遇で・・・・・・なんだって訓練兵に」

エレン「お気遣いまことに痛み入り申す」ペコ

ハンネス「・・・・・・まあ、お前は時々おっかねえと思うぐらい執念が強え、何言っても無駄だろうとはわかってるさ・・・・・・死ぬんじゃねえぞ」

エレン「・・・・・・」ペコ

ハンネス「入団の申請は任せとけ・・・・・・次に会う時は同僚だな」

エレン「・・・・・・」コクリ スタスタスタ





帰路

エレンは桜吹雪に見舞われた




エレン「・・・・・・」スタスタスタ



「・・・・・・『エレン』」



エレン「・・・・・・」ピタッ クルッ



ミカサ「・・・・・・久し振り」テクテク



エレン「・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・私は・・・・・・あなたを蔑み、殺そうとし、アルミンをあんな目にあわせた女、ので、何を言っても不毛かもしれない・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・でも、どうか聴いて欲しい」ウツムキ


エレン「・・・・・・」

ミカサ「虫が良いことは解っている・・・・・・どうか、どうかもう一度、私と、『家族』になってもらえないだろうか・・・・・・」

ミカサ「『初めて会ったあの時』私を救ってくれた、カルラお母さんの尊厳を守り、無念を晴らそうとするあなたを、私は『守りたい』と思う」フルフル

ミカサ「・・・・・・どうか、お願い」フカブカ




エレン「・・・・・・ミカサ」



ミカサ「っ!」ビク



エレン「私は巨人の脅威に敗れ、『イェーガーのお家』も『母の命』もお守りすることが出来なかった・・・・・・」





エレン「しかし」


ミカサ「・・・・・・エレン」ボロッ




エレン「『お前とアルミンだけは守り申す』『いかなる嵐にも屈さない』」




エレンの言葉は


ミカサ「・・・・・・私は、今、この時、貴方達に、『私は血も心も捧げる』」ボロボロ


愛情に身を焦がす若者なら

誰もが口にする他愛のなき言葉だったが


エレン「・・・・・・」コクリ


闇を払われた少女は

一生に一度の聖なる瞬間と心得た


ミカサ「ハンネスさんに、傘を借りてくれば、良かった」ボロボロボロ

エレン「・・・・・・」ギュッ




この日、久方ぶりに

二人の歩速はゆるやかに符合し



ミカサ「桜の吹雪、でこんなに『近くにいた』あなたが、見えない・・・・・・」ボロボロボロボロ



ミカサの深部に潜む魔は

跡形もなく消滅していた




戦うために生まれたのではない

戦って結ばれるために生まれたのだ







ハンネス「・・・・・・ようやく元の、いや、雨降って地固まる、か」

アルミン「えれぇん・・・・・・みかさぁ・・・・・・」ポロポロ

ハンネス「・・・・・・お前もな、アルミン」フゥ




”なんと美しい家族であろう”


三人の後見人、ハンネスは嘆息をもらした


生きることを決意した者の美しさは、ただ生きるものを圧倒する


この世界は残酷、しかし


そこに生きるものは




ただひたすらに美しい



申し訳ない。

やったら長い過去編は終わりです。あと少しだけクリスタのフォローがあって

そこから日常へ、そんな流れです

本日はこれにて。

この投下でクリスタ、過去編も終わり。
少しだけ投下した後、一旦休憩いたします。

ごゆるりと・・・・・・




訓練兵団宿舎 医務室



クリスタ「ヒック・・・・・・ヒック・・・・・・」ポロポロ

エレン「あの日、アルミンは言ってくれた、母を殺め、怯惰にも逃げた私に『生きていていい』と、『家族として支えあおう』と、そして己を『死狂い』としてまで、私とミカサを救ってくれた」

クリスタ「ウウ・・・・・・グスッ・・・・・・」ポロポロ

エレン「そして、『レンズ』、今、私はお前にもそうしよう・・・・・・」ポン

クリスタ「・・・・・・え?」ポロポロ




エレン「私はお前が生きていることがうれしい、お前が、お前らが共に並んでいることが」

クリスタ「・・・・・・っ!エレン・・・・・・」グスッ

エレン「・・・・・・『我らは104期訓練兵団』、共に汗を流し、腕を磨く『同胞』ぞ」


クリスタ「私は・・・・・・生きていてっ、いいの?・・・・・・みんなと一緒に居てもっ、いいの?」グスグス

エレン「・・・・・・」コクリ

クリスタ「・・・・・・えれぇん・・・・・・」ギュウ・・・・・・


 バ  ン  ッ  !  !


ユミル「クリスタ!私もだ!ただ存在すr・・・・・・」ダダ……

ライナー「おいバカ、ユミル!いきなり入るヤツがあr・・・・・・」ダダ……

ベルトルト「・・・・・・(あーあ)」ハァ




エレン「・・・・・・?」ダキツカレチュウ
クリスタ「」ダキツキチュウ



ユミル「・・・・・・おいコラ、この死に急ぎでござる野郎、お前、私のクリスタに何してやがる?」ゴゴゴゴゴゴ

ライナー「なんてこった俺の女神が、これがダズの秘蔵にあった『ネトラレ』ってやつか・・・・・・(エレン!本当にすまない。盗み聞きするつもりはなかったんだ!)」

ベルトルト「ライナー、台詞と本音がが逆になってるよ?」


ユミル「てっきり女なんか興味のねえライナーのお仲間かと思ってたぜ・・・・・・あんたのツレが言ってたよ、集る虫は早急に「 出 て っ て ・・・」そg・・・・・・クリスタ?」




クリスタ「出てってよ!!ユ ミ ル と ラ イ ナ ーの バ カ ァ ! !」マッカッカ



ユミル「」

ライナー「」

エレン「・・・・・・」ハテナ


ベルトルト「ハイハイ、帰るよ二人とも、エレン、ユミルを運んでくれる?」

エレン「・・・・・・」コクリ

ベルトルト「女子寮からは、後でミカサに頼めば適当にしてくれるんじゃないかな?ほら、ライナー、重いんだから運ばせたりしないでくれよ?」

ライナー「」ヨチヨチ

エレン「・・・・・・」ガシッ グイ
ユミル「」

ベルトルト「・・・・・・君は人を運ぶ時お姫様抱っこしかしないのかい?」

エレン「・・・・・・」ハテナ

エレン「れんず、医務室での宿泊許可はとってある、無理せずにここで休め」クルッ

クリスタ「あ、エレンっ!待って、私・・・・・・その」チラリ

ベルトルト「!・・・・・・もう眠いし僕は先に戻るよ、ほらライナー口を半開きにしない、だらしないよ、キリキリ歩くっ」スタスタスタ

ライナー「」ヨチヨチ


クリスタ「・・・・・・あのねエレン・・・・・・私、『自分自身』を否定したって言ったでしょ?」

エレン「・・・・・・」

クリスタ「・・・・・・強制だった、ていうのもあるけど、その時から私は、自分を偽って生きてきたの、『クリスタ・レンズ』は私の本当の名前じゃないの」グッ

エレン「・・・・・・」



クリスタ「私の名前・・・・・・『ヒストリア』って言うの・・・・・・」



エレン「・・・・・・」

エレン「・・・・・・解り申した」コクリ




エレン「・・・・・・『ヒストリア』」
ユミル「・・・・・・」



ちょっとご飯食べてきます




女子寮前



ユミル「・・・・・・なあ、ゴザルさん」

エレン「・・・・・・」ノシノシ

ユミル「・・・・・・クリスタのことなんだが・・・・・・みんなの前で『ヒストリア』って呼ぶのはまだ待ってもらえねえか?」

エレン「・・・・・・」ノシノシ

ユミル「あいつの生まれは少々特殊でな・・・・・・今、それがバレると、後でどんなことになるかわからねぇ、もしかしたら・・・・・・」

ユミル「命を狙われることも考えられる・・・・・・それはあんたも本意じゃないだろ?」

エレン「・・・・・・解り申した」コクリ

ユミル「助かるよ・・・・・・ここでいいよ、ていうか、いつまでお姫様抱っこしてんだ、そういうキャラじゃないだろう私は」ヨッコイショ

エレン「・・・・・・」ハテナ

ユミル「・・・・・・せいぜい後ろから刺されないように気をつけな、ああ、それと・・・・・・」

エレン「・・・・・・」

ユミル「ありがとな、あいつを突き放してくれて、受け入れてくれて。あんたの『家族』の秘密、勝手に聞いて悪かったよ」

エレン「・・・・・・」コクリ スタスタ

ユミル「・・・・・・変なヤツ」




ミカサ「ユミル」



ユミル「ッッ!?ミカサ・・・・・・今の話聞いてたのか・・・・・・?」

ミカサ「?何の話だろうか、私はあなたとエレンが見えたので声を掛けただけ、エレンに『おやすみ』は言えなかったけど・・・・・・」

ユミル「・・・・・・なんでもない。気にするな、そういえばアルミンはどうしたんだよ?もうヤツのお説教は終わったのか?えらい恐ろしい剣幕だったが・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・な、な、な、なんの事かわからない、私が『家族』である、ア、ア、ア、ア、アルミンを恐れる訳がない」ブルブル

ユミル「・・・・・・まあ私はあいつを怒らせないように注意しておくよ」クックッ

ミカサ「それがいい。アルミンは私やエレンよりずっと強い。敵に回したら最後」

ユミル「・・・・・・ああ、そうみたいだな」ニヤリ

ミカサ「ところで」




ミカサ「エレンがあなたをお姫様抱っこしていたのはどういうことだろうか」<●><●>

ユミル「」







男子寮前



ライナー「・・・・・・エレンは、母親の尊厳を守るために、自分の手で母親を刺したのか・・・・・・」

ベルトルト「・・・・・・」

ライナー「10歳の子供が、自分の母親を刺したのか・・・・・・」

ベルトルト「・・・・・・ライナー」

ライナー「俺は、あいつにそんな事をさせたのか・・・・・・」

ベルトルト「ライナー」

ライナー「俺は・・・・・・俺は「 ラ イ ナ ー ! 」」



ベルトルト「・・・・・・君は『兵士』か?『戦士』か?・・・・・・どっちだ?」



ライナー「・・・・・・」

ベルトルト「君は戦士だろう?目の前に『ハッキリとした脅威』がいるのに、君がそんなだから、僕まで目立つことになってるんじゃないか・・・・・・」

ライナー「・・・・・・すまん・・・・・・しかしベルトルト、お前だって思うところがあるんじゃないか?訓練兵団に入って、エレンの話を聞いてお前はなんとも思わなかったのか?」

ベルトルト「まあ・・・・・・気の毒だ・・・・・・とは思ったよ」

ライナー「・・・・・・お前!」

ベルトルト「でも僕は『戦士』だ、自分の、『戦士』としての責任を果たすだけだ」



ベルトルト「・・・・・・君はどうかな・・・・・・ライナー?」





ライナー「・・・・・・そうだな、お前の言うとおりだ、本当にすまない」

ベルトルト「・・・・・・構わないよ。僕だって・・・・・・楽しくてこんな事するわけないだろう・・・・・・」ウツムキ

ライナー「・・・・・・」グッ

ベルトルト「・・・・・・ともかく、彼らのことがわかったのは大きな収穫だ。次の作戦では、未熟な訓練兵団を狙い打った作戦だったが、彼らの存在がそれを邪魔していた・・・・・・しかし」




彼らの弱点を見つけることが出来た・・・・・・




アルミン「あ、ライナー!ベルトルト!」

ライ・ベル「!!!!」


アルミン「何してるの、二人とも!!もう就寝前点呼の時間だよ!?」アタフタ

ライナー「・・・・・・す、すまんアルミン!エレンのヤツはもう帰ってきてるのか?」

ベルトルト「(馬鹿!ライナー!!)」ギョッ

アルミン「?・・・・・・どうしてエレンがギリギリに帰ってきたのを知ってるの?」

ライナー「・・・・・・っ!」

ベルトルト「・・・・・・ああ、さっき医務室でエレンと話をしてたんだ。彼はユミルを送っていってたから、それでだよ」ニコリ

アルミン「そうなんだ・・・・・・いや、そんな場合じゃなかった、もう教官が来るよ!?二人とも急いで!!」

ライナー「・・・・・・やばい!行くぞベルトルト!」

ベルトルト「ああ・・・・・・」




ベルトルト「(・・・・・・ライナー、僕の方こそ君に謝らなければならない。心の弱い僕に代わって、ここのみんなと関わり情報を集めてくれたのは君なのに・・・・・・)」

ベルトルト「(・・・・・・僕は君達故郷に帰る・・・・・・絶対に、君が背負えないなら・・・・・・今度は僕が・・・・・・!)」



今日はここまで。次回「ゴザルとデスマスが出会う時、物語は加速する!」

ほのぼのは次回で。それにしても誤字、脱字が酷すぎる。おもさげね、おゆるしえってくんせ

仕置き仕る・・・・・・お待ちに(なってらっしゃったかもしれない)になった方を裏切った>>1を、仕置き仕る・・・・・・

ごめんなさい、明日も仕事なんです。ほんと忙しいんです。

出勤前に少しだけ投下します





虎子稽古風景 



ユミル「・・・・・・見ろ、あいつらだ、よくやるもんだ」

サシャ「?なにがですか?」


ジャン「・・・・・・エレン、工夫がついた、相手しろ」

エレン「・・・・・・」コクリ

コニー「またエレンとやんのか?無駄だって、俺でもわかるぞ?」

アルミン「アハハ・・・・・・でもエレンはうれしそうだし、いいんじゃないかな?」

クリスタ「そうなの?・・・・・・わからない」ムゥ

ミカサ「エレンは最初からジャンのことを気に入っている、クリスタはまだ修行が足らない」ドヤァ

クリスタ「!いつかわかるようになるもん!」ムッ

アニ「・・・・・・(いつもよりアイツの目じりが2度下がってる、喜んでるんだ・・・・・)」ジーッ




サシャ「・・・・・・何してるんですか?あれは・・・・・・」

ユミル「上位三人の剣法の指南とやらだとさ。わずかな休暇によくやる・・・・・・最近じゃ他のやつ等も参加してる・・・・・・まあジャンはミカサ目当てだろうが」フッ

サシャ「・・・・・・ユミル、クリスタがエレンたちと関わるようになってからうれしそうですね」ニヤニヤ

ユミル「・・・・・・何か言ったか芋女?お前は未だに私に借りがあることを忘れてないだろうな?」

サシャ「ウグッ!わ、解ってますよ、恩人様・・・・・・エヘヘ」ワタワタ

ユミル「・・・・・・」




エレン「・・・・・・」スッ

ジャン「・・・・・・(やってみて、新ためてわかったが・・・・・・こいつはむかつくほど強え)」

ジャン「(だが、人間である以上、攻撃の後ならば絶対に隙が出るはず、そこを狙えば!!)」ヒュッ

エレン「・・・・・・!」バッ

ジャン「(今だ!)オラァ!!」ブンッ!

エレン「・・・・・・!!」カシンッ!

ジャン「(今だ!行け、踏み込め!ヤツの懐!)」ブワッ

エレン「・・・・・・!?」




ジャンが二体!

否、それはジャンが投げた竹刀!




ジャン「(もらった!!)オオッ!」ブンッ!






エレン「・・・・・・」スカ ガシ スパァン!

ジャン「ウゲッ!?」ドサッ




クリスタ「・・・・・・ああ、ジャン負けちゃった」

アルミン「竹刀を投げて距離をつめるとは・・・・・・」

ミカサ「邪法な・・・・・・」

アニ「(いや、その前に左腕を前に出したのは・・・・・・あれは『晦まし』※?そして竹刀を投げた時にも、二段でしたのか・・・・・・)」



※ 晦まし 構えた状態で殺気だけ飛ばし、攻撃を誤認させる技、端から見れば刀を支える左腕だけ振ったようにしか見えない。虎眼流秘太刀



エレン「・・・・・・『ジャン』」スッ

ジャン「・・・・・・チッ、まだとどかねえのかよ?」ガシッ



クリスタ「よく解らなかったけどすごいねえ!(あれ?少しエレン喜んでる?)」キラキラ

コニー「よく解らねぇけどスゲエな!(エレンとジャン仲良いな!)」

ミカサ「だが、今のは惜しかった、私もウカウカしていられない(いつもよりエレンの声が半オクターブ高い、やはりジャンはエレンにとって貴重な人)」

アルミン「いつの間にか『晦まし』も使えるようになっていたし、ジャンはどんどん強くなるね(いつもよりエレンの耳が赤い!ジャンの成長に興奮してるんだ)」

アニ「・・・・・・(ファーストネームで呼ぶようになっている・・・・・・私は『れおんはあと』だけど)」ショボン


一回止め、仕事言ってきます

投下再開します




サシャ「・・・・・・エレンの周りにはいつも人が集まってますねー・・・・・・」
ユミル「・・・・・・なぁ、そろそろうぜえんだが」

サシャ「はい?」

ユミル「お前のその馬鹿丁寧な喋り方だ」

サシャ「・・・・・・」

ユミル「お前同期全員にその喋り方だろ?なんでだ?」

サシャ「・・・・・・えーと、それはですね、その・・・・・・」

ユミル「・・・・・・お前、人と関わるのが怖いのか、馬鹿のクセに案外繊細なんだな?だからそうやって敬語使って、窓枠一枚外から人と接してるんだろ、違うか?」

サシャ「・・・・・・」

ユミル「・・・・・・ああ、止めた。どうもあのゴザルに当てられたらしい。私らしくも無い。詮索が過ぎた」

サシャ「・・・・・・ユミルやジャンは・・・・・・裏表無く人と話しますよね・・・・・・」

ユミル「あ?あいつと一緒くたにすんな・・・・・・だが、まあ否定はしない」

サシャ「・・・・・・」


ユミル「私だって隠し事の一つや二つはある。だがお前との違いは『他人を中心にしている』か『自分を中心にしている』かだ、大きな違いだ・・・・・・他人の顔色気にして何の得がある?そんなモンに振り回されるのは私はごめんだ」

サシャ「・・・・・・」

ユミル「あいつを見ろ、あのゴザルさんだ」

サシャ「・・・・・・エレン?」

ユミル「今まで私以外誰もツッコンでこなかったが・・・・・・あいつはすげえ、同郷のミカサやアルミンをみたところ、あいつの『アレ』はどうも方言ではないらしい。当たり前のことだが・・・・・・」

サシャ「・・・・・・あの古風な喋り方の事ですか?」

ユミル「古風!?『アレ』をそれでまとめちまうのか!?いやまあ問題はそこじゃない。この場合重要なのは、ヤツは教官相手にもあれで許されてしまうことだ、他なら下手すりゃ上官不敬で営倉にぶち込まれる、そうでなくても私ならあの口調で喋りたくは無いが・・・・・・」


サシャ「・・・・・・確かにそうでしょうが、エレンの『アレ』はある意味一番丁寧なんではないでしょうか?」

ユミル「・・・・・・だが、『他に合わせているわけじゃない』」

サシャ「」ピク

ユミル「そこでお前に課題を与える・・・・・・お前ヤツ等の仲間に入れてもらえ、ヤツに人との接し方とは何か教えてもらえ」

サシャ「ええ!?私もゴザルになるんですか!?嫌ですよ、営倉入りは!」

ユミル「そしてクリスタがうまくやってるか探って来い」

サシャ「そっちが本音なんじゃないですか!?」

ユミル「あ?誰に意見してんだ?ゴザルで営倉入りか、食料庫への無断侵入での営倉入りか、どちらがいい?」

サシャ「うう・・・・・・どっちも嫌ですよぅ」ウルウル

ユミル「・・・・・・別に上官の前で『アレ』をやれとは言わん。わかったら行け」ギロリ

サシャ「うう・・・・・・」トボトボ




クリスタ「・・・・・・あ!サシャ!」

コニー「お?珍しいな」

ミカサ「確かに、訓練と宿舎以外ではあまり見かけない」

ジャン「・・・・・・食料庫で芋でも漁ってんじゃねえのか?」ニヤニヤ

サシャ「・・・・・・うう、こんにちは皆さん」ヒクヒク

クリスタ「もう、ジャン!サシャはそんな悪い子じゃないよ!」

コニー「えー、俺こないだパンとられたぞ?」

ジャン「・・・・・・な?」ニヤリ

クリスタ「う・・・・・・だからっていきなりそれはないじゃない!」

アルミン「ハイハイ、そこまでにしなよ、サシャどうしたの?誰かに用?」

サシャ「えーと・・・・・・うう」モジモジ チラチラ




アニ「ここからこうして・・・・・・こう?」ホウタイクルクル

エレン「・・・・・・」コクリ

ミカサ「アニ、エレンに必要以上近づかないで、応急手当なら私が教えよう」


ジャン「?おい、どうした?トイレでも我慢してるのか?」

クリスタ「ジャンさいてー」

コニー「最低だなジャン、俺でもわかるぞ?」

アルミン「ジャン・・・・・・最低だ」

アニ「・・・・・・無いわ」

ミカサ「ジャン今のは最低、同じ女性として訂正してもらおう」

エレン「・・・・・・」

ジャン「」



アルミン「ごめんねサシャ、彼は思ったことを直ぐに言葉にするから・・・・・・それで?どうしたの?」

サシャ「え?あ、ああ、あのですね・・・・・・その皆さんの」

アルミン「?」



サシャ「皆さんの・・・・・・皆さんのっ!仲間にしてもらえませんか!?」






クリスタ「」<○><○>


アルミン「」<○><○>

コニー「」<○><○>

ミカサ「」<○><○>

アニ「」<○><○>

ジャン「」<○><○>

エレン「」<○><○>




サシャ「!?!?」



なんだこの目は


アルミン「・・・・・・それはこの『稽古』を一緒にしたい・・・・・・そういうことかい?」ニコリ

サシャ「い、いい、今皆さん一瞬白目みたいになりませんでしたか!?」

アルミン「どうでもいいじゃあないかそんなこと・・・・・・で、やっぱり一緒に『稽古』に参加したいのかい?」ガシッ

サシャ「(絶対なってた!今みんな私の事怖い目で見てた!なんなんこの人ら!?)」

アルミン「・・・・・・サシャ?」ニコリ

サシャ「ハ、ハイィ!!」ビックゥ!

アルミン「・・・・・・そうか・・・・・・ミカサ、『涎小豆』の準備をしよう」

ミカサ「わかった、すぐに準備をしよう・・・・・・エレン」チラッ

エレン「・・・・・・」コクリ

>>252 シグルイの人たちは白目になるのです。老若男女問わず割と頻繁に


ジャン「」

サシャ「?あの?皆さん?」オロオロ

クリスタ「サシャ!!」ガシッ

サシャ「!?ク、クリスタ・・・・・・どうしたんですか?」

クリスタ「いい!?絶対に動いたら駄目だよ!?」

コニー「クリスタの言うとおりだ!!わかるな!?絶対に動くな!!」

ジャン「」

サシャ「????二人とも何の事ですか?あとジャンはさっきからどうしたんですか?」

アニ「・・・・・・これからある儀式の事さ・・・・・・こいつはそれがトラウマになってるんだ」フプルプル

サシャ「(!?あのアニが子犬のように!!??私なにされるん!?)」

ジャン「」ブクブク



ミカサ「アルミン、検めて」スッ



?豆の甘露煮・・・・・・は砂糖が無いので普通の豆煮で代用し

葛あん・・・・・・も無いので片栗粉で代用し

水飴・・・・・・のような貴重品があるはずも無いので洗濯のりを溶いて代用した

・・・・・・とにかく豆に色々からめてある・・・・・・



アルミン「このねばりなら大丈夫だろう」



エレン「・・・・・・」
クリスタ「」ブルブル
コニー「」ブルブル
アニ「」ブルブル
ジャン「」ブクブク


サシャ「あの・・・・・・みなさん、その、なんで私は座らされてるんですか?」

アルミン「・・・・・・サシャ、頭を下げちゃいけないよ?絶対に動かないように・・・・・・」スッ ピト

クリスタ「・・・・・・」ピト

コニー「・・・・・・」ピト

エレン「・・・・・・」ピト スッ ピト

アニ「(ジャンのやってあげてる、アイツやさしい・・・・・・)」ピト

サシャ「!?(額に血で印を!!??なんの呪いなんこの人たち!?私これからなにするん!?)」

あの足に刀突き刺すのはなんて言うの?
出来ればそれ以外の技とかも

>>158の通り、まずは「シグルイポンポコリン」でぐぐり仕れ、ある程度は技紹介しますが全部は無理かも シグルイ全15巻!絶賛発売中!



エレン「・・・・・・」スタタタタ ピトッ

サシャ「・・・・・・これは豆煮か何かですか?額につけたりしたら食べにくいですよ?あ、食べて良いですか?」

ミカサ「・・・・・・」ジャキン!スタスタ

サシャ「!?ブレード!?どうしてそんなもの出すんですか!?どうして私に近付くんですか!!??」ギョッ!

ミカサ「・・・・・・アルミン」

エレン「・・・・・・アルミンでは無い、これなるは当流の門を叩きし者」

ミカサ「・・・・・・そうではない、抑えて」

サシャ「ち、近付かないでください!ヤダ、ヤ、イギィ!!!」ビリビリ

アルミン「ごめんねサシャ、エレンほど上手じゃないから痛いかもだけど、すぐ終わるから・・・・・・」ニコリ




ミカサ「・・・・・・」スゥ…<●><●>カッ!

ミカサ「シュ!!」ビュンッ フヒョッ!



クリスタ「」

コニー「」

エレン「」

ジャン「」ビクンッビクンッ

アニ「」メカクシ!

エレン「・・・・・・」

アルミン「・・・・・・」ニコニコ



サシャ「」

あ/ず/き



アルミン「お美事!」

エレン「お美事にございまする!」

クリスタ「オミゴトニゴザイマスル!」

コニー「オミゴト!」

アニ「オミゴトニゴジャイマジュ・・・・・・!」ガブッ

ジャン「」ブクブクブクブクブク




サシャ「」





この様切(ためし)こそ

虎眼流の入門儀式

涎小豆である



今日はここまで 神妙な指捌きなら体を支配できるミカサが虎眼先生役かなと思いました。
ホントはジャンに『じょぼぼ』とやってもらおうと伏線を張っておきましたが、あまりに彼がかわいそうなので止めました。

>>260様 何流か・・・・・・無明逆流れ・・・・・・でございまする 他は先程の通り。

然らば!

>>261に以下の行を最後に加えてください


アルミンの骨子術※がサシャの所作を封じた

アルミンの指が抑えているのは

サシャの肩のわずか数箇所にすぎない




※骨子術 人間の経絡脈を指圧などの刺激を加えることで全身になんらかの影響を与える術。活殺自在であり、活法とすれば優れた医術となり、殺法とすれば恐ろしい殺人術となる。オォワッタァ!!



投下仕る




サシャ「・・・・・・ハッ!」

クリスタ「あ、気付いた!みんな、サシャが起きたよ!」

コニー「お?ようやく復活したか」

アルミン「よかった。ほらねジャン、ミカサがしくじるわけ無いじゃないか」

ジャン「ミカサの腕を疑ったわけじゃねえよ!ただ、経験者としてなんというか・・・・・・」

サシャ「お、おお?皆さん?急に集まってどうしたんですか?何で私の周りに居るんですか?」

クリスタ「サシャ・・・・・・覚えてないの?」

アニ「・・・・・・これは」

アルミン「記憶を改竄してしまったようだね・・・・・・ミカサ、やっぱり『涎小豆』は廃止にしよう。そもそも意味ないし」

エレン「・・・・・・」コクリ

ミカサ「ぐ、しかしそれではエレンとアルミンに近づく女狐が・・・・・・」


アルミン「ジャンとコニーはどうするの?それに女子だってクリスタとアニが居る時点で意味無いでしょ?この間のミーナなんか本気で泣いてたんだよ?」

ミカサ「ぐぬぬ・・・・・・」

コニー「クリスタもちょっとモラs「 コ ニ ー 」・・・・・・」

クリスタ「コニー?少しお話しよう?」ニコリ

コニー「」

ミカサ「しかし、アルミンも結構ノリ気だったはず・・・・・・」

アルミン「それを言われると痛いなぁ、確かに本にあったことを再現するのに夢中になった僕にも非は大いにある・・・・・・だからエレンに決めてもらおう」

エレン「無用だ、剣術には無用だ」キッパリ

アルミン「はい、これでいいかな、ミカサ?」

ミカサ「二人がそう言うならそうしよう、ただし条件を掲示したい・・・・・・」

ワイワイガヤガヤ


サシャ「な、なんですか?これ・・・・・・」ポカーン

エレン「・・・・・・大事ないか」

サシャ「エ、エレン?私倒れてたんですか?」



コニー!キョウトイウキョウハユルサナイカラ! コエエ、クリスタ コエエ,ダガオレノアミダシタ ガマケンポウ ノマエニテキハナイ!



エレン「・・・・・・」

サシャ「あ、コレ、濡れた、タオル?エレンが看病してくれたんですか?」

エレン「・・・・・・」コクリ



クラエ!ヒッサツ!ガマケンポウ!ゴロゴロ …バシーン! バシーン! ウギャアアアア! ソノワザノリクツニハムリガアルゾコニー…



サシャ「ありがとうございます。やっぱりエレンは神様ですね・・・・・・」

エレン「・・・・・・」

サシャ「・・・・・・えーと、あはは・・・・・・」

エレン「・・・・・・」

サシャ「(か、会話が続かへん・・・・・・ユミルのアホォ、ゴザルゆうてもそもそもエレンは無口やんか)」ウルウル


ミカサ「サシャ」

サシャ「ウヒャイ!?」

ミカサ「?今日のサシャは頓狂な声をだす・・・・・・剣術を始める前にこちらに来てもらいたい」

サシャ「え?あ、はい!(そういえばこの人らここでヤットウのお稽古してるんやった)」




ミカサ「・・・・・・さて、集まってもらったのは他でもない」

アニ「・・・・・・」

クリスタ「・・・・・・」

サシャ「??」

ミカサ「ここにいる人間は・・・・・・一人足りないが、とても罪深い、そう、とても、とても」

クリスタ「・・・・・・なんのことかな?」オドオド

アニ「早くしてくれる・・・・・・?」

サシャ「??」

ミカサ「言わずともわかるだろう、ここにいる人間は『私以外』、『私以外』!とある共通点がある!」

クリスタ「?」

サシャ「??」



アニ「!・・・・・・ああ」


アニ「・・・・・・アイツ」

サシャ「アイツ?」

クリスタ「ああ!・・・・・・そういうこと、わかった・・・・・・」ニコッ

ミカサ「そうエレンのこと、ここにいる私以外の女子は・・・・・・」

サシャ「??」


アニ「アイツに・・・・・・」


クリスタ「お姫様抱っこだねっ!」ニコリ


サシャ「!(ああ、そういえばそんなこともあったなー)」


ミカサ「そう!その通り!これは由々しきこと。私とエレンは『血と心を捧げあった仲』にもかかわらず・・・・・・!」

アニ「さっさと本題に入りなよ」ハァ

クリスタ「カッコいいけどミカサも女の子なんだねー」クフフ

ミカサ「・・・・・・私もエレンにお姫様抱っこしてほしぃ・・・・・・」ショボン

サシャ「」



アニ「・・・・・・頼めばいいんじゃない?断るヤツじゃないでしょ?(アイツ・・・・・・優しいし)」

クリスタ「ましてやミカサだもん!絶対してくれるよ!(エレンは優しいから!)」

サシャ「確かにエレンならしてくれるんじゃないですか?(エレンは優しいですし)」

ミカサ「違う!あなたたちは全然わかっていない!」ダンダン!

アニ・クリ・サシャ「?」


ミカサ「アルミンが言っていた、男女の逢瀬には『シチュエーション』というものが不可欠だということを・・・・・・」

クリスタ「え、えーと(ア、アルミィン・・・・・・)」ヒクヒク

サシャ「・・・・・・しちゅえーしょん、おいしそうな響きです」

アニ「・・・・・・(私も教えてもらおう・・・・・・)」

ミカサ「もう一つの三人の共通点。それはエレンに救護なり看病を受けたこと」

ミカサ「しかし、私は自分の体を支配できる・・・・・・怪我などするわけが無い」ショボン

アニ「・・・・・・(こいつ、そんなこと出来たのか、あながち嘘でもなさそうなあたり恐ろしい)」

サシャ「(教官の前で芋を食べれば・・・・・・ミカサなら一日中走っても平気そうですし・・・・・・)」

クリスタ「・・・・・・わかった!」

ミカサ・アニ・サシャ「!!」



クリスタ「・・・・・・みんなで協力しよう!!」キラキラ







サシャ「・・・・・・本当にうまくいくんですかね?」コソコソ

アニ「・・・・・・メンドクサイ」ハァ

クリスタ「そんなこと言わないの!三人には二人も世話になってるでしょ!」コソコソ

サシャ「確かにエレンは神様ですし、アルミンやミカサには座学でよくお世話になっていますが・・・・・・」

アニ「・・・・・・私は」

クリスタ「アニ、エレンに抱っこしてもらった時どうだった?」

アニ「まあ、悪くはなか・・・・・・」

クリスタ「・・・・・・」ニヨニヨ

アニ「・・・っ!・・・っ!」ゲシゲシ

クリスタ「やん♪痛いよアニ♪」フフッ

サシャ「(ほとんど共通点の無いクリスタとアニですらこんなに仲良くなってる・・・・・・私、ここで何やってるんやろ・・・・・・)」




ミカサ「ヤ、ヤア、エレン、今日ハ、イイ天気」カチコチ

エレン「・・・・・・?」




クリスタ「あ!行った!みんな静かに!」コソコソ

アニ「早く終わってよ(早くアイツと組み手したい・・・・・・)」ハァ

サシャ「(こんな事で、本当にユミルの課題をこなせるのでしょうか・・・・・・クリスタは本当にうまくやっているようでしたが・・・・・・私は居辛いです・・・・・・)」


ミカサ「アア!?アシクビヲクジイテシマッター」グラァ

エレン「・・・・・・!」



ガ シ ッ



クリ・アニ・サシャ「!?」


エレン「・・・・・・」ウケトメ

ミカサ「・・・・・・エレン」

エレン「・・・・・・危ない」

ミカサ「・・・・・・ごめんなさいエレン。私は嫌な女だ・・・・・・」

エレン「・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・私は自分の欲を満たしたいが為にあなたの優しさを利用してしまった」ショボン

ミカサ「本当にゴメンナサイ・・・・・・医者を目指していたエレンの目の前で、演技でも怪我の振りなど・・・・・・」ウツムキ

エレン「ミカサ」

ミカサ「・・・・・・エレン?」




エレン「お前に怪我などさせ申さぬ」キリィ…

ミカサ「・・・・・・エレン///」ポッ




クリスタ「」イラッ

アニ「」イラッ

サシャ「?」チクッ



サシャ「(なんなん今の・・・・・・何か・・・・・・痛い・・・・・・)」


今日はここまで、シグルイ成分無いですがご容赦ください。
前回が濃い過ぎたと思っていただければ幸いです。

では、また

正直 ラブコメいらなかったんじゃね?と思って身を捩じらせている>>1でござりまする

投下いたします。ごゆるりと・・・




サシャ「よいしょ・・・・・・よいしょ・・・・・・」ギコギコ

サシャ「結局水汲みです。課題を、こなせなかった、罰というのは、なにか、釈然としません」ハァハァ

サシャ「・・・・・・」




アニ『・・・っ!・・・っ!』ゲシゲシ

クリスタ『やん♪痛いよアニ♪』フフッ


エレン『お前に怪我などさせ申さぬ』キリィ…

ミカサ『・・・・・・エレン///』ポッ




サシャ「私が、人と関われない臆病者だって事ぐらい、わかってるわ・・・・・・」ショボン




サシャ父『サシャ・・・・・・お前には少し臆病なところがあるな・・・・・・この森を出て他者と向き合うことは、お前にとってそんなに難しいことなんか?』




サシャ「・・・・・・言われんでも、わかってるわ・・・・・・」


ずざざざざっ


サシャ「いたたたたたた!!熱!痛!」

サシャ「ううううう・・・・・・考え事してたら水車の綱を離してしまうとは・・・・・・」フーフー



ザッ・・・・・・



サシャ「?・・・・・・何の音でしょう?」


サシャ「・・・・・・誰か居るんですか?」ソーッ



エレン「・・・・・・っ!・・・・・・っ!」グググ



サシャ「」



サシャ「(なんなん、エレンがやたらでかい木の板持って・・・・・・動いてんの?アレ)」



長身と強い膂力がなければ

上下することさえ難しいその木剣は

体長三メートルに達するという

アルミンが持っていた本にある海魚にちなんで

"かじき"と名付けられている

"練り"と呼ばれる鍛錬法は

自分の身長より余る"かじき"を用いて

小半刻かけて素振り一挙動を仕終える ※小半刻=約30分



エレン「・・・・・・っ!・・・・・・っ!」ギリギリ



くわえられた手ぬぐいは

踏ん張りによって

奥歯が粉砕するのを防ぐためだ



サシャ「」

エレン「・・・・・・っ!」ゴト ハァハァ



エレン「・・・・・・?」クルリ

サシャ「ヒイ!?」

エレン「・・・・・・」

サシャ「べべべべ、別に盗み見してたわけでは、なななな、無くて、ゴゴゴゴ、ごめんなさいぃ!」アタフタ

エレン「・・・・・・」テクテク

サシャ「ご、ご、ご・・・・・・」

エレン「・・・・・・」スッ

サシャ「ご、ご、ご、ごめんなさい言うてるやんかぁ!!」クワッ

エレン「・・・・・・」


・・・・・・・・・・・


サシャ「・・・・・・(言ってしまった、誰にも言ったことのない故郷の言葉、でも)」

サシャ「(もっと恥ずかしい思いをするものかと思ってましたが・・・・・・まあ相手が)」チラリ

エレン「・・・・・・」

サシャ「(エレンでは恥ずかしいもなにも無いですね、ユミルの言うことも案外的を射ていたのかもしれません)」ハァ

エレン「・・・・・・」スクッ

サシャ「あ、また訓練するんですか?」

エレン「・・・・・・」

サシャ「だったら私もやってみたいです!昼間は結局何もしませんでしたし」

エレン「・・・・・・」つ竹刀

サシャ「なんですかこれ?・・・・・・立体起動装置のブレードに比べたら玩具のような手触りです」

エレン「・・・・・・」スッ

サシャ「!!これでしたら叩かれてもあまり痛くなさそうです!さあ勝負ですエレン!」

エレン「・・・・・・」

サシャ「本気できても構いませんよ!ほん、き、で・・・・・・」




・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・



竹刀の竹には割れ目が入れてあり

しなることで致死性を奪う



エレン「」<○><○>ビュアッ!

サシャ「」



バ ム ッ ! !



それ故サシャの

正面は無傷であったが

脱皮する昆虫の如く

背は破れ




・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・






サシャ「ハッ!!何かとてつもなく嫌な予感がしました!だめです、エレン!本気を出してはダメです!」

エレン「・・・・・・」ハテナ





サシャ「うう、結局一本もとれませんでした・・・・・・」

エレン「・・・・・・」スクッ

サシャ「・・・・・・まだするんですか?エレンは本当に・・・・・・」

サシャ「・・・・・・エレンは本当に自分を曲げないんですね・・・・・・」ウツムキ

エレン「・・・・・・」

サシャ「・・・・・・私は、私はダメです。臆病で、人と関わるのが怖い」

サシャ「だから自分を造ってるんです。今日・・・・・・ユミルにそう言われちゃいました」

エレン「・・・・・・」

サシャ「・・・・・・自分を造って逃げてるんです・・・・・・誰にでも同じように話せるエレンとは・・・・・・大違いです」




エレン「・・・・・・まこと命ほど強面なきもの無し」


サシャ「・・・・・・はい?」




エレン「・・・・・・自己が生き残るためには、凄まじく堂々と心を狂わせる」


サシャ「・・・・・・」



エレン「生死の極みに入りし時、剣は命の流れに乗り、最善の働きをやってのける」

エレン「逃げるもまた法・・・・・・」



サシャ「・・・・・・よくわからないですが励ましてくれてるんですか?」








エレン「・・・・・・」ニコリ






サシャ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え!?」




エレン「ヘヘッ」ニコッ

サシャ「!!?? エエェェェェェェ!!!???」



普段は決して見せぬ表情

エレンでさえ、兵団という階級社会の前では

社会性を無視でき無かったことを証明していた



サシャ「なんですか今のカワイイの!?ちょちょ、もう一回!こっち向いてエレン!!」

エレン「・・・・・・」プイッ

サシャ「ええやんか!!減るもんや無し!!あ!首筋あこなってる」プクク

エレン「・・・・・・」サッ

サシャ「ぷ・・・・・・あっははははは!!おもしろっ!そっかーエレンも気にしてたんやねー・・・・・・うぷぷ」

エレン「・・・・・・」

サシャ「はー、悩んでる私がアホらしなった。・・・・・・ユミルに言われたくらいで気にすることなかったんやね・・・・・・」

エレン「・・・・・・」コクリ


エレン「・・・・・・」コクリ

サシャ「・・・・・・ありがとな、エレン?元気なったわ・・・・・・痛っ」

エレン「・・・・・・?」

サシャ「あはは・・・・・・さっき水汲みしててすりむいて・・・・・・大丈夫!今日はこれで!」

エレン「・・・・・・」

サシャ「エレン、また、お話しよな?」

エレン「・・・・・・」コクリ

サシャ「・・・・・・ああっ!そうでした!水汲み!!ユミルに怒られてしまいます!!」ワタワタ




エレン「・・・・・・」ポン

サシャ「・・・・・・エレン?」




翌朝 食堂



ユミル「・・・・・・で、結局、その喋り方は変わらずか?」

サシャ「ハイ!逃げるのも一つのやり方です!これなら『私が中心』ですよ?自分が嫌で逃げてるんです」

ユミル「・・・・・・物はいいようだな。まあ今更変えられてもうっとうしいだけだ」フッ

サシャ「アハハ・・・・・・そうでもないかもしれませんよ?人の意外な面は面白いものです」

ユミル「どうでもいい。それより何笑ってんだ?課題をこなせなかったんだ・・・・・・ゴザルで教官に話しかけるか、今後水汲み全部変わるか、さっさと決めろ」ニヤァ

サシャ「あー・・・・・・その前にユミル、一つ聞いていいですか?」ニヨニヨ

ユミル「・・・・・・ああ?なんだ?言っとくが容赦はねえからな?」

サシャ「まあまあ、少し耳を貸してください」

ユミル「?」





サシャ「・・・・・・エレンのお姫様抱っこはどうでした」ボソボソ





ユミル「ブフッ!?」

コニー「うおあ!?汚ねえなこのブス!!何しやがる!?」

ユミル「テメエ、芋女!?誰からその話聞きやがった!?」フキフキ

サシャ「・・・・・・さあ?誰でしょうか?」クフフ

ユミル「こ、の・・・・・・いい根性になったもんだ・・・・・・誰だ!?クリスタか!?ベルトルさんか!?」

サシャ「あ、コニーそのパンいらないなら下さい」

コニー「えー?でもブスの唾ついたしなー」

ユミル「どうでもいいそんなことは!!吐け、コラ!!」






エレン「・・・・・・・・・・・・」モグモグ

犯人である




ここまで

次回より本筋に戻りますので

正直、女型戦は想定してなかったのですが・・・・・・いいでしょう!鎧も女型もやろうじゃないですか!

遅くなりました、投下仕ります





解 散 式



教官「本日、諸君は訓練兵団を卒業する。その中で最も優れた訓練成績を残した10人をを発表する。呼ばれたものは前へ」




同立首位 エレン・イェーガー

同立首位 ミカサ・アッカーマン

三 番  アルミン・アルレルト

四 番  ライナー・ブラウン

五 番  ベルトルト・フーバー

六 番  アニ・レオンハート

七 番  ジャン・キルシュタイン

八 番  マルコ・ボット

九 番  コニー・スプリンガー

十 番  サシャ・ブラウス




教官「以上、十名」

教官「諸君らには3つの選択肢がある」


教官「壁の強化に努め、各街を守る『駐屯兵団』」

教官「犠牲を覚悟して壁外の巨人領域に挑む『調査兵団』」

教官「王の元で民を統制し秩序を守る『憲兵団』」

教官「無論、新兵から『憲兵団』に入れるのは上位10名のみ、後日希望の配兵科を問う」

教官「では、諸君、これにて104期訓練兵団解散式を終了する。全員・・・・・・『心臓を捧げよ』!」




「「「「「 ハ ッ ! ! 」」」」」ザッ


「首位が二人いんのか・・・・・・」

    
                               「まあ、あの二人じゃな・・・・・・」

   「アルミンがライナーより上なのか」
                          
                       「アルミンは座学系は首位だからな」
 

 「順当じゃないか?」
  



ライナー「お前らは・・・・・・やはり調査兵団に行くのか?」

エレン「・・・・・・」

ミカサ「エレンがいる場所に私はいよう・・・・・・でもアルミン」

アルミン「・・・・・・何度言われても僕は調査兵団に行くよ、足手まといにはならない」プイッ

ライナー「・・・・・・しかしアルミン、お前のその能力は、憲兵団や技巧でこそ最も活きるだろう?その、外の世界に行くのが夢だったか?憲兵団になって、人類の活動領域を広げてからでも遅くは無いんじゃないか?」

アルミン「 嫌 だ 」

「「「・・・・・・」」」

アルミン「誰が憲兵団に行くものか・・・・・・爺ちゃんはあいつらに殺されたようなものだ、それに巨人だって・・・・・・巨人に恨みがあるのは君達だけじゃないんだよ?」ギリリ

ミカサ「アルミン・・・・・・」

アルミン「僕は絶対に見る、『炎の水』『氷の大地』『砂の雪原』・・・・・・昔からの夢だったからね、なんと言われたって僕は調査兵団に入る」キッ

ライナー「・・・・・・そうか」



食  堂



ジャン「内地だ!内地の快適で安全な暮らしが俺達を待っている!!」グビグビ

マルコ「オレも憲兵団にするよ、王の元で働けるなんてこんな名誉なことは無い」

ジャン「こんな時にまで良い子ちゃんかよ、マルコォ」

マルコ「まあ、最初から決めていたことだからね、オレは憲兵団に行く」

ジャン「じゃあ、同僚だな、せいぜい仲良くやってこうぜ~」グダグダ

マルコ「はいはい、それにしてもジャンも丸くなったね、最初のころだったら所構わずみんなに自慢しまくってそうなものだけど・・・・・・」

ジャン「お前オレをなんだと思ってんだよ・・・・・・まあ、否定はしねえよ」

マルコ「・・・・・・エレンのところには行かなくていいのかい?」

ジャン「・・・・・・なんでオレがアイツのとこ行くんだよ?あの死に急ぎ野郎がどうなろうと知ったことじゃねえよ」チビッ

マルコ「・・・・・・まあ、そう言うだろうね」フゥ




マルコ「(片方は剥き出しすぎる性格、片方はまったく自分を語らない、それでいて二人とも自分を曲げようとしない・・・・・・そして二人とも不器用だ)」



ジャン「馬鹿な野郎だ・・・・・・」ケッ



マルコ「(それでも仲が良いのは・・・・・・彼らが『剣術』でつながっているからなんだろうな・・・・・・君の友達として、少し複雑な気持ちだよジャン)」







エレン「・・・・・・」スタスタスタ

ライナー「エレン、まだみんないるみたいだがもう寮に戻るのか?」

エレン「・・・・・・」

ライナー「・・・・・・一つお前に聞きたい。お前はここの大半の人間と違って、巨人の脅威を直接知っているはずだ・・・・・・」

ライナー「・・・・・・エレンは・・・・・・怖くは無いのか?」

エレン「・・・・・・ここに来た時と私は変わらない」




エレン「斬りたいから斬りにいく」

エレン「それだけだ」スタスタスタ




ライナー「・・・・・・」

ライナー「(あいつは・・・・・・自分の責任を全うしようとしている。自分の母親を刺したことを抱え込み、逃げた自分を責め続け、その為の責任を果たそうとしている。俺は・・・・・・俺は・・・・・・)」





翌日 トロスト区 壁上砲台



ベルトルト「・・・・・・」






前  夜




ライナー「明日遂に決行だ・・・・・・二人とも覚悟はいいか?」

アニ「・・・・・・」コクリ

ベルトルト「僕は、大丈夫だ・・・・・・ライナー、君は?」

ライナー「・・・・・・正直に言う。迷いがあった。だが俺は『戦士』だ、『戦士』として責任を果たす」

ベルトルト「ライナー・・・・・・」

ライナー「必ず生きて故郷に戻る。それが俺がしたことに対する責任だ。もう迷わない」



ライナー「(それを人類に教えられるとは思わなかったがな・・・・・・)」フッ



ベルトルト「僕も一緒だライナー、君が背負いきれないなら一緒に背負うよ・・・・・・」

アニ「・・・・・・変更無しの予定通り?」

ライナー「そうだ、まずはベルトルトが砲台を破壊する。頃合をみて門を俺が突破しよう。巨人どもの誘導は・・・・・・アニ、危険だが頼めるな?」

アニ「問題ない・・・・・・」コクリ




アニ『ここからこうして・・・・・・こう?』ホウタイクルクル

エレン『・・・・・・』コクリ




アニ「・・・・・・」チクリ

ベルトルト「それと、最後に・・・・・・『彼等』のことだ」

アニ「?」

ライナー「・・・・・・」

ベルトルト「人類に成りすまし、訓練兵になって初めてわかったが・・・・・・兵士は訓練兵といえど脅威だ、特に・・・・・・あの三人」

アニ「・・・・・・!?」




アニ「・・・・・・!?」



ベルトルト「だから彼等には・・・・・・早々に消えてもらうことにする」

ライナー「・・・・・・三人同時にか?普通の巨人相手ならあいつらはたぶん生き残るぞ?」

ベルトルト「最初はアルミンだ・・・・・・彼の洞察力は普通じゃない。アニは知られていないとはいえ、僕やライナーの巨人体に対して対策を考えていないとは思えない」

ライナー「確かにな・・・・・・」

ベルトルト「でも三人を観察してみてわかったんだけど、あの『三人の精神的支柱はアルミンだ』、一番危険だが、一番の弱点でもあるんだ」

アニ「・・・・・・具体的な方法は?正直、私でも一対一は勝てる保証は無い、三人で囲もうとしても逃げられる可能性は高い、アイツは頭が良いからね・・・・・・『暗殺』は現実的じゃない」

ベルトルト「えらく彼を買っているんだね、アニ?・・・・・・立体起動装置に細工をする」

ライナー「・・・・・・」

アニ「・・・・・・」

ベルトルト「それは僕がやろう・・・・・・戦闘中に勝手に巨人に食われて「 や っ ぱ り 反 対 だ 」・・・・・・アニ?」




アニ「私は反対だ、あの三人には触れない方が良い」




ベルトルト「何を言ってるんだ。あの三人は脅威だ、一番近くで接していた君の情報じゃないか・・・・・・」

アニ「・・・・・・そう、でもだからこそ、あいつらを良く知っているからこそ各個撃破だけは絶対に肯定できない」


ライナー「・・・・・・お前にしては回りくどいな、何が言いたい?」


アニ「『あの中の誰かが欠けたら、何が起こるかわからない』」


ライ・ベル「・・・・・・」


アニ「普通の仲の良い『友達』なんかじゃない、あいつらは・・・・・・自分以外の二人の為なら文字通り『命を投げ出す』、そんなバケモノ共を各個撃破なんてしたら何が起こるかわからない」


アニ「今回の件で、あの三人に関わるのは絶対に反対だ」

ベルトルト「・・・・・・アニ、随分とよく喋るんだね?」

ライナー「・・・・・・」

ベルトルト「そんなに感情を露にする君を見るのは初めてだ。うれしく思うけど・・・・・・とても残念だよ」

アニ「・・・・・・」

ライナー「ベルトルト、よせ」

ベルトルト「一緒にいすぎて情でもわいた?僕たちが何をしたか忘れたの・・・・・・僕が、ライナーが・・・・・・」ブルブル

ライナー「ベルトルト!」

ベルトルト「僕たちは彼らの同族を、家族を・・・・・・もう数え切れないほど殺したんだよ?僕やライナーが・・・・・・どんな気持ちで・・・・・・」ブルブル

ライナー「・・・・・・もうわかった。すまない、俺がこんな様だから・・・・・・」

アニ「・・・・・・」ウツムキ

ライナー「アニ、明日は予定通りだ、巨人殺しの達人である調査兵団もいない・・・・・・エレン達に関してもベルトルトの言うとおりにする・・・・・・いいな?」



アニ「・・・・・・忠告はしたよ?」スタスタスタ



ベルトルト「・・・・・・アニは・・・・・・戦士じゃなくなった・・・・・・」


・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・






ベルトルト「(絶対にうまく行く・・・・・・そして僕は必ず二人と、故郷に帰る!!)」ガリッ





同じ頃 トロスト区 壁上砲台




サシャ「上官の食料庫からお肉とってきました・・・・・・」ハァハァ


「「「「・・・・・・っっっ!!??」」」」


トーマス「・・・・・・サシャ、お前十位以内確定したのに取り消されたいのか?」

サムエル「・・・・・・営倉入りならまだ運が良い方だな・・・・・・開拓地か」

コニー「バカだ・・・・・・えーっと、バカだ」


サシャ「な、なんですか皆さん!?人の不安を駆り立てて・・・・・・大丈夫です、心配要りません!」

ミーナ「サシャはもっと自分の心配をしたほうがいいよ?」

サシャ「だから怖いですってば!!『営倉入り』とかそういうのにしてください!ってそうではなくて・・・・・・私達が土地を取り返せばこの肉は帰ってきます!先行投資ですよ」


サムエル「・・・・・・サシャも調査兵団にいくのか?」ハテナ

トーマス「今年の上位十名は変わってるな、コニーを含めこれで五割が調査兵団だ」

ミーナ「まあ、私達もだけどねー」


サシャ「!?皆さん調査兵団に入るんですか?コニーまで?」

コニー「あれだ、えーと『稽古の時』アルミンに教えてもらった・・・・・・『せんりゃくてきしこー』ってやつだ」

サシャ「?」


コニー「つまりだ、内地なんていつ壊れるか解らない、敵が何かもわからない、なら敵を調べなければならない、だから『調査兵団』だ、やはり俺は天才だった・・・・・・」

サシャ「おお・・・・・・いつも輝いているコニーの頭が別の意味で輝いています・・・・・・」

コニー「つまり、その肉も俺達の『先行投資』になるわけだ、やはり俺は天才だった・・・・・・」

サシャ「ええ!?」

トーマス「おーいエレーン、サシャが肉盗ってきたぞ、一緒に食おう」

サムエル「営倉入りは実行犯のサシャに押し付けよう」

サシャ「なんか皆さん性格違いませんか!?」

ミーナ「これもアルミンの影響かもねー私達は戦闘班でアルミンと一緒だから」




エレン「・・・・・・」









ド  オ  ォ  ン ! !





「「「「「っっっ!!??」」」」」








超大型巨人「」





サシャ「」アゼン

コニー「」アゼン

サムエル「」アゼン

トーマス「」アゼン

ミーナ「」アゼン






5年前と、同じ光景だった



皆一様に呆け、こちらを見ている



その中にただ一人





エレン「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ





3年間、同じ釜の飯を喰らい



いくらか『ソレ』を理解したと思った



しかし














エレン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ニコリ










超大型巨人「ベルトルト(・・・・・・っっっ!!??)」ゾワッ!!





ベルトルト・フーバーは





初めて





エレン・イェーガーの





笑みを見た





超大型巨人「グオオオオォォォォォォッッ!!!(うわあああああぁぁぁぁぁっっ!!!???)」ブオォオン




今宵はここまで

ようやくここまできた・・・・・・

私怨

http://m.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=39031443&PHPSESSID=6aad056b03ccca037602ebc54d3d431a&guid=ON

お美事!お美事にござりまする!
大変大変うれしゅうございます。保存して家宝にします。

投下開始します




コニー「!!??みんな飛び降りろ!!」



「「「「「!!!」」」」」





ド ッ ゴ オ オ オ ン ! !





超大型巨人「(・・・・・・何もいない・・・・・・吹き飛ばしたのか?)」





エレン『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ニコリ





超大型巨人「(あんなふうに笑うのか・・・・・・ひどくおぞましく感じた、あれはなんだったんだ・・・・・・)」




・・・




超大型巨人「(しかし、あっけなかった・・・・・・気の張りすぎだったかな)」




・・・・・・




超大型巨人「(僕もアニも彼等を買いかぶりすぎていたようだ・・・・・・後は門を・・・・・・)」




・・・・・・・・・!




超大型巨人「(?・・・・・・何の音だ・・・・・・どこかで聞いたような・・・・・・)」




・・・・・・・・・・・・!!




超大型巨人「(・・・・・・!?これは、立体起動装置の・・・・・・!!)」














エレン「・・・・・・」<◎><◎>



超大型巨人「()」










気付いた時には、そこにいた





超大型巨人「グオオオオォォォォォォッッ!!!(うわあああああぁぁぁぁぁっっ!!!???)」



バシュウウゥゥゥゥウウウ



エレン「・・・・・・!・・・・・・!」バシュ!

超大型巨人「(!?アンカーが既にうなじに、いつの間に!?・・・・・・蒸気の煙幕でも引かないのか!?・・・・・・門だけでも!!)」ゴオオオオオオ





エレン「・・・・・・!!」

超大型巨人「(・・・・・・!!)」





・・・・・・・・・・・・ ・ ・








コニー「・・・・・・消えた!?おーいエレン!お前が仕留めたのか!?」


エレン「否・・・・・・彼奴はすくたれ者にござった・・・・・・っ!」ギリッ


サムエル「・・・・・・逃げたのか・・・・・・」

トーマス「・・・・・・門が!!」

ミーナ「ああ・・・・・・壊されて・・・・・・」




駐屯兵1「何をしているお前達!超大型巨人出現時の作戦は既に開始されているぞ!直ちに持ち場に着け!」

駐屯兵2「ヤツと接触したものは本部に報告しておけ!」

コニー「ハッ、先遣班の健闘を祈ります!」







作戦本部



教官「貴様等とて卒業演習を見事合格した立派な兵士である!全員今こそ心臓を捧げよ!!」



 「ちくしょう・・・・・・死にたくねぇよ」
               
                    「冗談じゃねえ、冗談じゃねえぞクソったれ・・・」

     「もう嫌だ・・・・・・助けてお母さん」

            「どけよ、オラァ!こんなところで吐いてんじゃねえ!!」




ジャン「ちくしょう・・・・・・!なんでだ!?なんで今日なんだ!?明日から内地だってのに・・・・・・っ!」グッ

エレン「・・・・・・ジャン」

ジャン「エレン・・・・・・!なんの用だ?・・・・・・ハッ!!手前ぇはいいだろうな!?やっと親の仇と会えるんだ、うれしいんだろうぜ!?」

エレン「・・・・・・」

ジャン「俺は違う・・・・・・明日から内地だったんだ・・・・・・母さんだって・・・・・・っ!」

エレン「・・・・・・ジャン」

ジャン「駆逐、駆逐って喚いてる手前ぇとは違う!現実を!未来を見ている!誰もが手前ぇのようだと思うなよ、この死に急ぎ野郎!!」

エレン「兵士は・・・・・・分別出来れば、はや後るる・・・・・・」

ジャン「ああ!?」







エレン「正気にては大業はならず・・・・・・」<◎><◎>



ジャン「!?」



エレン「お前はどうだ?ジャン・・・・・・」





ああ・・・・・・今わかった・・・・・・







俺は手前ぇがずっと気に入らなかった




会話してても、剣を持って向かい合っても、訓練の時もずっと感じていた、手前ぇは死に急いでるんじゃねえ、もっとおぞましいもんだ・・・・・・




手前ぇは正気じゃねぇ、イカれてやがる、狂ってやがる、『家を守る』なんてところは似てるのかも知れねえが、それでも俺とは根本的に在り方が違う










ジャン「『この死狂い野郎が・・・・・・っ!』」













ジャン「そうやってミカサやアルミンを巻き込むのか・・・・・・?」

エレン「・・・・・・」

ジャン「・・・・・・なんとか言って見やがれ!?この死狂い野郎が!」ガシッ

マルコ「ジャン!!何をやってるんだ!そんなことしてる場合か!」

エレン「・・・・・・」

ジャン「・・・・・・チッ、これまでだなエレン、せいぜい狂いやがれクソったれが」




オラァ ダズ!!イツマデイエキハイテンダ!?サッサトジュンビシロ!




マルコ「・・・・・・どうか、彼を許してくれ」

エレン「・・・・・・」

マルコ「・・・・・・あんな風にしか言えないんだ彼は、本当は君に死んで欲しくないって思ってるに違いないんだ」





エレン「・・・・・・」コクリ




・・・・・・・・・・・・ ・ ・



ミカサ「!・・・・・・エレn」タッタッタッ

エレン「・・・・・・アルミン」

アルミン「・・・・・・」ガチャガチャ

エレン「アルミン」

アルミン「・・・・・・」ガチャガチャ

エレン「アルミン!」



アルミン「まずいことになったねエレン、でも・・・・・・大丈夫、僕は大丈夫だ」

エレン「・・・・・・」



アルミン「・・・・・・みてよこの手、勿論酒が抜けているわけじゃないよ?」ブルブル

アルミン「・・・・・・あの大穴は今の人類の手では防げない・・・・・・ローゼが突破されるのは時間の問題だ、ソレが理解できるんだ、冷静にね・・・・・・」

アルミン「困ったね・・・・・・こんな時に、只の、臆病だった僕に戻った」



ミカサ「違う。アルミンは冷静ではない」



アルミン「・・・・・・ミカサ?」

ミカサ「見て、エレンの首筋が赤い」

エレン「・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・そして私の手も」ブルブル

アルミン「・・・・・・エレン・・・・・・ミカサ」

ミカサ「『臆病』・・・・・・確かに困ったもの、しかも104期上位3位が揃いも揃って同じ病気・・・・・・」

アルミン「・・・・・・」

ミカサ「私は『あの日』以来、臆病になった。何度でも言おう、私は貴方達に『血と心を捧げる』・・・・・・二人とも戦闘が始まったら私のところに来て。必ず守る」ギュ

エレン「・・・・・・私は共にある・・・・・・『どこへも行き申さぬ』」

アルミン「・・・・・・僕だって何度でも言うよ!『死んでも足手まといにはならない』!」ニコリ

ちょっとご飯食べてきます

アルミン酒飲んでたん?

>>350 アルコールの中毒症状を皮肉ったブラックジョークだと思ってください
あまり、快く思わない方もいらっしゃったかもしれません。不適切でした。ごめんなさい。

>>338 汝を一太刀にて、ほ、む・・・・・・無理

再開します






・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・




アルミン「トーマス!ナック!1時方向12m級1、誘導して!サムエルはかかとを!止めは僕が!ミーナは付近を警戒して!」



「「「「了解!!」」」」



トーマス「こっちだ!こっちに来い、マヌケ!」バシュ

ナック「他から離れた!今だ!サムエル」ビシュゥン

サムエル「オッラアアアアア!!」ザンッ



12m級巨人「」 か/かと



サムエル「よしっ!アルミン!!」

アルミン「うあああああぁぁぁぁ!!」ズバンッ!



巨/人「」



アルミン「・・・・・・討伐数3!」

ミーナ「・・・・・・!トーマス、ナック!すぐに戻ってきて、2時の右折路から5m級1、3m級が2!早く!!!!」

サムエル「3体も!?アルミン!!」

アルミン「落ち着いてサムエル、君が一番近い、巨人の誘導支援を、戦闘は許可できない。トーマス!ナック!高い所に逃げてこちらへ!ミーナな先に高所へ、僕たちは三人を誘導するよ!」



・・・・・・・・・・・・ ・ ・





ナック「・・・・・・やれるな、結構いけるんじゃないか?」ハァハァ

サムエル「流石だなアルミン、冷静な指揮だった」

アルミン「みんなが冷静なお陰だよ、誰か一人パニックになっていたらわからなかった」

ミーナ「・・・・・・やっぱり巨人の数が少ないみたい」

サムエル「前衛が踏ん張っているんだろう、補給隊も本部から巨人をうまく遠ざけている、補給線が途切れていないんだ」

アルミン「補給線が・・・・・・(エレン・・・・・・)」



・・・・・・・・・


・・・・・・


・・・








補給兵1「イェーガー!12時に15m級い・・・・・・」



エレン「・・・・・・!」ズバンッ!

巨/人「」



補給兵2「!?右折路に8m級!イェーガー!!」



エレン「・・・・・・フッ!!」グルン キンッ ズバンッ!

巨/人「」



補給兵1・2「」



補給兵1「いい腕だ、しかし次は命令の後に動け馬鹿者!!(なんだ今のは?見たことの無い動きだ・・・・・・)」

補給兵2「死ぬところだ!(羽でもついているのか?どうなっている今期の主席は・・・・・・)」

エレン「・・・・・・承ってござる」コクリ



補給兵1「(しかし、とんでもない逸材だ、物資は決して軽いものではないというのに、それを軽々と持ったまま顔色一つ変えず戦闘をこなすとは・・・・・・)」

補給兵2「(信じられないことだが、こいつ一人で補給線がかなり安定して保たれている・・・・・・本部が取り付かれていないのは前線に物資が行き届き、踏ん張っているからだ)」





駐屯兵1「あれは・・・・・・物資か!?助かった!」

駐屯兵2「!?いかん!15m級2、12m級1、あっちは・・・・・・補給隊が!」




補給兵1「!!大型が3体!俺たちは引きつける、イェーガー!やつらのケツに回れ!最後尾を攻撃後は即時離脱!離脱後は囮に!挟み撃ちだ!」

エレン「・・・・・・!」コクッ バシュッ



補給兵2「・・・・・・もはや遊撃隊だな俺達」バシュッ

補給兵1「・・・・・・それでもかまわんような気がしてきた、ヤツといると妙な気に当てられる・・・・・・」

補給兵2「!?早い!もうあちらに回り込んでいるぞ、こっちだ木偶の棒共!」バシュゥン

補給兵1「よし・・・・・・イェーガー!!今!!」



エレン「・・・・・・!」バシュゥン ズバンッ!!








「「「「「・・・・・・」」」」」




駐屯兵1「・・・・・・凄まじい補給隊だな・・・・・・」

駐屯兵2「・・・・・・ええ、各隊、あれのお陰で士気が増加しているようです」

駐屯兵1「・・・・・・後衛に・・・・・・ましてや後輩にいい面させてたまるかっ!各員っ!正念場だ、気合を入れろっ!!」




「「「「「応っ!!」」」」」



ごめんなさい、今日はここまでです。

次回「兵士道は、死狂いなり」

よしなに

ごめんなさい、今日は更新できません

明日の夕方くらい6時くらいに更新いたします

昨日は投下できずで申し訳ない

再開します





エレン「・・・・・・」ズバンッ!

補給兵2「イェーガー、討伐数15確認!まじかよアイツ・・・・・・」

補給兵1「ひとまず帰るぞ、我々もガスが危うい・・・・・・それにしても」

補給兵2「中衛まで巨人が漏れてやがる、すでに中衛の新兵連中も駆り出されているだろうな・・・・・・俺らがいくら遊撃してもキリがねえ、前衛に補給が行き届いているとはいえ時間の問題だ」

補給兵1「・・・・・・我々もかなりの数を狩ったが・・・・・・そうだろうな。どうなるにしろ後衛が住民避難終えたら一時撤退だ、ソレまでは前衛の腹を減らすわけにはいかん、既に前線の新兵どもはかなりの死傷がでているようだ・・・・・・」


エレン「・・・・・・」バシュ


補給兵2「だが、あいつが助けた命もかなり多い。まさか医術の心得まであるとは・・・・・・」

補給兵1「そのお陰で士気も高いままか、ともかく一旦戻るぞ、次は中衛に補給だ、ヤツ等の出番もこれから多くなる。巨人発見時の戦闘は回避、最寄の班に通達、対応を急がせろ、ただし奇行種は見過ごすな、巨人との遭遇は少ないことを予想し、効率重視の為一度散開する!」

補給兵2「了解」バシュンッ

エレン「委細承知」バシュンッ




・・・・・・・・・・・・ ・  ・







精鋭兵「待て、イェーガー、アッカーマン、貴様らは通常配置とは別任務についてもらう」

エレン「・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・私では足手まといです」

精鋭兵「・・・・・・貴様の意見は聞いていない、命令だ。アッカーマン、貴様は後衛だ、万一後衛に漏れた巨人どもの対処と住民の避難誘導をしてもらう、多くは奇行種が相手になるだろう、数はともかく厄介な仕事だ」

ミカサ「・・・・・・イェーガー訓練兵は?」

精鋭兵「貴様に言う必要はないが・・・・・・イェーガー訓練兵には補給隊と共に、前線と本部を往復してもらう、無論遭遇した巨人は遊撃してもらう」



アルミン・ミカサ「!?」



アルミン「前線だって・・・・・・?それに物資を持ったまま遭遇戦なんて・・・・・・」

ミカサ「私は彼と同立首位です。ならば何故同じ任務ではないのですか?」

精鋭兵「人手が足らない、物資を持ったまま戦闘行動が取れる人材は豊富ではない。補給隊がやられればその時点で戦線は崩壊する。重要な任務だ」

ミカサ「・・・・・・しかし」

精鋭兵「くどい!貴様、上官の命令n「承ってござる」・・・・・・」



エレン「委細承知」バッ



精鋭兵「・・・・・・チッ、さっさと動け。アッカーマン、行くぞ」

アルミン「・・・・・・エレン」

ミカサ「・・・・・・」



エレン「・・・・・・"虎口前"※」 ※=合戦おける激戦区



アルミン・ミカサ「!」



エレン「我ら虎眼流にとってはそこが"住処"・・・・・・」



アルミン「・・・・・・言うね、エレン。でも無理だけはしないで!」

ミカサ「・・・・・・見えた、エレンの凱旋する姿が」ニコリ



エレン「今一度言う。私は・・・・・・『何処へも行き申さぬ』」




・・・・・・・・・・・・ ・  ・





奇/行/種「」シュウゥ…

ミカサ「・・・・・・奇行種とはいえここまで、来るとは・・・・・・」フゥ




精鋭兵1「我々、精鋭が追いつけないものを、こうまであっさり・・・・・・なんという・・・・・・」

精鋭兵2「顔色一つ変えてない・・・・・・どんな経験を積んでいるというんだ・・・・・・」




ミカサ「・・・・・・中衛は大丈夫なのだろうか・・・・・・」




オラァ! ヤ、ヤメロ!



ミカサ「・・・・・・?」



商会ボス「壁から出たかったら貴様らも押せ貧乏人ども!」

町人「ふざけるな!さっさと荷物をどけろ!」

商会ボス「貴様らのようなチンケな貧乏人が一生かかっても稼せげない積荷だ!さっさと押せ!」

ミカサ「何をしているの・・・・・・?」

商会ボス「ああ!?貴様も兵士ならこいつらを黙らせろ!誰が貴様らにタダ飯を食わせてやっていると思っている!」


ミカサ「・・・・・・理解した、では皆を黙らせよう」ジャキンッ

商会ボス「!?」

ミカサ「・・・・・・流石は商人だ、話が早くて助かる。あなた一人死ねば、全員が黙ってこの門を通れる、全員が助かる。私の家族や仲間も死なない」ツカツカツカ

商会ボス「ふ、ふざけるな、・・・・・・貴様らは兵士だろう!?この貧乏人共も、俺の為に死んで当然だ!!」

ミカサ「ならばきっと理解してもらえるだろう、あなた一人で多くの人間が救える事に・・・・・・」

商会ボス「や、やってみろ・・・・・・貴様ら兵士の進退など、俺の口先一つで・・・・・・!」





ミカサ「?・・・・・・死体がどうやって喋るの?」





商会ボス「」



商会ボス「・・・・・・荷台を・・・・・・引け」






ミカサ「・・・・・・エレン、アルミン・・・・・・どうか、死なないで」





トーマス「・・・・・・だんだん数が増えてきたな」

ミーナ「ガスとブレードも少し心許ないね・・・・・・」

アルミン「・・・・・・補給隊は前線の支援で手一杯のようだ、これ以上、中衛に仕留め損ないが流れてくる前に一度本部で補給を受けよう」

サムエル「・・・・・・持ち場を離れるのか?任務放棄とみなされたら即斬殺だぞ?」

ナック「でもこのままじゃ・・・・・・」

アルミン「うん、だから二人ずつ交代で行こう、後の三人は待機。極力戦闘は避けるよ、高所で布陣、奇行種は見落とさないようにね、最後は僕が行く」

サムエル「・・・・・・いや、ガス、ブレード共にアルミンが一番消費量が多いだろう?」

アルミン「え?」

トーマス「討伐数6も叩き出しといてそれはないだろう?」

ナック「ミーナが2、サムエルが1、・・・・・・俺とトーマスは補佐が7だが・・・・・・」

ミーナ「じゃあ、最初はアルミンと私で決定!アルミンならボンベを持って立体起動できるでしょ?それが一番早いよ?」

アルミン「でも班長が抜けるわけには・・・・・・」

サムエル「やばくなったら逃げる・・・・・・俺もだいぶ頭が冷えた、指揮は任せろ」

トーマス「ほら、早く行けって大丈夫だから」

アルミン「わ、わかったよ・・・・・・でも三人とも絶対に戦闘は避けてね?奇行種以外は手を出しちゃダメだよ?誘導だけにしないとだめだよ?」


ミーナ「行くよアルミン!」バシュン

アルミン「あ、待ってミーナ!単独で動かないで!」バシュ ギュイィン

サムエル「・・・・・・行ったな、さぁ移動するぞ、すぐそこの高台だ」



「「了解」」







ミーナ「やっぱり、巨人を見かけないね、まだ後衛には漏れてないのかな?」

アルミン「・・・・・・いや、中衛はほとんどが訓練兵で構成されている、足の速い奇行種なんかは漏れているかもしれない。仮に避難が完了していてもそうなったら最悪だ。どこかが壊滅したらそこから戦列が崩壊する可能性がある。そうなれば通常種の巨人もそこを抜ける・・・・・・真っ先に巨人が行くのは人が固まっている本部だろうから今度は補給線が崩壊。本部を中心に僕らはすっぽりと巨人に囲まれ、撤退の鐘が鳴らされてもガスなしでは壁を昇れずこのままなぶり殺しに・・・・・・」ペラペラ

ミーナ「止めてよ、アルミン!怖いよ!!」

アルミン「・・・・・・冗談だよ(そう、そうなったらまずは前衛、次は・・・・・・本部と前線を行き来している補給部隊が・・・・・・エレン・・・・・・)」







立体起動装置固定具「」ガタガタガタ









ライナー「あまり芳しくないな・・・・・・」

ベルトルト「そうだね・・・・・・住民の避難も完了間近のようだし・・・・・・このままでは難しいかもしれない」

ライナー「・・・・・・傷はいいのか?」

ベルトルト「・・・・・・浅いし出血も無い、問題はないよ・・・・・・」







エレン『・・・・・・』<◎><◎>







ベルトルト「・・・・・・っ!!(忘れろっ!彼はもうすぐ死ぬ・・・・・・)」

ライナー「・・・・・・アニ、順番が違うが・・・・・・頼めるか?」

アニ「・・・・・・わかった」

ライナー「・・・・・・撤退が始まると同時に俺も行く・・・・・・これで終わらせるぞ」

アニ「・・・・・・」





エレン『・・・・・・最初の投げの時、無茶な受身を取った』

アニ『・・・・・・目聡いんだね、まあ好きにしなよ』



アニ『・・・っ!・・・っ!』ゲシゲシ

クリスタ『やん♪痛いよアニ♪』フフッ





アニ「・・・・・・」チクリ






前 衛




女型巨人「・・・・・・」

駐屯兵1「・・・・・・ん?なんだあれは・・・・・・6時に15m級1、奇行種か?こちらを遠巻きに見ているようだが・・・・・・」





キィヤアアアアアアアァァァァァァッッ!!





駐屯兵1「!!!???なんだ!?なにが!?」

駐屯兵2「班長!穴から大量の巨人が!?コレまでの比ではありません!!」

駐屯兵1「なんだと!?馬鹿な!!」




巨人「」ニヤニヤ   
         巨人「」ズシンズシン
                       巨人「」ニヤニヤ
   巨人「」ニヤニヤ       巨人「」

            巨人「」ズシンズシン



駐屯兵1「呼び寄せたとでもいうのか!?いかん全体!一旦さg・・・・・・」






「うああああ!」                  「やだぁ、お母さぁん!!」
        

            「やめろ!やめてくれぇ!」


  「助けて!いやぁ!死にたくない!」     

                 
                               「痛い、痛い、痛いいぃぃ!!」
  
  「足がぁ!俺の足がああぁ!!」



  
駐屯兵1「なんという・・・・・・なんということだ・・・・・・一瞬で戦線が」

駐屯兵2「6時の15m級に動き!・・・・・・!?早い!走ってきます!!」

駐屯兵1「なんだと!?」





女型巨人「・・・・・・」

駐屯兵1「・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ?」





グチャ








中  衛





ナック「・・・・・・!多数の巨人を確認!前線が崩壊した!!」

サムエル「・・・・・・!遂にか・・・・・・アルミン達が戻るまで動くわけにはいかん・・・・・・予定通り、ここ一帯で巨人を引きつける、奇行種は逃がすな!それ以外は誘導だ、高所から高所へ移動し戦闘は避けろ!」

トーマス「アルミン・・・・・・ミーナ・・・・・・大丈夫だよな・・・・・・?」



・・・・・・・・・・・・ ・  ・




アルミン「!!前衛は崩壊したのか!?巨人があんなに近くに!」バシュッ ギュイィン

ミーナ「そんな・・・・・・っ!でも、早めに補給しといてよかった、後衛の住民避難はほぼ完了しているようだし、もうすぐ撤退の鐘が・・・・・・早くサムエル達と合流しなきゃ」バシュゥン

アルミン「ああ!急ぐよ、ミーナ!」カシッ バシュゥン





立体起動装置固定具「」ガタガタガタガタ



パキン





アルミン「!!!???」ガクンッ!

ミーナ「アルミン!?」

アルミン「うあああああああ!?」

ミーナ「アルミン!!ダメ!間に合わない!!」






アルミン「・・・・・・グ、ウウ、落ちたのか?何故・・・・・・?」



立体起動装置固定具「」プラーン



アルミン「・・・・・・!?これは切断跡・・・・・・?点検項目にも無いところに・・・・・・グッ!」ズキン


ミーナ「アルミン!見つけた・・・・・・アルミン!!逃げて!!」





巨人「」ニヤニヤ



アルミン「・・・・・・あ?」



巨人「」ヒョイ アーン

アルミン「あ、ああああああ!!??うあああああぁぁぁ!?」



ミーナ「アルミン!!・・・・・・そんな!嫌あぁ!!」



アルミン「(どうして、僕の体は動かないんだ・・・・・・やっぱり、僕は、ただの・・・・・・臆病者だったのか・・・・・・)」



ミーナ「待って!待ちなさい!!このっ!!」バシュウゥン



アルミン「(こんな・・・・・・ところで・・・・・・)」











エレン「・・・・・・」<◎><◎>

巨人「」










巨/人「」シュウゥ…

アルミン「・・・・・・エレン、どうしてここに・・・・・・」

エレン「・・・・・・アルミン」スッ






奇行種「」アーン





ゾブリ





どくん  どくん


ドクン  ドクン


ドクン  ドクン


エレン「」

アルミン「ああああ・・・・・・エ、エレン・・・・・・」

ミーナ「う・・・・・・う・・・・・・」

アルミン「・・・・・・ひ・・・・・・左腕が・・・・・・」





エレン「」ドオッ

アルミン「エレェン!!!!」



奇行種「」ニヤニヤ



ミーナ「こっのおおおおぉぉぉ!!」ズバンッ!





エレン「(は、離せっ・・・・・・離せ!)」グッ ググッ





首を刎ねられた唐丸が


なお、羽ばたかんするが如き



左手を失ったことで重心が変化し


かつての平衡感覚では


激しい身体操作ほど転倒を引き起こすのだ



エレン「・・・・・・離せ」ピタ

アルミン「う・・・・・・嘘だ、どうしてエレンが・・・・・・」


ミーナ「アルミン、掴まって!ワイヤーを・・・・・・!!」ビシュ カシン

アルミン「エレン・・・・・・起きてよ・・・・・・エレン」

ミーナ「アルミン!早く!エレンもすぐに引き上げるから!!」

アルミン「いやだ・・・・・・エレン」

ミーナ「アルミン!!・・・・・・!そんな!?」



巨人「」ニヤニヤ   
         巨人「」ズシンズシン
                       巨人「」ニヤニヤ
   巨人「」ニヤニヤ       巨人「」



ミーナ「こうなったらエレンも・・・・・・っ!!」ガシッ

アルミン「どうして・・・・・・役立たずの僕が生き残って・・・・・・どうしてエレンが」

ミーナ「・・・・・・っ!どうして!?動いてっ!動いてよっ!!」カシッ カシッ



巨人「」ニヤニヤ   
         巨人「」ズシンズシン
                       巨人「」ニヤニヤ
   巨人「」ニヤニヤ       巨人「」



エレン「・・・・・・!」ガシッ バッ

ミーナ「!!エレン今、離したら・・・・・・キャッ!!」ギュイィン!

アルミン「・・・・・・!エレン!待ってミーナ、エレンが!!」




エレン「・・・・・・」パチン ブンッ



アルミン「!・・・・・・」ガシッ

アルミン「!!これは立体起動装置を・・・・・・エレン?何をする気なの?エレン!?」



エレン「お前だけが・・・・・・私に・・・・・・」





・・・・・・・・・・・・ ・  ・





エレン「・・・・・・」



悪ガキ1「みろよイカレ野郎だwwwwwww」

悪ガキ2「アレで医者を目指すんだとwwwwwww」

悪ガキ3「俺らまで喋れなくなるってのwwwwwww」



エレン「・・・・・・」





アルミン「君がイェーガー君?」

エレン「・・・・・・!」

アルミン「ぼぼぼぼ、僕はア、アルミン・アルレルトっていうんだ。よ、よかったら、とと、友達になれないかな!?」

エレン「・・・・・・///」カァ

アルミン「?大丈夫?赤くなっているよ?」





・・・・・・・・・・・・ ・  ・









エレン「お前が・・・・・・私に・・・・・・言葉を・・・・・・世界を・・・・・・」





・・・・・・・・・・・・ ・  ・





アルミン「ねえ・・・・・・エレン、僕はね、いつか壁の外に出たいんだ・・・・・・見てみたいものがあるんだ」

エレン「・・・・・・『かべのそと』?」

アルミン「うん・・・・・・世界のほとんどを覆う水『海』、『炎の水』、『氷の大地』『砂の雪原』それを全部見てみたい」

エレン「・・・・・・『うみ』『ほのおのみず』『こおりのだいち』『すなのせつげん』・・・・・・」

アルミン「うん・・・・・・(エレンの眉が1.5mm傾いた、興味を持ってくれてるんだ・・・・・・)」





・・・・・・・・・・・・ ・  ・





エレン「お前が・・・・・・私と、ミカサを・・・・・・私は、お前を、助けてやれなかった・・・・・・」





・・・・・・・・・・・・ ・  ・





アルミン「どうして爺ちゃんが死ななきゃいけないんだ!?絶対に間違ってるっ!!」

エレン「・・・・・・アルミン」

アルミン「憎い、憎い!憎い!絶対に許さない!!」

エレン「アルミン」ヒシッ

アルミン「・・・・・・う、ぐう、くそっ・・・・・・くそう・・・・・・何が領土奪還だ・・・・・・ただの、間引きじゃないか・・・・・・っ!」ボロボロ






・・・・・・・・・・・・ ・  ・







エレン「『かろらいな』」ギンッ



ミーナ「・・・・・・っ!!」

アルミン「ミーナ、早くっ!エレェン!!」

ミーナ「・・・・・・」ガシッ ビシュッ

アルミン「!?なにをやってるんだ!そっちは違うだろ!?エレンがっ!!」

ミーナ「・・・・・・このままじゃ囲まれる、全員死ぬ。補給を待ってるサムエル達もみんな死ぬ」

アルミン「だからなんだっていうんだ!?エレンを置いていくのか!?離せっ!お前から殺すぞ!!」

ミーナ「・・・・・・!」ギリッ バシュゥン

アルミン「嫌だっ!!エレェェェン!!」




・・・・・・・・・・・・ ・  ・



巨人「」ニヤニヤ   
         巨人「」ズシンズシン
                       巨人「」ニヤニヤ
   巨人「」ニヤニヤ       巨人「」



間接止血はおろか圧迫止血もしてはおらず

四半刻もせず失血死するはずである





エレン「・・・・・・」シュゥゥ





不可思議

傷が蒸気を上げながら癒えていく

虎は復活しつつあった

しかし





左腕を失い

立体起動装置も放棄した





エレン「・・・・・・っ!・・・・・・っ!」ブンッ!ブンッ!





そのような時も、虎の心臓は冷静である

ブレードを振り回すのは威嚇ではない

左腕を喪失した新たな重心を

肉体に覚えさせているのだ



巨人「」ニヤニヤ   
         巨人「」ズシンズシン
                       巨人「」ニヤニヤ
   巨人「」ニヤニヤ       巨人「」



エレン「・・・・・・!」ガキン




ブレードを逆手に持ち、口でもう一刀噛み締める

それはおよそ

一切の戦闘法に

聞いたことも見たこともない

奇怪な構えだった





エレン「・・・・・・巨人共め」










隻腕の兵士の刃は





巨人のうなじを断つことができるのか





立体起動装置の無い人類の刃は





巨人に触れることができるのか










出来る!





出来るのだ!!














エレン「・・・・・・」ギシィ





見よ!



異形と化すまでに鍛えこまれた背中!





見よ!



万力の如く刀身を噛み締める鋼の顎骨!










 失うことから全ては始まる





 ミカサ『私は血も心も捧げる』





 正気にては大業はならず





 アルミン『憎い、憎い!憎い!』










 兵士道はシグルイなり










駆逐してやる・・・・・・この地上から・・・・・・一匹残らず・・・・・・





エレン「・・・・・・!」<◎><◎>カッ!




一回、休憩します
改行多すぎて萎えた方いたらマジでゴメンナサイ。

>>376から>>379のとこどうなってんの?

>>388
起動装置破損→墜落したアルミンを巨人が捕食しようとする
巨人からアルミンをエレンが救出したら奇行種の奇襲
ミーナが>>388で奇行種を処分、下に落ちた二人のもと
って流れじゃね?

>>388 ああ・・・・・・見返してみるとかなり解りにくいですね。
>>390様のおっしゃるとおりでございます。ミーナの台詞と擬音が抜けてござった。(入ってても微妙かもしれませんが)

>>390
ありがとう、>>378のエレンが離せって言ってるのはミーナが殺した奇行種がまだ食いついてんのかな?
>>379のとこのミーナがカシッカシッてのは立体起動が動いてないの?で、エレンがミーナを離して先にいかせようとしたのら急に立体起動が正常になったってこと?

シグルイ第34景の源之助が左腕を断たれ、地面にのた打ち回るシーンの再現です
地面からマドハンドみたいのが出て、地面に縫いとめられるシーンですが、補足もなしにわかるわけもないですね
まっこと申し訳ない。解釈的には>>392様の通りでも問題はありません
>>379の解釈はその通りでございます。

色々不手際もあるけど、私元気です

投下、再開します




巨人「」アーン



掴み、齧るだけの巨人の戦法だが

その間合いに入ることは死を意味していた

しかし



エレン「・・・・・・フッ!!」ヒュンッ!



3m級であれば



両//目「」ブシュゥ ヨロヨロ



隻腕であっても

その目を削ぐことが出来る

通常であれば、遠い、かすりもしない


しかし


虎眼流に「流れ」と呼ばれる特殊な握りがある

遠間から放たれた横なぎの一閃の最中

エレンの右手は

鍔元の縁から柄尻の頭まで横滑りしていたのである

切っ先は巨人の両目を削ぐには充分なほど伸びていた

精妙なる握力の調節が出来なければ

刀はあらぬ方向に飛んで行ったろう



そして





エレン「・・・・・・っ!」ザクンッ!!

巨/人「」シュウゥ…



その口元と右手の刃が巨人のうなじを削いだ



巨人「」ドシン!ドシン!

エレン「・・・・・・!」ダダダ



屋内に飛び込んだのは

逃げるためではない



エレン「・・・・・・」ダダダッ ガシャンッ!



階上より飛び出で、巨人を奇襲するためである



巨人「」ニヤニヤ

エレン「・・・・・・うむっ!」ビュオァ!



ザンッ!



巨/人「」シュウゥ…





エレン「・・・・・・」<◎><◎>フーッ!フーッ!







人は怒りのあまりドアに衝突することは無い

殺戮はエレンにとってそれである



獲物を[ピーーー]のは凶器でも技術でもない


研ぎ澄まされた自身の殺意


今こそソレを示さんとする


炎より灼く


氷のように冷ややかに


己を矢に込めて


全てを貫く




兵士道は 『死狂い』 也、人一人の殺害を数十人して仕かぬるもの




分別出来ればはや遅るるなり




放たれた矢の如き有り様 兵士道は 『死狂い』 なり



>>400 やっちまった、訂正


人は怒りのあまりドアに衝突することは無い

殺戮はエレンにとってそれである



獲物を[ピーーー]のは凶器でも技術でもない


研ぎ澄まされた自身の殺意


今こそソレを示さんとする


炎より灼く


氷のように冷ややかに


己を矢に込めて


全てを貫く




兵士道は 『死狂い』 也、人一人の殺害を数十人して仕かぬるもの




分別出来ればはや遅るるなり




放たれた矢の如き有り様 兵士道は 『死狂い』 なり





>>400 >>401 仕置き仕る・・・不出来な>>1を仕置き仕る・・・



人は怒りのあまりドアに衝突することは無い

殺戮はエレンにとってそれである



獲物を殺すのは凶器でも技術でもない


研ぎ澄まされた自身の殺意


今こそソレを示さんとする


炎より灼く


氷のように冷ややかに


己を矢に込めて


全てを貫く




兵士道は 『死狂い』 也、人一人の殺害を数十人して仕かぬるもの




分別出来ればはや遅るるなり




放たれた矢の如き有り様 兵士道は 『死狂い』 なり







中  衛



サムエル「・・・・・・っ!?アルミン!ミーナ!」

トーマス・ナック「!!」



ミーナ「・・・・・・サムエル・・・・・・みんな無事だったのね」ギュルル スタッ

アルミン「・・・・・・」

サムエル「?おい、どうしてアルミンを担いでるんだ?何があった?」

ミーナ「・・・・・・アルミンの立体起動装置が壊れて、それで・・・・・・」

トーマス「!・・・・・・それで・・・・・・二人とも怪我は無いんだろ?良かった」





アルミン「」<◎>川<◎>ピクッ





アルミン「・・・・・・良かった?何が?」

ナック「・・・・・・アルミン?」

アルミン「何が良かったって言うんだ・・・・・・エレンは・・・・・・」

トーマス「エレン?エレンがどうかしたのか?」

ミーナ「・・・・・・」





アルミン「エレンは・・・・・・エレンは死んだ!!」





「「「!!??」」」





アルミン「僕を助けるために!突っ込んできて、奇行種の奇襲を受けて腕をもがれたっ!それを、それを・・・・・・僕は見殺しにしたんだっ!」ガシャンッ

サムエル「!?・・・・・・それは・・・・・・エレンの立体起動装置なのか・・・・・・?それじゃ、それじゃあいつは・・・・・・」

トーマス「そんな・・・・・・」

ミーナ「・・・・・・違う、見殺しにしたのは私」

ナック「ミーナ・・・・・・?」

ミーナ「奇行種は始末した・・・・・・でもその後、巨人の群れが出てきて・・・・・・二人同時には引き上げれなくて・・・・・・私は、私はアルミンだけ連れて・・・・・・エレンを・・・・・・巨人の群れの中に・・・・・・」ブルブル

サムエル「わかった・・・・・・もうそれ以上言うな」





アルミン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まだだ」





サムエル「・・・・・・アルミン?」

アルミン「・・・・・・まだ、撤退の鐘はなっていない」グググ

トーマス「あ、ああ・・・・・・まだ作戦は継続中だ」

サムエル「だがアルミンの立体起動装置は・・・・・・」

アルミン「エレンのくれた物を使う」カチ ガシャ

ナック「ガスとブレードは・・・・・・」

アルミン「エレンが持ってきてくれた補給物品がある」シュー ジャキン

ミーナ「私は・・・・・・私は・・・・・・」

アルミン「さっきは罵倒してごめんよミーナ、冷静じゃなかったんだ。一緒に戦おう、君は本当に良くやってくれている」ニコリ


サムエル「・・・・・・よし!なら言うこと無しだ!」

トーマス「ああ!!エレンの弔い合戦だ!」

ナック「お前らだけにいい格好させないぜ?討伐数ちょろまかすなよ?」

ミーナ「私は・・・・・・私も、私もっ、戦う!」




アルミン「これは小さな戦争だ、だが僕たち34班にとっては重要な弔い合戦だ」




アルミン「僕たちの班長に手を掛けた巨人共を殺す!」

ミーナ「・・・・・・っ!」ギリィ




アルミン「更にこれから、僕たちの仲間を家族を手に掛けようとする木偶どもを!」

サムエル「・・・・・・っ!」ジャキン




アルミン「今っ!視界に移るヤツ等を、一匹残らずっ!」

ナック「・・・・・・っ!」ブルブル




アルミン「人類に楔を打ち込んだ略奪者共からっ!未来を奪い取るっ!」




「「「「応ッ!!!!」」」」










アルミン「・・・・・・」ニヤァ






アルミン「34班前進だ!サムエル!支援戦闘を!いけそうならうなじを削いでやれ!」

サムエル「了解だ!」ビシュウゥン


アルミン「トーマス、ナック、哨戒と巨人の誘導支援を!」

トーマス「わかった!」バシュッ

ナック「まかせろっ!」ギュイィン


アルミン「ミーナは警戒及び討ち洩らしの迫撃を!」

ミーナ「やってやる・・・・・・っ!よくもエレンを・・・・・・っ!」バシュン




巨人「」ニヤニヤ   
         巨人「」ズシンズシン
                       巨人「」ニヤニヤ
   巨人「」ニヤニヤ       巨人「」



トーマス「アルミン!巨人複数体を発見!7m級2!3m級が3!」

アルミン「さっそくお出ましか・・・・・・虫のようにわいちゃって、まあ・・・・・・ナックと共に足の速い大型をそのまま引きつけて高所へ!前方の警戒を怠らないで!ミーナ!サムエル!最後尾の3m級から順にやっていく!僕は真横から行く!討ち洩らしたら死ぬよ?」ニコリ

サムエル「怖い班長代理様だ・・・・・・舐めるなっ!」バシュン

ミーナ「私だって討伐数3なんだからっ!」ヒュン! ギュィン



トーマス「こっちだ、屋根まで昇って来い!ナック、前方の警戒は頼むぞ!?」

ナック「異常無しだ!奇行種もいない!いたら削いでやる!!」



サムエル「死ねぇっ!!」ザンッ!

ミーナ「こんのぉっ!!」ズバッ!

アルミン「死ん・・・・・・じゃい、なよっ」ズバンッ!




                                        巨人「」ニタニタ

         巨人「」アーン



トーマス「よし、数の多いあっちを向いた!行くぞナック!!」バシュン

ナック「殺してやるっ!殺してやるぞっ!!」ジャキン



トーマス・ナック「「うおおおおああぁぁぁぁ!!」」ズババシュ!!





巨/人「」 巨/人「」





「やれる・・・・・・やれるぞ・・・・・・次だっ!次を削ぐっ!」


                            「このっ!このっ!豚の餌にもならない家畜以下め!よくもエレンを!!」ザクッ!ザクッ!ザクッ!

             
                                                   「討伐数1だ!おい・・・・・・なんかこれ・・・・・・」
  
       「ああ・・・・・・この感触、クセになりそうだ・・・・・・次も・・・・・・」
  












アルミン「・・・・・・いいじゃないかぁ」ニヤァ





あんまり書き溜められなかった・・・・・・今日はここまで
最も書きたいところの一つが書けたのでうれしいです、とても(ただし詰めは甘い)

いつもレスありがとうございます
それにしても・・・このスレ中に終わるのか?コレ
がんばります

こんばんわ、少しだけ投下します





コニー「あれは・・・・・・別動の班か!」

ユミル「・・・・・・なんだありゃ、全員動作が半端じゃねえ・・・・・・あんなヤツ等同期にいたか?」

クリスタ「あれは・・・・・・アルミン?」





ナック「アルミン!また巨人複数体だ!!」

サムエル「あれは本部に向かってるんだろう、お誂え向けに全員うなじを晒してる」ニヤァ

アルミン「いいぞナック・・・・・・全員全速!!縦列で最後尾から各自攻撃開始、一撃後は即時離脱!10時と2時の高台に集合!!鴨撃ち同然だ!!」



「「「「「「「「了解!!」」」」」」」」ジャキンッ!



アルミン「移動高度は合わせて!3m級はうなじ、それ以上はかかとを狙って!後続はうなじを切り落とせ!!」



                                    「死ぃねええぇぇぇぇ!!」

「お前らがいなければ!お前らさえ来なければ!」
                             
                                                「見ろ!こんなに深く削ぎ落としてやった!」

                          「殺せっ!殺せええええ!!」

                                               「あっはは!!なにこいつ?ダルマみたいにもがいてる!」




ユミル「・・・・・・なんだこれは、どうなっている・・・・・・」

クリスタ「みんな・・・・・・どうしちゃったの・・・・・・?」

コニー「!?まずい!あいつらの前方に奇行種だ!トーマス!!」




ナック「奇行種だ!避けろ!!」

トーマス「!?」

奇行種「」ブワッ! アーン





バクン







ナック「ああ・・・・・・トーマスが、捕まった・・・・・・」



奇行種「」ハムハム



トーマス「う、ウウ・・・・・・は・・・・・・」

トーマス「 離 せ コ ラ ァ ! ! 」ザクンッ!



両//目「」ブシュゥ…



トーマス「・・・・・・サムエール!!ミーナァ!!」



サムエル「よくやったトーマス」ニタァ

ミーナ「奇行種っ!ズタズタにしてやる・・・・・・!」バシュン ギュイィン



奇/行/種「」ズバァ!


ミーナ「サムエル!トーマスを担いで集合地点へ!」

サムエル「任せろ、ミーナは?」

ミーナ「まだ弱点を晒したままのマヌケがいるわ・・・・・・」ニタァ





コニー「・・・・・・みんながどうしたのかわからねえのは俺が馬鹿だからじゃねえよな?」

クリスタ「ミーナまで・・・・・・みんな、怖い・・・・・・」

ユミル「・・・・・・」


アルミン「やあ、コニー。クリスタとユミルもみんな無事だったんだね」ギュィン スタッ

クリスタ「!アルミン、あれは・・・・・・あれはどうしたの!?」

アルミン「『あれ』?」

ユミル「同期共の変わりようだ・・・・・・みんな奈落のような眼をしてやがる、立体起動の動きも斬撃も普通じゃない、今期の上位十位争いはそんなに熾烈だったか?」

アルミン「ああ・・・・・・どうってことはないよ?みんな『死ぬ気』になって『殺しにかかってる』だけさ・・・・・・」

ユミル「・・・・・・それが普通じゃないって言ってるんだ・・・・・・お前、何をした・・・・・・?」

アルミン「『あいつら』の楽な殺し方を指示しただけさ・・・・・・ここは前衛と違って巨人共が無尽蔵にいるわけじゃない、固まっているところを、効率よく、少しずつ・・・・・・ね」

コニー「・・・・・・ま、まあ、みんな結構無事ならよかった・・・・・・他の班とも合流しているのか・・・・・・」

アルミン「ああ・・・・・・囲まれていたり、逃亡しようとしていた班と少しずつ合流してね・・・・・・もう1個小隊くらいにはなるんじゃないかな?」

ユミル「・・・・・・越権指揮になるだろ、下手すりゃ軍法会議ものだぞ」

アルミン「各班の持ち場は離れていない、連絡員を通じて僕は各班に『提案』しているだけだ問題ないよ、誰も命令違反にはなっていない・・・・・・それとも」




アルミン「ユミルは軍法会議で証言台にあがるつもり?」<◎>川<◎>




ユミル「・・・・・・っ!」





ユミル『・・・・・・まあ私はあいつを怒らせないように注意しておくよ』クックッ

ミカサ『それがいい。アルミンは私やエレンよりずっと強い。敵に回したら最後』





クリスタ「・・・・・・?エレンはどうしたの?」

アルミン「」ピク

コニー「そういや姿を見ねえな・・・・・・まさか」

ユミル「よせ、コニー。あのゴザルさんがそんなタマか、首だけでも巨人を狩りそうなヤツだぞ?」

アルミン「・・・・・・」

クリスタ「アルミン?そんな・・・・・・嘘でしょ?ねえ、アルミン!?」



アルミン「・・・・・・そうだよ、エレンは、死んだ・・・・・・」



コニー・ユミル「「!!??」」

クリスタ「う、嘘・・・・・・そんな・・・・・・嫌」ジワァ…



アルミン「 で も 僕 ら は ま だ 生 き て い る ! ! 」



「「「」」」ビクゥ!



アルミン「これを見てくれ・・・・・・」ポイッ

コニー「・・・・・・これは装置の固定具か?」

ユミル「・・・・・・!これは・・・・・・」

クリスタ「ベルトの一部が切断されている?」

アルミン「点検項目に無い箇所をやられた、出撃前の慌しい時を狙われたんだろう・・・・・・迂闊だったよ、そのせいで・・・・・・僕を助ける為に、エレンが・・・・・・」ブルブル

クリスタ「そんな・・・・・・人がやったの?偶然かも」

ユミル「クリスタ・・・・・・それは無い、こんなに綺麗な切断跡、偶然ではありえない」

コニー「つまり・・・・・・どういうことだ?」

アルミン「・・・・・・誰かが・・・・・・僕を殺そうとした可能性が極めて高い」



クリスタ・コニー「「!!??」」



ユミル「・・・・・・誰が、何のために?憂さ晴らしだった可能性もある」



アルミン「僕は今期の10位以内・・・・・・普通に考えるなら・・・・・・順位の繰上げを狙ってかな?『なにか思い当たる節はあるかい?』ユミル」<◎>川<◎>



ユミル「・・・・・・上位ギリギリのクリスタか、ソレを望んだ私がやったって言うのか?」

クリスタ「!?・・・・・・そんな!!私もユミルもそんなことしない!!やめてよ、アルミン!!」

アルミン「・・・・・・冗談だよ、ともかく僕は戦闘を継続する、僕を殺すのが目的のヤツがいるのなら、僕が戦闘を継続することで、必ずなにか反応を起こすはずだ・・・・・・」ツーッ



鬼と化したアルミンは無念の涙をこぼした




・・・・・・・・・・・・ ・  ・





アルミン祖父「じゃあ言ってくる・・・・・・アルミン、留守を頼むよ?」

アルミン「嫌だ!どうしてじいちゃんが行かないといけないんだ!こんなのただの口減らしじゃないかっ!」

アルミン祖父「アルミン・・・・・・強く生きるんだぞ?」

アルミン「嫌だぁ!!じいちゃんを連れて行くなぁ!!」

憲兵団「やかましいぞガキが!!」ジャキ

アルミン祖父「まあまあ、子供相手に大人気ないですぞ?」ギロリ

憲兵団「グッ・・・・・・さっさと来い!行くぞ!」

アルミン「じいちゃん・・・・・・どうして・・・・・・」ボロボロ



アルミン「・・・・・・憎い」

アルミン「憎い、憎い!憎い!」



憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!
憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!
憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!憎い!



・・・・・・・・・・・・ ・  ・






憲兵団なるものが蘇らせた忌まわしき記憶は

鮮明であったが

目の前の有り様がその一件とは無関係であることは明確だろうか?



アルミン「あの時、じいちゃんを連れて行ったのは憲兵団の施策、そんなものになりたいというのか・・・・・・」

アルミン「はかったな・・・・・・はかってくれたな・・・・・・っ!」ギリギリ



ユミル「・・・・・・まともじゃない・・・・・・イカれてるよお前・・・・・・」





カンッ カンッ カンッ カンッ カンッ





「「「「!!」」」」



コニー「これは!撤退の鐘か!」

ユミル「(しまった・・・・・・私もクリスタもガスが少ない・・・・・・死体のをくすねてさっさとおさらばするつもりが・・・・・・っ!)」

クリスタ「・・・・・・一回、本部で補給しなきゃ・・・・・・」

アルミン「・・・・・・ああ、本部なら」





巨人に張り付かれてるよ?




1回休憩 ご飯食べたり 色々してきます

一旦乙

色々…ああ、ちゅぱ衛門か

>>425虎子達ですら見てみぬふりをしたというに貴方は・・・・・・ッ!! 涼・・・・・・
再開します




ミカサ「(撤退の鐘が鳴った・・・・・・エレンは、アルミンは・・・・・・!?)」ビシュゥン



巨人「」ニヤニヤ   

         巨人「」ズシンズシン

                       巨人「」ニヤニヤ

   巨人「」ニヤニヤ       巨人「」バンバン



                 本 部


                                    巨人「」ニヤニヤ   

           巨人「」ズシンズシン

                              巨人「」ニヤニヤ

    巨人「」ニヤニヤ       巨人「」バンバン






ミカサ「本部が取り付かれている・・・・・・補給部隊は・・・・・・エレンは・・・・・・!?」









ズバシュッ!!




巨/人「」シュゥ…

エレン「・・・・・・」フゥーッ!フゥーッ!




巨人「」ズシンズシン
   
           巨人「」ズシンズシン

 
                     
                           巨人「」ズシンズシン


   巨人「」ズシンズシン

                       巨人「」ズシンズシン



エレン「」ガクッ ドサッ



エレンがここまで巨人を屠れたのは

ほとんどが7m級以下だった強運と

巨人の戦法が掴み齧るのみ、と

特定することに成功したためであろう

しかし




巨人「」ニタニタ ガシッ アーン

エレン「」





ゴクリ










・・・・・・・・・・・・ ・  ・





グリシャ「エレン・・・・・・全てハンネスさんから聴いた。つらいだろうが・・・・・・これから私が言うことを聴いてくれ」

エレン「・・・・・・」

グリシャ「・・・・・・この薬を打てば記憶傷害が残る。そのかわり・・・・・・っ!いいか!?ミカサやアルミンを守りたければお前はこの力を使いこなさなければならない!」

エレン「・・・・・・」

グリシャ「・・・・・・そして、シガンシナの家にあるあの地下室に全ての謎が隠されている!この鍵を決して放すな!!」

エレン「・・・・・・」ツーッ

グリシャ「私が狂ってしまったと思っているか・・・・・・お前は本当に『出来ている』。痛いときも、辛い時も、泣きたい時も、叫びだしたい時も、いつもそうやって鼻血が出るほどに自分を抑え込んで・・・・・・っ!どうか・・・・・・!どうか生き延びてくれ!」





・・・・・・・・・・・・ ・  ・








失うことから全ては始まる




カルラ『ごめんねエレン・・・・・・こんなことさせて・・・・・・』ボロボロ





正気にては大業はならず





アルミン『もう・・・・・・こんなこと、しちゃ、駄目だよ?』ニコッ



ミカサ『桜の吹雪で、こんなに『近くにいた』あなたが、見えない・・・・・・』ボロボロボロボロ





命の最後の拠り所とは



『・・・・・・エレンは・・・・・・怖くは無いのか?』                『エレン、また、お話しよな?』
   『ありがとな、あいつを突き放してくれて、受け入れてくれて』       『私の名前・・・・・・『ヒストリア』って言うの・・・・・・』
                     『・・・・・・目聡いんだね、まあ好きにしなよ』『・・・・・・みんな、質問はよそう。思い出したくない事だってあるだろう』
   『す、すまん!色々思い出させちまって・・・・・・』







ジャン『この死狂い野郎が・・・・・・っ!』






『死狂い』也





カッ!!







本部付近


コニー「クソっ!どうするんだよ!?」


ジャン「どうするもねえよ、前線があんな様なら補給隊は全滅だろう・・・・・・本部もすっぽり囲まれて篭城だとよ・・・・・・」

ジャン「俺たちはガスもねえから、壁を昇れず立ち往生だ・・・・・・つまんねえ人生だった」ハァ


コニー「だから!!一か八かで本部に飛びこまねえ事にはどうにもならねえ!!逃げてるだけじゃいずれガス切れだろうが!!」

ジャン「めずらしく頭を使ったなコニー・・・・・・じゃあ誰がその一か八かを指揮する?誰かさんのお陰で人数だけは揃っているがな・・・・・・」

コニー「・・・・・・グッ!!」




アニ「どうする?ライナー?」

ライナー「まだだ、やるなら全員集まってからだが・・・・・・厄介なヤツがいる(特にアルミン。ここで巨人体になってもなんらかの対応される可能性が高い、俺はともかく・・・・・・ベルトルト)」

ベルトルト「何故だ・・・・・・何故彼が生きている・・・・・・それに、それにあの眼は・・・・・・」ブルブル



アルミン「(まいったな・・・・・・こうまで他の士気が低いなんて、これじゃせっかくみんなが『死ぬ気』になってくれたのに意味が無いよ)」

トーマス「グッ!」フラァ

ミーナ「トーマス!大丈夫!?」

サムエル「・・・・・・ちっ!腰抜けども・・・・・・」

アルミン「(効率良く士気を維持する方法・・・・・・ああ、簡単だ)」ニタァ




アルミン「マルコ?ちょっといいかな?」

マルコ「アルミン・・・・・・無事でなによりだ・・・・・・いや、この状況じゃ・・・・・・」

アルミン「ああ、状況はまったく素敵だ・・・・・・それより頼みがある」

マルコ「頼み・・・・・・?でもこの状況で何を?正直俺もガスが少ないし・・・・・・」

アルミン「ああ・・・・・・これを」ガシャン

マルコ「!?これは・・・・・・ボンベじゃないか・・・・・・満タンだ、それも何個も・・・・・・どうして?」

アルミン「最後に補給所に寄った時確保してきたんだ・・・・・・これを使って何人かに声を掛けてくれ・・・・・・2班分もいれば充分だろう」

マルコ「・・・・・・聞こう」

アルミン「簡単だ、今も囲まれたり、孤軍で戦っている人間をここに呼んできて欲しい、戦闘しちゃだめだよ?そんな余裕は無いからね」

マルコ「・・・・・・」ゴクリ

アルミン「そんな顔しないで欲しい・・・・・・危険なのはわかっているよ、でもみんなの人望が深い君じゃないと出来ない任務だ・・・・・・でも莫迦と勇者の命の価値は違う・・・・・・君のは・・・・・・僕のはどうだ?」

マルコ「・・・・・・わかった、行こう!」



アルミン「ああ、それから・・・・・・」<◎>川<◎>ニタァ





ジャン「・・・・・・マルコ?あいつあんなに引き連れてどこに行ってんだ?」

アルミン「人道支援だよ・・・・・・」

ジャン「アルミン・・・・・・?お前アルミンか?」

アルミン「?どうしたのジャン?」

ジャン「いや、なんでも。アルミン、お前マルコが何処に行ったか知っているのか?」

アルミン「ああ彼なら・・・・・・ったよ」

ジャン「?今、何て言った?」






アルミン「 死 体 を 剥 ぎ に 行 っ た 」





ジャン「・・・・・・な」

アルミン「名目は包囲されたり取り残された人命救助だけどね、『死体を発見したら立体起動装置のボンベとブレードは回収して』ってお願いしといた、誰がどう考えても本命はそれだけど・・・・・・あの純粋なマルコだもんなぁ」ニタァ

ジャン「テメェ・・・・・・」ギリッ

アルミン「なんだったらジャンにもお願いしようか?君は僕やマルコ以上に指揮官向きだもんね?でも君は正直だからそれになおってお願いしよう・・・・・・ジャン、 死 体 を 剥 ぎ に 行 っ て く れ る か い ? 」

ジャン「ふざけんな、コラァ!!」ブオン




ガシッ




ミカサ「ジャン、私の家族を殴るのは止めてもらおう・・・・・・何があったの?」

ジャン「・・・・・・ミカサ!後衛にいたんじゃ・・・・・・ちっ」バッ

ミカサ「アルミン?」

アルミン「!」ビクゥ

ミカサ「・・・・・・エレンはどうしたの?」

ジャン「そういえば見かけねえな・・・・・・てめえの始末はアイツに・・・・・・」

アルミン「エレンは・・・・・・エレンは・・・・・・エレンはっ!!ああああああああ・・・・・・」



アルミン「僕たち・・・・・・訓練兵34班班長・・・・・・エレン・イェーガーは自分の使命を全うし・・・・・・壮絶な戦死を遂げました・・・・・・」



ジャン「おい・・・・・・嘘だろ・・・・・・そんなわけが・・・・・・俺は・・・・・・あいつに」

ミカサ「・・・・・・アルミン、落ち着いて」

ミーナ「待って!!」

ミカサ「ミーナ・・・・・・?」



ミーナ「私の、私のせいなの・・・・・・」


今日はここまで

次回 「秘剣 流れ星」

ごゆるりと・・・・・・

投下仕ります・・・・・・が、なんかシグルイネタもそろそろ底をつきそうで
クロス関係ない感じが多いです・・・・・・
一応最後まで書ききるつもりですが・・・・・・ゴメンナサイ





マルコ「クソ・・・・・・」

モブ1「また死体だ・・・・・・さっきからガスやブレードばかり回収してる」

モブ2「な、なあ・・・・・・これだけあったら俺達だけでも余裕で壁を昇れるんじゃないか?」

マルコ「・・・・・・今なんて言った?」

モブ2「げ、現実的に考えろよ!このままじゃ俺達もいずれ巨人の腹の中だ、ガスにある程度余裕のある今なら」

マルコ「アルミンは・・・・・・僕達を信頼してガスを託してくれたんだぞ!?その彼等を置いていくのか?恥を知れよ!!」

モブ2「ぐ・・・・・・クソ・・・・・・」

モブ1「ん・・・・・・あれは?」

マルコ「ハンナと・・・・・・あれは!?」




ハンナ「どうして!?どうして!?」グッグッ




マルコ「・・・・・・ハンナ?何してるの?」ギュイン スタ

ハンナ「マルコ・・・・・・フランツが息をしてないの!必死で心肺蘇生してるのに・・・・・・」グッグッ

マルコ「・・・・・・ハンナ、フランツはもう・・・・・・」

モブ1「ああ・・・・・・下半身が丸ごと・・・・・・」

モブ2「なんてこった・・・・・・」

マルコ「もう・・・・・・限界だ・・・・・・戻ろう」





ミカサ「・・・・・・そう・・・・・・なの」

ジャン「マジ、かよ・・・・・・」

ミーナ「・・・・・・」

ミカサ「ミーナ」

ミーナ「ッ!・・・・・・覚悟は・・・・・・出来てる」ブルブル

ミカサ「・・・・・・アルミンを助けてくれてありがとう・・・・・・」

ミーナ「・・・・・・え?」

ミカサ「・・・・・・あなたがいてくれなければアルミンまで命を落としていた、本当にありがとう・・・・・・」

ミーナ「違う・・・・・・私は・・・・・・私は」ブルブル

ミカサ「アルミン」

アルミン「・・・・・・」

ミカサ「アルミン、今は感傷的になっている場合じゃない」

アルミン「僕は・・・・・・僕は・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・マルコ達が戻り次第移動しよう・・・・・・本部を奪還しないことにはどうにもならない」

ジャン「(マルコ達が持って帰るガスがあればそれもやり易く・・・・・・クソ、手段はともかくとしてアルミンの野郎・・・・・・)」

ミカサ「アルミン・・・・・・あなたの見解は?」

アルミン「僕は・・・・・・」

ミカサ「アルミン、あなたは昔のあなたじゃない、虎眼流を学びだしたあの時から、自信を取り戻し、正解を導き出し、そしてそれの為にはどんな手段でも取れる強い心を持っている、お願い、導いて・・・・・・」




アルミン「僕は・・・・・・僕は・・・・・・」




違う、違うんだ、僕は自分が巨人を殺したい為だけにみんなを『死兵』に駆り立てて、ミーナの罪悪感やマルコの純粋さを利用している悪魔だ




アルミン「僕は・・・・・・」ボロ




上っ面の狂気でみんなを『死兵』に堕として、『傀儡』にしたてあげた・・・・・・どの顔でみんなに会えばいい、そんな僕の言うことを誰が聞いてくれる







・・・・・・でも、それでも、僕は




アルミン「僕は・・・・・・ヤツ等が憎い」ボロボロ




アルミン「こんな羽目に陥れたヤツも、あそこに群れている巨人も・・・・・・憎くて憎くてしょうがない」

ミカサ「・・・・・・」

アルミン「これからもアレを殺す為なら、僕を陥れたヤツを引きずりだす為なら・・・・・・僕は本当に手段を選ばない・・・・・・それでもいいんだね?」

ジャン「・・・・・・お前、それは・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・アルミン、怒っているのはあなただけではない、私はそれでも構わない」

アルミン「・・・・・・わかった・・・・・・マルコを待とう・・・・・・僕はその間に残った補給物資を配ってくる」

ジャン「(・・・・・・この野郎・・・・・・一体何しでかすつもりだ?)」




マルコ「・・・・・・」

ジャン「お疲れだったなマルコ・・・・・・」

アルミン「お帰りマルコ・・・・・・」

マルコ「ジャン・・・・・・アルミン・・・・・・」

アルミン「つらいことさせてすまなかった・・・・・・でもお陰でここの多くの人間が死なずに済む・・・・・・後で僕を好きなだけ殴っても構わない・・・・・・今は・・・・・・僕の話を聴いてくれるかい?」

マルコ「・・・・・・わかった」





サシャ「みなさん、行きましょうよ!私が先陣を切りますから!」

ユミル「止めとけ芋女・・・・・・なに言っても聴きゃしねーよ」

クリスタ「・・・・・・私はいくよ・・・・・・みんなを守るためなら・・・・・・」

ユミル「お前もだ『死に急ぎ』・・・・・・ゴザルさんが居なくなって自棄になんのか?」

クリスタ「・・・・・・」




アルミン「みんな聞いて!」



サシャ「アルミン?」

クリスタ「どうしたんだろう・・・・・・ジャンとマルコ・・・・・・ミカサまで」

ユミル「・・・・・・」



アルミン「エレン・イェーガーを知っている人はいるか・・・・・・」



「エレン?」「今期の首席だよな・・・・・・」「あの無口なやつだろ?」「ああ、いつも自主訓練してた・・・」



アルミン「違う!そうじゃない・・・・・・彼を直接知っているかと聴きたい・・・・・・この中で彼に手当てや看病を受けた者はいるか?」



「俺だ・・・」「ああ、そういえばあったな」「私も・・・」「応急手当の仕方も教えてもらった」「無口だけどすごく優しい人だった」
「私のおじいさんは腰痛を治してもらった」「野戦演習では命を助けてもらったな・・・」「お前もか・・・」「104期ほとんどがヤツの世話になってないか?」



アルミン「その、エレン・イェーガーは死んだ!!」



「「「「「!!??」」」」」



アルミン「壮絶な最後だった・・・・・・仲間を守るため・・・・・・片腕を失い、立体起動装置も無く、巨人の群れが迫る中に単身残った!!」

アルミン「だが僕達はどうだ!!」

アルミン「装置は健在!ブレードもある!ガスは壁を昇りきるほどには無いにしろ・・・・・・まだヤツ等のうなじに届く!ヤツ等を殺すことが出来る!」




アルミン「今日ここで僕達はヤツ等に教育できる!『獲物はヤツ等で』『狩人は僕達だ』ということを!!」



サシャ「・・・・・・!」ピク

コニー「・・・・・・!」ピク



アルミン「『仲間を、家族を守るため』『みんなで共に戦う』ことが出来る!!」



クリスタ「・・・・・・!」ピク

ユミル「・・・・・・」



アルミン「周りを見てみろ!激戦だった今期の10位以上がエレンを除いて全員いる!!」



「そうだ・・・」「・・・そのとおりだ」「ライナーもいる」「ベルトルトとアニもだ」「ミカサも居るじゃないか」「おい・・・これはもしかしたら」



アニ「・・・・・・」ピク

ライナー「・・・・・・」ピク

ベルトルト「・・・・・・」ブルブル



アルミン「どこに負ける要素がある!?君達は全員、あの補給所に閉じこもった腰抜けと同じなのか!?檻の中で飼われる家畜か!?」

アルミン「・・・・・・違う!僕らは人間だ!人間として生まれてきた!自由だ!!だから戦うんだ!!何故全員ブレードを装填してない!?」



「「「「「「!!」」」」」」ジャキンッ!



アルミン「僕達が学んできたのはなんだ!!『巨人殺しの技』だ!!憲兵団に行くためのものじゃない!!」


「そうだ!」「その通りだ!」「やってやる・・・」「コレだけ人数がいるんだ。やれる!」「そうだ、俺は帰る!あいつらを殺してでも!」「怖くない・・・怖くない・・・」


アルミン「コニー!サシャ!君達はどうだ?」


コニー「俺は最初から行くつもりだぜ?」ジャキンッ

サシャ「先陣は任せてください!」ジャキンッ

アルミン「ミカサ?ジャン?マルコ?」

ミカサ「私は一人でも行く・・・・・・行かないやつは指でもくわえているといい・・・・・・くわえて見てろ・・・・・・」ジャキンッ

ジャン「やるしかねえよ!やってやらあ!」ジャキンッ

マルコ「俺もだ・・・・・・!」ジャキンッ

アルミン「ライナー!君達は!?」

ライナー「・・・・・・当然だ」ジャキン

アニ「・・・・・・」ジャキンッ

ベルトルト「・・・・・・」ブルブル



アルミン「・・・・・・『ベルトルト』?」<◎>川<◎>



ベルトルト「!・・・・・・行くっ!僕も!」ジャキンッ



アルミン「決まりだ!全員!突撃体制!!目指すは本部だ!!」

「「「「「「オオォォォォ!!」」」」」」



アルミン「ジャンは右翼の先導!マルコは左翼!それぞれの指揮は任せたよ!」

ジャン「指図すんな!わかってる!」バシュ

マルコ「了解!」ビシュン

アルミン「サシャ、コニー!君達は目がいい!先陣は任せたよ!」

サシャ「了解しました!」ヒュン 

コニー「まかせろっ!」バシュ

アルミン「ミカサ、サシャとコニーの真ん中に、後衛へ巨人を洩らさないで!」

ミカサ「わかった・・・・・・アルミンの言うとおりに」ニコリ

アルミン「ユミル・・・・・・『クリスタの命がかかっている』・・・・・・真面目にやってね?」ニコリ

ユミル「・・・・・・チッ」バシュン

アルミン「ライナー達は中衛、後衛の誘導を頼むよ!」

ライナー「わかった・・・・・・」バシュ

アニ「・・・・・・」ビシュン

ベルトルト「・・・・・・どうしてだ・・・・・・みんな死ぬと解っているのに普通じゃない・・・・・・」ブルブル




アルミン「本部下層には3m級がいることを予測!目指すは本部上層!!全員!突撃っ!!」

「「「「「「ウオオォォォォ!!」」」」」」



アニ「・・・・・・ライナー、やるなら今、ここしかない」

ライナー「それは俺もそう思うが・・・・・・周囲に巨人が多過ぎる、俺達が先に狙われる、それにベルトルトは・・・・・・」

アニ「・・・・・・だから、あいつ等に関わらないほうがいいと言った。ここの連中、全員アルミンの号令一つで死に往くよ?もう止められない・・・・・・」

ベルトルト「死者を利用してまで鼓舞するなんて・・・・・・こんな邪悪・・・・・・殺さなきゃ・・・・・・悪魔の末裔め・・・・・・」ガチガチ



ミカサ「・・・・・・フッ!!」ズバンッ!



巨/人「」シュゥ…



コニー「流石ミカサだ!どうやったらあんなに早く動けるんだ!?」バシュゥン

サシャ「先陣がミカサになってしまってます・・・・・・」ビシュゥン

アルミン「・・・・・・ミカサ飛ばしすぎだっ!もっと抑えて!」





立体起動装置固定具「」ガタガタガタガタ



パキン 





ミカサ「!!!???」ガクン

アルミン「!?ミカサ!!そんなまさか!!」







ミカサ「」ドサッ



ミカサ「(落ちたの?私は・・・・・・何故・・・・・・)」

ミカサ「(立体起動装置の固定具が・・・・・・なんて迂闊・・・・・・アルミンも同じように落ちたというのに)」




アルミン「ミカサァ!!逃げて!」





巨人「」ニタニタ ズシン ズシン

ミカサ「エレン・・・・・・あなたもこうだったの?エレン・・・・・・会いたい・・・・・・」

巨人「」ヌゥ アーン

ミカサ「・・・・・・いい人生だった・・・・・・」




ザンッ




巨人「」ユビザックリ



ミカサ「(私は・・・・・・何をしているの・・・・・・?体が・・・・・・勝手に)」



この時、ミカサが放ったブレードの一閃は

まさに神速と呼ぶべきものだったが

その速度は

ミカサ自身も思いもよらぬものだった



巨人「」ズオォ

ミカサ「!!」ダッ




ド  オ  ォ  ン ! !



ミカサ「・・・・・・グッ!(私は何をしている、何故体が避ける・・・・・・?この持ち手は・・・・・・?)」



虎が掴む様な異な持ち手 ※

窮地が偶然に生み出した新手

この掴みこそ

虎眼流奥技『流れ星』の

骨子となる技法である



ミカサ「フッ!!」ヒュンッ!



ズ バ ア ッ



巨人「」ユビザックリ

ミカサ「(巨人の指は再生する・・・・・・不毛、なのに何故、私の体は動いている)」



※ 虎の持ち手  刀に到達するまでの間接数を増やすことで斬撃を鞭のようにしならせ、脅威の間合いと神速を生み出す持ち手。術理は単純だが絶大な握力、極限の脱力、精妙なる指裁きが要求される。持ち手の名前、間接数云々から以下は全て>>1の妄想だっ!


ミカサ「フッ!!」ヒュンッ!



ズ バ ア ッ



巨人「」ユビザックリ



ミカサ「(巨人の指は再生する・・・・・・不毛、なのに何故、私の体は動いている)」





・・・・・・・・・・・・ ・ ・  ・



844年



ゴロツキ1「馬鹿野郎が・・・・・・母親の方が価値があったってのにぶっ殺しやがって」

ゴロツキ2「ああ?だったらテメエが刺されてみろよ?」




ミカサ「(寒い・・・・・・私は・・・・・・ここで・・・・・・お母さん、お父さん・・・・・・生きていけない)」




ガチャ




ゴロツキ1「ああ?なんだ?」

ゴロツキ2「こんなところにガキが?」

エレン「・・・・・・」

ゴロツキ1「一丁前に狩猟刀なんて差してやがる・・・・・・おいガキ、さっさと消えろ」

エレン「・・・・・・」

ゴロツキ2「・・・・・・聞こえねえのか?オイg・・・・・・」



ヒュン



ゴロツキ2「」ドサッ

ゴロツキ1「な・・・・・・?」

エレン「・・・・・・」



狩猟刀による 流れ一閃

歳は若くとも虎は虎である



ゴロツキ2「テ、テメエ!!」ダッ

エレン「・・・・・・」ヒュンッ



ズバッ



ゴロツキ2「」ズドッ





エレン「・・・・・・大事無いか」

ミカサ「・・・・・・後ろ・・・・・・」

エレン「!?」

ゴロツキ3「このガキッ」ガシッ

エレン「・・・・・・っ!」

ゴロツキ3「信じられねえ・・・・・・こんなガキが二人も・・・・・・死ねっ!」

エレン「・・・・・・っ!」ググ




エレンの右手が存在しない刀を掴んだ




エレン「・・・・・・!」バッ ブンッ メキッ

ゴロツキ3「がっはあ!?」

エレン「・・・・・・ガハッ、ゴホッ、た、戦え・・・・・・」ドタッ

ゴロツキ3「このガキィ!!」グオッ

ミカサ「(この狩猟刀・・・・・・あの人・・・・・・人差し指と中指でこう掴んで・・・・・・戦う、戦わなければ!)」

ゴロツキ3「オラァ!ふざけやがって!殺してやるっ!」ドゴッ ドゴッ

エレン「・・・・・・」ハナヂツーッ

ミカサ「う、ああああああぁぁぁぁぁ!!」ダッ




その時から私は完璧に自分を支配できた





首「」ゴロンゴロン


・・・・・・・・・・・・ ・ ・  ・



ミカサ「そうだ・・・・・・戦わなければ勝てない・・・・・・もうエレンを思い出すことも出来ない」ザッ



己を見放していたその時

剣はまだミカサ・アッカーマンを見放していなかった



ミカサ「(考えろ・・・・・・コイツを殺すのに、一撃でうなじごと切断するには・・・・・・)」



もし奪わんと欲すれば

まずは与えるべし



巨人「」ドザザァ!!

ミカサ「(頭ごと突っ込んできた!うなじを晒している・・・・・・でもブレードは一本だけしか・・・・・・!)」



もし弱めんと欲すれば

まずは強めるべし



ミカサ「(あの時・・・・・・エレンは・・・・・・)」スッ



『エレンの右手が存在しない刀を掴んだ』



もし縮めんと欲すれば

まずは伸ばすべし



ミカサ「(体が動く、私が・・・・・・剣に支配されて)」ググッ




而して



ミカサ「(指先が・・・・・・剣先を握って・・・・・・)」ギュゥ…



もし開かんと欲すれば



まずは



蓋をするべし





ミカサ「・・・・・・今」パッ




キ ン ッ !










秘 剣      『 流 れ 星 』       開 眼







※ 流れ星(星流れ) 虎眼流奥技 前述の『虎の持ち手』に加え、剣先を左指で固定、力を一気に解放することで・・・・・・要はものすっごいデコピンだ!
流れや通常の斬撃を遥かにしのぐ速度、それはまさに『死の流星』、ちなみに『流れ星』だったり『星流れ』だったり色々だが、諸説あり、実は虎眼先生が同じモーションで同じように放っても
『流れ星』だったり『星流れ』だったりネーミングは一定ではない






巨/人「」シュウゥ……





アルミン「立体起動無しで巨人を・・・・・・今のは虎眼流なの・・・・・・凄いっ、ミカサ!」

コニー「確かにすげぇが感心してる場合か!あいつ担いで本部にぶっこむぞ!」ビシュゥン





アニ「・・・・・・ベルトルト、ミカサの分にも細工したんだ」ハァ

ライナー「・・・・・・立体起動装置なしで巨人を殺すとは」

ベルトルト「・・・・・・馬鹿な・・・・・・何故・・・・・・じゃあ、もしかして・・・・・・エ、エレンも・・・・・・」ブルブル



アニ「(ベルトルトはもう駄目かもしれない・・・・・・それにしても今の・・・・・・コイツ等、普通じゃない・・・・・・?)」ブルッ


>>459 訂正





巨/人「」シュウゥ……





アルミン「立体起動無しで巨人を・・・・・・今のは虎眼流なの・・・・・・凄いっ、ミカサ!」

コニー「確かにすげぇが感心してる場合か!あいつ担いで本部にぶっこむぞ!」ビシュゥン





アニ「・・・・・・ベルトルト、ミカサの分にも細工したんだ」ハァ

ライナー「・・・・・・立体起動装置なしで巨人を殺すとは」

ベルトルト「・・・・・・馬鹿な・・・・・・何故・・・・・・じゃあ、もしかして・・・・・・エ、エレンも・・・・・・」ブルブル



アニ「(ベルトルトはもう駄目かもしれない・・・・・・それにしても、だからといって・・・・・・私にやれるのか・・・・・・?)」ブルッ

今日はここまで・・・・・・アルミンが主人公に?シグルイクロス?な状況・・・・・・迷走してます・・・・・・猛省せよ!
猛省します・・・・・・お休みなさい

皆々様のレスを以後のたつきとさせていただきます

では投下再開いたします




本  部  前



ジャン「行ける・・・・・・ガスにも少し余裕がある!」バシュッ

マルコ「・・・・・・っ!?ダメだ!突っ込みすぎだ!みんな止まれぇ!!」




「うわあああああ!!」「離せっ、離せぇぇぇ!!」「いやああぁぁ!!」
「離せよクソ野郎、やめろぉぉ!!」




ジャン「!?捕まったのか!援護を・・・・・・」




「突っ込めぇ!」「本部だっ!本部に入りさえすればっ!」「俺だっ!俺が先だぁ!!」「どけよ、コラァ!!」




ジャン「みんな見えてねぇのか!?クソっ!止まったら俺等も・・・・・・」

マルコ「なんてことだ・・・・・・巨人が・・・・・・道を開けていく・・・・・・人を犠牲にして・・・・・・っ」

ジャン「っ・・・・・・!?」




アルミン『これからもアレを殺す為なら、僕を陥れたヤツを引きずりだす為なら・・・・・・僕は本当に手段を選ばない・・・・・・それでもいいんだね?』




ジャン「・・・・・・あの野郎・・・・・・っ!これを見越してやがったのかっ!」

ジャン「・・・・・・まだガスには余裕があるっ!このまま上層に取り付き次第下層の保管庫へ移動だ!3m~5m級を始末してガスを補給するぞ!!」

マルコ「・・・・・・ジャン!」

ジャン「チクショウ・・・・・・あの野郎、絶対ぶん殴ってやる!!」バシュゥン





アルミン「ミカサ・・・・・・とにかく無事でよかった」

ミカサ「・・・・・・アルミン装置を見せて」グイ

コニー「ミカサ!?早く移動しなきゃまずいぞ!?」

ミカサ「・・・・・・やっぱり・・・・・・アルミン、固定具を補強する、応急処置だけどしばらくは持つはず・・・・・・」グイグイ

アルミン「これは・・・・・・!?どうして・・・・・・じゃあミカサも・・・・・・僕達三人狙われて・・・・・・?」

ミカサ「固定具が脱落するタイミングは運任せのようだけど、たぶん間違いない・・・・・・」

コニー「おい、お二人さん・・・・・・話すのはいいが・・・・・・最悪だ・・・・・・囲まれたぞ、15m級が3体だ・・・・・・」



巨人「」ニタニタ

巨人「オオオオオォォォ!!」ズシン! ズシン!




黒髪の巨人「・・・・・・」




巨人「オオオオオォォォ!!」グワッ!




コニー「!?様子が変だ!奇行種か!?」




黒髪の巨人「・・・・・・」 ヒュッ


巨人「オオオォォォ!!」ズシン ズs…




ゴ キ ン 





アルミン・ミカサ「「!!!??」」

コニー「なんだこりゃ・・・・・・巨人が巨人を・・・・・・」





巨人「」ブシュゥ…




コニー「・・・・・・しかもあいつ・・・・・・めちゃくちゃ強くないか?一撃で巨人の首が吹き飛んだぞ・・・・・・」

アルミン「ミカサ・・・・・・あれは・・・・・・弧拳を当身に使うのは・・・・・・」

ミカサ「虎拳・・・・・・どうして虎眼流を・・・・・・」

コニー「ハッ!そんなことより!今じゃないのか!?さっさと本部に・・・・・・」

アルミン「いや・・・・・・ミカサの起動装置が壊れてる、さっきのように移動は難しい・・・・・・」

コニー「まじかよ!?どーすんだよ!?」

アルミン「コニー、君のガスはまだ余裕があるよね?僕のもだ・・・・・・なら考えがある・・・・・・」





本  部





巨人「」シュゥ…
                     巨人「」シュゥ…

          巨人「」シュゥ…

                                         巨人「」シュゥ…


ジャン「よし!巨人は全て片付いた!新手が来る前に上層にガスを運び出せ!補給後は各自離脱!さっさとこの地獄からおさらばだ!!」

マルコ「考えたな、ジャン・・・・・・リフトで囮を降ろして、背後から強襲なんて・・・・・・流石は班長だ・・・・・・」

ジャン「生き残りはかなりいたしな、討ち損じても、みんなでナマス切りだった・・・・・・囮が有効だということも嫌と言うくらい思い知らされたしな・・・・・・」

マルコ「・・・・・・ジャン・・・・・・だが俺達が生きているのも事実だ」

ジャン「・・・・・・みんなイカれてやがる・・・・・・全員『死に狂い』だ・・・・・・だがそのお陰ってのもわかってる」

マルコ「それにこれ以上ないくらいに一丸となっていたしね・・・・・・」



『うわあああああ!!』『嫌だっ!嫌だぁ!!』『いやああぁぁ!!』

『助けてっ!助けてくださいぃ!!』



ジャン「っ・・・・・・!そうだ!アイツ何処にいやがる!?ぶん殴ってやる!」

マルコ「よせよ・・・・・・そういえば姿を見かけないな・・・・・・ミカサとコニーもだ」

ジャン「・・・・・・おい、嘘だろ?あいつらまで・・・・・・!?」

>>472 訂正

巨人「」ズシン! ズシン! アーn…



黒髪の巨人「・・・・・・」ブンッ



メ キ ャ



巨人「」グチャァ…



コニー「・・・・・・しかもあいつ・・・・・・めちゃくちゃ強くないか?一撃で巨人の首が吹き飛んだぞ・・・・・・」

アルミン「ミカサ・・・・・・あれは・・・・・・弧拳を当身に使うのは・・・・・・」

ミカサ「虎拳・・・・・・どうして虎眼流を・・・・・・」

コニー「ハッ!そんなことより!今じゃないのか!?さっさと本部に・・・・・・」

アルミン「いや・・・・・・ミカサの起動装置が壊れてる、さっきのように移動は難しい・・・・・・」

コニー「まじかよ!?どーすんだよ!?」

アルミン「コニー、君のガスはまだ余裕があるよね?僕のもだ・・・・・・なら考えがある・・・・・・」




本  部



巨人「」シュゥ…
                          巨人「」シュゥ…

           巨人「」シュゥ…
                                          巨人「」シュゥ…



ジャン「よし!巨人は全て片付いた!新手が来る前に上層にガスを運び出せ!補給後は各自離脱!さっさとこの地獄からおさらばだ!!」

マルコ「考えたな、ジャン・・・・・・リフトで囮を降ろして、背後から強襲なんて・・・・・・流石は班長だ・・・・・・」

ジャン「生き残りはかなりいたしな、討ち損じても、みんなでナマス切りだった・・・・・・囮が有効だということも嫌と言うくらい思い知らされたしな・・・・・・」

マルコ「・・・・・・ジャン・・・・・・だが俺達が生きているのも事実だ」

ジャン「・・・・・・みんなイカれてやがる・・・・・・全員『死に狂い』だ・・・・・・だがそのお陰ってのもわかってる」

マルコ「それにこれ以上ないくらいに一丸となっていたしね・・・・・・」



『うわあああああ!!』『離せっ、離せぇぇぇ!!』『いやああぁぁ!!』
『離せよクソ野郎、やめろぉぉ!!』



ジャン「っ・・・・・・!そうだ!アイツ何処にいやがる!?ぶん殴ってやる!」

マルコ「よせよ・・・・・・そういえば姿を見かけないな・・・・・・ミカサとコニーもだ」

ジャン「・・・・・・おい、嘘だろ?あいつらまで・・・・・・!?」



ガ ッ シ ャ ン !



ジャン・マルコ「「!?」」

アルミン「やった!うまく行った!」

コニー「丁度ガスも品切れだ!流石だぜアルミン!」

ミカサ「他のみんなは・・・・・・」



ジャン「お前等・・・・・・生きてたか・・・・・・」ズルッ

マルコ「三人とも!心配した・・・・・・陣形から外れてどうやってここまで・・・・・・」


コニー「あいつだ!あの黒い髪の巨人!あいつは他の巨人を殺す奇行種なんだよ!」

アルミン「僕とコニーで他の巨人をあれに誘導したんだ・・・・・・後は楽だったよ、なにせあの巨人・・・・・・」



黒髪の巨人「・・・・・・」ヒュン スパァン

巨人「」ズズン…

黒髪の巨人「・・・・・・」スゥ



ド グ チ ャ



マルコ「な・・・・・・」

ジャン「・・・・・・巨人が巨人を投げて・・・・・・止めを刺しただと・・・・・・しかも・・・・・・あれは」

アルミン「・・・・・・そうなんだ・・・・・・あの身のこなしは・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・見間違えるはずもない・・・・・・エレン」

コニー「だからそんなわけねえだろ!?どうしてあれがエレンだよ!?」




ライナー「・・・・・・あれは・・・・・・!」

ベルトルト「『座標』・・・・・・?何故・・・・・・誰が?」

アニ「・・・・・・(そんな・・・・・・あの動きは・・・・・・)」

ライナー「・・・・・・何にせよチャンスだ・・・・・・あいつが周りの巨人を始末してくれた今しかない」

アニ「!?」

ベルトルト「ライナー・・・・・・!やるんだな!?今、ここで!」

ライナー「ああ・・・・・・!勝負は今・・・・・・!ここで決める!」

アニ「『座標』が見つかったのにまだやる気?今するべきなのはアイツを確保して・・・・・・」

ライナー「その通りだ・・・・・・誰かは知らんが無理矢理にでもついてきてもらう・・・・・・場が混乱している今が最も好機だ」

アニ「・・・・・・無茶だ、焦りすぎている・・・・・・あれは放っておいたら勝手に衰弱する・・・・・・それからでもいいはずだ」

ライナー「いいや、今する・・・・・・撤退の鐘が鳴って随分になる・・・・・・駐屯兵団の第二波がくるもの時間の問題だ・・・・・・」

アニ「付き合いきれない・・・・・・相手の力もよく解っていないのに・・・・・・」

ライナー「好きにしろ・・・・・・どの道お前は一度力を使っている・・・・・・かなり無理がたたっているんじゃないか?」

アニ「・・・・・・」



アニはあれがエレンである可能性を示唆しなかった

その理由はアニ自身にもわからない



ライナー「ベルトルト・・・・・・お前も絶対に巨人体になるな・・・・・・アルミン達がまだ近くにいる・・・・・・ここで出現する以上、正体がばれる可能性は高い・・・・・・保険は多いに越したことはない」

ベルトルト「・・・・・・」ゴクリ

ライナー「俺は、戦士としての・・・・・・責任を果たす!」ヒュンッ ギュイィン




パ キ ョ 



巨人「」ブスブス…

黒髪の巨人「・・・・・・」キョロキョロ





マルコ「あっという間に他の巨人を平らげた・・・・・・もうヤツの他はいないぞ・・・・・・」

ジャン「ちくしょう・・・・・・こいつを調べれば・・・・・・なにか・・・・・・」

アルミン「・・・・・・ミカサ、予備の装置はあった?」

ミカサ「装着済み・・・・・・アルミンも交換しておいたほうがいい・・・・・・私はあれに接触する」



ジャン・マルコ・コニー「ッ!!??」



ジャン「正気か、ミカサ!?巨人は巨人だぞ!?」

マルコ「ハハ・・・・・・ついていけない・・・・・・」

コニー「もう、ホントになんなんだ!?お前の言ってることが解らないのは俺が馬鹿だからじゃねぇよな!?」

アルミン「僕も行く・・・・・・偶然なんかありえない・・・・・・虎眼流を体現しているのは僕達三人だけだ」カチャ パチン

ジャン「っ!・・・・・・だからって・・・・・・」

ミカサ「三人は逃げて・・・・・・私とアルミンには・・・・・・エレンが必要なの」ヒュンッ バシュゥン

アルミン「心配ばっかりかけて・・・・・・助けてもらっといてなんだけど、今度こそ怒ったからね、エレン・・・・・・」ヒュンッ ギュイィン




黒髪の巨人「・・・・・・」キョロキョロ



ミカサ「(停止している・・・・・・巨人を捜しているの?行動原理が読めない奇行種とは明らかに違う。『コレ』は明らかに巨人を殺すために行動している)」バシュッ

アルミン「(身のこなしからしてみて完全にエレンそのものだ・・・・・・でも人間が巨人に・・・・・・そんなことがありえるのか?)」

ミカサ「(埒が明かない・・・・・・もっと近くで)」ビシュッ ギュイン
アルミン「ミカサ!?危険だ!!」



黒髪の巨人「・・・・・・!」クルッ

ミカサ「反応した!?」



ピ ッ



黒髪の巨人の指は中空のノミを捕らえるが如く

ミカサを捕らえていた



ミカサ「!!ブレードだけ狙ったの!?」ブラーン

黒髪の巨人「・・・・・・」ジーッ

ミカサ「・・・・・・?」



アルミン「ミカサァ!!」ギュイン ビュァ!

ミカサ「アルミン!ダメっ!!」



ピ ッ



アルミン「うわあ!!」

黒髪の巨人「・・・・・・」ジーッ

アルミン「クソッ・・・・・・こんなところで・・・・・・」ブラーン




コニー「チクショウ!見たことかよ!」バシュッ

マルコ「ジャン!!二人を!」ヒュン バシュ

ジャン「ミカサァ!アルミン!」ビシュゥン





黒髪の巨人「・・・・・・」ジーッ

アルミン「・・・・・・どうして何もしない・・・・・・?奇行種ですら人間を捕食することだけは絶対だ・・・・・・」

ミカサ「『コレ』は・・・・・・やっぱり・・・・・・」




黒髪の巨人「・・・・・・ミアハ・・・・・・アウミン・・・・・・」




ミカサ・アルミン「「ッ!!」」

アルミン「(ミカサ?アルミン?沿う言ったのか!?じゃあ・・・・・・やっぱり!)」

ミカサ「・・・・・・エr」





カ ッ ! !



今宵はここまでです

巨人同士の戦いって難しいですね
解りにくかったら言ってください、精進します
鎧戦はほとんど「知っているのかアルミン!?」状態かもです

おやすみなさい

エレン「野良犬相手に表道具は使わぬ」

>>487訂正
エレン「野良犬相手に表道具は用いぬ」

こんばんわ

ちょっと今回は短いですが投下します




ジャン「っ!?」

マルコ「今度はなんだ!?」

コニー「・・・・・・今の光・・・・・・どこかで!?」




黒髪の巨人「・・・・・・」クルッ

ミカサ「・・・・・・あれは・・・・・・何故?」

アルミン「よ、鎧の・・・・・・」




鎧の巨人「・・・・・・」




黒髪の巨人「・・・・・・」ジーッ

アルミン「どうして・・・・・・最悪のタイミングじゃないか。このまま扉を突破されたら・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・!!動き出した、こっちに来る!」





鎧の巨人「コォォ・・・・・・」ズシンッ ズシンッ




アルミン「まずい!早く逃げ出さないと!」

黒髪の巨人「・・・・・・」スッ

ミカサ・アルミン「「・・・・・・ッ!?」」



鎧の巨人「オオオオォォォォォォ!!」ドシンッ! ドシンッ! ドシンッ!



黒髪の巨人「・・・・・・」グッ





ド  オ  ォ  ン ! !





コニー「鎧の巨人があの黒いヤツに突っ込んだ!?」

マルコ「ああ・・・・・・なんてことだ、あそこには・・・・・・」

ジャン「アルミン!ミカサァ!!」ビシゥン!




パラ・・・  パラ・・・



アルミン「ここは・・・・・・本部の上層?・・・・・・巨人が・・・・・・巨人が、僕達を・・・・・・やっぱり・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・『エレン』だ」



黒髪の巨人「・・・・・・」ボタボタボタ…

鎧の巨人「コォォ・・・・・・(吹き飛ばすつもりだったが・・・・・・俺の体当たりを耐えるのか・・・・・・やはり簡単にはいかないか)」

黒髪の巨人「・・・・・・」シュゥゥ…

鎧の巨人「・・・・・・オオオオォォォォォォ!!(再生力も早い・・・・・・早々にそのうなじごと回収させてもらう!)」ブォン!

黒髪の巨人「・・・・・・」スゥッ

鎧の巨人「!?」





黒髪の巨人「・・・・・・」<◎><◎>ヒュンッ





パ キ ョ




顎先を掠めただけの

黒髪の巨人の虎拳は

それ故に

鎧の巨人を充分に戦闘不能にせしめた




人巨の鎧「」ブシュゥ…

黒髪の巨人「・・・・・・」シュウゥ…





ミカサ「虎拳・・・・・・一撃で『鎧』の首がねじ切れそうに・・・・・・でも変わりに右手が吹き飛んで・・・・・・」

アルミン「表面は頑丈でも付近の筋肉が耐えられなかったんだ・・・・・・それで顎先を狙ったのか・・・・・・」





人巨の鎧「オ、オオ・・・・・・」シュウゥ… ググッ

黒髪の巨人「・・・・・・」


鎧の巨人「オオオオオオオオォォォォォッッ!!」グルンッ! ゴォォォ

黒髪の巨人「・・・・・・」スゥ



アルミン「鎧の巨人も修復した!やっぱりうなじを狙わないとだめなんだ!」



鎧の巨人「グオオオオオオオォォォォォッッ!!」ブオンッ!

鎧の巨人「・・・・・・」ヒュンッ!



ドズンッ

メキャッ



右腕の直突きを回避しての顔面へ鉄槌

続け様にわき腹に肘撃

人が人に行ったとて眼球が飛び出し即死であろうその連撃

しかし



黒髪の巨人「・・・・・・」ブシュゥゥ…



鎧の巨人「コォォ・・・・・・(初撃には焦ったがなんとかしのいだか・・・・・・なんてバケモノだ、鎧の一部が剥がされた)」パキパキパキ

鎧の巨人「・・・・・・(だがこの程度なら即座に修復可能だ、うなじを直撃されない限り俺の負けはないっ!)」パキパキパキ



アルミン「ダメだ!やっぱり攻撃した部分が逆に破壊されている・・・・・・!」

ミカサ「・・・・・・!待ってアルミン。今の一合で剥げた『鎧』の欠片が・・・・・・」




黒髪の巨人「・・・・・・」ジーッ つ鎧の欠片




アルミン「!?巨人から離れた肉片はすぐに消滅するのに・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・あれは・・・・・・丁度、短刀ぐらいの・・・・・・」


鎧の巨人「コォォ・・・・・・(ここからは慎重に行かせてもらう・・・・・・巨人体の戦闘経験なら俺の方が・・・・・・)」ズズン…

黒髪の巨人「・・・・・・」コクリ





黒髪の巨人は小さく頷くと

ゆっくりと鎧の破片を

短刀に見立てるようにかついだ




アルミン「・・・・・・『流れ』」ブルブル

ミカサ「・・・・・・!?まだ!!」





かつぐにとどまらなかった



鎧の巨人「(!?どういうことだ、なんのつもりだ!?)」



アルミン「」

ミカサ「」



あいてに急所であるうなじをさらけ出し

瞳はあらぬ方向を見据える



鎧の巨人「(ありえない・・・・・・こいつは急所を理解して巨人にとどめを指していたはずだ・・・・・・だとすればこの行動はどういう・・・・・・)」



これは戦闘の光景ではない

土壇場の光景だ



アルミン「・・・・・・見ている・・・・・・あの鎧の欠片は水晶のように反射している」

ミカサ「虎眼流・・・・・・"紐鏡"・・・・・・」



『鎧』の困惑を

黒髪の巨人は見ていた

虎眼流"紐鏡"※

紐は氷面である





※紐鏡=磨かれた刀身を除くことによって背後の敵を見る術




その『鎧』の歩き出しと同時に





黒髪の巨人「」<◎><◎>





左ではなく





鎧の巨人「」





右から





アルミン「」

ミカサ「」





飛燕





アニ「」

ベルトルト「」





横流れ※





ガ キ ィ ン ! !




※飛燕横流れ=通常の『流れ』が刀を担いだ状態から斜めに振り下ろすのとは違い、その状態から横飛びし、後ろ回しに逆方向から斬撃を繰り出す
すり違い様に首を刎ねるようになる




ジャン「」

マルコ「」

コニー「」



ジャン「ハッ!?あぶねえ、避けろ!!」ギュンッ

マルコ・コニー「「ッ!?」」バシュッ




ビ ュ オ ア ッ ! !




コニー「なんだ!?今、何が飛んできた!?」

マルコ「あ・・・・・・アレ・・・・・・」ブルブル

ジャン「・・・・・・鎧の巨人の・・・・・・『首』・・・・・・」





の巨人「」ブシュゥ…





黒髪の巨人「・・・・・・」つ鎧のkシュゥウ…



アルミン「・・・・・・やった・・・・・・人類の仇敵を・・・・・・こんなにあっさり」ブルブル

ミカサ「見たことのない技・・・・・・でもあの虎のような持ち手といい、今のは間違いなく虎眼流」

アルミン「・・・・・・持っていた鎧の欠片・・・・・・消滅してる・・・・・・やはり長くは持たないのか、いや、そんなことより」





ミカサ「エレン・・・・・・ッ!」ポロ




短いですが今日はここまでで

実際、硬化した組織はすぐに消滅してしまうんでしょうね
お許しください

あと「来るなら来いっ、俺の硬化は貴様の拳の硬度を遥かに凌ぐっ!」
てなセリフ入れたかった。

おやすみなさい

ごめんなさい読み返したら盛大にコピペミスしてた
>>494訂正で

二体が戦う本部を見渡せる高台の上には

この戦闘を眺める アニ ベルトルト



アニ「だめだ、ライナーそれは誘いだ・・・・・・行ったらやられる、相手は見てる」

ベルトルト「なんだって!?知らせないと!」

アニ「・・・・・・人間の姿で巨人に助言するの?笑えないよ?」

ベルトルト「グッ・・・・・・ライナーっ!」



鎧の巨人は、ライナーは左半身に

ひりひりと殺気を感じている

左から一撃がくる

"溜め"を作った

渾身の一撃が



鎧の巨人「オオオォォォォォォッッ(来るなら来いっ、俺の硬化は貴様の拳の硬度を遥かに凌ぐっ!あくまで返しを狙うなら今度こそ出鼻を挫くッ!)」ドシンッ! ドシンッ! ドシンッ!



鎧の巨人は体当たりを強行

その『鎧』の歩き出しと同時に



黒髪の巨人「」<◎><◎>



左ではなく



鎧の巨人「」



右から



アルミン「」
ミカサ「」



飛燕



アニ「」
ベルトルト「」



横流れ※



ガ キ ィ ン ! !



※飛燕横流れ=通常の『流れ』が刀を担いだ状態から斜めに振り下ろすのとは違い、その状態から横飛びし、後ろ回しに逆方向から斬撃を繰り出す
すり違い様に首を刎ねるようになる

飛燕じゃなくて飛猿じゃなかった?

失礼 >>501様の仰るとおり  「飛燕横流れ」×→「飛猿横流れ」○  でございます

本日は更新できません。(嘘)予告でご容赦いただきたい。不調法お許しあれ

(嘘)予告



教官 キースより

夜間の無断外出は禁じられていたが




ダズ「アルミン・・・・・・」ツーッ




思春期の少年である




ちゅぱっ ちゅぱっ




ダズが時折このような妄想にふけるのを

見て 見ぬふりする情が

104期訓練兵たちにも存在した




ちゅぱっ ちゅぱっ






一人いた 情をかけぬ者




ミカサ「・・・・・・」<○><○>




ダズ「ッ!?ミk」




見えた時には




ダ/ズ「」




斬られていた

(嘘)予告



食堂 朝食時



ミカサ「アニ・・・・・・」

アニ「・・・・・・なに?あんたから話しかけるなんて珍しいね」モグモグ

ミカサ「『エレアル』、若しくは『アルエレ』とはいかなるもの?」

アニ「ッ!!??」ブーッ!!



ユミル「」
クリスタ「!///」
サシャ「?」モグモグ



ミカサ「?・・・・・・アニ?」

アニ「ええ、えと・・・・・・ああああ、あれっ、ばっ、薔薇とか、、とかのよよ、ような///」

ミカサ「『薔薇』?」

アニ「う、うまくいえないけど、!?そそそ、そのっ・・・・・・///」

ミカサ「?」



ユミル「・・・・・・ミカサ」



ミカサ「なに?」

ユミル「・・・・・・うまい飯だな」

ミカサ「?」

ユミル「ッッ!!飯が不味くなるって言ってんだよぉ!!」




クリスタ「///」
サシャ「???」モグモグ









ミーナ「・・・・・・」モグモグ





腐女子である




以上です。

調査兵団編を嘘予告でやるかもしれません

こんばんわ、昨日はすみません、投下再開します


アルミン「エレンッ!エレンなんだろ!?なんでもいい、答えてくれ!!」



黒髪の巨人「・・・・・・」シュゥウ…



アルミン「!?これは・・・・・・うなじを削がれた時と同じような・・・・・・そんな!」

ミカサ「!?嫌ッ!エレン、行かないでッ!!」



黒髪のky「・・・・・・ミアサ・・・・・・アウミン・・・・・・」シュゥウ…



ミカサ「エレンッ!!エレンッ、エレンッ!!嫌だぁ!!」

アルミン「・・・・・・そんな・・・・・・エレン・・・・・・」ガクッ



くr「」ブスブス…



ミカサ「あ・・・・・・あ・・・・・・エレン」ズルッ






ジャン「嘘だろ、おい・・・・・・エレェン!!てめえ、待ちやがれぇ!!」バシュン ビシュゥン

マルコ「おい!ジャン!!」

コニー「遂にジャンまで・・・・・・追いかけるぞ、マルコ!」バシュッ




ジャン「ミカサッ、アルミンッ、あいつは、あいつはどうなって・・・・・・」スタ

アルミン「・・・・・・なんで、こんな・・・・・・」ツーッ

ミカサ「」

マルコ「大丈夫か!?」バシュン スタ

コニー「なんでもいいからいい加減離脱しようぜ!?」スタ



ジャン「嘘だろ・・・・・・本当に、ヤツは、死んだのか?俺は・・・・・・あいつに・・・・・・」

マルコ「しかしあの巨人は結局なんだったんだ?うなじを損傷した様子もないのに消滅するなんて・・・・・・」

コニー「あーあ、調べようにも、もうほとんど煙に・・・・・・ん?」

マルコ「どうしたのコニー・・・・・・ん?」

コニー「おい・・・・・・あれ・・・・・・嘘だろ?まさか・・・・・・ホントに・・・・・・」

マルコ「ッ!アルミン!ミカサ!アレを見ろ!!」





エレン「」シュゥゥゥ…





ミカサ「」ピクッ

アルミン「」ピクッ

ジャン「・・・・・・あいつ…・・・なんで巨人の死体の中から・・・・・・」

ミカサ「ッ!!」ダッ バシュン!

アルミン「エレンッ!」バシュッ ギュイィン!





ミカサ「エレン・・・・・・エレン・・・・・・」タッタッタッ



エレン「」



ミカサ「・・・・・・」ガシッ

エレン「」





ドクン       ドクン       ドクン





ミカサ「う・・・・・・うあ・・・・・・」ボロ

アルミン「ミカサァ!エレンは!?」

ミカサ「え、れん・・・・・・いき、て・・・・・・うう・・・・・」ボロボロ

アルミン「!?(あの時・・・・・・エレンは確かに腕を切断されて・・・・・・治ってる・・・・・・)」

アルミン「でも・・・・・・本当に、心配させて・・・・・・エレン・・・・・・ッ!」グス





ジャン「そうじゃないかと思っていたが、それでもあらためて・・・・・・エレンが、さっきの巨人に・・・・・・」




一体・・・・・・なにが・・・・・・どうなって・・・・・・







・・・・・・・・・ ・  ・   ・



ベルトルト「うそだ・・・・・・ライナーが・・・・・・あんなやつに・・・・・・」バシュッ

アニ「・・・・・・(ライナーをやった『アレ』の中身は間違いなく『アイツ』・・・・・・あの戦い方、足運び、重心移動、全てが一致していた・・・・・・)」ビシュッ 

ベルトルト「どうか・・・・・・ライナー・・・・・・無事で・・・・・・」ギュィン

アニ「・・・・・・(最悪な展開だ、人類の滅亡を狙うにもライナーは生死不明、ベルトルトはこの様、私では扉の突破は出来ない・・・・・・)」バシュゥン

ベルトルト「ああ・・・・・・見えてきて・・・・・・嘘だろ・・・・・・あんなに・・・・・・」ビシュッ スタ

アニ「・・・・・・(『座標』を狙おうにも・・・・・・『アレ』の相手をする?悪い冗談としか思えない)」ビシュウン スタ

ベルトルト「ライナァ!!」タッタッタッ

アニ「・・・・・・静かに、誰が聴いているか解らない・・・・・・」タッタッタッ





ライナー「」シュゥゥゥ…





ベルトルト「ああ・・・・・・足が・・・・・・そんな、付け根から・・・・・・」

アニ「胴体ごと切断されてないだけ運がいい、再生が始まっているところをみるとま、ちゃんと生きている・・・・・・ベルトルトはやいところ隠そう、ここにももうすぐに巨人が来る」

ベルトルト「ッ!あ、ああ!ライナー、もう少し我慢してくれ・・・・・・」ガシッ

アニ「・・・・・・(チェックメイトだ、この戦い、終わった・・・・・・)」





・・・・・・・・・ ・  ・   ・







・・・・・・・・・ ・  ・   ・



補給兵1「・・・・・・イェー、ガーか・・・・・・お前、は無事、か・・・・・・」

エレン「・・・・・・」

補給兵1「オ、れ・・・・・・は、ここ、までだ・・・・・・」ゴホッ

エレン「・・・・・・」ギュッ

補給兵1「よせ・・・・・・もう、手遅、れだ・・・・・・おま、え、もわかる、だろう・・・・・・」

エレン「・・・・・・」ガシッ グイッ

補給兵1「・・・・・・良いヤツ、だな・・・・・・お前は・・・・・・」ガクッ

エレン「・・・・・・」





巨人により命を絶たれた兵士

この者にも自分と同じように

戦うべき相手と

守るべき家があった筈だ





エレン「・・・・・・」ツーッ








自己の存在など

刹那に散りゆく儚きもの

そのように思い知った時

エレンの脳裏に浮かんだものは





カルラ『ごめんねエレン・・・・・・こんなことさせて・・・・・・』ボロボロ

アルミン『もう・・・・・・こんなこと、しちゃ、駄目だよ?』ニコッ

ミカサ『桜の吹雪で、こんなに『近くにいた』あなたが、見えない・・・・・・』ボロボロボロボロ





エレン「・・・・・・」





アルミン!ミツケタ…アルミン!ニゲテ!マッテ!マチナサイ!コノ!





アルミン「」

巨人「」アーン





エレン「・・・・・・」<◎><◎>








殺してやる・・・・・・






・・・・・・・・・ ・  ・   ・



ちょっと休憩します

再開します





「聞いたか!?」「ああ・・・あいつ今、殺してやるって・・・」「俺達を食い殺すつもりだ・・・」「バケモノめ・・・」
「あいつどこかで見たことないか・・・?」「俺も見たことがある・・・補給隊のヤツだ・・・」「人に化けてやがったのか・・・」



エレン「・・・・・・」

アルミン「エレンッ!眼が覚めたの!?大丈夫!?腕は!?」

ミカサ「・・・・・・」ジャキンッ!

エレン「アルミン・・・・・・?・・・・・・ミカサ?」




キッツ「イェーガー訓練兵!眼が覚めたようだな!」




エレン「・・・・・・」



キッツ「今 貴様等が行っていることは人類に対する反逆行為だ!下手な真似を榴弾をぶち込むっ!躊躇うつもりはない!」



エレン「・・・・・・アルミン」

アルミン「エレン、ここは様子を見よう、大丈夫・・・・・・僕が助けてあげる」<◎>川<◎>ニヤァ




エレンは親友のこの笑顔に

絶大の信頼を寄せていた




キッツ「率直に問う・・・・・・貴様は・・・・・・」



キッツ「・・・・・・人間か?」



キッツ「・・・・・・巨人か?」


>>530 キッツ「今 貴様等が行っていることは人類に対する反逆行為だ!下手な真似を榴弾をぶち込むっ!躊躇うつもりはない!」 → ×

     キッツ「今 貴様等が行っていることは人類に対する反逆行為だ!下手な真似をしたら榴弾をぶち込むっ!躊躇うつもりはない!」→ ○


エレン「・・・・・・」



キッツ「答えろ!!ごまかしは効かない!!大勢の者が見た!お前が巨人の体内から出てきた瞬間をな!」




アルミン「なら『鎧の巨人』が出たのになにもしなかったって事じゃないか・・・・・・」ボソッ




キッツ「そして・・・・・・そしてあの『鎧の巨人』すら容易く殺したお前の姿を!!そのお前を壁内に侵入させてしまっている!!」




ミカサ「ならばエレンは英雄のはず・・・・・・アルミン、アレはまだ喋らせておく必要があるの?」ボソッ




キッツ「お前が王より授けられし訓練兵の一人であってもリスクの早期排除は妥当だ!私は間違っていない!」



アルミン「待ってミカサ・・・・・・もう少し好きに喋らせてやろう・・・・・・良い時間稼ぎだ」ボソッ



リコ「彼等の反抗的な態度は明らかです、有益な情報も引き出せそうにない・・・・・・兵と時間の無駄です」



「そうだ!ヤツが巨人にならないうちに!」「今なら簡単に殺せる!」「殺せ!」「人に化けているうちにバラせ!」




ミカサ「・・・・・・」<○><○>ジャキンッ!

アルミン「・・・・・・」<○><○>ジャキンッ!




キッツ「ッ!!??」ビクゥ!


イアン「彼女がミカサ・アッカーマンです、そして巨人の近くにいるのがアルミン・アルレルト・・・・・・アッカーマンの戦闘力は尋常ではありません、そしてアルレルトは訓練兵のほとんどが生き残ったのが彼の功績だと報告を受けています・・・・・・共に並みの兵士100人と等価です、失えば人類にとって大きな痛手です」

補給兵2「待て!待ってくれ!イェーガーが巨人なんて何かの間違いだっ!俺は補給班で一緒だった!ヤツの功績は間違いなくそれ以上だった、ここにいるヤツ等も、ヤツに補給を、医療支援を受けたはずだ!」



ミカサ「・・・・・・」

アルミン「・・・・・・もう少し・・・・・・」




キッツ「も、もう一度問う!!貴様は・・・・・・貴様の正体はなんだ!?」ブルブル





エレン「エレン・イェーガーは・・・・・・生まれついての・・・・・・『人間』でござる・・・・・・」




キッツ「そうか・・・・・・」スゥ


ミカサ「・・・・・・アルミン」

アルミン「・・・・・・今」




キッツ「・・・・・・悪く思うな、誰も自分を悪魔でn・・・・・・ッッ!!??」
ミーナ「・・・・・・」<○><○>ブレード ピタッ



リコ「!!??いつの間にっ!?銃兵!砲兵!」



砲兵「」
ナック「・・・・・・」<○><○>ブレード ピタッ
銃兵「」
トーマス「・・・・・・」<○><○>ブレード ピタッ


アルミン「ありがとうサムエル・・・・・・」ニコリ

リコ「貴様等っ!!全員反逆s・・・ッッ!!??」
ミカサ「・・・・・・私の特技は・・・・・・肉を削ぐことです・・・・・・必要なら何時でも披露しますが?」<○><○>ブレード ピタッ

リコ「正気じゃない・・・・・・貴様等・・・・・・こんな事してただで・・・・・・(いつの間に!?タイミングを計っていたのか!?)」

アルミン「・・・・・・あなた方含めて・・・・・・みんな正気ではありません・・・・・・でも、これで話を聴いていただけますね?」

キッツ「」ブルブルブルブルブルブルブル

リコ「・・・・・・反逆者の言う事などに応じると思うのか?それに我々は兵士だ、命令を・・・・・・義務を果たすために死ぬのが仕事だ・・・・・・」

アルミン「『鎧の巨人を倒したエレンを殺せ』・・・・・・なんて命令が下っているとは思えません、普通だったら原因の究明と利用を考える・・・・・・大方そこの小鹿みたいな隊長が『包囲』の命令を良い様に自己解釈してるんじゃありませんか?」<◎>川<◎>



キッツ「」ビックウ!!



アルミン「だとすれば困った・・・・・・反逆者はあなた達の方だ・・・・・・我々も兵士の義務を果たさなければならない・・・・・・」

>>534 一番上の行に

 サムエル「よっと・・・・・・アルミン、榴弾砲は準備完了だ・・・・・・隊長を狙っている」<○><○>

コピペミス多すぎ・・・疲れてるのかしら




「どういうことだ・・・・・・」「アイツは巨人なんだろう!?なら殺さなければ・・・」

「まて、榴弾砲がこちらを向いているんだぞ!?」「だが相手は少数だ」「引く必要はない!」



リコ「そんなものは貴様の妄想に過ぎん・・・・・・第一・・・・・・数の優位は覆らんぞ」

アルミン「数の優位?」



どこに・・・・・・?




「!?なんだ!?」「お、おい、何の冗談だ!?」「後ろだぁ!!」





104期訓練兵「「「「「「「「「「・・・・・・」」」」」」」」」」<○><○>



今日はここまで
もしかしたら明日は更新できないかもしれません。

申し訳ない

昨日は申し訳ない >>1は仕置き仕つられたので平にご容赦を

投下再開します




リコ「馬鹿な・・・・・・いつの間に・・・・・・」

アルミン「いつでも出来たじゃないですか・・・・・・こうなることが予測できていないわけないでしょう?後は、隊長の演説の間に簡単に配置できましたよ?」

キッツ「」ガタガタガタガタガタ

リコ「・・・・・・ここで私達を殺そうと逃げられるわけがない・・・・・・壁の中は限られている」

アルミン「逃げるつもりなんてありません、話を聴いてもらうためにこうしたまでです」

リコ「・・・・・・訓練兵全てが同じようにそう考えたというのか・・・・・・」

アルミン「全員ではありません、特に上位十名のほとんどはここにいません。今ここにいる彼等は全員『そうしなければ生き残れない』と知っている人間達です」

リコ「・・・・・・」

アルミン「あなた達、駐屯兵団の無能な指揮のせいで死にかけ、僕やそこのミカサの手によってあの地獄を生き抜いた人達です。個人の技能で戦力が大幅に変わる立体起動装置で中衛を新兵のみの集団で構成するなど正気とは思えません。ましてやあの戦い・・・・・・戦闘する必要性すらなかった・・・・・・」

キッツ「」ブルブルブルブルブル

アルミン「巨人は基本的に視界内の、より多数の人間を捕食しようとする。ああ、奇行種はもちろん別ですが・・・・・・前衛の戦闘は避けられないものですが、誘導を主とし、壁に沿って人員を大量に配置し引きつけるだけでよかった、無論被害も出るでしょうが集まった後は榴弾砲でもなんでも使って吹き飛ばすなりすればいい、あなた達は僕達を殺すことの方に使おうとしましたけれど・・・・・・お粗末にも程があります、訓練兵である僕にだってわかることです」

リコ「・・・・・・ッ!」ギリッ


アルミン「つまりあなた達は無為に兵を死なせたんです・・・・・・僕の家族を、仲間達を徒に危険に晒した、その結果、本部は巨人に取り付かれ、撤退の鐘が鳴っても帰れない人間で溢れた・・・・・・」

アルミン「『そういう過去があるのです』彼等には。任務の為に死ぬのは確かに僕達兵士の使命でしょう、だが、無意味に死ぬのは『ソレ』とは違います。だから彼等は『正しい判断を下し導いた』僕達に『命を賭して』従ってくれたのです、今もそうだ」

リコ「だとしてもこれは・・・・・・ッ!これは『反乱』だッ!どうするつもりだ!」

アルミン「だから話し合いをしたいだけです。問答無用で榴弾砲を放とうとしたのはあなた達じゃないですか・・・・・・粉々に吹き飛ばされた後に弁明を行えとでも言うのですか?それとも・・・・・・」ハァ





アルミン「アレだけ無能な指揮を降した後に『自分達が安心したいから消し炭になれ』・・・・・・というのが僕達の次の任務ですか・・・・・・?」<◎>川<◎>





キッツ「」ガクガクガクガクガクガクガク

リコ「・・・・・・ッ!!」ゾッ



アルミン「この壁の中が『完全な封建制度で支配されていればあなた方の言う通り僕達は死ぬべき』なのでしょう・・・・・・だが、『そうではない』ならば『僕達は僕達の為に死狂いとなる』」





・・・・・・それが命の最後の拠り所なのだから





アルミン「で・・・・・・結局どうなんですか?僕等に対する命令は・・・・・・『包囲』のみだったのですか?『殲滅』だったのですか?・・・・・・ヴェールマン隊長?生まれたての小鹿のように震えてないでお答えいただけまけますか?」

キッツ「!!??」ビックゥ!!

アルミン「ああ、それと・・・・・・本部が補給隊支援の訓練兵のみで、駐屯兵が一切いなかった件に関してもお聞かせ願えますか?本部・・・・・・あそこで作戦指揮をしていたのですよね?雨にぬれた子犬みたいに震えていてはなにもわかりませんよ?」

キッツ「」ブルブルブルブルブル

アルミン「・・・・・・まさか穴倉に逃げ込む子ウサギのように震えて逃げたわけではないのですよね?ああ、失礼しました。後ろの『彼等』はどうしても拝聴したいだろうと思いまして・・・・・・」





104期訓練兵「「「「「「「「「「」」」」」」」」」」<○><○>





キッツ「」ガチガチガチガチガチ



アルミン「・・・・・・ ど う な ん だ ぁ ッ ! ?」<◎>川<◎>カッ!



キッツ「」ブクブクブクブクブク






????「そうじゃ、どうなのじゃ、ヴェールマン?」





「「「「「「「!!??」」」」」」」





????「・・・・・・図体の割りに小鹿のように繊細な男と思っていたが・・・・・・本当に小鹿ののように震えておるではないか・・・・・・もう、ええからさがっておれ馬鹿者が」ツカツカツカ



リコ「ドット・・・・・・ピクシス指令・・・・・・」



ピクシス「ん・・・・・・さて後はワシが引き継ごう・・・・・・それにしても随分と痛烈に批判されたものじゃのう、おぬし等・・・・・・まあここが軍法会議の場でなくて運がよかったの?概ね彼の言うとおりじゃと思うよ?ああ、ヴェールマンが起きたら伝えておいてくれ」

リコ「・・・・・・ハッ!」

ピクシス「『本部撤退の件に関しては後でしっかりと聞くから言い訳を用意しておけ』とな」ギロリ

リコ「・・・・・・ッ!・・・・・・ハッ。おい、ブレードを避けろ、キッツ隊長をお連れする」

ミカサ「・・・・・・」スッ





ピクシス「さて・・・・・・まずは君達の質問に答えておこう。ワシの命令は『君達の包囲』じゃよ?ああ、無論『反逆者であるなら即座に吹き飛ばせ』・・・・・・とも言ったがね?」

ミカサ「・・・・・・」ピクッ

アルミン「・・・・・・」ピクッ

ピクシス「ヴェールマンが聴いた上で結局問答無用に消し飛ばそうとしたことに関しては詫びるほかないの・・・・・・だが、そのうえで聴こう・・・・・・」






ピクシス「・・・・・・貴様らは、『エレン・イェーガー』は『反逆者か?人類の盾か?』どちらだ」ギラリ





ミカサ「・・・・・・」<○><○>ヌラァ…



ピクシス「当然、返答しだいではただでは済まさん。砲で我々を吹き飛ばすというならやってみろ餓鬼ども・・・・・・貴様等がやったのと同じようにこの区域が二重包囲されておるのは理解出来るであろうな?」ギンッ!



アルミン「・・・・・・」<○><○>ヌラァ…





エレン「・・・・・・ミカサ!アルミン!」



ミカサ・アルミン「「ッ!!??」」ビクッ!



エレン「・・・・・・」ツカツカツカ バッ

ピクシス「・・・・・・(ほう、なんとも透き通った眼差しじゃ・・・・・・)」





エレン「私は既に人類に心臓を捧げる誓った兵士、その信念に従った末に命が果てるなら本望」





ピクシス「・・・・・・ならば問おう、その『刃』は誰のものじゃ」

エレン「王の、人類の、仲間の、家族の刃にござりまする」

ピクシス「切り裂く相手を決定するは所有者か?刃か?」

エレン「刀は心を持ちませぬ、刀はただ鋭く・・・・・・」





エレン「全人類の意思に従い、働くばかりにございまする」





ピクシス「・・・・・・エレン・イェーガー!!」

エレン「ハッ!」バッ

ピクシス「『私』の全権を持って貴君を人類の刃たる『兵士』と認めるッ!!・・・・・・試した無礼を許せ」バッ

エレン「ハッ!」

ピクシス「作戦参謀前へ!アルレルト、アッカーマン、お主等もだ・・・・・・アルレルト、お主の言う通り、『鎧』を滅ぼしたヤツの戦術的価値に我々は期待しておる」

アルミン「ッ!?ハ、ハッ!」バッ

ピクシス「貴様の戦術眼、アッカーマンの戦闘力にも多いに期待しよう・・・・・・他の者は何をボケッとしておる!?この場の者は全て不問とする!さっさと再編成の準備に入らんかぁ!!」クワッ






トロスト区 壁上





ピクシス「ふぅむ、超絶美女の巨人なら食われてもいいんじゃが・・・・・・やはりおらんのぅ」

エレン「・・・・・・」

ミカサ「エレン、聴いてはいけない」

アルミン「・・・・・・あの」

ピクシス「ん、なんじゃ?アルレルト訓練兵」

アルミン「いえ・・・・・・イェーガー訓練兵、アッカーマン訓練兵を始め、先程の104期訓練兵達は私の先導によって先の行動をしました・・・・・・私はどうなってもかまいません」

エレン「・・・・・・」

ミカサ「アルミンッ!?」

ピクシス「・・・・・・」

アルミン「・・・・・・厚かましいとは思いますが、私を除いた、先程の人間を不問にしていただけないでしょうか」

ミカサ「アルミン、それは・・・・・・」

ピクシス「イェーガー、アッカーマン、アルレルト・・・・・・」



「「「ハッ」」」



ピクシス「おぬし等これが終わったら駐屯兵団に来ん?」



「「「・・・・・・?」」」



ピクシス「・・・・・・フラてしもうたのう・・・・・・最高基準の戦闘力に高度の医療技術、戦術参謀が同時に手に入るかと思ったんじゃがなぁ・・・・・・うまいこといけば、あの『死兵』達も・・・・・・」ブツブツ ショボン


アルミン「・・・・・・えと、あの?」

ピクシス「心配せんでも大丈夫じゃ、先程の通り『不問』じゃよ。大体のまなければお主、軍法会議であやつ等の作戦ミスをぶちまけて心中する気じゃろう?」

アルミン「」ドキッ!!

ピクシス「若いのぅ、お主は頭はいいが狡猾さと経験が足らんな?まあよい、そんなことはともかく・・・・・・」

アルミン「はい・・・・・・あの大穴」

ピクシス「ん・・・・・・アルレルト、貴様はイェーガーの力であの大穴をふさげると思うか?」

エレン「・・・・・・」

アルミン「巨人の力でトロスト区に置かれているあの大岩を運ぶことが出来れば・・・・・・ただし代用のプランが無い『賭け』となります」

ピクシス「つまりそれが失敗し、イェーガーを失うことになれば・・・・・・」

アルミン「はい、人類はトロスト区を放棄せざるを得なくなります・・・・・・鎧の巨人が討伐された今、壁を突破される可能性は少なくなるでしょうが・・・・・・」

ピクシス「超大型巨人・・・・・・」

アルミン「はい、『鎧』に比べ対抗策は立てやすい・・・・・・とはいえ安心はできません、人類滅亡は時間の問題でしょう、それに兵士達も既に恐慌状態です、もしかしたら作戦自体うまくいかない可能性が・・・・・・」


ピクシス「ふぅむ、滅亡のシナリオを考えてもしょうがない・・・・・・イェーガー」

エレン「・・・・・・ハッ」

ピクシス「お主は・・・・・・あの大穴を塞げるか?」

エレン「・・・・・・」

ピクシス「アルレルト・・・・・・お主はワシと共に大量殺戮者の共犯となることを厭わないか?」

アルミン「・・・・・・」

ピクシス「アッカーマン、お主は最も近くで『無残』な、『残酷』な結末を見ることになるかも知れん・・・・・・受け入れる覚悟があるか?」



「「「・・・・・・」」」





・・・・・・・・・ ・  ・   ・




アルミン「どうなんだッ!?小鹿ぁッ!!」 が当初の予定セリフでした。


とりあえず一旦休憩します。

再開します






「注ッ!!もおおおぉぉぉぉぉくッッ!!」






「ピクシス指令だ・・・」「今度はなんだ」「トロスト区奪還作戦てのはマジなのか!?」「冗談だろ・・・またあの地獄に?」
「横に誰か立ってるぞ?」「ありゃさっきの巨人じゃないか?」「反乱の先導者もいる・・・」



ピクシス「これより『トロスト区奪還作戦』について説明するッ!この作戦の成功目標は『穴を塞ぐことである』ッ!!」



「あの大穴をか?」「どうやって!?」「あんなの運び出せるわけ無いだろ!」



ピクシス「穴を塞ぐ手段はあるッ!紹介しよう!!訓練兵団所属、エレン・イェーガー!!」

エレン「・・・・・・」バッ

ピクシス「彼は我々が極秘に研究してきた『巨人化生体実験』の成功者であり、彼は巨人の体を生成し意のままに操ることが出来るッ!その力で大岩を運搬し、あの大穴を塞ぐッ!!」




「人間兵器だとよ・・・」「馬鹿にしやがって」「誰がそんなもの信じる・・・」「死ねってよ・・・やってられるか!」
「俺は逃げるぞ!」「貴様等!規律を乱す気か!」「この場で斬殺するぞッ!?」






「 オ イ ッ ! 」





「「「ッ!!??」」」



サムエル「黙って聴いてろ・・・・・・ナマスにするぞ」<○><○>



104期訓練兵「「「「「「「「「「・・・・・・」」」」」」」」」」<○><○>




・・・・・・・・・ ・  ・   ・


ピクシス「んー・・・・・・なるほどのぅ、シガンシナの地下室か・・・・・・」

エレン「・・・・・・」

ピクシス「まあ確証がない以上、頭に入れておく程度かのぅ・・・・・・それよりお主、意図して巨人になることは可能なのじゃろうな?」

エレン「・・・・・・ハッ」

ピクシス「・・・・・・方法は解っておるのか?」

エレン「・・・・・・ハッ」

ピクシス「・・・・・・無口じゃのう、お主、それならば良いが失敗は許されんぞ?まあ良い、出来なければどの道全員地獄行きじゃ、話を戻そう」

アルミン・ミカサ「「ハッ」」ザッ

ピクシス「アルレルト・・・・・・お主の提案は採用じゃ、あの誘導を主とし壁に人員をってヤツ」

アルミン「ハッ、エレンには精鋭班を少数編成で護衛に・・・・・・」

ピクシス「ん・・・・・・それが妥当じゃろう。アッカーマン、期待しとるぞ?」

ミカサ「もとよりそのつもりです」

ピクシス「恋人を守るためじゃものな」クフフ

ミカサ「・・・・・・家族です///」

ピクシス「ん?アルレルトの方が恋人か?てっきりワシは・・・・・・」

アルミン「ち、違います!!二人の方が・・・・・・ゴホン、血を分けてはいませんが僕達は『家族』のようなもので」

ピクシス「ほう・・・・・・まあその辺りはお主等が駐屯兵団に入隊してからでも聴くとして、アルレルト、お主には最も『えげつない』事をしてもらう・・・・・・」

アルミン「さりげなく入隊を確定していただかないでもらいたいです・・・・・・なんでしょうか?」

ピクシス「・・・・・・人が恐怖を原動力にして進むには限界がある」





・・・・・・・・・ ・  ・   ・






ピクシス「ワシが命ずるッ!巨人に恐怖した者は、今この場から去るがいい、一切不問にするッ!!」




「「「「「「「「「「ッ!!??」」」」」」」」」」




ピクシス「そしてその恐怖をッ!親兄弟、自分の子供にも味わわせたい者も!!ここから去るがいい!!」




「「「「「「「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」」」」」」」




ピクシス「四年前!奪還作戦が行われた!!奪還作戦とは聞こえがいいが、要は口減らしじゃった!アルレルト訓練兵ッ前へ!!」

アルミン「ハッ!!」ザッ

ピクシス「このアルレルト訓練兵はその口減らしの被害者じゃ!!その時の話を聴くがいい!」





ピクシス「つらい役目をさせる・・・・・・あとは頼んだぞ・・・・・・」ポンッ

アルミン「・・・・・・」ゴクリ





アルミン「シガンシナ区出身、アルミンアルレルトです!!」ザッ







アルミン「四年前・・・・・・憲兵団の作戦立案を基にウォール・マリア奪還作戦が行われました・・・・・・私の祖父は、おじいちゃんはその為に壁外に向かい、帰らぬ人となりました」



アルミン「訓練兵団と新兵の方々を除き、率直に言わせていただきたいッ!!私は!僕はッ!!あなた方が憎くてしょうが無いッ!!今この場にいない内地の方々もッ!そして無力だった自分自身にもッ!!同じ目にあわせてやりたくてしょうがないッ!!」





「「「「「「「「「「・・・・・・」」」」」」」」」」





アルミン「被害者と紹介されましたが・・・・・・僕含め、全人類は加害者ですッ!!あの人達の、じいちゃんの命によって今、僕達は生かされています!!それから目を背けたくて仕方が無いから、誰もが『禁忌』として口を噤んでいます。忘れるために、壁に閉ざされた『家畜のような安寧』を貪り、内地という『虚偽の繁栄』に踊らされているのです!!」



アルミン「我々は『生きて』いません!!巨人を遮る壁に!口減らしとなった多くの人達に『生かされている』のですッ!!そして『死ぬことですら』ッ!壁外の巨人の思うようにされているッ、これが『家畜』と呼ばずしてなんと言うのですかッ!?我々は自由の基に生まれた『人間』のはずだ!!」







アルミン「屍を乗り越えて戦う覚悟を嗤い、目を背けるのは楽でしょう!でも、あの人達の死がこれから死に行く僕達の死が!!『無意味なものであった』などと言わせたりするものかッ!!」



アルミン「家族と過ごしたい!?少しでも生き延びたい!?ならば『やつ等を殺すしかない』!『戦うしかない』んだ!!何かを変えようと思うのならッ何かを捨てなければならないッ!!何一つリスクなしで何かが変えられるわけが無い!!先祖に、子孫に恥ずかしくないようにしたいのなら、巨人共に我々の意気地を少しでも見せ付け、一矢報いるにはッ!!我々を蹂躙したに相応しい対価を払わせるにはそれしかない!それだけしかないんだ!!」





「そうだ、その通りだ・・・」「ここで退いたら今度はあの子が・・・母さんが」「それどころじゃない今度は人類同士の殺し合いだ」
「シーナだけで人類が賄える訳が無いんだ」「そうだ・・・家族を」





アルミン「もし本当に生きたいのなら!!目を背けたくなるほどこの『無残』な有様を受け止め!背負い!例え腕が千切れても抗い続けろッ!!」

エレン「・・・・・・ッ!!」ギリィッ!



アルミン「解りやす過ぎるほどに『残酷』なこの世界から目を背けるなッ!決心と覚悟を持って戦い続けろッ!」

ミカサ「・・・・・・ッ!!」ギリィッ!





アルミン「最後に残された僕の『家族』はそうした!そう教えてくれた!!生きると決心することッ!!『死』に狂っても前に突き進み続け、思慮の入る余地は無いッ!!その中に『孝』も『忠』もあるッ!!」





アルミン「ただ生きるのではなく『生きると決心するということはそういうことだ』ッ!!」バッ!ドンッ!!





「「「「「「「「「「ッ!!!!」」」」」」」」」」バッ!!ジャキンッ!!






アルミン「ピクシス指令!!」


ピクシス「『獲物は誰だ』ッ!?」





「「「「「『奴等だッ!!』」」」」」「「「「「『奴等だッ!!』」」」」」「「「「「『奴等だッ!!』」」」」」





ピクシス「『狩人は誰だ』ッ!?」





「「「「「『我等だッ!!』」」」」」「「「「「『我等だッ!!』」」」」」「「「「「『我等だッ!!』」」」」」





ピクシス「今日、ワシ等はここで死なん!!死ぬのは『奴等』じゃッ!!全員今こそ・・・・・・」





心 臓 を 捧 げ よ ッ ! !





「「「「「「「「「「 ハ ッ ! ! 」」」」」」」」」」









ユミル「・・・・・・」

クリスタ「・・・・・・やる・・・・・・私が・・・・・・みんなの為に」<○><○>

コニー「やれる・・・・・・俺達は狩人だそんなことも忘れていた」<○><○>

サシャ「獲物はあいつ等です・・・・・・仕留め方は解りやすい・・・・・・」<○><○>

マルコ「・・・・・・今こそ、王に、この体を・・・・・・」<○><○>




ユミル「・・・・・・あの野郎・・・・・・」ギリッ

ジャン「やりやがった・・・・・・クソッ、こんな、こんな事が許されるのか・・・・・・」

ユミル「お前は正常なのか・・・・・・流石は現実主義だな・・・・・・」

ジャン「馬鹿言え、『やり口』を知ってるから普通でいられるだけだ」

ユミル「・・・・・・見てみろ、コイツ等全員ゴザルさんやミカサのようになってやがる、目的の為なら手前の死ですら考慮しない化け物どもだ」

ジャン「壁の向こうよりこっちが地獄のような光景だ・・・・・・みんな『死狂い』だ・・・・・・」

ユミル「『シグルイ』?なんだそりゃ?」

ジャン「・・・・・・数十人がかりでも殺すのにてこずる状態だとよ」

ユミル「それがほぼ全員か・・・・・・さて、何人殺すんだろうな?あのお嬢ちゃんとハゲ指令は・・・・・・」

ジャン「・・・・・・知らねえよ」



<○><○>                     <○><○>          <○><○>    <○><○>
        <○><○>   <○><○>         <○><○>      <○><○>
  <○><○>                  <○><○>    <○><○>
       <○><○>      <○><○>   <○><○>      <○><○>  <○><○>
<○><○>  <○><○>    <○><○>      <○><○>    <○><○>



ジャン「誰だよ・・・・・・こんな様にしたのは・・・・・・神様か?」

今日はここまで。

こんばんわ、物語も盛り上がってきたのですが、本日は更新できません
なにせ書き溜めがまったくない状況です、いつも以上に誤字脱字が多くなるでしょう

一応書き溜めしてた嘘SSと嘘予告がありますがそれでご容赦いただければと思います


(嘘)サイドストーリー




トロスト区裏道



エレン「野良犬相手に表道具は用いぬ」



ゴロツキ123456「「「「「「」」」」」」」ボッコボコ

ミーナ「」

エレン「かろらいな」<○><○>クルッ

ミーナ「ヒィ!!」ビクゥ!

エレン「・・・・・・遅うござる」

ミーナ「襲う!?ややややや、やめ、エレン、こここ、こんな所で」

エレン「・・・・・・夜道は物騒ゆえ」

ミーナ「・・・・・・探しに来てくれたの?・・・・・・痛ッ」

エレン「・・・・・・」

ミーナ「アハハ、ちょっと擦りむいちゃった、変なのに絡まれちゃって・・・・・・ありがとねエレン、じゃあ帰ろう!」




夜 訓練兵団 女子宿舎





閉鎖空間である兵団宿舎

兵士の間では夜這いの風習があり

訓練兵団の間でも同様の行為は盛んである

訓練兵団には精気に満ち溢れた男衆が寝泊りしていて

蕾のほころび始めた

初々しい少女等の肉体に熱くならぬ筈はないのだが

その寝室に夜這う者は皆無であった



訓練兵無双とうたわれたミカサ・アッカーマン

ミカサ「」<○><○>ヌラァ…

対人格闘ではそのミカサに追随するアニ・レオンハート

アニ「」<◎><◎>ズズズズズ…

戦闘能力では上位十名にまったく引けを取らないユミル

ユミル「」<●><●>ゴゴゴゴゴ…



その三人の宿舎に

忍び入るほどの胆力は

誰一人持ち合わせていなかった


ミーナ「(今日は怖かった・・・・・・明日エレンにお礼しなくちゃ)」


否、ただ一人

女子宿舎を訪れた者がいる



ギシッ



ミーナ「ッッ!!??」ビクゥ!



ギシッ



ミーナ「(ヨバイ!?ヨバイナンデ!?ミカサやアニとかクリスタの綺麗どころじゃなくてなんで私!?)」



灼けた肌と薬品の香りに

ミーナの心臓は早鐘の如く鳴った



スッ



ミーナ「・・・・・・(あれ?)」



柔肌に触れることなく男は去った

擦り傷用の軟膏を残して



ミーナ「薬?・・・・・・エレン・・・・・・傷の事、気にしててくれたんだ」クスッ



ミカサ「(この足音は間違いなくエレン、遂にこの時が来てしまった・・・・・・私は何時でも準備は出来ている、でもちょっと怖い、しかしエレンは優しい、きっと優しくリードして///・・・・・・以下略)」モンモン
アニ「(この脚運びは間違いなくアイツ、嘘、なんで?まさか、え?正直、憎からずは、じゃなくて、え?こっちに来るの?私?///)」モンモン
クリスタ「(夜這い!?チラッと見えたのはエレン!?キャー///でもエレンが?誰に?私?ヤダヤダ、でもイヤでも///違うっダメダメダメ///)」モンモン
ユミル「(マジかよ、ゴザルさん!?お前だけは信じてたのにまさかのオサルさんだったのか!?狙いは誰だ!?ミカサか?アニか?クリスタだけは絶対ダメだ!待て、私に勝てるか?無理だ、な、なら私が代わりに///)」モンモン





この後、ミーナが持つ薬の出所が明らかになり

ミカサは『涎小豆』を決行する


(嘘)予告



調査兵団宿舎



オルオ「オルオ・ボザドだ」

エルド「エルド・ジンだ」

グンタ「グンタ・シュルツ・・・・・・」



エレン「エレン・イェーガーと申す」



リヴァイ「調査兵団に入るにあたって、この場でお前の実力を見せてもらう」

ミカサ「恐れながら、リヴァイ兵長」

リヴァイ「なんだ?というか、何故お前がここにいる?」

ミカサ「?・・・・・・それはともかく『虎眼流』は"止め"を用いません、兵団員の方が怪我をされましては・・・・・・」



相手の三名が顔を紅潮させた

負傷を心配するべきは新兵のほうであろう



リヴァイ「なにサラッと流してやがる・・・・・・ただの立体起動を使用した模擬戦だ、訓練兵団じゃやらねえがな。ブレードはこの特殊ゴム製を使用するから死にはしない・・・・・・」



オルオ「クエーッ!!」



進み出でたるは討伐数39対討伐補佐9体 オルオ・ボザド

模擬ブレードの操作はお手の物である




エレン「・・・・・・一人ずつにござるか?」



オルオ「」

エルド「」

グンタ「」



リヴァイ「ほう・・・・・・悪くない、気に入った」



オルオ「キエーッ!!」ブワッ!

エレン「・・・・・・」<◎><◎>スゥ…




バ ム ッ !




調査兵団精鋭の

正面は無傷であったが



オルオ「」ブシュゥ…



脱皮する昆虫の如く

背は破れ



ドサァ


エルド「」
グンタ「」



残された二名は

許しを乞う眼差しを

リヴァイに向けるしかなかった








リヴァイ「・・・・・・立体起動装置使えよ」






以上です

うーむ、ダズとちゅぱ衛門のインパクトに比べると・・・

寸劇いれて申し訳ない。次回は明後日くらいになるかと思います。

仕事が・・・・・・少しでも楽しみにされている方がいたら申し訳ない

死兵って死を恐れないから迷わないし躊躇わないし怯えない兵隊ってことで、死を恐れないからこそ生き残ろうという行動をとらないから、致死率は無茶苦茶高いんじゃなかったっけ。
寡兵で敵に有り得ないくらいの損害を与えるけど、自陣はほぼ全滅するイメージ。
筆頭は戦国時代の戦闘民族島津人。
エルヴィン団長も死を恐れない感じだけど、あれは死狂いって感じはしないんだよなぁ。

お疲れ様です皆様 やはり本日は更新できません

このSS『死狂い』に関しては>>1の妄想と自己解釈が多分に含まれておりますので、アッパラパーの戯言までに聞いていただければ幸いです
私の中では『死兵』は『死狂い』の内の一つだと思っております。>>604様の仰るとおり、島津の退き口を見ても解るとおり、『死兵』とは
時と場合によっては致死率がとても高いものであります。ですが私が重要と考えるところは『一つの目的の為にソレを他人の下知で行った』
という点だと考えます。その背景には当時の武士の文化や世情を支配していた封建制度の事になるので言及いたしませんが
『死狂い』とは『懸命となるべき一所の為に自分の死すら考慮しない状態』であると考えます。

ならば『生存』が任務である場合、余程にいらぬものではないのだろうかとお思いになるのでしょうが、私がピンと来た言葉に以下のようなものがあります。

『ともに死するをもって心となす 勝ちはその中にあり 必死即ち生くるなり』

映画『武士の一分』の言葉ですが、要は決死の覚悟が勝利、つまり生きることとなるということですね。故に当SS中でも『死狂い』とは『命の最後の拠り所』
とさせていただいております。台詞回しは山口貴由様の言葉をそのまま拝借いたしました。
『武士道とは死ぬことと見つけたり』とあるそうですが、それは易々と自分や他人の命を掛けることではないと存じます。寡兵であっても、死力を振り絞って、
全知を持って挑む、その際に『失敗して死んでしまう』ことを考えない、これに尽きるのではないかと思います。
戦闘民族島津氏も勝つためには『釣り野伏』なる『策略』を行使致しましたれば、このアルミン(?)やエレン(?)も兵士なれば『それが任務であるなら』
他者自己を問わず『生存』に全霊を尽くすことと思います。


気持ち悪い長文、まことに失礼いたしました

明日、夜 九時ごろには更新します

投下再開します




・・・・・・・・・ ・  ・




ライナー「・・・・・・カハッ!?」

ベルトルト「!!ライナーッ!!」

ライナー「グ、ゥ・・・・・・ベルト、ルトか・・・・・・?俺はどうなった?腕は、脚はついているか・・・・・・?」

ベルトルト「ああ!ついている、脚も・・・・・・損傷は酷かったが、も、もうほとんど修復して・・・・・・」



ガチャ



ベルトルト「!?」

アニ「・・・・・・ライナー、起きたんだ・・・・・・」

ライナー「アニ・・・・・・どう、した?俺が寝ている間に、何が・・・・・・?」

アニ「・・・・・・壁内は地獄絵図のようになっている・・・・・・」ツカツカ



ガシッ!



ベルトルト「ッ!?」

ライナー「アニ・・・・・・?何を?」

アニ「・・・・・・私は言ったはずだ『あいつ等に手を出したら何が起こるかわからない』と、外を見てみな、巨人共を殺すのに兵士という兵士がほとんど『死兵』と化した・・・・・・あんたが殺そうとしたアルミンが、『アイツ』を守るために、自分の目的を果たす為に大多数の人間を生贄に捧げた・・・・・・だがその結果!」ギロリッ

ベルトルト「」ビクッ!


アニ「それを駐屯兵団の指令がものの見事に利用した。バラバラだった兵士達は一致団結した、それも最悪の結果で・・・・・・巨人殺しの訓練を受けた兵士が、計算されつくした一つの統率の元、死をも恐れず、最後の一兵になっても巨人共に襲い掛かることになるだろう。無論私達も例外じゃあない。どうするつもりだ?極め付けには立体起動無しで巨人を屠る馬鹿げた戦闘力の今期首席が万全の支援体制で全力戦闘。ライナーを容易く撃退した『座標』は、おそらく『壁内最強クラスの対人戦闘技術』を持った『アイツ』だ」

ライナー「『座標』は・・・・・・エレン、だったのか」

アニ「・・・・・・下手をすればトロスト区内の巨人をヤツ一体で平らげかねない。私が出たところでどうにもならない、下手をすればアイツにたどり着くまでに『死兵』どもと心中しかねない、アルミンだけじゃなくあの駐屯兵団の指令は相当なキレ者だ、あの三人の利用価値に即座に気付き容易に作戦に組み込んだ、私に取り付いた兵士ごと榴弾砲で消し飛ばすだろう、『それぐらい平気でやる』」

ベルトルト「」ブルブルブルブル

アニ「この戦いは終わった、私達は・・・・・・『戦士になり損ねた』」



ライナー「・・・・・・違う」



アニ「・・・・・・」

ベルトルト「ラ、ライナー?」ブルブルブルブル

ライナー「まだ、俺は、死んでない、生きている限り、敗れて、いない・・・・・・」グッ

ベルトルト「ライナーッ!動いちゃダメだ!」



ライナー「 俺 は ッ ! ! 」



ベルトルト「ッ!?」

アニ「・・・・・・」

ライナー「俺は戦士だ・・・・・・この命が続く限り戦い続ける、寝ても醒めても『獲物』を殺すことを考え続け、動き続ける『戦士』だ」


アニ「・・・・・・戦うことだけなら犬でも出来る。あんたのソレは勇気じゃない『無謀』だ」

ライナー「違う、これは『覚悟』だ。動物は一度敗れた相手には二度と立ち向かっていかない。それができるのは『戦士』だけだ『覚悟』を決めた人間だけだ」

アニ「馬鹿げてる、戦うのは何のためだ?『生きる』為だ、あんたのその考えは長生きできない、それこそ『死に急ぎ』だ」



ライナー「長生きだけを願うのならそれこそ獣と変わらないッ!!忘れたのか!?俺達は『戦士』だ!平常心で死ぬのではなく非常な心で生き抜く『戦士』だ!!」



ベルトルト「・・・・・・」

アニ「・・・・・・」

ライナー「・・・・・・五年前、一人の子供が、守るべきと決めた『家族』を失った。母親だった。本当に愛していたんだろう、未だに『守れなかった』と、無力だった自分自身にとめどない殺意を燃やし、涙の代わりに血を流し、灼かれるようにのたうちまわっている」

ベルトルト「・・・・・・エレンの・・・・・・」

ライナー「アイツは、その時選んだのだと思う、『戦い続ける』と、『背負い続ける』と、母親の『人間としての尊厳を守るため』、『残された他の家族が絶望しないように』『自分自身が殺意の対象となってもソレを力として生きてくれるように』、アイツは『剣をとった』・・・・・・十歳の子供が、自分の母親を、その手で刺し殺した!」

アニ「ッ!?」

ライナー「寡黙で、表情は変わらんし、よく解らんことを言うが、俺含め、訓練兵の奴等はみんな知っていた。誰よりも優しいヤツだと、怪我をした人間を放っておけず、仲間の為に怒れる誰よりも人間らしいヤツだと、そんなヤツが自ら『狂気』を纏う様なことを俺は『自分の為にしでかした』。俺はこいつに憎まれて当然だと思った。こいつに全てをぶちまけて殺されてもいい、と思った」

ベルトルト「・・・・・・」

アニ「・・・・・・」


ライナー「頭がおかしくなりそうで、どうにかなってしまいそうだった。それでも心を殺し、『戦士としての使命を全うすべき』だとも思った。だが違う、ソレは逃げているだけだ!この壁内の人間と変わらない!自分が傷つけた人々から目を逸らし、『使命』に縛られて『ソレが戦士としての責任』だともっともらしい理由をつけて逃げているだけだ!!見世物小屋で戦わされている軍鶏や闘犬となにも変わらない!『俺は家畜じゃない』!『俺は戦士だ』ッ!!自分以外の誰かや、誰かが定めた美徳や目的の為に命を賭けるのはただの家畜だ!『自分が誇りある自分である為に血の一滴、髪の毛一本まで使い尽くす』ッ!!『それが戦士であるということ』だッ!!」

アニ「ライナー・・・・・・」

ライナー「俺は何度負けても必ず立ち上がる!『負けることが恥なんじゃない!』『戦わないことこそが恥なんだ』ッ!!俺は自分自身に、俺があんな様に陥れたアイツに胸を張って向き合いたいッ!大量殺人鬼だと罵られても、イカレていると嗤われても、決して自分のしでかしたことから逃げない!自分の意思で戦い続け、目を逸らさない!!恥じて生きる真似だけは断固として拒否するッ!!『戦うということはそういうこと』だッ!!」ググッ





ライナー「アイツならッ!俺が戦士の中の戦士と尊敬し、憧れた、『エレン・イェーガーならそうする』ッ!!」ダンッ!





アニ「・・・・・・ッ!」

ベルトルト「・・・・・・ライナー」

ライナー「」グラァ





ド サ ッ





ベルトルト「ライナーッ!!」ダッ

アニ「・・・・・・」

ライナー「」

ベルトルト「ライナー・・・・・・こんな状態になってまで、君はそこまで自分を追い詰めていたのか、僕は・・・・・・まったく気付いてやれなかった」

アニ「・・・・・・ベルトルト」

ベルトルト「徒に戦士と任務の責任を君に押し付け、僕は取り返しのつかないミスをし、君に押し付けてしまった」

アニ「ベルトルト」

ベルトルト「僕は・・・・・・本当にダメだ・・・・・・最初から、戦士じゃなか、」





アニ「ベルトルトッ!!」




ベルトルト「ッ!」ビクゥ!

アニ「・・・・・・ライナーが起きたら伝えておいて、『座標は諦めろ』と」

ベルトルト「・・・・・・アニ?何をする気だ」ザワッ

アニ「この戦いは『人類の滅亡をもって私達の勝利』にする。アイツは・・・・・・」








私が殺す












ベルトルト「・・・・・・馬鹿な・・・・・・無茶だ、『アレ』相手に勝てるわけが無い、ライナーですらまったく歯が立たなかったんだぞ?どうする気だよ?」

アニ「勝つ気なんて無い、『殺す』、その一点だ、私の全てを持ってアイツを殺す」

ベルトルト「だから!!どうやって?君が言ったんじゃないか!戦うはおろか、人類の兵士にすら殺される可能性も・・・・・・」

アニ「『生きよう』と思えば・・・・・・確かにそうだ」

ベルトルト「ッ!?アニ!何を言っているのか解っているのか!?」

アニ「知らない、あんたに言うことは二つだけ、私がアイツを殺したと同時にトロスト区の壁門を破壊すること。回収は必要ないということ」ガチャ

ベルトルト「アニ!待つんだ!」

アニ「ああ、後・・・・・・」

ベルトルト「・・・・・・」

アニ「五年前、ありがとね。嫌な役回りを二人に押し付けて、悪かったと思ってる」

ベルトルト「アニ・・・・・・僕は、僕はッ」ブルブル

アニ「・・・・・・じゃあ」バタン





ベルトルト「なんだよ・・・・・・この様・・・・・・みんな普通じゃない」ボロボロ





アニ「・・・・・・」ツカツカツカ



・・・・・・・・・ ・  ・   ・




アニ・・・・・・俺が間違っていた・・・・・・

今さら俺を許してくれとは言わない、けど・・・・・・

一つだけ、一つだけでいい・・・・・・


頼みがある・・・・・・


この世の全てを敵回したっていい

この世の全てからお前が憎まれることになっても・・・・・・

父さんだけはお前の味方だ・・・・・・



だから約束してくれ



帰ってくるって・・・・・・



・・・・・・・・・ ・  ・   ・





アニ「・・・・・・っ」ゴシゴシ





ごめんね





アニ「・・・・・・」スッ





約束、守れない





アニ「・・・・・・」<◎><◎>











駆逐してやる・・・・・・この世から・・・・・・一匹残らず・・・・・・

とりあえず書き溜め分投下完了

>>1「鎧の巨人・・・・・・強化外骨格・・・・・・」

はい、お察しの通りの『覚悟完了』です。次はちゃんと『シグルイ』しますので平にご容赦を。

巨人に変身時の衝撃波ってどんなものなんでしょうね?
アニが変身した時は取り付いてた兵士は即死のようでしたが
ベルトルさんとライナーのときは割と近い距離でもそうでも無いようでしたし

近くに壁とか衝突する物のあるなし?まあ、いいや再開します






トロスト区 壁 上






タッタッタッタッタッタ



エレン「・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・」

イアン「指令はお前を極秘人間兵器と言ったが、穴をふさげるなら何でも構わない、お前の護衛を最優先とする、頼んだぞ?」

エレン「・・・・・・」コクリ

リコ「・・・・・・(目の前でヤツは巨人になったわけではない、だが・・・・・・鎧の巨人を容易く葬ったあの力が自由自在に操れるなら・・・・・・)」

ミカサ「・・・・・・(巨人がほとんどいない、誘導はうまく行っている・・・・・・アルミン、無事だろうか)」



タッタッタッタッタッタ



イアン「ここだ!この先が大岩までの最短ルートだ、行くぞ!ナナバ、リコ、続け!」ダッ

ナナバ「了解ッ!」

リコ「了解ッ!」ダッ

エレン「・・・・・・」バシュッ!ギュイィン

ミカサ「・・・・・・!」ヒュンッ ビシュゥン






トロスト区 西 側 壁 上




参謀「・・・・・・なんとも、これは・・・・・・」

ピクシス「・・・・・・おうおう、凄い様じゃな・・・・・・」





「殺せるヤツはここで殺せっ!」「班長!反転攻撃はまだですか!?」「あの野郎、腕持っていきやがった!絶対ぶっ殺してやる!」
「討伐数3だ、行きがけの駄賃だな」「俺は2だ、まだ足らない」





参謀「・・・・・・信じられない士気です、とても正気とは思えない光景ですが・・・・・・頼もしい限りです」

ピクシス「・・・・・・まあ誘導が主じゃからな、殲滅戦ならこれでもいいじゃろうが・・・・・・損害は?」

参謀「信じがたいことに一割もいっていません。皆、鬼神の如きというか・・・・・・負傷者はかなりのものですが、戦闘継続可能な兵がほとんどです、ですがこのままでは・・・・・・」

ピクシス「まあ損害は増える一方じゃろうな、しかし成果としては上々か、ほとんどの巨人を街の隅に集約できた」

参謀「とはいえ・・・・・・街には今も巨人が入り込んでいます」

ピクシス「うむ、時間との勝負、後は奴等にかかっておる」

参謀「ええ、では予定通り問題が起こらない限り我々は巨人共の引き付けを・・・・・・」

ピクシス「・・・・・・ああ、念の為、訓練兵は予備隊として動かせるようにしておけ、指揮はアルレルトに任せておけばよい」

参謀「ハ・・・・・・?訓練兵に指揮を与えるのですか?」

ピクシス「・・・・・・一応な」






・・・・・・・・・ ・  ・   ・





イアン「到達した!行けっ!イェーガー!!」

エレン「・・・・・・ッ!」ガリッ!





カ ッ !

ズ ズ ン !





黒髪の巨人「・・・・・・」





イアン「まさか・・・・・・本当に・・・・・・」

リコ「これが・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・(人間の比率で言えばあの大岩を持ち上げられるとは・・・・・・エレンならそれも可能かもしれない。エレンにはみんなを導く強い力がある)」

ナナバ「・・・・・・!動くぞ!」



黒髪の巨人「・・・・・・ッ!!」ガシッ
大岩「」フワッ



リコ「この目で見たが信じられない、巨人の力を・・・・・・人類のものに」

イアン「見ている場合ではない、全員イェーガーを中心に円陣、索敵を怠るな、ヤツに巨人を近づけてはならない!」

リコ・ナナバ「「了解ッ!」」

イアン「ミカサ、お前はヤツの近くにいろ、万一巨人が漏れたら即座に対応だ」

ミカサ「はいっ」

ナナバ「班員の奴等はお前のツレの演説でいきり立っている。それでも頼りないかもしれんが、お前も堪えてくれ」

ミカサ「はいっ」

リコ「・・・・・・先程の包囲の際は・・・・・・済まなかった」

ミカサ「いえ・・・・・・私もあなたにブレードを突きつけました」

リコ「正直お前等は・・・・・・二度と敵に回したくない」フッ

ミカサ「・・・・・・私もです」

イアン「全員行動開始だ!」



「「「了解ッ」」」





ズシン ズシン ズシン




黒髪の巨人「・・・・・・ッ!・・・・・・ッ!」





ミカサ「(エレンは巨人を制御できている、このまま行けば大穴に到達する!)」



リコ「12m級が2体だ!とにかくイェーガーに近付かせるな!」バシュンッ

リコ班1「」<○><○>バシュッ
リコ班2「」<○><○>ヒュンッ
リコ班3「」<○><○>ビシュンッ



ズバシュ



巨/人「」

巨/人「」



リコ「・・・・・・(囮と攻撃を合図も無く・・・・・・まるで別人だ)」






イアン「凄まじい・・・・・・アルレルトといったか、報告通りのようだ、末恐ろしい人心掌握だ・・・・・・」

ナナバ「イアンッ!奇行種らしき15m級がこちらに向かって走ってくる!」

イアン「!?イェーガーに取り付かせるな!即座に対応しろ!」

ナナバ「言われるまでもない!お前等!行くぞ!」

ナナバ班「「「了解ッ!」」」

会心のミスをしてしまった

ミタビさんですね

>>624から差し替えで
トロスト区 壁 上






タッタッタッタッタッタ



エレン「・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・」

イアン「指令はお前を極秘人間兵器と言ったが、穴をふさげるなら何でも構わない、お前の護衛を最優先とする、頼んだぞ?」

エレン「・・・・・・」コクリ

リコ「・・・・・・(目の前でヤツは巨人になったわけではない、だが・・・・・・鎧の巨人を容易く葬ったあの力が自由自在に操れるなら・・・・・・)」

ミカサ「・・・・・・(巨人がほとんどいない、誘導はうまく行っている・・・・・・アルミン、無事だろうか)」



タッタッタッタッタッタ



イアン「ここだ!この先が大岩までの最短ルートだ、行くぞ!ミタビ、リコ、続け!」ダッ

ミタビ「了解ッ!」

リコ「了解ッ!」ダッ

エレン「・・・・・・」バシュッ!ギュイィン

ミカサ「・・・・・・!」ヒュンッ ビシュゥン





トロスト区 西 側 壁 上




参謀「・・・・・・なんとも、これは・・・・・・」

ピクシス「・・・・・・おうおう、凄い様じゃな・・・・・・」





「殺せるヤツはここで殺せっ!」「班長!反転攻撃はまだですか!?」「あの野郎、腕持っていきやがった!絶対ぶっ殺してやる!」
「討伐数3だ、行きがけの駄賃だな」「俺は2だ、まだ足らない」





参謀「・・・・・・信じられない士気です、とても正気とは思えない光景ですが・・・・・・頼もしい限りです」

ピクシス「・・・・・・まあ誘導が主じゃからな、殲滅戦ならこれでもいいじゃろうが・・・・・・損害は?」

参謀「信じがたいことに一割もいっていません。皆、鬼神の如きというか・・・・・・負傷者はかなりのものですが、戦闘継続可能な兵がほとんどです、ですがこのままでは・・・・・・」

ピクシス「まあ損害は増える一方じゃろうな、しかし成果としては上々か、ほとんどの巨人を街の隅に集約できた」

参謀「とはいえ・・・・・・街には今も巨人が入り込んでいます」

ピクシス「うむ、時間との勝負、後は奴等にかかっておる」

参謀「ええ、では予定通り問題が起こらない限り我々は巨人共の引き付けを・・・・・・」

ピクシス「・・・・・・ああ、念の為、訓練兵は予備隊として動かせるようにしておけ、指揮はアルレルトに任せておけばよい」

参謀「ハ・・・・・・?訓練兵に指揮を与えるのですか?」

ピクシス「・・・・・・一応な」






・・・・・・・・・ ・  ・   ・





イアン「到達した!行けっ!イェーガー!!」

エレン「・・・・・・ッ!」ガリッ!





カ ッ !

ズ ズ ン !





黒髪の巨人「・・・・・・」





イアン「まさか・・・・・・本当に・・・・・・」

リコ「これが・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・(人間の比率で言えばあの大岩を持ち上げられるとは・・・・・・エレンならそれも可能かもしれない。エレンにはみんなを導く強い力がある)」

ミタビ「・・・・・・!動くぞ!」



黒髪の巨人「・・・・・・ッ!!」ガシッ
大岩「」フワッ



リコ「この目で見たが信じられない、巨人の力を・・・・・・人類のものに」

イアン「見ている場合ではない、全員イェーガーを中心に円陣、索敵を怠るな、ヤツに巨人を近づけてはならない!」

リコ・ミタビ「「了解ッ!」」

イアン「ミカサ、お前はヤツの近くにいろ、万一巨人が漏れたら即座に対応だ」

ミカサ「はいっ」

ミタビ「班員の奴等はお前のツレの演説でいきり立っている。それでも頼りないかもしれんが、お前も堪えてくれ」

ミカサ「はいっ」

リコ「・・・・・・先程の包囲の際は・・・・・・済まなかった」

ミカサ「いえ・・・・・・私もあなたにブレードを突きつけました」

リコ「正直お前等は・・・・・・二度と敵に回したくない」フッ

ミカサ「・・・・・・私もです」

イアン「全員行動開始だ!」



「「「了解ッ」」」








ズシン ズシン ズシン




黒髪の巨人「・・・・・・ッ!・・・・・・ッ!」





ミカサ「(エレンは巨人を制御できている、このまま行けば大穴に到達する!)」



リコ「12m級が2体だ!とにかくイェーガーに近付かせるな!」バシュンッ

リコ班1「」<○><○>バシュッ
リコ班2「」<○><○>ヒュンッ
リコ班3「」<○><○>ビシュンッ



ズバシュ



巨/人「」

巨/人「」



リコ「・・・・・・(囮と攻撃を合図も無く・・・・・・まるで別人だ)」






イアン「凄まじい・・・・・・アルレルトといったか、報告通りのようだ、末恐ろしい人心掌握だ・・・・・・」

ミタビ「イアンッ!奇行種らしき15m級がこちらに向かって走ってくる!」

イアン「!?イェーガーに取り付かせるな!即座に対応しろ!」

ミタビ班「「「了解ッ!」」」






ナナバ班1「!?挑発に反応していない、やはり奇行種か」バシュンッ

ナナバ班2「なら、うなじをいただくまでだ」<○><○>ジャキンッ

ナナバ班3「俺がかかとからいただく!後に続け!」ビシュンッ




女型巨人「・・・・・・」ズシンッ ズシンッ ズシンッ




ミタビ班3「アンカーが刺さった!行くぞ!」ギュイィン

ミタビ班2「・・・・・・死ねッ」バシュン



女型巨人「・・・・・・」ヒュッ



ミタビ班3「・・・・・・はっ?」




ゴキッ




ミタビ班1「蹴り殺した!?まずい!戻れぇ!」



女型巨人「・・・・・・」パシッ
ミタビ班2「」




ぐちゃ






ミタビ「なんだあれは!?巨人が人間を蹴り殺したのか!?」

ミタビ班1「ミタビ班長!こっちに来ます!!」

ミタビ「上等だ!返り討ちにする!」バシュ ギュイン

ミタビ班1「殺すっ!」バシュウン



女型巨人「・・・・・・」ヒュンッ



ミタビ班1「あたるか!班長、自分はかかとを!」ヒュンッ 

ミタビ「手こずらせやがって!攻撃の直後なら、今度こそ!」ビュオッ



女型巨人「・・・・・・」ググ…





ブワッ




ミタビ班1「」

ミタビ「(飛ん・・・・・・で・・・・・・?)」



ズズン!



ミタビ班1「グゥ!!」

ミタビ「アンカーが・・・・・・グ」




女型巨人「・・・・・・」スゥ




ぐちゃ




ミタビ「煙弾を・・・・・・ここが突破されたら・・・・・・イェーガーが・・・・・・」ググ

女型巨人「・・・・・・」スゥ




ゴキン






イアン「・・・・・・馬鹿な・・・・・・一瞬で・・・・・・いかん!?ミカサ!ミタビ班が突破された!そちらに奇行種が行くぞ!」

イアン班1「班長!15m級が1!12m級が1!屋根を越えイェーガーに向かっています!」

イアン「行かせるな!何としてでも止めるぞ!・・・・・・済まない、頼んだぞ」





ミカサ「突破された!?エレンは私が守る!!」ビシュン



女型巨人「・・・・・・」ズシンッ ズシンッ ズシンッ

ミカサ「・・・・・・行かせない!」ヒュンッ ズバァ!

女型巨人「・・・・・・!」ガクン

ミカサ「(このまま削ぐッ!)」カシュン ギュオッ!




パ キ ン




ミカサ「・・・・・・な?」

女型巨人「・・・・・・」ブンッ



ガ ン ッ



ミカサ「グッ!!」ドッ!

ミカサ「(馬鹿な・・・・・・刃が通らない!まさか鎧のやつと同じように・・・・・・このままではエレンが)」ググ


女型巨人「・・・・・・」

黒髪の巨人「・・・・・・!」




イアン「ミカサ!やられたのか!?やむ終えん!反転する!イェーガーを守れ!」




女型巨人「・・・・・・!」ダンッ!

黒髪の巨人「・・・・・・!」グラァ






ド  オ  ォ  ン ! !





ミカサ「エレン!!」

イアン「ミカサ!生きていたか!」ヒュン スタッ

イアン班1「班長!あの奇行種がイェーガーに馬乗りになって!」

イアン班2「岩の下敷きにはならず済んでいますが、早急にイェーガーを救出しなければ!」





黒髪の巨人「・・・・・・!」ググッ

女型巨人「・・・・・・」スゥゥゥ





キィヤアアアアアアアァァァァァァッッ!!





ミカサ「ッ!!??」ビリビリ

イアン「なッ!!??」ビリビリ



ミカサ「ッ!!??」ビリビリ

イアン「なッ!!??」ビリビリ



黒髪の巨人「・・・・・・」



イアン「な、今のは一体、どういう・・・・・・」

イアン班3「班長!!大穴より巨人多数!他にも集まってきています!」

イアン「馬鹿な!!何故このタイミングで!」

イアン班2「・・・・・・!?班長!信煙弾を確認!あちらは巨人共を集めている街の隅から!何か異常が!?」


 


トロスト区 西 側 壁 上





参謀「!?巨人が離れていきます!あちらは大穴の、作戦中の精鋭班の方角です!!」

ピクシス「なにが起こっておる・・・・・・東側壁上の榴弾砲を移動!イェーガーの付近へだ!同時に人員の配置!予備隊を出動させよ、急げ!」




ジャン「予備隊として俺等だけ出撃!?そりゃ本当か!?」

アルミン「間違いない、早急に精鋭班の支援に向かえって、エレンとミカサになにかあったんだ・・・・・・」

ジャン「マジかよ・・・・・・クソッ、大丈夫なのかあの二人は・・・・・・」






・・・・・・・・・ ・  ・   ・




イアン「クソッ!!イェーガーへの支援が間に合わん!!」ズバッ!

ミカサ「エレンッ!この、消えろ!」ズバン!

リコ「何が起こっている!急に巨人の数が!」ズバッ!




         巨人「」ズシンズシン
                       巨人「」ズシンズシン

            巨人「」ズシンズシン
巨人「」ズシンズシン



           女型巨人「・・・・・・!」
           黒髪の巨人「・・・・・・」



巨人「」ズシンズシン
              巨人「」ズシンズシン

   巨人「」ズシンズシン
                       巨人「」ズシンズシン



女型巨人「(私がこいつを殺す必要は無い!巨人共が私諸共に食い散らかすだろう。いくらコイツがバケモノでもこの状態ではどうにもならないはずだ!)」





"詰み"である





脱出しようとも後ろは地面、立体起動装置は封じられている

女型巨人に押さえつけられたままであっても 死


エレンに打つ手は無いと思われた


しかし



黒髪の巨人「・・・・・・」スゥ
女型巨人「・・・・・・!?」





ズ ド ム ッ




女型巨人「」
黒髪の巨人「・・・・・・」



イアン「な・・・・・・」

リコ「女型の巨人にイェーガーの拳が突き刺さって・・・・・・」

ミカサ「・・・・・・虎眼流"土雷"」


"土雷"は組み伏せられた状態から

踏み込みと全身の反りを用いて

瞬時に拳を内臓にめり込ませる柔の技

しかし、巨人体にあって、その威力は




女型巨人「」ゴポォ






イアン班1「すげえ・・・・・・一撃で貫通してやがる」



血と反吐を噴射しつつ

人形の如く跳ね上がる女型



ミカサ「今!止めを・・・・・・」




エレンはこの絶好の機会を見送った

見送らねばならなかった





巨人「」ズシンズシン
                       巨人「」ズシンズシン

            巨人「」ズシンズシン
                          巨人「」ズシンズシン



黒髪の巨人「・・・・・・」



目の前の巨人、コレをいち早く始末する必要がある

エレンはそう考えたのだ







黒髪の巨人「・・・・・・」スッ



イアン「あれは?イェーガーは何を?拳を包むように・・・・・・」

リコ「それより早くイェーガーの周りの巨人を排除する!」

ミカサ「・・・・・・」



『而して』

『もし開かんと欲すれば』

『まずは蓋をするべし』




黒髪の巨人「・・・・・・!」パキパキパキ!




ミカサ「!?いけない!みんな、一度エレンから離れて!!」

イアン「ッ!?」バッ

リコ「ッ!?」バッ

イアン・リコ班「「「「「「ッ!?」」」」」」バッ





黒髪の巨人「」<◎><◎>ヒュンッ!





キ ン ッ ! !





巨/人「」ブシュウ…
                       巨/人「」ブシュウ…

            巨/人「」ドバァ…
                          巨/人「」ブスブス…





黒髪の巨人「コオォ・・・・・・」パキパキパキ…




虎眼流 "流れ星"



巨人と化したエレンは

無手でも凶器そのものである

今宵はここまで。今日も大ポカしてしまいました

なんで調査兵団員が駐屯兵団で班長やってんだよ・・・・・・


ご指摘いただいた方はどうもありがとうございました。
おやすみなさい

遅くなりました、投下再開します


ミカサ「アレは・・・・・・エレンも『鎧』と同じように腕を?」

リコ「もはや、笑いしか出てこないな、イェーガーは何処まで人間離れしている・・・・・・」

イアン「・・・・・・いかん!西側から多数の巨人だ!大穴からもまだ侵入してくる!」

リコ「そんな!西側は全隊をもって誘導し終えたんじゃ!?さっきの煙弾はそういう・・・・・・!?」

イアン「なにが起こっている・・・・・・やはりあの女型が呼び寄せたのか!?」

イアン班1「我々はまだいけます!皆殺しにしてやる・・・・・・」ジャキンッ!

リコ班1「・・・・・・」ジャキンッ!





巨人「」ズシンズシン
                       巨人「」ズシンズシン
     巨人「」ズシンズシン    巨人「」ズシンズシン
巨人「」ズシンズシン             巨人「」ズシンズシン
 巨人「」ズシンズシン   巨人「」ズシンズシン     巨人「」ズシンズシン
                          巨人「」ズシンズシン





イアン「(どうするべきだ?作戦を続行?イェーガーの戦闘力を持ってすれば・・・・・・)」





アニ「・・・・・・!」シュゥゥ…




イアン「ッ!!(女型の巨人は今だ健在、明らかに知性を感じさせる動き、巨人を呼び寄せる絶叫、他にどんな隠し玉をもっているやもしれん、加えて背後には多数の巨人群・・・・・・ダメだ、戦闘継続は絶望的だ。援軍は・・・・・・どこに!?このままでは!!)」


リコ「イアンッ!あの得体の知れない女型は健在、巨人が迫っている上、ミタビ班は全滅したっ!作戦は中止だ、一旦撤退するべきだ!!」

イアン「・・・・・・ッ!」

ミカサ「・・・・・・エレンを置いていくのですか?」

リコ「・・・・・・ッ!しかしこのままでは全滅する!」

ミカサ「 だ か ら 何 ? 」<●><●>

リコ「最初から無茶だった、その上でこの不測の事態だ、どうにもならない!!」

ミカサ「そう・・・・・・残念です」グッ




イアン「ッッ!!女型をイェーガーに任せる!俺達は巨人群の相手だ!!」

リコ「イアン!?」

ミカサ「・・・・・・」

イアン「無茶なのは承知だ、不測なのも解っている・・・・・・だがそれでも俺達はイェーガーを頼るしかない、彼は人類にとって貴重な可能性だ、何人死のうと彼を援護するべきだ」

リコ「正気じゃない!イアン!あんたもあのアルレルトに当てられたの!?」



イアン「 では! どうやって! 人類は巨人に勝つというのだ!! 」


リコ「・・・・・・ッ!!」


イアン「リコ、教えてくれ、多くの人間が人間性を捨て、すすんで『狂った』、そのまま多くの人間が死んだ、それでも巨人の力には及ばない、それほどまでに人類と巨人の力の差は大きい!!」

リコ「・・・・・・」

イアン「どうすればいいのかなんてわからない、なら俺達も『狂う』他は無い!愚直に、健気にあのイェーガーを守り続ける他には無い!!それだけしか出来ないのだから!!」

ミカサ「・・・・・・」

イアン「悲惨だろ・・・・・・報われる保障の無い戦いの中で、虫けらのように死ぬだろう・・・・・・だがそれが俺達に出来る唯一の戦いだ」

リコ「・・・・・・イアン」

イアン「リコ、『アルレルトにあてられたのか』と言ったな?その通りだ、やつの言うとおり俺は『死に狂おう』それが『最後の拠り所』だからだ・・・・・・」






リコ「そんなの、納得できない・・・・・・命令には従う。人間様の恐ろしさ思い知らせてやる・・・・・・」

イアン「リコ・・・・・・」

リコ「犬死はごめんだ・・・・・・『狂う』必要があるなら・・・・・・私もそうしてやるさ!」バシュッ

イアン「・・・・・・!」

ミカサ「・・・・・・イアン班長、敵が迫ってます」

イアン「ああ・・・・・・行くぞッ!ミカサ、イェーガーを信じるしかない、つらいと思うが前線に来てくれッ!!」ヒュンッ

ミカサ「ハイッ!・・・・・・それと、ありがとうございました」バシュンッ







女型巨人「・・・・・・(奇襲は失敗した、だが精鋭班とミカサは巨人共の相手で手一杯のはずだ)」シュゥ…

女型巨人「(奇襲は失敗したが、せいぜい私とコイツを守るために頑張ってもらう・・・・・・だが問題は)」




黒髪の巨人「・・・・・・」ズシン ズシン ズシン




女型巨人「(コイツはとことんまで戦闘に、『殺すことに』特化している・・・・・・この状況で最も最初に殺すべきなのが私だと云うことを理解している)」



黒髪の巨人「・・・・・・」ヒュンッ!

女型巨人「・・・・・・!」パキパキパキ!





ゴ キ ン





女型巨人「・・・・・・(この短期間に硬化の仕方まで会得している・・・・・・正面からの戦闘では敵いっこない)」ブシュゥ…




黒髪の巨人「・・・・・・」スッ




女型巨人「・・・・・・!(そう!『そう、こいつも考えている』!ならば、ここしかない!コレしかない!!)」パキパキパキッ!


エレンは感じていた

対手の闘志が みるみる萎えてゆくのを

女型の巨人 アニ・レオンハートは『流れ星』を二度見ている

しかし『流れ星』と相対するのは未知の領域であり

これに抗う術など知る筈はないのだ





女型巨人「・・・・・・(『敢えて』『正面で』『戦いを挑む』!!)」<◎><◎>スゥ…






エレンの流れ星に対し

アニは祈るような姿勢






黒髪の巨人「・・・・・・」パキパキパキッ!






虎眼流 秘剣 流れ星

何人も 巨人ですらも

この魔技から逃れることは出来ない

女型の巨人は流れ星の及ぼす死の間合いに位置し

瞬時に首をはねられる運命にあった






キ  ン  ッ






/型巨人『』ブシュゥ…










・・・・・・・・・ ・  ・   ・





黒髪の巨人「・・・・・・!」ギリリッ!




エレンの脳裏に浮かぶは

鮮明なる勝利の幻



この手をみて

アニに死相が浮かんだ

幼き頃 父より学んだ 戦闘技術の悉くを身に着けた

闘技者の全細胞が

戦闘を拒否していた

しかし




女型巨人「・・・・・・(ひとまずアンタは賭けに勝った・・・・・・でも)」




女型巨人「(私が賭けたのは、ここからだからっ!!)」





黒髪の巨人「・・・・・・」<◎><◎>ヒュンッ!

女型巨人「・・・・・・」<◎><◎>ヒュッ







ガ   キ   ン   ッ   !





休憩します

原作と変わらず話せるのはアルミンだけだから演説するのも仕方ないがな。原作のアルミンの「暴力がー」の下りは嫌い。原作ではキモいと言うか優遇され過ぎ、なんかアルミンの発言の前後の伏線が酷い。一度でも予言を外して大ボカしたら再評価するけど。
兵士という『力』に守られてる分際で力を否定するのは虫が良すぎる。その上で兵士になるって言うんだから、ライナーの兵士としての責任はアルミンにこそ必要だったな。

ゴメンナサイ、今日は更新できません
休憩といっといてアレなんですが、もう眠くて眠くて、今度はちゃんと書き溜めてから投下します。

申し訳ない

暴力ならエレンとジャンだって喧嘩として奮っただろ
ミカサがライナーを空から降らせたのも訓練とは関係ない明らかに不当な暴力。それらを踏まえてアルミンの発言がアルミンをいじめたヤツに向かって言ったことでも酷い言葉に思えた。
アンチって訳じゃないし別に嫌いな訳じゃない。いじめられっ子だったから被害妄想癖があるんだ。

わかった、白目で待つ<○><○>

投下再開いたします

今回、シグルイから摘出した台詞回しに過去使用したものがあったり
そもそもシグルイにも進撃の巨人にもない技が出たりします。

まあ、今さらですが、ご容赦いただければ幸いです。
もし我慢の限界であればそっ閉じで・・・・・・

それではごゆるりと・・・・・・


二体が触れ合った時

瞬時である

巨人が消滅する時に噴出する蒸気が

エレン達を包んだ

しかし





黒髪の巨人「・・・・・・」





深々と切り込んだ感触

防御を行っていたようだが

斬撃はうなじへ到達しているはずである




ブ ワ ッ 




突風が蒸気を払う





黒髪の巨人「・・・・・・ッ!?」














女型巨人「・・・・・・ッ!!」ギリッ…




見えた時には

二体の巨人は

硬化した体躯で結ばれていた






ミカサ「あれは・・・・・・ッ!?エレンが危ない!!反転します!!」ダッ ビシュゥン






女型巨人「(肘の頂点から肩口まで縦に割られた・・・・・・)」





"肘受け"



"肘" 言うまでも無く、人間の骨格でも特に堅固な部位である

対人格闘などで拳での突きを受ける際

防御に用いることはあるが

巨人の硬化能力により

もはや『斬撃』と化した 無手での『流れ星』




女型巨人「(肘関節が稼動不可能なまでに硬化させた)」パキパキパキッ!





その超高速の一閃に対し合わせるのは

飛来する弾丸に弾丸で打ち落とす無謀

しかし









薄き鎧は厚き装甲と化し

死の流星を食い止めたのだ!





女型巨人「(私は賭けに勝った・・・・・・)」ガシッ!






女型が流れ星を受けせしめたのは

強運と

流れ星の斬撃は真横一閃のみと特定できたため






黒髪の巨人「・・・・・・!?」グラッ





流れ星を放ったエレンは

二の太刀を生み出せない





女型巨人「(あの日から・・・・・・アンタを思わない日があっただろうか・・・・・・)」グググッ





組み合った状態で二体は静止



女型の巨人は

その脚の爪先を

地面に






女型巨人「(父さんから教わった足技を、『前進』一つで封殺されたあの日から)」ズザンッ!






深く突き刺す







女型巨人「(気付けば私はアンタを目で追っていた、同時に"足技"で勝つ手段をいつも考えていた)」パキパキパキッ!






硬化させた己の脚を

剣に見立て

爪先を突き刺した大地を

発射台に見立て






女型巨人「(早朝の訓練場で、深夜の営庭で、宿舎に至る道で、眠っている時ですらッ!私は何度も何度もアンタに倒されていた!!)」ギシィ…!






対手の真下から

零距離での






女型巨人「(全て!今日、この時、今の為にッ!!)」ブチブチブチッ!






それは くしくも

"無手での流れ星"と

同じ術理であった



      ___________________




ミカサ「どけぇッ!!」ズバシュッ!

ミカサ「エレン!今・・・・・・たs」





ヒュオオオオオオォォォォォォ








ズキン




ミカサ「・・・・・・あ・・・・・・あ・・・・・・・・・」



ズキン ズキン ズキン ズキン ズキン ズキン



ミカサ「エ・・・・・・レン・・・・・・・・・・・・・・・?」



ズキン ズキン ズキン ズキン ズキン ズキン ズキン

ズキン  ズキン  ズキン  ズキン  ズキン  ズキン  ズキン  ズキン

ズキン   ズキン   ズキン   ズキン   ズキン   ズキン   ズキン   ズキン   ズキン



ミカサ「・・・・・・い、や・・・・・・・・・」




アッカーマン



お主は最も近くで



『無残』で



『残酷』な



結末を見ることになるかも知れん





ミカサ「いやあああああああああぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!????」





・・・・・・受け入れる覚悟があるか?






黒髪/巨人「」ブシュゥゥゥゥ…

女型巨人「・・・・・・」<◎><◎>




ご飯食べてきます

オレは全てを破壊する!(炎上)

投下再開します

あまり書き溜められませんでしたが、この投下で今日はおしまい






トロスト区 内壁門付近 高台





ベルトルト「アニ・・・・・・!やったのか・・・・・・」

ベルトルト「これで人類の打つ手は無い・・・・・・僕達の、勝利だッ!!」ガリッ





カッ!



ド  オ  ォ  ン ! !





超大型巨人「(異常を感知した人類はエレン達の援護で手一杯のはずだ・・・・・・)」

超大型巨人「(敵陣に残されたアニが気がかりだが・・・・・・僕は僕の務めを果たすッ!!)」ゴオオオオオオ











ミーナ「・・・・・・」<○><○>

超大型巨人「ッ!!??」








サムエル「・・・・・・」<○><○>

トーマス「・・・・・・」<○><○>

ナック「・・・・・・」<○><○>




超大型巨人「(何故!?何故彼等がここに!?)」





<○><○>     <○><○>          <○><○>    <○><○>
        <○><○>   <○><○>         <○><○>      <○><○>
  <○><○>                 <○><○>   <○><○>
      <○><○>      <○><○>  <○><○>      <○><○>  <○><○>
<○><○> <○><○>   <○><○>      <○><○>   <○><○>






超大型巨人「」

超大型巨人「(馬鹿な・・・・・・計画が漏れるはずが無い・・・・・・ライナーが本部前で巨人体になったとはいえ、誰にも気付かれていなかったはずだ!!)」







ゾ ク リ







アルミン「・・・・・・」<◎>川<◎>

超大型巨人「」





地面に向けられたアルミンの右腕は

ぴんと

跳ね上がった



屹立したアルミンの右腕は

ある種の威厳を備えていた

首斬り役人が

科人を打つが如き威容を持って

その右腕が





アルミン「・・・・・・撃てぇぇぇぇっっ!!」バッ!





振り下ろされた





ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ン ッ ! !





超大型巨人「ゴオオオオオオォォォォォッッ!!(うわあああああぁぁぁ!!??)」





アルミン「弾着確認ッ!全隊持ち場に着いて!」

104期訓練兵 「「「「「「「「「「 了 解 ッ !」」」」」」」」」」





超大型巨人「(頭部と肩周りがかなり吹き飛ばされた!腕は!?・・・・・・上がらない!完全に照準を合わせられていた、どうなっている!?何故僕がここに来ることを知っていた!?」ブシュゥ…




アルミン「コイツはもう腕が上がらない!早々にうなじを刈り取るよ!!」ビシュンッ!

104期訓練兵「「「「「「「「「「 オ オ オ オ オ オ オ ォ ォ ォ ォ  !」」」」」」」」」」





超大型巨人「(調子に乗るなよ!!させるわけがないだろっ!!)」





ブシュウウウウゥゥゥゥゥッッ



ナック「グッ!?熱ィ!!」

トーマス「まただッ!最初のときと同じように蒸気をッ!!」

アルミン「・・・・・・」




超大型巨人「(所詮、立体起動装置では僕には近づけない!このまま壁面扉は破壊させてもらうッ!!)」ゴオオオオオオ




ミーナ「・・・・・・! アルミンッ!来た!!片足を上げたわ!!」

アルミン「今だ・・・・・・ッ!!サムエェェルッ!!」




超大型巨人「(何をしてももう遅い!うなじは蒸気で届かない、僕の体格ならブレードなんかでかかとを斬り落とすことも不可能だ!これで人類は終わりだ!!)」ゴオオオオオオッ!




アルミン「そう・・・・・・ブレードでは不可能だ・・・・・・でも」











サムエル「・・・・・・撃てぇぇぇぇっっ!!」バッ!

104期訓練兵団「「「「「ッ!!」」」」」グッ!





ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ン ッ ! !





超大型巨人「ッッ!!??(なんだ!?バランスが・・・・・・?)」グラァ…






アルミン「大砲での集中砲火なら、鎧の巨人でも無い限り吹き飛ばせる・・・・・・」






超大型巨人「(振り上げた脚が動かせない、何が起こって・・・・・・?)」ギシギシギシギシ…





アルミン「そもそもが無理なんだ・・・・・・直立歩行は人間の比重ではとても不安定な歩法・・・・・・ましてや60メートルなんて体躯・・・・・・二本足で立つ事自体が不可能だ」





超大型巨人「(壁が・・・・・・遠ざかって・・・・・・)」ギィィィィィィィ





アルミン「片足を上げたときなら・・・・・・尚更だよね」ニヤァ…








ド ッ ゴ オ オ オ ン ! !






本日はこれまで

今さらながらホント誤字脱字多いな

ナナバ班修正したにもかかわらずまだいるし・・・・・・不調法お許しあれ
もう
ナナバ×→ミタビ○
で、お願いいたします。


それではおやすみなさい

ウエストポーチさんは瞬殺かw

投下再開します





数分前 トロスト区 街 中




アルミン「巨人はこちらに注目していない!このまま中央を突破するよッ!戦闘行動は許可しない、ただし奇行種には気をつけて!!」バシュ ギュイン

ジャン「ッ!!??この巨人群の中をか!?馬鹿な!いつこっちに牙を向くかわかんねぇんだぞ!?」バシュゥン



「「「「「「「「「「 了 解 ッ ! 」」」」」」」」」」ジャキンッ!



ジャン「ッ!?」

アルミン「ジャン・・・・・・急がないとエレンとミカサが死ぬかも知れないんだよ?」

ジャン「だからってお前・・・・・・死んだら任務も達成できねぇんだぞ?」





アルミン「 死 な な い  」<◎>川<◎>




ジャン「・・・・・・ッ!」ゾクッ

アルミン「今日死ぬのは奴等だ、それに確証無くして動いているわけじゃないよ?行軍開始前に駐屯兵団が戦闘を開始していたよね?」

ジャン「・・・・・・」

アルミン「どの巨人も彼等を無視して一目散に東側へ向かっていた、状況は普段とはまったく異なっている」

ジャン「(こいつ・・・・・・よく見てやがる、ただの特攻や自棄じゃねえ・・・・・・)」

アルミン「それよりジャン・・・・・・よく聴いて、門前を通る中央の通りに到達したら隊を分散させる」

ジャン「ああ?任務はエレンと精鋭班に対しての援護だろうが、なんでわざわざ戦力を分散させる?」

アルミン「ああ・・・・・・今この瞬間、人類は非常に危険な状態にある、保険を掛けておく必要があるんだ」

ジャン「『保険』?」

アルミン「もし万が一、エレンを失うことになったら・・・・・・どうなると思う?」

ジャン「・・・・・・トロスト区は終わりだな」

アルミン「もちろんそうだ・・・・・・でもこの場合、僕が重要と考えるのは、最重要目標が『奪還』から『防衛』に移ることだ・・・・・・」

ジャン「・・・・・・」


アルミン「『鎧の巨人』はエレンが討伐した、でもあのトロスト区内壁門を突破できる巨人はまだ他にいる・・・・・・」

ジャン「超大型巨人のことか、でもまた出現するとは限らねえだろ?」



アルミン「 い い や 出 る 」



ジャン「はあ!?何で断言できる!?」

アルミン「おかしいと思わないのジャン?巨人殺しの達人、調査兵団がいない時、アイツは現れた、壁上砲台を第一に狙って次には壁門。エレンが巨人になって本部前の巨人を平らげた時は『鎧』が出現、そして作戦が順調に進行していた今、この異常事態だ。随分鮮やかな手並みじゃあないか?」

ジャン「・・・・・・」

アルミン「ともかく今、このタイミングでアレが出たら人類はおしまいだ。ジャン、僕は内壁門へ急行する、超大型巨人に対しては考えがある」

ジャン「・・・・・・お前がいなきゃ誰がこの隊を率いるんだよ?」

アルミン「それは君に託す」

ジャン「あぁ!?なんの冗談だ!?」

アルミン「君は本部突撃の時、一時離脱した僕に変わって指揮を執ったね?マルコが言っていたように君は『弱い人間の気持ちがわかる』『だから君の言葉はみんなに届く』『それでいて現状認識力が高い』・・・・・・素面でそれができるんだ、君はエレンとは別の意味で『皆を導く強い力』がある」

ジャン「・・・・・・随分人を高く見積もるじゃねえか、俺は他の奴等とは違って『死兵』にはならねえぞ?」ギロリ

アルミン「だからこそだ、僕は少なくとも今回の一件に関しては、『勝つためなら』ためらい無く他人の命をチップとして投げ出すだろう、マルコですら今に限ってはそうだ。でも『この状態のみんな』を率いている人間は『絶対に冷静』でないといけない、でなければおそらく弾丸のようにみんな帰ってこない、それは速やかな自殺だ。だから君以外いない」

ジャン「お前は・・・・・・俺に、エレンとミカサを任せられるのかよ。他人を捨ててもあの二人が大事なんじゃねえのかよ?」





アルミン「 任 せ ら れ る 」





ジャン「・・・・・・」

アルミン「僕達は只の『同期』じゃない、君が『涎小豆』をしたあの日から『剣の聖でつながった虎子達』だ、君なら絶対にやってくれる、エレンもミカサも、絶対に君を信じている」

ジャン「チッ・・・・・・死ぬんじゃねえぞ?手前ぇには本部突撃の件含めて言いたいことが山ほどあるからな・・・・・・ミカサとエレンにもだ」

アルミン「怖いねそれは、巨人より怖い・・・・・・」



ジャン「全隊聴けぇッ!!第21班から40班は進路を北の内壁門へ、34班班長、アルレルトに続けッ!第1班から20班はこのまま直進ッ!!指揮は俺、ジャン・キルシュタインに移行だッ!!全隊、かかれぇ!!」



「「「「「「「「「「 了 解 ッ ! 」」」」」」」」」」バシュゥン!





・・・・・・・・・ ・  ・   ・




ミーナ「ああ・・・・・・街があいつのせいで・・・・・・下敷きになって・・・・・・」

サムエル「だが内壁門を守るにはアレしか無かった。うまくいったな、流石はアルミンだ」

アルミン「まだだよ、うなじを削ぎ落とすまで安心できない。サムエル、アイツの自重では再び立ち上がるのは難しいはずだ、5班程率いて追撃をお願い」

サムエル「了解だ。みんな聞いたな!!21班から25班前進!ヤツをナマスにするぞ!!」

21~25班員「「「「「 了 解 ッ !!」」」」」ジャキンッ!




アルミン「・・・・・・こちらはうまく いっている・・・・・・ジャン、そっちは頼んだよ・・・・・・」







カ  ッ  !


ズ ズ ン ッ !







トーマス「!!??・・・・・・おい、あれは・・・・・・ッ!」

ナック「そんな馬鹿な・・・・・・あいつは・・・・・・」

ミーナ「死んだんじゃ・・・・・・無かったの・・・・・・?」












鎧の巨人「・・・・・・コオォォ」ズゥン…





アルミン「・・・・・・今日は色々な地獄を見てきたけど・・・・・・これは強烈だね・・・・・・でも」<◎>川<◎>ニタァ…




駆逐してやる・・・・・・



僕の家族に手を掛けた   貴様等全員   この世から



一 匹 残 ら ず ッ ! ! 







トロスト区南側 エレン到達地点




地面を発射台にした

零距離での 蹴り上げ

その超高速の一閃により

黒髪の巨人はすでに

正中線を縦に切り裂かれていた





女型巨人「(うなじはかろうじて残っているか・・・・・・でも、もう修復は効かないはず・・・・・・)」



女型巨人「(・・・・・・あんたは眩しすぎた)」

黒髪/巨人「」シュゥゥゥ…

女型巨人「(『戦士』として、『人間』として、あまりにも眩しすぎたから、あんたを殺さなきゃならなかった)」

女型巨人「(ライナーもベルトルトも・・・・・・その輝きに心を奪われた、私も、多分、たくさんの意味で、惹かれていた・・・・・)」





巨人「」ニヤニヤ   
                                     巨人「」ズシンズシン
                       巨人「」ニヤニヤ                巨人「」ニヤニヤ   
         巨人「」ズシンズシン
                                   巨人「」ニヤニヤ
                    巨人「」ニヤニヤ                                  巨人「」
   巨人「」ニヤニヤ                           巨人「」ズシンズシン





女型巨人「(終わった・・・・・・刺し違えるつもりだったけど・・・・・・巨人が迫っているこの状況なら、それも同じことか・・・・・・)」




女型巨人「(せめて、あんただけでも・・・・・・戦士らしく)」スゥ…

黒髪/巨人「」











まだ終わっていない





ガ キ キ キ キ キ キ キ ン ッ ! !




巨人「」ブシュゥ…   
                                     巨人「」ブスブスブス…
                       巨人「」ブシュゥ…                巨人「」ブシュゥゥゥ  
         巨人「」ブスブス…
                                   巨人「」シュゥゥ…
                    巨人「」ブシュゥ…                                  巨人「」ブシュゥ…
   巨人「」ブシュゥゥゥ                           巨人「」ブシュゥ…






女型巨人「(な・・・・・・)」



女型右腕「」ボトッ…
女型巨人「」





その女の両手には

未だ蒸発仕切らぬ巨人の血液に滴るブレード

焦点は定かならず





ミカサ「・・・・・・」<●><●>




この者


力強くして


執念深く






ジャン「104期訓練兵団、予備隊として増援に来ましたッ、指揮官のジャン・キルシュタインですッ!!」ヒュン スタッ

イアン「・・・・・・あの数の巨人を・・・・・・あの一瞬で・・・・・・」ブルブルブルブルブルブル





その妖しさ数多の民を惑わし


妖艶なること紅葉の如し





ジャン「あれは・・・・・・ミカサですか!?返り血・・・・・・なのか?あの巨人共は全部、ミカサ一人で?」

リコ「・・・・・・ミカサ・アッカーマン・・・・・・あれは人か?」ブルブルブルブルブルブル






往来の人を採食し


女幼子の肉を好み爪裂く





ミカサ「・・・・・・今日という日は、エレンイェーガーが落命せし日とは決して記録されない・・・・・・」ヌラァ…




女型巨人「(馬鹿な・・・・・・何が・・・・・・人の動きじゃない)」







ミカサ「一名の乱心者が数多の巨人を殺戮せし勝利の日・・・・・・その様に記される」





『夜叉』といふもの





ミカサ「散らばる巨人と共に、ようく かき混ぜてあげるから・・・・・・」


ミカサ「あなたは記録にも残らない・・・・・・」<●><●>シュゥゥ…






名より見るは おそろし






ジャン「・・・・・・今日は色々な地獄を見てきたけが・・・・・・コイツは強烈だ・・・・・・」ブルッ





駆逐する・・・・・・



私の家族を奪った   貴様等全員   この世から



一 匹 残 ら ず ッ ! ! 



短いですが本日は投下終了

>>707
ジャン「・・・・・・今日は色々な地獄を見てきたけが・・・・・・コイツは強烈だ・・・・・・」ブルッ → ×
ジャン「・・・・・・今日は色々な地獄を見てきたが・・・・・・コイツは強烈だ・・・・・・」ブルッ → ○
で、訂正オナシャス

支援絵があまりに嬉しすぎて、絶対にこのシーンは書こうと思っていました。
>>338様 返す返す本当にありがとうございました。

おやすみなさい

昨日はすっかりねむりこけていました
ちょっと 伊達にされてくる

投下再開いたします




ミカサ「死ね、藁のように・・・・・・風に散らばる程バラバラになれ」ジャキンッ!



女型巨人「・・・・・・ッ!!」パキパキパキッ!



ヒュンッ  

パ ッ キ ィ ン ッ !




女型巨人「(ギリギリで硬化が間に合った、明らかに人間が出来る動きじゃない)」





ミカサ『しかし、私は自分の体を支配できる・・・・・・怪我などするわけが無い』ショボン





女型巨人「(参ったね・・・・・・どっちがバケモノだよ・・・・・・)」

ミカサ「やはり硬い・・・・・・でも、腕は削げた、つまり弱点を理解して保護している・・・・・・あなたは、巨人じゃない」ジャキンッ

女型巨人「ッ!」

ミカサ「・・・・・・エレンと同じように、『中にいるのね?』その『うなじの中に』」

女型巨人「(単なる特攻じゃない、こいつはあくまで私を殺しにきている・・・・・・冷静に、あらゆる意味で躊躇無く!)」

ミカサ「つまり、本能でなく・・・・・・『悪意』を持ってエレンに手を掛けた」ヌラァ…

女型巨人「(問題はそっちか・・・・・・やっぱりイカれている・・・・・・)」

ミカサ「混戦でなくよかった、もし総力戦になっていたら、あの司令なら、あなたは私ごと榴弾砲の塵と消えていた」バシュッ

女型巨人「ッ!(防戦一方か・・・・・・しかし!)」ギラッ





ミカサ「これで存分にあなたを削げる・・・・・・」<●><●>




女型巨人「(そんな動きを続けて体もガスも持つ訳が無い!!)」シュゥゥゥ…






ジャン「全班、エレンの防衛に当たれ!誘導は効かない、エレンを囮にして背後から強襲しろッ!!ただし絶対に討ち洩らすな!!マルコ、俺は精鋭班と状況を確認する、陣頭指揮を頼む!」

マルコ「わかった!全員前進だッ!一匹たりとも生かして通すな!!」ビシュンッ!



104期訓練兵「「「「「「「「「「 了 解 ッ ! 」」」」」」」」」」バシュゥン!



イアン「・・・・・・やはりあの女型、知性がある・・・・・・防御に徹して再生を待っている・・・・・・」

リコ「ッ!イアン、イェーガーがやられている、消滅はしていないにしろ、動く気配が無い、どうするッ!?」

ジャン「エレン・・・・・・ッ!?やられちまったのか!?お二人とも、状況は・・・・・・」

イアン「・・・・・・・・・・・・ッ!!」

リコ「イアンッ!!」

ジャン「お二人とも・・・・・・」

イアン「作戦は変わらないッ!ここでイェーガーを失えば皆死ぬだけだッ!彼が復活するまで防衛を続ける!!」

リコ「・・・・・・ッ!!いいよ!解っていたさ、やってやる!!」ジャキンッ!



ジャン「 お 二 人 と も 冷 静 に な っ て く だ さ い !!」



イアン・リコ「 ア ァ ! ? 」<○>川<○>ギロッ



ジャン「・・・・・・ッ!・・・・・・補給物資を持ってきました、巨人共は予備隊が抑えています、精鋭班は先に補給を受けてください」

リコ「・・・・・・」

ジャン「みんな正気じゃない・・・・・・でも本当にみんながそうだったら誰も生きて帰れない」

イアン「・・・・・・」

ジャン「お二人がそんな状態で・・・・・・どうするんですか」


イアン「・・・・・・そうだな・・・・・・すまないキルシュタイン訓練兵」

リコ「・・・・・・チッ」

ジャン「エレンは動かないんですか?」

リコ「ああ・・・・・・突如、知性を持った女型の巨人が強襲してきた、うなじにいるという本体は無事だろうが・・・・・・再生する様子も無い・・・・・・」

イアン「大穴まで後少しだというのに・・・・・・」

ジャン「・・・・・・俺が行きます」

リコ「・・・・・・?何処へだ?」

ジャン「エレンのところです・・・・・・叩き起こしてきます」

イアン「どうやって!?何をする気だ!!」

ジャン「作戦指揮をお願いいたします!自分はこれでッ!!」ダッ ビシュゥン

リコ「あの訓練兵・・・・・・どういうつもりだ・・・・・・」












黒髪/巨人「」シュゥ…

ジャン「クソッ・・・・・・ホントにこの中にいんのかよ」スタッ


エレンは昏睡していた




わずか一日の間に

友と家族を失いかけ

再生したものの 己は左腕を失った

それでもなお戦い続けた 虎の肉体と精神は

限界以上に消耗していたのだ



黒髪/巨人「」

ジャン「だがアイツは間違いなくここから出て来た、やるしかねえ、縦1m・・・・・・横10cm・・・・・・死んでも恨むな、エレン。そんときゃ多分俺も・・・・・・ミカサに殺されるだろうからな・・・・・・」ブルブル

黒髪/巨人「」



ジャン「・・・・・・フンッ!!」ドスッ



黒髪/巨人「・・・・・・」

ジャン「・・・・・・おい・・・・・・嘘だろ・・・・・・死んだのか?」

黒髪/巨人「」ハナヂツーッ

ジャン「・・・・・・真っ二つになってもそれかよ・・・・・・不安にさせやがって・・・・・・オイ、エレン!聞こえるか!?エレン!!お前だよ死に急ぎ野郎!!」






ジャン「エレンッ!!ここから出て来い!!」









夏のある日 シガンシナ区 イェーガー宅





ごろん ごろん ごろん



エレン「・・・・・・!」キラキラ

ミカサ「カルラお母さん、これは?」キラキラ

アルミン「西瓜だ・・・・・・初めて見た・・・・・・」キラキラ

カルラ「内地の患者さんからもらったんですって、お父さんから『遠慮は要らない』って、切り分けるから、みんなで食べなさい?」



ウォール・マリア放棄前の当時でも、高級品であった西瓜である



エレン「・・・!・・・!」シャクシャク

ミカサ「エレン、食べかすがついて・・・・・・皮まで食べてはダメ」フキフキ

アルミン「ハハ、エレンがここまで嬉しそうなのも中々見れないね」モグモグ





『エレン!シカト決めてんじゃねえぞ、コラァ!!お袋さんの無念を晴らすんだろうが!?』




エレン「ジャン・・・・・・母上はここにいる」





ミカサ「でも、おいしい・・・・・・山で野菜を育ていた時もこんなのは食べられなかった」キラキラ

アルミン「すごく甘いね、なんだかすごく贅沢だ」キラキラ

カルラ「まだまだあるからゆっくり食べなさいね」ニコリ

エレン「・・・・・・」フッ

家族が笑うと

エレンの頬も幾分か緩んだ






『巨人を駆逐するんだろ!?こんなところで終わるのか!?さっさと出て来いッ!!』





エレン「エレン・イェーガーは生まれついての医者でござる、医家の家に生まれたる者のなすべきは、医を振るう、これに尽き申す・・・・・・ここから出る必要はない」





ここには家族がいる



ミカサが



ミカサ『エレン・・・・・・』ニコリ



アルミンが



アルミン『エレン!』ニコリ



父上と 母上が



グリシャ「エレン」フッ

カルラ「・・・・・・エレン」ニコッ






エレン「私は・・・・・・この『お家』をお守り申す」









ジャン「・・・・・・聴けよ、俺はな、最初にお前と出会ってから、今の今まで・・・・・・お前が気に入らなかった。一目見てすぐにわかったよ、俺とは正反対の野郎だってな」



エレン「・・・・・・」



ジャン「『縛られてるヤツ』だって思ったよ。俺はお前が勘付いたように、確かに俺は、俺含めた『家族』が内地で安全に生活できるように兵士になった」



エレン「ジャン、お前のあり方は間違っていない」



ジャン「でもお前とは違う、失ったか、失う前かの違いじゃねぇ、『俺は自分の意思で』『テメエは義務感で』・・・・・・しつこいぐらいに『駆逐する』だの『お家を守る』だの言ってるが、お前の意思なんてどこにもねえんだよ」



エレン「・・・・・・」



ジャン「『縛られてる』ってのはそういう意味だ・・・・・・アルミンも言ってただろ?そういうのは『家畜』と変わらねえ、いやお前の場合『傀儡』だな、エサなんかなくてもテメエは一人でも生きていられるさ、だが『人生を操られている』」



エレン「そうではないっ、私はあの桜が散る日に誓った、『母上の無念を晴らす』と『ミカサとアルミンを守り通す』と、私の意志だっ」



ジャン「いつだってテメェは自分を押し殺してたじゃねえか、痛ぇのに、泣きてぇのに、大声あげて叫びてぇのに、声に出さず、顔にも出さず、奥歯食いしばって、鼻血流して、本当の『人形』みてぇなヤツだよテメェは・・・・・・だがよ、そんなお前でも竹刀握って向かい合ってるときだけはイキイキしてやがった」




エレン「・・・・・・ジャン」



ジャン「少しだけ耳が赤くなって、いつもより声音が高くて、ほんの少し眉が下がって、目元も大きくなって、口元も緩んでた、いつの間にか俺は 『ジャン』 って呼ぶようになっていたしよ」ケッ



エレン「ジャン・・・・・・私は、お前が眩しかった」



ジャン「それがお前だよ。クリスタが言うように『壁内で評判のお優しい医者』のお前じゃねえ、サシャやユミルが言うように『度が過ぎた丁寧な』お前でもねえ、ましてやお前が言うように『巨人を駆逐してお袋さんの無念を晴らしたい』でもねえ、寝ても醒めても『剣を振るうことしか頭にねえ』、それがお前だ、エレン・イェーガーだ」



エレン「自分の意思でお家を守ると決め、そしてその気持ちを秘めもせず、有限実行を果たしてきたお前が」



ジャン「お前はそういうやつだ、なんてことはねえ、どこかに一人はいる変人だよ・・・・・・お前は・・・・・・お前は・・・・・・ッ!」



エレン「この壁内にあって、誰よりも『自由』に見えた、『人間』に見えた・・・・・・私は・・・・・・『俺は』『俺は、なんでああじゃないのだろう』と」










ジャン「お前は・・・・・・ッ!!お前は・・・・・・『人間』だろうが・・・・・・ッ!!」ボロッ










エレン「・・・・・・ッ!」



ジャン「『兵士も』『医者も』『王も』『開拓民も』!!何も変わりはしないッ!!『同じ人間だろうが』ッ!?家柄も、背負ったモンも、性格も、考え方も違った俺達が『剣を持って向かい合った時だけは同じ次元にいた』、『俺達はその証』だッ!!」


ジャン自身

思いもよらぬ言葉が

配布より絞り出された



エレン「・・・・・・私が・・・・・・同じ・・・・・・『人間』・・・・・・」

やっちまったぁぁぁぁぁぁ!!

>>728 訂正
ジャン自身
思いもよらぬ言葉が
配布より絞り出された→×

ジャン自身
思いもよらぬ言葉が
肺腑より絞り出された→○




ジャン「あるいはお前は、色んなものを失ってそうなったのかも知れねえ・・・・・・だがお前は充分すぎるほど失ったんだろうがッ!?なら怒れよ!泣けよッ!こんなに馬鹿にされて悔しくねえのかよッ!?こんなところで敗けるんじゃねぇッ!!」



エレン「そう・・・・・・『失うことから全ては始まった』」



ジャン「テメェが『傀儡』じゃねえなら出てきて『そうじゃねえと誓え』!つまんねえ囲いに囚われた屈辱も!テメェで勝手に課した下らねぇ不条理も!『クソみてぇなもんだ』と言ってみろ!!」



エレン「『正気にては大業はならず』と嘯き・・・・・・『正気ではいられなかった』」



ジャン「正気でいられねえなら俺が正気に戻してやる!」



エレン「私は・・・・・・『俺は』・・・・・・『死に狂っても』・・・・・・前に・・・・・・ッ!!」



ジャン「『生きるために』ッ!それしかねえなら俺だってそうしてやる!」



エレン「前に進むッ!!」










ジャン「何とか言いやがれッ!『この死狂い野郎が!』」










カ ッ !




目か鼻か・・・・・・


本日はこれまでです

お休みなさい

お晩でございます

今宵は更新できません。

書き溜めたらまた戻ってきます。あと少しの間お付き合いいただければ幸いです。

長らくお待たせいたしました。更新いたします。






トロスト区 内壁門付近





ミーナ「『鎧』が行った!!サムエル!逃げて!!」





鎧の巨人「オオオオォォォォォォッ!!」ドシンッドシンッドシンッ



サムエル「グッ!?全隊横に散らばれ!!」バシュンッ



「クソッ!?」

「いけるッ!いかせてくれサムエル!」

「畜生ッ!超大型巨人は目の前なのに!」



サムエル「ダメだ!!回避に専念!後方から攻撃に移る!全隊続けぇ!」バシュッ ビシュゥン



鎧の巨人「コォォォォ・・・・・・」ブシュゥ…

超大型巨人「(こいつら、僕を遠巻きに狙ってライナーを引き付けている・・・・・・アルミンめッ!)」

鎧の巨人「(きついな・・・・・・だが動く、まだやれる・・・・・・あの壁門をぶち破れば俺達の勝利は固い・・・・・・ならば俺は戦うッ!!ベルトルトを守り、この戦いにも勝ってみせる!!)」



サムエル「死ねっ!!」ヒュンッ!



パ ッ キ イ ィ ン !



トーマス「やっぱり刃が通らないのか!?」

ナック「諦めるな、どこかに弱点があるはずだ!!」ギュイィン!




アルミン「・・・・・・やはりあの二体は仲間意識があるようだね、自分の弱点も理解しているようだし、エレンと同じようにあのうなじの下には・・・・・・」ブツブツ

ミーナ「アルミン、どうする?砲弾も立体起動もアイツには通じない、このままガス切れでも起こしたらその時にはまっすぐこちらに突進してくるわよ?」

アルミン「突進に関しては楽に解決する。砲台、通常弾に変更、仰角下、二目盛」



砲手「「「「「 了 解 ッ 」」」」」ギギギ ゴトン



ミーナ「アルミン・・・・・・その方向にあるのは民家よ?正気?」

アルミン「関係ない、僕は司令から予備隊の全権を委任されている、民家の一つ二つで人類が守れるなら儲けものじゃあないか」

砲手「砲弾再装填完了、砲台角度修正、アルミンいけるぞ」

アルミン「 放 て 」



ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ン ッ ! !



ミーナ「瓦礫が・・・・・・道を完全に塞いで・・・・・・」

アルミン「障害物を置くだけで『アレ』の突進は止まらざるをえない、『壁門』なら別だけどこういう瓦礫にはどうにもならない、内側に迂回しても突進には助走距離が必要、これで『チェックメイト』だ・・・・・・普通の巨人ならだけど」



ボ ヒ ュ ン ッ !

ズ ガ ァ ン ! !



砲手「!?砲台が!!」






鎧の巨人「コォォォォ・・・・・・(そんな小賢しい手で何とかなると思うのか。舐められたものだ)」ズズズズ…




ミーナ「今のはッ!?瓦礫を投げつけたの!?」

アルミン「投擲に切り替えたか・・・・・・壁は突破されないにしてもここの砲台全て破壊するつもりだろうね、そして後は修復した超大型巨人の力で・・・・・・こいつは素敵だ、面白くなってきた」<◎>川<◎>ニヤァ

ミーナ「ええ、まったく素敵ね・・・・・・正気じゃないわ」ジャキンッ

アルミン「正気でいるなんて贅沢、後で楽しみなよ・・・・・・」



ボ ヒ ュ ン ッ !

ズ ガ ァ ン ! !



「ぐあああぁぁぁぁぁっ!!」
 
   「脚がっ!脚がぁぁぁっ!!」
 
 「おい!しっかしりしろぉ!!」

         「よせ!もう死んでるっ!!」



ミーナ「多分、ほとんど死ぬんでしょうけど・・・・・・よろしいのかしら?指揮官様?」

アルミン「僕達は兵士だよ。よろしくないわけでもあるの?」ジャキンッ






アルミン「俄然、突撃あるのみだ。粉砕してやる・・・・・・ッ!」<◎>川<◎>








鎧の巨人「オオオォォォォッッ!!!」ブオンッ!



バ カ ァ ン ッ !



サムエル「!?総員退避ッ!!」

「「「「「 ッ ! ? 」」」」」



「ゴハァ!?」       
    
   「瓦礫が飛んでくるぞぉ!!」


「避けろぉ!!」
        
    「俺の腕が!?くそッ!殺してやる!」



ナック「あの野郎!瓦礫の礫で攻撃を!?」

アルミン「先遣班は怪我人を回収し一時撤退、避難させた後に合流して!残りの班は僕の指揮に!」ギュイィン

サムエル「アルミン!済まん、頼む!聴いたか!?先遣班は一時離脱だ!」バシュゥン

アルミン「鎧の巨人とは戦闘を回避、第一目標を超大型巨人に!!ミーナ!『鎧』の誘導を!」



ミーナ「こっちよ、ウスノロッ!」ヒュンッ バシュンッ



鎧の巨人「オオオオォォォォォォッッ!!!(なにをやっても同じことだッ!)」ビリビリビリ





アルミン「エレンは絶対にやってくれる!大穴を塞ぐまで絶対にここを抜かせるなぁ!!」





104期訓練兵「「「「「「「「「「 了 解 ッ ! 」」」」」」」」」」









トロスト区南側 エレン到達地点





女型巨人「・・・・・・ッ!(これならどうだ!?)」ブォンッ!



バ カ ァ ン ッ !





イアン「岩を粉砕して!?行くなミカサッ!」





ミカサ「・・・・・・ッ・・・・・・フンッ!!」ヒュンッ バシュッ グルンッ!



女型巨人「(避けるのか・・・・・・だが何度やっても同じだッ!)」パキパキパキッ!

ミカサ「死ねっ!!」ギュンッ!ヒュオッ!

女型巨人「(脚の腱を!?間に合え!!)」グッ!

ミカサ「ッ!?」スカッ

女型巨人「(死ぬのはあんただ!)」グワッ

ミカサ「・・・・・・」ヒュッ

女型巨人「ッ!?」



ズ バ バ バ バ バ バ バ バ バ ッ !






イアン「巨人の脚蹴りを回転で回避しながら、切り上がって・・・・・・人の動きじゃない・・・・・・」ブルッ






女型巨人「(離れろッ!)」ブォンッ!

ミカサ「・・・・・・」ヒュンッ スタッ

女型巨人「(兵士単騎にここまでされるとは・・・・・・だが)」




ミカサ「・・・・・・」ハナヂツーッ



女型巨人「(正直かなりやばかったが、やはり限界がきているか、それに・・・・・・)」





マルコ「クソッ!巨人がこちらにも攻撃してくるように!?各班ッ!巨人の目標が俺達にも移った!誘導戦法を使用しつつエレンから遠ざけろ!!」



コニー「クソッ!数が多すぎる!!」ズバァ!

サシャ「このっ!!舐めないでください!!」ズバァ!

クリスタ「こっち、こっちに来なさい!みんなに手をだすな!」ビシュッ ギュイィン

ユミル「クリスタァ!あまり無茶するな!!」ズバン!





女型巨人「(向こうもかなりの混戦だ、いずれ限界がくる。手っ取り早くこいつを抜け、アイツにとどめを・・・・・・)」








ズシン 








女型巨人「!!??」ゾクッ

ミカサ「!!??」ゾクッ





ズ シ ン




イアン「ああ、あれは・・・・・・大岩を」

リコ「真っ二つになっていたのに・・・・・・再生・・・・・・したのか?」




ズ シ ン ッ 




クリスタ「あれは!?あの岩を担いでいるのが・・・・・・」

ユミル「首だけになってもとは言ったが・・・・・・流石だなゴザルさん」




ズ シ ン ッ ! 




サシャ「なんでしょう、あの巨人・・・・・・怖いけど、優しそうな・・・・・・どこかで」

コニー「お、おい・・・・・・あれは、間違いない、あいつは、あの巨人は・・・・・・」





ズ シ ン ッ ! !





女型巨人「(馬鹿な・・・・・・ッ!!)」

ミカサ「エレン!!」





ジャン「全隊、エレンを守れ!あいつは勝った、あいつは自分の責任を・・・・・・違う、あいつの意思で、『あいつ自身が決めて』動いた!何が何でも守り通せ!!」





黒髪の巨人「・・・・・・!!」ギシギシギシ…







度重なる戦闘と

自身の頭上に掲げた大岩の重みにより

背骨から爪先にかけて

煮えた鉛を流し込まれたような激痛が襲う





ジャン『テメェが『傀儡』じゃねえなら出てきて『そうじゃねえと誓え』!つまんねえ囲いに囚われた屈辱も!テメェで勝手に課した下らねぇ不条理も!『クソみてぇなもんだ』と言ってみろ!!』





我等は皆、生まれた時から



何かの『傀儡』だ



どんなに強く拒もうと、関係なく





しかし



それでも、『自由』でありたい




女型巨人「・・・・・・!」ダンッ!

ミカサ「行かせると思うの?」ヒュンッ!

女型巨人「・・・・・・!(クソッ!!そんな、こんなことが・・・・・・ッ!)」





『家族』でも






マルコ「ジャンッ!北門の方角だ、超大型が再び動き出した!!」

ジャン「マジかよ・・・・・・アルミンッ!」ギリッ





『友』でも





黒髪の巨人「・・・・・・!!」ギシィ…!





なんでもいい



『自ら』『由として』それを守れたなら



それこそが『人』





その為ならば



そう『ありたい』のなら





黒髪の巨人「・・・・・・!!」グオッ





ズ シ ン ッ ! !




命など惜しくはない

正気ならずとも

正気でありたい故に

すすみ『死』すら受け入れる





戦 え







巨人「」ニタニタ ガシィ!
マルコ「脚がッ!?捕まった!!」

ジャン「!?マルコォ!!」

マルコ「こっちに来るなジャン!エレンを守れ!!ウグゥゥ!?」バキボキバキバキ

ジャン「クソッ!コニー!サシャ!マルコを!!」バシュッ




ズ シ ン ッ ! !





コニー「マルコ!?離せよ、クソ野郎!!」ズバシュッ

サシャ「ジャンッ!あなたはエレンの所へ!!」ズバシュッ



            巨/人「」シュウ…

                          巨/人「」シュウ…





戦   え  !





クリスタ「私もみんなを守る!エレンも頑張って!!」ズバァ!

ユミル「決めろゴザルさん!!」ズバァ!



                    巨/人「」ブシュウ…

       巨/人「」シュウゥゥ





ジャン「いけえええええええぇぇ!!エレェェェェン!!!!」






戦   え   !   !










黒髪の巨人「・・・・・・ッッッ!!!!」<◎><◎> グ ワ ァ ッ ! !






ド オ オ ォ ォ ン  ! !






イアン「やった・・・・・・人類が・・・・・・遂に・・・・・・」ブルブル

リコ「皆、死んだ甲斐があった・・・・・・」スッ バシュッ





人類が



今日初めて



巨人に勝ったよ・・・・・・




もうアルミンきゅんはこの際 新城さんでいいかなって・・・


ところで更新遅れですが 本当に申し訳ない、仕事が忙しくて忙しくて・・・
今日はここまでです



この連休中に書き溜め、なんとか完結にもっていきたいです。

更新いたします。

書き溜めは結局完走までいたらず…とっくにSSとはいえない長さでございますが
もう少しお付き合いください






トロスト区 西 側 壁 上





参謀「黄色い煙弾を確認!信じられない・・・・・・作戦、成功ッ!!作戦成功です!!」

ピクシス「全隊を二つに分けよ!半数は精鋭班の救出、もう半数は北門防衛の増援じゃ!急げッ!!」

参謀「ハッ!!聴いたか!?総員直ちに再編成、時間がないぞ、急げ!!」

ピクシス「イェーガー、アッカーマン、アルレルト・・・・・・やってくれたのう、死んではならんぞ」






トロスト区 内壁門付近





ミーナ「黄色い煙弾!?エレン、やったの!?」

アルミン「危ないミーナ!!」バシュゥンッ!



鎧の巨人「オオオオオオォォォォッッ!!!」ブォン!



ミーナ「しまったッ!?」



ド ン ッ



ミーナ「ッ!?・・・・・・そんな・・・・・・アルミンッ!!」

アルミン「グッ・・・・・・!」ギリギリギリ



鎧の巨人「(アルミン・・・・・・お前はある意味、エレンやミカサよりはるかに厄介だ、ここで死んでもらう!)」グググッ



アルミン「ようやく動きが止まったね・・・・・・」ニヤァ


鎧の巨人「!?」

ミーナ「!?」

アルミン「フンッ!!」ビュオンッ!



ザ ク ン ッ



鎧の巨人「グオオオッッ!!??(目がッ!!ブレードを投擲したのか!?)」



アルミン「中にいるんだろう?なら聴きなよ・・・・・・お前等はもう終わりだ・・・・・・エレンは大穴を塞いだ、そして増援はまもなくこちらに合流するだろう」



鎧の巨人「ッ!?」



アルミン「お前等は袋の鼠だ、超大型の方もすぐには立ち上がれないようだしね・・・・・・だがその前にお前には消えてもらう」スッ

ミーナ「煙弾!?アルミンッ、なにをする気なの!?」

アルミン「通常砲弾やぶどう弾を容易く弾くお前の装甲でも、榴弾の瞬間火力で、うなじに直撃させれば『中にいるお前は』焼き殺せるだろう・・・・・・目が見えない状態で走って逃げてみる?」



鎧の巨人「(正気じゃない!そんな出来るかどうかもわからない不確定な方法で・・・・・・試したところで)」



ミーナ「アルミンも巻き込まれて死ぬじゃない!?駄目よ!!」


アルミン「人類の今の装備ではそれ以外にコイツを倒すのは不可能だ・・・・・・ミーナは早く逃げて」ニコリ

ミーナ「・・・・・・嫌よ、私は・・・・・・もう!逃げないッ!!」ヒュンッ!

サムエル「格好つけすぎじゃないか、アルミン?」ビシュンッ!



ズバシュ!



鎧の巨人「ッ!?(こいつら、鎧の隙間を縫って腕の腱を!?クソッ、うなじを保護できない!)」ガクンッ



ミーナ「アルミンッ!今よ!!」

サムエル「コソコソと隠れて接近した甲斐があった・・・・・・やれよアルミン」

アルミン「莫迦だ君達は・・・・・・死んでも・・・・・・知らないからね」バシュッ!






砲兵「煙弾が上がった、全砲門一斉射撃ッ!ってえええぇぇぇ!!」



ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ン ッ ! !







鎧の巨人「グオオオオォォォォッッッ!!!!(クソオオオォォォォォッッ!!)」








カ ッ  ! !









トロスト区南側 大穴付近





イアン「イェーガーを回収後、直ちに壁上に退避だ!急げ!!」

リコ「ッ!?あれは女型の奇行種!イェーガーに向かっているぞ!!」

ミカサ「行かせな、ッ!?」ガクン

ジャン「ミカサ!?だめだ、無茶するな!」

ミカサ「も、問題はない・・・・・・エ、レンをまm・・・・・・」フラッ

ジャン「クリスタ!ユミル!こっちに来てくれ!!クソッ、しっかりしろミカサ!!」ガシッ



ユミル「ミカサ・・・・・・やられたのか!?」ヒュン スタッ

クリスタ「ミカサ!!」ギュイン スタッ

ジャン「ミカサを連れて壁上へ避難しろ!エレンの回収は俺が行く!!」バシュンッ ギュイィン

クリスタ「ジャン!一人で!?」






女型巨人「(作戦は失敗、私もここから生きては出られないだろう・・・・・・でも、あんただけは!!)」ズシンッ!ズシンッ!ズシンッ!

黒髪の巨人「・・・・・・」クルッ

女型巨人「ッ!?」ズザザ!

黒髪の巨人「・・・・・・」

女型巨人「(あんたも、最初から逃げる気なんてないってわけか・・・・・・)」

黒髪の巨人「・・・・・・」ズシンッ ズシンッ

女型巨人「(いいよ・・・・・・まさに、望むところだ!)」ズシンッ ズシンッ





ジャン「!?・・・・・・エレン!何してやがる!?そんなやつほったらかして上に逃げるぞ!!」ヒュンッ ギュイイン

リコ「クソッ、本当にわけのわからん・・・・・・なんなんだアイツは!!」ダダッ バシュンッ

イアン「イェーガーの回収はキルシュタインに任せろ!巨人共の誘導を行う!!」ダダッ バシュンッ







黒髪の巨人「・・・・・・」ズシンッ ズシンッ

女型巨人「・・・・・・(『小細工』は無用か・・・・・・この場においては・・・・・・もうどうでもいい!!『お前を殺す』!!『一切の躊躇なく』!!)」<◎><◎>グォッ!

黒髪の巨人「・・・・・・!」<◎><◎>ヒュンッ!




ド オ オ ン ッ !




/髪の巨人「・・・・・・ッ」シュゥゥゥ…

/型巨人「・・・・・・ッ!」シュウゥゥ…



若き士嗜むべきこと※あり       ※ 嗜むべきこと=心得ておくこと

剣術に秘剣と称するものあり



ヒ ュ ン ッ

ド ゴ オ ォ ン !



黒/髪の/巨人「・・・・・・ッ・・・・・・ッ」ブシュゥゥ…

女/型/巨人「ッッ!!」ブシュゥゥ…







ジャン「エレン!?何してやがる!なんで虎眼流を使わねぇ!?」




必勝不敗を謡い 何事をするぞといへば


身をよじり七転八倒する術理なり


まこと沙汰の限り※なり       ※ 沙汰の限り=言語道断




女型巨/人「・・・・・・ッッ!」ビュオァッ!

黒髪/の巨人「・・・・・・ッッ!」フヒュンッ!



ズ バ ア ァ ン ッ ! !






イアン「イェーガー!!」

リコ「内臓をぶちまけてまで・・・・・・なんだあれは・・・・・・」





我のみ助からんとして 相手の目をかすめたる様は


盗人の働きと大差なきものなり


曲者※の用いる術理は ただの一通りなり     ※曲者=強者、剛の者



黒髪の巨人「」<◎><◎>グオッ!

女型巨人「」「」<◎><◎>グオッ!



太刀を担ぎ 届くところまで近寄りて



振り下ろすばかりなり




ド ゴ オ オ ォ ォ ン ッ !




これには智慧業も入らざるなり





ジャン「エレン・・・・・・クソッ、見てることしかできねえのか!?」



黒髪の巨人「コォォォォ・・・!」

女型巨人「・・・・・・ッ!」フーッ! フーッ!




我の刃が届くからには相手の刃もまた届くものなり


要は踏みかけて切り殺さるる迄なり




ド オ ォ ォ ン ! !




仕果たすと思わば 間に合わぬものなり




/髪の巨人「」シュウゥゥ…

/型巨人「」ブシュゥゥ…





曲者といふものは





黒髪の巨人「コォォォ・・・・・・」シュゥゥゥ…

女型巨人「・・・・・・ッ!」シュゥゥゥ…





無二無三に





黒髪の巨人「・・・・・・」<◎><◎>スゥ…





死狂ひするばかりなり





女型巨人「・・・・・・ッ!」ザンッ! グググ…!










これにて夢覚むるなり

ここまでです

次回で大詰め
その次でエピでしょうか

失礼いたします

一気読みしていまさら思ったがトロスト区の戦いで34班にミリウスがいないんだが

>>782
>>1です
ミリウスくんの不在に関しては、サムエルくんと間違えてしまいまして…
私が気付いた時には、サムエルくんが獅子奮迅の働きをしている段階まで進んでいました。後書きなどで謝ろうと思っておりましたが、混乱させてしまったら、申し訳ない。

今晩には更新出来ます。
お待ちになられている方は大変申し訳ありませんでした。
よろしくお願いします。

長らく間を空けて申し訳ありません

これより投下再開いたします






・・・・・・・・・・・・・・・ ・  ・  ・





トロスト区 内壁門付近





アルミン「ッ!?」ガバッ



ミーナ・サムエル「「アルミン!!」」



アルミン「ミーナ!サムエル!鎧の巨人は!?超大型巨人はどうなった!?」

ミーナ「それが・・・・・・」

サムエル「消えちまったんだ・・・・・・」

アルミン「消えた?・・・・・・何故!?榴弾砲は発射されたんだろう?着弾したはずだ!?」

ミーナ「ええ、確かに榴弾砲は発射されたんだけど・・・・・・着弾の瞬間に、超大型巨人が私達を遮るように倒れこんできて・・・・・・」

サムエル「着弾と同時にあたりが見えなくなるぐらいの蒸気を噴出してな・・・・・・」

ミーナ「気がついた時には、消えてたわ・・・・・・」

ナック「アルミンッ!ミーナとサムエルも!」ビシュンッ スタッ

トーマス「生きていたか・・・・・・」ヒュンッ スタッ

アルミン「二人も無事だったんだ、良かった・・・・・・」

トーマス「無事・・・・・・じゃあ無いみたいだぜ・・・・・・」

サムエル「?・・・・・・どうした、何があった?」

ナック「西側に集めていた巨人が方向を変えた・・・・・・かなりの量の巨人がこっちにも向かっている」



アル・サム・ミーナ「「「ッ!?」」」



トーマス「問題は壁を昇るだけのガスも無いヤツ等がかなりいるってことだ・・・・・・」

ナック「一交戦くらいは可能だろうが・・・・・・」

サムエル「アルミン・・・・・・ここは・・・・・・」




アルミン「・・・・・・置いていかないよ」




ナック・トーマス「「・・・・・・」」

サムエル「・・・・・・正気か?巨人相手に消耗戦なんて無謀にも程がある」

アルミン「だから何?確かに無謀と勇気は違う、名誉の為に死ぬなんて僕も真っ平ごめんだ・・・・・・けれど仲間を置き去りにだけは絶対にしない」

ミーナ「・・・・・・!」ジャキンッ

サムエル「・・・・・・ミーナもか」

アルミン「それにサムエル。ガスがないのは正に君の事だろう?」

サムエル「・・・・・・そうだ・・・・・・その通りだ」

アルミン「ナック、トーマス・・・・・・皆を集めてくれ」





・・・・・・・・・・・・・・・ ・  ・  ・





アルミン「これだけになったのか・・・・・・」



104期訓練兵「「「「「・・・・・・」」」」」



ミーナ「それでもかなり生き残っているわ・・・・・・あなたのお陰よ、アルミン」



アルミン「・・・・・・今さら何かを言おうとは思わない。許してくれとも言わない・・・・・・」



104期訓練兵「「「「「・・・・・・」」」」」



アルミン「気付いていると思うけれど・・・・・・みんなを『こんな様にしたのは』僕のエゴだ。僕は自分の目的を果たすためだけに、君達をこんな死地に送り込んだ」

サムエル「・・・・・・」

アルミン「あいつらを殺すために、大切な人を守ろうとするために、君達を『こんな様』に仕立て上げた・・・・・・本当を言うと僕は君達に殺されるべきなんだろう」

トーマス「・・・・・・」


アルミン「でも・・・・・・もう少し待って欲しい。あと少しだけ、僕に責任を果たさせて欲しい。僕は、絶対に、ここから誰かを残して退くわけにはいかないんだ」

ナック「・・・・・・」

アルミン「壁を昇りきるだけのガスがある人がいたら、迷わず逃げて欲しい。君達まで「 ア ル ミ ン 」・・・・・・」

サムエル「もう遅いぞ?それにもうこれはお前だけの戦争でもない、俺達は俺達の意思でここにいる」

アルミン「サムエル・・・・・・」

トーマス「そうだぞ?確かにお前にあてられたが・・・・・・それは『俺達がそうしたいから』だぞ?」

アルミン「トーマス・・・・・・」

ナック「中々、おもしろい経験だったよな・・・・・・『例え死んでも』、なんて、そう経験できることじゃないぜ?」

アルミン「ナック・・・・・・」

ミーナ「アルミン、ここにいるみんなは、縋るものが欲しくて、あなたに縋ったわ・・・・・・」

アルミン「ミーナ・・・・・・」

ミーナ「でも今はみんな違う。それぞれが守るべき人達を思い浮かべることも無く、戦うべき理由すら思い出せなくても、『目的を果たす』その一点で『我武者羅』に『死に物狂い』で戦っている。唯一つ『自分を』『由り処』として。だからあなたがなにを言っても、私達はあなたと戦うわ。だって私達・・・・・・あなたにも生きていて欲しいもの、あいつらになにも奪わせたくないもの。矛盾しているようだけど・・・・・・私達ずっとそうだったじゃない」


サムエル「死んでも生き残る・・・・・・おお、確かに」

トーマス「殺されても殺してやる・・・・・・ホントだ」

ナック「まあ、そんな破滅的な考えでも、結果的にはこんなに生き残っている・・・・・・お前のお陰だ」


「その通りだな」

    「アルミンのお陰だ」

                     「あいつ等を生かしてもおけないしな」

「今さら水臭いぞ?」



アルミン「・・・・・・莫迦だよ君たち・・・・・・イカレてる」



104期訓練兵「「「「「お前だけには言われたくない」」」」」



アルミン「じゃあ、行こうかみんな。」



104期訓練兵「「「「「・・・・・・」」」」」ジャキンッ



アルミン「状況はここを中心にして半包囲されている。だが守備陣形はとらない。旧作戦本部へ向かって直進だ。ガスの少ない人とガスに余裕のある人はツーマンセルで行動して、何があっても捨て置きは無しだ」

ミーナ「・・・・・・」

アルミン「死にに行くなんて真っ平ごめんだ・・・・・・」

サムエル「・・・・・・」

アルミン「反撃・・・・・・でもない」

ナック・トーマス「・・・・・・」

アルミン「『進撃』だ」



104期訓練兵「「「「「・・・・・・」」」」」



アルミン「『勝つために』僕達は『進撃する』ッ!!」ジャキンッ!!






オ オ オ オ オ オ オ オ オ ォ ォ ォ ォ ッ ッ ッ !!!








トロスト区南側正門付近





女型の巨人は

先に

巨人体のエレンを屠った

己の脚を剣に見立て

爪先を突き刺した大地を発射台に見立てた

一切の戦闘法に聴いたことも見たこともない奇怪な構え




女型巨人「・・・・・・ッッ!!」ぎりぎりぎり・・・



黒髪の巨人「・・・・・・」ググッ!




対してエレンは

刀に見立てた手刀をかつぐが如き構え

虎眼流の必勝形である










クリスタ「・・・・・・ミカサッ、気付いたの!?」

ミカサ「う・・・・・・エレン・・・・・・エレンは!?」

クリスタ「ミカサ、動いたらダメ!」

ミカサ「あれは・・・・・・ッ!?エレン、ダメ、その女型とは戦ってはいけない!!」


ユミル「なんだあの巨人は・・・・・・エレンのヤツも大概だが、あいつも相当異常だ・・・・・・」

サシャ「あれはダメです。手を出してはいけない獲物です・・・・・・手負いの熊のような」

コニー「あのエレン相手にあそこまで・・・・・・」





アニに浴びせられる視線

"恐ろしい者"

"脅かす者"

誰もが自分をそのような目で見ている

それは五年前

人類が同士であるライナーとベルトルトに注いだ視線と同じもの

五年間、人類に交わり

ある種ぬるま湯につかったようなアニである

しかし

その視線こそが

事に臨んで躊躇なく

他者の生命を切断する

戦士としての『鬼』を蘇らせたのだ!






女型巨人「・・・・・・」ぎりぎりぎり…



黒髪の巨人「・・・・・・」ゴゴゴゴゴ…







ヒュンッ






___________________



黒髪//巨人「」

女型巨人「・・・・・・」





ミカサ「」

クリスタ「」

サシャ「」

コニー「」





真っ向唐竹割!

そう見えたのはいずれも虎眼流の指南を受けた訓練兵のみ

だが!





ユミル「・・・・・・外しやがった」



ユミル「あの女型巨人!」





女型巨人「」

右腕「」ボトッ

女型巨人「(あいつの・・・・・・右腕?・・・・・・なにが・・・・・・)」



『ジャンが二体!』

『否、それはジャンが投げた竹刀!』

アニ『(いや、その前に左腕を前に出したのは・・・・・・あれは晦まし?そして竹刀を投げた時にも、二段でしたのか・・・・・・)』



女型巨人「(こんな小細工・・・・・・違う・・・・・・私が・・・・・・右腕の殺気に・・・・・・あてられて)」

黒髪の巨人「・・・・・・」ダンッ!

女型巨人「(しまった!防御!!)」パキパキパキッ





ガ キ イ




黒髪の巨人「・・・・・・」

女型巨人「・・・・・・ッ!(だが、片手では投げも出来ないだろう!)」



ぎり ぎり ぎり



女型巨人「(これで終わりだ!逆に投げ倒し、今度こそ『止め』を・・・・・・ッ!)」スゥ

黒髪の巨人「ッ!!」<◎><◎>パキパキパキッ!





ミ   シ   ッ






女型巨人「(な・・・・・・)」

女型右腕「」ボトッ

黒髪の巨人「・・・・・・」

女型/巨人「(な・・・・・・?)」ブシュゥゥ…





エレンの鍔迫り※が


硬化した女型の腕ごと


胴体を瓜の如く両断した





ジャン「あれは・・・・・・鍔迫り・・・・・・両手の防御を片手で押し切っただと?」ゴクリ





※ 鍔迫り=対手と自分の刀をぶつけ合わせ、力で押し切る。要は鍔競り合い的なアレ。ちなみに藤木源之助は片手で薪を押し割ったり、重ねた畳をこれで両断していた・・・・・・『怪物』はそなたであろう

ちょっとご飯食べてきます

再開します


黒髪の巨人「・・・・・・ッ!」ググッ!

女型/巨人「(もう・・・・・・再生も出来ない・・・・・・やっぱり・・・・・・あんたは・・・・・・戦士だった)」





二度目の鍔迫りは

そのまま女型の胴体を





黒髪の巨人「・・・・・・ッ!!」ブンッ





ズ   バ   ア





女型//巨人「(私が尊敬し・・・・・・憧れ・・・・・・惹かれた・・・・・・)」ブシュゥ…





数合の後



片方が倒れた



壮絶なる秘『剣』の応酬は



駐屯兵団の記録には



そう記された








黒髪の巨人「(・・・・・・・・・・・・・・・・・・アニ・・・・・・)」ガクッ




黒髪の巨人「」ブシュゥゥ…




ユミル「やった・・・・・・やりやがった」

コニー「すげぇ・・・・・・素手で真っ二つだ」

ミカサ「エレン・・・・・・ッ!いけない、エレン!早く逃げて!!」ダッ ビシュゥン

クリスタ「!!ミカサッ!」





ジャン「エレン、出て来い!さっさと逃げるぞ!」ヒュンッ スタッ

黒髪の巨人「」シュウゥ…

ジャン「エレンッ!聞こえてねえのか!?」

ミカサ「ジャンッ!エレンは!?」スタッ タッタッタッ

ジャン「ミカサ!・・・・・・あの女型をやったと思ったら力尽きた、巨人がすぐそこまで迫っているって言うのに・・・・・・ッ!」ギリッ

ミカサ「・・・・・・!そこ!うなじのところ!」





エレン「」シュゥゥ…




イアン「お前等!そろそろ限界だ!回収はどうなっている!?」スタッ

リコ「イェーガーは無事なのか!?」シュンッ スタッ



ジャン「一体化して剥がれない!」ググ…

リコ「!・・・・・・切り落とすしかない」ジャキッ

ミカサ「!?待ってください!」

イアン「しまった!囲まれたぞ!!」



巨人「」ニヤニヤ   
         巨人「」アーン

                       巨人「」ニヤニヤ

   巨人「」ニヤニヤ      
              
               巨人「」ズシンッ ズシンッ





ジャン「!?クソッ!こんな・・・・・・ここまできて・・・・・・ッ!」

ミカサ「エレンッ!!クソッ!来るな!!」



巨人「」アーン





ズ バ シ ュ ッ !




巨/人「」ブシュゥ…

リコ「な・・・・・・」





ズ バ バ バ バ バ バ ッ ッ ! !




巨/人「」ブシュゥ…   
         
    巨/人「」ブスブスブス…


                       巨/人「」ブシュゥ…                

巨/人「」ブシュゥゥゥ  

         巨/人「」ブスブス…
                                 


イアン「な、にが・・・・・・」



イアン班1「イアン班長!増援です!!東側から大規模の増援が!」

リコ班1「やりました!信じられない!それに壁の向こうから・・・・・・ッ!!」





エレン「・・・・・・(自由の・・・・・・翼)」






リヴァイ「・・・・・・おい」シュゥ…





イアン「調査・・・・・・兵団・・・・・・」

リコ「壁外から・・・・・・帰還したのか・・・・・・」ガクッ






リヴァイ「これは・・・・・・どういう状況だ・・・・・・?」


・・・・・・・・・ ・  ・   ・





・・・・・・・・・ ・  ・   ・





トロスト区 内壁門付近




トーマス「アルミン!間もなく接敵だ!」

ナック「ずいぶんと壮観だ、どこもかしこも巨人だらけ・・・・・・まるで壁外みてえだ」

サムエル「見たことないだろ」

ミーナ「・・・・・・!?アルミン、巨人の様子が!」









ハンジ「あーあ、お痛が過ぎたね!お前達!!」ズバンッ!

ミケ「・・・・・・」ズバシュッ!



巨/人「」シュゥ…

                               巨/人「」ブシュゥ…   
         
    巨/人「」ブスブスブス…


                       巨/人「」ブシュゥ…                

巨/人「」ブシュゥゥゥ  

         巨/人「」ブスブス…




ハンジ「ミケ、ピクシス司令が言ってた予備隊は本当にこっち?」

ミケ「・・・・・・」スンスン コクリ


ハンジ「しかし調査兵団と駐屯兵団が共同戦線を張る日がくるとは・・・・・・なんかこの人達、少し見ない間にすごい怖くなってるし、こんなに強かったっけ?」

ミケ「・・・・・・」

ハンジ「さて、これだけの増援を向けられるその予備隊とやらは、どんなモノかな?」








アルミン「ッ!?援軍が・・・・・・到着したのか・・・・・・?」



「・・・・・・援軍が?」

             「東側の駐屯兵団が・・・・・・」

                 「おい、それだけじゃない、あのマントは・・・・・・」

                               「調査兵団だッ!巨人殺しが帰ってきた!!」



ミーナ「うそ・・・・・・信じられない・・・・・・」ヘナッ

サムエル「生き残ったのか・・・・・・」フラッ

ナック「・・・・・・ッ!」

トーマス「やった!俺達の・・・・・・俺達の勝利だぁぁぁぁっ!!」





104期訓練兵「「「「「ウ オ オ オ オ オ オ オ オ ォ ォ ォ ッ ッ !!」」」」」




アルミン「やった・・・・・・勝った・・・・・・」



アルミン「勝った、ん、だ・・・・・・」フッ






アルミン「」

今日はここまで

次回からエピローグに入ります


長かった・・・・・・

お晩でございます

次回更新は土曜日夜になりそうです。

お晩でございます

舟木兄弟の冑割シーンが大好きな>>1です


お待ちになられていた方がいらしていましたら、まことに申し訳ございませんでした。
これより投下を再開いたします

それでは…投下仕るぅ






・・・・・・・・・ ・  ・




エレンが大穴を塞いだ後


急遽駆けつけた調査兵団と


鬼神の勢いと化した駐屯兵団の活躍により


ウォール・ローゼは再び巨人の侵入を拒んだ


人類が初めて巨人の侵攻を阻止した快挙であったが


それを歓喜するには失った人々があまりにも多すぎた






壁内に閉じ込められた巨人は再び壁面に誘導され


そのほとんどが壁上砲台の榴弾によって死滅


僅かに残った巨人も各個に撃破された






それから色々あった


一番の問題だったのは、エレンの処遇






兵法会議堂








エレン「・・・・・・」



ナイル「我々は、エレンの身体を徹底的に調べ上げた後、速やかに処分するべk・・・・・・」

ピクシス「イェーガーは駐屯兵団預かりとするべきじゃな。超大型巨人、鎧の巨人が壁内に突如出現し、突然消失した以上、対抗策は常に壁内、それも前線におくべきじゃ」

エルヴィン「彼は調査兵団預かりとするべきです。ウォールマリア奪還には彼の巨人化能力、飛躍的手段が必要不可欠だ、今後新たな行路をとる壁外遠征においても大いなる活躍が期待できるでしょう」

ナイル「彼を解剖し、我々人類の英霊となっていt・・・・・・」

ピクシス「話にならんの。実験するにしても解剖など、成果が出なければ我々は巨人の侵攻を拒絶する手段を失うだけじゃ。その時、壁を破壊しうる巨人が出現すれば全て終わる」

ナイル「・・・・・・ッ!王族を含めた有力者の認識だ!彼が起こしうる実害を考慮すれば・・・・・・」

エルヴィン「その彼だが・・・・・・報告書によれば、ほぼ完全に『巨人の力』を掌握できている様子・・・・・・どんな実害が?」

ナイル「・・・・・・グッ!?理屈ではない・・・・・・いま内地では暴動が起きかねない程に感情論が交錯している!それを解決するにはそれしかない!!」


ピクシス「感情論というなら・・・・・・ヤツを英雄視するあやつ等はどうする気じゃ?」






104期訓練兵「「「「「「「「「「」」」」」」」」」」<○><○>



駐屯兵団「「「「「「「「「「」」」」」」」」」」<○><○>






ナイル「」ブルブルブルブルブル



リヴァイ「・・・・・・おい」



ナイル「・・・・・・ッ!?」ビクゥッ!



リヴァイ「言っとくが、コイツは・・・・・・巨人化の有る無しに関係なく化け物だ、痛みによる躾なんか意味がねえ、束縛することなんか不可能だ・・・・・・」

リヴァイ「こいつは巨人化した時、付近の巨人を一掃どころか鎧の巨人まで瞬殺している、敵だとすれば知恵も技術も有る上、馬鹿げた程に厄介だ・・・・・・それを念頭において口を開け」





ニック「殺すべきだ・・・・・・でなければ証明して見せろ」



リヴァイ「・・・・・・」



ニック「ソイツには連れがいたと聴いている!ヤツも巨人の可能性がある!」

ダリス「静粛に願いますニック司祭・・・・・・ナイル?」

ナイル「ハッ・・・・・・たしかにいます、ミカサ・アッカーマン、同じ104期訓練兵ですが、驚くべきことに彼等は9年前、強盗三人を正当防衛とはいえ斬殺している・・・・・・根本的な人間性に疑問を感じます」



ミカサ「・・・・・・」



「どういうことだ・・・・・・」
           
                「じゃあ、あの女も巨人じゃないのか!?」

   「あいつは子供の姿でこっちに紛れ込んだ巨人に違いない」

                           「狂暴な本性は隠すことが出来なかったんだ」



ニック「ソイツが巨人でないというなら、証明しろ!!巨人の疑いがかかった女なら家族であっても殺せるはずだ!」

エルヴィン「馬鹿な・・・・・・無茶苦茶な理屈だ。第一、彼女は貴重な人類の兵士です。殺すなど・・・・・・」

ダリス「待て、エルヴィン・・・・・・」

エルヴィン「・・・・・・」

ダリス「ここで一つハッキリするかもしれない・・・・・・エレン・イェーガー」





君は、『命令』によって、彼女を、『他人を殺せるかね』?



エレン「・・・・・・」





カルラ『・・・・・・エレン。今すぐミカサを連れて逃げなさい。これは『命令』よ』





エレン「お断り申す」



ミカサ「・・・・・・」



ナイル「・・・・・・」

ニック「なっ・・・・・・!?」





エレン「エレン・イェーガーは生まれついての『人』でござる」



エレン「抜かば斬るのが『刀』なれど・・・・・・他者に殺人を強要されるなど、吐き気がする」






己(オレ)は、『人』にござる。断じて『傀儡』ではない






ミカサ「エレン・・・・・・」



ダリス「・・・・・・結構、大変結構だ」ニヤリ



ニック「」

ナイル「」

リヴァイ「ほぅ・・・・・・悪くない・・・・・・」




アルミン「エレン・・・・・・なんか変わったね」

ミカサ「・・・・・・エレンは更に強くなった。それが私達の影響でないというのは・・・・・・少し複雑だけれど」





ジャン『全隊、エレンを守れ!あいつは勝った、あいつは自分の責任を・・・・・・違う、あいつの意思で、『あいつ自身が決めて』動いた!何が何でも守り通せ!!』





ミカサ「(きっと貴方がエレンを救ってくれた・・・・・・ありがとう、ジャン・・・・・・やはり貴方は、エレンにとって貴重な人だった)」





エルヴィン「・・・・・・提案があります、『一部の意見』によると彼は不確定な要素があるとのこと。『我々の管理下の基』、次の壁外調査でエレンが人類にとって有意義であることを証明します、その結果で判断していただきたい」

ピクシス「だからダメじゃって。イェーガーは駐屯兵団で預かるべきじゃ。有意義かどうかなど解りきった話じゃろうが」






アルミン「エレン・・・・・・なんか凄い人気だね」

ミカサ「・・・・・・少し複雑だけれど」






それから・・・・・・



僕も裁判があった





ナイル「・・・・・・越権指揮、違法な扇動、壁上砲台の無断使用、トロスト区家屋へ故意の砲撃、以上の罪を認めるな?」

アルミン「全て、否認します」ニコリ

ナイル「・・・・・・証言があがっている。隠し立てすると貴様の為にならないぞ?」

アルミン「では証言台に人がいないのは何故ですか?」ニコニコ

ナイル「・・・・・・証人の安全を保護するためだ」

アルミン「これは驚きだ、兵法会議では安全が保護されていないと仰るとは。ナイル団長は兵法会議を侮辱するおつもりですか?」ニコニコニコ

ナイル「グ・・・・・・ッ!貴様ぁ・・・・・・!壁上砲台に関してはまだその言い訳が通じるとして、越権指揮と扇動行為に関してはどう申し開くつもりだ!?」



アルミン「私は104期訓練兵団緊急対応時班編成において第34班の副班長として指揮を行ったまでです。孤立した他の班の救出、指揮系統が消失したあの場において『提案』しただけにすぎません。ナイル団長が仰る『越権指揮』には該当しません。また『違法な扇動行為』に関しても肯けません。トロスト区奪還作戦においての事を仰っているのであれば、それは『ピクシス司令より』『マリア奪還作戦時の所見とローゼ奪還作戦における所見を述べよ』、そう言われたまでです。扇動・・・・・・士気を上げるために『鼓舞したのはあくまでピクシス司令』です」ペラペラペラ



アルミン「そうですよね?ピクシス司令」

ピクシス「ワシの演説が『違法な扇動』とは随分な物言いじゃな、ナイル?」

ナイル「」

アルミン「ああ、それと・・・・・・なんでしたら証人の召喚依頼を申請しましょうか?私の証人はこの 証 言 台 に 立 つ く ら い の勇気は持って余りあるので・・・・・・」ニタァ






エルヴィン「中々言うな彼は・・・・・・」クックッ

リヴァイ「こいつも悪くない・・・・・・今期は豊作だな」

>>821 訂正

ナイル「・・・・・・証人の安全を保護するためだ」 → ×
ナイル「・・・・・・証人の安全を保障するためだ」 → ○

アルミン「これは驚きだ、兵法会議では安全が保護されていないと仰るとは。ナイル団長は兵法会議を侮辱するおつもりですか?」ニコニコニコ → ×
アルミン「これは驚きだ、兵法会議では安全が保障されていないと仰るとは。ナイル団長は兵法会議を侮辱するおつもりですか?」ニコニコニコ → ×


保護→保障

ミス多すぎワロタ >>821

アルミン「これは驚きだ、兵法会議では安全が保障されていないと仰るとは。ナイル団長は兵法会議を侮辱するおつもりですか?」ニコニコニコ → ×

アルミン「これは驚きだ、兵法会議では安全が保障されていないと仰るとは。ナイル団長は兵法会議を侮辱するおつもりですか?」ニコニコニコ → ○

×→○


ご飯食べてきたり、色々用事済ませてきます。

投下再開します





他の皆は・・・・・・





調査兵団 新兵勧誘式





エルヴィン「調査兵団では慢性的に人員が不足している、新兵が最初の壁外遠征で死亡する確率はおおよそ5割・・・・・・そして、この4年間で9割の損害を出しつつ築いた行路も全て無駄になった」



104期訓練兵「「「「「「「「「「 別 に 仔 細 無 し ! ! 」」」」」」」」」」ザンッ!



エルヴィン「・・・・・・君達は死ねと言われたら、死ねるのか?」



104期訓練兵「「「「「「「「「「 胸 す わ っ て 進 む な り ! ! 」」」」」」」」」バッ!



エルヴィン「・・・・・・そうか、皆・・・・・・良い表情だ・・・・・・これが本物の敬礼だ!心臓を捧げよ!!」バッ!



104期訓練兵「「「「「「「「「「 ハ ッ ! ! 」」」」」」」」」」ザンッ!





リヴァイ「・・・・・・悪くない」

ハンジ「そればっかりだねリヴァイ」

グンタ「どうなってんだ今期の訓練兵は・・・・・・」ブルッ

エレン「・・・・・・ジャン」





ジャン「・・・・・・ああ、最悪だ・・・・・・調査兵なんて・・・・・・」







・・・・・・・・・ ・  ・





医務室




マルコ「もう・・・・・・脚は動かないらしい」

ジャン「・・・・・・」

マルコ「・・・・・・今でも夢だったんじゃないかと思う、あんなに激しく心が揺らいだのは初めてだった」

ジャン「マルコ・・・・・・」

マルコ「ジャン・・・・・・俺はまったく後悔してないんだ。あの時、俺は確かに『死んでも構わない』と思っていた」

ジャン「・・・・・・」

マルコ「だから胸を張れる。胸を張って『仲間の為に、人類の為にこの身を捧げた』、そう言えるんだ・・・・・・ジャン、君も無事でよかった」ニコリ

ジャン「・・・・・・」




・・・・・・・・・ ・  ・





ジャン「(俺は・・・・・・これ以上、俺の事を嫌いになりたくない、マルコに、母さんに、『アイツ』に・・・・・・胸を張って生きたい!!)」グッ

コニー「・・・・・・お前は巨人が怖くないのかよ?」

サシャ「私は狩人ですからね・・・・・・森を取り戻さないとご飯が食べれません・・・・・・コニーこそどうなんですか?憲兵になれば故郷で胸を張れますよ?」

コニー「張れねえよ・・・・・・俺だって狩人だ・・・・・・胸張れるのは獲物を獲った時だけだ。俺は馬鹿だけど、それだけは譲れねえ」

クリスタ「・・・・・・」

ユミル「・・・・・・いいのか?『守りたい』んだったら調査兵じゃなくても出来るんだぞ?」

クリスタ「・・・・・・違うの。守りたいだけじゃない、皆に生きていて欲しいから戦うの・・・・・・そう決めた」

ユミル「そうか・・・・・・」ニヤリ





アニ「・・・・・・」

ライナー「・・・・・・」






・・・・・・・・・ ・  ・





????





ライナー「何故止めた!?何故逃げたベルトルト!?あのままなら少なくともアルミン含めた主力は死んでいた!お前も壁門を破壊できた!!」ガシッ

ベルトルト「ぼ、僕は・・・・・・ライナーに生きていて欲しくて」ブルブル

ライナー「それを俺が望んでいたとでも言うと思うのか!?第一、俺が死ぬかどうかもわからなかった!不確定だったんだ!!『お前は俺を信じていなかった』!!お前は千載一遇のチャンスを投げたんだぞ!?」

ベルトルト「・・・・・・ッ!」ブルブルブル

ライナー「・・・・・・お前は戦士じゃないッ!お前は俺とアニの覚悟を踏みにじった!!侮辱したんだ!!」

ベルトルト「違う・・・・・・そんなつもりは無かった・・・・・・」ブルブルブルブル



アニ「・・・・・・う」



ライ・ベル「「!!!!」」



アニ「ここは・・・・・・どうして、私は・・・・・・」

ライナー「アニ・・・・・・目が覚めたか・・・・・・」

ベルトルト「アニ!!よかったちゃんと目を覚まして・・・・・・」

アニ「・・・・・・負けたのか私達は」

ベルトルト「・・・・・・」

ライナー「・・・・・・そうだ・・・・・・今回の作戦は失敗だった。しかも最悪なことにエレンは厳重に保護されることになるだろう、もう簡単には近づけそうにない、ミカサとアルミンも健在だ」

アニ「・・・・・・で、なんで私は生きてるの?」ムクッ


ライナー「俺達の方は一足早くに離脱した・・・・・・だからお前を回収する隙があった、みんなエレンにかかりっきりでお前の回収はそう難しいことじゃなかった」

アニ「・・・・・・どうしてあんた達が一足先に離脱したの?二人掛かりで、アイツは私がひきつけてたでしょ」

ベルトルト「・・・・・・」

アニ「・・・・・・ビビったんだ?」

ベルトルト「・・・・・・」

ライナー「・・・・・・そうだ、俺がついていながら・・・・・・済まん」

アニ「まあ、あのまま内壁門を破壊できても外門は塞がれてたんだ・・・・・・同じことだ」

ベルトルト「アニ・・・・・・」

アニ「・・・・・・けど」






アンタ・・・・・・まだ、戦えるの?






ベルトルト「」ドキッ




ライナー「・・・・・・どうなんだ、ベルトルト?」<◎><◎>

アニ「・・・・・・」<◎><◎>




ベルトルト「(その眼は・・・・・・き、君達まで・・・・・・)」ブルブルブルブル




アニ「・・・・・・ライナー、コイツはもう駄目だ」ハァ

ライナー「ああ・・・・・・残念だ」



ベルトルト「(あんな目に合わされて、あんなヤツラを見て何故闘志が消えない!?どうかしている・・・・・・二人とも死ぬ寸前だったんだぞ!?)」



ライナー「・・・・・・『座標』は俺とアニで追う、それでいいな?」

アニ「ああ、私もこのまま引き下がれない・・・・・・アイツは『私のモノにする』。ベルトルト、アンタは・・・・・・」



ベルトルト「(狂ってる・・・・・・みんな・・・・・・)」






アニ「憲兵団に入って、内地でゆっくりしてなよ」








・・・・・・・・・ ・  ・





アニ「(エレン・・・・・・殺すにしろ、攫うにしろ・・・・・・アンタは、私が・・・・・・)」

ライナー「(戦う・・・・・・俺は戦士だ・・・・・・必ずやり遂げてみせる)」





それぞれの思いを胸に

自分の道を選んだ

そして、一ヶ月後・・・・・・





オルオ「で?結局お前は調査兵団なのか?駐屯兵団なのか?」

エレン「・・・・・・」

オルオ「・・・・・・なんとか言えよ!?」

ペトラ「だから団長からも説明があったじゃないのよ。駐屯兵団預かりの特別調査兵だって」

オルオ「つまり・・・・・・どういうことだ?」

エルド「所属は駐屯兵だが、調査兵団に『出向』という形で来た事になっているな」

オルオ「フン、ただでさえの半人前がさらに中途半端か・・・・・・それでいてリヴァイ兵士長が付きっ切りとは、いいご身分だな?」

エレン「・・・・・・」ジーッ

オルオ「こ、の・・・・・・また無視しやがって・・・・・・ッ!」ギリギリ

ペトラ「初対面が大事だとか言って以来、一切取り合ってもらえてないよね」プププ

グンタ「・・・・・・エレン、何見てんだ?」

エルド「・・・・・・あれは、新兵か?」

オルオ「!・・・・・・チッ、行ってこい、知り合いがいるんだろ?」



エレン「!!」

エルド・グンタ・ペトラ「「「ッッ!!??」」」



エレン「お気遣い、まことに痛み入り申す」ペコリ

オルオ「おーおー行け行け。早くしろよ?」

エレン「・・・・・・」ペコリ タッタッタ

グンタ「オルオ・・・・・・お前・・・・・・」アゼン

ペトラ「信じられない・・・・・・気遣いなんて出来たんだ・・・・・・」アゼン

エルド「初陣で小便撒き散らしてたアイツが・・・・・・」アゼン

オルオ「それは関係ねぇだろうが!?大体、討伐数やらなんやらは俺のほうが上なんだが!?上なんだが!?バーカ!!」


エレン「ミカサ、ジャン」タタタ

ジャン・ミカサ「「エレン!?」」

ミカサ「エレン、何かひどいことはされなかった?体の隅々まで調べつくされたり、精神的な苦痛を受けたとか」

コニー「エレンじゃねえか!元気か?飯食ってるか?」

サシャ「元気そうですね、エレン!何よりです!」

クリスタ「エレン!大丈夫なの!?」

ユミル「おー、ゴザルさん、久しぶりだな」

ミカサ「・・・・・・」

エレン「すぷりんがあ、ぶらうす、れんず、ゆみる、お前等も・・・・・・ぼっと は・・・・・・」

ジャン「・・・・・・あいつは除隊したよ・・・・・・奪還作戦時にひどい怪我をしてな」

エレン「・・・・・・」

ジャン「今は医者の勉強してる・・・・・・最後までお前にあてられたみてぇだな」ケッ

エレン「・・・・・・そうか」



ミーナ「オーイ!みんなー!アルミンが来たよ!」



アルミン「相変わらず賑やかだね・・・・・・」

エレン「アルミン」

アルミン「エレン・・・・・・元気そうでなによりだ」ニコッ

ジャン「・・・・・・」

アルミン「ジャンも・・・・・・ドタバタしてて、言えて無かったね・・・・・・本当にありがとう、君には助けられた」

ジャン「・・・・・・ああ・・・・・・お互い様だ」ケッ

サシャ「ほんと、素直じゃないですねぇ、ジャンは」

ジャン「ほっとけ芋女」

サシャ「な・・・・・・なんですか?芋?何のことかわかりません」

ユミル「安心しろ、同期であの出来事忘れるヤツはいねえから」

エレン「・・・・・・アルミン、お前は」

アルミン「うん・・・・・・色々考えたけど『憲兵団』に入ったよ」


アルミン「(鎧の巨人、超大型巨人、そのどちらも兵団の中に潜んでいる可能性が高い・・・・・・そいつらが憲兵団に潜んでいたとしたら?そうなれば、腐りきっている憲兵団では対処できるわけがない、なら他の兵団を取り仕切る憲兵団にいればあいつらを燻りだすことも出来るかもしれないからね)」

コニー「でもよ、今回の遠征から『憲兵団』も少数参加するんだろ?」

アルミン「ああ、もちろん僕含めてね。ほとんどは新兵だけど、そのほうが憲兵団に浸かり切っていないからいいと思うよ。紹介するよマルロ、ヒッチ、こっちに来なよ」



マルロ「・・・・・・マルロ・フロイデンベルクだ、よろしく頼む」

ヒッチ「冗談じゃない・・・・・・楽するために憲兵団に入ったのに」ブツブツ



アルミン「・・・・・・ヒッチ?」ニコリ



ヒッチ「ヒッ・・・・・・よ、よ、よろしく」

クリスタ「でもどうして『憲兵団』が壁外調査に?」

アルミン「ああ、それは『憲兵団諸兵監査室』が新たにできたからだね。各兵団に監査員が出向することになっているいんだ。ピクシス司令とエルヴィン団長の推薦で僕は班長をやらせてもらえてる」

ジャン「へっ、出世したもんだ」

アルミン「といっても僕はほとんど調査兵団に入り浸ることになるかな?もちろん壁外調査もだけど」

マルロ「『とある兵法会議で一切の証拠が出てこなかった』ことから今期よりそうなった。だがこれは憲兵団が正しい形になるための大きな一歩だと思う。俺はアルミンと違い、あちこちを転々とするだろうが・・・・・・皆、実戦経験がある中で脚を引っ張るかもしれんがよろしく頼む」

ヒッチ「誰だよその『とある兵法会議』の当事者は・・・・・・こっちはいい迷惑だ」ブツブツ






アルミン「・・・・・・ヒッチ?」ニゴリ





ヒッチ「ヒッ・・・・・・な、な、なんでアンタが怒るの?」ビクビク






ミカサ「・・・・・・」

エレン「・・・・・・ミカサ?」

ミカサ「エレン・・・・・・あんなに離れたくないと思っていたのに・・・・・・結局三人とも離れ離れになってしまった」

エレン「・・・・・・」

ミカサ「エレンは駐屯兵団に、アルミンは憲兵団に、私は調査兵団に」

エレン「・・・・・・」

ミカサ「ずっと一緒にはいられない・・・・・・それは解っていたことだけれど・・・・・・やはり・・・・・・さみしい、少し寒い気がする・・・・・・」






ビュオオオオオオッ






ミカサ「あ・・・・・・マフラーが・・・・・・」

エレン「・・・・・・」パシッ

ミカサ「・・・・・・ありがとう、エレン」

エレン「・・・・・・」スッ シュル

ミカサ「あ・・・・・・」





・・・・・・・・・ ・  ・





844年





ゴロツキ1・2・3「」クビチョンパ



グリシャ「どうして山を降りなかったエレン!?お前は自分が何をしたかわかっているのか!?」

エレン「おそれながら・・・・・・彼奴等は、人の皮を被った獣にござる・・・・・・それに憲兵の到着を待っていれば逃げておりました」

グリシャ「私はお前が人を殺したことに怒っているんじゃない!私はお前が自分の命を軽々に投げ打ったことをとがめているんだ!?」

エレン「・・・・・・」


グリシャ「・・・・・・ミカサ、私を覚えているか?」



ミカサ「・・・・・・イェーガー先生」



グリシャ「ミカサ・・・・・・?」



ミカサ「私はここから・・・・・・どこに向かって帰ればいいの?」


グリシャ「・・・・・・」

エレン「・・・・・・」

ミカサ「寒い・・・・・・」







私には、もう、帰るところがない・・・・・・







エレン「・・・・・・」スッ シュル

ミカサ「・・・・・・これ、マフラー」

エレン「・・・・・・暖かいか?」

ミカサ「・・・・・・暖かい」

グリシャ「ミカサ・・・・・・私達の家で一緒に暮らそう。君には十分な休息が必要だ」

ミカサ「・・・・・・え?」

エレン「遅うござる・・・・・・夜道は物騒ゆえ」グイ

ミカサ「・・・・・・」






エレン「帰ろう・・・・・・『我等のお家』に」





ミカサ「・・・・・・うん・・・・・・・・・・・・帰る・・・・・・」ポロッ







・・・・・・・・・ ・  ・





ミカサ「・・・・・・忘れていた」ポロッ

エレン「・・・・・・」ギュッ

ミカサ「今、生きていることが、奇跡なくらいに、この世界は・・・・・・『残酷』で」

エレン「・・・・・・」

ミカサ「そして、『だからこそ』、この世界は『美しい』ものだった」ツーッ

エレン「・・・・・・ミカサ」

ミカサ「エレン聞いて・・・・・・伝えたいことがある」









ミカサ「あの時・・・・・・マフラーを巻いてくれて・・・・・・ありがとう」ニコリ









853年


その日 再び人類は思い出した


ヤツらに支配されていた恐怖を・・・・・・


鳥籠の中に囚われていた屈辱を・・・・・・



でも



思い出した



生きると決意することを・・・・・・



自由とは何かとということを・・・・・・





何事も


皆 偽りの


世の中に


死ぬばかりぞ


誠なりける





世界は

その身が千切れるほどに『無残』で





エレン「・・・・・・ミカサ」





目を背けたくなるほどに『残酷』で





ミカサ「・・・・・・」ニコリ





そこに生きるものの意志の外 物語は進み


新たな苦境が 別れが 出会いが 彼等を待っているだろう


血を吐き 傷つき 正気を失い


何度でも 彼等を 死に狂わすだろう


それは


放たれた 矢のような有様で


命を散らしながら舞い落ちる


桜のような有り様で






どれも等しく 『美しい』









      ジャン「この死狂い野郎が!」  これにて 幕引き




くぅ~疲れましたw これにて完結です!

↑これ!!これが書きたいがためにこのSSを書き始めたと言っても過言ではありません。


さてさて、最初から最後まで、改行ミス、コピペミス、誤字脱字、キャラ崩壊、設定崩壊、数多

とても正気では読めない読み物であったかもしれませんがどうだったでしょうか?少しでも暇つぶしになったのであれば幸いです。



気がつけば投下開始から一ヶ月以上にもなり、『進撃』SSも余り見ない有様。需要があるかどうかはわかりませんが

とりあえず完結できたのでよかったです。


皆様たくさんのレスありがとうございました


正直、ラストの駆け足感否めませんが、私自身かなり煮詰まっているところがあり、どうかこれでご容赦いただければと思います。

HTML化?は明日にでも申請いたします。

ではみなさん、またお会いする日まで

こんにちは これからHTML化を申請しようと思います


約一ヶ月半 皆様のレスを眺めてニヨニヨするのが日課となっており私も楽しかったです
この拙い文章を読んでいただいて、『シグルイ』を読み始めた方もいらっしゃるようで驚きでした

後半、失速して投下ペースが落ちたり、内容が雑になった事に関しては申し訳ない
本当ならプロットを作るべきだったのでしょうが、思いつきのまま筆を進めてしまいました
フラグ回収などしてない点があったりしますが、最後までお付き合いいただいた方々は本当にありがとうございました


それでは皆様 ジャイアント・さらば!!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年11月16日 (土) 01:44:53   ID: ZwvI6eww


アルミンがイケメンすぐる

2 :  SS好きの774さん   2014年03月03日 (月) 22:04:08   ID: 2edQBOcq

できておる喃……この1

3 :  SS好きの774さん   2014年03月24日 (月) 21:59:15   ID: R45z14PG

感動

4 :  SS好きの774さん   2014年10月30日 (木) 12:58:25   ID: GrPjHeTD

お見事……!
お見事にございまする……!

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