ほむら「わたしはプロフェッサーほむほむ、ほむらなどではない」(531)

ほむら「本日のお客さんはこちら」

まどか「見滝原中学校2年生の鹿目まどかです」

ほむら「ほむほむ恋愛相談教室にようこそ」

ほむら「わたしはあらゆる恋愛を成就させると言われるプロフェッサーほむほむです」

まどか「プロフェッサーほむほむさん?」

ほむら「ほむほむでいいわ」

まどか「ほむほむさん、さやかちゃんから紹介されて来たんですけど……」

ほむら「そう、何の用かしらまどか」

まどか「え、えっと……その……仲良くなりたい子がいて……」

ほむら「仲良く?一応ここは恋愛相談教室なのだけど」

まどか「で、でもさやかちゃんがおねがいすれば何とかしてくれるって」

ほむら「…………」

まどか「お、おねがいしますほむほむさん!」

ほむら「……帰って、ここはあなたが来るような場所じゃないわ」

まどか「本当にだめなんですか……?」

ほむら「何度言ったら分かるの?ここは恋愛相談教室なの」

ほむら「お悩み相談教室なんかじゃないのよ」

まどか「……さやかちゃんがほむほむさんはカリスマだって…………」

まどか「ほむほむさんならきっとわたしとあの子を仲良くできるはずだって……!」

まどか「だからおねがいします!」

まどか「わたしどうしてもほむほむさんの力を貸してもらいたいんです!」

ほむら「…………仕方ないわね」

まどか「それじゃあ……」

ほむら「とりあえず話だけなら聞いてあげるわ」

ほむら「気にいらなかったら帰ってもらうから」

まどか「はい!」

ほむら「で、その仲良くなりたい子っていうのは誰なのかしら?」

まどか「同じクラスの暁美ほむらちゃんです」

ほむら「そういうことはもっとはやく言いなさい」

まどか「え?」

ほむら「なんでもないわ」

ほむら「その子がどんな子なのか聞かせてもらえる?」

まどか「えっと……ほむらちゃんはわたしにはいつも冷たくて……」

ほむら「ぐはっ!」

まどか「え……!?だ、大丈夫ですか!?」

ほむら「え、ええ平気よ、ちょっと持病の心臓病が……」

まどか「きゅ、救急車よんだほうがいいのかな?」

ほむら「その必要はないわ」

まどか「うーんと……だから冷たいほむらちゃんと少しでも仲良くなれたらなって」

ほむら「ぐっ……わ、わかったわ」

まどか「何とかなりそうですか?」

ほむら「問題ないわ」

ほむら「だけどはじめにどこまで仲良くなりたいか聞いておく必要があるわね」

まどか「ど、どこまで……ですか?」

まどか「……ちょっと……わかんないかな……」

ほむら「…………」

まどか「ほむらちゃんのことまだあんまりよく知らないし……」

まどか「でも悪い子じゃないと思うから、できれば仲良くなりたいんだ」

ほむら「わかったわ、当面の目標は友達以上恋人未満ね」

まどか「…………え?」

まどか「こ、恋人とかそういうのはちがうんじゃないかなって」

ほむら「でもここは恋愛相談教室だから」

ほむら「そういう方向を目指したほうが親密になりやすいのよ」

まどか「……でも、でも!女の子同士で恋人って……そんなの絶対おかしいよ」

ほむら「それじゃキスとかはナシでいくってことかしら?」

ほむら「もちろんそういうプランも考えられるけど」

まどか「き、キス!?」

ほむら「まどか、あなたが嫌なら無理しなくていいのよ」

まどか「その……それでほむらちゃんと仲良くなれるんだったら」

まどか「わたし、エッチなこともできます!」

ほむら「ブーーーーー!!!」

まどか「わわっ!」

まどか「や、やっぱり救急車よんだほうが……」

ほむら「それには及ばないわ」

まどか「わたし覚悟はできてます、だからほむほむさんお願いします!」

ほむら「はぁはぁ」

まどか「……ほむほむさん?」

ほむら「ハァハァ」

まどか「えっと……ほんとうに大丈夫ですか?」

ほむら「……はっ!ええ、心配いらないわ!」

ほむら「さっそくこれからどうするか考えましょうまどか!」

ほむら「まずはプロフェッサーほむほむの秘密道具の一つ」

ほむら「好感度チェッカー改でほむらちゃんのあなたへの好感度をチェックしてみましょう」

まどか「こうかんどちぇっかー?」

ほむら「簡単に説明すると相手があなたのことをどう思ってるかが分かる道具よ」

まどか「へぇ!すごいですね!」

ほむら「それほどでもないわ」

ほむら「これを使うと0から100の数値が表示されるの」

ほむら「0ならなんとも思ってないってこと、50で親友、80なら恋人といったところかしら」

まどか「じゃあわたしのさやかちゃんへの好感度は50くらいってことですか?」

ほむら「そうなるわね」

ほむら「プロフェッサーほむほむの!好感度チェックターイム!」

まどか「わぁー!」

ほむら「ほむらちゃんのあなたへの好感度は…………0!」

まどか「……ぜ、ぜろ?」

ほむら「ええ、ゼロよ」

まどか「ぜろってことは……」

ほむら「なんとも思ってないってことね」

まどか「なんとも……思ってない……」

ほむら「なんとも思ってないのよ」

まどか「ほむらちゃん……わたしのことなんてどうでもいいのかな……」

ほむら「そんなことはないわ」

まどか「えっ?」

ほむら「暁美ほむらとあなたは今はまだただのクラスメイト」

ほむら「だけどあなたの頑張り次第で親友、いや恋人にだってなれる」

まどか「ほむほむさん……」

ほむら「だから頑張るのよまどか!」

まどか「はい!」

まどか「あっ……でもいったいどうしたら……」

ほむら「心配しなくてもわたしがしっかり指示を出すわ」

ほむら「だからわたしを信じてちょうだいね」

まどか「はい、わたしほむほむさんの言うとおりにします」

まどか「あ!ほむほむさん、わたしあんまりお金持ってないんですけど大丈夫でしょうか」

ほむら「それならあなたのパンツをくれればいいわ」

まどか「え……?ぱ……ん……つ……?」

ほむら「ご、ごほん!たまにパンをつくってくれればいいわ」

まどか「わかりました!一生懸命つくってきますね」

ほむら「ええ、楽しみにしてるから」

ほむら「それではさっそく授業を始めましょう」

まどか「おねがいします!」

ほむら「ほむらちゃんの好感度はまだ0」

ほむら「だから地道な努力が必要になってくるの」

ほむら「そうね、仲良くなるためにまずは>>28をしましょうか」

ベロチュー

ほむら「ベロチューをしてきなさい」

まどか「ベ、ベロチューって……そんなの絶対おかしいよ、です!」

ほむら「いいからやりなさい」

まどか「先生さっきは地道な努力をするべきだって言ったじゃないですか!」

ほむら「そうね」

まどか「ベロチューなんてしたらほむらちゃん一生口聞いてくれなくなっちゃうよ……」

ほむら「わたしの言うことが信用できないの?」

まどか「…………」

ほむら「そう、それじゃあ帰ってもらえるかしら」

ほむら「あとは自分ひとりで解決しなさい」

まどか「…………」

ほむら「帰れって言ったのが聞こえなかった?」

まどか「……うう……ひっく……ぐすっ……」

ほむら「!?」

まどか「ごめんなさい……ごめんなさい……」

ほむら「あ、あのね?ち、ちがうのよ?これはね?」

まどか「ちゃんとやるので見捨てないでください……」

ほむら「わ、分かればいいのよ、うん!」

ほむら「わたしも少し言い過ぎたわね!ごめんねまどか」

まどか「いいんです……わたしほむほむさんのことを信じてやってきます!」

ほむら「場所は……そうね、放課後学校の屋上にでも来てもらいなさい」

まどか「分かりました、明日しっかりやってきます」

まどかはこんな世界も…

まどか「ね、ねぇ、ほむらちゃん……」

ほむら「なにかしら?」

まどか「その……お願いがあるんだけど……」

ほむら「なにかあるなら早く言ってくれない?わたしも暇じゃないのよ」

まどか「二人だけでお話がしたいなって」

ほむら「そう、それならさっさと行くわよ」

まどか「ど、どこ行くのほむらちゃん?」

ほむら「屋上に決まってるじゃない」

まどか「な、なんで屋上に?」

ほむら「なに言ってるのまどか、そんなの昨日屋上に呼び出すように……あ」

まどか「え?なんでほむらちゃんがそれを……」

ほむら「……二人だけで話すなら屋上が便利だと思っただけよ」

ほむら「他に理由なんてないわ……ないわ」

まどか「う、うん……」

マドカ「ほむほむさん…その被り物私のパンツといssh」
ホムラ「それ以上はいけない」

ほむら「話ってなに?」

まどか「あ、あのね、ほむらちゃんと仲良くなりたいなって思って……」

ほむら「で?雑談でもすればいいのかしら?」

まどか「きょ、今日は!ほ、ほむらちゃんにプ、プレゼントがあります!」

ほむら「……ハァハァ……そんなのいらないのに……ハァハァ……」

まどか「そうだよね……それじゃやっぱりやめるね……」

ほむら「いえ、せっかくだからもらっておくわ」

まどか「そ、その……プレゼントはべろちゅーなんだけど……」

ほむら「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ、うっ!?く、苦しい!?」

まどか「もしいらなかったら……ほ、ほむらちゃん?」

ほむら「…………」

まどか「ほむらちゃーん?あ、あれ?立ったまま寝ちゃってるのかな?」

ほむら「…………」

まどか「……ごめんね、やらないとほむほむさんに怒られちゃうから」

まどか「ちゅ、ちゅぱっ、ちゅるるるる、れろれろっ、じゅるっ……」

まどか「これでいいよね、ほむらちゃん!ほむらちゃん!」

ほむら「……はっ!な、なに!?べ、べろちゅーは!?」

まどか「なんのことかな?」

ほむら「え!?え!?まどかがプレゼントがあるって言って……」

まどか「わたしとお話してたらほむらちゃん寝ちゃったんだよ」

まどか「ごめんね、つまんなくて」

ほむら「……そう、ごめんなさい」

まどか「ううん、またお話しようねほむらちゃん!」

ほむら「そうね……また今度」

ほむら「…………結局べろちゅーはどうなったのかしら……?」

まどか「ほむほむさん、今日もよろしくお願いします」

ほむら「ええ、それでどうだったの?」

まどか「ちゃんとやってきました」

ほむら「でもわたしそんな覚え……」

まどか「?」

ほむら「その……本当にやってきたの?疑っちゃって悪いけど」

まどか「あ、あの……ほむらちゃんが寝ちゃって、それで……」

ほむら「なるほど、そのときに済ましてきたのね」

まどか「はい……」

ほむら「今回はそれでもいいけどね」

ほむら「こういう事は基本的には相手が起きてるときにやらないと意味がないの」

ほむら「それを分かってちょうだい」

まどか「すみません……」

まどーん

きょーん?
きょうーん?
あーん?

ほむら「とりあえず好感度をチェックしておきましょう」

まどか「わー!ぱちぱちー!」

ほむら「えーと…………1ね」

まどか「……1しか上がってませんね」

ほむら「そうね、今回は相手が寝ちゃってたから1上がったのですら幸運だったわ」

ほむら「起きてるときだったらわたしの好感度は20は上がっていたわね」

ほむら「よく覚えておきなさい」

まどか「はい!…………え、わたし?」

ほむら「……間違えたわ、ほむらちゃんね」

ほむら「いちいちそんなこまかいことを気にしてちゃダメよまどか」

ほむら「もっとおおらかにならないと」

まどか「わかりました先生」

ほむら「さっそく次の任務を言い渡すぞ、まどかくん」

まどか「さー、いえっさー!」

ほむら「最初の任務では思ったように成果はあげられなかったようだが」

ほむら「今回も君には期待しているからな」

まどか「光栄です、ぷろふぇっさー!」

ほむら「よし、それでは>>81してきたまえ」

パイルドライバー

喫茶店で談笑

ギャルゲじゃねぇか

ほむら「喫茶店で談笑してくるといい」

まどか「それだけでいいんですか?」

ほむら「ほむらちゃんはどうやら冷たいらしいから」

ほむら「まずは楽しくおしゃべりできるようにならないとね」

まどか「はい、それくらいならしっかりやれそうです!」

ほむら「喫茶店はコメダにしなさい」

まどか「コメダですね」

ほむら「あとついでにシロノワールをあーんしてあげてね」

まどか「シロノワールをあーんですね、了解しましたぷろふぇっさー!」

ほぐりぐだけど最近CM見るようになったな

さやか「でさー、それできょーすけがさー」

ほむら「ああもう、うるさいわね」

さやか「いいじゃん、聞いてよほむらーほむらー」

ほむら「ええい、うっとおしい!」

まどか「ほ、ほむらちゃん!」

さやか「あれー?まどかじゃん、どしたの?」

ほむら「何か用かしら?」

まどか「えーと、さやかちゃんとほむらちゃんって仲いいのかな?」

まどか「最近楽しそうにしゃべってるから」

ほむら「全然そんなことないわ、これっぽっちもないわ」

さやか「えー!なに恥ずかしがってんのさー、ほれほれー!」

ほむら「ちっ…………」

<(^o^)> ほむらほむらー  
( )
 \\

..三    <(^o^)> ほむらー
 三    ( )
三    //

.    <(^o^)>   三  ねーほむらー
     ( )    三
     \\   三

 \    
 (/o^)  ほむら聞いてるの!?
 ( /
 / く

  ..三<(^o^)> <(^o^)>  <(^o^)>  <(^o^)> <(^o^)>  三
 ..三   ( )    ( )    ( )    ( )   ( )  三
..三   //   //   //   //  // 三

ほむらー おなかすいたよー ほむらー   ほむらー

..三    <(^o^)> <(^o^)>  <(^o^)>  <(^o^)> <(^o^)> 三
 .三    ( )    ( )    ( )    ( )    ( )    三 
  ..三   \\   \\   \\   \\    \\    三
ほむらー     ほむらー ほむらが首まで埋めたー   ほむらー

  ..三<(^o^)> <(^o^)>  <(^o^)>  <(^o^)> <(^o^)>  三
 ..三   ( )    ( )    ( )    ( )   ( )  三
..三   //   //   //  //  // 三

ほむらが首絞めたー ほむらー ほむらがドアに挟んだー

まどか「あのさ、帰りにコメダよってかない?」

ほむら「べつにいいわよ」

さやか「えー!えー!わたしは!?わたしは!?」

まどか「ごめんねさやかちゃん、今日はほむらちゃんと二人で行きたいの」

さやか「やだーやだー、わたしも行きたいー!」

まどか「さ、さやかちゃん?」

ほむら「こんなのほっといて行きましょまどか」

まどか「で、でも…………」

さやか「だめって言ってもついてくからね!無駄だからね!」

ほむら「…………」

まどか「…………」

さやか「あー楽しみだなー!なに食べよっかなー」

まどか「ごめんねほむらちゃん、さやかちゃんもついてきちゃって」

ほむら「かまわないわ、いつものことだもの」

さやか「ねーねーほむらー、わたし今日お金持ってないんだよねー」

ほむら「……あらそう、じゃあ帰ったら?」

さやか「だからおごってよー、ね?おねがい!」

ほむら「なんでわたしが奢ってあげなきゃならないのよ……」

さやか「えー!スポンサーがついてるとか言ってたじゃん!」

さやか「けちけちすんなよー!けちけちすんなよー!」

ほむら「ちょっ!」

まどか「すぽんさー?ほむらちゃんスポンサーがついてるの?」

さやか「あー、わかった!じゃあほら、3まどパ」

ほむら「あー!あー!なんか急に奢りたくなってきちゃったわ!」

まどか「え?」

ほむら「ほら、まどかも好きなものたのみなさい」

まどか「で、でもそんなの悪いよ……」

さやか「ほむらが良いって言ってんだから遠慮なんてしなくていいんだってば」

ほむら「……あなたは少しは遠慮を覚えてちょうだい」

まどか「えっと、じゃあコーヒーとシロノワールで」

さやか「わたしはカプチーノとーピザとーカツサンドとーグラタン!」

ほむら「ぐぬぬぬぬ…………」

まどか「さやかちゃん……こんなのってないよ……」

ほむら「…………」

まどか「ほ、ほむらちゃん元気だして」

さやか「どうしたのほむらー?ピザ食べる?ピザ」

まどか「……あ、ほら!シロノワールあーんしてあげるから、ね?」

ほむら「はやくしてまどか」

まどか「はい、あーん」

ほむら「もきゅもきゅ」

まどか「おいしい?」

ほむら「悪くないわね」

さやか「まどかまどかー!わたしは?わたしへのあーんは?」

まどか「さやかちゃんは上条くんにやってもらってね」

まどか「はい、ほむらちゃんあーん」

ほむら「あーん」

さやか「きょーすけー!」

さやか「ところでまどかはほむほむ恋愛相談教室どんなカンジなの?」

さやか「上手くいってる?」

まどか「うーん、どうだろ……まだはじめたばかりだからよくわかんないかな」

さやか「へぇー、そうなんだ、へぇー」

ほむら「……なによ?」

さやか「あの人さ、プロフェッサーほむほむとか自分で言っちゃっててかなり痛いよね」

ほむら「なっ!そんなことないわ!そんなことないわよね、まどか!」

まどか「えーと……」

ほむら「かっこいいわよね!」

まどか「ちょっと変かも……あはは……」

ほむら「がーん」

さやか「あーあ、また今度ほむほむさんに言っといてやろー」

まどか「ちょ、ちょっと待ってよさやかちゃん!」

まどか「ちゃんと楽しくおしゃべりしてきました」

ほむら「ああ、そう……」

まどか「シロノワールをあーんもできましたよ!」

ほむら「すごいわね……」

まどか「どうしたんですか?もしかして体調が悪かったり」

ほむら「ごめんなさい、ショックなことがあって……」

まどか「そ、そうなんですか?ほむほむさんはかっこいいから大丈夫ですよ!」

ほむら「うん……そうね……」

ほむら「それじゃ好感度をチェックしてみましょう……」

まどか「どんどんぱふ!」

ほむら「好感度は……5、5よ」

まどか「まだ5かー……けっこう仲良くなれたと思ったんだけどな……」

ほむら「あーんはよかったわよ、あーんはね……」

まどか「ほむらちゃんはあんまり楽しくなかったのかな……」

ほむら「もう今日のことは忘れて次にいきましょう、次よ次」

ほむら「これがいいんじゃないかしら>>150とか」

ほむら「ごめんなさい、ワルプルギスの夜が来てしまったわ」

ほむら「夕方になったらもどってこれるから、もし残ってたら授業を再開するわ」

べろちゅー

ほむら「べろちゅーとかね、べろちゅー」

まどか「え?またですか?」

ほむら「リベンジマッチよ」

ほむら「前回は不覚にも気絶しちゃってたから」

ほむら「今回は起きてるときにおねがいするわ」

まどか「そうですよね……ほむらちゃんにも黙ってしちゃったわけだし……」

まどか「わたしこの前したことをほむらちゃんに正直に話してくる」

まどか「そして真のべろちゅーをしてもどってきます!」

ほむら「その意気よまどか!がんばってね!」

まどか「はい!」

ほむら「……さて、歯を磨かないといけないわね」

まどか「ほむらちゃん、今日も屋上でお話しよ」

ほむら「また?結構わたし忙しいのよ」

まどか「おねがい!どうしてもほむらちゃんとお話したいなって」

ほむら「まったく、しょうがないわね……今回だけよ、もう最後のチャンスだから」

まどか「やった!ほむらちゃん大好き!」

ほむら「え!?そそそそお?それほどでもないわ!」

まどか「うん!はやく行こうよ」

ほむら「ほむほむ!」

まどか「あのね、わたしほむらちゃんに謝らないといけないことがあるの……」

ほむら「そう」

まどか「この前ね、ホントは勝手にべろちゅーしちゃったんだ……」

まどか「悪い子だよねわたし」

ほむら「そう」

まどか「あれ?おどろかないの?」

ほむら「マサカマドカガソンナコダッタナンテー」

まどか「でもね、それは真のべろちゅーじゃなかったんだ……」

まどか「片方が寝ちゃってたらそれはべろちゅーとは呼べないよね!ほむらちゃん!」

ほむら「ナ、ナニイッテルノマドカー」

まどか「今日はちゃんとしたべろちゅーをしたいなって」

ほむら「ヤメテ、カンガエナオスノヨ」

まどか「わたしほむらちゃんと仲良くなりたい……だからべろちゅーさせてもらうね」

ほむら「ハナシテー、ハナシテヨー」

まどか「がんばって気持ちよくするから許してほしいな」

ほむら「は、はい…………」

まどか「ちゅ、ちゅる、れろれろれろ」

ほむら「んむっ!あむ、むむっ、ちゅっ」

まどか「じゅるる、ぺろっ、ちゅうううう」

ほむら「ちゅるっあむっ、はぁ、ちゅっちゅっ」

まどか「……ぷはぁ!どうだった?下手くそでごめんね?」

ほむら「はぁはぁ……まどかぁ、まどかぁ…………」

まどか「今度は耳塞いでやってみよっか」

まどか「これやるときもちいいって聞いたんだ」

まどか「ちゅ、れろれろ、じゅるっじゅるるる」

ほむら「………………」

まどか「ほむほむさん?聞いてる?」

ほむら「はぁはぁ……なにかしらまどか?」

ほむら「なんでも言ってちょうだい……ハァハァ……」

まどか「えっと、顔赤いけど大丈夫ですか?」

ほむら「ええ、大丈夫よ!こんなに絶好調な日は今までなかったもの!」

ほむら「もう何も怖くないわ!」

まどか「それならいいんですけど……もし調子が悪かったら言ってくださいね?」

まどか「いろいろ困ると思いますし、わたしが看病しますから!」

ほむら「……はっ!その手があったか!」

ほむら「プロフェッサーほむほむの!!!好感度チェックターイム!!!」

まどか「ぱちぱちぱち」

ほむら「今日はまちがいなく好感度が大幅アップしてるわ!まちがいなくね!」

まどか「でもほむらちゃん最後のほうは泣いてたから……」

まどか「もしかしたら嫌だったのかなって」

ほむら「そんなことないわ!きっと気持ちよすぎておかしくなっちゃっただけよ!」

まどか「わたしあんまり上手じゃなかっただろうし」

ほむら「自分を信じて!そしてわたしを信じるのよ!」

ほむら「きっと35ぐらい上がってるわ、ぜったいよ!」

ほむら「それじゃあチェックするわね……40!40よまどか!」

まどか「す、すごいです!本当にプロフェッサーの言ったとおり35上がっちゃいました!」

ほむら「まぁわたしにかかればこれくらいの分析は朝飯前よ」

まどか「さすが教授です!」

ほむら「…………」

まどか「どうしたんですかほむほむさん?」

ほむら「いまなんて言ったの」

まどか「え?」

ほむら「もしかしてあなた教授とか言わなかったかしら」

まどか「はい、言いましたけど……ダメでしたか?」

ほむら「当たり前じゃない!」

まどか「ひっ」

ほむら「プロフェッサーと教授は完全に別物なのよ!」

ほむら「今後わたしのことを教授と呼ぶのはたとえまどかでも許さないわ!」

まどか「は、はい……ごめんなさい……もう二度としません……」

まどか「あ、あれ?好感度が30になってますよ!」

ほむら「どうやらまだ計っている途中だったみたいね」

まどか「でもこれで大分ほむらちゃんと仲良くなれたんだよね」

ほむら「まだまだ安心するのは早いわ」

ほむら「同性だと告白イベントは好感度80以上じゃないと起こせないのよ」

まどか「……え?告白ってどういうことですか?」

ほむら「最終的にはほむらちゃんに告白するんだからこの程度で満足してちゃいけないの」

まどか「そ、その……告白とかそういうのは別にしなくてもいいかなって」

ほむら「だめよ!だめ!ここまで来たら告白しないともったいないわ!」

まどか「うーん、そうですか?」

ほむら「そうよ!」

まどか「じゃあ考えておきます」

ほむら「今日のべろちゅーであなたとほむらちゃんの関係は次のステージに進んだわ」

まどか「はい」

ほむら「だから今度のミッションもそれに見合ったものでなければならない……」

ほむら「そう、それは>>240!次のステップはこれしかないわ!」

まどさやでほむらの髪型をいろいろチェンジ

ほむら「ほむらちゃんの髪型をいろいろチェンジするの!」

まどか「プロフェッサー!どうしてか聞いてもよろしいでしょうか?」

ほむら「わたしがやってほしいからよ!」

まどか「どうしてほむほむさんがほむらちゃんの髪型をチェーンジしたいんですか?」

ほむら「女の子はね、心を許した相手にしか髪を触らせないの……」

ほむら「だからこそあなたにはほむらちゃんの髪にふれてきてほしい、そう思ってるわ」

まどか「は、はぁ……よく分からないけど分かりました」

ほむら「あと美樹さやかといっしょにやりなさい」

まどか「え!?で、でもそれだとほむらちゃんの髪に危険が……下手したらハゲちゃうかも」

ほむら「どうせ誘わなくても無理やりついてくるでしょ」

ほむら「だったら最初から誘ったほうがうざくなくていいじゃない」

まどか「それもそうですね、わかりました、やってきます!」

さやか「ヘアサロン沙耶華へようこそー!」

さやか「今日はどんなヘアスタイルをおのぞみでしょうかー?」

ほむら「チェンジ!」

さやか「なるほど!イメチェンしたいんですね、じゃあバッサリ切っちゃうよー!」

ほむら「ちがうわ!あなたをチェンジって言ってるのよ!」

ほむら「まどかに代わりなさい!」

さやか「ざんねんですがお客様、ヘアサロン窓香は昨日閉店いたしました」

ほむら「…………」

まどか「やめようよさやかちゃん、ほむらちゃん困ってるし」

さやか「ちぇっ、つまんないの」

まどか「どういう髪型にしよっか、ほむらちゃん?」

ほむら「まどかがやってくれるなら何でもいいわ」

まどか「うーん、そうだね……」

さやか「あ、そうだ!丸坊主にしちゃおうよ!」

ほむら「…………」

まどか「…………」

さやか「や、やだな、冗談だってば……ごめん」

まどか「ほむらちゃん髪が長いからポニーテールとかにしてみるね」

ほむら「うん」

まどか「どうかな?」

ほむら「いまいちね」

まどか「そう?わたしは似合ってると思うよ」

ほむら「まどかが言うならそうかもしれないわ」

さやか「ねーねー、わたしとおそろいの髪型がいいって」

ほむら「嫌よ、そんなの」

さやか「なんでなんでー?きっとほむらの可愛さも五割増になるよ!」

ほむら「私は自分自身を客観的に見ることができるの、あなたとはちがうのよ」

さやか「ちょっとそれどういう意味!?」

まどか「あ!そうだ、三つ編みにしようか?ねっ!それがいいよ!」

ほむら「え……?そうね、おねがい……」

上条「ぼく、さやかが丸坊主にしたらホレちゃうかも……」

さやか「ほ、ほんと……?」


―――――
――――

上条「これでいいんだね?これで仁美を無事に返してくれるんだね!?」

ほむら「………ええ、もちろん。」


支援

まどか「ふんふふーん、ふんふーんふーん」

ほむら「…………」

さやか「わたしってそんな変な髪型なのかな……」

まどか「できたよ、ほむらちゃん!」

さやか「……ん?んん?これは……普通にカワイイじゃん!」

ほむら「……そうかしら?」

まどか「今日から三つ編みにしようよ!」

ほむら「で、でも……」

さやか「あれ?やっぱりわたしとおそろいがよかった?」

ほむら「仕方ないわね、これからしばらく三つ編みにしましょう」

まどか「わぁい!」

まどか「隊長!ほむらちゃんの髪型を三つ編みにすることに成功しました!」

ほむら「よくやったわ、まどか二等兵」

まどか「あれ?ほむほむさんも三つ編みにしたんですか?」

ほむら「そうよ、気分を変えたくなったの」

まどか「すごい偶然ですね!」

ほむら「そうね、偶然ね」

まどか「わたしも三つ編みにしようかな……」

ほむら「その必要はないわ、まどかはそのままでカワイイもの」

まどか「えへへ……ありがとうございます」

ほむら「今日も元気に好感度チェックするわ」

まどか「どどーん、ばん!」

ほむら「好感度は……40!順調に上がってきているわ」

ほむら「やったね、まどかちゃん!」

まどか「うーん、でも本当に上がってるのかな?」

ほむら「好感度チェッカーが信じられない?」

まどか「そういうわけじゃないですけど……なんだかあんまり実感がわかなくて」

まどか「ほむらちゃんなかなか本音で話してくれないし……」

ほむら「そう……分かったわ!明日からは任せてちょうだい」

まどか「何かいい方法があるんですか?」

ほむら「ええ、もちろん!」

ほむら「わたしが手をまわしておくからなにも心配しなくていいわよ!」

ほむら「もう十分地盤は固まったから冒険してみるのもいいかもしれないわ」

まどか「冒険ですか?でもあんまり無茶しないほうが……」

ほむら「若いときは少しくらいムチャしたほうがいいものよ」

ほむら「ということで>>280してきなさい」

でーと

ほむら「でーとしてきなさい」

まどか「でーと?いっしょにお買い物すればいいのかな」

ほむら「ちがうわ、でーとよ」

まどか「で、でもほむらちゃんとは別にそういう関係じゃないし……」

ほむら「なに言ってるのよ、べろちゅーしたぐらいなんだからまったく不自然じゃないわ」

ほむら「むしろデートに先に行くべきだったかもしれないわね」

ほむら「だから何としてもほむらちゃんをデートに誘うのよ、分かった?」

まどか「は、はい……でもどこに行けばいいんだろ?」

ほむら「>>292はどうかしら?」

繁華街

ほむら「繁華街でいいんじゃない?」

まどか「え?でもさっき……」

ほむら「ただのお買い物とデートは違うわ、でもねデートってそういうものよ」

ほむら「だって他にいくところがないもの」

まどか「そんなの…さびしすぎるよ」

ほむら「楽しくブラブラできればいいじゃない」

まどか「うーん、じゃあ適当になにか買ってこようかな」

まどか「あとほむらちゃんになにかほしいものがあるか聞けばいいよね」

まどか「ほむらちゃーん」

ほむら「なにかしら」

まどか「えっと、デートがしたいなって」

ほむら「ほんと?うれしい!」

まどか「で、でもきっと楽しいよ!だから……へ?」

ほむら「ほら、はやく行きましょ、時間がもったいないわ」

まどか「で、デートだよ!恋人同士がするデートだよ!?」

ほむら「そうよ、それがどうかした?」

まどか「あ、あれ?あれれ?これでいいのかな?うーん」

まどか「どこか行きたいところある?」

ほむら「下着売り場にいきたいわ!」

まどか「……もしかしてほむらちゃんもママと買いに来るのが恥ずかしくなってきた?」

まどか「えへへ、実はわたしもなんだ」

ほむら「あそこがいいわ、あそこに入りましょう」

まどか「え!?ちょっとあの店は雰囲気が大人っぽすぎるよ!エッチなのはダメだよ!」

まどか「ね、横の店にしよ、きっとQBパンツもあるよ」

ほむら「…………」

まどか「ちょ、ちょっとまってよほむらちゃん!入ってかないでよー」

ほむら「これとかどうかしら?」

まどか「ねぇほむらちゃん、やっぱりやめようよ、中学生にはまだ早いよ」

ほむら「んー、これも捨てがたいわね、まどかはどう思う?」

まどか「ほ、ほむらちゃんそんなキワドイのはくの!?」

ほむら「なに言ってるのまどか、あなたが穿くのよ」

まどか「えー!?そんなのやだよ!こ、こんな……布の面積がほとんどないし……」

まどか「こんなの絶対おかしいよ!」

ほむら「まどか、あなたももういい年頃なんだからQBパンツからは卒業しなさい」

ほむら「パンチラしたときに見苦しいわよ」

まどか「うう……ひどいよ、ほむらちゃん……」

ほむら「じゃあ赤と黒と紫ね、はい」

まどか「ママ、パパごめんなさい、まどかは悪いおんなのこになってしまいました……」

ほむら「でもパンツが少ないと困るでしょ?」

ほむら「ときどき無くなったりするし」

まどか「!……そうだね!いっぱいあったほうがいいよね!」

ほむら「穿いたら見せてちょうだい、学校でいいわよ」

まどか「もう!ほむらちゃんったら!」

まどか「ほむらちゃんのパンツはどうする?」

ほむら「わたしはあっちので……」

まどか「わたしだけこんなパンツ穿くの嫌だよ?」

まどか「ほむらちゃんもいっしょに穿くに決まってるじゃない」

ほむら「うっ……わたしはいいのよ、わたしはその……」

まどか「あっ!これなんかどう?さやかちゃんが穿いてるやつじゃないかな」

ほむら「じゃあそれは却下」

まどか「というわけでいかがわしいパンツを押しつけられてしまいました」

まどか「どうしたらいいでしょうかほむほむさん」

ほむら「それはちがうわまどか」

ほむら「巧妙に情報操作されてるけど成人女性の100%はQBパンツに嫌悪感をもっている」

ほむら「QBパンツを穿いたことを後悔しているのよ」

まどか「で、でもママはそんなことないよ、QBパンツ買ってくるし」

ほむら「きっとあなたのお母さんはQBパンツを穿かなかったのね」

ほむら「ほら、このアンケートを見てみなさい」

まどか「え、えっと魔女のみなさん100人に聞きました」

まどか「QBパンツについてどう思いますか?」

まどか「もう二度と穿かない、見るだけで吐き気がする、契約させられそうになった、地獄に落ちろ」

まどか「ほむほむ社調べ」

まどか「ひどい罵詈雑言が浴びせられてますね」

ほむら「そうよ、だから二度とQBパンツなんて穿かないこと、分かったわね」

まどか「はい、でもこの魔女ってなんですか?」

ほむら「大人の女性のことよ、みんな目を覆いたくなるほど美しいわ」

まどか「そうなんですか……わたしもいつかそうなるのかな」

ほむら「それは……」

さやか「ほむらー、まどかのパンツ持ってきたよー」

ほむら「ば、ばかっ!」

まどか「え……さやかちゃん……?」

さやか「げっ……」

まどか「ほむらちゃんがどうしたの……?それにわたしのパンツって……」

さやか「え、えーと……それはだね……」

ほむら「ギリギリギリギリ」

さやか「ひっ!……あ、そうそう!ほむらもここの卒業生なんだよねー」

まどか「ほむらちゃんが?」

さやか「だからいるかなーと思ってさ」

まどか「そうだったんだ……」

さやか「うんそうそう、そうだったのー」

まどか「それでわたしのパンツっていうのは?なんなのかな?ねえ」

さやか「う……そんなこと言ったっけなー……あれー?」

まどか「絶対パンツって言ったよね?さやかちゃん……?」

ほむら「ぐぐぐぐぐぐぐ!!!」

さやか「ひいい!まどか!パンつくってみない?」

まどか「なに言ってるのさやかちゃん、パンツは食べものじゃないんだよ……?」

さやか「そうじゃなくて!朝、あさ食べる食パンとかのこと!」

さやか「ほら、まどかとほむらとわたしの三人でパンでもつくってみないかなーって」

まどか「ほむらちゃんとさやかちゃんといっしょに?」

さやか「まどかがほむらと仲良くしたがってたからさ」

さやか「さっきのもほむらを誘いにきたんだ」

まどか「うーん、何かスッキリしないのはどうしてかな」

まどか「ていうかちょっと前にもこういうやりとりした気が……」

まどか「気のせいだよね……ごめんねさやかちゃん」

さやか「パンツがどうかしたの?」

まどか「最近ね……わたしのパンツがよく無くなるんだ……」

まどか「だからちょっと神経質になっちゃって……本当にごめんね」

さやか「あはは、気にしなくていいってば!」

さやか「まどかも大変だねー」

ほむら「さやか、話があるわ」

さやか「は、はいぃ!」

ほむら「まどかは美樹さやかとの話が終わるまで待っててちょうだい」

まどか「わかりました、プロフェッサー!」

ほむら「…………」

さやか「いたいいたい!いたいってば!」

さやか「ああん!そこはだめっ!あーれー!」

さやか「ぎゃあああ!マジでいたいよーたすけてきょーすけー!」

ほむら「…………」

さやか「ご、ごめんって」

ほむら「済んだことはいいわ、これからは気をつけて」

ほむら「それよりはやくブツをわたしなさい」

さやか「はい、これまどかのパンツ、5まどパンね」

さやか「QBパンツじゃダメだって言うから大変だったんだぞー」

さやか「なかなかまどか他のパンツ穿かないからさー」

さやか「なにか問題でもあんの?わたしは穿いてないけどさ」

ほむら「……確かに受け取ったわ」

キャラ物下着を履くだけならともかく
同一キャラのパンツを大量に持ってる女子中学生って

なにげにまどかの穿いてるパンツを把握しているさやか

とくに変装とかはしてなくて

まどか「ほ、ほむらちゃん!?」
ほむら「わたしはプロフェッサーほむほむ、ほむらなどではない」
まどか「あ、そうでしたか。すいません、知り合いと似ていたもので」
ほむら「そう、親友と似ていたのね。気にすることはないわ、良くあることよ」

みたいな

ほむら「あと、もう持って来なくていいから」

さやか「どうしてよ、まどかのパンツの海に溺れて死にたいとか言ってたじゃん」

ほむら「まどかをあまり悲しませたくないもの」

さやか「こいつは今さらなに言ってんだ」

ほむら「うるさいわね、もうすぐ合法的に手に入りそうだからそれでいいのよ」

さやか「ほほー、そういうことですか」

ほむら「まどかがまだ怪しんでるから今日は帰ってちょうだい」

さやか「へいへーい」

>>353
ほむら「どういうことなの美樹さやか!?」

さやか「え、そういう話したりしないの?」

ほむら(な、なんですって馴れ馴れしい!)

さやか「パジャマパーティーとかで見えたりも」

ほむら「ぱじゃま!?」

さやか「まあ親友だからねー、ミニお泊まり会した時に見えちゃったりなんかは」

ほむら「ギリギリギリ」

さやか「あとはふざけてスカートめくりを……ってほむら!? なな何を怒って」

ほむら「尻軽ッ 泥棒猫ッ 売女!」

さやか「ムッ 失敬な、あたしはきょーすけ一筋だかんね」

さやか「この前なんか、きょーすけにあーんしてあげたら赤くなって。ぬふふふ」

ほむら「氏ね、余計に氏ね、三回以上氏ね、円環の理に導かれてしまえ……」ブツブツ

ほむら「やっぱりちょっと待ちなさい」

さやか「なんだよー、帰れって言ったり待てって言ったりさー」

ほむら「どうしてまどかがあなたの穿いてるパンツを知ってるのか教えなさい」

さやか「ぱんつちぇっくしあったからに決まってんじゃん、あんたもするでしょ?」

ほむら「しないわよ……」

さやか「才色兼備の大天才さやかのぱーんつちぇっく!ってカンジで」

ほむら「だからやってないって言ってるでしょ……」

さやか「あ、じゃあ今度三人でぱんつちぇっくしようよ、それでいいでしょ」

ほむら「あなたもたまには役に立つのね」

さやか「それほどでもないわ」

ほむら「…………」

ほむら「おまたせまどか、厄介ものがいなくなったところで好感度チェックするわよ」

まどか「いっしょに下着買っただけで好感度上がるのかな?」

ほむら「穿くつもりはあるのよね?ね?」

まどか「それは……QBパンツ捨てちゃったらパンツほとんど残りませんし」

ほむら「だったら安心しなさい」

まどか「?」

ほむら「好感度チェック!はい、好感度は……50!」

ほむら「ほむらちゃん意外とちょろいわね、全然冷たくないわ!」

ほむら「きっと恥ずかしがりやさんだったのよ!」

まどか「そっか……ほむらちゃんもきっとわたしと仲良くしたかったんだね」

ほむら「ええそうよ!」

ほむら「ここまできたら本格的にほむらちゃんのハートを射止めるわよ!」

まどか「もう十分仲良くなれたかなって」

ほむら「ダメよ!まだこれじゃ親友エンドじゃない!そんなのわたしが許さないわ!」

まどか「でもこれ以上進むとなにか大変なことが起きるんじゃないかな……」

ほむら「いいえ、ここまで来たら突き進むのみ!>>372!」

せくろす

ほむら「せくろす!」

まどか「え?」

ほむら「せくろす!せくろす!」

まどか「せくろすってなんですか?」

ほむら「セックスのことよ」

まどか「ほむほむさん知らなかったんですか?」

まどか「女の子同士じゃセックスはできないんですよ」

ほむら「な、なんですって!そんなわけないわ!」

まどか「じゃあどうやってやるんですか?」

ほむら「それは……うーん……どうやるんだろ?」

まどか「あ、じゃあほむらちゃんに聞いてみますね」

ほむら「そ、それはやめておいたほうがいいわ、うん!」

まどか「ほむらちゃん頭いいからきっとなんでも知ってると思うんだ」

まどか「だからほむらちゃんにまかせてください!」

ほむら「あっ!ちょっ!まどか待って!」

ほむら「……どうしよう」

ほむら「お母さんに聞こうかな…………」

まどか「ほむらちゃん、ほむらちゃん」

ほむら「さあ!なんでも聞いてちょうだい、まどか!」

まどか「え?……あ、うん、せくろすって知ってる?」

ほむら「もちろんよ、当たり前じゃない!」

まどか「じゃあ女の子同士のせくろすは?」

ほむら「知ってるわ!」

まどか「ほ、ほんとに!?ほむらちゃんすごーい!」

ほむら「えっへん!」

まどか「ちょっと興味あるなー、なんて……」

ほむら「今日わたしの家に来るといいわ、詳しく教えてあげる」

まどか「えーっと……」

ほむら「無理やりヤらせたりしないからだいじょうぶよ」

まどか「ほんと?」

ほむら「本当よ」

ほむら「はい、これが女の子同士のせくろすよ」

まどか「これってファミコン?ゲームだよね?」

ほむら「うん、これがせくろすなの」

まどか「確かにセクロスだけど……なんかおかしくないかな?」

ほむら「でもお母さんはこれが中学生の女の子同士のせくろすだって」

まどか「お母さん?」

ほむら「あ!いや、ちがうのよ、えーとえーと……ちがわないけど」

まどか「なーんだ、ほむらちゃんもよく知らなかったんだね」

ほむら「ごめんなさい……」

まどか「とりあえず今日はこのゲームで遊ぼっか」

ほむら「そうね……でもお母さんが高校生のせくろすと大人のせくろすがあるって言ってたわ」

まどか「んー、なんだろね、それ」

ほむら「高校生になったら教えてくれるって言ってたからまたやろうね!」

まどか「うん!」

まどか「そんな感じでゲームをやって一日が終わったのでした」

ほむら「結局女の子同士のせくろすがなにを指すのかはよく分からないままだったわけね」

まどか「確かにあれもせくろすだけどやっぱりちがうよね」

ほむら「でも、まどかと楽しくゲームができたからわたしは満足だわ!」

まどか「えっ?ほむほむさんとはゲームやってませんよ?」

ほむら「はっ!しまった!」

まどか「ほむほむさん……まさか……」

ほむら「ご、ごくっ……」

まどか「ほむらちゃんの家に様子を見に来てたんですね」

ほむら「まぁそんなことだろうと思ってたわ」

まどか「来てたならいっしょにゲームやればよかったじゃないですか」

ほむら「邪魔しちゃ悪いと思ったのよ、うん……」

まどか「あー、でもわたしの家には来ないでほしいかな……」

まどか「こういう所に来てるのがパパにばれたら恥ずかしいし」

ほむら「もういっそのことわたしの正体がばれちゃえばいいのに」

ほむら「好感度チェックがめんどくさくなってきた今日このごろ」

まどか「そんなこと言わないでください」

ほむら「でもやります」

まどか「ひゅーひゅー!」

ほむら「好感度は……55!」

まどか「やっぱりあんまり上がりませんね」

ほむら「うーん、試験機だからかしら」

まどか「でも、もうこれでいいんじゃなかと思ってるんです」

ほむら「そんなの……」

まどか「聞いてくださいほむほむさん」

まどか「ほむらちゃんはどこか近寄りづらくて、冷たくて」

まどか「なんでそんな風なのかなっていつも考えてた」

ほむら「…………」

まどか「でもやっぱり悲しそうで、なにかを訴えてるような気がして」

まどか「わたしが勇気を出して頑張ってみたら仲良くできて」

まどか「ほむらちゃんも無理してただけで本当はみんなと仲良くしたかったんだってことが分かったの」

ほむら「まどか……」

まどか「だからもういい、これからはそんなに急がなくていい」

まどか「ゆっくりでもいいからちゃんとした思い出をつくっていけたらいいなって」

まどか「そう思えたんだ」

ほむら「うん……」

まどか「だから今までありがとう、ほむらちゃん」

まどか「もうわたし一人で頑張れるよ!」

ほむら「…………?」

まどか「どうかしましたかほむほむさん?」

ほむら「……ううん、なんでもない」

ほむら「これからもゆっくりでいいから頑張りなさいまどか」

まどか「はい!」

ほむら「今日であなたも卒業よ、たまには遊びにきてね」

まどか「もちろんです!ほむほむさんだってわたしの友達ですから!」

ほむら「今日はまどかがわたしの部屋に遊びに来ます」

ほむら「この前は居間で遊んだから、部屋には入らなかったの」

ほむら「だから正直ドキドキしてるわ」

まどか「ほ、ほむらちゃーん?どこー?」

ほむら「こ、こっちよ、遠慮しないでくつろいでね」

まどか「わぁ、ほむらちゃんの部屋素敵だねー」

ほむら「ちゃんと掃除したかいがあったよお母さん……」

まどか「あれ?なんかはみでてる……これなに?」

ほむら「あっ」

まどか「これって……わたしのぱんつだよね……?」

ほむら「そ、それはわたしのよ!たまたま同じのを穿いていたのね」

まどか「でもまどかって名前が書いてあるよ」

ほむら「…………」

まどか「…………ほむらちゃん?」

ほむら「はい…………」

まどか「説明してもらえるかな?」

ほむら「ごめんなさい!ごめんなさい!」


ティロ・フィナーレ!

ほむら「なんか最初から最後までグダグダで申し訳なくなるわ……」

ほむら「打ち切りみたいな終わり方にするのも正直いいかげんにしろって感じよね」

ほむら「ちゃんとした百合が見たい人はまどかパパにお願いしてください」

ほむら「次は……需要あるのかしら?」

ほむら「わたし自身、今回の相談内容にはあまり納得できてないのよね」

ほむら「それはさておき、ちょっとだけおまけを」

さやか「おっ、これって好感度チェッカーだよね!」

ほむら「ええ、そうだけど」

さやか「ひさしぶりにわたしのきょーすけへの好感度チェックしてみよー!」

ほむら「え……!?や、やめなさい!」

さやか「うん?えっとなにこれ?同性、異性?」

ほむら「か、返しなさいって!」

さやか「いいじゃんいいじゃんケチくさいわねー、多分異性でいいわよね」

ほむら「だめだってば!それはまだっ!後悔しても知らないわよ!」

さやか「天才美少女さやかの好感度ちぇっくたーいむ!」

さやか「さてさて好感度は……?」

ほむら「あ、ああ……」

さやか「100!まー当然だよねー!」

ほむら「…………えっ?」

さやか「なにおどろいてんのよ、わたしのきょーすけへの愛がさめたとでも思った?」

さやか「ほら、見てみなさいって」

ほむら「なん……だと……」

さやか「次はきょーすけのあたしへの好感度を」

ほむら「がー!いいかげんにしなさい!」

さやか「ど、どうしたのよ?」

ほむら「もうあなたたちは恋人なの……そんな道具で相手の愛を確かめたりするべきじゃないわ」

さやか「……そうだね、ごめんほむらあんたの言うとおりだ」

さやか「わたし最低なことしようとしてた……」

ほむら「分かればいいのよ、分かれば」

さやか「ま、わざわざ見てみなくてもきょーすけがわたしのこと愛してるのは分かりきってるけどね!」

さやか「昨日も『さやか、もう少しだけいっしょにいてくれないかい?』とか言われちゃって、きゃー!」

ほむら「またはじまったわ……」

さやか「あ!そういえば今からきょーすけとデートだった!またねほむら!」

ほむら「はいはい、またね」

ほむら「まさか200だったとは……」

ほむら「ただでさえ100以上は上がりにくいのに」

ほむら「わたしのまどかへの愛が負けるなんて……」

ほむら「…………」

ほむら「あれは仕方ないわね、れいがいよれいがい」

ほむら「それにわたしたちだってまだまだこれから親密になっていくんだから」

ほむら「……まずはまどかに許してもらう方法を考えないといけないわね」

ほむら「わたしのぱんつでもあげようかな……」


アルティマ・シュート!

ほむら「次のお客さんなんだけど誰がいいか聞いておこうかしら」

ほむら「それじゃあ>>480までで一番希望が多かった人にしようかな」

ほむら「4番はお友達相談教室が開かれることになるわ」

ほむら「それじゃあお願いね」

1.さやか

2.あんこ

3.マミさん

4.マミさんの友達何人できるかな!?

さやか再び、恋愛上級編だ!

ほむら「あんこはいったい誰のことを好きになってしまったのか!?」

ほむら「>>510までで最もあんこされた人みたいね」

ほむら「美樹さやかの場合は上条くんとラブラブチュッチュしてないことになるわ」

ほむら「だって無理だもの……」

ほむら「あとまどかはわたしの嫁」

1.さやか

2.マミさん

3.ほむら

3

ほむら「あ、あれ?わたしの目が悪いのかしら、さやあんに一つも入ってないのだけど」

ほむら「そしてあんこに惚れられたおかげでまたマッチポンプしないといけなくなりました……」

ほむら「次回のほむほむ恋愛相談教室は……GWが終わるまでにはあんこが来るといいわね」

ほむら「授業料が払えない?じゃあぱんつでいいわ」

ほむら「それじゃあまた会いましょう!」

ホムアン派多すぎワロエナイ

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