まどか「2週間無人島生活」(267)

杏子「漁船が難破した末に流れ着いたこの島……」

杏子「海岸沿いを一周して分かった」

杏子「ここ、無人島じゃねーかぁああああああああ!!」



――――



まどか「杏子ちゃんファイトー」

さやか「マジで助けなくていいの?」

まどか「大丈夫大丈夫。電波少年よりはライトだってー」

おすすめのまどかSS教えてください!

――――


ほむら「青とピンクのキノコ……、やっぱり思いきって食べてしまいましょう」

ほむら「よーし、いっただきま……」

ほむら「……」

ほむら「……」

ほむら「青い部分だけ取り除いてピンクの部分だけ食べようかしら」



――――


まどか「さっすがほむらちゃん!」

さやか「あたしが何したってのよ……」

>>9
マミ「ティロフィナーレ」シリーズ
マミ「首がぁ……首がぁぁああ!!?」 ほむら「……え?」
杏子「くうかい?」
ほむら「本気だす」シリーズ

ほむら「う……苦っ……、な、何これ……?」

ほむら(まずいまずいまずい)

ほむら(意識が朦朧と……)

ほむら「……あ、まどかが見える」

ほむら「まどかぁー……」


――――


さやか「えー、ここで医療班から入った情報です。
      あのキノコはまどまどタケといい、
      吐き気と頭痛と目眩と腹痛と幻覚を引き起こす作用があるようです」

まどか「今すぐ迎えに行こう! ドクターストップ!」

さやか「いや、杏子よりはましでしょう、この状況。致死毒は無いようだし」

――――


ほむら「まどかー、まどかー」

ほむら「……」

ほむら「……」

ほむら「ハッ! わ、私は一体何をしていたのかしら」

ほむら「え? あれ?」

ほむら「ここ、どこ……?」

エイミー「にゃー」

ほむら「……」

ほむら「遭難したくさい」


――――


まどか「ちなみに青い方を食べたら空気が読めなくなって死に至るそうです」

さやか「なんでよ!」

ほむら「これからどうしようかしら……」

エイミー「にゃー」

ほむら「エイミーの餌のこともあるし……」

ほむら「とりあえず、えーっと」

ほむら「歩きましょう!」


――――


まどか「ああもう、そんな無謀な……」

さやか「まあ何とかなるでしょ」

まどか「……決めた、迎えに行く! ほむらちゃんを迎えに行く!」

さやか「落ち着けって! ああもう、スタッフ! まどかを取り押さえて!」

まどか「離してよー! ほむらちゃんを助けに行かせてー!」

1時間後


ほむら「……?」

ほむら「明かりが見えた! ぼんやりと明かりが見えたわ!」

エイミー「にゃー」

ほむら「あら。村のようだけれど、建物が……廃屋みたいにボロボロなものばかりで……」

ほむら「あ、薄汚れた看板が……」

ほむら「すぎのこ、村……?」


――――


さやか「すぎのこ村!? あの、きのこタケノコ戦争に巻き込まれて消え去ったという、幻の村!?」

まどか「そんなところに行って大丈夫かな……」

さやか「CMで飛ばすネタが増えたわね! お手柄よほむら!」

――――


一方、杏子ルーム


マミ「ああもう、なんで電気ガス水道が止まってるのよ! QB!」

QB「はい!」

マミ「もう一度よ! もう一度全開にしなさい!」


――――


まどか「杏子ちゃんが帰ってくるまでに光熱費どこまで膨らむのやら……」

さやか「マミさんは1人平和よね……」

あんこ「やべ、おしっこしたくなってきた。股間がむずむずする。どうしよう」
まどか「と・・・トイレ?」
あんこ「こんなとこにある訳ね~よな!紙も無いし、どうしよう」
まどか「水で洗っちゃだめ?」
あんこ「泥がつくじゃん。あたし結構、あそこの毛多いほうだから。まいったなぁ」
まどか「そ、そんな、なまなましい・・・」
あんこ「まどかは生えてるの?」
まどか「そんな、聞かないでよぅ。。。最近・・・ちょっとだけ。みんなには内緒だよ!」
あんこ「あはは、そういう年頃だもんな。あー、なんだかかゆくなってきたし、やべーな」

――――

マミルーム


マミ「ふうっ。やっぱり自室は落ち着くわね……」

ぽたっ

マミ「あら?」

ぽたっぽたっ

マミ「な、何かしら? 天井から水が……」

ぽたっぽたっぽたっ

マミ「あ、ああああっ! わ、私の創生ノートにみ、み、水が!?」


――――


まどか「ちなみに真上の階にあるのは杏子ちゃんの部屋でーす」

さやか「自業自得よね……」

マミ「ああ、ああああ……」

マミ「私のノートが……、水でぐちゃぐちゃに……」

マミ「ヘルプリンス……」

マミ「黒姫……」

マミ「地獄竜……」

マミ「ぜ、全部全部ふやけて台無しに……」

QB「マミ様……」

マミ「QBのせいよ」

QB「えっ」

マミ「上の階の水道の蛇口をひねったのはあなたよ」

QB「で、ですが……、より効果的に嫌がらせをするためにと、
    排水溝を塞いで水を溢れさせたのはマミ様で……」

マミ「うるさいうるさいうるさい! QBが悪いの! QBのせいだもん!」

マミ「う、ぐすっ……、ひっく……」

マミ「頑張って考えたのに……」

マミ「うううぅ、ぐすぐすっ……」

QB「……」


――――


まどか「ざっまあああああああwwwwwwwwwwwwww
       ほむらちゃんに嫌がらせなんかするのが悪いんだよ!」

さやか「いやー、今回のこの企画は起伏が激しい」

マミ「……QB、覚えてる? 私とあなたが初めて会った時のこと」

QB「その時のマミ様は……、事故で亡くなりかけていましたね」

マミ「ええ。当時、私の目にはね。あなたが、まるで天使みたいに見えたの」

QB「ボクはそんな綺麗な存在じゃ……」

マミ「それでね。ああ、こんな綺麗な天使が出てくるようなお話が読みたいなって、神話に興味を持って。
     ファンタジックなことって素敵だなって、どんどんのめり込んでいって」

QB「……」

マミ「身寄りの無い私には、本と空想の中の住人、そしてあなただけがお友達だった」

QB「マミ……」

マミ「他の人から見たら馬鹿みたいかもしれない。
     でも私にとってこの創生ノートは、本当に大切なものだったの」


――――


まどか「適当に綺麗に誤魔化そうとすんな無駄乳女ー!」

マミ「だから……、大切なノートが駄目になって、本当に辛くって……」

QB「ああ、分かるよ。マミとの付き合いはもう何年にもなるからね」

マミ「うん……」

QB「……感情のないボクには、友達という存在の必要性は分からないけれど」

マミ「……」

QB「誰か一人、友達を作れと言われたら、きっと迷わずその相手にマミを選ぶだろうね」

マミ「QBぇ……」


――――


まどか「だから何綺麗におさめようとしてるの!? いらつくー!」

さやか「てか絶対感情が無いとかウソでしょ、QBのやつ」

確実にこのQBは感情があるだろ

――――


そうこうしている内に3週間


まどか「さて。今まで1週間刻みにやってきたので、今回もこの時点で経過報告をします!」

さやか「わーわー!」

マミ「……」

等身大ほむら人形「……」

等身大杏子人形「……」

まどか「まずはマミさんから―――」

マミ「ねえ、その前に1つ聞かせて」

まどか「何ですか?」

マミ「暁美さんと佐倉さんは?」

まどか「あー、そのー……」

さやか「……さあ、いってみましょう!」

マミ「ええっ!?」

前スレ705までしか読めなかったんだが
なんで無人島に居るの?

>>96
まどか「1ヶ月1万円生活」 - SSまとめ速報
(http://sea-mew.jp/nox/modules/webarc/2ch/ss/1303990261-0.html)

――――

まどか「マミさんの残金は……」

マミ「残金は?」

まどか「359円! 差額は107円!」

マミ「最初からこのペースだったら……」

さやか「続いては杏子です! 実は中継が繋がっています!」

まどか「おーい! 杏子ちゃーん!」

『はあ、はぁ……、はあ。う、うっせえ! 今ちょっと虎と戦ってて忙しいんだ!』

まどか「戦いながらでいいから聞いてー! 杏子ちゃんの残金はー」

『うおっ!? くそ、後ろから狼の群れがきやがった! 何なんだよこの島はぁあああ!!』

マミ(何を!? 一体何をやっているの佐倉さんは!?)

まどか「どうやらそれどころでは無いようなので、愛しのほむらちゃんに映像を移します」

さやか「あんた転校生に関しては本当に開き直り始めたわね……」

まどか「ほむらちゃーん! 聞こえるー!?」

『メーデー! メーデー! こちらすぎのこ7。すぎのこ6が負傷したわ。
   キノコ軍とタケノコ軍のいざこざの真っただ中で身動きが取れない。応援を頼めるかしら』

まどか「ななな何やってるのほむらちゃん!? 大丈夫!?」

『え……? そ、その声、まどか? ひっ、久しぶドッカーン』

まどか「爆発音!? 何今の爆発音!?」

『だ、大丈夫よ……、タケノコ軍のミサイルが近くに飛んできただけだから』

まどか「本当に大丈夫? 心配だよ……」

『まどか……。あ、ごめんなさい、ちょっと待って! すぎのこ6……、えっと、私の友軍が、吐血して。
   ああ、し、しっかり! しっかりしてすぎのこ6!』

さやか「どうやら小数派のすぎのこ勢についてきのこタケノコ戦争の中動いているようですね」

まどか「いやぁああああああ!! ほむらちゃん帰ってきてほむらちゃあああん!!」

『ごめんなさいまどか。すぎのこ村には私の力が必要なの』

まどか「そんな……」

『分かって、お願い……』

まどか「わっ、私にだって! 私にだってほむらちゃんは必要だもん!」

『まどか……?』

まどか「だから……、必ず生きて、帰ってきてね」

『ええ。まどか……、この戦争が終わったら、私……。
  ……くっ、場所が割れた!? ごめんなさいまどか、通信を切るわ。……愛してる』

まどか「ほむらちゃああああああああん!!」







さやか「もはや番組変わってますよね、これ……」

マミ「そ、そうね……」

まどか「うああー! もう無理! 私QBと契約してほむらちゃんに加勢しに行く!」

さやか「だーから落ち着いてって! なんとかなるなる!」

まどか「そんなこと言ったってぇ……」







マミ(万一、2人が死んだ場合……私の不戦勝かしら?)

――――

杏子ルーム


マミ「ふうっ……」

マミ「何もせず勝てる可能性はあるものの、やっぱり出来る限り出費は抑えるべきよね」

マミ「今日も佐倉さんの部屋のお風呂を借りるとしましょう」



――――


さやか「せこっ」

まどか「ほむらちゃんが大変な時にマミの奴ときたら!」

まどか「もう1ヶ月1万円生活とかどうでもいいからほむらちゃんを助けたい」

さやか「いや、さすがにここまで撮っちゃったら
      無しってことにはできないよ……、費用かかってるもん」

まどか「ううううー」

さやか「個人的に杏子の様子が気になるからちょっと見てみよう」

――――

杏子「今日で……何日目だっけなあ。まあいいか」

杏子「ふう、火でも焚くかな……」

杏子「……そういやぁ」

杏子「塩水でふにゃふにゃになったけど、まだお札がポケットに入ってたな」

杏子「……」

杏子「……」

杏子「燃料にするか」

――――

さやか「おーい」

杏子「おー、燃える燃える」

杏子「風で乾いて水分が抜けてパリパリになってたからなあ」

杏子「これで残りは500円硬貨2枚と10円玉4枚か」

杏子「……」

杏子「……」

杏子「昔5円チョコってあったよな」


――――


さやか「おいまさか」

まどか「ほむらちゃんアルバムver1009はやっぱり傑作だなあ……」

杏子「うお、かってぇ!」

杏子「500円玉超かてぇ!」

杏子「でも……」

杏子「食いものを粗末にするわけにはいかないよな」


――――


杏子「刻んで焼いたら意外といけた」


――――


さやか「あほー! あほー!」

まどか「ほむーほむー」

杏子「さて、そろそろイカダ作りに戻るか」


――――


さやか「果たして佐倉杏子は勝負の終了日までに日本に戻ってこれるのか!?」

さやか「この後の展開にも、目が離せない!」

まどか「ほむー」

さやか「あのさあ、まどかもちょっとはまともに解説してよ」

まどか「だって……、気になるんだもん、ほむらちゃん」

さやか「あの転校生のどこにそう惹かれるのよ……」

まどか「えーっとまず、綺麗な黒髪でしょ、スッとした目でしょ、
      一途な性格でしょ、ふとした時に見せる柔らかな笑顔でしょ、
      猫ちゃんに優しいとこでしょ、黒パンストでしょ、感極まると泣いちゃうとこでしょ、
      燃えあがれーって感じの名前でしょ、可愛い声でしょ、恥ずかしくなると―――」

さやか「ごめん、聞いたあたしが馬鹿だった」

水道代を考えるとあんこちゃんは脱落だな

――――

なんやかんやで1ヶ月後


まどか「それではこれより、最終結果発表を始めたいと思います!」

さやか「いえーい!」

マミ「待ってました!」

ほむら(優勝して結婚、優勝して結婚……)ドキドキ

杏子(甘いものが……甘いものが食いたい……。あと、いかだこぎ過ぎてだりぃ……)

まどか「いやー、参加者3人の内2人が当日の朝に帰ってくるという異例の事態でしたが」

さやか「無事に済んで何よりですねー」

まどか「まずはマミさんからです!」

マミ「……」

さやか「前回は359円でしたが、最終結果は……」

まどか「355円! なんと-4円です!」

マミ「!! やったわ! やったわQB!」

QB「おめ……でと、う……ございま……す……マミ様……」

マミ「うふふ。気分がいいからおっぱいでマミマミしてあげる」

杏子「-4円って……、その割にはマミの奴、清潔そうだし、やつれてもいないし……」

QB「あ、た……り、前……だよ……」

杏子「って、うおっ!? おいQB! お前なんでそんなに干物みたいになってんだ!?」

まどか「1日10個ペースで卵を産んでマミさんに尽くしていたみたいですね」

杏子「頑張りすぎだろ!!」

まどか「では続いて杏子ちゃん!」

杏子「あー、あたしなら540円だよ。ほら、ここにある硬貨がそれだ」

さやか「と、思いきや……」

杏子「へっ?」

まどか「なんと驚きの、-12068円!」

杏子「はぁああああああああああ!? おい、待てよ! 光熱費はかかってない筈だろ!?」

まどか「戦犯はマミさんですね。杏子ちゃんの家のお風呂から何から勝手に使いまくったので」

杏子「と、巴マミぃいいいいいいいい!!」

マミ「あはは……。だ、だって仕方ないじゃない。
    暁美さんの部屋は先手を打ってライフラインが破壊されていたんだもの」

杏子「なんで他人の部屋の設備を使う前提になってんだよこの黄色女!」

まどか「最後は鹿……、じゃなくて暁美ほむらちゃん!」

ほむら「私は山で自給自足の暮らしをしたわ。
      お金は帰りのバス代以外ほとんど使っていない筈」

さやか「あ。帰りはバス使ったのね」

ほむら「疲れていたのよ」

まどか「そんなところもチャーミングなほむらちゃんの残金は……」









さやか「なんと驚きの6877円! ダントツです!」

ほむら「よし!」

マミ(くっ……、勝手に暁美さん名義で出前でも頼んでおくんだったわ……)

まどか「ほむらちゃん優勝おめでとうございます!」

ほむら「ありがとう、まどか」

まどか「早速だけど、誰に何をお願いするかはもう決まってる?」

ほむら「ええ。私はまどかに……、これを受け取って欲しいの」

まどか「えっ!? こ、これ」

ほむら「ダイヤの指輪よ……、け、結婚指輪」








さやか「はい、暁美ほむらさんの残金が修正されました。-239万3123円です!」

ほむら「え? ま、待って! これは帰り道にポケットマネーから」

さやか「残念でしたー。期間内に消費したお金全てが計算されます」

ほむら「えええっ!? そ、そんなバカな……、嘘ぉ……」

まどか「ええーっ。それぐらい見逃してあげようよー」

さやか「駄目駄目。そういう決まりなの!」

まどか「この学級委員気質ー! 鬼ー! 悪魔ー! ビッチー!」

さやか「そこまで言うか!?」





マミ「そ、それじゃあ……」

まどか「あー、はいはい。優勝はマミさんでーす。わーわー」

さやか「おめっとーっす」

杏子「うぜぇ超うぜぇ」

ほむら「しくしく……」

マミ(どうして優勝したのにこんな白けムードなの!?)

さやか「んじゃ、マミさーん。とっとと優勝者の権利使っちゃってください」

マミ「わ、私のお願いは……」

まどか「早くー。尺もったいないんで」

マミ「鹿目さんが、お、お友達に……なってくれたら嬉しいかなって、思ってみたりなんかしちゃって……」

さやか(まどか指名かい!)

まどか「ふーん。いいですよ。別にそれぐらい」

マミ「本当に!?」

まどか「ええ。どうせ拒否権ありませんし」

マミ「う」

まどか「本当はそう思っていようと、嫌だって言ってもどうしようもないですし」

マミ「うぅ」

まどか「まあ友達っていっても程度の差がありますし」

マミ「ううぅ」

マミ「どうしてそんなに刺々しいの……?」

まどか「自分の胸に聞いてみてくださいよ」

マミ「……」

まどか「どうですか?」

マミ「思い当たる点が1つもないわ……」

さやか「って、おい! あれだけアンフェアなやり方しておいてよくそんなこと」

マミ「えっ? だって、勝負をする以上、本気で勝ちを狙うのは……当然のことじゃないの……?」

さやか(ああ、そっか。この人、友達と競争とかゲームとかした経験があんまりないから、
      そういうところの力加減がよく分からないんだ)

まどか「考えてみてもください。自分が頑張って節約してるのに、
       留守中にそれを妨害されたら、どんな気持ちになるのか」

マミ「……」

まどか「ほむらちゃんがどんなに苦しんだか」

杏子「いや、苦しめられたのはあたしだろ!?」

まどか「嫌な気持ちになりますよね?」

マミ「……ええ」

まどか「他にも、人の写真を勝手にマジックで塗ったりだとか、酷すぎます」

マミ「ごめんなさい……。クラスの人が私の教科書に落書きをよくするから、
     そういうことって普通なんだと思い込んでて……」

まどか(それいじめられてるんじゃ)

マミ「ごめ……、ん、なさい……。もうこんなことしないから……、嫌いにならないで……」








さやか「あたしはなんだかんだで好きですよ、マミさんのこと」

マミ「えっ……?」

さやか「いやー、あたしも恥ずかしながら、ムキになり過ぎるところがあるというか。
      なーんかマミさんにはシンパシー感じる部分があるんだよね」

マミ「美樹さん……」

さやか「あたしなんかでよければ……、優勝どうこうと関係なく、お友達になりましょう?」

マミ「ありがとね……、本当に……、なんか、ごめんね……」

QB(うぁあああああ! ようやくマミにボク以外の生命体友達ができた!)

QB(よかった。本当によかった……)

QB(感情が無いのに涙が出てきたよ……)

杏子「いい話だなぁ……」

ほむら「……」

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「……」ビクッ

ほむら「ま、まどか、あの……」

まどか「……待ってるから」

ほむら「!?」ドキッ

まどか「ほむらちゃんが勇気を出してくれる時まで、ずっと待って――――」

ほむら「結婚して下さい!!!!!」

まどか「覚悟決めるのはやっ!?」

ほむら「ずっとずっと……、思ってたから」

まどか「そっか。そうだよね……」

まどか「結婚は……、法律的に色々難しいかもだけど。
      その一歩手前なら……」

ほむら「まどか!」

まどか「ほむらちゃん!」

杏子「うおー、なんか熱いな! そんじゃ景気づけに……、食いに行くかい?」

マミ「!! みんなでお食事!? ああ、夢みたい!」

さやか「あはは。大げさだなー、マミさんは」

QB(よかったよかった)

ほむら「隣に座りましょうね、まどか」

まどか「えー、私はほむらちゃんの顔が見える正面の方がいいなぁ」

ほむら「!! な、なるほど」


そうして1万円生活は、爽やかな余韻を残して終了した……、かに思われたが


ほむら「巴マミぃいいいいい! よくも私のアルバムをぉおおおお!!」

マミ「お、落ち着いて暁美さっ……、ひいっ!?」


しばらくは、騒がしくなりそうだった



おわり

              .,-'''''~~~ ̄ ̄~~''' - 、
 \      ,へ.人ゝ __,,.--──--.、_/              _,,..-一" ̄
   \  £. CO/ ̄            \       _,,..-" ̄   __,,,...--
      ∫  /         ,、.,、       |,,-¬ ̄   _...-¬ ̄
 乙   イ /    /   ._//ノ \丿    ..|__,,..-¬ ̄     __,.-一
      .人 | / ../-" ̄   ||   | 丿 /  ).  _,,..-─" ̄   ._,,,
 マ    .ゝ∨ / ||        " 丿/ノ--冖 ̄ __,,,,....-─¬ ̄
        ( \∨| "  t-¬,,...-一" ̄ __--¬ ̄
 ミ  ⊂-)\_)` -一二 ̄,,..=¬厂~~ (_,,/")

     .⊂--一'''''""|=|( 干. |=| |_      (/
   /  ( /      ∪.冫 干∪ 人 ` 、    `
 /      )         ノ '`--一`ヽ  冫
                 く..          /
                .  ト─-----イ |
                  ∪       ∪



乙乙
またなんか書いてくれ

まどか「2週間無人島生活」
まどか「2週間無人島生活」 - SSまとめ速報
(http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1304053110/)

まどか「1ヶ月1万円生活」
まどか「1ヶ月1万円生活」 - SSまとめ速報
(http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1303990261/)

おつおつ
原作見たことないけどもう見れない

>>254
ニコニコで11・12話まだやってるから見とけ
まどかは…だが、ほむらはシリアスというだけで
あんなもんだ(笑)

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