ほむら「ほむほむ恋愛相談教室はじまるよ!」(286)

ほむら「本日のお客さんはこちら」

さやか「見滝原中学校2年生の美樹さやかでーす!」

ほむら「わたしはあらゆる恋愛を成就させると言われるプロフェッサーほむほむです」

さやか「って、あんた転校生じゃん!こんなところで何してんの?」

ほむら「わたしはプロフェッサーほむほむです」

さやか「ほむほむってあんたね……」

ほむら「うるさいだまれ上条寝取るぞ」

さやか「え?あ、いや、ごめんなさい……」

ほむら「それではさっさとはじめるとしましょう」

ほむら「聞くところによるとあなたは恋愛関係でなにか悩みがあるとか」

さやか「え?なんであんたがそんなこと」

ほむら「こんなところに来てんだから当たり前だろいちいち説明させんな」

さやか「ご、ごめん……」

ほむら「で、だれが好きなの?」

さやか「へ?い、いやぁ、それはさー、ちょっと言いづらいっていうかなんていうか」

ほむら「上条恭介くんですね、はい分かりました」

さやか「え!?え!?ちょ、ちょっとー!?なんであんたが?え?え!?」

ほむら「うるせーすこしはしずかにしろ、おまえのせいでせかいがやばい」

さやか「ううう…………」

ほむら「そうですね……まずはあなたが恭介くんとどういう間柄なのかを聞いておきましょう」

さやか「なっ!恭介くんってなにさ!きょーすけのことを名前で呼んでいいのはあたしだけなんだい!」

ほむら「しねよ時間がねーんだ急いでんだクソ」

さやか「わたしがなにしたって言うのさ……」

ほむら「あなたと上条くんの間柄は?」

さやか「幼馴染……かな……えへへ……」

ほむら「ただの友達ですね、分かりました」

さやか「はぁ!?幼馴染だって言ってんでしょ!」

ほむら「黙れっ!」

さやか「なっ!」

ほむら「お前は幼馴染という地位に安心してあぐらをかいてんだよ!」

さやか「そんなことないもん!」

ほむら「その結果わかめに盗られてまどかにやつあたりしやがって!」

さやか「わかめ?まどか?いったいなんのことよ?」

ほむら「じゃあ幼馴染って言うくらいならお前なんかしてんのか!?」

さやか「お見舞いに行ったりしてるよ!」

ほむら「は?バカなのしぬの?そんなんで一歩リード(笑)とか思っちゃってんの?」

さやか「わ、悪い?」

ほむら「お前は幼馴染が毎日お見舞いに来てたら好きになんの?上条くんじゃなくても?」

さやか「そ、それは……」

ほむら「結局あなたは幼馴染というポジションを悪い方向にしか活用できてないのよ」

さやか「なに急に真剣になってんの」

ほむら「いいから聞きなさい」

さやか「う、うん……」

ほむら「あなたが何か行動を起こさなければ幼馴染のまま変わらない」

ほむら「上条くんが白馬に乗って迎えに来てくれるわけじゃないのよ」

さやか「…………」

ほむら「幼馴染にもいろいろ利点はあるわ」

ほむら「自然に近くにいられるし、誰にも警戒されずにすむ」

ほむら「ある程度失敗したってチャンスがなくなるわけじゃない」

さやか「ほむら…………」

ほむら「あなたは自分が可愛くて臆病なだけ、それじゃあダメなのよ」

ほむら「幼馴染最大の武器、ギャップを使いなさい」

ほむら「『あれ?いつものさやかとは違うぞ?』こう思わせられれば成功よ」

さやか「あんた……わたしのことを本気で……」

ほむら「わたしはプロフェッサーほむほむ、ほむらなどではない」

さやか「あんたの言いたいことは分かった……」

さやか「確かにあたしは今まで幼馴染っていう言葉の居心地がよくてそこから動こうとしなかったのかもね」

ほむら「分かってくれたならいいのよ」

さやか「でもそんなこと言われてもどうしたらいいのか分かんないよ」

ほむら「いいかげんにしなさい」

さやか「だ、だって!ギャップとか言われたってなにしたらいいのか分かんないもん!」

ほむら「自分で考えて」

さやか「ほむらーたのむよー」

ほむら「ほむらじゃねぇっつってんだろ」

ほむら「あと馴れ馴れしくしないで」

さやか「ほらほらーケチケチしないでおしえてよねー」

ほむら「なにこいつ」

さやか「あ、わかった!ほんとはあんたも分かんないんでしょ!」

ほむら「は?分かるし」

さやか「じゃあ聞くけど恋愛経験あんの?」

ほむら「…………ないわ」

さやか「ほらみなさい」

ほむら「くっ…………」

さやか「えらそうにするなら男の一人や二人つくってからにしてよね」

ほむら「おとこ?」

さやか「なに?なんかおかしかった?」

ほむら「ええ、わたし男なんかに興味ないもの」

さやか「は?意味分かんないんだけど」

ほむら「女の子が好きってことよ」

さやか「ふーん、そうなんだ」

ほむら「思ってたより反応が薄いわね」

さやか「だってわたしには関係ないし」

ほむら「そう……」

さやか「……わ!あたしも女だった!やばい!」

ほむら「だいじょうぶよ、あなたは眼中にないもの」

さやか「で、どうしたらいいのさ?」

ほむら「もう今日の授業は終わりました」

さやか「あの、マジで教えてくださいおねがいします」

ほむら「ずいぶん必死ね」

さやか「あたしきょうすけのためならなんでもできるから」

ほむら「じゃあやれば?」

さやか「なにしたらいいか分かんないし」

ほむら「あなたってほんとバカ」

さやか「はい」

ほむら「……ごめんなさい」

ほむら「しょうがないからなんとかしてあげるわ」

さやか「ほんと!?ほむえもん!」

ほむら「やっぱりやめようかしら」

さやか「おねがいプロフェッサーほむほむ!」

ほむら「ふふん、それでいいのよそれで」

さやか「プロフェッサー!今日のミッションは?」

ほむら「それは>>23よ!」

オナニー

ほむら「上条くんの前でオナニーしてきなさい」

さやか「……おなにー?なにそれ?」

ほむら「かまととぶるのはやめなさい」

さやか「かまとと?なにそれおいしいの?」

ほむら「…………」

さやか「ちょっと!なんとか言いなさいよ!」

ほむら「困ったわね……」

ほむら「分かったわ、今日のミッションは上条くんにオナニーがなにか聞いてくること」

ほむら「可能ならばそこでオナニーもしてくる、これでいいわね?」

さやか「了解しました!」

ほむら「それでは行きなさい」

さやか「イエッサー!」

ほむら「これでは先が思いやられるわ……」

さやか「ねぇ、恭介」

上条「なんだい?」

さやか「ちょっと分かんないことがあってさ」

上条「うーん、僕に答えられることだったらいいけど……」

さやか「おなにーってなに?」

上条「……さやかはさぁ」

上条「さやかは、僕を苛めてるのかい?」

さやか「えっ?」

上条「どうしてそんなこと聞くんだよ、嫌がらせのつもりなのか?」

さやか「だ、だって友達が聞いてこいって……」

上条「そうやって手が動かなかった僕をからかってっ!」

さやか「そんなつもりじゃ……」

上条「さやかがそんなこと言うなんて思わなかったよ」

上条「さやかなんてもう大嫌いだ!帰ってくれよ!」

さやか「」

さやか「…………」

ほむら「うまくいった?」

さやか「きょーすけに大嫌いって言われた……」

ほむら「は?」

さやか「大嫌いって言われたって言ってんじゃない!」

ほむら「……あなたなにやらかしたの?」

さやか「あんたに言われた通りおなにーってのが何か聞いただけよ!」

ほむら「そう」

さやか「そう、じゃないわよ!いったいどうしてくれんのよ!」

ほむら「いえ、これで重大な事実が判明したわ」

さやか「重大な事実?そんなのいいから恭介との関係を」

ほむら「いいから聞きなさい」

さやか「いやだ、いやだー」

ほむら「あなたの発言はセクシャル・ハラスメントとして受け止められたと言うことよ」

さやか「セクハラ?それって性的嫌がらせとかいうやつ?」

ほむら「あら、あなたでもそれぐらいは知ってるのね」

さやか「バカにすんな!っていうかわたしそんなことしてないわよ!」

ほむら「簡単に説明するとオナニーって言うのはエッチな言葉なの」

さやか「えっ」

ほむら「簡単に説明するとオナニーって言うのはエッチな言葉なの」

さやか「いや聞こえてるから」

さやか「って!あんたはわたしにそんなことを言わせたのかー!」

さやか「しかもきょーすけに!きょーすけに!」

ほむら「落ち着きなさい、今はそんなことはどうでもいいわ」

さやか「どうでもよくないわよ!常識的に考えて!」

ほむら「オナニーって言うのは自分の手で性器を刺激することを言うのだけど」

さやか「手を使って?」

ほむら「そうよ、そこが上条くんにとって触れられたくない部分だったようね」

さやか「……じゃあなんであんたはそんなこと言わせたのよ?」

さやか「恭介が怒るって分かってたんでしょ!」

ほむら「分かってた?それはちがうわ」

さやか「気づいてなかったとでも言う気?」

ほむら「当然そうなる可能性も考慮してたわよ」

ほむら「でもあなたが上条くんとの関係に自信をもってるようだからそれくらいはいけると思ったの」

さやか「言ってることがよく分かんないんだけど」

ほむら「健全な男子中学生なら女の子にオナニーの意味を聞かれたりすればそれなりの反応をするはずよ」

さやか「それなりの反応って?」

ほむら「あなたって本当にめんどくさいわね」

さやか「いいから説明しなさいよ」

ほむら「恥ずかしがったり、発情したりするってことよ」

さやか「……え?」

ほむら「エッチな言葉なんだから当たり前でしょ」

さやか「ああ、うん……」

さやか「で、でもきょーすけはそんなことなかったし!」

ほむら「そう、そこが問題なのよ」

さやか「きょーすけがおかしいって言うのかー!」

ほむら「うるさいわね、あなたに問題があるのよ、わからない?」

さやか「なっ!わたしのどこに問題があるって言うのさ!?」

ほむら「まったく女として意識されてないってことよ」

さやか「……つまりどういうことです?」

ほむら「あなたは女だけど女としての好感度はゼロ、心は許しているけどそれは男友達と同じようなもの」

さやか「え?あはは……分かんないよ、なに言ってるのか……」

ほむら「あなたが上条恭介と付き合える望みはゼロ、あきらめなさい」

さやか「…………やだよ」

ほむら「は?」

さやか「いやだいやだいやだいやだー!」

さやか「きょーすけと付き合いたいー!」

ほむら「無理よ」

さやか「そこをどうにかするのがあんたの仕事でしょー!」

ほむら「残念ね……百戦百勝を誇っていたプロフェッサーほむほむの経歴に傷がつくなんて」

さやか「あきらめんなよー!まだ始まってすらいないだろー!」

ほむら「でももう終わったのよ」

さやか「きょーすけと付き合えないなら魔女になってやるー!」

ほむら「………………」

さやか「とにかくわたしはあきらめないわよ!」

ほむら「そう、勝手にしなさい」

さやか「なに言ってんの?あんたも手伝うに決まってんじゃない」

ほむら「わたしは勝てない戦いに挑むほど愚かじゃないの、ごめんなさい」

さやか「好感度ゼロをマイナスにしたのはあんたでしょ!」

さやか「責任とりなさいよ!」

ほむら「……無理なものは無理なのよ……どうすることもできないの」

さやか「好きな女の子のパンツとってきてあげるわよ」

ほむら「さあ!さっさと次の作戦を考えるわよ!」

ほむら「プロフェッサーほむほむにまかせてちょうだい!」

ほむら「っと、そのまえに宿題を出しておくわ」

さやか「宿題?なにそれめんどくさー」

ほむら「いいからやれ」

さやか「はいはい」

ほむら「オナニーの意味を調べてくること」

さやか「自分の手で世紀を……なんだっけ?」

ほむら「……辞書かパソコンで調べるか、だれかに聞くかしなさい」

さやか「はーい、分かりましたー」

ほむら「それでは今日の授業は終わり!」

さやか「ありがとうございましたー!」

ほむら「昨日に引き続いて今日の生徒はこちら」

さやか「見滝原中学一の美少女!美樹さやかでーす!」

ほむら「それはまどかだから」

さやか「まどか?なんであんなのが……じゃなくてわたしお客さんじゃなかったの?」

ほむら「どの口がお客さんとか言ってるのよ……」

さやか「あはは、まぁいいじゃん!」

ほむら「ところで宿題はやってきたんでしょうね」

さやか「う、うん……そ、その……ね?」

ほむら「ここで発情するのはやめてもらえるかしら、気持ち悪いから」

さやか「ちょ!あんたが聞いたんじゃない!」

ほむら「分かったならそれでいいから」

ほむら「ところでどうやって調べたの?」

さやか「まどかに聞いたよ」

ほむら「しねよ」

さやか「いいじゃんべつに、まどかとわたしの仲なんだし」

ほむら「わたしもう帰るわ」

さやか「え?」

ほむら「………………」

さやか「わーっ!ちょっと待ったー!ちゃんと自分で調べたから!」

ほむら「……どういうことか説明しなさい」

さやか「まどかがちょっとしか教えてくれなかったから詳しいところは自分で調べたんだ」

ほむら「実演指導してもらったわけじゃないのね?」

さやか「あ、あたりまえじゃない!なに言ってんのよ!」

ほむら「それならいいわ、早く席に着きなさい」

さやか「なんなの、いったい……」

ほむら「今日は昨日の失敗を踏まえてもう少し地道に好感度をあげようと考えてるわ」

さやか「わたしもそれがいいと思う……」

さやか「つーか、なんであんたはあんなことやらせたのよ……」

ほむら「ああいうのが一番手っ取り早いのよ」

ほむら「でもあなたにはだいぶ早すぎたみたいね」

さやか「ううう……きょーすけ……」

ほむら「わたしにまかせておけば大丈夫、心配いらないわ」

ほむら「そうね、>>61しなさい」

寝てる上条おでこにキス

ほむら「寝ている上条くんのおでこにキスしてきなさい」

さやか「え、えええええーーーー!?」

ほむら「なに?それくらいもできないの?とんだ腰抜けね」

さやか「で、できる!できるわよ!」

ほむら「じゃあさっさとやってきなさい」

さやか「質問があるんだけど」

ほむら「返事は常にサー!イエッサー!よ!」

さやか「質問があるんだけど」

ほむら「……あなたって空気がよめないわね」

さやか「寝てる時にキスしたって意味ないじゃん」

さやか「恭介は気づかないんだし」

ほむら「チッチッチッ、あなたはまったく分かってないわ」

さやか「そういうのはもういいって、はやくしてくれない?」

ほむら「……あなたに足りないのはこういう行動だったのよ」

ほむら「世のヒロインと呼ばれる女の子たちはみんな気づかれないところで点数を稼いでるわ」

さやか「点数?なんの点数よ」

ほむら「これは恋愛において勝利するための儀式と言っても過言ではないのよ!」

さやか「質問に答えてよ……」

ほむら「このおまじないをやっておけば上条くんと必ず結ばれます」

さやか「分かった!わたしやってくる!」

さやか「きょ、恭介は……寝てるね……」

上条「すー……すー……」

さやか「よ、よし!」

上条「うーん?」

さやか「はっ」

上条「すー……すー……」

さやか「あぶないあぶない、さっさとやっちゃお」

さやか「…………ちゅっ」

さやか「こ、これでいいんだよね……あはは」

上条「あ、あれ?さやか?」

さやか「は、はいぃ!!!」

上条「どうしたの?来てるなら起こしてくれればいいのに」

さやか「い、いや気持ちよさそうに寝てるもんだから……」

上条「?」

さやか「起こしちゃ悪いかなーと……」

上条「ふふ、さやかってそんな気を使えるような子だったっけ?」

さやか「なっ!ひ、ひどいよきょーすけ!」

上条「あはははは」

さやか「……あのさ……昨日は……ごめん……」

上条「いや、僕のほうこそごめんね……腕が治ったばかりでまだ過敏になっててさ……」

上条「いつまた動かなくなるかと毎日びくびくしてるんだ……」

さやか「恭介……」

上条「でもさやかにまさかあんなこと聞かれるとは思わなかったよ」

上条「もしかして罰ゲームかなにかで」

さやか「し、調べてきた!」

上条「え?」

さやか「もう調べてきたからわかるよ……」

上条「そ、そうなんだ」

さやか「…………」

上条「…………」

さやか「わ、わたしトイレに……わわっ!?」

上条「っ!?……さやかいたいよ……」

さやか「ご、ごめん!手大丈夫!?」

上条「それは平気だけど……」

さやか「へ?」

上条「…………」

さやか「!ごごごごめんきょーすけ!わたしもう帰る!じゃ!」

上条「さやか……」

さやか「…………」

ほむら「で、どうだったの?」

さやか「…………」

ほむら「どうだったのって聞いてるじゃない!」

さやか「な、なに!?急に大きな声出さないでよ」

ほむら「もう十回は普通に聞いたんだけど」

さやか「ちゃんとやってきたわよ……うん」

ほむら「そりゃそうでしょうね」

さやか「な、なんで分かるのよ」

ほむら「プロフェッサーほむほむだからよ」

さやか「意味わかんないし」

ほむら「というか分からないほうがおかしいわ」

さやか「……わけがわからないよ」

ほむら「ここはプロフェッサーほむほむの秘密道具の一つ」

ほむら「好感度チェッカーで上条くんのあなたへの好感度をチェックしてみるわね」

さやか「はぁ?そんな便利なものがあるなら最初から出しなさいよ」

ほむら「……もし好きな人が自分のことをすごく嫌っていると分かったらどうするの?」

さやか「しにたくなる、しぬ」

ほむら「つまりはそういうことよ」

ほむら「クライアントの精神面に配慮してゼロ以下は表示されないようになってるんだけどね」

さやか「分かったからはやく使ってみようよ!ね!」

ほむら「あら、ずいぶん乗り気ね、昨日の様子だともっと怖がるかと思ったんだけど」

さやか「だーいじょうぶだって!今のあたしなら……うしししし」

ほむら「そう、じゃあはじめるわよ」

ほむら「えーと…………3ね」

さやか「…………え?」

さやか「さ、さん?さんってどういうこと?」

ほむら「3は3よ、それ以上でもそれ以下でもないわ」

さやか「……わ、分かった!最高が10なんでしょ!」

さやか「もー!おどろかせないでよねー!」

ほむら「最高は100よ、0が普通の女の子ね」

さやか「………………」

ほむら「すぐ調子に乗るところがあなたの欠点よ、美樹さやか」

ほむら「これからはもう少し冷静に現状を分析することね」

さやか「こんなのってないよ……」

ほむら「ちなみにわかめが告白すると70まで上がるわ」

さやか「だからだれよ、それ」

ほむら「だれでもいいじゃない」

ほむら「なんにしてもあなたが70以上まで上げないといけないことに変わりはないわ」

さやか「それはそうだけど……あっ!」

ほむら「なに?」

さやか「それだったらわたしも告白すれば好感度上がるんじゃない!?」

ほむら「それは無理ね」

さやか「どうしてよー!」

ほむら「好感度がろくに上がってない状況で幼馴染が告白しても撃沈するだけ……」

ほむら「学校で習わなかったのかしら?」

さやか「あんたはどんな学校行ってたの……」

ほむら「今日の授業はここまで!」

さやか「せんせー、しゅくだいは?」

ほむら「ありません」

さやか「えー!」

ほむら「腹筋でもしてなさい」

さやか「なにそれ」

ほむら「このコーナーも三日目に入りました」

さやか「天才ヴァイオリニスト上条恭介の幼馴染、美樹さやかでーす!」

ほむら「いつになったら次のお客さんを入れられるのか心配になる今日この頃です」

さやか「え?ここお客さん来るの?」

ほむら「あたりまえじゃない……というか来たあなたが言わないでよ」

さやか「えへへへへ」

ほむら「それじゃあさっそく任務を言い渡すわ」

さやか「はい!ほむら隊長!」

ほむら「…………」

さやか「……ほむほむ隊長!」

ほむら「よろしい、>>110だわ!」

ちょっと休憩するねほむらちゃん!早朝にはもどってくるから許してね!

寝ている上条にフェラして、盛り上がったところで一気に引き抜く

ほむら「寝ている上条くんにフェラしてくるのだわ!」

さやか「できません!」

ほむら「上官の命令は絶対よ!」

さやか「いや、マジでできないから」

ほむら「……そう、フェラがなにか分からないのね」

さやか「それはわかってる」

ほむら「でもオナニーすら知らなかったじゃない」

さやか「あれからいろいろ勉強したのよ」

さやか「なにやらされてるかわかんないんじゃ不安だからね」

ほむら「……昨日は腹筋をするように言ったはずだけど?」

さやか「ああ言われてバカ正直に腹筋するバカがどこにいるのよ」

さやか「わたしはぜったいやらないからね」

ほむら「なに?上条くんのアレを咥えるのが嫌なの?」

さやか「い、嫌じゃないけど、む、むしろ望むところっていうか……」

ほむら「だったらいいじゃない」

さやか「好感度3が寝てる最中にフェラしてたらどう思うかくらいさすがのわたしでも分かるわ」

ほむら「じゃあ勃起したら終わりでいいわ、気づかれないように口から抜けば問題ない」

さやか「なに言ってんのよあんたは……ヤってるときに起きちゃったらどうすんのさ……」

ほむら「いいからやりなさい」

さやか「だからやらないって言ってんでしょ!」

ほむら「そう……ほむほむ恋愛相談教室がどうやって経営されてるか知ってる?」

さやか「は?なにまた変なこと言い出してんの?」

ほむら「ここはスポンサーから支援を受けてやってるの」

さやか「ふーん、そうなんだ」

ほむら「だからときにはスポンサーの意向も反映しないといけない……」

さやか「そりゃ大変だね」

ほむら「だから上条くんにフェラしてきなさい」

さやか「……は!?どうしてそうなるのよ!」

ほむら「やらないならもうあなたはうちの生徒じゃないわ」

さやか「ぐぬぬ……」

さやか「恭介は……うん、寝てる……」

上条「すー……すー……」

さやか「ごめんね……でもすぐやめるから……」

さやか「まずはズボンを脱がさないとね」

上条「うーん……さやか……」

さやか「ひいっ!ごめんなさいごめんなさい!」

上条「すー……すー……」

さやか「なんだ寝言か……びっくりしたぁ」

さやか「ぱ、ぱぱぱパンツを……ご、ごくっ……」

さやか「こ、これがきょーすけの……」

さやか「……ふぇ、フェラするんだよね……は、はじめてだけど上手くできるかな……」

さやか「……もう覚悟を決めてやるしかない!いきます!」

さやか「ちゅぱっ!ちゅぱっ!じゅるるるる!」

さやか「こ、これでいいのかな……なかなかうまくできないけど」

さやか「ぺろっ!ちゅるるるる!じゅうううう!」

上条「うーんうーん」

さやか「……あんまり音たてるときょーすけが起きちゃうか」

さやか「ちゅる、ちゅるっる、ちゅぱっ、れろれろれろ」

さやか「こ、これって勃起してるんだよね?だったらもういいのかな……」

さやか「ちゅるるるる、じゅるっ、じゅるっ、ちゅぽん!」

上条「……うん?なんかさむい気が……」

さやか「や、やばっ!」

上条「……さやか?どうして僕のズボンが脱がされてるのかな……?」

さやか「もー!きょーすけったら寝相が悪いんだからー」

上条「さやか?」

さやか「うっ…………」

上条「…………」

さやか「…………」

さやか「ごめん恭介……あのね、わたし……」

上条「…………」

さやか「お茶こぼしちゃった!てへっ!」

上条「…………」

さやか「…………」

上条「……なにか僕に隠してるよね?」

さやか「何言ってんのさ恭介、お茶こぼしちゃったから拭いてただけだって!」

上条「…………」

さやか「ほんとだってば!勝手にズボン脱がしちゃったのは悪いと思ってるけどさ」

上条「……昔からさやかが嘘をつくときは頭を触るんだよね」

さやか「こ、今回はちがうんじゃないかな?頭をさわることなんてよくあるし!」

上条「…………」

さやか「……きょーすけわたしを疑ってるの?」

上条「うん」

さやか「じゃ、じゃあわたしがなにやったか言ってみてよ!」

上条「さやか!!!」

さやか「な、なに?」

上条「もう嘘をつくのはやめなよ」

さやか「う、嘘なんて……」

上条「僕にはさやかがなにをやろうとしてたか分かってるんだ」

さやか「…………」

上条「……僕の足がどうなってるか心配だったんだよね?」

さやか「…………え?」

上条「手のほうが奇跡的に治ったって言っても足のほうはまだリハビリが必要だし」

上条「さやかは昔から心配性だったからね」

さやか「あ、あはは……うん……そうなんだ……ごめん」

上条「そんなに心配なら今からリハビリに付き合ってくれないかい」

さやか「わかった……」

ほむら「ちゃんとやってきたんでしょうね」

さやか「……やってきたわよ」

ほむら「上条くんにバレずにやれたの?」

さやか「……うるさい」

ほむら「その……悪いと思ってるわ……ごめんなさい……」

さやか「…………」

ほむら「……好感度チェッカー使ってみるわね」

ほむら「…………!」

ほむら「あ、上がってるわよ!好感度!5よ!5!」

さやか「そう……」

ほむら「どうしちゃったの……そんなにフェラするのが嫌だった?」

さやか「もう今日は帰らせてもらうから……」

ほむら「今日も元気にはじめようと思うわけですが」

ほむら「美樹さやかが来ない……」

ほむら「これは不登校ね」

ほむら「……もしかしてわたしのせいかしら」

ほむら「…………」

ほむら「様子を見にいってあげましょう」

さやか「わたし……最低だ……恭介のこと裏切って……」

さやか「もうわたしにきょーすけと付き合う資格なんてないよ……」

ほむら「そんなことはないわ」

さやか「……ってほむら、なんでわたしの家にいんのよ!」

ほむら「不登校の生徒を迎えに来たの」

さやか「もういいよ……わたし恭介のことはあきらめたから」

ほむら「……そんなの困るわ、わたしの百戦百勝の経歴に傷がついちゃうじゃない」

さやか「そんなこと知ったこっちゃないわよ」

ほむら「もう一度やってみましょ、今度は真面目にやるから」

さやか「今まで真面目にやってなかったの!?は!あきれた……」

ほむら「…………」

さやか「……そんな顔しないでよ、しょうがないわね」

ほむら「それでは今回のミッションを通達するわ」

さやか「ちょっと!まだやるなんて言ってないじゃない!」

ほむら「今のはやってやるという顔だった……わたしには分かる」

さやか「そうだけどあんたが言うのはちがうでしょ……」

ほむら「あとわたしはほむらではない、プロフェッサーほむほむだ」

さやか「……あんたホントいい性格してるわ」

ほむら「それほどでもないわ」

さやか「ほめてないっつーの!」

ほむら「昨日はちょっと過激すぎたからもう少しやさしめにしましょうか」

さやか「ぜひそうしてください」

さやか「そうしてくれないとわたしのソウルジェムがぶっこわれます」

ほむら「わたしも反省してるから大丈夫、心配いらないわ」

ほむら「そうね……>>142がいいわ」

抱きしめてなでなで

ほむら「抱きしめてなでなでするといい」

さやか「う……なんか逆に恥ずかしいんだけど」

ほむら「逆とは?」

さやか「フェラしたぐらいだからもう怖いものなしだと思ってたけど」

さやか「こういうのはこういうので気恥ずかしいというかなんというか」

ほむら「なに言ってるの?寝てるときにするフェラと起きてるときにするフェラは全然ちがうのよ?」

ほむら「しかも結局気づかれなかったんでしょ?だったらノーカンよ」

さやか「いちいちムカツクわねこいつ……」

ほむら「無駄口たたいてないでとっととやりに行きなさい」

さやか「はーい、わかりましたー」

さやか「きょーすけー、げんきー?」

上条「やぁ、さやか」

さやか「今日はきょーすけにお願いがあります!」

上条「まだあんまり調子が良くないから体に負担がかかる事は勘弁してほしいな」

さやか「抱きしめてなでなでしていい?」

上条「……え?」

さやか「いいよね!」

上条「い、いや……よくないよ」

さやか「やったあ!」

上条「だ、だめだってさやか!」

さやか「嫌なら逃げればいいもんねー」

上条「ぼ、僕が逃げられないの知ってて言ってるだろ!?」

さやか「問答無用だー、とりゃー」

さやか「よしよし」

上条「や、やめてよ……」

さやか「いい子、いい子ー」

上条「さ、さやか!いいかげんにしないと怒るよ!」

看護士「上条さーん、今日の……あ、ごめんなさい……お邪魔だったかしら?」

上条「あ、いや!こ、これはちがうんです!さやかが無理やり!」

さやか「やーん、きょーすけやめてーはげしくてこわれちゃうー」

看護士「……お邪魔虫はいなくなったほうがよさそうね……どうぞごゆっくり」

上条「誤解だ!ちがうって言ってるでしょ!?待って、待ってください!」

さやか「きょーすけあんまりはしゃぐとケガするよ?」

上条「さやかぁー……」

さやか「きゃー!こわいー!」

上条「……もうさやかとは口きかないからね!」

さやか「え!?そ、それはないんじゃない!?ちょっとした冗談じゃん!」

さやか「えへへ、えへへへへ」

ほむら「そのにやけた面をどうにかしなさい」

さやか「え?べ、べつににやけてなんかないわよ?ふふ、ふへへへ」

ほむら「……不登校のまま放っておけばよかったかしら」

さやか「で?で?好感度チェッカーは?ほらほらどうなの?」

ほむら「…………」

さやか「ま、調べなくてもいいんだけど?分かりきってることだし?」

ほむら「なにこの子やっぱりうざいわ」

ほむら「…………」

さやか「おっ!やっと好感度チェッカー使うみたいね」

ほむら「…………」

さやか「で?いくつだったの?ねぇ?ねぇ?」

ほむら「くっ……20っ……なんてこと……ギリッ」

さやか「わーい!やったぁ!きょーすけー!好きよー!」

ほむら「どうしてこうなった……」

さやか「この調子ならあたしと恭介が結婚する日もそう遠くないわね!」

ほむら「いい気になるんじゃないわ!」

さやか「ふん!今のわたしは絶好調なのよ!どんな壁だって乗り越えられるんだから!」

ほむら「知らなかったの?」

さやか「知らないわよ!」

ほむら「あなたが告白できるようになるのは好感度50以上になってから……」

ほむら「こんなのまだまだ全然たいしたことないのよ!」

さやか「だからなに?今日だけで15上がったんだから、それをあと二回やるだけでしょ?」

ほむら「……どうなっても知らないから」

さやか「今のあたしは完全無敵!フハハハハー!」

ほむら「今日の授業はこれでおしまい……」

ほむら「宿題は……自己学習でいいわ」

さやか「まかせときなさい!じゃあね!」

ほむら「…………」

ほむら「疲れた……」

ほむら「毎度恒例のこのコーナー、そろそろお客さんを変えたくなってきました」

さやか「今をときめく十四歳!才色兼備の美少女とはこのあたし!美樹さやかでーす!」

ほむら「……やることを発表するわね」

さやか「え?おしゃべりしないの?」

ほむら「もうあなたの相手はしたくないの……分かってちょうだい」

さやか「まーいいけど?一秒でもはやくきょーすけのところに行きたいしね!」

ほむら「……ダ、ダメージが……いそがないと……」

さやか「はやくはやくー!」

ほむら「ええい、>>171でもしておきなさい!」

確定申告

ほむら「確定申告でもしておきなさい!」

さやか「いや、わたし確定申告する必要ないでしょ、収入ないし」

ほむら「うるさいうるさいうるさーい!」

さやか「ちゃんとしたのにしてよね、もう!」

ほむら「く、くそったれー!こうなったら>>180だー!」

さりげなくパンチラしてみる

ほむら「さりげなくパンチラでもしてきなさい!」

さやか「ぱ、パンチラ?」

ほむら「ええそうよ!はやくやってきたらどう!?」

さやか「さりげなく?」

ほむら「さりげなくよ!さりげなく!」

さやか「色は?」

ほむら「白でいいわ!白で!」

ほむら「バックプリントだけはやめなさい!」

さやか「アイアイサー!」

さやか「きょーすけー、いっぱいCDもってきたよー」

上条「わぁ……ってさやか大丈夫?さすがに多すぎじゃないかな」

さやか「だ、大丈夫だって……わ、あわわわわ……きゃっ!」

上条「あっ!ほら、言ったとおりじゃない、僕も拾うの手伝うよ」

さやか「いいっていいって、きょーすけはそこで座っててよ」

さやか「すぐ拾うからさ、ね?」

上条「そうかい?それならいいけど……」

さやか「んしょ……んしょ……」

上条「ぶはっ!」

さやか「ん?どうしたのきょーすけ?」

上条「な、なんでもないよ」

さやか「ほいっ、ほいっ!」

上条「さ、さやか……あんまり動くとその……」

さやか「だからいいって言ってるでしょ、これくらいわたし一人で拾えるから」

上条「うん……そうだよね……ふぅ……」

これは好感度アップ間違いないな

さやか「ただいまもどりました!」

ほむら「帰ってこなくてもよかったのに」

さやか「それでね、今日はどうだったと思う?」

ほむら「プロフェッサーほむほむの!好感度チェックターイム!」

さやか「聞いてってばー、いいでしょ少しくらい」

ほむら「はい!今日の好感度は40!やったねさやかちゃん!」

さやか「ほ、ほんと!?これもほむらのおかげかな!」

ほむら「それではまた明日!ごきげんよう!」

さやか「…………」

さやか「わたしにはきょーすけがいるからいいもん……」

やったねさやかちゃん!好感度が増えるよ!

>>195
棄てられるQBのイメージが沸いた

ほむら「もうあなた来なくていいわ」

さやか「なんでそんなこと言うのさ?いいじゃん来たって」

ほむら「もうやめて!とっくにわたしのライフはゼロよ!」

さやか「ちゃんと宣伝するからさー」

ほむら「そんなのいいから帰って……」

さやか「じゃあ女の子のパンツの件はナシってことで」

ほむら「今日もはりきってがんばりましょう!」

ほむら「もう好感度もだいぶ上がってきたわね」

さやか「きょーすけー!わたしの好感度は100だよー!」

ほむら「ヘマをやらかさなければこのまま順調にいけるわ!」

さやか「新婚旅行はどこにいこうかな……」

ほむら「ふむふむ……これはどう?>>203とか」

ひざまくら

ヤンデレ路線で行く

さやか「あ、あの!恭介!子供はっ…子供は何人欲しい?
私は三人欲しいな。女の子がふたり、男の子がひとりね。名前は恭介が決めてあげて。私ってあんまりネーミングセンスないから。
えへへ、どっちに似てると思う?私と恭介の子供だったら、きっと男の子でも女の子でも可愛いよね。
それで庭付きの白い家に住んで、 大きな犬を飼うの。犬の名前くらいは私に決めさせてね。
恭介は犬派?猫派? 私は断然犬派なんだけど、あ、でも、恭介が猫の方が好きだっていうんなら、勿論猫を飼うことにしようよ。
私、犬派は犬派だけれど動物ならなんでも好きだから。だけど一番好きなのは、勿論恭介なんだよ。恭介が私のことを一番好きなように。
そうだ、恭介ってどんな食べ物が好きなの?どうしてそんなことを聞くのかって思うかもしれないけれど、
やだ退院してから私がずっと恭介のお弁当を作ることになるんだから、ていうか明日から一生恭介の口に入るものは全部私が作るんだから。
やっぱり好みは把握しておきたいじゃない。好き嫌いはよくないけれど、でも喜んでほしいって気持ちも本当だもんね。
最初くらいは恭介の好きなメニューで揃えたいって思うんだ。お礼なんていいのよ彼女が彼氏のお弁当を作るなんて当たり前のことなんだから。
でもひとつだけお願い。私「あーん」ってするの、昔から憧れだったんだ。だから恭介、明日のお昼には「あーん」ってさせてね。照れて逃げないでね。
そんなことをされたら私傷ついちゃうもん。きっと立ち直れないわ。ショックで恭介を殺しちゃうかも。なーんて。
それでね恭介、怒らないで聞いてほしいんだけど私、小学生の頃に気になる男の子がいたんだ。
ううん浮気とかじゃないのよ、恭介以外に好きな男の子なんて一人もいないわ。
今から思えばくだらない男だったわ。喋ったこともないし。喋らなくてもよかったと本当に思うわ。
だけどやっぱりこういうことは最初にちゃんと言っておかないと誤解を招くかもしれないじゃない。
そういうのってとても悲しいと思うわ。愛し合う二人が勘違いで喧嘩になっちゃうなんてのはテレビドラマの世界だけで十分よ。
もっとも私と恭介は絶対にその後仲直り出来るに決まってるけど、それでもね。
恭介はどう?今まで好きになった女の子とかいる?いるわけないけども、でも気になった女の子くらいはいるよね。
いてもいいんだよ。全然責めるつもりなんかないもん。確かにちょっとはやだけど我慢するよそれくらい。
だってそれは私と付き合う前の話だもんね?私がいる今となっては他の女子なんて恭介からすればその辺の石ころと何も変わらないに決まってるんだし。
恭介を私なんかが独り占めしちゃうなんて他の女子に申し訳ない気もするんだけどそれは仕方ないよね。
恋愛ってそういうものだもん。恭介が私を選んでくれたんだからそれはもうそういう運命なのよ決まりごとなのよ。
他の女の子のためにも私は幸せにならなくちゃいけないわ。うんでもあまり堅いことは言わず恭介も少しくらいは他の女の子の相手をしてあげてもいいのよ。
だって可哀想だもんね私ばっかり幸せになったら。
恭介もそう思うでしょ?」

さり気なく好きな人居るか聞く
居なかったら「へぇそっか…」って嬉しそうなのを隠してるけど隠し切れない感じに反応した後に小声で「良かった…まだ居ないんだ」
なぜ聞いたのか訊かれたら「なぜでしょ~?」か「何となく…かな」で回避

脈なしっぽく「居る」って言われたらシラネ

>>204
恭介「…うん!そうだな!」

糞…せっかくコピペ改変したのに…

ほむら「ひざまくら……これなら上条くんに止めをさせるはず」

さやか「ひっざまくら!ひっざまくら!」

ほむら「はしゃいでないで行ってきたら?」

さやか「きょーすけー!いま行くからまっててねー!」

ほむら「もう手遅れね……どうしようもないわ……」

ほむら「次のお客さんはこんなのじゃないといいけど……」

さやか「きょうすけっ♪」

上条「よく来たねさやか」

さやか「今日はひざまくらしてあげに来ましたー!」

上条「へぇ……」

さやか「どうだーうれしいだろー、ん?ん?」

上条「あはは、うん……うれしいよ」

さやか「え?」

上条「手は治ったけど正直これからのことに不安もあってさ……」

上条「以前やってたようにちゃんと演奏できるのかとか……やっぱり考えちゃうんだ」

上条「でもね……さやかといると元気が出る」

上条「だからさやかが来てくれてうれしいよ」

さやか「……あ、あはははは!もうきょーすけったらやめてよー!」

さやか「恥ずかしくて顔から火が出ちゃうし」

上条「ふふっ、さやかはかわいいね」

さやか「なっ!ほ、ほら!ひざまくらしてあげるから!」

これでもまだ緑の一回の告白に勝てないという…

正直ここまでやられて気付かない恭介は枯れてるとしか思えない

さやか「…………」

上条「…………」

さやか「ねぇ、恭介」

上条「ん?」

さやか「わたし恭介のこと好きだよ……」

上条「…………」

さやか「恭介の演奏も好き……やさしい気持ちになれるから」

上条「……僕もさやかのこと好きだよ」

上条「最近さ……さやかのことがその……かわいいかなって思えてきたんだ」

上条「もう長いこと一緒にいるけどこんな気持ちになるのは初めてだよ」

さやか「きょーすけ……」

上条「さやか、君にはもうただの幼馴染でいてほしくないんだ」

上条「その……これからずっと僕のそばにいてくれないか?」

さやか「恭介……」

上条「さやか……」

さやか「で、付き合っちゃいましたー!」

ほむら「はあああああああああ!?」

さやか「いやーなんか雰囲気よくてさ、自然と言葉が出ちゃって」

ほむら「プロフェッサーほむほむの告白フェイズはどうなるのよっ!?」

ほむら「リアルタイムで指示を出す予定だったのにー!」

さやか「あはははは!いいじゃないうまくいったんだから!」

ほむら「笑い事じゃないわよ!っていうかちょっと上条くんちょろすぎない!?」

さやか「はぁ!?それは聞き捨てならないわよ!」

ほむら「……いえ、ちがうわね、そもそももう基礎はできていたのよ」

ほむら「だけど今までのあなたはまったく行動を起こそうとしなかった」

ほむら「最初の一歩さえ踏み出せていればあなたが望んだハッピーエンドはすぐそこにあったのよ」

さやか「そうだね……そしてそれに気づかせてくれたのはほむら……」

さやか「本当にありがとう」

まだだ…緑がいるからまだ油断出来ん

ほむら「プロフェッサーほむほむだって言ってるでしょ」

さやか「いいじゃない、もうあんたはわたしの親友の一人なんだからさ」

ほむら「調子いいわね……この前まで転校生!とか言ってたのに」

さやか「もうそんな昔のこと忘れちゃったってば!」

ほむら「はぁ……美樹さやか、あなたはもうほむほむ恋愛相談教室を卒業したわ」

ほむら「これからは自分一人で恋愛という荒波に立ち向かって行くのよ」

さやか「はいはい、まかせときなさいよ」

ほむら「……本当に分かってるの?」

さやか「だいじょうぶだって!」

さやか「じゃあねほむら!また学校で会お!」

ほむら「ふぅ……疲れたわね…………あ!」

ほむら「まどかのパンツもらうの忘れてた……」

ほむら「まいっか!学校で頼めばいいよね!」


ティロ・フィナーレ!

              .,-'''''~~~ ̄ ̄~~''' - 、
 \      ,へ.人ゝ __,,.--──--.、_/              _,,..-一" ̄
   \  £. CO/ ̄            \       _,,..-" ̄   __,,,...--
      ∫  /         ,、.,、       |,,-¬ ̄   _...-¬ ̄
 乙   イ /    /   ._//ノ \丿    ..|__,,..-¬ ̄     __,.-一
      .人 | / ../-" ̄   ||   | 丿 /  ).  _,,..-─" ̄   ._,,,
 マ    .ゝ∨ / ||        " 丿/ノ--冖 ̄ __,,,,....-─¬ ̄
        ( \∨| "  t-¬,,...-一" ̄ __--¬ ̄
 ミ  ⊂-)\_)` -一二 ̄,,..=¬厂~~ (_,,/")

     .⊂--一'''''""|=|( 干. |=| |_      (/
   /  ( /      ∪.冫 干∪ 人 ` 、    `
 /      )         ノ '`--一`ヽ  冫
                 く..          /
                .  ト─-----イ |
                  ∪       ∪

さやかちゃんおめでとう!

>>1乙 面白かった

さやかは本編がアレだからどうしても疑心暗鬼になってしまう

ほむら「本当は好感度50以上になったら告白が選択できるようになったの」

ほむら「そうすると告白フェイズに入って美樹さやかの発言によって好感度が上下して」

ほむら「それによってハッピー、ノーマル、バッドエンドに分岐するはずだったんだけど……」

ほむら「さやかが勝手に動くせいで台無しになっちゃったわ」

ほむら「まぁ、幸せそうだからいいわよね!」

ほむら「ところで次のお客さんのことなんだけど」

ほむら「いったい誰にしたらいいのかしら……」

ほむら「うーん、それじゃあ>>265までで一番多かった人にしようかな」

ほむら「あと申し訳ないんだけどまどかに決まった場合だけはほむまど固定なの、ごめんなさい……」

ほむら「それじゃあお願いするわ」

1.まどか

2.マミさん

3.あんこ

2

あんこ

まどか

ほむら「も、もしかしてまどかが一番多いの!?」

ほむら「やった!ついにわたしの時代が来たわ!」

ほむら「次のほむほむ恋愛相談教室は……GW中にはまどかが来るんじゃないかしら?」

ほむら「わたしはプロフェッサーほむほむ、ほむらなどではない」

ほむら「それじゃあまた会いましょう!」

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