まどか「胸の大きさで身分が決まる世界にして!」(496)

さやか「おいほむら! メロンパン買ってこいよ!」

ほむら「……」

さやか「聞こえなかったのか? おい!」

ほむら「分かったわ、買ってくる」

さやか「ああ? 口のきき方がなってねぇなぁ、おい!」

ほむら「……買ってきます」

さやか「それでいいんだそれで」

まどか「ほむらちゃん、元気出して」

ほむら「まどか……」

まどか「まだ中学生だもん。大きくなる望みはあるよ」

ほむら「うん。ありがとう」

まどか「あ、私はアップルパイとチョコドーナツで」

ほむら「……」

ほむら「はあ……」

杏子「よっ」

ほむら「杏子……、その紅茶は」

杏子「巴マミ様のだ。お互い苦労するな」

ほむら「そうね……」

杏子「アンタのは、さやかさんとまどかさんのか?」

ほむら「ええ。まどかさんはともかく、さやかさんにこき使われるのは正直しんどいわ」

QB「やれやれ。どうしてこうなってしまったのやら」

杏子「あ? 誰かと思えば、最下層民じゃねーか」

QB「そんなこと言われたって、ボクは種族が違うから仕方が無いじゃないか」

ほむら「家畜は黙っていなさい」

QB「……」

ほむら(本当にどうしてこんな世界になってしまったのか……)

ほむら(胸の大きさで身分が決まるだなんて……)

さやか「おうほむら、遅かったじゃんか。さ、ブツをよこしな」

ほむら「はい、さやかさん」

さやか「あぁ? なんだこのメロンパンは! 皮がふにゃふにゃじゃないか!」

ほむら「この間は……、かりかりのメロンパンを買ってきたら怒られましたが……」

さやか「私がどちらの気分でもいいように両方買ってこいよ! 気の利かない奴め!」

ほむら「ごめんなさい……」

まどか「まあまあ、さやかさん。そのあたりで」

さやか「ちっ……、まどかに免じて許してあげるわ」

ほむら「はい、まどかさん。アップルパイとチョコレートドーナツです」

まどか「ありがとう! それと、前にも言ったけど、2人きりの時は普通の話し方でいいよ」

ほむら「ええ……、ありがとうまどか。そんなことを行ってくれるのはまどかだけよ」

まどか「気にしないでほむらちゃん」

マミ「あらあら。涙が出るぐらい麗しい友情劇ね」

ほむら「ま、まっま、マミ様!?」

まどか「ここ、こんにちは! ごきげんうるわしゅう!」

マミ「うふふ、土下座なんてしなくていいわよ。立ったまま15秒間礼をしてくれれば、それで十分」

ほむら「ははーっ! ありがたきお言葉!」

まどかって貧乳だろ

マミ「ああ、ところで……、なんだか肩が凝ってきたわね」

ほむら「お揉みします」

マミ「聞き間違いかしら。今、言葉遣いのなっていない下民がいたような気がしたのだけれど」

ほむら「も、申し訳ありません……。ぜひお揉みさせてください」

マミ「それでいいのよ」

ほむら(くっ……)

マミ「ああ、胸が大きいと肩が凝って仕方が無いわ。暁美が羨ましいぐらい」

ほむら「そんな! 私など、そのようなことを言っていただけるような立場のものではありません!」

マミ「ふふ、知ってるわ。冗談に決ってるじゃない」

ほむら「……」

まどか「ところでマミ様、今日はどのようなご用件で下々の過ごす教室へ?」

マミ「……上の世界には、あまり話の合う人間がいないのよ」

ほむら(要はぼっちなのね。いい気味だわ)

マミ「まあ、あまりに優れ過ぎているというのも困りものよね」

まどか「さすがマミ様! 私達とは次元が違うお悩みです!」

マミ「それほどでもあるわ。おほほほほ」

さやか「おいほむらー、デザートのシュークリームを……」

マミ「あら? 誰かと思えば平民の美樹じゃない」

さやか「ま、マミ様!?」

マミ「美樹、今シュークリームがどうこう言っていたわよね」

さやか「は、はい」

マミ「買ってきて」

さやか「え?」

マミ「買ってきて」

さやか「そ、それでしたら、下民のほむらにでも……」

マミ「私は平民の買ってきたシュークリームが食べたいの」

さやか「分かりました……」

マミ「わざわざ自分を指名してもらえたことに対するお礼は?」

さやか「わ、私を評価して下さりありがとうございます」

マミ「礼には及ばないわ」

さやか(じっ、自分が言わせた癖に!)

構わん、続けろ

まどか(私の願いにより、世界は大きく変わった)

まどか(女とQBは胸の大きさで)

まどか(男は背の高さで身分が決まる)

まどか(でも……、私にはある狙いがある)

まどか(まだ誰もその狙いには気が付いていない筈)

まどか(計画を実行に移すまでには、もう少し時間を置く必要があるかな?)

QBざっまあwwwwwwwwwwwww

さやか「はあっ、はあっ……か、買ってきました、マミ様!」

マミ「1分24秒。遅かったわね」

さやか「も、申し訳ございません」

マミ「口で言われても伝わらないわ。土下座しなさい」

さやか「は、はい……」

マミ「ああ、勘違いしないで。私に土下座しても、全く罰にならないでしょう?
     土下座をする相手は別よ」

さやか「では……、誰に土下座すればよろしいのですか?」

マミ「家畜。おいでなさい」

QB「……はい、ただいま」

マミ「12秒。あなたはよく訓練された家畜のようね」

QB「あり……、がとう、ございます……」

さやか「マミ様。家畜など呼びよせてどうするおつもりで?」

マミ「コイツに向かって土下座しなさい」

さやか「家畜に土下座!?」

マミ「どうしたの? まさかできないというの?」

さやか「い、いえ……、やらせてください、マミ様」

マミ「良い心がけね」

さやか「……。こ、これでよろしいでしょうか?」

マミ「もう少しそのままでいて。平民が家畜に土下座するなんて光景、なかなか見れないもの」

QB「……」

さやか(く、屈辱だわ!)

ほむら(ざまぁ)

マミ「あら? そろそろ授業の時間ね。教室へ戻らなくては」

ほむら「マミ様、肩揉みの方は」

マミ「もういいわ」

ほむら「分かりました」

マミ「……あら? 何か一言足りないのではなくって?」

ほむら「ま、マミ様の肩をお揉みさせていただくというお役目をお与えいただき、ありがとうございました」

マミ「どういたしまして。ではごきげんよう」

さやか「……」

ほむら「……」

まどか「……」

さやか「ふう、やっと肩の力が抜け……」

マミ「ああそうそう、1つ言い忘れていたことがあったわ」

さやか「!? あ、ま、マミ様! なんでございましょうか!」

マミ「授業の時間中、何かカッコいい別れの言葉はないかと考えていてね。
     一生懸命考えた結果、こんな言葉を思いついたの」

まどか「別れの言葉、ですか?」

マミ「ええ。我ながら凄くできのいいフレーズよ。心して聞きなさい」







マミ「ラ・ヨダソウ・スティアーナ」

さやか「……」

ほむら「……」

まどか「……」

QB「……」

マミ以外(どうすんだ、これ)

マミ「……」イライラ

まどか「らっ、ラ・ヨダソウ・スティアーナ!」

ほむら「ラ・ヨダソウ・スティアーナ!」

さやか「ラ・ヨダソウ・スティアーナ!」

マミ「あら、やはりあなた達も気に入ったのね。どう? とても高貴な言葉でしょう」

まどか「はい! 気品ある言葉だと思います!」

マミ「でしょう? これからは別れ際に必ずこの合言葉を言うことにしましょう」

ほむら「名案です!」

QB(こ、これは……、空気というものを読むならば、ボクも追従しておいた方がいいのかな?)

QB「ラ・ヨダソウ・スティアーナ!!」

マミ「家畜がこの言葉を使わないでちょうだい。汚らわしい」

QB「……」

>>49
QBが頂点に立ちます

>>53
その時は当然QBは男側にカウントするだろ

まどか「マミ様のあの造語癖にも困ったものだよね……」

さやか「まあ、仕方ないよ。マミ様は貴族階級なんだから、あたし達は逆らえない……」

ほむら「ええ……」

さやか「ところでほむら。アンタさっき、あたしが土下座した時嬉しそうな顔してただろ?」

ほむら「そ、そんなことないわ」

さやか「まあどっちでもいいや。むしゃくしゃすっから裸踊りしろよ」

ほむら「……えっ?」

さやかは本編でもクズだったからなぁ

さやパンにしか役立たない

ほむら「無理です! だ、だってここ、屋上で……、いつ人が来るかもわからないのに……」

さやか「あ? あたしがやれっつったらやるんだよ」

ほむら「……」

さやか「あー、そう。ま、いいけど。あんたがそういう態度とるんなら、
      代わりにまどかにやってもらうから」

まどか「えっ!? わ、私!?」

さやか「まどかは親友だしさー、ほむらよりは格上だけど、でも……。
      その気になればいくらでも命令できるってこと、忘れないで欲しいなぁ」

まどか「さやかちゃん……」

ほむら「わ、分かったわ。やるわ! やればいいんでしょう!」

さやか「最初からそう言えよ」

さやか「はーい、まっぱ一丁あがりー」

ほむら「う……、くっ……」

さやか「あっははははっは! やっぱ胸ちっさ!」

ほむら「ううっ、ううぅ……」

さやか「泣かない泣かない! つーかさ、手で下を覆うの止めろよ。
      どうせ踊ったら丸見えになるんだし」

ほむら「……はい」

さやか「あ、踊る前にさ、1枚記念撮影しとこっか」

ほむら「えっ!?」

まどか「さ、さやかちゃん、それはいくらなんでも……」

さやか「まどかは黙ってな」

まどか「……」

さやかはセフレにちょうどいいクズっぷり

さやか「はい、笑顔でダブルチーズしてー」

ほむら「……。う、うあぁ、まどかぁ……」

さやか「笑えっつってんだろ。つーか、まどか呼び捨てにすんなよ」

ほむら「ぐすっ、ぐすっ……まどかぁ……」

まどか「ほむらちゃん……」

さやか「はあっ、仕方ないな。まあ泣きながらダブルピースってのもシュールで面白いからいいか」

ほむら「ひっく、ひっく……ぐすっ……」

さやか「さ、次はおまちかねのダンスタイムー」

ほむら「……」

さやか「何それ? フラダンス?」

ほむら「……は、はい」

さやか「あー、そっか。あんた、ダンスとかほとんどしらなそうだもんね」

ほむら「……」

さやか「はあっ、つまんない奴。まあ、あたしは心が広いからそれで勘弁してあげるよ」

ほむら「……」

さやか「さってと。そろそろ飽きたしもういいや。
      あたしは教室に戻るよ。んじゃねー」

これはアレか・・・

まどか「私が毎日揉んで大きくしてあげるからね^^」

ほむら「う、うん・・・ほ、ほむぅ///」

こういう展開が待ってるのか

ほむら「う、うえぇ……、まどか、まどかぁ……」

まどか「よしよし。守ってあげられなくてごめんね」

ほむら「まどか……」

まどか「さやかちゃんもやり過ぎだよね」

QB「全く、美樹さやかのあの増長ぶりは、感情の無いボクの目にすら余るよ」

ほむら「家畜に何が分かるのよぉ……」

QB「……」

まどか「泣かないで、ほむらちゃん。大丈夫。写真は消してくれるよう、後で頼んでおくから」

ほむら「うん……。ありがとう、まどか……」

まどか(……さてと、そろそろかな)

まどか「ねえ、家畜」

QB「……」

まどか「返事は?」

QB「何でしょうか……」

まどか「私のお願い、覚えてる?」

QB「胸の大きさで身分が決まる世界にして、です」

まどか「そう。私のそのお願いにより、世界の歴史はねじ曲がった。
      女の胸や男の身長など、以前はステータス程度に考えられていたものが、絶対的な強さを持つ世界になったの」

QB「はい……」

まどか「でもさ。私、別に胸が大きい方が身分の偉くなる世界にしてとは言ってないよね?」

QB「!!」

ほむら「!!」

まどか「胸が小さいほど身分の高くなる世界。
      これだって、胸の大きさで身分が決まる世界という言葉に合致する」

QB「で、ですが……後から願いを変更するというのは……」

まどか「……QB。家畜、脱してみたくない?」

QBが最上位になっちまうじゃねーか

まどか(そして世界は変わった)

まどか(女は胸の小ささで)

まどか(男は背の低さで)

まどか(QBは問答無用で身分が決まる)

まどか(そんな世界になった)

QBさんまじぱねぇっす

このQBの感情の起伏をエネルギーにしろよwww

エントロピー(笑)

ほむら「美樹さやか。お茶を買ってきてくれないかしら」

さやか「はっ、はい、ほむほむ神様!」

まどか「ふふっ、ほむらちゃん凄いねぇ。あ、今はほむほむ神様って呼ばなきゃいけないんだっけ」

ほむら「まどかはいいのよ。あなたは私のたった一人の大切な友達だから」

まどか「ありがとう、ほむらちゃん! だーい好き」

ほむら(や、やったわ! まどかに大好きって言われた!)

ほむら(新世界万歳!)

QB「……全く、訳が分からないよ」

ほむら「家畜は黙りなさい」

QB「何故新しい世界でもボクだけが……」

男は赤ちゃんが一番偉いことなるのか

ざっまああああああああああああ

さやか「ああ……、なんでこんなことに……」

マミ「あ……」

さやか「なーんだ! 誰かと思ったらクズのマミさんじゃないですかー!」

マミ「さ、さやか様……」

さやか「またボッチが辛くて一人で廊下をうろうろしてたんですか?」

マミ「……」

さやか「返事は?」

マミ「……、はい。お、おっしゃる通り……です」

>>103
同年代の中での偏差値によって決定されるってことで

さやか「だよねー」

マミ「……」

さやか「あ、そうだ、あれやって! 別れの言葉!」

マミ「ら……、ラ・ヨダソウ……スティアーナ」

さやか「ぶはっwwwwwwww やっぱセンスやばいwwwwwww」

マミ「こ、これでも……一生懸命考えたの……馬鹿に、しないで……」

さやか「一生懸命考えてこれぇ!? あっははは、マミさんジョーク上手いなー!」

マミ「……」

さやか「あ、そうだ。あたしちょうどほむほむ神様への供物を買いに行くとこなんだ。
      マミもついてきていいよ」

マミ「わ、私は……」

さやか「つ・い・て・き・て・い・い・よ。ついでに資金援助なんかもしてくれるとありがたいなー」

マミ「分かり……まし、た……」

さやか「そういえばマミってさー。明日の土曜の予定ある?」

マミ「!! 何もないです! な、何かお誘いがありましたら、すぐにでもお受け―――」

さやか「だっよねーwwwwwwww マミに休日の予定があるわけないよねwwwwwwww」

マミ「え……?」

さやか「あ、もしかして遊びの誘いの前振りだと思った?
      そんな訳ないじゃん! マミみたいなキモい胸の奴と外歩きたくないよ」

マミ「キモい……胸……」

さやか「そんなふよふよ揺らしてさ。恥ずかしくないの?」

マミ「す、好きで大きくなった訳じゃ……」

さやか「あ、そうだ。ここでカッターシャツ脱いでよ」

マミ「え……?」

マミ「そんな恥ずかしいこと……」

さやか「できないの? 奴隷階級の分際で下民様の言うことが聞けないの?」

マミ「わ、分かり……まし、た……」

さやか「ふっ。無駄にでかい下品な胸。メス牛みたい」

マミ「う、ううぅ……」

さやか「あ、そうだ! 四つん這いになって牛の真似してみてよ!」

マミ「そ、そんな……、無理です……」

さやか「無理でもやれよ」

マミ「……」

マミ「もっ、もーもー……」

さやか「もっと上手くやれないわけ? それじゃ幼稚園児より大根だよ?」

マミ「もぉー……、もぉー……」

さやか「あー、そういえば演技力だけじゃなくて、言語センスも幼稚園児レベルだったね」

マミ「……」

さやか「ん? まだ牛の真似を止めていいって言ってないけど」

マミ「もう、許してください……」

さやか「は?」

マミ「お願いします……いじめないでください……お願いします……」

さやか「やだ」

マミ「……」

さやか「だってアンタ、以前は散々いばりちらしてくれたじゃん。その借りは返さないとね」

マミ「う、ううぅ……、もう、やだぁ……」

さやか「はーっ、仕方ないなあ。それじゃあ特別に、例のあれで許してあげるよ」

マミ「例のアレ……?」

さやか「おい、家畜。こっちにきな」

QB「……はい」

さやか「19秒か。遅っ」

QB「……」

さやか「まあいいや。さあ、マミ。家畜に跪いて足を舐めな」

マミ「え……?」

――――

まどか「ねえほむらちゃーん、私、プール付きのホテルが欲しいなぁ」

ほむら「分かったわ。後で手配しておく」

まどか「わーい! ほむらちゃん優しい!」

ほむら「い、いえ、当然のことよ」

まどか「それにしても、さやか遅いねー」

ほむら「何をしているのかしら……。ちょっと様子を見に行ってくるわ」

中沢「!! 皆、ほむほむ神様が動かれるぞ! 大至急、赤い絨毯を廊下に敷け!」

まどか(ほむらちゃん本当に凄い位置に上り詰めちゃったなぁ……)

まどか(そのほむらちゃんと仲良しの私も、結果的に凄い位置についたようなものだけど)

早乙女「ほむほむ神様、どうかお気をつけて」

ほむら「ええ。ありがとう、先生」

まどか「私も一緒についていこうっと」

さやか「さあ! 早く土下座しろよ!」

マミ「分かり……、ました……」

QB(マミ……)

さやか「ど・げ・ざ! ど・げ・ざ!」

マミ「……」プルプルプル

さやか「次は足を舐めろ!」







ほむら「それには及ばないわ」

さやか「なっ!? ほ、ほむほむ神様!?」

マミ「ほむほむ神様……」

ほむら「美樹さやか。あなた、一体何をしているの? 私のお茶を買うという約束は?」

さやか「……」

ほむら「あなたの処罰に関しては後から決めるわ」

さやか(しょ、処罰!? そんな……)

ほむら「まずは巴マミ。頭を上げて服を着なさい」

マミ「はい……」

ほむら「少しは差別される側の気持ちが分かったかしら」

マミ「よく、分かりました……本当にすみませんでした……」

ほむら「分かってくれたならいいのよ。私はあなたを許すわ」

マミ「ほ、ほむほむ神……様?」

ほむら「美樹さやかに比べれば、あなたの行いは幾分かましだったもの」

マミ「ありがとう……ございます……」

QB「あの、どうせならボクにも少しは優しくしてくれると……」

ほむら「家畜は黙りなさい」

ほむら「続いて美樹さやか」

さやか「……」ビクッ

ほむら「あなたは、そうね……」

まどか「ぜ・ん・ら! ぜ・ん・ら!」

さやか「ちょっ、まどか!?」

まどか「……呼び捨てしないでくれるかな、さやか」

さやか「あ、ま、まどか様……」

ほむら「まどかの言う通りね。まずは全裸になってもらいましょう」

さやか「う、うう……分かりました……」

さやか(恥ずかしい……、みんなが見てる……)

マミ「なんというか、特徴のない身体ね」

さやか「奴隷の……分際で……」

マミ「……」ビクッ

ほむら「次はどうしようかしら。確か私は……、フラダンスをさせられたのよね」

さやか「あ、ああ……」

まどか「あっわ踊り! あっわ踊り!」

http://www.youtube.com/watch?v=eLcxmMwXk0A

ほむら「そうね。全裸で阿波踊りしてもらいましょう」

さやか「そ、そんな! お慈悲を! どうかお慈悲を!」

さやか「これからは心を入れ替えます! ですからどうか!」

ほむら「……仕方ないわねぇ」

さやか(よし、やっぱちょろいわコイツ)






まどか「甘やかしちゃ駄目だよほむらちゃん!
      全裸でダブルピースさせられた時の屈辱を思い出して!」

ほむら「!!」

さやか「ちょっ、まどか!?」

まどか「ま・ど・か・さ・ま」

さやか「あ、ま、まどか様……」

ほむら「そ、そうだった……。そういえばそんなことをさせられたわね」

さやか「ああああぁ……」

まどか「あ、そういえばほむらちゃん! こんなこともあろうかと、私実はビデオカメラを持ってたの!」

ほむら「さすがはまどかね」

さやか「びでっ、ビデオカメラ……?」

まどか「そして更にほむらちゃん。実は私、こんなこともあろうかと、鼻フックも用意してたの!」

ほむら「鼻フック……、使えそうね」

さやか「も、もうそこらへんで……」

まどか「更に更にほむらちゃん! 実は私、薔薇を1輪持ってるの!」

ほむら「薔薇? それは一体どう使うのかしら?」

まどか「あのね。人間にとって一番恥ずかしい格好って、全裸じゃないんだよ。
      例えば、裸のまま肛門に薔薇を挿したら、全裸よりも恥ずかしいと思わない?」

さやか「ま、待って! 肛門に薔薇なんか挿したら……、
      恥ずかしいのもあるけど、棘が刺さって……」

まどか「何を言ってるの、さやか?」

さやか「え?」

まどか「だからこそ薔薇を選んだんだよ」

さやか「……」ジョワアアアアア

QB「!! さやかが漏らした! これじゃあ家畜以下だね!!」

ほむら「いいから家畜は黙ってなさい」

QB「……」

まどか「あーあ、床が汚れちゃった」

さやか「……」ポタッポタッ

まどか「おまけに下の毛からぽたぽたおしっこが垂れてて……、なんだか哀れ」

さやか「……」ポタッポタッ

まどか「ね、ほむらちゃん。まずはさやかに床をお掃除させてあげない?」

ほむら「掃除?」

まどか「うん。このままおしっこが広がったままだと、さやかも恥ずかしいでしょ。
      それを処理することぐらいは許してあげようよ!」

ほむら「……そうね。漏らしたのは自業自得とはいえ、そのぐらいのことは許してもいいかもね」

さやか「まどか……様……」

まどか「じゃあさやかちゃん。ほむらちゃんの許可も出たことだし、
      阿波踊りをする前に掃除していいよ」

さやか「ありがとうございます……」

まどか「あー、ちょっと、どこ行くの?」

さやか「え? 雑巾を取りに……」

まどか「は? なんで雑巾なんか使わせてもらえると思ってるの?」

さやか「……えっ?」







まどか「自分で漏らしたんだろ。飲めよ」

さやか「の、飲む……?」

まどか「うん。舐めて掃除すればいいと思うよ」

まどか「別に私だってさやかのことが嫌いな訳じゃないんだよ?
      でもさぁ……、先に私のことを裏切ったのはそっちだよね?」

さやか「え……?」

まどか「さやかがほむらちゃんに酷いことをする寸前のことを思い出してみて。
      さやかったら、親友の私にも命令できる立場にあるってことを、自慢げに語ってくれたよね」

さやか「あ、あれは……本気で言ったわけじゃ……」

まどか「じゃあ何? ほむらちゃんに恥ずかしいことをやらせるために、ほむらちゃんの優しさを利用したの?
      私を引き合いに出すことで、ほむらちゃんを突き動かそうと?」

ほむら「美樹、さやか……」

さやか「そ、そんなこと言ったってぇ……」

マミ「ほむほむ神様の優しさを利用するなんて……信じられないわ」

さやか「ち、違……」

まどか「見損なったよ、さやか」

さやか「まどか様……」

ほむら「あなたってそういう人だったのね」

さやか「う、ううぅ……」

QB(!! この流れに乗ればいける!)





QB「全くもう!! 君の行動は訳が分からないよ、美樹さやか!!!」

ほむら「家畜は口を慎んで」

QB「……」

まどか「さ、お話はこのぐらい。さっさと吸ってよ」

さやか「……じゅるっ、ずうううっ」

マミ「うわぁ……」

さやか「う、げほっげほっ!」

ほむら「むせてしまったの?」

まどか「全く要領悪いなあ」

さやか「うう……、う、じゅるっ、じゅるるっ」

まどか「ファイトファイトー」

さやか「じゅるっ、れろっ、じゅじゅる」

まどか「と、ここで薔薇の花を挿入!」

さやか「ひぁっ!? い、痛い! 痛い痛い!」

まどか「ふふっ。お尻に薔薇の花が咲いてるのって、思った以上に間抜け。
      ……あ、勝手に抜いたらひどいから」

さやか「うあぁ……、痛い、痛い……」

ほむら(まどかカッコいい……)

さやか「痛い……お尻、痛い……」

マミ「血が出てるわね……」

まどか「これは痔になるね」



「Kireji」


いつか君が アナルに灯す 真紅の薔薇が
菊を超えて


(中略)


切れ痔を 引き起こす
痛い




さやか「ううぅ……」

>>310

        ∧ /| __
     __..:::{>゙´: : : : : : : `ヽ-.、
    _//: : : : : : : : : : : : : : : : ∧∧
   `フ./.: : : : : : ;i : : : : : : : : : : {: :} ; ‐-.、     _/\/\/\/|_
   ,´: :i : : /!/|∨l: : :i!: : : : : : : : ;' : : : : : :`ゝ   \          /
.   i: :/: : :/yr=ミ:、.!: : j|:/i: ; :i: : : :! : : : : : : : !    <  ホムラチャン!  >
.  ノ 1 /: :i {_ヒri}゙ w//行ミt.:!: : : | : : : : : : : |   /          \
   {∧: :| ' ' ' ,   ゙:ヒrリ.》|: j-、; : : : : : : |`    ̄|/\/\/\/ ̄
.      Ⅵ\  {ニニニィ  ; /.ノ|/!:∧:ト、 j
          > ∨    } ノ /:'`ヽ、__′ i! .)' 
.         j _|_゙こ三/____/  `ヽ-、
          ヽ 〉:::::`x__x:´::::::::ヘ    ハ_
           }:::::::::::{::{:::::::::::::::::}    i / ` ‐ 、__     
          ∨;::イ|_|:|、::::::::::/ `ヽ__!、_     `Y
.           /`|:| |:|  ̄ ̄      `、‐、ノ   |
        /||'   !:! !:ト、             \}    ',

>>314-315

                           , <               \    /
                         /               、   \ /
                        /         /           \   y  Undariae
                    /         /、ヽ  ヽ     ヽ /  pinnatifidae
                      /  /     /  / / ヽ ',  ハ      ∨ augebunt!!
                      ,'   ,  i  i| ィ' / ` ', 丈 _ }!      i Tamen ineffabilem
                      , {  i  |ィ匕´イ/    ', ! ヽ`大ー i   |.. verum sentio!!
                    ハ  !  .! !| /レ       リ-マリ- ハ  |  ハ quando tantum
                   , 丶|、 ',  Ⅳル二'ー    ,. =="゙っリ / / |. caput meum
´  ̄ `ヽ        /⌒ヽ      !ト, ヽ 'ゎ" ̄゛         ハ/,//! forsan undariis
     ヽ     / .i! ヽ    ', , ヽ 、 ヽ//// ,  ////  'y ´/‐人 pinnatifidis tegi
      丶   ( r┬┬ァ)       \!`ー   _ -‐、  /_,.ィ―'´/\. perpetuo sit!!
    俺    丶.   )ヽニ-(       ゝ ' 、   ゝ   ノ   , イ し/ / \
..   は     ',  ( r┬┬ァ )        ` ー=≧=  ., ̄_,.  ´  」≧ヽ / / イ  \
   カツオ     ,   )ヽニ-' ( `          .二 = _ クfニ' v=ニ三" ハ_ ∨ / (
.   ブシ .     |.  ヽ || ノ      >―― --  _/r) ヽニr´_,.   ' `77ー-v
   だ      |.   ヽ||/       j` 二 r― ´ //,ィー-v‐r―‐-、  //    `ヽ
   !      |.     ||       く `ー/   , <. . ,-<ヽ´ヽ. . .`.ヽ/      ヽ
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さやか「はあっ、はあ、はあ……」

まどか「よく全部飲めたね……、ある意味で尊敬するよ」

さやか「……あんたが、飲めって言ったんでしょ」

まどか「ふーん、そっかぁ……」

さやか(あ、つ、つい勢いでとんでもないことを!)

まどか「ほむらちゃん、聞いた、今の?」

ほむら「え、ええ」

ほむら(まどかに見とれて聞いてなかったわ。どうしよう)

まどか「せっかくさやかちゃんの為におしっこを掃除する時間をあげたのに、
       そんな言い方することないよねえ……」

ほむら「そっ、そうよね! そう思うわ!」

まどか「まあでも、本人がおしっこを掃除するのが本意じゃなかったって言うなら、
      その意思は尊重してあげないとね」

さやか「い、いえ! おしっこを掃除させてくださりありがとうございました!」

まどか「反省してる?」

さやか「はっ、はい!」

まどか「じゃあこの場でオナニーして」

さやか「……えっ?」

まどか「一回イクまでだよ」

さやか「あ、え、お、おな……」

まどか「早く」

さやか「……」クチュクチュクチュ

まどか「こんな公衆の面前でオナニーできるなんて、凄い神経だよね」

ほむら(まどかがオナニーって言った! まどかがオナニーって言った!)

ほむら(何だかドキドキするわね……)

さやか「……ふぅぅ……」ピチャックチュゥ

まどか「イキそう? 気持ちいいの?」

さやか「はあぁ……」クチュックッチュ

まどか「そろそろだね」

さやか「く、ぅ……ぅ……」ピチャピチャッピチャ

まどか「はい、御苦労さま」

さやか「はっ……、はぁ……」

まどか「あーんまり気持ちよさそうだから、記念に一部始終をビデオに撮っておいちゃった」

さやか「……え?」

まどか「仮タイトル・変態女子中学生、白昼、学び舎での1人遊び。
      1枚300円ぐらいでならたくさん売れるかな?」

さやか「待ってまどか! お願い! それは止めて!」

まどか「呼び捨て? それが人にものを頼む態度?」

さやか「あ……、や、止めてください、お願いします……」

まどか「うーん。じゃ、土下座して」

さやか「しますっ! 土下座ぐらい何度でもします!」

まどか「わあー、凄い土下座」

さやか「こ、これで許してもらえますか……?」

まどか「やだ」

さやか「な、なんで……?」

まどか「土下座しろとは言ったけど、土下座したら許すとは言ってないもん」

さやか「そんな……」

ほむら(今の私ならまどかと結婚できるように日本の法律を変更できないかしら)

まどか「さて。それじゃあお待ちかねの阿波踊りかな」

さやか「う、くっ……」

ほむら(クールに計画を進める姿勢が素敵……)

まどか「マミさん。この鼻フック、さやかにつけてやってくれませんか?」

マミ「あ、はい!」

さやか「……後で覚えてろよ」ボソッ

マミ「っ!?」ビクッ

さやか「い、たぁ……」

まどか「わー! 鼻フック付けたさやかちゃんぶっさいく!」

さやか「……ぅぅ」

まどか「ほむらちゃん、ビデオカメラでさやかの阿波踊りを撮ってくれないかな?」

ほむら「ええ。構わないわ」

さやか「やっはり……、さつへいするのね……(やっぱり……、撮影するのね……)」

マミ(鼻フックで唇が持ち上がって発音が……)

まどか「それじゃいくよ! わんつー! わんつー!」

さやか「……」

まどか「はい、えーらいやっちゃえーらいやっちゃよいよいよいよい」

さやか「……」







上条「さやか? なっ、何をしてるんだい……?」

さやか「ひょうふけ!?(恭介!?)」

さやか「ほれはひはうの!(これは違うの!)」

上条「な、何を言ってるのかよく分からないけれど……、みっ、見なかったことにしておくよ」

さやか「まっへ! まっへ!(待って! 待って!)」










まどか「どんまい」

さやか「う、うあ、ううぅ、ううーっ……」

さやか「う、ぐすっぐすっ……、う、うう……」

まどか「さっきから泣きっぱなし。もう駄目かな、さやかも」

ほむら「美樹さやか……、さすがに哀れね」

マミ(後で私に八つ当たりしませんように! 後で私に八つ当たりしませんように!)








杏子「……おい、何してんだテメェら」

杏子「事情はよく分かんないけど、ひょっとしなくてもいじめだよな、こりゃ?
     ふざけんじゃねーよ。だっさいことしやがって!」

さやか「杏、子……、様?」

まどか「待って杏子ちゃん。状況を公平に判断するための資料があるの」

杏子「資料だぁ?」

まどか「このビデオ映像を見て!」

――――

さやか『はーい、まっぱ一丁あがりー』

ほむら『う……、くっ……』

さやか『あっははははっは! やっぱ胸ちっさ!』

――――

さやか『はい、笑顔でダブルチーズしてー』

ほむら『……。う、うあぁ、まどかぁ……』

さやか『笑えっつってんだろ。つーか、まどか呼び捨てにすんなよ』

ほむら『ぐすっ、ぐすっ……まどかぁ……』

――――

マミ『もう、許してください……』

さやか『は?』

マミ『お願いします……いじめないでください……お願いします……』

さやか『やだ』

――――

QB『あの、どうせならボクにも少しは優しくしてくれると……』

ほむら『家畜は黙りなさい』

――――

さやか『さあ! 早く土下座しろよ!』

マミ『分かり……、ました……』

さやか『ど・げ・ざ! ど・げ・ざ!』

マミ『……』プルプルプル

さやか『次は足を舐めろ!』

杏子「……」

さやか「……」

まどか「ね? これは一方的ないじめなんかじゃないんだよ」

杏子「……あ、ああ」

まどか「さやかちゃんはね、間違ったことをしたけど、きちんと自分で反省したの。
      そうして罪の意識を感じたから、贖罪の為に進んでこういうことをしてたんだよ」

さやか「えっ……?」

杏子「そうなのか……?」

さやか「え、えっと……、その……」

まどか「ねー、さやかちゃん」

さやか「あ、う、うん」

杏子「そっか……。それなら、あたしが止める筋合いは無いのかもな」





ほむら(どうして私がいじめられている時の映像まで記録されているの……?)

――――


プール付きホテル


まどか「はあっ、今日は色々あって疲れちゃったね」

ほむら「そ、そうね……」

まどか「あー、この高級クッキー美味しい! さすがほむらちゃんへの供物だね!」

ほむら「あの、まどか、一つ聞きたいことが……」

まどか「ん? なぁに?」

ほむら「どうして私の裸の映像が……、まどかのビデオカメラの中に入っていたの?」

まどか「……」

まどか「気になる?」

ほむら「えっ」

まどか「どうしても気になる?」

ほむら「あ、えっと、その……」

まどか「全てを失くす危険を冒してでも知りたい?」

ほむら「い、いいえ。やっぱり今の質問は取り下げるわ」

まどか「うん、それが賢いよ」

ほむら「……」

まどか「ほむらちゃんさえ変な気を起こさなければ、私はこのままの状況を維持していくつもり。
      これ、ほむらちゃんにとっても悪い話じゃないでしょ?」

ほむら「そう、かもしれないわね……」

まどか「鹿目まどかは、大好きなほむほむ神様のエッチな映像が欲しくて、思わずカメラに収めてしまった。
      こういうことにしておこう? そうすればずっと安泰だよ!」

ほむら「……」

――――


私の真の狙い、それは……



直接自分が注目を浴び過ぎることの無い形で、最高の権力を手にすること



表舞台に立つよりも、その方が気楽だからね
万一何かあった時は、適当にQBを言いくるめて秩序をひっくり返せばいいし
最悪、寄生する先を変えるという手もとれる





「まどか。私、まどかのこと、信じていいのかな……?」

「うん! ほむらちゃんが私のこと好きでいてくれるうちは、ね」

「そっか……。なら、ずっと信じる」

「ありがとう。そんなほむらちゃんが大好きだよ」



おわり

QB「僕と契約して魔方少女になってよ?」
少女「家畜と契約するわけないでしょ」ボグッ
QB「へぶっ!(なぜだか虐げられる度に不思議な気持ちになる…これが感情…?)」

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