一夏「・・・まっず」セシリア「えっ」(534)

一夏「・・・」

セシリア「えっ・・・い、一夏さんいま」

一夏「・・・これ味見したか?」

セシリア「味見?味見ってなんですの?」

一夏「・・・マジかよ・・・」

セシリア「えっと、あの・・・」

シャル「い、一夏!セシリアだって一生懸命作ったんだし」

一夏「一生懸命作ったらくそまずいもん人に食わせていいのか?」

セシリア「っ!」

一夏「味見も知らないで人に食べさせるとかなにがしたいんだよ・・・嫌がらせか・・・」

シャル「一夏!」

一夏「なんだよ」

シャル「セシリアは一夏のためを思って、料理をしたことないのに」

一夏「じゃあ食べてみろよ」

シャル「えっ」

一夏「だからシャルも食べてみろって言ってんの」

シャル「そ、それとこれとは話しが違うじゃないか」

セシリア「・・・・・・」

一夏「うわ・・・拒否った・・・」

セシリア「・・・グスッ・・・」

シャル「ち、違うよ!僕はただ、セシリアが一夏の為に作ったサンドイッチを勝手に食べるのは、どうかと思ったの!」

一夏「・・・」

セシリア「ヒグッ・・・ゥッ・・・」

シャル「・・・た、食べるよ!食べればいいんでしょ!」

一夏「あぁ」

シャル「じゃあ頂くねセシリア」



シャル「・・・・・・おぇっまずっ」ペッ

セシリア「うっ、うわああああああああああ!!」

一夏「ひどいな・・・まさか吐き出すとは思いませんでした」

シャル「あっ、ちがっ!」

セシリア「あああぁぁぁぁぁぁん!」

一夏「・・・・・・」

シャル「・・・なんだよ・・・僕が悪いんじゃないのに・・・」

セシリア「うううあああっ、うぐっ、あああ」

シャル「・・・のは・・・だよっ・・・」

一夏「・・・」

シャル「泣きたいのはこっちだよ!!」

シャル「なんだよもう!悪いのはこんな道端で犬が執拗に臭いを嗅ぐなんかよくわからない物体をミキサーでグチャグチに
してパンを浸したようなサンドイッチを作ったセシリアじゃないか!」

一夏「・・・なにもそこまで言わんでも」

シャル「だいたいどうやったらこんなまずい卵サンドが作れるの!?
こんなんだからイギリスは世界一のメシまず国家って言われるんだよ!」

セシリア「ひ、ひどいですっ、あああぁぁぁん!」

シャル「うるさい!メシマズは死んだらいいんだよ!!このメシマズキングダム!!」

一夏「この馬鹿野郎!」ベチン

シャル「いたっ!?」

一夏「シャル・・・見損なったぞ」

シャル「へっ・・・?」

一夏「なあシャル、シャルは料理を初めてやった時、うまくいったか?」

シャル「な、なんだい突然」

一夏「うまくいかなかったろ?」

シャル「いかなかったけど・・・当たり前じゃないか」

一夏「じゃあ、セシリアが失敗したのも当たり前じゃあないのか?」

セシリア「・・・グスッ・・・」

シャル「はっ!?・・・って、一夏だってまずいって言ったじゃないか!」

一夏「俺はまずいと事実を言っただけだ」

シャル「ぼ、僕だって事実を」

セシリア「・・・ヒグッ・・・」

一夏「俺のは評価で、シャルのはただの中傷だろ」

シャル「そんな!」

一夏「まったく・・・シャルがそんな奴だったなんて」

シャル「違うよ!だってセシリアのご飯がまずいから」

セシリア「・・・うっ、うぅ・・・」

一夏「確かにセシリアのメシはまずい」

セシリア「・・・うぁっ・・・」

一夏「でも、これからうまくなればいい」

セシリア「っ!」

一夏「セシリア」

セシリア「グスッ、は、はい」

一夏「料理を教わったことは?」

セシリア「あ、アリマセン・・・」

一夏「誰にも教わらないで作ったのか・・・そりゃああなるわけだ」

セシリア「・・・グスッ」

一夏「あぁもう泣くなって。卵サンドくらい簡単に作れるようになるから」

シャル「・・・なんだろうこの流れは」

セシリア「で、でも・・・世界一のメシマズ国家生まれですし」

一夏「気にすんなってそんなこと」

セシリア「でも・・・」

一夏「まだ材料は余ってるか?」

セシリア「たくさん余っていますけど、でも」

一夏「余ってんなら話しは早い。教えてやるからいこうぜ」グイッ

セシリア「へっ・・・?」

シャル「・・・なん・・・だと・・・」

シャル「な、なななんでそうなるの!?」

一夏「なにが?」

シャル「だ、だって、セシリアのご飯はまずいんだよ!?メシマズキングダム生まれだよ!?」

一夏「下手だから教えるんだろ?」

シャル「確かに」

一夏「じゃいこうぜセシリア」

セシリア「は、はいっ!」

シャル「・・・って待った!納得するところだったよ!」

一夏「なんだよどうしたんだ?」

シャル「なら僕にも教えてよ!」

一夏「シャルに?」

シャル「うん」

一夏「なんで?」

シャル「なんでって、セシリアに教えるなら僕にも」

一夏「シャルのご飯は今のままですごく美味いぞ?」

シャル「えっ・・・ほんと?」

一夏「あぁ、すごく美味いよ」

シャル「えへへへ」

一夏「んじゃ行くかセシリア」

セシリア「はいっ!」

シャル「いってらっしゃーい」


シャル「・・・ん?」

第一部完!

一夏「・・・ふぁ・・・ん?」ゴソゴソ

ムニュッ

一夏「この柔らかい感触は・・・」

ラウラ「ん・・・んぁ・・・うぅ・・・?」

一夏「ら、ラウラ!?」ガバッ

ラウラ「ふぁ・・・なんだ?」

一夏「ななななんで服を、いつも言ってるだろ!」

ラウラ「夫婦なんだからいいじゃないか」ギュッ

一夏「いやだからそんな」

ガチャッ

箒「いつまで寝てるんだいち・・・」

一夏「・・・」

ラウラ「・・・」ギュッ

箒「いちかぁあぁあああこの不埒ものがぁーーーー!!!」

一夏「待て箒はなしを」

箒「問答無用だあああ!!」ビュッ

ゴキッ





一夏「・・・いってぇなぁ・・・」

一夏「あぁくそっ・・・血が・・・」ダラダラ

箒「ふ、ふんっ!お前が朝から不埒な行為に及んでいるのが悪いんだ!」

一夏「・・・っつー・・・ティッシュ取ってくれラウラ」

ラウラ「大丈夫か?」

箒「まったく、お前はいつもいつも、学生が神聖な学び屋でそんな」

一夏「ちょっと切れただけだと思う」

ラウラ「保健室にはいくか?」

一夏「あぁ」

箒「あ、朝から女生徒とは、はは裸で・・・聞いているのか!?」

一夏「・・・あぁ?」

箒「うぐっ、な、なんだ、そんな顔で睨んだところで怖くなんかないぞ!」

一夏「はぁ・・・ラウラ、保健室行ってくるからな」スタスタ

ラウラ「わたしも行くぞ」バッ

一夏「服を着ろ服を」

箒「おい待て!さっきからわたしのことを無視してどういうつもりだ!」

一夏「・・・警備員でも呼んで欲しいのか?」

箒「警備員?」

忙しい

一夏「警察呼んでもいいくらいだと思うけどな」

箒「な、なんだ、なにを言って」

一夏「・・・例えばだ。部屋にいきなり他人が入ってきて、木刀を振り回したとする。それで木刀で頭を殴られて怪我をしたら、その部屋の住人はどうする?」

箒「・・・そ、そんなこと」

一夏「警察呼ぶだろうな。それでその木刀を振り回した人間は暴行罪で捕まり、刑務所に入る」

箒「それはそうだが・・・今は、一夏が悪いんだぞ!」

一夏「俺が?」

箒「そうだ!学校で女をべ、べべベッドに連れ込むなんて言語道断だ!」

一夏「じゃあ言わせてもらうけどな、いきなり」

箒「う、うるさい!男のくせに言い訳するな!」

一夏「木刀振り回して人の頭殴るのが女のすることなのか!?あぁ!?」

箒「っ!・・・で、でもお前が」

一夏「朝起きたら隣に裸のラウラがいた。俺はその素行を注意した。
そこに勝手に部屋に入ってきたお前がいきなり説明も聞かずに木刀を振り回して襲ってきた。
俺のどこに非があるって?」

箒「ぅ、うぐっ」

一夏「不埒だなんだと言うけどな、勝手に人の部屋に入っていきなり殴りつけるのは人の道に反しないのか?」

箒「だって、一夏が」

一夏「呆れたな、まだ言うか」

一夏「そもそもなんの権限があって俺の素行だなんだと言ってくるんだ?何様のつもりだよ」

箒「わっ、わたしは・・・幼なじみ、だから」

一夏「幼なじみならプライベートに干渉して気に入らないことがあれば木刀で殴り掛かっていいってのか?どこの暴君だ」

箒「だって・・・グスッ・・・ヒグッ・・・」

一夏「・・・はぁ・・・泣くなよ」

箒「ぅっ・・・ない、泣いてっ、ヒグッ、ないっ」

一夏「はぁ・・・」

箒「ぅっ・・・ぁぅっ・・・」

一夏「うおっ」フラッ

一夏「マジで保健室いったほうがよさそうだな・・・ラウラ」

ラウラ「なんだ?」

一夏「もしかしたらホームルーム遅れるかもしれないから、そん時は山田先生によろしく」

ラウラ「わかった」

一夏「じゃっ」フラフラ

箒「・・・って・・・」

一夏「・・・ん?」

箒「ご、ごめっ・・・ごめんなさい・・・グスッ・・・」

一夏「なんか言ったか?」

箒「ごめんっグスッ、なさい!」

一夏「で?」

箒「・・・ゆ、許してっ・・・く「嫌に決まってんだろ」

箒「・・・えっ・・・?」

一夏「一応大丈夫かとは思うけど、治療費掛かったらそれはあとで請求するから」

箒「えっ・・・えっ?」

一夏「幼なじみのよしみで慰謝料は勘弁してやる。じゃあな」

箒「なに、言って・・・待って一夏、いかないで」

バタン

箒「一夏・・・一夏ぁあああああああああ!!!」

第二部完!とりあえずメインヒロイン全員出たしどうすっかな

セシリア「ふんふーん♪」

セシリア「ふふんふーん♪」

セシリア「ふんふーんふふんふーん♪」

セシリア「ふーんふんふーんふふん ふーんふんふーん♪」

セシリア「よしっ。お味は・・・美味しい!」

セシリア「これなら一夏さんも喜んでくれますわ~♪」

ガラッ

シャル「あっ」

セシリア「あっ・・・お、おはようございますシャルロットさん」

シャル「・・・おはようセシリア」

セシリア「・・・・・・」

シャル「それ」

セシリア「な、なんですの?」

シャル「一夏にあげるの?」

セシリア「え、えぇ。昼食をご一緒しようかと」

シャル「ふーん・・・僕も一夏にお弁当を作ってあげようと思ってね」

セシリア「そ、そうなんですの。では私はこれで」

シャル「うん・・・あ、そうだセシリア」

セシリア「はい?」

シャル「一夏、どっちの料理が美味しいって言うかなぁ」

セシリア「そ、それは一夏さんでないと・・・では」



セシリア「今日はオムライスに挑戦してみましたの。よろしければ食べて頂けますか?」

一夏「味見した?」

セシリア「ちゃんとしました!もうっ!」

一夏「ははっ」

シャル「僕はビーフストロガノフを作ってみたんだ。さっきまで煮込んでて熱々だし、パンも焼きたてだよ」

シャル「食べてくれる?一夏」

一夏「もちろん。これは美味しそうだな」

シャル「ふふっ、冷めないうちにどうぞ。冷めないうちに、ね?」チラッ

セシリア「・・・」

一夏「それじゃまずシャルのから・・・」モグ

シャル「・・・」

一夏「美味い!これは美味い!」モグモグ

シャル「良かった~」フヒュゥ




一夏「美味しかった・・・ふぅ」

シャル「ふふっお茶どうぞ、頑張って作った甲斐があったよ」

一夏「ほんとに美味しかったよ。シャルは流石だな」

シャル「えへへへへ」

一夏「次はセシリアのだな」

セシリア「えっ、あ、あの私は」

一夏「ん?」

セシリア「シャルロットさんみたいに上手じゃありませんし、今日は」

一夏「シャルのが上手なことなんて分かりきったことだろ?なにを今更」

シャル「えへへへ」

セシリア「あぅ・・・」

一夏「いいからくれよ、ほら」

セシリア「うぅ・・・」

一夏「・・・」モグモグ

セシリア「・・・」

シャル「・・・」

一夏「・・・卵が固いしチキンライスもところどころ焦げてるな・・・卵の殻まで」

セシリア「も、申し訳ありません・・・」

シャル「しっ!しっ!」ガッ

一夏「でも、なんか美味いな・・・なんだろ」

セシリア「へっ?」

一夏「俺、母親いないから分からないけど・・・こんなんが母さんの味なのかな?そんな感じがする」

一夏「とにかく、美味しいよ」ガツガツガツ

セシリア「・・・一夏さん・・・」

シャル「・・・・・・」




一夏「ふぅ・・・ちょっと食べすぎた」

セシリア「お粗末さまでした」

一夏「ごちそうさまでした」ゴロン

セシリア「食べてすぐ横になると牛になってしまいますわ」

一夏「牛かぁ・・・牛ぃぃぃぃ」

セシリア「ふふっ、なんですのそれ」

一夏「牛の真似」

セシリア「似てませんわ」

一夏「自信あったのに」

セシリア「ふふっ」



シャル「ちょっと待った僕もいるよ!なにこの空気!」

一夏「分かってるよ」

セシリア「むぅ・・・」

シャル「一夏!」

一夏「な、なんだ?」

シャル「どっちの料理が美味しかった?」

一夏「どっち?」

シャル「僕とセシリアだよ!」

一夏「そりゃ分かってるよ・・・そうだな、考えるまでもない気がするけど」

シャル「・・・」ゴクリ

セシリア「・・・」ゴクリ



一夏「シャル」

シャル「へっ」

セシリア「えっ」

シャル「ほ、ほんと?」

一夏「あぁ」

シャル「やった!・・・えへへへ」

セシリア「こ、ここは私の名前を挙げる流れではありませんの!?」

一夏「いや、普通にシャルのが美味かったし」

シャル「へへへへ~」

セシリア「うぅっ・・・」

一夏「そりゃそうだろ、シャルのレストランで出されても文句のないビーフストロガノフと」

一夏「セシリアの殻入りオムライス。比べるまでもない」

一夏「まだセシリアの料理は人と比べる段階じゃない。調子に乗ったらダメだぞ」

セシリア「申し訳ありませんわ・・・」

シャル「へへへー」

一夏「じゃあ夜にでも練習するか」

セシリア「えっ」

シャル「へっ」

一夏「料理はやらないと上達しないからな、嫌ならいいけど」

セシリア「やります!是非やりますわ!」

一夏「じゃあまた今日の夜に」

セシリア「はいっ!」

シャル(またこの流れか・・・しかし、同じ轍を踏む僕じゃないぞ!)

シャル「一夏!」

一夏「ん?」

シャル「僕もセシリアに料理を教えるよ!」

セシリア「け、結構ですわ!」

シャル「そんなこと言わずに、是非セシリアに料理を教えたいんだ!今日は夜にやることがなくて困ってたし、是非ね!・・・・ダメ?」

一夏「そこまで言うなら・・・」

シャル「うん!」

セシリア「くっ・・・」

一夏「楯無さんの訓練は断るつもりだったけど、シャルがセシリアを見てくれるならお願いするよ」

シャル「・・・んっ?」

一夏「よかった・・・断ると楯無さんあとで怖いからなあ。助かったよシャル!」

シャル「えっ・・・うん」

一夏「シャルの腕前なら信用出来るからな。セシリアも、ちゃんとシャルの言うこと聞くんだぞ?」

セシリア「え、えぇ・・・」

一夏「じゃ、そういうことで。ちょっと午後の授業の前に寄るところあるから先いくな」




シャル「・・・なんかごめんね」

セシリア「・・・いいんですの」

シャル「・・・頑張って教えるよ」

セシリア「・・・お願いしますわ」

バーン!

鈴「一夏ぁ!酢豚作ったんだけど食べない?」

シャル「誰?」

セシリア「さぁ、誰ですの?」

鈴「なによ喧嘩売ってんの?」

セシリア「教室、戻りましょうか」スタスタ

シャル「そうだね」スタスタ

鈴「おーい、なによ・・・」

鈴「えっ・・・あれ?出番これだけ!?」

鈴「待ってよセシリア!わたしの出番これだけ?なんで!?」

セシリア「2組だからじゃないんですの?」

シャル「2組だからだね」

2組「なによそれ!ちょっ、待って!待ちなさいよー!!」


劇終!

僕はシャルロット・デュノアちゃん!

終わったスレはさっさと落としてくれよな

だから終わりだって
なんで終わったスレを保守するかな。落としてくれよ。

一夏「ったく、ホントにいつまで経ってもセシリアの料理の腕は上達しないな」

セシリア「あっあの…その…申し訳ございませんわ…」

一夏「やる気あんの?」

セシリア「す、すいません…うっうっ」 グスグス

一夏「何泣いてんの?」

セシリア「ご、ごめんなさい…」

一夏「どうしようもない奴だな、お前は……出来るまで特訓だな、こりゃ」

セシリア「えっ?」

一夏「聞こえなかったのか?特訓だ…いいな?」

セシリア「は、はい!!」

こういう続き頼む

一夏「なあ、セシリア・・・お前、もしかして嫌がらせなのか?」

セシリア「あら一夏さんったら、わたくしちゃーんと料理の練習してきたんですのよ?」

セシリア「そりゃ、最初は酷いものでしたけれど・・・毎日勉強してますのよ」

セシリア「まだこんなものしか作れませんけど・・・今度のはちゃんと友達に味見も」

一夏「その友達が気を遣ってるのわからないのか?友達にまでこんなもの食わせやがって・・・」

ポイッ グシャアアアッ

セシリア「・・・え」

一夏「お前、自分の作ったモノがどんな味か自分でもわかってないんだろ?」

一夏「さすがイギリスでまずい飯食って育っただけあるなぁ、ほんと」

セシリア「そんな・・・わたくし、ちゃんと他の人にも味見を」

一夏「専用機持ちのお前にマジな意見言える奴なんかいるかよ。もう2度と作ってくるなよ」スタスタ

セシリア「・・・」ヒョイ パクッ

セシリア「うん・・・おいしいですわ・・・ううふ・・・っ・・・ひっく・・・ひっく・・・」

セシリア「もっとちゃんと練習してから、食べさせてあげれば・・・こんなことには・・・」ポロポロ

こういうポイグシャスレかと思ったのに・・・期待して損した

一夏「……やっぱりまずいな」

セシリア「で、ですわよね……」

シャル「い、一夏! 僕のつくったのを食べてみてよ!」

一夏「あ、あぁ。……ん、うまい! シャルは料理が上手だなぁ」

シャル「えへへ~」

セシリア「うぅ……」

一夏「でもセシリアは子作りが誰よりも上手だしな」

シャル「えっ」

セシリア「い、一夏さんたら人前でそんなことっ!///」

一夏「セシリアのアレは綺麗に盛り付けられてるし、味だって最高級、よく締まっているし、歯ごたえだって凄い」

セシリア「は、恥ずかしいですわ……///」

シャル「」

一夏「よし、デザートにセシリアを食べちゃおっかな」
ぱくっ

セシリア「ひゃんっ/// いちかさぁんっ! み、耳はだめれふわぁっ、あんっ……///」

シャル「」

みたいなのを想像したところで俺は大根とにんじんと納豆買いにいってくる

>>466
帰ったら続きよろしくな

シャルロット「あ、一夏ー!」

一夏「おう、シャル」

シャルロット「あ、あのね・・・一夏いつも学食だから、栄養偏ると思ってね、
         ボク、お、お、お弁当作ってきたんだよ///」

一夏「ふ~ん」パカッ

シャルロット「えっとね、ちょっと早起きしてがんばってみたんだよ//
         これはボクがお母さんから教わったりょうr」

一夏「・・・ウザ」ポイ グシャ

シャルロット「・・・えっ・・・えっ?」

一夏「最近なんか馴れ馴れしいと思ってたけど、なんか勘違いしてねえ?誰も頼んでねえよ」
 あーこれだから嫌なんだよね。勘違い女って。」

シャルロット「ボ、ボクはそんなつもりじゃ・・・ただ、一夏と一緒に」

一夏「それが勘違いだっつってんの。俺はお前なんかとメシ食いたくねえよ。
 それに俺チーズ嫌いなんだよね。ちゃんと食べて欲しいならそういうの調べておくもんだろ?
 何、お前は俺にこれ食ってゲロでも吐いてろっての?まぁこんなゴミ食ったら嫌でも吐くけど」

シャルロット「・・・ッ。・・・ご、ごめん。つ、次からは、気をつけ・・・」

一夏「いや二度と作らなくていいから。んじゃカップ麺食ってくるわ。そのゴミ片付けとけよ」テクテク

シャルロット「う、うん、ごめんね、一夏・・・・・・・・・・・・う、うぁ・・・うわぁあああん」ポロポロ

既出ネタをわざわざ名前を変えて書き込み…

>>487
あれ書いたの俺

一夏「悪い、聞こえちゃったか…正直な。まあ…まずかった、かな…」

セシリア「そうですか…ご、ごめんなさい一夏さん…」

一夏「あー…いや…」

セシリア「…お下げしますわ。わ、私…代わりの食事を買って参りますわねっ」

一夏「えっ?食うよ…折角お前が用意してくれた昼飯なんだから…」

セシリア「いいえ…いいえっ!さあ一夏さん、そのサンドイッチの余りをこちらへ渡してくださいっ」

一夏「く、食うよっ!腕を引っ張らないでくれ!」

セシリア「もういいんです、さあ早くこちらへ渡してくださいっ(私、このままでは惨めで泣いてしまいますわ…)」

一夏「離せよ、食えないだろ?ほら早く……あっ?(セシリアの指…こんなに絆創膏が巻いてある…)」

セシリア「渡して…渡してくださいっ…ううっ…」


鈴「いーちかっ!セシリアー!」


一夏&セシリア「鈴(さん…)?」

鈴「ん?サンドイッチ?一口もーらいっ♪」

セシリア「あっ!り、りりりっ…鈴さん!(一夏さんの食べかけを…!)」

鈴「…んぐんぐ」

鈴「…」

セシリア「う~~…」

鈴「…美味しいっ!これ、むっちゃくちゃおいしー♪」

一夏&セシリア「………えっ?」

鈴「もっと無いの?」

セシリア「…ぁっ…あの、こちらのバスケットに入っています」

鈴「ふーん、ねえ頂戴っ?」

セシリア「わ、私は構いませんけど…(味見でお腹もいっぱいですし…)」

鈴「あんがとねっ♪一夏はもういらないの?」

一夏「お、俺…?…あー…うん、いらないかなぁ…」

鈴「へー…じゃあいただきまーすっ♪…んむんむ、ん~~っ♪」

セシリア「…(どういう事ですの…?)」

鈴「ん~、こっちのたまごサンドも食べてみようかな。んむんむ…」

セシリア「…ど、どうですか…?」

鈴「…んぐっ!??」

一夏「マズかったのか?」

セシリア「そんな…」

鈴「ん~~~!??ん~~、んん~~!!」

セシリア「お、お水ですのっ?大変っ、さあ鈴さんこれで流し込んで…!」

鈴「…ごくごくっ…ぷはっ…はあ、はあ…ありがと、セシリア」

セシリア「い、いいえ…」

鈴「このたまごサンドも、すっごく美味しいよ!」

セシリア「…えっ?」

鈴「こんなに美味しいサンドイッチなら、いくらでもお腹に入っちゃうわねっ♪」

セシリア「…そ、そうでしょうか…」

鈴「そうだよっ♪」

セシリア「…あ、ありがとうございますっ!」

鈴「…?…あ…その指の絆創膏、もしかしてこれを作った所為で…?」

セシリア「…あっ、こ、これは…!」

鈴「どうなの…?」

セシリア「……うう、お恥ずかしい限りですわ…」

鈴「…手ぇ貸してっ」

セシリア「きゃっ…」

鈴「こんなに傷付けて…一生懸命作ったのね」

セシリア「…そ、そんな事…こ、これはその…そうっ、訓練の時に…!」

鈴「……まあ、そういうならそれでもいいけどさ…?」

セシリア「う、うう…」

鈴「…頑張ったんだね。セシリアえらいえらい…」

一夏「(…頭なんて撫でて。まるでガキ扱いだな…)」

セシリア「…り、鈴さん…」(トクン…)

鈴「セシリアの髪はサラサラで良い匂いね」

セシリア「…な、何をっ…」(トクン…)

鈴「(…セシリアを見てると何だか、胸の中があったかい感じになるわね)」

セシリア「や、やめてくださいっ、私…私ちょっと体の具合が…何だか胸が熱く…」

鈴「え…?へ、へーきっ?保健室行く?」

セシリア「そ、そうします…」

鈴「一緒に行こう?」

セシリア「そ、そんなっ。ひとりでへいきです…!じゃあ、私これで失礼しま…きゃっ!」

鈴「わっ!?危ないっ…!」


ムニュン…


セシリア「う、うう…(立ちくらみが…私、私いったいどうしてしまったんですの…)」

鈴「む~っ…む~っ!」

セシリア「きゃっ…!ご、ごめんなさい鈴さんっ」

鈴「…む~っ…んっ…(…セシリアの胸、やわらかくて気持ち良い…)」

セシリア「…んっ…り、鈴さん…くすぐった…ぁっ…」(ドキドキ…)

鈴「…!っ…ぷはっ!…ご、ごめん…あっ?」(トクン…)

セシリア「え…?…あっ!(鈴さんのお顔がこんなに近くに…)」(どきん…)

鈴「セシリア…セシリアの顔、綺麗だね……(あ、あれ?私何言ってるんだろ…)」(ドキドキ…)

セシリア「…あっ、いいえ…あの…鈴さん、の…方が綺麗です…(私…私まさか鈴さんの事が…)」(ドキドキ)

一夏「お前ら大丈夫か?」

鈴「ほ、保健室行こ?心配だから…お願い」

セシリア「…わ、わかりました…ごめんなさい鈴さん…」

鈴「ううん…一人で歩ける?」

セシリア「…は、はい…」

一夏「俺が手伝おうk」

鈴「手、繋ごう…?」

セシリア「…そ、そんな…恥ずかしいですわ…」


ぎゅっ…


セシリア「あっ…!」

鈴「怪我してる部分は持たないからさ、ほら手首のとこだよ…?」(ドキドキ…)

セシリア「…り、鈴さん…」(ドキドキ…)

みたいな感じがいいです

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