露伴「岸部露伴の楽しい木造建築」 (28)

露伴「仗助のいざこざで家が燃えてからずいぶんたつなぁ、そろそろリフォーム完了してると思うんだが…」

アキチーン

露伴「ひどくこざっぱりしてるー!!」ヒエー!



露伴「おいまて大工、全然出来てないじゃないか、全然できておまんへんがな」

大工「あ、岸部さん、なに弁ですかそれ」

大工「工事ならまだまだかかりますよ、岸部さんなんだかんだで僕一人しか雇ってないじゃないですか」

露伴「いいだろべつに」

大工「いいですけどあと三十年はかかりますよ」

露伴「だが断る」

大工「言いたいだけですよね」

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露伴「困るぞそれは!!せっかく自慢しようとして変な頭の仗助に招待しちゃってるのに!!」

~仗助宅~

仗助「ほげええ!変なヘアバンドの露伴からラインがきた、ほげええ!」

露伴『ハンバーグ頭の仗助へ

新しい家ができたぞー、ざまーみろー
康一君をさそってこーい
良い康一君をさそってこーい

PS
オールスターバトルで熱帯をやるとラグがひどい』


仗助「むかつく…!」

仗助「でもいかないとおこるしなー、パッと見て帰ろう」



露伴「仗助が来る前になんでもいいからたてるんだ!!はやくしろ!!」

大工「何でも良いんですか!?」

露伴「いいからはやく!!」


翌日



仗助「めんどくせぇなー、二秒くらい見て帰ろう」

仗助「あ、ていうか康一忘れてた」

仗助「まぁいいか、この辺の蛙とかバッタで、案外康一と見間違えるかもしれないしな」

仗助「それにしても全然つかないな、どこにあるんだ新しい家」


鉄塔(岸部露伴宅)

仗助()

仗助「信じねぇぞ…!このいつぞやの鉄塔が露伴の家なんて…!ここに露伴がいたら信じるしかないけど…!」

露伴「…」カリカリカリカリカリ

仗助(いたぁーー!外で漫画書いてるー!!ていうか原稿の位置ひくぅぅぅ!)

露伴「やっときたのか、待っていたぞ、原稿書きながら」

仗助「かけてなかったっすよ!?」

露伴「とりあえず入りなよ、新築だから汚すんじゃないぞ」

仗助(新築もくそも鉄塔だろこれ)

露伴「おっとまった!!康一君は連れてきたんだろうな?」

仗助「あ、やっぱりいります?」

露伴「いりまくるわ!康一君もなしに家に入ろうなんて図々しいにもほどがあるぞ!」

仗助「じゃあこの袋に」

露伴「こちとら康一君だけが楽しみで…」ゲコッ、ピョンッ

露伴「おまえぇ……」

仗助「露骨にがっかりしてる!!」

仗助「いや、すいませんて露伴先生…」

露伴「蛙ってお前…バッタってお前…!」

仗助「んなことより良い家っすね、開放的で」(もはや家でもねーけど)

露伴「そんなにいいかい?」キラーン

仗助(あ、きげんなおった)

露伴「お前なかなか家を見る目があるな」

仗助「家ってか鉄塔っすけどね」


露伴「あ、お菓子食うか?ほれ岸部クッキー」

仗助「いやいらないっすけど…って臭っ!!なんかも臭っ!!」





露伴「なんだようまいのに…」ムッシャムッシャ

露伴「マズー!!!」

仗助「しかも不味いのかよっ!!」

露伴「インクとコーヒーが混ざった味がする…仗助、あそこにあるお茶とってこい!」

仗助「えー…俺お客さんっすよ?」

露伴「ほざくなよ、僕は岸部露伴だぞ」


仗助「なんだよ偉そうに…」

露伴「売れっ子だもん」

仗助「鉄塔なのにわりと広いな…ていうかお風呂場と言い張った川がある、ちょっと覗いてみよ」ガチャ

チープ・トリック『東方…ノリスケ!』



仗助「先生ー!!先生ー!!川に変なスタンドがーー!!」

露伴「あぁ、あれはチープ・トリックだよ、チープ・トリックにはお前のこと伝えてあるぞ」

仗助「ノリスケって言われぜ俺!!?」

露伴「お前の名前わかりにくいんだよぉぉぉ!!」

仗助「わかりやすいだろ!!!縮めてジョジョになるんだから!!」

露伴「いいからさっさとお茶寄越せよこのお茶頭!!」

仗助「誰がお茶頭だチクショウ…クレイジーダイヤモンド!」ドラァ!

仗助「はいお茶」ヒトデゴトンッ

露伴「猛烈に湯呑み変形されてるーー!!!」



露伴「さすがは東方仗助…露骨に嫌がらせをしてくる…!」

仗助「じゃあ俺帰るんで」

露伴「え、もうかえるのか!?」

露伴「泊まっていきなよ、布団だってあるんだぜ、ちょっと変な臭いするけど」ビローン

仗助「泊まんないっすよってもう臭い!!!近づけんな!」

露伴「いいだろ、実は僕枕投げするのが夢なんだよ、一生のお願いだからさー」

仗助「いやっす」

露伴「ヘブンズドアー!!!!」

仗助「強行手段に出やがった!!」

露伴「『岸部露判と枕投げをしなければ帰れない』とかいた…これで貴様は枕投げをしなければ帰れないぞ!」

仗助「じゃあその枕貸してくれよ」


露伴「ほらよ」ポスッ

仗助「ドラッ」ポスッ


仗助「じゃあ俺帰るんで」

露伴「まてぇぇぇぇぇぇ!!!!」

露伴「どこの世界に一往復で終わる寂しい枕投げがあるってんだぁぁぁぁ!!!こちとら精神力使ってスタンドまで使ってんだぞぉぉぉ!!」ドカァッ!

仗助「ぐおっ!!ペン先で殴られた!!!」


仗助「じゃあわかったっすよ、これで最後っすよ」

仗助「ドラァ!!!!」


露伴「メメタァ!!!」カエルドゴォ!!!

『今日のカエル

ヤドクガエル

波紋いり』







露伴「許さんぞ東方仗助…そっちがその気なら僕だって…!」

露伴「思いしれ!!!ペン先マッスルアタック!!!」ヒュンッ!!

仗助「あぶねっ」ドラッ、カキーン


露伴「ひえええええ!!!」ザックゥ!!!


露伴「許さん…もう許さんぞ東方仗助…!!」

仗助「今のはあんたの自業自得だろ?」(頭にペン先が刺さってる…)

露伴「黙れ!!!僕の漫画に自業自得なんて言葉はない!!!」

仗助「なんて自分勝手な漫画だ!!」

露伴「自分勝手なんて言葉もない!!」

露伴「くらえぇ!!超必殺!『ピンダーダークアタック!!!』」

仗助「暴れないでくれこんか鉄塔のなかで!!!」





露伴「大人気漫画の重みをしれぇぇぇ!!!!」

仗助「ドラッ!」

露伴「避けられた!!?」

露伴「ていうか背中いたッッッ!!!!!」ビターン!!

露伴「ついでに鉄塔への攻撃芽跳ね返ってきて頭にネジ当たってイター!!!!」ガスガスガス!!!


グラグラグラ…!

仗助「え!?なんか揺れてる!!?」

露伴「しまった!!実はこの鉄塔ある人から借りたものでさっきみたいにダメージ反射するんだよ!!!」

仗助「俺たぶんソイツ知ってます!!」

露伴「クソッタレ!!!こんなことならお前なんかに伝説の技を使うんじゃなかった!!!」

仗助「んなことよりはやくなんとかしねーとネジだのボルトだのが飛んできて…!」

ヒュンッ!!!!!!!!!

仗助

莉怜勧

莉怜勧

もーすぐおわりのにバグるというアクシデント

莉怜勧

仗助「ネジがぁぁぁぁ!!」

露伴「うわぁぁぁぁぁ!!!」


ーーーー

露伴「仗助…僕、ガンバって新作書くよ」

露伴「それでまたヒットさせてみせるんだ」

仗助「露伴先生…」

仗助「俺が家、直しますよ」

露伴「頼む」


最後でバグるというアクシデントにあいましたがなんとか終われました

次は吉良とかでかきたい

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