アンヘル「なぁゼノフォン」ゼノフォン「なんだい、アンヘル」(2)

アンヘル「小説版と本編の設定が食い違ってないか?」

ゼノフォン「確かにそうだね」

アンヘル「じゃあ例を上げよう。巨人が『壁』を壊して入って来たのは本編の1巻だよな」

ゼノフォン「そう、だからこそエルヴィン団長は女形の捕獲を一部の調査兵にしか伝えなかった」

アンヘル「だけど俺達の時代でも『巨人』は『入ってきた』よな?」

ゼノフォン「そうだね...コリーナも死んだ」

アンヘル「大事件だよな、これ。だけどエルヴィン団長はこの事件を考慮しなかった」

ゼノフォン「もしかして巨人のスパイも入ってきたのかもしれないのにね」

アンヘル「これだけじゃないぜ...確か」

キュクロ「俺達は『猿』ってからかわれた筈なのにエレン・イェーガーは『猿』を知らなかった...とか、か」

ゼノフォン「うわっ!?ビックリした...!ってキュクロ君、君ね婚約者ほっぽりだしてなに言ってんの?」

キュクロ「...からかうな」

アンヘル「ほう...君が『初めて立体機動装置で巨人を倒した』っていうキュクロ、か」

キュクロ「ゼノフォン、コイツは?」

ゼノフォン「コイツは?って...立体機動装置の開発者で私の親友アンヘルですよ!!前に一回説明しましたよね...?」

キュクロ「アンタがそうか...」

アンヘル「おう、よろしくな」

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