ジェリド「カミーユか・・・変わった名前だな」(800)

立ったら書く

カミーユが男の名前で何が悪い!!!

カミーユ「僕の名前がなんだっていうんです!カミーユが男の名前ってのが、そんなにおかしいんですか!」

ファ「カミーユ!何やってるの!?」

ジェリド「(こいつ、ティターンズにつっかかってくるとか正気か?
     本当は女の名前みたいでキモイなって思ったけどキチガイは厄介だし黙っとくか)」

ジェリド「いや、珍しい名前だと思っただけさ、それだけだ。他意はない」
     
カミーユ「それでもわざわざ口に出して言うことは無いでしょう!
      本当はカミーユが男ってのが変だと思って、それが漏れちゃったんじゃないんですか!?」
       
ジェリド「(どんな言いがかりだ・・・・・これがスペースノイドか・・・・仲間もいるし、いざとなったらMPを呼べばいい
     どうせスペースノイドだし適当に殴って追い払うか・・・?)」

ティターンズA「おいジェリド中尉、どうしたんだ?何か揉めてるのか?」
        
カミーユ「何ですかあなた達は!他人が口を挟むことじゃないでしょう!」

ファ「ねえカミーユ、お願いだから謝って!」

ティターンズB「どうやら変な奴にカラまれてるらしい、ティターンズに喧嘩を売るとはこのガキどうしてるのか?
        これは礼儀ってものを教えてやらないといかんな」

ジェリド「(いや待てジェリド、俺はティターンズ、地球連邦の選ばれたエリートだ
     それがこんな子供にムキになって暴力を振るうなど恥ずべき行為だ
     ここは俺が大人になれ・・・・!)」

ジェリド「そんなことよりこいつ(エマ・シーン)の頭を見てくれどう思う?」

ジェリド「いや、何でもないんだみんな、こいつMSに興味があるらしくてティターンズの俺に話を聞きたいんだと
     しばらくしたら行くから先に行っててくれ」

ティターンズA「なんだ、揉め事かと思っちまったぜじゃあ先に行ってるから住民へのサービスもほどほどにな」スタスタ

ジェリド「ああ、すぐに行くよ・・・・・・さてと」

ファ「あの、ありがとうございます」ペコリ

カミーユ「・・・・どうして僕をかばうような真似を?」

ジェリド「なに、大の大人が子供相手に大人数でやり込めるってのはみっともないと思っただけさ」

カミーユ「・・・・・こんな真似をしたって名前を馬鹿にした事を許したわけじゃありませんからね」

ファ「ちょっとカミーユ!」

ジェリド「だから馬鹿にしたわけじゃないと言ってるだろうが(思ってたけど)
     だがその態度はいただけんな」

カミーユ「・・・・別にいつでも目上の人にこんな口のきき方をしてるわけじゃありませんよ」ムッ

ジェリド「いや、そうじゃなくて名前云々で突っかかってきたほうだ
     あんな態度じゃ自分は名前にコンプレックス持ってますって言ってるようなもんだぜ」
     
カミーユ「っ!・・・・それは・・・・」

ジェリド「そんな風に気にしすぎてると、何でもない言葉でも火種になっちまう
     俺の気が変わってたら逮捕されてもおかしくなかったぞ」

カミーユ「とても亀頭です・・・」

                   _ _     .'  , .. ∧_∧
          ∧  _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ '     (    )
         , -'' ̄    __――=', ・,‘ r⌒>  _/ /
        /   -―  ̄ ̄   ̄"'" .   ’ | y'⌒  ⌒i
       /   ノ                 |  /  ノ |
      /  , イ )                 , ー'  /´ヾ_ノ

      /   _, \               / ,  ノ
      |  / \  `、            / / /
      j  /  ヽ  |           / / ,'
    / ノ   {  |          /  /|  |
   / /     | (_         !、_/ /   〉
  `、_〉      ー‐‐`            |_/

『またエマ・シーンが暴走したぞーーーーー!!!』

カミーユ「あなたに言われなくても、そんなことわかってますよ!」

ファ「ホラ!またすぐにカッとなってる!」

カミーユ「ぐっ!・・・・・・ファまでそんな事言う・・・・!」

ファ「ホントのことでしょ!ちょっとは落ち着いて話を聞きなさいよ」

カミーユ「・・・・僕だって本当は気にしすぎかもしれないと思ってるよ・・・
     でも昔から、名前のことになると我慢できなくて・・・・」

ジェリド「ま、そんな風に感情を表に出せるってのも若さって奴かもな
     でもいつまでもそれじゃあいけないな」

カミーユ「・・・・・わかってますよ、すみませんでした、言いがかりつけて」ペコリ

ジェリド「よしよし、謝れるんなら上出来だな じゃ、俺はこれで」

ファ「はい、どうもうちのカミーユが失礼しました」

カミーユ「『うちの』ってなんだよ!ただの幼馴染だろ!」

ファ「なによ!私がいないと家事なーーんにもできないくせに!」

カミーユ「そっ、それは関係ないだろ!」

ナニヨーナンダヨーギャーギャー

ジェリド「ハハハハ、ま、仲良くやりなよお二人さん」スタスタ

ファ「あ・・・・行っちゃった・・・でもいい人だったわね」

カミーユ「うん、ティターンズってもっと傲慢でイヤな奴らの集まりだと思ってたけど、案外いい人もいるもんだな
     ホントにMSの話聞いとけばよかったよ」

ファ「まったくカミーユったらまた機械の話?そういえばあなた、たしかシャトルの船長に用があるんじゃ・・・・」

カミーユ「そうだった!探せばまだ会えるかも!」ダッ

ファ「あっ!もう、待ってよカミーユったら!」
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ジェリド(さっきのカミーユとかいうやつ・・・・・ただのキチガイかと思ったが話してみると案外話の通じる若者だったな
     ああいう若者のためにも我々ティターンズが愚かなスペースノイドを正しく統治していかねば)

ティターンズA「ようジェリド中尉、やっと来たか 早速だがバスク大佐がお呼びだそうだ、司令室だと」

ジェリド「ということは例の新型MSの件か」

ティターンズB「新型のテストパイロットに選ばれるとはさすがだな よっ、出世頭!」

ジェリド「よしてくれよ、運が良かっただけさ」

?????「おいおい謙遜するなよ、運だけでなれるもんじゃねえぞ」

?????「ええ、ジェリド中尉の実力は確かなものよ」

ジェリド「カクリコン、エマ中尉!遅れてすまなかったな」

カクリコン「お前も今からバスク大佐のとこに行くんだろ?一緒に行こうと思ってな」

エマ「私達も呼ばれているのよ
   まあ例の新型のことでしょうからテストパイロットの私達が一緒に呼ばれるのは当然だけど」

ジェリド「そうか、じゃあご一緒させてもらうよ じゃ、お前らも達者でやれよ!」スタスタ

ティターンズB「ああ、がんばれよ!・・・・・・ハァ、あいつら出世するんだろうな・・・うらやましいなー」

ティターンズA「ぼやくなよ、ティターンズに入れただけでも大出世だろうが」

ティターンズB「でもいざ入ってみるとやっぱその中でものし上がっていきたいだろ」

ティターンズA「そりゃあな・・・・でも名無しにはすぎた望みさ・・・・」

ティターンズB「あーあ宇宙人どもの相手なんかやめてさっさと地球に帰りたいぜ・・・・偉くなりゃあ休暇もとれるんだろうけどよ」

ティターンズA「まったくだ、とっとと毒ガスでもばら撒いちまえばいいのに そうすりゃエゥーゴに協力しようなんて馬鹿はいなくなるだろ」

ティターンズB「おい、滅多なこと言うなよ いくらスペースノイド相手とはいえコロニーにガスなんて正気じゃないぞ」

 ティターンズA「わかってるって、冗談だよww
         バスク大佐のスペースノイド嫌いは有名だが、そこまでやっちまったらジオン並みだからな」

 ティターンズB「まったくだ、ハハハハハハハハハハハハ」 
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カクリコン「それにしても今度の新型、ガンダムMKⅡ・・・だったか?」

ジェリド「ああ、それがどうした?」

カクリコン「早く動かしてみたいもんだな、楽しみで仕方ないぜ」ウズウズ

エマ「あら、珍しく熱が入ってるじゃない」

カクリコン「そりゃそうさ、なんたって『あの』ガンダムだ
      連邦軍の勝利の象徴、一年戦争の主役、それの名を冠した後継機を動かせるとなったら誰でもこうなっちまうだろうよ」

ジェリド「実は俺も昨日は『もしかして教科書に載っちまうんじゃ?』とか考えてそわそわしっぱなしだったよww」

エマ「まったく・・・・どうしてこう男の人ってロマンチストというかなんというか・・・」ヤレヤレ

ジェリド「いや、エマ中尉の方がおかしいぜ ガンダムに乗れるってなったら誰でもこうなっちまうよ」

カクリコン「ま、エマ中尉はクールというか、現実的だからな
      浮ついてるよりかはそっちの方がいいんだろうけど」

エマ「そうよ、はしゃぎすぎて事故でも起こされたらたまらないわ」

ジェリド「心配しなさんな、ちゃんとやるさ」

エマ「それにしてもガンダムMKⅡ・・・・資料を見た限りではコロニー内戦闘を意識して作られてるようね」

カクリコン「ああ、その上あの『まさにガンダム』といったデザイン
      錦の御旗を掲げて、ビビッたスペースノイドどもを一網打尽ってわけか」

エマ「ちょっと、そんな言い方やめなさいよ!ティターンズの敵はあくまでジオンの残党でしょ!?」

カクリコン「ケッ!俺に言わせりゃスペースノイドなんてみんなジオンみたいなもんさ
       噂じゃエゥーゴを支援するスペースノイドが後を絶たないらしいしな」

ジェリド「エゥーゴってあのスペースノイドの自治権獲得を目指してるっていう・・・
     でもありゃあジオンの残党と組んで地球を脅かしてるだけの輩って話じゃないのか?」

カクリコン「そんなもんにこぞって協力したがるってことは、結局スペースノイドはどいつもこいつも今でもザビ家に忠誠を誓ってるってことだろ」

エマ「そんなこと・・・・きっと自治権獲得ってのに騙された人たちが知らずに協力してしまってるのよ」

カクリコン「ふん、どうだかな」

エマ「どっちにしろ十把ひとからげに敵だと決め付けるなんて危険だわ
   そういう思想がさらなる反感を呼んでしまうのよ!」

カクリコン「敵かもしれない奴らと仲良くやれってのか!」

エマ「そうは言ってないけど・・・・!」

ジェリド「まあまあ二人とも、もうそろそろ司令室だ まったく、いつもならこういうのはカクリコンの仕事だぜ?」

カクリコン「・・・悪い・・・・熱くなりすぎたな」

エマ「私も・・・・・・」

ジェリド「まあ、お互いの主義主張は置いといて、今は目の前の仕事に集中しようや
     ・・・・・・・・ジェリド・メサ中尉以下三名、入ります!」
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カミーユ「あーあ、結局ブライトキャプテン見つからなかったな・・・・」

ファ「港に着いたときにはもうシャトル着いてたんでしょ?そりゃあ間に合わないわよ」

カミーユ「うーん・・・・でもやっぱり会って話したいな・・・・」

ファ「もう諦めなさいよ、クラブだってサボっちゃって・・・・」

カミーユ「仕方ない、気は乗らないけど父さんに行き先を聞いてみるか」

ファ「え、おじさんに?でもあんまり仲、良くないんじゃなかった・・・?
   それに今仕事中だろうし・・・・・」

カミーユ「気は乗らないって言ったろ、背に腹は変えられないよ
     それにあそこには父さん以外にも結構顔見知りがいるんだ
     もしかしたら父さんに聞く前に知ってる人に当たるかもしれない」

ファ「まったくもう、怒られても知らないわよ!」

カミーユ「ファはもう帰って良いよ
     一緒についてきて一緒に怒られるのはゴメンだろ?つきあわせて悪かったよ」

リニアトレインガハッシャシマス

ファ「あっ、カミーユ・・・・まったくもう!勝手すぎるわよ、バカ!」プンスカ
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カミーユ「ふぅ、やっと着いた えーっと父さんの仕事場は・・・・・こっちだったかな?」

警備員A「おい君!子供がこんなところで何してるんだ!」

カミーユ「え、ぼ、僕は・・・・」

警備員B「ん・・・なんだカミーユじゃないか」

警備員A「知ってるのか?」

警備員B「ああ、フランクリン大尉の息子さんだよ」

警備員A「なんだ、じゃあお父さんに用事ってわけか」

カミーユ「はい、そうなんです でも仕事場の場所を忘れちゃって・・・・」

警備員A「そうだったのか、悪かったな咎めるような真似して
      えーっと確かフランクリン大尉のオフィスはここを右に行って・・・・」

カミーユ「あの!それと関係あるんですけど、ブライト中佐何処にいるか知りませんか?」

警備員B「テンプテーションのブライト中佐かい?ああ、知ってるよ」

カミーユ「本当ですか!?頼みます、教えて下さい!」

カミーユ「(やった!父さんに会わずにすんだ!)」

警備員B「えーっと確か・・・・・・」

ドォォォォンン・・・ズズゥゥゥゥン・・・

カミーユ「な、なんだ!?すごい音が・・・」

警備員A「おい、何が起こったんだ!?」

警備員B「分からん!外に行って状況を調べよう!」

警備員A「ああ!」

カミーユ「(僕も着いて行ってみよう・・・・ブライトキャプテンの居場所も聞いてないし)」
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警備員A「マジかよ・・・・・MSが建物に落ちたのか・・・・・」

警備員B「新型機のテストをやるって話だったけど・・・・普通グリーン・ノア2の方でやるだろ!」

カミーユ「(す、すごいことになってるな・・・・・そうだ!父さんと母さんは!?無事なのか!?)」

警備員B「悪いなカミーユ、ブライト中佐の話はまた今度に・・・・・ってカミーユ?」

カミーユ「両親がどうなってるか気になります!行って調べてきます!」タッタッタッ

警備員B「何言ってるんだ!危ないぞ!」

カミーユ「平気ですって!早く行かないと!」

警備員A「あ、おい!・・・・・・・駄目だ、もう見えない・・・・」

警備員B「民間人、しかも子供が一人で・・・・・・大変なことにならないといいんだが・・・」

警備員A「探しに行きたいがこんなときだからこそ自分の仕事をしないと・・・・・とにかく祈るしかない・・・」

キィィィィン バシューンバシューン ドォォォォン

ウワァァァモビルスーツガタタカッテルゾー
コッチニクルゾーニゲロー

職員A「・・・・・おいおい、今度はどうなってるんだ!?」

職員B「くそっ、ますます状況が分からない!・・・・カミーユ無事でいてくれ!」
                              
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カミーユ「ハァ、ハァ・・・・くそ、何処行ったんだよ父さんも母さんも・・・訓練中のMSが墜落したのは知ってたけど、そこにMSも攻めてきたらしいなんて・・・」

カミーユ「攻めてきたのはエゥーゴって話だけど・・・いくらティターンズの基地があるからって、民間人もいるコロニーに穴まで開けてドンパチやるなんて・・・・!」

カミーユ「ティターンズもなんでグリーンノア2の方で試験をしなかったんだ!挙句の果てには自分達のいるコロニー内でジムにビームライフルを撃たせる!
      地球生まればかり使ってるから、ティターンズは!」

カミーユ「・・・・・とにかく早く父さんか母さんを探そう!あまり好きじゃないけど家族のことはやっぱり心配なんだ・・・・!」タッタッタッタッ・・・
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ジェリド「対応すると言っている!」ブロロロ・・・

エマ「ジェリド中尉!・・・・・・・まったく、すぐ熱くなるんだから」ハァ

ブライト「まあ、やる気があるのは認めるが・・・・それよりも今はガンダムMKⅡだ、3号機のチェック急がせろ!」

整備士「今始めたばかりですよ!それに新型なんでまだ慣れてなくて・・・・」

ブライト「言い訳してる暇があったら手を動かせ!」 
     
エマ「敵の狙いは十中八九このガンダムMKⅡでしょうね・・・・」     

ブライト「ああ、そうだろうな・・・
     迎撃のジムもあまり役に立っていないようだし一刻も早く隠すなり迎撃に出すなりしたいんだが・・・・」

エマ「建物に突っ込んだんです、もっとひどく壊れなかっただけありがたいと思うべきなんでしょうね・・・・」

ブライト「くそっ・・・・・・・整備班!まだ終わらないのか!?」

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カクリコン「勇ましく駆けつけてみたものの・・・・くそ!シュミレーションなしでも何とかなると思ってた俺が馬鹿だったか!」

アポリー「あのガンダムMKⅡ・・・・そろそろ弾切れのようですね」

クワトロ「見たところ機体の動きがぎこちない、どうやら訓練中だったようだな 慣れない機体に丸腰・・・・わざわざプレゼントご苦労様、と言った所か」

カクリコン「チクショウ、バルカンもライフルももう弾切れ・・・・・何か・・・何か・・・・む!あれはジムのライフル!よし・・・これで!」

クワトロ「まだ抵抗するか・・・・少々厄介だが、三機でかかれば取り押さえれん事はない!アポリー!ロベルト!畳み掛けるぞ!」
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カミーユ「なんか変なところに出ちゃったな・・・・えーっと建物の中に戻るには・・・
     ん?あれは・・・・MS!?そうか、あれが墜落したガンダムMKⅡか!」

バシューンバシューン ドカーン

カミーユ「!?あっちにもガンダムMKⅡ!知らないMSと撃ち合ってる・・・・・・ってあそこらへんは僕の家のあたりじゃないか!何やってるんだ!」

カミーユ「ジムがどんどんやられてる・・・・あんな旧式じゃ被害を拡大させるだけだ!墜落したほうのMKⅡ、まだ動きそうなものなのに!」

カミーユ「・・・・・・きっとティターンズはスペースノイドが住んでるコロニーが壊されてもどうでもいいんだ!だから怖気づいてノロノロやってるんだ!」

カミーユ「誰も行かないってんなら・・・・・・僕が行ってやる!父さんのパソコンのデータだって見てるんだ、僕にだってやれるはずだ!」ダッ

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ブライト「ん・・・・?おい、お前は!?」

カミーユ「!・・・・くっ!」

ブライト「待て!」

ドォォォン ガラガラ・・・
ウワァァァァ ヒィィィ

エマ「ジム!?よりにもよってこんな所に!」

整備士「おい!お前!」ガシッ

カミーユ「うるさい!」ドンッ

整備士「うわああぁぁぁ・・・」ドサッ

ブライト「落ちるところを考えろ!  いやジムのほうだが」

エマ「あなた、何をするの!?」

ブライト「3号機をいじるな!」

カミーユ「火が入っている・・・・これなら・・・・」

エマ「貴方!」

カミーユは目上の人がいない時は俺、親父、お袋と言ってるぞ

>>60スマン、見逃して・・・・


カミーユ「危ないですよ!」ヴィン

エマ「ガンダムMKⅡを知っている!?どういう子・・・・?」

ブライト「出てこないのか?」

エマ「中佐・・・」

ブライト「聞こえているんだろう!ハッチを開けろ!」

カミーユ「ここを・・・・こうやって・・・確かこのレバーを・・・・」

グォォォン・・・ググググ・・・

ブライト「!エマ中尉、降りて!」

ギギギ・・・バキバキ・・・

エマ「やめなさい!ボウヤの動かすものじゃないわ!」

カミーユ「危ないです!退いていて下さい、エマ中尉、ブライト中佐!」

ブライト「立っただと・・・!?あいつ操縦ができるのか・・・
     アムロ・・・・まるでアムロの再来だ・・・・!」

カミーユ「よし・・・・・次はあいつらを止めないと・・・・・・」
                                    

カクリコン「くそっ!やはり3対1では!ジム共は何をやってるんだ・・・・!」

クワトロ「なるべく無傷で手に入れたいのだが・・・・二人ともやれそうか?」

アポリー「敵はこちらの動きに惑わされているようです、3機でかく乱して弾切れを狙いましょう」

クワトロ「よし、コロニーを傷つけないよう注意して動け!」

アポリー、ロベルト「了解!」

カクリコン「う・・・くそ、どいつから狙えば・・・・・せめてもう一機味方がいれば・・・・ジムはどんどんやられちまうし・・・」

クワトロ「よーし・・・いい具合に混乱してるな、このまま・・・・・ !、あれはガンダム!もう一機いたのか!」

カクリコン「3号機が動いてる!?ジェリドか!」

クワトロ「ええい!片付きそうと思った矢先に!」

カミーユ「あれはさっきの!こっちに向かってくる・・・?」

カクリコン「ジェリド!いいところに来てくれた、助かったぜ!よし、二人でなら勝てるぞ!」

カミーユ「(ジェリド・・・?どこかで聞いたような・・・誰かと勘違いしてるのか
      まあわざわざ否定してモメてる暇もないし黙っていよう)」

カクリコン「俺が奴らの注意を引く!その間にお前も武器を持って来るんだ!」

カミーユ「(え!?ぶ、武器なんてどこに置いてあるんだ?トランスポーターの近くかな?埋もれちゃったけど)」

カクリコン「行くぞジェリド!遅れるなよ!」

カミーユ「(え、わ、ちょ、ちょっと待ってよ!)」

バシュゥゥーン、バシュゥゥーン、バシュバシュバシュゥゥーン

クワトロ「よくもまあ好き勝手に乱射してくれる!ここが壁に囲まれたコロニーだと解っているのか!?」

サッサッ ヒュンヒュン

クワトロ「だが身を挺してコロニーを守るほどの慈善家でもないんでね、悪いが当たらんよ!」

カクリコン「くっ!何故だ、何故当たらないんだ!?」

ドカーン、ドカーン

カミーユ「!ま、まさか今流れ弾が当たったのは・・・・俺の・・・・」

カミーユ「う・・・ああ・・・やっぱり・・・・俺の・・・家が・・・・」

カミーユ「・・・・あのガンダムMKⅡ・・・・許せない・・・・許せるもんか!!馬鹿みたいに撃ちまくりやがって!
      武器なんか探してる場合じゃない、早くあいつを!」

カミーユ「今使えるのはバルカンと・・・・ビームサーベル!近づかないといけないけど、これなら!」

ガシャン、ブゥゥゥン

カクリコン「ビームサーベルか!飛び道具のほうが有利だが・・・・いや、お前ならやれるぞ、ジェリド!そのままぶった切れ!」

カミーユ「ぶった切られるのは・・・・・」

カクリコン「ん?ジェリドどうした、敵は向こう・・・・」

カミーユ「お前の方だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

カクリコン「な、何でこっちに!ジェリドじゃないのか!?」

カミーユ「うおおおおおおあああああああ!」

ズバァァァン

カクリコン「しまった!う、腕がっ!」

カミーユ「これでもうあんな真似はできまい!」

クワトロ「あの機体・・・・なんのつもりだ・・・?」

クワトロ「おい、そこのMS!君は誰だ?交戦の意志が無いなら・・・・」

カミーユ「次は・・・・・」

クワトロ「むっ!?」

カミーユ「貴様だっ!!人のコロニーで好き勝手してぇぇぇぇぇぇぇ!!」

クワトロ「うおおっ!?」

ズバァァァン

カミーユ「腕を狙ったのに、足の先が切れただけ!?あのタイミングでかわすなんて、赤いMSは伊達じゃないってことか・・・・」

クワトロ「ほぅ・・・・なかなかいい腕をしている、だが!」

ガキィィィン

カミーユ「なっ!ビームサーベルがはじき落とされた!?ぜ、全然見えなかった・・・・どうやって・・・・」

クワトロ「ふっ、まだまだ甘い、という訳だ」ガシャッ

カミーユ「くっ、バズーカを向けられている・・・・この距離じゃ逃げられない・・・・MSまで奪ってしまったのに、何やってんだ、俺・・・・」

ロベルト「大丈夫ですか!クワトロ大尉!」

クワトロ「ああ、戦闘継続には問題ない それよりもガンダムMKⅡを捕捉した、お前達はそっちの奴を頼む」

アポリー「わかりました」ガシャッ

カクリコン「くっ、くそ・・・・」

クワトロ「さて、悪いが降りてもらおうか、ガンダムのパイロット」

カミーユ「だ、誰が言うことを聞くもんか!」

クワトロ「どうしても、と言うならコクピットを吹き飛ばすだけだ
     できることなら操縦系統も調べたいが駆動系や武装のデータだけでも収穫にはなるだろう」

カミーユ「ぐっ・・・・・」

クワトロ「では・・・・まず腕が切れている方!降りてもらおうか」

カクリコン「!」

アポリー「さあ、早くしないと後悔するぜ」ズイッ

カクリコン「ちくしょう・・・なぜ、こんなことになるんだ・・・」ヴィィン スタッ

クワトロ「よし・・・・・アポリー」

アポリー「了解!ガンダムMKⅡいつでも回収できます」ガシッ

クワトロ「うむ・・・では次は後から来た方!」

カミーユ「ぐっ・・・・くそ・・・・・」
         ・
         ・
         ・
         ・
ロベルト「敵の新型を二機も捕獲とは大成果ですね、大尉」

クワトロ「ああ、だがあのMSのパイロットの少年・・・・」

アポリー「驚きましたよね、子供が乗ってるんだから」

ロベルト「ティターンズじゃなかったようだけど、なんであんな子供が・・・?」

クワトロ「だが腕はなかなかのものだった、お前達も見習わないといかんな」

アポリー「止してくださいよ、大尉ww で、あの子供がどうしたんですか?」

クワトロ「いや、どうにも気になってな・・・・・あの感覚、あの操縦の腕、昔の知り合いを思い出した」

ロベルト「じゃあエゥーゴに勧誘してみれば良かったんじゃないですか?どこも人手は足りませんし、パイロットとなったらなおさら・・・・」

アポリー「あのときも、どちらかと言えば戦いを止めようとしてたしな ティターンズでもない様子だったし・・・・
      ま、何にせよあんな真似したんだ、今頃はどんな目にあわされてるのか・・・・」

クワトロ「説得している余裕はなかったからな 惜しい人材だったかもしれんが、まあ縁があればまた会うだろう」

きりがいいとこまでいったんでとりあえず一度休憩します
眠気がやばいんで・・・・・すみません・・・・・

小説版で骨折られてるのに

ミス

小説版で骨折られてるのに手加減して返したジェリド△と思って書き始めたものです
一応ジェリドには後々バイアランで無双させるつもりですが今後の展開は詳しく決めてないです

カミーユは相変わらずチートなんで食われてしまうかもしれませんがさすが活躍はすると思います、たぶんww
ライラマウアーフォウはまだわかんないです

たぶん昼ごろ~夕方から復活できる

ただいまー

保守ありがとおおおおおお

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バスク「軍施設への不法侵入、新型MSの無断使用、ティターンズ隊員への攻撃・・・・
     なかなか個性的な教育をされているようですな、フランクリン特務大尉殿?」

フランクリン「ぐっ・・・・・・どうにも異常だと思ったら、我々を無理やり船に乗せたのはこういうことだった訳か・・・・!」

ヒルダ「カミーユがMSで暴れまわったなんて・・・・・何かの間違いです!」

ジャマイカン「残念ながら全て事実です、奥さん 本人も認めています」

ヒルダ「そんな・・・・・・」

バスク「ですが、お二人ともそんなに悲観する必要はありません
    むしろ私はあなた方家族にチャンスを与えるためにここに来てもらったのです」

フランクリン「それは一体・・・・?」

バスク「まあ、こちらへどうぞ」ヴィィン

フランクリン「!、カミーユ!」

カミーユ「父さん!?母さんも!」

ジャマイカン「感動の親子対面ってところですかな」

カミーユ「ちゃかさないで下さい!刑務所にぶち込まれる前にせめて親に会わせてやろうってことですか・・・・・
      そういうことなら結構です、さっさと好きにしたらどうですか!」

ジャマイカン「貴様!バスク大佐になんて口を!」

バスク「まあまあ、構わんよジャマイカン少佐 なかなか勇敢な若者じゃないか
    そんな君を見込んで今日はいい話を持ってきたんだ」

カミーユ「いい話・・・・?」

バスク「カミーユ・ビダン、君は先日演習中のガンダムMKⅡを強奪し、同機のテストパイロットであったカクリコン中尉の戦闘を妨害、結果エゥーゴに機体を奪われると言う事態を招いた容疑がかかっている・・・・・・まあ君が一番良く知っていると思うが」

カミーユ「分かってますよ・・・・・だからその件はすべて認めるって言ってるじゃないですか!
     覚悟はできてます、煮るなり焼くなりしたら良いじゃないですか!」

ジャマイカン「まあそう逸るな、バスク大佐は貴様のような重罪人にも救いの手を差し伸べてやろうと言っているのだ」

バスク「うむ、私が注目したのは『そもそも君が中尉とエゥーゴの戦闘を妨害できた』という事実だ」

カミーユ「・・・・?」

バスク「君はよく分かっていないようだが、カクリコン中尉はあれでも優秀なティターンズの一員だ、それもテストパイロットに選抜されるほどのな
    エゥーゴの方もまさか敵地への潜入任務にそこらの馬の骨を回す訳はないだろうしな
    それほどのパイロット同士の戦闘にただの素人の少年が初めて乗るMSで割り込みあまつさえそれぞれに傷を負わせた・・・・・どう思うかね、カミーユ君?」

カミーユ「別に・・・・ただ運が良かったんじゃないんですか?」

バスク「運などで片付けられる問題ではない!
     カミーユ君、君の資料を拝見させてもらったがなかなか優秀な経歴を持っているようだな」

ジャマイカン「ホモアビス大会優勝、ジュニアモビルスーツ大会優勝、空手有段者・・・見事なものだな、うちで欲しいくらいだ」

カミーユ「別に僕が何をしてようと関係ないでしょう、早くその良い話とやらを言ったらどうですか?」

バスク「なんだ、聞いてなかったのか?もうジャマイカン少佐が言ってくれたではないか」

カミーユ「・・・・・?そんなこと一言も・・・・」

バスク「うちに欲しい、と言っただろう あれは冗談ではない
      率直に言うがティターンズに入らんかね、カミーユ君?」

カミーユ「なっ!?ど、どうしていきなり、そんな・・・・!」

ヒルダ「そうですよ!第一カミーユはスペースノイド・・・・ティターンズはアースノイドの軍隊じゃ・・・・・」

バスク「そんなことを宣言したつもりはない!ティターンズはあくまでジオン追討のための組織、生まれなど些細な違いだ」

フランクリン「(抜け抜けと・・・・あれだけスペースノイドを弾圧しておいてよく言う・・・)」

バスク「だがそうは言ってもカミーユ君はまだ子供・・・・親の許可がいるだろうと思ってご両親に来てもらったわけだ」

フランクリン「そ、そんな・・・・待ってくれ、もう少し時間を・・・・親として色々・・・」

カミーユ「っ!何が親としてだ!マルガレーテとかいう女に現を抜かして、俺のことなんか見向きもしなかったくせに!
      こんなときだけ親父面してんじゃないよ!」カッ

フランクリン「なっ!お、お前どこでそれを・・・!い、いやヒルダ違うんだ、これは、その」アセアセ

ヒルダ「・・・・・別に構いませんよ、以前から知っていましたし。私としては仕事の邪魔さへされなければ何でも・・・・・
      カミーユ、あなたも好きにしなさい、ただし迷惑はかけないで頂戴」

ヒルダ「これで宜しいのでしょう?では仕事があるのでこれで・・・・・」スタスタ

フランクリン「ぬぐぐぐ・・・・・・もういい!好きにしろ!私も帰らせてもらう!」ズカズカ

バスク「・・・・・・なかなか複雑な事情があるようだが、まあいい ご両親の許可は貰った、あとは君の判断一つだな」

カミーユ「聞いておきますけれども、もし断ったらどうなるんですか」

バスク「先ほどの犯罪行為に加え、君は連邦軍の最重要機密を見ている、君がティターンズなら色々と取り計らえるが・・・・・
    一市民となると私にできることはない、数十年の刑務所生活は覚悟してもらおう
    なに、煌びやかな軍服と汚れた囚人服、どちらを選べきかなど言うまでもないだろう?」

カミーユ「選択肢はない、という訳ですか・・・・・・・・分かりました、その話受けましょう」

バスク「おお、分かってくれると思っていたよ!では早速だが色々と手続きがある、おい、案内してやれ」

ティターンズA「はっ!さあ、ついてくるんだ」

カミーユ「はい・・・・(まさか俺があのティターンズに入るなんてな・・・・人生どうなるかわからないもんだな・・・・)」スタスタ

ジャマイカン「・・・・・・お言葉ですがバスク大佐、やはり今回の判断、私には些か理解しかねるのですが」

バスク「どういうことかね?」

ジャマイカン「栄光あるティターンズによりによってスペースノイドのガキを入れるなど前代未聞です!
         しかもあの反抗的な態度、他の隊員に顔が立ちません!その上あれほどの犯罪行為を帳消しとは・・・・」

バスク「黙っていろ!貴様はただ私の命令に従っていればよい!」

ジャマイカン「ひっ!?も、申し訳ありません!」

バスク「と、言いたいところだが君の憤りはもっともだ どれ、詳しく説明してやろう」

ジャマイカン「は、はぁ・・・・・」

バスク「確かに私もあのようなガキをティターンズに入れるのにいい気はせん
    だがさっきも言ったように奴が優秀であり、パイロットして確かなものを持っているのも確かだ
    これから宇宙で戦っていくのにあたり地球生まれだけでは厳しいかもしれんと思っていたのも事実だしな」

ジャマイカン「で、ですがそれでも・・・・・」

バスク「なに、もし奴が妙な動きをしても奴の両親はこちらの手の中だ
    仲は険悪な様子だったが親は親、いざとなれば見捨てられんだろう」

ジャマイカン「なるほど・・・・・」

バスク「それでも従わん場合は後ろから撃てばよかろう、どうせ宇宙人のガキ一匹だ
    死んでも我がティターンズにはなんの痛手もなかろう、危険な任務にも行かせやすいというものだ」

ジャマイカン「・・・・すべては考えのうち、という訳ですか・・・・まったく恐ろしいお人だ」ニヤッ

バスク「そういうことだ、ハッハッハッハッハッハッ!」

バウンドドックェ……

>>118 バウンドドックは本編で棺おけ扱いだったので出すかは未定です
     殺すとしたら乗せるかもw

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ジャマイカン「と、いうことで本日付でティターンズに入ることになったカミーユ・ビダン曹長だ
         カミーユ君、君からも・・・」

カミーユ「・・・・・はい、カミーユ・ビダンです
     まだ経験が浅いので色々とよろしくお願いします」ケイレイ!

ジェリド「お前は確か宇宙港で会った・・・・」

カクリコン「こっ、コイツです!コイツが例のガンダムを奪って俺の邪魔をしたガキです!」

ジャマイカン「・・・・・見間違いではないのかね?その件の犯人なら昨日刑務所に送られたが」

カクリコン「そ、そんな!確かにコイツです!おいお前!何とぼけてやがんだ!」

エマ「私も見ました、確かにその少年が3号機を・・・・・」

ジャマイカン「違うと言っている!それともお前達は上官の言うことが聞けんのか・・・?」

エマ「い、いえ!決してそのようなことは・・・・・」

ジャマイカン「仮にカミーユ曹長がその犯人だったとしても・・・・
       その素人のはずの犯人にむざむざやられた者よりは使いものになるだろうな、カクリコン中尉?」

カクリコン「・・・・・・・・!」

ジャマイカン「ではこの話はここで終わりだ!お前たち3人にはカミーユ曹長のフォローを命ずる!
         こいつを立派なティターンズにしてやってくれ」

カクリコン「ぐ・・・・・しかし・・・・」

ジャマイカン「返事は!?」

カクリコン、エマ、ジェリド「了解!」

ジャマイカン「よし、では本艦はこれより先日侵入してきたMSの母艦と思われる艦を追う
        ルナツーの守備隊が足を止めているらしいが長くは持たんだろう
        お前達は全員MSデッキで待機だ、以上!」スタスタ

カクリコン「・・・・・・おい小僧、まさか俺がさっきの話で納得したと思ってるんじゃないだろうな・・・・・?」

エマ「ええ、私も納得いかないわ」

カミーユ「・・・・別に僕から言うことは何もありませんよ
     ジャマイカン少佐の言うとおり、見間違いじゃあないんですか?」

カクリコン「貴様ぁ!」バッ

ジェリド「やめろ、カクリコン」ガシッ

カクリコン「ジェリド!しかし・・・・!」

ジェリド「ジャマイカン少佐が違うといったんだ、真偽はどうであれ、ここで殴れば処分を受けることになるのはお前だ」

カクリコン「ぐっ・・・・・!」

ジェリド「そういうことだ、エマ中尉も分かったか?」

エマ「・・・・・ええ、今は納得したということにしておきましょう」

カミーユ「・・・・話は終わりですか?なら僕はハイザックで待機しています、じゃあ」ダッ

カクリコン「おい!・・・・・・くそっ、どうなってるんだ!」

エマ「ジェリド中尉、あなたやけに冷静ね」

ジェリド「まあ俺の墜落があいつのせいで起こったってんなら話は別だが・・・あいつが犯人であろうとそうでなかろうと俺には特に関係ないからな
     むしろあのごたごたで深く責任を追求されずに済んだんだ、カクリコンには悪いがある意味感謝してるよ」

カクリコン「けっ!俺は認めねえからな・・・・」

エマ「まだそんなこと言って、あの子をフォローするって言う命令でしょ?」

カクリコン「おーおー変わり身のはやいことで、もうあいつの味方かよ」

エマ「疑っててもどうしようもないからよ、私達これから彼と一緒に戦争しなきゃならないのよ?」

カクリコン「ちっ・・・・面倒なことになっちまった・・・・」

ジェリド「(あいつ・・・・確かに宇宙港で会った・・・カクリコンもエマ中尉も覚えてないのか?
     まあ、こっちの場合はそれこそどうでもいいことだ 任務に集中しないと・・・・)」

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ジャマイカン「そろそろ追いつく頃か・・・ルナツーの部隊はどうなっている?」

乗組員「依然追跡を続けているようですが、あまり戦果は挙げられていないようです
    敵戦艦にダメージは与えているようですがMSを何機か失ったとのことです」

ジャマイカン「まあそんなところだろう・・・・よし、3回の艦砲射撃のあとMS隊発進!その後は隊を避けつつ援護射撃!」

ジャマイカン「(さて・・・カミーユ・ビダン、どれほどのものか・・・・)」
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エマ「よし、皆行くわよ・・・!エマ・シーン、ガンダムMKⅡ、出ます!
   (あの子のこと・・・・気になるけど今は戦いに集中しないと!)」

カクリコン「カクリコン・カクーラー、ハイザック、出る!
      (久しぶりの実戦がガキのお守りとは・・・・ついてねえ・・・)」

ジェリド「ジェリド・メサ、ハイザック、出る!
(さて・・・・カミーユとか言ったか、素性はどうあれまずはお手並み拝見だな)」

カミーユ「カミーユ・ビダン、ハイザック、行きます!
     (実戦か・・・ティターンズに協力するのはシャクだけど、とにかく生き残らないと!)」

シュゴォォォォォ・・・キィィィィン・・・

エマ「カミーユ君、大丈夫?ちゃんと着いて来れてる?」

カミーユ「心配しすぎですよ、エマ中尉!子供じゃないんですから・・・あと、カミーユ『君』って言うのやめて下さい」

エマ「・・・・・わかったわ、カミーユ 戦闘が始まったら私達が前に出るからあなたは援護して頂戴」

カクリコン「おいおい、甘やかしすぎじゃないのかエマ中尉?おい小僧、せいぜい『流れ弾』には気をつけるんだな・・・・」

カミーユ「・・・・・わかってますよ」

エマ「もう、カクリコン中尉!」

ジェリド「!光が見えた!どうやら向こうはもう始めてるみたいだぜ・・・」

カミーユ「(あれが戦争の光・・・・・・くそっ!絶対生き残ってやる!)」
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ライラ「くそっ!あの赤いMS、なぜ落ちない!?」

クワトロ「よし!これで敵はあと二機・・・・長期戦では数の多いこちらが有利か」

レコア「大尉!ご無事ですか?」

クワトロ「うむ、そっちのガンダムMKⅡの調子はどうだ?」

レコア「装甲はいまいち頼りないですが運動性はかなりのものです
    いいMSだと思います」

クワトロ「よし、一気に畳み掛けるぞ!レコア少尉とジム隊はあっちの奴を、私とアポリーはこの隊長機をやる!」

レコア、アポリー「了解!」

ライラ「くそっ!二対一では・・・!」

バシュゥゥーン

ライラ「!?」

ライラ隊隊員「うわあああああああ!隊長おおおおおおお!」ドカァァァン

ライラ「っ!くそっ!これで私一人・・・・!」

クワトロ「なかなか手ごわい相手だったが・・・そろそろ落ちてもらおうか!」ゴォッ

ライラ「ぐっ、駄目だっ!誰か・・・・・・」

バシュゥゥーンバシュゥゥーン ダダダダダダダダ

クワトロ「何ぃ!?」

ライラ「援軍!?でも一体どこの・・・?」

エマ「こちらはティターンズ、アレキサンドリア所属のMS部隊です
   そこのガルバディβ、大丈夫ですか、下がってください」

ライラ「ティターンズ・・・偉そうで気に食わない奴らだが、今はお言葉に甘えさせてもらうよ」

ジェリド「そんな口が叩けるんなら大丈夫そうだ!まあ俺達に任せときな!」

ちょっと晩飯食ってきま

ただいまああああああああ

ライラ「へえ、言うじゃないか それじゃあ見せてもらうよ」

エマ「私とカミーユはジムを片付けるから、残りは二人がお願い!」

カクリコン「簡単に言ってくれる!ガンダムMKⅡもいるんだぞ!」

エマ「それこそカミーユにやらせるわけにはいかないでしょう!?むしろカミーユに実力を見せて牽制する、いいチャンスじゃないの?」

カクリコン「言ってくれるぜ!」

ジェリド「どの道やるしかないんだ、行くぞカクリコン!」バッ

エマ「こっちも行くわよ、カミーユ援護を!」

カミーユ「分かりました!」

エマ「はあああああっ!」バシュゥゥーンバシュゥゥーン

カミーユ「このおぉっ!」バシュゥーンバシュゥゥーン

エゥーゴパイロットA「な、うわああああああああ」ドォォォン

カミーユ「や、やった!よし、次は・・・・!」

エマ「カミーユ!前に出すぎよ!」

エゥーゴパイロットB「くそっ!このままで済ませるかよ・・・・!」ガチャッ・・・

カミーユ「はっ!この感じ・・・・!」

エゥーゴパイロットB「よし、この位置なら・・・・くらえっ!」

カミーユ「!そんなものに!」サッ!

エマ「カミーユ!」

エゥーゴパイロットB「か、かわした!?バカな!?」

エマ「このっ!」バシュゥゥーン

エゥーゴパイロットB「そ、そんなあああああああ」ドォォォン

カミーユ「ありがとうございます、助かりましたエマさん!」

エマ「え、ええ・・・・じゃあ残りを叩くわよ」

カミーユ「はい!」

エマ「(さっきの動き・・・まるで後ろの敵が見えているようだった
   ジャマイカン少佐があれ程のことを言うだけあるわね、この子・・・・)」
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カクリコン「くらえぇぇぃ!」バシュゥゥーン

レコア「甘いわね!」サッ

ジェリド「そこだぁっ!」バシュゥゥーン

クワトロ「当たらんよ!」サッ

ジェリド「く、くそっ!」

クワトロ「むっ!そこっ!」バシュゥゥーン

カクリコン「うおおっ!足がぁっ!?」ドォォォン

ジェリド「何故だ!?なぜこちらのはあたらずに敵の弾は当たるんだ!?」

ライラ「あいつら・・・・でかい口を叩いたくせに戦い方がまるでなっていない!
 くそっ、もう見てられん!」

ジェリド「下がれカクリコン!くそっ一体・・・・・!、ガルバディβ!
前に出てきたのか、余計な真似を!」

ライラ「黙っていろ!そんな戦い方で偉そうな口を利くな!」

ジェリド「何ぃっ!」
ライラ「見ていろ!・・・・・そこだっ!」バシュゥゥーン

レコア「ぐっ!当てられた!?」ドォォン

クワトロ「レコア少尉!」

>>165
ガルバルディな

レコア「問題ありません、まだやれます!」

クワトロ「いや、一旦下がれ あの隊長機、やはりやる・・・!」

ジェリド「す、すごい・・・・・ハッ、何を言ってるんだ俺は!俺はティターンズだぞ!
     それが一般のパイロットに感心するなど・・・・」

ライラ「よし・・・このまま・・・・!」

クワトロ「だが・・・・甘い!」バシュゥゥーン

ライラ「ぐうっ!?しまった!」ドォォォン

クワトロ「さすがに疲れてきているようだな、終わらせる!」グオッ

ジェリド「来るっ!く、くそっ、もうやけっぱちだ・・・・!」

ライラ「焦るな!落ち着いて狙え!」

ジェリド「!」

ライラ「機体を自分の身体だと思え!相手の気配を読むんだ!」

ジェリド「そ、そんなこと言われたって・・・・ええい、これでどうだっ!?」バシュゥゥーン

クワトロ「むっ!?」バスッ

ジェリド「よし!当たった!」

ライラ「バカ、掠っただけだ!油断するな!」

>>169 あああああああ勘弁してええええええ


ジェリド「何!?う、うおおおおおおお!」ドォォォン

クワトロ「仕留められなかったか・・・・だがあれでは戦闘継続は無理そうだな」

ジェリド「くそっ、何がティターンズだ・・・・・!俺は、俺は・・・」

クワトロ「よしアポリー、ジム隊の援護に・・・・」

バシュゥゥーン

クワトロ「ぬおおおっ!?」ドォォォン

アポリー「大尉!」

クワトロ「・・・・問題ない!しかしこのプレッシャー・・・・あの時の少年か!」

カミーユ「ジェリド中尉!大丈夫ですか!?」

エマ「ジムはあらかた片付けたわ、援護します!」

アポリー「くそっ、新手か!ジム隊は何やってるんだ!」

カミーユ「エマ中尉、こちらには戦闘不能な機体が3機もいます!ここは撤退しましょう!」

エマ「ええ、それが得策ね、援護するからカミーユはガルバルディβとジェリド中尉を、カクリコン中尉は後で私が!」

カミーユ「了解!さあ、二人とも掴まって下さい」

ジェリド「す、すまん・・・・」

ライラ「ああ、助かるよ
    (この声・・・子供か!?この子があの赤いMSに当てた・・・マグレにしても何者だ・・・?)」

クワトロ「撤退するつもりか、こちらにしてもありがたいな・・・・
     アポリー!負傷者を回収しろ!こちらも撤退だ」

アポリー「わかりました!」

エマ「あちらも撤退していく・・・・痛みわけ、というところね」

クワトロ「しかしあのプレッシャー・・・・・一体・・・?」

エマ「カミーユ・ビダン・・・・あの腕、何者なの・・・・?」

ジェリド「(カミーユもあのMSに当てていた・・・・・くそっ!俺とあいつらで何が違うというんだ!)」

カミーユ「(何とか生き残れた・・・・慣れていくしかないのか・・・・)」
                   ・
                   ・
                   ・
                   ・

ジャマイカン「ふむ・・・なかなかの戦果じゃないか
       カミーユ曹長も初陣にしては十分すぎる結果だ、よくやった」

カミーユ「はい、ありがとうございます!」

ジャマイカン「よし、次の出撃まで全員待機だ 皆よく休んでくれ」スタスタ

エマ「ジェリド中尉・・・・あまり気を落とさないで
   まだ宇宙での戦いは始まったばかりじゃない」

ジェリド「すまんが放ってて置いてくれ・・・・俺は、自分が情けない・・・・!」

ライラ「ああ、確かに情けないね」

ジェリド「!」

ライラ「いつまでそんなところでウジウジして・・・・あのカミーユとか言う子の方がよっぽど役に立ってるじゃないか!」

ジェリド「うるさい!お前に、お前に何が分かる!」

ライラ「少なくともそうして落ち込んでるのが健全じゃないってのはわかってるさ」

ジェリド「ぐ・・・・くそっ」ダッ

エマ「少し言いすぎじゃなくて?」

ライラ「あれぐらい言ったほうがあいつのためさ
    私はライラ・ミラ・ライラ、さっきは助かったよ」

エマ「エマ・シーンよ、よろしく」

カミーユ「あ、僕は・・・・」

ライラ「カミーユ・ビダン、だろ?すごかったじゃないか
    今でも君があのハイザックに乗ってたなんて信じられないよ」

カミーユ「い、いや、僕はそんな・・・・」

エマ「カミーユ、褒められたからってあまり調子に乗っては駄目よ」

カミーユ「わかってますよ、もう まったくエマさんは口うるさいな・・・・」

エマ「カミーユ!」

カミーユ「自分の部屋で休憩してきまーす!」ダッ

エマ「まったく・・・・」

ライラ「私も野暮用があるんでね、失礼するよ」
                 ・
                 ・
                 ・
                 ・
ライラ「こんなとこに居たのかい」

ジェリド「・・・・なんの用だ?俺を笑いに来たのか?」

ライラ「まったく、いい大人が腐ってるんじゃないよ!
    ・・・・・あんたと話をしに来たんだよ」

ジェリド「何・・・・?」

ライラ「さっきはああ言ったけどあんたの最後の攻撃、なかなか良かったよ」

ジェリド「・・・あんたのアドバイスのおかげだよ」

ライラ「やったのはあんただよ、素直に自慢に思いな」

ジェリド「・・・・・頼む、教えてくれ!何故俺は勝てない!十分に訓練はした、適応能力も高かった、だからティターンズになれたんだ!」

ライラ「適正と対応するってことは違うね」

ジェリド「教えろ、何故だ!?」ガッ

ライラ「およしよ、触るのは!そういう雑な神経がある限り、勝てはしないよ!」

ジェリド「すまん・・・・だが俺は・・・・」

ライラ「・・・・いつまで地球での栄光を引きずって、あんたのやり方を通すんだい?
    ここは宇宙だ、新しい環境、新しい相手、新しい事態に遇えば、違うやり方をしなくちゃならないんだよ」

ジェリド「俺はそうしてきたつもりだ」

ライラ「なら何故勝てないんだろうな?」

ジェリド「・・・・・・教えてくれ!俺は勝ちたいんだ!」

ライラ「なぜ?」

ジェリド「『なぜ』…?俺だって、いつかはティターンズをこの手にしたいと思っている!
     そのためには面子を捨てて、勉強しなくちゃなんないんだ!」

ライラ「へえ、どうやら本気らしいね・・・・・なら次の作戦、あたしと行動しな
     宇宙での戦いって奴を教えてやるさ」

ジェリド「・・・・・ありがとう、今度酒でも奢らせてくれ」

ライラ「ならいい男になるんだね、そうすりゃもたれかかって酒が飲める
     あんたには素質はあるんだからさ、いい男のね」フフッ

ジェリド「・・・・・からかわないでくれ、冗談でも照れる///」

ライラ「ははは、ホントのことだよ!まあ頑張りな!」バシッ

ジェリド「いてっ!ったく行っちまった・・・・・・・・・・ありがとうよ、本当にな・・・・」
                     ・
                     ・
                     ・
                     ・

クワトロ「レコア少尉の降下中に敵が来なかったのは幸いでしたね」

ヘンケン「ルナツーの守備隊はほとんど落としたからな
   ティターンズのハイザックも何機かやったし修理中だろう、来るとしたらそろそろだが・・・」

ブレックス「13バンチに差し掛かるな、ここいらで巻ければいいんだが・・・難しいな」

ガゴン!ズズゥゥゥン・・・

ブレックス「なんだ!どうした!?」

トーレス「エンジントラブルのようです!詳しいことは分かりませんが戦闘の影響が出たみたいで修理に一時間はかかるようです・・・・・」

ヘンケン「くそ!よりによってこんなときにツケがまわってくるとは!」
                 ・
                 ・
                 ・
                 ・
エマ「見えたわ、アーガマよ」

カミーユ「どうやら気づかれていないようですね、ミノフスキー粒子が濃くて良かった」

ジェリド「少数精鋭で攻めるって言うジャマイカンの作戦が当たったみたいだな
     よし、一気に沈めるぞ!」

ライラ「待て!妙だな・・・・船が動いていない」

ジェリド「追いかけっこの最中に足を止めるなんて、確かに普通じゃないな 何か止まらなければならない訳があった・・・・」

エマ「考えられるとしたら補給、でもこの近くにそんな場所なんて・・・・」

ライラ「いや、あるさ、13バンチコロニーだよ あそこなら隠れるにはうってつけだろうね」

ジェリド「13バンチコロニーって住民が暴動を起こして退去させられたっていう・・・・・・確かにあそこなら秘密基地があってもおかしくない!」

ライラ「ああ、でもあれは退去なんて生易しいものじゃ・・・・・」

カミーユ「じゃあ早く行きましょう!ぐずぐずしてると補給を終わらせられてしまう!」

エマ「アーガマとの戦闘中に基地からも襲われたら厄介ね、先にコロニーに潜入しましょう」

ジェリド「了解した!」
                   ・
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                   ・
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クワトロ「むっ!この感覚は・・・・13バンチからか!?」

ヘンケン「どうしたんだ?クワトロ大尉?」

クワトロ「胸騒ぎがしてな・・・・少し偵察に出てくる」

ヘンケン「お、おい、クワトロ大尉!」

クワトロ「どうせまだ船は動かんのだろう?すぐに戻る」

とりあえず今日はここまでです
200までいってまだブライト出てきてないとか・・・・我ながらどんなペースだ・・・・
相当長くなるかもしれないですがなんとか終わらせたいです

明日は魔の月曜なんで書けるとしたら夜から、最悪火曜に持ち越しになるかもしれません・・・
マジで月曜は来ないで・・・・

>>218
主人公やってたねw
一応貼っときます
SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/
次スレか落ちたら移行してくれると嬉しい

カミーユ「ズバリ!そんな大人修正してやるでしょう!」

カミーユ「カミーユが男の名前で何が悪いんだ!」

ティターンズA「…おいあいつって…もしかして」(コソコソ

ティターンズB「や、やべぇ…ノア最強と言われてるカミーユじゃねぇか…?」(コソコソ

ティターンズA「逃げたほうがいいかもな…」(コソコソ

カミーユ「…俺は男だよ!!」

バシン!

ジェリド「うぐふぁ!?俺がティターンズと知って…」

カミーユ「うるさい黙れ!!お前は生きていてはいけない人間なんだ!!」

ジェリド「あぐ!!?俺はティター…うご!?ごふ…」

カミーユ「お前みたいなやつは屑だ!」

ジェリド「おご!?お前は!?俺の…おご…」

カミーユ「ここからいなくなれー!!」


後は頼んだ

ジェリド「カミーユ?なんだ男か
     このカミーユは出来損ないだ。食べられ・・・ぐふぉ」メコリ

カミーユ「ズバリ!私は男でしょう!」メコリメコリ

ジェリド「ぅぅ…俺は…ライラ…ぅぐ…orz」

カクリコン「なんだ貴様は!?ジェリド!貴様ティターンズをなめてるのか!」

ティターンズA「ぁ…カクリコン…」

カミーユ「お前こそなんだ!他人には関係ないでしょう!?横から口を出さないでください!」

カクリコン「なんだと!?…ティターンズをなめるなよ!?」

バキ!

カミーユ「…なっ!!待てよ、貴様!!」

ドカバキボコ!

カクリコン「お…おぉ!?orz」

カミーユ「先に手を出したのは(バキ!)そっちでしょう!!(ドコ)くたばれ!!」

カクリコン「ぁ…アメリアー!orz」

カミーユ「無駄な殺生をまたさせる!!」

マウアー「ジェリド何をやっている! キャノンを使え!」

ジェリド「それもそうだな」パキュウン

カミーユ「うわあああああ」


fin

カミーユ「あ!あなたブライト艦長ですよね?僕もその船に乗りたいです。ダメカナ?」

ブライト「you来ちゃいなyo」

………

カミーユ「敵か!?死んでしまえ!!」

カミーユ「白旗!?関係ない!死んでしまえ!!」

エマ「ちょっ!」



カミーユ「無駄な殺生をまたさせる!!」


エマ死亡ルートへ

ただいまあああああああ 
保守サンクス!!

1000までに終わらせたいけど無理だったら>>222が紹介してくれたとこに
次建てまっす

あ、ID変わってるけど鳥つけた方がいいですか?
あとまたミスです・・・13バンチ× 30バンチ○ ミスばっかだな、おい・・・・



ジェリド「うっ・・・・・こ、これは!?」

エマ「ひどい・・・・・」

カミーユ「何で・・・こんな大勢の人が・・・・」

ライラ「あんたらティターンズなのに知らなかったのかい?30バンチコロニーは暴動鎮圧のために毒ガスを注入されて全滅したんだよ」

エマ「そんな・・・ティターンズがこんなことを・・・・」

カミーユ「こんな・・・・ひどすぎる・・・・」

ライラ「・・・・どうやら本当に知らなかったようだね、思ってた以上にティターンズってのはキナ臭い組織みたいだ」

エマ「知らなかったわよ!知ってたら・・・あんな平気な顔して・・・・」

ライラ「・・・・まあここまでのことをしたんだ、バスクにも何か大きな理由が・・・」

クワトロ「いいや、そんな物は無いさ」

ライラ「!誰だ!?」

クワトロ「落ち着いてくれ、私は戦いに来た訳ではないよ」

ジェリド「エゥーゴの者か?」

付けた方がいいかもですね!

>>279
できてますか?


ジェリド「エゥーゴの者か?」

クワトロ「ああ、私はエゥーゴのクワトロ・バジーナ大尉だ
     だが、今も言ったように戦いに来た訳ではない、君たちと話をしたいと思ってね」

ジェリド「戯言を!」

クワトロ「戦うつもりなら声をかける前に撃っている
     それともこの惨状について話したい、と言った方が話を聞いてくれるかな?」

エマ「ジェリド中尉、彼の言ってることは事実よ
    こちらから撃つべきではないわ」

ジェリド「エマ中尉!?・・・・しかし」

エマ「それに・・・・私は彼の話を聞いてみたい」

カミーユ「・・・・僕も聞いてみたいです、こんなひどい事がどうして起こったのか・・・」

ライラ「私も・・・・・まあ興味が無いと言ったら嘘になるね ジェリド、あんたはどうだい?」

ジェリド「・・・・・分かったよ、三人がかりで言われちゃ立つ瀬ないぜ」

クワトロ「ありがとう、話が分かるようで助かる」

エマ「それで、話っていうのは?」

クワトロ「ああ、さっきそちらの・・・・ライラ大尉だったか?が言っていただろう
     何か深い理由がある、と」

ライラ「ああ」

クワトロ「そんな物は無い、と言ったんだ、ティターンズがこれほどの行為を行った事に深い理由なんて何も無いさ
     ただ宇宙に住む人々が疎ましかった、怖かった、それだけだよ」

エマ「嘘よ!いくらバスク大佐でもそれだけの理由でこんなこと・・・・」

クワトロ「するさ
      宇宙に住む人々、ニュータイプをエスパーか何かだと思っているからそれに主権を侵害されるのを恐れてこんなことをする
      ちょっとした借金がかさんで人を殺すより、よっぽど理性的だよ」

ライラ「そんなことはない!かつてジオンを好きにした、ザビ家の残党の理屈に騙されているんだ!」

クワトロ「これを見てもまだ分からんのか!今や地球連邦が第二のザビ家になりつつあるというのに・・・・!」

エマ「そんな・・・・ティターンズは正義の軍隊じゃ・・・・・・・」

クワトロ「この世に正義なんて無いさ
     ただ、ティターンズは地球を汚染し宇宙に住む人々を弾圧している
     そして我々はそれを止めようとしている、それは事実だ」

ジェリド「へえ、うまい言い方をするもんだな」

クワトロ「だが、本当のことだろう?」

ジェリド「・・・・・確かにな、俺もティターンズがこんなことまでやってるなんて知らなかった・・・・」

ライラ「カミーユはあまりショックを受けてないんだな」

カミーユ「ええ、僕はティターンズがこういう組織だって知ってましたから・・・・」

ライラ「じゃあなぜそんな組織に入ったりしたんだ?」

カミーユ「まあ、色々ありまして・・・・」

クワトロ「それで本題なんだが・・・・どうだ、君たちもエゥーゴに入らないか?」

エマ「なっ!?」

ジェリド「何だと!?」

ライラ「いきなり・・・・とんでもないことを言う・・・」

クワトロ「君たちが今の話に衝撃を受たのを見て確信した
     君たちにティターンズのやり方は合わない、エゥーゴに来るのが自然というものだ」

ジェリド「裏切れ、というのか・・・・」

クワトロ「自分の主義に従って行動する、と言うのは人間として必要なことだ
     それに人は時に間違った道に進んでしまうこともある、引き返すのも勇気とは思わんかね?」

ジェリド「・・・・俺は・・・・・」

ライラ「・・・・悪いが私はパスさせてもらうよ」

ジェリド「ライラ・・・・!」

ジェリドは毒ガス作戦も嫌がってたし本当はいいやつなんだよな

クワトロ「ほう、それは何故かね?」

ライラ「確かにティターンズは信用できない、だがエゥーゴも信用に足るとは言えない
    だから結論を出すには早急だと思った、それだけさ」

クワトロ「一理あるな、私も今の説得だけでエゥーゴの全てを信頼してくれとは流石に言えん」

エマ「・・・・私も同意見よ、今、エゥーゴをとるかティターンズをとるかと考えて気づいたの
   私、どちらの組織についても知らないことが多すぎるって」

ジェリド「・・・・確かにエゥーゴについてただ敵だと言う認識以外は持ったことはなかった・・・」

クワトロ「まあ、それが戦争と言うものだ
     相手の主義主張をちゃんと聞いていたら殺し合いなんて起こらんさ」

エマ「だから、エゥーゴやティターンズがどんな組織かもっと知ってから返事をしたいの」

クワトロ「・・・言っていることは分かるが、些かのんびりしすぎた意見ではないか?」

エマ「一応こっちにとっては人生が懸かってる選択なのよ、これくらいで丁度いいと思うけど」

クワトロ「・・・・いいだろう、君たちはどうだ?」

ジェリド「・・・・・・・俺も二人と同じだ、まだ決められない・・・・」

カミーユ「僕は・・・・元からティターンズは嫌いです」

エマ「!カミーユ・・・・」

カミーユ「でも、行けない理由があるんです・・・・」     

クワトロ「どんな理由かね?こちらで解決できるなら協力するが・・・・」

カミーユ「両親がバスクの下で働いているんです、僕が迂闊なことをしたらどんな目に合うか・・・
      仲は良くは無いけど・・・・やっぱり親だから」

クワトロ「人質・・・というわけか」

ライラ「色々あったって言ったけど、ホントに色々あるんだねぇ・・・」

エマ「そんな!バスク大佐だって一軍の司令官です、そんなヤクザみたいな真似・・・」

クワトロ「いや、バスクならそれくらいやるよ
     コロニーを壊滅させるよりはるかに簡単な作戦だろう」

カミーユ「そういう訳で・・・・すみませんが僕もパスで」

クワトロ「・・・・・全滅、か 残念だよ」

エマ「ええ、でも興味深いお話が聞けました これからの人生に関わるほどの・・・・」

クワトロ「それは何より・・・・・悪いがこれから戦場で会っても、手加減はできんぞ」

ライラ「お互い様さ、せいぜい私たちが答えを出すまでくたばらないでくれよ」

クワトロ「努力するさ、お互いにな・・・」

ライラ「ああ」

クワトロ「しかし交渉が失敗したら銃撃戦になることも覚悟してたんだが・・・」

ジェリド「そこまで血に飢えてるわけじゃないさ、まあここを出るまでは休戦といこうや」

クワトロ「感謝する・・・・と言っておこうか」

カミーユ「あの・・・・エゥーゴの秘密基地ってこんな死体だらけのとこにあるんですか?」

クワトロ「秘密基地?何のことだ?」

カミーユ「とぼけないで下さい、じゃあ何でアーガマはこんなところで止まってたんですか?」

クワトロ「エンジントラブルだが?」

カミーユ「・・・・・は?」

クワトロ「エンジントラブルだと言っている、でなければこんな何も無い所で止まったりせんよ」

カミーユ「な・・・何だぁ・・・・・・じゃあさっさと攻撃しちゃって良かったのか」

エマ「でもそれじゃあ本当のこと、分からないままだったけど?」

カミーユ「それはそうですけど・・・・・」

クワトロ「あ、そうそう」

エマ「何ですか、大尉?」

クワトロ「これは餞別だ、受け取りたまえ」ポイッ

エマ「これは・・・・・・催眠ガス弾!?」

クワトロ「悪いがアーガマを追わせる訳にはいかんのでな 何、殺しはせんよ」

バン!ブシャァァァァァァァァ・・・・

ジェリド「おい!き、さ・・・ま・・・・・・・・・」バタッ
                  ・
                  ・
                  ・
ライラ「あれから30分後、か・・・・・」

カミーユ「アーガマももういませんね・・・・・・・」

ジェリド「・・・・・・俺達は30バンチコロニー付近で敵MSと戦闘、しかし予想外の反撃にあい、惜しくもアーガマを取り逃がした・・・・いいな?」

エマ「・・・・・・・了解したわ、さすがにこれは少佐には報告できないわね・・・」

ライラ「・・・・・私、やっぱりエゥーゴは全力で潰させてもらうよ、全力でね・・・・・・」ビキビキ#
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ヘンケン「もうアンマンから出港か、あまりにも平穏すぎて一瞬に感じたよ」

トーレス「まあクワトロ大尉が家に戻った以外は誰も港から外に出ませんでしたからね
      敵にこの場所がばれることは無いでしょう」

ヘンケン「敵戦艦の奪取も見事にクワトロ隊がやり遂げてくれたしな
      万全の態勢でジャブローへ攻め込めるってもんだ」
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                    ・
カクリコン「これだけ張り込んで成果0か・・・・・・・誰も通らないとは・・・・・」

エマ「カクリコン中尉、お疲れ様」

カミーユ「ええ、中尉はちゃんと任務を果たしたんです 何も恥じることはないですよ」

カクリコン「お、お前ら・・・・・」
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エマ「これで三度目の出撃・・・・クワトロ大尉には悪いけど今度こそアーガマを落とすわよ」

カミーユ「結局ライラさん、アレキサンドリアに残ることになりましたね」

ジェリド「ああ、もうルナツーからも大分離れちまったしな なりゆきだってのにジャマイカンは渋い顔してたがなww」

カミーユ「そういえば今回もカクリコン中尉出撃から外されちゃいましたね」

エマ「この前の偵察任務で成果が上がらなかった事で、ジャマイカン少佐にどやされてたからね・・・・」

ジェリド「おいおい、あいつは大気圏にでも落ちない限り這い上がってくるタフな奴だぜ、その程度で終わる男じゃない、大丈夫だろう」

エマ「ええ、そうね・・・・きっと汚名誉挽回してくれるわ」

ジェリド「さってと、アーガマは・・・・ん?あれは・・・・」
     
カミーユ「シャトル・・・・?なんでこんな所に・・・?」

エマ「救難信号を出してるわ・・・・とにかく回収を・・・・っ!?」

ゴォォォォォォッッ!

ジェリド「モビルアーマー!?見たこともないタイプだ・・・・」

カミーユ「シャトルを狙ってるのか、一体何処の奴だ!?」

エマ「そこのMA!こちらはティターンズ所属のMS部隊隊長、エマ・シーン中尉です
   速やかに所属と階級、目的を明らかにしない場合、攻撃を開始します!」

????「なんだ、ティターンズのMS隊か・・・・」

シロッコ「私は地球連邦軍木星船団指揮官、パプテマス・シロッコ大尉だ
      ここにはこのメッサーラの慣らしのために来た」

ジェリド「木星帰りとはこりゃまた珍しいのが来たもんだ
      で、その指揮官様がこんなところで無抵抗のシャトルを襲って何になるってんだ?」

シロッコ「そのシャトルにはグリーン・ノアを脱出した反ティターンズの難民どもが乗っているという話でな
      メッサーラのテストに丁度いいと思ってやって来た次第だ」

カミーユ「そんなことで・・・・!何人乗ってると思ってるんだ!?」

シロッコ「君達はティターンズなのだろう?反ティターンズの難民どもを、撃つ理由はあってもかばう理由などないはずだが?」

エマ「・・・・・そのようなシャトルがこの宙域にあるという情報は受けていません
   よって我々はあなたが罪もない民間人を襲撃しているとみなし、連邦軍人としてそれを阻止します」

カミーユ「エマさん!」パァァァ

エマ「それに・・・・仮にあなたの言うことが事実だったとしても
   思想が違うだけの民間人を裁判もなしに的当ての的にするなんて行為、見逃すわけにはいきません・・・!」

シロッコ「・・・・・女、まさか本当にこのメッサーラとやりあうつもりか?それに私は大尉だ、上官に向かってよくもそんな口を・・・・」

ジェリド「おいおい、ずいぶんと偉そうな口をきいてくれるな、ティターンズは一階級上扱いってのを知らないのか?
     つまり俺らとあんたは同階級ってことだぜ、シロッコ君?w」

シロッコ「・・・・・・・・いいだろう、ここで君たちと事を構えるのは得策ではない 今は退こう、今はな・・・・・!」ゴッ! キィィィン・・・

シロッコ「(それにあのマラサイから感じるプレッシャー・・・・見極める前に戦うのは危険だな・・・・)」

エマ「・・・・・・ふぅ、退いてくれてよかった・・・・あのMAのスピード、戦ってたらただじゃすまなかったわ・・・」

カミーユ「ええ、ものすごいプレッシャーを感じました・・・・まるでシートに押し付けられるような・・・
あんなのは初めてです」

ジェリド「まるでニュータイプみたいなことを言うんだな
     さすが、宇宙生まれは違うねぇ」

カミーユ「からかわないで下さい!でも・・・・只者じゃないってのは本当ですから・・・・」

ジェリド「・・・・確かにな、木星帰りのパプテマス・シロッコ・・・か・・・」

カミーユ「それで、あのシャトルはどうするんですか?置いていく訳にもいかないでしょう」

エマ「恐らくシロッコの言っていた事は本当でしょうね、となるとアレキサンドリアに連れて帰るわけにはいかないわ」

ジェリド「じゃあどうするんだ!他に何処があるって・・・・」

カミーユ「・・・・・ありますよ、それもアレキサンドリアよりも近くに」

エマ「・・・・!、そうか、アーガマ!」

ジェリド「おい!これから戦おうって戦艦に助けを求めるってのか!」

エマ「私には、あれは停戦信号を出してる相手を撃つような船には思えないわ
   クワトロ大尉ならきっと分かってくれるでしょうし」

ジェリド「しかし任務が・・・・・・」

エマ「民間人の救出、予想外の交戦、十分言い訳は立つわ
   アーガマに連れて行ったのはシャトルの酸素がなくなりそうでやむを得ず、
   とでも言っておけば少佐も強くは言えないでしょう」

ジェリド「・・・・いいだろう、戦闘隊長はあんただ、命令には従うさ」

エマ「それにしちゃあ弾んだ声だけど・・・・本当は見捨てることにならなくて嬉しいんでしょう?」ニヤニヤ

ジェリド「う、うるさい!何を馬鹿な事を・・・・///」

カミーユ「まったく、ジェリド中尉はもう少しプライドを捨ててもいいんじゃないですか?」ニヤニヤ

ジェリド「くそっ、さっさと行くぞ!///本当に酸素が無くなったら洒落にならんからな!」ゴォッ!

カミーユ「はいはい・・・・」ゴォッ!

                     ・
                     ・
                     ・

この俺が誤爆するなんて…



Zガンダムで誤射した奴ってクワトロしか出てこねぇ
ジェリドがカミーユの母ちゃんブッ殺した(結果的)のは故意だっけ?

カミーユ「エゥーゴとの交渉、うまくいってよかったですね」
エマ「ええ、でも良かったの、カミーユ?幼馴染の子が乗ってたんでしょ?あのシャトル」

ジェリド「ああ、もっとゆっくり話していっても良かったんじゃないのか?」

カミーユ「敵の戦艦で長話なんてできませんよ、それもう僕は軍人なんですよ、昔の知り合いと馴れ合いなんて・・・・!」

エマ「またそんなこと言って!」

ジェリド「おいおい喧嘩よりジャマイカンへの言い訳の練習でもしといてくれ!」

エマ「ごめんなさい、つい・・・・」

カミーユ「すみませんでした・・・・」

ジェリド「よし、じゃあ急ごう 任務失敗の上に戻るのが遅れるとなったらジャマイカンのデコがますます広がっちまう」

カミーユ「ははっ、まったくですね」

エマ「ふ、不謹慎よジェリド中尉、上官をそんな風に・・・」ププッ

カミーユ「まあエマ中尉も猥褻物陳列罪ですけどね」ボソッ

ジェリド「ぶふぅっ!?か、カミーユ!?」

エマ「あら、何か言った?ジェリド中尉もどうしたの?」

カミーユ「いえ、何も?空耳じゃないんですか?」シレッ

ジェリド「い、いや・・・大丈夫、だ・・・・(わ、笑うな・・・・・)」プルプル

>>352
爆弾だと思ってたんじゃなかったっけ?嫌な感じがするとか言ってたし
あの後カミーユに突っかかったのは罪悪感よりカミーユへの恨みが勝ったんだろうな

                       ・
                       ・
                       ・
                       ・
カミーユ「えーっと、ここの計算はこうで・・・・」

?????「やあ、ここにいたのか」

カミーユ「・・・・何ですか、あなたは
     (な、何だこの感じ・・・・どこかで・・・・)」

シロッコ「私はパプテマス・シロッコ
     この名前、知っているだろう?カミーユ・ビダン曹長?」

カミーユ「っ!あの時の!・・・・・僕に何の用ですか?」

シロッコ「・・・・・確認しておくがあの時のマラサイに乗っていたのは君だな?」

カミーユ「・・・・・?はい、そうですけれども?」

シロッコ「(こんな子供があのプレッシャーを・・・・信じられん・・・・!)」

シロッコ「いや、それならいいんだ
     ここには補給のために立ち寄ったんだが、ついでに誤解を解いておこうと思ってね」

カミーユ「誤解?」

シロッコ「ああ、あれは情報伝達の遅れが招いた事故だった 失礼なことをした非礼を詫びておこうと思ってね」

カミーユ「・・・・・けど、あなたが民間人を襲っていたことは事実でしょう・・・!」

シロッコ「勘違いしてもらっては困る もし君があのシャトル追討の命令を受けていたらどうしたかね?」

カミーユ「っ!そ、それは・・・・・」

シロッコ「わかるだろう、私はただ義務を果たそうとしたに過ぎん もしかしたら君があそこにいたかもしれんということだ」

カミーユ「・・・・わかりました、これ以上追求はしません・・・・」

シロッコ「理解してくれて助かる・・・・・・・ん、それは・・・・・」

カミーユ「あ、これガンダムMKⅡに追加装甲やら色々付け足してみたんです
     機械いじりが好きなもので、ほんの趣味程度に・・・・・Zガンダムって言うんですけど・・・・」

シロッコ「ほぅ・・・・・・私はMSの開発も行なっているがこれはなかなかのものだな、趣味程度というには些か良すぎる腕のようだ 
     どうかね、私の元に来ないか?今よりもいい待遇を約束するが・・・・」

カミーユ「ありがたいですけど、お断りします
     この前現場で見てみたいことが出来てしまって・・・・どうしても見とどけたいんです、それを」

シロッコ「ふむ、フラれてしまったか・・・・まあいい、君には君のやるべきことがあるという訳か
     では餞別にこれは借りていくよ」パシッ

カミーユ「あっ!それはZガンダムの設計図・・・・」

シロッコ「何、悪いようにはせんさ、ではいずれ会う日までまた」スタスタ
カミーユ「あ・・・・・・それにしてもパプテマス・シロッコ、あの感じは一体・・・?」

とりあえず今日はここまでにしときます

ぶっちゃけZをどう変えるかは全然決めてませんww
普通にそのまんまただのZガンダム出すかもしれないですww

シロッコはファンネルとかよりもサイコミュや変形みたいな機動力面重視の開発思想ってイメージなんで
もともとそういう感じのZをどう変えるか、いっそ変えないか悩む・・・・

保守

EXAM「パイロットなんて飾り」
ALICE「ですよねー」
ゼロ「ねー」

復帰
保守感謝です!

ジャマイカン「皆良く聞いてくれ、とうとうこの日が来た!

        エゥーゴの艦隊が地球を目指して進行していることは皆も知っていると思うが、ついに奴らの降下作戦が始まろうとしている!
        奴らに地球で大きな顔をさせる訳にはいかん、何としても降下中のMS部隊を撃滅しろ!以上だ、諸君の健闘を祈る!」

カクリコン「久しぶりの出撃だな・・・・今回はまさしく総力戦って話だが」

エマ「ええ、ジャブローは連邦軍の一大拠点よ、あそこを落とされたら補給もままならないわ」

ライラ「ジャマイカンが私まで出撃させるってことは、つまりそうなんだろうね」

カミーユ「軌道上で戦った後はそのまま降下して地上に向かうんですよね?僕地球は初めてだから何か不安だなぁ」

エマ「大丈夫よ、あなたならうまくやれるわカミーユ」

カクリコン「そうそう、なんたってMSを盗んでも平気でティターンズに入れるくらいだからな、それくらいこなしてもらわないと困るぜ」

エマ「ちょっと、カクリコン中尉!まだそんな事・・・・・」

カクリコン「へっ!本当のことだろうが」

カミーユ「いいんです、エマさん カクリコン中尉、今度の戦闘お互いに生きて帰りましょう」

カクリコン「ぐ・・・・よ、余計なお世話だ!貴様の顔を見てると不愉快だ、向こうで待機してくる!」ダッ

ジェリド「カクリコン!すまん、俺も行ってくる」ダッ

ライラ「まったく、男ってのはこれだから・・・・」ヤレヤレ

                     ・
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カクリコン「・・・・・ジェリドか」

ジェリド「どうしたっていうんだ、カクリコン?
     カミーユが敵じゃないっていうのは今まで作戦をやってきてわかってる事じゃないか」

カクリコン「・・・・・お前、あのルナツーでの戦いのときカミーユの動きを見ていたか?」

ジェリド「い、いや・・・・夢中だったから、見ていないが・・・・」

カクリコン「俺はやられちまった後あいつの戦いを見ていた、いや目を奪われちまったと言った方がいいか・・・・
       あいつは信じられないような動きで敵を落としていた、後ろからのビームを避けたと思ったら敵がどう動くか分かっているように攻撃を当てる・・・・
       とても同じ機体に乗ってるとは思えなかった」

ジェリド「あいつそんなに凄かったのか・・・・」

カクリコン「?一緒に任務に行ったんじゃなかったのか?」

ジェリド「い、いや・・・いつもあいつとは反対の方向で戦うことが多くてな・・・ハハ・・・」

カクリコン「・・・・とにかく俺のハイザックにもあんな動きができるなんで想像もできなかったよ・・・
       そして俺は・・・・嫉妬した・・・!認められなかった、エリートの俺があんな素性もわからない子供に負けるなんて!さっきあいつに突っかかってしまったのも・・・
      そして、そんな自分にますます腹が立った・・・・!俺は、あいつと対等になりたい!そのチャンスが欲しかった!」

ジェリド「カクリコン・・・・・」

カクリコン「そして俺はチャンスを得た!今回の出撃で手柄を挙げてあいつに追いついてみせる!そうすればきっと俺もあいつを認められる・・・・」

ジェリド「ああ・・・・・ああ!その意気だ、カクリコン!
     地球にいる女にもいいところを見せてやらないといけないしな!」

カクリコン「当たり前よ!
      ・・・・・しかしジェリド」

ジェリド「ん?何だ?」

カクリコン「あれがニュータイプだというものだとしたら・・・・
      ニュータイプが争いの火種になるのは必然かも知れんな・・・」

ジェリド「どういうことだ?」

カクリコン「俺はあの小僧のことを只者でないと思った、敵わないとな・・・・
      誰でもそう思うだろう、そしてこの感じ方が無意識のうちに反感になる
      未知の相手、それも自分よりも格上と見せ付けられた者を素直に受け入れられる奴なんてそうそういないさ」

ジェリド「反発か、崇拝か・・・・どちらにせよただでは済まない、ということか」

カクリコン「そういうことだ
       お前もこの先あいつと付き合っていくならいつかはこの感情を抱くことになるだろう
       その時お前はどうするつもりだ・・・・?」

ジェリド「俺が劣等感を・・・・?・・・・・俺は・・・・・・」

ティターンズ隊員「出撃だ!搭乗員はコックピットで順番を待て!」

カクリコン「!、行くぞ!」

ジェリド「あ、ああ(俺が劣等感を持つだと、敵わない思うだと・・・そんなこと・・・)」

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サエグサ「MS確認!6、7、10・・・か、数は不明!ティターンズと思われます!」

ブライト「ええい、MAを退けたと思った矢先に!全艦弾幕を張れ!降下中のMSを守るんだ!」

クワトロ「来るのはわかっていたが、まったくいやらしいタイミングで来る!
     各隊降下急がせろ!バリュートを展開するところを狙われてはひとたまりもないからな」

カクリコン「よし、追いついた!さて目ぼしい獲物は・・・・」

ジェリド「!おいおいなんの冗談だ、あの金色のMSは」

カクリコン「いや・・・あんな目立つ色に塗るって事は相当自信があるやつに違いない・・・・ジェリド、あいつは俺が貰うぞ!」

エマ「カクリコン中尉!あまり先走っては!・・・・・張り切りすぎよ、まったく」

ジェリド「無理もないさ あいつにはあいつで、色々あるんだよ・・・」
                       ・
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クワトロ「もう大気圏だぞ、こいつ何処までついてくるつもりだ!?」

カクリコン「くっ、この金ピカ野郎、落ちろ落ちろ落ちろ!」

ジェリド「カクリコン!これ以上は無理だ!」

カクリコン「ウェーブライダーとバリュートじゃこっちの方が不利だ!
      開けばこちらがやられる!」

エマ「カクリコン中尉!退いて!」

カクリコン「バリュートのオートマチックまで解除したんだ・・・・やれるところまでやってみるさ!」

カクリコン「(俺は手柄を立てなけりゃならんのだ・・・!一緒に戦場に立つ仲間を信じられるようにするためにも俺は勝つ!)」

ジェリド「・・・・・・ええい、これまでか!」バサッ

カクリコン「ジェリド弱気な!そんな事では討てん!」

クワトロ「こいつ焼けるのが怖くないのか!?それならお望みどおり・・・・!」ゴォッ

カクリコン「なっ、こいつ更に加速しただと!?俺を引き離す気か!だが・・・・・・ティターンズ根性をなめるなよ!!」

カミーユ「カクリコン中尉!行き過ぎです!バリュートを展開してください!」

カクリコン「うるさい!ガキは黙ってろ!」

クワトロ「まだついてくるか!」

カクリコン「うおおおおおおおおおおおおおお!落ちろおおおおおお!」バシュバシュバシュバシュバシュゥゥーン

クワトロ「こちらもそろそろ空気抵抗で思うように動かなくなってきたか・・・・潮時だな・・・・!」バッ

カクリコン「くっ、待て!・・・・・・駄目か・・・・俺もバリュートを開かないと・・・」

バキンッ! ガガガガガガガ・・・・

カクリコン「!?開かないだと!?まさか落下の衝撃でどこかが・・・」

ジェリド「どうしたんだカクリコン!早くバリュートを・・・・」

カクリコン「・・・ジェリド聞け・・・・・お前は・・・昇っていける素質がある・・・・」

ジェリド「い、いきなり何だってんだ!?それより早く・・・・」

カクリコン「大変だろうが・・・・頑張れよ・・・出世頭・・・・・・・・・・ブツッ」

ジェリド「カクリコン?どうしたんだカクリコン!?」
      
カクリコン「熱で通信系がイカれたか・・・・俺がこんなところで終わるとはな・・・・・・・・・

      ・・・・・・・・・・・・ぅぁぁっ・・・・・・・・アメリア・・・・・・・・・・・っ!」ゴォォォッ!

ジェリド「っ!!!!カクリコォォォォォォン!!!」

エマ「そんな・・・・・!」

カミーユ「中尉・・・・・・・・・くっそぉぉぉぉっ!」ダンッ!
ジェリド「・・・・・・・わかったよ、カクリコン・・・・・俺がお前の分まで昇ってやるさ・・・・必ずな・・・・!」

キリがいいんでちょっと中断

カクリコンは殺さずに「クロコダ・・・カクリコーーーーーン!!」
みたいな方向でかませとして活躍してもらおうとも思いましたが
書いていてどうしても生き残る道が見えなかったので王道パターンで死んでもらいました
ちょっと王道すぎたかもしれませんが

大勢いるであろう前髪ファンの方にはすみません


1時間ほどで再開すると思います

再開します

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連邦軍仕官「実は・・・・ジャブローは今引越し中で・・・」

エマ「それでこうも簡単に敵の進行を許したって訳ね」

ライラ「つまり私達が来たのは無駄足だったってことかい・・・・」

エマ「・・・・・よし、そうと分かればさっさと撤収しましょう
     残る理由もないのだし、無駄に危険を冒すことはないわ」

ジェリド「エマ中尉!それじゃあ何のためにカクリコンは・・・・・!」

エマ「冷静になりなさい、ジェリド中尉!
   私達が無駄に命を危険にさらすことを、カクリコン中尉が望んでると思って!?」

ジェリド「・・・・・・了解した」グッ・・・

カミーユ「(エマさんの手、血がたれるほど握りしめられてる・・・・・
     エマさんも悔しいんだ・・・・・僕には何もできないのか・・・・・)」
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カミーユ「早めに避難したのに・・・・すごい人ですね・・・・」

ジェリド「これじゃあガルダに乗るのも一苦労だな・・・・」

エマ「MSでは遠くに逃げられないわ、乗り捨ててなんとかあれに乗るしかないわね」

ライラ「・・・・とにかく行くよ、ここに残るって訳にはいかないからね
   この状況だと今からは個人で生き残るしかないってことさ、あんたも生き残るんだよ、ジェリド!」ダッ

ジェリド「おい、ライラ!」

エマ「ライラ大尉の言う通りよ、この人混み全員が乗り込めるだけのガルダはないわ
   誰かを掻き分けて乗り込むしか、生き残る道はないのよ・・・・・ひどい事だけどね・・・」
   
ジェリド「他人を助けてる余裕はないって事か・・・・・」

カミーユ「でもそんなの・・・・まるで殺すみたいじゃないですか・・・・!」

エマ「甘えたことを言うんじゃないの!乗れなかったらあなた自身が犠牲になるのよ!?さあ、行くわよ!」

カミーユ「・・・・・わかりました、ジェリド中尉も生き残って下さい・・・!」

ジェリド「子供に心配されるようじゃ終わりだぜ、いいから二人ともさっさと行きな」

カミーユ「・・・・はい、それじゃあ!」ダッ

エマ「あなたも生き残ってね、きっとよ!」ダッ

ジェリド「・・・・・・・よし、俺も行くか!」

ジェリド「くそっ、前に進めん・・・・!この・・・・!」グイッ

連邦軍兵士「邪魔だ、どけぇっ!」ドカ!

ジェリド「ぐあっ!・・・・・・・このぉ!」バシ!

連邦軍兵士「ぐぅっ!・・・う、うわああああああ・・・・」

ジェリド「(タラップから落ちていった・・・・あいつはもう乗れないだろうな・・・・・・・・・俺のせいか・・・・・・)」

キィィィィィィン

ジェリド「エンジンが始動している!もう出発するのか!・・・・・迷っている時間なんてないってか・・・・!」

ジェリド「・・・・・どけぇっ!」バキッ!

連邦軍兵士「がはっ!」

ジェリド「力ある者だけが生き残る・・・・!力の無い者は死あるのみ・・・・・!」ドカッ!

連邦軍兵士「ぐあっ!」

ジェリド「力の無い者は・・・死ぬしかない・・・・それがルールなんだ・・・!」ドゴッ!

連邦軍兵士「お、落ちるっ!嫌だ、乗せてくれぇぇぇぇぇ・・・・・!」

ジェリド「力の・・・無い者は・・・・・・・・死あるのみ・・・・・・・くそぉっ・・・・・・!」

ジェリド「・・・・ハァ、ハァ・・・・乗り込めたか・・・・俺は・・・何をやってるんだろうな・・・・・」

????「動き出してしまった・・・・駄目か・・・・・・」

ジェリド「・・・・・?あいつの制服・・・ティターンズか・・・・・惜しかったな、こいつはもう出ちまう・・・・」

ガシッ

ジェリド「(・・・!俺はいつの間に手を伸ばしたんだ・・・?見捨てられなかったってのか・・・あれだけ押しのけといて・・・・・)」

????「・・・・助かったよ、礼を言う」

ジェリド「あ、ああ、良かった・・・・・
     (だが、他のやつを見捨てといて、こいつだけを助けてそれでいい気になるなんて・・・・・・・
     ・・・・・・ハハッ、何考えてんのか 助けちまったんだ、それでいいじゃないか、俺らしくもない)」

マウアー「自己紹介がまだだったな、私はマウアー・ファラオ、助けてくれて本当にありがとう」ペコリ

ジェリド「いいってことよ、俺はジェリド・メサだ、よろしくな
     ・・・・・そうだ、きっと仲間がこの船にいるはずなんだ、探さないと・・・・」

マウアー「私も一緒に探そう・・・・いいか?」

ジェリド「ああ、もちろんだ、助かるよ」
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エマ「ジェリド中尉!」

ジェリド「!、エマ中尉!カミーユ、ライラも!やっぱり生きてやがったか!この!」ガシッ!

カミーユ「い、痛いですよ、ジェリド中尉・・・・・」

エマ「見つからないのはあなただけだったから、心配したのよ・・・・・あら、そちらの方は・・・」

マウアー「マウアー・ファラオ少尉です、危ないところをジェリドに助けられて・・・とても感謝しています」

エマ「あら、ジェリド中尉も結構スミに置けないのね・・・フフッ」

ジェリド「おいおい、変な事言わないでくれよ・・・マウアーに失礼だろう」

マウアー「いや、私は別に・・・・・///」

ライラ「『ジェリド』・・・・・ねえ・・・・会ったばかりだってのに・・・・」ボソッ

マウアー「・・・・・貴方は?」

ライラ「・・・・・・私はライラ・ミラ・ライラ大尉、宇宙では『ジェリド』に『色々』教えてやっていたんだ
    まあ結構『長い付き合い』かな、こ れ か ら よ ろ し く 」

マウアー「・・・・・・・実は私もティターンズのパイロットなんですよ
      彼もそうだと聞いてこれからは『ジェリド』と『一緒』にやっていきたいと思っていたんです
      貴方にも色々お世話になると思いますが、よ ろ し く お 願 い し ま す 」

ライラ、マウアー「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エマ「え、エマ・シーン中尉です、よろしく・・・ハハハ・・・(く、空気が重い・・・・・・・・)」

カミーユ「か、カミーユ・ビダン・・・曹長・・で・・す・・・・・(このプレッシャー・・・・・押し潰されるっ!?)」

ジェリド「どうしたんだ二人とも?調子でも悪いのか?」

エマ「!、あ、貴方分からないの・・・・?」

ジェリド「・・・・?何がだ?ただの自己紹介じゃないか?なあ、ライラ、マウアー?」

ライラ、マウアー「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ジェリド「おいおい、二人とも緊張して黙り込むなんてらしくないぞ
     これから一緒にやってくんだからもっと打ち解けないと」ヘラヘラ

エマ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」ボーゼン

カミーユ「・・・・・・貴様のようなのがいるから、男達の絶望が終わらないんだ!消えろおおおおおお!!」

ジェリド「な、なんだカミーユ!やめろっ!」

カミーユ「暗黒の世界へ堕ちろ!ジェリド・メサ!」

エマ「エマ・シーン中尉、援護します」

ジェリド「やられる!?この俺が・・・・・!」

        カッ!! ドォォォォォォォン・・・・!

エマ「!、何!?」

ジェリド「ジャブローが爆発!?・・・・・・いや、自爆か・・・まあ機密事項がたんまりあるんだ
     予想はしてたが残ってた奴らは・・・・」

ライラ「待て・・・あの爆発、普通じゃない・・・・・・・まさか!?」

マウアー「・・・・ああ、あれは核だろうな・・・・・」

エマ「核ですって!?でもあれは南極条約で禁止されているはずじゃ・・・」

カミーユ「・・・・・なら毒ガスだって禁止されてますよ!くそっ!ティターンズは、地球を汚染しても何とも思わないのか!」

マウアー「まだティターンズがやったと決まったわけでは・・・・」

ジェリド「いや、残念だが十中八九ティターンズだろうな
     エゥーゴはあの基地をほとんど占拠してたんだ、消す理由がない」

エマ「そしてまた情報統制・・・・でしょうね」

ライラ「まったく、碌なことしないね、ティターンズってのは・・・!」

エマ「・・・・・・否定できないわね、残念ながら・・・・・・」

ジェリド「・・・・・変えてやるさ、俺が昇ってな・・・・そうだろう、カクリコン・・・・・」
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レコア「え、私の出番これで終わり?」

カイ「バチカンに呼ばれたかった・・・・・」

とりあえず今日はこれで終わりです

もう500・・・・このスレ内で終わらせられるか・・・・・


カミーユがいないんでレコアさんとカイさんはあえなく爆死・・・・

ライラとマウアーのラブコメもどきのおふざけパートは入れるか悩みましたがとりあえず入れてみました

これからもちょくちょく亀頭中尉や汚名挽回みたいなネタは入れていくか迷ってるんがどうでしょう?


次はまた夜ごろからになると思います

ここまで読んでくれた方、ありがとうございます 次からも頑張っていくのでよろしくお願いします

復帰
保守サンクス!

とりあえずおふざけは適当に入れていきます、だらだらしないようにはしたいですが長くなったらすみません・・・・

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マウアー「・・・・そうか、ティターンズはそんなことまで・・・・・
      それにしてもエゥーゴのクワトロ大尉か、興味深い男だな・・・」

ジェリド「ああ、それで俺達はエゥーゴやティターンズをもっと知って正しいと思うことをしよう、と思ったわけさ
     まあ思っただけでまだ具体的に何をするかは全然決めてないんだけどな、ハハ・・・」

マウアー「いや、考えを持つことだけでも大きな違いさ
     良ければ私もその流れに加えてくれないか?できることがあったら手伝うよ」

ジェリド「本当か!?助かるよ!マウアーが味方となると心強いな」

マウアー「ふふっ、そう言って貰えると嬉しいよ・・・」

ライラ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」イライライライラ

カミーユ「(隣からのプレッシャー・・・・・こんな所、息苦しくって・・・・)」メットアケシメアケシメ

ライラ「あ!エマ中尉!宇宙と連絡はついたのか?」

カミーユ「(ほっ・・・・・・・・やっと開放される・・・・・)」

エマ「ええ、指令が来たわ、読むわね」

ジェリド「やっと最寄のティターンズ基地について宇宙と連絡がついたと思ったら早速次の命令かよ、こき使ってくれるぜ」

ライラ「それが軍人ってもんだろ、ボヤいてんじゃないよ」

エマ「私とライラ大尉はここのロケットで宇宙へ帰還、ジェリド中尉とカミーユはマウアー少尉とともにジャブローを脱出したエゥーゴ降下部隊の追撃を命じる、だそうよ」

カミーユ「僕まだ宇宙に帰れないんですか?この重力がまとわりつく感じ、好きじゃないのに・・・・」

マウアー「何、慣れるとこれが当たり前になるさ、少年」

ライラ「(ジェリドと離れ離れ・・・・そしてこの女はジェリドと一緒・・・・)」ズーン

ジェリド「ん?どうしたライラ?お前は宇宙の方が得意だろ?帰れるのに嬉しくないのか?」

エマ「(この男・・・・・自分が一体何を言ってるか分かってるの?)」

ライラ「・・・・・・ああ、嬉しいね!清々するよ!あんたは勝手にイチャついてりゃあいい!」
    私はとっととロケットに乗り込むとするさ!バカ!ヘタレ!髪型ガイルもどき!」ダッ

エマ「ライラ大尉!」ダッ

ジェリド「髪型は関係ないだろ!セット大変なんだぞ!・・・・・・ったくいきなり何なんだあいつは?」

マウアー「・・・・・・・ジェリド、それは本気で言っているのか?」

ジェリド「?マウアーにはあいつがイラついてる理由がわかるのか?」

マウアー「いや・・・・何でもない・・・・・・(私も苦労しそうだな・・・・)」

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マウアー「カラバのアウドムラという奴を捉えたらしい、ひとまず先に追撃している連邦の部隊と合流するそうだ」

カミーユ「確かその部隊って追撃をこっちに任せろって言ってるのに無視してる所ですよね?素直に合流してくれるでしょうか?」

ジェリド「まあ向こうからしたら、折角追いかけてきた獲物が横からかっ攫われるのを黙って見てる訳にはいかないだろうからな
     嫌われて当然っちゃ当然だ」

マウアー「追撃中にオーガスタ研究所から派遣された強化人間がやられたらしい
     強化人間を倒すほどの戦力がある部隊を相手にこちらの助力を無碍にするとも思えんがな」

カミーユ「強化人間って何ですか?」

マウアー「人間の身体機能を強化して、人工的に作られたニュータイプだそうだ 
      噂では催眠療法や投薬で精神的な面も弄っているとか・・・・」

カミーユ「なっ!人間をそんな機械みたいに弄るなんて、許される事なんですか!?」

ジェリド「ひどい事かもしれんが俺達がどうこうできる問題じゃない
     連邦の上層部がやっていいって言っちまったんだ、仕方ないさ・・・」

カミーユ「・・・・・けど・・・・僕は納得できませんよ・・・!」

マウアー「私もだ、だがジェリドの言う通りどうしようもないのも事実だ
     今は任務に集中する方が重要だぞ、カミーユ」

カミーユ「・・・・・・・・はい・・・」

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ジェリド「アッシマー、か、なかなかいい機体だったな」

マウアー「ああ、武装がライフル一つだと聞いたときはどうかと思ったが、あの航行性能は破格だな」

ジェリド「カミーユの方のギャプラン・・・ってのはどうだったんだ?
     あのオーガスタ研究所の強化人間が乗ってたやつらしいが」

カミーユ「はい、元は強化人間用の機体でどのくらいリミッターをかければ一般兵でも使えるか試すために僕に回されたみたいです
      それだけに凄まじい加速性能でした、最初は気絶するかと思いましたよ・・・・・」

マウアー「でも君、結構乗りこなしてるように見えたけど・・・・」

カミーユ「ええ、最初は戸惑ったんですが慣れてくると加速のタイミングとかが分かってきて・・・・案外素直な機体でしたよ」

マウアー「強化人間用の機体を素直って・・・・」

カミーユ「整備の人にもお前のデータで一般兵用の調整は無理だ、なんて言われて・・・
      参っちゃいますよね、お世辞なんか言われても嬉しくないってのに」ハハッ

マウアー「(この子・・・・まるで底が見えない・・・・・まさか本当にニュータイプ・・・)」

ジェリド「(やはりカクリコンが言っていた通り、只者じゃないって事か・・・・)」

ジェリド「さて、MSのテストも兼ねてスードリに来たわけだが・・・・はたして向こうの指揮官が話を聞いてくれるか・・・・・」

カミーユ「悩んでても仕方ありませんよ、とりあえず行ってみましょう」

ジェリド「二つの部隊でアウドムラを取り合って三つ巴、なんて事態は避けたいからな
     とにかく説得してみるか」

マウアー「着いたぞ、ここがブリッジのようだ」

ジェリド「・・・・・・・・・・・よし、ジェリド・メサ中尉以下三名、入ります!」

ブラン「来たか・・・・ブラン・ブルターク少佐だ、よろしく」

マウアー「マウアー・ファラオ少尉です、よろしくお願いします」

カミーユ「カミーユ・ビダン軍曹です、あの・・・アウドムラの件なんですが・・・」

ブラン「ん?何か言ったかね、カミーユ君とやら・・・・・!」ギロリ!

カミーユ「い、いえ!何も・・・・(相当キてるな・・・・ジェリド中尉に任せるしかない、か・・・・)」

ジェリド「(ま、一番階級が高いのは俺だし俺が説得するのが筋って物だが・・・・)」

ブラン「どうしたんだね?何か話があるんじゃなかったのか・・・・・?」ゴゴゴゴゴゴ・・・

ジェリド「(明らかに機嫌が悪いっ・・・・!だが・・・・やるしかない!気圧されるな、ジェリド・メサ!)」

マウアー「(頑張って、ジェリド・・・・!)」

ジェリド「・・・・・・・・率直に言わせて貰うが、我々はカラバ追討の命を受けてここまで来た、貴官らが追っているあの船の追討だ」

ブラン「ほう、それで?」

ジェリド「交代の要請を無視したことを咎めるつもりはないし、手を引けというつもりも無い、ただ我々と協力して欲しい」

ブラン「・・・・・・・・・」

ジェリド「出撃した強化人間が撃墜、回収されたと聞いた、それほどの敵を相手にするのに援軍は多いに越したことはないだろう
     不本意だとは思うがどうか・・・・・」

ブラン「・・・・・横から出てきて好き勝手します、という割には随分と偉そうだな さすがはティターンズというところか」

ジェリド「!」

ブラン「話は終わりか?ではさっさとお引取り願おう
     元より貴様らのような、連邦では新参者の癖にでかい面をしている奴らの話など聞くつもりはないがな」

ジェリド「我々と手を結ぶ気はないということか・・・・いたずらに戦局を悪くするだけだぞ・・・・・!」

ブラン「貴様ら程度の小虫が戦局に関われるとでも思っていたのか?これはお笑いだな
     さあ!用が済んだらさっさと帰れ!」

ジェリド「・・・・・いいだろう、貴様の考えはよく分かった・・・・!
そこまで言われて協力する気などこちらにも無い!俺のアッシマーがカラバもろとも貴様等を灰にする日を楽しみにしてるんだな!」

マウアー「(交渉失敗か・・・・厄介なことになった・・・・)」

カミーユ「(取り付く島もなかった・・・・くそ、この人たちとも殺し合いをしなきゃならないのか!)」

ブラン「待て・・・・貴様今なんと言った?」

ジェリド「え・・・・・か、カラバもろとも貴様らを灰に・・・・」

ブラン「その前だ!」

ジェリド「え、えっと・・・・・確か、俺のアッシマーが・・・・」

ブラン「何だ、それを先に言わんか!
     そうか、そうか、君もアッシマーに乗っているのか!はっはっはっは!それはいい!」

ジェリド「は・・・・・・・?」

ブラン「アッシマー乗りに悪い奴はいない!これは宇宙の真理だよ、そう思わんかね?
いや~ティターンズもアッシマーを配備するとはなかなか目の付け所がいい!見直した!」

ジェリド「そ、そうですか・・・・それは良かった・・・・・」

マウアー「(ど、どうなっているんだ、この変わり様は・・・・?)」

カミーユ「(ま、まあうまく進みそうな空気だけど・・・・・・あの人何か怖い、っていうかキモイ・・・・・)」

ブラン「よし、そうと分かれば話は別だ!我々は君たちに全面協力させてもらう!
なんならこのスードリから発進してもいいぞ!わっはっはっはっはっは!」

ジェリド「それはどうも・・・・・・・」

ブラン「それはそうと、実はこの船には私のほかにアッシマリアン、あ、私はアッシマー乗りの事をこう呼んでるんだが・・・、がいなくてな、アッシマーの良さを分かってくれる者がいなくて寂しかったんだよ!君、あのフォルムについてどう思う?」

ジェリド「い、いやどうと聞かれても・・・・洗練されたフォルムじゃないんですか・・・?」

ブラン「そうだろう!君もそう思うだろう!いやー私もあのフォルムはすばらしいと思うよ、そもそもあれを開発したオークランド研究所は・・・・・・・」ウンヌンカンヌン

ジェリド「(え、続くの?)」
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ブラン「・・・・・・・・・であるからそもそもムーバブルフレームの有無が戦力の決定的な差では・・・・どうしたジェリド氏?聞いているでござるか?」

ジェリド「は、はぁ、聞いてます・・・・(2時間も話しっぱなしとか・・・うぜぇ・・・)」

マウアー「(もう私達二人は帰ってもいいんじゃないか?)」

カミーユ「(ファどうしてるかな・・・・・・・・・・)」

ブラン「む、もうこんな時間か・・・・ついつい話すぎてしまったな、すまなかったよジェリド中尉」

ジェリド「い、いえ、そんなことは・・・・・・」ゲッソリ

ブラン「今日はもう帰ってくれて構わんよ、攻撃は明日にしよう
     おい、ベン・ウッダー大尉、彼らを送ってやれ」

ベン「はっ!さあ、こちらへ」

ブラン「今日は有意義な話ができた、機会があったらまた語り合おうじゃないか、ジェリド中尉」

ジェリド「え、ええ、楽しみにしてますよ・・・・(もうスードリには乗らん)」

ベン「あの・・・・すみませんでした・・・・少佐が色々・・・・」ヒソヒソ

ジェリド「あ、ああ・・・・・ありゃあ何なんだ・・・・?」ヒソヒソ

ベン「少佐は空き時間はほとんど一人でアッシマーに語りかけてるくらいのアッシマー好きで・・・
    パイロットの腕や指揮官としての器は確かな人なんですが・・・・」ヒソヒソ

ジェリド「なるほど・・・・あんたも苦労してそうだな・・・・」ヒソヒソ

ベン「そちらも気をつけて・・・・・・まあ優秀な人ですから戦闘のときは頼りになると思いますけど」ヒソヒソ

ジェリド「ああ、期待しとくよ・・・・まあ何にせよ協力することになってよかった・・・・」
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ブラン「もうヒッコリーか、ここに奴らの基地があるという話だ
    おそらくそこからパイロットを宇宙に帰すつもりだろう」

マウアー「すごい霧・・・・・これでは敵を見つけるのは大変ですね・・・」

ブラン「昨日のうちに攻撃できればよかったんだが、まあ有意義な話ができたんだ、仕方ない しかしだ・・・・・」

ジェリド「どうしたんですか、ブラン少佐?」

ブラン「まさかアッシマーで編隊飛行ができる日がくるとは・・・・!
    これは歴史的快挙だよ、ジェリド氏・・・・!」

ジェリド「は、はぁ・・・・(またか・・・・・・)」

ブラン「一機ギャプランがいるのが気に食わんが・・・・・
    カミーユ君、君もアッシマーにしたらどうかね!?」

カミーユ「す、すみません、この機体に乗ることが僕の任務なもので・・・・(なんで謝ってるんだ、俺・・・・・)」

ブラン「まあ、それなら仕方ないか・・・・だが!ギャプランなんぞよりアッシマーの方が優れているのは確実!
    あのロザミアとかいう強化人間もその辺がわかっていれば・・・・・・・」

ジェリド「(また始まるのか・・・・・・)」ハァ・・・

ブラン「むっ!あれは・・・・・カラバのMSだ!全員戦闘態勢!
     マウアー少尉とカミーユ軍曹は索敵!ジェリド中尉は俺と一緒に奴をけん制だ!」

ジェリド「りょ、了解!(真っ先に敵を発見するとは・・・伊達に指揮官をやってるわけではないか・・・)」

カツ「てっ敵!敵ですアムロさん!」

アムロ「わかっている、騒ぐな!
     ・・・・・クワトロ大尉とはぐれてしまったと思ったら今度は敵か・・・・まったく、ツイていない・・・・!」
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ヒッコリー職員「もう一機のMS、遅いですね・・・・」

クワトロ「(はぐれたにしても、アムロがここまで遅れるとは・・・・・まさか敵に見つかったのか!)」

クワトロ「百式をシャトルからはずしてくれ、連れが敵に見つかった可能性がある、援護に行く!」

ヒッコリー職員「だ、駄目ですよ!この百式と貴方だけは何が何でも宇宙に運ぶようにとの命令です!間に合わないときは貴方だけでも打ち上げる予定ですので、そのつもりで・・・」

クワトロ「くっ!アムロ、カツ・・・・・・!」
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マウアー「一通り見ましたが、どうやら周囲に他の敵はいないようです」

ブラン「どうやら霧ではぐれたようだな・・・・チャンスだ、ここで落とすぞ!
    カミーユ軍曹はギャプランの機動性を生かしてかく乱!アッシマー二機は俺に続け!」

カミーユ「は、はいっ!」キィィィン!ゴッ!

アムロ「あれはこの前落とした奴と同じ・・・・やはり早い!くそっ、追いきれない!」

ブラン「よし、いい具合に注意を引き付けてくれているな・・・・マウアー少尉!この隙に奴の退路を塞げ、回り込むんだ!」

マウアー「了解!」

アムロ「!あいつ、こっちの退路を塞ぐ気か!させん!」

マウアー「あのパイロットもうこちらの動きに!・・・・・間に合わない、なら今撃った方が・・・・!」

ブラン「まだ撃つなマウアー少尉!撃てば姿勢が乱れて奴に追いつけなくなる!」

マウアー「し、しかし・・・・」

ブラン「アッシマーの飛行性能をナメるな!回り込んで変形、退路を塞いで確実に仕留めるんだ!」

マウアー「り、了解・・・・!」

キィィィィィン!

アムロ「こいつ、速いっ!?」

マウアー「本当に追いつけた!?・・・・よし、ここで変形!」ガシィィィン!

アムロ「しまった、退路を・・・・!」

マウアー「ブラン・ブルターク、ただのオタクではないということか・・・・」

ブラン「よおし、すべて順調!ジェリド氏は右から、私は左から行く!
    アッシマリアン同士の連携を見せるときだ!」

ジェリド「了解!(アッシマリアンという名は気に食わんが確かにチャンス!確実に仕留める!)」

アムロ「ぐっ!やられる!」

カツ「う、うわああああああああ、死にたくなああああああい!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・

ジェリド「な、何だ!?」

ブラン「あれはロケット・・・・!くそっ、パイロットを空に送られたか!」

マウアー「そんな・・・・・」

アムロ「!、そこだぁっ!」

マウアー「!?うあああああっ!」

アムロ「落とせはしなかったが、退路は開いた!アウドムラに撤退するぞ!」

カツ「え、で、でも僕は宇宙に・・・・」

アムロ「そんなこと言ってる場合か!ロケットはもう発射したんだぞ!
     それともここで俺と心中するか・・・・?」

カツ「・・・・・・・・はい、わかりました・・・・・」

ジェリド「よくもマウアーを・・・・・・くらえっ!」バシュゥゥーンバシュゥゥーン

アムロ「お前に構っている暇は無い!」ゴォッ!

ジェリド「逃げようって言うのか、そうはいかん!」ゴォッ!

ブラン「待て、ジェリド中尉!深追いするな!」

アムロ「追ってくる・・・・させるかっ!」バシュゥゥーン

ジェリド「う、うわああああああああああ!」ドォォォォン

ブラン「ジェリド中尉!マウアー少尉はまだ飛べるか!?態勢を立て直したらジェリド中尉の救助に!」

マウアー「り、了解!」

カミーユ「ジェリド中尉・・・・・貴様よくもぉっ!!」

ブラン「カミーユ軍曹!深追いはやめろと言っている!」

カミーユ「二人もやられて黙ってられませんよ!」ゴォッ!

アムロ「こ、このプレッシャー!?あいつか!」

カミーユ「真っ二つにしてやる!落ちろぉっ!!」ガキッ ブゥゥゥゥン・・・!

アムロ「させん!」ガキィィィィン!

カミーユ「受けられたっ!?だが!」ガキンガキンガキンガキン!

アムロ「お、押されている!リック・ディアスとは機動性の差が大きすぎるか・・・・!」

カミーユ「これで止めだあああああああ!」グォッ!

ズバァァァァァァン!

カミーユ「やった・・・・!?」

アムロ「いい腕だ・・・・だが、浅いぞ!」

カミーユ「かわされていた!?まずい!」

アムロ「今度はこちらの番だ!」ズバァァァァン!

カミーユ「あ、足がっ!うあああああああ!」

アムロ「よし、これで追っては来れないだろう・・・・・退くぞ!」

カツ「た、助かった・・・・・・・・」

アムロ「(あの機体のプレッシャー・・・・何者だ?危なかった・・・・)」

カミーユ「ぐっ・・・・すみません、ブラン少佐・・・・」

ブラン「いや、指揮官は俺だ、ミスがあるとするならそれは俺の責任だ
    しかしカミーユ軍曹、さっきのは何だ?」

カミーユ「えっ、な、何のことですか・・・?」

ブラン「とぼけないでくれ、あの動きだよ
    ロザミア中尉でもあんな動きはしてなかったぞ、すごいじゃないか!」

カミーユ「そ、そんな・・・・僕はただ夢中で・・・・・」

ブラン「いや、あれは見事なものだったよ 私も見習わなければいかんな」

カミーユ「やめて下さいよ、そんな・・・・///」

マウアー「ジェリド、大丈夫か?」

ジェリド「ああ・・・・(カミーユ・・・・あそこまで迫るとは・・・・俺はあんな簡単に落とされたのに・・・・・
     くそっ!俺は・・・・一体・・・・)」

マウアー「(ジェリド・・・・・・・)」
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とりあえず今日はここまでです

ブラン少佐との合流はもっとさらっと流そうとも思いましたが
そうすると少佐の影が薄くなりすぎてしまったのでこういうキャラになってもらいました
シリアスな少佐が好きな人はすみません

以前から話題になっていたカツは思いっきりウザくしてやろうと思いましたが
ウザくするのって案外難しいのでやめました、カツのキャラ立てるのもシャクだし
これからは空気的な感じになっていくかもしれません
カツのクソっぷりを期待していた方、ご期待に沿えずにすみません

明日もまた夜からだとおもいますんでよろしくお願いします 

士官出てないと佐官はだめなんだな
ブライトは結構エリートだな

>>759
1stの時点でWBの最初からのクルーってこと考えたら超エリートだからなー

>>759>>760
ブライトは地球生まれ地球育ちだし超絶エリートだぞ
人手不足で19歳で前線勤務してたが
テム・レイが「君のような若者が前線にくることも無くなるだろう」って言ってたり
セイラさんに「エリートでらしたのね」って鼻で笑われたりしてただろう

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月04日 (月) 15:08:41   ID: JpPCeQ8a

フォウわ?
。゜+(。ノдヽ。)゜+。フォウうううゆ

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