絹旗「代えの服が超ありません……」(205)

絹旗「お茶をひっくり返してかぶってしまうとは超迂闊でした」

絹旗「こんな時に限って他の服は洗濯中」

絹旗「その上乾燥機は超故障中ですし……」

絹旗「へっくし」

絹旗「……とりあえず脱いどきますか。超濡れた服を着たままじゃ風邪をひいてしまいます」ズズッ

絹旗「……」ヌギヌギ

E ブラ(白)
E パンツ(白)
E ソックス(縞)

絹旗「へっくし」

絹旗「う~……暖房暖房……」

ピッ

エアコン「」

絹旗「……あれ?」

ピッ ピッ

エアコン「」

絹旗「……超壊れてる……」

エアコン「堪忍な、嬢ちゃん」

絹旗「なんなんですかこのコンボ……。超不幸です……」

絹旗「ふぇっくし、へくちっ」

絹旗「どうしましょう」ズズズッ

浜面「ただいまー」ガチャ

絹旗「あ、浜面。おかえりなさい」

浜面「ってどわぁ!? なんだその格好! 居間で何してんだお前!」

絹旗「超うるさいですよ。好きでこんな恰好してるんじゃありません。実はかくかくしかじかで……」

浜面「まるまるうまうまというわけか……」

浜面「……しょうがねぇな」ヌギヌギ

絹旗「ちょ、なんのつもりですか! 私の肢体に欲情したんですか!? 超キモいです警備員呼びますよ!?」

浜面「そんな貧相なのに誰が欲情するか! ……ほれ」

絹旗「誰が超貧相ですか! ……ってこれ浜面のジャージ……」

浜面「そのままだと風邪ひいちまうだろ。しばらくこれ着てろ」

絹旗「……」

浜面「どうした?」

絹旗「あ、いえ、じゃぁお言葉に甘えて……」ンションショ

E ブラ(白)
E パンツ(白)
E ソックス(縞)
E 浜面のジャージ new!

絹旗「……」

絹旗(当たり前ですけど体温残ってますね……超ぬくい……)ポカポカ

浜面「やっぱぶかぶかになるか……。寒くねぇか?」

絹旗「超ぬく……いえ、超平気です」

浜面「(腸抜く?)そうか。よかった」

絹旗(……これが浜面の匂い……)スゥ……

浜面「臭うか? 洗濯したばっかりだから大丈夫だと思ったんだが……」

絹旗「……超浜面臭がしますね。浜面臭ですからいくら洗っても落ちないんですよ」

浜面「てめっ、嫌なら脱げよ」

絹旗「まぁせっかくの厚意ですし? 着てやらんこともないですよ。超良い上司は部下の思いをちゃんと汲むんです」

浜面「はいはい、上司に恵まれて幸せ者だよ俺は……」

浜面(それにしても……)ジーッ

絹旗「?」

浜面(ジャージの胸元から覗いて見える鎖骨とか薄い胸元とか、ぶかぶかのジャージで見えそうで見えない所とか、見えちゃってるふとももとか……)

浜面(さっきはああ言ったけど、すげーエロい。いつもの3割増しくらいエロい)

絹旗「で、浜面はどうするんですか? シャツ一枚だとさすがに超寒いでしょう?」

浜面「え!? あ、あぁ。置いといた着替えがあるから大丈夫……あぁ、最初からそっち渡しとけばよかったな。さっきまで野郎が着てたのよりかはマシだったろうし」

絹旗「いえ、これでいいです。……これがいいです」

浜面「? そうか。さて、俺の着替えは、と……」

浜面「……」

絹旗「?」

浜面「代えのジャージが無い……」

浜面(あぁ、そうだ。泥ひっかけて洗濯してるの忘れてた……)

浜面「うわっ、服が無いとわかった途端寒く感じてきた! 寒い! すげぇ寒い!」

絹旗「ぷぷっ、超マヌケですね」

浜面「お前に言われたくねぇよ……」

絹旗「本当にどうするんですか。風邪ひいちゃいますよ」

浜面「そうだなぁ……」チラッ

絹旗「?」

浜面「肌と肌で温め合うか? 雪山で遭難した時みたいに」

絹旗「!? なっなな……ななな」

浜面「なーんて今時、C級映画でもそんな展開ないだろうn」

絹旗「何言ってんですか超キモいです超キモいです超キモいです! 警備員ー! 風紀委員ー!」

ボカッボカッ

浜面「いてっ、いでぇっ! 馬鹿、冗談だ冗談! 窒素装甲で殴るのやめろっ!」

絹旗「ふぇ? 冗談?」ピタッ

浜面「部屋で毛布にくるまってる。自分の服が乾いたら、それ返してくれよ」スタスタ

バタン

絹旗「……」

絹旗「まぁ超わかってましたけど。いやほんと。嘘じゃないですよ、えぇ」

絹旗「……」

絹旗(……他の「アイテム」と私とじゃ接し方が超違いますよね。まぁ滝壺さんは当たり前だとして、麦野とも全然……)

絹旗(……女の子として見られてないんですかね、やっぱり……)

絹旗「……」ピト

ペターン

絹旗「はぁ……」

絹旗「へっ……ふぇっくし! っくしゅ」

絹旗「……」ズズ……

浜面「うー、さみぃ。早く布団の中温まれー……」

ガチャ

絹旗「は、浜面……」

浜面「ん? どうした」

絹旗「そのですね。借りてる身で言うのもなんですが、薄手のジャージ一枚じゃまだ超寒くてですね……」

絹旗「その、さっき言ってた、は……は、だで温め合うとか、その……」ゴニョゴニョ

浜面「? 寒いなら俺みたいに(自分の部屋で)布団被ればいいだろ」

絹旗「! い、いいんですか?」

浜面「いや、いいも何も。好きにすればいいじゃねぇか」

絹旗「じゃ、じゃぁ……超、おじゃま、します……」

浜面「おう……え?」

ゴソゴソ

浜面「え? 絹旗? え?」

絹旗「ん……どうしたんですか?」

浜面「どうしたって……お前がどうしたんだよ。おかしいだろ、こんなの」

絹旗「……あ、そうですよね。今気づきました」

浜面「おう」

絹旗「は、肌で温め合うんですから、ジャージ、脱がないと……ですよね?」ヌギヌギ

浜面「」

E ブラ(白)
E パンツ(白)
  ソックス(縞)
  浜面のジャージ

絹旗「さ、さすがにこれ以上は超勘弁してください……」

浜面「あ、はい」

絹旗「じゃ、浜面も……脱いでください」

浜面「え?」

         し!                             _ノ
  超 浜    /                              )   浜 え
  学 面    L_                             ヽ  面  |
  生 が    /      , - 一 - 、_          , - 一 - 、_  i  !? マ
  ま 許    /      /      .:::ヽ、       /      .:::::く    ジ
  で さ    l       /, -ー- -、 .:::://:ヽ     /, -ー- -、 .:::://ヽ
  で れ   i        i..::/\::::::::ヽ、::|i::::::|      i..::/\::::::::ヽ、::|i:::::レ ⌒Y⌒ヽ
  す る   l      /7  .:〉::::::::: /::|::::::|     /7  .:〉::::::::: /::|::::::|
  よ の   _ゝ    / / .:::/   .:::::|:::::::|     / / .:::/   .:::::|:::::::|
  ねは  「      i /  .:::::i   :::::::|:::::::|    i /  .:::::i   :::::::|:::::::|
        ヽ    i i;::::ヽ、 ,i   .:::::::|::::::::|     i i;::::ヽ、 ,i   .:::::::|::::::::|
-┐    ,√     i `''''''''´   .::::::::|::::::::|     i `''''''''´   .::::::::|::::::::|
  レ'⌒ヽ/ !      i-=三=- 、 .:::::_人__人ノ_  i-=三=- 、 .:::::::::ゝ、ノ
人_,、ノL_,iノ!      i       .:::::「      L_i       .:::::::::::i:::|
      /     i       .:::::::ノ  モ    了      .:::::::::::::i:::|
ハ モ  {      ゝ、_ /!`h:::::::::)  ア    |   「ヽ .::::/)::/:::|
ハ ャ   ヽ    r-、‐' // / |;;;;;;く   |      > / /  //;;/::.:::!
ハ ハ    > /\\// / /ヽ_:::::!   イ    (  / / //:::::::::::::::::ヽ
ハ ハ   / /!   ヽ    レ'/ ノ        >  ' ∠  -‐  ̄ノ
       {  i l    !    / フ       /     -‐ /

絹旗「私だけ脱いでも超意味無いでしょう。……ほら、わた、私が脱がせて、あげますから。……はい、ばんざーい」

浜面「ばんざーい」バンザーイ

スポーン

浜面「あれ?」

絹旗「じゃ……改めて、おじゃまします」

浜面「……」

浜面「あれ?」

絹旗「あの、向こう、向いてもらえますか。恥ずかし……いえ、わざわざ向かい合わなくても肌は合わせられますし」

浜面「あ、はい、すいません」ゴロン

絹旗(浜面の背中……)ピトッ

浜面(冷たっ!?)

絹旗(超熱い……)

浜面(今ので目が覚めた! なんだよこの状況!)

絹旗(傷痕が超いっぱいです……。スキルアウトの時のものでしょうか)

浜面(どうしてこうなった!? どこで間違えた! 何がいけなかった!)

絹旗(滝壺さんを守るために負った傷もあるんでしょうね……。麦野とやり合った時のも……)

浜面(滝壺に見られたらまずい! いや麦野に見つかってもまずい! 仲間に手を出したと思われて浜/面にされちまう!)

絹旗(私が関係してる傷は……あるわけないですよね)

浜面(よし、3、2、1で脱出するぞ! 3……2……1……)

絹旗(なんでだろ……なんか超くやしいな……)カリッ

浜面「!?」ビクンッ

絹旗「きゃっ」

浜面(な、なんだ今の!? 爪? ひっかかれたのか?)

絹旗(あ……すりむいちゃいました。血が超滲んじゃってます……)

絹旗「……」ペロ

浜面「!」ゾクゾクッ

絹旗「ん……」チロチロ

浜面(舐められてる……舌で……たぶんっていうか絶対っ)ピクッ

絹旗「(血、止まりました)浜面」

浜面「へぁっ!? どうした!?」

絹旗「いえ、そろそろ、肌、くっつけますね」

浜面「お、おう」

浜面(おうじゃねーだろ! 何言ってんだ俺!)

絹旗「ん、しょ……」ゴソゴソ

ピトッ

浜面(背中に布の感触ががが)

絹旗(超固い……それに超熱い。筋肉すごいな……)

浜面(やばいすごく柔らかいやばい)

絹旗(超あったかい……。でも)

浜面(息がやばい首筋に当たって少し湿っぽくて耳にかすかに残ってやばい)

絹旗(直に伝わらなくて……ブラが超邪魔かもしれません)

絹旗(……)

絹旗「は、浜面っ」

浜面「やばい女の子の体やb……は、はいぃ! なんでしょうかっ」

絹旗「今からこっち見ちゃ超ダメですよ。絶対、絶対ダメですからね!」

浜面「あ、あぁ……(なんだ?)」

カチッ

浜面(カチッ?)

スルスル……

浜面(これは……衣擦れの音か?)

フニッ

浜面「……」

浜面(布の感触が……無い……)

  ブラ(白)
E パンツ(白)
  ソックス(縞)
  浜面のジャージ

そして色々あって・・・ 
浜面「はあはあ…絹旗……そんなに締め付けたら……もう…」パンパンパンパン
絹旗「んああっ…浜面超激しすぎますっ……私もう超ダメになりそうですっ……」パンパンパンパン 
浜面「うっ……いくぞ絹旗!」ドビュルルルルルルル






絹旗「……」ドキドキ

絹旗(すごい……焼けるみたいに熱が超伝わってきます……)

絹旗(心臓超動いてます……向こうに届いてないといいんですが)

絹旗「……」

絹旗(届いてないのは、それはそれで超嫌なかんじですけど……なんでだろ)

浜面(落ち着け……落ち着くんだ……素数を数えて落ち着くんだ……)

浜面(……)

浜面(素数ってなんだっけ)

浜面(だいぶ前から落ちこぼれて学校行ってなかったからな……)

絹旗(これ、私は超ぬくいですけど、浜面はどうなんでしょう。私の体超ちっちゃいですし、ほとんど暖かくないんじゃ……)

浜面(3の倍数と3がつく数……だったかな。違う気がするがいいや。とにかくなんか考えないと理性が飛んじまう)

絹旗(……腕、向こうに回しても怒られませんかね)ススッ

浜面(えー1、2)

ギュッ

浜面「さぁんっ!?」

絹旗「ひゃ!?」パッ

絹旗「ご、ごめんなさい」

浜面「い、いい、いや、驚いただけだ。変な声出して悪かった」

絹旗「あ、じゃぁ腕回しても超大丈夫ってことですね」

浜面「あ」

絹旗「んしょ」ギュッ

浜面「!」ビクッ

絹旗「……暖かいですか?」

浜面「あ、あぁ……(腕が。細い腕が。俺の体に。体に)」

絹旗(前の筋肉も超すごい……胸板超厚いな)ピトッ

浜面「」

絹旗(腹筋も……何個くらいに割れてるんだろ)ツツー

浜面「「」」

ふぅ…書き溜め無くなっちゃった
少し間を開けるけど戻ってきますんで
このスレは自由に使ってくだせい

すいませんお待たせしました 完結させます
ガチャッ
浜面「やべっ、誰か帰ってきた!」アセアセ
絹旗「あわわわ……超ピンチです」ワタワタ

浜面「に、逃げるぞ!」


麦野「は~まづらぁ、どこ行くのかにゃ~?」

絹旗「あわわわわ、麦野超怒ってます」ガクガク 
滝壺「酷いよ…はまづらも きぬはたも」 
浜面「た、滝壺! これにはふか~いわけが!」

フレンダ「結局浜面はロリコンのクズ野郎だったってわけよ」
麦野「は~まづらぁ、ブ・チ・コ・ロ・シ確定ね」
浜面「ヒイッ」ダッガシッ 滝壺「逃がさないよ……一緒に行こう?はまづら…」浜面「わ、悪かったっ!助けてくれえっ!」
チュドーン!

浜面「」 滝壺「」 フレンダ「」 

麦野「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」
絹旗「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」





すみません…… 
ちょっとPCの調子が悪くなってしまいまして……

ごめんね 書き溜めしてたわけじゃないんだ
のろのろ書いてくから気が向いたときにみてね



絹旗(嫌がってないですよね……? 数えても大丈夫ですよね)

絹旗(えーと、1個、2個、3個……)ツツツー

浜面「!?」

浜面(絹旗の手が腹の下の方に!? まずい、このルートは……!)

絹旗(4、5、6……)

浜面「絹旗! まっ」

ガッ

絹旗(? あれ)

浜面(……ああ)

ガッ ガッ

絹旗(なんでしょうこれ……足? いや、それにしては形が)ツンツン

浜面(ああああああああああああああああああああああああああああああ)

絹旗「浜面? これっt」

浜面「カイロ!」

絹旗「え?」

浜面「カイロだよ! 今日寒かったからさっポケットに入れといたんだよ! カイロを!」

絹旗「……」

浜面「……」

絹旗「なんだカイロだったんですか」

浜面「あぁ(ふー危ねぇ……)」

絹旗「超いいもの持ってるじゃないですか。私にも貸してくださいよ」

浜面「あぁ!?」

乗っ取っても全然いいのよ?



浜面「だっ、ダメだ!」

絹旗「え? なんでですか」

浜面「お……俺が寒いから」

絹旗「……」

浜面「……」

絹旗「……浜面の超ケチ。いいですよ、わかりました」

浜面(わかってくれたか!)

絹旗「浜面のポケットの中で触る分には超構わないですよね。えいっ」ズボンッ

浜面「あぁ――!?」

浜面「きぬはたっやめっやめて」ジタバタ

絹旗「超往生際が悪いですよ! 減るもんじゃないでしょう!」ゴソゴソ

浜面「違うんだ! それはっ……それは本当は」

浜面「ペn」

グニッ

浜面「iス」

絹旗「あー、あったあった。超ぬくいですねー。超ずるいですよ一人だけ温まって」

ギュゥ

浜面「」

絹旗(それにしても超変な形のカイロですね……棒状? それに感触も少し……温かいから別にいいですけど)

絹旗(揉むと熱を発するタイプですかねぇ)グニグニ

浜面「」

絹旗(あー……体中超ポカポカしてて……なんか今)グニ…グニ…グニ

浜面「

絹旗(超幸せかも……)ギュゥゥゥ

浜面

                 _..  -‐-  .._
            . ::´: :: :: :: :: :: :: ::`丶、

            / :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :\
           /:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :,
          /: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::_::_::_::_:: :: :: :‘,
       ,.: :: :: :: :: :: :: :: :: :. イ「 : }: 、:`ヽ,:: :: i
        {:: :: :: :: :: :: :: ::、/  i i: : |i,_:\: :‘, :: |
       . :: :: :: :: ::_/i:l`ー‐ヘ!: : 廴Vい、:}.:: |

          、.:: :: :: :{.i(⌒''う=ミ \i=tぅ| :トミ_ }
           ∨:: :: ::i|:`T´/|/l/iハハi|: |::_,,ノ
         }:/⌒弋: :i、         人厂
           /ハ.   ヽ|{三.テテヲ不}:j/`
        {:{  》.__/く}∠∠∠} ´ノ′
         丿:T´:: :\___. -r 、__}
        {:: ::|、:: r‐‐、_{:_:ノ⌒}
         ) ::|::>`ー‐…‐ 、‐' 、
        {//   .     }  }
          ({ {{  /    .ノ´ .ノ′

絹旗「……」

浜面「

絹旗「……すー……」

浜面「」

絹旗「くー……」

浜面「……」

絹旗「むにゃ……」

浜面(危なかった……もうダメかと思った。よく耐えきった浜面仕上。ちょろっと出ちゃった気もするけどノーカンにしていいだろう。褒めてくれ滝壺)

浜面(とにかく今はこの場から離脱しなければ。見た目12歳くらいの中学生と裸で布団の中でビンビンとか人として果てしなく終わってる)

浜面(誰かに見つかったら即通報。滝壺に見つかったら即破局。麦野に見つかったらシ/兵/面。フレンダは……鯖があれば……なんとか)

浜面(だがここから離脱したとしても絹旗は裸のまま。絹旗に裸で寝る趣味でもなければ、これを見た人間が俺を疑うのは必至。どうする? 服を着せるか? 俺が? ダメだ、これ以上罪は重ねられない)

浜面(どうする? どうする……どうするよ?)

浜面「……」

浜面(まずはトイレに行って、冷静になろう、色々な意味で。どうするか考えるのはそれからだ)

浜面(そうと決まれば、まずこのホールドを何とかしなければ……)

浜面(絹旗を起こさないようにそーっと……)

浜面(!? 指がはがれねえ!)

絹旗「ん……」

浜面(さては寝る前に能力で固めやがったな……そこまでカイロが恋しいのかよっ)

浜面(まぁいい、ほどけないならそのまま手を動かして抜いちまえば問題ない)

浜面(抜くって言っても卑猥な意味でじゃねぇぞ! いやもう言い訳できないけど)ガシッ

浜面「……」グ・・・…

浜面(あれ? これ、ひょっとしなくても)グニニ……

絹旗「すー……」グニニ……

浜面(絹旗の手を使ってシコってる……ってことになるのか?)

浜面仕上(やばい、一旦想像しちまうと……)

浜面仕下「(`・ω・´)」

浜面(あぁ! せっかく治まりかけてたのに!)

浜面(あっ!? 抜けねぇ! でっかくなったせいでひっかかって……)

浜面(……どうすりゃいいんだよ)

浜面(いっそ卑猥な意味で1回抜いて、小さくしてから……)

浜面(いや、それだけはダメだ。もう色々と終わってる気もするが、そこだけは、その一線だけは守らなくては)

浜面(そうだ! 何か強烈な、一発で萎えちまうような想像をすれば……!)



麦野『はーまづらぁ……こんな子どもにきったねぇモノ握らせて、どうなるかわかってるんでしょうねぇ……』

麦野『ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね』バシュー!

浜面『アァッ――!』ジュゥゥゥゥゥ



仕下「」ムクムク

浜面「あれ?」

浜面「いや、違うぞ俺は。まさか。そんな馬鹿な」

仕下「認めちまえよ」

浜面(ってやってる場合じゃねぇな。本気でどうにかしねぇと)

浜面「……」

浜面(鯖……鯖人。フレンダの上半身が鯖……鯖ンダ……)

仕下「(´・ω・`)」

浜面「よし!」

浜面(あとは絹旗の手を動かして……)

スポッ

浜面(……よし! 抜けたっ物理的な意味で!)

絹旗「う……ん」

浜面「!」

絹旗「……」

絹旗「くー……」

浜面「ふぅ……」

浜面(さて……あとはベッドから出るだけだが)

浜面(布団を動かしたら目を覚ますかもしんねぇし、ここは転がるように……)

浜面「!?」

浜面(しまった、完全に誤算だった)

浜面(このベッドは部屋に入って右奥の隅に配置してある。そして俺はベッドの右側、絹旗は左側で寝ている)

浜面(頭の方向は壁で通れない。横も絹旗と壁にはさまれて通れない)

浜面(ルートは一つ……足の方向に芋虫のように進むしかない)

浜面(匍匐後進……いや絹旗に背を向けた横向きだから匍匐じゃねぇな。しかも布団はなるべく動かさず……いけるか?)

絹旗「ん……」

浜面(迷ってる暇もねぇか)

浜面(GO!)

ズリッ……ズリッ……

浜面(……! 背中を二つの突起が……!)

浜面(振り向けばそこに絹旗の裸体が……いやいや何を考えてるんだ俺はロリコンじゃない俺はロリコンじゃない)

仕下「……」

浜面(楽勝だ、第一位)

浜面(……胸を通り過ぎたら、あとはどこにも触れねぇな)ズリッ……

浜面(今どの辺りだ? 足か? それとも……)ズリッ……

浜面(振り向いたらそこにはパンツが……なんてことにならないように油断なく進もう)ズリッ……

浜面(よし、布団から足抜けた! もうちょっと)

絹旗「ふわぁ……あれ? 私超寝ちゃってました?」

浜面「」

浜面(なんで、よりにもよって、このタイミングで……!)

浜面(おそらく俺の頭はまだ絹旗の腰からももの辺り。これじゃまるで秘所に忍び寄る変質者……!)

浜面(言い訳は何一つ通らない)

浜面(終わりだ)

絹旗「浜面? ……トイレですかね?」

絹旗「……えへへ、まだ手に超ぬくいのが残ってます」スリスリ

絹旗「……むにゃ……」

絹旗「……すー……かー」

浜面「……」ズリズリ

浜面「……」ノソノソ

浜面「……」ソロソロ

~トイレ~

浜面「ふぅ……」

浜面「いやこれは違うぞ。ただのため息だ」

浜面「トイレに入ったのは安心できる空間だからとかそんな理由だ」

浜面「さて、これからどうするか」

~寝室~

浜面(……冷静になって考えてみたら絹旗を起こさないように行動した意味無いじゃねぇか)

浜面(俺が寝込み襲ったわけじゃないんだし、絹旗に服着てもらって出て行ってもらえばそれで解決してた……)

浜面「はぁ……」

浜面(どっと疲れた)

浜面「おい絹旗、ちょっと起きて話を」

ガチャ

滝壺「ただいまー」

滝壺「……はまづら、寝てるの?」

浜面「ぐ、ぐー。ぐー」

浜面(つい反射的に布団に潜ってしまった)

浜面(しょうがないだろ、他に逃げ道なかったんだから)

浜面(ああ、鼻のすぐ下に絹旗の髪がいい匂い……じゃなくて)

浜面(不幸中の幸いだったのは俺の体の影になって、絹旗の姿が見えないことだ)

浜面(これで時間が稼げる。あとは滝壺が)風呂に行くなりトイレに行くなりすれば)

滝壺「おじゃまします」ゴソゴソ

浜面「」

滝壺「あ……はまづら、裸……?」

浜面「

滝壺「わ、私も……」ヌギヌギ カチッ スルスル

浜面

滝壺「よい、しょ……」ゴソゴソ



滝壺「えへへ……」ピトッ



滝壺「……あったかーい」ムニュ

浜面(オーケィ、状況を整理しよう)

浜面(前方。絹旗。半裸。パンツ着用)

浜面(後方。滝壺。おそらく半裸)

浜面(俺。半裸)

浜面(……)

浜面(あこれ詰んでるわ)

浜面(いやまだだ! 絹旗みたいに滝壺も寝ついてくれれば、まだ……!)

滝壺(あれ? 背中に傷……まだ新しい)

滝壺「(濡れてる……)唾液?」

浜面「!」ビクッ

滝壺「……」

浜面「……」

滝壺「……」チュ

浜面「っ!?」

滝壺「んぅ……ふ……」ヂュ…ヂュッ

浜面「(舐められ……違う! 吸われてるっ)うっ、あ」

滝壺「ん……ふぁまづら……起きてる……?」ヂュヂュッ

浜面「ぐ、ぁっ……ぐーっ。ぐー」

滝壺「ねぇはまづら、知ってる?」

浜面「ぐー、ぐー……」

滝壺「人間って寝てる時はね……唾、飲まないんだって」

浜面「」ゴクン

滝壺「……やっぱり起きてる。どうして寝たふりしてるの?」

浜面「(目の前に絹旗の耳があんだよ! 声出すのは絶対にまずい!)……」

滝壺「……いいよ。どうしてかは知らないけど、はまづらは寝たふりをしたいんだよね」

浜面(お?)

滝壺「私はそんなはまづらを、応援、してあげるから」スルッ ゴソゴソ

ギュゥゥゥッ

仕下「そんな力いっぱい掴んだらあかんて」

浜面「!?……!……!」

浜面「ぁっ……ぅ……あ」

滝壺「ほら、がんばってはまづら。寝てるんでしょ?」グニン グニッ

浜面「ひ……、う」

滝壺「がんばって。いっぱい、いっぱいっ応援してあげるから……!」シュッシュッシュッ…

ムニッ

絹旗「……ん」

浜面「!」

滝壺「?」

浜面(先っぽが……絹旗のパンツにっ)ムニニ…

滝壺(はまづらの声かな? ……女の子みたいでかわいい)

滝壺「手、すごいべとべとだよ? エッチな夢、見てるの?」シュッ…シュッ

浜面「……っ! ふ!……ぅ、う」

絹旗「ん……む……」ムニッ ムニッ

浜面(ああ布が擦れる意外と弾力のある尻に先端が埋もれ)

ズリュ ズリュッ グニュ

滝壺「ん……っ、んっ、んっ」シュッ シュッ シュッ

浜面(背中っ爪立てられて首に舌這そんな強くしたら折れっ)

ギチッ ギチチ ギリ ギュゥゥゥッ

浜面(もなんにも考)





ピュルッ ビュルルルルルルルルッッ ビュクッ ビュク…ビュクッ ビュルン ビュ ピュピュ

パタッ パタタッ

絹旗(ひぅっ!? な? なな、何? おしりに何か……)

滝壺「はまづら? はまづら?」

絹旗(滝壺さんの声?)

浜面「」

絹旗(浜面さんは……うわっ白目向いて鼻血超流してる! 超こわっ)

滝壺「ふふ……はまづら本当に眠っちゃったんだね。よくがんばったね。えらいえらい」ナデナデ

浜面「」

滝壺「あふ……私も、眠くなってきちゃった」

滝壺「明日もいっぱい応援してあげるからね、はまづら……」

滝壺「……くー」

絹旗(滝壺さん……寝ちゃった……?)

絹旗「……」

絹旗(状況は超さっぱりわかりませんが、とりあえずベッドから出ますか)

絹旗(匍匐後進、匍匐後進)ズリッ…ズリッ…

絹旗(布団の中……何の臭いでしょうこれ……)クンクン

絹旗(ひゃっ!? ほっぺになんかついた!?)

絹旗(超ねばねばしてますね……)ツンッ

浜面「」ビグン

絹旗(わっ。動いた)ツンツン

浜面「」ビグンビグン

絹旗(近づいたら見えますかね……)ズイッ

ムニュニュ

絹旗「んむっ!? (くちびるがっ)」

浜面「」ビグッ ビグビグン

ピュ ピュピュ…

絹旗「!?(顔に何かかかってる……)」

絹旗(……)ペロ

絹旗(超苦っ)

滝壺「明日もいっぱい応援して上げるからね。ね? 浜面」
浜面「ヘケッ!☆彡」

絹旗(……う~超気持ち悪い……早く外に出てシャワー浴びたい)ズリッ…

ノソノソ

絹旗(ふぅ……やっと出れた)

絹旗(浜面のジャージは……置いといていいですよね。服、もう超乾いてると思いますし)

滝壺「んー……はまづら……むにゃ」ギュー

浜面「」

絹旗「……」

絹旗(……それだけ浜面を独占してるんですから……)

絹旗(ジャージ一枚分の匂いくらい、持って行ってもいいですよね?)ギュー…

~洗面所~

絹旗「パンツが超染みだらけです……」

絹旗「黄色い染み……黄色!?」

絹旗「まさか……」クンクン

絹旗「……よかった。おしっこの臭いじゃないや」

絹旗「……じゃぁ何の染みなんでしょう……超謎です」クンクン

絹旗「……」クンクン

絹旗「それじゃ洗濯機さん、超よろしくおねがいします」

ポチッ

洗濯機「」ゴウン ゴウン ゴウン

絹旗「髪と顔も洗いましたし、あとは」

絹旗「へくし。っくし」

絹旗「今日が寒いってこと、今の今まで超忘れてました……くしゅっ」

E ブラ(白)
  パンツ(白)
  ソックス(縞)
E 浜面のジャージ

絹旗「早く着替えないと……」

~居間~

絹旗「……」サワサワ

絹旗「超乾いてますね」

絹旗「やっぱり自分の服が超一番です」ポカポカ

E ニットのワンピース
E ブラ(白)
E ソックス(縞)
  浜面のジャージ

絹旗「……」

絹旗「あれ?」ゴソゴソ

絹旗「……」





絹旗「代えのパンツが超ありません……」

おわり

当初は麦野もフレンダもちゃんと登場させて四方向からサンドイッチとか考えてたけどもう無理

ごめんね遅筆でごめんね しかも濡れ場は早漏でごめんね
このスレは自由に使ってください

四方からってどんだけミラクルだよwwwww
なにが起こったらそうなるんだwwwww

>>174,183
正面にちっちゃい絹旗 左右の滝壺麦野に腕を固められてフレンダに膝枕してもらう予定だったの
でもそこに至る道がいくら考えても見つからないの

ここからだと滝壺が浜面を責める展開しかないし それじゃスレタイ超関係ないし絹旗愛でられないし
計画性ってほんと大事よね

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