イチロー「ここがしあわせ島か」(1000)

イチロー「これだけ暖かいと自主トレできそうだな」

副所長「次の者入れ」

イチロー「はい」スッ

副所長(む、いつの間に)「この島は我々BB団が管理しておる」

イチロー(DBならダイヤモンドバックスなのにな)

副所長「~ということで、貴様にはここで働いて、ここでの通貨『ペラ』で100日以内に1000ペラ稼いだら、島から出してやろう」

イチロー「1000ペラで契約更改ですか、まあいいでしょう」

副所長「基本的には鉱山、工場、畑の3箇所で働いてもらう」

イチロー「あ、すみません。僕バット以外のもの持たないようにしてるんでできないです」

副所長「こいつはなにを言ってるんだ?」

江川(この新人はアホか?)「す、すみません副所長様!ほらいくぞ新人!」

イチロー「また新人か…メジャーに行ったばかりを思い出すな」

そして

江川「紹介が遅れたね。私は江川。君の斑である野球斑の班長をやっている。江川班長と呼んでくれ」

イチロー「あ、うるぐす見てましたよ」

江川「???ところで新人君、さっきのようなBB団に歯向かうようなマネは今後やめてくれよ?」

イチロー「そんなつもりはなかったんですが…ここでは野球をするのではないのですか?」

ストーリーが一番社会的かつ奥が深いのは6

江川「ここでは10日ごとに野球のテストを行うんだ。その結果が良ければペラも貰えるし、1軍にいけるかも知れない」

イチロー「僕は今二軍なんですか…テスト入団みたいなものか」

江川「ところで君はどうしてここに?ぼくらと同じ借金かい?」

イチロー「自主トレでフロリダのビーチにいたら、ここの船が来たんでね、野球のニオイがしたんで乗り込んでみたんです」

江川「なんだと…」

宿舎
イチロー「これはひどいな、マイナーリーグの宿舎みたいだ」

落田「君が新人でやんすね!落田でやんす!」

イチロー「すまないね、色紙は自分で用意してくれるかな?」

落田「」

落田「~というわけで、最初は野球場やプレイルームには行かないことを進めるでやんす」

イチロー「ほう、プレイルームというのがあるのか、早速行ってみたいな」

落田「ちゃんと聞いてたでやんすか!BB団を怒らせないでほしいでやんす!」

イチロー「HAHAHA!冗談だよ、はじめは野球場の状態をチェックするのがメジャーリーガーってもんさ」

落田「」

1日目

イチロー「さて、とりあえず野球場に行くか」

落田「本気でやんすね…」(まあどうせペラが無くて練習できないから大丈夫でやんす)

(この島では練習場を使うのに10ペラかかります)

野球場

BB団兵士「練習だな。一人10ペラだ。」

イチロー「…おいおい、テスト入団にはこんなに厳しいのかい?」

兵士「なんだ貴様。10ペラも払えないのか?」

イチロー「あいにく僕は今日この島に来たんでね、無一文みたいです。笑えるでしょ?」

兵士「なんだこいつは?貴様は初日から働かずに練習しようというのか!」

イチロー「僕の仕事は野球!これ以外にはないですから」

兵士「なんだと?」

???「面白いヤツじゃないか!」

ヘルガ「そいつの野球をテストしてみようじゃないか」

兵士「所長!?なぜここに?」

ヘルガ「そこのもの!球場に入れ!貴様をテストしてやろう。結果次第ではすぐさま消えてもらおう」

イチロー「ダメなら自由契約ということですか…望むところですよ、やりましょう」

落田(心配で見にきたら案の定大変なことになってるでやんす)

球場

ザワザワ

ヘルガ「テストは10球。ヒット一本ごとに2ペラ、ホームランは5ペラやろう。その結果練習代の10ペラが払えなかったら貴様には死んでもらおう」

イチロー「分かった」

落田(ってことはヒットだけなら5安打もしなきゃならないでやんすか!?こんなの絶対ムリでやんす!)

ヘルガ「ピッチャーはそうだな…小杉!お前がやれ!勝ったら10ペラをやろう」

小杉「へーい」(よっしゃ10ペラいただき!)

落田(小杉は2軍とはいえウチのエースでやんすよ!?イチロー君がどんなにすごくてもせいぜい3安打がいいとこでやんす!)

イチロー「小杉、というのか君は」

小杉「負けてくれってのか?やだね、お前ペラ持ってないんだろ?取引になんねーよ!」

イチロー「いや、さっき君が投げてるのを見たんだがロクな球がなかったんでね。もう少し下半身を意識して投げないと」

小杉「」

ヘルガ「でははじめてくれ!」

イチロー(最短2球か…)

小杉(さっきは偉そうなこといってやがったが、ハッタリだ!)

(まずはインコースに)
シュッ
(思いっきり投げて)
ザッ
(びびらせてやるぜ!)
ビュオオオ

イチロー「むっ!これは…!」

カキーン
小杉「デッドボールすれすれを当てやがった!?」

イチロー「おいおい、いきなりインコースのスローボールとはやられたよ、タイミングがはずされた」

小杉「お、俺の渾身のストレートを…」

ヘルガ「ボ、ボールはどこだ!?」

イチロー「あそこです」

イチローがバットで示した先には、真っ二つになったライトポールがあった。

ヘルガ「…ということで、イチロー、貴様には42ペラを与えよう…」

小杉(俺一応元プロだよな?俺、今までの人生何だったの?)ズーン

イチロー(あのスローボールをレフト側にホームランするのはまだ難しいか…2本もミスしてしまった)ズーン

落田(ちょwwwイミフwwwwww)

イチロー「じゃあ僕はこれで帰ります。少し反省しなければ」トボトボ

ヘルガ「ま、待て!」

ヘルガ「き、貴様は何者なんだ…?」

イチロー「僕ですか?僕は…」


イチロー「メジャーリーガーですよ」


ヘルガ「なっ…」キュン///

イチロー「…どうかしました?顔が赤いですが」

ヘルガ「う、うるさい!早く帰れ!」

イチロー「まったく…何だって言うんだ自分から引き止めておいて」トボトボ

落田「イチロー君!」

イチロー「やあ」

落田「やあじゃないでやんすよ!とんでもないことになってるでやんすよ」

落田「所長がイチロー君は今後、球場の利用が無料でおkって言ってたでやんす」

落田「ついでに小杉が狂ったように練習し始めたでやんす」

イチロー「へえ、それは対戦が楽しみだ」

落田「まったく…とにかく無事でよかったでやんす。」

イチロー「僕も早く宿舎に帰って反省するかな」ダッ


「あ、待つでやんす!」と落田が言ったころには、イチローは宿舎に到着しようとしていた。


42ペラ手に入れた!
小杉が能力アップした!

やっと一日終わったよ…
で、おれはいつ就活すればいいの?

やめようと思ってたけど、こんな遅筆でも応援してくれる人結構いるので2日目(プレイルーム)だけ書いてから就活がんばります!
明日説明会3つ+ES3つなんだけどなー徹夜でいけるかな

ちなみにおれは詩乃ちゃんが好きですwww

2日目

イチロー「今日はプレイルームに行こう」

落田「もはや自由人でやんすね…」

イチロー「しあわせ島だからね」

落田「…」

あいしとーよ






あいしとーよ

案内嬢「プレイルームへいらっしゃーい!」

イチロー「やあ」

案内嬢「あら、見ない顔だけど新しい人かしら?」

イチロー「まあね、野球斑だよ」(やっぱり新人扱いは慣れないな)

案内嬢「さっきBB団の方が言ってたけど、昨日野球場ですごい新人さんがいたんですって。あなたも負けないようにがんばってね!」

イチロー「へー、それは楽しみだね」

嬢「あらいけない、ゲームのルール説明しなきゃね」

イチロー「ここはカジノみたいなものだと聞いたのだが」

嬢「そうね。3つのサイコロをふって、出る目の合計を予想してもらうわ」

イチロー「オフには必ずラスベガスに行ってるからね、ギャンブルは慣れてるよ」

嬢(この島に来る人ってギャンブルが原因の人多いのよね)

>>97 やめろ鬱になる

嬢「合計数がその前に出した合計数より大きくなるか小さくなるか予想するの」

イチロー「それで?」

嬢「大小が合ってれば、数字ごとに決められた景品が手に入るわ。出づらい3や18に近いほど、いい景品がもらえるわ!」

イチロー「ようは1と6のゾロ目をだせば最高ってわけか」

嬢「そういうこと」

嬢「始めの数字はランダムよ」

イチロー「わかった」

嬢「じゃあ早速行くわよ!はじめの数字は…5!ラッキーね!」

イチロー「5ですか…では…”小”で!!」

嬢「なんやて!」

落田(心配で見ry)

嬢「正気なの!?5より小さいのは3か4しかないのよ!」

イチロー「僕はいつだって勝負師でありたいんです…野球以外でも」

嬢「もう知らない!」

イチロー「それにね」

サッ
イチロー「面白くするのがメジャーリーガーの宿命なんです」
コロコロ

1 1 1

嬢「なんやて!」

イチロー「スーパークリティカル、というやつですよ」

落田(獏良くんも真っ青でやんす!)

嬢「…そんな………オホンッ、景品のスーパー特殊能力、”神速”よ」

イチロー「ありがt…すまない、これはもう持ってる」

嬢「なんやて!」

そして

嬢「…これで景品は全部よ」

イチロー「ありがとう」

落田(全部の景品を手に入れやがったでやんす…しかも特殊能力はすでに全部持ってたでやんす!)

イチロー「なかなか面白かったよ、また来るね」

嬢「ちょっと待って!」

嬢「あなた…何者なの…?」

イチロー「僕ですか?僕は…」


イチロー「メジャーリーガーですよ」


嬢「…意味わかんない」キュン///

イチロー「ではまた」


872ペラ手に入れた!
スパナを手に入れた!
マスクを手に入れた!

おまけ

5日目

渡辺「きみきみ!新しい人?よかったら10ペラ貸してほしいんだけど」

イチロー「どうしたんですか?」

渡辺「いやー…実はいろんな人にペラを貸してたら返せなくなっちゃってね。全部で150ペラ借りてるんだけどとりあえず利子の10ペラは返そうと」

イチロー「じゃあ160ペラ貸しますよ!そしたら楽でしょう?」

渡辺「」


渡辺が能力アップした!

ってことで今日はお別れです!
朝までにES終わるかな…

保守とか全然しないでください
ノリで書いてるんで今度なんか書くときは練ってから書きます

おまえら始めて書いた駄文SSに付き合ってくれてありがとう!遅くてごめんね

とか言いつつ一個だけ…
読み返して思ったけどプレイルームって労働3箇所でしないと行けないんだよな
まあイチローだからいいか

おまえらおやすみ

                        _ノ(
                ,、-――ー-- 、___, て

              // /   __,ノノノ、  く  (
              /   / 、_,   从 | イヤア
              //l/ / o=,、  ''、!| l|ノ i |l
             イ | l|イ!   `' , l;;メ川l ,,
             !l川 ノ| " (`ヽ "川  "''ー- 、,, _     あー

            モミ   ノVl|ハト、_  `´ ノノノ       |   ̄`l
              モミ     ノノ  _ '´⌒ヽ ,-、       |    |  やっぱり○稚園児の
          / /  nノ´   ´     l´)_,ヽ    .|    |
           | l  l´ )     :r;:  Y  ノ  /    |    |   シマリはいいYO!!
.   ズッ        `/   ゙      | /  /●   |    |
.       ズッ  //     / ̄`ヽ   /     /    |
      __ / / '   /     ヽノ ///  /    /
   /´     ̄ ̄'    ´  l⌒l    ヽ    /_   /
  /      // lλ '     ヽ \   ヽー''"  _)  /
      ノー----/::::,'、_   _,ノ `ー`ヽ  ヽ―''"´  /
    /',  `''‐- |::ノ(| ゚。 ̄///    (   \ ヾ /

  /  /`)   '、:::: ''‐- 、,,     / `ヽ、つ_) l |

      /     u`" //  "'' ヽ/     / ノ
        `'' - 、,, J   r‐、   ',     /
            "'' - /  /   ',   /   ズッ



     l'´ ̄`l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`l
    |   | u                |
    |   |     ヽ      /       |
     |  :J |   ●  ヽ----/   ●  |
...   |   |         ヽ  /       |
.    |   |           ヽ/       |
.     |   |                J   |
..   |   |                      |
    |  \               __    ト、
   ミ    \  ,.ミ'´ ̄ ̄``    `ヽ、| |
((  ミ   ミ  \'         、    ヽ|          力
   ミ、  ミ    \           i.     ゙、           勹
   |   ミ、 ,'                l
    L.___|_ l                l {    -─- 、
      |    l    -、         ヽ   ,. '´       ヽ
     |     !       ヽ         ヽ ,.'        ,、  ヽ
    ./´ ̄`V      ,ヽ、          ,' ,'  ; ,.  ,: , ハ :, , i
    / 、  |      /  、`ー     ノ! ; : ; /_'/./_/  Li_l  !
   ./   i   |       /   ヽ   ヽ 〃 /  | ;:「 ____...    リjリ
   !.     !     /     ヽ   {{ / (`| il| __..   ` ̄lノ i Σ
   `ー‐ゝ、 '    /      ヽ___,.-‐'"⌒゙| !| °,,,  ,  ̄/,: ハ
       `ー--‐'     ,. -‐'"´     リi从_   、 '''ノ_:_ノ ヽ
   力          /"ー─------<二/  ´ヽ、-<r"/,ー、 丿
     勹      { 〈                )、 Y  `ゝ(_/_/./'
             } `ー----------─一--‐'´ ̄´

これ誰か小坂編立てないかな

鉄平「沖縄より暖かいなあ。自主トレしやすそうだ」

副所長「次のもの入れ」

鉄平「はい」

副所長「お前じゃない、一人抜かしてるぞ」

鉄平「え?」

副所長「お前みたいなのがよく人生を失敗するんだ。なお、ここはBB団が管理
している」

鉄平「おにぎり食べたいなー」

副所長「~ということで、貴様にはここで働いて、ここでの通貨『ペラ』で100日以内に1000ペラ稼いだら、島から出してやろう」

鉄平「え、あはい。1000円ですね」

副所長「基本的には鉱山、工場、畑の3箇所で働いてもらう」

鉄平「塩おにぎりとイチゴはもらえますか?」

副所長「こいつはなにを言ってるんだ?」

江川(この新人はアホか?)「す、すみません副所長様!ほらいくぞ新人!」

鉄平「また新人かあ。中日に行ったばっかりのときを思い出すなあ」


DSになってからのキャラグラの進化ぶりに驚いたな。
キャラデザは昔からいいけど、なんつーか画質が向上した感じ

そして

江川「紹介が遅れたね。私は江川。君の斑である野球斑の班長をやっている。江川班長と呼んでくれ」

鉄平「あ、うちの福盛も21球やりましたよ。」

江川「???ところで新人君、さっきのようなBB団に歯向かうようなマネは今後やめてくれよ?」

鉄平「そんなつもりはなかったんですが…。ただおにぎりがあるか知りたくて」

>>315
ヒロイン比較画像を見たときは驚いた
DSからやばい

江川「ここでは10日ごとに野球のテストを行うんだ。その結果が良ければペラも貰えるし、1軍にいけるかも知れない」

鉄平「僕は今二軍なんですね。いつも通り頑張りますよ」

江川「ところで君はどうしてここに?ぼくらと同じ借金かい?」

鉄平「平石のお兄さんとノックしてて、ちょっと一息つこうと思って横になったらいつのまにか…」

江川「なんだと…」

宿舎
鉄平「中日の二軍宿舎よりは綺麗だなあ」

落田「君が新人でやんすね!落田でやんす!」

鉄平「落合さんみたい名前ですね。今もオレ流ですか?」

落田「」

落田「~というわけで、最初は野球場やプレイルームには行かないことを進めるでやんす」

鉄平「プレイルームってラジコンとかあるかな? 前のオフに作りきれなかったからもう一回挑戦したいんだけど」

落田「ちゃんと聞いてたでやんすか!BB団を怒らせないでほしいでやんす!」

鉄平「もちろん聞いてましたよ。でもプレイルームって気になるなるじゃないですか」

落田「」

1日目

鉄平「練習しないと、みんなに忘れられちゃうよね」

落田「本気でやんすね…」(まあどうせペラが無くて練習できないから大丈夫でやんす)

(この島では練習場を使うのに10ペラかかります)

野球場

BB団兵士「練習だな。一人10ペラだ。」

鉄平「ペラって何ですか?」

兵士「なんだ貴様。10ペラも払えないのか?」

鉄平「ペラが何か説明受けてないんですよー。直人さんのときもそうでしたけど。上は説明が足りないんですよ」

兵士「なんだこいつは?貴様は副所長様の話を聞いていなかったのか」

鉄平「聞いてたとは思いますけど…」

兵士「なんだと?」

???「面白いヤツじゃないか!」

ヘルガ「そいつの野球をテストしてみようじゃないか」

兵士「所長!?なぜここに?」

ヘルガ「そこのもの!球場に入れ!貴様をテストしてやろう。結果次第ではすぐさま消えてもらおう」

鉄平「(ダメだったら自由契約かあ。もう一回落合さん拾ってくれるかなあ)」

落田(心配で見にきたら案の定大変なことになってるでやんす)

球場

ザワザワ

ヘルガ「テストは10球。ヒット一本ごとに2ペラ、ホームランは5ペラやろう。その結果練習代の10ペラが払えなかったら貴様には死んでもらおう」

鉄平「やれるだけのことはするよ」

落田(ってことはヒットだけなら5安打もしなきゃならないでやんすか!?こんなの絶対ムリでやんす!)

ヘルガ「ピッチャーはそうだな…小杉!お前がやれ!勝ったら10ペラをやろう」

小杉「へーい」(よっしゃ10ペラいただき!)

ジェレミー「ここがしあわせ島か」
リチャード「見ているだけでしあわせになれそうだな」
ジェームズ「僕にぴったりな島だ」

sageても問題ないだろ

典型的な釣り安価メールスレ

・相手が女なら必ずかわいい
・好きな相手なのに安価、彼女なのに安価
・時間帯に関わらず返事がすぐに来る
・好きでも無い相手に「好き」、好きな相手に「死ね」、彼女に「別れよう」など平気で送る
・どんな鬼畜・エロ・非常識・意味不明な内容でも、迷いもせずにすぐにほいほい送る>>1
・その場合「送ったwオワタw」とか言う
・もしくは「タゲはこういうの平気だからw」とか言う
・それに対し「どうしたの?」や「酔ってる?」「今日変だよ?」など、話題を変えやすい返事をくれる相手
・どんなに送ってもなぜか相手は怒らない、っていうか相手のスルー能力が異常に高い
・怒ったとしても律儀に返事をくれる
・相手を怒らせたりするメールでも、次のメールを送るとすぐにその内容へ切りかわる
・「明日どうしよう」、「もう会えない」とか泣き言言うくせに結局続ける
・前のメールと話しが繋がっていないのに問題無くやりとりが続く
・矛盾点やおかしな点は後付け補足で解消する
・ID付きうpがない、あっても分かりにくい
・釣りということをやたら否定する
・明らかに釣りだとバレてしまうような安価を取るとなぜか相手から追撃メールが来て話題変更
・タゲからのメールの日本語が意味不明でも>>1は理解できる
・なぜか安価を続けたがる
・スレのURLを送っても必ず無視する「なにこれ?私の携帯からだと見れない」「怖くて見れない」「パケ定額入ってないから開きたくない」
・それで>>1は「タゲはまだ2ch見てないみたいww」とか言って次安価続行

全然書きたまってないけど、夕飯食べ終わって8時か9時から投下する予定です。
ていうかこのスレでいいんだよね?

おっと、時間過ぎてる!
まもなく投下はじめまーす

6日目

イチロー「今日は野球場かプレイルームか…どちらにしようかな」

落田「たまには作業もしないでやんすか?」

イチロー「まあプレイルームのおかげでペラには苦労しなさそうだからね」

落田「そのプレイルームでやんすが、イチロー君は出入り禁止になったでやんす」

イチロー「おやおや、ダルビッシュがパチンコやった時みたいだな」

落田「それはまた別の話でやんす」

落田「ちなみに球場も君が倒したポールを直すため今日から改装中でやんす」

イチロー「しかたないな…じゃあ工場にでもいってみるかな、スパナももらったし」

落田「こんなにずっと働かなかいとは思わなかったでやんす」

イチロー「おいおい、WBCの話かい?悪かったよ」

落田「?」

工場

イチロー「ここでの作業は器用さが必要そうだな。セーフティバントを決めるような」

イチロー「しかし、いったい何のために兵器を」

落田「あんまり小さいことは気にしないでやんす」

イチロー「ちいさなヒットを積み上げていくのも大切なことだと僕は思うな」

落田「こいつうぜえ」

そして

イチロー「こういう細かい作業は仰木監督のもとで特訓したんだけど、機械とボールはやっぱり違うんだな」チマチマ

イチロー「おっと」ガリッ

ビュオオオオオ

三谷「コラーッイチロー!チンタラやってると怒りのプラスチックハンマーが飛ぶぞ!」

イチロー「…やれやれ、三谷さん、投げた後で言わないでくださいよ。急にファンサービスするのは大変なんですから」

落田「ハンマーを取ってるでやんす!しかも背面キャッチでやんす!」

三谷「!あ、ああ、わりい」

イチロー「ところで三谷さん、あなたお酒好きみたいですね」

三谷「すまねえ、昨日一杯だけ飲んだんだが匂ったか?」

イチロー「メジャーリーガーは他人が50時間以内に食べたものが分かるんでね、一昨日も2杯…」

三谷「お前すげえな」

三谷「ビール一杯20ペラもするからよ、なかなかペラが貯まらなくてうんざりしてんだけどよ」

イチロー「シーズン中は酒を飲まないのがプロフェッショナルというものですよ、シーズン後のシャンパンファイトが楽しみですしね」

イチロー「おっと、日本ではビールかけかな」

三谷「ビールかけかぁ…一生に一度はやってみたいもんだぜ」

イチロー「できますよ!…優勝すれば!」ニヤッ

落田(何で優勝する気でやんすか…)

イチロー「だからお酒は辞めて、野球がんばりましょうよ」

三谷「でもウチはただの2軍なんだぜ?優勝もなにも…」

イチロー「大丈夫ですよ」


イチロー「僕がこのチームを優勝させてみせます」


三谷「………」(なんだこの妙な威圧感と説得力)

三谷「…わかったよ」

落田「え?」

三谷「お前となら、できるような気がしてきたよ、優勝」

イチロー「もちろんです」

三谷「よっしゃ!いっちょがんばってみっか!」

落田(だから何でゆry)

三谷が能力アップした!

7日目

倉刈「君がイチロー君かい?」

イチロー「分かりました、ずっと連絡の取れてない娘さんに電話しましょう」

倉刈「え?…えーっと、すみません、初対面ですよね?」

イチロー「あ!すみません、シアトルマリナーズのイチローです」

倉刈「そうじゃなくて」

倉刈「どうして娘とのことを知っているんですか?」

イチロー「メジャーでは家族を大事にしない人はいないんでね、他人の家族環境も会えば分かるんです」

倉刈「マジでかお前」

イチロー「ということで、電話あるみたいだから管理所に頼んでみましょう」

倉刈「マジでか」

倉刈「さすがにそれは許してくれないですよ」

イチロー「そうですかね?まあ言うだけ言ってみましょう、ダメなら忍び込めばいいんですし」


管理所

イチロー「ごめんくださーい」

BB団兵士「何だ?」

イチロー「電話したいんですけど」

倉刈(ビクビク)

BB団「無理に決まってるだろうが」

ヘルガ「どうした?」

イチロー「あ、所長さん」

ヘルガ「き、貴様は…な、何のようだ!」

イチロー「いや、ちょっと電話貸してほしいんですけど」

ヘルガ「電話だと…ダメだ!当たり前だろ!」(電話したい恋人でもいるのか…?)

イチロー「ですって。倉刈さんどうしますか?」

ヘルガ「電話したいのはお前か…なら構わn…じゃない、用が済んだなら帰れ!」

イチロー「あ、所長さん、この管理所に一人でいることってありますか?」

ヘルガ「なっ…///それはどういう意味だ!」

イチロー「聞いてみただけです」

ヘルガ「そ、そうか、人の少ない夕方でも2人は常にいるぞ」

イチロー「そうですか(2人か…)今日のその時間、ここに所長がいたら会いに来ていいですか?」

ヘルガ「」

イチロー「?」

ヘルガ「構わん」(落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け)

イチロー「分かりました!じゃあまた来ます」

倉刈「し、失礼します」ペコリ

BB団兵士「所長?どうかしましたか?」

ヘルガ「構わん」(落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け)

宿舎

イチロー「ということで、今日管理所に忍び込みます」

倉刈「はい」

イチロー「問題は二人いることだな…誰か手伝ってもらおう」

イチロー「おーい!小杉!」

小杉「は、はい何でしょう」ビクッ

イチロー「かくかくしかじかなんだけど」

小杉「わかりました、やらせていただきます」

倉刈(小杉君はこんな人でしたっけ?)

イチロー「よし、あとは夕方を待つだけだな」

倉刈「二人とも本当にありがとうございます…」

夕方 管理所前

イチロー「準備はいいですか?ふたりとも」

倉刈「は、はい」

小杉「死ぬ気でやらせていただきます」

イチロー「じゃあ作戦通り、小杉から頼む。これが例のものだ」スッ

小杉「はい」

倉刈「何ですか?その封筒は?」

イチロー「まあ見てなよ」

タッタッタッ
小杉「ちょっとそこの兵士さん!」

BB団兵士「何だ貴様は…管理所に何のようだ?」

小杉「まあそうカタいこと言わずにさ、ちょっと頼みを聞いてよ」スッ

BB団兵士「こ、これは…500ペラ!?」

小杉・倉刈(すげー金つかってる!!!)

倉刈「そ、そんなの悪いですよ!お返しもできませんし」

イチロー「構わないですよ、野球で結果を出せばすぐに取り返せるみたいですし」

倉刈「すごい自信ですね」

イチロー「メジャーリーガーですからね、では次は僕が」サッ

倉刈「彼には何か人を惹きつける力を感じます…なんだろう」

管理所内

ヘルガ「まったく、前を見張っていた兵士はどこへいったんだ」

ヘルガ「これからあの男も来るというのに」

ヘルガ「む、これから来るというのに私しかいないのか?」

ヘルガ「それはまずいような」

イチロー「何がですか」ヒョイッ

ヘルガ「うわっ!」

ヘルガ「き、貴様いつの間に!」

イチロー「今来たんですよ、よかったら外で話しませんか?僕が中にいたらまずいんじゃないですか」

ヘルガ「もう入っているじゃないか…分かった、出よう」

イチロー「星がきれいに見えるビーチがあるんです、そこへ行きましょう」

ヘルガ「なんだと!わ、わかった」(ん?何か大事なことを忘れているような…まあいいか)

倉刈「お、イチロー君たちが出てきましたね」タッ

プルルルル
ガチャ
日出子「はい倉刈です」

倉刈「ひ、日出子か?」

日出子「お、お父さん?今どこにいるの?何してるの?」

倉刈「本当に日出子なんだな…よかった」

海岸沿い

ザッザッ
イチロー(倉刈さんうまくやってるかな)

ヘルガ(どうしてなにも話さないんだ?い、いかん動揺してはだめだ)

イチロー「あ、そういえば所長さん?」


イチロー「この組織は僕たちをしあわせ草の中毒にしてどうする気なんだい?」

ヘルガ「ッ!?貴様なぜそれを!?」

イチロー「メジャーリーガーは食べ物に敏感なんだ。食べ物に入れられているのが臭いでわかるよ」

イチロー「それにこの島の異常な部分を色々考えたら仕組みも分かってきた」

ヘルガ「ほう…それで貴様はどうするのだ?」

イチロー「みんなのためにもやめてほしい。君ならできるんじゃないのか?」

ヘルガ「ククク、やめてほしい、か。残念だが私はここのボスではないし、貴様に賛成できない」

イチロー「そうか」

ヘルガ「…それだけか?」

イチロー「まあ自分で何とかするよ。それに」

イチロー「今は君と星を見に来たんだしね」

ヘルガ「しょ、所長と呼べ!」

タッタッタッ
イチロー「倉刈さん!大丈夫ですか?」

ビクッ
倉刈「あ、ああ、イチローくんでしたか!この通り20分もしゃべっちゃって!日本ではAKBが流行ってるらしいですよ」

イチロー「そろそろ小杉の方が戻ってきます」

倉刈「そうですか…日出子、もう行かなくちゃ」

日出子「わかった…日本一のお父さん!がんばって!応援してるから!」

倉刈「日出子…ありがとう…」

イチロー「倉刈さん!早く」

倉刈「は、はい!またな日出子」

日出子「お、おとうs」ガチャツーツーツー

ダッダッ

倉刈「本当にありがとうございました…私は…」

イチロー「気にしないでください。野球で結果を出してもらうのが僕にとっても娘さんにとっても一番ですから」

倉刈「イチローくん…そうですね」

倉刈「…ところで、所長は?」

イチロー「所長の頭に虫がついてたから取ろうと近づいたら気絶しちゃって…虫苦手なんですかね?」


倉刈が能力アップした!

ちょっと休憩
これ見てる人いるのか心配になってきた

すげーいてくれて嬉しい
けどまたさるったらやだし時々コメントくれたらうれしいな

じゃ後半いきまーす

8日目

宿舎前

落田「おはようでやんす」

イチロー「やあ今日はキャッチボールでもしようか」

落田「ごめんでやんす。今日は仕事しないとペラがピンチでやんす」

イチロー「そっか、じゃあ別の人を探すか」

イチロー「すみませーん」

中田「ん?」

イチロー「キャッチボールでもしませんか?」

中田「おういいよ!君が噂の新人だね?すっごい天才って聞いたよ」

イチロー「僕は天才では無いです。なぜなら、僕はそれをどうして出来るのか説明できるから」(引用)

中田「そ、そっか。俺は中田っていうんだ。よろしく」

イチロー「シアトルマリナーズのイチローです。じゃ始めましょう」

イチロー「行きますよー!」

中田「おう」

ザッ
スッ
ビュオオオオオオ
イチロー「ふっ」

中田「あ、これあかんヤツだ」
バシュッ

イチロー「あ、大丈夫ですか!?」(念のため5厘の力で投げたんだけどな)

中田「だ、大丈夫ブファ」

イチロー「でも中田さん、あなたはウチのクリーンアップでサードなんですよね?」

中田「へ?そ、そうだけどブファ」

イチロー「この程度の球も捕らえられないでそんなのはダメですよ」

中田「え?」

野球場

イチロー「ほら、もっとボールをよく見て!」
カキーン
バスッ
中田「ウグッ」

イチロー「まだ終わってないですよ!?そんなんじゃ試合でサードライナー来たときどうするんですか!?」
カキーン
グシャッ
中田「ぬは」

中田「や、やっと終わったブファ」ハアハア

イチロー「じゃあ次はバッティングやりましょう」

中田「」

中田が能力アップした!

9日目 宿舎

江川「おい、みんな聞いてくれ。明日江川斑は試合だ!」

イチロー「やっと試合ですか。楽しみですよ」

イチロー「ん?みんなどうしたんですか?」

布具里「お前は試合初めてだからしかたないよな。俺も野球好きだから嬉しいんだけどよ、相手はBBの一軍なんだ」

イチロー「1軍対2軍の紅白戦ってことか、楽しそうじゃないですか」

布具里「ちなみにBBってのはBB団じゃなくて野球チーム『ブラッドバタフライ』のことな」

イチロー「何か問題でもあるんですか?」

布具里「試合での活躍しだいで個人個人ペラがもらえたり取られたりする。さらに、負けるとチーム全員ペラを取られてしまうんだ」

イチロー「試合に勝てばいいんじゃないのか?」

布具里「ムリムリ、ぜってー勝てないよ。実力が違いすぎるって」

イチロー「無理、か」

イチロー「君は勝つための準備をしているかい?毎日穴を掘ったりして」

布具里「なっ、なぜそれを!」

イチロー「メジャーリーガーは自分の体の状態を常に理解している必要がある。君はピッチャーにもかかわらず爪に土が入っているからね」

布具里「くっ…でもなんで穴を掘っているかは言わないからな!」

イチロー「君の掘ってるところに財宝なんてないよ」

布具里「!!!」

イチロー「財宝はもっと別の所に埋まっている」

布具里「お前!知ってるのか!?独り占めするつもりだな!?」

イチロー「メジャーリーガーともなると土の状態はすぐ分かるからね」

イチロー「それと、僕は財宝なんて興味ないよ」


イチロー「僕が興味あるのは野球だけさ」

布具里「じゃ、じゃあ、教えてくれよ!財宝のありか!」

イチロー「構わない、が、野球で結果を残したらな」

布具里「むむむ、…わかったよ!トレジャーハンターはしばらくお休みだ!」

イチロー(…あとは落田くんだけか)

布具里が能力アップした!

10日目

イチロー「さて、今日は試合か」

落田「試合は午後からでやんす」

イチロー「ところで落田君はさ、メガネで野球は辛くないのかい」

落田「つらいでやんすよー。普通にメガネがずれて三振とかしょっちゅうでやんす」

イチロー「最悪だな。コンタクトにしたりしないのかい」

落田「一回試してみたんでやんすが、怖くて入れるのに3時間かかったでやんす」

イチロー「君はレーシックってものを知ってるかい?」

落田「れーしっく?なんでやんすか?」

イチロー「目の網膜をけずって視力を良くする手術さ」

落田「怖すぎでやんす」

イチロー「そういえば黒田くんもやったらしいな。井端くんはしばらく苦しんでたなあ」

落田「失敗でもあるんでやんすか!?」

イチロー「大丈夫。信頼できる博士を帰ったら紹介するよ。その博士ならタダでできるしね」

落田「本当でやんすか!?早く日本に帰りたくなったでやんす!これでフィギュアとゼロ距離で…」デュフフ

イチロー「だから、今は野球を全力でやろうぜ!」

落田「がってんでやんす!」

イチロー(まあダイジョーブ博士ならなんとかなるだろ…これで全員か)ニヤリ

落田が能力アップした!

試合前

イチロー「よっし、アップ完了…集中するか」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

落田「な、なんか空の色が紫色になってきたでやんす!」


副所長「あいつはあの時の…おおい、江川」

江川「ハイ、何でしょう副所長様?」

副所長「あいつのこの間の無礼、覚えとるか?………わかっとるよな?」

江川「…もちろんですとも、ハイ」

イチロー「え?僕は控えなんですか?」

江川「まあ、新入りは黙って見ていてくれたまえ」

イチロー「オリックスに入ったばかりを思い出すなあ」

副所長「それじゃ、始めるぞ!!」

プレイボール!!

1番 ショート 落田○
2番 ライト 倉刈○
3番 セカンド 渡辺○
4番 キャッチャー 三谷○
5番 サード 中田○
6番 レフト 中久保
7番 ファースト 原
8番 センター 下山
9番 ピッチャー 小杉○

イチロー「でもいいチームになったなあ」

カキーン
カキーン
カキーン
副所長「あれ、今日の2軍はずいぶん打つな。もう3点目か」

チェンジ!!
副所長「まあ立ち上がりが悪かったんだな、おいおまえら!しっかり点を取り返して来い!」

スパーン
スパーン
スパーン
チェンジ!!

副所長「ぐぬぬ」

副所長「今日のやつらはどこかおかしい…」

小杉(俺はダメだ俺はだめだ)ブツブツ
渡辺(イチロー君なら最悪このまま踏み倒せそうだな)ワクワク
三谷(ビールかけしてえな…いかんアル中症状が)プルプル
倉刈(日出子…おとうさん頑張るよ)ウルウル
中田(出血やべえ)ドクドク
落田(メガネが無ければ二次元ともゼロ距離…)ドクドク

イチロー「集中力が切れてるな、まるでマリナーズのようだ…この後反撃を受けそうだな」

というわけで、5対4、一点リードで9回裏へ

イチロー「何とかリードで最終回か…この回を抑えれば勝利だな」

布具里「よ、よし!行ってくる!」

小杉「た、頼んだぜ、飛ばしすぎた」ハアハア

イチロー「あの程度で飛ばしすぎか…このチームは抜本的に変えなくてはな」

小杉「」ビクッ

布具里「お、俺が抑えれば勝てるんだ」

イチロー「まずいな、肩に力が入りすぎてる」

ボールフォアッ!!
ボールフォアッ!!

布具里「く、くそう」

イチロー「ワンナウトランナー1、2塁か」

バッター アクメド

小杉「ここでアクメドか…きびしいバッターだぜ」

イチロー「あ、あいつメジャーのキャンプに来てたヘタクソだ」

カキーン
布具里「しまった!」
ズザーッ セーフ

イチロー「同点でなお一、二塁か」

イチロー「しかたない、やるか」ゴゴゴゴゴ

布具里「くそっこれ以上やられるか!」
ビュッ
カキーン
布具里「!!!センター前!」(終わった…)

落田(クソッ届かないでやんす)

イチロー「ふっ」ギュイーン

落田「あれ、ボールが曲がって…」
ガスッ
落田「いてっ」

渡辺「ナイスパス!」
アウッ!
ビュッ
アウッ!チェンジ!!

渡辺「落田のおかげでゲッツー完成だ」

落田「」

イチロー「よし、この回なんとか勝ち越すぞ」

渡辺「それより落田がさっきので気絶してるんだが」

江川「何だって!?」(まずいな…もう控えはイチロー君しかいないぞ…)

カキーン
カキーン

三谷「とか言ってる間にチャンスで落田の打順だぜ?」

イチロー「わかりました、行きましょう」

江川「あわわ…そ、その」

イチロー「江川さんはこうなると予想して僕を残してくれたんですね、どこぞの解説者とは大違いだ」

ザッザッザッザッ

副所長「む、あいつは…」
ヘルガ「む、あいつは…」
受付嬢「あ、あの人は…」

イチロー「ここで打てなきゃ」


イチロー「イチローじゃないな」

なんとなくオチまでの流れができたんだけど、としおくんルートかメカ亀田ルートか
安価>>670

メカ

1軍ベンチ

副所長「むむむ、これはどういうことだ…タ、タイムだ!」

ヘルガ「ウチのピッチャーにしあわせ草のエキスを普段の10倍与えてみよう。これなら打てまい」(この前海岸に放置されたお返しだ)

副所長「そ、そうですね!おーい西崎!こっちにこい!」

渡辺「何してんだろーな」

イチロー「哀れだな」

西崎「す、すごい!力がみなぎってくるぜ」グググ

渡辺「おいおい、急にピッチャーがガチムチになったぜ!?」

イチロー(む…10回表、5対5でランナー2、3塁…)

イチロー「あの時と同じか」フッ


イチロー「面白いな、野球って」

西崎「うおおおおおお」
ビュッ
イチロー「むっ」
ストライーク
イチロー(確かに速いな…)

ボール
ストライーク ツー

三谷「おいおい、なんちゅう速さだよ。掲示板に159キロってでたぞおい」
小杉「あのイチローですら手が出ないなんて…」

ヘルガ(貴様は所詮、その程度なのか?)

ビュオオオオ
イチロー「くっ」
カーン
ファール

カーン
ファール

イチロー(タイミングは合ってきた…)

西崎(しつこいな…これでもくらえ!)
ビュッ ギュイン

イチロー(しまった!変化球!)

ガスッ ファール

倉刈「す、すごい!ワンバウンドをファールに!」

イチロー「…この勝負、もらった」

西崎(どこに投げればいいんだ…こうなったら………力勝負!!)

ビュオオオオオオオ


カ キ ー ン
イチロー「ほぼイキかけました」

そして…

布具里「やったぜー!」

渡辺「俺たちの初勝利だ!」

三谷「お前のおかげだな、イチロー」

倉刈「10回裏もライトゴロ2つでしたしね」

イチロー「いやいや、みんなで取った勝利ですよ」

BB団兵士「えー…貴様らには全員100ペラを渡そう」

全員「やったー!!!」

BB団兵士「後は個別に渡そう。下山!お前はボーナス50ペラだ」

BB団兵士2「イチロー!お前は所長がお呼びだ!

イチロー「やれやれ、はやくみんなでロッカールームで騒ぎたいのに」

イチロー「何ですか?所長?あ!この間放置したこと怒ってますか?」

ヘルガ「違う!確かに怒ってるけど!」

ヘルガ「お前にはボーナス100ペラを渡そう」

イチロー「あれ、落田君が最大でも50ペラって言ってましたよ?」

ヘルガ「ああ。特別なんだ。お前はこのペラを受け取る代わりにこれから1軍に移ってもらう」

イチロー「お断りします」

ヘルガ「な、なぜだ?1軍なら施設もいいし、ペラもたくさんもらえる!それに野球のレベルだって!」

イチロー「施設なんてバットとグラブとスパイクがあればどこだっていい」
イチロー「ペラなんて、今日みたいに必死にやればもらえる」
イチロー「レベルは僕が上げてみせる、絶対に」

イチロー「それよりね」


イチロー「僕は今のチームが楽しいんですよ」

イチロー「だからどうしても一軍に来いと言うのなら、全員を一軍にあげてください」

ヘルガ「フフフ…貴様は本当に面白いやつだな」

イチロー「そうですかね」

ヘルガ「いいだろう!20日後の試合で、もう一度1軍に勝ったら、貴様の強さを認め、1軍と取り替えてやろう」

イチロー「いいんですか?それは所長が決めて」

ヘルガ「強いチームが1軍の方が、私たちにとっても良いから大丈夫だろう」

イチロー「試合は20日後か…」

イチロー「確か年明けの自主トレ開始2日目にこの島に来たから、キャンプに間に合わせるには試合の翌日には帰らないとな」

イチロー「でもあんなこと言っちゃったからいまさら帰りますって帰れないだろうな」

イチロー「しあわせ草の食事を取らないために魚(素潜り)や果物で我慢してきたけど、飽きてきたから5日ぐらい何も食べなかったら試合きつかったしな」

イチロー「よし!試合が終わったら逃げ出すかな」

100ペラ手に入れた!

11日目

イチロー「今日も果物を採るか」

ガサガサ
イチロー「ん?人間か」

ガサガサ
バオ「なぜ見る前から分かったんだ!?」

イチロー「心眼だよ、これを会得しない限り100マイルは打てない」

イチロー「それより君、爆弾なんて物騒なもの使っちゃいけないな」

バオ「こいつやべえな」

バオ「爆弾のことまで知って…じゃあ、BB団を追い出すのを協力してくれよ!ここはもともと俺たちの島なんだ!」

イチロー(…そうだな、この島のことを放って帰るなんて、自分らしくないな)

イチロー「分かった、20日後。必ずこの島を解放してみせる」

バオ「なんで20日も待たなきゃならないんだよ!」

イチロー「大事な約束があるんだ。プライドを賭けた戦いがね」

バオ「意味わかんねーよ!よそ者に頼んだ俺がバカだった!」ダッ

イチロー「…行ってしまったか」

イチロー「まあ仕方ない、今日も練習するか」

落田「イチローくーん!練習いくでやんすよ!」

イチロー「ああ、すぐ行く」シュタッ

落田「あんなに遠くにいたのにもう目の前にいるでやんす」

14日目 宿舎 練習後

イチロー「ふう、最近みんなうまくなってきたな」

ビシッバシッ
イチロー「ん?」

BB団兵士「こら!さっさと運べ!」
ビシッバシッ
インミン「ううう…やめて」

落田「なんか女の子がいじめられてるでやんす!」ハアハア

イチロー「落田くんは人間のクズだな」
バッ
イチロー「おい!やめないか!女性に手を出す男なんて最低だぞ!」

BB団兵士「何だお前は!偉そうな口をききおって!」

イチロー「ん?」パァー

落田「へ、へ、へ、兵士が何らかの光に包まれて消えたでやんす!!!!!」

イチロー「おい君、大丈夫か?」

インミン「あ、ありがとう」

イチロー「村まで送るよ。ほら、背中に乗って!…えーと何だっけ」

インミン「…インミンです。ありがとう」

落田「インリンがいじめられた…オイラもうがまんできないでやんす!」
パァー
中田「あ!お、お、落田が何らかの光に包まれて消えた!!!」

イチロー「僕はイチロー。メジャーリーガーさ」



インミン父「おお!インミン!どこにいってたんだ!」

インミン「おとうさん!」

イチロー「彼女は足を怪我しているので僕がおぶってきたんです」

父「あんなに遠くからこの子をおぶって!?ありがとう…」

イチロー「いえ、いつも200キロの重りを付けてるのでたいした問題ではないです」

父「わお」

インミン「あ、あの、…良かったらこれを」

イチロー「へえ、おいしそうなマンゴーだ!いいのかい?」

インミン「よかったら食べて、イチロー」

イチロー「ありがとう!君も体重が36.3キロしかないんだから、ちゃんと食べないと」

インミン「え…どうしてそんなことを」

イチロー「メジャーリーガーは道具の重さにはこだわるからね。感覚的に分かるんだ」

17日目

練習場

イチロー「む、広場が騒がしいな」

落田「広場ってBB団の本拠地でやんすか?3キロも先の音なんて聞こえないでやんすよ」(ナチュラルに復活)

イチロー「まさかあいつが!急がねば!」スッ

落田「あれ、イチロー君が消えたでやんす」


広場

イチロー「よし、着いた!」シュタ

バオ「オラオラオラー!この島を解放しねえとこの爆弾でぶっ飛ばすぞ!」

イチロー「だめだ、あの爆弾では半径73メートルしか効果がない!BB団も分かってるはずだ!」

副所長「あいつは広場の真ん中でなにをしてるんですかね?」

ヘルガ「あの爆弾を狙え!!」

BB団兵士「ハッ!!」バーン バーン

イチロー「間に合え!」

シ ー ン

ヘルガ「?」
副所長「?」
兵士「?」

イチロー「銃弾をキャッチするのはラミレスの打球ぐらい大変だね、一瞬本気になったよ」

バオ「あれ、何で俺こいつの小脇に抱えられてるの?」

ヘルガ「不発か?あれ、村人がいない…まあいい、もう一度撃て!」バーン ドガーーーーーーン

イチロー「な。あれじゃあ無駄死にだっただろ?」

バオ「よ、余計なことを!」

イチロー「だからさ」


イチロー「俺にまかせとけ、って」

バオ「…」(なんだこの説得力は)

20日目

副所長「今日は野球のテストをするぞ!」

イチロー「テスト、か。HAHAHA、ゲーム感覚で楽しそうだね」

BB団兵士「ヒットなら4点、ホームランなら8点だ」

イチロー「この間のリベンジだな」

BB団兵士「お前は16点が目標だ!」

イチロー「その倍でいいですよ」

BB団兵士「…ということでお前は80点獲得だ、50ペラを渡そう」

イチロー「まあ70点だな、まだ重心移動が足りないな」

落田「いまさらなんとも思わなくなってきた自分が怖いでやんす」

50ペラを手に入れた!

24日目

海岸沿い

イチロー「そういえばでは全然泳がなかったからな、今のうちに泳いでおこう」

イチロー「む…あれは!3.1キロ沖でインミンが溺れてる!」ザバーン

イチロー「大丈夫か!」ガシッ
ジャバジャバ
ザッザッザ
イチロー「くそ、往復で3分もかかってしまった!」

イチロー「息してない、か」

イチロー「心臓も停止してる…」

イチロー「心臓マッサージするか」

草陰
落田「あー!イチロー君がジョイトイの胸を触ってるでやんす!紳士ぶって結局それでやんすか!」

イチロー「よし、心臓は動いた!…しかたない、人工呼吸を」

イチロー「スー」
イチロー「ハーー」
イチロー「スーーー」(行くぞ!)

落田「あ!こんどは覆いかぶさってチューしてるでやんす!ダイタンでやんす!」

イチロー「フーーーー」

インリン「ブフォ!ブファ!!」

イチロー「しまった!やりすぎてインミンの肺が爆発するところだった」

イチロー「スー」
イチロー「ハーー」
イチロー「スーーー」(行くぞ!)

落田「あ!こんどは覆いかぶさってチューしてるでやんす!ダイタンでやんす!」

イチロー「フーーーー」

インリン「ブフォ!ブファ!!」

イチロー「しまった!やりすぎてインミンの肺が爆発するところだった」

イチロー「そういえばフロリダでは全然泳がなかったからな、今のうちに泳いでおこう」

インミン「…い、イチロー?」ゴホゴホ

イチロー「大丈夫かい?どうやら疲労からくる足の痙攣みたいだね」

インミン「うん、いつも泳いでるのに今日は疲れてて」

イチロー「BB団が最近厳しいからね、でももうすぐだから」

インミン「?」

イチロー「俺がこの島の人たち全員救ってみせる!」


インミン「イチロー…ありがとう」キュン///

イチロー「そろそろ村に戻らないと、あのお父さんが心配するよ?また村まで送るから」

インミン「うん、今日は大丈夫!ほんとにありがとね、イチロー」チュッ

落田「今度はジョイトイから…イチロー君うらやましいでやんす!」

イチロー「やれやれ…過激なファンもいるもんだな」

とまあ、ここまで書いたけどとうとう追いつかれてしまいますた
明日一日バイトだから明日の夜から復活しようかと思ってるんですがどうですか?
自分の想像以上に長くなってすまん

じゃあ明日の夜中で!早くて12だと思うから、落ちてたら適当に立て直します
うまく一スレでまとまればいいんだけど…

ということでお前ら遅くまでありがとうノシ

お待たせしました
全然書き溜めてないけどとりあえずゆっくり投下始めます

29日目

江川「おいみんな、明日江川斑は試合だぞ」

イチロー「明日はちゃんと出してくれるんですかね?」

江川「ああ、君は出すよう所長にも念を押されたよ」

イチロー「そうですか」

イチロー「最近インミンにいろんな果物や作物をもらって体調も万全だ」

イチロー「明日は勝利を、もう一度奪いに行く」

落田「あ、イチロー君」

イチロー「落田君!いよいよ明日で全て決まるな!」

落田「え?なんでやんすか?大げさでやんすよ、まだ30日でやんすよ」

イチロー(そうか、みんなには何も言ってないんだ)

イチロー(1軍との入れ替え戦だってことも、明後日にこの島を解放しようとしていることも)

イチロー(でも、試合には無心で臨んで欲しい…全て話すのは試合後だ)

30日目 野球場

イチロー「とうとう来てしまったか…名残惜しいもんだな」

江川「えー、みんな、聞いてくれ。今日の試合に関する大切な話だ」

渡辺「お、なんだなんだ?」

江川「所長からの命令だ。今日の試合、ウチのチームを監督するのはイチローになった」

全員「!!!!!」

イチロー「…おもしろい、真っ向勝負ということですか…受けて立ちますよ」

イチロー「じゃあオーダー発表だ」

1番 ライト イチロー
2番 ショート 落田○
3番 セカンド 渡辺○
4番 キャッチャー 三谷○
5番 サード 中田○
6番 レフト 倉刈○
7番 ファースト 原○
8番 センター 下山○
9番 ピッチャー 小杉○

落田「地味にモブが能力アップしてるでやんす」

1軍ベンチ

副所長「所長!この前のアイツがスタメンで出てきたら…このままでは負けてしまうのでは!?」

ヘルガ「うむ…今回は1軍の連中には全員5倍のしあわせ草エキスを与えている…10倍で西崎は死んだからな」

副所長「ですが!10倍の力を使っても前回は負けているんですよ?5倍程度じゃまた…」

???「心配ないでやんす」

ヘルガ・副所長「だ、団長!?」

???「今回一軍には助っ人を用意したでやんす」

2軍ベンチ

イチロー「いいか、みんなはこの20日間、とんでもない練習をこなしてきた…」

イチロー「正直普段の俺の練習の1パーセントぐらいだが、みなアマチュアのレベルを遥かに超えている」


イチロー「俺たちは強い」


全員「おおっ!!」

イチロー「行くぞ」

一回表 2軍の攻撃

イチロー「さて、全力でやるかな」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

落田「あれ、空が真っ黒になったでやんす」

ブンッブンッ
スッ
クルッ
イチロー「さあこい…ん?」(あのピッチャーは…)

???「待ってましたよ、イチローさん」

2軍ベンチ

渡辺「1軍のピッチャー、いつもと違うやつだな?」

三谷「ありゃ日本人じゃなさそうだな!すげえ長身だし、顔もワイルドだ」

小杉「なんて背中に書いてあるんだ?」

倉刈「えーと…だーびしゅ?やっぱり外人ですかね」


イチロー(なぜダルがこの島に…)

ダルビッシュ(「なぜ?」ですか…僕はずっとあなたとの対戦を望んでいたんですよ。WBCのあの時の借りを返す為に!)

イチロー(ばかな!?あれはチームとしての結果!そこに貸し借りなど存在しない!)

ダルビッシュ(そんなことは頭では分かっているんです…でもこの『本能』は止められない!あなたを倒したい!ただそれだけ!)

イチロー(…日本にもまだこんな野球バカがいて安心したよ…いいだろう、返り討ちにしてみせる)

ダルビッシュ(あの時の僕と同じだと思ったら大間違いですよ…いざ勝負)

※超一流プレイヤー同士はマウンドとバッターボックスでしゃべらずに会話ができます

ダルビッシュ「まずはこいつだ!」
シュッビュオオオオオオ
イチロー(む、確かに速くなってるが)

イチロー(甘い)
キュッ
イチロー(!?)
カーン ファール

ダルビッシュ「やりますね、魔球ワンシームにあてるとは」

シュッビュオオオオオオオオ
イチロー「む」
カーン ファール

イチロー「今度はストレート…さすがに速いな」


副所長「ひえええええ!あのダルシムとかいうやつ、しあわせ草無しでも160キロ出てますよ!?」

ヘルガ「団長!あいつはどこの国から連れてきたのですか?」

団長「2軍の連中と同じ、日本のプロ選手でやんすよ」

団長「日本ではナンバーワンピッチャーと言われている怪物でやんす」

副所長「なぜそのような選手がこの島に?」

団長「何でも離婚の際に高額の教育費を請求されてたので肩代わりしたでやんすよ」

副所長「へ?それだけ?」

団長「それは冗談でやんすよ。なんといっても日本人最高の年棒を誇る選手でやんす。最初は必要ないと言ってたでやんす」

団長「だけど『イチロー』という名を口に出したとたん、突然食いついてきたでやんす」

ヘルガ(イチロー…貴様は本当に何者なんだ)

団長「でも実際、サエコはとんでもない額を請求したって週刊誌に書いてあったでやんす」

副所長「団長、意外とワイドショーとか好きなんですね」


ダル「さあ、三球で仕留めます、イチローさん」

イチロー「くっ…」

スッ
ダル「うおおおおおおお!はあっ!!!」
シュッビュゴゴゴゴゴゴゴゴ

イチロー(速い!今まで以上だ)

ギュルン
イチロー「!?」(曲がった!?)

ボスッ
ダル「僕の全力のスライダーに当てるなんてたいしたもんですよ」

落田「い、い、イチロー君がピッチャー正面のゴロでやんす!?」

ダル「ハハハハハハ!!!」

シュッ パス

セ ー フ

ダル「な!?」


イチロー「やれやれ、狙 っ て 内野に打つのは大変だな」

ダル「は、速すぎる!賢介さんの比じゃない!」

ダル(お、落ち着け、まだ一塁だ)

ダル(バントを警戒しつつ、盗塁も許してはいけない)

ダル(まずは一塁をじっと見…!?)

ダル「消えた!?」

イチロー「どこを見てるんだい?」

ダル「なんで2塁にイチローさんが…」

イチロー「安心してくれ、マリナーズの監督から”塁間跨ぎ”は一試合一回までと制限されてるからね。メジャーは管理が厳しいんだ」

ダル「まずその塁間跨ぎとやらについて教えてくれ」

落田「わけ分からんうちにチャンスでやんす!先制が絶対有利でやんす!」

バッターアウッ

落田「わけ分からんうちに三球終わったでやんす」

渡辺「打てる気しないなあれ」
三谷「御意」

落田「ということで、初回、ノーアウト2塁のチャンスを生かせず攻撃終了でやんす」

落田「一方、1軍も小杉くんの好投で得点には至らなかったでやんす」

三回表 ワンナウトランナー二塁

イチロー「下山はまじですごいな、昔の田口さんを見ている気分だ」

ダル(チャンスでイチローさん…勝負しないほうがいいに決まってる)

ダル(でも、ここで逃げたら何のために来たのか分からないな)

イチロー(む、ダルの目の色が変わった)

イチロー「仕方ない、本気で行くか。このペースじゃこの話終わらないしな」

落田「とうとうイチロー君がこの話を終わらせようとしてるでやんす!」

ベリベリ

渡辺「お、おい!イチローが脱皮?を始めたぞ!?」

三谷「なんだありゃ!?あいつの外部はあんなに重そうな鉄板で出来てやがったのか!?」




イチロー「ふう、久しぶりに外気を感じるな」



全員「!!!???!!!???くぁwせdrftgyふじこ」

落田「あ。あ。あれは…メジャーリーガーの!?………イチローでやんす」バタッ

三谷「お、お、おいおい、イチローって名前は…本物のイチローだったのか!?」

倉刈「ま、ままさかあんなパワポケくんみたいな見た目の人が本物のイチロー選手だったなんて」

ダル(あれ、皆さん知らなかったのか。イチローさんがオフはとんでもなく重い機械のスーツを着て練習してることを)

ヘルガ「そ、そんな人間がこの島にずっと紛れ込んでいたとでも言うのか!?」

副所長「正直超展開についていけない」

下山「やはりか…あの動きのしなやかさは一流のセンスをもった者の動き…」


イチロー「さあ、続きをやろうか」


ダル「や…やってやるさ!」(なんて威圧感…清原さんの1万倍はある)

ダル(たとえ重いスーツを脱いだからって、眼が良くなるわけではないんだ)
スッ
ダル(絶対に打てる人間なんて)「はああぁっ!!!」(いないっ!)
シュッビュオオギュギュギュギュギュ



イチロー「いい球だ、だが」


イチロー「見えるんだ」


カ キ ー ン

全員「!!!」

ダル「ぼ、ボールは!?」

落田「右中間でやんす!!」

イチロー「”インサイドパークホームラン”って知ってるかい?」

ダル「!?」

ダル「急げ!!イチローさんはランニングホームランを狙ってる!」

イチロー「残念だ」タッタッタッ

落田「結局スライディングすらせずに帰ってきたでやんす」

ダル(そういえばこの人、メジャーのオールスターでランニングホームランしたことがあるんだよな…意味が分からん)

イチロー「ダルビッシュ君」


イチロー「メジャーは、楽しいよ」

ゲームセッ!!

全員「あざした!」


落田「しかし、いまだに信じられないでやんす。メジャーリーガーと野球をしていたなんて」

布具里「夢のようだぜ!野球を続けてきて本当に良かったよ」

ワイワイ オレモオレモ ワイワイ オイラモ ワイワイ シモヤマスゲエナ

イチロー「本当に良いチームになった…まさかこんな所で勉強させられるとはね」クスリ

イチロー「さて、これからどうしようかな」

イチロー「もう明日なんて悠長なことは言ってられないな」サッ…

落田「待つでやんす」

イチロー「!?」

落田君「すぐそうやっていなくなろうとするから覚えたでやんすよ」

イチロー「落田くん…」

イチロー「すまない、僕にはやらなきゃいけないことが…メジャーリーガーとして」

落田「メジャーとかマイナーとか…もう関係ないでやんすよ!!」

イチロー「!!」

落田「誰がなんと言おうと、イチロー君は僕たちのチームメイトでやんす!!どんなことでも、話して欲しいでやんすよ」グスッ

???「俺たちもだよ」

イチロー「!?」


小杉「おれ、あなたのおかげで、もう一度プロに戻ろうって思えたよ」
渡辺「イチロー君には利子を付けて返す予定だからね、もう少し待ってよ」
三谷「ビールかけ、まだしてねえだろ?」
倉刈「あなたのおかげで日出子と…娘と話せました。次は私の番です」
中田「普通にまだ痛え」
布具里「財宝のこと、忘れてんじゃねえのか?」

イチロー「お前ら…」(ごくせん風)

イチロー「わかった、全て話そう」

小杉「おいおい、まじかよ!?」

布具里「じゃ、じゃあ、俺たちは逃げ出してもしあわせ草なしじゃ生きられないんじゃないのか?」

イチロー「ああ。だから、逃げるんじゃなくて、戦う。この島を、奪い返すんだ!!」

倉刈「で、でも、向こうは銃を持ってますよ?」

イチロー「大丈夫。こっちにもレーザービームがあるから」

落田「とんでもないチートな展開が頭をよぎるでやんす」

イチロー「とにかく、俺の存在がばれた以上、いつ攻めてきてもおかしくない。ならばこっちから攻める」

イチロー「ふっ!ふっ!ふっ!ふっ!」
ビュオオオオオオチュドーン ビュオオオオオオチュドーン ビュオオオオオオチュドーン ビュオオオオオオチュドーン 

イチロー「よし、雑魚は大抵吹き飛んだな…管理所へつっこむぞ」

落田「アメリカ軍はこんなのをほったらかしにしていいんでやんすか!?」

管理所内
ビシッバコッベコッ
布具里「おーい、副所長を捕まえたぜ!!」

イチロー「所長はどこへ…」

落田「こっちに地下へ下る階段があるでやんす!」

コツコツ
イチロー「ここはもともと防空壕か?」

落田「薄気味悪いでやんすー」ガタガタ

スッ
ヘルガ「ここまで来たか、貴様ら」

イチロー「所長!…上はもう制圧した。降伏するんだ」

ヘルガ「まだ沖には軍艦がある。それさえあればまだ…」

イチロー「もうぶっ壊しました。僕遠投120キロメートルなんで」

ヘルガ「まじかよ………団長、どうしますか?」


イチロー・落田「!?」

メカ亀田「とりあえず貴様らをぶちのめしてから考えるでやんす」

イチロー「落田君の親戚かい?」

落田「いや、しらないでやんす。オイラの偽者じゃないでやんすか?」

イチロー「それともあのサイボーグな感じ…金本さんの偽者か?」

メカ亀田「ニセモノなんかじゃないでやんすよ!」

落田「と、スキをついて先制攻撃でやn…ぐわあああああ」ビリビリ

イチロー「落田君が黒焦げに!電磁バリアーか?」

メカ亀田「よく知ってるでやんすね。チタンとスチールでできたオイラに、触れることなどできないでやn…ぐわああああああ」



イチロー「メジャーリーガーが触っちゃいけないのは、ドーピングだけだよ」


メカ亀田「や、やめ、うわあああああああ!!!」
バチバチチュドーン

メカ亀田「わ、私ハ、カメダを超エ…なくテはならナい」バチバチ
ガシンガシン

イチロー「どこへ行くんだ?」


イチロー「ここは…」

落田「お宝が、マニアなグッズがてんこもりでやんす!すごいでやんす!」

落田「でも」

落田「…なんだか愛がないでやんす」

メカ亀田「愛なド知ラぬ…カメダにつイて教エヨう」バチバチ

メカ亀田「私ハカメダが憎イ…私ヲ作ったカメダが」バチバチ

メカ亀田「ダから、私は私ヲ時間をカケて改造シテキタ…カメダを、オリじナルを超エるためニ」バチバチ

メカ亀田「カメダよりも…スごい…コレくしょンを…買イ…集メなけれバ………」バチバチバチバチ…ドゴーーーン

落田「…なんだか哀れなやつだったでやんすね」

落田「でもイチロー君!これでこの島は………イチロー君、なにをしてるんでやんすか?」

イチロー「破片をあつめてるのさ、メカ亀田、とやらの」


落田「集めてどうするつもりでやんすか!」

イチロー「直すのさ、元通りに」

落田「!?」

イチロー「約束したんだ、勝手にだけど」


俺がこの島の人たち全員救ってみせる!


イチロー「ってさ」

落田「イチロー君ってヤツは…ほんとにすごいやつでやんすね」グスッ

イチロー「所長も手伝ってくださいよ」

イチロー「その毒、ただの海水ですから」

所長「!?!? 貴様!いつの間にすり替えた!」

イチロー「海岸で気絶したときにちょっと盗ませてもらいました、盗むのは得意なんで」

所長「貴様には…完敗だよ」

イチロー「メジャーリーガーですから」

そして

落田「その後いろいろあったけど、みんなもとの生活に戻っていったでやんす」

落田「イチロー君はあの後、一日かけてメカ亀田をなんとか直したでやんす」

落田「三谷さんの協力と、いつかのスパナ、あと、イチロー君の着てた機械のスーツが材料として役にたったみたいでやんす」

落田「そして、メカ亀田の充電が終わるのを待つことなく、イチロー君はあわただしくアメリカへ向かったでやんす」

落田「別れの言葉は『野球を続けてればまたいつか会えるさ』だったでやんす」

落田「で、なんでか分からないけどメカ亀田はオイラが所持することになったでやんす」


落田「日本に帰って途方に暮れているとある会社の採用ポスターが目に入ったでやんす」

社会人野球部 協力求む! 和桐製作所

落田「野球を続けてればまたいつか会える」

落田「オイラとメカ亀田はそこで働くことにしたでやんす」

落田「廃部どころか倒産寸前の会社だったけど、メカ亀田の活躍もあって会社は軌道に乗ったでやんすよ」

落田「そして…」


パワポケ「今日はとうとう裏野球大会決勝だ!」

落田「絶対優勝してみせるでやんす」

青野「しかし落田は山田とよく似たしゃべり方をするよな」

智林「しかも見た目までそっくりですよ」

落田「そ、そうでやんすかね」

はじめ「そろそろ始まりますよ!相手は…USオールスターズ?」


山田「現役メジャーリーガーが偽名も使わずに出場してるでやんすよ!」

落田「!!!」タッタッタッタッ


落田「また、会えたでやんすね」

パワポケ「イチロー!」

イチロー「落田君!…それに…君はメカ亀田だね」

パワポケ「今度は絶対負けない」




イチロー「こいつは楽しみだ」

お   わ   り

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