苗木「モンハン4でもするか」霧切「私も」 (152)

霧切「私の得意武器は太刀だわ」

苗木「へ、へえ・・・」

苗木「十神くんの得意武器は?」

十神「もちろん片手だ、あらゆる状況でも対応できる。これこそ最高の武器だ」

霧切「ぷwwwwww」

霧切「片手って手数も火力も太刀以下でしょwww」

十神「貴様今なんと言った?」

十神「火力が太刀より低いだと・・・?」

苗木「確かに赤ゲージを上手に維持できれば、片手より火力は上がるね」

苗木「でも霧切さんは最近始めたばかりだよね」

霧切「えwww白ゲージじゃなくても攻撃力は太刀の方が上でしょwww?」

十神「はあ・・・・苗木、お前から言ってやれ」

苗木「霧切さん、太刀を十分に使いこなせていないよ」

苗木「太刀は黄色ゲージならともかく、白ゲージだと火力は絶望的だよ」

霧切「でも太刀の方が強そうだわ」

苗木「舞園さんは何が得意?」

舞園「私は、その・・・ガンランスです」

苗木「すごいよ舞園さん!使ったことはあるけど砲撃の使いどころがイマイチ分からないんだ」

苗木「よければ僕に使い方を教えてほしいな」

舞園「はい!分かりました。モンハン3rdしかしたことないので、それならいいですよ」

舞園「基本的に砲撃ばかりしてればいいです、だって勝手にガードしてくれるから」

十神「・・・ちぃ、どいつもこいつも」

苗木「舞園さん・・・それって」

苗木「それAGガンランスだよ」

舞園「????????」

十神「ガンランスは適切な場所で陣取り、その砲撃のタイプによってバランスよく戦闘を組み立てるんだ」

十神「弾数が多ければ斬撃を中心に適当に砲撃を混ぜ、隙あらばフルバーストを積極的に狙う」

十神「少なければ砲撃を確実に当てれる、かつ反撃を受けにくい場所に移動して立ち回ればいいだろう」

舞園「意識したことがなかったです・・・」

苗木「とにかく4人集まったしPTしない?」

霧切「いいわよ、本当の太刀の力を見せてあげるわ」

舞園「あら?砲撃で飛ばされないようにね、モンハン4は昨日買ったわ」

十神「ふん、お前らに手本をみせてやる。それから苗木お前の得意武器はなんだ?」

苗木「ランスだよ」

舞園「ゴア・マガラ手伝って欲しいです」

霧切「いいわよ」

十神「なに足元に潜り込めばなんの問題もない」

苗木(ガンランスと太刀か・・・)

マガラ「オオオオオオオオオオ!!!」

十神「発見したぞ、ペイントボールをくれてやる」ペチャ

十神「さて、まずは段差に誘い込むとするか」

霧切「援護するわ!せい!」ズバッ

十神「おい!このタイミングでは広範囲攻撃を避けれないぞ!」

霧切「問題ないわ移動斬りと回避距離アップで」サッ

十神「何をしている!!!それでは俺が移動攻撃に巻き込まれ・・・!!」ドサッ

マガラ「オオオ!!」ドウン

十神「」

苗木「十神くん!!粉塵を使うから待って!!」

十神「早くしろ!ガードしてるがスタミナが持たない!」

霧切「情けないわね十神くん」

十神「・・・・・」イライラ

苗木「回復できたね、態勢を立て直すよ」キュピーン

舞園「私も到着しました援護に回ります!」ガチャン

霧切「私がメインで攻撃するわ」チャキ

苗木「いやいやいやいやいや」

苗木「チャンスだ!乗り攻撃!」スチャスチャ

苗木「やった、しがみついた」ガシッ

舞園「そして攻撃のチャンスでもあります」リュウゲキホウウウウウウウウウ

十神「待て舞園!!それでは苗木が・・・」

舞園「え?」ドウウウウウウウウウン

苗木「ちょwwwwww僕も吹き飛ばしてどうするんだよ」ドーーーーン

霧切「何してるの舞園さん」採掘中

苗木「それから壮絶な戦いが起こった

舞園さんの砲撃は乗り攻撃を邪魔して

霧切さんの太刀は十神くんは避けてたけど僕はランスだから・・・

十神くんはよく戦ってくれた。段差を使ったりスタイリッシュボマーしたり

でも、マガラ以上に霧切さんや舞園さんが強力だったんだ」

霧切「私と舞園さんは一乙ずつしたわね」

舞園「ごめんなさいです、みんなの邪魔をしたみたいで」

苗木「舞園さんは良いけど霧切さんは」

十神「少し太刀の使い方を練習するがいい。いくらなんでもアレは下手すぎるぞ」

霧切「でも早く倒せたのは私の火力のおかげでしょ」

苗木(20分もかかったし、終始白ゲージしかなかったじゃん)

霧切「そもそもプレイ時間からして十神くんの方が上手に決まってるわ」

十神「おのれ・・・」プチン

十神「貴様らとはニ度とPTするか!!」ガタン

舞園「怒らせちゃったみたいですね」

霧切「さてと私も失礼しようかしら」ガチャ

苗木「僕は食堂にでも行こうかな」スタスタ

食堂

山田「僕は安定のハンマーでスタン取るでござる。さくら殿は大剣で尻尾を」

大神「分かった。我は尻尾を狙い、隙あらば頭を」

山田「ハンマーで十分ですぞ。できるだけ怯ませるので火力は任せたでござる!」

大和田「あーヘビィだがスタンの直後、睡眠弾で狙うからその時に抜刀会心を頼むぞ」

大神「フッ、期待に応えねばな」

苗木(これはこれで参加しにくい)

苗木「みんな何を狩りに行くの?」

山田「おお苗木殿、今からリオレウスを狩るのですが一つどうですかな」

苗木「ははは、みんな真剣だから下手な僕はちょっと・・」

大和田「気にするな。一人ぐらい下手な奴がいたほうが連携が取れて楽しいのさ」

大神「危なくなったら切り上げるが構わぬか?」

苗木「むしろ感謝するよ。僕はスラッシュアックスでいくね」

霧切の部屋

霧切「苗木くん達に迷惑をかけてしまったようね」

霧切「太刀はダメなのかしら」

霧切「近接武器は太刀以外弱いから・・・・」

霧切「そうだ!弓よ!」

霧切「曲射は一回使ったことあるけどあれなら役に立てそうだわ!」

霧切「今のうちに練習」ズバババババ

大和田「よし睡眠弾をブチ込む」ドドドドン

リオレウス「ZZZZZZ・・・」

大神「ふん!!」ドン

リオレウス「!?」

苗木「属性開放おおおおおおおおおおお」ドドドドドドドバーーーーン

山田「苗木殿!!最後の爆発は少しタイミングを考えて」シャキーーン

苗木「ごめん・・」

大和田「気にするなって、みんな通ってきた道だ」ドンドン

大神「あ、逃げるつもりだ」閃光弾

リオレウス「アアアアアア!?」ドサン

大和田「山田!」

山田「そい」大タル爆弾G

大和田「てめえらどいてろ!!」ドン・・バーーン

山田「4分38秒、なかなかのクリアタイムですぞ」

大神「ソロよりは少し早いか」

大神「反省点は我の尻尾を斬るタイミングだった」

苗木「え?開始二分で切ってなかったっけ?」

大和田「部位破壊による怯みを適当な場面で狙えばいい具合に隙を作れるだろ?」

苗木「みんなすごいなぁ・・・」

山田「では、僕はフロンティアを」ガサッ

舞園の部屋

舞園「笛もなかなか楽しいですね」ピロピロ

舞園「今回はみんなに迷惑をかけたくない」

舞園「そう、特に苗木くんには」

舞園「私の笛は苗木くんのためだけに奏でるの」ピロピロ

舞園「苗木くんのスタミナを回復してあげないと」ピロピロ

苗木「十神くん」チラッ

十神「できた!見ろ苗木これが十神家が総力を上げて作り出した最強の片手」

十神「ゴールドマロウだ!」シャキーン

十神「これで火属性が弱点の敵には絶大な力が発揮されるぞ」

苗木「ねえ十神くん、僕にモンスターハンターを教えて欲しいんだ」

苗木「もっと強くなりたいんだ」ドン

十神「何故俺に頼む?」

苗木「モンスターハンターは片手剣に始まり片手剣に終わる、でしょ?」

十神「しかたがないな」フッ

廃人(大神、大和田、山田)
そこそこ慣れてる(苗木、十神)

シロとクロの壁

初心者

霧切、舞園

不二咲「乱数調節をうまく利用して早くも村クエ全クリしたけど」

不二咲「誰も僕と対等に渡り合える人がいないんだ」

不二咲「同じ実力同士じゃないと面白くないし・・・」

不二咲「そうだ作ればいいんだ!!アルーターエゴで最強のプレイヤーを」カチカチピコピコカチャ




七海「ういーーす」

山田の部屋

山田「こ・・ここに来て新キャラですと!?」

七海「お父さんが一番うまいプレイヤーは山田君だと聞いたので見学しにきたよー」

山田「・・・?まあ、僕の実力は廃人の人達と互角以上に渡り合うからね」

山田「見よ、僕の神テクニックを!」チャージアックス

七海「じゃーさ、シャガルマガラ狩るの見せてよ」ウキウキ

山田「あいあいさー」モーハーン

娯楽室

石丸「校内ではゲームは禁止だぞー」

不二咲「セレスさんはモンスターハンターって知ってる?」

セレス「ええ、技術自体は自信ありませんが事前に準備さえ整えれば敵はいません」

セレス「ちなみに私は双剣が得意ですわ」

不二咲「Rボタンを押したら性格も変わるとか?それはないか」

セレス「・・・・」

山田の部屋

七海「へーこの程度でトップクラスの実力なんだ」

山田「え・・え・・・5分以内ですぞ」

七海「私なら3分かなー」カチャカチャ テテテテーン

山田「」

十神「おい山田!苗木が実力を上げたぞ」

苗木「これでもう山田君の足を引っ張らないよ・・・って、え?」

山田「」

十神「どうやら強力なプレイヤーが出現したそうだな」

廊下

霧切「偶然ねここでこのメンバーに合うなんてね」

舞園「ですね、苗木君のモンハンをサポートするのはこの私です」

セレス「あら?2人とも初心者では?苗木君を助けられるとは思えませんわ」

霧切「そう、なら時間を競い合ってみる?ティガレックスの」

セレス「勝った方が苗木君の傍らで二人きりでモンハンする権利が得られるということで」

舞園「それで構いませんわ」

霧切「勝ったわ・・・勝った!!」

舞園「そんな霧切さんがどうして30分以内に」

セレス「まさか私が砥石を忘れるなんて」

霧切「そう苗木君は私と一緒にモンハンするべきなのよ」

不二咲「セレスさんって思ったより弱いね」

セレス「あ?」

苗木「みんな!十神君と山田君が!!」

苗木「いきなり現れた女の子によって屈辱を与えられたんだ」

七海「うーす」

不二咲「あ、七海。モンスターハンターについては理解できた?」

七海「えーとね、思ったより簡単だよ」

不二咲「そっか、やっとこれで対等な実力同士PTを組めるね」

苗木「待った!十神君や山田君・・・この二人は僕の師匠だ」

苗木「僕と一緒にPTを組んで邪魔をして君達を三乙させる」

苗木「これが僕の使命だ、二人の敵は僕がうつ!!」

霧切「よく分からないけど私も苗木君の味方をするわ」

セレス「勝ち知らずの霧切さん、そして復讐に燃える苗木君」

舞園「対するは負け知らずの七海さんと最強のプレイヤー不二咲」

モノクマ「はーい!ではでは、勝手ながらルールを決めさせてもらいます」

モノクマ「苗木君と霧切さんは自分たちは一乙もせずに七海さんと不二咲さんの狩りの邪魔をします」

モノクマ「七海さんと不二咲さんが先にアカムトルムを仕留めてしまったら、不二咲さん達の勝ち!」

モノクマ「仕留める前に苗木君達とアカムトルムによって三乙させられた場合は苗木君達の勝ちー!」

大神「まさに矛盾対決だな」

大和田「へー、面白そうじゃんか」

苗木「僕は十神君から教わったスタイリッシュボマーの片手にするけど霧切さんは?」

霧切「ふふ、私はこの日の為に曲射の練習をしてきたのよ」

苗木「流石霧切さん!もう、ぼっち直行だね」

霧切「そう・・・////」

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不二咲「僕は太刀で、ふたりの邪魔をするよ。その間に七海はアカムを倒すんだよ」

七海「じゃあね、私はガンランスで」


モノクマ「いいね?」

苗木霧切「人狩り行こうぜ!!!」

七海不二咲「一狩り行こうぜ!!」

不二咲「まずはクーラードリンク・・・」ギュピ

苗木「霧切さん!」

霧切「分かっているわ!」シュパン

不二咲「うわっ!!」ノミキャンセル

霧切「クーラードリンクは飲ませないわ!」

苗木「不二咲さんは任せたよ、僕は七海さんを」

霧切「ええ!」シュパン

苗木「流石七海さん、アカムに閃光弾を投げ始めている」

苗木「でも!」盾アタック

七海「遅いよ」砲撃

苗木「うわああああああああああああ」ドテドテ

七海「ガンランスを選んで正解~」ジャコン

苗木「そうか、これを想定して対人最強の・・・」ザッ

苗木「でも、負けるわけにはいかない!!」バッ

七海「アカムトルムに竜撃砲だよ」シュウウウウウン

霧切「爆破属性の曲射」シュン・・・・ドーン

七海「!?」

不二咲「霧切さんは邪魔をすることだけは特化しているね」

苗木「盾アタック!」

不二咲「よっと」回避

苗木「あ!」

不二咲「ごめんね苗木君、気刃斬り」ズパアアアアン

アカム「ウガアアアアアアアア」転倒

七海「大タル爆弾Gも置いたしこれで最後だね!」

七海「竜撃砲!」ドウウウウン

苗木「うわあああああああ」突進切りと回避

七海「そんな、大タル爆弾のダメージを私が」1乙

苗木「スタイリッシュボマーだ」

アカム「オオオオオオオ」ソニックブーム

不二咲「回避・・・・え」バシュ・・・2乙

霧切「惜しかったわね」

その後、4人の間で互角の戦いが繰り広げられた。

そしてついに霧切さんの曲者で七海さんはアカムのソニックブームの真ん中へ飛ばされた

3乙

苗木と霧切は天才ゲーマー二人相手に勝ったのだ



苗木「ふー疲れたぁ、お疲れ霧切さん」

霧切「ええ、そちらもね」

七海「世界は広いね、こんなに強い二人組がいると思わなかった」

不二咲「僕もまだまだ未熟だった。これからはもっとモンハンの腕を磨こうと思う」

七海不二咲「ありがとう!」

苗木「ははは・・・勝てたのはマグレだよ」

霧切「でも、今は」アクシュ ギュ

山田「そうモンスターハンターの世界は無限に広がっており頂点はまだまだ遠い」

モノクマ「頂点になるためにはまず外の世界に出ないとね」


  おわり

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