一方通行「はァ? 三日間能力が使えねェだァ?」(259)


冥土返し「あぁ、そうなんだ」

冥土返し「実はそのチョーカー、半年に一回はメンテナンスが必要でな、メンテナンスには最低でも三日はかかるんだ」

一方通行「だけどよォ・・・ これがなかったら俺はまともな生活が送れねェんだぜ?」

冥土返し「その心配はない、能力は一切使えんが、普通に生活することができる程度の予備チョーカーがある」

一方通行「つまりだァ・・・ この一日おれは実質レベル0になるって事だよなァ?」

冥土返し「まぁ、そういうことだ」

冥土返し「たった三日だ、我慢してくれ」

一方通行「(能力が使えねえだァ?・・・・ てかこの俺がレベル0ってよォ?・・・・)」

一方通行「(これが周りに知られたら・・・・・・ 俺いろいろやばくねえかァ?)」 

誰か代理お願いします

一方(ま、三日程度なら、家に引きこもってりゃなンとかなンだろォ……)ガチャ

打ち止め「おかえりーっ! ってミサカはミサカは玄関でお出迎えしてみたり!」

一方「……」

打ち止め「あーん、無視しないでぇってミサカはミサカはアナタに抱き付いてみたり」

一方「うるせェよガキ」ドサッ

打ち止め「あれ? 寝ちゃうの?」

一方「あァ、起こすンじゃねェぞ」

打ち止め「え~っ!? 今日お買い物に連れていってくれるって約束だったって、ミサカはミサカは憤慨してみたり!」

一方「あァ?」ゴロン

一方(そォいえばそンな約束してたよォな……。ちッ、こンな時にめンどくせェ)

打ち止め「お買い物! お買い物ーっ!」ユッサユッサ

一方「ああァもォ! わかッたら揺らすなうざッてェ!」




打ち止め「♪」

一方通行(はァ……さっさと済ませて帰るか)

上条「……一方通行?」

一方通行「!!?」ギクッ

上条「一方通行じゃねーか。お前も買い物か?」

一方通行「さ、三下ァ……」ダラダラ

上条「?」

一方通行「くッ、この面倒な時に……」ボソッ

上条「えっ、えっ? な、なんで一方通行さんはそんなに不機嫌そうなんでせうか?」ビクビク

一方通行「なんでもねェよ。おら、いくぞガキ」

打ち止め「? うん!ってミサカはミサカはなんだかよくわからないけど元気良く返事してみたり!」

一方通行(三下の近くにいたら何が集まってくるかわかったもンじゃねェ)スタスタ

上条「お、おい待てよ一方通行!」

一方通行(はァ!? なンでついてくるンですかァこの三下は!)

一方通行「ついてくンじゃねェよ!」

上条「でも、お前その杖じゃ買った物持つのも大変だろ? 手伝うよ。俺の用はもう終わってるしさ」

一方通行「余計なお世話だァ」

打ち止め「それはいい考えかも! ってミサカはミサカは上条当麻の案に賛成してみたり!」

一方通行「はァァ!!?」

一方通行「なに余計なことを言ってんだこのクソガキはァ……!」

打ち止め「だってアナタの体じゃ、たくさんお買い物できないもんってミサカはミサカはちょっと生意気なことを言ってみたり」フフン

上条「ははは……打ち止めもこう言ってることだし、いいだろ? 一方通行」

一方通行(いい訳ねェだろ!)

上条「それじゃ、行こうぜー……って!」

御坂「あら?」

一方通行(ホラきたああァァァ――!)

上条「ビ、ビリビリ!」

御坂「ビリビリいうな! 安心しなさいよ、さすがにデパートでは電撃飛ばしたりしないから」バチバチ

上条「と、いいつつ何故だか帯電してるようですが……?」

御坂「それより、」

一方通行「おら、さっさと行くぞ」コソコソ
打ち止め「えー? お姉様と話したいよってミサカはミサカは不満をぶつけてみたり」
一方通行「しッ!」

御坂「なーにをコソコソしてるのかしら? アンタたちは……」

一方通行「」ギクゥ!

一方通行(さ、最悪の展開だ……まさか第三位と出くわすなんてなァ……。いや、三下と会った時点で俺の運命は決まってたって訳か……)

打ち止め「わーい、お姉様だお姉様だ! ってミサカはミサカは喜びを隠せない様子で飛び跳ねてみたりっ!」

御坂「……打ち止めと買い物?」

一方通行「……てめェには関係ねェだろ、第三位」

御坂「ッ! この……」

上条「ま、待てよビリビリ!」

御坂「なによ!!」

上条「こいつらは、ただ買い物しに来ただけなんだよ! だから……その邪魔をしないでやってくれ。頼む、御坂」

御坂「……」

打ち止め「お、お姉様?」

御坂「……打ち止めに免じて、今だけよ」

上条「ビリビリ……!」

御坂「だからビリビリいうなっ! それに、打ち止めに免じてだし! 今だけだからね!」

御坂「で? なんであんたらは一緒にいたのよ」

上条「あー、それは偶然出くわしてだな」

御坂「ふーん。……そ、それなら? この馬鹿だけじゃ不安だから、私も行ってあげてもいいわよ?」

一方通行「いらねェ。三下つれて消えやがれ」

御坂「んなっ! アンタねぇ、人がせっかく……」

一方通行「余計なお世話だっつってんだ。行くぞ打ち止め、そいつらがいいンならそいつらと買い物しやがれ」カツカツ

打ち止め「ま、待ってよー!ってミサカはミサカは慌てて追い掛けてみる!」

上条「あ……」

一方通行(よし、これで三下共々撒けたはず……)フラッ

一方通行(……あァ?)


御坂「全く、なによアイツ!」

上条「……なんか、一方通行の様子、おかしくなかったか?」

御坂「はぁ?」

上条「確かにいっつもあんな感じだけど、なーんか違和感があるんだよなぁ……」


一方通行「……」カツ、カツ

打ち止め「ねぇ、よかったの?ってミサカはミサカは控えめに訊ねてみたり」

一方通行「……」フラッ

打ち止め「!?」

ドサッ…

一方通行(な、なンだァ……? 頭が痛ェ……)クラクラ

打ち止め「――! ――!」

一方通行(くッそ、耳元で叫びやがって、ガキが……頭に響くんだ、よ、)

一方通行(…………体に力が入らねェ)

上条「――!?」

御坂「……!! ――、――!」

一方通行(な、ンだよ、お前ら……死人を見たような顔しやがって……)

一方通行(……意識、が……)ガクリ




――とある病室

一方通行「……ン……」

打ち止め「!!」

一方通行「ここは……「一方通行ー!」っあァ!?」ガバッ

打ち止め「起きた起きた起きたー! ってミサカはミサカは安心して涙目で抱き付いてみたり!」

一方通行「は、はァ?」

上条「一方通行! よかった、起きたんだな」

御坂「ただの熱中症なんでしょ? 心配しすぎなのよ……ま、まぁ、何もないみたいね」フン

一方通行「熱中症ォ……?」

一方通行(まさかレベル0になって、日光を反射できなかったからかァ……?)

上条「聞いたよ。三日間レベル0になるんだろ?」

一方通行「!!!」

御坂「なんで隠してたのよ。……って、そりゃあ隠すわよね」

一方通行(あッ、あンの医者バラしやがったのかァ……!?)

御坂「安心しなさいよ。レベル0のアンタを襲うようなことしないから」

打ち止め「なんで私にも隠してたの? ってみずくさいアナタにミサカはミサカは泣き付いてみる……」

夜ご飯におでン食ってきます

冥土帰し「しかし、君が外を出歩くとは誤算だったよ?」ガチャ

一方通行「あ゛ッ!」

御坂(リアルゲコ太!)

冥土帰し「てっきり三日間家にいると思ってたのに……熱中症で倒れるなんてね?」

一方通行「くッ……」

打ち止め「ごめんね、私が無理に誘ったせいで……ってミサカはミサカは自分の責任を感じて落ち込んでみる」

一方通行「……ガキが、気にしてンじゃねェよ。俺が言わなかった責任もある」ボソ

打ち止め「一方通行……」

打ち止め「そんなツンデレなアナタにプレゼントがあるの! ってミサカはミサカはラッピングされた可愛い日傘を取り出してみたり!」ジャーン

一方通行「はァ!? な、何なンですかァこのメルヘンな傘はッ……!」

御坂「あ、一方通行がフリフリの日傘っ……」プクク

上条「さっき買ってたのはこれか、打ち止め……」

打ち止め「これで少しは外を歩けるんでしょ? ってミサカはミサカは期待を胸に訊ねてみる!」

冥土帰し「そうだね? 少しくらいなら……」

一方通行「待て待て待てェ!」

一方通行「使わねェよこンなの! 外に出て熱中症で死ンだほうがまだマシだわ!」

打ち止め「こんなの……?」ガーン…

御坂「ちょっと一方通行! 打ち止めの好意を無駄にする気!? ……ププッ」

一方通行「お前は明らかに楽しンでるだろォがァ!」

上条「一方通行……」ポン

一方通行「さ、三下」

上条「打ち止めがお前のためを思って、自分で買ってきたんだ。使ってやろうぜ」イケメンAA(ry

一方通行「いっそ殺せェェ!!」





打ち止め「アナタがやっと傘をさしてくれた♪ ってミサカミサカはご機嫌にスキップしてみる♪」

一方通行(……最悪だァ)フリフリ

御坂「日傘さしても、結局帽子を目深にかぶったら誰かわからないじゃない」

一方通行「わからないよォにしてんだよ! 視界も悪ィし、暑ィし、ほんッとに最悪だ……」

上条「そう言うなって、一方通行。ほら見ろよ、あの打ち止めの楽しそうな顔を……」

一方通行「俺はほだされねェぞ!」

御坂「どうせなら女装したほうがバレないんじゃない? 鈴科百合子とか名乗って」

上条「」ビクッ

一方通行「フ ザ ケ ン ナ !」

御坂「ふん、今のアンタなんか全っ然怖くないわよ」

一方通行「言わせておけばぬけぬけとォ……」

打ち止め「そこ、喧嘩しないで! ってミサカはミサカは間に入って止めてみたり……」バッ

御坂「打ち止め……」

打ち止め「私に免じて、今日だけは見逃してくれるんだよね? ってミサカはミサカはお姉さまに再確認してみる」

御坂「……そうだったわね」

打ち止め「一方通行も、この三日間だけは強がらないで我慢してってミサカはミサカはお願いしてみたり……」

一方通行「……ちッ」

上条「うんうん、仲良き事は素晴らしきかな。とりあえず、日傘をさしてるとはいっても一方通行が心配だし、直射日光がないところに移動しませんか?」

打ち止め「さんせー!ってミサカはミサカは手を挙げて返事してみたり!」

一方通行「三下に心配されるほどヤワじゃねェよ」

御坂(いや、ヤワでしょ……)

一方通行「……で、ここはどこだァ?」

御坂「喫茶店でしょ。見て分かんないの?」

上条「だからビリビリ、お前はどうしてそう喧嘩腰なんだ? ……とまぁ、御坂オススメってことで喫茶店に来てみたんだが……」

上条(値段全部たっか!! たっか!!)

御坂「……なによ。うらめしそうな顔でこっち見ないでくれる?」

打ち止め「このケーキ美味しそう! 頼んでいい? ってミサカはミサカはおねだりしてみたり!」

一方通行「テキトーに頼んどけ」

上条「セレブ共めえっ!」ガタッ

上条と一方通行はコーヒー。打ち止めと御坂はケーキセットを頼みました。

御坂「どう? 打ち止め」

打ち止め「すっごくおいしい! ってミサカはミサカは落ちそうな頬を支えながら喜んでみる」モグモグ

一方通行「そりゃよかったなァ」ズズズ

上条「一杯800円って……美味しいんだろうけど、舌の肥えてない上条さんにはわからないです……」ウッウッ


?(あれは……第一位か?)

垣根(帽子を目深にかぶってやがるが……ありゃ間違いないな)

垣根(周りにいるのは第三位と上条と打ち止めか……)

上条「一方通行、これから三日間はどうするつもりなんだ?」

一方通行「……今日は前からこのガキと出掛ける約束があったから、出てきただけだ。能力が戻るまでは、家にいるつもりだ」

垣根(能力が戻る……? どういう意味だ?)

御坂「ご飯はどうするのよ」

一方通行「テキトーに出前取っときゃいいだろォ」

御坂「ほんと、能力が使えないと不便ね。アンタ……」


垣根(能力が使えない……!?)

垣根(おいおい、もしかして俺は大変なことを聞いたんじゃないか?)

一方通行「……つゥか、この話を外ですンのはやめろよ。どこで誰が聞いてるかわかンねェからな」

上条「おっと……そうだな」ズズズ

打ち止め「ごちそーさまっ!ってミサカはミサカはフォークを置いて手を合わせてみる!」

垣根(聞いた聞いたしっかり聞いたぜ……こりゃあ楽しくなってきた)クックック

御坂「打ち止めも食べおわったし、そろそろ出ましょうよ」

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※喫茶店

上条「そうだな。……あ、あの、今日は上条さんおごらなくてもいいんですよね?」ガタリ

垣根(おっと)コソッ

一方通行「おごりてェなら金出せよ」

上条「イイエ! 滅相もございません!!」ブンブン

御坂「なにやってるのよ? さっさと会計すませなさいよ」

打ち止め「また連れて来てほしいなー、ってミサカはミサカはケーキの美味しさの感動に想いを馳せてみる!」

カランカラン…

垣根(行ったか……)

垣根「今日はアイツらが付いてるからな……明日、直接第一位のところに乗り込んでやるか!」






一方通行「……何で帰り道にお前らがついて来ンだよォ」

上条「何でって、お前今レベル0なんだぞ。狙われたら大変だろ?」

御坂「レベル0どころか、今は一般人より弱いじゃない」

一方通行「てめェらに護衛されるなンて、これ以上ない屈辱だけどなァ」

御坂「最っ後まで可愛くないわね……」

打ち止め「一方通行はツンデレなんだよ! ってミサカはミサカは思わずフォローをいれてみたり!」アワアワ

シスターさんがおうちで泣いてます

打ち止め「うちが見えて来たよーってミサカはミサカは指を差してみたり!」

上条「じゃあ俺たちはここまでだな」

打ち止め「送ってくれてどうもありがとう! ってミサカはミサカは素直じゃない一方通行のかわりに頭を下げてみる」ペコッ

一方通行「ふン。さっさと二人仲良く帰りやがれ。お似合いだぜェ」

御坂「んなっ……お、お似合いとか、ばっかじゃないの!」

一方通行「おーおォ。いい過剰反応だこと」

御坂「あ、一方通行~~っ」

上条(仲良きことは素晴らしきかな……)

一方通行「つゥか三下、てめェも早く帰らねェと、あのシスターがうるせェんじゃなかったのか?」

上条「ハッ……そうだ、インデックス!!! 忘れてた…!!」ガーン

上条「ビ、ビリビリっ! 早く帰るぞぉっ!」ガシッ

御坂「きゃ!? ちょっといきなり何すんのよ、馬鹿!」

上条「じゃあな一方通行! 気を付けろよ! うおおおおおっ――!!」ダ―ッ!!

御坂「きゃあああ!?」

チョット、ハナシナサイヨーッ! バチバチッ!!
ギャアアアァ!?



打ち止め「……行っちゃったね」

一方通行「そォだな」

打ち止め「静かになって寂しい? ってミサカはミサカはちょっと意地悪な質問をしてみる」

一方通行「……ンなわけねーだろ。……?」

一方通行「……」

打ち止め「どうしたの? ってミサカはミサカはアナタが見つめるあらぬ方向を見て……――って、冷蔵庫の粗大ゴミ以外なにもないよ?」

一方通行「……なンでもねェよ」

一方通行(誰かに見られてる気がしたが……勘違いか)



垣根(ふぅ、危なかったぜ)

一方通行レベル0の日々、一日目はこうして過ぎていった。
そして、波乱の二日目を迎えることになる……。



休憩

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打止「能力が使えないと扱いやすいね!ってミサカはミサカは指摘してみる!」

一方「クソガキィ・・・好き勝手やってンじゃねェよォ!!」

打止「でも体は正直だよーってミサカはミサカはあなたの●●●を足で弄繰り回してみたり!」

一方「ぷはっ・・!」

――翌日

チュンチュン…

一方通行(うン……眩しィな)

チュンチュン、チュンチュ…ピンポーン

一方通行(……? こンな朝っぱらから誰だァ?)

ピンポーン、ピンポーン

打ち止め「すー…すー…」

一方通行(打ち止めは、寝てるな……。起きるのもだりィし、無視するか)

ピンポーン、ピンポーン

一方通行(……)

ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン

一方通行(……)

ピンポーン、ピンポーン、ピンポンピンポン

一方通行(反射……、はできないんだった……)

ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン

一方通行(……)イライラ

ピンポンピンポンピンポンピンポン

一方通行(……)ムカムカ

ピンポンピンポーンピンポンピンポンピンポーン

ブチッ
一方通行「あァア゛ァうるせェェ!!!」ガバッ

一方通行「出りゃあいィんだろ出りゃあ」ズカズカズカ

一方通行「どちらさんですかァ!?」ガチャッ

垣根「よう」



一方通行「……」

一方通行「……」ガチャ

垣根「おい! 閉めてんじゃねーぞおい開けろ第一位!」ピンポンピンポン

一方通行(何だ何だよ何ですかァ!? 何でよりにもよってこんな時にこいつが来るンですかァ!?)

垣根「おい一方通行! 開けねーとこのムカつくドアぶち壊すぞ!」

一方通行「……さっさと用事を言って帰ってくださいませンかねェ」ガチャ

垣根「やっと開けやがったな……よし、入れろ」

一方通行「さも当然のように何言ってやがンだ頭沸いてンのか? あァ?」

垣根「沸いてんのはそっちだろ。俺に逆らう気かよ、なぁ? レベル0の第一位」

一方通行「!!?」

一方通行「なッ……」

垣根(計画通り)ニタァ


いい加減ネタも尽きてきた

ごめん、白状すると俺禁書読んだことないんだ
ここまでノリとSSで得た知識で書いたんだ
とりあえず冷蔵庫編はキャラが壊れようと書き終える

一方通行「……」

垣根「へぇー、ここが第一位の部屋か。なんだよ、案外普通だな」ツカツカ

打ち止め「むにゃ……」

垣根「お、打ち止め」

一方通行「おい、そいつ起こすンじゃねーぞ」

垣根「はいはい」ヒラヒラ

一方通行「……でェ」

垣根「あ?」

一方通行「結局てめェは何の為に来たんですかァ、第二位」

垣根「見てわかんねーの?」

一方通行「わかんねーから聞いてるンだろォが!」




垣根「料理しにきてやったんだよ」

一方通行「……はァ?」

俺の文めちゃくちゃだなwwwwwwwwwww

一方通行「結局てめェは何の為に来たんですかァ、第二位」
垣根「見てわかんねーの?」

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打ち止め「わあい! まさかこの家で手作り料理が食べれるなんて思わなかったってミサカはミサカは両手を上げて喜んでみたり! ……作ってくれるのは、家庭的一方通行ではないけど……」

垣根「なんだよ。この家エプロンもないのか?」

一方通行「あるわけねェだろ。……つゥかよォ」

一方通行「料理ってどォいうことなんでしょうかァ!?」

垣根「キッチンはカップ●ードルやらUF●やらのゴミでいっぱい。冷蔵庫には何もなし、と……」ガチャ

一方通行「オイコラ聞けェ第二位ィィィ!!」

垣根「とりあえずこのゴミ捨ててきてくんねぇ? あとこの冷蔵庫買い替えたほうがいいぞ」

一方通行「うるせェよ!」

打ち止め「はいはーい! 私が捨ててくるってミサカはミサカはゴミ捨て役に挙手してみたり!」

一方通行「打ち止めァ!?」

垣根「ほとんどプラスチックだし、まぁ打ち止めでも持っていけるか……じゃあ頼む」ガサゴソ

打ち止め「はーい!」

垣根「さぁてと」ドサッ

一方通行「……オイィ、まさかとは思ったが、その抱えてきたポリ袋はまさかァ……」

垣根「食材だが、問題あるか?」

一方通行「やる気満々じゃねェかァちくしょう!」

垣根「あらかた作れるように持ってきたけど、何か食いたいものあるk」

一方通行「やめろォ! 何かほンとにお前料理してもらうって考えたら鳥肌立ってきたからそれ以上喋ンなァ!!」

垣根「ハンバーグでいいか?」

一方通行「やめろっつてんだろォ! お前の口からハンバーグとか、料理とかそンな単語聞きたくねェ! 気持悪ィィ!」

垣根「……」

打ち止め「ただいまー……って、なんで垣根帝督は落ち込んでるの? ってミサカはミサカはたずねてみたり……」

ジュー ジュー




一方通行「……」ボーッ

垣根『料理作ってる間は暇潰してろ。詳しいことは食ってる間話す』

打ち止め「楽しみだね~ってぼんやりするアナタの顔の前でミサカはミサカは手を振ってみる」

一方通行「テレビ見えねェ。邪魔」

打ち止め「どうせ見てないくせにってミサカはミサカは頬を膨らませてみる……」




ハンバーグ完成。


打ち止め「いっただっきま~す!」

一方通行「食う」

垣根「お、おう……なんだその前衛的ないただきますは。普通に言えよ普通に」

一方通行「モグモグ」

打ち止め「おいしー! すごくおいしいよってミサカはミサカは料理の腕をべた褒めしてみる!」

垣根「そうか? あんまりガッツつくなよ、ほら、飲み物も飲めよ」イケメンスマイル

一方通行「ぶッ」

一方通行(誰だ……いったいコイツは誰だァ…)ゴクゴク

一方通行(まァ確かに、料理は美味いけどよォ)

打ち止め「ん……なんかお腹いっぱいになったら、眠くなってきちゃった、って、ミサカはミサカは目を擦ってみたり……」

一方通行「おい、まだ食い残しあるじゃねェか」

打ち止め「うん……でも、もう、食べれない……って、ミサカは……ミ……」スースー

一方通行「ラ、打ち止めァ?」

一方通行(おかしい……いくら眠くても、打ち止めがこんな中途半端に食事残して眠るはずが……)

一方通行「……まさかァ……」

一方通行「第二……!……位……?」フラ…

垣根「……そういえば、まだ話してなかったなあ。俺が何でレベル0のことを知っているか。それと、何で料理しにきたか」

一方通行「て、てめェ……何か仕込みやがったな……」

一方通行(まずい……ちくしょォ、反射さえ使えればッ……)

垣根「昨日、お前ら喫茶店でレベル0になった話してただろ? でけー声で馬鹿みたいによ」ケラケラ

一方通行「……てめェも、あの場にいたってか……三下がァ……」

垣根「出前とるとかなんとか、健康に悪い話も聞こえたからな。わざわざ料理しにきてやったんだよ。感謝しろよ、なっ!」ドスッ

一方通行「ガハッ!!」

垣根「あぁ、ついでに打ち止めのお前の飲み物には睡眠薬を入れてある」

垣根「お前の方は、抵抗が弱くなるくらいに薄めてあるけどな」

一方通行「くッ……(だから、さっきから意識が朦朧としてンのか……)」

垣根「しばらく俺の憂さ晴らしに付き合ってくれよ、一方通行よおぉ!」

垣根「くく……あぁ、笑ったら喉渇いちまった」ゴクゴク

垣根「さぁーてと、どう料理してやろうかな。第一ry」ガクッ



垣根「……アレ?」

一方通行「……はァァ?」

垣根「ね、眠……くそっ、打ち止めと同じなっち●ん飲むんじゃなかった……」

一方通行「なッ、何なンだよお前はァ」

垣根「だ、第一位……この借りは必ず……」


垣根「……くかー……」

打ち止め「すー……」



一方通行「……………」

一方通行「………………寝よ」







黄泉川「……なにがあったじゃん?」

芳川「一方通行と垣根帝督と打ち止めが仲良く大の字で寝ている……これは珍しいわ。写真に収めておきましょう」パシャパシャ

黄泉川「そんなの撮って、嫌な予感しかしないじゃんよ……」

こうして、一方通行レベル0の日々二日目は過ぎていった……。
三日目は芳川が撮った写真を巡ってあんなことやこんなことが起こるかもしれないし起こらないかもしれないけどそんな壮大なこと書けないから後は任せた


お わ り



           ミ\                      /彡
           ミ  \                   /  彡
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     ミ____        \  |.  .| /        ____彡
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        /   /   |〕   帝凍庫クン   .||   ´\   \
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     彡   /  │  ./..|   -―- 、__,        |ト、  | ´\    ミ
      彡/   │ ../ |   '叨¨ヽ   `ー-、  || \ |    \ ミ

            │ / ..|〕   ` ー    /叨¨)  ..||   \|     
    r、       |/   !         ヽ,     || \  \      ,、
     ) `ー''"´ ̄ ̄   / |    `ヽ.___´,      j.| ミ \   ̄` ー‐'´ (_
  とニ二ゝソ____/ 彡..|       `ニ´      i|  ミ |\____(、,二つ
             |  彡...|´ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄`i| ミ |
             \彡 |               .|| ミ/
                       |〕 常識は通用しねぇ  ||
                  |             ..||
                  |___________j|

一方通行「ん・・・」ムニャムニャ

上条「よう、起きたか。」

一方通行「!!?」

一方通行「三下ァ!?なんでテメェがここにいるんだよ!」

上条「どうせ碌に飯もないだろうから作ってやってるんだろ?」

打ち止め「むにゃ・・・?」

一方通行「そうだ。第二位はどこいった」

上条「は?お前ら以外誰もいなかったぞ・・・と、よし。できた。」

一方通行「・・・・?」

上条「どうしたんだよ一方通行。冷めちまうぞ?」

インデックス読んだことも見たことも無いからファンに怒られる前にやめとこう。


               /    /     / /    ヽ \
             /      /      /   !  /    V  ヽ
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              /         l    // /_/ il /  l   リ \ ヽ
          /     /    !   j/ / __≧ト、 |  // l  ト、\
           / l   /   / |.   |  ヽ  l:::ノヾ`|  //  l\ ヘ `
            /,. l  /   / |.   |      ̄¨`  |/≦V l!  \ヘ
        // リ /   / k !.   |          ij:うl |\ヽ ハ}
       /イ / /  / /、ー |    !           ヽ ム/ ! \ヽ
         / /  /イ `ーj    l 、___    ´/ l l!リ∧ l `
          / /l /  !   ∧  j      ‐- _  / .|  V
          // .j リ  リ.  / V. |          イ   |    ロリータ議論だァ…
              l/ | / |  /   V ト、          / .l  |
           / l/ l /    Vl  >  __ ∧ l  | /
                  l /     lリ     /     リヽ |V
            イ ̄ ̄¨ >.、     /       リ
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――翌朝

一方通行「……」ノソ

垣根「むにゃむにゃ……第一位……」ゴロ

打ち止め「一方通行~……ってミサカはミサカは……むにゃ」

一方通行(……なんの夢見てんだァ?)

一方通行(第二位に寝言で名前呼ばれるとかマジで勘弁してほしいンすけどォ……)ゾワワッ

一方通行「つゥかこいつは昨日俺をボコボコにしようとしたくせに、のンきに眠りやがって」

一方通行「起きる前に息の根止めとくべきかァ?」ヂャキ…

きたか

垣根「ちょっ、ちょっ、待て待て。何をナチュラルに包丁取り出してんだよ」ガバッ

一方通行「ちッ、起きてたのかよォ」

垣根「『のンきに寝やがって……仕方ねェなァ、昨日飯作ってもらった礼に今度は俺が……』的な家庭的一方通行を期待してたんだけどな」ノソリ

一方通行「お前昨日自分がやったこと覚えっかァ? ムシ良すぎンだよ刺すぞ」

垣根「まぁ待て、昨日は悪かった」

垣根「その代わり朝飯作ってやるよ」

一方通行「だァかァらァ、作らせるわけねェだろいい加減にしろ! 頭に蛆虫でも詰まってるンですかァ?」

垣根「もう睡眠薬はないから安心しろよ。黙って任せな第一位」

垣根「俺に毎朝味噌汁を作ってもらいたくなるようにしてやるぜ」キリッ

一方通行「さっきからちょいちょい気持ち悪ィんだけど、わざとなの?」

打ち止め「う~ん……一方通行……?」ノソノソ

打ち止め「おはよう、二人とも……ってミサカはミサカは眠たい目をこすりながら朝の挨拶をしてみる……」

打ち止め「って、今何時!?」

垣根「7時だけど」

一方通行「あァ、そォいえばお前7時から見てる番組あったなァ」

打ち止め「あーん、もう始まっちゃう! ってミサカはミサカは慌ててリモコンを探してみる!……あれ?」

打ち止め「こんなところに芳川のデジカメがある……ってミサカはミサカは昨日までなかったものを不思議がってみる」

一方通行「……あァん? あいつら帰ってたのかァ?」

一方通行(ハッ……ってことは、こいつらと床で寝てたとこも見られたってことかァ!? しかもデジカメ……)

一方通行「まずい!!」ピピピッ

垣根「デジカメの何がまずいんだよ」

一方通行(データはねェ……が、SDが抜かれてやがる。まさか現像しに行ったとか……!?)

芳川「あの子たちそろそろ起きたかしらねぇ」

黄泉川「一方通行は勘がいいから、すぐ気付くと思うじゃんよ?」

芳川「だからわざわざいつもとは別の店に来たんじゃない。…あ、これ現像してもらえます?」




一方通行「まずい!!」

打ち止め「だからなにがまずいの? って焦るアナタにミサカはミサカはテレビを見ながらたずねてみたり」

一方通行「俺たちが三人で寝てる写真が現像されるかもしれねェんだよ!」

垣根「何ぃ!?」

垣根「欲しい!!」

一方通行「絶対ェ焼き払う!!」

打ち止め「私もその写真欲しいなってミサカはミサカははしゃいでみる!」

一方通行「……はァァん!?」




一方通行「……あいつら、いつもの店には来てねェみたいだな……」テクテク

一方通行(あンな写真の存在を許すわけにはいかねェ……データごと消去してやる)

一方通行「ちッ、能力がありゃあパパッと移動して探せるのによォ」

垣根「こうして見ると第一位も貧弱だな……俺がおぶったほうが早いんじゃねえか?」「死ね」

一方通行「絶対ェてめェらには死んでも写真は渡さねェからな」

垣根「お前まだそんなこと言ってんの? 今レベル0のくせに」

打ち止め「今ここにいる誰よりも弱いよってミサカはミサカはアナタの現実を突き付けてみる!」

一方通行「言わせておけばァ……。まァいい、この生活も今日で最後だ」

垣根「貧弱で俺に大人しくやられてくれる一方通行ともおさらばってわけか。あー勿体ない昨日な●ちゃん飲むんじゃなかった」

一方通行「てめェは後で絶対ェ殺す

一方通行「とにかくカメラ屋を白みつぶしに……、!!」

垣根「あー? ありゃあ……妹じゃねーか」

御坂妹「こんにちは、とミサカは珍しい三人の組み合わせにちょっと驚きならが挨拶します」

一方通行(めんどくせェェェェ)ズーン

打ち止め「このあたりで芳川たちを見なかった? ってミサカはミサカは情報収集をしてみたり!」

ごめん眠い

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芳川「あなたがレベル6に到達するには筋トレをやるのが最短だとツリーグラフは判断したわ」

一方「はァ?筋トレだと…?」

芳川「健全な精神は健全な肉体に宿るって名言になぞらえてるんじゃないかしら」


こんなSSだれか書かないか?

御坂妹「いいえ、どうかしたんですかとミサカは人探しの理由をたずねます」

打ち止め「それはねー、かくかくしかじかなんだよってミサカはミサカは色々省略しつつ事細かに話してみたり!」

一方通行「なにくっちゃべってんだ打ち止めァ!」

御坂妹「なるほど……それで二人を探しているのですね、とミサカは全てを理解して頷きます」

御坂妹「それなら私も協力しますよ、とミサカは一方通行のレアな写真を手に入れたいという本心を隠しつつ言ってみます」

垣根「いや、隠せてねーよ」

一方通行「お前らはほンとに俺に余計な世話を焼くのが好きなンだなぁ……」

垣根「ところでだ、一方通行」

一方通行「あン?」

垣根「ずっと言いたかったんだが」


垣根「……なんでお前は帽子を目深にかぶってフリル大量の日傘をさしてるんだ?」

一方通行「………………こっ、こうしてねェと熱中症になンだよ! 文句あっか!?」

垣根「いや、その貧弱な体によく似合ってるぜ」イケメンスマイry「嬉しくねェんだよォ!!」バキッ

打ち止め「ところで三人とも、ここで二手に別れてみるっていうのはどう? ってミサカはミサカは画期的な提案をしてみる!」

御坂妹「二人二人でわかれるのですね、いいんじゃないでしょうかとミサカはその提案に賛成します」

一方通行「勝手に話を進めてンじゃねェよ」

垣根「俺も賛成だ。そっちのほうが効率いい」

打ち止め「三対ニで可決だね! ってミサカはミサカは胸を張って勝ち誇ってみたり!」

一方通行「ちッ……」

>>182
> 打ち止め「三対ニで可決だね! ってミサカはミサカは胸を張って勝ち誇ってみたり!」



なにこれこわい

>>183
間違えた…

どんなペアがいい?
例)一方通行・垣根ペア 一方通行・打ち止めペア
>>187

一方通行・垣根

正なるグーパーの結果
一方通行・垣根帝督ペアと
打ち止め・御坂妹ペアに別れました

垣根「何でそんなに警戒してんの?」

一方通行「当然だろ。つゥか気持ち悪ィから1m内に近付かないでもらえますかァ」ゾワゾワ


御坂妹「ガチホモ冷蔵庫は放っておいて行きましょう、とミサカはは上位個体の手を引きます」

打ち止め「二人とも頑張ってねー!」

打ち止め・御坂妹ペア

御坂妹「正直妹達に頼めば見付ける事は簡単なのですが」

打ち止め「こういうのは歩いて探すから楽しいんだよ! ってミサカはミサカは腕をぶんぶん振ってみる」

打ち止め「どうせ一方通行たちが先に見つけても、写真は燃やされたりしないと思うしって、ミサカはミサカは料理の上手な彼を思い浮べてみる」

御坂妹「それよりも心配なのは……あれは?」

上条「打ち止めと御坂妹? 二人で何してるんだ?」

打ち止め「これは嬉しい助っ人かも! ってミサカはミサカはこの展開に舞い上がってみたり!」

上条「?」

御坂妹「上条当麻、この辺りで芳川たちを見ませんでしたか、とミサカは情報収集に勤しみます」

上条「芳川? それなら、30分くらい前に黄泉川と一緒にいるところ見たぞ」

上条「えらく機嫌良さそうに、店に入っていってたけど」

打ち止め「ほんと!?」

御坂妹「これは有益な情報ですね、ナイスとミサカは上条当麻に向かって親指を立てます」

上条「状況が飲み込めないのですが……」


                  ――――──
             _// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\

            {^7匚_]]゙ヽ  ,ィ{匚_]ト、   ウ \\
.             // N从|__ⅥV :i/Ⅳ iN    イ \\
              {└ トP└'八(i代ナ弋ナjレ=匚_]]、\ \\
            ̄|会=r攵ト介:-  イ/:ノi/|:八ハ. \ \\
.           r===┐V∨ V´i レV 仏(i代ナ弋カ}   ン  ヽ
         /i大从ト ヘ   {__」   {厶ゝ __ノ=匚_]]、    |│   
            {::Tナ TナiN〉  // r‐「 ̄/ レV:/: /i/|∧ヽ  |│
          N、 _..ィ八─// -| 「¨゙7    八代ナ弋カN   |│
           ∧VⅣ/:::(ノ:::: ̄じ:ア  rーV个、 __ノl/   :|│
          {ニハ_/>‐/>、:::::::く:::\r‐L∨ jレⅣ∧/   |│

          ヽ. 〈_〈_ ::{_,{_>、 ̄/>、:| 「ノ ー= {斗┤   /
           _マヘ { ̄{ } ><∠ く::と)_,,>(_r ァ′ ,/ /

             ‘ー‐}_∨_/ / / >、__:::..イrく_/   「  >
              ‘ー{∠_/厂>'"    {__// ノ    |/
                ‘ー┘ iLノ      ‘ー〔ーく

打ち止め「かくかくしかじか」

上条「……その写真は俺も見たいかも……」

打ち止め「じゃあ決まりね! ってミサカはミサカは仲間を一人手に入れたことを喜んでみる!」

御坂妹「さしずめ上条当麻はスライムといったところでしょうか、とミサカは現在の状況をRPGに例えてみます」

上条「スライムで悪かったな……。じゃあ、芳川が入っていった店に戻ってみるか」

打ち止め「うんっ!」

ごめん眠い

お前ら冷蔵庫がガチホモでもいい?

あれ?上条さんって芳川知ってたっけ?

>>198
>>96



一方通行・垣根帝督ペア

垣根「おい第一位」

一方通行「……」

垣根「おいって、一方通行」

一方通行「…………」

垣根「おい!」

一方通行「……なンだようるせェな、ブチ殺すぞ」

垣根「できもしないことをぬけぬけと……」

一方通行「でェ、何だよ」

垣根「お前が何も喋らねぇから呼んでみただけ」

一方通行「死ね!」

垣根「そう言うなよ第一位。移動スピードも情報収集能力も負けてんだから、どうせ向こうが先に見付けるって」

一方通行「それじゃ写真が奴らの手に渡っちまうだろォが!」

垣根「俺は困らねぇし(むしろ得するし)」

一方通行「クソが……ッ!!」

一方通行「なァ、提案があるンだが、効率よく二手に別れねェか?」

垣根「そんなに俺が嫌いか」

一方通行「嫌いだねェ。つゥかお前も俺のこと嫌いだろ」

垣根「そうでもねぇよ。そうだな……」


垣根「蹴って焦らして吊して立ち上がれないくらいボコボコしてから掘りたいくらいには好きだぜ」


一方通行「」ドンビキ

垣根「冗談だって」

一方通行(もォ誰でもいいから来てくれねェかなァ……あァ?)

一方通行「あ」

御坂「あ」

垣根「なんだよ、第三位じゃねぇか」

御坂「何してんのアンタたち? 一方通行、打ち止めは?」

一方通行「ラ、打ち止めは今は家に……」

垣根「実はかくかくしかじかでモゴモゴ」

一方通行「てめェ第二位勝手に喋ってんじゃねェェ!!」

御坂「なによ、結局二人にバレてるんじゃない」

一方通行「……どうせ今日までの話だ」

御坂「ふーん。で、今はその写真の行方を追ってるってわけね」

御坂「その写真私も見てみたいし、協力してあげてもいいわよ」

垣根「ハッ、余計なお世話なこった。なぁ一方通r」

一方通行「頼む!」バッ

垣根「!?」

打ち止め・御坂妹ペア


上条「えーと、確かここら辺でムグッ!?」

御坂妹「しっ! ……静かに、声がしますとミサカは上条当麻の口を塞ぎます」ヒソヒソ

上条「」バタバタ

打ち止め「一緒に鼻まで塞いじゃってるよってミサカはミサカは苦しそうな彼を哀れみながらいってみたり…」ヒソヒソ


芳川「我ながらいい出来映えの写真だわ」

黄泉川「確かに、この打ち止めメインの写真なんか、かわいいじゃん」

芳川「でしょう?」

御坂妹「写真を見ながら何か喋っているようですね、とミサカは二人の様子を注意深く観察してみます」

上条「……! ……!!」ジタバタ

打ち止め「そろそろ離してあげないと死んじゃうよ? ってミサカはミサカは救出処置」

御坂妹「おっと」パッ

上条「ぷはぁっ!! っはー……はー……死ぬかと思った……」

上条「……で、お前ら写真貰いにいかなくていいのかよ? 行っちまうぞ?」

打ち止め「そうだ! じゃあさっそく貰いにいこーってミサカはミサカは二人を引っ張ってみたり!」

芳川「あら、打ち止め?」

打ち止め「探したんだよー! ってミサカはミサカは芳川と黄泉川に抱きついてみたり!」

黄泉川「探したって……何か用があるじゃん?」

打ち止め「むふふ。芳川、昨日私と一方通行と垣根が寝てる写真撮ったでしょ? ってミサカはミサカは詰め寄ってみたり」

芳川「……やっぱりバレてたわけね。一方通行に頼まれて探しにきたの?」クス

打ち止め「うーん……合ってるような合ってないような……ってミサカはミサカは言い方に迷ってみたり」

芳川「?」

黄泉川「っていうか、なんで上条も一緒にいるじゃん?」

上条「ええっと、俺は偶然合っただけなんだけど……」

御坂妹「実はかくかくしかじかという事情で、お二人を探していたのですとミサカはぱっぱと手短に経緯を話してしまいます」

芳川「なるほど、一方通行に燃やされる前に、この写真を貰いにきたわけね」

芳川「はい、そんなことあろうかと思って多めに現像してたのよ」ピラ

打ち止め「わーい、さすが芳川! ってミサカはミサカは写真を受け取ってピョンピョン飛び跳ねてみたり!」

上条「おおっ、見せてくれよ打ち止め!」ワクワク

御坂妹「私も私も、とミサカは胸を躍らせて写真を覗き込みます」


打ち止め・御坂妹・上条「…………」


一方通行・垣根ペア

着信音『悪ィが、ここから先は一方通行だ』

垣根「お、メールだ」

一方通行「何なンですかァその着信音は! 変えろ今すぐ変えろォ!」

垣根「着信音ぐらいいいじゃねーか。連れねぇの」

御坂「いや、良くはないでしょ……」

ピロリロリン

一方通行「今度は俺のかァ」

垣根「面白味のねぇ着信音だな第一位」

一方通行「てめェのだって面白くもなンともねェよ」

御坂(わ、私の携帯マナーモードにしてたわよね……)ドキドキ

一方通行「ン……よ、芳川からだとォ!? でも文面は、打ち止め……?」


『残念だけど、先に写真を見付けたのは私達だよ! ってミサカはミサカは勝ち誇った写真を送り付けてみたり!』

一方通行「メールに添付が……!!? なァんで三下まで一緒にいやがるンだァ!?」

垣根「それを言ったら、俺達のとこにも第三位がいるじゃねーか」

御坂「え!? ア、アイツもいるの!?」

一方通行「『一足先に家に戻っていますので、早めに戻ってきて下さい、とミサカはミサカはメール越しにドヤ顔をします』……

ってわかんねェし絶対ェアイツにドヤ顔とか出来ねェだろ!」

垣根「で? 帰んのか?」

一方通行「当然だ。急いで……(っつても、この体じゃ無理かァ……)」

垣根「ついに俺の出番か」ニヤリ

垣根「よし一方通行、俺の背中に「死ね」

御坂「でも、急ぐならその足じゃ無理なのも確かよ」

一方通行「……」

御坂「お姫様抱っこじゃないだけマシと思って、我慢してみたら?」ヒソヒソ

一方通行「……ちッ」

一方通行「おい第二位ィ、仕方ねェからおぶられて「よし来い!」……って何で思いッきり横抱きする態勢に入ってるンですかァ!?」

一方通行宅

芳川「一方通行達がくるまで暇にねえ」

打ち止め「あの人は杖だから時間がかかると思うの、ってミサカはミサカは足をバタバタさせながら呟いてみたり」

芳川「この家何もないから、やることもないし……」

御坂妹「もうポテトチップスがなくなりましたよとミサカは空の袋を覗きながら報告します」

黄泉川「まだあるじゃんよ」バサッ

ピンポーン

上条「ん? 誰か来たぞ?」

上条「一方通行達……じゃないよな?」

打ち止め「私が出てくるってミサカはミサカは玄関へダッシュ!」パタパタ

御坂妹「バリモグバリモグ…」



打ち止め「はーい、どちら様?ってミサカはミサカはドアを開けてみる!」ガチャ

打ち止め「……一方通行?」

一方通行「てめッ、今の前で降ろすっつったろうがァ!! 見るな打ち止めァァ」

垣根「聞こえないな」

打ち止め「みんなー、一方通行達きたよーってミサカはミサカは玄関から皆を呼んでみたり」

一方通行「呼ぶなァァ!」

黄泉川「なんだ、早いじゃん」

御坂妹「どんなトリックを使ったんですか……ああ、なるほどとミサカは垣根帝督におぶられた一方通行の姿を見て全てを理解します」

御坂「ストレートに現実をぶつけてくるわね……」

芳川「これも記念撮影しておくわね」パシャッ

一方通行「不幸だァァァ」




一方通行「芳川、データと写真全部出しやがれェ」

芳川「出すわけないでしょ?」

黄泉川「一方通行、もう諦めるじゃん。遅れてきた三人以外はもう皆写真見てるじゃんよ」

一方通行「」

御坂妹「考えればわかることでしょう、とミサカは追い打ちをかけます」

上条「げ、元気だせよ一方通行……な?」ポン

打ち止め「じゃあ、見易いように床に写真広げるねーってミサカはミサカは更に追加現像した大量の写真を胸に抱えてみる!」

一方通行「はァァァ!!?」

御坂「これが羞恥プレイってやつね……」

打ち止め「せーのっ」

バサァアッ


一通・垣根・御坂「………………」

御坂「……くすっ」

垣根「……何だよ、思ったより普通だな」


一方通行「…………」


御坂妹「大の字になっていたり、かと思えば寄り添いあっていたり」

御坂妹「あなた達は本当に寝相が悪いですね、とミサカは微笑ましい写真を眺めながら言います」

上条「なんか、三兄妹みたいだよな」

黄泉川「顔は全然似てないけどねー」ケラケラ

芳川「撮ってる間もずっとゴロゴロ動くから、シャッター切りっぱなしだったわよ」


打ち止め「一方通行、」

一方通行「……何だよ」

打ち止め「この写真、ミサカの大切な思い出にしたいなってミサカはミサカはお願いしてみたり!」
一方通行「……勝手にしろォ」

打ち止め「うん!」






垣根「あ、この第一位の寝顔可愛い」

一方通行「てめェはちょっと空気を読め」

一方通行「言っとくが、必要枚数以外は燃やせよォ。あとデータも消せ」

打ち止め「えー! ってミサカはミサカは恥ずかしがり屋ななアナタに拗ねてみる」

一方通行「だァれが恥ずかしがり屋だ」

芳川「じゃあはい、これ。あたなの分の写真よ、一方通行」

一方通行「……ン」

御坂「全く、素直じゃないわね」フフン

垣根「お前が言うなよ……」


ピラリ

上条・打ち止め「あっ」

一方通行「あァ? まだ写真があンのかあ?」

黄泉川「そ、それは……待つじゃん一方通行!」

御坂妹「その写真は見ないほうが……とミサカは柄にもなく焦ってみます」

一方通行「……そンなに見るな見るなって言われたら、逆に見たくなっちゃうよ、なァ!」ニヤニヤ


ピラッ



一方通行「」ピシッ


御坂妹「見つかってしまいましたね……垣根帝督と一方通行の濃厚な接吻写真……、とミサカはミサカは哀れみの声を上げます」

芳川「いやぁ、撮るかどうか迷ったんだけど、なんていうか、女の性というか……」

黄泉川「だから止めたじゃん。この世には、知らないほうがいいこともあるじゃん」

打ち止め「うぅ、守ってあげられなくてごめんねってミサカはミサカは涙目になってみる……」

一方通行「」

垣根「……一方通行」ポン

垣根「事実にしちまえば、いいんじゃ「死ねェェェェエエエ――!!!!」

ドスッ









――病院

冥土帰し「……よし、これで君は元通りだよ?」

一方通行「ふゥ……長い三日間だった……」

一方通行(まずは垣根コロス垣根コロス垣根コロス垣根コロス……)ズゥゥン

冥土帰し「一方通行君」

一方通行「何だよォ」

冥土帰し「友達を大切にね?」

一方通行「……はァ?」


冥土帰し(まさか僕も写真をもらったなんて、言えないね?)クスクス

冥土帰し「……いいや、なんでもないよ? それより、チョーカーが戻ったからって無理はしないようにね?」

一方通行「あァ、ハイハイ。わかってンよ」

冥土帰し「そういえば、その手はどうしたのかな?」

一方通行「こっ、これは」

一方通行(垣根殴ったら自分が手首捻ったなンて言えるわけねェ……)

一方通行「……何でもねェよ」

冥土帰し「それならいいけどね?」

冥土帰し「……おや」

打ち止め「――! ――!」

冥土帰し「おや、お迎えが来てるみたいだね?」

一方通行「なッ……、あンのガキ大声出して叫びやがってェ!」バタバタッガラッ

冥土帰し「慌てて転ばないようにね?」

一方通行「ハッ、ンなヘマこの俺がするかよォ」

一方通行「――じゃあなァ!」

バタンッ






一方通行「はァ? 三日間能力が使えねェだァ?」

おわり

なンか色々すいません
最後まで書かせてくれてありがとうございました

誰かが色々キャラが出てくるバージョンも書いてくれるのを期待してます

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