上条「一緒に暮らしてるのがおまえだったら良いのにな」美琴「えっ」(470)

上条「金欠だ・・・それはいつものことだが、今月は特に辛い。
もう1週間まともに食べてない。不幸だ・・・」

上条「何か売って金に換えるしか・・といっても金目の物ってそんなにないし。
   あるといえばテレビか。いやさすがにテレビは・・・」

上条「・・・でも死ぬよりマシか、さっそく質屋にでも・・ヨイショっと」

禁書「とーま、何してるの?」

上条「あっいや、テレビを売ろうかと思って」

禁書「そんなのダメなんだよ!とーまが家にいない間あたしの唯一の楽しみなんだよ!
   それを奪うなんて酷いんじゃないのかな」

上条「でも飯食わないと生きていけないし、インデックスだって腹減ったままは嫌だろ?」

禁書「あたしは毎日しっかり食べてるから大丈夫なんだよ。そんなの心配してくれなくていいんだよ」
   
上条「・・・」

禁書「とーま、そんなことより朝ごはんまだかな?お腹すいたんだよ」

上条「だから冷蔵庫にも食材がなくて・・・」

禁書「ないなら買いにいけばいいんだよ」

上条「・・・」

上条「とりあえずコンビニに着いたけど・・財布に入ってるのは・・・108円・・
まぁパンひとつなら買えるか、食べるのはインデックスになりそうだけど・・」

美琴「よっ何してるの?」

上条「なんだビリビリか・・」
美琴「その呼び方やめてよね。あんたは朝ごはん買いにきたの?」

上条「ああ、まぁな」

美琴「なんか元気ないわね、それに顔色悪いわよ」

上条「そうか?ここ最近食事とってないからかな・・・」

美琴「そうなの?じゃあパンなんかよりもっと栄養価高いものの方がいいんじゃない?」

上条「それが無理なんですよ・・」

美琴「無理って・・このままじゃ倒れるわよ!
朝ごはん食べるならちょうどよかった。これから一緒に食べない?」

上条「悪いな、上条さんはこのパンをシスターのもとへ届けなければならないんです
   そういうことだから、またな」

美琴「ちょっと待ちなさいよ!ねえってば!」

ガチャッ
上条「インデックス、買ってきたぞ」

禁書「とーま、遅いんだよ。待ちくたびれてお腹と背中がくっつきそうなんだよ」

上条「ごめんな」

禁書「あれっパンだけ?」

上条「ああ、それしか売ってなかったんだ」

禁書「ふーん」ムシャムシャ

上条「なぁ、インデックス」

禁書「なーに、とーま?」ムシャムシャ

上条「俺を見て何か思うことはないか?」

禁書「?」ムシャムシャ

上条「たとえば体調悪そうだな。とか・・」

禁書「そういえば最近のとーまは元気ないかも」ムシャムシャ、ゴックン

上条「ああ、その原因は何だか分かるか?」

禁書「よく分かんないけど、しっかり食べてよく寝るといいんだよ」
   とーまが学校休んで家で寝ていてくれるとインデックスも退屈しないですむんだよ」

上条「・・・」

禁書「とーま、どこ行くの?」

上条「ちょっと用事があるんだ」

禁書「お昼ごはんまでには帰ってくるんだよ」

上条「・・・ああ・・」バタン

上条「・・・はぁ、腹減ったな・・残金3円か・・・もうすぐ死ぬな・・」

美琴「あっ見つけたわよ!」

上条「・・なんだビリビリか・・悪いがあなたの相手できるほど上条さんは元気じゃないのです」

美琴「違うわよ!はい」サッ

上条「んっ?これは?」

美琴「お弁当よお弁当。あんたが何も食べてないって言うから作ってあげたのよ」

上条「わざわざ俺のために・・上条さんは泣きそうです」グスン

美琴「それくらいで泣かないでよ。あそこのベンチに座りましょ」

美琴「どう?おいしい?急いで簡単に作ったから豪華じゃないけど」

上条「ああ、すごく美味いよ。最高のごちそうだよ」ムシャムシャ

美琴「よかったぁ。喜んでもらえて嬉しい」///

上条「ん?おまえも嬉しいのか?」ムシャムシャ

美琴「ち、違うわよ!あまりものの食材が無駄にならずによかったってことよ!」///

上条「あまりもの?でもわざわざ作ったって言ってなかったか?」ムシャムシャ

美琴「い、言ってないわよ!」///

美琴「それより何で食事抜いてたの?ダイエットってわけじゃなさそうだし」

上条「それにはふか~い訳があるんです」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

上条「----------ということなんだ」

美琴「・・・」

上条「あれっ御坂さん?」

美琴「あんたが女の子と同棲してただなんて・・・」

上条「違うぞ、決してそんな関係じゃなくて・・・アイツは居候みたいな感じで
   寝るとき俺は風呂場だしさ」

美琴「あんたの家なのに肩身狭いのね。何か可哀そうになってきた、しかも食事もまともに取れないなんて・・・」

上条「ハハハ、確かにどっちが家主かわからないな。

上条「ごちそう様。弁当ありがとな、すごく美味しかったよ。
   なんか嬉しそうだな」

美琴「へへへ、おいしいって言ってくれて全部食べてくれるんだもん、こちらこそありがとう」

上条「・・・」ジィー

美琴「な、何よ!黙って見つめてこないでよ!」///

上条「いやぁ、こんなことでありがとうなんて言われると思ってなかったからさ」

美琴「えっ?」

上条「アイツは常に一緒にいるがそんな言葉もらったことがない・・・
   それに俺の体調の変化にも気付いてくれなかった」

上条「だけど、おまえは気付いてくれた。心配して弁当まで作ってくれた」

美琴「・・・」

上条「じゃあな、アイツ待ってるし帰るわ」

美琴「ちょっと、これからどうするの?」

上条「そうだな、インデックスはしばらくの間知り合いに預けることにするよ
   俺と一緒にいたら飢え死にしそうだしな」

美琴「あんたはどうすんのよ?」

上条「俺は何とかなるよ。今めちゃくちゃ美味しい弁当食べたし、しばらくは大丈夫だ」

美琴「・・・」

上条「そんな心配そうな顔すんなよ。おまえのおかげで元気でたし
   それにおまえは笑ってたり照れたりしてる顔のほうが可愛いぞ」

美琴「!!!」///

上条「じゃあ、またな」

上条「インデックスはステイルに預けたから大丈夫として
   俺はどうしよう・・・さすがに何も食わず過ごすのもな・・」

ピンポーン

上条「はい?」ガチャ

美琴「よっと、入るわよ」ズカズカ、ドサッ

上条「なんだいきなり、それにその荷物」

美琴「あんたにご飯作ってあげようと思って買ってきたの」

上条「俺のために作ってくれるのか?」

美琴「うん、すぐ作るから待ってて」

上条「ああ・・食事だ。目の前にご飯がぁ」ウルウル

美琴「そんなに飢えてるの?」

上条「目の前に料理が並ぶなんて夢のようです」

美琴「喜んでくれるのは嬉しいけど、そんなたいしたものじゃないわよ」

上条「そんなことないぞ、立派なごちそうだ。それに御坂の料理はおいしいし
   あと・・その気持ちが嬉しい」

上条「ごちそう様でした!二度も飯ごちそうになるとは、御坂さんが天使にみえます」

美琴「あんまり料理って得意じゃないんだけどね、あんたは素直に喜んでくれるから嬉しい」

上条「ああ、これなら毎日食べたいくらいだ」

美琴「ちょっと何言ってんのよ/// はい、お茶」ソッ

上条「一緒に暮らしてるのがおまえだったら良いのにな」

美琴「えっ」

上条「いやっ変な意味じゃないぞ!飯を作ってもらえるからとかじゃなくて
   なんか優しさが心地良いというか、安心するというか」

美琴「わ、私もあんたといるt

ガチャ
禁書「とーま、帰ってきたんだよー。
・・・・・」

上条「お、おうインデックス、何でここに?しばらくは帰ってこないはずじゃ」

禁書「とーまのこと心配して帰ってきたんだけど・・これはどういうことかな?
   あたしを追い出したのも短髪とイチャイチャするのが目的だったのかな?」

上条「違うんだ、これにはふか~い訳がありまして」

禁書「言い訳なんか聞きたくないんだよ!しっかりご飯まで食べて!」キラッ

上条「イ、インデックスさん・・・?」

御坂「元はと言えばあんたg

禁書「これはあたしととーまの問題なんだよ!部外者は黙っててほしいかも」

美琴「ッ!」

上条「わ、わかったからインデックス落ち着け。おまえを除け者にするつもりはなかったんだ、ごめんな。
   わるいけど御坂も今日のとこは・・・」

美琴「そう・・・」スタスタスタ

上条「わるいな。もう暗くなってきてるし寮まで送るよ」

美琴「・・・いい・・・」

上条「いやっでも・・飯まで作ってもらってそれじゃ・・・」

美琴「いいって言ってるでしょ!」バタン

禁書「とりあえず今日はここまでなんだよ」

上条「寝れなかった人は今日はもう寝てくれ」

御坂「あと今後に望む展開とかあったら参考までに
   教えてくれると嬉しいな」

書き溜めってすぐなくなるねww

>>1
ちゃんとアニメの声で変換されたwww

インサイダー取引さんは、いらないのにと思ったら、作者がお気に入りなのか

>>105
実はかなり好きなんだぜwwwインディアナさんww
みんなには嫌われてるが俺は数少ないファンだ(^q^)
美琴も好きだけど

別に万能じゃなくてもいいんだよ
だがこいつは、「悪びれる」という当たり前の感情がないからやだ。
「ごめんなさい」とか「悪かった」とか、そういうこと全く言わない
だから無理。

^^「やぁインディペンデンスちゃん」

禁書「誰?とうまのお友d

^^「シャオラァ!」ボゴスゥ

禁書「ゲバブゥ!?」

^^「食費泥棒には罰を与えなきゃ^^」ドギャンバゴヌス

禁書「ソバノブゥッ」

^^「あーすっきりした」

禁書「うう…痛いんだよとうま助けて…」

^^「まだ懲りてないのか、ソォゲンヌッ!」ファビュニュ

禁書「オボルエエエエエゲロゲロゲロ」

^^「きったな、お腹減ったらそれ食えよ、じゃあね」

禁書「痛い…痛いよ…」

3人和解ルートでインデックスにはちゃんと反省
美琴ルートで続き
暴走する黒子、傷心の美琴
インストールさんざまぁEND
インデックスさんさえ死んでくれればなんでもいいです
などなど
ご要望ありがとう、頑張るわww
>>58からの続きです。あと美琴好きな奴すまん・・・

スタスタスタ
美琴「あっ・・・」

上条「おう、昨日は悪かったな。ごちそうになったのにあんな感じで帰らせちまって。
インデックスも悪気はなかったと思うんだ。ただむきになってっただけで」

美琴「わたしこそゴメン。あんな態度で帰っちゃって・・・」

上条「いいんだよ。誰だってあんな言われ方したら腹も立てるさ」

美琴「・・怒ってた理由はそれだけじゃないもん・・・」ボソッ

上条「ん?何か言ったか?」

美琴「何も言ってないわよ!それより、はいこれ」サッ

上条「これって・・弁当?また作ってくれたのか?」

美琴「うん、どうせお昼ご飯食べるものないんでしょ?」

上条「昨日の今日だからもう食べれないものだと・・・
   それをわざわざ俺のために」

美琴「ち、違うわよ!家庭科の宿題でお弁当をつくることになってたのよ。
   だからそのついでよ、ついで!」

上条「常盤台ってそんな宿題あるのか?」

美琴「うちの学校変わってるからね、ハハハ」

黒子「おねーさま!」ダキッ

美琴「ちょっと黒子!いきなり抱きつくなってっ言ってんでしょ!」バシッ

黒子「朝早く起きていなくなったらと思ったら、こんなとこで殿方と密会なさってるとは
   これはどういうことですの?」ギッ

上条「いや、家庭科の宿題で作った弁当のおこぼれをもらっただけでして・・」

黒子「宿題でお弁当?うちの学校にそんなものあるわk
ガシッ
美琴「アハハ、黒子ったら何言ってんのかしらね~」ガシ

黒子「ンーンー」モゴモゴ

上条「?」

上条「じゃ、じゃあ俺先に行くな、ありがとう。またな」スタスタ

美琴「ああ、うん」

黒子「ンーンー」モゴモゴ

上条「おーい御坂~」

美琴「えっ、どうして寮の前にいるのよ」

上条「弁当箱返そうと思ってさ。ありがとな、今日のもすっげえうまかったぞ」

美琴「そ、そう?/// 弁当箱なら家まで取りに行ったのに」

上条「そこまではさすがに上条さんも頼めません。
あのさ、これから暇か?」

美琴「まぁ特に用事はないけど・・」

上条「じゃあ、これから飯食いにいかないか?」

美琴「えっ」

上条「やっぱり、寮の規則とか門限で難しいか?」

美琴「いや、それは何とかなるけど・・・」

上条「ああ、金なら心配すんな!ジャーン!」サッ

美琴「なにこれ?」

上条「なんとレストランのチケットです。けっこう高い店のらしいぞ
   しかもこのチケットがあればタダなんだって」

美琴「これどうしたの?」

上条「それはだな------------」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

子萌「上条ちゃんにこれを差し上げます」

上条「なんですか、これ?」

子萌「レストランのチケットです。かなり有名な三ツ星のお店ですよ」

上条「こんなのもらっていいんですか?」

子萌「先生は用事があって行けないのですよ。だから上条ちゃんにあげます。
ペアチケットだからシスターちゃんとでも行ってください。料金はタダですから」

上条「はぁ、どうもありがとうございます」

子萌「子どもには似合わないお店かも知れませんが、それも社会勉強だと思って楽しんで行ってください。
あくまで学生なのだから調子にのってお酒とか飲んじゃダメですよー」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

上条「------------ってことなんだ」

美琴「なるほど、それでこのチケットを・・
   でもわたしでいいの?あの子と行ったほうが・・」

上条「インデックスなら大丈夫だ。また預かってもらった、それに見張りも二人に増えたみたいだ
   それに美琴にしてもらってばっかじゃ悪いしな、せめてものお礼だよ」

美琴「!・・そう、じゃぁ行こうかな・・」///ドキドキ

上条「・・・・不幸だ・・まさか今日に限って休みだなんて・・・」ガックシ

美琴「ま、まぁしょうがないわよ。それにチケットの期限まだあるみたいだし、また行けば」

上条「すまない・・・またこうして御坂さんに食事を作ってもらうことになるとは・・」

美琴「いいのよ、わたしも好きでやってんだから」

上条「今度また一緒に行こうな」

美琴「行っていいの?」

上条「ああ、これは美琴と行くって決めたから」

美琴「そう、はいできたわよ」///

上条「ごちそうさま、結局またごちそうになったわけで・・
   上条さんは申し訳ないですよ」

美琴「気にしないでってば、それに今度あたしを連れって行ってくれるんでしょ。
   それよりさ・・昨日一緒に暮らしてるのがわたしだったらって言ってたでしょ?」

上条「ああ」

美琴「一緒に暮らすわけにはいかないけど・・ご飯作りにくるくらいなら、あたしがしてあげてもいいよ・・」///

上条「いいのか?俺としては美琴の料理が食べれるから嬉しいけど」

美琴「うん、わたしも作ってあげたい。///
   あ、あんたに倒れられても困るしね」

上条「そうか、それは助かるよ」

美琴「ねぇ・・と、とうま?」///

上条「ん、なんだ?」

美琴「んん、なんでもない♪」

―それから数日―


舞夏「なるほどなー最近ほっとかれてるわけかー」クルクル

禁書「そうなんだよ。」

舞夏「おまえは上条当麻のことどう思ってるんだ?」

禁書「どうって・・///
とーまとは仲良くやってたつもりだったんだよ。だけど最近は短髪とばっかいるみたいで・・」

舞夏「それで自分が嫌われたんじゃないかと心配になってるわけか。
でも上条当麻はそんなやつじゃないと思うぞ」クルクル

禁書「でも・・・」

舞夏「日頃の感謝はしてるのか?家に置いてもらって食事ももらって上条当麻に甘えてたんじゃないのか?
   メイドもそうだが感謝の心は大切なんだぞ」クルクル

禁書「いちおう感謝はしてるんだよ」

舞夏「思ってても相手に伝わらないと意味ないしなぁ」クルクル

舞夏「御坂は口ではあんなだけど素直なとこもあるんだぞー。
   それに見た目に出るから分かりやすいしな、分からないやつもいるみたいだが」クルクル

舞夏「おまえも何か想いが伝わるように行動したらどうだ?」クルクル

禁書「何かって言われても・・何も思いつかないんだよ」

舞夏「じゃあ、おまえも料理を作ればいいんじゃないか?」クルクル

禁書「あたしは修行中の身でまだ料理とかはそういうのは得意じゃないんだよ」

舞夏「私もメイド見習いだが料理は得意だぞ」クルクル

禁書「ぅ~」ムゥ

舞夏「味や見た目も大事だが気持ちっていうのが大事なんじゃないか?
   どんな高級な料理でも心がこもってる料理にはかなわないと思うぞ」クルクル

禁書「むぅ~」

舞夏「そうだな、少しくらいなら教えてやってもいいぞ」クルクル

禁書「ほんと?」パァ

舞夏「ああ、でも作るときは自分一人の力で作るんだぞ」クルクル

カチャッ
上条「うわっなんだこれ!」

禁書「おかえり、とーま」パァ

上条「インデックスさん?これは何ですか、台所がめちゃくちゃじゃないですか」

禁書「とーまのために作ったんだよ」

上条「作ったって・・これを・・・ですか?」

ドヨーン

禁書「そうだよ。一生懸命作ったんだよ」フンス

上条「はぁ」

禁書「その顔は信用してないね。おいしそうだと思ってないね」

上条「いやあのハハハ・・・」

禁書「ともかく食べてほしいんだよ」

上条「はぁ、いただきます・・」パクツ

上条「・・・・・」モグモグ

禁書「どうかな?」

上条「うん、おいしいぞ!見た目はアレだけど味は間違いない」

禁書「ホント?」パァ

美琴「今日は何作ってあげようかな~♪当麻ったら何作っても喜ぶからな~♪
   なんかこれって新婚生活みたいじゃない」デレデレ
フフン~♪
美琴「笑い声?」
カチャッ ジッー
上条「まさかインデックスから料理が出るとわなー」

禁書「シスターたるものこれくらい当然なんだよ」フンス

禁書「ねぇとーま喜んでくれた?感謝の気持ち伝わった?」

上条「ああ、すっげえ伝わった、ありがとなインデックス」

禁書「フフンッ」パァ

美琴「・・・・・・」
カチャ
美琴「ははは、食材無駄になっちゃったな・・・
   一人で盛り上がってバカみたい・・」グスッ

美琴「なんかあたし可哀そうじゃない?」

上条「これ誰かしら不幸になりそうだな」

禁書「たぶん次が最後なんだよ!最後まで見てくれると嬉しいな」

続きは夜にでも書けたらと思う

http://fx.104ban.com/up/src/up13172.jpg
http://fx.104ban.com/up/src/up13173.jpg
http://fx.104ban.com/up/src/up13174.jpg

いったん落ち着け

上条「一緒に暮らしてるのがお前だったら良いのにな」

美琴「えっ」

美琴「あ、あんたそれどういう意味

上条「お前だったら気兼ねなく殴れるだろ?」

あと少しまってくれ、もうすぐ終わる

>>313からの続き書きます
 

―次の日の朝―

スタスタスタ

上条「よぉ」

美琴「あ、うん・・・」

上条「なんか元気ないな、大丈夫か?」

美琴「えっ?そ、そう?別にいつもと変わらないわよハハハ」

上条「そうか?ああ昨日はインデックスが飯作ってくれてさ、見た目は悪いけどこれが味はよかったんだよ、
   でもその後の片付けが大変でさぁ」

美琴「・・・そう、よかったわね・・
   わ、わたしも昨日は用事あってさ、ちょうど行けなかったんだよねーハハハ」

上条「そうなのか、あと何とか金銭面は大丈夫になった、今までホントありがとな美琴のおかげで生きてこれたよ
   ああ、それと食事のことだけどいつ行くか?」


美琴「・・もうシスター戻ってきたんでしょ、なら二人で行けば?」

上条「でも一緒に行くって約束したしさ、それにお礼はちゃんとしたいんだ」

美琴「・・いいわよ・・」

上条「えっ?」

美琴「お礼なんていらないって言ってんの!
   どうせあんたはしてもらった恩を返すってくらいの気持ちしかないんでしょ!」

上条「み、御坂さん?」

御坂「人の気持ちもしらないで、もう知らない!」


―別の日―

上条「あの、御坂さん?」

美琴「・・・・・」スタスタスタ

上条「怒ってらっしゃるみたいですが話を聞いてくれませんか?」

美琴「・・・何よ、これから帰るとこなんだから・・」スタスタ

上条「あまり怒ってる姿は見たくないんですが・・・」

美琴「じゃあ近くによらなければいいでしょ
   誰も近くにいてくれって頼んでないし」

上条「前に言っただろ?美琴といると心地いいって安心するって、だから上条さんは一緒にいたいんです。
それに何か悩んでるんなら言えよ。俺もたまには美琴の力になりたいs」

美琴「ふぇ・・ぇぇっ・・」ヒックヒック

上条「み、御坂さん?どうしたんですか急に?」

美琴「どうじて・・優しくするのよ」ヒックヒック

美琴「軽々しく一緒にいたいとかそんなこと言わないでよ、優しくしないでよ・・
   辛いから忘れようと思って考えないようにしようとしてたのに・・忘れられないじゃない!」ヒックヒック

美琴「あんたは何にもわかってない・・・」ヒックヒック

美琴「あの時わたしは自分のことで怒ったんじゃなくて、とうまのことが心配だったから可哀そうに思ったから・・
   でも自分はあんまり力になれなぐて・・・それが悔しくて・・・」ヒックヒック

上条「えーっと・・」

美琴「こんな気持ちしたことある?自分に嘘つかなきゃいけない気持ち・・・
   あんたのことで悩んで苦しいのに、それも分からず力になりたいだなんて・・
   バカも休み休み言いなさいよ」ヒックヒック

上条「あの、何かごめんな」

美琴「この鈍感!バカぁ!」

上条「落ち着け美琴、な?」アワアワ

美琴「名前で呼ばないでよぉ・・あんたは何気なく呼んでるだけかも知れないけど
   わたしはそれだけでドキドキしてたんだからぁー」ヒックヒック

上条「わ、わるかった、名前で呼ばれるのが嫌だとは知らなくて・・・」アワアワ

美琴「違うわよ!好きな人に・・ひっぐ・・言われたら、こっちだって色々考えたりして・・」ヒックヒック

美琴「一人で盛り上がっちゃってバカみたいじゃない・・」グスン

上条「美琴・・」ガシッ

美琴「ふえっ」

上条「俺は一言も嘘を言ったことはないぞ。一緒にいたいと思ったのも本当だ。
   美琴に救われたんだ。食事のことじゃない、心が美琴に救われたんだ」

美琴「・・うっ・・うっ」グズッグズッ

ステイル=マグヌス14さいとイチャイチャしたい

上条「辛い思いさせてごめんな・・でもそれも今日限りだ・・」
   上条さんは・・御坂美琴のことが大好きです」

美琴「えっ・・」ヒグッ

上条「あまりそういうの感じ取るの得意じゃないから美琴にも迷惑かけたかもしれないし鈍感かもしれない・・
   でもこれが俺の正直な気持ちだ。分かりづらかったかも知れないけど俺は美琴のこと好きだったんだぞ」

美琴「ほんとに・・?」

上条「ああ、俺は美琴のそばにいたい・・美琴はそばにてくれるか・・?」

美琴「・・うん、ずっとそばにいる!」

上条「泣いてるのも可愛いけどさやっぱり美琴は笑ったりしてる顔のほうがいいな

美琴「もう・・」///



―数年後―

  「ママー」

  「どうしたの?」

  「何かチケット見つけたのーでもこれもう使えないみたいだよ」

  「そうね、使えないけどとってるの」

  「捨てないの?大切なものなの?」

  「いつか行こうとしてたんだけどね。行くことが出来なくて。今はパパとママの思い出の宝物かな」

  「ふーん」

  「ほら、ご飯にするからパパ呼んできて」

  「は~い、パパーご飯だよー」

  「そうか、今日のご飯は何かな?」

  「パパってママの料理好きだよね、いつも嬉しそうだもん」

当麻「そうだな、世界で一番好きだな」

美琴「もう、何言ってんのよ」///


おわり


インデックスはどないなったか気になるね。


スレ見返してると
「インさんは教会から金貰えないのか?」
的な発言に無駄だと思いつつ色々考えた結果。

そ り ゃ 無 理 だ ろ う

と、思う。
禁書「とうまと一緒に居たいんだよ!」
上条「あの子の悲しい顔を見たくなかったんです」
という二人の考えで一緒にいるわけだ。
必要悪の教会としてはインデックスを回収し魔導図書館として運用したいにも関わらず。
つまるところ、現在インデックスは必要悪の教会の仕事をしていない。
仕事をしていない人に給料は払えないでしょうよ。
あくまで予想だが、7巻と17・18巻の魔術戦参加は必要悪の教会を裏切ってないという
最低限の証明にしかなってないんじゃなかろーか。

ねーちん&ステイル金送れよ!
とも考えたが、彼らもインデックスと一緒に居たいだろうので
上条さん破産

インデックス養えず

泣く泣くインデックスを必要悪の教会に返す
という、算段を持ってるかも知れない(特にステイルが)
またその様に仕向けてる可能性も(特にステイルが)

>>445
え、なにこれコピペ?

>>445
給料以前に生活費すら払わないのはおかしいだろ
そもそも学園都市に置いてるのは、人質的なもんだと思うが

>>447
コピペじゃねーのよな

>>448
あー確かに、色々と取り決めて学園都市に置いてるしなぁ。
うん、やっぱステイルが差し押さえてんだな!

兵器に給料払わないってのはおかしい
兵器のメンテナンス代を払わないってことだぞ
どんな兵器でも、特に大規模精密なものになればなるほどメンテナンス費用が必要だ

>>455
上条「ステイル!いい加減に教会から金を出すように言えよ!」
ステイル「あれだけ振り込んでいるのにまだ足りないだと!!」
上条「は?振り込み?」
ステイル「お前に渡した手紙に振込先書いておいただろ」
上条「手紙??」
→リアルゲコ太の前でインデックスさんが破ったやつ

もしくは


上条「おい、ステイル!」
ステイル「出すか馬鹿」
上条「なんでだよ!」
ステイル「お前だったら娘が男と同棲していても、その男に金を出すのか?」
上条「出すか、馬鹿」

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