クリスタ「私だけが知っている」(37)
クリコニ
カップリング苦手なら注意
ネタバレ、エロはない方向
前作
エレン「ドラフト会議?」
夜、女子寮にてミカサ、アニ、サシャ、クリスタ、ユミル、ミーナでガールズトークをしていた
ミーナ「じゃあ~次は同期の男子で誰が一番タイプか話そ!」ウキウキ
アニ「……私は寝るよ」ガシッ
ミーナ「ふふふ…逃がさないよ~恋するアニちゃん♪」ギュー
アニ(めんどくさい)
ミカサ「愚問。エレン以外考えられない」
ミーナ「だろうね。いつもエレンといっしょだもんね」
ミカサ「家族だから当然」ドヤッ
ユミル「私はクリスタ以外ないな!」
ミーナ「もー、男子って言ってるでしょ。ユミルは誰がタイプなの?」
ユミル「ここの男どもはみんかガキみてえだからそんなのねぇよ」
ミーナ「しいて言うならよ」
ユミル「うーん………ならベルトルさんかな。私より身長高いし、なんか扱いやすそうだしな」
ミーナ「顔もいいし、ユミルと並んでたら、高身長カップルだし、見た目もいいね!じゃあ、サシャは?」
ユミル「こいつは食べ物以外興味ねえだろ」
サシャ「むー、失礼ですね。私だって乙女ですよ!恋したいと思ってますよ!」プンプン
ミーナ「サシャはかわいいし、きっとできるよ。で、誰がタイプ?」
サシャ「そうですね……ライナーですね!」
ユミル「ぷっ……ガッハッハッ!お前あのゴリラがいいのかよ!」ケラケラ
アニ「あのメンヘラのどこが好きなんだい?」
サシャ「確かに顔はタイプじゃないんですけど…私って生まれ育った村で狩猟生活をしていたので、こう線が細い人よりも生命力の強そうな男らしい人が好きなんですよね」
ユミル「まあ確かに、ミカサとアニにあんだけ蹴られて投げ飛ばされても、ピンピンしてるのはライナーくらいだけどな」
ミーナ「いかにも『男』って感じはライナーだよね」
サシャ「それに仲間からの信頼も厚いですし」
アニ「まあ、あいつも悪いやつではないから、いいんじゃない?」
サシャ「では、アニは誰がタイプなんですか?」
アニ「わ、私は…その……//」
ミーナ(さあ、エレンと宣言して、ミカサに宣戦布告や!)ニヤニヤ
アニ「エレ………//」
ミカサ「答えによっては、これからあなたと戦争をしなければならない」シャキン
アニ「……………マルコかな。気遣いができそうだし」
ミカサ「アニ、私が間違っていた。全力で応援する。がんばって」
ミーナ(チッ!エレンって公言して、ミカサとのエレンをめぐる三角関係が見れると思ったのに!)イライラ
ミーナ「…マルコはよく気が利くよね。この前、私が髪型を変えたときも、気づいてくれたのマルコだけだったし」
サシャ「アニは真面目な人が好きなんですね」
アニ(本当は違うのに…)グスッ
ユミル「そういや、お前はどうなんだよミーナ」
ミーナ「私?」
サシャ「そういえばどうなんですか?固定砲整備で同じ班のエレンとかですか?」
ミーナ「え!?」
ミカサ「どうやら他に敵はいたようね」シャキン
ミーナ「ちょ、ちょっとミカサ!違うわよ!私が好きなのはジャンよ!」
サシャユミ「え~~~~~!!!!」
サシャ「ジャンは怖いイメージしかないです」
ユミル「おいおい、ゴリラの次は馬かよ。ここの女は物好きなやつが多いな」ケラケラ
はやいけどちょっと休憩する
>>1です、とても長い休憩でした…事故してしまいましてね…
もし待ってた人がいたなら申し訳ない。またちょくちょく更新します。クリスタはんはこの場にいますが、後にわかります。
ミーナ「私も最初は怖いイメージしかなかったんだけど、けっこう優しい所あるんだよ//」
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ミーナ「今日はペアで立体機動訓練か…」
ジャン「チッ、ミカサか、せめて上位のやつとだったらよかったのによ」
ミーナ「うぅ…」
ジャン「俺は上位を狙ってるから、ついてこれないようならおいてくらな、お前」パシュ
ミーナ「あっ!待ってよジャン!」パシュ
ジャン「」パシュパシュパシュパシュ
ミーナ(さすがジャンは立体機動うまいだけに速すぎる…このままじゃおいていかれちゃうわ…)パシュパシュ
ガッ
ミーナ(あっ!!アンカーがちゃんと刺さらずはずれちゃった!!落ちる!!)
ミーナ「きゃあああぁぁぁぁ!!」ヒュー
ガシッ
ミーナ「……へっ?」
ジャン「…ったく!世話のやけるやつだぜ」
ミーナ(ジャンにお姫様抱っこされてる//)
ミーナ「ジャン…//ありがとう…迷惑かけてごめんね?」
ジャン「…悪かったな。ペアなのに先にいっちまって。次はちゃんとついてこいよ、豚小屋出身のメス豚さんよ」パシュ
ミーナ「///」
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アニ「それ、あんたがMなだけでしょ」
サシャ「ミーナ・エムカイナですね」
ミーナ「~~~~~~~/////」
ミーナ「も、もういいでしょ!!ほら、最後はクリスタだよ!」
クリスタ「………………へっ!?」
サシャ「そういえば、さっきからずっと黙りっぱなしですね?お腹でも空いたんですか??」
ユミル「それはお前だろ。クリスタ
、気分でも悪いのか?」
クリスタ「い、いや、何でもないよ!大丈夫だよ」
ユミル「そうか。それにな、サシャ。クリスタはここのガキみてえな男になんか興味ねえんだよ!なっクリスタ!」
クリスタ「えっ?!……………あぁ…………」
サシャ「そういえば、あと上位陣の男子で、でてない人というと…」
ミーナ「…コニー?」
ユミル「こwwwwwにwwwwwwいwwwwwwあいつは一番ねえだろww私のことブスブス言ってきて、デリカシーもねえし」
クリスタ「!」
サシャ「友達としてはいいですけど、背も低いし、線が細すぎて、男らしさがないですよね」
クリスタ「!」
ミカサ「純粋だけど、エレンのようにイケメンじゃない」
クリスタ「!」
ミーナ「しかも、ハゲだし」
クリスタ「!」
アニ「何よりバカだからね」
クリスタ「!」
ミカアニサシャユミミー「コニーはないよね~」
クリスタ「なんで?!!!!!」ガタッ
ミカアニサシャユミミー「!!!」
またちょっと更新します。
クリスタ「なんで、みんなコニーのことそんな悪く言うの?!!何も知らないのに!!!」
ミカアニサシャユミミー「えっ…………」
クリスタ「あっ……」
ユミル「おい……お前まさか……」
クリスタ「ち、違うよ!その…えっと……ほら、やっぱり本人がいない所で悪口を言うのは……ね?」
ユミル「………ああ…そ、そうだな。悪かったよ。コニーもいい所あるよな…」
クリスタ「うん……私も大きい声だしてごめんね…」
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~数ヶ月前の朝~
チュンチュン
クリスタ「ふわぁ~、今日は訓練は休みかぁ」ムクリ
クリスタ(みんなまだ寝てるみたいね)
ミカアニサシャユミミー「zzz……」
クリスタ「今日も行ってみよっと」
私は毎朝、人より早く起きて、馬小屋に訓練で共にする愛馬の様子を見に行っている。馬小屋当番の人が朝の掃除とかをしてくれるのだけれど、馬が好きな私は自分の愛馬の世話は自分でやらなければ気がすまない性格だった。
~馬小屋~
クリスタ「おはよう。クリストファー、今朝ごはん持ってくるから待っててね」ナデナデ
クリストファー「ヒヒーン!」
クリスタ「えっと、馬のエサは馬小屋の外の……!!」
クリスタ(あれ?あそこで誰かが馬にエサをあげてる…)
コニー「ほら、スプリンガー、エサだぞ」
スプリンガー「ヒヒーン!」モシャモシャ
クリスタ「コニー?!」
すまん。眠い。見てる人もしいたらごめん。
またちょいちょい更新します
読んでる方ありがとうございます
コニー「おう!クリスタおはよう!今日はお前が馬小屋当番か?」
クリスタ「おはよう。私は当番じゃないけど…コニーは何してるの?」
コニー「ん?スプリンガーにエサやってるんだぞ」ナデナデ
スプリンガー「ヒヒーン!」スリスリ
クリスタ「それは見ればわかるよ。コニーは当番じゃないのに、何で馬の世話をしてるの?」
コニー「ああ…俺さ、今馬術の成績が伸び悩んでてな、なかなか馬をうまく操れななくて苦労してんだよ」
コニー「俺バカだからさ、座学や技巧はどうも向いてないんだよ。せめて、馬術はがんばらないと、上位にもなれねえから、どうしたらいいかなーとバカなりに考えてみたんだ。」
コニー「それで、馬への愛情が足りねえんじゃねえかなと思ってな。今日からスプリンガーの世話は自分でやることから始めることにしたんだ。元々動物は好きだったしな」ナデナデ
スプリンガー「ヒヒーン!」
クリスタ「そっか…いいと思うよ!コニーの愛情が伝わるといいね!」
コニー「ああ!俺の名前もやったんだしな!クリスタは何してんだ?」
クリスタ「私も自分の馬の世話だよ」
コニー「クリスタもやってたのか!いつからやってたんだ?」
クリスタ「入団した時からやってたよ?」
コニー「本当か?!だからクリスタは馬術得意だったんだな…よし!俺もがんばるぜ!なっ、スプリンガー!」
スプリンガー「ヒヒーン!」
それから毎朝、私はコニーと馬の世話をすることが日課になった
コニー「本当にクリストファーは毛艶がいいなぁ」ナデナデ
クリストファー「ヒヒーン!」
クリスタ「正しくブラッシングすれば、スプリンガーももっとよくなるよ。やり方教えてあげようか?」
コニー「本当か!?ありがとー!」
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クリスタ「そうそう。そうやってやさしくね」
コニー「気持ちいいか?スプリンガー?」サッサッ
スプリンガー「ヒヒーン!」ペロペロ
コニー「うわっ!こらっ!やめろよスプリンガー!」
クリスタ「ふふふっ、嬉しいんだよね、スプリンガー?」ナデナデ
スプリンガー「ヒヒーン!」
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コニー「クリスタ!昨日の馬術の試験、お前に次いで2位だったんだ!教官が初めて誉めてくれたぜ!」
クリスタ「よかったねコニー!コニーが毎日、スプリンガーに愛情を注いだおかげだよ!」
コニー「おう!やったなスプリンガー!」
スプリンガー「ヒヒーン!」
コニー「クリスタもありがとな!お前がいろいろ教えてくれたおかげでもあるぞ」
クリスタ「私はたいしたことしてないよ…//」
コニー「何か礼したいけど、俺バカだし、何も教えてやれることもないしなあ…」ウーン
クリスタ「ふふっ、その気持ちだけで嬉しいよ」ニコッ
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クリスタ「もう少しで掃除も終わりっと…」ザッザッザッ
ビリッ
クリスタ「!!」
クリスタ「ああ…どうしよう……」
コニー「どうしたんだ?」
クリスタ「スカートが柵の端にひっかかって、少し破れちゃったの…お気に入りのスカートだったんだけど、もう捨てるしかないや…」
コニー「えっ!?そんぐらいの破れで捨てるなよ。もったいねえなあ…」
クリスタ「でも、しっかり破れちゃってるし…」
コニー「…ちょっとまってな!」タッタッタッ
遅くなりました。またちょっと更新します。
待ってる方がいたなら申し訳ない。コニクリはあまり需要ないかな。僕は最新話のコニクリ好きです。
クリスタ(どこ行ったのかな?)
コニー「お待たせ!」つ裁縫箱
クリスタ「それは…お裁縫箱?」
コニー「おう!」
クリスタ「でも、私お裁縫できないんだ…」
クリスタ(お家では少し汚れたら、捨ててしまってたからなぁ…)
コニー「まずは糸を通してっと……よし!ちょっとじっとしてろよ、クリスタ」つ針
クリスタ「ええ!?もしかして、コニー、お裁縫できるの?」
コニー「こんなもん朝飯前だぜ」チクチクチク
クリスタ「すごい手慣れてる…お母さんの手つきみたい……」
コニー「村にいた時は弟たちの服の補修よくやったからな。母ちゃんよりうまくなっちまったよ」チクチク
コニー「それに今でも、格闘術とか立体機動訓練で破れたエレンやジャンの服の補修よく頼まれるんだよ」チクチク
クリスタ「へぇ~…すごいね、コニー!」
コニー「…でも俺、こんくらいしか取り柄ないんだよなぁ…バカだしチビだし…村のみんなにも『お前に憲兵なんか無理だ』って馬鹿にされることもあったし…」
クリスタ「…」
コニー「ここでは楽しいから明るくしてるつもりなんだけどさ…~他の男子は頭もいいし、体格もいいし、かっこいいし、本当に羨ましいよ…」
クリスタ「……コニーは自分で自分のいい所に気づいてないんだね」
コニー「?」
クリスタ「コニーにはコニーにしかない良い所あるんだよ?私は毎朝、いっしょに馬の世話しててよくわかったもん!」
コニー「俺に良い所が…??」
クリスタ「そう。だから、他の男子に劣等感なんて感じる必要全くないんだよ?」
コニー「そうか……わかった!クリスタがそう言うなら信じるぞ!ありがとな、クリスタ!」ニコッ
クリスタ「うん…//」
コニー「…あっ、いつの間にか終わったぞ!ほら!」チョキン
クリスタ「すごい…補修し跡が全くわからない…」
コニー「やっとクリスタに礼が一つできたぜ!どうだ?」
クリスタ「うん!これでまたはけるよ!ありがとね、コニー!」ニコッ
コニー「へへっ//」テレッ
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