黒子「上条黒子ですの」(610)

空白は

ですのーと?

ナジェイラ様ああああああああああああ

上条さんの右手で黒子の左手を掴んで「これでもう逃げられないぜ?」って言ったら落ちるな

黒子が上条さんの妹設定かと思ったのに

ヤンデレ黒子ときいてきたのに・・・・

黒子妹でビリビリ√だと夢が広がるな

黒子「うちの類人猿ときたらすぐに危ないことに首をつっこむくせに
    まるで無策で、毎回毎回ぼこぼこにされて帰ってくるんですのよ。

    まったくわたくしが付いていないと、どーなるかわかったもんじゃありませんわ」

待ってろ今かいてやる

期待age

そげぶ「こうやって抱きしめてれば…どこにも行けないよな…?」
黒子「こんな時ばかり…貴方はっ…」

みたいなかんじで

コメントはまかせろ

おいいい加減風引いちまうだろ

期待したのに

  某日、ファミレス・テーブル席

黒子「ばっかじゃねぇのですの! ばっかじゃねぇのですの!!」

初春「……白井さん、なにキレてるんですか?」

黒子「私は、あの男のバカさ加減にほどほど呆れているんですの!!!」

佐天「あの男って……ああ、上条当麻さん? 白井さん、あの人と付き合ってるんですよね?」

黒子「付き合ってるというか……、まあ、あの人とはそんな関係というか………」

美琴「うん、黒子、アイツと付き合ってるみたいよ」

佐天「ああ、やっぱり!!」

黒子「お、お姉さま! そ、そんなはっきりと………」

美琴「いいじゃない、別に隠すことでもないと思うけど……」

黒子「もう…………」

初春「それで、なにを怒ってるんですか…?」

黒子「…………あの人が、あまりにも頭の悪い発言をしたからですの…」

佐天「へー、どんなです?」

黒子「『俺と恋人として過ごすときは、髪を下ろしてほしい』だとか……」

黒子かわゆすなあですの

ほう

よし。いけ。

黒子はバレッタつけて一房だけ下に伸ばしたらより可愛いと思うの

  回想、学生寮・上条当麻の部屋――――

黒子「…………はあ?」

上条「ほ、ほらさ、白井っていつも、髪の毛をサイドで2つに束ねてるだろ?」

黒子「そうですわね」

上条「だから、さっきも言ったように俺といるときは髪を下ろしてほしいんだよ」

黒子「な、なぜ……?」

上条「なぜって、そんなの、決まってんじゃねぇか!! 俺は欲しいんだよ!!」

黒子「なにをですの?」

上条「みんなが知らない、御坂も初春飾利も佐天涙子も知らない、けれど……」

上条「俺だけが知ってる、俺専用の、俺だけのための格好をした白井黒子を!!」

黒子「……………………あなた、バカですの?」

上条「バ、バカって……」

黒子「バカもバカ、大バカですの!! なんなのですの! その独占欲丸出しの発言!!」

上条「い、いいじゃねえか!! 俺は白井の彼氏なんだぞ!!!」

黒子「やれやれ……、こんな大バカを恋人に持って、黒子はとても不幸ですの…」

付き合うまでが気になるな

期待したいけど、ペース遅い

黒子は目当ての男見つけたらコロッと落ちるのが容易に想像できる珍しいレズキャラ

  ファミレス・テーブル席――――

黒子「……ね? ばっかじゃねーのですの!!」

佐天「それで、どうなんです?」

初春「やっぱり、彼の前では髪をほどいてるんですか?」

黒子「それは、その……」

美琴「ああ、それでか、なんか変だなぁって思ってたのよねー」

美琴「黒子、あんた最近、お風呂あがりでも寝るときでも、髪を結んだまんまだもんね」

黒子「!!? お、お姉さま、だからバラすなと!!!」

美琴「ごめんごめん、でも、髪が傷むからさすがに入浴後と就寝時はほどいたほうがいいわよ?」

黒子「…………むぅ…」

初春「ということは、白井さん……」

黒子「え、ええ、彼と2人のときは、髪はほどいてますし、彼以外といるときは極力結ぶようにしています……」

黒子「それがなにかいけませんの!! それがなにかいけませんの!!!」

佐天「なにも、いけないことはないですけど…」

初春「白井さん、照れ隠しに怒鳴らないで下さいよ」

平静を装いつつもお茶に雑巾の絞り汁を混入させる御坂ちゃん可愛い

俺も御坂が発狂するのに期待してたけどまあいいや

>>26>>27
正直そのネタは飽きたから、微笑ましく見てる方が新鮮でいい

黒子は後ろ姿で髪をポーンとはねあげるのがセクシー

新しい髪飾りとか買ってあげればいいんでない?

ほしゅ?

美琴ヤンデレは見飽きた
後輩を応援するいい先輩になってほしい

黒子「というわけで、私はお姉様のルームメイトになりましたの」

当麻「ふーん? その、御坂美琴? ってやつは超能力者の超電磁砲なんだよな」

黒子「お姉様はその類い稀ない能力だけななく、人柄も素晴らしいお方ですの。お兄様とは大違いですわ」

当麻「どうせ俺は無能力者ですよ! はぁ、妹は強能力者だってのにこの差は何なんでせうか」

黒子「慢心、環境の違いですの」

何か設定がおかしい様な

違う人っぽい

黒子は「わたくし」だ
>>25の続きまだ?

当麻「で、お前まさかまた女の子に迫ってるんじゃ──」

黒子「ぬふふ……。企業秘密ですの」

当麻「その顔を見ればわかるわ! いい加減にその癖はどうかしたほうがいいぞ! お隣のミヨちゃんなんかトラウマで……」

黒子「レズに目覚めてしまったようですわね」

当麻「他人事のように言うな! しかも、責任も取らずに学園都市にトンズラしやがって!」

黒子「堕ちた雌には興味がありませんの」

当麻「上条さんは妹が恐ろしくてたまりません!」

黒子「それもこれもお兄様が悪いんですの。そろそろ私の熱烈なヴェーゼを受け入れてくれてもよろしいんではありませんの!?」

当麻「何切れ!? どうしてお前は近親愛や同性愛みたいなのばかりなんだ……もっとまともな恋をだな……」

黒子「恋は障害があるほど燃えますの。さぁ、めくるめく禁断の夜を始めますの!!」

当麻「その幻想をぶち殺す!」

老兵は去るのみだな……

新スレで需要ありそうだぞ

>>38
お前のはお前ので見たいからスレ立てて書いてくれよ頼むよ

当麻「黒子ーいるかー?(ドンドンッ)」

黒子「鍵なら開いてますわよ、一体何の用ですの?お兄様」

当麻「いやさ、さっきそこで御坂がー」黒子「おっお姉様がっ!!なっなな何ですの?!」

当麻「(ビクッ)い・・・いや、何か御坂のやつ映画のチケットを沢山貰ったらしいから明日一緒に観に行く人を探してるって・・・」

黒子「行きますわッ!例えどんな事が起きようと絶対行きますわ!!」

当麻「お、おう。 あ、忘れてたけどお前確か明日は仕事の予定が入ってたんじゃ」

黒子「あぁ明日はジャッジメントの定例会議でしたわね。そんな会議、初春にでも代わってもらいますわ」

当麻「んじゃお前は行けるんだな?」

黒子「当然ですの」

当麻「それじゃ俺は明日補習で行けないから明日は頼むな」

黒子「へ?」 当麻「だから明日俺行けないから御坂によろしく伝えといてよ」

黒子「(…全くこの男ときたら、これほど判り易い好意に全く気付かないなんて。やはり神経のどこかが壊れてますわね) ぼそ」

当麻「何か言ったか?」  黒子「何でも無いですわよ」

黒子「(全く、この唐変木は本当一体なーにを考えて……はっ!と、言うことは明日は御姉様と2人きりのデート!?)…こっこれは(じゅるり)ふ、ふふ・・・」


こんなの想像してたのに

誰かPS3のサテン・シルバーと佐天さんで書く奴はおらんのか

ほしゅ

おーいまだー?

四円ですの

おっぱい

ほしゅ

そう、保守だ

ほし

ほす

ほほほ

初春「回転木馬のイスには棒が!」

佐天「大人の遊園地!!」

前にかみくろエロ書いたけど書いてみていい?

エロいらん

エロなしのつもり

よし書け

書け太郎

保守

かまってちゃんは

ちんこが

爆発

まだか

だいぶ前の上黒SSでさ、
大覇星祭中、黒子が怪我して車椅子乗ってて、それをそげぶが助ける
みたいな一シーンがあったSSってタイトルなにだっけ?
ふと読み返したくなったんだけど、思い出せないんだよな・・・

下げちまったぜ・・・

多分、デートしましょうって奴?

多分読んだことあるけど、年単位で前だな

エロパロかどっかの保管庫漁ったらあった気がする

お前らよく覚えてるな・・・
>>68 ジャストでそれだったわ、マジ助かる

あげ

とっとと書け太郎

あげ

             ▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅
          ▄▇▓::▃▃     ▃▃ ▓▇▄
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       ▄█▓░ ◢   ◣     ◢    ◣░▓▇▄  ジャッジメントですの
     ▄█▓░ ▐  █▋▐    ▐ █▋ ▐ ░▓▇▄

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マダー?

大っ変! 申し訳ありません!
色々あって今まで忘れてました

今から書きますので、少々お前ください

行き当たりばったりにいくのでよろしくお願いします


「は? 今なんと仰いましたの、お父様?」

 とある日。白井黒子は常盤台女子寮の自室で携帯電話片手に眉をひそめた。

「いや……だからな……父さんの会社が倒産してしまってな……」

「あの、わざわざ洒落を言うために電話を寄越されたのですか、お父様?」

「えぇい、冗談ではない! 全ては不景気が悪いのだよ! まあ、正確には、倒産しそうになったところをある方に助けていただいたのだが……」

「まあ、それは良いことですのね。それで、お父様の会社とわたくしがどういう関係が?」

「それが……その方と色々と話をしているうちに、すっかり盛り上がってしまって……」

「ふむふむ……」

 父親の話題に興味が失せてきた黒子は携帯を頬と肩に挟み、靴下を脱ぎ始めた。


「聞けば、その上条さんには高校生のお子さんがいるらしく……」

 もはや興味ない黒子は上条というキーワードだけ拾っておいて脱いだ靴下を脇に置く。

「是非、黒子の婿さんにもらってはくれないかとな」

「あぁ、それは結構なことですのね……」

 もう片方の靴下を脱ぎ始める--ことはなかった。

「ぬぁんですってぇ!?」


「聞けば、その上条さんには高校生のお子さんがいるらしく……」

「はぁ……そうですの……」

「聞けば聞くほどこれがなかなかに不運なお子さんらしくてな……」

 もはや興味ない黒子は上条というキーワードだけ拾っておいて脱いだ靴下を脇に置く。

「是非、黒子の婿さんにもらってはくれないかとな」

「あぁ、それは結構なことですのね……」

 もう片方の靴下を脱ぎ始める--ことはなかった。

「ぬぁんですってぇ!?」

ああ
そこは大切なところだもんな

すみません。さすがに墜ちては元も子もないのでいったんあげます

そして誤った書き込みを阻止できなくてショックですの

携帯の充電が終わるまで付き合おうか

別にsageても落ちねぇよw


 片方だけ裸足のまま黒子はベッドから降り立ち、声を荒げた。

「何を勝手なことを決めていますの! 昨日今日会ったばかりの方と縁談など! それもまるで茶飲み話のついでに!」

「いやぁ、父さんそのときすっかり出来上がっててなぁ……」

「弱いくせにお酒なんて飲まないでくださいまし!」

「あぁ、黒子に怒られるの久しぶりだなぁ……逆に新鮮だよ。まるで若い頃の母さんそっくりだ」

「気持ち悪いこと言わないでほしいですの……」

「とりあえず、その上条さんの息子さんも、学園都市に通っているというから、まあ、まずは同棲という形から……」

「色々すっ飛ばしてますわね……あの、いちおう聞いておきますが、その方の名前は?」

 学園都市で不運な上条という高校生--リーチ一発七対子ドラ2のような状態で、裏ドラ外れろという願いは--

「上条当麻くんだ」

 外れた。

「不幸ですのぉぉぉぉぉぉ!!」

支援ですのっ!


「あぁ……さよなら……わたくしの青春のおねえさま……ぐっばい……わたくしって不幸な女……?」

「はー……今日も寮監にこってり絞られたわー……って黒子ぉ!?」

 首をさすりながらも上機嫌に部屋に入ってきた御坂美琴だったが、布団を被ってもそもそ泣いている黒子にびっくりしたが--よく見るとそれは布団ではなかった。

「ぬぁに人の下着に埋もれてんだくるぁあー!!」

「あぁぁぁんっ!! ウェザーライトぉ!! ……はっ、お姉様!?」

 美琴の下着まみれになっていた黒子の前でレベル5の電撃使いが喉を唸らせた。

「とうとう下着にまで手を出すようになったのね、アンタ……いいわよ、生皮剥がれる準備はOK?」

「ま、待ってくださいですのお姉様!! 今日だけは! 今日だけは黒子のワガママを聞いてほしいですの!」

紫炎


「なによ、ワガママって……気分悪いからあたしの下着抱きしめてイヤイヤべそかくのやめてよ……」

「うぅぅ……お姉様……黒子は……黒子は……」

「はいはいなぁに?」

 一生のお願い的なことは今回が初めてではない上に毎回クダラナイことだ。いつでも放電できるように準備していると、

「黒子は……黒子はかくなる上は出家いたしますの……」

「…………はい?」

「ですから、最後のお姉様の温もりを肌いっぱいの全身で……あぎぇぇぇぇエクソダスぅぅぇ!!」

「訳のわかんないこと言ってんじゃないわよ……ん?」

 変態行為を再開するのを阻止した美琴のポケットで携帯が鳴り、発信者を見るとタンゴでも踊るみたいに美琴は跳ねた。

「や、やだっ! アイツから電話っ!?」

なぜMtGwww
支援

また禁書キャラでMtG対戦話書きたくなる

美琴いじめの予感

 美琴の口から出たアイツという言葉に黒子はオレンジのストライプから顔を上げた。

「やだっ! どうしよう……アイツから電話なんて珍しい……えっと……えっと唇荒れてないかしら……べべべ別にアイツのために塗るんじゃないんだからね!!」

 あぁ、お姉様があんなにウキウキと……
 黒子は鳴り続ける電話を放置して髪のセットを整える美琴を見つめている。

美琴「で、出るわよぉー……えぃっ」

 スカートの中の短パンまで確認してから、美琴は人生やり直しボタンを押すような一大決心をして通話に出た。

「な、なななななななにょよ! べべべ別にアンタのために電話に出てあげたんじゃないんだからねっ!」

 美琴はクローゼットをバシバシ叩きまくっているが、その顔が不意に曇った。

「へっ、黒子……うん、今いるけど……えっ、あぁ黒子の番号知らないんだ……なんか出家するとか言ってたけど……」

ヤバいなぁ……読み返すと文章がヤバいなぁ……

>>93
気にしたら負け

>>93
こまかいことは

結局御坂失恋ネタかよ
微笑ましい応援話じゃないのか

上子の中でも見たことない
アプローチの仕方だからそこまで期待
それ以降は質による
場末のSSなら一発ネタでもアイデアが良ければ伸びたりするだろ

 類人猿が自分の話題をしている--そう思った黒子はテレポートで逃げ出そうとしたが、左手を美琴がガッシリ掴んでいた。

「ねぇ、黒子……アイツがアンタに話があるんだって……」

 自分宛てじゃないことが明らかに不満な表情も麗しいと思いながら携帯を受け取る。

「もしもしですの……」

『あ、白井か!? えらくテンション低いようだけど』

「えぇ、わたくしに用があるということは、大方の予想はできるでしょう……?」

『やっぱり……お前にもあの話が……』

「いえ、わたくしは出家すると決めたので……」

『いや、そこまでしなくても……何なら俺から断りを入れておこうか?』

「そうしたら、あなたのお父君の顔を潰すことになりますの……」

「アイツの父親……?」

 イライラと腕を組む美琴の眉がぐいっとつり上がるのがわかる。

実は禁書電磁ともにコミック程度の知識しかないので質問ですが、美琴って当麻の父親と面識ありますかね?

Wiki見た限り父親同士は面識あるみたいですけど

いちおう、時系列は刊行コミック内のつもりです

あることはあるけど二次創作なんだからあんまり気にしなくていいんじゃない?


『そうか……だけど、白井が出家しても同じことじゃないか、それ?』

「う……しかし、このままではわたくしは……」

『そうだよな、俺みたいなのが相手じゃイヤだよな……』

「別にあなたのことがどうとかいう話ではありませんの……」

「ねぇ、何の話をしてるのよ?」

「お姉様……実は……」

 なんと説明したらよいものか……しかし事実以上のことは変わらない。

「白井、いるか? 白井?」

 その時、聞き慣れた声がドアを叩いて部屋に入ってきた。眼鏡の眩しい寮監である。

時系列コミックなのに御坂の携帯番号知ってんのかよ
まぁSSだし適当でいいだろうけど

「なんですの、寮監様……今日のわたくしは何もしておりませんの……」

「あたしの下着に埋もれてはいるけどね」

「私はお前が下着嗜好だろうが別に構わん。お前は今日この寮から引っ越しだ」

「えっ?」

 黒子と美琴があんぐりと口を空けると、どかどかと重い足音でアンチスキルが数名入り込んできた。

「えっ、えっ、なんですのいったい……?」

『おーい、白井どうしたんだ白井~?』

「これが白井さんの荷物ですか?」

「そうだ」

 呆然とする黒子の目の前では、寮監とアンチスキルがテキパキと黒子の机とクローゼットにあるものをダンボールに詰めていく。

「な、なにをしてますの……?」

「言っただろう、引っ越しだ」

えっ、交換してなかったの?

じゃあもう設定てきとうにします。

あと、最近超大人気らしいアイテムの人たちは超絹旗さんくらいしか超わからなーいので超出てこないかもです

禁書なぞ読んでいないしアニメも見てない俺にはどーでもよい事だ

正直美琴が失恋するような展開は飽きてきたところだが、たしかにアプローチは新しいかもな

>>104
一応言っておくと、原作12巻、丁度次回のアニメで美琴がメアド交換するのに軽く奮闘する

「引っ越しって、どこにですの?」

「なんだ、もう話はついてると聞いたぞ」

 言ってほしくない言葉を寮監は容赦なく告げた。

「お前の許婚になった上条当麻の下宿先だ」

「なんですってぇー!!」

 キレたのは美琴だった。

>>104
今週のアニメでようやくその番号交換をするんだよ


「うるさい御坂」

「コキャッ?」

「お、お姉様の首があらぬ角度に!?」

『白井さーん、おーい……上条さんは電話代が気になるお年頃なのですよー……?」

 当麻が半べそになるまでに部屋の半分がさっぱり片付いてしまった。

「それでは、これらの荷物は全て上条当麻の部屋に運びます」

「あぁ、よろしく頼んだ」

『えっ? なんか誰か俺のこと言った? なんか不幸の種が蒔かれている悪寒が……トゥマートゥマーオナカスイタンダヨー痛ったぁぁぁアライアンスぅぅう! プツッツーツーツー』

「…………さっぱりしたわね」

「わたくしはどんよりですの……」

 残ったのは机とベッドだけだった。


「さて、白井……お前に言っておくことがある」

「なんですの……?」

「お前は常盤台の生徒だが今日からはこの寮の寮生ではなくなる。よってお前はこれから許可なくこの寮に入ることは禁止される」

「そ、そんなご無体な!」

「許可は用がある寮生と私の両方が必要なのはわかるな? もしも無視した場合は……」

「無視した場合は……?」

 罰を与える時以上のオーラを出す寮監にごくりと唾を呑む。

「ねじ切る」

「どこを!?」

「黙れ、リア充爆発しろ! リア充は寮立ち入り禁止だ! 誰が許しても私が許さん! 死ね!!」

 最後はちょっと涙声になりながら寮監はドアを壊さんばかりの勢いで閉めて去っていった。

「そんな……わたくしはいったいどうするべきですの……」

 へたり込んでうなだれる黒子。

行かず後家落ち着いて

寮監さんは貰って行きますね

>>112
弾け散れ


「ね、ねぇ、黒子……?」

「あぁ、首と腕があらぬ角度にある阿修羅お姉様……黒子はいったいどうしたら……ナンマンダブナンマンダブ……」

「いや、ちょっと拝まないでよ!」

「ごめんなさいですのダブ」

「さりげなく言わないでよ! 成仏しちゃったらどうするのよ!」

 時間をかけて、美琴は徐々に首と腕を戻していった。

「ふぅ……それで、さっきの話は何よ……そそ、その、あああああああいつのいいいいいいいいなずけがどうのいうあれは?」

「それが……」

 黒子は包み隠さず話した。


「ねぇ、それ別にアイツの家にいなくてもいいんじゃない?」

 あっさり美琴が言った。

「さ、さすがはお姉様ですの! そうですの、何もあんな類人猿のすくつに行かなくても……初春や固法先輩の部屋にでも」

「言っておくが白井」

 顔に生気を取り戻した黒子の背中で寮監が現れた。

「貴様の行動は学園都市に監視されることになる。無駄な抵抗はよしたほうがいい」

「わ、わたくしがいったい何をしたというのですの……?」

 まるで重犯罪者級の扱いにさすがの上条ラブ美琴さんも言葉が出なくなった。

ちょっと限界がきてしまって意味不明なことを書いてしまったので、寝ることにします。

明日あれば、上条さんと黒子ちゃん+ペット2匹のラブラブ新婚生活でも書こうと思います

それでは、おやすみなさいですの

新井里美と桑谷夏子……何故差がついたのか……

乙である

ペットってまさかスフィンクスとインd


期待してる

        lヽ∧.
.    、ー、l\|ヽヘlヽ/|.,
     `,    /|/ \゙l /|
     /   //     ヽ//
    / , ' |ヽ//.       |'
.   /¨  ヽ.ニ>`─ 、__, -|   六英雄ですの
   // / \      /
   /⌒ヽ、 \.   /
  /     V  ヽ- '
  {     rv\j  { >‐=- 、
  ヽ   /ヘJ ̄ ̄ {_/ /   \
    ト、/ / (◇)     `トしヘ. _ \
    |\{.      . -‐、‐=ァ′  ヽ  \
    |   \_/  x个彳)   ∧   \
   ヽ   | _/  ∨ {\  /、ヽ     ヽ
     ヽ  ー-ヘ.    ∨j   ヽ{__>  . _}
     〉    \   \
     /       \   \
    /           \   \
    〈               j\   \
   / ー--==ニニ=く  \

ごばった

バスケ漫画かと思ったのに……

あげ

続きに期待しつつ寝る

黒子「ズェア!」

黒子はかわいいな

黒子は妹の友達キャラ
妹の友達にべったり甘えて
ちゅーちゅー吸ったりして
背徳感を感じる為のものなのだ

確かに妹に連れてこられたらその場で興奮するね

保守

本音吐う本だと……

あぁ本音を言う本ね

まぁなぁ

それじゃ、また書き始めることにします
保守ありがとうございました

よっ!まってました!


 上条宅。

「とうまー、今日のご飯は味付けがイマイチなんだよー」

「メンタル乱れまくりですから」

「さっきたんぱつに電話してたんだよねー? なに話してたの?」

「んー、正確にはビリビリじゃなくてルームメイトの白井だけどな」

「なに話してたの?」

「インデックスさん、なんか目が怖いことですことよ……?」

 パンの耳をかじっていると、いきなり部屋の扉が開いた。

「失礼、上条当麻の部屋ですね?」

「あ、アンチスキルが何の用でせうか……」

「ご飯はあげないんだよー!!」


「よし、運び入れろ」

「サー! イエッサー!」

 合図で矢継ぎ早にアンチスキルが入ってきては当麻の前にダンボール箱を積んでいく。

「な……こりゃいったい……」

「クンカクンカ……ご飯の匂いじゃないんだよー!!」

「では、確かにお届けしました」

「ちょっと待ってくださいよ。この荷物はいったいなんすか?」

「白井黒子の私物です」

 それだけ言ってアンチスキルは風のごとく去ってしまった。

「し、白井の私物……?」

「とうまー、とうまー、このダンボールからなんか良い匂いがするんだよー」


 スフィンクスと一緒になってダンボールの角に鼻を立てているインデックスがバリバリと無遠慮に封を剥いでいく。

「あれれ~? 食べものじゃないよー……」

 食べ物じゃないとわかった途端、インデックスは露骨に興味をなくしてテーブルに戻った。

「ったく……白井の私物って何だよ……まさか本当に住み込むってのか……?」

 ただでさえ大飯ぐらいの居候が二人いるというのに……当麻は開けっ放しのダンボールの中をちょっとした興味本位で確認する。

「まあ、白井はあんま食わなそうだから……って、何だこれ……?」

 紫のシルクで出来た柔らかい布地が指に引っかかり、顔の前に持ってきて広げる
 当麻がそれが何なのか理解したタイミングで、部屋の人口が増えた。

「ふぅ……アンチスキル仕事が速すぎま、す、の……」

 テレポートで現れた黒子の目の前には、お気に入りの下着を鼻にこすりつけている(ように見える)仇敵の姿があった。

「…………誤かぃ--」

「ジャッジメントですの」

キテター


「ゴカイデスシライサン……」

「淑女の荷物を勝手に見るなど……分別もありませんの?」

「いや、開けたのはインデックスで……」

「じゃあアナタが手に持っているわたくしの下着はどう説明しますの?」

「指に引っかかって……」

「それがどうして匂いを嗅いでますの?」

「嗅いでないデス……」

「誰が証明してくれますの?」

「い、インデックスさんがそこに……」

 当麻が黒子の後ろにいる尼僧を指差したので、黒子も振り返る。

「スフィンクスー、スフィンクスの猫缶おいしそうだねー」

「なーう」

「ちょっとー、ちょっとだけぇー……ハァハァ」

「……この部屋には変態しかいないんですの?」


 すっかりしょげている当麻から視線を上げて部屋をぐるりと見渡す。

「それにしても、狭い部屋ですのねぇ……それに暗い……電気ぐらい点けたらいかがですの?」

「それが……電気止められてまして……」

「……どうして学園都市で電気が止められますの?」

 自家発電装置があるため、それなりに安くなっているはずである。

「その……ステイル--外国からの贈り物があって……」

「ステイルすごいんだよー、ぴーえすすりーくれたんだよー」

「……しかも初代ですの」

「これ、目玉焼き作れるから、調子に乗ってたら電気代が嵩んで……」

「だったら売ればいいじゃですのに」

「白身とか油がファンの内側で詰まっちまったんですよ、それで買い取りできませんって」

「アナタ馬鹿ですのね」

上条黒子とか得々すぎる

目玉焼きww


「はぁ……わかりましたの、滞納の明細を貸していただけます?」

「え、あぁちょっと待っててくれ」

 近くにある棚から明細書を出して黒子に渡すと、彼女は携帯を出して突き合わせて操作する。

「とりあえず、わたくしの口座から滞納金をお支払いしておきますの」

「ちょっ、そんなことしてくれなくても!」

 言っている間に部屋に電気が戻ってきて、蛍光灯の明かりが点いた。

「不本意ながら、今日からここがわたくしの部屋になりますので、ある程度の生活環境は保っていただかなければ困りますの」

「とうまー、とうまー、お風呂のお湯が出るんだよー!」

「まさか、本当にここに住むのか?」

「不本意ですの」

期待紫煙

 
「だけど、年下の女の子から金を借りるなんて……」

「レベル4と風紀委員の奨励金がありますので、微々たる額ですが、生活費くらいの捻出はできますのよ」

「いや、だけどウチの居候はすっげぇ飯食うから……」

「ルームシェアリングなのですから、生活費を出すのは当然ですの」

「あぁ、どっかの誰かさんに聞かせたいぜ……」

「そういえば先ほどのはどちらさまですの? 見たところローマ正教のシスターのようですが……」

「3日ぶりの温かいシャワーなんだよー!」

「あぁ、だからウチの居候だよ。いろいろあって預かってるんだ」


支援

インなんとかさんってローマ正教だっけ?

イギリス聖教じゃない?

巣で勘違いしてたんだよ!

                 _.. -――- ._ 
              ./  ,―――‐- ._` .
             /)  ./  /  /  ``\
           ///)ィ7T.フ厂 ̄`フi ‐-_ |〉. _人人人人人人人人人人人人人人_

          /,.=゙''"/  フl/_×// |ハハl .ト、>  細かいことはいいんだよ!!  <
   /     i f ,.r='"-‐'つイ._T_i`   .r≦lハ!|`` ^^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
  /      /   _,.-‐'~| |'弋..!ノ     i'+!l |   
    /   ,i   ,二ニ⊃l |' ' '  ,‐- ..__゙ー' .!l .|  
   /    ノ    i l゙フ..,!l .ト、  l  `,!   .ハ.!  
      ,イ「ト、  ,! ,!|.../_| |l: > .ヽ.. ィ <l   l|   
     / iトヾヽ_/ ィ"\. | | \ \ー'/ ./ ,,;:`:;'゙

別に黒子が勘違いしたってだけでいいんでねーの

黒子の株を下げるくらいなら俺の株を下げてやる!

株を下げるくらいならその唇を奪ってやる!

早く続き書けや
インターさっさとどっかやれや


「はぁ……レベル0だというのに居候にペットまで……話に聞いた通りのお人好しですのね」

「まあ、成り行きに見過ごせなくなって火に突っ込んでいっだ結果というか……」

「えぇ、伺ってますのよ。考えなしの熱血バカだと」

「うぅ、面と向かって言われるとツラいものがあるなぁ……」

「スフィンクスー、スフィンクスも一緒に温かいシャワー浴びるんだよー」

「なぁぁぁぁうぅぅぅ!」

「まあ、それでも一応はわたくしの仮の許婚となってしまいましたので、しばらくはこの茶番にお付き合いして差し上げますの。あなたのお父君に恩が出来てしまいましたので」

「なんか、すまねえな白井……」

「まあ、適当に過ごしてこんな類人猿とはとても共同生活などできないということをアピールすればいい訳ですのよ」


 黒子は当麻の皿に乗ったパンの耳をつまみ上げて、口をへの字にする。

「まったく……同じ学園都市内にこんな貧困した学生が存在しているとは思っていませんでしたの」

「面目ないっす……」

「そうやってすぐに頭を下げていると男を下げますわよ。まったく……」

 腰に手を当ててため息を吐いていると、また凄い勢いで扉が開いた。

「こるぁぁぁぁぁ! 黒子はいねぇーがぁー!?」

「び、ビリビリ!?」

「お姉様!?」

「ひゃあー、スフィンクスえっちなのはいけないんだよー」

「なぁぁぁぁうぅぅぅぇぇぃぁぁぁぁ!」

ナマハゲールガンか


「あ、あああアンタたち! へへ変なこととかししてないでしょうね!?」

 ここに来るまでに様々なことを妄想したのか、美琴の顔面はトマトみたいに真っ赤になっている。

「何にもしていませんよ。むしろ助けていただいたというか……」

「お姉様ぁぁぁぁぁ! お助けくださいましぃぃぃ!」

 合掌する当麻の脇を抜けて黒子が美琴の腹にタックルでしがみついた。

「こ、この類人猿が黒子の体にいたずらを……」

「白井さぁん!? 何をおっしゃっていますのぉ!?」

「ア、ン、タねぇ~!」

「び、ビリビリさん! どう考えても何もしてないっつうか俺が蔑まれていた状況で……」

「ビリビリって言うなぁー!」

「不幸だぁぁぁぁぁっ!」

「わー! スフィンクスを石鹸でごしごししたら毛並みがごわごわになったんだよー」

「な~う~……」


 しばらくして、当麻は美琴、黒子、インデックスの三人の前で正座させられていた。

「あのー……ワタクシはいつまでこうしていればよいのでしょうか……?」

「死ぬ、まで!」

「不幸だ……」

「それでー、ついんては何でここに来たの?」

「ついんてとはわたくしのことですの……?」

 黒子は美琴にしたものと全く同じ話をインデックスに聞かせた。
 口に出すのもはばかれる内容であり、口が腐りそうな気分であった。

「ふぅーん」

「あの、インデックスさん、ご尊顔が大変おそろしゅうござるのですけど……」

「そろそろとうまは小指を失ってもいいかも」

「やめてぇぇぇ! 上条さんを社会から放逐しようとしないでぇぇぇ!」


「それじゃ、ついんてもここに一緒に住むことになったの?」

「まあ、不本意ながらそういうことになりましたの……」

「しっかし狭いわねー……てかこれ、ベッド一つしかないけど……まさかアンタ!」

「お、俺はトイレで寝てんだよ!」

「へ……?」

「トイレ……ですの?」

 衝撃のカミングアウトに呆気にとられる黒子と美琴の前で当麻が頭を抱え込んだ。

「あぁぁぁ! 間違えた! 風呂! 風呂場で寝てんの、俺!」

「あぁ、なるほどですの……浴室で……」

 深く頷いて黒子は仕方ないと妥協の手を振る。

「とりあえず今夜のところはわたくしは浴室に寝かせてもらいますの……はぁ、まさか常盤台のわたくしがこんなはしたないことを……」

「あの……上条さんはどこに寝れば……?」

「「「トイレで寝てるんでしょう?」」」

「不幸だ……」

イジメじゃん

紫炎


「あ、でも夜中トイレ行きたくなったらどうすんのよ?」

「む……確かに、わたくしはあまり夜中に催すほうではありませんが……」

「そ、そうだよ。だからそう、キッチンにでも……」

「キッチンはスフィンクスのエリアなんだよー」

「なーう」

「…………」

「玄関なら空いてるんじゃない?」

「このクソ寒い時期に!?」

「わたくしの荷物のダンボールでも巻けば寒さはしのげるのでは?」

「……TOTO条かKUTSU条さんか選べと……?」

「ベランダもありますことよ?」

「だんだん致死率が上がっていく……」

いっそそこらに寝かせて風邪ひいた上条さんも見たいっちゃ見たい

すみませんが今日はもう寝ます。
いつまで経っても黒子と上条さんがイチャイチャしなくてすみません

きっと、朝起きたら黒子がお味噌汁作ってくれてるはずです

おやすみなさい

>>179
いいこと言うじゃない

しかし、なぜステイルはPS3を送ったんでしょうか?

そして何故上条さんはちゃんと目玉焼きに油をひいたのか……

イチャイチャ待ち

インなんとかさん追い出せば解決

Vipでよく見るこういうスレのなにが楽しいかわからん。お前らキモオタの感覚がわからん。

なんとか子「なんとかかんとかですの」

↑こんなのばっか。

わからないなら否定しちゃダメだぞ(キリッ



ほしゆ

朝、味噌汁つくってくれる展開とかまさに俺得

ほす

インストールをさっさと追い出せ

上条さんのベッド一応2人ぐらいなら寝るスペースあるよな

くそ、インなんとかがくそ過ぎる・・・なんなんだよこいつは・・・

美琴のがクソだわ

しゅ

>>198-202
なにこれ

イン「取りあえず短髪は帰ればいいんだよ」

短髪「あ、あんたこそいつまでこいつの家に居るのよ!」

黒子「取りあえず二人は関係ないので外へ飛ばしますわ」

イン・短髪「え!ちょっt」シューン

黒子「ふぅ」

上条「あの二人一緒に飛ばすってどっかでみたな」

イチャイチャいらないから上条さんを殺さないでくだせう

保守

保守

よし!邪魔者は消えた

ほっしゅほっしゅ

ほっほっほしゅ

保守

早く続きをだな…

俺の勘違いじゃなければ昨日も
上条さんと黒子のちょっと臭いSSみたな

ほす

ふうふう

さて、今から続きを書こうと思う訳なのですが、質問します

インさんと当麻は朝が早いほうですか?

inさんは早そうシスターだけあって早そうだけど食っちゃ寝星人の印象がありますし、当麻もなんとなく朝早そうですけど

ご自由に


「ふあぁ……寒っ……そうか、昨日白井が来て……」

 玄関に寝転がっていた当麻はその経緯を思い出すと同時にくるまっているものの不自然さに気付く。

「ん……毛布が一つ増えてる……?」

「あら、意外と朝はお早いですのね」

 キッチンからひょっこり顔を出したのは既に登校準備を整えている黒子だった。

「朝起きたら常盤台の制服がいる……青ピだったら狂気しそうだがなぁ……」

「何をぶつぶつ言っておりますの。ちょうど朝食が出来たところですのよ」

「朝食って……白井が作ったのか?」

「冷蔵庫のコンセントが抜けているのに作れる訳がないでしょう。そこのコンビニで買ってきましたのよ」

来たか


 黒子が指差した先には大きなコンビニ袋がある。とりあえず目に付いたものを買ってきたみたいだ。

「あなたもお食べなさいな」

「なーう」

 スフィンクスの皿に高級猫缶を落として床に置く。これだけで当麻の食費一日分以上になるだろう。

「すまねえな。ところで、この毛布は……?」

「わたくしのですの。浴室の前にわたくしの私物を移動してありますので、そちらに置いておいてくださいな」

「あぁ、ありがとうな」

「それにしても、物ばっかりあって何にもない部屋ですのね」

「なんか、勝手に増えていっちまうんだよな……」

一緒に寝ればいいのに


「なるほど、洗濯機の裏のものも勝手に増えていったものですのね?」

「せ、洗濯機の裏って、まさか!」

 バタバタと血相を変えて当麻が脱衣場へ駆け込み、悲鳴をあげた。

「上条さんの秘蔵ファイナルコレクションがぁぁぁぁぁ!」

「きちんと縛って雑誌回収に出しておきましたの」

「うぅぅ……インデックスに見つからないようにしていたのに……最後のお宝だったのに……」

「インデックスさんと言えば……いつもあんな感じですの?」

「むにゃむにゃ……うわぁいこんなに大きなクルトン食べられないよぉ……」

「……あんな感じです」

「清教徒なのに?」

「清教徒なのにです」

黒子にとってみれば、猿と猫と犬の飼育係になったみたいな心境ですね

>>227
スフィンクスに謝れ

テクニカルな隠し方だ・・・それを見つける黒子・・・

美琴>(壁)>スフィンクス>禁>>>(崖)>当麻

みたいな

ほしゅしゅ

>>229
そりゃぁ相部屋でお姉さまの盗撮写真とかを…類友的に似た直感じゃね?

>>229
流石風紀委員

上条さんって、登場するほとんどの女の子にフラグ立てちゃうし、
電磁砲組の佐天さんや初春は素直系だから、本当の意味で上条さんに対するツンデレSSを描けるのは黒子だけなんだよな


「さて、わたくしはもう出ますの」

 黒子は鞄を持って靴を履く。

「こんな時間に? ずいぶん早いな」

「風紀委員として校内付近を見回りますの。ここから常盤台は遠いですので」

「あー、なんかスンマセン」

「まあ、靴を履いてすぐに能力を使えるのが唯一の利点ですの」

「レベル0の上条さんには関係ないことだな」

「それではごきげんようですの」

 シュッ、と空気が抜けるように黒子の姿が消える。



「俺も飯食うか……お米なんて十日ぶりだなーって、あれ?」

 黒子を見送った当麻がキッチンに行くと、ついさっきまであったはずのコンビニ袋が消えていた。
 そして、部屋のほうからガサゴソと荒っぽい音がする。

「ま、まさか!」

 まろび出ると、太陽のような笑顔のシスターがいた。

「いっただきまーすなんだよー」

 一度に3つのおにぎりを二口で平らげるインデックスのテーブルにはまったいらになったコンビニ袋と大量の包装が散らばっていた。

「不幸だ……」

「なーう」

 幸せそうなスフィンクスの鳴き声がする。

黒子に名前有りの同級生っていましたっけ?

インデッ糞は本当に糞だな
なんで死なないの?

インデックソさんマジうんこ製造機

インデックソ・・・・


 ざわ…ざわ…

「あ、あの、白井さん……」

 なんだか教室の様子がおかしいなと思っていると、カチューシャのかわいらしい同級生が遠慮がちに話しかけてきた。

「なんですの?」

 返事をすると、さざ波が起こるようにクラス中の意識がこちらに向いてくるのがわかった。

「その……し、白井さんが男の人と同棲を始めたって……」

 ざわ…ざわ…

 黒子はこの異様な熱気の原因が自分にあることを理解した。
 あれだけ大騒ぎして寮を追い出されたのだから、ある程度は覚悟していたことだ。

禁さん嫌われすぎwwwww

糞デッ糞さんを早くステイルのところに送還するんだ!

同級生なら湾内さんと泡浮さんがいる


「あぁ、そのことですの……」

「や、やっぱり本当なの!?」

「それで、どんなウワサが広まっていますの?」

 なるべくクラス中が関心を寄せるように余裕のある声を出すと、

「白井さんが駆け落ちを……」

「それを御坂様が追いかけていった……」

「その男性が御坂様と白井さんに二股をかけていた……」

「私は寮監のお相手を御坂様と白井さんが騙して別れさせたと……」

「あら、寮監が御坂様を狙っていて無理やり白井さんを追い出したと……」

 出るわ出るわ根はあるけど葉のないウワサがわさわさと。
 黒子はその一つ一つを聞いて根気よく誤解を解いていった。
 そして最終的にこう締めくくる。

「わたくしがしているのはいわばボランティアですの。風紀委員で怪我をされた方のお世話を少々しているだけですの」


「なぁんだ、そういうことでしたのね」

「そういうことですの、昨日寮監に追い出されたのはわたくしの仕事に不手際があったとかで、しばらく支部のほうに寝泊まりすることになりましたの」

 早朝のうちに風紀委員では事情を話している。後は手荷物をいくらか支部におけば、まあすぐに怪しまれることはないだろう。

「白井さん、風紀委員のお仕事って大変ですのね」

「本当ですの、肩が凝りますの」

 自分で肩を揉んで首を鳴らすと、周囲の空気が弛緩していく。

「まあ、そんなはしたない。ふふっ」

 この時ばかりは、ちょっと温めなお嬢様たちの思考回路がありがたいと思う黒子だった。

sige


 その頃の上条さん。

「死ぬ……腹が減りすぎてやばい……」

「上やーん、またお腹すいとるんかー?」

「目の前で腹いっぱい喰われると普通の空腹よりつらいものがあるんだと知ったぜ……」

「上やん、お腹からデレク・ジーターでも出てきそうな音やなぁ」

「ギブミーフーズ……」

「仕方ないなぁ、お腹ぺこぺこの上やんにワシのフランクフルトでも……」

「ウィンナーをフランクフルトだと言うその幻想をぶち殺す……!」

「きゃぁぁぁぁぁ! 土御門ちゃん授業中にチャック下ろすのはダメですーっ!」

扱いひでえw

ワシって誰?青ピ?

すんません、土御門のつもりですけど、土御門って自分称なんでしたっけ?

自分とかワシとか言ってた印象なんですけど

まあ、たぶんもう出てこないでしょうけど

「俺」じゃね?

つっちーはカタカナで「オレ」
青ピは「僕」


 常盤台の昼休み。

「ねぇ、黒こ……白井さんいるかしら?」

「み、御坂様! しし白井さんはあちらです……!」

 ポニーテールとそばかすのちょっと活動的な同級生が美琴を案内するよりもはやく黒子は動いていた。

「お姉さまーっ! お姉さまから会いにきてくださるなんて黒子感激の至りでぇすのぉー!」

「ふぬげふぅっ!?」

 完璧な胴タックルを喰らって美琴はつの丸みたいな画風になった。

「あぁ、お姉さま……片時も離れてしまった黒子をどうかお許しくださいまし……」

「い、い、から離れなさいよぉーっ!!」

「あみゅぇぇぇぃインベイジョォォン!!」

だから何でMtGなんだよw


「べべ別に! アンタとアイツが変なことしてないかとか気になんてしてないわよ!」

 中庭のベンチで開口一番の美琴のセリフがそれだった。

「どうもありませんですの。ただ浴室で寝るというのは意外と体を痛めてしまうので、今後の対策を考えなければならないですの」

「ふ、ふぅーん……」

「それと、部屋も汚いですので掃除もしなければなりませんし、キッチンも汚れていましたわね……あぁ、炊事当番も決めなければなりませんわね……はぁ、問題山積みですの」

「アンタ……なにげに結構楽しんでない……?」

「心外ですのお姉さま! 黒子はお姉さまと離れ離れになってしまって身が張り裂けそうだというのに!」

「あー、わかったわかった」

シエンタ


「それにしても気になるのはあのシスターさんのことですの……」

「へ? インデックスのこと?」

「えぇ、プロテスタント系とはいえ、大飯喰らいで朝寝坊のシスターなんて聞いたことがありませんの」

「ま、まあ、信仰の在り方は人それぞれだしねぇ」

「聞けば、親戚から預けられたとか……外国からシスターが預けられるなんておかしいですの、それも教会にならともかく、ただの男子高校生の部屋に……」

「そ、そりゃまあ……いろいろあるんじゃないの……うん」

「それに、あれほど傍若無人に振る舞っていながら類人猿サマはむしろ何かに怯えているようでしたし……」

「そりゃー、単にお人好しで自分が不幸なんだーって嘆いてるだけじゃない?」

「ひょっとしたら、あのシスターさんは何かとんでもない秘密を抱えているのでは……」

しえん


「ここ最近、妙な事件が増えていますし……もしかしたら外部からなにがしかの企みがあるのでは……」

「あ、あははは、考えすぎよぉ、黒子~」

「そうですわね、わたくしの考えすぎですわね」

「そうよ、黒子」

「まあ、一応は初春にちょっと捜査を頼んでみることにしますの」

「そんな必要、別にないでしょうよー、アンタも心配性ねー」

 その時、昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。

「あ、もう五時限目ね……それじゃあね、黒子」

「えぇ、わたくしも有意義な時間が過ごせましたの」

 美琴が走り去っていった後で、黒子は軽く爪を噛んだ。

「ふむ、やはりお姉さまも何か噛んでいるようですのね……」

本日はもう寝ることにします

どうしよう、変な方向に話が転がりそうだ

でも黒子がとあるで一番かわいいというメインテーマはかわりませんので

早すぎやしないかね
明日は土曜日ですよ

>>261
同志よ!

保守るから頑張って終わらせてつかーさい

いnさんマジでいらない
上条さんに捨てられるSSないの?

あんだけいいところが見つからないヒロインも珍しいよな

イギリス清教(インデックス、
ステイル、神崎、天草式、アニェーゼ部隊、オルソラ、シェリー、姫神)
ローマ正教(ヴェント、アックア、テッラ、フィアンマ)
ロシア成教(サーシャ)

ほしゅ

保守代わりにinさんの良い所でも上げてみようか


よく食べよく噛むから歯が丈夫

巻き込むまでは近づかせない謙虚さ

マジレスするといつも当麻を心配してるところ

マジレスすると容姿がかわいいところ
これがなかったら流石の上条さんもイギリスに送り返してるはず

一時間ほど考えたけどロリ以外に思いつかなかった

マジレスすると愛称がたくさんあるところ
みんなから愛されてる証拠

上条さんが一緒に居たいと思ってんだから
いいんだよインデックスはあれで・・・

一応

大食いの特性がなきゃかわいい

野菜生活からシャア専用赤い野菜生活 発売

>>265
http://2syokan.blog.shinobi.jp/Entry/1327/
こーゆーの?

黒柳徹子で再生されますの

最近のssスレ日をまたぎすぎ
せめて2日で終わらせろよ
わざわざVIPでやんなようぜえ、ほかでやれ
って言おうとしたけど今書いてる奴>>1じゃなかったか

まあどっちにしろ保守のほうが多いssスレは消えろ

Inさんって書かれるととあるアニメの作画スタッフしか出てこない

>>282
よかったよ!!
インデックスちゃんカワイイよ!!

保守

保守

>>282
ちげーよ!!
もっと上条にボロクソ言われて、今までの恩返しに風俗に落ちる様なのが良いんだよ!!

黒子「類人猿が何の用ですの?」

黒子「上条当麻が私にに何の用ですの?」

黒子「当麻、どうしましたの?」


上黒はこの変化を楽しみたい

>>292
真のツンデレを出来る黒子のスペックぱねぇ・・・

男にデレたときの破壊力は美琴や滝壺を軽く吹っ飛ばせるほど凄いからな

今後の原作でガチレズババアからデレて欲しいもんだぜ
まあないだろうな

黒子「これは…お姉様が忘れて行った下着!!早速拝借…」

黒子(こんな姿を上条当麻に見られたらなんて思われるのかしら…)

黒子(なんて思われ…)

黒子「…」
美琴「黒子ぉぉぉ!!私の下着にヘンなこと…」
黒子「騒々しいですのよ…お姉様…」
美琴「は?…アンタ熱でも…なんでもないわ」
黒子「ふぅ、おやすみなさいですの」

黒子「…」

黒子(なんで…)
黒子(なんであんな類人猿なんかを…)


こんなのを期待したんだがなぁ

>>295
さぁ、別スレで書き始めるんだ

>>295
スレタイは最後の一行で良いんですか?

>>297
ちょっと何を言ってるかわからないです

おや、神様は離籍中ですか

まだー?

夜まで残っててくれよ

おら

600って・・あぶないあぶない

今北産業

まだか

黒子
上条








美琴

クソ

        _,,,,,、                                 y、
      '!ニニ',!゙)                     _,、          | ゙l_,_
    .ィ'i、 .''|y,7,i´                     _,,,-,'゙.,/'      .,,-ノ ,ン"      ,     .,,、
   |'仆l゙ .:(,,レr,,,,,,,,,,_                 ゙l"'彡'"/,l゙       iミlケ.|ゲ)     |゙l     ゙lヽ
  /.|.| |.li,,ニ小l゙゙,乙ノ               `゛  ./,l゙          |,ィフ.゚,,lニ,,''i、    | ゙l     | ゙l
  ."゙l゙.|l゙.|.ッ-,"|小、    .,,,,--ニニiヽ            |.l゙      '(彡ァ.,。ヽ  ″    .| | ,t    ∨
   ,リ `゙.| l゙,| | .| |     ゙ー'"  ,! |         | |        ノ,/.|クミ'-、     ゙l そ
   .l″  .゙l.|゙}゙l'".l゙       .,,,ニ/         ヽヽ,,,     .,// .|.| .゙ヾ'-,、   ヽ,}
       ″| |゙''″                   ‘'"`    '''"`.ゃl゙.|  `―'"
        .|.l゙                               ヽ,,!

おいまだか








保守

保守

捕手

ちょいあげ

黒子「で」
上条「で…じゃなくてですね」
黒子「あんな連中私一人でも充分でしたのよ?」
上条「いやいや、そういうのビリビリだけでいいから…」
黒子「ビリビリ?」
上条「いや、こっちの話で…」

黒子「なんて事がありましたのよ」
初春「へ~、無知な人もいるもんですね~」
佐天「いやいやそれは酷いでしょう」
黒子「おかげで暴漢を逮捕しそびれましたわ!」
初春「あはは~」
佐天「でも優しいじゃないですか」
黒子「は?」
佐天「いえ、女の子を助ける…なかなかできるもんじゃないですよ!!」
初春「それでボコボコにされたら笑い者ですよね~」
佐天「初春…」



保守なんだよ!

>>316
続き書いてもいいんだぜ?

>>317
牡蠣貯めがナイト嫌われるですし携帯ですしおすし

>>318俺も先日携帯で初めてだがカキコして終わりまで書いたぞ、君ならやれる幸運を

初春「そもそも白井さんは男性に興味なんざ持ちませんよ~」
佐天「うっわ!ひっど!」
黒子「ですわね」
佐天「orz」
美琴「お、みんな~」
黒子「お姉様!!」
初春「ほらね?」
佐天「え~…こんなに美しく若い大輪の花たちが咲き誇ってるのに…」
初春「なぁにほざいてやがるんですか。蛍原フラグのくせに」
佐天「orz」
美琴「今日の初春さんは毒舌ね…」
黒子「いつもですのよ?」
美琴「で、なんの話?」
黒子「それがですね~」

?「とーま!とーま!今日は外食なんだよ!」
?「今日は珍しく金があるしな~」
?「肉食べるんだよ~」

美琴・黒子「「あ」」
佐天・初春「「お?」」


↓任せた。保守

保守

黒柳「徹子ですの」


に見えた

これは今日中には来ないかもしれんなー。
まぁ、元は書き手が立てたスレじゃないから仕方が無いか。

ガサガサ

黒子「あのシスターは…」
美琴「ああ…イン…インドちゃんね」
黒子「へ?」
美琴「居候らしいわよ」
黒子「という事は…同居!?」
美琴「えっ」
上条「えっビリビリ!?」
インド「えっ」

保守

遅れてすみません、書きます


 ジャッジメント 支部

「ふぅ、お疲れさまですの」

 憂鬱な気分で扉を開けて中に入ると朗らかな声が返ってきた。

「やっほー! 上条黒子さん!」

「……佐天さん、さすがのわたくしも傷つきますの」

「もう、佐天さん! ごめんなさい、白井さん……話しちゃいました」

「まあ、初春に隠し事なんて無理でしょうから予想はしていましたが……」

「ねー、白井さんが今同棲してる上条さんってどんな人なの? かっこいい?」

「一言で言うなら類人猿ですの」

「る、るいじんえん……?」

「そうですの。まあすぐに破談させるつもりですので、考えるさえ面倒といったところですの」

超待ってました

まあ負担にならん程度に

来たか!待ちわびたぜ。


「なんだー、結局白井さんは御坂センパイloveで変わんないってことかー」

「そうですの、こればかりは最後の審判が起きても変わりませんの」

「あれ? でも白井さんは別に御坂さんとそういう関係になりたい訳じゃないみたいなこと言ってませんでしたっけ?」

「んん? 初春、それってどゆこと?」

「いや、あくまでも御坂さんは常盤台の超電磁砲という憧れの対象として、その神々しさを讃えるために、その露払いをしているみたいなことを、前に白井さんが……」

「まあだいたいあってますの」

「へぇ~それじゃあ女の人にしか興味がないって訳じゃあないんだ~」

「な、なんですの佐天さん……いやらしい目をして……」

「私から見たら二人とも充分いやらしいですケド……」


 黒子はやれやれといった感じで自分の机に鞄をひっかける。

「まったく……たしかにわたくしはあくまでもお姉さまの露払いとしての役割を自認していますが、別に特定の殿方に興味を持つようなこともありませんのよ」

「ふぅーん」

「だいたい、昨今の殿方とあっては、女性を見る目がまったく養われていないというか……破廉恥な見方をして……少しはお姉さまのような気取らない優しさというものを持っていただかないと……」

「初春! じゃあちょっちパソコンすぃっちおーん!」

「聞いてませんのね……」

「何を調べるんですか、佐天さん?」

「上条当麻って人! 学園の名簿に載ってるはずでしょ!」

「そんなことだろーと思いましたよ」

このうざさがサテンクオリテイ

いちお。佐天は御坂を「さん」で呼ぶ。
つーか、禁書内でもアニレー内でも先輩って呼ばれ方しないね<御坂
基本はさんづけ、黒子以外の下級生は様だったかな


「まったく……初春、仕事はきちんと片付けるですのよ」

「わかってまーす。すぐ終わりますよ、ほら」

「おぉー、この人が上条当麻さんかー! ちょっと結構かっこいいじゃーん」

「うーん、私はこの髪型ちょっと怖いですね……顔もしかめっつらですし……」

「それはちょっと写真映りが悪いだけじゃん! 身長も結構あるしデブじゃないみたいだし、レベル0だし!」

「アハハ……そこ重要なんですね……」

「うーん、でもこの人と同棲ならまあうらやましいかなー?」

「ご所望とあれば、いつでも代わりますが?」

「アハハー、そんな白井さんのおムコさんをとっちゃうようなことはしないってー」

「やっぱりアナタ喧嘩売ってますの?」

そうだったかー、それは失敬しました

コミックも年末に売り払ってしまったので曖昧3センチです

a

いいから続けて


「あぁ、そういえば初春、少し調べてほしいことがありましたの」

「はい、なんですか白井さん?」

「学園都市内で、イギリス清教とインデックスという言葉について調べてほしいですの」

「イギリス清教? インデックス? なんですかそれ、聖書の目録ですか?」

「詳しいことはわたくしもまだわかりませんが、少し気になることありますの」

「わかりましたー……うーん、やっぱりちょっと漠然とし過ぎて情報量が多すぎですね。せめて固有名詞とかキーワードがないと……」

「キーワード、固有名詞ですの……」

 口に指を当ててしばらく考えている昨日の会話の一部分を思い出した。

「ステイル……ステイルという人物についてもお願いしますの」


「ステイル……ですか?」

「そうですの、その名前の人物がイギリス清教と関わって学園都市内で何かをしたような記録を探してくださる?」

「わかりましたー……うーんと、あ、何か見つけましたよ白井さん」

「さすが初春ですの、いったいどんな記録ですの?」

「……ブログです」

「ブログ?」

「ブログって、あの日記の?」

 ソファでバウムクーヘンを食べていた佐天も気になって身を乗り出してきた。

「はい、ネットに日記を書くブログです。日記にある人の投稿があるみたいです」

「それはどなたですの?」

「えっと……ハンドルネームが……キリサキ☆ゴッデス?」

神裂さんじゅうはっさいなにしてんのw


「なんなんですの、その痛々しいハンドルネームは?」

「ちょっと待ってくださいね、今出しますから」


日記タイトル:ステイルマジイギリス帰れ

日記:今日もステイルのせいで任務に失敗した。

つうかステイルのあの魔法なに?

炎を出すとか言われても見かけだおしだし、使ってる最中ほとんど本人動けないし、図体ばかりでかいくせして全然ふんばりがないから簡単に吹っ飛ぶし。

インデックスのことがなかったらとっくに○してる。

イギリス清教とか関係なかったら海に沈めてる。

天草式のためとはいえ、こんなムダ巨人のお守りをしなければならないなんて……

明日からまたインデックス追いかけます。学園都市というところに逃げたとか。

おや睡眠

うわぁ

ねーちんマジおっすおっす

ねぇぇちぃぃぃんっ!?

これはひどいwww


「うわぁ」

「うわぁ……」

「うわぁですの……」

「なんていうかアレですね……色んなこと隠す気ゼロですね」

「魔法とかね……この科学万能の時代に……ただの危ない人じゃないの?」

「インデックスという方を追いかけてステイルさんと一緒に学園都市に来たという……設定、ですわね」

「コメントが3つばかりありますね」


ツチモン:ねーちんもいつも大変やねー、オレも頑張っとるからせいぜいステイルくん使ってあげなよ

あま♪あま♪:総裁お疲れさまです!

火の巨人:そのステイルという奴もたぶん一生懸命やってるんだよ。自分にも何か失敗がないか確かめてもいいんじゃないか?

ねーちんより4歳も年下なんだから、仕方ないだろ……

ステイルさん…

ねーちんが厨二病こじらせてしまった

ステイルさんジエンっすかw


「この火の巨人さん書き込みのGPSがキリサキ☆ゴッデスさんのすぐ近くですね」

「自己弁護してますのね……」

「白井さんが目をつけてたのって、もしかしてこれのことなの?」

「そうだと信じたいような信じたくないような……」

「あ、でもこの書き込みの日、たしか学園都市のセキュリティーに異常が発生した日ですよ」

「なんですって? それは確かですの、初春?」

「はい、この日なら例え侵入者がいたとしてもすぐには見つからないと思います」

「ふむ……もしもこの書き込みが本当だとしたら、外部から発火能力者の類が侵入していたことになりますわね、初春」

「わかりました。火災の情報集めます」


「うーん、火の巨人さんが発火能力者だとしたら、キリサキ☆ゴッデスさんはかまいたちみたいな能力なのかな?」

「それよりも、外部の能力者が学園都市に入り込んだというのに、わたくしたちに全く情報がないというのも気になりますの」

「まあ、もし本当のことだったらっていう話だけどね」

「あ、ありました白井さん! すぐ翌日に火災報知器の発動記録です!」

「本当ですの!? 場所はどこですの?」

「えっと……今出します」

 そして、ディスプレイに表示された住所を見て、黒子は戦慄した。

「そ、そんなことが……」

 そこは、上条当麻の寮だったのだ。

胸熱だな…

これは・・・









ふぅ

いい展開


 数分後、黒子は上条当麻の寮にまで来ていた。

「そういえば、火の中に突っ込んでいったみたいなことも言ってましたわね……」

 おおかた、何かしらの事情でインデックスをかくまい、それをステイルとかいう発火能力者に狙われたというところだろう。

「…………ふむ」

 注意深く寮を見て回っていく。

「……これは、何か刃物で斬りつけた後ですのね」

 足下や壁に何本もの細い線が走っているのを見つけたり、

「何かの文字……インクが滲んで写ったのでしょうか?」

 階段の途中の壁で見慣れぬ文字がうっすらとあるのを発見した。

「少なくとも、ここで何かが起きたのは間違いないようですわね」

頑張ってくれ俺は寝る

わたしがいるわ!

俺もいるぞ!

麻呂もいるでおじゃる

頼む、もう少しだけ書くスピードをあげてくれ

朝から入試があるからきりのいいところで寝たい

>>366
寝ろ

落ちるか寝るか選べ

とりあえず保守

このまま徹夜して、その上で合格しろ


「なーう」

 くすぐるような感触が足に当たった。

「あら、どうしましたの?」

 スフィンクスを拾い上げると、階段を上がってくる声がする。

「あー、ついんてお帰りなんだよー!」

「お、風紀委員があるんじゃないかと思ってたけど」

「えぇ、パトロールの最中ですので」

「そっか、じゃあこれやるよ」

 当麻は提げているスーパーの袋から徳用チョコバーを出した。

「あなたからの施しはいただきませんの」

「そうか? 風紀委員の仕事も結構大変だと思うから、知ってるか? 疲れている時はチョコレートがいいんだぞ」

「それよりも肌が荒れるほうを心配しますので、悪しからず」

 しれっと言って黒子は自分の髪を払って階段を降りていった。

すんません、禁書見てました

黒子かわいいよ黒子

やっぱり黒子は当麻に敵意剥き出しにしてる時が一番かわいいよ、美琴なんてしょせんドムみたいなもんだよ

今日はもう寝ます。

乙乙

保守

   ┼土ヒ ─  ヽ   |
   ┼|┼|    ` ̄)   |
    `  ̄´  ̄ `¨´   ‘     _
      _,ノ   __j_|__ {三i三}   __)   ヽ _j_j_ ┌┴‐
     | ̄ ̄| __}_}__ .二{二 ─┼─   三土ヒ  }∧人
     | ̄ ̄| ,ノ  |  ノ ヽヽヽ  _,j    口 冉 ,ノ二i二
        ̄ ̄
①     |
        j
      {

       `'ー-----‐


       | n   n
        j U   U
      {   Tフ
       `'ー-----‐


            .  ---  .
         /       \
      / / 八 iヽ.   }
      'イ /'n ヽ| n\从
        i/ U   U  |,ハ
      {   Tフ     _,ノ
       `'ー-----‐


           .  ---  .
         /       |\/{
      / / 八 iヽ.   }|_,人j、
      'イ /'n ヽ| n\从_| |_,>
        i/ U   U  |,ハ い
      {   Tフ    __,,ノ } }
       `'ー-----‐   (  () )

.               /  /::::::::::,::, -‐─==--- 、
                /  /:::::::::∧' }ニヽ: : : : : : : : : :
                  /γ¨゙>= ,/!ヽ.}/ ̄ ̄ ̄¨¨ 、: : : :
             ,' .{/  /ヽ! /  .-─-     \: :
           , / | ,/ ´¨i { /¨ /: : : : : : : \   \
.         /¨/.γ゙⌒ヽ:. : |  ¨ /: : . ⌒ヽ: .: :.\
      _./ r'  {  、 \ゞ=='': :/     }: : : :.:‘,
ヽ _ .≦三三{:   Y :i \  ‘, :/   ヽ 、  ノ  : : : ‘,
≦三三三三 /`ニニ}| {  \. Y      }='}¨,         Y
三三三三三,' :::::::: γ  .、__tァ≧{ __≦三ゞ_ゞ、='      {{
三三三三三|::::::  {:  γ¨ ̄ ̄¨=--¨¨ `ー、}  γ⌒ヽ`

三三三三三|     ,'r  ¨ ̄¨=‐- _      r、. }ヽ /   ‘,
三三三三三|   厶_            | ヽ!  }     }
三三三三三!γ´ :|::  ¨=‐-         人_}__}`ー'     '
三三三三ニ| { ヽ :|    ノ   Yヽ___/             /
<三三三ニ| |`ト、_ ‘, ´   .从__},         ー──--'
  -=ニニ=-| 乂  `ー─  ¨               ..::

.         |  _>=、__ =-           _> ´ .:
.         | |//////∧  ̄¨t¨=───  ¨    ..::::
.       ', :l///////∧   \ `ー--   --   ...::::


と思ったら少しは会うシーンあるか

誤爆

>>382-385

何の選挙だよwww
そう言えば北九州市長選挙があるな


>>378-379
騙された、クソwwww

空気読めよ俺…orz

むしろお前は空気読めてると思うぞ

ほしゅ

上条「そんなに心配ならお前も一緒に住めばいいんじゃねえか?」
美琴「えっ////」

こんな展開かと思ったのに・・・

ビリビリは帰れよ

保守

保守

オワタ・・・・

>>401-408
星村木☆好き
↑だれだよ

ふむ

実に興味深い

保守だ

ゲームだと黒子めっちゃ強いよ

保守しちゃうぜ

>>621
アウトすぎるだろwwwww
何が「俺は年齢を知らないからこれは児ポに当たらない(キリッ」だwwwww
児ポはSEXと別なんだよwwっうぇwwっうぇwwwww




・・・ふぅ

>>425
おい、どこのスレだ

>>425
早く場所教えてくれよ

ここじゃね?

山崎春のパン祭り

すげぇもってるなwwww

セーフ?

上条×黒子と聞いて浮かんだシチュ

中田氏されそうになってテレポートで逃げる黒子

そんな幻想ぶち殺す

ここか

1個15万円のものを100万円前後で販売して生活している

上条さんは黒子と美琴と同時に付き合えば良くないか?

上条×黒子と聞いて浮かんだシチュ

「お、おまえ、その下着は何だ!スケスケで中身丸見えじゃねーかよっ!」
「あら、殿方はこういうのが興奮するんではなくて?」
「し、しなを作るな!流し目を送るな!!ニジリ寄るなーーーっ!!!」
「ウリウリウリ~♪」

そういえば黒子は浴室で寝たときもネグリジェだったのだろうか?


 ジャッジメント 支部

「ふぅ、戻りましたの」

「あ、白井さんお帰りなさい。どうでした、上条さんの寮は?」

「とくに怪しいところはありませんでしたの。火事もありふれたたいしたことないものですの」

「なぁんだ、あれだけ盛り上がってたのに、つまんないの」

「まあまあ、おかしな事件があるよりはいいじゃないですか、はい、白井さんコーヒーですよ」

「ありがとうですの、初春」

 黒子は自分が見たことを胸の奥にしまおうと思った。ずっと前のしかも解決した事件を下手に調査して初春や美琴に迷惑がかかるようなことはしたくない。
 ある種、触れてはいけない領域であるように感じられ、彼女にしては珍しく迷っているのだった。

お、続ききた

とつぜんきおった

支援


 風紀委員の仕事を終え、当麻の部屋に帰ると美琴がいた。

「べ、別にアンタたちが気になって来たんじゃなくて、たまたま通りかかっただけなんだからね!」

 テーブルには美琴の手みやげらしい駅前の角のあの店のプリンが置いてあった。

「あぁ、お姉さまにこのような場末のむさ苦しい部屋にご足労させてしまうなど、黒子は……黒子は嬉しさのあまりむっはぁぁぁぁぁ!!」

「きゃぁぁぁぁ!! 抱きつくなバカ黒子ぉぉぉぉぉ!!」

「ああぁぁぁん!! アンヒンジドぉぉぉ!!」

「人の家でビリビリすんじゃねぇぇぇ不幸だーっ!!」

「駅前の角のあの店のプリン美味しいんだよー」

「なーう」

よしゃ

きたー!


「とうまー、はやく晩ご飯が食べたいんだよー」

「お前いまプリン食べたばっかだろ! しかもなにげに上条さんの分まで食べてるんじゃありません!」

「私の胃袋は宇宙なんだから、いつでもぺこぺこなんだよー、このところ満足に食べきれてないからとうまのお料理をめいっぱい味わいたいんだよー」

「はいはい……それじゃ今から作りますから……御坂も食ってくか?」

「わ、私!? い、いいわよ別に!!」

「そうか、じゃあとりあえず三人分だな」

「ちっがうわよ! 食べてもいいわよって言ってんのよ!」

「いけませんのお姉さま! こんな男の作る料理、どんな毒が入るやも知れず……ここは黒子が一度毒味したものを口から直せぉりゅうわのよぅのぉぉぉフォールンエンパイアァァァァァ!!」

「はあ、はあ……」

黒子がデレると呼び名はどうなるのかねー
上条さん?


「ほのおの~においし~みついて~むせるぅ」

「むせるんだよー」

「さよならは~いったはず~さわかれ~た~はずさ~」

「何で歌いながらご飯作ってんのよアイツは……」

「しかも選曲が渋すぎますの……」

 しかし、悔しいことにキッチンから出る炊煙は鼻に心地よく、食欲がそそられる。

「そういえば、インデックスさんに聞きたいことがありますの」

「なぁに、ついんて?」

「気になったことですので、どうしてあなたはここの居候に?」

「えっ!? う~んと……そのー……」

 明らかに言い訳を探している風のインデックスに黒子は彼女への疑念をさらに強めていく。


「と、とうまはね! 私の命の恩人なんだよ!」

 一所懸命に計算した後でインデックスが言う。

「私が空腹で道に倒れていたところに偶然とうまが通りかかって、それから……」

「いえ、出逢いの云々ではなくて、何故居候を始めたのかを訊きたかったのですけど……」

「えっ……あ、え~っと……」

「こういってはなんですが、学園都市も表向きは男女関係に厳しいですので……まあ、実際は形骸化していますが、居候するとあらばそれなりに理由が必要ですので、聞いておきたいのですが?」

「えっと……えっと……とうまぁ、私なんでここにいるんだっけぇぇ……?」

 涙ぐむインデックスに黒子は自分がいじめたみたいな気分になってしまった。


 まったく……これではまるでわたくしがこの方を追い出したいみたいじゃないですの。
 隣りに座る美琴は口を半開きにして成り行きを見守っている。

「インデックスがウチにいる理由? あ~、そりゃアレだ……えぇっと……」

 対面式の窓から顔を覗かせてこめかみの辺りを叩いて記憶を引き出そうとする当麻だが、思考がある一線までくると一挙に口ごもった。

「あ~え~……なんて言ったらいいのやら……」

「もう、はっきりしなさいよ!」

 痺れを切らしてテーブルを叩いたのは美琴だった。

「学園都市のIDから生徒情報読み出せば居候の理由ぐらいすぐにわかるでしょ!」

生活レベルが最低野郎ってことか>ボトムズ


「おぉ! その手があったな御坂! さっすがレベル5、考えることが違う」

「レベル5関係ないでしょうがこんなこと……」

「お姉さまの凛々しきお知恵のおかげで解決ですの。それではインデックスさん、IDカードを」

「ぅえ!?」

「ぅえではありませんのよ。IDカード、学園都市にお住まいならお持ちでしょう?」

「えっと……えっと……」

「どうしましたの? 布教のシスターでも携帯しているはずですのよ?」

「その……えっと……」

「どうしましたの? まさか無くされたとか……」

「た、食べちゃったんだよ!!」

「「「えぇぇ!?」」」

ありえるから怖いwww


「た、食べたって、IDカードをですの!?」

 問い質すと、なぜかインデックスは胸を張って鼻息を吹く。

「そうなんだよ! あんまりにお腹ぺこぺこだったからつい食べちゃったんだよ! 全然味しなくておいしくなかったんだよ!」

「そうでしたの……それなら仕方ありませんの……」

「う、うん! そのとおりなんだょ--」

「んな訳ありますのくぁーっ!」

「きょえーっ! ついんてがメドゥーサみたいになってるんだよー!」

「IDカードがないということは、学園都市としては不審者と同じ扱いですのよ! 早く見せなさい!」

「つ、ついんて怖いからイヤなんだよ!」

「ジャッジメントですの! 早急にIDカードを提出しなさい!」


「なんか、今までで一番自然な流れでジャッジメントって聞いた気がするわ……」

 自分を抱くようにして遠ざかるインデックスに黒子はつかみかかった。

「ほら! どこかに持っているでしょう! お出しなさいな!」

「ら、乱暴はダメなんだよーっ!」

「ジャッジメント権限ですの! さもなくばアンチスキルを呼びますのよ!」

「ついんて強引すぎるんだよー! 私はイギリス清教徒なんだから優しくするんだよー!」

「法の下には平等ですの! 大人しくなさい!」

「おい、やめろ白井!」

 鋭い声は力強い握力を伴って黒子の腕を掴んだ。

上条ちゃん公務執行妨害でタイホ


 黒子を止めたのは当麻である。真剣な顔つきで彼は黒子を睨みつけている。

「離しなさい類人猿! 身分の証明もできない浮浪者が学園都市をうろついているなどあってはなりませんの!」

「インデックスの居候理由なら俺のIDでもわかるだろ!」

 当麻は右手にカードを突き出している。
 風紀委員の自分より怪しいこの尼僧を擁護するのか! 不条理が黒子の癇に障り、声を荒げる。

「これはもうそういう問題ではありませんの! 身分証明がない以上、インデックスさんは身柄を拘束して理事会に通達! IDカードの再発行を申請しなければなりませんの!」

「ま、まあまあ黒子……何もそこまでしなくても……」

保守


「お姉さままでこの類人猿の味方をしますの!? 風紀委員のわたくしより、この山猿を!!」

「そういうんじゃなくて、アンタの言うこともわかるけど強引すぎるって言ってんのよ」

「そうなんだよついんて、私はちょっとカードをなくしちゃっただけで、きちんとイギリス清教から派遣されたシスターなんだよ!」

「ですから、それがどうして男子生徒の下宿に居候しているのか聞いているんですの!」

「それなら、ほら、もうコイツのIDでアクセスしてるから、見なさいよ」

 美琴がカードをスキャンした端末の画面を見せる。
 引ったくるようにして目を通すと、学園生徒の生活実態の把握の一環と書いてある。きちんと統括理事会の了承を得たものだ。


「こんな……とってつけたような理屈が……」

 画面にひびが入りそうなぐらい指を押しつけている。

「そんなこと言ったって、そうなんだから仕方ないんだよー」

「忘れていた分際で偉ぶらないでくださいまし」

「えぅっ」

「だいたい、学園生徒の生活実態の把握と言いながら、あなた自身がこの部屋の財政を圧迫しているではありませんの……」

「うぅっ」

「家主にパンの耳を食べさせ、浴室で寝かせる……本来ならばそれはあなたの立場ではなくて?」

「そ、それはとーまが……」

「そうだよ、俺がいいって言ったんだから……」

「そうやって甘やかすからつけあがるんですの。清教徒だというのなら一度浴室で寝てごらんなさい。それでよく清教徒だと胸を張れますわね」

黒子マジ正論あげ

正論っつーか正妻ぶってるよーに見えるw

>>465
同意

正妻というか一般人なら誰でも思うだろ

いや別に。
相手は遠い国から来てこの町では上条以外に泊めてくれるだろう知り合いがいない(と黒子視点では思われる)中学生いくかいかないかくらいの女の子だぞ?
「まともな」一般人なら、カード再発行が必要でもまずは衣食住を確保して「保護」という形にするところだろう
>>467はそれができないのかもしれないがね

衣食住は別に上条の部屋で確保する必要はないけど。

>>468
久々に嫌悪感ってものを思い出したよ
ありがとう

上条さんの家の環境を理解すれば黒子の言ってることは正論だよねー


「う、うぅぅ……私は……その……」

「なんですの? 言ってごらんなさいな。わたくしを納得させる正当な利用が?」

「黒子……ちょっと怖い……」

「なぁ、白井……それぐらいにしておいてやれよ……インデックスだってさ……」

 だが、黒子は指を立てて当麻の言い分を遮ると、

「例えば、例えばの話ですのよ。わたくしが、この上条当麻と姻戚関係になったとして……」

「え、えぇ!?」

「あくまでも例えばの話ですの……それでもあなたは居候を続けますの? 妻たる者があなたを居候であることを認めないと言っても」

「つ、ついんては意地悪なんだよー!」

「インデックス!?」

 立てた指で胸を突かれて追い詰められていったシスターは悲鳴をあげて飛び出してしまった。

インを責めても仕方が無い

イギリス生協はインの食い扶持を上条さんに渡すべきだろ!

黒子は一応能力者に狙われてると思ってるじゃん?
ならそういうことはアンチスキルに任せるじゃんよ

お前ら投下以外で荒れんなよぅ……

>>473
上条「カードと通帳落とした…不幸だ…」

こうなりそう

スカッとするなこれは

GJ!


「おい、インデックス!」

 当麻はインデックスを追いかけて同じように飛び出していった。

「ねぇ、黒子……いくらなんでも言い過ぎだったわよ……アンタらしくない……」

「……すみませんの、お姉様。つい熱くなってしまって……」

 重々自覚していたはずの欠点に黒子も深くうなだれた。
 風紀委員としての黒子からすればインデックスは怪しいところだらけであった。

 インデックスは外部からの侵入者である。
 侵入者が学園生徒をトラブルに巻き込み、その安全を脅かしている。
 たとえインデックスが何かしらの事情で保護される必要があったとしても、シスターならば教会に行けば充分な保障がされるはずである。
それがわざわざ金銭面に不安のある生徒(しかも男子)の部屋に泊まっているということは不純異性交遊の可能性もある。

 そういう判断があって、インデックスの事情を正確に把握するため追求したのだ。


「そうは言っても、アイツ作りかけで行っちゃったからねぇ……うーん、もう寮の門限になっちゃうから私は帰ることにするわ」

 キッチンのポテトサラダをひとつまみ味わってから、美琴は靴を履く。

「すみませんの、お姉様……お構いもできなかった上に見苦しいところまで……」

「ま、アンタが仕事熱心なのはわかってるつもりだからさ、あんまり根詰めるんじゃないわよ……あ、そういえば……」

 歯を見せて黒子ならずともくらりとなりそうな微笑みをしてから、美琴が念を押すように訊ねた。

「あ、アンタが言ってたことって……もちろん冗談よね……?」

MTG!MTG!


「はい? わたくしが言ったこととは?」

「い、いやその……さ、あアイツといい姻戚になるとか……つつつ妻とか……」

「あぁ、そのことは完璧に例え話ですの。お姉様だけの黒子があんな類人猿なんかと一緒になるはずが……ハンッ、それこそちゃんちゃらおかしい冗談ですの」

「そ、そうよね! それはそうよね! うはは、アタシっば……あぁごめんね黒子変なこと訊いちゃってばいばーい」

「また明日ですのお姉様。はあ……お姉様ったら、動揺が実にわかりやすいですの」

 普段の美琴ならば、お姉様の黒子などと言えば即座に拒絶反応を示すはずが、やはりあの上条当麻という男のせいだろうか。


 インデックスと当麻に続いて美琴もいなくなった部屋で、黒子はやけに孤独を感じた。

「元はといえばお父様のせいですの……」

 侘びしく暗く思えるのはこの部屋が住み慣れた場所ではないからだろう。
 広くて暖かい実家。明るく心踊らされる寮の部屋--それらに比べれば、この狭い部屋のなんと脆弱で心細いことなのか。

「いけませんわね……わたくしともあろうものが、このような感傷に--ッ!?」

 自分を落ち着かせるために軽口で髪を払った直後、言い知れぬ肌の緊張に黒子は押し黙った。

「何か……いますの?」

四円


 インデックスと当麻に続いて美琴もいなくなった部屋で、黒子はやけに孤独を感じた。

「元はといえばお父様のせいですの……」

 侘びしく暗く思えるのはこの部屋が住み慣れた場所ではないからだろう。
 広くて暖かい実家。明るく心踊らされる寮の部屋──それらに比べれば、この狭い部屋のなんと脆弱で心細いことなのか。

「いけませんわね……わたくしともあろうものが、このような感傷に──ッ!?」

 自分を落ち着かせるために軽口で髪を払った直後、言い知れぬ肌の緊張に黒子は押し黙った。

「何か……いますの?」


 伊達にレベル4の空間能力者はやっていない。転移範囲内に何者かの気配があれば肌がピアノ線のように張りつめるように黒子の身体は出来ている。

「……お姉様では、ないですわよね」

 足を滑らせるようにして黒子は玄関へ近づいていく。

「これが本当に魔法使いの相手だとしたら……」

 ドアノブを握る手が汗ばむ。
 両肩にとてつもなく重い物が乗っている気がする。紛れもなくそれは恐怖だ。
 スキルアウトのアジトに乗り込んだりするのとは全く次元が違う。世界の全てが黒子に逃げろと言っているようにさえ思えてくる。

「いいえ、わたくしはジャッジメントですのよ」

 深く息を吸い込んで黒子は目尻を吊り上げ、左手を足の針に当てたまま、一気に部屋を飛び出した。

おしまい

早く…続きを頼む!


「どなたです! ……の……?」

 果敢に打って出たものの、そこには誰もいなかった。
 静かな廊下があって、建物の外では夕時の喧騒がはっきりと耳に聞こえてくる。

「勘違い……ですの?」

 だが、そうではないのは彼女自身よくわかっている。
 確かにここには誰かがいた。その気配がはっきりと残っている。

「いったい何を狙っていたのやら……」

 身構えてはいるが、肌の張りつめた感覚はなくなっている。
 加速型か視覚阻害の類か……この場にはもういないようだ。


「お、白井」

 獲物を探す肉食獣のようになっていた黒子に声がかかった。
 見れば、上条当麻がインデックスを連れて戻ってきていた。

「やっぱりお前もインデックスを探そうとしてくれてたのか?」

「ま、まあそういうところですの……」

 ここはそう言うしかない。当麻の裾をひっぱるインデックスに黒子はまず頭を下げた。

「ごめんなさいですの、あなたにも何かしらの事情があるはずですのに、ずけずけと言ってしまいましたの」

「つ、ついんては悪くないんだよ……私もちょっととうまに甘えすぎてたんだよ……」

「まあ、インデックスもこう言ってることだし、二人とも同い年ぐらいなんだし、仲直りしてくれよ」

t


「もともと、争うつもりなどありませんでしたの」

「ついんてには、電気を点けてくれて感謝してるんだよー」

「よかったよかった。上条さんは胸をなで下ろしますよ」

「ついんて、今日は私がお風呂で寝るからついんてはベッドを使っていいんだよー」

「いえ、わたくしはジャッジメントから寝袋を持ってきましたので、それで寝ることにしますから、ベッドは家主に返してあげてはいかがですの」

「あ、そうだったね、とうまー、ベッドで寝ていいんだよー」

「もともとあれは俺のものなんですけどね……いいよ、もう風呂で寝るのも慣れたし」

「ゆずりあい宇宙ですの」

今日はもう寝ます。遅くまでありがとうございました。

たしか何日か経つとスレが落ちるんじゃなかったっけ?

それまでには終わらせたいんですけど、いつまでかわかる方いらっしゃったら教えていただけたら幸いです

それではよい夜を

キッチンは冷えるから温かくして寝るんだぞ

できればみんな仲良しの方向でいってほしいぜ

確か8日じゃなかったけか
ちがったらスマン

8日になってから保守が多いスレ確実に増えたよな…昔はサルくらうレベルで書いてたのに


とりあえずインなんとかはいらない娘

ふひひ

一文字ばかりだと落とされるって聞いたけど、そうでもないのか

テラヘルツ波での10Gbps通信模擬実験に成功!!wwwww

保守ですの

保守なんだよ

保守します

                       ,. -──‐┤
                   / :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
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保守しちめぇます

ほしゅするんだよ

24時間後には落ちるけど終わるのか?

9時ぐらいからまた書き始めます。
頑張って終わらせられるようにしたいと思います

まってました


「上条さんにも、我慢の限界というものがあるんですよ」

 そう言って、当麻は黒子を布団に押し倒した。

「へっ? ちょちょっと……アナタ何を……!」

「ダメだぜ、白井……俺たちは婚約者ってことになったんだから……」

 当麻は黒子を思いきり抱きしめる。その男らしい力強さと鼻腔をくすぐる汗の匂いが黒子の奥を震わせた。

「わ、わたくしはそんなつもりじゃ……」

「ない訳じゃないだろ? インデックスを風呂に寝かせて、俺をベッドに戻したのは、俺と寝たかったんだろ?」

「何をバカなことを……ひんっ!」

「ほら、黒子のここはもうすごいじゃないか……」

「ち、違いますの……そんな……だ、ダメですの!! わたくしにはお姉さまというものが……」

「そんなの……女同士じゃどうしようもできないんだぜ……そらっ」

「あ、あぁぁ~! ですのぉ~!」

 嬌声が部屋に響いていく……

急展開だな

もしもしからとはご苦労なことだ

書き溜めじゃないのか

乗っ取りかと思ったらIDが一緒だった


「でぇすのぉぉぉぉぉぉぉぉぉと!!」

 当麻の顎に掌底を当ててふっ飛ばしたところで、黒子は自分の身体が軽くて汗だらけなのを知った。

「はぁ、はぁ……ゆ、夢……ですの……?」

 半開きにしていた寝袋から上半身を起こして黒子は自分が浴室の前にいることを確認する。

「……わ、わたくしというものが……」

 ふらふらと起き上がって部屋へ行って見ると、ベッドにはしっかりと上条当麻が気持ちよさそうに眠っていた。

「うわぁぁぁ……不幸だぁぁぁぁぁ……」

「夢の中でも不幸にみまわれてますのね……」


 あんな不愉快な夢を見たせいだろうか、頭が重い。
 冷蔵庫に用意してあるジュースを飲んで覚醒させる。

「……妙ですの」

 ぽつりと呟いて黒子は浴室へ向かった。
 扉を開けるとインデックスが呻いている。

「うぅ~ん、うぅ~ん……生のお米は食べられないんだよぉ……」

「…………」

 寝言に耳を傾けてから、黒子は何の気なしに自分の腹をさすってゾッとした。

「ま、まさか!」

 自分の経験では有り得ないほどの空腹感に、黒子は浴室を駆け出し、寝袋の近くに置いていた自分の鞄から携帯電話を取り出して開いた。

「じゅ、11時7分……?」

 火曜日の、である──

しえん

美琴「さくばん は おたのしみ でした ?」バチバチ


 学校で習っている淑女らしい所作などを全て捨て去って黒子は当麻のベッドに乗り込み──夢の逆パターンだと思うと余計腹立たしかった──うなされている頬を叩きまくった。

「ちょっと! 起きなさい! 起きなさい、類人猿!」

「ぶべっ、べべっ、痛っ、痛たたた……」

 わずかに目を開けたのを確認してほっと一息ついたのも束の間、続いて掴んでいる襟を上下に揺り動かす。

「うぁぁぁ? なんだいったい……不幸だ……」

「目を覚ましなさいな類人猿! アナタが見ているのは何者かが見せている悪夢ですのよ!」

「へ? えぇ?」

 黒子の声は聞こえているのか、当麻はよだれを垂らしながら自分で起き上がり始めた。


「うっ──あ、頭が痛ぇ……なんだいったい……?」

「夢見の能力者ですの。何者かがわたくしたち、もしくはこの建物全体に能力を使用していますの」

「な、なんだって!?」

 ようやく事態に脳が追いついてきたらしく、当麻はベッドから飛び降りてまず浴室へ走った。

「インデックス!?」

 それを見て、黒子は確信する。やはりインデックスは何者かに狙われている立場だ。
 そして上条当麻はインデックスを匿っている。

「鬼が出るか蛇が出るか……能力者か魔法使いか……」

 他人の精神に干渉する能力者は学園都市には多くいるが、手も触れずに悪夢を見させるほどの能力者となると、レベル4以上になるだろう。
 最悪のパターンとしては常盤台最大勢力の心理掌握が考えられる。黒子は爪を噛んだ。

夢落ちで俺らも安心


「心理掌握がいきなり自分から動くような事例は聞いたことがありませんの……それに、レベル5が能力を使ったにしてはあまりにもずさんすぎますの……」

 もしかしたら、また幻想御手の時ように急激にレベルを挙げた能力者が調子に乗っているのかもしれない。

「……とにかく状況をアンチスキルに知らせますか」

 携帯電話のアドレス帳を呼び出す。
 とん、という音がベランダから聞こえた。

「……え?」

 横目の黒子は次の瞬間大きく目を見張った。

 大柄な影がベランダに立ち、手を振り下ろした!


            /                        \
           〃                          ヽ
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          . : : |:  l:  j |i: : : :  |:  | |: : |: .       ;
         j . : : l:  |: :  | !|: : :l:  |:  | l: : : ! : :     l
         | : : : └r┴‐‐┴  ̄ `‐┴-'^ー'---| : :    |
         |: : :   | ,xィ==ミ       ,二三 、|: : : :   |
         |: : :   |  廴zシ      ´廴 zリハ|: :|: :  !
         |: : :   |               ̄`  |: : |: : :   i
         |: : :   |'、       ′         ,'|: : | : : :  |
         |: : :   トヘ                ム|: . |: : : : : |
        jl: :| :   ! ,ム、    ,. 、      〃: | : :|: : : : : |
        /:| :|: :   |ハ. \        , ィ升‐ | : :|: : : : : !
       〃:」: !: :   ! \`<> 、_.. < ∧   !:|\: : |
      /: : :| :| : .   {   \\      / ‘,  l :|  Y: :|
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     ,: : : : j: :|:l : :   |      \\ ム} }  |  | : !   | |
     |: :/リ: 从! : :  |\      \ヽ/ |  |  |: :| :.  | |
      j/  /:/{: :{: : :  |  \       `< }  l  |. :|  V八|
     / /:/人:ヾ : : 八    \       ,′ j | |  ', ‘、
     //:/   \`: : : :ヽ    \   〃  八 |: :l   l   ヽ
    〃:/       \: : : : \   ヽ 〃  /   }: l   |    ’,
  //  ´  ̄ ̄`ヽ  \: : : : Y   ∨  〃   |: :|   |     ハ
  {           \  ヽ: : : }    /   〃    |: :|   |   / }


ワロタ


 影はガラス戸が破砕される音と同時に室内に侵入し、右手に持った煌めきを黒子に突き刺す!

「!」

 だが、驚愕にうろたえたのは影のほうだった。確実に捉えていたはずの黒子が目の前から消失していたのだ。

「正当防衛ですの」

 次の瞬間、影がくずおれた。

「──痛っつ……ぐっ……!」

 侵入者がベランダに立つのを見た黒子は即座にその背後にテレポートしていたのだ。
 さらに、相手が人間であると判断して、肩と足があると思われる場所に針を打ち込んだ。

「し、白井! 今すごい音が!」

 ガラスの割れた音を聞きつけて当麻とインデックスが現れたが、黒子はすぐに声を張った。

「二人とも動かないように!」


 黒子はすぐさま当麻とインデックスの後ろにテレポートし、それぞれの背中に触れるとまず上にテレポートした。

「なっ……」

「わっ、外に出ちゃったんだよ!」

「まったく……レベル0の類人猿に食べ盛りのシスターとは、素晴らしい足手まといですの」

 屋上に出た黒子は額に浮いた汗を拭って呼吸を整えた。

「ひとまず逃げますから、大人しくしていてくださいな」

 一秒ごとに寿命が縮まる思いの中、四回も連続で能力を使用したため、既に頭痛がしている。もしかしたら、あの悪夢も何か作用しているのかもしれない。

 黒子は二人の身体と一緒に建物の屋上をテレポートして寮から離れていった。

まだ夢の中か?

夢から完全に覚めています。悪夢を見せられたせいで演算がやりにくいって感じです

あれ、上条さんテレポートできたっけ

解説もありがたいが早く続きが(ry

>>561
黒子がつれてったんだろ

OK脳内補完しとく

>>561
きっといつの間にか右手を切断しておいたんだよ

>>561
しー!黙ってればバレない


 十棟ほど移動して、黒子は限界を感じて止まった。

「ついんてすごいんだよ! こんな転移を下準備なしで何回もするなんて!」

「でも、大丈夫か、白井? 顔が真っ青だぞ」

「えぇ、平気ですの……それより、あの襲撃者、心当たりはありませんの?」

「いや、一瞬だったし……」

「う、うん、全然わからなかったんだよ!」

「まあ、アナタたちがただごとならない事に巻き込まれていることは既に承知していますの」

 弱々しく皮肉を吐く黒子に当麻とインデックスはうつむくが、黒子はそれを無視してスカートのポケットから腕章を出す。

「とにかく、学園の治安を維持するのが、わたくしたちジャッジメントですの」

右手に触らなければぶち殺されないと思ってましたが、ちがいまかね?

あるいは右手だけ部屋に残ってるとか

>>568
それ怖いよw

右手を含む全身にかかわるものはそげぶ


「っておい! まさか一人で戻る気か!?」

 当麻が黒子の肩を掴んで問いかけると、彼女はいつも同じ調子で言う。

「ご安心を、わたくしは犯人追跡をするだけで、後はアンチスキルに任せますの」

 今の相手の負傷を考えても、精神状態ではまともに戦えないだろう。
 それに敵は二人以上かもしれないのだ。下手を打つようなことはしない。

「二人はここから動かず、アンチスキルの到着を待ってくださいですの」

 黒子は通ったルートを再び演算して、自分の足を浮かす感覚でテレポートを──できなかった。

「え……あれ? テレポートできませんの」

「……ごめん、白井」

 本心から詫びる声が、狼狽する黒子の耳朶を叩いた。

マジで? そげぶされちゃうの?

だけどそんな幻想ぶち殺すぜ

ちょっとターンエーターンするんだよ!

>>561
俺が何回も書き込もうとして「これは二次創作だから何でもあり」突っ込むのは野暮・・・だがしかし・・いや野暮だ・・・
って耐えて突っ込んでなかったのに・・・

「っておい! まさか一人で戻る気か!?」

 当麻が黒子の肩を掴んで問いかけると、彼女はいつもと同じ調子で言う。

「ご安心を、わたくしは犯人追跡をするだけで、後はアンチスキルに任せますの」

 今の相手の負傷を考えても、精神状態ではまともに戦えないだろう。
 それに敵は二人以上かもしれないのだ。下手を打つようなことはしない。

「二人はここから動かず、アンチスキルの到着を待ってくださいですの」

 黒子は通ったルートを再び演算して、自分の足を浮かす感覚でテレポートを──できなかった。

「え……あれ? テレポートできませんの」

「……ごめん、白井」

 本心から詫びる声が、狼狽する黒子の耳朶を叩いた。

>>574
なんか・・・その・・・ごめん

脱字を直したのにまた脱字した……泣きたい

それぐらいSS読んでる猛者どもなら脳内補完するだろ

かまわん続けろ

だけど、そういう基本的な設定を忘れられてると、こっちのテンションが下がるのもたしか
なにがいいたいかというと支援


「俺の右手の幻想殺しは、異能の力を打ち消す」

 恐るべき右手はしっかりと黒子の肩を掴んでいる。
 何度もテレポートを試みたが、不発に終わる。

「離しなさい。ジャッジメントですのよ」

「いやだ。お前を一人で行かせたらどうなるかわからない」

「アナタ、今の事態がわかっていますの?」

「わかっていないのはお前だ、白井。相手は今の俺たちには手に負えない連中だ。とにかく俺たちは安全な場所まで逃げるんだ」

「それはあなたにお任せしますの。あなたはそこのインデックスさんをお連れして守っていればいいんですのよ」

「ふざけんな!」

 従わない類人猿に苛々してぞんざいに言うと、大きな怒声が飛んだ。

「インデックスを連れて逃げたって、お前がやられちゃ意味ねぇだろうが! 全員が助かる道があるなら全員で逃げるほうがいいに決まってんだろ!!」

 これがあのうだつの上がらない少年だろうか──何か大きな宿命を持った瞳に真正面から見据えられて心臓を握り締められたみたいな表情の黒子に当麻は思いきり言葉をぶつけた。

「俺は絶対にお前を離さねぇぞ!! インデックスだけじゃねぇ、白井! お前も守ってやる! だから絶対に離さねぇ!! 一緒に逃げるんだ!!」

安定の上条さん

黒子にこういう事言う場面で無いよな
本編で


 異能を打ち消す手だろうと、黒子ならば護身術で投げ飛ばすことは容易である。
 それをしなかったのは、彼女の右足にひっついているシスターの存在だった。

「い、行っちゃダメなんだよ、ついんて……とうまの言うとおり、みんなで逃げるんだよ」

「……わかりましたの」

 半ば諦めるようにして、黒子はかぶりを振った。

「もう、戻ったりはしませんので、この手を離してくださる?」

「ダメだ。離して勝手行かれちゃたまったもんじゃない」

「アナタそう言って一生わたくしの手を掴んでいくつもりですの?」

「そ、そんなこと言ってねぇだろ!」

「あぁ~、イヤだイヤだ、こんなむさ苦しい類人猿の手垢にまみれて生きていくなんて……黒子、不幸ですの」

「てめっ、それは俺の……!」

「痴話喧嘩はそれくらいにしてくれないかい、君たち?」

「あ、ステイル!」


 いったいいつの間に現れたのか、黒子たちがいる屋上の非常口に二人の男女が立っていた。

「いつも通りの連中だよ、インデックス。後は僕たちが始末するから、待っててくれ」

「よくインデックスを無事に連れ出してくれました。お礼を言います」

 目元に妙な痣のある2メートル近い長身の男と、それより頭半分背の低い露出過多な女に、当麻は安堵の息を吐いた。

「来てくれたのか、ステイル、神裂。ありがとよ」

「ステイル……? 神裂……?」

 黒子から見れば二人とも充分に不審者なのだが、聞いた名前を復唱して合点がいった。

「あぁ、火の巨人さんとキリサキ☆ゴッデスさんですのね」

「「げェっ!?」」

特定されたww

これはいい黒子


 黒子の痛恨の一言で、ステイルと神裂はそそくさといなくなってしまった。

「ふーっ、ステイルたちが来てくれたんならもう安心なんだよー」

 へたりこむインデックスを見て不思議そうに首を傾げる黒子。

「あの方たちは何なんですの?」

「ん? あぁ、何て言えばいいのか……頼りになる仲間って感じかな」

「そうですの……それにしても、アナタたちまさかこんな風なことが日常茶飯事に起きていますの?」

「いや、そんな毎日みたいな感じじゃないけど……月イチくらいか?」

「めちゃくちゃ起きてるじゃありませんの……」

「まあ、そのたびにあんな感じに誰かがインデックスを助けてくれるからな」


「ふむ……つまり、あの方たちが魔法使いという訳ですのね」

「げっ、それは……」

「魔術師なんだよ、ついんて! 私たち栄えある魔術師を魔法使いなんていうファンタジー小説のインチキと一緒にしないでほしいんだよ!」

「ちょっとインデックスさん!?」

「魔術師だろうと魔法使いだろうと似たようなものですの」

「むきーっ! 全然違うんだよー! 私の中の十万三千冊を見てもまだそんなことが言えるのかなー!?」

「何しでかすつもりだ、インデックス!?」

「わたくしから見ればどちらでもいいことですの……それより」

 ぷんすか地団駄踏んでいるインデックスから、黒子は当麻へと視線を移した。

「もう解決したというのに、アナタはいつまでわたくしの手を握っていますの?」

「へ? あ、あぁぁすまん!!」

「まったく……」


 とある常盤台中学校。

「──と、いうような次第でありましたのよ、お姉様」

「へ、へぇー、そうだったの……なかなか学校に来ないから心配してたのよ……そう、別にアイツの部屋でゴロゴロしてたとかそういうことは全然考えてなかったわよ!」

「お姉様、逆ギレはよくありませんの……」

「うぅ、しかしアンタ……その、魔術師とかいう訳わかんないのに巻き込まれたってのに、なんていうか全然驚いてないのね……?」

「まあ、遭遇前からある程度情報は得ていましたし、それよりもっと重大なことが、その後に起きてしまったので……」

 そう言って黒子は頬に手をあててため息を吐く。


「へ? 何よ重大なことって……?」

 意味深な黒子のため息に美琴が一抹の不安を抱く。

「実は……一度は持ち直したお父様の会社がまた経営難に陥り……」

「も、もしかして……」

「あっさり……倒産してしまいましたの」

「えぇぇーっ! そ、それじゃアンタこのままじゃ……」

「はい、路頭に迷ってしまいますの……ということはありませんが」

「う、うん……」

「会社は倒産してしまいましたが、以前に援助をしてくださった方が不憫に思い、色々と手を回してくださいまして……」

「ちょ、ちょっと、前にも聞いたことある気がするんだけど……」

黒子父…

それにしても黒子はデレないな

まぁその反動でデレた時ヤバイんだけどw

黒子のデレは美琴に発散されてるからデレないだろ


「えぇ、それが……あの類人猿のお父君でして……」

「そ、それじゃあまさかまた……」

「いえ、縁談の件は一度破談になりましたので、それをもう一度となると両家の沽券に関わると……」

「そ、そりゃあそうよねぇ……」

「正直申しまして、一度会社を潰しておきながら沽券も何もないとは思いますが……」

「それか父親に言う台詞か……」

「縁談の話にはなりませんでしたが、それなら是非とも養子に欲しいとのことがありまして……」

「へ……?」

「やはりお酒に弱いお父様でして……わたくしは今日から……」

「きょ、今日から……」

 冷や汗を垂らしてごくりと唾を呑み込む美琴の前で黒子は、まるで今世紀最大の不幸に出逢ったような表情で告げた。


「上条黒子ですの」


 おわり

おつ!
きれいにまとまったな

終わったのか?

デレ無しでよくまとめたな
おもしろかった

終わりましたー、ありがとうございました。

ちょっとわかりにくいと思いますが、義妹ENDです。

二回目の黒子SSでしたが、やっぱり黒子は書いてて楽しいです。

乙wwwww

超乙!
面白かったぜw

終わりだと・・・・・・

本当は魔術師サイドに足を突っ込んでしまった黒子にステイルが記憶を消そうとして襲いかかって返り討ちにあってしかも上条さんにそげぶ瞬殺されちゃう話にしたかったんですけど

Wikiみたらとあるの魔術師サイドはバレたら仕方ねーやみたいな放置スタイルなようでできませんでした

一回でいいから言わせたいですね

「まずはその幻想をぶち殺す!!」

また、私事の宣伝で恐縮ですが、製作速報のほうでスパロボSSを書いております。
とある系は出ていませんが、もしも興味がおありでしたら、唯「まじーん、ごー!」で検索していただけたら幸いです

それでは、乗っ取りの携帯から失礼致しました、皆さんおやすみなさい

そういう終わり方か、ちょっと名残惜しい気もするが、乙!! 良かったぜ

しかし携帯でここまでか…。よくやったなあ

ここまで長かったけどおもしろかったよwww

携帯で乙です

次は黒子のデレが見たいものだな



黒子「はっ、お姉様が類人猿とくっつけば私とお姉さまは義姉妹ということに……」

乙です

>>607
同意
もしデレがダメなら、せめて上条さんに対する認識を、
『類人猿』から『上条さん』に変えるような話が見たい。

なぜにだ なぜにこんなとこで終わるのだ

しかしこんなに面白いのは俺には書けまい >>1

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