一方通行「どンだけ売っても1,000円いかねェ…」(717)


 「…い~加減にするじゃんよ、一方通行!」

 そう言って、ばん、と威嚇するように黄泉川がテーブルを手のひらで叩く。
 その指先の前には、色とりどりのガラス玉。見た目は俗に言う、ビー玉だ。
 それが黄泉川が叩いた衝撃でころころと緩やかに転がり、光を受けて煌く。

 「っせェなァ、ババア…情操教育に昔の玩具がいいっつったの、オマエらだろォが」

 「そうね。確かに愛穂、そう言ってたわねぇ」

 「…桔梗、」

 「まぁでも、言わんとする事は分かるわ。…これ流石に、物凄く綺麗だもの」


 ダイニングテーブルの前に、ふて腐れた態度で座る一方通行の横から、芳川が手を伸ばす。
 そして指先でそっとビー玉を一つ摘むと、電灯の光に翳すようにして掲げた。
 
 「さすが、一個一万円のビー玉だわ…」

 「…ふざけた値段すぎるじゃんよ…」

 感心したように呟く芳川の言葉に、黄泉川の溜息が重なる。
 大人二人に囲まれながら、一方通行は面倒くさそうに舌打ちをした。




 (…なァァンで、この俺がこンな目に合わなきゃなンねェンですかァ?…クソったれ!)


 あれから再開された説教は、結局のところいつも通りの結論に落ち着いた。
 いわく、『その金銭感覚を直せ!』。

 一方通行にすれば余っている金なのだから、使わなければ意味がない。 
 しかし欲しい物など知れているし、大きい金額をド派手に気持ちよく使いたくても、それこそあの保護者どもがうるさい。
 だから仕方なく、打ち止めの欲しがっていたレゴブロックを特注製で作ってみたり、
 似合いそうな服を生地から選びオーダーメイドしてみたり、
 三人が雑誌を見てキャーキャー言っていた菓子を手に入れる為にその店のパティシエを一日借り切ったり、
 たまに野郎同士で集まった時に豪勢な鍋や焼肉をやったりと、慎ましやかに暮らしているというのに。

 (あー面倒くっせ…でもここで一度でも言う事聞いておけば、後々もォ言われねェで済みそォだしな…)


 今回のビー玉だってそうだ。
 どうせだからと、貴重な石をふんだんに使って作らせただけだ。
 いつも通りと言えば、いつも通りの所業だ。

 しかし今回は、前回の『家の絨毯を勝手にペルシャ絨毯に取替え事件』からあまり間が無かったことが災いした。
 黄泉川の堪忍袋の緒が、どうも切れてしまったらしい。

 (…住所によると、…ここかァ?……なンっだ、ここ…)

 
 言いつけられたのは、『ここで金の価値を知ってこい』との、ただ一言だけ。
 ふざけンな、とは反抗したものの、暗部にまで勝手に休暇願いを出されそうだったので大人しく言う事を聞く事にした。
 保護者から休みの連絡だなんてされたら最後、グループの輩に何を言われるかは分かったものではない。
 幸いに最近は特に仕事もない。
 だからこそ、こうして一方通行は午後の昼過ぎから、指定の場所へやってきていた。


 のだが。



 「…………」

 「…………」

 「……あのー、すンませン」

 「……どなたかいらっしゃいますかァ」

 「…………」

 「……(いねェのか?)」

 「…いねェンだったら、仕方ねェよな? 不可抗r…」

 「おや君は誰かな」

 「ひっ!…な、い、いつからそこに…」

 「…最初からいたんだがな…。…ああ、その出で立ち…一方通行くん?」

 「…あ、あァ、ハイ…」


 「そうか。私は木山春生。訳あって、ここを経営している…話は聞いてるよ、宜しく。とても助かる」

 「いや、俺は全く話とか聞いてねェンだけど」

 「それにしても君は白いな…」

 「いや話聞けよ」

 「まるで私が先日作った新商品、『ロシアの大地から~春畑牧場生キャラメル~』のような白さだ…」

 「いや全く言ってる意味が分かンねェ。後それパクりだから。…つゥか何? 何作ってるって? そンな白衣着て…」

 「私は大脳生理学を専門としていてね…専攻はAIM拡散力場だ」

 「へェ…?」


 「そして今は、駄菓子屋を経営している…」

 「何でだよ!?」

 「先程の生キャラメルだってな、あっちのボってる価格とはえらい違いなんだぞ、お子様にも大変お求め安いお値段なんだ、何せ駄菓子屋だからな!」

 「突然熱くなってンじゃねェよ」

 「私はあの子達の笑顔を見る為だったら、何だってするさ…!」

 「ああ、はい…うン…」

 
 「そしてその努力のかいあって、おかげでかなり盛況なんだがな…何せ私は元々研究職の人間だ。開発には向いているが、いかんせん接客がな…」

 「だろォな…それ以前にオマエ話通じてねェし」

 「だから今回、君が店番のバイトとして来てくれて大変助かっている」

 「は、はァァ!?!?!?」

 「宜しく頼むよ」

 「いや、ちょっ、待っ、」

 「これが制服だ」

 「白衣!?」

 「ちなみに給料は歩合制だ」

 「駄菓子屋で!?」



 「困ったことがあったら、そこにホットラインがあるから…」

 「あァ、これか…ってざっけンな! これ糸電話だろォが!!」

 「そうだ、何せ駄菓子屋だからな。夢の無いものは排除してある」

 「…この学園都市でオマエそれは…」

 「安心してくれ、私を呼ぶ方法は他にもある」

 「何だよ」

 「後ろ振り向いて、大声で呼んでくれ」

 「もォ何なンだよオマエは!?」




 ~何だかんだで初日スタート~


 
 (……あァ…何なンだこれもォ本当によォ…)

 (店狭ェし…)

 (今にも潰れそォな雰囲気醸し出してっし…)

 (…何かそこかしこに、見た事ねェ安っちい菓子?らしきもの?がたくさンあるしよォ…)

 (駄菓子屋がどンなもンかっつゥ、知識だけはあンだけど…)

 (…このガムとか、一個10円…こっちのチョコなンざ、5円…なンだこれ?)

 (原価計算どォなってンだ? 利益出ンのか? そもそも怪しくねェのか…?)

 
 (いやでも、さっきあいつが持ってたタブレットに映ってた成分表…あれを見る限り、無添加無着色…)

 (……お子様用ってかァ…?)

 (…それにしちゃァ、何か渋いもンもあるよな…するめ?とかイカとか昆布とか…)

 (…………)

 (美味ェのか、これ…?)

 (……、……)パクッ
 
 (…………)ムグムグ
 
 (…………)ムグ…
 
 (……まァ、悪かねェな)

 (で、これが……30円かよ。どォなってンだ…駄菓子屋っつゥのは…)ビリビリ パク

 (……ん?これで歩合制って…?)ムグムグ



 「…あのー、すいません」

 「あァ? はンはお」ムグムグ

 「…お菓子、買いたいんですけど」

 「…………」ムグムグ

 「…………」

 「……(あっ、客か…)」ゴックン

 「…いいですか?」

 「あ、あァ…」

 「えっと、どれにしよっかな~」


 
 「(…ガキが来るって聞いてたけど…これ中学生じゃねェのか…どこの制服だァ?)」

 「う~ん…どんどん焼き…タラタラしてんじゃねーよ…」

 「えっ!?」

 「えっ?」

 「(『どんどんヤキ入れろ』…?『タラタラしてンじゃねェよ』…? )」

 「ねるねるねるね…う~ん…」

 「(ネルネルネルネル…? 何それ怖い)」

 「佐天さ~ん!」

 「おー、初春ー」



 「決まりましたか?」

 「うーん、この三つで迷っちゃってて」

 「どれも捨て難いですもんね。…えっとじゃあ私は、うまいぜ棒全種類下さい!」

 「うまいぜ棒…?……なンだそりゃ…」

 「あれ、お兄さん店員さんじゃないんですか?」

 「違う…って言いたいンだがな…」

 「そう言えばいつもは、覆面ののんびりした人が売ってるもんね」

 「そうそう、ぱっと見なんかパンツみたいな真っ白の…脱ぎ女の伝説思い出しちゃうんですよね見る度」

 「(あいつすげェ変人なンだなやっぱり…)」



 「えっとですね、うまいぜ棒ってのはこれの事ですよー」

 「…細長ェンだな。どォいう菓子だ?」

 「スナックですねー。でもただのお菓子じゃないんですよ!何と種類は、100を越えるんです!」

 「えェ~…? なンで?」

 「さぁ? でもご当地ものとかも多いから、通常見かけるのは10種類ぐらいだよね~」

 「どれも美味しいんですけど、私は今、マンゴー海苔味にハマってるんです!」

 「えェ~…」

 「お勧めなんですから!」



 「…まァいいわ、…えっとじゃあ、金出せ」

 「何と言う強盗チックな」

 「新しいスタイルですね…えっと、お釣りありますか? 千円札しかなくて…」

 「釣り?…あァ、硬貨使うのかよ……どこにあンだ…」

 「…お兄さんお兄さん、レジそこ。…うん、それ。私たちが今手に取った分、サーモグラフィーと重量認識で把握してるから勝手に計算してはじいてくれますよ。パネルに出てるでしょ?」

 「…無駄に高機能だなオイ…えーっとォ、…そこの長髪、150円。花瓶は100円。…だとよ」

 「失礼な! 私には初春飾利っていう、ちゃんとした名前があります!」

 「あっそ」


 「ちなみに私は、佐天涙子でーす」

 「あっそ。…オラよ、袋これでいいンだろ? さっさと持っていけ」 

 「あ、ありがとうございます。…で?」

 「あ?」

 「お兄さんの名前」

 「…はァ? なンでオマエに…」

 「名乗られたら名乗り返す、これ常識。私の中の」

 「………一方通行だ」

 「ん? あ、あくせ…? 外人さん?」

 「あァ、そォ。そンな感じ、じゃあ帰れ」



 「(…『一方通行』…? なんか物凄く聞き覚えが…いやまさか……だってここ駄菓子屋…)」

 「うーん、呼びにくいな…聞いておいて何だけど。ね、初春」

 「え、あ、…そ、そうですね…何か踏むと速度が出そうなイメージしか…」

 「オマエも大概失礼じゃねェか」

 「ま、いっか。じゃあねお兄さん、次はもっと愛想よくしてねー! バイト頑張ってくださーい!」

 「うるせェメスガキ、真っ直ぐ帰れ」

 「わ、佐天さん待ってください!…じゃ、失礼します!」



 「…………」

 「…………」

 「……まさかこれから、あンなンばっか、来ンじゃねェだろォな…?」




 ~夕刻~



 「…一方通行くん、一方通行くん」

 「あ?」

 「…しゃがみこんで、一体何をしてるんだ?」

 「商品の名前と形状覚えてンだよ。名前からは全く想像できねェのが多いからな…」

 「はは、駄菓子はそれも売りだからな」

 「…さっきクッソ小せェのが来やがってよォ…『カエルのお菓子!』しか言わねェンだぜ…」

 「あはは」




 「しかも当てるまで纏わりつきやがってよォ、うぜェのなンの…だからすぐに与えられるよォに、把握しとくンだよ今の内に」

 「いい心がけだな。駄菓子の名前はとても楽しい…「どんぐり飴」とか素敵だろう? 私は!あれが!大好き!だ!」

 「うるせェンだよ」ヒュッ

 「っと…おお、そうこれだ。よく分かったな…これはお気に入りだから子供達に見つからないように、奥の方に隠しておいたのに…」

 「いやオマエ何の為に駄菓子屋やってンの!?」

 「こほほはひのへはほの…」ムグムグガリガリ

 「いやもォいいわ…で? なンだよ?」



 「うん…今日の仕事は終わりだ。お疲れ様」

 「あ?…あー、そォかよ。…はー、ダリィ…」
 
 「今日の売り上げは?」

 「あー…、780円」

 「そうか。ならば君の今日の給料は、100円だな」

 「はァァ!?…いや、待て、どォいう計算なんだ?」

 「私の気分」

 「死ね」



 「まぁ一割を渡そうと思っている。だから本当は78円なんだが、初日だしな。色をつけて100円だ!」

 「いや、そンな「どォだ!」みたいな顔をされてもな、正直反応に困るっつゥかな」

 「…ほら」ヒュッ

 「っと、………」

 「大事に使いたまえ。君が稼いだお金だ」

 「…………」 




 そして一方通行は帰り道、早速自動販売機でコーヒーを買った。




~一日目 完~


書き溜め終了今から便所!!!!!

そしてここはVIPなので適当にやっていくぜ!ぜ!



二日目の客を41~50の間で戻ってくるまでに適当に書いてくれてたら それ やる
無かったら 俺 好き勝手 やる

一方さんの 顔芸 マジCOOOOL

前方さん

カエル医者

絹旗ちゃん

禁書さん

オルソラ

参した



~二日目スタート~


 「おはよう一方通行くん、今日も宜しく」

 「…オマエ寝てんの? 目の下のクマ、今日もすげェンだけど」

 「君も相変わらず白いな…ホワイトチョコレータ…」

 「いや何その返し。つゥかまさかそれあだ名にする気じゃねェだろォな? ブチ殺すぞ」



~店頭~

>>43


 「…………」

 「……(なンだァ? あの客…エライ珍妙な服装しやがって…どこのブランドだ? 真っ黄っ黄…)」

 「…………」

 「……(いや、それにしてもガン見しすぎだろ…外人…っぽいな、興味あンのか?)」

 「…………」

 「…あー、もっと近くで見りゃいいだろ」

 「……何?」



 「珍しィンだろ、こォいうの。そンな所からじっと見られてっと、気味悪ィンだよ」

 「……うっるさいわねぇ」オズオズ

 「(お、舌ピ…)」

 「…………」キョロキョロ

 「…………」

 「…これは…」

 「…、…それは菓子っつゥか…オマケにラムネがついてくる、ビニール製の玩具だなァ…」

 「何ていうのかしら?」

 「…『ニコニコハンマー』…一応大小あるけど」

 「へぇ…綺麗でイイのね、色がたくさん…柔らかいし…きゃはは」

 「(なンでハンマー持った途端にテンション上がってンの…?)」



 「これ頂戴」

 「…菓子買いに来たンじゃねェのかよ…二つで410円な」ガサガサ

 「興味はあるんだケドね。見た事ないものばかりだし。でもピアスに挟まりそうだしねぇ……はい」

 「丁度な。……あー、じゃあよォ、」

 「え?」

 「こンなのはどォだよ」

 「…何?これ」

 「ゼリーだよ。すげェ蛍光色してっし、何故か長細いけど。…まァ身体に悪ィもンは入ってねェらしいし…」

 「…食べてみたいわ」



 「あっそ。…じゃあ持ってけばァ」
 
 「え…」

 「試供でやるっつってンだよ」

 「…、それは…どうも」

 「美味かったら買いに来いよ。で、金使え」

 「…アンタ、変な奴ね。白いし」

 「オマエにだけは色の事は言われたくねェ」

 「ふふ…じゃあね」





 「…………」

 「…………」

 「……(舌ピか…しかもあンな長ェの初めて見たわ…お洒落…なのか?)」




>>44


 「…やあ、一方通行じゃないか」

 「げっ」

 「またご挨拶だね。…何をしているのかな?」

 「…見たら分かンだろ」

 「ふむ…うん、うん…良い傾向だね? とても良い事だ」

 「うっせェンだよ…オマエは保護者か。買う気ねェンなら散れ」

 「いや、勿論あるよ? じゃあとりあえず、そこの棚一列の種類全部を」

 「は、はァァ?」

 

 
 「だって僕には、需要があるからね?」

 「あァ…オマエンとこ、いっぱいガキがいたもンな、そォいや…」ガサガサ

 「食べるのは主に僕だけどね?」

 「何でだよ!?」

 「―――僕を誰だと思っている?」

 「往年の名台詞使ってンじゃねェ! もォ帰れオマエ!!」




 「…………」テクテク

 「(……良い光景が見れたなぁ…たまには遠出も悪くない…)」

 「(…病院に着いたら、あの子達にも教えてあげようかな?)」
 


>>45-46


 「すいません、」

 「…………」チラリ

 「これってどんな味がするんでしょうか? 超気になるんですが」

 「(えェ~…面倒なのがきやがった…)……いや、知らねェ。買えば?」

 「それが嫌だから聞いてるんですよ。超使えないですね…えーと…」キョロキョロ

 「(やべ、殺意が…)」

 「これから私の超!至福のタイムに入るんです、だからお供のお菓子は超重要なんです」キョロキョロ

 「(至福タイム…だったら駄菓子屋じゃなくてもっと良いトコで買えばいいだろォが…)」

 「…あ、じゃあこれは? これはどうですか?」

 「あァ、このポテトみてェなやつか…食ったけど…」

 「どうです? 味は」

 「…強いて言えばァ…」

 「はい」

 
 「はい」

 「『三流映画見ながら摘むのにぴったりな、適度に乾いて脂ぎった感じ』の味」

 「え…っ!?」

 「え?」

 「え、あ、そ、そうですか…そう……ち、超びっくりしました…」

 「何が」

 「あ、何でもないです!…じゃあ、あの、これ…全部下さい…」

 「全部?…結構な量になンぞ」

 「か、構いません…」

 「…あっそ」ガサガサガサ

 「…………」

 「…オラよ」

 
 「有難うございます…あの、」

 「あ?」

 「私、絹旗最愛というんですが…あ、あなたのお名前を、ちょっとその…お聞きしても…」

 「あァ?」

 「超いきなりですみません…」

 「(なンでいきなり大人しくなってンの…?)……俺は、一方通―…」

 
 「おーい! すまないけどちょっと来てくれないか!」

 
 「分かったから出てくンじゃねェぞそっから! 後、服着てなきゃ今度はマジで放り出すからな!」

 「あ、」

 「じゃあオマエ、もォ用はねェな? いいか?」

 「あ、はい…」


  
 「助けてくれ、ファスナーが…ファスナーが…」

 「うっせェ! だからなんでオマエはダブルジッパーっつゥ概念を覚えねェンだよ!」



 「(行っちゃいましたね…)」

 「(…いや、しかし我に返ると私、超何をしているんでしょうか…)」

 「(だって、今まさに!超!求められていたものを言われてしまったから…)」

 「(…思わず動揺しました…らしくないですね、私としたことが)」

 「(価値観の合う人かもしれないと、つい…)」

 「(…………)」

 「(…気晴らしに、三流ホラーを突然流してフレンダと浜面を超キャーキャー言わせましょうか…)」



休憩

つうか今気づいたけど、一方さんが好きだからというか一方さんが俺のジャスティスだから、

つい気づくと一方さん中心に書いてしまう
ついおにゃのこは皆一方さんに惚れればいいんじゃないの?とか思ってしまう

仕方ない
これは致し方ない

肩こった!!

フレンダが生きてるのか

>>80

俺の書く禁書は基本全部が丸く収まってハッピーエンド☆な感じ

フレンダは学園都市のクローン技術で結局生き返りましたって訳よ的な
垣根も脳みそケーキも何のその!で生き返りました的な

ご都合主義 俺 大好き

すまんこフヒヒ


>>47-48
  

 「ちょwwwwwマジかよwwwwウケるwwwウケんだけどwwwww」

 「…おい」

 「第一位がwwwwバイトwwwwしかも駄菓子屋でwww何故か白衣wwwww」パシャッ

 「おい」

 「ねーよwwww何で?何で何で何で??wwwwwうっはwwww」

 「ブチ殺すぞこの家電野郎」

 「はー…久々に腹の底から笑ったぜ…浜面が抹茶スパを鼻から噴出して以来だわ」

 「それ一昨日だろォが!…つゥか何しに来やがったこのクソ野郎が返答次第では今度はカットした脳みそに生クリームをデコるぞ」

 「相変わらず凄い挨拶な、お前」



 「で、何だよ死ねよ」

 「うっせぇよ馬鹿!…いやさァ、ちょっとさァ、第一位のお前に? 助けて? ほしいかなって?」

 「…あァ?」

 「いや…これ、剥がすの手伝ってくんね…?」


 「ううー…お腹が空いて死にそうなんだよー…」


 「………何これ。三下ンとこのシスターじゃねェか」

 「……いや、気づいたら腰に…」

 「…お客様、アンチスキルの詰め所はあちらで…」

 「自首しねぇよ!?」



~相談の結果~


 「うー、美味しい! 美味しいんだよ!」モグモグパクパク

 「駄菓子屋でこんなに金使ったの、帝督初めて……お前ふっかけてねぇ?」

 「ふっかけたけど?」

 「何で当然のような顔してんだよぶっ殺すぞ」

 「はー…ひと心地ついたかも…。あくせられーた、ていとく、どうも有難うなんだよ!」

 「あぁ、そりゃ良かったな。でもこれからは腰を引っつかむのはやめてね? 俺の高かったパンツがもうズルズルよ?」

 「三下はどォしたンだよ」


 「学校」
 
 「そォいや今日平日だったな…」

 「俺らにあんまり関係ねぇもんな…」

 「…………」

 「…………」

 「……サイダー飲むか? オマエの金で」

 「凄いなお前、どんだけ図々しいんだよいいけどよ…俺コーラがいい。瓶とか超久しぶりだぜ」

 「二人とも、学校には行かないの?」モグモグ

 「俺らには今更っつうかなぁ…あ、でも青春の為だけにパンピー学校に入るってのいいな…素性隠して」


 「勝手にやってろボケ」

 「いいじゃねぇか、一緒に行こうぜ~。そんでもって、ときメモみてぇな毎日送ろうぜ~」

 「古いなオマエ…」

 「…あくせられーたも、ていとくも、学校に行くの?」

 「ん? 何で?」

 「うん…そうしたら、本当に昼間に皆いなくなっちゃうんだなって…」

 「あー…、そっか」

 「…オマエ、昼間時間あンのか?」


 「あるっていうか…何しようかなって迷う事が多いかも…」

 「…じゃあ、ウチに来てクソガキの相手してくンねェ? 気の向いた時でいいからよ」

 「えっと、打ち止めの事かな?」

 「あァ。そろそろ小学校に編入させよォとは思ってンだけどな」

 「遊びに行っていいってこと?」

 「後、妹達も時々来てっから、何だっけ…オマエ完全記憶能力者だろ? 何か珍しィ話でも聞かせてやってくれ」

 「うん、分かった!」



 「おお…お前なんかすっかり兄貴してんな…」

 「オマエは相変わらず夜王とかの背景のモブにいそォだよな」

 「おい! あの漫画ディスってんじゃねぇぞ! 実はちょっと面白ぇんだからな!」

 「わーい、いつから行っていいの? 楽しみ!」

 「あー、別に今からでも行きゃいいンじゃねェの。こいつが案内すっから」

 「何この自然な、俺の予定を丸無視した流れ」

 「さっさと消えろ」

 「うるせぇ絶対後でぶっ殺す。ところで打ち止めに何か土産いらねぇの?」

 「……あァ、うン。どォも…」

 「これが美味しかったんだよ! 後、あれも! あっ、これも!」


 「おっけ、全部買っていこうぜ。じゃあちょっと店員さん、包んでくれよ」

 「かしこまりました死んでください」

 「おい何か語尾おかしいぞ!」

 「オラよ」

 「くっそ…何だこいつ……じゃあ帰り一旦寄るわ」

 「いや、別にいい。うぜェし」

 「うるせぇ馬鹿死ね! お前はちょっと一回人付き合いを学べ! …行くぞ、シスター!」

 「うん! じゃあね、あくせられーた!」

 「あァ」




 「…………」

 「…………」

 「…(あいつの年齢問わずのフェミっぷり、マジきめェな…)」


ちょwwww眠いwwwww限界…げんかwwwwい……

俺一方さんの為に一応社会人してるから、今日も仕事だったんだよね?
でも明日は休みなんだよね?フヒヒ

だからまぁ残ってたら来るし
無かったら一方さんのCOOOOLさを世界に知らしめる旅に出るわ

もしくはお前らで後はもう好きに使えよ
you好きにしちゃえよ

あれだろ?
どうせお前ら一方さんへの愛を叫びたくてたまらないんだろ?

知ってんだからな…フヒヒ…

休ンでる暇なンかねェぞコラ!


>>107

い、い、一方さんですか!!!!!!!!!!
うっはwwwwwwお久しぶりですwwwwwwww

俺、22巻で天使?になられたのを見て「マジ教会に通いつめるべき…?」と一週間悩みました

お元気そうで何よりです…何より…


もうマジwwwww一方さん大勝利でしたねwwwwwうっはwwwwwwww

噴射の色が白になっただけだよな・・・?
羽根っぽくなっちゃったん?


ところでお前ら人を変態呼ばわりしやがって何なの?


お前らと一緒にすんなよな!!!!

俺はただ純粋に一方さんかっけえええと思ってるだけだから
万札で頬をはたいてもらう為だけに仕事してお金稼いでるから

まぁお前らレベルだとwww一方さんのかっこよさに心酔しちゃって目も合わせられないんだろwwwpgrwwww

俺はお姿も直視できないので足拭きマットを希望します





何でばれんの?
VIPくんの去年のGW以来なのに…心底びびったじゃない!ばか!!


>>111
なんか頭上に丸い電灯的なものもついてから…
あれ、俺ったら早合点?///////////



よし、寝る!!!!



書いてる奴は変態なのに、相変わらず一方さんがかっこいいから困る

しかし垣根にとても冷たいなwww

一方さんかわいすぎて濡れる

一方さんが好きすぎる変態さんって有名な人?
ほかのSSあったら知りたい

>>120
俺的お勧めは三作ある

一方通行「…………」御坂妹「……(何か喋れよとミサカは(ry」

御坂妹「花見しようぜ!とミサカは(ry」一方通行「…………」

一方通行「俺の携帯知らねェか?」御坂妹「し、知りませんとミサカは(ry」

全部一応繋がってる
14510号の元ネタって言ったら通じんのかな?
すげー面白いよ


>>49



 「(…しっかし、マジで結構客が来やがる…)」

 「(これ以上知り合いに見られンのは、たまったもンじゃねェぞ…)」

 「(…それに、別に金の価値なンざ一緒だろォが)」

 「…あの、」

 「(1円は1円、一万円は一万円、それ以外の何もンでもねェ)」

 「…あの、すみません?」

 「(…黄泉川の野郎、何が言いたいってンだ…)」



 「あのー…?」

 「駄目ですよ、ぼーっと妄想オナニーにふけって聞いちゃいません。勝手に取っちまいましょうよ」

 「それは流石に駄目でございましょう?…ちょっと、お貸し頂けません?」

 「これ? いいですけど…蓮の杖で何す…」

 「えいっ」ドゴッ

 「いてッ!?」

 「……流石のあたしでも、初対面の人間を殴るなんざしませんがね…」

 「な、なンだァオマエら!?」


 「こんにちは。今日はお日柄もよく、暖かくてつい眠くなってしまう気候でございますね」

 「はァァ?」

 「…すみませんね、あんたが何度話しかけても応じなかったもんで。…買い物してーんですけど」

 「…別に殴らなくてもよくねェか」

 「殴られたんでございますか? まぁ…」

 「いやオマエにだよ。何驚いてンだよ。怖いンですけどこの人」

 「それ以上気にしないのが得策ですよ。
 …ところで、赤くて丸いお菓子を探してんですが…こうも多くちゃ」キョロキョロ



 「…味は?」

 「えーっと…どんなんでしたっけ?」

 「そうですね…こう、口に入れるとまず反射的にキュッと喉の奥が締まる感じで…
 噛み締めるまで味はしないんですが、歯をたてたら最後、
 何とも言われえぬ味が舌を包み、香りが鼻腔を刺し…」

 「いや分かンねェ、全然分かンねェ」

 「つまり、酸っぱい感じでございます」

 「投げたし」

 「酸っぱい…? ンで赤くて丸いのっつゥと……あァ、これじゃねェのか」

 「『よっちゃんウメトラ兄弟!すぱっちゅ』…これですか? オルソラ」

 


 「ああっ、これです!…以前、こちらで頂いてから夢にまで見たこのカリカリ…ああ、嬉しい。
 とても嬉しいんでございますのよー」クルクル

 「…すンませンお客様、クソ邪魔なンで店頭でクルクル回らねェで頂けますか」

 「…すいません」
 
 「まァ見つかって何よりだけどよ…オマエは?」

 「え、あたしですか?…いや、特には考えてないんですが…えっと、」

 「…そンな焦ンな」

 「…チョコ、チョコレート的なものは…」

 「ここらへンの区画だな」


 「わ、…小さくて可愛い…」キラキラ

 「(…しかし何だァ、この高下駄…天狗のコスプレ的な? いやでも見た目外人だしな…)」

 「オルソラオルソラ、いつまでも回ってねーでお土産も選びましょうよ! チョコがたくさんあります!」

 「あら、チョコレイトディスコですか?」

 「何その返し」

 「ほら、凄くねーですか? これとか…見かけ金貨ですよ、包装紙すぐ破れそうだけど」

 「ふふ、確かに可愛いですね。ではこちらも、包んでいただきましょう。ついでにこの乾物らしきものも」

 「(…チョイスがババア…)…ン」ガサガサ


しまった訂正

>>140の「…すいません」



「…すいません。ずっと探してたんで、凄く嬉しいみてーで…」


あれじゃオルソラだぜ!
な!



 「あれ、ウメトラ兄弟はそれだけなんですか?」

 「はい、充分でございます」

 「すぐに無くなっちまいますって、そんなんじゃ! まだ品物あるし、根こそぎ買っていきましょうよ。
 ずっとこれが食べたい食べたいって、呪詛のように呟いてたじゃねーですか」

 「(呪詛て)」

 「いいえ、私が毎日食べ続けて飽きない自信があるのは、この量でございますから」

 「(…一ヶ月毎日食ゥ気なのか…舌真っ赤になるわ)…オラよ」

 「ありがとうございます」

 「でも、またいつか食べたくなった時の為にとか…」



 「いいえ、アニェーゼ。…私たちが必要以上に手に入れたら、その分、きっと手に入らない人達が出てくるのでございますよ。
 だから食べきれる分、使いきれる分で良いのでございます。
 …それに、人は自分の腕の中に入れておけないものは、なかなか大事にはできないものでございますから…」

 「オルソラ…」

 「(いやでもこれ駄菓子なンだけど)」

 「…あたしが間違っちまってたんですね…」

 「(見た通り、山ほどあるンだけど。
 特にウメトラ兄弟は在庫、裏に腐る程あンぜェ…とは流石の俺でも言えねェな今)」



 「…ふふ、では参りましょうか? この度はお相手していただき、誠に有難うございました。
 貴方に神のご加護がありますよう」

 「…ご丁寧にどォも」

 「じゃあまた、近い内に来ると思うんで。
 そん時は、妄想オナニーでぼーっとしねーように気をつけて下さいよ」

 「は、はァ!?」

 「ふふふ、では失礼致します」



 「…………」

 「(…どこの教会の奴らか知らねェが…外人がウメトラ兄弟を好きとはなァ…)」

 「(…………)」

 「(…………)」

 「(…『人は自分の腕の中に入れておけないものは、なかなか大事にはできない』ねェ…)」

 「(得すぎて、自分のキャパから溢れたもンは、蔑ろになっちまうってかァ…?)」

 「(……買いすぎンなってかァ?)」

 「……、ふン」


じゃーちょっと万札で一方さんの靴磨いておく仕事に戻るから、
お前らは一方さんの素敵な所についてでも語ってろよ

俺は最近、あの長くなった髪を一方さんがアレンジされたりするとどうだろうか?
と考えたりしている

もしくは打ち止めのオモチャになっていたらどうか?
とも考えている

それとも番外の真剣な髪アレンジに、一方さんが「なンでこいつが俺の髪弄って、真顔になってンだ?」って
ハテナマークを飛ばしつつ好きにさせてもいいんじゃないかと考えている

兄貴な一方さんが見たい!!ヒャッホオオオ!!!


じゃあ後でな

もしくは落としておいてくれても 俺 大丈夫 
気にする事 ない 

平日の昼間とか保守しようがないぜ

しかしクルクル回るオルソラとかなんなの?
可愛すぎて禿げるわ

誰か保守目安のコピペ最新版を頼む

>>158
保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内        
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

保守時間の目安 (平日用) 
00:00-02:00 60分以内    
02:00-04:00 120分以内    
04:00-09:00 210分以内    
09:00-16:00 120分以内     
16:00-19:00 60分以内    
19:00-00:00 30分以内. 

これかな?


>>50


 「…でもそんなん、カミやんがあそこでセクシーコマンドーやらへんかったからで…」

 「いやお前それはねーだろ! ていうかそもそも出来るか!!」

 「(…あン?……あれは、)」

 「まぁとりあえず、チョコバットでも食おうや。買い食い最高~イエ~イ」

 「いいけどさ……じゃあ俺はジャボヨーグル…って、えっ、一方通行!?」

 「え…違いますけど…何なンですかきもい」
 
 「いやお前無駄だから。思いきりバレバレだから。何をしれっと返してるか知りませんが」

 「ちっ」

 
 
「おお、アルビノくんやん~!チョコバットに夢中で気づかんかったわ、お久しぶりやね」


 「オマエは相変わらず青いなオイ。目に優しィンだか悪ィンだか分からねェし、とりあえず死ねよ」

 「く…っ、これで女の子やったら…アルビノツンデレっ子で僕のドストライクやったのに…!」

 「相変わらずきめェ…死ねばいいのに…」

 「いや本当お前、何してんの? バイト?」

 「…あァ、そンなもン」

 「へー…まぁでも、普通の金銭感覚を知るいい機会かもな!…じゃあ俺、うまいぜ棒のいか焼き味も買おうっと」

 
 「スルーかよ」

 「んー? いや、事情があるんだろ? また鍋パん時にでも聞くよ。
 それよりは、さっき言ったみたいに俺らと同じ感覚覚えてくれるって方が、俺ら的には嬉しいし」

 「あン?」

 「せやなぁ。あのホスト君が
『並ぶのめんどいからラブプラス8、ヤフオクで落としたぜ~定価の五倍だったけど』
って言ってきた時には震撼したもん」

 「…あいつ何してンだ」

 「やろ!? 辛くしんどい思いをしてこそ、嫁に会える喜びもひとしおやって言うのに…!」

 「いやそォいう意味じゃなくて」


 「まぁ何にしろさ、一緒に遊ぶ奴らがあまりぶっ飛んでると、時々気になるわけよ。
 お前も垣根も全く頓着しないから、ただの鍋なのに松坂牛とか買って来るしさ…」

 「いいじゃねェか貧乏人、うめェだろォが」

 「いや分かるけどね!? 感謝してますけどね!?
 …でもさ、何ていうのかなー、年相応の範囲内で不自由感じながらってのも、楽しいもんですよ」

 「…………」

 「せやな、例えばこの駄菓子とかな!」

 「テンションあがるよなー! 甘イカ太郎とか俺大好き! 安いし!」


 「…年相応の範囲内ねェ?…お前らいくつ?」

 「…………」
 
 「…………」

 「………高校生です」

 「…まァ言いてェ事は分かったから、さっさとその手に持ったやっすい菓子寄越せ」

 「ええやんかー、いくつになっても駄菓子は美味しいねんもん!」

 「悪ィなンて言ってねェだろォが。俺が悪ィって言ってンのは、オマエがこの世に生存している事実だ」

 「いきなり全否定!?」


  「オラよ」

 「あ、さんきゅー。じゃあこれ代金な」

 「ン」

 「…いやーしっかし、ちゃんと働いてんだな」

 「じゃあこれからは、頻繁に通わなあかんね!」

 「えェー…駄菓子が腐るンでいいです」

 「何で!?」


 「じゃあまたな一方通行、頑張れよー!」

 「うう…アルビノツンデレっ子に変換してもきついわ…そもそもデスボイスやし…」

 「有難うございましたもォ来ンな死ね」

 「そして追い討ち!ひどい!」ダッ

 「あ、青ピ待てって!」


 「…………」

 「(……アー、ちょっとスッキリしたなァ…)」

 「(…………)」

 「(……同じ金銭感覚、ねェ…あいつらそンな事気にしてやがったのか…)」

 「(年相応の範囲内…)」

 「(…確かにそれがどンなもンかは、知らねェが…)」

 「(楽しいのか…?)」

 「…………」

 「……、ふン」



~二日目 完~
 

「○○でやれ」「○○池」とたらいまわしにされていたSS難民の皆さん、朗報です。

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これでリク分は一応終わったんじゃねぇかなチェケラチェケラ
ちょっと思ったよりも長くなった…
俺一年近くたっても何も変わっていない…
ご利用は計画的に…


ちょっとまた離脱するけど、↓みてーな感じのをどれか書こうかと思っている迷っている
予定は未定!!!


・グループの来襲
・妹達の来襲
・木山先生との一日
・俺と一方さんの一日


じゃあ後は好き勝手にスレ使ってればいいんじゃないの!?!?!?!
アニメのあわきんをグーでぶっ飛ばした一方さん、色んな意味でマジ胸熱…とかな!


えっ、ていうかこんなの出来たのか!
>>175
めんごめんご///////
じゃあもうここではやっちゃいけなかったの?そうなの?
まァ細けぇ事はスレ使いきってから考えるぜ!すまんこ!ありがと!



~三日目~

 

 「(…もォこンな時間か…)」

 「(……今日はあンまり客来なかったな)」

 「(つっても、三時過ぎたあたりからは小学生のガキ共が次々来やがって、忙しかったけどよォ…)」

 「(…………)」

 「(…あのクソガキぐれェのばっかだったな)」

 「(100円玉とか、10円玉、握り締めてよォ…)」

 「(…………)」



 「…一方通行くん一方通行くん、」

 「…あ?」

 「妄想で自慰にふけってるところ悪いんだが、」

 「ブチ殺すぞ」

 「今日はちょっと早いが、店じまいとしよう」

 「…いいのかよ」

 「うん。人気商品も三つほど、売切れてしまったしね…また明日にしよう」

 「…あっそ」

 「じゃあ、閉めておいてもらえるかな」

 「あァ、ハイハイ」




 「…しょ、っと…あークソ、腰いてェ…」

 「…あのう、もうお店終わりなんですか…?」

 「(客か…)…あァ、悪ィな今日は…、」



 パシャッ



 「っ!?」



 「こんばんは(笑)」

 「うわ、一方通行だわ…マジなのね? 本当なのね? 駄菓子屋で白衣着てバイt…あはは!あははは!」

 「なっ、お前ら、」

 「ちょwwwこいつ今持ってんのブラックサンダーのwww大箱だにゃーwww羨ましいぜよwwww」

 「な、何しにっ」

 「いやー、今日は三人だけで仕事でしてね? そうしたら休憩室で、垣根さんに会いまして…」

 「それで写メを見せられたのよ、これ」

 「……あのクソ野郎次会ったら脳みそ8カットの上、綺麗にデコレーションして店頭に並べてやらァ」

 「俺には転送で結標から回ってきたんですたい」


 「いやー、びっくりしたわ…売ってるだけならまだしも、駄菓子屋店頭でヤンキー座りでしゃがみこみ、
 小さな子供に説明しながら水あめを練ってやっている、白衣の一方通行…」

 「やめろやめろやめろやめろ」

 「しかも台詞が『そンなおっかなびっくりしてンなよ、…落としたらまたこっそりやるから』ですって。
 一方通行さんったら、お優しい(笑)」

 「何で知ってンだよ!?!?! オマエっ、本当っ、きめェな!!!」

 「いたっ!ちょっ、やめて下さい! 空き瓶って言っても、まだ中身ちょっと残ってっ、いてっ!」

 「まぁまぁ、落ち着くぜよ一方通行wwww何も俺達、お前をからかいに来たんじゃないぜい?wwww」

 「思いっきり語尾が笑ってンだろォが!! ご自慢の腹筋から内臓抉って縄跳びすンぞあァ!?」

 「Oh…マジヤンキー…」


 「まぁそうなのよ、からかいに来たんじゃないの。買い物に来たのよ、一応」

 「…あァ?」

 「はい。自分はショチトルにあげたくて」

 「俺は舞夏にぜよー。いやー、昔よく二人で買ったにゃー…あの頃の舞夏の可愛さと言ったらそれはもうs(ry」

 「きめェ死ねシスコン」

 「その台詞そっくり返すにゃー」

 「私も、仲間の子達にね。小さくて個包装だから、分けやすいし。
 それにこのお店、かなり素材に気を使ってるらしいじゃない」

 「…ふゥン」


 「わ、これなんて、ショチトルが喜びそうだなぁ。…こっちはキラキラしてますねぇ」

 「男の子にはやっぱりチョコかしら…? それとも笛ラムネとかも捨て難いかしら?」

 「あわ玉はどこぜよあわ玉。あのサイダー味が俺のジャスティス」

 「…………」

 「種類がたくさんあるし、値段も各々違っていいですよね」

 「そうね。だから自分で計算する事も覚えるし、欲しいものを我慢する事も覚えるわ。駄菓子屋は子供の社交場よね」

 「オレンジ味のフーセンガムより、俺はマスカット味を所望するぜよ」


 「…………」

 「(……何かちゃンと兄貴姉貴してるこいつらって……マジきめェ…鳥肌だわ」

 「ちょっと! 途中から口に出てるわよ!」

 「うっせェな、さっさと買って行けよ。店じまいすンだから」

 「いいじゃないですか、手伝いますし」

 「あァ?」

 「今日の仕事内容、一応把握しておいてもらいたいのよ。
 この後どうせ暇なんでしょ? やる事ないでしょ? ファミレス行きましょ」

 「オマエどンだけ失礼なンだよ」


 「いやー、でも俺ちょっとこれ食いたくなってきたにゃー…持込OKのカラオケ行かね? 盗聴の心配も無いし」

 「オマエ電波妨害の機械つけてンだろォが。何が盗聴だよ、行きてェだけだろ」

 「あ、いいですね~。そうと決まったら、さっさとしましょう。店員さん、お会計を」

 「百万円」

 「出たよ(笑)駄菓子屋ギャグ(笑)」

 「ちょっとこっち来い、このアイスについてくる木ベラで丁寧に顔の皮剥いでやらァ」

 「いいから早くしなさいよ、もう」

 「て~んし~はみさだーめ~る~えーが~おのまま~♪」




~三日目終了~

妹達来たらマジで誰が誰だかわからなそうだ

>>213
さすがにあいつらには名前ふるぜwwwwwフヒヒwwww



~四日目~ AM11時


 「こんにちは」

 「…………」

 「…と、ミサカは言います」

 「……(えェ~…?)」

 「…………」

 「…………」

 「おい、あからさまに迷惑そうな顔してんじゃねぇぞ、とミサカは白いヤンキーの表情に注文をつけます」


 「…お前誰だよ、検体番号は何だ」

 「人に名前を聞く前は、自分から名乗るのが常識だろうが!」

 「うるせェよ!」パシッ

 「あたっ!…うう、酷い…言いつけてやる…とミサカは多少の涙目…」

 「名乗れ」

 「…………」

 「ふくれてねェで名乗れ」



10032「…あのオープンカフェ以来だな、元気してたか、とミサカは上から目線で挨拶をします」

一方「あいつか…何なのオマエ、何しに来たンだよ」

10032「いや、さっきまで上位個体の所にお邪魔してたんですが、そこに禁書目録が来て…」

一方「あァ…そっから聞いたのか」

10032「はい。どうせなら帰り道ですし、どんなツラして接客してんだろwwwあいつwwwpgrwww
   と思ったので寄ってみました、とミサカは告白します」

一方「そンな告白いらねェンだよ!…つゥかそれだけなら帰れ、飴やるから」


10032「やだ…その飴でミサカを誘惑してどうする気!?とミサカは…!」

一方「うっせェ馬鹿!」パシッ

10032「あたっ」

一方「いやもォオマエ本当何しに来たンだよ…」

10032「正直に言うと買い物に来ました、とミサカは至極全うな回答をします」

一方「あァそォ…」



10032「…駄菓子屋というものを、ミサカは初めて知りました…MNWによれば、
   
   『駄菓子屋は、主に小学生・中学生ないしそれ以下の年齢層の児童を対象とした、駄菓子・玩具の小売販売店の形態』
  
   とのこと…ならばミサカは年齢的にセーフですね、と胸を張ります…」キョロキョロ

一方「(高校生でも嬉々として買ってくアホもいるけどなァ…)」

10032「コンビニよりも、小さくて知らないお菓子がたくさんです…とミサカは四方八方を見渡しながら、
   ちょっとした異世界観を覚えます…わぁ、何だろうこれ…」

一方「…それはあンず飴」


10032「じゃあこれは?」

一方「スナック菓子。…『キャベツ太郎』っつゥ、ベストセラーの…」

10032「…かえる…」キラキラ

一方「(えェ~…?)」

10032「…これを、これを下さい!とミサカは高らかに宣言します!」

一方「ハイハイ…じゃあ包むから待ってろ。…幾つだ?」



10032「えっと…じゃあ、4つでお願いします、とミサカは渡す妹達の顔を思い浮かべつつ返答します」

一方「(…あァ…同じ病院にいる奴らか…)…オラよ」

10032「じゃあ代金です、とミサカは袋と交換で…あれ?」

一方「…………」

10032「これは何でしょうか、とミサカは頼んだ覚えの無い四角い小さなものを、手に取ります…4つある…」

一方「…チロルっつゥチョコの、試作品だよ。オマエらモニターな。味の感想をまた教えろ」


10032「…ホワイトバターラーメン味に、柚子いちご味…
   了解です、とミサカは快く受け取ります。…有難うございます」

一方「…別に」

10032「美味しそう…」キラキラ

一方「…、じゃあさっさと帰れ」

10032「おう、じゃあまたなホワイトロリータ、とミサカは」

一方「いやちょっと待て、やっぱり殴らせろ」

 


~PM1時あたりに続く~



~四日目~ PM1時


 「こ、こんにちは」

 「…………」

 「…と、ミサカは言います」

 「……(えェ~…? また来やがったよ…)」

 「…………」

 「…………」

 「あ、あの、何かミサカの顔についているのでしょうか…?
 と目の前のガチ真顔に、ミサカは思わず動揺します」


 「あ、あァ…いや、お前誰だよ、検体番号は何だ」

 「あ、はい! あの、覚えてるかどうかは!知らないんですが!ていうかむしろ忘れててもおかしくないっていうか!
  と、ミサカは自分の為にもあえて前置きをしつつ名乗りますが、その!」ビヨンパッチンビヨンパッチン

 「(…どンだけゴーグルを伸ばしたり引っ張ったり伸ばしたりしてンだよ…)」

 「いちほん、やべっ、噛んだ」

 「…………」

 「…い、14510号です」



一方「……あァ、オマエか」

14510「えっ、あの…」

一方「覚えてるに決まってンだろ。第一位様の記憶力、舐めてンじゃねェぞ。…で? どォした」

14510「………」パアア

一方「(…うわ、何だァ? このキラキラした顔…)…おい、」

14510「えっ、はい! あの、勿論お買い物に来たんです!
   とミサカは疚しい気持ちなど無い事をここに宣言します、いやあの、本当に、マジで」


一方「…いや、うン…じゃあ選べば?」

14510「あ、はい! これを!」

一方「早っ」

14510「ええ、10032号と記憶共有をしていたもので…」ソワソワ

一方「ふゥン…『リングポップ』ねェ…、指輪型の飴か。舐めにくそォだな…色は?」

14510「…あの、ピンクを…」



一方「一個か?」

14510「はい」

一方「ン」

14510「あ、ありがとうございます…。で、あのですね!御願いが!!
   とミサカはちょっと今更ながらに勇気を振り絞ってみます!!」

一方「突然でけェ声出すな!」

14510「…こ、ここで食べていきたいので、開けて頂いても宜しいでしょうか?
   とミサカは平静を装いつつ、一方通行に頼み込んでみます」


一方「…あァ?」

14510「だ、駄目でしょうか」

一方「いや別に…開けりゃいいンだな?」ビリビリ

14510「はい…」

一方「オラよ」

14510「で、あの…」

一方「あ?」



14510「それを、ゆ、指に嵌めて下さいませんでしょうか…!
   と、ミサカは思いきりゴーグルを引っ張ったり伸ばしたりしたい衝動を抑えつつ、お、御願いしてみます…!」

一方「は…?」

14510「…………」

一方「(…、…顔真っ赤…)」

14510「(…や、やべぇ…口から何か出る誰かボスケテ、とミサカは…ミサカはァァ…!)」

一方「……どっちの」


14510「えっ!?」

一方「いや、だからどっちの指に嵌めンだよ」

14510「あ、こ、こっち…」

一方「…………」スッ

14510「(う、うわああ…うわあああァ! 手を! 取られた! ゆ、指を…指を摘まれ…!)」

一方「(…ほっせ……いや、俺と同じぐr…いやいやまさか、まさかそンな馬鹿な事が)」

14510「(あ、もう駄目…なんかミサカこのまま昇天しそうです…、
    と全神経が指先に集中しているのを感じながら、ミサカはあまりの事に思わず走馬灯を…)」



「…待てこんちくしょう、とミサカはニセ情報の書かれた紙を怒りから握りつぶしながら、
一番良い所であえて邪魔をしてみます…!」



14510「っ!? お、お前…!」バッ

一方「(……また変なの来たァァ…)」


14510「へ、変態めが…!とミサカは思わず歯軋りです…!!」

20000「うっさい、この春厨!とミサカはぐぬぬ、とこみあげる怒りでバーストしそうです!!」

14510「お前…おまえぇぇ!!!前もそうだったけど!知ってたけど!本当KYだな!?
   あの時の恨み、今こそ!とミサカはスネーク直伝の中性子ビームガンを取り出します!」

一方「は、はァァ!? ちょっ、お前、中性子て」

20000「ンだとお前こそ、ニセの情報なんか掴ませやがって…!!
   何が『一方通行がSMバーに勤務しているらしい』だ!あまりの巧妙さに信じちゃっただろうが!
   凄い期待しちゃっただろうが!とミサカは…!!」 

一方「それは信じたオマエがアホだろォが! しかもでけェ声で叫ンでじゃねェよ!!」バシッ

20000「あたっ!」



一方「おら、オマエも!…物騒なもン持ち出してンじゃねェ! 寄越せ!」

14510「え…っ、あ、はい…」

一方「…ったく…馬鹿かオマエらは…」

20000「…すいません」

14510「…ごめんなさい」

一方「前も聞いたわ、それ!…いきなり来たと思ったら、騒ぎ立てやがってよォ…オマエらは反省って言葉を、」


20000「……はぁ…」

14510「……はい…」

一方「つゥか毎度毎度、本当何なンだよオマエらは…って、聞いてンのかコラ」

20000「(ん…?…これってもしや、叱られプレイ…? うむ、初々しくて逆に新しいな…とミサカは…)」

一方「……、おい」

14510「(お、怒られてる…うう……でも怒る一方通行とか、は、初めて…///とミサカは…)」

一方「……おい」

20000「(…こういう場合は、王道で教師と生徒変換が良いものだろうか…とミサカは思案しつつ、
もっと最適なイメクラプレイを模索します…早く!叱られてる内に!!とミサカは…!)」

一方「…おい」


14510「(…大体いつも無表情だし、怒った顔とか珍しいしかっこいいしで、ミサカはなんかこう、なんか…!
    と、違う意味でドキドキし出した鼓動を抑えつつ、ミサカはこれからのリカバリーを考えます…)」

一方「…………」

20000「(一方通行が教師の場合だと、
    「どォしてオマエは何回教えてもできねェンだ…あァ? そンな馬鹿には、オ・シ・オ・キだなァ?…ぎゃは」
    といった王道プレイができる…しかしここはあえてミサカが女教師となり、
    「せンせェはァ、大人なのにどォしてこンなに馬鹿なンですかァ?…おい、何とか言えよ。あハ」
    といった年下からの攻めを受けるのも悪くない…とミサカは…」

一方「……いやオマエ、途中から声に出てるから……」


14510「(ちくしょう嫌われてないよな…ど、どうしよう…ミサカのドリーム☆婚約シーンがどうしてこんな事に…
    あのシーンさえあればミサカはしばらく幸せに生きていけるっていうか、会えない時間を西野カナばりに
    悲しまなくてすむはずだったのに…あ~くそ、学園都市に引っ越してぇ…とミサカは… 」

一方「…だからオマエも…」

20000「…………」ブツブツ

14510「…………」ブツブツ

一方「…………」




一方「(全く聞いていやがらねェ…もォ何これ…)」

一方「…………」

一方「…助けてヒーロー…」




~PM1時終了~


休憩するぜするぜ
色々と用事を片付けてくるぜ

画質悪いが買った駄菓子
キャベツ太郎は無かった
http://imepita.jp/20110201/760580

原作読んでないからわからんが一方さんって飯食うの?
毒混ぜたらどうなるの?

>>303
一方「ン?これは…青酸カリ!…ベクトル操作っと…」
ですみそうなもんだがな

>>288
ちょwww笑ったwwww
いいなー腹減ったぜ…



~PM3時あたり~



 「こんちくわ」

 「…………」

 「…と、ミサカは言います」

 「……(えェー…)」

 「…………」

 「…………」

 「おい、親父ギャグはちゃんと拾えよ礼儀だろうが、とミサカはモヤ…じゃねぇ一方通行を責めます」



 「…お前誰だよ、検体番号は何だ…って聞くまでもねェな」

 「え」

 「14889号だろォが」

 「え、」

 「待ってたンだよ…オマエを」

 「え…」

 「…あいつら、連れて帰ってくれ。今は掃除させてっから、終わった後でな」



「だから新妻役はミサカだっつってんだろが!!お前は大人しく横恋慕して返り討ちに合う役やってろばーか!
       とミサカはざかざかと箒で地面を掃きつつ、変態の妄想に応戦します!」

「うっさいばーか!お前みたいなありきたりな新妻なんて、一週間でポイに決まってんだろーが!!
       夢見るのは寝てる時だけにしやがれ春厨めが!とミサカは自信満々で、ミサカの考えに考え抜いた新妻設定を押します!」

「お、お前の新妻は新妻じゃないだろーがぁ!!間男役が一方通行なんて意味ない!全く、意味ない!!!
 とミサカはお前の爛れた性癖に呆れつつ、でも何か悪者から奪ってくれる王子っぽいならいいかも、と妥協案を出します!」

「な、なるほど…! 奪われるという単語にミサカのアイアンハートが疼いたぜ、と店の柱をキュッキュと拭きつつ、
 ミサカもお前との休戦にちょっと心を惹かれてみます!」


 「……すまん、とミサカは平身低頭謝ります」

 「いや、オマエに謝られてもな…とりあえず店番もやるっつってるから、…オマエこっち来れば」

 「え、」

 「…座れっつってンだよ。邪魔だろォが、ンな店のど真ン中だと」

 「あ、うん、はい…と、じゃあ隣に失礼します、とミサカは…」

 「…………」

 「…………」

 「…………」

 「………あの、」


 「……あァ?」

 「…あの二人を嫌わないでやってくれませんか、とミサカは一方通行にちょっと真面目に、お願いしてみます」

 「はァ…?」

 「10032号が『一方通行が駄菓子屋wwでバイトwwwpgrwww』ってスレをたててからの、
  二人の喜びようは凄くてだな、とミサカはその時の事を思い返します」

 「(スレ…?)」

 「14510号なんて駄菓子屋の歴史から学び始めてたし、
  …まぁ20000号はガセネタ掴まされてSMの歴史を学んでたみたいだけども…、
  とミサカは口を濁しつつ遠い目をします」

 「いやバカだろ。どっちも」



 「まぁそう言うな、と窘めつつ、でもあの時の二人の純粋な笑顔は、本当にとても可愛くて…
  とミサカは思い返しつつ、何故かちょっと、俯きたく…」

 「……どォした」

 「え?」

 「なンでオマエが、」

 「…?」

 「(そンな顔してンだ、って聞いても分かってなさそォなら、意味ねェな…)
  …いや、仲良いみてェで何よりですねェ」

 「姉妹が仲悪い訳ないだろと憤慨しつつ、他人に言われるとちょっと嬉しいですと、ミサカは報告します」



 「…あっそ」

 「…しかし同じ顔、同じ体型、同じ声だと…あまり他と差異がつけられなくて、悩むミサカも出てきています」

 「…差異?」

 「他の個体と同じじゃないと、別の個体なんだと、特定の人に認識してほしくなるのです、とミサカは吐露します。
  …誰かの特別になりたいだなんて感情は、人間なら生まれた時から持っているものだとミサカは本で読みました。
  きっと、それは本当なんだろうな、とミサカは最近、肌で感じています」

 「…………」

 「あの二人を見ていると、特に…。
  でもそれを叶えるだけで、他の…普通の人達には、ミサカ達は遅れを取っています。
  …生まれが普通じゃないんだからと、言ってしまえば、それまで何だけど」
 



 「…………」

 「…だからあの二人は、一方通行を前にすると…ちょっとバーストしてしまうというか、
  リミットブレイクしてしまうというかだな…」

 「…つまり?」

 「今回も色々やったけど許せ」

 「えらく遠回りな言い訳だったな、オイ」

 「ふー、たくさん喋ったら喉が渇きました…このサイダー飲んでいい?お前の金で。
  と、ミサカは既に取り出しつつ蓋を開けようと挑みます」

 「…他人にされっと腹立つなァ、この体言止め…」


 「……ぷはー、美味い、とミサカはひと心地をつきます」

 「……おい、」

 「何だよ、とミサカは、」

 「…俺は確かにオマエらの、見た目の、見分けはつかねェが、」

 「え?」

 「一言でも喋れば、接した事のある奴なら、分かる」

 「…、どういう」


 「…10032号はクッソ生意気なくせに三下の事だと顔色変えて慌てやがる。素直っちゃ素直なンじゃねェの。
  14510号はやたらと俺の前じゃどもるし、顔色変えやがる。後、まァ、何で俺に構いたがるかは知ンねェけど…
  17600号は喋り方が静かではきはきしてるし、喋る内容も明瞭だ。女には珍しいタイプだな」

 「…………」

 「20000号はマジでどォやっても凝りねェ奴だけど、悪意が無ェのは知ってるし、分かってる。
  つゥかアレで悪意があったら、即埋めてっけどよ…まァ、ちょっとどころかすげェ自重は覚えてもらいてェもンだが」

 「…………」

 「…で、オマエは、」

 「…………」


 「開口一番が、自分以外の奴の話だよなァ、いっつも。どンだけ気を配ってンだか、知らねェけど。
  それがオマエの性分なンだろォし、役割なンだろォから、まァ俺には関係ねェしどォしようとも思わねェ。
  …ただ、そのくせ、オマエはいつも何か言いたげだ。俺にはそォ見える」

 「…………」

 「まァだからって、それを聞き出すなンざ面倒な事をする気は、さらさらねェ」

 「…………」

 「…だけど一人で勝手に喋りたいってンなら、まァ隣に座ってるぐれェは、してやる」

 「…………」

 「…………」


 「…余計な、お世話と…勝手な推測ですが、とミサカは視線をあげて真っ直ぐに一方通行を見つつ、」

 「…………」

 「だけど、まぁ、一応お礼は言っておきます……ありがとうございますと、ミサカは…。……、」

 「…別に何もしてねェし言ってねェ」

 「…まぁそうなんだけどな、雰囲気的に」

 「おい」


 

 


14510「じゃあ、すいませんでした…とミサカは…」

20000「まだ何も出来てないのに名残惜しいけど、これで…とミサカは…」

14889「お世話様でした、とミサカは二人の頭を一緒に下げさせつつ、礼をします」

一方「…ご丁寧にどォも」



一方「(…………)」

一方「(…や、やっと帰りやがった…)」

一方「(…一日が長すぎるぜなンだこれ…)」

一方「はー…もォこンな時間かよ…そろそろ店も…」


「ちょっと! このガチャガチャ、100円入れたのに出てこないんだけど!
 ミサカの100円どこいっちゃった訳ー!?」


一方「!?」



~四日目 完~

姐御が可愛い
姐御が切ない
一方さんかっこよすぎワロタ

おい…これ三竦み状態なの?
誰かとくっついたりはしないの?

一方「え?いま紫外線反射してた?完全に無意識だったわー」
帝督「半身が冷蔵庫になってもどうじない それが俺の流儀だ」
上条さん「い…ったくねー思ったほどいたくねーわでもちょっと眠いから気絶するわ」


やめろお前らwwwww
笑わせんなwww

とりあえずミサワネタの繋ぎに書いていくけど、次の客どっちがいいか適当に語尾にでも書いてってよ///

・番外
・麦のん

ちなみにこの二人は一方さんとフラグはたたねーよ!
後誰かとセットで来店すると思う



ところで俺今、初春がうんこうんぬんのスレに夢中
お前等も読むといいよ一方さん出てこないけど!



~五日目スタート~



「(…つゥか、今気づいたンだが…)」

「(なンで俺、五日連続働いてンだ…?)」

「(休みいつだよ)」

「(…………)」

「(…後で昼休憩ン時に、問い詰めっかァ…今はとりあえず、在庫確認と店頭の品数の照合を…)」

「(…………)」ゴソゴソ

「(…ちっ、)」


「(この五日で完璧に仕事をこなせるよォになっちまった、自分の優秀さ憎いぜ…)」

「(やる事ねェわ)」



「え~、でもそれって…で、……だから…、きゃはは!」

「あはは、そうかもォ。…って時に、……になって、…」



「…ンだァ、ピーピーうっせェな…って、あァ…? あれは…」

「やっほう、第一位~」

「来たわよ、第一位~元気だったかにゃーん?」

「げっ」



「げっ、じゃないよ。失礼だね、第一位。
 おかげでミサカ、とっても傷ついたから損害の賠償と謝罪を要求するよ。
 ガチャガチャ、タダでやらせて。100回ぐらい」

「うっせェ馬鹿! オマエ昨日駄々こねまくって、一人で20回も回してただろォが!」

「だって欲しいの出なかったんだもん! ミサカ、あの「呪いのお守りセット」はコンプしたいの!」

「それは縁起いいのか悪ィのか、どっちなンだよ…とにかく駄目だ!」

「ケチくせぇなぁ、いいじゃんやらせてやれば」

「うるせェ黙ってろ第四位、つゥか何でオマエら一緒にいンだよ。最悪のタッグじゃねェか」



「黙れ消し炭にすんぞ。…最初はあんまり、仲良くなかったんだけどねー」

「そうそう。でもムギノが路上で、どっかの男に「強制一人野球拳」を高笑いしつつさせてるの見て、
 あ、凄く仲良くなれそうかも、ってミサカ思ったんだ」

「(…浜d…いや、詮索はよすべきだ…あいつの為にも)」

「ふふ。…私こそ、アンタがエログロホラーR18映画を一人で見ながら、マジ笑いをしてるのを見た時、
 一緒にいたら楽しそうだな、って思ったの」

「(こいつら、エログロホラーを一人で見に行ってンのか…ねェよ…)」

「えへへ、そう言ってもらえてミサカも嬉しいよ」

「私もよ」

「あは」

「ふふ」



「いやもォオマエら、普通にドン引きだわ。つゥかここ、駄菓子屋だから」

「だから何よ」

「ガキがいっぱい来るンで、情操教育上帰っていただけませンか? 歩くホラーです」

「あァ? 客に対して文句つける気かてめぇ。ていうか、お客だから、私達」

「そうだよ、ミサカ達ここのお菓子は健康にも美容にも良いって聞いて、買いにきたんだよね」

「あっそォ。じゃあさっさと買って帰れ」

「るっさいわね、そうするわよ。…じゃあとりあえず、そこの棚、一列全部」

「は、はァァ!? ざっけンな!」



「は?…そっちこそ何言ってんのよ。売り物でしょ、あれ」

「そうだよ。お金もあるよ、ミサカ達」

「そりゃそォだろ、あれ全部買っても一万円いかねェわ! そォじゃなくてだな!…あー、」

「? 何よ」

「なに?」

「…えっと、…」

 
『…私たちが必要以上に手に入れたら、その分、きっと手に入らない人達が出てくるのでございますよ』


「…ンなに、必要ねェだろォが。オマエら絶対食わねェだろ」


「そんなの分かんないでしょうが。食べたくなった時に、足りなかったら嫌だもん」

「だったら、そン時にまた買いに来い。…この棚のヤツは、人気商品だ。
 オマエらが無駄に買っていったせいで、本当に欲しい奴らに渡らなかったら、意味がねェ」

「誰それ?」

「ガキどもだよ。…打ち止めと同い年ぐれェの、普通のな。駄菓子屋は、そもそもそいつらがターゲットの店だ」

「う…で、でもミサカ達だって本当に欲しいもん…」

「あァ、だったらその分だけ売ってやる。それでいいだろ?」


「…分かったわよ。なら、種類をたくさんならいいでしょ? 一度にいっぱい買って帰りたいの」

「……あァ、構わねェ。だが、」


『…それに、人は自分の腕の中に入れておけないものは、なかなか大事にはできないものでございますから…』


「…オマエのその細腕に、抱えきれる分ぐれェならな」

「…あらやだ、言うわね」

「あはっ、第一位かっこいい~。背景www駄菓子屋だけどwwwマジwwウケるwwww」

「黙れオマエ後でウチ帰ったら覚えてろよ。…で?結局、どれにすンだよ」



「……じゃあ、あのホワイトチョコを4つと、ラズベリーガムのパックを6個」

「んー、ならミサカは黒砂糖アメを10個と、さくら餅パックを2つ~」

「まァ妥当だな」ガサガサ

「……しっかし意外だわ、アンタちゃんと働いてんのねぇ。第一位のくせに」

「はっ、なンだそりゃ。俺は俺だ。
 …まァでも確かに、その呼称のせいでアホな勘違いはしてたかもな、今まで。…オラよ」


「…言ってること、分からないでも無いわ。…はい、代金」

「ン」

「私、バイトなんてした事なかったな…する機会もなかったし、必要もなかったし」

「そンなの俺もだよ」

「…アンタは何でこんな事してんのよ」

「…あー、それは、」

「ねー第一位、やっぱりミサカ、ガチャガチャやりたいよー」

「オマエはちょっと空気を読もォか」




~五日目 完~


ちくしょう一日で終わらんかった…すまんこ
明日残ってたらまた適当無計画で書きに来るぜチェケラチェケラ


眠い…
俺が会社休んでんのって、インフルだからなんだよね…pgrww笑えんだけどwwww

一人暮らしのインフル マジ 怖い
処方されたタミフル マジ 怖い

一方さんの周囲はインフルなどにかからず元気でありますように…


と美しい願いをしたところで寝る
おやすみうんこ!

お前なんでそんな時にSS書いてんだよwwwww
あったかくして寝ろよ

何やってんだよ
おやすみ

>>365
病気の時って、寂しいじゃない…?
お前らに会いたくなったんだよ…言わせんな恥かしい///

後、タミフルってすげーんだぜ!
効いてる間はマジ解熱


>>366
ありがとうきびうんこ!
おやすみ!

でもあのSSは最高だったよな…
途中でエロ安価が出ちゃって、「!?!?」な方向へ行ってしまったけど…

しかし今までの流れ全部ぶっ壊してでも安価に従った男気に、俺の胸がときめいたSSでもある



~六日目スタート~


【上司の出勤】


「おはよう、一方通行くん」

「…………」

「今日も遅刻せずに来たのか…えらいな、君は」

「…俺が来なきゃ店が開かねェからだろォが」

「そうか、それはすまない」

「今何時だと思ってンだこのボケ」

「失礼な。さっき時計を見た時は、ちゃんと9時だったぞ」

「いつ見たンだよ」


「起きてすぐ。二度寝してしまったがね、ふふ…」

「ふふ、じゃねェ! 今はもォ12時過ぎてンだよ!」

「あ、本当だ」

「オマエなァ…幾ら何でも重役出勤すぎンだろォが!」

「ふふ……私が重役、か…」

「別にそこ、そンな切ねェ雰囲気出すところじゃねェから。もォ本当何? 何なのオマエ?」

「君の上役さ。…さて一方通行くん、お茶をくれないか。さもないと思わずセクハラを…」

「うるせェよ馬鹿! ここはオフィスじゃねンだよ、駄菓子屋だボケ!」

インフルは大丈夫なのか!?

>>416
フヒヒwwwww打つのに支障はねぇwwww
心配ありがとう結婚する?





【上司との休憩】


「……あークソ、…やっと帰りやがった…」

「ふふ…可愛いじゃないか…『お兄ちゃんまたねー』、か…」

「うわっ!…い、いきなり背後に…つゥか近ェ、近ェから!…何なンだよ!」

「いや、ソースの香りがするなぁと…つまみ食い?」

「オマエと一緒にすンな。ソース煎餅作ってやってたンだよ、店頭を汚されちゃかなわねェからな」

「ふむ、じゃあ私にも作ってくれないか」

「オラよ」


「…材料だけじゃないか」

「てめェでやれ」

「冷たいな…」

「俺は俺以外の人間に優しくする気なンざねェな。茶ァ淹れてくっから、店番してろ」

「分かった」

「…………」バリ ガサガサ

「…………」ゴソ ビリ チュー…

「…おお…さすが私の作った商品、手が汚れずに満遍なくソースが行き渡る…」

「…しかし彼がああ言っていたならば……」パク モグモグ

「…はひひょーのよひは、はふな…」モグモグ


「…食ってる時ぐれェ、独り言を言うのやめろ。オラよ」

「む、…はひはほう」

「…………」ズズー…

「…………」

「…いや、いらねェ。そンな食いかけの煎餅。さっさと全部食え」

「……ふう、美味しかったな」

「はっ、てめェで作ったもンをてめェで褒めてりゃ世話ねェな」

「ふふ…今までは、なかなか他人には褒めてもらえなかったものでね…」

「あ?」


「知っての通り、私は表情に乏しい…その上、いつも目の下にはクマだ…。
 純粋な子供たちから見れば、さぞかし怖いだろう」

「否定する余地が全くねェな」

「そうすると、お菓子に興味はあっても、誰も買いに来てはくれないんだ…。
 私は実はこんなに心優しい、ただのマッドサイエンティストだというのに…」

「なンかおかしいけど、いいわもォ」

「だからしばらくは、覆面を被っていたんだ」

「いややっぱり良くねェ、オマエ本当頭おかしい」


「そうすると、それを珍しがってか面白がってか、以前よりは子供達も来てくれるようになってな…」

「そォいや、その覆面がなンかパンツみてェだったって言われてたぞ。そりゃ面白いわ」

「とは言え、時々は泣かれたり、奥様方にヒソヒソ話をされたりもしたが…」

「だろォな…」

「…だから、商品を…この、一生懸命に彼らの笑顔の為に作ったお菓子を、
 本当に受け入れてもらえているかどうかなんて、聞く機会は、私には無かったんだ…」

「…………」

「それが、今はどうだ?…君を介して、感想を聞くことが出来る。笑顔も見ることが出来る」

「…………」



「…君が来てから今日まで、私は本当に幸せなんだ」

「…………」

「ありがとう、一方通行くん。改めて、君には…」

「……あのよォ、」

「ん?」

「とりあえず言いてェ事も分かったし、俺がどンなにクッソ忙しい時でも店頭には来ず、
 オマエが裏で寝そべって駄菓子食いつつゴロゴロしてた理由も、よォく分かった」

「あ、今刺さった、何か私の胸に刺さったぞ」

「だが、オマエにだって、いたじゃねェか」

「え?」



「…客だよ。オマエの事を、先生先生つって、この店に来るクソガキどもが」

「あぁ…あの子達は…。うん、特別なんだ。よく懐いてくれているよ…」

「だったら、他のガキにだって懐かれてもおかしくねェだろォが。何を初めっから諦めて、グダグダ抜かしてやがンだ」

「…しかし、あの子達は」

「あァ、何か事情があったンだろ。深く聞く気はねェよ、面倒くせェ。
 ただ外から、全くその事情に関係のねェ俺が、オマエを見てた時の話をしてるだけだ」

「…………」

「あのクソガキ共に自然な笑顔を向けられるっつゥンなら、別に他のガキ共にだって向けられるだろ。
 普通に会話できるンなら、他のガキに対してできねェ道理がねェ。
 あのガキ共に好かれてるってンなら、他のガキ共にも好かれねェ訳がねェ」

「…だが、」


「それとも、何か? あのオマエに懐いてるクソガキ共は、あれは演技なのか? 嘘なのか?
 何かオマエに恩義でもあって、気ィ使ってンのか?」

「…そんな事をする子達じゃない」

「あァ、そォだろうな。…なら、オマエの中に元々その要素があるから、そォなってンだろ。
 あのクソガキ共が無理してやってンじゃねェなら、オマエ自身の行動で好かれて、懐かれて、笑顔を向けられてンだろ」

「…………」

「だったら、他のクソガキ共に出来たって、何らおかしかねェだろォが。
 オマエ自身が出来ねェと思い込んで、今までそれを端っから諦めて、やってねェだけだ」

「…………」


「まァ、オマエがあのクソガキ共に対してしか、情がねェっつゥンなら別だがな」

「……だったら初めから、こんな店、やってないさ」

「だろォな」

「……どう、なんだろうな…出来るのかな、私に……」

「知るかよ。…ただ、俺は」

「うん…?」


「…クッソ急がしい時に裏で駄菓子食いながら、

 「一方通行くん、リモコンを知らないか」とか
 「一方通行くん、ストッキングが無いんだが」とか
 「一方通行くん、孫の手取ってくれ」とか
 「一方通行くん、マリオカートしないか。スーファミの」とか言うのをやめて、

 いい加減店頭に手伝いに来いっつってンだよ! オマエはでけェガキか!!」

「え~…」

「え~、じゃねェ!…つゥかオマエ、この短時間でどンだけ白衣をソースだらけにしてンだよ!?」




~木山先生との一日 後半へ続く~


俺は一瞬、テレスティーナ×木山先生SSをものすごいシリアスで書こうと血迷ったぐらい、
木山先生が好きなんだが…だが…

まぁいいかwwwwどうでもいいかwwwwチェケラwwwww
タミフル飲んでくるwwwwwフヒヒwwwww

残ってたらまた後でな!

そろそろ終盤に向かおうかと考えている




【上司の客】


「あ、一方通行さーん!」

「…あァ?」

「こんにちは~」

「…………」

「…まさか忘れてるとか…?」



一方「…『佐天涙子』、だろ」

佐天「おお、さすが! バイト、どうですか? 慣れました?」

一方「あァ、おかげさンで」

佐天「そっか、良かった! 木山先生をフォローできるって事は、優秀だとは思ってたんですけどね~」

一方「…何気に失礼な事言ってっけど、オマエ、知り合いか?」

佐天「はい。今日は実は、皆で遊びに来たんですよ」

一方「皆…?(…嫌な予感しかしねェ)」

佐天「うん、もうすぐ来ると……あっ、来た。こっちこっちー!」


「お姉さま、もう一度!もう一度だけ、

『黒くて硬いチョコバットを口いっぱいに頬張りたい…』

って仰ってくださいまし! 後生ですから! 後生ですから!!」

「黒子、それ以上言うとツインテールを強制トロール人形にするわよ。…で、初春さん、それ本当?」

「ええ、はい。見た目がかなり特徴的ですし…あ、ほら、あの人です」




一方「だと思ったわ。…だと思ったわ!」

佐天「え?」

美琴「…うわぁ。あんた、何してんの?」

一方「もォその質問、答え飽きたンでパス」

黒子「あら、一方通行さんじゃありませんの。お久しぶりですわね。
   ところで一体いつになったら、反射能力を使ってお姉さまとエロい事をさせてく…ぶっ!」

美琴「あんた公然と何を言い放ってんのよ!」

黒子「しまった…一方通行さんの顔を見る度に、お願いをするのが癖になっていたものだから…つい…!」


美琴「…………」

一方「…………」

美琴「……ごめんね」

一方「……本当にな」

初春「何してるんですかー、二人とも。木山先生のところ、行きますよー!」

黒子「はーい、今行きますのー」

佐天「あ、その前に一方通行さん、梅ガム下さい。…はい、代金!」

一方「ン」


美琴「あ、なら私もこれ。はい」

一方「おゥ」

黒子「これ、靴はどこで脱げば宜しいんですの?」

一方「…そっちの端にでも脱いどけ」

美琴「あんた、何時まで働いてるの?」

一方「さァ」

初春「みなさーん、お茶入れますけど梅こぶで良いですかー?」

黒子「あ、わたくしは黒豆茶が良いんですの! この前の買い置きが…」パタパタ

佐天「私は麦茶でいいよー! 冷蔵庫にあったはず…」パタパタ

美琴「私は何でもいいわー」トテトテ


一方「…………」

一方「……(すげェな…これがかしましいってやつか…)」

一方「…(ウチも女ばっかだが、これ程じゃ…いや、一緒か。一緒だな…)」

一方「(俺の安住の地は、一体どこに…)」

初春「一方通行さん」

一方「っ!?…なっ、なンだよ?」

初春「えっと、お茶を淹れたので、どうかなって思いまして…梅こぶ、嫌いですか?」

一方「いや…」



初春「そうですか。じゃあここ、置いておきますので、宜しかったらどうぞ」コト

一方「…、どォも」

初春「いいえ!」

一方「…………」

一方「…………」ズズー…

一方「………うめェ…」




【上司の客2】


美琴「よっ」

一方「…ンだよ」

美琴「さっきから見てたんだけど、あんた思ったより、ちゃんと仕事してるのねぇ」

一方「うるせェよ。…戻ンなくていいのかよ」

美琴「うん、私1抜けだから。まだ残りの人達は、勝負してる」

一方「…あっそ」

美琴「…打ち止めと番外個体、元気?」

一方「…あァ」


美琴「そっか。…近々、また会いに行っていい?」

一方「…そンなの、俺の許可なンざいちいちいらねェだろォが」

美琴「どうしてよ」

一方「あ?」

美琴「あんたの家族なんでしょ?」

一方「………オマエが、」

美琴「なによ」

一方「(それを、言うのか、俺に?)」

美琴「ん?」



一方「………知るかよ」

美琴「…んー、否定も肯定もせずか。…まぁいいわ、知ってるし」

一方「何をだよ」

美琴「ふふん、秘密。…んーとじゃあ、二人にお土産持って行ってもらおうかなー、ここの」

一方「…………」

美琴「じゃあこれと、これとー…あ、これ打ち止め好きそうね。で、これは番外…」

一方「…………」

美琴「あんまり多く渡すのもあれよね、ここの品質と素材がいい代わりに、防腐剤とか一切入ってないし…」


一方「…………」

美琴「よし、こんぐらいかな。…よし、じゃあこれお会計お願いします」

一方「……買いすぎだろ」

美琴「そう? 値段も一人500円ぐらいだし、量もそんな多くないわよ、実は。嵩張ってるだけで」

一方「…あっそ」ガサガサ

美琴「…………」

一方「オラよ。…何見てンだ」

美琴「うん、いやー…あんたとはやっぱり、いつまでたっても、話題が盛り上がらないなと思ってね」

一方「はァ?」



美琴「まぁ別に、いいけど」

一方「…………」

美琴「あ、そうだ。カードつけよっと。確か鞄に…」

一方「…盛り上がらせてやろォか?」

美琴「え?」

一方「…オマエの大好きな三下がおそらく後15分ぐれェで、ここを通りかかります」

美琴「」ボンッ

一方「(うわォ…)」

美琴「えっ、ちょっ、なん、あんた、そそ、そんな」

一方「(…うわォ…)」



【上司との店閉め】


「一方通行くん、お疲れ様。今日も…今日は、色々と有難う」

「…全くだ。ただでさえガキが多いってのに、あンなうるせェ奴らまで呼びやがって」

「ふふ…その割には、マリカーで、
 『くらえ、赤甲羅ァ!…ぎゃは、後ろから乗り上げて、ミンチにしてやンぜェ!』
 などと言って、一番楽しんでいたのは結局君じゃないか」

「おい忘れろっつただろォが」

「まぁいいさ。…じゃあ売り上げはそこにおいて、」

「…おい、前から聞こォと思ってたンだけどよ」

「うん?」



「俺はオマエが持ってる成分表も、素材も、その原価も見た」

「ああ」

「…で、この販売価格。…まるで、採算が合わねェンだが?」

「…つまり?」

「儲ける気はあンのかって、聞いてンだよ」

「…ふふ、さぁ。どうなんだろうな…」

「…あァ?」

「でも私はこの店、とても気に入っているんだ。…10円の価値しかないものを、それ以上にしてくれる」

「あ?」


「100円は100円、一万円は一万円だ。それは変わらない。
 …だけど、お金は使い方によって、それ以上の価値を生み出すことが出来る…
 私にとっては、子供たちの喜ぶ顔が、それなんだ」

「…………」

「…君も、この一週間でそれを肌で感じてくれたかと思うんだが…どうかな?」

「……知るかよ」

「後、そろそろお腹が空いたからオムライスを作ってもらいたいんだが…どうかな?」

「おいブチ殺すぞ」



【上司との夕食】


「…オッムライスーオッムライスー」

「低いテンションで歌うンじゃねェ、気持ち悪ィ!…オラ、皿寄越せ」

「はい」

「っと、…あちっ、…オラよ」

「おお…なんと美味しそうな…。早く君も座ってくれ」

「…………」ガタ

「よし、じゃあケチャップを…」ニュニュ…

「…おい待て」

「え?」ニュー…



「…何でハート型なンだよ」

「何を今更…新婚の間では、オムライスにはハートって決まっているじゃないか!」

「俺達は、新婚じゃねェだ・ろ・ォ・が!!」バシッ

「いたっ」

「ったく…飯ぐらい静かに食わせろ!」

「分かったよ…しかし、もう書いてしまったからな…潰さなくても良いだろう?」

「…食ったら変わンねェ。寄越せ」

「ああ、じゃあちょっと待ってくれ…よいしょっと」ズズッ…

「…何で皿をこっちに、」

「…よし」カパッ ピローン

「…、…何してンだ」



「写メを…最近のは凄いぞ、携帯なのに光補正も手振れ補正もしてくれるんだからな」ピッ ピッ

「いや、携帯の講釈は後でいい。…今オマエ、俺とオムライスが同じフレームに入るよォに撮ったな?」

「さすが一方通行くん、ご名答だ」

「…で、それをどォした」

「ツイッター上に流した。『今から彼と夕食です☆』ってコメントと一緒に…」

「な・ン・で・だ・よっ!!」バシッ

「いたっ」

「オマエ馬鹿!? 馬鹿だろ!? 消せ、今すぐ!」

「…いいじゃないか…ちょっとフォロワーの1,000人に誤解されるぐらい…」

「オマエそンなにいンのかよ!? クッソ面倒な事に…!」



「だって…」

「だってじゃねェ! あァもォ…つゥか、なンでこンなアホな事…オマエだって困ンだろォが」

「…既成事実を作ってしまえば…もう少し君は、ここに居ざるを得ないかなと…思ったんだ」

「…、はァ?」

「約束の期日は、今日だったからね」

「約束?」

「バイトさ、ここの」

「…………」

「君が知らないようだったから、どうしても言い出せなくてね…すまなかった」

「…………」


「でも君には君の予定が、ある。…大人気ない事をしたな…」

「…………」

「でもそれだけこの一週間、楽しかったよ」

「…………」

「…ありがとう、一方通行くん。…本当に色々と」

「……飯、」

「うん?」

「さっさと食えよ、冷めンぞ」

「…ああ」

「ハートはきちンと塗りつぶしてからな」

「結構容赦ないな、君」


一旦終了

風呂飯タミフル休憩!


23時ぐらいにラスト投下に現れる予定チェケラ

なんか心配させちゃって///ごめんね///
良かったらお前ら結婚する????

俺は一方さんにしかwwww興味wwwナッシングだけどwwww





 この六日間で、あの雇い主に見送られたのは初めてだ。


 白衣のポケットに両手をつっこみ、風で乱れる髪にも頓着しない様子だった彼女は、
 「じゃあ、元気で」と、緩く微笑んだままあっさりとそう告げた。
 その背後には、シャッターの下りた、この六日間毎日店頭に立っていたはずの、店。
 しかし改めて目にしたそれはどうも違和感があり、一方通行は軽く頷くと、すぐに目を反らした。
  
 (…長かったのか、短かったのか…今いちよく分かンねェな)

 既に外は暗く、街灯の明かりが目の前の道路を照らしている。
 気分的に人通りの少なそうな道を選び帰路につきながら、一方通行は、はァ、と深く息を吐いた。

 (でェ?…結局俺は、)

 吐き出された息に、色はついていない。
 まだ夜の外気は肌寒いものの、冬が去り、そろそろ春がくる証だろうか。

 (…何を学ンだってンだ?)

 (…………)

 (…………)

 (……あっほらしィ、どォ考えても金は金じゃねェか、やっぱり)


 春。
 それは毎年必ず巡ってくるものではあるが、今回ばかりは、一方通行にとって少し違う意味を持つ。
 打ち止めが、小学校に編入する。
 それは少し前の自分達から考えれば、信じられない事だ。
 信じられないぐらいに幸せで、そして信じられないぐらいに、「普通」の出来事だ。

 (…明日は、買い物だったな)

 黄泉川が奔走し、芳川が打ち止めの体調を整え、自分が色んな方向から手を回した。
 様々な種類の人間に協力を求め、助力を求めた。それこそ多額の金も、人脈も、情報も使った。
 普通の事を行うだけで、こんなにも、普通じゃないことをしなければならなかった。
 その事実は一方通行に、改めて自分達の置かれていた状況を知らしめた。


 (一式、揃えるンだったっけかァ…?)

 しかし、そんな事は打ち止めには関係は無い。自分達のみが知っていればいいだけの話だ。
 これから少女は、普通に編入し、普通に友達を作り、普通に生きていく。
 そういった普通の幸せという、最上級のものに囲まれながら。

 そうして成長していく少女に、自分はひょっとすると、いずれ障害になるのかもしれない。
 それならばそれでいい。離れたって姿を消したって、少女を守る術は幾らでもある。
 
 ただ、やはり、そうなりたくはない。

 (……買い物、ねェ)

 こんな普通ではない自分が、少女の成長の手助けをする事なんて、できるのだろうか。
 

 一方通行は少し思案すると、今度ははっきりと、溜息をついた。  






「…あなたとお買い物なんて、久しぶりすぎてとっても嬉しい、ってミサカはミサカは~♪」

「回ンな」

「ねぇねぇ、ここでは何を買うの?ってミサカはミサカは聞いてみたり~」

「跳ねンな」

「あ、こっち?こっちなのってミサカはミサカはー!」

「スキップすンな。…ああもォ、大人しくしてろ!」

「えへへー」

「…オラ、ここだ」


「お…おおう…ってミサカはミサカは、フロアいっぱいに広がったお店に目を瞬いてみたり…」

「まァ、普通のデパートだからな。服買うンだよ、オマエのな」

「でも、ミサカはいっぱい持ってるよ、ってミサカはミサカはクローゼットを思い返してみる」

「あァ、そォだな。…でもオマエは、春から小学校に行くンだろ」

「うん!」

「なら、動きやすい格好が必要だ。
 家にあンのは、黄泉川が買った動きやすそォなのもあるが、まァあンまり可愛くねェし…芳川のはワンピースばっかだからな」

「あなたの買ってくれたものが大半だしそれもワンピースだけど?ってミサカはミサカは」

「うるせェ」トスッ

「あたっ」



「…だから、ここで選ンでいくンだよ。動きやすそォなもンをな」

「わーい!って、どうやって選べばいいの?ってミサカはミサカはあなたを見上げてみたり」

「…そォだな。まずは家にある服を、思い返してみろ」

「うん」

「それと組み合わせやすそォなもンを中心に選べばいい。勿論、着たいのが単体であったらそれでもいいが」

「なるほど!ってミサカはミサカはよく分かってないけど、大きく頷いてみたり!」

「おい」

「…でもこのお店、いつもと違うんだねってミサカはミサカは」

「あ?」



「絨毯ふかふかしてないし、店員さんがスーツ着てないし、こんなに広くなかったし…
 ってミサカはミサカは、最近行ったお店を思い返して、首を傾げてみる」

「……それは、」



『それよりは、さっき言ったみたいに俺らと同じ感覚覚えてくれるって方が、俺ら的には嬉しいし』

『何ていうのかなー、年相応の範囲内で不自由感じながらってのも、楽しいもんですよ』



「…オマエが編入すンのは、普通の小学校だ」

「? うん」

「そこで、オマエは友達を作る。…まァ最近のメスガキは大分ませてっから、ブランドの話題とかも出るだろォよ」

「へー…」


「で、ここはそォいうガキ向けの、ブランドを集めたフロアだ。
 オマエと同い年のガキが、普通に着ていて、普通に欲しがるよォなもンが、たくさンある」

「そうなんだ」

「あァ。質も、まァそれなりだが、…前行ってたよォな店よりは、きっとオマエも年相応で着やすい」

「うん、ミサカ、前よりこっちのお店の方が楽しそうでキラキラしててカラフルで、好きかも!
 って早速見たくて、ウズウズしてみたりー!」

「あァ、行って来い」

「いや、あなたも一緒に行くに決まってるでしょーが!ってミサカはミサカはやる気なさげなあなたを、引っ張ってみるー!」

「えェ~…」

「ベンチに座ろうとしないでー!ってミサカはミサカはー!」






「…買ってくれてありがとう!ってミサカはミサカは袋を抱きしめながら、お礼を言ってみたりー!」

「ハイハイ。荷物寄こせ」

「ミサカ持てるよ」

「危なっかしィンだよ、黙って渡せ」

「はーい」

「…………」


「ゆ~びでは~じく~♪…って、あれ?こっちはお家の方向じゃないけど、どこに行くの?
 ってミサカはミサカは、あなたの進行方向に疑問を持ってみたり」

「…連れてけってうるさかったの、オマエだろォが」

「え?…あっ、もしかして駄菓子屋さんに連れてってくれるの?わー、やったあ!とミサカはミサカはくるくる~♪」

「だから回ンな」トスッ

「あたっ」

「えへへー」

「…クソガキ、」

「ん?」


「…オマエには今週から、小遣いをやる」

「こづかい?」

「あァ。額は…まァあいつらと相談をするが、毎週、やる」

「えっ、本当?ってミサカはミサカは何だかドキドキしてみたり…!」

「何でだよ。…だが、」



『そうね。だから自分で計算する事も覚えるし、欲しいものを我慢する事も覚えるわ』



「…その額以上を使いきっても、知ったこっちゃねェ。次の小遣い日まで、やらねェ」

「おお…それがお小遣い?」


「そォだ。…限られた金の中で、自分で欲しィもンをちゃンと考えて、我慢したり、使ったりしろ」

「なるほど…!何か大人の仲間入りみたい、ってミサカはミサカは今からちょっと緊張してみる…!」

「アホか。…とりあえずは予行練習だ」

「え?」

「100円やるから、…あの駄菓子屋で好きに使ってみろ」

「わ、見えてきたー!とミサカはミサカは、もうこの時点で興奮してみたり!」キラキラ

「…………」


「100円で、どれぐらい買えるのかな?ミサカの好きなうまいぜ棒は、いくらぐらいなのかな?
 って今からミサカは計画を立てつつ、考え込んでみたり…!」キラキラ

「…………」



『100円は100円、一万円は一万円だ。それは変わらない。
 …だけど、お金は使い方によって、それ以上の価値を生み出すことが出来る…』

『私にとっては、子供たちの喜ぶ顔が、それなんだ』



「…っち、」

「わぁ、たくさん…たくさん種類がある…!ってミサカはミサカはとても興奮気味の現状をお伝えします…!」

「あっそ。…じゃあしばらく、オマエはここで大人しくしとけ」


「ん?あなたはどこに行くの、ってミサカはミサカは店の中に入ろうとしているあなたに、聞いてみたり」

「…俺は、ここの店主に用がある」

「どんな?」

「未払いの五日分の給料、分捕るンだよ」





~終わり!~


OH…うんこタイムの間になんかお前らありがとよwwww

久々に一方さん書いてて思ったけど、やっぱり早く彼が幸せになんねぇかな…と俺は思う…チェケラ…

アニメやってんのにVIPに全く一方さんスレがなくてビビって立てたけども、
今はみんな何だっけ、VIPのSS板みたいなとこにいんだよな?
最後にいたのは去年のWCらへんだけど、一方さんがいっぱいいそうだよな~
しかしあの頃俺が夢中になっていたのは、麦恋とバンド話だった…どっちも終わったのかな

俺は前回あっちにお邪魔して一ヶ月もスレが残って「やだ…///恥かしい…///」ってなったから、
多分次もこっちだと思うが、お前らそれまでwwwwせいぜいwwww一方さん崇めてろよwwwwwwpgrwwww

じゃー構ってくれてさんきゅーな!
インフル心配してくれた奴らはちょっとオランダ行って結婚してやるから待ってろ



後で覗いてもし残ってたら、テレス木山を語りに来たいが俺の腰が限界なのである
二度目の風呂タイムチェケラ


じゃーな!
後は落とすなりなんなり好きに使え変態ども!



ちょっと…何なの…///
独り身の病人には、お前ら優しさがこたえるじゃない…もう、ばかっ////
ばーかwwwwばーかwwwww

ばか…

まぁでも一方さんには遠く及ばないけどなwwwwpgwwwww


まだ大分スレ残ってるからさぁ、本当は後は好き放題俺のテレス木原語りで埋めたり、
俺と一方さんの日常をお前らに自慢したり、
それこそお前らと一方さん語りしたかったんだけど、薬効いて眠くなってきたから寝るぜ寝るぜ
すまねーな!!

でも起きたら見るからお前ら本当好きにしといてくれよ
まぁ落ちてても、もう一回お前らからのレス見て「きめぇwwww」ってやるけどなwwpgrwwww

つうかバンドスレまだ終わってねーのかwww
後で見に行くわあんがとwww


次は半年以上あけない内にスレ立てたいぜー
一方さんが幸せになりますように!

>>1乙~
小学校に転入した打ち止めが見てぇ!!!
毎日一方さんに報告をしたりとか口癖を何とかしようとがんばってみたりとか
そんな打ち止めを見てやきもきする一方さんも見てぇ
興味なさそうにしてるくせに実は一字一句もらさず記憶しているに違いない


おいお前ら…聞いてくれよ…
↓みたいなレスを、他スレに誤爆したわ…俺馬鹿すぎて死にた…くはないけどもうアレでアレだわ…

これインフルのせい!
これタミフルのせい!

嘘です!!!!!
現代医学は何も悪くないです!!!!!




残ってるぜ…?
どういうことなんだぜ…?

じゃあ俺のテレス×木山先生語りとかお前ら聞いてけよwwwwpgrwwwww
とかつってどうせ一方さんが出てこないとシカトすんだろ知ってんだからなwwwww
俺もするわそんなんwwwwww

百合って最高だと思うんだけど、どう?
本当どう?

正直にいうとNLが至高です


もう俺恥かしくてしばらくあっちのスレ覗きに行けない…チェケラ…


チェケラケラ…

>>594
NLって何の略?
BLがボイーイズラブって言うのは知ってんぜ!
じゃあそれに似た系統か…
文脈から察するに、百合ではないのは分かったがチェケラ…

普通にノーマルっす……

変態お前アニメで一方さんが出てきたら
また一方さん語りをどこかでしてくれよ

あと百合なら初春木山もいいと思うの

テレス×木山先生か…

テレスが猫かぶりなのかブチ切れなのかでだいぶ違ってくるな
猫かぶりでねっとり攻めるのかブチ切れでガンガン攻めるのか
禁書の百合SSはいくつか見たことあるけどテレス×木山は未知の領域だからわからん

百合といえばインデックス×美琴のスレが製速にあったな
あれ何てタイトルだったっけ

>>598
なるほど!
上条さんと美琴とか、上条さんとインデックスとかそんなのか!
俺も大好きィィィ!!

22巻で麦のんがあまりに可愛かったんだけど、片思いカクテイネだからさ、
誰かとくっつかねーかなーと思ってる
思いすぎて、土御門と麦のんの話を書こうとして5行で我に返った
だってOPのつっちー、クッソかっこいいから…


>>599
ばっかお前…ばっか…お前…!
俺があのあわきんを殴るシーンの一方さんを見てた時、どんな状態だったと思ってんだ!
風呂入って身奇麗にして、正座で見てたわ!!!
カツコツ…って真っ暗な学園都市の人気の無い道路を歩いてくる一方さんには、あまりのかっこよさに俺のゲージは振り切れた
ぎゃひひ!って奇声をあげる一方さんにも俺のときめきはMAX
目元が歪みまくった顔芸にも俺の愛はMAX
その顔のまま「それでも俺は――」って叫びつつ、女子を力いっぱいグーパンする一方さんには、思わず土下座したね!!!
かっこよすぎて!!!!

まぁこんな俺が、VS木原戦をまともに見れるかって話だよな…今から怖いわ


初春木山か!いいな…いいなそれも…!
百合はさ~、恋愛じゃないのがいいよな!あくまでも友情の延長線、みたいなな!

>>600
未知か!そうか!!
じゃあ俺の妄想でお前を侵食してやるからちょっと待ってろ!!
さわりだけ書いてくる!

>>601
おにゃのこが仲良くしてるのっていいよな~
俺、百合っていうかそういう大事にし合ってたりお互いの事が大好きだったりっていうのが好きだぜチェケラ…
インデックスさんに無邪気な言葉で褒められて、「ばっ、ばか!あんた何言って…!」って真っ赤になる美琴を受信


違う!!!
記憶があまりのかっこよさに改竄されていた!!!!
「こっから先は一方通行だァ!!」ですよ叫んでるのはすいませんごめんなさい一方さん

「それでも俺は――」は、あわきん殴って鼻血+気絶させ、颯爽と去っていく際の呟きであった
俺としたことが


木山先生とテレスたん!



【なんかこういう始まりかなって妄想した】


 「…口を、割らない?」

 黒いスーツ姿の男が、目の前でその言葉に沈痛な面持ちで頷く。
 アンチスキルの者だと名乗った割には物腰は柔らかく、しかしやはり、鋭い。推測するに、現場から上がった上層部の人間なのだろう。
 そんな人物が、今自分の前で深々と頭を下げている。
 木山は困ったようにほんの少しだけ、眉を顰めた。

 「はい。…もう、我々の手には負えないのです」

 「…ですが、だからと言って、私には…」

 「いえ、あの女の指名なのです」

 「…は?」

 「…貴女となら、話を、すると…」

 男の話す、その人物。
 思い返すだけで酷く胸が痛み、また、大きな怒りを覚える。
 少女たちの助けがなければ、どうなっていたか分からなかった、あの事件。
 それを起こした、紛れも無い張本人だ。


 「…もう関わりたくないのが、本音です」

 「…ごもっともです」

 「しかし…、」

 そっと、デスクの上に視線を流す。
 その先には、無機質なフレームで彩られた写真がある。映っているのは、大事な子供たち。何を引き換えにしてもよかった程の。
 それらを目の端で見やると、木山は口を開いた。

 「…二度とあんな事は、起こしてはいけない。あんな人物も、作り出してはいけない」

 「…はい」

 「それを防ぐ為であるのならば、私は何だってしましょう」

 「…、…ありがとうございます」

 男が顔を挙げ、力強く頷くと、すぐに襟元を掴み何かを呟いた。
 周囲に立っていた男共が途端に慌しく動き始め、改めて己の発言の重要さを知る。

 
 そして、あの事件は未だに、終わっていなかった事も。



【↑からしばらくたったらこんな風になるんじゃないかなって妄想した】


 「しつけぇ女だな…何で、まだ来る」

 白く四角い部屋の真ん中、縛り付けられた女が舌打ちをする。
 アクリル板の向こうからそれを受け取りながら、木山は今日もいつも通り、椅子に座った。
 二人を隔てるものは、透明のアクリル板以外と。
 遠すぎて理解なんて永遠にできない程の、心の距離だった。

 「…お前が吐くまで、来るのはやめないさ」

 「無駄だっつってんだろうが、…消えろ」

 豊かで綺麗に整えられた髪を持ち、柔らかに微笑んでいたはずの、目の前の女。
 それが今や見る影も無く、歪んだ顔でこちらをねめつけ、汚い言葉で言葉を返す。
 その光景はひたすらに滑稽で、何故か悲しくもあった。
 自分はあの美しかった彼女に、何かしらの感情を、覚えていたのかもしれない。
 どちらが、本当の彼女だったのか。

 「私を最初に呼びつけたのは、お前じゃないか」

 「…ふふ、そうね? そうでしたわ。それはね、ちょっと貴女と仲良くなりたくて…」

 「…………」

 
 「だからよ、デュアルスキルなんざ作っちまって、学園都市中のクソガキを苦しめまくったお前と、
 思い出語りをしてーなって言ってんだよ! ぎゃはは!」

 「…………」

 「同じ穴の狢のクセに、正義面しやがってよ…お前がやった事は消えねぇだろぉが、あァ!?」

 「…ああ、そうだな」

 叫んだテレスティーナの言葉と形相を、目を逸らさずに淡々と受け止める。
 しかしそれが気に入らなかったのか、テレスティーナはまた舌打ちをすると、顔を大きく歪めた。
 こちらへと向けられた視線が、黒く濁る。

 「…っぜぇな、おい。私に会いに来てんのは、贖罪のつもりか?
 「私はあの事件を忘れてません、これからの未来の為にも、あのトラウマとなる女と向き合い、一生懸命話をしています」ってか?」

 「…そんなつもりじゃない」

 「いいえぇ、どうせ私に拒否権なんてありませんもの。
 貴女の自己満足・悲劇のヒロインぶりっこ・逃避の為に、どうぞお好きにお使いなさって?
 尊厳なんて踏みにじって下さって結構ですよ、…最初からありませんでしたもの」

 「…ただ、私は…」


 狂気のような光を目に宿したまま、テレスティーナが口を開く。
 被せられる、意味の無い言葉の洪水。罵倒。悪意。いつも通りだ。それを受け止め、一瞬目を伏せると。
 同じくいつも通りの言葉を、木山はゆっくりと紡いだ。

 「…お前の話が、聞きたいだけだ」

 「…消えろ」
 
 そして、テレスティーナの顔から一切の表情が消える。
 声音から、一切の感情が無くなる。

 (…また、駄目か…)

 しかしやはり、届かなかった。
 こうなってしまえば、もう何をしても無駄だ。
 まるで人形のようになってしまった目の前の女をもう一度、見やると。


 木山は唇を噛み締めながら、席を立った。



【そして終いには、こういう百合的展開になんねぇかなって妄想した】


 「もう、…来ないでくれる?」

 「…、テレスティーナ…?」

 一瞬押し黙った後、柔らかに微笑んだ彼女が、同じく柔らかな声音で口を開く。
 その意味に思わず聞き返せば、テレスティーナが困ったように首をかしげた。微笑が少し歪み、苦笑に変わる。

 「…話すこと、もう無いしさ」

 「何を、」

 「それに幾ら、あんたが傍にいてくれるって言ってもね、」

 そして、そっと華奢な肩が動いたかと思うと、ゆっくりと、手が目の前に翳される。
 見える手のひら。惑うように緩く折り曲げられた、白い指先。
 どこか儚げなそれを掴もうと、木山は思わず同じく手を伸ばす。
 しかし、感じたのは分厚く冷たい、アクリル板の温度だった。


 「…ね?」

 「え?」

 「私は一生、ここから出れないんだよ。無駄なんだ、何したって。…だけど日増しに、あんたに触れたくなる」

 「……それは、」

 「…それだけじゃなくて、あんたいっつも綺麗にしてないから、髪弄ってあげたいなぁ、とか」

 「…、すまない」

 「ふふ。…化粧も教えてあげたくなるし…そうね、私はその白衣と地味な服しか見たことないけど、
 もっと派手なのはどうかしら?とかね」

 「似合わないさ、私には。…私よりも、」

 「あら、そりゃ私には似合うわよ。当たり前でしょう?……後は、美味しいお店に着飾って一緒に行きたいな、とか…」

 「…ああ、いいな」


 「もしくは、やりかけのあの研究、あんたにだったら教えてもいいかな、とかね」

 「まだ私に、黙っていたものがあるのか?」

 「ふふ、まぁね。……うん、だからそんな事ばかり、考えちまうんだよ、日増しにさ」

 柔らかだった口調が、ふっと思い出したかのように、荒れたものに戻る。
 そしてゆっくりと、離れていく手のひら。その動作に、何故か酷く胸が痛んだ。
 追いかけようにも隔てるそれに阻まれ、何も出来ない。
 俯くテレスティーナの姿に歯噛みしながら、木山はただ募る焦燥感を飲み込む。
 心中に擡げる不安。それが的中するだろう事を、感じながら。

 「これ以上、私を苦しめたくないんだったら、…もう来るな」

 「テレスティーナ…!」

 「…あんたの面会は、もう受け付けない。有益な情報は吐ききったからさぁ、私にもそんぐらいの権利はあるんだよ。
 …まぁ後は、まだ吐いてない政治的なあれ? 上層部のおっさん共のきったねぇ性癖とか?
 そんなのを脅しにして、適当にやっていくからさーァ」



 「待て!…待てって言ってるっ!!」 

 立ち上がったテレスティーナが、そう言って笑いながら離れていく。
 向けられた背中。迷いの無いその足取り。
 その姿に、木山は暗く重い何かが、心中から喉元へと這い上がってくるのを感じた。
 そして競りあがるそれを抑えきれずに、言葉を吐き出す。

 「死ぬ気、なのか…っ!?」

 「…………」

 「…ふ、ざけ、…ふざけるなっ!」

 一度口に出したそれは、途端に現実味を帯びる。
 目の前が赤く染まっていくような感覚。その最中、扉を前にしたテレスティーナが、少しだけこちらを振り向いた。
 そして。


 「…それでは木山さん、ごきげんよう。永遠に」


 妖艶に微笑んだまま、テレスティーナはその姿を、消した。  


指いてぇ…
だが満足した
テレスたんのツンデレを受け止められるのはクール天然ビューティー木山先生だと思った
レールガンの最終回見て…俺は…思ったんだ…

ここまで書いてなんだけど、やっぱり無理矢理一方さんを付け足してくる



【木原くン(=テレスの為にえんやこら)VS一方さん(=駄菓子屋で世話になったからえんやこら)】


 気絶し、眼前に転がった女の上に確かめるようにして、足を乗せる。
 ごり、と骨と肉を踏みにじってもその身体はぴくりともせず、一切の抵抗をできない事が伺えた。
 それに満足そうに、血と汚れで黒ずんだその白衣をもう一度足蹴にすると、木原数多は傍にいた男を顎でしゃくった。

 「…おい、連れてけ」

 「はっ」

 機敏な動きで、数名の男が抱え上げる。
 こんな女の一人ぐらい、本当は一人でもどうとでもなる。どうとでもなっていたのだ、以前までなら。

 「骨の数本なら折ったって構わねぇが、頭だけは丁重に扱えよ。
 …どっかのモルモットみてぇにイかれちまって、また脚を吹っ飛ばされるなんざ、たまらねぇからなぁ?」


 ぎゃはは、と笑えば、どこか気まずそうに男たちが頷く。
 その光景を無機質な目で淡々と見つめながら、木原は右は膝下、左は大腿から無くなった自分の脚の原因を、ふと思い返す。
 脳裏を過ぎるのは、八月三十一日。
 己の全てを変えた、禍々しく呪わしく、そして鮮烈なあの日だ。

 (…一石二鳥だな、テレスも喜ぶ、俺も喜ぶ…何せ、)

 今でもまざまざと蘇る。まるで昨日のことのように。
 あの体躯。
 あの表情。
 あの声音。
 あの黒翼。
 あの痛み。
 あの憎悪。
 
 (…何せ、)

 死を覚悟した一瞬に焼き付けられた映像は、今も尚ずっと、木原の中を渦巻いている。
 それはどこかで吐き出せねば、気が狂いそうだった。
 ぶつける対象が欲しい。
 この思いのままに、踏みにじって、折って、引き千切って、刳り貫いて、濁った悲鳴を上げさせる対象が。 


     
 「――おやァ? あンまりにもモテねェもンだから、ついには人攫いですかァ?」


 そして背後から響いた、その声。カツン、といった硬音と重なり、それは木原の耳で反響した。
 予測していた事のはずなのに、待ちわびていたそれに、腹の底から歓喜が沸きあがる。
 木原は笑った。

 「…また、こうしてお前に出会えるんだからなぁ、一方通行よぉ…!」

 振り向けば、杖を突いたあの少年。何度も木原が思い返し、何度も木原が再び出会う事を願った、あの。
 以前よりも大人びたように見える、その顔。体型も多少変わり、髪も伸びていた。
 しかしその整っているはずの顔には、至極見覚えのある、凶悪に頬を引き裂いた表情を浮かべていた。

 「悪かったなァ、木原くンよォ。…脚と一緒に、ちゃンとその使い道のねェ汚ェ股間も、吹っ飛ばしておきゃ良かったよなァ」

 目元が歪み、赤い瞳孔がぎらぎらと光りながらこちらを射抜く。
 ぎゃは、と笑いながら、目の前の少年――場違いな程の白を纏った一方通行は、少し手前で足を止めた。


 「もしくはどォしても我慢できねェってンなら、俺がいいもンを作ってやンぜェ…?」

 そしてゆっくりと指が伸び、かくりと細い首が少しばかり、傾けるように折れる。
 見えたのは、黒いスイッチ。

 「…オマエの内臓引っ張り出して作る、自家製のオナホールってやつをよォ!! ぎゃははァっ!」

 途端、轟っ!!!と。
 凄まじい音ともに、一気に眼前の視界が何かに狭まれ、暗くなる。
 それが一方通行の引き起こした突風に巻き上げられた地面だと気づき、木原は舌打ちをすると急いで身体を引いた。
 一瞬後、煙と見紛う程の砂埃と轟音を立て、自分が立っていた場所が潰される。

 「さァて木ィ原くン、そろそろ、あのババァを返してくれねェかなァ?…じゃねェとさァ、」

 何も見えない視界の中、ねっとりとした低音が響く。
 狂気に満ちたそれは、しかし、芯がぶれていなかった。

 (…な、んだ…?こいつ…)

 ここにきてようやく木原は、目の前の知っていたはずの怪物に、違和感を覚えた。


やべwwww指いてぇwwww指wwwww
後もう思いつかねぇwwww

しかしもう満足したぜ…
ちょっと仕事してくるぜメールがwww130件wwwwwpgrwwwww

初春ボスケテ

>>577
今更だけどこれすげぇかわいくね?
もんのすごくかわいくね?

あれだろ、打ち止めが一生懸命身振り手振りしつつ顔キラキラで喋ってるのを、
19巻かなんかの冒頭みてーに「あァ、ハイハイ」とかすげーどうでもよさそうに杖のメンテとかしつつ聞いてて、
「・・・もう、ちゃんと聞いてよー!!ってミサカはミサカはー!」「うるせェクソガキ」とかってやり取りしたりなんだろ

そのくせ次の父兄参観日(一方さんは自主的になんて死んでも行かないので、芳川やグループにハメられて出席設定)には、
打ち止めが言った事をいちいち思い返して

『…そォか、あれが折り紙の得意っつゥ「ミキちゃン」か…まァ、なかなか扱いやすそォなガキだな』

『あン?…あれがクソガキのスカート捲ったっつゥ「健太」かァ?…ガキ大将ねェ…』

『この壁に貼ってあンのが、昨日言ってた「習字」か…? 流石ガキ共作なだけはあンな、全然読めねェ。無理何これ?…クソガキのはどれだ?』

とか目まぐるしく考えつつ、教室の隅の方で掃除箱か何かに凭れかかってたりすんだろ
何だかんだでそのまま一時間見ちゃうんだろ
で、こっそり見つからないように帰ろうとするけど結局打ち止めに見つかって、
「あー!来てくれたの!?ってミサカはミサカはー!」ってものすごく嬉しそうに抱きつかれるんだろ

>>652
俺も応援してる!

>>655
オマエがやらずに誰がやるってンですかァ?


後さ後さ、父兄参観日における王道中の鉄板を俺は期待するね!!

打ち止めが編入の時点で、おそらく小学校4~6の設定でいいと思うんだけども、
それぐらいの子供ってませてんじゃん 女の子とか特にそうじゃん 
「こどもの時間」とか見てたらそうっぽいじゃん

だからこう、打ち止めと話すスタイリッシュイケメンな一方通行さん(※周囲との比較によるフィルターも有)を見て、

マイちゃんが『…ねぇねぇ、あの人打ち止めちゃんの、お兄ちゃんかなぁ?』とか
サユリちゃんが『そうかも。似てないわよね。……き、きらいじゃないタイプだけど』とか
ヨウコちゃんが『えー!凄くかっこよくない!? うちのお兄ちゃんと大違い!』とか
健太が『…ど、どこがだよ!あんな細っこいの!女みてー!』とか、

そういった会話が打ち止めの同級生の間で交わされるのを俺は所望する



所望する!!!!

>>659
んでさりげなくやきもち焼く打ち止めとか最高ですね
一方さん目当てで打ち止めの家遊びに来る友達とかも素敵ですね

>>657
一方さん!!!!!!!!こんばんは!!!!!!!

今日は節分ですけどどうでしたか大丈夫ですか
そのお体に打ち止めとかワーストが思いきり豆をぶつけていないかと心配です

でもその光景を影から見てニヤニヤほのぼのしたいのも本音…です…///

>>660
ど、どっちもいいなああああ!!いいなああ!

もしくは一方さんの事なんとも思っていない(どちらかと言うと怖い)ような大人しい子が、
どこかで何かしらの拍子に一方さんと、ドーン!ってぶつかっちゃって、

「あァ?…なンだァ、オマエ」

と上から見下ろされて「ヒー!!」って竦み上がるんだけど、その後なんだかんだで

「…怪我ねェのか」とか
「迷子?…オマエ何歳だよ」とか
「ン」とか
「…ガキが変な気ィ使ってンじゃねェよ。行くぞ」とか

優しくされちゃって、ぽーっとなるのが俺は見たい
ていうかそんな光景を見て俺がぽーっとなりたい


かっこいい兄貴な一方さんが見たい!!!チェケラ!!!



ふう
満足した
後はおまえら頑張ってくれ

お前らの妄想も聞かせて下さいよ!


つうかよく考えなくてもこのスレは終了物件なんだし、
まだ見てる奴とかどうせ同じ穴の変態共だし、sageつつだったらもうこれ俺の好き放題して構わないんじゃね?

そうなんじゃね?

今、俺は、かつてないほど幸せだ


俺の書いてるSSの適当なキャラ観


【上条さんから見た一方さん】

・怖い
・頭良い
・白い
・丸くなってよかったなぁ
・でも鍋パの時に肉が無いと暴れようとするのはやめてほしい
・打ち止めとのやり取りがほのぼのする
・金銭感覚そろそろ直してくんねぇかな、あの使い方心臓に悪い
・エロ本じゃなくて配信派だなんてこのブルジョワめが
・時々インデックスに飯食わせてくれて本当ありがとうマジでありがとう


【一方さんから見た上条さん】

・貧乏苦学生
・三下
・ヒーロー
・三下
・器用貧乏
・料理が上手い
・フラグをバッキバキにブチ折る名人
・頭悪いンじゃなくてタイミングが悪いンじゃねェの
・三下
・たまり場の住人

>>671
お前が書くんだよwwwwwwww
後はお前が書くんだよwwwwww

せ、責任ちゃんと取ってよねっ////


そういえば、14510号のツイッターってまだあんのかなぁ
大分昔に見たけど

禁書では垣根あたりがツイッターやりまくってそうな感じ
そんで絡みまくってそうな感じ
フォロワー多そうな感じ
失言も多い感じ


そういえば前に妹取替え話を思いたち、

打ち止め→土御門
ショチトル→一方さん
舞夏→海原

という意味の分からん誰得SSを書こうとしていた
オチ的には、シスコン自慢の酷い三人に対し「あいつらまじでキモい」ってなったあわきんが、
それを強制させる為にやった事で…みたいな

ていうかこうやって書いてると本当グループはシスコン属性だな!!!
いいと思うよ

でもちょっと見てみたいから誰か書いてくんねーかな
打ち止めから一方さんの秘密を聞き出してニヤニヤする土御門とか、
同じくショチトルから聞き出してドン引きする一方さんとか、
舞夏から聞き出して悪巧みする海原とか


後は暗部全員で山にキャンプしに行くって話とかな

露天風呂を覗きに行って返り討ちとか
女の風呂待ちの間に炎を囲んだ野郎だけのマジトークとか
その逆も然りとか
肝試しやって本気の悲鳴あげるとか
能力無しでのテント設営と飯盒炊爨とか
バスガイドは麦のんとか
垣根はTENGA大好きとか
帰りにはそのままサバゲー始めたりとか

そんなのが!!見たい!!!!



満足した



やばいぞお前ら超俺得スレがきた!
今日から俺はとか、俺の青春のバイブル!!

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