エレン「アニとの関係性」(69)

*エレアニ、アニエレ?になるかと思います。ネタバレとかあるかも

アニ「…」ギュウ

エレン「…」ギュウ

アニ「ねえ…」

エレン「なんだよ?」

アニ「私達の関係ってさ…」

エレン「不思議だよな…」

アニ「恋人同士なわけ…?」

エレン「いや違うんじゃねぇか?」

アニ「なんで?」

アニ「まわりには悟られないように会ってるし、抱きしめあってるし、キスするし」

エレン「それ以上させてくれないしな…」

アニ「…」ゲシ

エレン「イテッ!」

エレン「何するんだよ?」イタイナ

アニ「うるさいよ」

アニ「あんたは、クリスタとの仲を恋人って言いたいの?」

エレン「クリスタ?……恋人ってわけでもないと思うけど…」

エレン「前にも言っただろ」

アニ「周囲は付き合ってると思ってるよ」

エレン「そうなのか?」

アニ「そういう声はあると思うよ」

エレン「そっか~」

アニ「…」

アニ「…」スル

エレン「アニ…なんで離れるんだよ?」

アニ「……別に」

エレン「アニ…?」

アニ「…」

エレン「…アニ」グイ

アニ「なにすんのさ…んん!?」

エレン「ん…ちゅう…」チュウ

アニ「ン…チュウ…ん…」

エレン「拗ねるなよ…」

アニ「別に拗ねてなんか…ないよ」

エレン「じゃあまあそういうことにしとくけど…機嫌直ったか?」

アニ「知らないね」

エレン「ははは…」

アニ「笑うんじゃないよ」ゲシ

エレン「だから痛いっての…!」

食堂

ユミル「てめぇ…なんでまた私達の席で飯食ってやがるんだよ?」イライラ

エレン「なんでって…わかるだろ」

ユミル「うるせぇ」

クリスタ「ユミル!…ごめんね?エレン」

エレン「いや、大丈夫だけどさ」

エレン(ユミルは本当にレズかなんかか?)

エレン(それとも親友が心配なだけか?)

クリスタ「スープ冷めちゃうし、食べよっか」

エレン「ああ」

ミカサ「エレン、頬に食べかすがついてる」

ミカサ「とってあげるから動かないで」ヒョイ

アルミン「ミカサ…僕はエレンじゃないよ…」

アルミン「認めたくないのはわかるけどさ…」

ミカサ「エレン、黒髪から金髪に変えたの?それでもあなたには変わりない」

ミカサ「ので問題ない…」

アルミン「…」(ミカサが変になってる…)

アニ「…」パクパク

ミーナ「ねえねえアニ~」

アニ「どうしたんだい?」

ミーナ「クリスタの席だけど…」

アニ「うん…なに?」

ミーナ「あの二人ってアヤシイよね~」ニヤニヤ

アニ「まったくあんたは…そういうの大好きだね」

ミーナ「アニだって見てたじゃない」

アニ「…」

ハンナ「ねね、フランツ」

フランツ「なんだいハンナ?」

ハンナ「エレンとクリスタの二人…付き合ってると思う?」

フランツ「どうだろう…最近一緒にご飯食べるようになったんだよね」



ハンナ「元々あんまり話してなかった印象があるんだけど…」

フランツ「うん。きっかけは馬術訓練だろうね」

ハンナ「ああ…あの…」

ハンナ「興奮した馬にぶつかられるところを、エレンが身を挺して守ったんだっけ」

フランツ「クリスタからしたら、王子さまのように感じたかもね」

クリスタ「♪~~~」

エレン「楽しそうだなクリスタ。いいことあったか?」

クリスタ「え?なんでもないよ~」(エレンと食べれて嬉しいだけなんだけどね)

ユミル「くそう…なんだってこんな死に急ぎ野郎のこと…」イジイジ

ガヤガヤ


アニ(付き合ってはないんだよね…)

アニ(影で会ったりしてるのは私だしね…)



回想~


アニ「ねえ…あんたさ…」

エレン「なんだ?」

アニ「あんた最近クリスタと仲良いよね」

エレン「そ、そうか?…話す機会は増えたけど…」

アニ「…」

エレン「それがどうかしたのか?」

アニ「さあね…」ダキ

エレン「わっ…なんだよ抱き着いて…」

アニ「こういうことクリスタに内緒でやると楽しくないかい?」

エレン「?どういうことだよ…」

アニ「なんだか悪いことしてるような感じしない?」

エレン「どうだろうな…」

エレン「クリスタとは付き合ってるわけでもないし…」

アニ「…」

エレン「でも俺たちって、特に噂とかもたたないよな」

アニ「格闘訓練一緒にやってる仲間くらいに思われてるだけだろうね」

エレン「みんなに隠れて抱き合うとかは楽しいかもな…」

エレン「教官に内緒で食糧盗んでるサシャの心境かも」

アニ「なるほどね」クス

アニ「じゃあ、時々やらないかい?」

エレン「こういうことをか?」

アニ「小屋の裏とか、林のそばとかなら見つからないだろうし」

エレン「そうだな…俺は構わないぜ…」

アニ「あんた女の身体に興味はないの?」

エレン「ないわけないだろ…」

エレン「特にアニはスタイル良いと思うし…」(特に胸とか尻とか…)

アニ「嬉しいこと言ってくれるね…」(やっと乙女扱いされたってところかな)


回想おわり~

アニ「……」

ミーナ「今夜あたりクリスタに根掘り葉掘り聞いてみようかな~」

アニ「本人にかい?」

ミーナ「うん」

アニ「……」

ミーナ「アニも聞いてみたいと思わない?」

アニ「興味ないけどね」

今日はここまでです。


楽しみにしてる

乙!
これは期待

期待

ええやないか…
期待

>>1ですが…レス感謝です。見てくれてありがとうございます。

その夜 女子寮


クリスタ「えっ…!エレンとの関係?」

ミーナ「そうそう」ワクワク

アニ「…」

ハンナ「私も興味あるわ」

クリスタ「か、関係って…」モジモジ

ミーナ「ずばり聞くけど…」

ミーナ「付き合ってるの!?」

クリスタ「…付き合ってはないと思う…」

ミーナ「え~~、付き合ってないの?」

ハンナ「でも大好きなんでしょ?そうよね?」

クリスタ「……//」コク

アニ「…」ピク

ミーナ「キャ~~~//」

ライナー「キャ~~///」

ハンナ「明日の休日でかける予定とか組んでるの?」

クリスタ「う、うん…約束はもうしてるけど…」

アニ「な…」

ミーナ「アニ?」

アニ「な、なんでもない…」
ミーナ「でも、いいな~デートか~」

クリスタ「デートじゃないよ~~」カアア

ハンナ「クリスタ、顔真っ赤」

クリスタ「ううう~~//」

ハンナ「がんばってね。応援してる」

ミーナ「エレンをクッリクリにしてやんなよ!」

クリスタ「…?あ、ありがとう」

アニ(これは…心配だね)

ミーナ「そうと決まれば明日着ていく服を決めなきゃね!」

ハンナ「そうね」

ワイワイ キャーキャー アーデモナイコーデモナイ

ミーナ「おお…これは」

ハンナ「ずごい綺麗…!」

クリスタ「ほ、本当…?」テレテレ

ミーナ「うん可愛すぎるわよ。ミニスカートがポイントね」

ハンナ「綺麗な生足を出してるのは、男の人を虜にするにはもってこいよ」

アニ「……」(かわいいと思わざるをえない…)

ミーナ「フランツに同じようなことしてたの?」

ハンナ「私はクリスタみたいに可愛くないから、そんなことできないわよ」

ミーナ「とにかく明日はこのコーディネートで決まりね」

ハンナ「鈍感なエレンもきっと反応するわよ」

クリスタ「うん…ありがとう。私がんばるね!」

アニ「……」


翌日 休日


小屋の裏


アニ「はあ…なにやってんだろ私…」

アニ「エレンとの待ち合わせ場所にこんな早くから居て…」

アニ「エレンは今頃…クリスタとデート中なんだろうね」

しばらくして…

エレン「おーいアニ」

アニ「…」ウトウト

エレン「アニってば…」

アニ「はっ…」パチ

アニ「エレン!…遅いじゃないか…」

エレン「いや、遅れてはないはずだが…」

アニ「別にいいよ」ギュウ

エレン「いきなり抱き着くなよな…」

アニ「早く抱きしめてよ」

エレン「はいはい」ギュウ

アニ「……」

アニ「…今日のデートは楽しかった?」

エレン「な、なんで知ってるんだよ?」

アニ「昨日クリスタに聞いたから…」

エレン「そうか…楽しかったよ」

アニ「そう…」

アニ「クリスタの足とかに目奪われたんじゃないのかい?」

エレン「う……なんでわかんだよ…」

アニ「…」ギリギリ

エレン「いててて!」

アニ「クリスタ、ミニスカートだっただろ?」

エレン「まあ…」

アニ「どうせ可愛いとか思ったんでしょ」

エレン「……それは…思ったけどさ」

アニ「…」ギュ

エレン「痛いって…背中つねるなよ」

アニ「うるさい」

エレン「デートのことばかり聞いてくるよな」

アニ「だめかい?」

エレン「そんなことねぇけどさ…」

アニ「じゃあ、他にどんなことしたのか教えな」

エレン「どんなって言われてな…二人で服とか靴とか見て…」

エレン「屋台で飯とか食べて…」

アニ「普通だね…」

エレン「だろ?」

アニ「あとは…?」

エレン「あとは…膝枕してもらったかな」

アニ「…膝枕?」

ギュ

エレン「いって!」

アニ「膝枕ってのは…どういうことだい?」ギリギリ

エレン「い、いや…そのままの意味だけど…」

アニ「クリスタはミニスカートだったよね?」

エレン「あ、ああ…」タラタラ

アニ「あんたその状態の彼女に膝枕してもらったの?」

エレン「あ、いやそれは……」

アニ「それは…?」

エレン「……はい」

アニ「……!」ゲシ

エレン「ごわっ!」

アニ「…馬鹿」ゲシゲシ

エレン「痛いって…!まじで…!!」


アニ「…ふん」ギュウ

エレン「結局抱き着くのかよ……」

アニ「うるさい」

アニ「もちろんそれだけじゃないよね?」

アニ「あれだけ短いスカートだったんだ…」

アニ「……クリスタの下着も覗いたんだろ?」

エレン「う…なんでわかるんだよ…//」

アニ「何赤くなってんの?この変態」ゲシ

エレン「…すみません」

アニ「謝ってもだめ」ゲシゲシゲシ

今日はこんなところで。また投下しますね~

おつ

はっきりさせないとアニにもクリスタにも悪いぞエレン(`・ω・´)

>>1です 投下します

エレン「すげー痛い。許してくれよ!」

エレン「何か言うこと聞くから!」

アニ「言うこと?」ピタ

エレン「ああ…」

アニ「じゃあ、私ともデートして」

エレン「アニと…?」

アニ「うん」

アニ「嫌って言ったらずっと蹴り続けるよ」

エレン「言わないし…わかったよ。今度の休日空けておく」

アニ「うん」

エレン「機嫌直った?」

アニ「少しはね…」

エレン「よかった。デートとかけっこう乙女なんだな」

アニ「そうだよ。私は乙女さ」

エレン「スタイルもいいもんな。胸とか尻とか」サワサワ ナデナデ

アニ「あ、ばか…!…何触って…」

アニ「ちょ…だめ…!」

エレン「とかなんとか言って、抵抗はしないよな」ニヤニヤ

アニ「う、うるさい…!」

数日後 女子寮

クリスタ「ほんとやめてよ~」

クリスタ「エレンとはそういう関係じゃないんだってば~」

ミーナ「そう言いつつ顔がにやけてますなクリスタさん」

ハンナ「今日も色々と聞いておかなくちゃね」

クリスタ「ええ…!そんな~」

ミーナ「それともくすぐりの刑の方がいいですかな?」

クリスタ「あ、あれは嫌…」ウルウル

……………

アニ(話を聞く限り、クリスタともキスとかしてるんだね…)

アニ(エレンの奴…全く…)

アニ(次のデートで勝負決めないと…負けちゃうかもしれないね)



デート当日

アニ(待ち合わせ時間より早く来てしまったけど…)

ジロジロ チラチラ

アニ(見られてる気がするね…やっぱりきついか…)

エレン「アニ~。もう来てたのかよ…て…」

アニ「…」

エレン「…」

アニ「変かい?やっぱり…」

エレン「お前…スカートとか持ってたんだな」

アニ「まあ、私だってね」

エレン「乙女だもんな」

アニ「うん、そうだね」

エレン(ミニスカートだから足が見えるよな…)

エレン(綺麗だなアニ…)フマレタイ

アニ「どこ見てるんだい?スケベ」

エレン「よし、どっか適当にまわるか」

アニ「こら、無視すんな」

エレン「その格好で蹴るなよ。見えるから」

アニ「ふん」

このエレンはホンマモンのグズだったか

アニ「それで何を買うか決めてあるの?」

エレン「まあな」

アニ「何買うんだい?」

エレン「マフラーと…」

アニ「マフラー?」

エレン「ミカサのマフラーあれ古いんだよな」

エレン「だから新しいのあげようかなって…」

アニ「ああ…そういうこと」

エレン「ミカサは家族だからさ…わかってると思うけど…」

アニ「いちいち言わなくてもいいよ」ギュ

エレン「なんか尻のあたりが痛いんですが…」

アニ「気のせいじゃない?」

エレン「あとは…ペアリングでも買うかなって…」

アニ「ペアリング?」

エレン「いやか?」

アニ「私に?」

エレン「うん」

アニ「嫌じゃないけど…いいのかい?」

アニ「私勘違いするよ…?」

エレン「…勘違いていうのがよくわかんねーな」

アニ「買ってくれるんならうれしいよ」

エレン「今日は素直だなアニ」

アニ「…」ゲシ

エレン「イテ!」(見えなかった…)

人気ない 公園

アニ「……」ジー

エレン「なんでそんなリングを凝視してるんだよ」

アニ「そりゃあんたとお揃いのリングだからね」

アニ「うれしくてさ」

エレン「うれしいのかよ…//」

アニ「もちろんさ…だって…」

エレン「だって…?」

アニ「愛してる人からのプレゼントだよ?」

アニ「うれしいに決まってるじゃないか」

エレン「…」

アニ「…」

エレン「それって…告白ってことか?」
アニ「そうだね、私はあんたの恋人になりたい」

エレン「アニ……」

エレン「俺の方からも、よろしくお願いいたします」ペコ

アニ「………」

アニ「クリスタはいいのかい?」

エレン「何回も言ってきたと思うけど」

エレン「クリスタとは付き合ってないって…」

アニ「付き合ってないって言っても…クリスタもあんたのこと好きだよ」

エレン「それは…また謝っとくさ」

アニ「じゃあ…いいんだね」

エレン「ああ、よろしくなアニ」

アニ「うん、よろしく」

アニ「と、ところでさ…」

エレン「ん?」

アニ「ひ、膝枕してあげよっか?」ウツムキ

エレン「その格好で?」

アニ「うん…」

エレン「ぜひお願いします」ペコ

アニ「…変態」

エレン「欲望に忠実と言ってくれ」


エレン「じゃあ、失礼します」ボフ

アニ「ど、どんな感じ?」ドキドキ

エレン「気持ちいい、アニの膝枕はいいな」

アニ「そう、よかったよ」

エレン(照れてるアニかわいいな…)

エレン(さっき蹴りのときはみえなかったし…)

エレン(この状態は大チャンス)

アニ「あ、あのさ…エレン」

エレン「なに?」

アニ「あ、あんまり頭動かさないでくれるかい?」

アニ「スカート上がっちゃうからさ…//」

エレン「そういうことか…」ニヤニヤ

アニ(嫌な予感…)

エレン「とう」ゴロン

アニ「ば、バカ…!…どっち向いて…!」

エレン「今日のアニの下着はピンクと…」フムフム

アニ「死ね!」ゴス

夜 女子寮

アニ「クリスタ…その…ごめんね」

クリスタ「……仕方ないよ。エレンとは付き合ってなかったもん」

アニ「…」

クリスタ「わたしは応援するよ」

アニ「クリスタ……ありがとう」

クリスタ「でもそのかわり…」ニコニコ

ミーナ「そうそう…」ニヤニヤ

ハンナ「根掘り葉掘り聞く相手があなたになってしまうけどね」

アニ「な…あんたら…!」

一同「かかれ~~~」

アニ「ちょ…ばか…脇はだめ…あ…」

ミーナ「くすぐりの刑と、質問に答えるのどっちがいい?」

アニ「質問に答えます…」グス

ミーナ「よろしい!」

クリスタ「何を答えてもらおうかな~」

ハンナ「まず、いつごろから妖しい関係になったのかでしょ」

ミーナ「二人あまりそういう噂なかったし」

ハンナ「隠れて会ってたんじゃないの?」

アニ「う…」ドキドキ

クリスタ「今夜は楽しそうね、アニ」ニコニコニコ

                           完

これでおわりです。 見てくださってありがとうございました~


アニが報われてよかった

乙。良かった。

付き合ってなくても手を出したエレンにはそれなりの報いがあっても良かったと思うが乙。

クリスタがキスしてたとか暴露しちゃってるからエレンへの女性陣からの風当たり強そうだけどどうなんだろうね。

アニかわいい

付き合う気もなかったのにクリスタとキスしてたって事だよね
普通に考えたら、クリスタ・ミーナ・ハンナの反応はありえないと思うが

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