執事「起きてください」(584)

執事「おはようございますお嬢様、朝でございます」

お嬢様「むっ…」むくり

執事「今日は冷え込みますねぇ」

お嬢様「…そうね」

執事「では、お顔をお洗いください」

お嬢様「んっ…」ジャーー

お嬢様「ひっ!?」

お嬢様「冷たいじゃないっ!私が顔をあらうときはお湯を出してっていつも言ってるでしょっ!?」

執事「も、申し訳ございませんお嬢様!」

お嬢様「まったく、何度言えばわかるのかしら?」

執事「……」

メイド「おはようございます、お嬢様」

お嬢様「むっ…」

メイド「あらら?お嬢様もしかして機嫌悪いですか?」

お嬢様「この馬鹿者のおかげでね」

執事「ほ、本当に申し訳ありませんでした!」

メイド「あはは、じゃあお嬢様、お着替えしましょうか」

お嬢様「ええ」

メイド「…執事さん?」

執事「…なんでしょうか?」

メイド「出てってもらえないでしょうか…」

執事「す、すいません!」

お嬢様「……」

執事「はあ…また失敗ばかりだ…」

執事「僕、お嬢様には迷惑かけてばかりだし…」

執事「高いお給金ばかりか、学校まで通わせてくれてるご主人様に面目も立たないよ…」

執事「…なんとかクビにならないように頑張らないと…こんなチャンスは二度とない…」

執事「…今日も頑張ろう」


メイド「あら、お嬢様またお胸大きくなりました?」もみゅもみゅ

お嬢「ちょ、ちょっと、メイド!」


執事「っ…」むらむら

執事「はっ、いかんいかん…」

お嬢様「執事、もういいわ。お腹いっぱい」

執事「はっ、それでは歯を磨いて、学校に行きましょう」

執事「今日は道が混んでるようなので、早めに出ないと間に合いません」

お嬢様「だったらなぜ早く言わないの?早めに朝食をとることだってできたのに」

執事「も、申し訳ございません…」

お嬢様「もういいわ、こんなことしてる時間はないみたいだし」

執事「……」

お嬢様「ひどい渋滞ね…」

執事「ですね…」

お嬢様「まだお屋敷からぜんぜん進んでないじゃない。このままじゃ遅刻ね」

執事「…申し訳ございません」

お嬢様「ま、ちょうどよかったわ。私、今日寝不足だったから。少し寝かせてもらうわ」

執事「わかりました。着いたら起こしますね」

お嬢様「……」

お嬢「ううん、寝にくい」

お嬢「ちょっと、こっちに寄ってもらえないかしら」

執事「? はあ」

お嬢「肩、貸してもらうわ」

執事「!!!」

お嬢「…すぅ、すぅ」

執事(や、やばい…ドキドキする)

執事(お、お、女の子が俺の肩に…しかもあのお嬢様が…!)

執事(あああ、いい匂いがする…)

執事(なんか今日一日、頑張れる気がする…)

執事「お嬢様、お嬢様、もうすぐ学校に着きます」

お嬢「んっ…」

執事「ギリギリホームルームの時間に間に合いませんでしたね」

お嬢様「人ごとのように言っているけれど、あなたも遅刻なのよ?」

執事「はい…」

執事「さ、着きました。降りましょう。足下にお気をつけて…」

ガララッ

先生「なんだ?遅刻か?」

お嬢様「すみません、渋滞に巻き込まれまして…」

先生「ん、そうか」

執事「すみません…」

先生「執事はなんだ?」

執事「ね、寝坊です…」

先生「しっかりしろよなー?じゃ、授業続けるぞー」

女「おはよー、遅刻なんて珍しいね」

お嬢様「ええ、とんだ災難だったわ。車の中で寝る時間が増えたのはよかっけど」

女「あはは、お嬢ちゃんヤンキーっ」

お嬢様「えーっ?」クスクス

先生「こら、喋るな」

キーンコーンカーンコーン

男「執事ー、さっきの授業のノートうつさせてくれ」

執事「お前寝てたの?しょうがねえ奴だなあ」

男「悪い悪い。…そういえば朝お嬢さんと一緒だったのか?」

執事「え?ああ、昇降口で偶然性会ってね…」

男「ふうん…」

執事「……」

お嬢様『面倒だから、学校では私の執事であることを隠して頂戴』

お嬢様『学校でもなるべく他人のフリをして』

執事(確かに高校生が執事の仕事してるのがばれたらよくないんだろうけど…)

執事(俺やっぱり嫌われてるのかなあ…)

~~

男「体育だるいなー…」

執事「だな。俺らみたいな運動音痴がバスケに参加すること自体がおこがましい」

男「まったくだ」

男「向こうのコートでやったる女子のバトミントンを見てる方が面白いわ」

執事「ああ、たまらんな」

男「特にお嬢さんがけしからんな。あのラケットを構えたときの胸のライン…」ニヤニヤ

執事「……」むらむら

男「おい、お前何勃起してるんだよwww」

執事「いや、これは…最近溜まってて」

男「ははは、お前きもいぞ」

執事「うっせ」

男「あ、次俺らのチームの番だぞ」

執事「げ、まだ元に戻ってねえよ…」

チャラ男「おら、男!」

男「えええ!俺に渡すなよ!執事!」ひょい

執事「わわわ、こっちだって困るよ!あーもう打っちゃえ!」しゅっ

チャラ男「馬鹿野郎!そんな所入るわけねえだろ下手くそ!」

しゅんっ

チャラ男「……ナイシュー」

執事「おお入った…」

男「すげえな、3ポイントじゃん」

女子達「すごーい」パチパチパチパチ

執事(ちょうど女子達に見られてたのか…なんか照れるな)

執事(!! お嬢様も拍手してくれてる…!)

お嬢「っ!……」

~~

男「おい、さっきから随分嬉しそうだな?」

執事「んん?別に?」ニヤニヤ

男「どうせ女子たちから黄色い声かけられて舞い上がってるんだろ」ぱくっ

執事「あ、僕のハンバーグ!」

男「おお、おいしいなこれ。お前の母ちゃんやっぱ料理うまいな」

執事「ったく…」

執事「……」ちらっ

お嬢様「でねー?」

女「なにそれーっ」

お嬢様「あははっ」ちらっ

お嬢様「…っ!」

執事(…! やば、お嬢様と目が合っちゃった!)

お嬢様「…ふんっ」

執事「……」

~~

男「んー、ようやく今日の授業が終わった!」

執事「あー、数学の田中に恥かかされちゃったよ」

男「はははっ、お前が浮かれてるからだよ …っと」

執事「部活?」

男「ああ。お前は今日も図書室で勉強か?」

執事「あー…うん」

男「そうか、頑張れよ。じゃあな!」

執事「じゃ」

執事(…図書室で勉強なんて都合のいい言い訳で…)

執事(下校ラッシュを避けるために時間を潰してるだけだ)

執事(お嬢様と僕が一緒に帰ってるところを誰にも見られないために…)

ぱたん

お嬢様「…そろそろいいんじゃないかしら?」

執事「そうですね。帰りましょうか、お嬢様」

お嬢様「ええ」

執事「待たせてすいません」

運転手「いやいや、お疲れ」

お嬢様「…」ぺこっ

運転手「じゃあ、いきましょうか」

ブロロロロロ…

お嬢様「…あなた、さっきの数学の時間、なんだったのかしら?」

執事「え、ああ、あれは…」

お嬢様「情けない…もう少ししゃきっとしなさい」

執事「でも体育の時間…」

お嬢様「まぐれで入ったのにいい気になってたのかしら?おめでたいわね」

執事「…拍手してくれたじゃないですか」

お嬢様「あれは社交辞令よ」

執事「……」

メイド「あら、お帰りなさいませ、お嬢様」

お嬢様「ただいま、メイド」

メイド「執事さんもお帰りなさい。お弁当おいしかった?」

執事「はい。でもハンバーグ盗られちゃいました…」

メイド「まあ、残念。自信あったのに」

執事「すみません…」

メイド「うふ、次まで楽しみにしてくださいね」

執事「はい!」

お嬢様「…メイド、私、お風呂に入りたいんだけど」

メイド「あら、今日は体育でしたっけ?」

お嬢様「ええ、汗いっぱいかいちゃって」

メイド「お嬢様は汗っかきですからね。すぐに準備いたしますので」

~~

メイド「お湯加減はどうですかー?」

お嬢様「ちょうどいいわ」

メイド「そうですか。じゃあシャンプーしちゃちいますねー」

お嬢様「んっ…」

メイド「お嬢様の髪はいつもつやつやで綺麗ですねぇ」

お嬢様「ありがと」

メイド「美人だし、スタイルもいいし」

お嬢様「ふふ」

メイド「でもここはあたしのが勝ってますけどね♪」むにゅむにゅ

お嬢「あっ、こらー!」

お嬢様「ふぅ…」ちゃぽん

メイド「気持ちいいですかぁ?」

お嬢様「えぇ。…メイドは入らないの?」

メイド「あたしはまだ仕事がありますから。今入ると体がだるくなっちゃいます」

お嬢様「そう」

メイド「また夜に一緒に入りましょうね」

お嬢様「うんっ」

メイド「さっ、上がりましょうか」

メイド「タオルタオルっと…」ガチャン

執事「わわっ!!」

メイド「し、執事さん!?なんで…」

執事「ごめんなさい…!洗濯したタオルを置いてて…」

メイド「それなら声くらいかけてください!!」

執事「ごめんなさい!」

メイド「…は、早く出てってぇ…」

執事「あわわ…」

お嬢様「……」

メイド「あう…」

お嬢様「まったく、何をやっているのかしら。あの愚図は」

メイド「ばっちり裸見られちゃいました…」

お嬢様「それより早く拭いて頂戴、寒いわ」

メイド「すみませんお嬢様…あたし今体火照っちゃってて気づきませんでした…」ふきふき

お嬢様「……」

お嬢様「ふぅ、さっぱりしたわ」

メイド「それはよかったです」

執事「あっ…」

メイド「あっ……」

執事「さ、さっきはほんとすいませんでした!!」

メイド「い、いえ…わざとじゃないのは分かってますし…」

メイド(前屈み…)

お嬢様「ちょっと、あなた、姿勢が悪いわよ。正しなさい」

執事「え、ま、待って…」

メイド「お、お嬢様!」

お嬢様「だらしないわ、ほら!」しゃきっ

メイド「わっ!」

お嬢「…っ!」

執事「ご、ごめんなさい!」ダッ

執事(うう…2人に勃起ちんこを見られた…恥ずかしい…)



メイド「執事さん、すごいことになってましたね…」しゃこしゃこ

お嬢「……」ぶくぶくぶく

メイド「年頃の男の子ですもの。仕方ないわ」

お嬢「………」ぶくぶくぶく

メイド「今頃一人で慰めているのかも」

お嬢「ぶっ…!げほっげほっ、変なこと言わないでよメイド!」

メイド「執事さんに妄想の世界で犯されてるんだわ!!」

お嬢「だからやめなさいってっ!」

メイド「あははっ、ごめんなさいお嬢様。さ、あたしも湯船に浸かりたいから少し空けてください」

お嬢「もう…」

メイド「それにしても、執事さんのうっかりも減りませんね…ここに来て短いわけでもないのに…」

お嬢様「まったくね。今後次第では最悪解雇も考えることになるわ」

メイド「もう、心にもないことを」

お嬢様「…メイドも気をつけなさい?」

メイド「……もー、お嬢様のいじわるーっ」ぎゅーっ

お嬢「ちょ、ちょっと、離してっ!」ばちゃばちゃ

お嬢様「ふう、さっぱりしたわ」

メイド「あたしもです。ふわーっ、眠い…」

お嬢様「もうこんな時間。あなたとお風呂に入ってるとついつい長湯になってしまうわ」

メイド「そうですねぇ…あ、あたしもう戻りますね。ねむねむ…」

お嬢様「ええ、お休みなさい」

メイド「お休みなさい、お嬢様」

ガチャン

お嬢様「……さて」

執事「ハッ、ハッ、ハッ…」

執事「メイドさん…メイドさんっ…」

執事「あっ、あっ」

トントン

執事「わあぁぁっ!は、はい!!」

お嬢様「私よ」

執事「ちょ、ちょっと待って…ど、どうぞ…」

ガチャン

お嬢「…すんすん……やっぱり…」

執事「な、なんの御用でしょうか」

お嬢様「ああ、明日は5時に起きたいから起こして頂戴」

執事「ご、5時ですか!?わ、わかりました…」

お嬢様「それじゃあ、お休みなさい」

執事「5時ってことは、僕はそれよりも早く起きないといけないわけで…」

執事「オナニーなんかしたらとてもじゃないけど起きれない…」

執事「仕方ない…寝よう…」

執事「……」

執事「………」むらむら

執事「くうっ、我慢我慢…」



ピピピピ…

執事「んー…起きないと…」

執事「ううううっ、さむっ…」

執事「…勃起もぜんぜんおさまってないか」

執事「…準備するか」

トントン

執事「お嬢様、朝でございます」

お嬢様「……」

執事「失礼させていただかます」ガチャ

執事「…お嬢様、起きてください」

お嬢様「んー…まだ5時じゃない…」

執事「昨晩5時に起こせって言ってたじゃないですか」

お嬢様「…そうだったわね」

ジャーー

お嬢様「んっ、お湯あったかい」

執事(ほっ…)

お嬢様「……」じゃばじゃば

お嬢様「さて、ご飯の時間になったらまた呼んで頂戴。私勉強するから」

執事「かしこまりました、では後ほど」

ガチャン

執事「ふぅ、眠い…朝立ちも治らない…」

お嬢「ん…眠い…」

お嬢「馬鹿なこと頼むんじゃなかったわ…さて、勉強勉強…」

お嬢「……」かりかり

お嬢「……」

お嬢「…すー…」

執事「お嬢様、お嬢様」とんとん

お嬢様「ふぁっ、な、なにかしら?」

執事「朝食の時間でございます。それと、お着替えのためにメイドも連れてきました」

お嬢様「入っていいわ」

メイド「失礼します。さあ、お着替えしましょうか」

お嬢様「ええ」

メイド「朝からお勉強ですか。偉いですね、お嬢様」

お嬢様「そ、そんなことないわ」

メイド「執事さんも早寝早起きだったみたいですね」

お嬢様「ええ、まあ」

メイド「執事さん、つらそうでしたよ?まだ前屈みでした」

お嬢様「ちょ、ちょっと、はしたないわよ」

メイド「うふっ、あんまりいじわるしちゃだめですよ?」

お嬢様「っ~!」


~~

ブロロロロ…

執事「んー…」うとうと

お嬢様「ずいぶん眠そうね」

執事「いえ、そんなことは…」

お嬢様「学校に着くまで寝ててもいいのよ?」

執事「では、お言葉に甘えて…」

執事「…すー…すー…」

お嬢「……」

執事「ん…なんで俺横になって寝てるんだ…?」

執事「あれ、お嬢様は…」

運転手「起きましたかな?」

執事「運転手さん…お嬢様は?」

運転手「寝てるあなたを放ってさっさと行かれてしまいましたよ」

執事「!! いけね、こんな時間!」ガタン

運転手「ほっほっほっ、いってらっしゃい」

女「さっきからしきりに太ももさすってるけどどうしたの?寒い?」

お嬢「いえ、別に…」

女「顔も少し赤いよ?」

お嬢様「な、なんでもないからっ…」

女「そっか」

ガララッ

執事「はっ、はっ、すみません!」

先生「また遅刻か執事!」

執事「ひっ!」

クスクス わいわい

女「あはっ、執事君おかしー」

男「ったく、なにやってんだか」

お嬢様「……」

男「お前さー、気をつけた方がいいぞ?目をつけられちゃ敵わないだろ」

執事「あー、うん…」

男「で、今日はどうした?」

執事「寝坊…」

男「だろうと思ったよ、眠そうだし」

先生「こら私語は慎め!」

男「げ……」

女「くすくすっ」

男「なんだよあいつ…べーっ」



男「お前さー、それズボンのしわの盛り上がり?それとも…」

執事「ちょ、ちょっと、静かにしろよ!」

男「はぁん、そんなんなる前に処理しろよむっつりスケベ」

執事「うるせーよ、こちとらちょっと忙しいんだよ」

男「へー、なにしてんの?」

執事「それは…えーと…家の手伝い?」

男「お前は小学校5年生かよ」

執事「ははは…」


執事「はー、バスケだるい…」

男「おーい、執事、ぼやっとしてんじゃねえ!」

げらげらげら

執事「うっせーな、ヤジ飛ばすよ…」

チャラ男「はっ、はっ」だんっ、だんっ

クラスの女子「わっ、チャラ男すごい活躍してるよ」

女「わ、すごい。執事君止められるかな?」

お嬢「…」ちら

執事「いって!」バタッ

女「わっ、倒されちゃった…痛そう…」

お嬢「はぁ…」

クラスの女子「お、ナイシュー!」

チャラ男「ウェーーイ!!」

チャラ男「…」ちらっ

お嬢様「…! ……」

執事「ったく、腹立つな…」

チャラ男「はっ、はっ」だんっ、だんっ

執事(チャラ男乱暴だし、俺へたっぴだし、止められないよ…でも!)

チャラ男「おら、邪魔邪魔!」だんっ、だんっ

執事「えいっ!」ぱしっ

女「おっ!止めた!」

お嬢「っ!」

チャラ男「あ!?」

執事「あ、偶然…」

男子「執事、パスパース!」

執事「あ、えいっ!」

チャラ男「チッ!」ガバッ

執事「いっ!?」バタン

ピッ

先生「こらっ、チャラ男!ファールだファール!」

チャラ男「チッ…」

執事「……」



女「執事君、さっき見てたよ!大丈夫だった?」

執事「え?ああ…」

お嬢「…怪我はない?」

執事「わっ、だ、大丈夫です!怪我ないです!」

女「あははっ、なんで敬語っ?」

男「お前テンパりすぎだろ、ウケるー」

執事「あは、あはははは…」

執事「はぁ、びっくりした…」

男「なにがだよ、女子に話しかけられてか?」

執事「ちげーよ、お嬢さm…お嬢さんに話しかけられて…」

男「なんだそれ、お前お嬢さんのこと好きなの?」

執事「あ、そういう意味じゃなくて!」

男「まーまー、照れるなって。そうかー、へー」

執事「おい、ふざけんな!」

男「はははっ」



男「んじゃ、また明日ー」

執事「ああ、じゃなー」

執事「…ふぅ、さてと」

執事「お嬢様は先に図書室に行ったみたいだな…」

執事「…ん?」

執事「今図書室に入ってったのは…チャラ男…?」

チャラ男「あれ、お嬢さん、偶然…」

お嬢様「あら、チャラ男君」

チャラ男「お嬢さん、こんな所でなにしてんの?」

お嬢様「ええ、ちょっと… チャラ男君は?」

チャラ男「へへっ、タバコ。図書室のベランダからなら誰にも見られないことをこの前発見してさ」

お嬢様「関心しないわね。」

チャラ男「いやでもタバコうめーし」

お嬢様「チャラ男君の体に悪いからやめたほうがいいわ」

チャラ男「んっ、気遣ってくれてるのー?ははっ」


執事「早く出ていかないかなぁ…」

チャラ男「なに読んでんの?」

お嬢様「谷崎潤一郎の、春琴抄ってお話」

チャラ男「俺本読まないからわかんね」

お嬢様「ちょっと文体が読みにくくて…毎日短いで読んでて昨日やっと佳境に入ったところよ」

チャラ男「へー…うわ、字びっしり!俺こういう本苦手だわー」

お嬢様「そう?結構面白いわよ?」

チャラ男「んんー?どれがおすすめ?俺でも読めそうなやつ!」

お嬢様「えー?うーん、これとかどうかしら?」

チャラ男「うわ、分厚!無理無理!」

お嬢様「えー?」

きゃっきゃっ わいわい


執事「……」

チャラ男「お、いつの間にか部屋がいい感じにオレンジ色!」

お嬢様「ほんとね、綺麗な夕焼け…」

チャラ男「おっ、すっげ…」

お嬢様「……」

チャラ男「……」

チャラ男「あ、あのさ…」

お嬢様「なに?」


執事「……」

チャラ男「お嬢さんって…付き合ってる人とかいる?」

お嬢様「どう思う?」

チャラ男「んー、どーだろ、許嫁とかいそうなイメージ!」

お嬢様「えー?」

チャラ男「でも…」

お嬢様「?」

チャラ男「俺はいないでほしいな」

お嬢様「……」


執事「………」

ガタン

チャラ男「誰だ!?」

執事(やべっ…)

チャラ男「おいコラ」

執事(入るしかないか…)

ガラガラ

執事「よう…」

チャラ男「チッ…執事か」

お嬢「あら、遅かったじゃない」

チャラ男「!?」

お嬢「待ちくたびれたわ」

執事「ちょ、ちょっと、人前でまずいんじゃ…」

お嬢「じゃ、チャラ男君、『私たち』はこれで」

チャラ男「あ、ああ…」

チャラ男「………」ギリギリギリ

ブロロロロロ…

お嬢様「あなた、随分遅かったじゃない」

執事「それは…すみません」

執事(なんだか楽しそうに話してたから…)

お嬢様「しばらく外で様子を伺ってたわよね?」

執事「…はい」

お嬢「なら、物音を立てたのもわざもかしら?あなた随分と性格が悪いわね」

執事(それはどういう意味…?俺が邪魔だってことか?)

執事「……」

お嬢「…」

お嬢様「ふう、着いたっと」

執事「ドアを失礼させていただいてっと…あれ?空いてない」

お嬢様「珍しいわね、メイドも外出かしら」

執事「ですかね。あ、今鍵開けますね」ガチャ

お嬢様「ただいまっと。ふぅー、汗ベタベタ~」

執事「体育でしたからねー。僕も汗びっしょりかきました」

お嬢様「…そう」

お嬢「…あー、お風呂に入りたいわ」

執事「そうですか。ですがメイドさんは今…」

お嬢「執事?」

執事「はい?」

執事「だ、だめですって!そんな、メイドさんの代わりに僕とだなんて!」

お嬢「なにがいけないの?だってあなたは私のお世話係でしょう?」

執事「そ、そうですけど…でも僕は…」

お嬢「あなたもチャラ男君と同じなの?」

執事「…っ!」

執事「いえ、あんな奴とは違います」

お嬢「そう、ならいいわよね?」

お嬢「じゃあ、脱がして」

執事「え、ええ!?」

お嬢「早く」

執事「うう…」するする

執事(うわ、お嬢様の裸…すごく綺麗だ…そして…)ゴクリ

お嬢「くすっ」

執事「な、なにか?」

お嬢「いえ、なんでも」

執事「そ、そうですか…では入りましょうか」

お嬢「…?あなた服を着たままじゃない」

執事「ええ、そりゃあまあ…」

お嬢「脱ぎなさい」

執事「ええ!?でも…」

お嬢「早く」

執事「お嬢様、やっぱり前を隠すタオルを…」

お嬢「メイドはいつもそんなもの付けてなかったわ」

執事(うう…勃起ちんこ丸見えだよ…)

お嬢「さ、洗って頂戴」

執事「はい、えと…いつもはどうやって…」

お嬢「私は椅子に座っていたけど、やりにくいだろうから、お互いに立って向かい合わせになりましょう」

執事(えええ…)

お嬢「いいかしら?」

執事「はい…それじゃあ、お湯かけますね」

執事(恥ずかしくて目のやりどころに困る…)

執事(いかんいかん、変なことを考えることはよそう…)

執事(アー、キレイナウデダナー)しゃこしゃこ

執事(キレイナセナカダナー)

執事(キレイナ…おっぱい…)むらむらむら

執事「……」もみゅ

お嬢「っ」

執事(ああ、タオル越しからもわかるこの柔らかさ…)もみゅもみゅ

執事(お嬢様のおっぱい気持ちいい…)

お嬢「…っ、」

お嬢「ちょっと、そこはもういいから…」

執事「えっ!?あ、僕は…」

お嬢「5分くらいずっと洗ってたかも」

執事「ご、ごめんなさい…その…」

お嬢「丁寧に洗ってくれるのはいいけど、他もちゃんと洗ってちょうだい」

執事「…はい、すいません」

執事(うっ、お尻も柔らかくて…いかんいかん)

執事(すらっと長くて綺麗な足…太ももが…いかんいかん)

執事(…まあ全体的にこんな感じかな…)

執事「終わりです。石鹸洗い流しますね」

お嬢「まだよ。まだ…」

執事「え?」

お嬢「ここ…お股……」

執事「っ!!!」

執事「そこは…」

お嬢「っ……」

執事「…じゃあ、足をちょっと開いてください」

お嬢「……」ぱっ

執事「っしょ」ささっ

執事「よし、これで…」

お嬢「だめ、ちゃんと洗って頂戴。私がいいと言うまで…」

執事「うっ…」

お嬢「っ…」

執事「………」しゃこっ、しゃこっ

執事(なんだこれ…柔らかすぎる…)

執事(ちんこがさっきからびくびくする…)

お嬢「っ…」ぴとっ

執事「お嬢様!?なんで急に手を僕の肩に…」

お嬢「手持ち無沙汰だったから…続けて」

執事「…はい」

お嬢「っあ…」

執事「!!!」

お嬢「っ…んっ……」くねっ

執事「お、お嬢様っ!足締めないでください!」

お嬢「っ…ふぅっ…」

執事(あああ、太ももの弾力と圧力もたまらないっ…)

執事(肩にかけてた手が何時の間にか後ろに回ってるし…なんかもう…たまんない!)

お嬢「んんっ…執事ぃ…」

執事「な、なんで急に名前で…、あ、あれ?」

びくびくびくっ

執事「な、なんか急にちんこがびくびくしてきて…」

お嬢「あっ…はあっ…」

執事「なんか切ない気分になってきて…あ!?」

お嬢「…?」

執事「そんな…っ、なんで、擦ってないのに…っ」びくびくびく

お嬢「どうしたのっ…?」

執事「あっ、だめっ…やばい…!」

執事「出ちゃうっ!お嬢様っ!あっ、あっ、あっ!」びゅるるびゅるる

お嬢「っ!?」

執事「あーっ!うあぁっ…」びゅっびゅっ

執事「っ…」びくっびくっ

お嬢「……これ」

お嬢「結構勢いよく飛ぶのね…胸にまでかかっちゃった」

執事「あああっ、なんで…ごめんなさい…ほんとごめんなさい!」

お嬢「それより早く洗って…汁がだらだらと垂れて不快」

執事「すみません…すみません…」

お嬢「…」ドキドキ

書きだめつきました。寝ます
早漏ですみません

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iiii:::::::::::::::::::∧ 田ヨ「::::::::::::: ̄ ¨ -{ γ  ヽゞ─ゝ─' /;;;∨::::o:::::::/:::::/iiiii/::::::o:

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                              ` `ャィ

執事(なんか、一回だしたら余計ムラムラしてきちゃったな…)

お嬢「…どうしたの?早く流して…」

執事「……」だきっ

お嬢様「い、いやっ!急になにっ!?離れてっ!」

執事「お嬢様っ…お嬢様っ…」ぎゅううっ

お嬢様「ち、ちょっと…やめなさいっ!」

執事「ハッハッハッハッ」すりすり

お嬢様「へ、へんなの擦り付けないで!」

執事「ハッハッハッハッ」

お嬢様「こ、こんなの嫌!やめて!」



メイド「ただいま帰りましたぁ…っと。あら、お嬢様はお風呂?」

メイド「一人でお風呂?珍しいこともあるもんですね…」

お嬢様「いやあぁ!」

メイド「悲鳴!?お嬢様っ!!」がちゃっ

執事「お嬢様ぁっ…お嬢様ぁっ」すりすり

メイド「し、執事さん!何やってるんですか!」

執事「め、メイドさん…!」

お嬢様「っ!」ドガッ

執事「うぐっ!?」バタン

お嬢様「ぐずっ…使用人の分際で…えぐっ…」

メイド(わっ、綺麗に鳩尾に入ったな…じゃなくて)

メイド「お嬢様、何があったのですか…?」

お嬢様「……」

メイド「黙っててもわかりません。ちゃんと話してください」

お嬢様「……」

メイド「それ、執事さんの精液ですよね?無理やりさせられたんですか?」

お嬢様「ちがっ…」

メイド「…?」

お嬢様「…体を洗ってもらってたんだけど、急に執事の様子がおかしくなって…」

お嬢様「わ、私は何もしてないし、執事もただ私の体洗ってただけで…」

メイド「つまり、執事さんは触れずにイッちゃったと」

お嬢様「……」こくん

メイド「じゃあその後に執事さんが燃え上がっちゃった感じですかね」

お嬢様「わかんないけど…多分…」

メイド「はっきり言わせてもらいますが」

お嬢様「…」

メイド「お嬢様も悪いです」

お嬢様「えっ?」

メイド「年頃の男の子なんです。いくら主従関係でもそういう気持ちは持ってしまうものです」

お嬢様「そんな…執事はいつも真面目で…」

メイド「男の子なんてみんな心の中はこんなものです。偏見を持てとは言いませんが」

お嬢様「……」

メイド「まあ執事さんはそれでも真面目な方だとは思います。今日のことだって、しばらくオナニーしてなかったせいで心が揺らいでしまったのでしょう」

お嬢様「私が早起きさせるために我慢させたから?」

メイド「いや、関係な…あ、昨日あたしの裸を目撃したんでしたっけ…うーん…」

お嬢様「……」

メイド「ま、まあ、お嬢様とあんまり執事さんをいじめちゃだめですよっ?」

メイド「それにしてもなんで執事さんもお風呂なんか入ろうと思ったんですか?」

お嬢様「それは…今日も体育で汗が気持ち悪くて…」

メイド「ふーん?」

お嬢様「な、なによっ」

メイド「別にー?なんでもありませんけど?」

お嬢様「なんなのよっ!本当にそれだけなんだからっ!」

メイド「はいはい。ところで執事さんどうしましょう?完全に伸びきっちゃってますが」

お嬢様「あ…それじゃあ悪いけど部屋まで運んで…」

メイド「そうじゃなくて、おちんちんの話です」

お嬢様「っ!?」

お嬢様「ちょ、ちょっと!何言って…」

メイド「真面目な話です。ガス抜きしないとどんな危険思想を抱きはじめるか分かりませんから」

お嬢様「うっ…」

メイド「あたしが抜いてあげてもいいんですけど…よろしいですか?」

お嬢様「えっ!?べ、別に、勝手にすればいいじゃないっ」

メイド「本当によろしいのですね?」

お嬢様「いいって言ってるじゃない!」

メイド「そうですか…では」にぎっ

メイド「うふっ、びくびくしちゃってて可愛い」にぎにぎ

お嬢様「……」ドキドキ

メイド「んっ…」しこしこ

執事「っ!」びくっ

メイド「執事さんたら…気持ち良さそうにしちゃってっ」しこしこしこ

お嬢様「メイド…なんか手馴れてるわね…」

メイド「ええ、まあ…お嬢様触ってみます?」

お嬢様「な、なんで私がっ!」

メイド「ふふっ、冗談です」

お嬢様「……」

執事「うぅっ…ぅぁっ」

メイド「あら?そろそろかしら…」しこしこしこしこ

お嬢様「っ!」

メイド「いっぱい出しちゃっていいですよー?」しこしこしこしこ

執事「あぅっ…ハァハァ」

お嬢様「……」ずきずき

メイド「それっ…っと?お嬢様?」

お嬢様「やっぱり…やめて…」

メイド「どうされましたか…?」

お嬢様「何故かわからないけど…見ててすごくつらいの…」

メイド「わかりました、やめます。だから泣かないでください」

お嬢様「……」



メイド「さて、ベッドで執事さんも寝かせましたし」

お嬢様「…やっぱりあのままメイドに任せた方がよかったかしら」

メイド「んー、起きたら一人でするんじゃないですかね?」

お嬢様「そうかしら…やっぱり可哀相なことをしたしまったかも…」

メイド「まあ結局また寸止めですからね」

お嬢様「……」

メイド「もー、お嬢様のどSぅっ」

お嬢様「べ、別にそんなつもりじゃっ!」



執事「はっ!」

執事「夜中…?僕いつから寝て…」

執事「あれ…なんか大変なことをしたような……っ!」

執事「僕…お嬢様になんてことを…っ!」

執事「……くそっ、なんでちんこ立つんだよ…」

執事「……」

執事「…ハァハァ」しこしこ

執事「ハァハァ…」しこしこ

執事「………」

執事「……」

執事「……………」

執事「やめよう…こんなこと…」

執事「僕、これからどうなっちゃうのかな…クビは免れられないかな…」

執事「……」

執事「だいたい、僕は都合のいい道具にしか思われてなかったんだ…だから一緒にお風呂にも入れたし…」

執事「なんで道具のままでいれなかったんだろ…」



執事「朝か…」

執事「…一応起こしにいったほうがいいよな…」

執事「……」



執事「お嬢様、朝でございます」トントン

執事「…失礼しま……」

ガチャ

お嬢様「大丈夫、起きてるわ。さ、顔を洗いに行きましょう」

執事「…はい」

ジャーーー

お嬢様「っ!?つめたっ!」

執事「!!!ごめんなさい!」

お嬢様「何度言えば分かるの!?このっ…!」バチンッ

執事「いたっ!…申し訳ございませんっ」

お嬢様「ぁっ………ふんっ」

執事「…あ、行っちゃった…」

執事「そりゃそうだよな…昨日あんなことしておいて、また失敗だもんな…」

執事「……」

お嬢様「……」

メイド「お嬢様、見てましたよ」

お嬢様「め、メイド!?」

メイド「あんなにつらく当たらなくてもいいと思いますが」

お嬢様「そ、それは…いいのよ!あんな変態!」

メイド「まあ!素直じゃないですね」

お嬢様「う、うるさい!早く着替えさせて!」



メイド「ほらぁ、執事さん暗いじゃないですかぁ」ひそひそ

お嬢様「うっ…ご、ごほんっ」

執事「っ!」びくっ

お嬢様「さ、さあ、ご飯を食べに行こうかしら」

執事「お、お嬢様!」

お嬢様「な、なに?」

執事「昨日の風呂でのこと、本当にごめんなさい!」がばっ

お嬢様「……」

執事「謝って許してもらえるとは思っていませんが…それでもっ…」

お嬢様「…ゆ、ゆる…」

執事「…?」

お嬢様「許すわけないでしょうっ!?(あ、あれ、私何を…)」

執事「……」

お嬢様(こんなつもりじゃなかったのに…)

お嬢様「……」

執事「………」

お嬢様(なんだか自分にイライラしてきて気分が悪くなってきたわ)

執事「お嬢様、そろそろ…」

お嬢様「…そうね、行きましょうか」

執事「あれ、運転手さん来るの遅いですね…」

お嬢様「………」イライラ

執事「いつもならとっくに来てる時間なのに……あっ」

お嬢様「…?」

執事「えっと…や、やっぱり……ごめんなさい……」

執事「今日は運転手さんは前から病院に行く予定があって…その…」

お嬢様「………あなた、いい加減にしなさい。自分の仕事に責任持ってるの?」

執事「ひっ……」

お嬢様「いつも失敗ばかりして。そろそろ身の回りの整理を始めた方がいいんじゃないかしら」

執事「そ、それって…」

お嬢様「……なにしてるの、早くタクシーを呼びなさい」

執事「は、はいっ!」

男「どうした執事ー、元気ねえな」

執事「あー、うん…」

男「ま、元気出せよ」

執事「……」

男「あれ、チャラ男だ。お嬢さんに接近中」

執事「…!?」

男「なーんかお嬢さん機嫌割るそうだなぁ…なに話してんだろ」

執事「さぁ…」

男「あ、チャラ男どっか行っちゃった。ざまあー」

執事「……」

チャラ男「くそっ、イライラすんな!」ドガッ



チャラ男「な、なあ…お嬢さんってやっぱり執事と…」

お嬢様「…執事?」ギロッ

お嬢様「悪いけど私、今気分わるいから話しかけないでほしいのだけど」

チャラ男「な、なあ!」

お嬢様「……」ギロッ

チャラ男「………」



チャラ男「くそっ、執事の奴ムカつくぜ…」



男「いつも思うんだけど、3日連続で体育なんて、うちのクラスは恵まれてないな」

執事「そんなこと思ってるのは僕らだけで、大半の人は嬉しいと思うよ」

男「だよな…」

男「あ、ほら、次お前のチームの番だぞ」

執事「へいへい、ったく、やんなっちゃうなぁ」

執事「……!」

チャラ男「……」

執事(また相手にチャラ男がいるのか…やだな…)

チャラ男「はっ、はっ」だんっ、だんっ

執事(わ、僕の方に来た…止めるフリしないと)

チャラ男「らぁっ!」ドガッ

執事「わっ!」バタン

先生「ピッ!お前ら、大丈夫か!?派手にぶつかって…」

チャラ男「ってー、大丈夫っす」

執事「……」

チャラ男「……」ギロッ

執事「っ!」

クラスの男子「チャラ男、パスパス!」

チャラ男「ふんっ」しゅっ

執事「わわっ!」バンッ

チャラ男「あー、悪い、ちょっと低く投げすぎちゃったわ!」

執事(あ、あいつ!やっぱりわざと…)

男「執事ー!しっかりしろー!」

執事「あ、おう!」

執事(くそっ、目にボールが当たったせいでチカチカする…)

執事「はぁっ、はぁっ、くそっ…」

男「執事、後ろ!」

執事「!?」

チャラ男「らぁっ!」ドガッ

執事「わっ……」

ぐにゃっ

執事「あああっ!、指があっ!」

チャラ男「邪魔」ぐしゃっ

執事「ぎゃっ!」

先生「おい、執事!大丈夫か?」

執事「は、はい…あの…保健室に…」

先生「そうか、早くいってこい。おい、チャラ男も気をつけろ!」

チャラ男「へいへい、すんませーん」

執事「………」

男「おい、さっきの体育のとき、大丈夫だったか?指…」

執事「ああ、もう冷やしたし…大丈夫だろう。ちょっとまだ痛いけど」

男「ならいいんだけど…チャラ男の奴…」

執事「………」

男「まあいいや、弁当食おうぜ」

執事「ああ、っつ!」

男「どうした?」

執事「指が痛くて鞄が開けられねっ…これじゃあ箸も…」

男「……ジュースやるよ。これなら指使わないだろ」

執事「すまん…」



ブロロロロロロ…

お嬢様「あなた、ずっと午後の授業のとき、シャーペンも持たずにぼーっとしてたわよね?」

執事「はい…」

お嬢様「ほんと、これじゃあなにもかも無駄だわ。だいたい…」くどくど

執事(お嬢様、相変わらず僕につらくあたってくるな…そりゃそうか)

運ちゃん「はい、着きましたよ。料金はにせん…」

執事「あ、はい…っつ…5000円からで…」

運ちゃん「はぁい、ありがとねー」

メイド「お帰りなさいませ」

お嬢様「ただいま」

メイド「執事さんも、おかえりなさい」

執事「あ、ああ…ただいま…」

お嬢様「あ、執事、ちょっと鞄を持っててくれないかしら」

執事「え…は、はい……」プルプル

お嬢様「えっと、メイドに渡したいものがポケットの中に…」

メイド「…?なんでしょう?」

執事「っつ!」ばさばさばさ

お嬢様「ちょっ、ちょっと!なんで鞄の中のもの全部ばらまいてるのよ!」

執事「す、すみません!すみません!」

お嬢様「あなた、鞄も持つこともできないの?」

執事「すみません、すみません、すみません…」

お嬢様「早く拾いなさい」

執事「は、はい…今…っ!いてっ!」

お嬢様「っ!?」

執事「あ…ああ……」ぽろぽろ

お嬢様「ちょ、ちょっと…その指…」

執事「こ、これは…大丈夫ですから…」

お嬢「大丈夫じゃない!見せて…」

執事「っ……」

お嬢「両手とも、指がすごい腫れてる…メイド、早く救急箱!」

メイド「は、はいっ!」だっ

お嬢「なんでこんなに…」

執事「お、お嬢様っ!手が使えなくても、できる限りのことはしますから!だから…」ぽろぽろ

執事「だから…捨てないでください……」

お嬢「捨てないわよ、バカ…」ぎゅうっ

保守なら…
この時間だと一時間間隔でイイと思うぞ?

保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内        
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

保守時間の目安 (平日用) 
00:00-02:00 60分以内    
02:00-04:00 120分以内    
04:00-09:00 210分以内    
09:00-16:00 120分以内     
16:00-19:00 60分以内    
19:00-00:00 30分以内. 

遅筆ですんません
どんな話にするか決まってはいるんですけど、
書き進めてくうちに妄想しちゃってムラムラしちゃうんです

メイド「救急箱、持ってきましたぁ」

お嬢様「わっ!」

執事「すん…すん…」

メイド「お嬢様、執事さんを抱きしめちゃって。仲いいですねぇ」にやにや

お嬢様「こ、これはっ!そんなことより、早く執事を」

メイド「はいはーい。うーん、突き指っぽいですけど、もしかしたら折れてる指もあるかもしれませんね。とりあえずお薬を塗って…」

執事「すいません、何から何まで…」

メイド「いいんですよ。それよりどうしましょう?こんな時間じゃ、今から行ってもお医者さんやってないかもしれません」

執事「病院には明日行きます…」

メイド「そうですか。じゃあ本当に応急処置という感じで…」

執事「…ありがとうございます」

メイド「さ、お食事の時間です」

お嬢様「あら、もうそんな時間だったのね」

執事(あ…僕この手でどうやって食えばいいんだろ…)

メイド「あ、執事さん、心配しないでください。あたしが食べさせてあげますからっ」

執事「なっ…」カァァ

お嬢様「っ!」

メイド「ふふふ、顔赤くしちゃって」

執事「いやっ、だってっ」

メイド「執事さん、あーんっ」

執事「あ、あーんっ…」

メイド「おいしいですかぁ?」

執事「ん、おいしいですっ…」

メイド「うふっ」

お嬢様「………」むすっ

執事「あれ、もしかしてお嬢様、機嫌悪いんでしょうか…」ひそひそ

メイド「みたいですね」

執事「な、なんでだろう…」

メイド「執事さんがあんまりデレデレしてるからですよ」

執事「そ、そんな、だって…」

メイド「うふふ。はい、あーんっ」

メイド「ごちそうさま。やっぱり結構時間かかっちゃいましたね」

執事「すいません、ほんと…」

メイド「いえいえ、いいんですよ」

お嬢様「…メイド、お風呂に入りたいわ」

メイド「あ、はぁい。準備しますね」

執事「あ、お風呂…」

メイド「そうでしたね。執事さん、今手が使えませんから…あたしがあとで洗ってあげますねっ」

執事「えっ!いやっ、そんなっ!」

お嬢「そ、そうよっ!だめよそんなことっ!」

メイド「わっ!えっと…」

お嬢様「あっ…」

お嬢「んっ、ごほんっ。執事も私と一緒に入るならいいけど…」

メイド「お嬢様、服脱がしますね」

執事「わわっ…」ムラムラ

メイド「執事さんも…」

執事「や、やっぱり僕いいですって!」

メイド「そんなこと言ったって、一人じゃ洗えないでしょ?いいから…」ぬぎぬぎ

執事「っ…」カァァ

メイド「わっ…まあこれは…生理現象ですから…」

執事「うう…あの、前をかくすタオル…」

メイド「だめです♪みんなつけてないんですから」

執事「うう…」

なんていやらしいスレなんや…

メイド「先にお嬢様を洗いますから、執事さんはしばらく待っててください」

執事「あ、はひ…」

メイド「じゃ、お嬢様、まずはあたま洗っちゃいますね」

お嬢様「んっ…」

メイド「うふふっ」しゃこしゃこ

執事(なんか…裸の2人があんなに近くにいるのを見たら…)むらむら

メイド「…執事さん、あんまりじっくり見ないでください…恥ずかしいです…」

執事「あっ、ご、ごめんなさい!」

メイド「体洗いますね」

お嬢様「ん」

メイド「んふふ」もみゅ

お嬢「ちょ、ちょっと!やめてよっ」

お嬢様「よいではないかよいではないか~♪」

お嬢「め、メイドが言うなあ!」

執事「っ!!」むらむらむら

メイド「んー、柔らかいっ」

お嬢様「もーっ」

執事(手の平なら…)すりすり

メイド「ここも綺麗に…」にゅるにゅる

お嬢様「やんっ、い、いつもより洗い方がやらしいっ」

メイド「うふふっ…あっ」

執事「はっ…はっ…」すりすり

メイド「ご、ごめんなさいっ…ちょっと周りを考えてなかったです」

執事「えっ…あっ…」

お嬢様「…?」

メイド「な、流しますねっ」

すんません

メイド「よいではないかよいではないか~♪」

でした
面倒なことになってるんでバラしちゃうと、
お嬢様が使用人に対してデレているときは「お嬢」になってます

お嬢様「さっぱり。ありがとう」

メイド「いえいえ、じゃあ先に湯船に浸かっててください」

メイド「ごめんなさい、待たせちゃって」

執事「いや、そんな…」

メイド「うふっ、じゃあ頭洗いますね」

執事「んっ…」

メイド「~♪」しゃこしゃこ

執事「め、メイドさんっ…その、胸がっ…」

メイド「ごめんなさい、やりやすいようにするとどうしても当たっちゃって…」

執事(はああ、大きくて柔らかいものが背中に…)

執事「っ…」すりすり

メイド「っ!…執事さん、だめです…」

執事「わっ、これはっ…」

メイド「いいんです、男の子ですものね」

執事「……」カァァ

メイド「じゃあ、次は体洗います」

執事「はい…」

メイド「~♪」しゃこしゃこ

執事「……」

メイド「ねえ、執事さん?」

執事「…なんですか?」

メイド「昨日あれから、オナニーしてませんよね?」

執事「なっ…!」

メイド「どうなんですか?」

執事「してないです…」

メイド「やっぱり…」

執事「勝手に出ちゃった分を除いたら、最近ずっと…」

メイド「まあ!そんなに…」

執事「はい…」

メイド「……」

メイド(…お嬢様、見てませんよね?…ごめんなさいお嬢様…)

メイド「っ…」ぎゅうっ

執事「わっ、なんで急に後ろから抱きついて…」

メイド「しーっ!」

執事「…?」

メイド「っ…」にゅる、にゅる

執事「っ!メイドさん、そんなとこ…」

メイド「あ、洗ってあげてるだけですからっ」ぎゅうっ

執事「だ、だったらこんな抱きしめなくても…」

メイド「静かにしてください、お嬢様に気づかれちゃいますっ」

執事「っ!」

メイド「んっ、」にゅるにゅる

執事「あっ、はぁっ」

メイド「どうですか?」

執事「気持ちいいです…」

メイド「そうですか…」

執事「メイドさん、背中に当たってる胸…」

メイド「執事さん、おっぱい好きですか?」

執事「っ…」こくっ、こくっ

メイド「うふふっ、そうですか」にゅる

執事「あっ、そんなに柔らかいものを動かされたらっ…」

お嬢様(ん、ぼーっとしてた)

お嬢様(メイド達は…)

執事「め、メイドさんっ」

メイド「だめです、声聞こえちゃいますっ」

執事「だ、だって…」

お嬢様「っ!!」

執事「あっ、いきそっ…」

お嬢様「何やってるの、あなたたち!」

メイド「わっ、これはっ!あ、洗ってただけですって!」ぱっ

執事「あっ…そんなっ…」

メイド「ごめんなさい、最後までしてあげられなくて…」

執事「あっ…あっ…」びくびく

メイド「お嬢様と二人で湯船に浸かっててください。あたしも体洗っちゃいますから」

執事「は、はいっ…」

じゃぶん

お嬢様「……」むすっ

執事「……」

執事「……」

お嬢様「ねえ」

執事「な、なんでしょうか」

お嬢様「手、見せて」

執事「は、はい…」

お嬢「腫れが酷くなってる…痛くない?」きゅっ

執事「はい、我慢できます…」

お嬢「…痛いのね…」

執事「……」

お嬢「どうしてこんなことに…?」

執事「それは…体育の時間に転んで、そのときに…」

お嬢「自分で転んで?それとも…」

執事「…チャラ男に……」

お嬢「…そう」

執事「……」

お嬢「…あの人、私嫌い」

執事「そうですか…」

メイド「あら、二人で手つないじゃって。仲いいですね」

お嬢様「ち、ちがっ!」ぱっ

がつんっ

執事「ぎゃあっ!」

お嬢「あっ、ご、ごめんなさい…」

執事「い、いえ…」

メイド「あの、あたしも入りたいんで詰めてください」

執事「あ、はい」

お嬢「ちょ、ちょっと、近い…」

メイド「もうちょっとそっちに…」

執事「わっ…わっ…」むにゅ

お嬢(か、固いのが…)

執事(お嬢様の体…柔らかい…)

メイド「やっぱり3人はきつかったですかね…」

お嬢「そ、そんなことより!私に体重かけないで」

執事「ご、ごめんなさい…」

メイド「でもそうすると今度はあたしとべったりですよ?」

お嬢「っ!」

執事「あの、お嬢様、嫌でしょうし…」

お嬢「ど、どうせ誰かと窮屈な思いをするなら、私でも…」

執事「え…?」

お嬢「だからって、くっつきすぎ…」

執事「め、メイドさんが押してくるんです!」

メイド(頑張れお嬢様っ!)ぐっ

お嬢「うぅ…」

執事「はぁっ…はぁっ…」

お嬢「ちょ、ちょっと!体動かさないで!」

執事「す、すみません…でも…」

お嬢様「ま、また鳩尾に入れるわよ?」

執事「うっ…ごめんなさい…」

やや広めって感じと解釈した

お嬢「また昨日みたいに、変なの出そうにならない?」

執事「わ、わかんないです…」

お嬢「そう…湯船の中で出さないでよ?」

執事「は、はい…大丈夫です…」

お嬢(……)

お嬢「えいっ」ぎゅうっ

執事「お、お嬢様!なんで急に抱きついて…」

お嬢「て、手の置き場所に困るのよ!だから…」

執事「そ、そうですか…」

お嬢「うん…」ぎゅうっ

お嬢様「…ちょっとのぼせてきちゃったかも」

メイド「あらら、出ますか?」

お嬢様「ええ…」

メイド「じゃあ、執事さんも」

執事「あ、はい…」ばしゃん

メイド(わっ、さっきより大きくなってるかも…)

メイド「ごめんなさいね、ちゃんとできなくて」

執事「あ、いえ…でも今晩夢精しちゃうかも…」ちらっ

メイド「あはは、恥ずかしがらずに言ってくれればパンツ洗ってあげますよっ」

執事「あはは、ありがとございます…」ずーん

私も保守しよう

保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内        
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

保守時間の目安 (平日用) 
00:00-02:00 60分以内    
02:00-04:00 120分以内    
04:00-09:00 210分以内    
09:00-16:00 120分以内     
16:00-19:00 60分以内    
19:00-00:00 30分以内. 



メイド「執事さん、気持ちよくなりたいですか?」

執事「は、はい…」

メイド「じゃあ、あたしと一緒に気持ちよくなりましょうか」にゅる

執事「あっ…あっ…」

メイド「んっ…入っちゃいました…」

執事「すごいっ…あぁっ!」

メイド「動きますねっ…あんっ」

執事「はぁっ、メイドさんっ…」

メイド「あっ、あっ!執事さんの、固くて気持ちいいですっ」

執事「僕、もうっ!」

メイド「いいですよっ、中に出しちゃってください…」

執事「いいんですかっ?中に…あっ、あっ!」



執事「はっ!はぁ…はぁ……夢…?」

執事「あ、危なかった…」びくっびくっ

執事「お嬢様を起こさないと…でも一人じゃ着替えらんない…」

執事「ま、いいか…許してくれるか…」

執事「さて、」ドンドン

執事「お嬢様、朝です」

お嬢様「んっ…もう少し静かにノックできないのかしら…」

執事「すみません、手がこんなんなんで…肘で失礼させていただきました」

お嬢様「…そうだったわね。ごめんなさい」

執事「い、いや、そんなっ」

メイド「おはようございます、お嬢様」

お嬢様「おはよう」

執事「…おはようございます」

メイド「お着替えしましょうか、お嬢様。執事さんもあとで…」

執事「あ、はい…」

メイド「…?どうしたんですか?目を合わせようとしないで…」

執事「いや、その…」

メイド「…?」

メイド「お嬢様着替えさせてきました。次は執事さんです」

執事「お願いします…」

メイド「今日は学校はお休みになられるのですよね?なら私服でいいんでしょうか?」

執事「そうですね、適当にお願いします」

メイド「わかりました!それじゃあ…わぉ」

執事「っ…」カァァ

メイド「朝から元気ですねっ。パンツ大丈夫でした?」

執事「は、はいっ、危なかったです…」

メイド「ふぅん。じゃあえっちな夢見ちゃったんですか?」

執事「えっ、あっ…」カァァ

メイド「なるほどー、通りで」にやにや

執事「っ……」カァァ



ブロロロロロ…

お嬢様「送り迎えなら、メイドに頼めばよかったのに」

執事「いえ、僕にできるのはこれくらいなので…」

お嬢様「一人じゃろくにドアも開けられないくせに」

執事「うっ…」

お嬢様「別にしばらく仕事ができなくたって気にはしないわよ。お父様も十分承知してるし」

執事「その件に関しては本当に感謝してます」

お嬢様「んっ…」

執事「あ、着きましたね」

お嬢様「ええ、じゃあいってくるわ」

執事「いってらっしゃいませ」


執事「ふぅ、運転手さん、このまま病院までお願いします」

運転手「あいよ」



執事「ただいま帰りました」

メイド「あら、おかえりなさい。よくドアを開けられましたね?」

執事「あ、はい。親指と手の平でうまく…」

メイド「それで、指どうでしたか?」

執事「だいたいは突き指だったんですが、3本ひびはいってました…」

メイド「まあ…」

執事「あはは…でも、全部骨がやられてなくてほんとよかったです」

メイド「……」

メイド「そうだ、執事さんお昼まだですよね?今からあたし作りますよ」

執事「え、いいんですか?」

メイド「はいっ、もともと料理人さんは昼間はいないんで、どっちみち作らなきゃいけないんで」

執事「そういえばそうでしたね」

メイド「楽しみにしててくださいよー?」

メイド「できました!オムライスです」

執事「わあ、おいしそう」

メイド「へっへー、召し上がれっ…って無理でしたね」

執事「すいません…」

メイド「いいんですよ、ほら、あーん」

執事「あ、あーん…」

メイド「おいしいですか?」

執事「はいっ…」

メイド「あはっ」

執事「ごちそうさまでした、おいしかったです」

メイド「うふふっ、ありがとっ」

執事「さて、これから何もすることが…」

メイド「そうですね、あたしもお皿をあらったらいつも暇です」

執事「ううん、なにかやることはないんでしょうか」

メイド「ううん、執事さんはしばらくぼーっとしててください」

執事「はあ…」

執事「ぼーっと、って言われてもなあ…」

執事「半日だけでも学校行っとくべきだったかなぁ…」

執事「……」

執事「メイドさん…」

執事「昨日のメイドさん…夢のなかのメイドさん…」

執事「……」むらむらむら

メイド「ふぅ、終わりました」

執事「わっ、お疲れ様です…」

メイド「…?執事さん、なんか顔怖かったですよ?」

執事「そ、そうですか?やだなぁ…」

メイド「…??まあ、あたしは本でも読んでますね」

執事「あ、はい…」

メイド「……」ぺらっ

執事「………」じーっ

メイド「………」ぺらっ

執事「……」すっ

メイド「わっ、なんですか?急に隣に座ってきて…」

執事「い、いや、なんとなく…」

メイド「あはっ、変な執事さん」

執事(ああ、やっぱりいい匂いがするな…)むらむら

執事「っ…」がばっ

メイド「執事さんっ、な、なんなんですかっ?」

執事「め、メイドさんっ…」ぎゅうっ

メイド「ちょ、ちょっと…」

執事「メイドさん、お風呂に入りたいです…」

メイド「ふえぇ!?でも…」

メイド「お嬢様に怒られちゃいます…」

執事「メイドさんっ…」ぎゅううっ

メイド「わ、わかりました、わかりましたからっ」

執事「はぁはぁ…」

メイド「執事さん、どうしてもですか…?」

執事「早く…昨日みたいに僕のチンコ洗ってくださいっ…」

メイド「はい…」きゅん

メイド「……」しゃこしゃこ

執事「あっ…あっ…」

メイド「気持ちいいですか?」にゅるにゅる

執事「はい、あっ…」

メイド「執事さん、タオルごしなんかで満足ですか?」

執事「はぁはぁ…え…?」

メイド「あたし、自慢じゃないですけど、手でおちんちんを気持ちよくさせるの上手ですよ?」にゅるにゅるにゅる

執事「あ…あ……」

メイド「どうしますか?」

執事「して…ほしいです…」

メイド「うふっ、わかりましたっ」しこしこ

執事「あっ、あっ!」

メイド「どうですか?」

執事「手がすごい柔らかくて…気持ちいいです…」

執事「これじゃあすぐ出ちゃう…」

メイド「どうします?出しちゃいますか?それとも焦らしてほしいですか?」しこしこしこ

執事「あっ、あっ!じ、焦らしてほしいですっ…」

メイド「うふふっ」しこ…しこ

執事「あっ…はぁ…はぁ…」びくびく

メイド「執事さんが願ったからには、とことん焦らしちゃいますよっ」しこしこ

執事「あっ…あっ…」もじもじ

メイド「気持ち良くて、執事さんがいきたくていきたくてしょうがなくなってもだめですっ」

執事「そ、そんなっ…」

メイド「執事さん、おっぱい好きでしたよね?」

執事「は、はい…」

メイド「うふっ、あたしのおっぱい…好きにしてもいいですよ?」

メイド「吸ったり、舐めたり、甘噛みしたり…」

執事「っ!」がばっ

執事「ちゅううっ、ちゅぱっ」

メイド「やだっ、がっつきすぎですっ」

執事「れろれろっ…ちゅぱっ」びくびく

メイド「あっ、いきそうですか?ダメですよっ」しこ…しこ…

執事「あぁっ…なんで…っ」

メイド「だって急に強く抱きしめてくるんですもの。わかりますよっ」

執事「ううっ…」

メイド「でも執事さん、焦らされてて結構うれしいんじゃないですか?」

執事「はい…」

メイド「うふふっ、執事さん、オナニーするときも焦らしちゃうタイプですか?」

執事「っ…」こくっ

メイド「うふっ、可愛いですっ…」

執事「あっ…あっ…」ぎゅううっ

メイド「っ……」しこしこしこ

執事「っ!じ、焦らしてくれないんですかっ?」

メイド「もう苦しいでしょ?出させてあげますっ。ほらおっぱい」

執事「んちゅっ…はぁはぁ…れろれろ…」

メイド「真っ白になっちゃってください」しこしこしこ

執事「んっ!んっ!」ぎゅううっ

びゅるるるびゅるるっ

メイド「やっ、出たっ」しこしこしこ

執事「あっ、あっ、あっ!」びゅるびゅるっ

執事「はぁ、はぁ、はぁ…」びくびく

メイド「くすっ、いっぱい出ましたね」

執事「すごい…よかったです…」

メイド「いっぱい出ましたね…ほら、あたしの体、執事さんの精液まみれです」

執事「わっ…ご、ごめんなさい…」

メイド「うふふっ、すごいにおいっ…それにすごい粘っこいですね…」

執事「っ……」カァァ

メイド「さ、体洗って湯船に入りましょう!立てますか?」

執事「あっ…腰が抜けちゃって…」

メイド「もう、執事さんたらっ」

メイド「ふぅ、温かいですね」

執事「はい…」

メイド「ひゃっ、ちょっと執事さん、あたしの足にわざとおちんちん当ててませんかぁ?」

執事「ご、ごめんなさい…」

メイド「くすっ、一回出したのにまだまだ元気ですね。古い精子が出切ってないのかな?」

執事「あ、あの…」ちらっ

メイド「そんな目したってだめですよ?もうしてあげませんっ」

執事「そ、そんなっ…」

メイド「執事さんが失恋したときにまたしてあげますよ」

執事「う、うう…」

メイド「さ、もう出ましょ?」

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