唯「おトイレしてたらお尻を触られたんだよっ!!」(442)

律「はあ?」

梓「何ですか戻ってくるなり急に…ちゃんと手は洗いましたか?」

唯「それどころじゃないんだよ!お尻を触られたんだよあずにゃん!」

梓「やっぱり洗ってないんじゃないですか!洗ってください今すぐに!」

唯「むう…あずにゃんのゴム手袋さん!」

梓「何ですかその罵倒…」

ジャバジャバ…

唯「はいっ!これできれいになりましたっ!」

梓「ああ、ほら制服で拭かないで…私のハンカチ使ってください」

唯「おっ!ありがとあずにゃ~ん!かわいいハンカチだねぇ~…ほい、ありがと」

梓「どういたしまして。じゃ、練習再開しましょうか」

澪「そうだな、始めるか」

紬「おー!」

唯「おー!…ってそれどころじゃないんだよ!?」

律「ノリツッコミ入りましたー!」

まぁ、けいおん知らんが続けろ

知ってるけど続けろ

唯「おし、お、お尻を触られたんだってば!」

梓「それは何度も聞きましたよ」

唯「何度も聞いたなら本気にしてよっ!」

紬「お尻を触られたって…まさかトイレに痴漢がいたとか!?」

澪「ひいいいいいいいいいい!?」

梓「痴漢!?た、大変じゃないですか!」

律「唯、痴漢の姿は見たのかっ!?」

唯「ううん。それにあれって痴漢なのかなぁ?」

梓「痴漢…じゃないんですか?じゃあ…」

律「痴女か!?」

紬「わ、私じゃないわ!」

さわ子「私でもないわよ!」

梓「誰もお二人だなんて言ってないです」

さわ子て

おい

おい

澪「どどど、どういうことなんだ唯!?詳しく話せよ!」

唯「う~ん、あのね、私しゃがんでおしっこしてたの。こんな感じで」

律「いや実演はしなくていいから」

紬「ちっ」

唯「そいでね、こう、じょろじょろじょろ~って」

梓「いちいちリアルにやらないでください!わかりますから!」

さわ子「ちっ」

唯「でね、終わってすっきりした~って思ったら、こう、ぺろんって触られたの!」

梓「…つまり個室に唯先輩のほかにもう一人誰かがいた、と?」

唯「うん!」

律「………入った時点で気づけよ!」

唯「え?あ、違う!違うよぉ!個室には私しかいなかったんだよ!」

紬「そうよね…さすがに唯ちゃんでも他に誰かいたら気がつくわ」

梓「まあ、元からいた人が何がしかのリアクションもするでしょうしね」

律「じゃあ誰もいないのにお尻を触られたってことか?」

唯「うん!そうなの!それで私びっくりして、急いで戻ってきたんだよ!」

梓「……つまり結論としては…」

さわ子「気のせい、ね」

紬「…ですね」

律「…だな。おーし練習すっぞー!」

唯「えーっ!?」

唯「気のせいって…そんな殺生な…」

梓「だって誰もいないんだったら誰がお尻を触るんですか?」

唯「それは…トイレの神様、とか?」

律「いるかそんなもん!気のせいでいいだろ?それで誰も困らないしさ」

唯「ううん…でも…わかったよ。気のせいだね!うん、気のせい気のせい!さあ練習練習!

澪「あ、ゴメン。その前に私もトイレ…」

律「何だ澪もかよ…神様に触られんなよ?」

澪「ひいっ!?へ、変なこと言うなよぉ!?」

律「わーったわーった、早く行ってこいって」

澪「も、もう…」

ガチャッ

澪「まったく…唯や律が変なこと言うから…」

ガチャッ、バタン

澪「な、なんか怖いかも…早く済ませちゃわないと」

ちゃぷん、チョロチョロチョロ…

澪「ふぅ…」

ヌッ

ぺチョン

澪「ひっ!?」

にゅぐにゅぐん

澪「あ…あああ…」

ぺろりん

澪「いやああああああああああああああああああああああああ!!」

梓「澪先輩遅いですね」

さわ子「大きいほうなんじゃない?」

律「だとしても遅すぎる…まさか!?ちょ、ちょっと行ってくる!」

梓「律先輩!?わ、私も行きます!」

紬「あぁ、待って!私も!」

唯「ほえ?みんなどこ行っちゃったの?」

さわ子「…あなた流石に鈍すぎよ」

唯「?」

ういうい

律「澪!澪いるか!?返事しろ!澪!」

梓「あ、そこだけ閉まってます!澪先輩!?澪先輩!?」

紬「待って!えーと、すみません中のかた!澪ちゃんじゃないなら違うって言ってください!」

律「…反応がない。やっぱり澪だ!澪!澪!」ドンドンドン!ガチャガチャガチャ!

梓「澪先輩…」

紬「梓ちゃん、肩車しましょう!私にまたがって!」

梓「あ、は、はいです!」

ほうほう

梓「よ…いしょっと…うわっ?」

紬「梓ちゃん、大丈夫!?」

梓「平気です!むぎ先輩こそ重くないですか!?」

紬「ええ!むしろ極楽よ!」

梓「はぁ?」

紬「いいから、早く中を見て!」

梓「あ、はい!し、失礼します、澪先輩!…あっ!」

律「どうだ梓!?澪はいるのか!?無事か!?」

梓「わかりません!」

律「わからないって何だぁ!!」

梓「いるけど白目剥いて失禁してます!」

紬「あらあら~♪」

律「…確かに無事かはわからないなっ!!」

唯「みんな遅いな~」

さわ子「ううん…私も行ったほうがよかったかしら…?」

ガチャッ

律「ただいまっ!」

唯「あ、りっちゃんおかえり~。遅かったねぇ」

梓「ただいま戻りました!えっと…とりあえずソファに!」

紬「うん!澪ちゃん、しっかりして!」

澪「」

唯「あ!澪ちゃんいいな~。むぎちゃん私もおんぶして~」

梓「少しは空気読みましょうよぉ!!」

けいおんスレってスレタイに適当なキャラと思いついたセリフ入れたら誰かが続けてくれる都市伝説はマジですか?

>>17
体感3割だな

ただし、律梓に限るのにゃん

律「梓!タオル濡らして持って来い!」

梓「は、はいです!」

紬「澪ちゃん!大丈夫!?しっかりして!!」

さわ子「ねえ、一体何があったの!?」

律「わからない…トイレ個室の中で失神してたから…」

唯「トイレで!?」

さわ子「そう…でも、とりあえず命に別状はなさそうね」

澪「うう…」

唯「あ!気が付いたよ!澪ちゃんどうしたの!?もしかしてお尻触られたの!?」

澪「お尻………ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」すとっ

唯「あ、また気絶した」

律「こいつは難儀だな…」

紬「でも…今の反応から考えると、澪ちゃんも誰かにお尻を触られたみたいだね…」

律「気のせいじゃ済まされないってことか…」

唯「ほらー!だから言ったのに!」

梓「唯先輩だって気のせいだってことで納得してたじゃないですか」

唯「そんな記憶はありませんな!」

梓「…それよりどうしましょうか?澪先輩もこんなだし…」

紬「…お茶にしようか?」

律「…だな」

梓「えぇー?」

紬「だって、大きな音を立てたら澪ちゃんに悪いでしょう?」

律「そうそう。澪が起きて、落ち着いて話が出来るようになるまでは先に進めないしな」

梓「まあ…それもそうですね…」

唯「私もそろそろお腹減ってきたしね~」

さわ子「私も~」

梓「さわ子先生はもっと心配して下さいよぉ!」

律「てなわけでむぎ!お茶の準備だ!」

紬「はいは~い♪」

澪「ん…んぁっ…」

唯「あ!澪ちゃん起きた!澪ちゃむぐっ」

梓「唯先輩は喋らないで下さい!」

紬「おはよう澪ちゃん。ほら、お水よ。ゆっくり飲んでね」

澪「あ、むぎ…ありがと…ん、美味しい…」

紬「ふふっ、よかった~♪」

澪「…ふぅ…みんな、ありがとう。それに、ごめん…」

律「なはははは!まあ、気にすんなって!で、澪…話せるか?」

澪「…うん。みんなのおかげで少し落ち着けたからな」

>>17
ほほう

唯「ほれれみおひゃんほほひひほはわわれはお?」

梓「それで澪ちゃんもお尻を触られたの?と言っているようです」

澪「…ああ。さ、触られた…間違いない。あれは…手だった」

さわ子「ふうん…で、犯人は誰なの?というかどこにいたのかしら?」

澪「…便器の中です」

律「はぁ?」

澪「犯人は便器の中にいて、私のお尻を触ってきた。間違いない」

律「便器の中って…いや無理だろ」

さわ子「汲み取り式ならともかく、水洗だものねえ」

唯「はっ!ほうほう!わはひほへんひのはははらへがほびへひはんはお!」

梓「あっ!そうそう、私も便器の中から手が伸びてきたんだよ!と言っているようです」

紬「梓ちゃん、もう手を離してもいいんじゃない?」

唯「わはひほほうほもふお!」

梓「私もそう思うよ!と言っているようです。私もそう思います」

澪「私だってありえないと思うよ。でも、あれはどう考えても…便器から手が出てきたとしか思えない」

紬「ううん…3つの説が考えられるわね」

律「3つ?」

紬「ええ。ひとつは、本当に便器から何者かの手が伸びてきた。もうひとつは、やっぱり勘違い」

澪「か、勘違いじゃない!確かに私は…お、お尻を…」

紬「でも、唯ちゃんの話を聞いて、人一倍怖がりの澪ちゃんが感覚を鋭敏にさせすぎてしまった、ということは考えられるわ」

唯「あずにゃん、えいびんって何?」

梓「シッ!」

紬「幽霊の正体見たり、ということもあるから…滴の跳ね返りや吹き込んだ風を、手の感触と捉えてしまったという可能性もゼロではないと思うの」

澪「うう…で、でも…」

紬「そうだ、と断定しているわけではないわ。そういった可能性もある、というだけの話よ」

ういうい

澪「わ、わかった。で、最後の説は?」

紬「…何者かのいたずらね。悪意と呼んでもいいのかもしれないけれど」

律「いたずら?」

紬「ええ。あの個室は、しゃがむと隣の個室に壁一枚隔てて背を向ける形になるわ」

梓「確かにそうですね」

紬「隣の個室との間に壁はあるけれど、完璧な壁ではない。下には隙間があるわ」

律「…まさか」

紬「ええ。例えば濡れた布巾を棒の先につけて、隣の個室から下の隙間を通して澪ちゃんのお尻に触れさせれば…」

梓「手の感触と思っても不思議ではない…」

紬「そういうことね。唯ちゃんも澪ちゃんも、手を見たわけではないんでしょう?」

唯「私見てないよ!」

澪「私も…」

紬「だったら、この説も、可能性としてない話ではないわ」

唯「すごいねむぎちゃん!探偵さんみたい!」

紬「ふふっ、そうかしら?」

律「で、名探偵、我々はどうしたらいいのでしょうか?」

紬「ううん…先生はどう思われますか?」

さわ子「そうねえ…面白いからいっそこのまま…」

澪「せ・ん・せ・い!!」

さわ子「……というわけにもいかないので、どうにかするしかないけれど…確証が欲しいわね」

唯「かくしょう?」

さわ子「ええ。現状では単に唯ちゃんの勘違いにおびえた澪ちゃんが失神しただけ、という可能性もあるわけでしょう?」

梓「実も蓋もないなあ」

さわ子「それだけでは問題にはできないもの。もっとサンプルケースが必要ね」

律「サンプルケース…ってまさか…」

さわ子「というわけで、囮捜査をしましょう!」

律「あー、やっぱりかー」

支援

さわ子「というわけで善は急げ!トイレに直行よ!」

紬「おーっ!」

梓「ノリノリですねむぎ先輩…」

澪「じゃ、じゃあ私はお留守番を…」

さわ子「何言ってるのよ!当事者が来なくちゃ始まらないわよ!?」

澪「ひいい…」

律「あ、でも澪は残ってたほうがいいかも」

澪「り、律ぅ…ありがとぉ…」

律「制服とか洗ったほうがいいし」

澪「…へ?」

律「お前トイレで失神して失禁してたんだぞ?だからきっとあちこちに…」

澪「…あふん」

唯「…澪ちゃんが恥ずかしさのあまりまた失神したよ」

梓「かえって好都合です。行きましょう。あ、そういえばむぎ先輩はいいんですか?澪先輩をおぶってきたから…」

紬「うふん、いらぬ世話というものよ~♪」

パンツ脱いでオシッコしてたんだから制服は濡れないんじゃ

おもしろいのに終っちゃったのか

はんにんはアズサ

http://yomi.bbspink.com/test/asokin/kakolist.cgi?ita=../../../home/bbspinkyomi/public_html/handle%00&ctrl=on&baka.jpg
唯ちゃん!

律「とりあえず行く前に段取りを説明してよ、さわちゃん」

さわ子「え?」

律「…いや、囮捜査ったって具体的にどうするんだ?」

さわ子「トイレでおしっこをするのよ」

律「うん…それで?」

さわ子「えっ?」

律「…おしっこをして…その後は?」

さわ子「…むぎちゃん!」

紬「あ、はい!えっとね…今なら起こったことに対して冷静に分析・対処ができるでしょう?」

律「んー…まあ、そうかな」

紬「まず、風などが原因だったなら、その出所を探して、対処をすればいい」

梓「なるほど。目立たないところに穴か何かが開いていたなら、塞いでしまえばもう大丈夫ですね」

紬「ええ。それから、もし誰かのいたずらだったとしたら、犯人をその場で押さえてしまえばいいわ」

唯「うーん…でもさ、みんなで行ったらばれちゃわない?」

紬「もちろん、全員でトイレには入らないわ。一人が入って、他の人は少し離れたところで待機するの。階段の辺りかな」

梓「一人か…ちょっと怖いですね…」

紬「そこは勇気ね。で、何かあったら大声を出すの」

律「外まで聞こえるか?」

紬「多分大丈夫よ。それで、待機班が駆けつける。先生もいるから、きっと大人しくお縄を頂戴するわ」

律「もし逃げられちゃったら?」

紬「もし逃げられたとしても、それで懲りてもうやらないと思うの。結果的にはいたずらを止めることが出来るわ」

唯「おお、なるほど!」

紬「もし便器から本当に手が出てきたなら…まあそれはその時になってから考えればいいわ。流石にややこしすぎるから」

梓「何も起きなかったらどうしますか?」

紬「その時は一旦撤退しましょう。それから時間を置いてまた挑戦してみるの。それでも何も起きなければ、結局気のせいということで丸く収まるわ」

さわ子「と、いうわけよ!どう?素晴らしい作戦でしょう!?」

律「…説明したのむぎじゃん」

さわ子「ごくろうだったわ我が弟子!」

紬「ありがとうございます~♪」

律「…ああなんかもうめんどくさい!さっさとトイレ行くぞ!」

唯「おーっ!」

梓「お、おーっ」

さわ子「はいっ、ここで一旦ストップよ!」

梓「で…誰が囮になるんですか?」

律「そりゃあお前…梓だろ」

梓「なっ、何で私なんですか!?」

律「だって一番後輩じゃん?危険をおっかぶるのは若手だろ~」

梓「そ、そんなのひどいです!律先輩が行ってくださいよ!部長なんだし!」

律「何をう!?部長の身に何かあったらどーする気だ!?」

梓「次期部長の身こそ大事です!未来の軽音部に響きますよ!?」

律「い、言うようになったじゃないか…!」

唯「んじゃ私が行こうか?」

律梓「それはちょっと」

唯「ええ~!?」

さわ子「さっさと決めなさいよ~」

律「じゃあさわちゃんが行ってくれよぉ!」

さわ子「先生が生徒用のトイレを使うわけにもいかないでしょう?もしいたずらだったとして、先生にまでやるとは思えないし」

紬「私が行こうか?」

梓「むぎ先輩は駄目です!」

紬「え?どうして?」

梓「だ、だって…な、何か駄目なんです!ね?律先輩?」

律「ううん…確かにむぎは…駄目だな」

紬「?」

唯「やっぱりここは私が一肌」

律梓「脱がなくていいです」

唯「えええ~!?」

>>17
俺は唯梓の放置スレだと続き書くよ勝手に  時間があれば9割方

律「何だよ梓~、もしかして怖いのか?情けないな~、お子ちゃまだな~?」

梓「…そうです!私、すごく怖いです!」

律「なっ!?」

梓「その口ぶりから察するに、律先輩は怖くないんですよね?じゃあお願いします!行ってきて下さい!」

律「い、いや、今のはその…」

梓「私は怖がりなんで、怖がりじゃない律先輩、囮になってきてください!」

律「あ、あうう……わ、わかった!行ってきてやろうじゃんか!」

唯「おおー!頑張れりっちゃん!」

紬「頑張って~♪」

梓「藪を突付いて蛇を出す」

律「うるせーなかの!」

律「じゃ、じゃあ行ってくるからな!ちゃんとここにいろよな!?な!?」

梓「大丈夫ですからちゃっちゃと行ってきて下さいよ~」

律「な、中野ォ…」

紬「大丈夫よ。何かあったら大声を出して知らせてね。あ、ちゃんとおしっこもしてね?」

律「あんましたくないんだけどなあ…おしっこ、しなきゃ駄目か?」

紬「大きいほうでもいいんだけど…」

律「そういうことを言ってんじゃないって!」

紬「ふふっ、ごめんね。でも唯ちゃんも澪ちゃんもおしっこをしている時に感じたわけだから、その方がいいと思うの」

律「そっか…そうだよな、おしっこしたほうが自然だしな…わかった、行ってくる!」

さわ子「てきとーに頑張ってね~」

律「…はぁ、やだなーちくしょー」

ガチャッ

で続きは?

保守

保守

1見て思ったんだがトイレでは女の子て
基本手を洗わなくても良くね?

>>47
童貞かよ

>>48
なんで

オレ手洗わないけど
手洗わない女の子は嫌だよ

さっさとおきて続きをかけ

hosyu

あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!



  ∧_∧
⊂(#・ω・) いつまで寝てんだよくそがっ!!!
 /   ノ∪
 し―-J |l| |
         人ペシッ!!
       __
       \  \

h

  ∧_∧
⊂(#・ω・)  続きを待ってる人がいるってことわかんねーのか!!
 /   ノ∪
 し―-J |l| |
         人ペシッ!!
       __
       \  \

立て逃げスレを乗っ取るような人に放置を非難する資格があるというのか

乗っ取りでも完結させるならいい
乗っ取り投げ出しは悪

放置も投げ出しも悪

乗っ取りがいるから立て逃げをするわけで
完結しようが投げ出そうが結局は立て逃げを助長してる
そういうわけで乗っ取りも悪

元ネタはこれか?

http://asg.to/contentsPage.html?mcd=xlebaQBrdWoD9Hz8
(注:18禁)

>>61
乗っ取り肯定と乗っ取り否定の言い争いは平行線になるばかりなので不毛

何も言い返せないなら黙っとけばいいのに平行線になるから不毛とか失笑物

  ∧_∧
⊂(#・ω・)   VIPで細かいこと言ってんじゃねえ!
 /   ノ∪  
 し―-J |l| |
         人ペシッ!!
       __
       \  \

やめろバカ無駄に伸ばすな

>>65
放置スレは乗っ取るんでしょ?
違うの?

小学校にあったホラー小説でトイレしてたらケツ触られたってのがあったけどそれか

>>67
ごめん俺がいったのは立て逃げ放置スレのこと
勘違いさせちゃったな
それでなんか話噛み合わなかったのか

>>1が書いてる途中で放置ならのっとりなんて絶対しないよ

>>64
笑いたいなら笑っとけよwwwww

ていうかこの手の話はもう飽きた。
お前さんは初めてかも知らんが既に散々議論された挙句平行線辿った後だしな

>>69
立て逃げはよくて途中で放置するのは駄目なのか
難しいな

>>70
飽きたかどうか知らないけど>>61に反論できないから耳塞いでるだけでしょ?
それならそうと言ってくれればいいのに

そもそもVIPで立て逃げするのが悪い理由がわからん
こんなところでそんな細かいこと気にしても仕方ないだろ

ここじゃ面白い事やれる奴が正義
立て逃げもつまんないやつは放置されてそのまま落ちる

>>72
それなら放置しようが別にいいと思うんだけど
ID:iwCtx93k0さんが文句言ってるのは何なんだろうなって話だったんだけどね

放置するのも別にいいしそれに文句言うのも別に良いだろ
もっと柔軟になろうよ

それだけ期待してるって事だろ
つまんないなら保守もしないし文句も言わん

>>76>>74宛てね

うむ

>>76
だからその面白ければ云々を免罪符にして屁理屈こねるのはもういいから

>>56>>58>>65
はマジ文句じゃないだろ…

お前らなのことなんかどうでもいいから終わるまで保守しとけばいいんだよ

律(強がってトイレには来てみたが、やっぱり怖い・・・)

カタン

律(ほ、ほらな。トイレの中には人なんか入ってるわけねーし)

ホイッチャァ!

律(トイレに座ったが、今のとこ変化は無し・・・。いや、待てよ。洋式のこのトイレに隣室の隙間からいたずらってのはどう考えても無理だろ。地面をまたぐ和式と違ってさ)

ズル… ズルル…

律(パンツはおろした。さて、来るのか?来るのか・・・・?)




律(やっぱり来ない。【行為】をしなければ出てこないということなのか・・・)

支援

律(唯たちちゃんと来てくれるのかな?うぅ~…、怖い…)

チョロ… チョロ…

律(怖くて緊張してるせいか全然出ないし…)

ヌッ さわっ

律「ヒィィ!?」ガシッ

律(捕まえた!手を掴んだ!でも怖くて声が出ない!息しか出ない!?)

ずぬるるるぅ

律「フッ・・・・・フゥゥゥゥ!!!!!!!!」

律(長いよこの手!?ヤバイ、どうしよう!?折る!)

フニャン

律(ヒィィィ!!!!長い腕なのに間接がいっぱいあるぅぅ!?も、もうダメだ・・・・)

バタン

律は緊張の糸が切れて倒れた

ういうい

唯「りっちゃん長いね~」

梓「ですね」

澪「律に限って私みたいに気絶なんてことはないだろうし、緊張してなかなか出せないでいるのかもな。あいつ、むかしからそういうとこあるし」

紬「幼馴染ならではの発言ね。深いわ…」

さわ子「それにしても、これだけ待って出てこないとなると飽きてくるわね」

唯「はいはーい。私、トランプ持って来ましたー」

さわ子「よくやったわ唯ちゃん!じゃあ、りっちゃんからの呼び出しがあるまでトランプをしましょうか」

梓「ま、ただ突っ立ってるよりはいいかもしれませんね」

紬「よーし、負けないわよー!」

澪(律、大丈夫かな・・・・)

さて、晩御飯なに作ろっかなー
みんなもきちんとご飯食べるのですよ
またね

っっ

律「さーて、一発おしっこしでもてすっきりするかー!」

律「(不自然な独り言だ…ああ、また藪蛇だなこりゃ…)」

律「(さて、と…澪がぶっ倒れてたところがいいんだよな?)」

ガチャッ

律「(……そういや片付けしてなかったなあ。床が妙に濡れてるし…)」

カラカラカラ…ぐいぐいっ

律「(…普通におしっこして、終わったらすぐ出て来ていいんだよな?だったらさっさと済ませたほうがいいな)」

律「んしょ…っと」

シュルッ

>>82
なんだ>>1じゃなかったのかw

律「(んん…風とかは全然感じないよな…?てことはやっぱり…いたずら説が有力か)」

ちろっ、ちろちろっ

律「(あんま出ねーなあ…)」

ヌッ

さわん

律「ひっ!?」

さすさすさす

律「ななななななな…」

ぐにゅん

律「うわあああああああああああああああああああああああああああ!!」


梓「何か聞こえました!」

さわ子「気のせいじゃない?」

さわ子wwww

バタン!!

律「ひあああああっ!?うお、うあああああああああっ!?」

ドタン!

梓「律先輩!?」

さわ子「あ、やっぱりりっちゃんの声だったのね」

律「お、大声出せば来てくれるんじゃなかったのかよぉ!?」

紬「ごめんね、意外とこっちまで響かなかったの~」

律「は、薄情者ぉ…」

梓「あ!は、犯人!逃げられちゃいます!」

紬「そうだわ!行きましょう、梓ちゃん!先生!」

さわ子「よしきた!」

梓「はいです!」

律「ま、待って、待てって…そ、その必要は、ないから!」

紬「え?」

ういうい

梓「必要がないって…いたずらじゃなかったってことですか?」

唯「ってことは…やっぱり気のせい?」

さわ子「だとしたらりっちゃんビビりすぎよ?ショーツが足に絡まったままだし…」

梓「あ、本当だ」

紬「まあまあ~♪」

律「ち、違わい!風やらなんやらでこんなになるかよっ!」

紬「ということは…ええ!?」

律「そうだよ!本当に便器から手が出てたんだよ!」

唯「よっしゃあー!!」

梓「ガッツポーズ!?」

紬「ほ、本当に!?布巾とかそういうのの感触じゃなかったの!?」

律「ああ…間違いない。あれは…あの動きは手だ」

梓「…それこそ勘違いじゃないんですか?手で触るように布巾を動かしたとか…」

律「布巾が私の尻を掴むのか?」

梓「つか…!?」

律「そうだよ!私は確かに…お尻を掴まれたんだ!指の一本一本に…力が入っていた」

さわ子「隣の個室から手を伸ばしたという可能性は……ないわね。腕が通るほどの隙間じゃないし」

律「うん。それに手の位置も…ちょうど便器の中から上に向かって、こう、手を伸ばした感じだったし」

紬「じゃ、じゃあやっぱり…」

唯「トイレの神様のしわざだ!」

梓「神様はそんなことしません!」

さわ子「これはまたどうも…面白いことになってきたわね」

律「面白がるなっての!あー、肝が冷えたー」

紬「と、とりあえず…部室に戻りましょう?対策を練らないと…」

唯「そうだねぇ、神様を捕まえないといけないもんね」

梓「さらっと畏れ多いこと言いますよね…」

紬「捕まえるかどうかはともかく、何とかしないと。澪ちゃんがおびえてお手洗いに行けなくなっちゃうわ」

律「だなー。この話をした時点でトイレ行けなくなるような気もするけど」

さわ子「…じゃあみんな、後はよろしくね。私は職員室に戻るから」

梓「他の先生に話してくれるんですか?」

さわ子「ううん。今日やった小テストの採点しなくちゃいけないから…」

梓「えっ!?じゃ、じゃあトイレの話は…」

さわ子「まさか~、こんな馬鹿みたいな話、他の先生方に出来るわけないでしょ?だからあなたたちだけで何とかしてね?ばっはは~い!」

すたこら

律「…逃げたな」



〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・)  お、来てた
 `ヽ_っ⌒/⌒c
     ⌒ ⌒

ガチャッ

澪「あ、お、お帰り…」

唯「たっだいま~!おっ!澪ちゃんジャージだね!」

澪「ふ、服のことには触れないでくれ…で、どうだった?」

律「んあー、やっぱり便器から手が生えてたみたいだわー」

梓「はい。律先輩はお尻をわしづかみにされたそうです」

澪「…ひうん!」

すとん

梓「例によって失神です…」

律「ああもうほっとけほっとけ!どうせ起きてても戦力にはならん!」

紬「とりあえずお茶淹れるね~♪」

律「あー、頼むわ…喉がカラカラだぁ…」

律「おふぅ………んで、どうするよ?」

唯「このままだとおしっこするたびお尻をわしづかみにされちゃうもんねえ」

梓「そ、それは物凄く嫌ですね…」

紬「そうよね…冗談じゃないわ、何様のつもりなのかしら!」

唯「むぎちゃんも怒ってるよ!」

律「なんかベクトルが違う気もするが…まあいいや。で、具体的にどうする?」

梓「…というかそもそも、その手は一体何なんですかね?」

唯「トイレの神様だよ!」

梓「…そのフレーズが気に入っただけですね?」

唯「うん!」

律「でも…人じゃないよなあ?」

梓「やっぱりおばけですかね…?」

唯「あ!あのね!下水道にはすごく大きいワニが住んでるらしいんだよ!」

梓「はい?」

唯「あのね、昔ペットのワニを捨てた人がいてね、そのワニが下水道の中で大きく成長したんだって~!」

律「ああ、何か聞いたことあるな…でもそれ都市伝説だろ?」

唯「え~?でもテレビでやってたんだよ~?」

梓「…で、結局何が言いたいんですか?」

唯「だからね、トイレの下の下水道に…いるんだよ!」

紬「何が?」

唯「大てながざる!」

律「却下ー」

唯「えぇー?」

唯「下水道に住む大てながざるが下水管にその長い腕を入れて…」

律「まあ、正体とかは後回しだ!まずは目の前の問題を解決することだな!」

梓「そうですね。で、どうしましょうか?保健所に連絡するとか…」

紬「難しいところだと思うわ。さわ子先生が言っていたように、事態はあまりに荒唐無稽だもの。信じてもらえるとは思えないわ」

梓「まあ…そうか、そうですよね…」

律「私らで何とかできればいいんだけどなあ」

唯「じゃあ捕まえよう!」

梓「…危険じゃないですか?」

唯「大丈夫だよ!お尻を触るだけだから、きっと大人しい大てながざるだよ!」

紬「ううん…確かに捕まえられれば手っ取り早いけど…」

唯に猿ぐつわかませろよ

紬「でも捕まえるとなると…また囮が必要になるよね」

律「梓!」ぽん!

梓「ええっ!?い、嫌です!絶対に嫌です!」

律「何だよ~、私が行ったんだから今度はお前だろ~?」

梓「だ、だって律先輩の時と今度とは違うじゃないですか!」

律「違わないって!トイレでおしっこするだけだって!」

梓「その後で確実におばけに触られるじゃないですかぁ!」

唯「囮だから、捕まえられるまでずっと触られ続けなきゃだしね」

梓「嫌です!怖いです怖いですぅ!」

紬「ううん…困ったわ…」

あずにゃんのおしり触っていいの?

コンコン、ガチャッ

和「ちょっといいかしら?」

唯「あ、和ちゃ~ん!」

律「おーす。どしたー?」

和「唯の教科書が私の荷物に入ってたから持ってきたのだけど…どうして澪はジャージで寝てるの?」

唯「失神してるんだよ!」

和「…何故?」

律「んまあ…色々あってな」

唯「大てながざるにお尻を触られたんだよ!」

和「…なるほど、よくわかったわ」

律「流すな流すなー」

紬「和ちゃんも座って?今お茶を淹れるから」

和「そんな、邪魔しちゃ悪いわ」

紬「いいのよ。それに、生徒会長の耳にも入れておいたほうがいい話をしているからら…」

和「…澪が失神していることに関係があるのね?

律「まあな」

唯「一大事なんだよっ!和ちゃん!」

和「その割には緊張感がないわね…」

梓「そ、そんなことないです!」

和「ご、ごめんね、梓ちゃん」

紬「はい、どうぞ~♪」

和「ありがとう。それで?」

紬「うん…実はね…」

>>107
俺が触るからダメ

>>107
あずにゃんのお尻ペロペロ

紬「…というわけなの」

和「…なるほどね。道理で澪が失神するはずだわ」

梓「し、信じてくれるんですか?こんなとんでもない話なのに…」

和「え?それは信じるわよ、当然でしょう?」

唯「和ちゃん…なんていい子…」

律「それで、その犯人を捕まえるためにこれから梓が生贄になるところなんだよ」

梓「い、生贄とか言わないで下さいよぉ!!怖いんですから…」

和「…わかったわ。私が囮になるわ」

律「へっ!?」

唯「の、和ちゃん!?いいの!?」

和「ええ。どうやら梓ちゃんも本気で怖がっているみたいだし」

梓「で、でも和先輩は全然関係ないのに…」

和「関係なくはないわよ。学校のことだもの。だから梓ちゃん、私に任せて」

梓「あ、ありがとうございます!すみません!ありがとうございますぅ!」

和「気にしないで。これも生徒会の仕事だもの」

和じゃ誰も触んねーよwwwwwww

和「それじゃあ段取りを決めておきましょう。おしっこをすれば手が伸びてくるのよね?」

律「ああ、一応そうみたいだな。でもおしっこが本当に必要かどうかはわかんないけど」

紬「確かにそこの因果関係は明瞭ではないわ。ただ何にしてもおしっこをしていればお尻は触られるみたいなの」

和「なるほどね。じゃあ、こうしましょう。私が個室でおしっこをするわ。それで手が伸びてきたら、私がその手を掴むわ」

梓「和先輩が掴むんですか!?」

和「ええ。そうしたら合図をするからすぐに来て。全員でかかればもし相手が強くても、何とかなると思うから」

律「お、おお…」

和「後は全員で力を合わせて引きずり出すなり、腕に縄をかけて逃げられないようにするなりすればいいわ。むぎ、これでどう?」

紬「…うん、いいと思う。ただ引きずり出すのは却って危険な気がするわ。縄をかけるだけにしたほうがいいと思う」

和「確かにそうね。では、それで行きましょう。ちょっと待ってて、生徒会ロープを持ってくるから」

ガチャッ

律「……すげえな生徒会長…」

よし和よく言ったのにゃん!
あずにゃんのおしりは将来的にぼくのものになるのにゃん!
今からあずにゃんのおしりが傷物になったら、
ぼくが怒りのあまりこのスレを埋め立てるところだったのにゃん!

あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!

和「さて、と。みんな準備はいい?」

梓「私たちは大丈夫ですけど…和先輩、本当に大丈夫ですか?」

和「ええ。大丈夫よ。心配してくれてありがとう」

律「怖くないのか…?」

和「…ザリガニ風呂に比べれば大抵のものは平気よ」

紬「あらあら…」

梓「それは…」

唯「?」

和「じゃあ行くね。私の合図、聞き逃さないように頼むわ」

唯「和ちゃん、ご武運を!」

和「…うん!」

ガチャッ

律「それじゃ今日は解散!」

和「(さて、と…ここね)」

ガチャッ

和「(…本当に手が伸びてくるのかしら。軽音部じゃなくちゃ駄目とか…まあいいわ)」

するっ

チョロチョロチョロチョロチョロチョロチョロチョロ…

和「(…よく出るものだわ)」

ヌウッ

ペタン

和「!」

すりすりすりっ

和「(これが例の手か…思ったよりあたたかいわ)」

がしっ、ぐいぐいん

和「(お尻を揉み始めたわね…図々しいわ)」

さわさわさわさわん

和「(しかし…下手糞だわ…!)」

和ちゃん最強伝説

>和「(しかし…下手糞だわ…!)」

(*´д`*)ハァハァ

ぐにぐにん、もみゅん

和「(ただひたすらに自分の欲求をぶつけるだけ…この手の持ち主の頭には愛撫のあの字もないのだわ…)」

くりくりくりん

和「(…もういいわ。終わりにしてあげる!)」

ぎゅうっ

手「!!」びくん

和「みんな来て!」

手「!!」ぐいぐいぐいぐい、ぶんぶんぶんぶん!

和「うるさい!おとなしくしなさい!」

ガチャッ!

律「和!だいじょうわああああっ!!」

唯「和ちゃん!」

和「早く生徒会ロープを!」

紬「ちょ、ちょっとりっちゃん唯ちゃん!?そこをどいて!」

手「!!」ぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶん

>生徒会ロープを持ってくるから
どんなロープだよ

ぺろぺろ

>>122
実は遅刻した生徒に対する秘密のおしおきがあってな…その時に使用されるものだな

和「早く!むぎ早く生徒会ロープを!」

紬「ゆ、唯ちゃんそこをどいて!ロープが」

唯「うわー!これが大てながざるの腕!?すごいすごい!」

梓「あ、あの…どうなりましたか…?」

手「!!」ぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶん

和「ああもう!うるっさいっ!!大人しくしてなさいっ!!」ぐいん!!

ぶちん

手「!?」しゅっ!

ちゃぷん

律「あ…」

唯「う…腕が…」

和「…千切れたわね」

梓「」くらっ

トカゲかよワロタ

犠牲になったのが和ちゃんのおしりでよかったのにゃん!
あずにゃんのおしりはお前らなんかに指一本触れさせないのにゃん!

あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!

和「えーと…ど、どうしましょうか?」

紬「とと、とりあえず部室に」

唯「…その腕はどうするの?」

律「そりゃあ…」

和「…はい、唯。あげるわ」

ぽん

唯「ええっ!?何で!?」

和「私の役目は終わったでしょう?じゃあね、みんな」くいっ

すたこら

律「…和も逃げたぁ!!」

梓「」

ガチャッ

澪「お、おかえりぃ…」

律「ただいま~。起きたか、澪」

澪「うん…お前ら今度はどこ行ってたんだ…?さ、寂しかったんだぞ…?」

唯「ごめんね澪ちゃん~、はい、おみやげ」

ぽん

澪「…なにこれ」

梓「お、おばけの腕です…」

澪「…うふん」

すとっ

律「はーい、お約束終了ー」

紬「じゃあ私もお茶を…ああ、何だか淹れ飽きちゃった…」

紬「みんなお茶っ葉口に入れて。私が熱湯注いであげるから」

律「で、どうするよこの腕…」

唯「血とかはあんまり出てないねえ」

梓「あの、気持ち悪いんで断面こっちに向けないで下さい」

唯「え~?あずにゃんほれっ!」

梓「ひゃうっ!?や、やめてくださいよぉ!」

紬「これって何の腕なのかしら?」

唯「大てながざる…じゃないね、毛があんまり生えてないもん」

律「なーんか中年のおっちゃんの腕みたいな感じだな。あ、でも指は4本しかないな」

唯「それに何だかやわらかいよ?ほらこんなに曲がる」

梓「じゃあやっぱり人間じゃないですよね…本当におばけなのかな?」

紬「食べてみる?」

梓「食べません!絶対に!」

ガチャッ

さわ子「ういーっす。どうなったー?」

唯「あ!さわちゃん!いいところに来てくれたよぉ~」

さわ子「…職員室戻るわね!」

律「させるかぁ!」がばっ!

さわ子「やぁもぅ離して~!面倒臭いの嫌なの~!」

唯「さわちゃん、こんなんなっちゃったんだよ」すっ

さわ子「…なあにこれ?」

梓「おばけの手です…」

さわ子「へえ……意外にやるのねあなたたち」

律「流石に澪とは反応がダンチだな…」

グロくなるようなら言ってくれ
俺はクールに去るから

あずにゃんがトイレ行きたくなる展開ならみてやるよ

律「実はこれこれしかじかでさあ…」

さわ子「ふうん…おばけって案外もろいのねぇ」

紬「ちゃんとご飯を食べてないんでしょうね」

唯「でね、これどうしたらいいかなって」

さわ子「…捨てちゃえば?」

唯「えー?それはもったいないような…」

梓「勿体無いというか…何だか後が怖そうです、祟りとか…」

さわ子「あはははは!祟りなんて迷信よぉ!」

梓「おばけの手を目の前にしてそんなことを言われても…」

さわ子「そうねぇ…じゃあ、ちょっと待っていなさいな」

律「?どこ行くんださわちゃん?」


ガチャッ

さわ子「お待たせ~」

唯「さわちゃん、何それ?」

さわ子「職員室ボックスよ。とりあえずこれに入れておきなさい」

紬「鍵もついてるんですね~♪」

唯「ほい、入りました!」

さわ子「じゃあこれはとりあえず…棚の上にでも置いておきましょうか」

律「えっ!?部室に置いとくのか?もっとこう、いい感じの所に…」

さわ子「何言ってるの!もう6時をまわっているのよ?下校時間でしょうに!」

梓「そういえばもう外が暗いです…」

さわ子「でしょう?だから、本格的に考えるのは明日!今日のところは…問題は棚上げよ!」

紬「だから棚の上に置くんですね!うまい!」

律「…いや上手くはねーよ」

さわ子「ほらほら、問題は棚上げしたことだし、帰る仕度をしなさいな。私も職員室に戻るわ~」

律「…いいのかこれで?」

梓「まあ…とりあえず今日はこんな感じでいいんじゃないですか?何かすごく疲れましたし…」

律「…だな。厄介ごとは棚上げー、棚上げー!」

唯「たなあげー!」

紬「たなあげー!」

唯「あ、りっちゃん!澪ちゃんも起こしてあげないと!」

律「あー、そうだな。おい澪!起きろ!帰るぞ!」

澪「ん…んん…あ…律…?」

律「今日の部活は終わりだ。帰るぞ」

澪「終わ…り…?……な、なあ、あの箱は何だ…?」

梓「職員室ボックスです」

澪「…へえ」

すとん

律「…ええー!?」

その夜

和「今日も一日、何事もなく過ごせたわ。よかった。お休みなさい…」

パチン

和「…」

バサッ、バサッ、バサッ

和「鳥かしら…こんな時間に?ふくろうかな」

バサッ!バサッ!バサッ!

和「…ずいぶん近いわね」

スタッ、ざりっ、ざりっ、ざりっ…

和「…足音?泥棒かしら?いい度胸だわ」

ゴン、ゴン、ゴン…

「かえせぇ~…かえせぇ~…」

ゴン、ゴン、ゴン…

「かえせぇ~…かあああえええせええええ~…」

和「…泥棒じゃないわね。何なのかしら…?」

ゴン、ゴン、ゴン…

「か~え~せ~…かああああええええせええええええ~…」

和「どちら様ですか?あまり窓をゴンゴン叩かないでいただけますか?」

ゴン、ゴン、ゴン…

「かえせぇ…かえせぇ…かえせぇ…」

和「訪ねる家を間違えていませんか?それに、こんな時間に大きな声を出さないで下さい。近所迷惑ですよ」

ゴン、ゴン、ゴン…

「か~え~せぇ~…か~え~せぇ~…」

和「もう…一体何なのかしら…?人違いではありませんか?何を返せって言ってるんですか?」

ゴン…

「おおおおおおお俺の腕を返せええええええええ!!!!」

和「…私、持ってないですよ!」

「えっ?…か、かえせええええええ!!」

和「うるさい!警察呼びますよ!?」

koe-

シュールだ

和「…というわけで大変だったわ」

唯「そ、それでどうなったの!?」

和「面倒だから無視して寝ちゃったわ。まったく、訪ねる家くらいちゃんと把握しておくべきよ」

律「……多分、ちゃんと把握していたのではないかと…」

和「え?」

紬「…これってやっぱり…そうだよね?」

律「ああ、あいつだろうな…」

唯「和ちゃんがちぎったから和ちゃんの家に行ったんだね…」

和「…?………ああ、返せってあの腕のことなのね!」

律「気付くの遅すぎだろ…」

和「でも、私は腕を持っていなかったわけだから、やっぱり間違っているのは向こうよ」

律「いや、もうその辺のこだわりはいいから」

唯「どうしよう…何だかよくわからないものが腕を取り返しにくるよ…」

律「ううん…おばけが家に来るのか…それはさすがになあ…」

紬「やっぱり腕を返したほうがいいのかしら…?」

唯「でも腕を返したら、またお尻を触りに来るんじゃないかな…?」

律「だよなあ…どーしたもんか」

和「そういえば澪はどうしたの?」

唯「自分の席で失神してるよ」

紬「極端に打たれ弱くなっちゃったみたいね」

和ちゃんに勝てる気がしません

サッカー見ながらしえ

保守しましょうそうしましょう

サッカー終りましたん

触られたのが唯だけなら憂って断定できたんだがな

さわ子「みんなー、席に着いてー」

唯「あ、さわちゃん来たよ!」

律「とりあえずホームルーム終わったら相談してみようぜ」

紬「そうね。溺れる者は藁をも掴むというものね」

和「今のは突っ込みを入れるべき箇所かしら」

さわ子「ほらそこ!席に着いた着いた!」

唯「はーい!」


唯「さわちゃ~ん!」

さわ子「あら、あなたたち大挙してどうしたの?」

唯「実は昨日、和ちゃんの家にね…」

さわ子「…へえ、それはそれは…うん、面白いわね」

和「そうでもなかったですよ」

律「なあさわちゃん、どうしたらいいと思う?」

紬「腕を返したほうがいいでしょうか?」

さわ子「う~ん…そうねえ…」

さわ子「あ、そうだ!いい考えがあるわ!」

唯「えっ!なになに!?」

さわ子「とりあえず話をつけてみるから…そうね、放課後までお待ちなさいな」

律「話をつける?誰か助っ人でも呼ぶのか?」

さわ子「まあ、そんなところね。あ、私一時間目から授業だから。じゃ、またね~」

紬「…大丈夫かしら?」

律「うーん…」

和「ほら、授業始まるわよ?」

唯「和ちゃんはマイペースだねえ…」

梓「あ、お疲れ様です」

唯「あずにゃ~ん!」がばむぎゅぎゅ

梓「何か進展はありましたか?」

律「ううん…まあ話せば色々だよ。とりあえずお茶しながら説明するわ。今日も練習にはなりそうもないから」

梓「そうですか…残念だけど仕方ないですよね、こんな事態だし」

澪「おつかれ~…」

梓「お、お疲れ様です…大丈夫ですか!?」

澪「目にするもの手に触れるもの全てが怖い…」

梓「うわぁ」

紬「名古屋コーチン並のチキンハートになっちゃったみたいね」

梓「心のケアが必要ですね…」

唯「あずにゃんガン無視はやめてよぉ…」ほおずりずり

梓「……和先輩の家におばけが…」

紬「そうなの。だから、もしかすると今度は私たちの家に来るかもしれないと思って…」

梓「話がどんどん嫌な方向に向かってますね…」

律「で、さわちゃんが助っ人を連れてくるらしいんだけど…」

梓「助っ人?どんな助っ人が来るんです?」

律「わからん!聞いても教えてくれなかったし」

唯「きっとおんみょうじだよ!おばけを退治してくれるんだよ!」

梓「さわ子先生にそんなお知り合いがいるんですかね?」

律「むしろさわちゃんが退治される側って感じだよな~」

さわ子「退治してあげましょうか?」

律「ひいいいっ!?ごめんなさいい!!」

ういうい

しえん

しえ

さわ子「まったく…人が苦労して助っ人を連れてきたのにこの悪口雑言とは…」

梓「悪口言ってたのは律先輩だけですよ」

律「中野てめえ…」

紬「それで先生、助っ人さんは来てくださったんですか?」

さわ子「ええ、勿論よ!入ってちょうだい!」

ジャーン!!

眉毛「まさかの時に桜高オカルト研究会!」

おかっぱ「我々の武器は探究心!好奇心!つまり二つ!」

眉毛「探究心!好奇心!勇気!あ、えっと二つじゃなくて三つ!あと宇宙意思への服従!」

おかっぱ「つまり我々の武器は四つ!あれ!?えーと…すいません最初からやり直していいですか?」

さわ子「いいから早く座りなさい!」

眉毛「かっこよく決めたかったのにね」

おかっぱ「ちゃんとまとまってからにすればよかったね」

律「誰かと思えば助っ人ってオカ研かよ…」

しーえーん

おかっぱ「助っ人に対してその言いは随分ですね、おでこの貴女」

眉毛「聞けば今回の件、妖しの者が噛んでいるとのこと。ならば…!」

唯「そっか!オカルト研の人なら、おばけをどうすればいいかがわかるよね!」

眉毛「ま、まあそういうことです」

さわ子「というわけで後はよろしくね~」

律「あれ?さわちゃん行っちゃうのか?」

さわ子「面白そうだから見たいのは山々なんだけど、今日はこれから職員会議なのよね~!じゃ~ね、グッドラック!」

梓「グッドラック…」

紬「えっと…ミルクティーでいいですか?それとも緑茶?」

おかっぱ「お構いなく。ミルクティーで」

律「お構いなくじゃないのかよ…」

スレタイでムジュラ思い出したわ

眉毛「さて、伺うところによれば、貴女方は妖しの者の腕をば切り落としたとか」

唯「ううん!和ちゃんはもぎ取ったんだよ!」

おかっぱ「もぎ!?」

眉毛「なんとまあ…と、とにかくその腕を見せていただけますか?」

律「梓!職員室ボックス持ってこい!」

梓「あ、はいです!…はい、これですね。カギは…」

律「あ、私、持ってるぞ」

ガチャガチャ…

唯「開けたとたんに腕が飛びついてくるとかないよね?」

梓「えっ!?そ、そんなこと…」

眉毛「有り得ますね」

梓「ええっ!?り、律先輩ストップ!」

律「…もう遅い」

パカッ

ごくろうさまです

梓「うわああああああああっ!?」

紬「…何も出てこないね」

眉毛「まあ普通そうですよね」

梓「と、飛び出てくるかもって言ったじゃないですか!?」

おかっぱ「可能性とお約束というものを考慮して言ったまでです。断言もしていませんし。それより…ほら、見てこれ」

眉毛「すごいね…これが本物の妖怪の腕なんだね…」

おかっぱ「まさかこんな機会に恵まれるとはね…」

眉毛「桜高に入ってよかったね」

おかっぱ「うん!」

律「何か知らんが喜んでるぞ」

おかっぱ「あの、これ、触ってもいいですか?」

律「え?うん…大丈夫だと思うよ。和も唯もがんがん触ってたし」

おかっぱ「やった!あ、私先でいい?」

眉毛「うん。いいよ」

おかっぱ「じゃあ…お、おおお!わ、私…妖怪の腕を持ってるよ!興行のミイラじゃない、本物の腕…!」

眉毛「どんな感じ?どんな感じ?」

おかっぱ「あのね、ひ、人の腕より弾力があって…でもちょっとガサガサしてて…」

唯「よく曲がるんだよ」

眉毛「曲がる?ねえねえ!曲げて!曲げてみせて!」

梓「…私たちの問題はどうなったんでしょうか」

紬「ギブアンドテイクよ、梓ちゃん」

眉毛「はあ…堪能しました…」

おかっぱ「オカ研冥利に尽きます…」

唯「よかったね!」

梓「記念撮影までしましたもんね…」

律「さて、とだ!」

眉毛「ええ。随分長居をしましたので、私たちはこれで…」

律「ああ、お疲れ様~っておい!」

おかっぱ「…ちょっとベタすぎたんじゃない?」

眉毛「…さ、さあそれでは本題に入りましょう!」

律「やっとか…」

おかっぱ「さて、腕を斬られたものがその腕を取り返しに来る、ということですが…」

唯「だから切ったんじゃなくてもぎ取ったんだってば~」

おかっぱ「斬ったのほうが色々都合がいいんです!えーと、どこまで言ったっけ」

眉毛「この事例から想起されるのは…渡辺綱の伝説ですね」

律「わたなべのつな?」

紬「あ、私知ってます!鬼を退治した人ですよね?」

唯「あー、桃太郎かー」

おかっぱ「違います!全然違います!」

眉毛「昔話でいうなら桃太郎よりも金太郎に縁が近い方ですね」

梓「金太郎って…鬼を退治したんでしたっけ?」

唯「金太郎さんはおすもうさんじゃないの?」

おかっぱ「ああもう何が何だか…」

眉毛「落ち着いて落ち着いて」

なんかしっぽっていう怖い話に似てるな

もう寝たのか・・・

>>113
おい

>>130
クソwwwwww
噴いちまったじゃねーかwwwwww

けいおんみのがした…

ふぅ

kitai

体だけなら問題ない

ラーメンはやっぱり醤油だよな

塩だろ

おもしれー

最短ルート回避w

いいね

「プロ野球戦力外通告 クビになった男たち」 をオカズにオナニーをしていた巨人小笠原。
ただオナニーするだけでは飽きたらずに、自身で撮影をしたくなってしまった。
早速巨人小笠原は、赤坂のTBSにリリーフカーで直行。警備員を次々と轢き殺しながら、そのまま社長室へ突っ込んだ。
巨人小笠原は、TBSからクビを宣告された横浜ベイスターズにスポットをあてたいと直談判。
だが、社長がこれを一蹴すると巨人小笠原のキンタマ袋の緒が切れた。
「ほげぇぇぇぇぇぇぇぇぇwwwwww」とドールマンの物真似をしながら、こちらぐうち区援交前いかんで所の撮影を開始。
「映画化中止ィ~金儲け中止ィ~!」とキンタマを振り回しながら社長を殺害した。
その後どうしても、戦力外通告の撮影がしたい巨人小笠原は、テレビ朝日がある六本木ヒルズに向かった。
しかし、六本木ヒルズ名物で過去に死亡事故も起こした回転ドアに欲情。
回転しながらオナニーをしていたのだが、回転ドアから出るタイミングが掴めず、そのまま餓死した。
大正義巨人軍原監督は「今年は誰が出るかな(ニッコリ」とクルーンを労った。
なお、秋季キャンプには間に合う模様。

期待保守

自殺を考えている人からの電話を受け、練炭を配布する非政府団体「カッスのいのちの電話」。
「絶望の淵にへたりこみ、死を覗きこんでいる人たちの背中にケリを入れる仕事」と代表の男性。
電話の先の相手がいかに無価値で生きる意味がないか、ねばり強く伝えるのがコツという。
ち~ん(笑)と電話が鳴る。この日の電話の相手は神奈川県にすむ20歳の男性Aさん(仮名)。
「やあ、お電話ありがとう。巨人小笠原です。ディカプリオって呼んでほしいな」
「こんにちはカッス。おれ、悩んでいるんだ。聞いてくれるかい……」
Aさん(3-8-56)は、ネット上の掲示板に面白半分で犯罪予告をしたところ逮捕されたと話す。
「周囲の人はもっと悩んでいるぞ。君のせいで……」イチモツをしごく。他人の不幸はいいオカズだ。
「ちくしょうめ。もうそれはさんざんいわれた。くそったれ。ファッキューカッス」電話は切れた。
怒られちゃったよ。そうつぶやくと彼はいたずらっぽくウィンクし、自分の唇でイチモツをぬぐった。
満足して鼻歌まじり、がちゃりと受話器を置くと、電話機とのあいだにはさまれたのはキンタマ。
享年37。あまりにも遅すぎる、惜しまれぬ死だった。

はいはいNG

ちょっと外野に口挟まれたぐらいで引っ込むなら最初から出てくんなよ
わざわざ消えるって宣言も必要ない黙って消えろ

支援

何このもしもし率

ス - パ - 保 守 タ イ ム

いい展開だったのにな。残念だ

ふぇぇ

ho

ういうい

MO

手袋ルーズソックスマフラーに隙はなかった

保守

人気声優の平野綾さんの10歳以上年上の恋人とはあろうことか巨人小笠原(36)であることが判明した。
警察の調べによると、2人が出会ったのはカッスが平野の出演するアニメに特別ゲストとして無理やり出演した時だという。
ちなみにその時のカッスの役は「路上で電柱をレイプしていたところ、犬にキンタマを噛み千切られる野球選手A」だった。
普通の人間には興味がないという平野にとって異形のキンタマ侍は運命の相手だったといえるだろう。
当のカッスはこの日、KASSU STYLEという全裸にユニオンジャックのペインティング姿で自殺した西村投手の告別式に現れた。
報道陣の質問に対し、「(あーやの貧乳にむしゃぶりついたら)いかんのか?」と弁明すると、西村の遺体を「穴兄弟になれるぞ」と死姦。
しかし一緒に納棺されていた砕かれたCDの破片が全身に刺さり出血多量で死亡した。
この朗報に対し、原監督は「(平野は)ベストビッチでしょう」と吐き捨てた。
なお次の試合には間に合う模様。

眉毛「ええと、渡辺綱というのは平安時代の武将、源頼光に仕える四天王のうちの一人です」

おかっぱ「彼らは平安京をおびやかす鬼に戦いを挑みこれを退けたといいます。有名なのは酒呑童子や土蜘蛛退治譚ですね」

紬「そう!その酒呑童子!」

眉毛「なお、金太郎は長じてより坂田金時と名を改め、綱と同じく四天王の一人として頼光に仕えたといわれます」

梓「金太郎さんって鬼退治をしたんですね…熊と遊ぶだけじゃなかったんだ」

唯「なんか生意気だよね、金太郎のくせに」

おかっぱ「…で、渡辺綱の話ですけれど…どうする?」

眉毛「簡単にまとめちゃっていいんじゃない?」

おかっぱ「…だね。それでは話のあらすじだけをざっと説明します」

唯「わ~い!楽しみ~!」

お 来たのか

おかっぱ「綱はあるとき、一匹の鬼に襲われます。これは一条戻橋の場合と羅生門の場合とがありますが今回は省きます」

眉毛「鬼は綱の髻…まあちょんまげのようなものですね。それを太い腕でがっしと掴んで連れ去ろうとします」

おかっぱ「ところが綱は少しも慌てず、刀をぎらりと引き抜くや、えいと声上げ気合とともにその腕をばさりと切り落とします」

唯「おー!かっくいいー!」

律「うん…今回の件と似てるな…」

眉毛「鬼はそのまま何処かへと逃げ去り、綱は残された腕を持って主人頼光館へと向かいます」

おかっぱ「頼光はこの腕を見、後の災いを避けるため陰陽師に意見を求めます。ちなみにこの陰陽師は有名な安倍晴明ですね」

梓「何だか色々出てきますね…」

おかっぱ「晴明の言うには七日間の物忌みと読経が必要、とのこと。綱はさっそく帰宅し、言われたとおりにします」

唯「ものいみ?」

眉毛「簡単に言えば門戸を閉じて身をつつしみかつ清めることですね」

唯「……な、なるほど…」

おかっぱ「そうして物忌みをしているうちに、綱の家の戸を叩く者があります。誰かといえば、それは綱の乳母でした」

眉毛「物忌みの最中ゆえ家に上げるわけにはいかないのですが、乳母がどうしてもと訴えかけるため、綱はやむなく乳母を家に上げました」

梓「怪しいですね…」

おかっぱ「色々と語り合っているうちに、乳母は噂の鬼の腕をぜひ見せてほしい、としつこくせがみます。根負けした綱は、腕を入れた箱を乳母の前に置き…」

梓「だ、駄目!」

眉毛「箱の蓋を開けた瞬間!『これぞ私の腕!』と乳母は叫びます!その時すでに乳母の姿はあの鬼へと変わっていました!」

おかっぱ「そして鬼は腕を掴むと、風のような速さで戸を破り、一目散に逃げ失せてしまった…とまあ、こんなところです」

紬「わ~!面白かった~!」

唯「もっと!もっとお話聞かせて~!」

おかっぱ「そ、そうですか?じゃ、じゃあ天狗小僧の話でも…」

律「あーい、それは後でプライベートでお願いしまーす!」

眉毛「さて、今の話と今回の話を比較してみると…いくつかの共通点が見られると思います」

律「人に危害を加えていた妖怪の腕を切ると、その妖怪が腕を取り戻しに家までやってきた、か…」

眉毛「そういうことですね。ただ、鬼が訪れたにもかかわらず、腕はこうしてここにあるわけですが」

唯「和ちゃん…綱さんを越えたね」

梓「さすが生徒会長ですよね…」

紬「ううん…あの、腕を返した後は、その綱さんはどうなったんですか?鬼に復讐されたとか、非業の死を遂げたとか…」

おかっぱ「あ、ええと…それはですね……どうだっけ?」

眉毛「…多分たいしたこと起きなかったんじゃなかった?」

おかっぱ「…だよね?」

律「おいおい…そこ結構重要だぞ…?」

眉毛「ええと…あの鬼は茨木童子だから…あ!大丈夫だ!」

おかっぱ「え?…あ、そっか、酒呑童子の…!」

眉毛「ええと、大丈夫です!腕を奪われた後も、綱には特にこれと言って不幸は起きません!」

紬「どうして?」

おかっぱ「ええとですね、綱に腕を切られた鬼は茨木童子という鬼だとされます。この茨木童子は酒呑童子の手下なんです」

眉毛「頼光と四天王は酒呑童子を見事倒しているわけですから、結局祟りなどはなかった、と考えていいはずです!」

律「……なーんか無理があるような…」

おかっぱ「無理はありません!それが道理というものです!」

眉毛「まあそれは別にしても、綱が鬼に復讐されたという話は聞きませんし、長寿を保って亡くなっているはずですから、やはり大丈夫だったんだと思いますよ」

律「ま、それじゃあここはそういうことで納得しとくけどさ」

唯「うーん…じゃあさ、結局腕を返しちゃえば丸くおさまるってこと?」

律「…だな!」

眉毛「…まあ、おそらくは腕さえ返せばいいのだとは思いますけれど…確実ではないです」

梓「え?」

眉毛「今の話はあくまでそういった伝説がある、というだけのこと。全てが同じように円満に進むとは限りません」

紬「確かに…それもそうだわ」

おかっぱ「人に害せられた妖しの者が、人に対して復讐するという話も…それこそ枚挙に暇がないほどありますし」

律「えーっ!?じゃ駄目じゃん!?」

おかっぱ「そちらもまた確実ではありませんが。とりあえず言えることは、ただ返すだけではその後どうなるかはわからない、ということです」

梓「そんな…じゃ、じゃあどうすればいいんですか!?」

眉毛「…退治してしまうのが一番確実かと」

律「無理!」

年の暮れ、忘年会シーズンの到来。
歴史に残るV逸を達成した大正義巨人軍も、不良債権のクビを切り浮いた金で宴会を催した。

厳格な畜生として知られる巨人小笠原(37)もこの日ばかりは無礼講、「ちなみにどこ守ろうとしてんの」とタメ口を利いた若手に「じゃあサードとか行っちゃいますか(ニッコリ」と即答、
一升瓶で殴り殺すなど大はしゃぎ。
ステージでは巨人朝井が「くも膜下出血で倒れるコーチ」「寮の屋上から飛び降りる選手」など得意のモノマネを披露、カッスも「喝だ!」と爆笑、宴会は終始和やかなムードで行われた。
自らも灰皿のテキーラを尿道から一気飲みする芸に挑戦したが、大正義ナインのお茶目なサプライズで注がれたのは塩酸。
「いかんでしょ」と絶叫し激痛のあまりフォークでキンタマをメッタ刺しにするカッスを見て会場はこの日一番の大盛り上がり、ほどなくして死亡が確認されるとビンゴの景品として出品された。

大正義原監督は狙ったクジを引き当てるマジックを披露、「来年も使う必要はないけどね(ニッコリ」と上機嫌だった。
なお新年会の出席はその日の体調を見て決める模様。

逃げたか

ほれ、書け

唯しね

眉毛「安全かつ後に憂いを残さない方法…何かあるでしょうか…」

おかっぱ「…昨夜起きたことを、もう少し詳しく聞かせていただけませんか?」

唯「和ちゃんのお話?だったら和ちゃんに直接聞いたほうがいいよね!ちょっと呼んでくるよ!」

梓「和先輩の話を聞けば、何か掴めるんですか?」

おかっぱ「わかりません。ただ、判断材料は出来るだけ多く、そして純粋なほうがいい」

律「要は行き当たりばったりってことか~」

おかっぱ「口が過ぎますよ、おでこの貴女」


唯「お待たせ~!和ちゃんを連れてきたよ~!」

和「一体何なの?私は生徒会ロープをしまわないといけないのだけど…」

紬「オカルト研究会の子たちと話し合っているんだけど、いい案が浮かばないの。だから和ちゃんにもお話を聞きたくて」

和「軽音部とオカルト研が合併でもするの?」

梓「この人も相当だなあ…」

和「ああ、そういうことね。理解したわ」

おかっぱ「早速ですが、その者の姿をご覧になりましたか?」

和「生憎だけど見ていないの。布団の中だったし、カーテンもしていたから」

眉毛「そうですか…では、その者がやってきたときの状況を、できるだけ詳しく教えてください」

和「そうね…時間は12時を少し過ぎたころだったわ。外から大きな羽音が聞こえたの」

眉毛「羽音…」

和「ええ。それで、その羽音がだんだん近付いてきて、それから…着地する音と、足音が聞こえたの」

梓「空を飛んで来たんですね…天狗さんでしょうか」

おかっぱ「可能性はありますね。それから?」

和「足音が近付いてきて、窓をゴン、ゴン、ゴン、と叩いてから『返せ~、返せ~』って呻くような声が…」

澪「ひいいいいいいいいいいいい!?」

すとん

唯「あ、澪ちゃん起きてたんだね」

梓「そして起きた瞬間にまた失神したんですね…」

和「それからは『ゴンゴン』と『返せ~』の繰り返しね。面倒になったからそのうち無視して寝てしまったわ。これが全てよ」

おかっぱ「なるほど…」

眉毛「ありがとうございました。少し、光明が見えた気がします」

律「マジか!?」

和「お役に立てたなら嬉しいわ。…もういいかしら?生徒会ロープが…」

唯「うん!和ちゃんありがと~!」

和「じゃあ、頑張ってね、みんな」

ガチャッ

律「光明が見えたって…本当か?」

眉毛「ええ。きっと何とかなります」

梓「ほ、本当ですか!?」

眉毛「…多分、何とかなるのではないかと」

おかっぱ「彼女には少々ビッグマウスなところがあります」

律「あー、そうかい」

おかっぱ「それで、何がわかったの?教えて」

眉毛「うん…彼女のお話から推測するに妖しの者は、おそらく強大な力を持つ者ではないということです」

紬「そ、そうなの?」

眉毛「はい。単純に膂力優れるものであれば、力任せに家に押し入ることは容易いはず。でも、そうしなかった」

律「確かにな…あ、そういえば和に腕を掴まれたのに全然振りほどけなかったよな?」

眉毛「ええ。また、彼女に対して不思議の術をかけて意のままに操る、といったこともしていません」

紬「やったけれど和ちゃんには効かなかったのかも…」

眉毛「…しかし窓を叩き、返せと呻くだけのようでしたから…やはりその可能性は低いでしょう。もともと使えないか、腕を切られて力が出せないか…」

唯「腕が切られて力が出ない~」

眉毛「…何にせよ、妖しの者は我々に大きな害を及ぼすほどのものでないという可能性は、決して低くないはずです」

梓「それなら少し安心ですけど…」

眉毛「しかしおそらく妖しの者は、また夜な夜な彼女の…あるいは皆さんの家を訪れるでしょう。無視していれば実害はあまりないのでしょうが」

梓「そ、そんなの嫌です…不気味ですよ…」

おかっぱ「それに腕をあきらめて自暴自棄になり、またトイレに出没する可能性もある」

律「うーん…で、結局どうすりゃいいんだ?」

眉毛「…駆け引きですよ」

紬「駆け引き?」

眉毛「はい。相手は妖しの者だ、恐ろしい、と思い逃げ腰になること…相手の思う壺です」

おかっぱ「…腕力よりも胆力、か」

眉毛「そう。相手が化け物だからといって、こちらが下手にまわる必要はない。むしろアドバンテージはこちらにある…」

おかっぱ「なるほどね…くふ…くふふふふ…」

眉毛「むふ…むふふふふ…」

梓「あ、悪魔的笑い…」

律「で、具体的にどうすりゃいいんだ?」

眉毛「そうですね…私たちが腕を預かってしまえばいいのですが…そういうわけにもいかないのです」

唯「え!?何で!?」

おかっぱ「丁度今夜から十日間、ゼータ・レチクル座から発せられる緑色宇宙光の光度が最大になるのです」

律「…は?」

眉毛「これは269年に一度しか訪れない非常に貴重な期間なのです。緑色宇宙光は我々の宇宙力を劇的に高めてくれる」

おかっぱ「ですから、我々は今夜から十日間、夜の間は私たちは雑事にかまけてはいられないのです」

梓「そんなオカルトな…ああ、オカルト研なんだった…」

眉毛「というわけで私たちは夜の間はお力になれません。なので、皆さんが対処してください」

紬「私たちが!?でも、何をどうすれば…」

眉毛「ご心配なく。段取りその他をこれからご教授します。なあに、そう難しいことではありませんよ…むふふ、むふむふむふ…」

おかっぱ「くふふ…くふくふくふ…」

梓「あ、悪魔的笑い…」

Tさん呼んでこい

唯「…オカ研さん、帰っちゃったね」

律「長々と喋った挙句、結局はお前らで何とかしろーって結論かあ…」

紬「このやり方で…本当に大丈夫なのかしら?」

梓「一応筋は通っているというか、情は通っているというか…」

唯「まあ、やるしかないんじゃない?」

紬「そうね、みんなのお尻を守るためだもの!」

律「締まらない目的だなあ…」

梓「とりあえず…この腕はどうしますか?」

律「今夜おばけがどこに行くかわからないからなあ…とりあえず棚の上でいいだろ」

梓「また棚上げ…」

紬「たなあげー!」

唯「たなあげー!」

律「んじゃ、確認な。もし夜中におばけが来ても、絶対に窓は開けない、家にも入れないこと」

梓「やだなあ…怖いなあ…」

紬「大丈夫よ梓ちゃん!力は弱いってオカルト研さんも言ってたし」

梓「それはそうですけど…」

律「で、もし、腕はどこだー!って聞かれたら…部室でいいか?」

唯「いいんじゃない?」

紬「うん!」

律「じゃあ、腕はどこだーって聞かれたら、部室にあるよ!って答えることな。その後は教わった段取りだ!」

梓「…もしおばけが澪先輩の家に行ったらどうします?」

律「えーと………じゃあ今日はこれで解散!」

梓「…たなあげー」

その夜

和「100円ショップの眼鏡拭きは信用できないわ…お休みなさい」

パチン

和「…」

バサッ、バサッ、バサッ

和「……まさか」

バサッ!バサッ!バサッ!

和「また来たのかしら…?」

スタッ、ざりっ、ざりっ、ざりっ…

和「…」

ゴン、ゴン、ゴン…

「かえせぇ~…かえせぇ~…」

ゴン、ゴン、ゴン…

「かえせぇ~…かあああえええせええええ~…」

和「やっぱり…ああもう、鬱陶しいなあ…」

ゴン、ゴン、ゴン…

「か~え~せ~…かああああええええせええええええ~…」

和「何なんですか!?私は持っていないって昨日も言いましたよね!?」

ゴン、ゴン、ゴン…

「かえせぇ…かえせぇ…かえせぇ…」

和「この私を無視するなんて…いい度胸しているじゃない…」

ゴン、ゴン、ゴン…

「か~え~せぇ~…か~え~せぇ~…」

シャッ!

ガラガラッ!

和「うるさい!腕が欲しけりゃ軽音部に行きなさい!」

「!?お、俺の腕」

ピシャンッ!

「腕をぉ…」

和「何なのよもう…!明日日直なのよ!?」

わちゃん…

和無双ww

なんか人工無脳思い出した

和「…というわけで最悪だったわ」

唯「そ、それでどうなったの!?」

和「イヤホンして寝ちゃったわ。まったく、おかげでまだ頭がぼんやりしているわ…」

律「…この際、全部和にやってもらうってのはどうだろう?」

和「あら、駄目よ。軽音部に行きなさいって昨日言っちゃったもの。多分今夜は来ないわ」

唯「じゃあ今夜は私たちの家に来るのか…とりあえず結果オーライ、なのかな?」

紬「ねえ和ちゃん、窓を…開けたのよね?」

和「ええ。やっぱり直接言わないと駄目だと思ったから」

紬「おばけはどんな姿だったの?」

和「姿?ううん…ごめんなさい、眼鏡を外していたからはっきりと見えなかったの。でも…」

唯「でも?」

和「…背広だった気がするわ」

紬「現代的なおばけなのね…」

律「まあ何にせよ、勝負は今夜からだ!みんな気合入れていくぜー!」

唯「おー!」

紬「おおー!」

澪「はぁ…な、何がおーなんだ?」

唯「あ、澪ちゃん!大丈夫なの?」

澪「うん…何とか元に戻りつつあるみたいだ…」

紬「よかった~♪」

澪「で、何がおーなんだ?」

律「今夜、誰かの家に例のおばけが来るから、気合入れてたんだよ」

澪「…その誰かって…私も入ってるのか?」

唯「もちろんだよ!」

澪「…はひん」

すとん

和「少しはオブラートに包んであげてもよかったんじゃないかしら…」

律「何かもうその辺のもろもろがめんどくさくなっちっち…」

梓「お疲れ様です!どうでした!?どなたかの家におばけは行きましたか!?」

律「あー、和んちに行ったみたいだ」

梓「…考えてみればそれが一番自然ですかね。で、和先輩はどうしたんです?」

紬「窓を開けて『腕が欲しければ軽音部に行きなさい!』って怒鳴りつけたそうよ」

梓「私、和先輩のほうが怖くなってきました…ん?ということは…」

唯「今夜こそ私たちの家におばけが来るんだよ!」

梓「そういうことですよね…でも誰の家に行くんでしょう?」

紬「やっぱり触ったことのある人の家じゃないかしら~♪」

律「なぬっ!?」

梓「まあ、より接点のある人の家に行くのが順当なところですよね」

律「じゃあ私か唯か…澪の家のうちどれかか…」

唯「下手すると今日が澪ちゃんの命日になっちゃうかもね!」

梓「それ冗談に聞こえないです」

しえん

良スレ保守

ほしゆ

その夜

澪「今日お化けがくるんだよな…」ガクガク

澪「早く寝よ…」

バサッ!バサッ!バサッ!

澪「もしかして…?」

スタッ、ざりっ、ざりっ、ざりっ…

澪「…」

ゴン、ゴン、ゴン…

「かえせぇ~…かあああえええせええええ~…」

澪「いやあああああああ!!」

するとむこうからすごい速度のアヒルボートが!!
寺生まれで霊感の強いTさんだった!Tさんは影に向かって
「破ぁ!!」と叫んだ、すると影は断末魔の悲鳴を上げながら
粉みじんになって吹き飛んだ!

「あの物の怪は腕をとられたからな、取られた腕が欲しかったんだろう」
Tさんははにかみながら「気をつけろよ」とだけ残して帰っていった
寺生まれってスゴイ、改めてそう思った

まだだ

保守

ほー

ほしゅ

ほしり

しゅ

A

唯のおしりを触っていいのは俺だけだ

>>254
それゆっこ

え、まだ続き来てないとか

sho

まだあー?

待ちくたびれた~

明日かなぁ?

ほしゅ

この>>1ほんとうに戻ってくるのか?

下手でもいいから終わらせろ、放置はダメ、ゼッタイ

おううう

ほし

フォカヌポゥみたいだな

まだぁ

わたし待ってる、>>1がきっと続きを書いてくれることを・・・

         /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
        /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ,
       .: : : : : : : : :.|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :丶

 .     _ノ: : |: : : : : :|:.|: : : : : :|: l: : : : : : |: : : : : : : : : :}
  -=ニソ: : :.:|: : : : : :A:|: : : : : :|: ト,: : : : : :|: |: : : : :l: : : ヽ
    /: : : : .|: : : : : :八: : : : : : |:.|_ヽ: : : : |: |: : :. : :|.: : : :ヘ

   /: : : :/:.|: ====//|: : l: : : リ  \: : : :|:||: : : : |: : : : : :ヽ
  /: : : : :|: :.|====/'  |.: :|: : : :|   ヽ: : :レ:|: : : : |: : : : : : : :.

  {: : : : : :.|: :.|: : :.:     ヘ: :ト、: : |    \: : |: : : : |ヘ: : }: : : : :.}
 |: : : :|: : :|: :ヘ: : : |    _ヽl \:| -‐--  >|: : : : :| }: :.|: : : : lゝ
 |: : :/|: : :|:.|: ヘ: : |  --‐      =≠= /: : : : :.|.ノ: : :|: : : : |
 |: :/ .{: : :.V: : :\| =≠=     (///) |: : : : :.:}: : : : : 八: ノ

 ':./ ヘ: : :.|: : : : : ヘ (///)   '      {: : : : : /: : : : /
 ソ   ': : |: : : : : : |             |: : : : :'ハ: : /‐-、
      ヽt: : : : : : |ゝ      (ニフ   .|: : : :/:::::::∨:::::::::.
     /::::::V\: : :|:::::::‐-       イ .|: : :/:l::::::::::::::::::::::::|
   , 'ヽ,┌─────────────────┐-‐、
  (   ‐- 、                     _ ノ´    {
  /  ─ _ ノ                      {   -‐  ヽ
  {    |                        `  ̄ | ̄  .)
  .} ─- |      さっさと書け                 |_ {::ヽ,
 :(   . |                          |   〉:::::|

 ::ヘ  ─ |                          ト  /:::::::|
 ::::\,  |                          |_ .ノ::::::::/
 ''::::::::ゝ-  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::::::::ノ

寝る

学校行く

保守

寝れなかった

保守

今日も来ないつもりですか

1000まで保守するで

落合南長崎

和「ねえ唯。悪いんだけど、あなたのお尻を触ってもいいかしら?」

唯「え、えぇ~?何で?和ちゃん変態になっちゃったの?」

和「違うわよ。生徒会での仕事に必要なの。いいでしょ、減るもんじゃないし」

唯「でも・・・・、そんなの駄目だよ・・・・」

和「こんなこと頼めるのは唯しかいないのよ。ね?いいでしょ?」

唯「うぅ~・・・・、わかった、一回だけだよ?」

和「わふー!チェケラッチョイ!」サワワ モミモミ ズギューン!

唯「キャァーーー!!!!!」

まだきてないのか、もういいや

落とすには惜しいスレだ

エタった可能性の高いSSスレの中、一人くらい保守するものが居てもいい。自由とはそういう事だ。

おっぱいボイーー――――――――――――――――~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~レロレロ「」

スレタイがよかったんだろうなあ・・・

おしりがおちそう

その夜

梓「はあ…嫌だな…、純の家にでも泊めてもらえばよかったかなあ…でも、むぎ先輩が言ってたもんね、触られた人の家に行くだろうって。だから私は大丈夫!うん、だ、大丈夫…お休みなさいっ!」

パチッ

梓「…何か寝付けないなあ」

バサッ、バサッ、バサッ

梓「ひっ!?ち、違うよね!?鳥だよね!?う、うちには来ないんだもんね!?」

バサッ!バサッ!バサッ!

梓「これは鳥!た、ただの鳥!おばけじゃない、おばけじゃないっ!」

スタッ、ざりっ、ざりっ、ざりっ…

梓「鳥が歩いてるだけ、鳥が歩いてるだけだもん!」

ゴン、ゴン、ゴン…

「かえせぇ~…かえせぇ~…」

ゴン、ゴン、ゴン…

「かえせぇ~…かあああえええせええええ~…」

梓「と、鳥だもん!迷子の九官鳥だもん!」

ゴン、ゴン、ゴン…

「か~え~せ~…かああああええええせええええええ~…」

梓「ととと鳥、鳥、鳥っ!お、オウム!」

ゴン、ゴン、ゴン…

「かえせぇ…かえせぇ…かえせぇ…」

梓「う、うるさいっ!鳥のくせに!帰ってよぉ!」

ゴン…

「………」

梓「あ、あれ…?声がしなくなった?帰ったのかな…?」

ゴォン!!

「鳥じゃないいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」

梓「うあああああああああああっ!?ご、ごめんなさいっ!!」

「えっ?…わ、わかればいいいいいいいいっ!!」

梓「え…?」

ご、ゴン…ゴン…ゴン…

「かえせぇ…俺の腕…かえせぇ…」

梓「(あ、えっと…何て言うんだっけ…あ、そうだ)」

梓「こ、ここにはありません!私は持っていないんです!」

ゴン…ゴン…ゴン…

「かえせぇ…かえせぇぇ…かえしてぇ…」

梓「だ、だから私は持っていないです!ぶ、部室!軽音部の部室に置いてあります!」

「………」

梓「………?」

「………か、かえせえええええええええ!!」

ゴンゴンゴン!

梓「だーからぁー!!」

梓「……というわけで散々でした…」

唯「あずにゃん目の下にクマできてるよ」

梓「全然熟睡できなかったです…」

律「で、結局一晩中『返せ返せ~』か?」

梓「はい…無理して眠っても、ふと目が覚めると窓の外で『返せー、ゴンゴン』って言ってるんです」

紬「ずいぶん強情なおばけさんなのね~」

梓「単に馬鹿なんじゃないかと思いますよ、あのおばけ」

唯「でもあずにゃん、ちゃんと腕は軽音部にありますよーって言ったんだよね?」

梓「はい、それはちゃんと言いました。言ったのに、おばけは帰ってくれませんでしたけど」

律「んま、それならとりあえず目標クリアだな。今晩あたり、部室に来るぞきっと」

紬「いよいよ決戦ね~♪」

唯「じゃあ今夜は部室にお泊りだね!楽しみ~♪憂にお夜食作ってもらおっと」

梓「緊張感がないなあ…」

律「んじゃ、細かい打ち合わせは部活の時にだな!梓、もう教室戻っていいぞ。ご苦労!」

梓「あ、はい。じゃあまた後で。…み、澪先輩、おはようございます。大丈夫ですか?」

澪「だいじょびー」

梓「……そうですか…」

律「えー、それじゃあ確認するぞー」

唯「ほいほい」

律「和と梓の証言から、おばけが来るのは夜のだいたい12時前後だ。そうだな?」

梓「はい。昨日は日付が変わる前にはお布団に入りましたから」

律「ということで、とりあえず集合は夜の11時ってことにする。大丈夫だんだよな、さわちゃん?」

さわ子「ええ。許可は取ってあるわ。面倒だけど私も同席するわね」

梓「最初のころは面白がってたじゃないですか」

さわ子「最近夜更かしがつらいのよ…」

唯「更年期だもんねえ」

さわ子「…もういっぺん言ってごらんなさい」

肛門期ってのもあるぞ

律「で、おばけが来たらオカ研の教えてくれた方法で対処する!むぎ!」

紬「うん!用意は全て整っているわ♪」

律「よーし!それではこの流れでいくぞ!何か質問は?」

梓「澪先輩はどうするんです?」

律「澪は自宅待機だ。はっきり言ってこの戦いにはついていけそうもない」

澪「おばけいやーおばけー」

梓「…ですよね」

律「うーし!それじゃやるぜ野郎共!いたいけな乙女をおびやかす魔性の者を!私たちの手でやっつけるんだ!」

唯紬梓さわ子「おーっ!」

澪「おひゅー」

フロイトによれば、この時期の小児性欲の中心は肛門である。
例えば、トイレに無理矢理行かせたり、過度にタイミングや清潔さに厳しすぎると、ものを捨てるのを嫌がるようになったりする。
それに肛門期固着は小児性愛の源泉となる事もある。

シグムント・フロイト『性格と肛門愛』および『欲動転換、特に肛門愛の欲動転換について』を参照

お尻をテーマにしたSSなんて素晴らしい
肛門についてもっと掘り下げていこうぜ!

その夜

澪「はあ…今ごろみんなはおばけと…うああああああ!!怖いよおおおお!!」

澪「で、電話してみようかな…駄目っ!こ、怖い!怖いもん!」

澪「あうう…も、もういいや…寝ちゃおう寝ちゃおう寝ちゃおう…」

パチッ

澪「おばけのいない国に行きたい…」

澪「……お休み、みんな…」

バサッ、バサッ、バサッ

澪「くあっ!?」

すとん

うんこの落ちる音きましたー!

バサッ!バサッ!バサッ!

澪「」

スタッ、ざりっ、ざりっ、ざりっ…

澪「」

ゴン、ゴン、ゴン…

「かえせぇ~…かえせぇ~…」

ゴン、ゴン、ゴン…

「かえせぇ~…かあああえええせええええ~…」

澪「」

ゴン、ゴン、ゴン…

「かえせかえせかえせぇ…」

澪「」

さて、寝るか

ゴン、ゴン、ゴン…

「かえせぇ…かえせぇ…かえせぇ…」

澪「」

ゴン、ゴン、ゴン…

「か~え~せぇ~…か~え~せぇ~…」

澪「」

ゴン…

「俺の腕俺の腕俺の腕えええええええええええええええ!!かえせええええええええええええええええええええ!!」

澪「」

「………」

コンコン

「いますかー?」

澪「」

「………かえせー」

一方

唯「来ないねー、おばけ」

律「本当に部室にあるって言ったのか?」

梓「言いましたよ!絶対言いました!」

さわ子「むぎちゃん、お茶のお代わりお願~い」

紬「は~い~♪」

唯「というわけでおばけは全然来なかったんだよ~」

和「そうなんだ」

紬「梓ちゃん、部室にあるってちゃんと言ったのにね…」

唯「迷子になったのかな?」

律「…梓が言うとおり単に馬鹿なのかもしれないぞ、そのおばけ」

紬「ううん…迷子ということはないと思うけど…じゃあ昨日はどこに行ったのかしら?」

和「ちなみに私の家には来ていないわよ?」

唯「澪ちゃんちに行ったとか~」

澪「ぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」

律「…唯、それ当たりかも」

支援のアートマ

寝たのか・・?

律「おい、澪!澪!起きろ!」

澪「あう…あう…」

唯「澪ちゃん!澪ちゃんちにおばけが行ったの!?」

澪「…やああああ!!おばけやあああああああああああああ!!」

律「いかん、幼児退行しとる…これじゃ話もできないぞ…」

和「しょうがないわね…律、ちょっとどいてくれる?」

律「和?どうするんだ?」

和「ふんっ!」

ボグォ!

澪「ぐぼっ!!」

ぴく…ぴく…

紬「の、和ちゃん…!?」

和「大丈夫。急所は外したわ。少し気を失っていてもらうだけよ」

唯「いやいやいやいや…」

律「な、何で殴った!?」

和「だから気を失わせるためよ。今説明したところじゃない」

律「い、いやそうじゃなくて!何で気絶させるんだよ!?」

和「昨日何があったか…聞きたいんでしょう?少し静かにしていてね」

唯「和ちゃん…な、何するの?」

和「…」ぼそぼそ…

律「耳打ち…?」

澪「」びくん!

唯「み、澪ちゃんがびくってしたよ!?」

和「…」ぼそぼそ…ぼそ…

澪「」びくん!びくん!

和「…」ぼそっ

澪「あうっ!」びくん!

和「…さあ、これで大丈夫よ。早く質問して、あまり長時間はもたないから」

唯「これってもしかして…」

紬「催眠術!?」

和「催眠術ではないわ。近いものではあるけど」

律「お前何でこんなことができるんだよ!?」

和「…これも生徒会の務めだから」

律「どんな務めだ!?」

和「いいから早く。もうすぐホームルームも始まるし」

律「ああ、もう!とりあえずそっちは後回しだ!澪!」

澪「…」

律「…えーと、何て聞けばいいんだ?」

唯「澪ちゃん、昨日の夜はどうだったの!?」

澪「…作詞が…はかどらなかった…」

和「…もっと具体的に聞いたほうがいいわね」

紬「え、えっと…澪ちゃん、昨日、澪ちゃんの家におばけは来ましたか?」

澪「……来た…」

紬「!!」

律「やっぱりか…!」

おばけかわいい

おやすみ

律「お、おばけは何か言っていたか!?何で澪の家に行ったかの理由とか…」

澪「……わからない…私はすぐ…気絶した…」

紬「……そっか…」

律「まあ…そりゃそうだわな、澪だもん。じゃあ、他に何かないか!?何か気になったこととか…」

澪「……また少し太った…」

和「…質問は具体的にね」

律「うーん、じゃあもういいか。特にこれ以上聞くこともないし」

和「あら、もういいの?せっかく生徒会秘伝の一を披露してあげたのに」

律「むしろそっちのほうが気になるわい…」

さすが和ちゃん!

律「ま、とりあえず澪のところにおばけが行ったのは間違いないみたいだな」

紬「でも、どうして澪ちゃんの家に行ったのかしら?腕は部室にあるって知っているはずなのに…」

唯「学校が怖いとか?」

律「…あるかもな、それ」

紬「そういえば和ちゃんが腕を引き千切ってから、おばけが学校に出たという話を聞かないよね?それって」

律「ああ、学校に行くとまた腕をむしられる…そう思って近付かないのかもな」

唯「和ちゃん、おばけにトラウマをあたえたんだね…」

和「私のせいじゃないわよ。千切れやすい腕をしているのが悪いんだわ」

寝る前に支援

梓「はあ、澪先輩の家に…」

律「ああ。何でかはわかんないけどな」

紬「とりあえず言えることは、待機場所は部室でなくみんなの家にするべき、ということね」

唯「私たちの家?」

紬「ええ。あのおばけは部室に来ないものと仮定すると、今夜行くのはおそらく…」

梓「なるほど、軽音部の誰かの家ですよね」

紬「うん。梓ちゃんと澪ちゃんの家にはもう行っているから、次に行くのは私か唯ちゃんかりっちゃんの家ね」

唯「わーい!おばけが来るよー!」

梓「…うれしいんだ」

紬「ただ、そのうち誰の家に行くかまでは…ちょっとわからないわ。梓ちゃんの家に行ったことも想定外だったし」

梓「やっぱり馬鹿なんですよ、あのおばけ」

律「というわけで今夜は私かむぎか唯の家に集まることにするぞ!」

紬「それぞれがそれぞれの家で待機して、来た家の人が対処できれば今夜中に片がつくのだけれど…」

律「さすがに一人でおばけの相手をするのは酷だもんなあ。腕は一本しかないし」

紬「うん。だから今日、明日、明後日と、みんなでお家に集まるの。これならおばけがどの家に行っても明後日の夜までには遭遇できるはずよ」

梓「なるほど、確かにその通りですね」

唯「じゃあ今日は誰の家でお泊りやる~?うちでもいいよ!」

律「じゃあ…唯んちでいいか?」

紬「私は構わないわ~♪」

梓「私も大丈夫です」

唯「わーい!お泊り会!楽しみだよー!」

梓「本当に緊張感がないなあ…」

律「んじゃま、段取りは昨日と同じで…集合時間はどうする?昨日と同じでいいか?」

唯「え~?そんなのつまんないよ~!みんなでうちでご飯食べたい~!」

梓「もはや目的が摩り替わっている…」

律「へいへい、じゃあ6時半に唯んちに集合ってことでいいか。わかったか、澪ー?」

澪「ああ、了解した」

梓「澪先輩!?澪先輩も来るんですか!?」

澪「ああ。勿論私も同行させてもらうよ」

梓「でも…大丈夫なんですか?」

澪「ああ、心配はいらない。私はもう、昨日までの私ではないのだからな!」

梓「どうしたんですか澪先輩…まるで別人…」

律「和の催眠術の副作用だ」

梓「どんな副作用!?」

夕刻

ピンポーン

梓「こんにちはー」

憂「みなさんいらっしゃ~い」

律「ごめんな憂ちゃん、急に押しかけちゃって…」

憂「いえ、気にしないで下さい。お姉ちゃんったら帰ってくるなりずっとウキウキしてて…」

梓「夜中におばけと戦うかもしれないのになあ…」

憂「おばけ?」

梓「…もしかして聞いてないの?」

憂「うん。怖いビデオの鑑賞会でもするの?」

梓「いや、まあその…どうしましょう?」

律「とりあえず秘密にしとこうぜ。驚かせても悪いしさ」

憂「?」

唯「ごちそうさまでした~!」

律「あー、食った食ったー!」

紬「ごちそうさま。すごく美味しかったわ~♪」

憂「えへへ、お粗末さまでした」

澪「うむ。君はきっと良い母親になるであろう!」

憂「はあ…あ、ありがとうございます…」

梓「あ、片付け手伝うね」

憂「ありがと~梓ちゃん!」

律「さて、と…腹も膨れたことだし」

紬「…そうね」

唯「ウノやろ!ウノ!」

律「…遊ぶ前に準備だろーが!今夜来るかも知れないんだぞ!?」

紬「うの?どういうゲームなの!?」

律「ああ、むぎのお興味さんが出た…」

確かになー

つーか終わりかよ

何この澪、可愛いwwww
また投下くるの待つよー④

>>335
もう5日も続いてるんだ
気長に待とうぜ

その頃ダイゴさんは滝をのぼった所で石を集めてます

>>338
クスクス

人生という冒険は続く

読んでないけど
トイレしててケツ触られるとか立ちションでもしてたんですか

お興味さん

なんかもう背広ってあたりから正体は木村先生としか考えられないんdg

アイス

ほろ

お興味さん

ああ

 

ho

律「さて、風呂に入って身も清めた。オカ研に教わった簡易結界も張った!後は…」

唯「みんなで一緒に寝る!」

紬「!!」

梓「…ベタすぎて突っ込む気すら起きないです」

唯「でもそう言ってちゃんと突っ込んでくれてるあずにゃんが大好き~!」

律「はいはいわかったから。さてもう11時半だ、そろそろ本番だぞ!」

梓「ここに来れば、の話ですけどね」

唯「来るよ!きっと来る!」

梓「何故自信満々…?」

律「うっし、じゃあ電気消すぞ」

唯「え?やっぱ寝るの?」

律「暗いほうがおばけも出やすいだろ?澪、頼むわ」

澪「それがこの私に頼む態度かね?」

梓「めんどくさい副作用だなあ…」

パチッ

唯「なんか眠くなってきたよ…」

紬「暗くしちゃうとどうしてもね」

律「寝るなよ!寝たら死ぬぞ!」

梓「雪山ですか」

唯「あずにゃ~ん、好きな子いるの~?」

梓「こっちは修学旅行ですか!?」

澪「私は律が好きだ!」

唯「なんと!?」

紬「あらあらあらあら~♪」

律「みみみ澪!?お、お前何を…ふ、副作用だ!副作用だよな!?な!?」

梓「何だこの展開…」

wktk

憂「うん…私もそろそろ寝ようかな」

憂「みんなお姉ちゃんの部屋で寝てるんだよね…」

憂「…なんだか寂しいなあ。私も…でも、さすがに狭すぎるよね…」

憂「…梓ちゃんだけこっちに来てくれたりしないかなあ」

憂「そういえば怖いビデオの鑑賞会…誘われなかったなあ」

憂「仲間はずれ…じゃないよね?」

憂「ううん、だ、大丈夫!寝よう!もう寝ちゃおう!」

パチン

憂「……お姉ちゃん…」

バサッ、バサッ、バサッ

憂「?何だろうこの音…鳥かなあ?」

バサッ!バサッ!バサッ!

憂「大きな羽音…何か怖いかも…」

スタッ、ざりっ、ざりっ、ざりっ…

憂「!?な、何!?足音!?」

ゴン、ゴン、ゴン…

「かえせぇ~…かえせぇ~…」

憂「ひっ!?な、何!?」

ゴン、ゴン、ゴン…

「かえせぇ~…かあああえええせええええ~…」

憂「き…きゃああああああああっ!?」

澪「私は律が好きだ!私は律が好きだ!」

律「だ、黙れ澪!お口チャック!チャーック!!」

唯「いやいや~まさか澪ちゃんの本心がこんなところでねえ」

紬「ね~♪」

律「うるせー!お、お前らも黙れよぉ!」

梓「あの、みなさん?そろそろおばけが来る時間…」

憂「き…きゃああああああああっ!?」

梓「!!今の…憂の悲鳴!?まさか!せ、先輩方!!

唯「あついあついよぉー!」

紬「あついの~♪」

澪「私はグラタンが好きだ!」

梓「聞いちゃいないし…」

憂を一人で寝かせた唯氏ね

梓「わ、私先に行ってますから!」

ガチャッ!

梓「憂!どうしたの!?」

憂「あ、梓ちゃ~ん!!ど、泥棒!泥棒だよぉ~!」

ゴン、ゴン、ゴン…

「かえせ!かーえせぇ!かえせぇ…」

梓「…何で憂の部屋に行くのよ、この馬鹿おばけ!!」

ゴン…ゴンゴンゴンゴン!

「おおお俺の腕ええええええええ!!」

憂「きゃあっ!!」

梓「うるさいっ!!腕が欲しいなら隣の部屋に回りなさい!」

ゴンゴン…

「…か、かえせええええ!」

梓「人の話を聞きなさいってばあ!」

梓「ああもう…めんどくさいなあ…」

憂「あ、梓ちゃん!?何なの!?あ、あの人は何!?け、警察…」

梓「憂、大丈夫だから。あれただの馬鹿だから、もう怖がらなくていいよ」

憂「で、でも…」

ゴン!ゴン!ゴン!

「腕えええええええええええ!かえせええええええええええええええ!」

梓「憂、先輩達呼んできて。あと必要なもの全部持ってくるように言って」

憂「う、うん…わかったよ…」

梓「いい加減頭にきた…この馬鹿騒ぎは今夜で終わりにする!」

憂「お、お姉ちゃん!みなさん!」

唯「痛い痛い痛い!りっちゃんギブギブ!」

紬「あっ…あんっ…んんっ…!」

律「ぐへへ…いつまでも黙らないからだっ!」

憂「あ、あの…」

律「ん?ああ憂ちゃん。どした?」

憂「あ、梓ちゃんが、みなさん私の部屋に来るようにって…」

律「憂ちゃんの部屋に?」

憂「それと、必要な物を持ってくるようにって…」

律「…まさか」

唯「憂の部屋におばけが出たの!?」

憂「ええっ!?あ、あれおばけなの!?」

律「やっぱりか…よおし、行くぞ野郎共!」

唯「おおっ!」

紬「お…おお…っ!」

唯「あずにゃん!大丈夫!?」

梓「遅いですよ…まったく、結局真面目にやってるのは私だけじゃないですか」

律「わ、悪い悪い…それでおばけは!?」

ゴン…ゴン…ゴン…

「ううううでえええええおおおおおおおかあああああええええええせえええええええ」

律「これがおばけの声か…!」

唯「やっぱり男の人みたいだね」

梓「さっきからごちゃごちゃ言いっぱなしですよ」

紬「梓ちゃん…もしかして怒ってる?」

梓「はい。なんかもう、このおばけに対しては怒りしか感じないです」

紬「そ、そうなの…」


憂「澪さん、みなさん私の部屋に行きましたけど…」

澪「私は憂ちゃんも好きだ!」

憂「ええ~っ!?」

すると憂のベッドの下から転がり出てきた誇り塗れのTさんが叫ぶ。
「破ァ!!」
金切り声のような断末魔を最期に羽ばたきも声も消え、窓の外には静寂と夜空が続いていた。
「トイレで撮った写真に写った影が気になってな・・・。待ち伏せしていて正解だったぜ」
Tさんは報酬代わりと言わんばかりに引き出しからパンツを2枚抜き取ると、「今日の事は忘れるんだ」
と一言だけつぶやき、夜の闇に消えていった。寺生まれってスゴイ、改めてそう思った。

梓「さあ、さっさと始めましょう。唯先輩、電気つけてくれますか?」

唯「えっ?で、でも明るいと駄目なんじゃないの?」

梓「大丈夫ですよ。このおばけ馬鹿だから、明るくても多分関係ないですよ」

律「梓が荒れてる…」

梓「あと簡易結界も張っちゃいましょう。多分なくても平気だと思いますけどね」

「俺の腕をかえせえええええええ!!」

梓「うるさい!少しぐらい待ってなさい!」

唯「おお…本気のあずにゃんだ…」


憂「だ、駄目です!だって、だって私には…お姉ちゃんが…」

澪「私は梓も好きだ!純ちゃんは好きではない!」

律「よーし、準備は整った!それじゃあ…始めるぞ?」

唯「うん!」

紬「いよいよだね…」

梓「はい。早く済ませちゃいましょう」

律「…よし!」

シャッ!

「俺の腕ええええええうおっ!?」

律「ひっ!?」

唯「おおっ!」

紬「!」

梓「うおって言った…おばけなのに」

純そーいや出てねーな

順ちゃん・・・

純正チャンタ……

マダー?

おいいいかげんにしろ何日目だと思ってんだお尻ペロペロしちゃうぞ

憂の悲鳴を無視した馬鹿池沼ども死ね

ほ!

止まるなら止まるといえクソ
再開なら再開といえクソ

「…」

律「な、何かびっくりした顔で固まってるぞ…」

唯「おばけってこんな顔なんだね…変なの」

梓「律先輩、戸惑ったり弱気を見せちゃ駄目です!畳み掛けないと」

律「あ、そうだったそうだった…ええと、わ、我らは桜高軽音部の者である!」

「!!」びくっ

律「お、お前は何者であるか!名を名乗るがよい!」

紬「お…」

「俺の腕をかえせえええええええええ!」

律「我らは桜高軽音部である!お前は何者であるか!名を名乗るがよい!」

「腕をかえせえええええええええ!腕えええええええええええええええ!」

律「お、おい!名前名乗んないぞこいつ!?オカ研の言うとおりに聞いてるのに…」

梓「…律先輩、ちょっと交代してください。むぎ先輩、職員室ボックス、貸してくれますか?」

紬「えっ?うん…はい、これ」

梓「ありがとうございます。さて、と」

「俺のおおおおおおお腕おおおおおおおおおお」

梓「うるさい!あんたの腕はこの中だよ!」

「おおお!!か、かえせ!かえせえ!かえせええええ!!」

ガン!ガン!ガン!ガン!

律「うわっ!?ま、窓をガンガン叩き始めたぞ!?」

紬「大丈夫かしら…窓が壊されちゃったら大変だわ…」

唯「あ、だいじょぶだよ?うちの窓は防犯用だから。かなづちで思いっきり叩いても割れなかったんだよ!」

律「…唯、叩いたのか?かなづちで」

梓「腕を返して欲しいなら、私たちの言うことを聞いて、質問にも答えなさい!でないとこの腕捨てちゃうから!」

「おおおおおおお!かえせえええええええ!かえせええええええええ!」

ガンガンガン!ガンガンガン!

梓「うるさいっ!黙れって言ってるでしょ!馬鹿おばけ!」

この時間にきた!さてはサッカー見てたな

梓「らちが開かない…唯先輩、マッチかライターありますか?」

唯「ちょっと待ってて、持ってくる」

律「どうするんだ梓?」

梓「こうなったら実力行使です。律先輩、カギ開けておいて下さい」

律「お、おう…」

紬「梓ちゃん、何だかすごく頼もしいわ~♪」

唯「あずにゃん、チャッカマンしかなかったんだけど…」

梓「あ、それで大丈夫です。ありがとうございます。さて、と…」

「腕腕腕えええええ!俺の腕えええええええ!」

梓「わかってる…今見せてあげるから。律先輩、腕、貸してください」

律「お、おう…ほれ」

「!!ううう腕だああああああああ!!俺の腕だああああああああああああ!!」

ガンガンガンガン!ガン!ガン!

梓「そう、あんたの腕だよ。返して欲しい?」

「おおおおおおおお!!かえせえええええ!かえせええええええ!」

梓「なら、私たちの話を聞いて、質問にも答えなさい。さもないと…」

シュボッ

チリチリチリ…

唯「おお、焼肉だね!」

「!?やめろおおおおおおおお!俺の腕ええええええええ!や、焼くなあああああああ!」

梓「もう一度だけ言ってあげる。腕を黒焦げにされたくないのなら…私たちの話を聞きなさい!」

「お…おお…おお………」

紬「すごい…おばけさんが大人しくなったわ…!」

唯「あずにゃんすご~い!」

律「…しかしなんつーか…ドS?」

梓「必要に迫られたからですよ。さあ、律先輩、交代です」

律「えと…我らは桜高軽音部の者である!お前は何者であるか!名を名乗るがよい!」

「…ぶお」

唯「ぶお?」

「…ぶおんけい」

紬「ぶおんけい…?それがあなたの名前なんですか?」

ぶおんけい「俺の名は…ぶおんけい」

律「ならばぶおんけいよ!お前は何処より来た者であるか!」

ぶおんけい「お、俺は東北地方から来た…」

梓「アバウトな出身地だな…」

唯「そのわりには訛りがないね」

ぶおんけい「隠してる…」

梓「…隠してるんだ」

律「ならばぶおんけいよ!お前は何故いやらしくも我らの尻を触ったのか!」

ぶおんけい「お…俺は…俺は…」

唯「答えにくいのかなあ?」

梓「答えないと腕を消し炭に…」

シュボッ

ぶおんけい「やめろおおお!話す!話すから腕おおおおおおおおおおお!」

梓「話すそうですよ、先輩」

律「お、おう…(やっぱドS!?)」

ぶおんけい「俺は…俺は…元は神だった…」

唯「神?神様だったの?」

ぶおんけい「そうだ…俺は…軽音楽を司る…神だった」

律「軽音楽の神様って初耳だぞ」

梓「まあ八百万というくらいですしね…」

紬「記紀神話には出てきそうにないね…」

唯「でも、どうして神様が女の子のお尻を触るようになっちゃったの?」

ぶおんけい「あれは…長く時を遡ること…14年前…」

律「またえらく最近の話だなあ」

ぶおんけい「俺はその日…八百万の神々の前で…魔法のギターを爪弾いていた…」

紬「八百万の神々!?すごいわ!本当にいるのね!」

梓「魔法のギターって…何だかもう目茶苦茶です…」

ぶおんけい「俺は…魔法のギターの翼で…宙を舞いながら…一心不乱に演奏していた…」

唯「魔法のギターの翼!?すごいすごい!ギー太にも生えるかなあ!?」

梓「絶対生えないです」

ぶおんけい「そうしているうちに…ちらりと…下界に目を…やった…そこで…見た…」

律「何を見たんだ…?」

ぶおんけい「……女子高生…」

律「…はあ?」

ぶおんけい「…ムラムラ…した…」

紬「…」

ぶおんけい「触りたく…なった…」

梓「やっぱりこの腕焼いちゃいましょう」

ぶおんけい「やああああああめええええええええろおおおおおおおおおおお」

俺も軽音楽の神も考えることは皆同じか・・・

ぶおんけい「しょ、正直に…話して…いる…」

律「わかったわかった、で、それからどした?」

ぶおんけい「お、俺は…神であることを…やめた…」

唯「ほえ?なんで?」

ぶおんけい「神は…人に…触れない…」

律「あー…こりゃ本物だわ」

ぶおんけい「それから…日本中を…めぐって…尻を…触った…」

梓「うえっ」

ぶおんけい「尻は…すばらしい…」

梓「うるさいっ!」

律「よーするに単なる女好きの痴漢だってことか。何だかなあ…」

梓「それにしても、元神様なのに女子高生に腕を千切られるなんて弱すぎですよね」

ぶおんけい「指先に…全ての力を…集中させている…だから…他は…もろい…」

梓「…もうやだぁ」

ぶおんけい「こ、これで…全部だ…お、俺の腕…返せ…」

律「駄目だ!」

ぶおんけい「な、なぜだ…!?…全て…正直に…話した…」

律「もしこのまま腕を返したら、どうせまた痴漢するんだろ?」

ぶおんけい「………………し、しない!」

律「何だ今の長すぎる間はぁ!」

さるしえん

梓「律先輩、やっぱりこの腕焼いちゃいましょうよ。こんなやつに返す必要ないです!」

ぶおんけい「やめろおおおお!返せ!返してくれええええええ!」

梓「うるさい!女の敵!」

ぶおんけい「す…すまない…しかし…」

唯「ねえあずにゃん、返してあげようよ?なんだかかわいそうだよ…」

梓「駄目ですよ!まだまだ痴漢する気満々なんですよ、こいつ!」

ぶおんけい「し、しない…本当に…しない…」

梓「それに、腕が一本なくても平気そうですよ?あんなに窓を強く叩けるんだし」

紬「梓ちゃん…」

ぶおんけい「頼む…返してくれ…腕…ないと…困る…」

梓「何が困るの?利き腕じゃないとお尻の感触がしっかり味わえないとか!?」

ぶおんけい「ギター…弾けない…」

梓「え…」

ぶおんけい「左腕…ないと…コード…押さえられない…」

梓「そ、そんなこと…ど、どうせデタラメ」

ぶおんけい「俺…もう何日も…ギター…ちゃんと弾けてない…辛い…」

唯「…あずにゃん、ぶおんけいさんの言ってること、本当の気持ちだと思うよ」

梓「唯先輩」

唯「私もギー太に1日でも触れないとすごくつらいし…あずにゃんだってそうでしょ?」

梓「…はい」

唯「ぶおんけいさん、本当にギターが好きなんだよ。私にはわかるんだ。だから、ね?」

律「唯…」

紬「唯ちゃん…」

ぶおんけい「頼む…尻、触らない…ギター弾くだけ…だから…」

梓「…」

梓「唯先輩の言っていること、よくわかります。ぶおんけいさんもきっと…私や唯先輩と同じくらい、ギターが好きなんですよね」

ぶおんけい「俺…ギター…大好き…」

梓「でも、まだ駄目です!」

ぶおんけい「あうう…」

唯「あずにゃん…」

梓「私はまだぶおんけいさんのことを信用できません。二度と痴漢しないなんて、口ではいくらでも言えます!」

律「ま、それはそうだよな~」

ぶおんけい「し、しない…!もう…尻、触らない…」

紬「じゃあ、こうしたらどう?もう二度と痴漢をしません、っていう誓いを立てて、証文を書くの!」

ぶおんけい「証…文……書く!俺…証文…書く!書いて誓う…!」

紬「どう?梓ちゃん」

梓「…わかりました。ちゃんと形に残るなら…私は構いません」

尻さわった上に、あずにゃんに罵ってもらえるなんて
最高やないですか

ぶおんけい「でも…証文書く…紙…ない…」

紬「それなら大丈夫!私が琴吹式最高級和紙を持ってるから~♪」

律「何でそんなもん持ってるんだよ!?」

紬「淑女としての嗜みよ♪」

ぶおんけい「腕…!返ってくる…!…またギター…弾ける!」

紬「じゃあぶおんけいさん、この紙に書いてくださいね♪」

ぶおんけい「わかった…証文…詫証文…書く…」

律「ちゃんと、もう二度と痴漢しないって書くんだぞー」

ぶおんけい「わ…わかってる………二、度、と、痴、漢、を…」

唯「ほえ?どしたの?筆が止まっちゃったよ?」

ぶおんけい「た、頼みが…ある…」

紬「頼み?」

ぶおんけい「さ、最後に…一度だけ…尻…を…触りたい…」

梓「焼きましょう、腕」

ぶおんけい「ま、待ってくれええええ!」

今日でやっと完結か?

梓「二度と触らないって言った矢先にこれです!せっかく信用したのに…」

ぶおんけい「す、すまない…でも、尻は…俺が…神をやめてまで…欲した…!ギターの次に…好き…!」

律「熱く語ってるけど、尻…」

ぶおんけい「証文…書いたら…絶対に…守らなくちゃならない…尻…絶対に…触れなくなる…」

唯「そっか、この世で2番目に好きなものを、これからは楽しめなくなっちゃうんだよね。それはつらいよね」

梓「唯先輩!」

ぶおんけい「だから…頼む…一度だけ…ひ、ひと揉みだけ…最期の尻に…するから…」ぐすっ

紬「…かわいそうだわ」

律「…だな。いいんじゃないか?思い出として一回くらいは」

梓「ちょ、ちょっとお二人とも!?」

唯「私も、触らせてあげたほうがいいと思うよ」

梓「唯先輩まで…」

紬の出番か

梓「しょうがないですね…じゃあ、最後の最後ですよ?」

ぶおんけい「おおおおおおおおお!あ、ありがとおおおおおおおおおお!」

梓「物凄い喜びようだ…」

紬「…それで、誰のお尻を触るのかしら?」

律「ああ、そういやそーだな…」

ぶおんけい「黒髪の…君…」

梓「…へっ!?」

唯「おっ!ご指名だね、あずにゃん!」

梓「…へっ!?」

律「よーし、じゃあ善は急げだ!梓、尻!」

梓「…い、いやいやいやいや!?わ、私じゃないです!澪先輩ですよね!?ね!?」

ぶおんけい「君…黒髪の…ツインテールの…君…」

梓「いやああああああああああああああああ!!」

梓「な、何で!?だって私、こんな身体だし、お尻だって触り応えないし!」

ぶおんけい「構わない…」

梓「み、澪先輩とかむぎ先輩とかのほうが揉み応えありますよってば!?」

ぶおんけい「君が…いい…」

紬「なんて熱烈なラブコール…!」

律「これだけ求められてるんだ、答えてやらなきゃ女じゃないぜ?梓!」

梓「何でぇ…?あんなに馬鹿にしたり怒鳴ったりしたのに…」

ぶおんけい「…///」

梓「か、顔を赤らめないでよぉ!!」

唯「さあ、あずにゃん!お尻を出して!」

梓「うぅ…で、でもぉ…」

ぶおんけい「触れないなら…書かない…腕、あきらめる…」

梓「なっ!?」

律「今夜で全部終わらせるんだろ?ほれ、早く早く!」

梓「わ、わかりましたよ…触られればいいんでしょう、触られれば…」

ぶおんけい「できれば…生尻…」

梓「調子に乗らないで!ばかぁ!」

するっ

梓「えっと…こ、こうでいい…ですか?」

律「おっけーおっけー!ベーリナーイス!」

唯「あずにゃんかわいいパンツだね」

紬「うふふふふ~♪」

梓「み、みなさんうるさいです!ほ、ほら!早く触って!触ってください!」

ぶおんけい「お、おお…あ…ありがたい…」

梓「(な、何でこんなことになるの…!?)」

さわっ

梓「ひゃんっ!?こ、これで…これで終わりですよね…?」

ぶおんけい「俺…触ってない…」

梓「…は?」

律「あ、ごめん。今触ったの私~」

梓「何ですかそれえええええええ!?」

律「いや~、目の前にさあ触れ!ってなお尻があったもんでつい…」

梓「ふざけないでください!ふざけないでください!」

律「わーったわーった、私はもう触んないからさ」

梓「も、もう…!……むぎ先輩と唯先輩もですよ!?」

唯「あちゃー」

紬「残念♪」

梓「触る気だったんですか!?」

唯「ほい、じゃあぶおんけいさん、今度こそどうぞ!」

ぶおんけい「い…いただきます…」

梓「いただきますとか言うなあ!!」

梓「ううう…」

ぶおんけい「………」ゴクリ

すうっ

ぴとっ

梓「はうっ!」

ふにゅん

梓「んっ!…お、終わり!もう終わりです!」

唯「どうだった?ぶおんけいさん?あずにゃんのお尻~」

ぶおんけい「最後の…尻……最高の…尻……」

梓「感想とか聞かないで下さい!」

律「どうだった?ぶおんけいの手は?」

梓「うるさいですっ!!」

わっふるわっふる

梓「さ、さあ!これでもう満足ですよね!?早く証文書いちゃって下さいよ!」

ぶおんけい「余韻に…浸りたい…」

梓「馬鹿ぁ!」

唯「あずにゃん顔が真っ赤~!」

梓「そ、そんなことないですよぉ!」

紬「うふふふふ~♪」

律「この日からであった…梓が尻を揉まれることに至上の喜びを感じるようになったのは…!」

梓「ならない!絶対にならないから!」

あずにゃんにゃん!

ぶおんけい「書けた…」

紬「それじゃ最後に手形を押してくださいね」

ぶおんけい「わかった………押せた…さあ…受け取って…くれ…」

紬「はい!……うん!確かに受け取らせていただきました!」

律「これでぶおんけいは二度と痴漢をしなくなったわけだな?」

ぶおんけい「もし…証文を…書かなくても…二度と痴漢は…しなかっただろう…」

唯「ほえ?何で?」

ぶおんけい「…最高の…尻の…思い出が…薄れる…から」

律「なんと…!」

唯「あずにゃん…!」

梓「…///」

ぶおんけい「それでは…俺の…腕を…返してくれ…」

律「梓、お前が渡してやれ」

梓「あ…は、はい!…はい、これ…もう変なことしてもぎ取られちゃ駄目だからね?」

ぶおんけい「おお!おお!ありがとう!…あ、ありがとう!」

梓「…えへへ♪」

紬「一件落着♪」

律「そうみたいだな」

唯「でも…腕をどうやってくっつけるの?病院で治るの?」

ぶおんけい「それは…大丈夫…七日以内なら…じきにくっつく…」

律「じゃあ七日が過ぎるとどうなるんだ?」

ぶおんけい「…俺も…腕も…溶ける」

律「…七日以内に返せてよかったよ」

ぶおんけい「世話に…なった…お前たち…ありがとう…」

唯「えへへ~」

紬「ぶおんけいさん、これからはどうするんですか?」

ぶおんけい「腕が…つながったら…ギターを弾く…痴漢は…しない…」

梓「…神様の世界に戻ったりはできないの?」

ぶおんけい「俺は…神であることを…捨てた…だから…誰も今の俺を…神だと…思わない…」

律「んん?…つまり、誰かがあんたを神様だと思えば、神様に戻れるってことなのか?」

ぶおんけい「そう…神は…崇められ…祀られてこそ…だから…」

紬「じゃあ、私たちがぶおんけいさんを神様だと思っておまつりすれば、神様に戻れるのね!」

ぶおんけい「そうだ…ま、まさか…!?」

紬「いいよね、みんな?私、お父様にお願いして祠を作ってもらうから…」

唯「うん!私はいいよ!神様仏様ぶおんけい様~!」

律「私も構わないぜ?梓は?」

梓「…しょうがないですね。いいですよ、私も」

しえん

ぶおんけい「おお…!おおお…!あ、ありがとう…!な、何から…何まで…!ありがとう…!」

唯「もう、泣かないでよ~、神様なんだから」

ぶおんけい「お、おお…わ、わかった!俺も…お前たち…守る!」

律「守る?」

ぶおんけい「俺…軽音楽の神…お前たち…軽音楽部…!だから…俺…お前たちを…守る!」

唯「うわぁ~!すごいすごい!軽音楽の神様に守られてる軽音部なんてめったにいないよ~!」

梓「まあ、まだ神様に戻れるとは決まってないですけどね」

ぶおんけい「おおぅ…」

律「こら梓ー!」

梓「あ!す、すみません…」

紬「大丈夫!私たちがちゃんとお祈りすれば、きっとすぐ神様に戻れるわ!」

律「そうそう!だから元気出せって、ぶおんけい!」

唯「そうだよ、ぶおんけいちゃん!やる気元気ぶおんき!」

梓「ぶおんきって…」

支援

ぶおんけい「あ…そ、そうだ…これ…やる…」

梓「え?…私に?」

唯「あ!ピックだ!きれー!」

ぶおんけい「それ…玄武の…甲羅から…作った…俺の…愛用品…宝物…」

梓「そ、そんな大切なもの…もらえないよ…」

ぶおんけい「大丈夫…俺…新しい宝物…ある…」

梓「新しい宝物?」

ぶおんけい「最高の…尻の…思い出…」

梓「そ、そんな宝物捨てちゃってよぉ!」

ぶおんけい「じゃあ…俺…もう行く…さらば…」

律「おう!お前も頑張れよ!」

唯「ちゃんとお祈りするね!」

紬「お気をつけて~♪」

梓「もし神様に戻れても、また変な気を起こしちゃ駄目だよ~!」

ぶおんけい「ありがとう…さようなら…」

唯「あっ!ギターだ!」

ジャーン!

バサッ!バサッ!バサッ!

梓「ギターから翼が…まさかあれが魔法のギター!?」

唯「…この世には不思議なことがあるもんだねえ」

梓「ですね…」

脱ぐか悩んだがやっぱり脱いだ

梓「ふう…これで全部終わりですかね?」

律「だな。オカ研の言うとおり詫証文も書かせたし、もう大丈夫だろ」

紬「ちょっと予想外のことが多かったけどね♪」

唯「最高のお尻とかね」

梓「も、もう!やめてくださいよぉ!」

律「なははははは!よきかな、よきかなー!あ、むぎ、祠は本当に作るのか?」

紬「うん!約束したものね」

律「だったらさ、ついでに部室に神棚か何か作れないかな?」

紬「神棚!?いいね、それ!素敵!」

唯「部室に神棚があったらいつでもぶおんけいちゃんにお祈りができるね!」

律「そういうことだ!さて…何かすごい疲れたな…もう寝ようぜ?」

梓「そういえば明日も学校なんですよね…」

唯「和ちゃんやさわちゃんに今夜のこと教えてあげないとね!」

紬「あとオカ研の二人にも!きっと喜ぶわ~♪」

梓「喜びますかね…荒唐無稽すぎて信じてもらえない気もしますけど」

唯「あれ?そういえば憂は…?」

梓「あ、忘れてた…多分、唯先輩の部屋ですね。澪先輩と一緒に寝てるんじゃないですか?」

唯「じゃあ静かに戻らないとね……あれ?なんか聞こえるよ?」

ガチャッ

憂「み、澪さんの気持ちはうれしいです!でも、でもやっぱり私はお姉ちゃんが!あああお姉ちゃんが!」

澪「私は立花さんが好きだ!私は中島さんがとても好きだ!私は瀧さんが好きだ!」

律「…なんじゃこりゃ」

こえは再犯するタイプだな

あずにゃん!

梓「それからのことを、少しだけお話しようと思います。次の日、私たちはいつも通りに学校に行きました。

  そして和先輩とさわ子先生、それにオカルト研のお二人に事の顛末を話しました。

  和先輩はいつも通り冷静で、ぶおんけいよりも生徒会ロープの方が気になっているようでした。

  さわ子先生は、『なぜ私を誘ってくれなかったの!?』と言い、とても悔しがっていました。

  オカルト研のお二人は…上の空でふらふらしていました。緑色宇宙光を浴びすぎたせいだと思います。

  それから澪先輩ですが…副作用はまだ完全に消えておらず、時折、律先輩に愛の言葉を投げかけています。

  あれからトイレでおかしな事件が起こることはなくなりました。そして、ぶおんけいと出会うことも、もうありませんでした。

  むぎ先輩はご実家の隅に祠を建て、また部室にはぶおんけいを祀る神棚が設置されました。

  練習前には神棚に手を合わせるのが、私たち軽音部の新しい日課です。

  そして、私は…」

梓「このピック弾き辛すぎっ!!」 


けいおんのコワイうわさ ぶおんけいがきた!! おわり 

おもしろかった!乙

まさかこうなるとはww>>1乙!

長かったな、乙
そして背広の意味がよくわからなかった

面白かった!ホント乙!!

背広を着た神様wwww

おつ

おつ

おつにゃん

おつ
長かった…

単純に面白かった

おお、やっと完結したのか

ずっと読んでたから感慨深いぜ!乙!!

あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!

乙!!

面白かった!乙!

おつー

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