喜多見柚「へへーん」 (27)


「こたつ1」


ガチャ


P「戻りましたー」

柚「おー。Pサンおかえりお疲れさまー」ニヘー
http://i.imgur.com/7JS243a.jpg

楓「お疲れさまです」ニコ
http://i.imgur.com/tkC41PZ.jpg

P「おう。お疲れ」

柚「すぐまたお仕事?大変だなー。お仕事の前にこたつでいっぱいどうかなっ」ポムポム

P「酒か」

楓「いま飲んでいるのは、まだお茶ですよ?」

P「いま、まだって言いました?」

柚「まーまー」

楓「まあまあ」

P「……はあ」



*柚アイプロ、新SRの台詞ばれが少しあるので、注意よろです


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「こたつ2」


P「…というか、いつの間にかこたつがすごいことになってるな」

柚「ン?あー。へへっバッジでデコってみた!どぉかなー?」

P「入りずらそう」

柚「あれっ」

P「布団を持ち上げる度にちょっと想像しい」カランカラカラカコ

柚「あれれっ不評かなっ」

P「外して欲しい」

柚「うええん!Pサンがいじめるよぉ!」

楓「よしよし」

P(柚は意味もなくいじめたくなるんだよなぁ)ナンデダロ


「こたつ3」


P「…」モゾ

柚「へへっ。まだお外は暖かいから電源は入れてないけど。入るだけでも、なんだかのんびりするよねぇ」

P「そうだな」

楓「?…お外…おそと……、おとそ」ピコーン

P「強引にお酒に繋げるのはやめてください」

柚「おとそって、なんだかおそとを噛んだみたいで可愛いね」ニパ

P「おそとって言い回しがすでに可愛いけどね」

柚「おっと!へへー照れるなぁ」ニヘニヘ

楓「お屠蘇…」

柚「おとそー」

P(同じ単語でもずいぶん印象が違うな)


「空腹1」


柚「お腹が空いたカモ」

P「なるほど」

柚「うん」

楓「肝臓が空きました…」

P「いいことです」

楓「うー…」ショボン

P(可愛い)


「空腹2」


柚「お腹が空いたぞー」

P「はあ」

柚「こうやってたら勝手にご飯が出てきたりしないかな」ダラーン

P「ドラえもんにでも頼め」

柚「Pえもーん」

P「だれがPえもんか」

楓「ふふっ。お仕事で失敗をして蒼い顔をされたときなんかは、似てるかもしれませんよ?」

P「うぐ」

楓「なーんて。ふふっ冗談です」

楓「そんなときの問題に対処する手際の良さは、まるでドラえもんみたいだなーっていつも思ってますよ」ニコニコ

P「ど、どうも」

楓「いえ」ニコニコ

P(……楓さんなりに褒めてくれている…んだな。しかし例えがドラえもんて。子どもか)

柚「Pえも~ん」

P「だからだれがPえもんかっての」ペチ

柚「ふに」


「空腹3」


柚「お腹が空きました!」

P「はい」

柚「Pサンなんかちょーだい♪」

P「ずいぶん直球でねだって来たな」

柚「もう限界なのだー」

P「飴なら持ってるけど」ゴソ

柚「!いいよいいよっ。柚アメ大好きっ」

P「はい」ポイ

柚「あて」ポコ

P「現役の運動部員がこの距離で取り損なうなよ」

柚「へへっ。その方が可愛いかなって」

P(あざとい)

柚「てへ?」

P(しかし可愛い)


「どなどな」


柚「わーい。へへーPサンありがとー。このご恩は柚がアイドルとしてバシャウマの気持ちになって働いて返すよー」

P「大げさだな」

柚「??そぉ?」

柚「仁奈チャンが言ってたから真似してみたんだけど、バシャウマって、なにカナ?」

P(なぜ仁奈がそんな台詞を)ホロリ

楓「どちらかと言うと……仁奈ちゃんは馬車馬に引いて行かれる側のような気も…」ドナドナドーナードーナー

P(あれ楓さん天然の畜生ですか)

楓「になになにーなーにーなー」

P「そこまでは可愛いのでそれ以上は歌わないでください」

柚「ゆずゆずゆーずーゆーずっ♪」ニパ

P(……知らぬが仏か)カワイイ


「飴1」


柚「飴ありがとー」ヘヘー

P「どういたしまして」

柚「なに味かな?」

P「苺味」

柚「柚スマーッシュ!」ブンッ

P「!?ぐはあっ」スパーン


「苺はちょっと」


柚「い、苺は、いまはちょーっといいかなー…こ、こないだたくさん食べたし」ニ、ニパー…

P「そうか。じゃあべつの味をやろう」

柚「そ、それがいーかも。ゆ、柚子味とかないかなっ」

P「はい」ポイ

柚「ふに」ポコ

柚「へへー。これはなに味かなー?」

P「いちごパスタ味」

柚「うわあああん!」ブンッッ

P(やばい楽しい)

楓「あまりいじめてはめっですよ」

P「すいません」テヘ


「いじわる」


まるっ

柚「…………」ムスッ

P「…柚が布団を被って丸まってしまった…」

楓「へー…」カサ

楓「それにしても、ずいぶん変わった味の飴を見つけてこられましたね」ヒョイ

P「見つけてきたというか、頂いたんですよ。先日の番組の視聴者プレゼント用に作ったそうで」

楓「あ、なるほど…」アム

楓「……」コロコロ

楓「…おいしいです」

P「お口に合いますか?よかった。まだたくさん――味の種類もありますから。よかったら食べてください」ガサ

楓「ふふっ…変わった味だわ……。食べ比べしてみましょうか」アムアム

P「いいですね」

柚「……。むすー…」


「お返し」


モゾモゾ

P「ん」

楓「?」

楓「どうかしましたか?」

P「靴下を取られました」

楓「あら」

P(地味な仕返しだな)

P「…プロデューサーの靴下を取るなんて、うちの事務所にはとんだ変態が――」

柚「ゆ、柚は変態なんかじゃないもん!」バサァ

P「お、出てきた。おかえり」

柚「む」

柚「むー」ペイ

P「うぷ。けほ…おま、靴下を顔にぶつけるなよ」

柚「むー」バサッ

P(戻って行った…)

楓「泉の女神さまみたいですね」

P(…金の靴下は履き難そうだ)


「女神?」


P「どっちにしても柚はまだ女神なんて歳じゃないですけどね」

柚「…」ムッ

柚「…」コチョコチョ

P「ひくっ、この…あ、足の裏をくすぐるんじゃ、ない」ガシ

柚「うきゅ」

P「…全く」ズルズル

スポン

柚「ひゃう」

P「悪戯なんてしちゃだめだろ」

柚「は、はい。うん。そだね、わ、分かった」コクコク

P「本当に分かってるのか?」

柚「わ、分かってるよぅ。というかちかぃ…」ゴニョゴニョ

P「?」

楓(……、逆転満塁ホームラン味……いける)コロコロ


「飴2」


P「はい」スッ

柚「ン?」

P「飴。柚子味」

柚「わ…柚子味もあったんだ」

P「番組の内容にちなんで作ったもんだからな」

柚「じゃあ柚モデルだ。へへ」

P「そうだな」ペリリ

P「ほら」コロン

柚「んむ」

P「おいしいだろ?」

柚「……」アムアム

柚「うん…へへ……甘くて、おいしい」

P「そっか」

P「??苺味の方が甘いから、甘いのが好きならそっちの方が…。まあいいか」

柚「♪」コロコロ


「空腹4」


柚「話を戻しますと」

P「はい」

柚「柚はお腹が空いたかも」

P「はい」

柚「うそです。空きました」

P「はい」

柚「ねー。お腹空いたよぅ」ユサユサ

P「ゆするな」


「秋といえば」


P「そろそろ秋ですが、楓さんは秋といえば、なんですか?」

柚「あれっPサン、アタシの話をせーだいにスルーしたねっ」

P「ふはは。これが大人のやり方だ。覚えておけ」

柚「うえぇ。大人ってずるいよー」ウエーン

楓「秋…ですか。そうですね……」ウーント

楓「…やはり、秋刀魚かなと」ハイ

P(初めから食欲の秋限定ですか!?)

柚「うわああサンマとか聞いたらますますお腹がすいちゃうよ助けてー」ユサユサ

P「助けてってなんだ。だからゆするな」

楓「ね、プロデューサーさん。どうですか、今日は秋刀魚でいっぱい…」ユサユサ

P(ゆさゆさ要員が増えてしまった)ユサユサ


「そろそろ」


柚「限界だー」

P「空腹で?」

柚「はらぺこで」ウン

モゾモゾ

柚「よっと」パサ

柚「へへーん。もーPサンには頼らないもんねっ」

P「うん?」

柚「自分で作る」

P「……ん?なんでそうなるんだ?一緒にどっか飯食いに――」

柚「それには及ばないのだ!」

P(のだ?)


「なんとか」


柚「じゃーんっ」

P「それ、この前おみやげにもらった」

柚「そそっ。えと…」ジー

柚「えと…」

柚「えく…エキストラナントカオリーブオイル!」

P「ごまかせると思ったのか?」

楓「へー。どことなく日本語っぽい名前なのね」フフ

P「ごまかせた」

柚「てへぺろ」


「自信の源」


柚「高そう!」

P「そうだな」

柚「うんっ。だからこれ使えば、きっと大抵の料理はおいしくなるはず!」ドカーン

P(間違いなく地雷な発言だ)


「つっこみ処」


柚「というわけでー。はい」パ

P「?」

柚「柚センセーのお料理三分YUZU'sキッチンー。今日のゲストは喜多見柚サンだよー。みんな元気ー?」ニパー

P(たった一行でよくそれだけつっこみどころを仕込むもんだ)

柚「Pサンが頼れなくなったいま、もはや自分の空腹は自分でどうにかするしかないカモ!」

P「初めからそうしてくれ」

柚「てへー」

P(わざとかこいつ)

柚「かまって欲しくて!」ヘヘ

P「……、そうか」

柚「うんっ」ニパー


「及ばない」


柚「Pサンはお仕事でお疲れでしょ?ご飯食べに行くのもけっこー時間かかるし…そこで指を咥えて見てるがいいよっ」

P「…」

柚「ついでにちょこっと食べさせてあげよー♪」

P「…」

P「おう。ありがとう」

柚「へへっ。どういたしましてっ」ニパッ

柚「でもアタシは、自分のためにご飯を作るだけだからね!勘違いしないでよねっ」ニパニパ

P(…ツンデレ柚……、初めから満面の笑みだからツンデレになってないか)

P「……、疲れてるでしょって気を遣うわりに、話相手はさせるんだな」

柚「うん?…まあねっ」

柚「だって好きな人とおしゃべりするのって、楽しいもん!きっとPサンもそうかなって!」

P「……まあ…」

柚「…」ヘヘー…

柚「…って…あー…あ、アタシ、なに言ってんだろ。てへへ…」

P「……はは」


「まかせてー」


柚「じ、じゃあ、ちょちょいのほわっと、作って来る!」

P「ほわっとはよく分からないけど、行ってらっしゃい」

柚「うんっ」


パタパタ…


P「……」

P「……適当なんだか、あれこれ考えてんだか。まったく」クス


モゾ


P「?」


楓「…」

P「?」

P「楓さんもなにか用ですか?」

楓「あ、はい」

楓「秋刀魚。焼いて来ますね」ニコ

P「事務所が臭くなるのでやめてください。というかなんで秋刀魚持ってんですか」ガシッ

楓「かえでりん★ぱわー…ですよ?ふふっ」

P(ごろが悪いっ)

以上です。お付き合い感謝

無事肩書と特訓後もお迎えできてもうなんの未練もない。あああとは柚SSが増えればそれ以上はなにも。柚prpr

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