駆け上がる生徒会 碧陽学園階段部議事録 (116)

くりむ「まだ先があるのよ!」



くりむ「というわけで今日は、階段レースをします!」

深夏「…え?」

くりむ「どしたの?深夏」

杉崎「一応確認ですけど」

知弦「今の『まだ先があるのよ!』って」

真冬「名言のつもりですか?」

くりむ「そうだよ?」

杉崎「…」

深夏「…」

知弦「…」

真冬「…」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1380115358

くりむ「じゃあ、早速やってみましょう」

くりむ「最初はあたしと深夏ね」

深夏「コースは?」

くりむ「中略」

深夏「了解」

真儀留「位置について」

くりむ「うわっ」

深夏「いたのかよ!」

真儀留「生徒会の活動なんだから顧問も参加させろ」

真儀留「用意」

真儀留「スタート」

深夏「おっしゃいくぜーっ!」

くりむ「深夏ー待ってよーう」




深夏「あたしの勝ちーっ」

くりむ「」はあはあ

真冬「呼吸が荒いですね」

くりむ「疲れた…」

知弦「じゃあ次は、私とキー君ね」

知弦「勝ちました」

杉崎「負けました」

くりむ「じゃあ最後は真冬ちゃんと」

真冬「…」

真儀留「…」

くりむ「…一人でやる?」

真儀留「うおおおおおおい!」

くりむ「あ、先生いたの?」

真儀留「最初からいたぞ!」

知弦「駄目じゃないですか先生」

真冬「ちゃんと声出していかないと」

真儀留「結構出したけどな!」

杉崎「全部カットされたと」

真儀留「そういうことだ」

くりむ「真冬ちゃああああああああん」

真冬「…」

知弦「どうしたの?」

深夏「2階の踊場で倒れてるぞ」

真冬「やっぱり真冬には早かったみたいです…」

杉崎「そんなことはない!」

杉崎「俺のハーレムに年齢制限など

真冬「階段レースです」

杉崎「…」

杉崎「…だろうね」

とりあえず初回はここまで

これはクロスなのかな?

翌日


くりむ「ちづるー」

知弦「どうしたの?」

くりむ「足が痛いー」

知弦「…」

杉崎「昨日かなり走ったからな」

真冬「結局5回くらいやりましたね」

くりむ「今日は休もうよー」

深夏「何言ってんだ会長さん!」

深夏「一度決めたら最後までやり通す!それが真の男ってもんだろ?」

杉崎「いや会長女だから」

くりむ「よし!今日も始めるよ!」

杉崎「何を?」

くりむ「階段レース」

深夏「…え?」

くりむ「…え?」

知弦「やるの?」

くりむ「やるよ?」

真冬「足痛いのにですか?」

くりむ「足痛くてもやるよ?」

杉崎「ここって何の団体でしたっけ」

くりむ「生徒会」

杉崎「…」

今回はここまで

真儀留「用意」

真儀留「スタート」

知弦「」ダッシュ

くりむ「ちづるー!待ってよーぅ!」



知弦「圧勝だったわね」

真冬「会長さん遅すぎワロタw」

くりむ「うわーーーーーーん」

真儀留「用意」

真儀留「スタート」

真冬「会長さんには負けません!」ダッシュ

くりむ「今日は勝つからね!」ダッシュ



知弦「えっと、両者途中棄権ね」

知弦「体力無いのにあんなに飛ばすから…」

真冬「ごめんなさい…」

くりむ「でも真冬ちゃんよりは長く走ったよね?」

深夏「2mくらいな」

くりむ「というわけで、私の勝

知弦「 途 中 棄 権 」

くりむ「…」

くりむ「というわけで」

くりむ「本日の生徒会、これにて終了」

杉崎「うおおおおおおおおおおおおおい!」

深夏「なんか変な音してない?」

知弦「エアコンが壊れたのかしら」

杉崎「うおおおおおおおおおおおおおい!」

くりむ「あ、杉崎いたの?」

杉崎「最初からいましたよ!」

知弦「何だ、キー君が壊れた音だったのね」

杉崎「壊れてないですよ!」

深夏「で、用件は?」

杉崎「俺も走りたいです!」

くりむ「ご自由にどうぞ」

杉崎「うおおおおおおおおおおおおおい!」

杉崎「」←結局一人で走った

くりむ「それじゃ、解散」

杉崎「うおおおおおおおおおおおおおい!」

くりむ「明日は勝つからね」

知弦「精々倒れないように頑張りましょう」

真冬「真冬も完走目指して頑張ります」

杉崎「ノータッチですか!?」

くりむ「本日の生徒会、これにて終了!」

杉崎「うおおおおおおおおおおおおおい!」




真儀留「…」

今回はここまで



杉崎こんな突っ込みしてたっけ?

なんだかんだで1週間経過

くりむ「知弦ーっ」

知弦「どうしたの?」

くりむ「最近変な噂聞くんだけと」

深夏「変な噂?」

くりむ「なんか放課後に廊下を暴れ回る幽霊がいるとかなんとか」

真冬「幽霊ですか…」

杉崎「幽霊なんているわけないでしょう」

くりむ「そうだよね…」

くりむ「よし!じゃあ今日も行くよ!」

知弦「今日は負けないわよ」

杉崎「望むところです」

くりむ「じゃあ最初は、杉崎と知弦ね」





杉崎「勝った…」

知弦「僅差だったわね」

知弦「えっと次は…アカちゃんと深夏」

深夏「おっしゃいくぞーっ!」パキポキ

杉崎「腕を鳴らす意味がわからん」

真冬「用意…スタート!」

深夏「ついてこいよ!」ダッシュ

くりむ「うわーーーーーーん」

深夏「圧勝」

杉崎「やっぱり深夏は速いな」

知弦「でもアカちゃんも倒れなくなってきたわね」

杉崎「完走率上がってきてますよね」

くりむ「えへへもっと褒めてー」

真冬「真冬も走れるようになってきました」

杉崎「そういえばそうだね」

くりむ「真冬ちゃんには負けないからね!」

真冬「会長さんには負けません!」

杉崎「なにこの低レベルな争い」

深夏って、なんて読むんだっけ?

今回はここまで

初回以外でリアルタイムレス来たの初め…いや他スレであったわスマン

>>23
深夏…みなつ

翌日

モブ「杉崎ーっ」

杉崎「どうした?」

モブ「幽霊の噂知ってる?」

杉崎「へ?」

モブ「放課後になると出るんだって」

杉崎「へー…」

モブ「それも校舎内のいたるところに出てすぐ消えるんだって」

杉崎「いたるところ?」

モブ「廊下とか階段とか。今度生徒会で調べてくれない?」

杉崎「わかった」

くりむ「それじゃ、今日も始めるよ!」

リリシア「」

杉崎「何してるんですかリリシアさん」

リリシア「最近校舎内に幽霊が出るという噂がありまして」

深夏「調査中か」

リリシア「その通りですわ」

くりむ「じゃあみんな、走ってるときに幽霊が出たら、すぐ報告すること!」

一同「はーい」

杉崎「用意」

杉崎「スタート」



くりむ「あーまた負けたー」

知弦「今度は頑張りましょうねー」ナデナデ



真冬「お姉ちゃーーん」

深夏「まだまだたな、妹よ」



杉崎「うおおおおおおおおおおい!」



くりむ「幽霊出なかったね…」

知弦「そうね…」

深夏「本当にいるのか?」

杉崎「所詮噂だからな…」

翌日

くりむ「それじゃ、今日も始めるよ!」

リリシア「よろしくお願いします」

くりむ「げっ」

リリシア「今日は1階に陣取ってみますわ」

くりむ「なら勝手にやってよ…」

くりむ「じゃあ最初誰からいく?」

深夏「あたし最初やりたい」

杉崎「じゃあ俺も」

くりむ「へ?杉崎?」

杉崎「最近ずっと『うおおおおおおおおおおい!』しか言ってないんですよ!」

くりむ「はいはいわかったからさっさと走ってきて」

杉崎「うおおおおおおおおおおい!」

今回はここまで

杉崎「うおおおおおおおおおおい!」
なんか癖になるな

くりむ「よーい」

くりむ「スタート」

深夏「そりゃあああああああああっ」ドドドドドド

杉崎「」←走行中



くりむ「深夏の勝ちー」

深夏「鍵に価値無し」

杉崎「おい」

リリシア「」ドドドドドド

くりむ「うわっ」

リリシア「幽霊が出ましたわ!」

深夏「え?マジで?」

リリシア「間違いありません!」

リリシア「1階の廊下で張っていたら、突然風が吹いたんですわ!」

リリシア「あれは絶対に幽霊です!」

杉崎「いつ頃?」

リリシア「杉崎鍵が通過する2分前の話ですわ」

今回はここまで

知弦「キー君が通過する2分前?」

くりむ「深夏、何か見なかった?」

深夏「何も見てないな」

知弦「そう…」

真冬「張り込みしてみますか?」

くりむ「え?何を?」

真冬「幽霊です」

くりむ「そそそそそそんなはは張り込みなんてしししししなくてもいいんじゃない?」ブルブルブル

杉崎「そういえば会長怖がりでしたね」

深夏「じゃああたしが張り込む」

知弦「アカちゃん遅いわよ」

くりむ「待ってー知弦ぅー」



真冬「はあはあ」

くりむ「完走おめでと」

知弦「息荒いわね」



くりむ「よし!終了!」

知弦「深夏、どうだった?」

深夏「何も出なかったな」

杉崎「そうか…」

くりむ「」ブルブルブル

翌日

くりむ「今日どうする?」

杉崎「どうするって?」

くりむ「張り込み担当とか」ブルブルブル

真冬「真冬がやります」

くりむ「まじで?」

真冬「まじです」

くりむ「真冬ちゃんこういうの苦手じゃなかった?」ブルブルブル

真冬「会長さんには言われたくないです!」

くりむ「じ、じゃあ、よろしく」ブルブルブル

杉崎「よろしく」

真儀留「スタート」



杉崎「」←走行中

くりむ「すぎさきーっ」



深夏「いくぞー!」

知弦「負けないわよ」



真冬「会長!」

くりむ「ん?真冬ちゃん?」

知弦「どうしたの?」

真冬「幽霊の正体が分かりました!」

知弦「え?」

杉崎「いや…」

くりむ「」ブルブルブル

知弦「正体が分かった?」

真冬「はい!」

くりむ「そそそそそれで、そのゆゆゆ幽霊のしししし正体っていうのは…」ブルブルブル








真冬「お姉ちゃんです!間違いありません!」







深夏「へ?」

今回はここまで

章分けを導入します


>>1 序章「提案する生徒会」

>>2から第一章「走る生徒会」

>>18から第二章「調査する生徒会」

みんなでくるくるしよう
?ヽ(・ω・`ノ?
  (ω・`?
  (・`?)
  (?ヽ )
 ?ヽ  )?
?ヽ(   )ノ?
?ヽ(   )ノ?
?ヽ(  ´)ノ?
  ( ´・?
  ( ノ?)
  ( ?´・)
  ?ヽ´・)
 ?ヽ´・ω)?
`?ヽ´・ω・)ノ?

知弦「いやいやいやちょっと待って」

くりむ「深夏?あんた幽霊だったの?」

深夏「へ?」

杉崎「…いやあるかもな」

深夏「へ?」

杉崎「深夏、ちょっと走ってみろ」

深夏「はーい…」ダッシュ




杉崎「うん深夏だな」

くりむ「間違いないわね」

知弦「同意するわ」

深夏「えっと…」

深夏「あたしが走るのが早すぎるから、誰もあたしだと認識できなかった」

深夏「こういうことでいいのか?」

知弦「そうね」

杉崎「幽霊と間違われる高校生って…」

真冬「やっぱりお姉ちゃんの戦闘能力は伊達じゃないです」

リリシア「スクープですわ!」

くりむ「ん?いたの?」

リリシア「今回の生徒会の活動、スクープにさせて頂きますわ!」

くりむ「うん…ご自由にどうぞ」

知弦「スクープって誰にも言わないからスクープじゃないのかしら?」

リリシア「桜野くりむ」

くりむ「はい」

リリシア「ご自由にどうぞ、とおっしゃいましたね?」

くりむ「…はい」

リリシア「ご自由にさせて頂きますわ」

くりむ「…どうぞ」



真儀留「『ん?いたの?』『うおおおおおおおおおおおい!』」

真儀留「私もやってみたいなぁ…」

第三章「戦う生徒会」


翌日

杉崎「ん?なんか貼ってある」

深夏「碧陽学園新聞…新聞部か」

くりむ「そういや昨日スクープがどうとか言ってたよね」

知弦「スクープねぇ…確かにスクープだわ」

真冬「何のスクープかは言ってなかったですね」


記事:「駆 け 回 る 生 徒 会」
   生徒会の5名が放課後に「生徒会活動」と称して校舎内を走り回っていることが確認された。
   校舎内を走ることは校則第16条で禁止されているとともに、他の生徒に危害を及ぼす危険な行為である。我々新聞部はこのような危険な活動をする生徒会に断固抗議する。

今回はここまで
全3章構成です

元々学校の階段初巻再構成のつもりで書き始めたんだが
うーん…かなり変わってきてる気がする

ちなみに中村ちづるのポジションとして「生徒会長」というオリキャラを設定しようとしてたのはここだけの秘密

深夏「…」

知弦「…」

杉崎「…」

くりむ「みんな!準備して!」

知弦「へ?」

深夏「何の?」

くりむ「階段レースに決まってるじゃない」

杉崎「…やるんですか?」

くりむ「やるよ?」

杉崎「…今から?」

くりむ「今から」

杉崎「うおおおおおおおおい!」



くりむ「というわけで」

知弦「今日も深夏大活躍だったわね」

杉崎「雑すぎるでしょおおおおおおおおおい!」

くりむ「何?杉崎」

知弦「階段レースの描写が雑だというツッコミとうおおおおおおおおいを組み合わせたのね」

深夏「ちょっと進化したつもりか?」

真冬「実際何も変わってないですけどね」

杉崎「進化しなくていいから走らせてくれ!」

くりむ「じゃあコーヒー買ってきて。パシリ」

杉崎「うおおおおおおおおい!」

今回はここまで


くりむ「今でしょ!」って書きたかったけど
前後の流れがうまくいかなかったのでやめといた

翌日

巡「杉崎ーっ」

杉崎「ん?」

巡「あれ本当なの?」

杉崎「あれって?」

巡「深夏が幽霊とか」

杉崎「…なんか違う気がする」

中目黒「さすがに幽霊は無いと思うよ」

深夏「本当っちゃ本当だけど」

巡「…へ?」

守「どういうことだ?」

杉崎「深夏、ちょっと走ってみろ」

深夏「よし」ダッシュ

守「うおっ」

中目黒「凄っ」

守「ところで杉崎」

杉崎「ん?」

守「あれは何の活動なんだ?」

杉崎「あれって?」

守「校内を走り回って何が楽しいんだか」

深夏「ああ、階段レースか」

中目黒「階段レース?」

杉崎「なんかの小説で出てきたやつのパクリ」

深夏「パクリ言うな」

巡「で、会長が暇つぶしに始めたと」

杉崎「そんな感じたな」

今回はここまで

守「面白いか?」

杉崎「何が?」

守「階段レースって要は学校内走り回ってるだけだろ?」

深夏「だから何だ」

巡「走りたいなら校庭走ればいいじゃん」

中目黒「僕もそう思う」

杉崎「階段が無い階段レースなんてそんなオカルトありえません」

巡「それにさ、ほら」

守「他の生徒とかにぶつかったらどうするんだ」

深夏「…」

中目黒「君たち生徒会でしょ?そこらへんはちゃんとしなきゃ」

杉崎「…」

放課後

真儀留「大変だーっ」

杉崎「どうしたんですか」

真儀留「リコールが出た」

くりむ「よし!始めるよ!」

真儀留「えっ」

深夏「よし、やろう」

知弦「今日は負けないわよ」

真儀留「ちょっと待てお前達」

杉崎「スターターお願いします」

真儀留「えっ」

今回はここまで

杉崎「うおおおおおおおおおい!」



くりむ「よし、終了」

杉崎「雑おおおおおおおおおい」

知弦「ツッコミが雑ね」

深夏「もう少し捻れよ」

杉崎「元はといえば描写が適当だから」

真儀留「うるせーお前ら!」

知弦「」ビクツ

くりむ「」プルプル

真儀留「なんだその反応」

くりむ「いやいきなり変な人出てきたから」

真儀留「変な人ってなんだ!」

深夏「で、何の用だ?」

真儀留「リコールが出たって言ってんだろ!」

くりむ「りこーる?」

知弦「解職請求ね」

くりむ「かいしょくせーきゅー?」

杉崎「全校投票で過半数が賛成したら、俺たちは解散です」

くりむ「早く帰れるの?やたー」

杉崎「そういうことじゃなくて……」

(説明終了)

知弦「そういうこと」

くりむ「…」

くりむ「……知弦」

知弦「何?」

くりむ「その全校投票で生き残れば、生徒会続けられるんだよね?」

知弦「そうよ」

くりむ「全校投票っていつやるの?」

知弦「一週間後」

くりむ「一週間後か…」

真儀留(私が説明したはずなのに全部持っていかれた…)

くりむ「決まり!明日の放課後、生徒会室に集合!」

知弦「…また何か企んでるのね」

くりむ「そうだよ?」

深夏「よし、決まりだな」

真冬「よく分からないですが頑張ります」

今回はここまで

>>73

くりむ「明日の放課後、生徒会室に集合!」

放課後→昼休みに変更

翌日昼休み


深夏「ん?なんだこれ」

真冬「カメラ…ですか?」

くりむ「そうだよ?」

杉崎「えっと、今から何をするんでしょうか」

くりむ「階段レースの様子をカメラで撮って、全校放送するんだよ」

知弦「ラジオで?」

くりむ「テレビで!」

放送開始



くりむ「桜野くりむのオールナイト全時空!」



くりむ「こんばっぱー!」

杉崎「何ですかその挨拶」

深夏「テレビか…」

真冬「やっぱりテレビは緊張しますね」

くりむ「今から緊張してどうするの」

知弦「そうそうアカちゃん、今日は特別企画って言ってなかった?」

杉崎「特別企画?」

くりむ「というわけで、今回は特別企画!」

くりむ「階段レースの様子を生中継します!」

杉崎「え?」

くりむ「この間リコール出たじゃない」

杉崎「そうですけど…」

くりむ「生徒会のくせに何やってんだって」

杉崎「はい…」

くりむ「隠れてやるくらいなら堂々とやれ!って」

真冬「それは言われてないと思いますけど…」

くりむ「だから!堂々とやるんだよ!」

くりむ「それでみんなに階段レースの面白さをわかってもらうの!」

杉崎「はーーーーーーーい」

今回はここまで

真儀留「おーい」

くりむ「ん?」

杉崎「いたんですか」

真儀留「最初からいたぞ」

真冬「最初っていつからですか?」

真儀留「こんばっぱーから」

深夏「じゃスターター頼む」

真儀留「えっ」

知弦「」つストップウォッチ

真儀留「えっ」

くりむ「最初誰にする?」

深夏「あたしやりたい」

知弦「久し振りに深夏とやりたいわね」

真儀留「ちょっ、お前らもう少し絡みとか」

杉崎「ありません」

真儀留「えっ」

※忘れてたけどこいつらがやってるのは>>2から全部スタンダードレースです

真儀留「用意」

真儀留「スタート」

深夏「うおりゃああああああああ」

知弦「相変わらずね…」



くりむ「ん?なんかメール来た」

真冬「カメラに幽霊が映ってます…って」

杉崎「これ深夏だよな?」

くりむ「みんなー!幽霊は深夏だから安心してー!」



深夏「圧勝」

知弦「やっぱり速いわね」

くりむ「じやあ次…」

真儀留「はい」挙手

くりむ「ん?」

杉崎「どうしたんですか?」

真儀留「私も走りたい」

くりむ「ご自由にどうぞ」

真儀留「えっ」

くりむ「じゃあ杉崎と走る?」

杉崎「うおおおおおおおい!」

真儀留「なんでうおおおおおおおいなんだ!」

真儀留「用意」

真儀留「スタート」



知弦「まさかのセルフスターター」

杉崎「スターター慣れてきましたね」

深夏「結局一人か…」

真冬「先輩なんで走らなかったんですか?」

杉崎「そのほうが面白そうだったから」

くりむ「杉崎乙メール結構来てるよ」

知弦「へ?」

くりむ「さすが生徒会、真儀留先生の扱いが慣れてるって」

真儀留「ゴール」

くりむ「じゃあ次…」

真儀留「なんか絡みとかないのか!」

杉崎「ありません」

真儀留「うおおおおおおおい!」

くりむ「次私と真冬ちゃんね」

真冬「頑張りますっ」

真儀留「用意」

真儀留「スタート」

知弦「うおおおおおおおいの後なのによくスターターできるわね」

深夏「伊達にスターターやってないな」

真儀留「お前らが走らせてくれないからだろうが!」

杉崎「というか持ちネタ取らないでください」

真儀留「持ちネタなのか!?」

知弦「えっと…レースの方は」

深夏「会長が1階で倒れてるぞ」

杉崎「真冬ちゃんは中央階段で倒れてるな」

知弦「何この低レベルな戦い」

知弦「会長乙がものすごい来てるわね」

杉崎「会長乙?」

深夏「会長頑張れじゃなくて?」

知弦「あっ」

杉崎「会長が最後の階段に入った」

深夏「真冬はまだ2階か」

くりむ「ゴール」

知弦「18乙」

くりむ「乙って何!」

杉崎「レース中に来た会長乙メールの数です」

深夏「それにしても頑張ったな」

知弦「途中完全にぶっ倒れてたわね」

深夏「確かにあれは乙だな」

杉崎「俺もそう思う」

知弦「あれ見たら誰だって乙送りたくなるわね」

くりむ「なんで?」

知弦「可愛いから」プニプニ

くりむ「ふぇーん」

真冬「ゴール」

知弦「9乙1丙」

真冬「丙って何ですか!」

知弦「いや本当に『真冬ちゃん丙』って来てるのよ」

真冬「さいですか…」

杉崎「じゃあ、最後は俺ですか」

<キーン コーン カーン コーン

知弦「あ、予鈴鳴っちゃった」

深夏「しょうがないから鍵は無しな」

くりむ「本日の生徒会、終了!」

杉崎「うおおおおおおおい!」

今回はここまで

翌日

くりむ「リコール取り消し!?」

深夏「マジか!」

知弦「昨日の放送が効いたのかしら」

杉崎「結局38乙5丙2辛来ましたからね」

くりむ「辛って何!」

真儀留(私が説明したはずなのに全部持ってかれた)

真儀留(前にもこんなのあった気がする…)

知弦「あとこんなのも来てるわよ」

杉崎「ん?」

知弦「なんか面白そうです。僕もやってみたいです」

知弦「こんな面白い活動でリコール出す生徒がいたなんて信じられません」

知弦「せっかくだし碧陽のみんなで階段レース大会しようぜ」

杉崎「最後のは深夏だよな」

深夏「よくわかったな」

今回はここまで

くりむ「それじゃ、今日もいくよ!」

杉崎「よし、やりましょう」

真冬「今日は真冬が最初にやりたいです」

くりむ「よーし!真冬ちゃん負けないからね!」

知弦「何丙来るかしら」

くりむ「だから丙って何!」

終章「冷める生徒会」


翌日

中目黒「階段レースか…」

守「なんかおもしろそうだな」

杉崎「そうか、ありがとな」

中目黒「僕もちょっとやってみたいかな…なんて」

杉崎「へ?」

守「あー俺もやりたい」

杉崎「まじで?」

巡「杉崎には負けないわよ」

杉崎「なんでやる前提になってんだ」

真儀留「…て感じの意見が出てるんだが」

知弦「みんなで階段レースやりたいって?」

くりむ「あーそういえば出てたね」

深夏「うちのクラスでもそんなこと言ってたな」

杉崎「巡なんか決まってもないのに『杉崎には負けないわよ』とか言ってたしな」

真冬「アキバ君も言ってました」

杉崎「秋峰が?」

真儀留(また全部持ってかれた…)

くりむ「よし!やりましょう!」

杉崎「え?」

知弦「そうね、そうしましょう」

真冬「生徒からの要望なら仕方ありません」

深夏「おっしゃー燃えてきたーっ!」

杉崎「今から燃えてどうすんだよ」

くりむ「明日の放課後でいい?」

真冬「賛成です」

知弦「同意するわ」

深夏「あたしはすぐにでもやりたいんだが」

くりむ「よし決定!」

杉崎「俺は!」

くりむ「杉崎都合悪いの?」

杉崎「いや別に…」

くりむ「なら決定」

杉崎「…」

今回はここまで

翌日放課後 生徒会室前

真儀留「皆の者、準備はよいか!」

一同「おーっ」

真儀留「これより階段レースを始める!」

一同「おーっ」

杉崎「真儀留先生目立ってますね」

真冬「案外目立ちたがりなんでしょうか」

真儀留「お前らが走らせてくれなかったからだろうが」

杉崎「あーそうでしたね」

真儀留「ったくなんで私がスターターやらなきゃいけないんだ」

真儀留「紅葉あたりがやればいいだろ」

知弦「私も走りたいので」

真儀留「私も走りたいぞ!」

薄野「生徒会乙」

真儀留「誰だ今乙って言ったの」

深夏「それにしても人多いな…」

杉崎「何人くらいいるんだ?」

知弦「134人って書いてあったわ」

杉崎「多すぎだろ!」

深夏「あたしは200人くらいいたほうが燃えるんだが…」

杉崎「知るか」

真冬「そういえば会長は…」

知弦「あ、アカちゃんなら後ろの方にいるわ」

深夏「あー…あれか」

真冬「小さくて見えません」

真儀留「それじゃいくぞー!」

一同「おーっ!」

真儀留「用意」

真儀留「スタート!」

深夏「とりゃーーーーっ!」

杉崎「深夏…」

知弦「」

真冬「」

くりむ「うわーーーーーーーーーーーん」

深夏「よっしゃ優勝!」

知弦「深夏速いわね…」←5位

杉崎「あれに勝てる奴いるんでしょうか…」←8位

真冬「多分いないと思います」←32位

杉崎「あれ?会長は?」

知弦「ん?メールが来たわ」

知弦「会長がスタート地点でぶっ倒れてます。会長丙」

杉崎「丙?」

生徒会室前

真儀留「スターの時に後ろの奴がみんな桜野に衝突したらしい」

知弦「それで倒れるって…」

くりむ「ふぇーん」

杉崎「会長背低いからな…」

知弦「きっと見えなかったのね」

真冬「しょうがないですよ」

真儀留(また全部持ってかれた…これで何回目だ?)

くりむ「もう階段レースなんかやめる!」

深夏「え?」

知弦「そうね…元々そんなに乗り気でもなかったし」

杉崎「ぶっちゃけ深夏だけだよな」

深夏「そうか?」

真冬「正直真冬も飽きてきました」

深夏「マジか」

くりむ「深夏、1人で走りたいなら走ってもいいよ?」

深夏「1人じゃ面白くないんだよな…」

知弦「うーん…」

真冬「どうしましょうか…」

杉崎「…」

くりむ「…」

深夏「よし、やめよう」

杉崎「え?」

深夏「あたしは走りたいときに勝手に走ってるから」

深夏「みんながやりたくないって言うならやらなくていい」

深夏「生徒会活動としての階段レースは今日で終わりにしよう」

知弦「そうね。そうしましょう」

真冬「賛成です」

くりむ「深夏がいいなら」

杉崎「」つ

深夏「ん?」

杉崎「ストップウォッチ。好きに使ってくれ」

深夏「ありがとな」

真儀留(やっとスターター地獄から解放された…)



【駆け上がる生徒会  碧陽学園階段部議事録】


以上です。
ありがとうございました。













誰か丙って書き込んでくれないかな

>>115
それ違う!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom