春香「千早ちゃんが可愛すぎて辛い」 (224)


P「え?」

春香「千早ちゃんが可愛すぎて辛いんです」グテー

P「そ、そうか」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1380115408

春香「ちなみに今日の千早ちゃんのお昼は、□ーソンの肉まんとミネラルウォーターでした」

P「……うん」

春香「肉まんの下の紙をぺりぺり慎重に剥がす千早ちゃん可愛い」

P「……まぁ、うん」

春香「なのに紙に残っちゃった皮を見つめる視線マジ切な気」ハァ

P(春香のキャラがおかし……くはないな。最近だいたいこんな感じか)

春香「きょろきょろと誰にも見られてないの確認してから、紙に吸い付く千早ちゃんたまんない」

P「!? どうやってお前が見てたのかは別として、それ、本当に千早がやったのか?」

春香「そうですよー。何かこの前肉まんの食べ方でやよいに怒られてたから、多分そのせいじゃないですか?」ムクッ

P「……なるほど。やよいなら仕方ない」


春香「紙をはむはむする千早ちゃん可愛すぎてむしろ私が千早ちゃんをはむはむしたい」

P(平然と戻った)

春香「肉まんを両手で持ってぱくってする千早ちゃん現世に舞い降りた天使!」ググッ

P「分からんでもない」

春香「千早ちゃんって、一口が結構おっきいんです。当然、頬を膨らませてもぐもぐすることになって……はああん、千早ちゃんかーいーよぅ」

P(くねくねしだした)

春香「ちょっと詰まっちゃったのかな? 千早ちゃんは、慌てるように蓋を開けて、一気にペットボトルを傾けるんです」

P「あれで、意外とそそっかしいところもあるからな」

春香「口元から少し水が漏れて、千早ちゃんの扇情的な鎖骨を伝います。吸い付きに行くのを我慢できた自分を心底褒めてあげたい!」

P「……いくら女同士、友人同士でも、限度はあるぞ」


春香「そして私は思ったんです――」

P「ほう?」

春香「――生まれ変わったら、肉まんの下の紙か、ペットボトルの飲み口の部分になろうって」キリッ

P(もうこいつはダメかもしれん)



 こんなアイドル事務所です



春香「おはようございます、プロデューサーさん♪」ルン

P「おはよう春香、今日は一段とご機嫌だな」

春香「あ、やっぱり分かっちゃいます? えへへ、聞いてくださいよ、プロデューサーさん」

P「おう、どうした?」

春香「今日の朝、千早ちゃんから電話があって」テレテレ

P(……早まったか)


春香「朝早くにごめんなさい、春香。……そう、ありがとう。それで用件なのだけれど、その、ちょっと相談したいことがあって」

P(千早か。微妙に似てる)

春香「でも、電話では話にくいから、できれば今日のお昼、その、あの、一緒に、ご、ご飯食べたいなって」

春香「いえ、春香にもスケジュールがあるのだし、無理にとは言わないわ。それに今日じゃなきゃいけないってことでもないから」

春香「……え? 大丈夫? そう……よかった。それじゃあ、お昼、い、一緒に、食べましょう」

春香「って。ああん、千早ちゃん可愛いよー」

P「え、何それ、お前全部覚えてんの?」

春香「当たり前じゃないですか! 電車の中で何回録音再生したと思ってるんです!」

P「うわぁ……」


春香「お昼の約束するのに朝からわざわざ電話かける千早ちゃん可愛い」

P「なんというか、千早らしいといえば、らしいのかもな」

春香「誘うのが恥ずかしくてどもっちゃう千早ちゃんマジピュアキューティ」

P(魔法少女アニメにそんなのいそうだな)

春香「断られるのが怖くて自分から予防線張っちゃう千早ちゃんぎゅってしてあげたい」ギュッ

P「春香が断るはずなんてないのにな、本当に」

春香「私、千早ちゃんに関する全てを受け入れる自信があります」シンケン

P「いきなり真顔になるな」


春香「約束を取り付けて嬉しくてやっぱりどもっちゃう千早ちゃんは、もう私の嫁ってことでいいんじゃないでしょうか?」コクコク

P「それは……」

春香「ダメですかね?」

P「千早本人と、あとは周りの人間の許可を得てからにしなさい」

春香「うーん、ライバル多いからなぁ」ハァ

P「まぁ、本当にな」

春香「プロデューサーさんは、もちろん私の味方ですよね!」

P「何がどうなって『もちろん』なのかは分からんが、俺は中立……いや、千早の味方をしてやりたいな」

春香「えーっ、プロデューサーさんまでライバルですか?」

P「それはない……と思う」

春香「思うって、そこはかとなく不安ですよぅ」


P「……ほら、俺なんかのことより、今日の昼は愛しの千早となんだろ? 店とかは決めたのか?」

春香「へっへーん、春香さんが、こんな状況で店屋物に頼るとでも?」チッチッチッ

P「あー、そっか。春香は料理もうまいもんな」

春香「えへへ。お弁当ですよ! お弁当!」ジャジャーン

P「って、重箱!?」

春香「漆塗りです!」フンス

P「ガチやないか……」

春香「愛情たっぷりですよー」

P「まぁ、千早、喜んでくれるといいな」

春香「千早ちゃんの好きなものでまとめたので、きっと大丈夫です!」

P「そうか」


春香「あ、いっけなーい、お箸一膳しか持って来てないや、てへっ」ペロ

P「……事務所に割り箸ならあるぞ」

春香「早く隠さなきゃ」ピュー



 千早の相談は、また別の話

ちょっと一息入れます


春香「千早ちゃんが可愛すぎて辛いです、プロデューサー」ハァ

P「今日もいきなりだな。いつものことだが」

春香「そうですよね。千早ちゃんが可愛すぎるのはいつものことですよね」

P「あー、そっちで取っちゃったかー」

春香「だから私、いっそこの症状の名付け親になろうかと」

P「ごめん、意味がわからない」

春香「C(千早ちゃんが)K(可愛すぎて)T(辛い) CKTですよ! CKT!」

P「で、それはどうやって使うんだ?」

春香「そうですね、例えばこうです」


春香「ふぁー、おはようなの、春香」

P(お、美希か?)

春香「おはよう、美希。今日も何だが眠そうだね」

春香「そうなの。昨日もCKTでなかなか眠れなかったの」

春香「あはは。分かる分かる。私も最近寝不足気味で」

春香「んっふっふっ~。CKTと聞いて! 真美も飛んできたZE」

P(真美……)

春香「自分、CKTでも負けるつもりはないぞ!」

P(響?)

春香「わ、私も、CKTとお茶には拘りがあるっていうか……」

P(雪歩か)


春香「おいおい、この俺様抜きにCKTを語ろうなんざ10年ははえーぜ、子猫ちゃんたち」

P(誰!?)

春香「ちなみに最後のがプロデューサーさんです」フンス

P「ええええええ」ガビーン


春香「このように、CKTという単語の登場によって、普段の事務所での会話がより円滑になります」

P(普段って何だっけ)

春香「そんなわけで! 私は早速みんなに広めて来ようと思います」

P「そ、そーか」

春香「止めないでださい、私、やらなきゃいけないんです!」ググッ

P「いや、別に止めはしないけど。一体何がお前をそこまで湧き立てるんだ?」

春香「ノリです!」

P「ノリかよっ!?」

春香「だってほら、自分の作った言葉が流行ったら嬉しいじゃないですか」

P「そんなもんか?」


春香「プロデューサーさんも、自分の育てたアイドルがトップになったら嬉しいですよね? それと一緒です」

P「一緒……か?」

春香「そう、つまり今私はCKTのプロデューサー!」フンス

P(後ろに数字を付けたらグループっぽいな)

春香「CKTななじゅうn」

P「それ以上いけない」



 少しだけ流行りました


春香「第1回! 千早ちゃんゲーム!」

P(何か始まった)

春香「ダメじゃないですか、プロデューサーさん、イェーイって言って拍手してくれないと」

P「マジか」

春香「もう、しっかりしてくださいよ」プンプン

P(理不尽)

春香「第1回! 千早ちゃんゲーム!」

P「いぇーい」パチパチ


春香「古今東西『千早ちゃんの可愛いとこ』」パチパチ

P(そういうことか……)

春香「お風呂上がりに鏡の前でちょっと胸を張ってみて、ちょっと落ち込んで」

春香「でも諦め切れずに、少しでも大きく見える角度を探そうとして」

春香「結果的に鏡の前でぐるぐる回転しちゃうところ」パチパチ

P「……たまに見せる、はにかむような笑顔」パチパチ


春香「私の作ったお弁当を食べ切れなくて、すごく申し訳なさそうに言う千早ちゃん」

春香「すごく美味しかったわ、本当よ、春香。私、こんなに美味しいご飯、久しぶりで、でもごめんなさい」

春香「お腹いっぱいで、もう入らないの。本当はもっと食べたいのだけれど、体が受け付けなくて」

P(長い)

春香「いえ、受け付けないっていうのは、美味しくないとかそういう意味じゃなくて、単純に生理的な反応であって」

春香「食べられるのなら毎日でも食べたいっていうか、あ、いえ、違うの、変な意味じゃなくて」

春香「その、だから、出来たら、今食べられなかった分は持って帰りたいのだけれど」

春香「そんな千早ちゃん」パチパチ

P「……長くて綺麗な髪」パチパチ


春香「本当は甘いものが好きだけど一人ではなかなかそういう店に入れなくて」

春香「だから私と出かけるとちょくちょく」

春香「春香、喉は渇いてないかしら」

春香「とすごく遠まわしな誘いをかけてくるんだけど」

春香「いざ店に入っても自分では頼めなくて、私が頼むの待ってから」

春香「じゃあ私も春香と同じものでいいわ」

春香「て言ってようやく甘味にたどり着ける千早ちゃん」パチパチ

P「……引き締まったお腹」パチパチ


春香「右太もも付け根部分の黒子をちょっと気にしてて、でもそこを触るとすごくいい反n」

P「スターーーップ!!」

春香「えー」

P「春香、お前さすがにそれはまずいだろ」アセ

春香「だって、ホントに千早ちゃんってば可愛いんですよ、ちょっと触るとびくってして、くぅんってまるで犬みたいな」キラキラ

P「やめれ。マジでやめれ」

春香「はっ、そういえばプロデューサーさんの負けですよね」

P「……うん、もうそれでいいよ」

春香「というわけで、負けたプロデューサーさんには罰ゲームがあります!」

P「聞いてないぞ」

春香「言ってませんから!」

P「あ、そう……」


春香「プロデューサーさん、私、美味しいプリンが食べたいです!」グッ

P「分かった分かった、プッチン○リン買って来てやるから」

春香「プロデューサーさん、私、 美 味 し い プリンが食べたいです!」ググッ

P「(プッチン○リン美味いじゃん)はいはい。あーと、青山だっけ? この前テレビでやってたからそこで買って来るよ」

春香「さっすがプロデューサーさん!」

P「調子のいいやつだ」

春香「千早ちゃん、この前さり気なーくプリンの話してたんですよ!」

P「だよな、お前はそういう奴だ」


春香「サンプルが無いとなかなか難しいですからねー」

P「え?」

春香「春香さん、がんばって再現しますよー」

P「……なんていうか、春香のそういうとこ、すごいと思うよ」

春香「どうしたんですか? はっ! き、気持ちは嬉しいんですが、私には千早ちゃんが」テレテレ

P「……なんていうか、やっぱ春香だなぁ、春香は」



 美味かったです

短いですが今日はここまでです。
お付き合いいただきありがとうございました。
また近い内に春香の言うところのCKTしに来ると思います。
それでは、また。

レスと乙のお声ありがとうございます。
お蔭様で、今日の夜にでもまた投下できそうです。

今夜は酒を飲みながらゆっくりといきます


  美希「千早さんがカッコよすぎて辛い」


P「……は?」

美希「だから、千早さんがカッコよすぎて、最近まともにお昼寝もできないの」

P「いや、寝てんじゃん」


美希「むー。プロデューサーは分かってないの。お昼寝ってのはね、誰にも邪魔されず、自由で、なんてゆーか、救われてなきゃダメなんだよ?」

美希「あ、ち、違うの。千早さんが邪魔とかそういうこと言ってるんじゃなくて」

美希「お昼寝の時は、ミキ、いつも千早さんが頭の中にいて」

美希「夢にも千早さんが出てくるから、それは嬉しいんだけど、だからお昼寝に集中できないの」

P(こいつも重症か……)

美希「それも千早さんがカッコよすぎるせいなの! CKTなの!」

P(広まりやがった……)


美希「プロデューサー、ちゃんと聞いてる?」ムー

P「お、おう」

美希「千早さんはカッコいいの。元々スゴいのに、それに満足しないでいつもがんばってるの」フンス

P「そうだな」

美希「ミキにはできないの。ソンケーなの。天才って、きっと千早さんみたいな人のことを言うんだと思うな」

P「その点じゃ、美希だって負けてないと思うぞ」

美希「違うの。ミキ、知ってるよ。天才って、99パーセントの努力ができる人のことなんだって」

P「……そういう解釈もあるのか」

美希「だから、ミキは違うの。それは千早さんのためにある言葉なの」フンス

P(けれど、それでも、俺は、きっとお前も天才だと思うよ)


美希「ミキ的には、千早さんのあの腹筋がたまらないの」ウンウン

P「おおっと、いきなりぶっこんだなー」

美希「毎日のトレーニングでつちわかれた? えーと、そう、つちかわれた、あの力強い腹筋っ」

P「まぁ、鍛えてはあるだろう(実は俺も千早のお腹好きだなぁ)」

美希「ミキ、千早さんの腹筋でおにぎり10コは食べれるよ!」

P「いや、お前は普段からそれぐらい……ううん、なんでもない」

美希「いつか、千早さんのお腹枕でお昼寝するのが、ミキの密かな夢なの」エヘ

P「きっと硬いだろうし、迷惑だろうし、その夢は是非とも密かのまま終わらせてくれ」


美希「千早さんの声も、ミキ、大好きなの」

P「あいつの命といってもいいかもしれないな」

美希「事務所でお昼寝してると、千早さんに起こされることがあるの」

P「なんやかやで、面倒見はいいよなー、千早は」

美希「美希、そろそろ起きなさい。レッスンに行くわよ」

美希「耳元で千早さんが囁くの。ミキ、背筋がびくんってなって、脳みそがしびれて、もう千早さんの好きにしてってなっちゃうの」ハァ

P「そ、そうか」

美希「あ、もちろん、うちの目覚ましは千早さんの声なんだよ!」ニヘラ

P(一体どうやって……まさか直接千早に録音頼んだのか?)

美希「うーんと、今63パターンぐらい? あるから、毎朝が楽しみなの!」エヘン

P「ファッ!?」


P「美希……お前それどうやって……」

美希「? 簡単だよ? 毎日の千早さんの声を色々録音しといて、それを絵理ちゃんに渡すだけなの」

P「絵理って、あの、876の?」

美希「そだよ。絵理ちゃん凄いの。本当に千早さんが喋ってるみたいに加工してくれるんだよ?」

P「それってはんざ……(いや、犯罪になるのか? この場合? わからん……)」

美希「加工してる時のグフグフって笑い声がちょっと気持ち悪いけど、おかげでミキの生活は朝から満たされているの!」

P「おおう(彼女もあっち側か)」

美希「夜はね、朝千早さんが起こしてくれるって分かってるから、安心して眠れるんだけど」

P(決して千早が起こしているわけではない、とツッコんでもいいものか)

美希「だけど、昼は違うの。千早さんが起こしてくれるとは限らないから、どうしても不安で、千早さんのことが頭から離れなくて」グスン

美希「だから、最近ちゃんとしたお昼寝ができてないの」

P「な、なるほど」


美希「ねえプロデューサー、美希、どうしたらいいのかな?」

P「昼寝をやめればいいんじゃないかな」

美希「その発想は無かったの」ハッ


 二日はがんばりました

ちょっと休憩

乙したー

エリーさん72やってんすかwwwwww


美希「千早さんが可愛すぎて辛い」グテー

P「おっと、原点(?)に戻ってきたか」

美希「ミキ、千早さんに遠慮なく甘えられる亜美真美がずっと羨ましくて」

P「ほう」

美希「だから、この前、千早さんのことお姉ちゃんって呼んでみたの」

P(……千早の傷を抉っていなきゃいいが)

美希「そしたら千早さん、一瞬びくんってなって」

美希「驚いたようにミキのこと見て」

美希「それから、ちょっと寂しそうに、『どうしたの、美希』って」

美希「ミキ、千早さんのそんな顔見たくなかったの」シュン

P「……そうだな」

美希「気づいたら、ミキ、『お姉ちゃん、歌を教えて欲しいな』って口にしてた。なんでだろうね、その時はそれが正しいと思ったんだ」


P「……それから、どうなった?」

美希「千早さん、やっぱり驚いたみたいだったけど、今度はちょっと嬉しそうに」

美希「それじゃあ、一緒に歌いましょうかって」

美希「すっごく優しい声で、目で、顔で、そう言ってくれたの!」

P「そうか、良かったな」

美希「なんてゆーか、ミキ、きゅんってなっちゃって、千早さんに抱きついちゃった」アハッ

P「まぁ、分かる気がするよ」

美希「ダメなの! 千早さんに抱きついていいのはミキだけなの!」

P「んなことしないから安心しろ……多分」ボソ

美希「むー、怪しいの」ジロリ

P「はいはい」


美希「それで、千早さん、美希の頭を撫でてくれて」

美希「美希は甘えん坊ね、って」

美希「もう、ミキね、またきゅううんなっちゃって、『お姉ちゃん、大好き』って、こ、告白しちゃったの!」

P「ふむ」

美希「千早さん、頬をあかーくして。顔を逸らして。ちっちゃな声で」」

美希「ありがとう。私も美希のこと、大好きよ」

美希「はあああああん。千早さん可愛いの! その場で唇を奪わなかったミキはきっと世界一理性的な女の子だって思うな!」

P(春香よりはマシ……なのか? どうなんだ?)


美希「もうミキは千早さんの魅力にメロメロなの。千早さんは魔性の女なの」

P「そうか。それで、歌は一緒に歌ったのか?」

美希「うん! ソーラン節!」

P「何故にっ」


 練習になるそうです

ちはみきいいね

>>45
72やってるって、そりゃ72やってるんでしょう(意味深

>>50
書いてもいいのよ?


美希「千早さんのカッコよさがとどまるところを知らないの」ハァ

P「ふーん(CKT……)」

美希「昨日ね、ミキ、千早さんとデートしたんだけど」

P「ほう。よく春香辺りが許したな」

美希「? 春香もいたよ?」

P「……デート?」

美希「プロデューサーさんは分かってないの。好きな人と出かけて、それが楽しければ、それはぜーんぶデートなんだよ?」

P「そういうもんなのか?」

美希「少なくともミキ的にはそうかな。千早さんさえいれば後は大きな問題じゃないの」

P(こいつも大概筋金入りだよな)


美希「それで、千早さんってね、あんまり自分で服を買わないんだって」

P「最低限あれば必要ありませんって感じだもんな」

美希「だから、ミキと春香で千早さんの服を選んであげたの!」フンス

P「そうだな。そういうの、すごくいいと思うぞ」

美希「春香が選んだのと、ミキが選んだの、両方着てもらって、どっちが気に入ったのか聞いてみたんだけど。もちろん、ミキは勝つ気満々だったよ?」

P「ふむ」

美希「二人が私のために考えてくれたんだもの、どちらも、気に入らないはずがないでしょう? 本当にありがとう、春香、美希」

P「おお、かっこいい」

美希「ミキね、何だかふぁーってなっちゃって、春香もそれは同じみたいで、勝ち負けとか言ってたのがちょっと恥ずかしくなっちゃった」

P「なるほどな」


美希「それで、ミキ、ふわふわした感じでお店を出ようとしたの。そしたら、店員さんが、ミキと春香に声をかけてきて」

美希「お連れ様より、こちらをお預かりしております」

美希「ミキには、ブルーのブレスレット。春香には、ブルーのリボン」

美希「千早さんが言うの。二人とも、良かったらつけてみて」

美希「――良かった。青もよく似合ってるわ、春香、美希」

P(うわぁ、千早さんイケメンやわ……)

美希「もうね、すっっっごくカッコよくて! ミキも春香もほっぺた真っ赤っ赤になっちゃって」

美希「ミキね、千早さんに一生ついていくって決めたの」フンス


P「で、今してるのがそのブレスレットか」

美希「そうなの! ミキの宝物だよ!」エヘヘ

P「良かったな」

美希「うん! ……でもね、お姉ちゃん、えと、本物の方のお姉ちゃんなんだけど、お風呂の時とお布団の中では外しなさいって言われたの」

P「そりゃそうだ」

美希「だからミキ、昨日からお風呂も入ってないし、寝る時はソファーなの!」フンス

P「おいアイドル」


 千早から説得してもらいました


美希「あふぅ」

P「眠そうだな、美希」

美希「うん。千早さんとメールしてたら、寝るの遅くなっちゃった」

P「へぇ、千早がメールね。そんなに長い時間しそうなタイプには思えないけど」

美希「えへへ。メールを長く楽しむにはね、適度に質問をしていけばいいんだよ?」

P「なるほど、返信しやすい文面にするわけだ。どんなことを聞いたんだ?」

美希「うーんと、最初は、なんだっけ、えーと……あ、そうそう、千早さんはどんなおにぎりが好きなの? って」

P「美希らしいな」

美希「特にこだわりはないけど、この前春香が作ってくれたおにぎりが美味しかったんだって」ムー

P(あの重箱の時か……)


美希「だから今度はミキが作ってあげるねって送ったら」

美希「ありがとう、美希はいい子ね。楽しみにしてるわ」

美希「だって! だって!」ムフフ

P「ほう」

美希「千早さん、頭撫でてくれるかなあ?」

P「素直に撫でて欲しいって言えば、撫でてくれるんじゃないか?」

美希「えへへ、おかわりだってするの!」

P「ん? お前が作るんだろ?」

美希「おすわりだってできるよ!」ワン

P「犬かお前は」

美希「千早さんの犬になら、なってもいいかなって」

P「やめなさい」


美希「あとはね、千早さんの好きな食べ物とか、飲み物とか、音楽とか、ファッションとか、タイプとか」

P「うん」

美希「使ってるシャンプーとか、コンディショナーとか、化粧水とか」

P「女の子っぽいな」

美希「お風呂ではどこから洗うかとか、どんな洗い方するかとか」

P「まぁ、身体が資本だしな……」

美希「歯ブラシはどれぐらいで交換するかとか、寝る時はどんな体勢なのかとか」

P「……」

美希「今までにかかった病気とか、平熱とか、ここ一週間の睡眠時間とか」

P(おいおい)

美希「食器の数とか、冷蔵庫の中身とか、今履いてるパンツのいr」

P「待てーい」


美希「? どうしたの?」ハテナ

P「いやいや、おかしいだろ、最後の方」

美希「好きな人のことは何でも知りたくなっちゃうんだよ?」

P「そんなレベルか……こええよ、ストーカー染みてるよ」

美希「ミキ、ストーカーじゃないもん!」プンスカ

P「いや、やってることそんなに変わんないんじゃ……」

美希「ミキがストーカーなら、春香だって、真美だって、響だって、雪歩だって、ていうかほとんどみんなストーカーってことになっちゃうの!」

P(……改めて思うけど、大丈夫か、この事務所)


美希「それに」

P「うん?」

美希「ミキ、千早さんの嫌がるようなこと、絶対、しないよ?」

P「……まぁ、そうだよな。悪かったよ、美希」

美希「分かればよろしい、なの」フンス

P「で」

美希「?」

P「千早のパンツのいr」

美希「ぜーったい、教えてあげないよっ!」アハッ


 今日も765プロは平和です

昨日と同じく短いですがこの辺りで。
お付き合いいただきありがとうございました。

次いつ来られるか分からないのですが、こういう時は一度HTML化をお願いした方がいいのでしょうか?

素晴らしい
ちはまみとちはゆきとちはひび待ってます

>>67-70
ありがとうございます
割と早く時間が空いたので、今から投稿させていただきます



  真美「千早お姉ちゃんが可愛すぎて辛い」


P(出たよ)

真美「ろくにイタズラもできないんだYO」グテー

P「十分やってるだろ」


真美「違うんだよ兄ちゃん。千早お姉ちゃんにやってるのは、イタズラっていうよりも」

P「いうよりも?」

真美「……愛撫?」ハテナ

P「何言ってんだ13歳」

真美「いや、ほら、千早お姉ちゃんにはヒドいことできないじゃん?」

P「他の奴にはできるのかよ」

真美「そりゃ、相手がホント→に嫌がることはしないよ? でもそのギリギリのラインを見極めるのがダンゴ味ってゆーか?」ウンウン

P「醍醐味な」

真美「千早お姉ちゃんには、それもできないんだよー」


真美「前、千早お姉ちゃんにイタズラした時は」

真美「どうしてこんなことをしたの? ってマジメに聞かれちゃって」

P(千早らしい)

真美「千早お姉ちゃんに絡みたかったからって正直に答えたんだけど」

真美「しょうがないわね、真美は。ほら、それじゃあ、一緒に聴きましょう?」

真美「て、イヤホンを片方差し出してくれて。真美、何だか恥ずかしくなっちゃって、イタズラしてごめんなさいって謝っちゃった」

真美「そしたら、千早お姉ちゃん、『きちんと謝れたわね、真美、いい子ね』だって。すっごく嬉しそうに」

P(千早マジお姉ちゃん)

真美「何か頭の中わああああってなっちゃって、気が付いたら千早お姉ちゃんに抱きついて、頭を撫でられてた」テレテレ

真美「そんな千早お姉ちゃんに、まともにイタズラなんてできるわけないっしょ」ウンウン

P「そうだろうなー」


真美「もう真美、千早お姉ちゃんの妹になりたい」ハァ

P「現状、似たようなものじゃないのか?」

真美「えーっ、全然違うYO!」

P「そうか?」

真美「だって、妹になったら、千早お姉ちゃんと一緒に住んで、朝は千早お姉ちゃんの顔を見るところから始まって」

真美「夜は千早お姉ちゃんとベッドの中で今日あった色々なことをお話ししながら終わって」

真美「もちろんお風呂は一緒だよNE☆」

真美「あと、下着とか共有しちゃっても……問題ないはず、うん、千早お姉ちゃんの下着を真美が洗濯してもそれは当然のことだし……」ウンウン

P「おーい、そろそろ戻ってこい」

真美「てなわけで、真美は千早お姉ちゃんの妹になりたいのだ!」フンス


真美「……でも、千早お姉ちゃんのお姉ちゃんっていうのもアリかも」ハッ

P「ふむ」

真美「普段他人に弱みを見せない千早お姉ちゃんが、真美の前でだけは弱いところを見せる」

P「ほう」

真美「アリですな!」コクコク

P「アリだな。……でも」

真美「うぃ?」ハテナ

P「普通に、妹に甘える千早姉ってのも、いいんじゃないか?」

真美「天才か!?」


 千早はどんな風に甘えるのかと盛り上がりました


真美「兄ちゃん兄ちゃん」

P「どうした?」

真美「千早お姉ちゃんの寝顔マジ天使☆」

P「突然なんだ?」

真美「今日真美と千早お姉ちゃんドラマの収録で一緒だったじゃん?」

P「そうだな。ついていけなくて悪かったな」

真美「ううん。ミキミキは生放送だったんだから、そっちのが優先っしょ」

P「ありがとな」

真美「お礼なんて言われるこっちゃないよん。千早お姉ちゃんと二人きりだったし♪」

P(気を使ってくれてるんだろうな……だと思いたい)


真美「そいで、真美と千早お姉ちゃん、一発でオッケ→貰ったんだけど」

P「おお、それはすごいじゃないか」

真美「あんがと。でも、他の子がちょっとつまづいちゃって、千早お姉ちゃん、次の出番まで間が空いちゃったんだ」

P「まぁ、みんなで作り上げるものだから、仕方ないことだろうな」

真美「したらね、千早お姉ちゃん、最初は台本読んでたんだけど、段々頭が揺れてきて」

P「ふんふん」

真美「その内、がくってなって、それでハッて起きて、周りをきょろきょろし出して」

真美「隣に座ってた真美が、誰もこっちのことは気にしてないから大丈夫だよって言ったら」

真美「かああって顔が赤くなっちゃって、見た? って小さく聞いてくるの」

真美「ああああ、千早お姉ちゃん可愛いよぅ、可愛すぎるよぅ」ゴロゴロ

P(それは確かに可愛い)

キュンキュンしちゃう!


P「それで、結局千早は寝ちゃったのか」

真美「そうだよん☆ 真美にもたれかかって、すーすーって小さな寝息立てて、チョ→可愛かったんだYO!」ニヘラ

P「疲れてたんだろうな」

真美「千早お姉ちゃんはマジメだから、ガッコーのテストとかも、手、抜かないもんね」

P「そこは真美も見習って欲しいんだけどなー」

真美「うへー」

P「少し、スケジュールを見直すか」

真美「でも、きっと、千早お姉ちゃんはレッスン減らすのなんて、認めないよ」

P「そうだな。さて、どうやって言い聞かすかな」

疲れてるときには甘いものですよ!甘いもの!


真美「んっふっふ~、そんな兄ちゃんに、いい手があるんだZE」

P「ほう?」

真美「まず、真美が千早お姉ちゃんの家に泊まりに行きます」

P「ん?」

真美「そんで、一緒にご飯作って、食べて、お風呂入って、ベッドで横になって、いーっぱいお話して、おやすみなさいって寝て、朝起きたらおはよ→って挨拶すんの!」ググッ

P「……それで元気になるのは真美だけじゃないのか?」

真美「真美が元気になるんだから、千早お姉ちゃんも元気になるっしょー」

P「いや、その理屈はおかしい」

真美「えーっ」


P「……いや、でも、もしかしたらいい手なのかも」

真美「だよねだよね」

P「俺も一人暮らしだから思うけど、家に帰って、誰かがいるって、やっぱり精神的に大きいぞ」

真美「そなの?」

P「ああ。千早には、ただいまとおかえりを言う相手が必要なんじゃないか?(……家族、と言いたいところだけど)」

真美「そこで真美の出番っしょ!」フンス

P「まぁ、事前に許可を取って、迷惑にならないように程々大人しく、な」

真美「んっふっふ~、楽しみになってきたZE☆」


P「ところで、真美さんや」

真美「なんだい、Pさんや」

P「千早の寝顔って……」

真美「もち、ばっちしだYO ダッツ様1週間でどうかにゃ?」ニマリ

P「……3日でどうでしょう?」

真美「5日」

P「乗った!」

真美「兄ちゃんも悪よのぅ」クックックッ

P「いえいえ、真美様ほどでは」クックックッ


 携帯とパソコン、両方に送ってもらいました

ちょっと休憩
合いの手ありがとうございます

>>80
千早ちゃんは可愛いから仕方ないよね

>>82
誰か分からないけど、きっと今回一度出番があるって思うな


真美「千早お姉ちゃんとお出かけしたい!」

P「いきなりどうした?」

真美「だって、はるるんとミキミキ、この前千早お姉ちゃんとデートしたってゆーじゃんか!」プンスカ

P「あー、そうらしいな(美希が言ってたな)」

真美「ずーるーいー。真美もデートしたいよー」

P「誘ってみればいいじゃないか」

真美「やってるけど、相手にしてくれないんだもん」シクシク

P「昔ならともかく、今の千早が真美を無下にするとは考えにくいんだが……一体どうやって誘ったんだ?」


真美「んーとね」

真美「HEY、そこな綺麗なネーチャンYO、ちょいと俺とドライブとシャレコもーZE?」

真美「って感じ?」

P「……そりゃ、千早も相手にしないは(いつの時代のどんな輩だよ)」

真美「むー。じゃーどーしろってゆーんだよー」

P「普通に誘え、普通に」

真美「普通って?」ハテナ

P「普通は……普通だろ」

真美「それじゃ分かんないよー」ムー


P「だから――(何で俺がこんなことを)」

P「なぁ千早。今度のオフ、一緒に映画でも見に行かないか?」キリッ

真美「キリッ……兄ちゃんの決め顔いただきましたっ☆」イェーイ

P「てめこのやろ」

ガタガタ
バタバタ
ドンガラガッシャーン

P「ん? 何だか扉の向こうが騒がs」

??「プ、プロデューサーさんが、ち、千早ちゃんを口説いてる!」

??「ヒドイの! 信じてたのに裏切られたの!」


P「あちゃー、面倒なのに聞かれたか」

真美「んっふっふ~、兄ちゃんも罪なオトコですなー」ウヒヒ

P「誰のせいだ、誰の。ほら、真美、誤解を解いて来てくれ」

真美「いいのかい? ホイホイ真美に任しちまって?」

P「……いい、自分で行く」スタスタ ガチャン

真美「まあ、真美が行っても、ややこしくなるだけだかんねー。ガンバレ兄ちゃんってことで」


 何故か飯を奢る羽目になりました。何故か三人に。


真美「ねえ、兄ちゃん」

P「どうした? 何だか真面目そうな顔して」

真美「知ってる? 真美は、亜美のお姉さんなんだよ」

P「もちろん、知ってるさ。当たり前だろ?」

真美「そだね。兄ちゃん、ぷろでゅーさーだもんね」

P「プロデューサーどころか、ファンのみんなだって知ってるぞ」

真美「うん。真美と亜美は双子で……そいで、双子だけど、真美がお姉さん。みーんな、知ってることだよね?」

P「そうだな」


真美「真美はお姉さんだから」

真美「だから、何かあったら、亜美を守るのは真美なんだって思うし、イロイロ、亜美よりもちょびっと我慢しなきゃいけないんだよ」

P「……真美はそういうとこ、あるよな」

P「……でも、真美が辛い思いをしt」

真美「おおっと、待った、兄ちゃん」

P「うん?」

真美「真美は、それを辛いと思ったことはないんだぜ。だって、真美と亜美は一心同体ってゆーの?」フンス

P「そうか(それが、真美と亜美の強みなのかもしれないな)」


真美「でもね、亜美とは仲良しだからこそ、たまに、真美にもお姉ちゃんがいたらどうなってたのかなって、そう思うことがあるんだ」

P「……それが千早だったのか?」

真美「なのかなー。よく分かんないや!」

真美「でも、千早お姉ちゃんに対する気持ちは本物だよ。CKTと言わざるを得ない!」フンス

P「それ、やっぱりお前も使ってんのか」

真美「当然っしょ! 流行りには乗っかってかないとNE」

P「流行ってるのか……」

真美「兄ちゃん、おっくれってるー。今は、可愛くて辛い派とカッコよくて辛い派が主流なんだぜ」

P「主流って何だ、それ以外もあるのかよ」

真美「モチのロンよ! 中でも過激派で名を馳せるゆきぴょんと来たら……」

P「いや、いい、知りたくない」マジデ

真美「えー」


P「そういえば、真美」

真美「うぃ?」

P「結局、用件は何だったんだ?」

真美「うーーん、えーと、忘れちった!」テヘ

P「おいおい」

真美「……何ていうか、ただ、兄ちゃんに聞いて欲しかったってゆーか」

P「ふーん」

P「……聞かせる相手は、千早じゃなくて良かったのか?」

真美「んっふっふ~」


真美「――ねえ、兄ちゃん、知ってる?」

P「うん?」

真美「真美、千早お姉ちゃんのこと、お姉ちゃんみたいに思ってるけど」

真美「兄ちゃんのことも、兄ちゃんみたいに思ってるんだZE」

P「……そっか。ありがとな」


 真美のことを、また少し知れた気がしました

今夜はここまでとさせていただきます。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
真美は書くのがすごく難しかったです。
次回は響の予定でございます。
いつになるかは分からないがな!(キリッ
それでは、また。

乙なの
響verと雪歩verのCKT楽しみにしてます

>>97-101
ありがとうございます
少し間が空きましたが、投下させていただきます




  響「千早がカッコよすぎて辛い」



P(もう驚きもしない)

響「な、何か言って欲しいんだぞ」

P「何か」

響「そういうことじゃなくて!」


P「一体何を言えばいいんだ」

響「色々あるじゃないかー。そうだなとか、俺もそう思うよとか、狂おしいほど同意とか」

P(……選択肢が無い)

響「ほら、また黙った!」ウガー

響「自分知ってるんだからな! 春香とかの話はちゃんと聞いてやったんだって!」プンスコ

P「まぁ、聞いてやったは、聞いてやったが」

響「自分とも、ちゃんとお話するべきだぞ!」

P「分かった分かった」


響「じゃあはい、千早のカッコいいとこ20個言って」

P「なん……だと」

響「なんだよー。やっぱり自分とはお話したくないのか?」シュン

P「いや、話題の振り方がおかしいだろ」

響「なんで?」ハテナ

P(……素かよ)

響「うーん、春香とか美希とかとは一日中でもおしゃべりできるんだけどなー」

P「そりゃあ、あいつらなら余裕なんだろうけど」


響「もしかして、プロデューサーは、千早のことが好きじゃないのか?」

P「そんなわけないだろ。……ただ」

響「ただ?」

P「お前らほど、熱狂的でも妄信的でもないし、そうなろうとも、なれるとも思わない、かな」

響「んー、よく分かんないぞ」

P「無理に分かる必要もないよ。響は千早が好き。俺も千早のことは嫌いじゃない。それで十分だろ?」

響「そうなの?」

P「きっとな」


響「難しいことは分かんないけど、プロデューサーも、千早のことが好きってことでいいんだよね?」

P「そうだな、嫌いじゃないよ」

響「……好きなんだよね?」

P「……嫌いじゃないよ」

響「好き」

P「嫌いじゃない」

響「好き!」

P「嫌いじゃない」

響「むー」

P(……何だこれは)


響「プロデューサーは認めるべきだぞ!」ウー

P「だから、千早のことは嫌いじゃないって言ってるじゃないか」

響「違うの! 好きっていうのと、嫌いじゃないっていうのは、なんていうか、こう、好きの方が嬉しいだろ? それで、んと、うーん、えーと、」

響「……うがーーー! とにかく違うの!」プンプン

P「まぁ、言いたいことは分からんでもない」

響「だから、プロデューサーも千早が好き! はい決定!」

P(決定されてしまった)

響「ふう。まったく、プロデューサーとお話してあげるのも大変だぞ」ヤレヤレ

P(どういうことなの)


P「ところで」

響「うん?」

P「万が一俺が千早のこと嫌いだって言ったら」

響「そうなのか?」

P「そんなことはないけど」

響「じゃあ、そんな意味のない仮定はやめて欲しいぞ。自分、悲しくなっちゃうから」シュン

P「……そっか、ごめんな、響」

響「ううん」

P「響は、千早が大好きなんだな」

響「あったりまえさー!」フンス


  よしよしと頭を撫でたら喜ばれました

とりあえず今はこんなところで。
夜にまた来ます。

乙~
響もやっぱりかぁいい~

>>112-113
乙、ありがとうございます

それでは、続きいきます


響「プロデューサー!」

P「どうした?」

響「た、た、大変なんだ!」オロオロ

P「おい、落ち着け。深呼吸して」

響「う、うん。……すーはー、すーはー」

P「少しは落ち着いたか?」

響「うん。ありがと、プロデューサー」

P「それで、どうしたんだ?」

響「ち、千早が」

P「千早が?」

響「……私もペット飼おうかしら、って」ズーン

P「うん」


響「大変だぞ!」

P「うん、それで、続きは?」

響「続き?」ハテナ

P「いや、だから、千早がペットを飼いたいって言ってるんだろ?」

響「そうなんだ。どうしよう、プロデューサー」

P「……えーと、千早がペットを飼ったら、何かまずいのか?」

響「まずいに決まってるだろ!」

P「どうして?」

響「千早が……千早が、うちに遊びに来てくれなくなっちゃう……」

P(あー、なるほど、そういう風に繋がるのか)


P「千早はよく響の家に行ってたのか?」

響「たまにな。それで、うちの家族たちとも仲良くなって、いつも遊んでくれたんだ」

P「そうか」

響「特にねこ吉は千早にすごく懐いてて、自分、ちょっと嫉妬しちゃうぐらいだったのに」

P「千早が自分でペットを飼ったら、響の家に来る必要がなくなるんじゃないか、と」

響「そうだぞ……」シュン

P(まぁ、なんというか)

P「アホか」

響「うぇ!?」


P「響はアホの子だなー」

響「うぅ……自分、こう見えて落ち込んでるのに……ひどいよ」

P「なあ、響」

響「ヤだ、聞きたくない。プロデューサーなんて嫌いだぞ」イヤイヤ

P「嫌いでもいいから聞いてくれ」

響「……」ツン

P「千早は、そりゃあ、お前の家族のことも目的の一つだっただろうけど」

P「……一番は、響だろ?」

響「え?」


P「響がいるから、響と一緒にいたいから」

P「千早は、響の家にお邪魔してたんじゃないのか?」

響「……そうなの?」

P「そりゃあ、俺は千早じゃないから、千早のこと全部は分からないけど。あいつが、わざわざ好きでもない奴の家にお世話になるわけないだろ」

響「……そうかな?」

P「それに、ねこ吉だっけ?」

響「うん」

P「せっかく仲良くなれたのに、別のお気に入りができたからもう会わなくていい、なんて、千早はそんな薄情な奴なのか?」

響「違うぞ! 千早は、千早はっ」

P「ほら、じゃあ大丈夫だろ。なんくるないさー、だな」


響「なんくるない、かな?」

P「ああ。なんくるない、なんくるない」

響「えへ。……ちょっと自分、ネガディブになってたみたいだぞ」エヘヘ

P「そうか」

響「ありがとな、プロデューサー」

P「なんくるないさ」

響「そこでそれはちょっと意味が変だけど……うん、そうだな!」

響「あはは、なんくるないさー!」


P「これで、千早がペットを飼っても、問題ないな」

響「うん。千早の一番がその子になっても、うちの家族と仲良しなことに、変わりは……」

響「……千早の、一番?」ハッ

響「そうだぞ。自分が、千早のペットになれば……」

P「やめておきなさい」

響「ダメかな?」

P「ダメです」


 こんな子ばかりです

つまみを用意してくるので少し間が空きます


響「……千早のペットになりたい」グテー

P「うわぁ……」

響「!?」

P「……おはよう、響」

響「プ、プロデューサー!? もしかして今の、聞こえてた?」アセアセ

P「いや、まあ、その……うん」

響「うぎゃーー! わ、忘れてーー!」ギャース

P「努力はするけど、自信はないなぁ」

響「うー」


P(春香なんかと比べると、こいつは割とマシな方だと思ってたが)

P(……とうとう、極まっちまったか)

響「遠い! プロデューサー、目が遠いぞ!」アセアセ

P「えーと、世の中には色んな個性を持った人がいるから、心配しなくてもいいよ、うん」

響「そ、そんな取って付けたようなフォローいらないってば!」

P「千早もきっと、受け入れてくれるさ」

響「えへへ、そうかな? て、違うんだぞ!」

P「何が違うんだよ」

響「違うっていったら違うの! えーと、その、さっきのは気の迷いというか、決して本心かr」


P「千早が、響をペットにしたいって言ったら?」

響「なる!」ハイ!

P「……違わないじゃないか」

響「だって、千早はそんなこと言わないんだぞ!」

P「もし言われたら?」

響「なる!」ハイ!

P(何これ、ちょっと面白い)

響「だーかーらー! そうじゃなくて!」

P「分かった分かった」

響「うー、絶対分かってない」


P「……あー、もしかして」

響「うん?」

P「この前俺と話してたあれが原因か? 千早がペット買うとか何とかの」

響「そ、それも一因ではあるんだけど……」

P「他にも何かあったのか」

響「……自分、ちょっと前に風邪引いちゃっただろ?」

P「伊織の番組に呼ばれてて、千早が穴埋めてくれたんだよな」

響「そうなんだ。千早には、頭が上がらないさー」テヘヘ


P「えーと、もしかしてそれだけ? それで千早に飼われたいとか言っちゃうの?」

響「ち、違うぞ! それにその表現何か嫌だぞ!」ウガー

P「そうか。響ならあるいは、と思ったけど」

響「あるいは何だよ」

P「聞きたいのか?」

響「き、聞きたくない! うー、プロデューサーはイジワルだ」

P「で、続きがまだあるんだろ?」

響「……うん。あの、春香とか美希には絶対秘密だぞ?」

P「了解」


響「あの日、自分が休んじゃって、千早がそれをフォローしてくれた日。自分な、プロデューサーに、皆には体調崩したこと、内緒にしてくれって言っただろ?」

P「そうだったな。心配かけたくなかったんだろ?」

響「みんな優しいからね。それで、ハム蔵たちのご飯だけ何とか用意して、自分、ベッドで寝込んでたんだ」

P「悪いな、本当は見舞いに行く予定だったんだけど、どうしても抜けられなくなっちゃってさ」

響「ううん。多分、それは自分が休んじゃったせいだろ? 謝るなら、自分の方さ」

響「えーと、それで、横になってたんだけど、一人暮らしってこういう時イヤだな。どんどん気分が落ち込んで」

響「ハム蔵たちが慰めようってしてくれてるのは分かるんだけど、でも、頭痛くてぐるぐるしてて気持ち悪いし、いくら毛布被っても寒い気がするし、自分このまま死んじゃうんじゃないかって思ってたんだ」

P「風邪の時は、どうしても弱気になっちゃうよな」

響「だよなだよな。で、やっぱり今から誰かに来てもらおうかな、でも迷惑だろうな、嫌われたらイヤだな、みたいなことを考え始めて」

P「うん」

響「でも、もう駄目だ、一度事務所に電話しようってケータイを手に取った時だったんだ」

響「ピンポンって音がして、こんな時に誰だよ、覗いてみて新聞とかだったら無視しようって思ったんだけど」

P「なるほど。千早だったわけだ」


響「そうなんだ。自分な、ちょっと、ううん、かなり落ち込んでただろ? 千早だって分かった瞬間、ドア開けて、ち゛は゛や゛ぁ~って抱きついちゃった」アハハ

P「そうか。限界だったんだな、きっと」

響「千早はね、多分びっくりしただろうけど、何も聞かずにぎゅってしてくれて。頭撫でてくれて」

響「自分な、千早にしがみついてえぐえぐ泣いちゃって、千早は、身体が冷えるからってベッドまで連れてってくれたんだ」

P(千早も響と同じ一人暮らしだ。感じるものはあっただろうな)

響「それで、まあ、後は分かるだろ? 千早が、色々と自分の面倒見てくれたんだ」

P「そっか」

響「氷枕用意してくれて、お粥作ってくれて、身体拭いてくれて、眠れない自分の話相手になってくれて、眠くなってきたら子守唄歌ってくれて」

P(千早マジお母さん)


響「そうやって、千早が自分のお世話してくれてるのに任せてたら」

響「――ハム蔵たちも、こんな感じなのかな」

響「――だったら、自分、今、千早のペットみたいだ」

響「――それも悪くないなーって」

響「そんなことを、ふと思ったんだ」

P「……ふと思っちゃいましたか」

響「思っちゃったんだぞ」

P「なるほど」

響「えへへ」エヘヘ

P(照れるところなのか)


響「うー、千早ー、早く帰って来いよー。自分、寂しいぞー」グテー

P(重症だな)

響「響は寂しいと死んじゃうんだぞー」ダラーン

P(……ちょっと可愛い)

響「あー、首輪って、どこに売ってるん」

P「さすがにそれはやめておこうな」


慣れてきた自分が嫌です


響「はいさい、プロデューサー!」

P「おはよう、響。いつにも増してご機嫌だな」

響「ふふん。聞きたい? ねえ、聞きたい?」

P「いや、別に」

響「そんなに言うなら仕方無い。特別に教えてやるぞ!」フフン

P(やだ何これうざい)

響「千早がな、今日、自分ちにご飯食べに来るんだ!」フンス

P「ほう」


響「この前のお礼に、手料理を振る舞うんだぞ!」

P「響は料理もうまいもんな」

響「自分、完璧だからな!」エヘン

P「そうだな。響は歌もダンスも容姿も文句なしだし、明るくて元気だし、家のこともできるし、本当に完璧だな(一部極めて残念なところがあるけど)」

響「な、い、いきなり何言い出すのさプロデューサー! は、恥ずかしいってば!」アセアセ

P「完璧だって、いつも自分で言ってることだろ」

響「うー、そうだけどさ……」

P「まぁ、最近は、いい意味で、完璧じゃない部分が見えてきたけどな」

響「そ、そう?」


P「まさか、あの響が、寂しいと死ぬ、なんて口にするとはな」

響「うぎゃーーー! わ、忘れて欲しいぞ!」ギャース

P(前にも似たようなことがあったな)

響「……わ、笑わないのか?」

P「笑わないよ」

響「そ、そっか。安心したさー」ハァ

P「響は完璧で、しかも頑張り屋さんだから、なかなか弱いところ見せようとしないだろ?」

響「そうなのかな?」

P「ああ。だから、そんな響が、素直に寂しいって言えたのはすごくいいことだと思うんだ」


響「……あのな、プロデューサー」

P「うん」

響「風邪が治った日、千早がね」

P「うん」

響「楽しい時は楽しい、嬉しい時は嬉しい、辛い時は辛い、寂しい時は寂しいって、正直に言っちゃえばいいんだよ」

響「楽しい時は私も楽しい、嬉しい時は私も嬉しい。辛い時には支えたい、寂しい時には傍にいたい。私と一緒なら、ほら、こんなにお得!」

P「……千早が?」

響「ふふ、春香だぞ。千早にそんなことを言ったんだってさ。お得って何よ、て思いながらも、千早は春香の言葉が嬉しかったって」アハハ

P「……なるほど」

響「だから、我那覇さんも、辛い時や寂しい時は、素直に口に出していいのよ。同じ一人暮らしだもの。きっと、私にも少しは分かるものがあるわ」

響「千早は、そう言ってくれたんだ」


P(あの千早がそんなことを言うようになるとはな……感慨深い)

響「えへへ、自分、何だか肩の力が抜けた気がしたさー」

P「そっか」

響「自分、今でも、アイドルとしては完璧でいようって思うんだ。でも……」

P「うん」

響「千早には、完璧じゃない自分でも、いいかなって」

P「そうだな」


響「へへっ。ま、今日の料理は、完璧に作ってみせるけどな!」フンス

P「はは。そうしてやれ。ただ、千早はたまに春香の料理食べてるからな。なかなか強敵なんじゃないか?」

響「ふふん。負っけないさー!」オー

P「そうか」

響「……千早、喜んでくれるかな」

P「喜んでくれるさ、きっと」

響「頭撫でてくれるかな?」

P「さて、どうだろうな」


響「なあ、プロデューサー」

P「うん」

響「……にふぇーでーびる。お話聞いてくれて」

P「どうしたんだ?」

響「えへへ、なんでもないんだぞ! あ、そうだ、プロデューサー!」

P「なんだ?」

響「明日は、お昼予定ある?」

P「うーん、今のところ特に無いかな」

響「じゃあじゃあ、自分、お弁当作ってくるから、お腹空かせとくんだぞ!」

P「ははっ。そりゃあ、今から楽しみができちゃったな」

響「あくまで、今日の千早のついでだからな! 余り物でも文句言うなよ!」

P「言わないさ」

響「美味しかったら、えーと、その、わ、分かってるよな!」

P「ああ。もちろん、分かってるよ」


  美味しかったよと頭を撫でたら喜んでくれました

本日はここまでとさせていただきます。
お付き合いいただき、ありがとうございました。

ちなみにお見舞いのところの千早さんですが、お粥なんて作ったことないので、ケータイ取り出しポパピプペしながら四苦八苦してます。
その辺りの話も、またいつか。

次回は雪歩の模様をお送りいたしまして、そこで今作は一区切りとなります。
なるべく早く来たいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
それでは、また。

大変お待たせいたしました
今日と明日とで投下させていただきます



雪歩『千早ちゃんが可愛すぎてちゅっちゅしたい』



P「ファッ!?」

雪歩「あ、プロデューサー、おはようございますぅ」

P「雪歩、お前、今なんて?」

雪歩「あの、普通に、千早ちゃんが可愛すぎてちゅっちゅしたい、って」ウンウン

P(普通ってなんだ)


雪歩「あ、そっか。プロデューサーはまだ知らないんですね」

P「え?」

雪歩「ふふ。みんな、CKTCKTって、可愛すぎて辛いとかカッコよすぎて辛いとか言ってますけど」

P(出たよCKT)

雪歩「あんなの、私から言わせれば遊びなんです。とても本気だとは思えません」

P「そ、そうか」

雪歩「だってそうでしょう?」

雪歩「行き着くところ、誰もが、千早ちゃんとちゅっちゅしたい、って思ってるんですから」フフ

P(……なるほど。真美が言ってたっけ。過激派として名を馳せる雪歩、か)

雪歩「ああ、千早ちゃん可愛いよ、ちゅっちゅしたいよぉ」ハァ


P「まぁ、その、なんだ。互いの同意があれば、そういうのもいいんじゃないか」

雪歩「……千早ちゃんが同意してくれると思いますか?」

P「あー、うーん、まぁ、難しいだろうなー」

雪歩「うぅ、やっぱり、ひんそーでひんにゅーでちんちくりんな私なんて……」ズーン

P「……雪歩、お前、それ千早の前で言ったりするなよ?」

雪歩「はい?」

P「いや、あの、うん、あくまで一般的に、だぞ? 雪歩は、千早よりもスタイルに恵まれてるだろうからさ。千早には、イヤミに聞こえちゃうんじゃないかと思ってだな」


雪歩「プロデューサー!」

P「ど、どうした、大きな声出して」

雪歩「千早ちゃんを馬鹿にしないでください!」

P「はい? いや、決してそんなつもりは……」

雪歩「千早ちゃんより私の方がスタイルいいだなんて、そんなことありえません!」

P「いや、だから、その、あくまで一般的な話であってな?」

雪歩「すらりと高い身長。無駄なもののない均整の取れた身体。スレンダーっていうのは、千早ちゃんのためにあるような言葉なんですよ!」

P「まぁ、それについては同意するけども。ほら、千早も多少気にしてるだろ? その、胸のこととかさ」

雪歩「あの控えめな胸がいいんじゃないですか!」ドン

P「……えーと」


雪歩「いいですか? プロデューサー」

P「はい」

雪歩「昔のえらい人は言いました。『胸なんて飾りです。えらい人にはそれが分からないんですよ』と」フンス

P(色々つっこみたい)

雪歩「あの可愛らしいお胸に何度吸い付こうと思ったことか」

P(こいつぁ、もう駄目だ)

雪歩「あぁ、千早ちゃん可愛いよぉ、ちゅっちゅしたいよぉ」ハァ


P「……しかし、まぁ、なんだ」

雪歩「どうかしました?」

P「初めて会った時のことを考えると、雪歩も変わったよなぁ」

雪歩「……えーと、も、もしかして私、怒られてますかぁ?」

P「違う違う。どちらかというと、俺は今の雪歩のほうが好きだけど」

雪歩「ふぇっ!? えと、その、私なんてちんちくりん、プロデューサーとは釣り合わないっていうか、あの、それに私には真ちゃんと千早ちゃんが……」テレテレ

P「……何ていうか、雪歩は春香の親友だもんなぁ」

雪歩「はい?」


  でも千早は譲らないそうです


雪歩「あのぅ、プロデューサー」

P「おう、雪歩、どうかしたか?」

雪歩「よろしければ、お茶、いかかですかぁ?」オズオズ

P「おお、ありがたい。丁度コーヒーでも、と思ってたところなんだ」

雪歩「えへへ、それじゃあちょっと待ってて下さいね」

P「いつも悪いな。アイドルにやらせるようなことじゃないんだろうけど」

雪歩「いえ、好きでやってることですから。それに、喜んでもらえたら私も嬉しいんです」

P「そっか。ありがとう。楽しみに待ってるよ」

雪歩「はいっ」ルン


P(あの子、ついこの前、千早とちゅっちゅだの言ってた子なんだよな)

P(甲斐甲斐しくお茶を用意してくれる姿から、一体誰が想像できようか)

P(……まぁ、譲らないところは譲らない、ていう意味では一緒なのかもしれないけど)

雪歩「プロデューサー、お待たせしましたぁ」

P「ありがとう、早速いただくな」

雪歩「……」

P「……うん。美味い。さすが雪歩」

雪歩「ありがとうございます。それで、あのぅ……」チラチラ

P「ふふ。ちゃんと気付いてるよ。お茶、新しいやつだよな?」

雪歩「えへへ。さすがプロデューサーです。新しい茶葉、使ってみましたぁ」

P「いつも雪歩のお茶飲んでるからな。これぐらいは分かるさ」


雪歩「ふふ。でも、良かったです、美味しいって言ってもらえて。自分の舌だけじゃちょっと不安で……」

P「おっ。てことは、このお茶を淹れてもらったのは、俺が最初ってことか」

雪歩「はい、プロデューサーに飲んで欲しかったんですぅ」エヘヘ

P「はは、ありがとう。何か照れるな」

雪歩「多分、プロデューサーが一番私のお茶を飲んでくれてますから。新しい茶葉にも気付いてもらえましたし」

P「雪歩のお茶を飲むことには自信がある、なんてな」

雪歩「ふふ。これで、安心して千早ちゃんにも飲んでもらえます」

P「何だ、俺、毒見役かよ……」

雪歩「ち、違います。味見、ですよぉ」

P「あはは。冗談だよ、冗談」


ガチャ
オハヨウゴザイマス

雪歩「あ、千早ちゃん。それじゃあプロデューサー、ありがとうございましたぁ!」

P「おう、毒見ならいつでも任せろ」

雪歩「もうっ、プロデューサー、イジワルですぅ」ムー

P「はは。ほら、行って来い」

雪歩「……はい」

チハヤチャーン
アタラシイオチャガアルンダケドー

P「……ふふ。まぁ、これも役得ってやつか」


  ちょっとしたたかなところも見えてきました

遅くなった上に、これまでより更に短いですが今回はここまでで。ごめんなさい。
お付き合いいただき、ありがとうございました。

今日は雪歩編の半分をお届けいたしました。
続きはまた明日……のつもりです。
それでは、また。

レスありがとうございます
重ね重ね大変申し訳ないのですが、今日の投下は予定の半分とさせていただきます
残りは月曜までに何とかしたいと思ってますが、こちらも未定とさせてください……
待っていただいている皆さんには本当に申し訳ございませんです


雪歩「おはようございます、プロデューサー」

P「おはよう、雪歩」

雪歩「あ、プロデューサー、昨日は毒見、ありがとうございましたぁ」ペコリ

P「……今、毒見って言ったな?」

雪歩「えへへ。冗談、冗談ですぅ」

P「まったく、たくましくなりやがって」

雪歩「ダメですかぁ?」ハテナ

P「そんなことない。とてもいいことだと思うぞ。……て、お前分かって言ってるだろ」

雪歩「ふふ。お茶、淹れてきますね」


P(本当、たくましくなったよなぁ)

P(最近はアイドルとしてだけじゃなくて女優としても認められてきたし、人ってのは、成長するもんだ)

雪歩「プロデューサー、お茶、入りましたぁ」ルン

P「おう、ありがとな、雪歩」

雪歩「ふふ。どういたしまして、ですぅ」

P「……はぁ。美味い。やっぱり事務所には雪歩のお茶だよな」

雪歩「淹れた私が言うのも何ですけど、このお茶、美味しいですよね」ウンウン

P「千早にも淹れてやったんだろ?」

雪歩「はい。千早ちゃんもすごく気に入ってくれて」

P「ほう」

雪歩「葉が余ってたら分けてもらえないかしら、って言われたんですけど」


雪歩「つい、ダメ、って返しちゃいました」

P「え?」

雪歩「あはは。千早ちゃんもびっくりしてましたけど、自分で自分にびっくりでした。もうちょっと言い方とかあったはずなのに」

雪歩「でも、嫌だったんですよ。千早ちゃんが自分でお茶を淹れるようになって、もしそれで私のお茶を飲んでくれなくなったらって思うと……」

雪歩「……うぅ、捨てないで、千早ちゃん」ズーン

P(捨てるって何だ、捨てるって)

雪歩「千早ちゃんがお茶を飲みたい時は、いつだって私が淹れてあげるから! そう伝えたら、千早ちゃんも何とか納得してくれたんですけど」


雪歩「な、何だか、まるで告白されたみたいで、少し、恥ずかしいわ……」

雪歩「言って、頬を染める千早ちゃん」

雪歩「はぁ、可愛い、可愛すぎですぅ」クネクネ

P(悶え出した)

雪歩「あぁ、千早ちゃん、ちゅっちゅしたいよぉ」ギュッ

P(見えない何かを抱きしめている)

雪歩「告白っていうか、もうプロポーズでもいいよ、千早ちゃん」ハァ

P「法律を変えるところから頑張ろうな」


P「そういえば、なぁ、雪歩」

雪歩「はい?」

P「えーと、雪歩が千早のこと大好きなのはよく分かったんだけど」

雪歩「そんな、はっきり言われると恥ずかしいです」ポ

P「(それは恥ずかしいのか)……真は、その、最近どうなんだ?」

雪歩「真ちゃん? どういうことですか?」

P「いや、あの、雪歩は真のことも、あーなんだ、特に仲がいいというか」

雪歩「はい」

P「……あーもうめんどくさい。雪歩、真のことも好きとか言ってなかったっけ?」


雪歩「は、はい……真ちゃんのことも、その、好き、ですぅ……」カァ

P「(やっぱり照れるのか)……別に真のことが嫌いになったとか、そういうんじゃないんだな?」

雪歩「そ、そんなわけないじゃないですか! 私が真ちゃんのことを嫌いになるなんて……」

P「二人とも好き、と」

雪歩「それは、あの……種類がちょっと違うっていうか」

P「ふむ」

雪歩「千早ちゃんにはちゅっちゅしたいけど、真ちゃんにはちゅっちゅされたいっていうか」

P(うわぁ)


雪歩「春香ちゃんがたまに言うじゃないですか。千早ちゃんは私の嫁、って」

P「ああ、言うな。割と頻繁に言ってるな」

雪歩「だったら私は、千早ちゃんをお嫁さんにして、真ちゃんを旦那さんにします!」フンス

P「(だったらって何だ)……まぁ、その、夢は大きく持たないとなー」

雪歩「えへへ。夢があるって素敵なことですよね」

P「そーだなー」

雪歩「……昔じゃ考えられなかった。私も少しは、変われたのかな?」トオイメ

P(何かしんみりしとる。ほっとこ)


  今日もお茶が美味しゅうございます

いつにも増して短いですが、本日はここまでとさせていただきます。
お付き合いいただき、ありがとうございました。嘘つきでごめんなさい。
次回、次回こそ雪歩編完結です。
それでは、また。

本当に長いことお待たせしてしまって申し訳ありません
ただいまより投下させていただきます


P「ふぅ。車の中に戻ってくると、何だか一段落ついた気分になるよな」

雪歩「ふふ、そうですね。終わったぁって感じですぅ」ハァ

P「そうそう。さて、今日もお疲れ様、雪歩」

雪歩「はい、お疲れ様です、プロデューサー」

P「事務所の連中に、と思って色々買ってあるけど、何か飲むか?」

雪歩「うーん……ちょっと疲れたので、たまには甘いものでも。あ、このミルクティー貰ってもいいですかぁ?」ハテナ

P「おう。じゃあ、俺はブラックだな」

雪歩「ふふ、プロデューサー、いつもそれですよね」

P「雪歩のお茶がない時はな」

雪歩「えへへ。褒めてもお茶しか出ませんよぉ?」フフ

P「願ったりだな。期待してるよ」

雪歩「もう、プロデューサーってば、お上手なんですから」


プシン プシン

P「それじゃあ、改めて、今日の撮影お疲れ様」

雪歩「ありがとうございます。プロデューサーも、お付き合いいただいてありがとうございます。お疲れ様です」

コン コン
ゴクゴク コクコク

雪歩「はぁ。たまには、こういうのも美味しいですぅ」ハフゥ

P「うちの事務所は、基本、お茶かコーヒーの二択だもんなー」


P「ふぅ。そういえばさ、今日の雪歩、何ていうか、凄かったぞ」

雪歩「……そうですかぁ?」コクン

P「うん。今日は外から見ててもいい空気で芝居が進んでるのが分かったけど、その真ん中に、雪歩がいた。みんな、雪歩の演技に引っ張られてる感じだったな」

雪歩「……」

P「監督も褒めてくれてたぞ。今日は萩原が場を支配していた、久しぶりにそんな若手を見たよ、って」ウンウン

雪歩「……じ、実は、自分でも、今日は特に頑張れたと思ってたんですぅ」オズオズ

P「お、珍しいな、雪歩が謙遜しないなんて」

雪歩「……駄目でしょうか?」

P「いーや。いいことだと思うぞ。雪歩はもっと自信を持っていい……というか、自信を持たなきゃいけないんだから」


雪歩「ふふっ」

P「ん? どうした?」

雪歩「いえ、千早ちゃんにも同じこと言われたなぁって」

P「そうなのか?」

雪歩「はい。叱られちゃったんですよ、私」エヘヘ

P「千早に?」

雪歩「千早ちゃんに」

P「うーん、想像できるようなできないような」

雪歩「いつだったかなぁ……千早ちゃんと二人でのお仕事で、互いにちょこっとずつ失敗があって。二人で喫茶店に寄って、プチ反省会をしたんです」

雪歩「いつもみたいに、私なんて、て漏らしたら、千早ちゃんがですね、言ったんですよ」

雪歩「似ているのかもしれないわね、私たち」

P「……ほう?」

雪歩「逃げることに慣れている、だそうです」

P(……なるほど)


雪歩「千早ちゃんは歌を言い訳に、私は私自身を言い訳に。歌しかないから、私なんてダメダメだから。そうやって、苦手なものから逃げることに慣れてしまってる」

雪歩「似ているのかもしれないわね、私たち。千早ちゃんはそう言って、ちょっと笑って」

P「……うん(その千早には少し違和感があるけど)」

雪歩「だから、私、つい」

雪歩「歌しかないなんて、そんなことない! そんな……そんな、悲しいこと言わないでよぅ」

雪歩「ちょっとおっきな声出しちゃって。我慢できなかったんです」フフ

雪歩「千早ちゃんのこと好きだから。春香ちゃんとか、美希ちゃんとか、千早ちゃんのことが大好きな、私たちみんなが否定されてるみたいで。私たちみんなが大好きな千早ちゃんが、千早ちゃん自身に否定されてるみたいで」

P「……そうだな」


雪歩「千早ちゃん、やっぱりちょっとびっくりしたみたいでした。でも、すぐに、ふふって笑い出したんです」

雪歩「ありがとう、荻原さん。それと、ごめんなさい」

雪歩「ううん。私こそ、急におっきな声出して、それに、私なんかが偉そうにごめ……」

雪歩「……んなさい、って言葉にする前に、千早ちゃんが私の手を取りました」

P「ほう」

雪歩「私なんか、なんて言わないで。荻原さんはこんなに優しくて、素敵なのに、そんな悲しいこと口にして欲しくないわ」

P(……千早さんマジジゴロやでぇ)


雪歩「はぅぅ、て私、俯いて、多分真っ赤になってたと思います」テレ

P「想像できるな」

雪歩「千早ちゃん、続けました。さっき私を叱ってくれた荻原さんが、私に思ってくれたこと。きっと同じような気持ちを、私も765のみんなも、荻原さんに対して覚えてる」

雪歩「例え本人であろうとも、荻原雪歩を卑下して欲しくはない」

雪歩「だって私たちは、荻原雪歩が大好きだから」

P「うわぁ」ウワァ

雪歩「嬉しくて、びっくりして、照れくさくて、頭が混乱して、でもやっぱり嬉しくて」

雪歩「何だか、私、涙が出てきちゃって」ハァ

雪歩「荻原さんはもっと自信を持っていい……ううん、自信を持たなきゃいけないと思うの。それが、自分を好きでいてくれるみんなの思いを受け止めるってことだって、私は最近そう考えるようになったわ」

雪歩「千早ちゃんは、私の手をぎゅってしながら言ってくれたんですぅ」エヘヘ

P「……なるほどな」


雪歩「それからかなぁ。自信を持ちたい。自信を持てるような自分でいたい、って本当に考えるようになったのは」

雪歩「それが、今日みたいに、誰かに認められる結果に繋がったのなら、うん……すごく、嬉しいです」

P「そうか……雪歩も、成長したというか」

雪歩「ふぇ?」

P「……願わくは、俺の手でそうしてやりたかったんだけどな」ハァ

雪歩「?」ハテナ

P「こういう時、自分の力の足りなさを実感するなぁ。雪歩だけじゃない。うちのやつらは、みーんな、俺なんていなくたってどんどん大きくなっていく。まぁ、それはそれで誇るべきことなのかもしれないけど……」フ


雪歩「プロデューサー」

P「うん?」

雪歩「プロデューサーはもっと自信を持っていい……いえ、自信を持たなきゃいけないんです! なぁんて」エヘヘ

P「く、くくっ。くそ、こりゃ一本取られたか」クク

雪歩「プロデューサーがいてくれるから、私たちはアイドルでいられるんです。こういう業界の中、安心して、活動ができるんです」

雪歩「……みんな、プロデューサーのことが好きなんですから、もっと自信を持ってください」

P「……そうだな。雪歩のこと言えないよ。俺も、みんなのプロデューサーとして自信を持たなきゃだよな」

雪歩「はい」


P「ところで」

雪歩「はい?」

P「みんな、プロデューサーのことが好き、ってことだったけど」

雪歩「はい」

P「もちろん、そこには雪歩も含まれてるわけだよな?」ワルイカオ

雪歩「え?」ポカン

P「え?」ガーン

雪歩「ふふ、冗談です」

P「おいおい、勘弁してくれよ……(演技上手すぎだろ。心臓止まるかと思った)」


雪歩「そうですね……うーん……一番信頼してる男の人、というのはどうでしょうか?」

P「ほう、お世辞でも嬉しいな」ウンウン

雪歩「本当ですよ? ――プロデューサーが女の子だったら、ちゅっちゅしたいぐらいには」

P「……その表現はどうなんだ」

雪歩「いいじゃないですか。嘘は言ってませんよ?」フフ

P「……そうか」

雪歩「はい……あの、プロデューサー?」

P「うん?」

雪歩「これからも、よろしくお願いしますね」

P「どうした、改まって」

雪歩「いえ、なんとなく、言いたくなったんですぅ」エヘヘ

P「そうか。こちらこそ、よろしくお願いします、だな」

雪歩「はいっ」


  こんな765のプロデューサーです


これをもちまして今作は一区切りとさせていただきます。
ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
最後の最後で二月も間が空いたりと、待ってくださっている方には大変ご迷惑をおかけ致しましたが、
何とか終わりまで持っていけたのは皆様のお声あってのことです。
お付き合い、本当にありがとうございました。

一応、今度はこれまでの話を踏まえての千早視点での話も考えてはあります。
ちょこちょこそれ用のネタも作中にばら撒いてはいるのですが、書きあがるのがいつになるのか、
そもそも書きあがるのかさえ不明です。
万が一それっぽいのを見かけたら、また気にかけてやっていただけると嬉しく思います。

何か書き忘れたことがあるかもしれないので、二、三日後にHTML化をお願いしようと考えています。(問題はないですよね?)
それでは、また。
どこかでお会いできますよう。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年02月11日 (水) 22:49:15   ID: LwPWxBdF

きもちわるい

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