打ち止め「カブトムシ採りに行きたい!」一方通行「…」(396)

もうなんか条例とかKAGEROUとかで疲れたから、俺が前に書いた禁書SS投下するわ
ちなみにエロはない、悪いな。ほのぼのギャグだ。前に書いたやつだから時間軸は夏だが、気にするな。
たまにはいいだろ?

俺「カブトムシ採りに行きたい!」

俺「…寝るか」

>>1代理さんくす!
あと見たくない奴は見んなwwwwwwwwww

~黄泉川家~
AM8:30

一方通行「…はァ?」

打ち止め「だーかーらー!カブトムシ採りに行こうよーってミサカはミサカはさっきまで寝てたあなたを誘ってみたり!」

一方通行「…めんどくせェ。寝る。」

打ち止め「えー!もうすっかり朝だよーってミサカはミサカはあなたにダイブ!」ピョン

一方通行「ぐふォ!!!」

打ち止め「今日はこんなに晴れてるんだから、絶好の虫採り日よりだね!ってミサカはミサカはワクワクしてみる!」

一方通行「どけェクソガキ。今日は俺の体調が絶不調だ」ポイッ

打ち止め「わっ…もう!カブトムシさんが呼んでるんだよってあなたを急かしつつ、ミサカはミサカをゴミのようにどかしたあなたに憤慨してみたり」

一方通行「…だァーれが呼ンでるンですかァ?まだ9時にもなってねェだろ。俺は寝る」

打ち止め「そーやって外に出ないからあなたは体力がつかないし不健康なんだよってミサカはミサカは2度目のダイブ!」ピョン

一方通行「ガキがァ…俺に同じ手が通じるとでも思ってンですかァ?あと体力がねェのは関係ねェ」ヒョイ

打ち止め「いえーい!避けられたよわーい!ってミサカはミサカはヤケになりながらもやっぱりあなたに体当たり!」ガンッ

一方通行「ってェなァ…そこまで外に行きてェなら一人で行って来りゃいいだろォが!?」

打ち止め「あなたと一緒に行きたいの!一人でいっても楽しくないんだよってミサカはミサカは当たり前のことを主張してみたり!」

一方通行「ああそォですかァ…じゃあ寝ろ。めんどくせぇ…俺は寝る」ゴロン

打ち止め「…そっか…あなたが行きたくないんじゃ仕方ないよね…」シュン…

一方通行「……」

打ち止め「最近あなた仕事忙しそうだったし…今日は休みみたいだからせっかくの夏休みなら一緒に遊びに行きたかったな…ってミサカはミサカは呟いてみたり…」

一方通行「…………」

打ち止め「でもね…もういいの…ミサカがあなたに無理にわがまま言ったのがいけないから…ってミサカはミサカは諦めるのをあなたに伝えてm」

一方通行「あーあー、なんかカブトムシの鳴き声がうるさくて眠れやしねェよ。おいクソガキ、カブトムシがさっきから俺を呼ンでるみてェだからちゃっちゃと捕まえてくるわァ」スタスタ

打ち止め「!」

打ち止め「じゃあ、ミサカもあなたと一緒に捕まえに行くねってミサカはミサカはあなたと一緒に出かけるのが楽しみだったり!」

一方通行「勝手にしろォ」

打ち止め(さすがにカブトムシさんは鳴かないと思うんだけど、ってミサカはミサカは素直じゃないあなたに作戦がうまくいったよわーい!って心の中で喜んでみる)

芳川「ふわぁ~…ねむいわ~…」ムニャムニャ

打ち止め「おはよう芳川ぁ!ってミサカはミサカはいつもより元気よく朝の挨拶をしてみる!」

芳川「おはよう打ち止め~…子供は元気でいいわねぇ…」フワァァ…

一方通行「おいおい、随分と遅い起床ですねェ。ニートさン?」

芳川「…あなたには言われたくないわ。ニートについてはスルーするけど」

一方通行「俺はニートさンとは違って健康的だからよォ。てか黄泉川はァ?」

打ち止め(あなたも十分不健康なんだよ、ってミサカはミサカは言いたいのを我慢しつつ心の中に留めておくね)

芳川「ああ…愛穂なら学校にいったわ。なんでも『教師に休みなんてないじゃん』って。せっかくの夏休みなのにねぇ」

一方通行「いやお前は一年中夏休みだろォが」

芳川「まったく…愛穂はちょっと働きすぎなのよ」

一方通行「てンめェが休みすぎなンですよォォォ!!?お前はちょっとどころじゃなくかなりだけどなァァァァ!!!!!」

芳川「ちょっと朝っぱらから怒鳴んないでよ頭に響く…
…あっ今日の金運一位じゃない。あとでちょっと打ってこようかしら」

一方通行(……こいつ、終わってンなァ…)

打ち止め(黄泉川がいなかったらどうなってたのかなぁ、ってミサカはミサカは想像してみて…やっぱりやめてみたり)

一方通行「ンじゃまぁ、せいぜいぐうたら生活を満喫してなァ。おい打ち止めァ、お前は朝飯食ったのかァ?」

打ち止め「うん!黄泉川がミサカの分も用意して作ってくれたんだよ、ってミサカはミサカは黄泉川に感謝感激雨霰!」

一方通行「そォかァ。なら良いンだ。俺はコーヒーで十分だからなァ…」

芳川「あら?私の分の朝食が無いわねぇ」

一方通行「てめェは何回言ったら分かンだァァァァ!!!!??どンだけ自分に甘いンですかねェェェェェェ!!!!」

芳川「あっ!ほら…私って…甘いから…優しくなくて…甘いから…」

一方通行「はあああァァァァァァァ!!!!???ンだそれェェ!!??あれかァ!?あの感動のシーンみてェにかっこつけてンですかァァァァ!!??」

一方通行「しかも『あっ!』ってェ!?自分で上手いこと考えたとか思ってンのォォォ!!??てかツッコミどころは1つにしやがれこのクソニートがァァァァァァ!!!!!!」


打ち止め(その他にも自分に甘いのかよってツッコミどころはあったんだけどってミサカはミサカは心の中でツッコミでみたり)ビシッ

芳川「冗談よ。朝からうるさいわねぇ…。そういえば愛穂、昼に戻ってくるって言ってたから、その時に作って貰おうかしら」

一方通行「」

打ち止め「」

芳川「冗談よ」クスッ

一方通行(……もォこいつには二度とツッコンでやんねェェ…なァにが『クスッ』だァ…)

打ち止め(あなたがあんなに必死にツッコんだのに『冗談よ』の三文字で綺麗に流した芳川にミサカはミサカは驚きを隠せなかったり…)

打ち止め「そんなことより早く行こうよーってミサカはミサカはあなたを急かしてみたり」

一方通行「ン…まァ待て。このコーヒー飲ンじまってからなァ」ゴクゴク

芳川「あら…?一緒にどこ行くの?」

一方通行「カブトムシ採りィ」

芳川「はい?」

一方通行「あンだよ…?」

芳川「あなたが?カブトムシを?採るの?」

一方通行「ああそォだ悪いかよ?」

芳川「…頭おかしくなったの?」

一方通行(…こいつにだけは言われたくねェ……)

一方通行「あァ俺だって行きたくねェよめんどくせェ。ただこのガキがやりてェやりてェうるさェから仕方な……あ」

打ち止め「…やっぱりあなたはミサカと一緒に出かけたくなかったのね…ってミサカはミサカは潤んだ瞳で落ちこんでみる…」

一方通行「やべェ…無性にカブトムシ採りたくなってきたァ」

芳川「無理しなくていいわよ」

打ち止め「嫌なら嫌ってはっきり言ってくれればいいのに…ってミサカはミサカは…」

一方通行「呼ンでるゥ!カブトムシがァ!!!学園都市第一位のこの俺が呼ばれてるンですゥ!!!こうしちゃいられねぇ。カブトムシからのお呼びだしだ!!!おい、クソガキさっさと行くぞォ!!!!!」スタスタ

打ち止め「あ!待って~!ってミサカはミサカはあなたを追いかけつつ行ってきまーす!って芳川に呼びかけてみる!」

芳川「あーはいはい…気をつけるのよ~?」バタン

芳川「ふぅまったく…」

芳川「それにしてもあの子がカブトムシ採りに行くなんて…」

芳川「随分と丸くなったものよねぇ…本当昔のあの子とは別人みたい」

芳川「それもこれも無邪気なあの子のおかげかしら?」

芳川「まあ何にしても、悪いことではないわね…」フワァァ

芳川「眠くなってきちゃった…黄泉川が帰ってくるまで二度寝しようかしら」ムニャムニャ

芳川「……」

芳川「本当、私って甘いわね…優しくなくて…甘いから…」

クスッ

~黄泉家前~

打ち止め「…きっと今頃芳川は二度寝してるんだよってミサカはミサカは芳川の性格から推測してみる」

一方通行「…あァ、お前も同じこと考えてたかァ。ンで『私って甘いから…優しくなくて…甘いから…クスッ』とかやってそォだなァ…」

打ち止め「冗談抜きでやってそうだから怖いんだよ…ってミサカはミサカは考えながら、あなたも同じこと思ってたんだね!以心伝心だね!ってあなたに抱きついてみたり」ギュッ

一方通行「離れろクソガキ…以心伝心ってのは科学じゃ解明されてねェ…つまりそンなメルヘンなもンはねェンだよ」

打ち止め「もう~なんでそんなに現実的なの~ってミサカはミサカはぶーたれてみる」

一方通行「へいへい。どうせ俺は現実主義者だよォ…ところでカブトムシってェのはどこにいンだァ!?」

打ち止め「話を反らされた!ってミサカはミサカは驚愕しながらも、多分木に止まってるんだよってあなたにアドバイスしてみたり」

一方通行「木ィ…?まァとりあえず公園に行きゃいンだろォ。行くぞクソガキ」スタスタ

打ち止め「あっ待ってよ~ってミサカはミサカはあなたを後ろから追い抜きダッシュ!」ダダダ

一方「走ンな。転ぶぞ、クソガキ」

?「はあ…夏休みってなんだかんだ暇ねー」

?「わたくしも今日はジャッジメントがお休みなので暇ですのー……あら?」

アッマッテヨーッテミサカハミサカハ…

ハシンナコロブゾクソガキ

?「…小さい…お姉様?」

?「あいつ、こんなとこで何を…はっ!まさかまた良からぬこと企んでるんじゃ…追うわよ!」タッタッタッ

?「…よくわかりませんが、了解ですの!」タッタッタッ

~公園~

打ち止め「うーん、いないね…ってミサカはミサカはあなたに問いかけてみたり」

一方通行「そりゃ、いくら夏っつってもカブトムシなンて簡単に見つかるわけねェだろォが……ン?」

タッタッタッ

美琴「はあっはあっ…あ、一方通行ぁ!!!」

一方通行「あァ?…なンだ超電磁砲かよ」

打ち止め「あ!お姉様だ!ってミサカはミサカは予期せぬ出会いに喜んでみたり!」

黒子「きゃあああ!!!ち、小さいお姉様ですのぉ!!!」ギュッ

打ち止め「わっ、あなた…誰?ってミサカはミサカは驚きながらも尋ねてみる」

黒子「わたくし、ジャッジメントの白井黒子ですの!」

一方通行「ジャッジメントがお気楽にお散歩かァ?学園都市も落ちたもンだなァ」

黒子「あなたは…第一位ですわね。ジャッジメントにもお休みはありますのよ」

美琴「そんなことより一方通行!!!あんたこんなとこで何しているのよ!」

一方通行「カブトムシ採りィ」

美琴「」

黒子「」

一方通行「…あンだよ、悪いのかよ?」

美琴「あ、あんたがカブトムシ…」

一方通行「悪いンですかァ?」

黒子「そんなキャラにはとても見えませんの…」

一方通行「あァ!?俺だってなァ本当はこンなめんどくせェこと…」ハッ

打ち止め「……」ウルウル

一方通行「あァ!カブトムシの声が聞こえるゥ!!!これは捕まえンのが楽しみになってきたぜェェェェ!!!!!!」

美琴「」

黒子「」

打ち止め(この人をからかうと楽しいなぁってミサカはミサカは微笑んでみたり)

一方通行「ったくよォ!?どこにいやがるンですかァ!!!カブトムシさンはよォ!!?」

美琴(これが、本当にあの一方通行なの…?)

黒子(ものすごく丸くなってる気がしますの…)

打ち止め「うー…暑いから喉乾いちゃったよーってミサカはミサカはあなたに訴えてみたり」

一方通行「確かに今日は暑ィなァ。能力が使えた頃はなンともなかったンだけどよォ…ほらよ、金やるからこいつらの分も飲み物買って来い」

打ち止め「わーい!あなたはいつものやつでいい?ってミサカはミサカは一応確認をとってみる」

一方通行「あァ、いつものコーヒーでいい」

美琴黒子((いつもの…?))

一方通行「お前らは何にすンだァ?」

美琴「奢ってくれるの?」

一方通行「当たり前だろォが。俺を誰だと思ってンですかァ!?」

黒子「ではお言葉に甘えさせてもらいますわ。わたくしは小さいお姉様1人だと心配ですので一緒についてきますわ」

打ち止め「ジャッジメントさんと行くなら安心だね!ってミサカはミサカは飛び跳ねてみる!」ピョン

黒子(か、かわいい…)

美琴「じゃあ、私はヤシの実サイダーで」

黒子「了解ですの!」

打ち止め「早くー早くーってミサカはミサカは自動販売機に向かって全力疾走!」ダダダー

美琴「転ばないよう気をつけなさいよ~」

黒子「ああ!小さいお姉様待ってくださいましー!」タッタッタッ

一方通行「はァ…ったくガキってのはなンでこンなくそ暑いのに元気なンですかねェ…」

一方通行「……」

美琴「……」

一方通行(今思ってみればこいつと二人ってすンげェ気まずいなァ…)一方通行(まあ俺は死ンでも許されねェことをしちまったから、自業自得なンだけどよォ…)


美琴「……」
美琴「……あの、さ…」
一方通行「…あ?」

>>22
~黄泉家前~
川抜けてるよ

美琴「…その、……ありがとね」

一方通行「…はァ?なンでてめェに礼なンざ言われなきゃなンねェンだよ。『ふざけんな』の間違いだろォが…」

美琴「前にね、あの子に聞いたのよ。自分の能力を犠牲にして、アンタがあの子をウイルスから守ったことも、残りの妹達を救ったこともね」

一方通行「だったら何だって言うンですかァ?それでも俺が一万人もの妹達を殺した極悪人に変わりはねェ。それは俺が死ンだって許されることじゃねェだろォが」

美琴「確かにね。私はあんたを許したわけじゃない。だけどあんたが残り一万人近くの妹達を救ったことも事実よ」

一方通行「お前や妹達が俺に持つ感情は憎しみだけで十分だァ。俺には感謝なンてされる権利はねェンだよ」

>>30
本当だ、すまん。脳内補正頼む

美琴「そうね。私はあんたが妹達を一万人殺したことを憎んでる。憎しみや怒りの言葉なら過去にあんたにもたくさん言ったはずよ。だけど、あんたが残り一万人の妹達を救ったことに対する感謝の言葉は、まだ一言も私は言ってない。だから…ありがとうなのよ」

一方通行「…てめェもおめでたい野郎だなァ」

美琴「おめでたい野郎じゃなくて、素直な美少女って言ってほしいわね?」ニコッ

一方通行「」

一方通行「……自分で自分に『素直な美少女』はないンじゃないすかねェ…」

美琴「ん?事実を言うことの何がいけないわけ?」

一方通行「……」

一方通行(…こいつは、天然なのかァ?それともナルシストなンですかァ?)

打ち止め「ただいまー!ってミサカはミサカはコーヒーを渡す前にあなたに飛びついてみたり!」

一方通行「いちいち飛びつくンじゃねェ。さっさとコーヒー寄こせ」

黒子「ただいま戻りましたの。どうぞ、お姉様」

美琴「サンキュー。帰ってくるの早かったわね」

黒子「わたくしの空間移動ならこれくらい朝飯前ですの!」

打ち止め「空間移動って初めての経験だったかもってミサカはミサカは不思議な感覚だったよってあなたに報告してみたり!」

一方通行「ン…?あァ、そこのツインテの能力って空間移動だったのかァ。それ便利だよなァ」

黒子「ツインテって呼ばれるのは初めてですの…まあ、第一位の言う通り便利な能力ですわね」

美琴「遅刻しないしね」

一方通行「まあ俺には通用しねェけどなァ。反射できるし」

黒子「さり気なく自慢しないで下さいまし…」

打ち止め「ねぇねぇ空間移動を反射ってどうやってやるの?ってミサカはミサカはあなたに説明して欲しかったり」

一方通行「ガキにゃ理解すンのはまだ早えェ」

美琴「11次元の座標だからね。私もあんまり分からないし」

黒子「最終的には『自分だけの現実』ですの。分からないのが普通ですわ」

打ち止め「うーん、よく分かんないんだけどミサカはミサカは子供扱いされたことに結構不満だったり」

一方通行「いやガキはガキだろォ。それよりもカブトムシ採るンじゃねェのかァ?」

打ち止め「あ!そうだったね!ってミサカはミサカは忘れてたことを隠しつつ分かってたふりをしてみる」

一方通行「いや、隠せてねェ隠せてねェから」

美琴「そういえばさ…」一方通行「?」

打ち止め(あれ、この反応…なんであの子がここに?……まあ、細かいことは後でみんなに説明しようってミサカはミサカは問題を先送りにして目の前のお姉様の話に耳を傾けてみる)

美琴「アンタ達カブトムシ採ろうとしてるんでしょ?」

一方通行「だからそォだって何回も言ってンだろォが」

美琴「さっきからアンタ達見落としてることがあるんと思うんだけど」

黒子「それはわたくしも思ってましたわ」

打ち止め「?」

一方通行「面白ェェ…学園都市第一位の俺様に何か見落としてることがあるとォ?なンだよ言ってみろォォォ!!!」

美琴「…虫取り網は?」

黒子「…虫カゴもですの」

一方通行打ち止め「「!!!!」」
美琴(…この反応は)

黒子(完璧に素で忘れているようですわ)

打ち止め「あああ!そうだよ!虫取り網と虫カゴは昆虫採集の基本なんだよ!ってミサカはミサカは気づいてくれなかったあなたに落胆してみたり」

一方通行「そ…そンなこと最初から気づいてたけどなァァァ?」

打ち止め「」
美琴「」
黒子「」

一方通行「気づいた上で最初から持って来なかっただけですゥゥ」

一方通行「ていうか学園都市最強の一方通行様にそンなもの必要ないンですゥ」

一方通行「あってもォかさばるしィ邪魔なだけなンですゥ」

美琴「分かった分かったもう分かったから」黒子「見苦しいですの」

打ち止め「さすがにその言い訳はないんじゃないかなってミサカはミサカはあなたのフォローが出来なかったり」

一方通行「うるせェうるせェ。この俺様に見落としなンてありえねェ…あっちゃならねェ……あるわけがねェンだよォォォォ!!!!!!」

?「いいや!あんたにはまだ決定的な『見落とし』があるでぇ!!!!!とミサカは滑り台の上からあなた達を指差して叫びます」

一方通行「」
美琴「」
黒子「」

打ち止め(ああ…やっぱり…)

とりあえず一服。
少し休憩したらまた投下する

17巻までしか見てませんが以降ネタバレは含まれますか

>>41
含まれません
なので安心してください

一方通行「誰だ誰だよ誰ですかァァ!!?」

美琴「黒子…なんか私達だけさっきから驚かされっぱなしなんだけど」

黒子「お姉様が二人おねえさまがふたりオネエサマガフタリ…」

打ち止め「全く…こっちに来てるのならMNWで知らせてくれれば良かったのにってミサカはミサカは下位個体が接近してくるまで分からなかったことを打ち明けてみたり」

17777「かんにんしてや~久しぶりやん上位個体。んで、他は初めて見る顔やな?ウチは妹達の17777号や。大阪在住やから関西弁やけどよろしくな~とミサカは上位個体と初めて会う方々に挨拶を済ませます」

打ち止め「はあ…一応補足するとみんなも知ってる通り、妹達は全国に散らばってるからそれぞれ性格も違うし、個性が強く出てる個体も多いの。この子はその中でも個性が強い方なんだけどってミサカはミサカは戸惑うあなたたちに説明してみる」

一方通行「個性強く出すぎだろォォォォ!!!!!どンだけ大阪色に染まってンだァァァ!!!??」

17777「ナイスツッコミやで!!!とミサカは初めて会う一方通行を賞賛します」

一方通行「てめェに言ったンじゃねェェ!!!!!なァにさりげなく打ち解けてンですかァァ!!??」

美琴「ま、まあ個性的ってのはより人間らしくなったってことよね!うん!」

黒子「小さいお姉様もですけど、関西弁のお姉様もなかなか…ジュルリっ」

美琴「…あんた私の妹達に手出したら黒コゲにするから」

打ち止め「ところで17777号はなんでここに来てるの?ってミサカはミサカは下位個体に訪ねてみたり」

17777「いや~だって学園都市にしか研究所ないやん?昨日1日メンテナンスの日やったんよ。
んで今日は1日暇やったから上位個体に会いに行ったろ思うて。そしたらなんか面白そうなことやってるやん?思わず立ち聞きしてもうたわ~とミサカは今に至った経緯を簡単に話します」

一方通行「そんな下らねェこといいからよォ…おい、エセ関西」

17777「ちょっ、エセ関西はいくらなんでもひどすぎやん!とミサカは一方通行の口の悪さを批判します」

一方通行「エセ関西で充実だろォ。大体テメェの関西弁なンか不自然なンすよォ。『なんでやねん』の『な』にアクセントつけるくらい不自然だわ」

打ち止め「なんて分かりやすい例え!ってミサカはミサカはあなたの例えに絶賛してみたり」

美琴(…いやこれ読んでる人はすっごく分かりづらいと思うんだけど)

黒子(東京人が無理に関西弁使おうとするとこうなりますの)

17777「アンタなんでそんなにウチに突っかかってくるん?とミサカはあなたの言動を疑問に思います」

一方通行「お前から先に突っかかってきたンだろォが。お前が俺に向かって最初に言った台詞今すぐここでリピートしろォ」

17777「アンタなんでそんなにウチに突っかかってくるん?とミサカはあなたの言動を疑問に思います」

一方通行「あっれェェェェェェ!!!???それ一個前の台詞だなァァァァ!!!!!!最初に言った台詞だって言いましたよねェェェェェェェ!!!!!?????」

17777「ナイスツッコミ!とミサカはやはり一方通行に親指を立てグーサインを送りつつ賞賛します」

一方通行(もうこいつの相手すンのやだァ…)

17777「まあほんの冗談や。んじゃリピートすっから耳かっさばいて良~く聞けやぁ!とミサカは先刻します」

一方通行(もゥ俺は例え心の中でもツッコまねェぞォ)

打ち止め(かっさばいたら聞けないやん!ってミサカはミサカはあなたの代わりに心の中でツッコんであげたよ)

美琴(なんか…我が妹ながらどん引きだわ)

黒子(しかし、それでも美しいのはお姉様クオリティですの)

17777「いいや!あんたにはまだ決定的な『見落とし』があるでぇ!!!!!とミサカは滑り台の上からあなた達を指差して叫びます」

一方通行「そォそれだァ。つまりてめェはァ?この俺にまだ見落としがあるっていいてェンだろォ?確かに虫取り網と虫カゴは見落としたかもしンねェが、俺にはもう見落としなンてねェ。あっちゃならねェンだよォ!」

黒子(さりげなくさっきの見落としたと認めましたの…)

打ち止め(あれだけ言い訳してたのにってミサカはミサカは驚きを隠せなかったり)

美琴(バレないとでも思ってるのかしら…)

17777「いいや。あんたは重要なことを見落としてる。一番決定的なものをや!とミサカは一方通行に詰め寄ります」

一方通行「はっ、面白ェェ。言ってみろォ。てめェに俺様が最強だってことを教えてやンよォォォ!!!!!」

美琴(かっこつけてるとこ悪いんだけど、これただのカブトムシ採りよね?)

黒子(彼にはただのカブトムシ採りでさえも戦いですの…)

打ち止め(たかがカブトムシ採り、されどカブトムシ採りだねってミサカはミサカはビシッと指摘してみたり)

17777「あんたおもろいな~。ほな言うで。

カブトムシは~…



っっ夜行性やぁぁぁあああああ!!!!!!!!とミサカは腹の底そこから体全体でツッコミます」

一方通行「」

美琴(まあ…確かにね)

黒子(一般常識ですの)

打ち止め(やこうせい…?ってミサカはミサカは言葉の意味が分からなかったり)

一方通行「……クソったれがァァァァァァァァァァァァ!!!!!!俺としたことがそンな重要なことを見逃すなンてェェェェェェ!!!!!!……チクしょォォォォォ…」

打ち止め「ねーねーやこうせいってなーに?ってミサカはミサカはお姉様に聞いてみたり」

美琴「夜行性は夜に行動するってことよ。昼はほとんど眠ってるから、山にでも行かない限り昼間探してもカブトムシは見つからないことが多いわね」

打ち止め「じゃあミサカはあの人に無駄なことさせちゃったんだね…ってミサカはミサカはあの人を無理やり連れてきちゃったことを思い出して後悔してみたり…」

美琴「いやー、なんだかんだ楽しでるように見えるし気にしない方がいいわよ?」

黒子「ですの」

一方通行「俺としたことが俺としたことが俺としたことが俺としたことが俺としたことが俺としたことが…」

17777「学園都市最強の一方通行が聞いて呆れるわ!とミサカは声を大にして吐き捨てます」

一方通行「いやまだだァ…まだ俺は負けてねェェ…ここで負けるわけにはいかねェンだよォォォォ!!!」

17777「お前はもう…死んでいる…とミサカは昨日研究所で見たアニメの名台詞を真似します」

美琴「アンタなんつーアニメ見てんのよ」

一方通行「ククク…敗者はおとなしく黙ってろってかァ?テメェはそれで勝ったつもりかよォ!?」

黒子「勝ち負けの基準がよく分かりませんの」

美琴「何度も言うようだけど、これただのカブトムシ採りよね?」

一方通行「いいぜいいぜェェ…それでテメェが勝ったつもりになってンなら…まずはその幻想をぶっk」

美琴「あーストップストップ。アンタそれはアイツの台詞だから」

黒子「プライドもへったくれもありませんの」

17777「なにどさくさに紛れて決め台詞言おうとしてんねんとミサカは一方通行を軽蔑します」

一方通行「」

打ち止め「ひどい言われようなんだよってミサカはミサカはあなたをフォローしきれなかったり…」

一方通行「あァ、今日は空が青いなァァ」

黒子「開き直りましたわ」

美琴「もう意味分かんない」

打ち止め「いつものあなたに戻って良かった!ってミサカはミサカはほっと胸をなで下ろしてみる」

美琴「…あれいつものなの?なんか違くない?」

黒子「彼は少なからず引きずっていますの」

17777「その程度か第一位…とミサカはため息をつきながらやれやれと一方通行を侮辱します」

打ち止め「17777号…あの人をからかうのはいいけど、イタズラもあんまり度がすぎるとあなたのMNWに規制かけるよ?ってミサカはミサカはしつこい下位個体を脅してみたり」

17777「!」ビクッ

美琴「?」

17777「すみませんすみませんホンマそれだけは勘弁して下さいとミサカは上位個体に許しをこいます」

打ち止め「分かればいいんだよ分かればってミサカはミサカは聞き分けのいい下位個体に満足してみたり」

黒子「なんだかよくわかりませんけど小さいお姉様怖いですわ…」

美琴「まあ、ああ見えて妹達の頂点…司令塔だからね」

打ち止め「えっへん!ってミサカはミサカは自分の能力を自画自賛してみたり!」

一方通行「あァ…てかカブトムシいねェから、なンだかンだで暇になっちまったなァ」

打ち止め「そうだね…これからどうしよう?ってミサカはミサカは……あれ?」ジー

?「うー…おなかすいたんだよー…」テクテク

一方通行「ン?…あいつは……?」

黒子「あら…?いつかのシスターさんではありませんの」

一方通行「げっ…あの暴食シスターじゃねェか」

インデックス「ん…?なんか知ってる顔がいっぱいなんだよ」

美琴「アンタこんなとこで何してんの?」

インデックス「とうまが買い物行ってるから暇なんだよ」

打ち止め「…あなた、ミサカの知らないところでシスターさんと遊んでいたのねってミサカはミサカはあなたを睨んでみたり」

一方通行「いや、遊んでねェ。たかられただけだァ」

インデックス「その言い方は少し語弊があるかも」

一方通行「ねェだろ。そのまンまだ」

17777「一方通行は女遊びが激しいんやな~とミサカは勝手に納得します」

一方通行「お前は黙ってろ」

インデックス「…短髪が2人いるんだよ」

17777号「ウチは妹達の17777号や。大阪在住やけどよろしくな~とミサカは初めて会うシスターにめんどくさがりながらも簡単に自己紹介します」

インデックス「なんかエセかんさいっぽくてうさんくさいかも」

一方通行「だとよォ?エセ関西」

17777「なんでやねん!とミサカは2人の不適切な発言にツッコミます」ビシッ

打ち止め「それよりもなんか暑くなってきたねってミサカはミサカはあまりの暑さに我慢できなかったり」

美琴「確かにあっついわねー」

黒子「おそらく今年一番の暑さですの」

一方通行「これ以上外にいたらぶっ倒れンなァ…おいクソガキ、どっか涼しいとこ行くぞォ」

打ち止め「でもでも涼しいとこってあんまりないかもってミサカはミサカは不安になってみたり」

インデックス「それなら…みんな私の家にくるんだよ」

一同「!?」

インデックス「とうまは出かけてるから暇なんだよ」

一方通行「てめェの家じゃねェ。三下の家だろォが」

美琴「あ、あ、あいつのいえあいつのいえあいつのいえあいつのいえあいつのいえ…」プシュー

黒子「お姉様!しっかりして下さいまし~!」

17777「お姉様は暑さにやられたんか?それとも熱さにやられたんか?とミサカは上手いこと言ったなと自画自賛します」

一方通行「いや別に上手くねェから」

打ち止め「なんでもいいからってミサカはミサカは早く家に上がりたかったり」

一方通行「しゃあねェな。暇になっちまったし、めんどくせェけど行くかァ。んで、てめェらはどーすンだァ?」

17777「ウチは面白そうやから行くで!とミサカは手を挙げてアピールします」

インデックス「短髪とついんてーるはどうするんだよ?」

美琴「えっ、あっ…わ、私は…」

一方通行「どっちにすンだァ?行くか行かねェかはっきりしろォ」

美琴「うぅ…で、でもぉ…」

一方通行(はァ…ったく、めンどくせェなァ…)

美琴「…や、やっぱり……」

一方通行「どォせ暇なンだろォ?だったら来りゃいいだろォが。それともなンだ?あの三下を意識しちまうから来れねェとか言い出すンじゃねェだろォなァ?あくまで暇だから行くンだろ、俺達はなァ」

美琴(!!!)

美琴「なな、何言ってんのよ?い、行くに決まってるじゃない!あくまでひ、暇だから退屈しのぎに行ってあげるのよ!そう!暇だから!」

一方通行「…そうだなァ?俺達はあくまで暇つぶしに行くだけだよなァ?」ニヤニヤ

美琴「そ、そうよ!?それ以外に理由なんてないんだから!」スタスタ

17777(いや~分かりやすすぎるやろ~とミサカはお姉様のあまりのツンデレぶりに驚愕します)

黒子「あの殿方のところに行くのでしたらお姉様をお守りするため、わたくしも着いていきますの」スタスタ

一方通行「ンじゃ、全員一致で決まりだなァ」

打ち止め(お姉様のために気を遣ってくれてありがとね、あなたのそういう優しいとこ大好きだよってミサカはミサカはあなたに耳打ちしてみる)

一方通行「あァ?何のことだか俺ァさっぱり分かンねェぞォ?」テクテク

打ち止め(まったく…あの人もあの人で素直じゃないんだからってミサカはミサカは内心うれしかったり)

インデックス「それじゃ早速みんなで行くんだよ」テクテク

美琴「ほらアンタ達ー!早くしないと置いていくわよー!」

一方通行「オラ、呼ばれてっからさっさと行くぞクソガキ」スタスタ

打ち止め「あっ、待ってよー!ってミサカはミサカはあなたを後ろから追いかけてみたり」タッタッタ

17777(なんや面白いことになりそうやな~とミサカは心の中で一人呟きます)

17777(そして誰もウチの固体番号について触れへんかったな…17777やで?17777やで?17777やで?なんかツッコむ所あるやろ~とミサカは一人いじけます…)

~上条家~

インデックス「それじゃみんな遠慮なく入るんだよー」

打ち止め「おっじゃましまーす!ってミサカはミサカは礼儀をわきまえつつ一番乗り!」

一方通行「ちっ…狭ェ部屋だなァ」

美琴「こ、ここがあいつの家…」

黒子「随分と散らかっていますわね」

17777「ありきたりな部屋やな~何もおもろないわとミサカは期待を裏切られたことに落胆します」

一方通行「三下の部屋に面白さを求めること自体間違ってンだろォが」

インデックス「その辺に適当に座るんだよ」

美琴「じゃ、じゃあ適当に座るわ」ストッ

黒子「ならわたくしはお姉様のお隣に」ストッ

一方通行「あーめンどくせェ」ドサッ

打ち止め「じゃあミサカはあなたの隣に座る!ってミサカはミサカは居場所確保!」ストッ

一方通行「あァ?どこでも一緒だろォが」

17777「んじゃウチはテレビの前のベストポジション確保!とミサカは座ると同時にテレビのチャンネルを回します」ストッ…ピッピッピッ

インデックス「エセかんさいの好きそうなお笑い番組はやってないんだよ」

17777「なんや…本当つまらん番組ばっかりやな~とミサカはテレビ局のセンスの無さにがっかりします」

美琴「あんたのセンスが変なのよ」

17777「子供みたいなセンスのお姉様には言われたくないわとミサカは吐き捨てるように言い返します」

美琴「なっ!?私のセンスを馬鹿にする気!?」

黒子「どっちのお姉様のセンスも似たようなものですの…」

打ち止め「それよりこれからどうするー?ってミサカはミサカはあなたに尋ねてみたり」

一方通行「あァ?めンどくせェから寝るでいいンじゃねェか?」

打ち止め「そんなの答えになってないよーってミサカはミサカは憤慨してみる」

美琴「どうせ集まったんだし、みんなでなんかやる?」

一方通行「めンどくせェなァ」
打ち止め「さっすがお姉様!ミサカもみんなでやってみたいことがあるの!ってミサカはミサカはお姉様の意見に賛成してみる」

黒子「やってみたいこと…ですの?」

ガチャガチャ

インデックス「あっ!とうまが帰ってきたんだよ」

美琴「えっ…あ、アイツが?」

黒子「落ち着いて下さいましお姉様。わたくし達はあくまでも、暇なのでここにいるだけですの」

美琴「そ、そうよね!私達、暇だから来ただけだもんね!」

17777「このニュースキャスターなかなか面白いやん!とミサカはテレビの中の見ず知らずの人を誉めたたえます」

一方通行「まァ待て。三下のことは後回しだァ。おいクソガキ、やってみてェことってのはなンだ?めンどくせェことじゃなけりゃ聞いてやる」

打ち止め「うん…あのね…」

上条「ふぅ~…上条さんのお帰りですよーっと…あれ?」

上条「なんか靴が多いような…まさかお客さんか?おーい、インデックスー」テクテク

ガチャッ

上条「」

打ち止め「せっかく夏休みなんだから夏っぽいことしてみたいかも!ってミサカはミサカはあなたに提案してみたり」

一方通行「却下。めンどくせェ」

美琴「アンタさっきからそれしか言わないわね」

黒子「小さいお姉様が言うならわたくし、なんでもやりますの!」

17777「いやなんでやねん、とミサカは特にツッコミどころも無いのに鋭くツッコミます」

インデックス「そんなことよりお腹すいたんだよとうまー」

上条「…というかなんで皆さん上条さんの家にいらっしゃるんでせうか」

一同「暇だから」


上条「ひ、暇だからって…」

打ち止め「えーなんでもかんでもめんどくさいで済ませないでよーってミサカはミサカはあなたの体を揺すりながら憤慨してみる」ユサユサ

美琴「でも確かにみんなで夏っぽいことするのも悪くないかもね」

黒子「わたくしも最近仕事づくしでしたので、たまには悪くないですわね」

上条「あの~…上条さんの話聞こえてます…?」

一方通行「ン~…まァクソガキの言うことも確かに一理あンなァ。考えといてやらァ」

打ち止め「ようやくミサカの意見が認められたよわーい!ってミサカはミサカは喜んでみたり」

一方通行「はしゃぐな…それよりテメェらァ、そろそろ腹減ってこねェかァ?」

上条「いや、だからあの~?」


美琴「そっか、もうお昼過ぎだもんね」

インデックス「だから私はさっきからお腹空いたって言ってるんだよー」

打ち止め「ミサカもお腹減っちゃったかも~ってミサカはミサカはあなたに報告してみる」

上条「えっと、すみませ~ん…?」

17777「ほんなら、みんなでファミレスでランチってのはどうや?とミサカは皆さんに提案します」

黒子「わたくしは賛成ですの」

美琴「私も」

インデックス「食べられるところならどこでもいいんだよ」

上条「……」

打ち止め「ミサカもあなたと一緒ならどこでもいいよってミサカはミサカは大賛成!」

一方通行「ンじゃ全員一致で決定だなァ。…つーわけで、つまりそォゆうことだ、三下ァ」

上条「分かるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」


上条「なんだなんだよなんですかぁ!?俺だけのけ者ですかぁ!!?上条さんだけ仲間外れですかぁ!!??」

一方通行「…俺の台詞パクってンじゃねェぞ三下ァ」

上条「うっるせぇぇえええ!!!!!!こっちは全く状況が読めないんだよぉ!!!」

インデックス「とうまうるさいかも」

上条「やかましい!!!もとはといえばこの状況作ったのインデックスさん、あなたですよねぇ!?俺がいない間、何勝手にぞろぞろ部屋にあげちゃってるんですかぁ!?」

17777「まぁそうかっかすんなや~とミサカはあなたを落ち着かせようと会話に割り込みます」

上条「あなた誰ぇぇええええ!!?なぜに関西弁!?落ち着くどころか逆に混乱するんですけどぉぉおおお!!?」

支援
限界だ……もう寝なくては……


美琴「分かった分かったから。歩きながら説明してあげるから、とりあえず黙ってついてきなさいよ」

上条「はぁぁぁああああ!!!??何簡単に済まそうとしてるんですかぁぁあああ!?そんなのに騙される上条さんじゃありませんよぉぉおおおお!!!!!!」

一方通行「ったく…昼飯奢ってやるから黙ってついてこい三下ァ」

上条「はい!」ピタッ

一同「」

インデックス(…そういえばとうまはこういう人だったんだよ…)

美琴(なんか…呆れてものも言えないわ)

黒子(安い男ですの…)

打ち止め(一瞬で静かになっちゃったねってミサカはミサカは開いた口が塞がらなかったり…)

17777(人間としては失格やけど芸人としては合格や!とミサカはせめてものフォローをいれます)

一方通行「…ンじゃまァ、行くかァ」テクテク

上条「はい!どこまでもお供いたします!」スタスタ

一同「…」

>>75
ありがとうございます
ゆっくり休んでください

~ファミレス~

美琴「―――で、アンタが帰ってきて今に至るわけ」パクッ

上条「…んぐっ…なるほど…俺のいない間にいろいろあったんだな…」モグモグ

インデックス「ガツガツガツガツガツガツガツガツガツガツ…」

黒子「すごい食欲ですの…」パクッ

17777「歩くブラックホールやな…とミサカは嫌みをこめて言い放ちます」モグモグ

一方通行「いいねいいねェ。やっぱり育ち盛りはたくさン食わねェとなァ!」

上条「一方通行…本当に奢って貰っていいのか…?こいつどこまで食うか分かんないぞ?」モグモグ

一方通行「当たり前だろォ。俺を誰だと思ってンだァ?第一位の財力ナメてンじゃねェよ」

上条「か、かっこいい…」

なんか俺も眠くなってきた


インデックス「ガツガツガツガツ…あくせられーたはとうまと違って太っ腹なんだよ…」ガツガツ

上条「はいはい…どうせ上条さんは貧乏学生ですよー」

打ち止め「このハンバーグすっごく美味しいの!ってミサカはミサカはあなたに感想を述べてみたり」

一方通行「そォかい、そいつァ良かったなァ」

打ち止め「うん!あなたにも食べさせてあげるね!ってミサカはミサカはあなたにアーンしてみる!」アーン


一方通行「…ンっ」パクッ

一同「!!!???」 ガタガタッ


美琴「なな…なっ…////」

打ち止め「どーお?美味しいでしょ?ってミサカはミサカはあなたに同意を求めてみる!」

一方通行「ンー…?大した美味くねェだろォ。こいつぁ完璧に冷凍したもn」

美琴「なぁにやってんのよアンタはぁぁあああ!!!」バチバチ

一方通行「あっぶねェ!てめェこそ店ン中で放電してンじゃねェよ!!!」

美琴「ああ…あ、アンタいいま打ち止めとかか間接ききき…」

黒子「第一位…見損ないましたの」

一方通行「はァ!?俺が一体何したっつゥンだよォ!?」

インデックス「…あくせられーたの趣味はよーく分かったんだよ」

一方通行「ぜンっぜン言ってる意味分かンねェンですけどォ!?」

上条「そうかそうかつまり君はそんな奴だったんだな」

一方通行「どこのエーミールですかァ!?てかマニアックすぎだろォ!!!」


17777「まぁまぁお姉様、そんな驚くもんでもないやろ~とミサカは他のお客さんの迷惑を考えつつ発言します」

美琴「!?」

美琴「だっ…だって今こいつあ、アーンしたのよ!?どこの犯罪者よ!?」

打ち止め「アーンで犯罪者になるんだったらほとんどの人は犯罪者になってるよ…ってミサカはミサカはオーバーリアクションすぎるお姉様にちょっぴり引いてみたり」

上条「でもなぁ…犯罪者とはいかなくても上条さんはアーンはないと思いますよ…?」

17777「まあ赤の他人なら、なしやろうけどこの2人なら普通やろ…同棲してるんやし、とミサカは必死に弁明します」

一同「」


美琴「ご、ごめん…私難聴なのかもしれない…も、もう一回言ってもらえる…?」

上条「俺もちょっと聞き間違いしたかもしれないな…」

黒子「…わたくしもきっと仕事で疲れているんですの」

打ち止め「だーかーらー!ミサカはこの人と一緒に住んでるの!ってミサカはミサカはあなた達に聞こえるようにはっきり言ってみる!」

一同「」

一方通行「ン…あれ?言ってなかったかァ?」

上条「オイ」


黒子「聞いてませんの」

上条「オイ」

美琴「どどせどっどっせどどせどっどっせどどせどっどっせ…」

17777「らぶ注入☆、とミサカは覚えたての一発芸を披露します」

インデックス「エセかんさいは黙ってるんだよ。けーわいなんだよ」

17777「すんまへん…」

一方通行「…まァ、別にいわなきゃなンねェもンでもなかっただろォ。…なあ?」

上条「オイ」

打ち止め「うん!ってミサカはミサカはなんでみんながそこまで怒っているのか不思議だったり」

一方通行「そォゆうことだァ。別に俺はわざと隠してたわけj」

上条「オイ」

一方通行「オイオイオイオイうっせェェェェェええええええええ!!!!!!テメェは千と千尋の神隠しかァ!!!??さっきからマニアックすぎンですよォォォ!!!!!!!」

上条「逆ギレかぁああ!!!??」

一方通行「テメェがなァああ!!!!!」

すみません、妹が留守なのでゴミ出しに駆り出された。
すぐに戻ってくるんで少々お待ちを。
あと、こんな深夜まで支援してくれるのは助かるんですが、明日学校や仕事がある方は寝て下さいwwwww
てか俺も実際ヤバいwwww

エーミールて標本パクられる人だよね題名なんだっけ保守

支援さんくすwwwww
>>90
夏の日の思い出だったか、少年の日の思い出だったか…すまん、俺もよく覚えてないんですよwww


美琴「同棲同姓銅製動静同性道西DOUSEIドウセイどうせい…」ブツブツ

黒子「と、とりあえず他のお客様の迷惑にもなりますので落ち着いて下さいまし」

上条「そ、そうだな…お、俺達どうかしてたな…」

インデックス「これがおんなの修羅場ってやつなんだよ」

美琴「!!!!!」

打ち止め「みんなそんなに取り乱さなくても…ってミサカはミサカはあなたn」

美琴「フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ」

一方通行「怖ェよ」

黒子「ど、どうなさいましたのお姉様?」


美琴「謎は全て解けたぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああ!!!!!!」

17777(やぁかましいわぁぁああああああ!!!!!!とミサカは今にも叫びたい衝動を空気を読んでこらえます)

打ち止め(お姉様が壊れちゃったよってミサカはミサカは余計なこと言わなきゃ良かったって少なからず後悔してみたり)

上条「な、謎…?謎って一体…」インデックス「短髪、どういうことなんだよ?」

美琴「フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ」

一方通行「だから怖ェよ」


美琴「いいわ…聞かせてあげる。私の…人生初の…名推理をね!!!!」

上条黒子インデックス「おー!!!」パチパチパチ

17777「いや別にそんなつまらんこと聞きたくないわ!とミサk」

インデックス「黙るんだよ」

17777「…はい」

美琴「それじゃ一字一句よぉく聞きなさい!!!(そしてよく読みなさい!!!)」

美琴「こいつにぃ!この犯罪者にぃ!!!打ち止めがぁ!!!なぜこんなにも懐いているのかってこともなぜ頻繁に抱きついたりしてるのかってこともなぜあなたと呼んでるのかってことも
なぜいつも飲んでるコーヒーを普通に知ってるのかってこともなぜ公衆の面前で堂々とアーン出来ちゃうのかってこともなぜ一方通行はロリコンなのかってことも!!!!!!全部全て!!!謎は解けたぁぁああああああ!!!!!!!!!真実はぁいつもひとぉぉおおおつ!!!!!!」


一方通行「」
打ち止め「」
17777「」


上条「!!!…そうか、そうだったのか…全ては同棲が…同棲が原因だったっていうのか…」

黒子「さっ…さすがお姉様!!!穴一つない見事な名推理ですの」

インデックス「学園都市第三位はダテじゃないんだよ…」

一方通行「よし。いろいろとツッコミてェところはあるが、最後のは明らかにねェだろ」

インデックス「あくせられーた。いい加減しつこいんだよ」

黒子「往生際が悪いですの」

上条「まだ何か言いたいことでもあんのかよ」

一方通行「言いたいことしかねェンだよ」


美琴「何よ!!!いい加減自分がロリコンだって認めなさい!!!!!」バンッ

上条黒子インデックス「そーだそーだぁ!!!」

一方通行「そーだそーだじゃねェェェええええ!!!!!!大体そこの三下もシスターと同棲してンじゃねェか!!!」

インデックス「とうまはわきまえてるんだよ。発情期のあくせられーたと違ってとうまは年下を恋愛対象として見てないんだよ」

美琴(あれ…?ってことは私も恋愛対象外?)ガーン

上条「そうだ。上条さんは変態なテメェと違ってインデックスさんを恋愛対象になんか入れていない…ただの同居人だ!」

インデックス(それはそれでヒドいかも)ガーン


黒子「とにかく!このシスターさんと一緒に住んでる殿方は類人猿同然ですが、小さいお姉様を恋愛対象に入れてるあなたはもっとヒドいですの!ゴミ以下ですわ!」

上条(…あれ?俺さりげなく裏切られた?)ガーン

美琴「そうよ!私と一緒に住んでる黒子もかなりの変態で正直ウザいけど、打ち止めを恋愛対象に入れてるロリコンよりはマシよ!」

黒子(…お、お姉様が黒子をそんな風に思っていましたなんて……)ガーン

打ち止め(…あの人をけなすつもりがキレイに味方も全員けなされてるねってミサカはミサカは驚きを飛び越え感激してみたり…)

17777(こいつら…狙ってやってるんとちゃう?とミサカはあなた達に疑いの目を向けます)

一方通行「…なァァァンで俺がクソガキを恋愛対象に入れてる前提なンですかァァァァァァァ!!!!???誰もンなこと一言もいってねェだろォ!!!!!!そもそも俺はこいつと2人きりで住ンでるわけじゃねェェェェえええ!!!!!!」

上琴黒イン『…え!?』


美琴「ど、どういうこと…?」

上条「ら、打ち止め…ホントなのか…?」

打ち止め「うん!ミサカは、ミサカとこの人と、あとミサカ達の保護者になってくれてる人達2人の合計4人で暮らしてるの!ってミサカはミサカはあなた達に暴露してみたり!」

上琴黒イン「」

一方通行「そうゆうことだよォ。俺達は2人の大人に見張られて暮らしてんだァ。しかもそのうち1人はニートときてやがる…つまり俺が打ち止めをどうにか出来るわけがねェンですよォ。まあどうにかしようとは思わねェけどなァァ!!!」


美琴「…あ、あは…あはははは~。…なるほどね~そういうことだったの~。か、勘違いしちゃったじゃない~」

上条「そ、そうか~。それなら何の問題もないよな~お、俺はてっきり…」

インデックス「そ、それならそうと早くいうんだよ~」

黒子「わ、わたくしも誤解してましたの~」

一方通行「言いたいことはそれだけか」

17777「これはまさかの…フルボッコフラグや!とミサカはまさかの展開にワクワクします」

インデックス「エセかんさい、見てないで助けるんだよ」

17777「だぁれが助けるかぁ!!!とミサカは散々黙れと言われた鬱憤をここで晴らします」

美琴「あ、一方通行!ま、まずはちょっと落ち着きなさいよ!」

黒子「そ、そうですの!ちゃんと話し合って…」

一方通行「うるせェェ…よくも散々好き放題言ってくれたなァ…。あァァ!!!??発情期ィ!?変態ィ!?ゴミ以下ァ!?ロリコン!?……いいぜいいぜェ、安心しろォ。言われなくとも、愉快に素敵なオブジェに変えてやンよォ!!!!!!」カチッ

一同『!!!!!』


打ち止め(あっ、ついに電極チョーカーONにしちゃったよ…ってミサカはミサカは本気で怒ってるあなたを心配してみたり)

一方通行「くくっ…くくくっ…くかきこかけくきけくかきこくくけきか…」

上琴黒イン『すんませんでしたぁ』

一方通行「くくっ…今さら謝っても遅いぜェ…てめェらまとめてこの一方通行様g」

黒子「お姉様ぁ!わたくしをウザいとお思いになられていたなんてぇぇえ!黒子…死んでも死にきれませんわぁぁ!!!!!!」

美琴「はぁ!?あ…それなら私もアンタに言っときたいことあるんだけど!?」

上条「な…なんだよ」

美琴「アンタ…年下は恋愛対象に入らないって言ったわね…?恋愛に年の差なんて関係ないのよ馬鹿ぁ!!!」

インデックス「とうま、それは私も思うんだよ」


一方通行「オイてめェらァ!この俺様を無視してンj」

上条「だったら上条さんも言わせてもらいますよォ!オイ白井!」

黒子「…なんですの?」

上条「お前、俺のこと恋愛対象にh」

黒子「入るわけありませんの」

上条「ほらなぁ!?中学生は高校生を恋愛対象として見てないんだよ!」

美琴「いや、それは黒子だからっていうか…あ~もう!なんでコイツこんなに馬鹿なの!?」

一方通行「……」ストッ

ようやく規制とけた…
さるさんマジうざい

さるったのか

せっかく夜中から支援してくれてる人いたのに…
まあとりあえず投下


インデックス「…とうまは鈍すぎなんだよ」

上条「インデックス…それはいくらなんでも上条さんに失礼じゃないですかねぇ!?」

美琴(一方通行の奴…同棲なんて言い出すから打ち止めと一緒のベッドで寝たり、一緒にお風呂とか入ってるのかと勘違いしちゃったじゃない…。まあでも、大人2人と暮らしてるんだしそんなことは無駄な心配だったみたいね)

アーデモナイコーデモナイ…

一方通行「…」カチッ

打ち止め「あれ?電極切ったってことは、怒らなくて良かったの?ってミサカはミサカはジュースをストローで吸いながらあなたに聞いてみる」チュー

一方通行「興がさめたァ…なんかアイツら見てたら俺のやってることが、くっだらねェことに思えてきてなァ」

17777「あ~、せっかく目の前でフルボッコが見れる思うたんやけどな~とミサカは一方通行にぶーたれます」

>>106
さるった。
あんまり投下ペース上げるのも良くないんだな、理解した。


ワーワーギャーギャー
トウマノバカー

一方通行「悪かったなァ?どォやら俺はめンどくさくなっちまったみてェだァ」

打ち止め「まったく…あなたは本当に優しいんだから…ってミサカはミサカは素直じゃないあなたに微笑みかけてみたり」

一方通行「あァ?優しいだァ!?クソガキィ、そりゃ冷たいの間違いだろォが」

打ち止め「ううん…あなたが本当に冷たい人ならミサカは今ここにいないよ…だからあなたは自分にもっと自信を持っていいんだよ!ってミサカはミサカはあなたに語りかけてみる!」

17777(あれ、この雰囲気…もしかしてウチ…邪魔者?とミサカは空気を読まなかったことを後悔します)


一方通行「クソガキがァ、この俺をいっちょまえに説教たァ…。確かに能力は前より落ちたが、誰にも負けねェ自信なら前より今の方が数十倍上だァ…ガキのくせに心配なンかしてんじゃねェ!」チョップ

打ち止め「い、いったぁい!ってミサカはミサカをチョップしたあなたを涙目で睨んでみたり!」

打ち止め(たしかに自信を持ってとはいったけど、そっちの意味の自信じゃないんだけどな…ってミサカはミサカはあなたが誤解してることにちょっぴり落胆してみたり)

一方通行「クソガキがァ…自業自得だァ」

打ち止め「うー…ってミサカはミサカはすぐ暴力ふるうあなたを睨んでみる」

ダンッダンッガタンガタン
オネェサマーオチツイテクダサイマシー

一方通行「うっるせェェェェェェェェええええ!!!!!!一体いつまでやってンだァ!?ちったァ静かにしやがれェェェェええええええ!!!!!!!!!」


~三時間後~

一方通行「ようやく静かになりやがったなァ」

17777「あんたら関西人よりよお喋るな~とミサカはあなた達を賞賛します」

美琴「そんなこと誉められてもなにも嬉しくないわよ」

インデックス「うぅ…いっぱい話していっぱい食べたんだよ…」

上条「インデックスさん?あなたは食べてばっかりでしたよ?」

黒子「時間が過ぎるのは早いですわね」

打ち止め「もう夕方になっちゃったね~ってミサカはミサカは久しぶりに楽しい時間を過ごせたことに年甲斐もなくはしゃいでみたり!」

一方通行「年甲斐ありすぎですよクソガキがァ!?テメェまだ小学生だろォ!」

17777「実質的には0歳やけどな~とミサカは自分と同じ年齢の上位個体に不満をもらします」


美琴「…ところでこれからどうする?」

一方通行「あァ?お前はどうしてェンだよ?」

美琴「……」

美琴(…アイツともう少し一緒にいたいなんて言えるわけないじゃない……)

一方通行「……」

一方通行(はァ…めンどくせェな…)

一方通行「あー…おいクソガキィ。お前夏っぽいことしてェとかなンとか言ってなかったかァ?めンどくせェが、コイツらと一緒にやってやろうじゃねェか」

打ち止め「…!!!ほんとに!?やったよわーい!ってミサカはミサカはあなたと何が出来るのか楽しみになったり!」

一方通行「もうすぐ日が落ちる…テメェら、この意味が分かるなァ?」

美琴黒子17777『!!!』

美琴「…馬鹿にしないでよ。夏の夜にやることといったら…」

黒子「…あれしかありませんの」

17777「ん~お決まりやな~とミサカは一般常識を述べます」

打ち止めインデックス『?』


一方通行「…まあ、クソガキとシスターは分かンねェのは仕方ねェとして…三下ァ。お前は分かってンだろォ?」

上条「ん?いやお前らそろそろ帰らなきゃヤバいんじゃないか?」

一同『』



一方通行「はああァァァァァ?????何なんですかお前はァ!?あれですかァァ!?俗にいうKYって奴ですかァァ!?お前の右手は場の空気すらも打ち消すンですかァァァァァァ!!!!?????」

17777「そのギャグ別に上手くないで~とミサカは決して一方通行のギャグに嫉妬しているわけではないことを伝えます」

一方通行「てンめェは黙ってろォォ!!!」

上条「…上条さんは鈍いからはっきり言ってくれないと分かりませんよ」

一方通行(自覚してンのかよ……)

黒子「だから夏の夜の定番とさっきから言っていますの」

上条「……!そ、そうか!!!」

美琴「はぁ…ようやく分かったみたいね…」

上条「肝試しだな?」キリッ

一同「」


17777「そっちかぁぁぁぁぁぁああああああああ…とミサカは確かに肝試しも夏の定番だったことを思い出します」

黒子「そっちじゃありませんの…」

上条「そっちじゃない?…ってことは……。はっ…!!!」ハッ

美琴「今度こそ分かったみたいね」


上条「…怪談だな?」キリッ

一同「」


一方通行「…もういい、めンどくせェ」

17777「究極の天然さんやな~とミサカは呆れることを通り越してあなたを賞賛します」


上条「一体なんなんだよ!?言いたいことはさっきからはっきり言えっていってんですぅぅぅううううう!!!!!!」


一方通行「花火ですゥゥゥううううう!!!!!!」

上条「」



美琴「ったく…夏の夜って言ったらそれしかないじゃない」

黒子「ですの」

上条「…花火ってあの花火か?」

17777「他に何があんねん!!!とミサカは花火は一つの意味しかないと鋭くツッコみます」ビシッ

一方通行「…あァ、あの花火だァ!ファイアクラッカーだァァ!夜空に咲く一輪の花だァァァ!!!」

上条「ふっ…夜空に咲く一輪の花…か」キリッ

一方通行「気にいってンじゃねェよ」


上条「まあ、いかにも夏っぽくていいんじゃねぇか?上条さんは大賛成ですよ」

美琴「よしっ、じゃあ決まりね」

打ち止め「ねーねー、はなびってなーに?ってミサカはミサカは初めて聞く言葉の意味を説明して欲しかったり」

インデックス「私もぜんぜんわかんないんだよ」

一方通行「あァ、花火ってのは…あれだァ。火ィ着けっとシューッとかバチバチなったり、空高くヒューンっていってドカーンと鳴るやつだァ」

黒子「…それでは全く分かりませんの」

17777「ん~花火はな~…えーと…火薬を筒や玉に詰め、それに点火して破裂させ、音・色・光・煙などを楽しむもの、とミサカは自己の頭の中にある辞書を用いて上位個体に説明します」

美琴「…アンタそれはそれで逆に分かりにくいわよ」


打ち止め「え、え~と…ヒューってきてバチバチってなって…音と光と、煙が…あ、あれ?」

インデックス「いっぱいありすぎて分かんないんだよ」

上条「とりあえず実際にやってみて目の前で見てみれば分かるだろ。百聞は一見にしかず…ってな?」

一方通行「…三下のくせにマトモなこと言うじゃねェかァ」

上条「ちっちっ、上条さんを甘くみてはいけませんよー?」

黒子「明日は雨でも降りそうですわね」

インデックス「きっとたいふうが来るんだよー」

上条「ひ、ひどい…」

打ち止め「うーん…よく分かんないけど、楽しそうだからやってみたい!ってミサカはミサカはあなた達の話をもとに結論づけてみたり」

インデックス「私もやってみたいかも」


17777「よっしゃ!ようやく決定やな!とミサカはあなた達の意見がまとまったことに満足します」

美琴「そうね…じゃあそろそろ行く?」ガタッ

黒子「了解ですの」ガタッ

一方通行「だなァ、ンじゃさっさと出ンぞォ…おいシスター、伝票全部寄越せ」

一同『!?』


美琴「な!?自分の分くらい自分で払うわよ!?」

黒子「そうですわ。こんなところで借りをつくるなんて…」

一方通行「最初から金払わせる気なンざねェよ。テメェらには今日1日クソガキに付き合わせちまったからなァ。コイツも楽しそうにしてるみてェだし、その礼だ」

打ち止め「…えへへー///」

今日も学校だっていうのに、オールまでしてss投下してる俺って…
おわってるなwww

学生としては終わっててもお前のこと嫌いじゃないぜ(キリッ

>>122
さんくすwww
俺もお前みたいな奴嫌いじゃないぜwww


黒子「見返りを求めて一緒にいたわけではありませんわ。…納得いきませんの」

一方通行「ンなことァ最初から言われなくても分かってンだよ。まあ、あいにくそこの三下とエセ関西は金もってねェみてェだしィ?そいつらのついでだ」チラッ

上条17777「…ぎっくぅうう!」ビクッ

美琴「で…でも…」

一方通行「テメェがなンと言おうと払わせねェもンは払わせねェ。シスター、さっさと伝票寄越せ」

インデックス「あくせられーた、ごちそうさまなんだよ!」スッ

一方通行「…おォ」パシッ

美琴「…分かったわよ。ごちそうさま」

黒子「ごちそうさまですの」

17777「いや~助かったわ~。ごちそうさま。ほんまおおきに~とミサカは一方通行に頭を下げます」


一方通行「ちっ…ったく、テメェらは大袈裟なンですよォ?」

馴れ合いが気持ち悪い


上条「悪いな、一方通行。ごちそうさま。この埋め合わせは必ずするからさ!」

一方通行「あァ?いらねェよ、ンなもン」

上条「えっ?い、いや…でもなぁ…」

一方通行「しつけェ。このガキが楽しかったってさえ言やァそれで全部チャラだ」

打ち止め「あ、ありがとう!やっぱりあなたって優しいんだね!///ってミサカはミサカはあなたに思わず抱きついてみたり!」ギュウウウウ

美琴「…」ジー

一方通行「あー歩きづれェ。いちいち抱きつくンじゃねェよ。今から金払うンだからさっさと離れやがれクソガキがァ」テクテク

黒子「…」ジー


オアズカリイタシマース

美琴(ねぇ黒子…あれ、どう思う?)

黒子(…普通に見ればただのロリコンですわね)

美琴(なーんか怪しいのよねー…でも打ち止めはアイツにすごい懐いてるみたいだし)

黒子(きっと勘違いですわ。小さいお姉様も彼を信頼しているようですし、それ以前に彼らは保護者と暮らしていると言っていましたのよ?)

美琴(そ、そうよね…いくらアイツでも、さすがに打ち止めとそういう関係にはならないわよね!きっと私の勘違いよ)

黒子(ですの)


一方通行「…よし、ンじゃ行くかァ」

美琴「そ、そうね!」

上条「あれ?そういえばお前らは門限あったんじゃなかったのか?」

美琴黒子「あー…」

打ち止め「?」

>>125
自重する

ミスった
>>127>>124


美琴「ま、黒子の空間移動で帰れるし、なんとかなるでしょ」

黒子「ですの」

上条「おいおい…そんなアバウトでいいのかよ…」

美琴「別にアバウトでもなんでもないわよ。それに…」チラッ

打ち止め17777「?」

美琴「他ならぬ私の妹達よ?。門限とかそんな小さいことなんて、どーでもいいの!」

黒子「わたくしもお姉様の妹さん達の為なら、例え火の中水の中…ですの」

上条「お前ら…いい奴なんだな」

インデックス「短髪もついんてーるも、えらいんだよ」


打ち止め「ありがとうお姉様!大好き!ってミサカはミサカは感動のあまり抱きついてみたり!」ギュッ

美琴(我が妹ながら…か、かわいいわね…)

そろそろ学校か?


17777「いや~お姉様にはいくら感謝してもしきれんわ…ほんまに…ありがとう、とミサカは上位個体に習ってお姉様に抱きついてみます」ギュッ

黒子「ああ~、お姉様のトリプルパンチ~…わたくし、幸せですの~!」

美琴「ちょ、ちょっとアンタ達、嬉しいんだけどここ一応まだ店の中だし…ほら、変な目で見られるじゃない!」

打ち止め17777『え~』

美琴「『え~』じゃない!」
一方通行「ふっ、それくらいにしといてやれェ…超電磁砲も困ってるみてェだしなァ。まァ、良かったじゃねェか?テメェらのお姉様は優しい妹想いのお姉様でなァ?」

打ち止め「うん、だってミサカ達のお姉様だもん!ってミサカはミサカは自慢のお姉様を褒め称えてはしゃいでみたり!」


美琴(……優しい妹想い…ね)チラッ


一方通行「おいコラ、あンまりはしゃぐなクソガキ。ケガすンぞォ」


美琴「……アンタも人のこと言えないじゃない…」ボソッ

一方通行「あァ?今なンか言ったか超電磁砲?」

美琴「べっつにー?」

一方通行「?」

美琴「ほらさっさと出るわよー」スタスタ

アリガトウゴザイマシター

>>131
そうですね
あと少しで限界が…


~ファミレス前~


上条「で?これからどうするんだ?」テクテク

一方通行「あー…とりあえず花火買わねェとなァ」スタスタ

黒子「花火なら、すぐそこのデパートでたくさん売っていますの」テクテク

美琴「じゃあ、そこで買おっか?」テクテク

上条「えーと…確かそのデパートってあの臨海公園の前にあるやつ?」

一方通行「あァ、あのデケェ公園のことだろォ。ンじゃ花火買ったらそこでやるかァ?」

美琴「そうね。臨海公園ならここからも近いし、花火が出来る広さには充分すぎるくらいでしょ」

黒子「了解ですの」

上条「そうだな…そうするか」


インデックス「はーなーびっ!はーなーびっ!」テクテク

打ち止め「はーなーびっびっびー!ってミサカはミサカはシスターさんと一緒にノってみたり」テクテク

17777「アルプスの少女かい!とミサカは上位個体とシスターさんにすかさずツッコミます」テクテク



美琴「…いや、あれハイジじゃないわよね?」

黒子「…低燃費少女ですの」

上条「…オンジだろ」

一方通行「…もう俺はあのクソガキ共にはツッコまねェぞォ」

インデックス「はーなーびっ!はーなーびっ!」テクテク

打ち止め「はーなーびっびっびー!」テクテク

一同「…」テクテク


インデックス「はーなーびっ!はーなーびっ!」テクテク

打ち止め「はーなーびっびっびー!」テクテク

一同「……」テクテク



インデックス「はーなーびっ!はーなーびっ!」テクテク

打ち止め「はーなーびっびっびー!」テクテク

一同「…………」テクテク



インデックス「はーなーびっ!はーなーびっ!」テクテク

打ち止め「はーなーびっびっb」

一方通行「うるせェェェェェェええええ!!!!!!耳障りなンですよォォォォォ!!!!!!!!!」

上条「普通にツッコんでるし」



これにてTHE END

かも

もう…いいよね…?
俺、頑張ったよね…?
学校も行かなきゃいけないし…ss投下の為に徹夜したし…さるさん規制もされたけど…
もう…いいよね…?
ゴールしても…いいよね…?

とりま俺は高2ですwww
エーミールは厨の時習いました。
さて、ここまで支援して下さった皆さん、本当にありがとうございました。
続きの書き溜めが無いわけではありませんが、このスレは落としてくれて構いません。

万が一、学校から帰ってきてもまだこのスレが残ってた場合は続きを投下しようと思ってます。

さて、行ってくるかwww

カブトムシA「そろそろ来るんじゃね?」

カブトムシB「ククク…人間など我らの飛行能力をもってすれば…」

カブトムシC「リア充は全員潰してやるぜ」

タッタッタッ

カブトムシB「…ッ!誰か来たぜ!!」

スタッフ「皆さん、SSが完結しましたのでどうぞご帰宅ください」

カブトムシ「「「え?」」」


~臨海公園~

美琴「…着いたわね」

一方通行「おォ…思ってたより広ェじゃねェか」

黒子「ここなら心おきなく花火が楽しめますわね」

上条「そうだな…、じゃあ早速花火買いに行くか?」

打ち止め「わー!遊具がたくさんあるよー!ってミサカはミサカは高ぶる気持ちを抑えきれずに早速遊びに走ってみたり!」ダッダッダッ

インデックス「あっ…待つんだよー!私も遊びたいかも」ダッダッダッ

17777「ちょい待てや~!ウチも遊ぶで~!とミサカも子供に返って上位個体とシスターさんを追いかけます」タッタッタッ

一方通行「オイ、待ちやがれクソガキ共ォ!花火買うのが先だろォがァァ!!!」

上条「あー…いや、俺一人でも買ってこれるから、一方通行はアイツらの面倒見ててくれないか?」


一方通行「ン?おォ…そォかァ…?」チラッ

美琴「え…?」

上条「あぁ、任せてくれよ!」
一方通行「ンー…でもなァ、三下一人に任せるといろいろと不安だしなァ…」チラッ

美琴「えっ、あ…」

上条「…何気に上条さん傷つきましたよ…」ガクリ

一方通行「…三下の為にも、誰か一緒についていってやればいいンだけどなァァァ?」チラッチラッ
美琴「あ、え…うぅ…」

一方通行(…こンだけふっても何もアクションなしたァ…どンだけ超電磁砲は消極的なンだァ?…めンどくせェ)チラッ

美琴「う、うぅ…」

黒子「…それならお姉様が、一緒に行ってさしあげればよろしいんですの」

美琴一方通行『!!!』


上条「ん…?御坂が?」

美琴(あ、ああああいつと…ふふふふふたりっきり…///)

一方通行「おォ、そいつァ名案だなァ。…超電磁砲と一緒にいれば、三下も変な野郎に絡まれなくて安心だろォ?」ニヤニヤ

美琴「え…?あ…え、えっと…///」

美琴(ふ、ふふふふふたりきりふたりきりふたりきりふたりきり…///)

黒子「…きっと荷物も多くなりますの。お姉様が手伝ってさしあげては?」


上条「…まあ、御坂が別に上条さんでもいいって言うなら…俺は大歓迎なんだけど…」

美琴「あ、えっと…その…///」


一方通行「行くのか行かねェのか…さっさと決めやがれェ」

美琴「その…あ、あの…///」


一方通行(あァァァめンどくせェェェェェ…)


上条「…俺じゃ……」


美琴「…?」





上条「俺じゃ……駄目か?」キリッ

美琴「!!!!!」ドキッ


一方通行(よく言った三下ァァァァ!!!)

黒子(あの台詞は反則ですの)

美琴「な、ななっ…?///…べべべ別に駄目じゃないわよ!!!…い、いいい行くわ!!!…行くにきまってるじゃない!!!///」
上条「そうか…良かった。…御坂がそう言ってくれて上条さんも嬉しい限りですよ」

美琴「か…かか勘違いしないでよ!?あ、アンタが一人じゃあまりにも可哀想だし…し、仕方なくついていってあげるだけなんだからっ!!!/////」

美琴(あああああああ……私のばかばかばかばかああああ!!!!!)

上条「はいはい…。そんなこと悲しくなるようなことわざわざ言わなくても……まあ、でも…ありがとうな!」ニコッ

美琴「……/////」ドキドキドキドキ…


黒子(全てはお姉様のためお姉様のためお姉様のためお姉様のためお姉様のため…)

一方通行「ンじゃ、超電磁砲のことよろしく頼ンだぞ三下ァ」ニヤニヤ

上条「ん…? あぁ、俺に任せとけって!」

美琴(ま、ま任せとけって…////)

上条「よし、じゃあ行くか」

一方通行「まァ待て。…テメェ金ねェだろ?」ゴソゴソ

上条「そ、そういえば…」ギクッ

一方通行「オラ、金は俺が出してやるから買ってこい。…めンどくせェから金は全部使いきってこいよ」ポン

上条「お、おぉ…ありがとうな、一方通行。てことは、おつりの無いように使えばいいんだろ?」

一方通行「あァ。あとロケット花火は多めに買ってこい」

上条「了解~。ロケット花火な~」


上条(…五千円か。まあ、いろんな花火買えば全部使いきれるだろ)


美琴「…何してんのよ~!? 早くしないと置いていくわよ!////」スタスタ

上条「お、おい! 御坂さん歩くペース早すぎですよ!?」

一方通行「超電磁砲は早く三下と二人きりになりてェってかァ? 安心しろォ。言われなくても邪魔者は消えますよォ~」

美琴「な!? う、うるさいわよ! 誰が邪魔者なんt」

上条「あ~はいはい…。それじゃ行きますよ~御坂さん」

美琴「う…うん///」テクテク



一方通行(…自分に素直じゃねェくせに、三下の言うことは犬みてェに素直に聞くんだな)

上条「それじゃ一方通行、白井! すぐ帰ってくるからまた後でな~!」スタスタ

一方通行「いや、どうせだったらゆっくり帰ってこい」

黒子「い、行ってらっしゃいですの…」


一方通行「よォやく行きやがったか…」

黒子「……」


一方通行「…ったく、めンどくせェ奴らだよなァ」

黒子「あの類人猿…お姉様に何かしましたら許しませんの」


一方通行「ン…?そういやお前超電磁砲のこと好きだったンじゃねェのかァ?」

黒子「ええ。わたくしは世界で一番お姉様を愛していますわ」

一方通行「だったら何であンなこと言ってまで、三下と行かせたンだァ?」

黒子「わたくしは世界で一番お姉様を愛していますの」

一方通行「いや二回言わなくても分かるっつの」

黒子「自分の愛する人が笑顔になる為なら、どんなことでもやる。…常識ですわよ?」


一方通行「…なるほどねェ。ま、分からなくもねェなァ」チラッ


打ち止め「シスターさん早くここまでおいでー!ってミサカはミサカは急かしてみたり!」

インデックス「らすとおーだー、待つんだよー!」


一方通行「互いに…苦労すンなァ…」

黒子「…ええ。悔しいことですけれど…お姉様はあの類人猿の前では、わたくしと一緒にいる時に絶対見せないような笑顔を見せますの」

一方通行「笑顔ってか、キレてばっかじゃねェか?」

黒子「いえ、それがお姉様なりの愛情表現ですの」

一方通行「…めンどくせェ女だな」

黒子「もっともあの類人猿がお姉様に何かした時点で、ぶち殺しますけど」


一方通行「三下ァ…道のりは長そうだぜェ…?」


黒子「…ところで、あなたは何故あの二人を応援していますの?」

一方通行「あァ?別に応援なンざしちゃいねェよ。ただ、見てっとイライラするし、めンどくせェから仕方なくやってるだけだってンだ」



黒子「…あなたも十分素直じゃありませんわよ…」ボソッ

一方通行「あン?今なンか言ったか?」

黒子「何でもないですの~」

一方通行「?」



打ち止め「あなたも早くこっち来てよ~!ってミサカはミサカは聞こえるように叫んでみる~!」


黒子「ほら、呼ばれていますわよ?」


一方通行「…めンどくせェガキだなァ」スタスタ

黒子「といいつつも、向かう足取りは早いですわね?」テクテク


一方通行「…いや、俺ァあいつら二人のことが少し気がかりになってきてなァ」


黒子「気がかり?…でも花火を買ってくるだけですし、あの二人もきっと何事もなく帰ってきますわよ」


一方通行「あー、俺が気がかりなのはそっちじゃなくてだなァ…」

黒子「?」



一方通行「…あいつら二人だけで荷物全部持ちきれンのかァ?」

黒子「えっ」


~デパート~


上条「えーと、花火売り場は…4階だな。めんどくさいし、エレベーターで行くか?」

美琴「そ、そうね!それでいいんじゃない?」

上条「よし。じゃあそうしようぜ」

美琴「う、うん///」

上条「…」

美琴「…」

上条「……」

美琴「……」


美琴(…き、気まずいぃぃぃぃいいいいいいい!!!!!!!普段ならこんなに緊張したりしないのにぃ!…か、かかか会話ぁ!話題!話題を探さないとぉ!!)

上条(エレベーター来るの遅いな…はぁ、不幸だ…)

美琴(ええっと話題話題話題…『最近どう?』…いや違う!これじゃ他人行儀みたいじゃない!!…うーん、『好きな人いるの?』…ばかぁ!そんなの私に関係ないない!まあ気になるけど!
…えっとー『私のことどう思ってる?』…はい却下ぁ!!!却下却下大却下ぁぁああああ!!!!!!)ブンブン

上条(御坂は何でさっきから一人で頭ブンブン振ってるんだ…?)


美琴(えーとえーとえーとえーと…『花火楽しみね!』…そう!これよ!今の流れならこれ以上に自然な話題は他にない!あああああ、自分で言うのも何だけど私天才!超天才!あのアインシュタインも開いた口が開きっぱなしだわぁ!!!)


上条「…あの~御坂さん?」

美琴「ひ、ひゃい!?ななな何でしょう!?」


上条「いや…何かさっきからボーっとしてませんか?」

美琴「そそそそそそんなことないわよ!わ、私はいつだってちゃんとしてるし!」

上条「そうか?それならいいんだけど…」

美琴(ああああああ…そ、そうだわ!話題!話題よ話題!『花火楽しみね!』…よし!あくまで自然に自然に…)



美琴「…は、はなb」

チーン!


上条「おっ、やっとエレベーター来たな」

美琴「」


上条「?…どうした?乗らないのか?」

美琴「……」

上条「えーと…御坂さん?」

美琴「…ふ」

上条「ふ?」



美琴「…っっざけんじゃないわよぉぉぉおおおおお!!!!!」バチバチバチバチ

上条「うぉぉ!?そげぶ!そげぶ!そげぶぅうう!!!」


美琴「わ、私がせっかく勇気振り絞ったっていうのになんなのよぉ!?」

上条「お、おい御坂、落ち着けって!」

美琴「このKYエレベーターがぁぁあああ!!!」



ドアガシマリマース

上条「…」
美琴「…」


上条「行っちゃったな」

美琴「行っちゃったわね」


上条「不幸だ」

美琴「不幸だわ」

上条「……」



美琴「…ごめん」

上条「い、いや…過ぎたことは仕方ないって!気にすんなよ!」



美琴「うん…ごめん」


上条「だからもう気にすんなって!それよりお前大丈夫か?」

美琴「だいじょぶだいじょぶー」

上条「絶対大丈夫じゃないだろ」

美琴「だいじょぶだいじょぶー」

上条「分かった分かった」

美琴「だいじょぶだいじょぶー」



上条「はあ…仕方ないな」ギュッ

美琴「え?」

美琴(…何か、手に…違和感が…)



上条「エレベーターも行っちまったし、エスカレーターで行こうぜ」グイッ

美琴「」


美琴(ふぇぇええええ??!!…な、なななな…///)

上条「えーと…エスカレーターどこだったっけ?」キョロキョロ


美琴(てててて手ぇぇ!!!わわわわ私今コイツと手繋いじゃってるぅぅううう///)ドキドキ

上条「おっ、あったあった」テクテク

美琴(ふにゃぁぁあああ~///)

上条「ん…御坂?どうかしたか?」

美琴(こここコイツの手あああああったかぁぁぁい~///)ギュッ


上条(…ギュッ?そういえば俺…や、やばっ!)

上条「あ!わっ、悪い!ずっと手握りっ放しだった」パッ

美琴「あ…」

上条(ま、マズい!これは電撃が飛んでくるパターン…!)スッ



美琴「~~///」モジモジ

上条(飛んで…こない…だと?)


美琴(も、もうちょっと手繋いでいたかったなぁ…///…って!!何考えてんの私!?あーもう馬鹿馬鹿ぁ!!!)ブンブン

上条(!!!…や、やっぱり怒ってる…?)


美琴(そ、そもそもこいつは私と手を繋いだからって別に何とも思ってないわけで…)ブツブツ

上条「あの~み、御坂さん?」

美琴「ひ、ひゃい?!な…ななな何!?///」

上条「えっと…怒ってます?」

美琴「は、はあ!?…何で私が怒らなくちゃいけないのよ!?」

上条「いや、今日は珍しく電撃飛んでこないなーって思って」


美琴「…何その私はいつも電撃飛ばしてますみたいな言い方」


上条「!…い、いや違うんだ!確かに会うたびに電撃飛ばしてくるから、迷惑だって思うところもないわけではないけど……はっ!」バッ

美琴「…今さら手で口を抑えても遅いわよ」ブチッ



上条「い、いやこれも違うんだ!確かに、お前と会っちまったからスーパーのタイムセールに間に合わなくて不幸だーって思ったこともないわけでは…はっ!」バッ

美琴「ほほう」ブチブチ


上条「誤解です!誤解なんです、御坂さん!」

美琴「…ここで一句読んだからって許されると思う?」


上条「御坂さん!許して下さい、御坂さん!」

美琴「あんたの言いたいことはよーーーく分かったわ」


上条「御坂さん!ああ御坂さん、御坂さん!」

美琴「地獄に落ちろぉぉぉおおおおおおおお!!!!!!」バチバチバチ



上条「不幸だーーーー!!!!!」


~デパート4階~


上条「…はあ、全く…ここは一応デパートの中なんだから加減しましょうね御坂さん」テクテク

美琴「あ、あんたが悪いんでしょうが!それにちゃんと加減したわよ!」テクテク

上条「これがもし俺じゃなかったら今頃病院ですよ?」

美琴「あーそれは大丈夫。あんた以外には電撃飛ばさないし」


上条「…上条さんの存在意義って一体何なんなんだろうな…」


美琴「んー…練習台?」

上条「」



美琴「じ、冗談よ冗談!本気にしないでよ!……でもどうせ超能力なら何でも消せるんだし、あながち間違いでもないかも…」テクテク



上条「はあ…不幸だ…」テクテク


ハナビヤスウリシテマース

美琴「あっ、ここが花火売り場ね…結構いろんなのあるじゃない!」

上条「上条さんはスルーですか…って、本当にかなり種類あるな」

美琴「やっぱり学園都市は違うわねー」

上条「しかも安い!これなら結構買えるぞ!」


美琴「あれ?そういえばあんた一方通行からお金貰ってなかった?」

上条「あ、ああ…釣りのないように使えってさ…」ゴソゴソ

美琴「5000円でしょ?まあそれくらいだったら、一通り買えば使いきれるわね」


上条「」ピタッ

美琴「? …ちょっと、何でお金見ながら固まってんのよ?」




上条「おいこれ5万円だぞ」

美琴「」


上条「ゆ、諭吉さんが5人…」ゴクッ

美琴「ご、5万円って…あいつ一体何考えてんの…?」

上条「これを全部花火に費やせっていうのか…」

美琴「ま、まあ別に不可能ってわけじゃないけど…」


上条「いいぜ、一方通行…お前が本気で花火に5万も使うって言うなら……まずはそのふざけた幻想をb」

美琴「いいからさっさと選びなさいよ」

上条「…はい」



美琴「それにしても5万円かー。とりあえず単価が安いから数を買うしかないわね」


上条「この大量の花火が入った手持ち花火セットが1000円…だと…」

美琴「…下手すればそれだけで十分遊べるわよ」


上条「…とりあえず片っ端から面白そうなのカゴに入れて行こうぜ」ポイポイポイ

美琴「あんた…お金が手に入ると無駄遣いするタイプね…。まあ一応言っとくけど、手持ち花火より打ち上げ花火の方が高いからそっちをメインに買った方がいいわよ」

上条「よし分かった。打ち上げ花火な」ポイポイ



美琴「これ面白そう!あっこれも面白そう!」ポイポイ

上条「そういや一方通行がロケット花火大量に買ってこいっていってたな…20本入って1セット100円か…50セットくらい買ってくか」ポイポイ


ポイポイポイポイ


美琴「…まあ、5万円分の花火って言ったらこんなとこかしら」

上条「よし!じゃあ御坂、合計金額の計算よろしくな!」

美琴「はあ!?何で私が…」

上条「上条さんは計算が大の苦手なんですよ…」ガクリ

美琴「中学生に計算を頼むなんて…、高校生としてのプライドってものはないわけ?」


上条「プライドという名の幻想なんて、とうの昔にぶち殺したぜ」キリッ

美琴「……」


美琴「はあ…、ったく仕方ないわね…えっと100×50+500×10+…」

上条「は…早い!」




美琴「…よし!しめて18175円ってとこかしら?」

上条「これだけ買って…二万円にも満たない…だと…」

もう限界だァ
落としたきゃ落としやがれ!
俺は寝ンぞォ!

おいマジかよ
まだ落ちてなかったのか


美琴「…どうやら時間の無駄だったみたいね」

上条「ああ…そうみたいだな」
美琴「…こうなったら」グッ

上条「…最後の手段だ」グッ


美琴「目標金額は5万円!」

上条「この金額に手っ取り早くたどり着くためには!」

美琴上条『のんびり選んでる時間はない!!!』

美琴「片っ端から入れて行くわよ!」ガッ

上条「ああ!こっちのエリアは任せろ御坂!」ガッ


美琴「それじゃ…」

上条「いくぜ…」

ガシッ


美琴「でぇりゃぁぁあああああ!!!!!!」ポイポイポイポイ

上条「うぉぉぉぉおおおおおお!!!!!!」ポイポイポイポイ


美琴「ねずみ花火とコマ花火!!!UFO花火に線香花火!!!!!!」ポイポイ

上条「こうもり花火と噴出花火!!!打ち上げ花火は大量に!!!!!!」ポイポイ

美琴「火もとのライターお忘れなく!!!」ポイポイ

上条「消火のバケツもお忘れなく!!!」ポイポイ


美琴「きぃぃみぃぃがぁぁいたなぁぁつぅは!」

上条「とおいぃぃゆぅぅめぇぇのなかぁぁぁぁぁあ!」

美琴「そぉぉらぁぁに!」

上条「きえてえぇった!」

美琴上条『うちあぁぁげぇぇはぁぁなぁぁびぃぃぃいいいいいい!!!!!!』



美琴「まだまだまだまだぁぁあああ!!!」ポイポイ

上条「むだむだむだむだぁぁあああ!!!」ポイポイ

ポイポイポイポイ


ヒソヒソヒソヒソ…


美琴「はあはあ…」

上条「はあはあ…」

美琴「こ、これでジャスト…5万円分ね…」

上条「か、買い物カゴ…10個分かよ…」

ヒソヒソ


美琴「…ねえ、私ついさっき気づいたんだけどさ」

上条「ああ…、多分俺も今同じこと考えてる」

ヒソヒソ


美琴上条『…周りの人の視線が痛い』

美琴「…」
上条「…」

ヒソヒソ

美琴「は、早いとこ会計済ませるわよ!」

上条「ああ、とりあえず店員呼ばないとな……すいませーん!」


店員「はーい」

上条「これ全部会計したいんですけど…」

店員「かしこまりましたー!少々お待ち下さいませー」タッタッタ

美琴「は、はい…」

上条「……」
美琴「……」

上条(…ちょっとちょっと御坂さん、なんで今の店員さんリアクションナッシングなんですかね?)

美琴(わ、私に聞かれても知らないわよ!)

上条(あんなに大量にあったのに、手慣れた様子で次々と持っていったぞ…)

美琴(ってことはつまり、学園都市では大量に花火買うってのが日常茶飯事だってことでしょ)

上条(これが日常茶飯事!?なんで言い切れるんだよ?)

美琴(学園都市だからに決まってるじゃない…)

上条(…なんでもありだな学園都市…)

美琴(なんでもありなのが学園都市なんじゃなくて、学園都市だからなんでもありなのよ)

上条(…正直どっちでもいい)


店員「お待たせ致しましたー。こちらへどうぞ」

美琴「ほらっ、アンタさっさと会計しなさいよ」

上条「ああ、そうだったそうだった」スッ

店員「5万円ちょうどお預かり致しまーす」

上条(はあ…花火に5万円使うことなんてもう二度とないんだろーな…)

店員「それでは、こちらの商品は袋にお入れしましょうか?それとも1つにおまとめしましょうか?」

美琴上条「」


上条「えっと…すみませんもう一度言ってもらえますか?」

店員「こちらの商品は、袋にお入れしましょうか?それとも1つにおまとめしましょうか?」

美琴上条「」


美琴「えっ…ひとつ?」

上条「こ、これ1つにまとめられるんですか…?」

店員「はい、どちらかお選び頂けます」

美琴「何それ怖い」

上条「ど、どうせだから試しに1つにまとめて貰うか?」

店員「あまり1つにまとめるのはお勧め出来ませんが…」

美琴「何それやってみたい」

上条「確かにそう言われるとどんなのか気になるな……じゃ、じゃあ…その1つにまとめて下さい」

店員「…かしこまりました。少々お待ち下さいませ」ゴソゴソ

美琴(…ねえ、1つにまとめるってまさか…)

上条(いや…どうやらそのまさかみたいだな…)

ガタガタ

店員「よいしょ。…お買い上げ、ありがとうございましたー」

デデーン!

美琴上条「」


美琴「…いや、まあ、その…、こうなるってことを少しは予想してたわよ?でも、本当にこんな風になるなんて…」

上条「いいぜ…、これが大量の花火を1つにまとめた結果だってんなら……まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す!!」ガッ

シーン…

上条「幻想殺しが…発動しない……?」

美琴「これは現実よ」

上条「なん…だと……?」


美琴「…そんなことより、これ…どうする?」

上条「いやどうするも何も、こうなった以上どうにかするしかないだろ…」


美琴「どうにか出来ると思う?……アンタの身長くらいある、この巨大なダンボール」

上条「普通に見て俺の身長よりあるだろ……一体どんな冷蔵庫を入れる為のダンボールだよ…」

美琴「……」
上条「……」


上条「ま、まあ、とりあえず悩んでても仕方ないし、時間の無駄だから諦めて持って帰ろうぜ?…いくらデカいって言っても中身は花火なんだし、持てないほどじゃないだろ」

美琴「そりゃ確かにそうだけど、あんた…本当にこれ持てんの?」

上条「さては御坂さん、俺を甘くみてますね?こう見えても上条さんは男の子なんです…よっと」グイッ

美琴「…あんた見かけによらず、力あるんだ…///」

上条さん「……」

美琴「ど、どうしたのよ?」

上条さん「前が見えない…」

美琴「……」

上条さん「御坂、道案内頼む…」

美琴「はあ、仕方ないわね」

上条さん「と、とりあえず直進でいいか?」テクテク

美琴「そうね。あー、もうちょい左、左。そうそう…って行き過ぎ!右!右!右だって!!」

上条「スイカ割りかよ……」


~臨海公園~


黒子「……さすがにわたくしも、花火に5万円は使いすぎだと思いますの」

一方通行「やっぱお前もそう思うかァ?いまいち金銭感覚ってもンが掴めなくて困ってンだよォ」

インデックス「私はあくせられーたはそのままでいいと思うんだよ!」

17777「いや、あんたは一方通行に飯奢ってもらいたいだけやろ…とミサカはシスターさんを軽蔑の眼差しで見つめます」

ダカラミギ!ミギダッテバ!

打ち止め「あ、そんなことより、お姉様達が帰ってきたよ!お帰りなさーい!ってミサカはミサカは……あれ?」

ヨロヨロ…

一同「」


ヨロヨロヨロヨロ…

一方通行「おいなンか冷蔵庫が歩いてンぞォ」


黒子「な、なんですの?あの巨大な箱は…?」

打ち止め「す、すごーい、ってミサカはミサカは開いた口が塞がらなかったり…」

インデックス「流石の私でも、冷蔵庫は食べられないかも」

17777「こんな状況でも食べ物の話が出来るってのは逆に凄いわ…とミサカは尊敬の意を示します」



美琴「はー…、ただいま…」

黒子「お、お帰りなさいですの」

一方通行「よォ、随分と疲れきってンなァ」


美琴「…ええ。それもこれも一体誰のせいかしらねぇ?…アンタ5万も使うなんて馬っ鹿じゃないの!?」


一方通行「まあまあ、そう怒ンなよ。俺もちっとは反省してたンだぜェ?…それなのによォ」チラッ

上条「ふー、やっと着いたな。あー疲れた…」ゴトッ


一方通行「おい三下ァ、テメェ何勝手に冷蔵庫買ってきちゃってンですかァ!?」

上条「いやこれは冷蔵庫じゃなくてだな…」

一方通行「お前はあれかァ?安い物はついつい買っちまうっていうお決まりの主婦かァ?」

上条「いやだからこれは冷蔵庫じゃなくて…」

一方通行「一体どこのどいつが冷蔵庫買ってこいっつったンだコラァァ!?」

上条「だから何度も冷蔵庫じゃねぇっつってんだろうがコラァァ!!」

一方通行「これからテメェのあだ名、プラズマクラスターにすンぞコラァァ!!!!」

上条「なんかそっちの方がイマジンブレイカーよりもカッコイイじゃねぇかコラァァ!!!!」


黒子「と、とりあえず状況を説明して下さいまし…」

美琴「まあ、話すと長くなるんだけど……」

カクカクシカジカ…


美琴「……というわけなのよ」

黒子「つまり大量の花火を1つにまとめた結果、こうなってしまったと……」

17777「なんかツッコミどころがぎょうさんありすぎて、ツッコめへんかったわ…とミサカはお姉様のボケについて行けなかったことを悔やみます」

美琴「別にボケたつもりはないわよ」


一方通行「…あンだよ、じゃあこれはプラズマクラスターじゃねェのかァ?」

上条「だから上条さんもあれほど何度も違うって言ったじゃないですか…。てかお前、何気にプラズマクラスター気に入っただろ」


一方通行「なんか懐かしい響きだろォ?レトロな感じがしてよォ」

美琴「…それ以前にプラズマクラスターって一体、何十年前の冷蔵庫よ?私まだ生まれてない時代の話じゃない」

一方通行「俺だって生まれてねェよ。ただ、学園都市の外ではまさに今、プラズマクラスターが最新の冷蔵庫らしいなァ」

美琴「うわぁ…、時代遅れ……」

黒子「いいえお姉様、学園都市が色々とおかしいだけですの」

上条「おい、それは言っちゃ駄目なお約束だろ…」



インデックス「そんな冷蔵庫なんてなんでもいいから、早く花火っていうものをやってみたいんだよ!」

打ち止め「ミサカも早く花火やってみたい!ってミサカはミサカはあなたにお願いしてみたり」

一方通行「あァ分かった分かった。ンじゃそろそろ始めっとすっかァ」

上条「そうだな…それじゃ早速この巨大な箱を開けるぞ…」ゴソゴソ


一方通行「おいおい…こりゃまた随分と大量に買ってきたなァ…」ゴソゴソ

美琴「誰のせいだと思ってんのよ」ゴソゴソ

上条「同感だな」

一方通行「…はいはい、反省してますゥ」

17777「絶対反省してへんやろ…とミサカは一方通行の発言に疑問を抱きます」


打ち止め「それより、花火ってなんか一杯種類がありすぎて良く分からないよ…、ってミサカはミサカは花火を理解出来るか不安になってみたり…」

インデックス「私も全然分からないんだよ」

黒子「分からなくて当然ですの。花火は理解するものではなく、感じるものですから。楽しもうという心が一番大切ですわよ?」

一方通行「あァ確かにその通りだぜェ。ツインテのくせに深いこと言うじゃねェかァ」

黒子「…一言余計ですわよ?」

一方通行「まあ気にすンな」

黒子「言っても無駄ですわね…。それではわたくしは水を汲んで参りますの」ヒュン

一方通行「…やっぱ空間移動って色々と便利だよなァ」


上条「そんなことより、まずはスタンダードに手持ち花火から始めようぜ」

美琴「そうね。にしても、これ一晩で使い切れるかしら?」

一方通行「なァに心配すンな。1時間で使いきってやンよ」

美琴「それはさすがに無理でしょ…」

17777「なんかわくわくしてきたで~とミサカは心を踊らせます」

インデックス「みんな準備出来たんだよ」

打ち止め「ミサカも準備完了!ってミサカはミサカは開始を今か今かと待ちわびてみたり!」

黒子「ただいま戻りましたわ。早いとこ始めますわよ」ヒュン



一方通行「よし、全員準備出来たみてェだなァ。…ゴホン。えー…。それではァ……第1回ファイアァクラァッカーフェスティバォをここに開催したいと思いますゥゥゥゥ!!!!!!」

一同『いえーい!!!!!!』


上条「…どうでもいいけど、お前英語の発音いいんだな」


打ち止め「それでそれで花火ってどうやって遊べばいいの?ってミサカはミサカは尋ねてみたり!」

一方通行「とりあえずこれ持ってみろォ。これが俗に言う手持ち花火って奴だ」スッ

打ち止め「うんうん、それでそれで?ってミサカはミサカは今後の展開に期待してみる!」


一方通行「そしたらライターで先端部分に火をつける。こン時気をつけなきゃなンねェのは、ライターは普通のライターじゃなくてこういうチャッカマンみてェな先の長いものでなきゃ駄目だってことだァ。理由は言わなくても分かンなァ?」


打ち止め「うーん……手持ち花火は導火線がないものも多いから、急に火が着いたら火傷しちゃう恐れがあるからかな?ってミサカはミサカは必死に考えて結論を出してみる」

一方通行「おォ。大正解だ。やりゃあ出来ンじゃねェかァ」


打ち止め「えっへん!ってミサカはミサカが賢いことをアピールしてみたり!」


一方通行「よし、なら早速火をつけンぞォ」カチッ

打ち止め「う、うん…ってミサカはミサカの初めての体験にドキドキワクワク!」ジー

…シューーー!


一方通行「…まァこンな所かァ」

打ち止め「わぁ…花火ってすごい綺麗なんだね!ってミサカはミサカは感動を抑えきれなかったり」

一方通行「まァ花火なンてもンはどれもそンなもンだろ。とりあえず火貰うぞクソガキ」スッ

打ち止め「?」


一方通行「あァ、言い忘れてたが、一人の花火に火がついたらそれを火種にして新しい花火に点火させンのが、大勢で手持ち花火やる時の暗黙の了解なンだよ。……こンな感じでなァ?」シュー

上条「お前何気に花火に詳しいな」


美琴「ってことはつまり……アンタ過去に大勢で花火やったことあるってことよね…?」

一方通行「……それ以上は企業秘密だぜェ?」

一方通行(クソガキのために、インターネットのVIPとかいう掲示板で聞いたなンて死ンでも言えねェ…)

美琴「…まあいいわ。深くは聞かないことにする」



打ち止め「あっ…火が消えちゃった…ってミサカはミサカはしょんぼりしてみたり」

一方通行「手持ち花火ってのは火をつけてからの寿命が短いからなァ。まァ…外の世界の花火に比べると、学園都市の花火の方が寿命は断然長いンだけどよォ」

美琴「1本消えたくらいでそんなこと言ってたら明日になっても終わらないわよ。コイツのせいで、手持ち花火だけでも一体どれだけの数買ってきたと思ってるの?」

一方通行「そォゆうことだァ。まあ次から次に使っていかねェと花火なンて楽しめねェしな」

打ち止め「そうだよね!ってミサカはミサカはバケツに花火を入れつつもう一度トライ!」


黒子「それではわたくし達も始めましょうか」

美琴「そうね」

一方通行「ライターはそこに置いてあンぜェ?」

美琴「…アンタ本気で私にライターなんてものが必要だと思ってるわけ?」

一方通行「?……あァ、そういやお前は火種必要ねェンだったな」

美琴「そういうこと」スッ

上条「ん?どういうことだ?」


美琴「……こういうことよ!!!!!!」バチバチ

上条「なっ!?……電撃を火種に点火した!?」

一方通行「電気も意外と便利なもンだよなァ」

美琴「まあね。…ほら、黒子も早くこれで火つけなさい」シュー


黒子「!…で、ではお言葉に甘えて。ぐふふ…お姉様との初めての共同作業……」

美琴「と思ったけどやっぱりやめたわ」ヒョイ

黒子「ああ!そんな悲しいこと言わないで下さいまし!」

ソラオトと禁書をリアルタイムでじっくり見てェから見終わったら続き投下するぜェ


17777「よく考えたらウチもライターいらずやったわ、とミサカもお姉様に習って電気で花火をつけてみます」バチバチ

打ち止め「ミサカも花火をつけるくらいの電気だったら使えるんだよってミサカはミサカは下位個体に負けじと点火してみたり!」パチパチ

一方通行「……もしかしてライターいらなかったンじゃねェのかァ?」シュー

美琴「まあまあ、細かいことは気にしない気にしない!」



インデックス「とうまとうまとうまとうま!早く私もやってみたいんだよ!」

上条「はいはい。火つけてやるから少し落ちついて下さいねインデックスさん」カチッ

シュー

インデックス「とうまとうま!すごく綺麗なんだけど、なんか熱いんだよ!」シュー

上条「おまっ、もっと上の方を持てって」

インデックス「熱いんだよ!熱いんだよ!」シュー

上条「ばか!こっちに向けんな!花火は人に向けちゃいけません!」

17777「なんだかなぁ…とミサカは2人のコントのようなやり取りに不安を感じます」


一方通行「あああああ、もうやめだやめェ!…1本1本火をつけてたら明日になっても終わンねェよ」ゴソゴソ

黒子「…一体何をするつもりですの?」

一方通行「…やっぱり、手持ち花火なンてのは10本単位でやらねェとなァ?」

上条「おいおいマジかよ」

一方通行「危ねぇから離れてろクソガキ」

打ち止め「う、うん。気をつけてね…?ってミサカはミサカはあなたの心配をしてみる」

17777「というより危ないって自覚してんならやらないでええやん!とミサカはすかさずツッコミます」


一方通行「そンじゃ行くぜェ!」

ッシューーー!!!!!!

美琴「うわ…なんか色々と凄いわね」

黒子「色々な色が混ざりすぎて、なんとも言えないような色になってますの」

インデックス「光が強すぎて眩しいんだよ」

一方通行「いいねいいね最っ高だねェ!最っ高に面白ェぞ花火ィ!」シューーー!!!!!!

上条「なんか懐かしい台詞が出てきたなぁ」


17777「ほんならウチも負けへんで!とミサカは一方通行に負けじと大量に花火を点火します」シューーー!!!!!!

打ち止め「凄いことになってるねってミサカはミサカは正直やってみたかったり」

黒子「……よい子は決して真似しないで下さいまし」


一方通行「お前らもこの調子でやれば早く使いきれるし楽しめて一石二鳥だろォ?まァ、クソガキとシスターには危険だからやらせねェけどな」

インデックス「心配しなくてもそんな危険なことやらないんだよ」

打ち止め「ミサカはやってみたかったなってミサカはミサカは落胆してみたり」

美琴「いや、子供にはやらせられないわよ」

上条「いやいや、それ以前に俺らは危険でもいいのかよ」

一方通行「別にお前らは問題ねぇだろォが。……ン?おい待てクソガキ。お前、それって…」


打ち止め「この手持ち花火にはちゃんと導火線がついてるんだね!ってミサカはミサカは早速点火」パチパチ

一方通行「バカ!そりゃ手持ち花火じゃn」

打ち止め「ふぇ?」バチバチ

ッヒューン!!!!!!


一同『!!!!!!!』

一方通行「クソ、おいクソガキ!早くそれを離せ!!!!」

打ち止め「っひゃあ!?」ポイ

ヒューーー…
ッパァン!!!!!!


一方通行「ふう…危ねェとこだったぜェ。……怪我はねェかァ?」

打ち止め「う、うん。大丈夫だよ…ってミサカはミサカは何が起きたのかよく分からなかったり」

美琴「はぁ…、まったく冷や冷やしたわ」

黒子「小さいお姉様にお怪我がなくてなによりですわぁ!」


一方通行「ああ、良かったぜェ…。この際だからちゃンと説明しておくが、これはロケット花火っつって手持ち花火みてェな形してるくせに打ち上げ花火の1つなンだよ。初めて花火やるガキは手持ち花火と間違えちまうことがよくあるからなァ…」


インデックス「花火ってよく考えたらかなり危険なのかも」

打ち止め「そ、そうなんだ。ごめんなさい…ってミサカはミサカは謝ってみる」

一方通行「いや、テメェが謝ることじゃねェよ…」

美琴「そうよ、ちゃんと説明しなかった私達も悪かったんだから」

一方通行「くそったれが…。一体どこの誰がロケット花火買って来いなンて言いやがったンだァァァァァァ!?」

上条「お前だろ」
美琴「アンタでしょ」

一方通行「……すいませンでしたァ」



黒子「…それはそうと、どうしてロケット花火を大量に買って来いなんて言ったんですの?」

一方通行「まあ……正直に話すと長くなるンだけどよォ」チラッ

美琴「あ、なんか嫌な予感」


一方通行「もう…いい加減やめにしねェかってことだァ」

上条「やめにするって…何をやめる気なんだよ」

黒子「そうですわ。あなたは何をおっしゃってますの?」


一方通行「今やってるような、普通の花火をやめにするっつってンだよ」

一同「!?」


一方通行「…普通に花火して、普通にワイワイして、普通に青春の1ページみてェなことして……これで一体何が楽しいってンだァ?」

美琴「普通に楽しいわよ」

一方通行「ってことはだ。つまり普通の花火なンてのは別に学園都市じゃなくたって、超能力者じゃなくたって、普通に出来ちまうってことだろォ?」

17777「アンタは何が言いたいんや…?とミサカは静かに問いかけます」

一方通行「……駄目だよなァ。そンなンじゃ全っ然駄目だァ。そンな『普通』の花火なンてつまンねェ…」


打ち止め「つまりあなたが言いたいことって…ってミサカはミサカはひそかに胸を踊らせてみたり」


一方通行「ああ…そういうことだァァァ!!!!!!これから、『学園都市』の『超能力者』による『無能力者』のためのオリジナル花火ってもンを見せてやンよォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!」

一同「」



美琴「…嫌な予感的中」

上条「いや、でも確かに一方通行の言うことも一理あるよな」

インデックス「そこまで言われると逆に気になるんだよ!」

17777「せやな、そのオリジナル花火ってのも見たい気はするで!とミサカは周りの皆さんに同意します」

黒子「わたくしもあなたがどこまで出来るのか見てみたくなりましたわ」


打ち止め「普通の花火も十分楽しいけど、そのオリジナル花火っていうのも見てみたい気がする、ってミサカはミサカは正直な気持ちを伝えてみる!」

美琴「はあ…分かったわよ。協力してあげる」


一方通行「ってことはつまり、これで全員一致ってことで構わねェンだなァァ????!!!!」

上条「ああ。だけど、まさかそのオリジナル花火って怪我するような危ないものじゃないんだろ?」

一方通行「あァ、安心しろォ。俺が作る花火は危険だが、安全面では何一つ問題ねェからなァァァ!!!!!!」

美琴「なにそれ矛盾してる」



一方通行「細けェこたァ気にすンなァ!!!!!!テメェらに今から俺のオリジナォファイアァクラァッカーってもンを見せてやンぜェェェェェェェェェェェェ!!!!!」

上条「どうでもいいけどお前やっぱ英語の発音いいな」

正直に言おう。
もう書き溜めなンてとっくに尽きたンだよォォォォォ!!!!!!
頼むからもう落としてください
今の俺に続きを書く気力はない

ごめんなさい嘘です
落ちたら泣きます
とりあえず今からいける所まで頑張ってみる
頑張って今日中に完成させる

保守ありがとう
いい加減に今夜で全て終わらせる


一方通行「それでは、オリジナォファイアァクラァッカーのレシピを紹介しますゥ」

美琴「レシピなんてあるんだ…」

一方通行「まず、必要なのは超能力とレベル5の演算能力ですゥ。これがない奴は危険なンで絶対に真似しないでほしいですゥ」

インデックス「言われなくても誰も真似しないんだよ」

一方通行「ちなみに今回作るのはオリジナォファイアァクラァッカーの中でも比較的作りやすいロケット花火を使用したものになるのですゥ」

上条「なんかだんだん話し方が小萌先生に似てきたな」


一方通行「次にロケット花火を100本用意しますゥ」

黒子「このために大量のロケット花火を買ってきたんですわね…」


一方通行「これらのロケット花火を360゚に満遍なく設置して導火線を1つにまとめますゥ」シュバババ

17777「なんや、アンタの作りたいもんってのが分かった気がするで…とミサカは一方通行の目的を予想します」

一方通行「そうすると、あーら不思議ィ!100本のロケット花火が1つの導火線を持った球体に生まれ変わるンですゥ!」

打ち止め「すごーい!ってミサカカはミサカはあなたの製作技術に感動してみたり!」

一方通行「あとはこれに火をつけて空に飛ばせば完成なンですゥ!…以上、オリジナォファイアァクラァッカーのレシピのご紹介でしたァ」

一同「おーー!!!!」パチパチパチ



一方通行「さて、作り方講座も終わった所で早速点火すンぜェ!テメェらは危ねェから離れてろよォ!?」

美琴「ちょっと待って。それどうやって空高く打ち上げる気?」


一方通行「安心しろォ。俺にはこの能力がある」カチッ

上条「!…ベクトル変換か!!」


一方通行「お集まりの皆さァん!!!!お待たせいたしましたァァ!!!!これより楽しい楽しいショータイムの始まりだァァァァァ!!!!」ゴオオオ!

ダッ!

打ち止め「周りの風をベクトル変換して…!!??」

黒子「と、飛びましたわ…!!??」


一方通行「ぎゃはっ、ぎゃははっ!!!!!!オリジナォファイアァクラァッカー点火ァァァあああああ!!!!!!」バチバチバチ

17777「そ、そこからどうする気や!?とミサカは一方通行の行動に期待します」


一方通行「悪りィが、こっから先は一方通行だァァ!!!侵入は禁止ってなァ!!!!」グッ

インデックス「お、大きく振りかぶったんだよ…」


一方通行「大人しく尻尾ォ巻きつつ泣いて無様に元の居場所へ引き返しやがれェ!!!!!!」ビュン
ゴオオオオ!

上条「な、投げたぁ!!投げられた花火は更に空高く舞い上がっていくぅぅううう!!!!!!」

バチバチ


一方通行「散れェェェェェェええええええ!!!!!!」

ヒューー
ヒューー
ヒューーーン!!

美琴「一方通行のかけ声と共に100本ものロケット花火が空中で四方八方に散らばって行くわあ!!!!!!…そして!!!!」

ヒューーーーー…


一方通行「弾けろォォォォォおおおおおおおおお!!!!!!」

パパパパパパーーーーーーン!!!!!!!

上条「か、かけ声と共に全てのロケット花火が次々と爆発したあああああああ!!!!!!」


一方通行「たァァァァァまァァやァァァァァァァァ!!!!!!!!」


打ち止め「ねえねえお姉様、たーまやーってどんな意味なの?ってミサカはミサカは言葉の意味を尋ねてみたり」

インデックス「私も分からないんだよ」

美琴「たーまやーって言うのは、打ち上げ花火の掛け声みたいなものよ」

17777「まあ、一種の決まり文句やで、とミサカは上位個体の質問に答えます」

上条「特に意味はないけど打ち上げ花火を見たら、みんなそう言うんだよな」


打ち止め「なるほど…そういう言葉なんだってミサカはミサカはまた1つ言葉の意味を学習してみたり!」

インデックス「勉強になったんだよ!」



一方通行「まだまだ行くぜテメェらァ!!!!次はねずみ花火のオリジナォファイアァクラァッカーだァァ!!!!」シュバババ


美琴「こ、今度は…ねずみ花火をまとめて点火したわ!!!!」

一方通行「いっけェェェェええええええ!!!!!!!!」ビュン

上条「それを再び空高く放り投げたぁぁぁ!!!???」


一方通行「回れェェェェええええええええええ!!!!!」

ヒュンヒュンヒュンヒュン


黒子「大量のねずみ花火が空中で回転して…」

打ち止め「き、綺麗…ってミサカはミサカは幻想的な風景に思わず感動してみたり…」


一方通行「まだまだまだまだぁ!!!!俺のオリジナォファイアァクラァッカーに死角はないぜェェェェえええええ!!!!!!!!」

ヒューヒューヒューン


インデックス「花火が次々にあくせられーたの手で打ち上げられて行くんだよ!」

17777「ホンマに超能力ってのはなんでもありやなあ!とミサカはツッコミつつも感動します」

パーン!ドーン!ドーン!

一同「たぁぁぁぁぁまぁぁぁやぁぁぁぁぁああああ!!!!!!!!」


一方通行「はあはあ…。またつまらねェことに能力を使い過ぎちまったぜェ」ヨロヨロ

インデックス「つまらなくなんかなかったんだよ!」

黒子「予想以上に綺麗でしたわよ」

美琴「一方通行…アンタなかなかやるじゃない」

上条「見直したぜ!」

17777「グッジョブやで!とミサカは一方通行を褒め称えます」

打ち止め「お疲れ様~!すっごい感動したよってミサカはミサカはあなたに抱きついてみる」ギュッ


一方通行「へーへー、分かったからちったァ休ませやがれェ。俺は疲れたンだよォ…」


打ち止め「それなら、一緒にあっちのベンチで休もうよってミサカはミサカは近くのベンチを指差しながら誘ってみたり!」

一方通行「あァ、そうすっかァ」

美琴「あんな花火見せられたらなんか私が負けたみたいで悔しいわね…」

一方通行「いや別にお前と勝負してたわけじゃねェし」


美琴「よし決めた!今度は私がアンタに負けない花火を打ち上げてみせるわよ!」

一方通行「…そうですかァ。ンじゃ俺はベンチで休みながらゆっくりと見物させてもらうぜェ」ヨロヨロ

打ち止め「楽しみにしてるね!ってミサカはミサカは期待しつつ、あなたをベンチに連れて行ってみたり」テクテク


美琴「任せなさい!黒子、手伝ってくれるわよね?」

黒子「な、何をなさるおつもりですの…?」

美琴「ふふふ…とりあえずこれをたくさん並べて…」ポンポン

黒子「買ってきた打ち上げ花火を並べればいいんですわね?」ポンポン


美琴「…こんなとこかしら?」
上条「お、おいまさか…」


美琴「…それじゃ行くわよぉぉぉおおお!!!!!!打ち上げ花火、一斉点火ぁぁぁあああああああああ!!!!!!」バチバチバチバチ

シュー
ヒューンヒューン


上条「で、電撃を使って打ち上げ花火に一気に点火しただとぉぉぉおおおお!!!!????」

ドーン!
ドーンドーン!


一同「たぁぁぁぁぁぁぁまぁぁやぁぁぁあああああ!!!!!!!!」


ドーン
ドーン
ドーン

一方通行「おォ、超電磁砲も意外にやるじゃねェかァ」

打ち止め「本当に綺麗だねってミサカはミサカも負けじと手持ち花火で遊んでみたり」シュー


一方通行「…しっかし今日は散々だったなァ」

打ち止め「すっごい楽しい1日だったよってミサカはミサカは今日1日を振り返ってみる」


一方通行「まァ、たまにはこンなのも悪くねェな……って、ン?」

打ち止め「どうしたの?ってミサカはミサカはあなたの見ている方に視線を向けてみたり」

一方通行「おい、あの木に止まってンのって…」

打ち止め「え?…あああ!!」


一方通行「…カブトムシじゃねェか?」

打ち止め「すごいすごい!本物のカブトムシだよってミサカはミサカは近くまで駆け寄ってみたり!」

一方通行「良かったじゃねェか。こりゃ帰りに虫カゴ買って帰らねェといけねェなァ」

打ち止め「……」


一方通行「どうしたァ?捕まえねェのかァ?」

打ち止め「やっぱりいいや!ってミサカはミサカは諦めてみたり」

一方通行「あァ?なンでだよ」

打ち止め「考えてみれば、カブトムシさん達も必死で生きてるんだよね……」

一方通行「……」

打ち止め「だからやっぱり、ありのままに生きるのが一番だと思うのってミサカはミサカは一般論を述べてみる」


一方通行「…そうだなァ。クソガキのくせにいいこと言うじゃねェか」

打ち止め「もー、いい加減に子供扱いしないでよーってミサカはミサカはまたもや手持ち花火で遊んでみる」シュー


一方通行「ガキ扱いすンなガキ扱いすンなって言うけどよォ。それならお前は俺にどう扱って欲しいンだァ?」

打ち止め「え…?」


一方通行「普通に大人として接しろってのかァ?そいつァさすがに無理だろォが」

打ち止め「え…えっと…そ、そうじゃなくて…ってミサカはミサカは…///」

一方通行「ならどう接すりゃいいンだよ」

打ち止め(あ、あれ…?そ、そう言われると、ミサカはこの人にどう扱って欲しいんだろう……?)

一方通行「なァ?」

打ち止め(家族…?友達…?それとも兄妹…?)

一方通行「……」


打ち止め(どれも違う気がするなぁ…もっとなんか…別の…)


一方通行「…まァ別に何でもいいけどよォ」

打ち止め「み、ミサカはミサカとして、ミサカに接して、ってミ、サカはミサ、カはミサカの……///」

一方通行「意味分かンねェよ」


打ち止め「と、とにかく子供扱いはしないで欲しいかなってミサカはミサカはあなたに抱きつきつつお願いしてみたり!」ギュッ

一方通行「それだァ。その抱きつき癖が子供扱いの原因なンだよ。常識的に考えて誰にでも抱きつくような奴はガキしかいねェだろ」

打ち止め「ち、違うよ!ミサカだって誰にでも抱きつくわけじゃないんだから!ってミサカはミサカはそんなに軽い女じゃないことをアピールしてみる///」

一方通行「へいへい、どうだかなァ」


打ち止め「本当だよ!あなたは特別なんだから!ってミサカはミサカはあなたに信じて欲しかったり」ギュウウウ

一方通行「あァもう分かった分かった!ガキ扱いしなきゃいいンだろォが。だから早く離れやがれェ」


打ち止め「……」ギュウウウ

一方通行「おい聞いてンのかァ?」


打ち止め「子供扱いはして欲しくないよ……でも…」

一方通行「でも?」


打ち止め「……も、もうちょっとだけ…こうして花火見ていたいかな…ってミサカはミサカはお願いしてみる……」

一方通行「……」

打ち止め「……///」ギュウウウ


一方通行「……悪い、お前やっぱガキだわァ」


打ち止め「ま、また子供扱いしt」

一方通行「まァ、落ち着けェ。そろそろメインイベントに取りかかろうと思ってンだからなァ」スクッ

打ち止め「え…?メインイベント…?ってミサカはミサカは首を傾げてみたり」


一方通行「ああ。…テメェに学園都市最高の花火ってもンを見せてやンよ」テクテク

打ち止め「さ、最高の花火って…あっ、待って!ってミサカはミサカはあなたの後を追いかけてみる」タッタッタ

人間花火やな


美琴「はあはあ……。い、意外に花火を打ち上げるのも疲れるわね…」


インデックス「なかなか凄かったんだよ!」

黒子「さすが、わたくしのお姉様ですわぁ!」

美琴「ま、まあね……それほどでも…」


一方通行「よォ。テメェも結構やるじゃねェかァ」テクテク

美琴「アンタ休んでたんじゃ…」

一方通行「おかげさまで全回復だぜェ。これでメインイベントにも全力で取りかかれるってもンだァ」

上条「…メインイベント?」


一方通行「これから学園都市最高の花火を打ち上げる」

美琴「学園都市最高の花火……ってアンタまさか!!!!」



一方通行「あァ…学園都市が誇る世界最高の打ち上げ花火……『星の瀬桜枝御巻木』だ」

一同「!!!!????」


上条「ほ、星の瀬桜枝御巻木って…」

美琴「あ、あの星空花見のこと…?」

インデックス「その、ほしのせなんとかが何のことだか、全然分からないんだよ」

打ち止め「ミサカも分からないーってミサカはミサカは説明を求めてみたり」


美琴「……星の瀬桜枝御巻木…別名、星空花見。それを打ち上げれば目を奪う夜空の星空の如き輝きが1分に渡り花を咲かすように広がって、停滞した輝きは桜の花びらが儚く散る様を彷彿させながら、観客を魅力するように落下する……」

黒子「能力者の真髄が秘められたその花火は人体どころか紙にすら燃え移らないと言われおりますの…」


17777「な、なんか凄そうやな…とミサカは1人関心します」

打ち止め「それが学園都市最高の花火なんだね…ってミサカはミサカは下位個体と一緒に納得してみたり」

一方通行「まァ、つまりそォゆうことだなァ」


上条「…だけど確かあれは学園都市が誇る花火職人が丹精込めてこそ作りあげられる最高級の花火だったはずだろ?」

美琴「そ、そうよ!打ち上げたいのは分かるけど…アンタなんかにあの花火が作れるはずがない!!!!」


一方通行「あァ…確かに俺じゃ作れねェかもしれねェ……もし仮に作れたとしても成功するかも分からねェ……だが俺は……俺は……諦めるわけにはいかねェンだよォォォォォォォ!!!!!!!!」


打ち止め「あなた……」

美琴「一方通行……」


一方通行「テメェら全員俺に力を貸しやがれェェェェ!!!!!!」カチッ

一同「!!!!!!」

学園都市で一番頭が良い一方通行に作れないならだれも作れなくね?


一方通行「…演算開始ィィィィィィいいいいいいいい!!!!!!!」ガガガガ

17777「た、大量の打ち上げ花火を使って…!!!!」


一方通行「火薬採取ゥゥゥゥゥゥうううううううう!!!!!!!」ザザザザー

黒子「か、火薬を取り出し始めましたの!!!!」


一方通行「これより星空花見の火薬調合を開始するゥゥゥゥゥううううううううう!!!!!!!!」シュバババ

上条「凄い!取り出された火薬がベクトル操作によって絶妙な配分で混ぜ合わさっていく!!!!」


一方通行「まだまだまだまだァァァああああああ!!!!俺は諦めるわけにはいかねェェェェええええええ!!!!」シュバババ

インデックス「もう早すぎて何も見えないんだよ!」


一方通行「うおォォォォォォォおおおおお!!!!!!!!」ガガガガガガガガ

打ち止め「あと少し……頑張って!ってミサカはミサカはあなたを応援してみる!」

おい誰も手伝ってねえだろ


一方通行「っしゃあああああああああ!!!!!!調合完了ォォォォォォォォおおおおおおお!!!!!!超電磁砲!!!テメェの力を貸しやがれェェェえええええ!!!!」

美琴「よくやったわ一方通行!!!!!!任せなさい!!!!」グッ

一方通行「ああ!!!!後は頼んだぜェェェ!!!!」ガッ

美琴「それじゃ行くわよ!!!!」バチバチバチ


一方美琴「「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」」キュイィィィィン

一方美琴「「アクセラレールガァァァァァァアアアアアアアアアン!!!!!!!!」」バチバチバチバチバチバチィィィィ!!!!

ギュィィイイイイイイン!!!!

一同『いっっっっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええええええ!!!!!!!!!!』

パッッアアアア

一同「!!!!!!!!」

…ッッドォォオオオオオオオン!!!!!!!


一同「たぁぁぁぁぁぁまぁぁぁやぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああ!!!!!!!!」


~fin~

これで本当に終わりです
後半がかなりgdgdになってしまったが、保守支援してくれた人と読んでくれた人は本当にありがとう

カブトムシA「バカなっ!我々の出番はあの一瞬だったというのかっ!!」

カブトムシB「クソ!こんなのスレタイ詐欺じゃねえかあああああ」

カブトムシC「『一方通行が花火をするようです』ってスレタイにしろよ…マジで…」

スタッフ「あ、皆さんお疲れ様でした。次回は上条「カブトムシって食えるらしいぜインデックス」ですのでよろしくお願いします」

カブトムシ「「「え?」」」

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