千秋「おいバカ野郎……」ベジータ「なんだと……?」(432)

カプセルコーポレーション

シュバババ

ベジータ「ふう……今日はこれぐらいにしておくか……」

グゥ……

ベジータ「……腹が減ったな……」

ベジータ「おーい!!誰かいないのかー!!」

ベジータ「……」

ベジータ「誰もいないのか……カップ麺ならあるが……」

ベジータ「おれはお湯を沸かすことすらもできんからな」

ベジータ「もしかしたら研究室の方に誰かいるかもしれないな」

研究室

ベジータ「ちぃ……だれもいないか……」

ベジータ「ん?なんだあれは?」

ベジータ「新しい重力室かなにかか?少し小さい気もするが……まあ使ってみるか」

ベジータ「中はあまり広くないな……どれどれ……」ポチポチ

ベジータ「……」

ベジータ「なんだ!動かないぞ!ほら!うごけ!」

シーン……

ベジータ「くく……この……ポンコツがーーー!!」バキイイイ

ウィィィン

ベジータ「はっはー!よーしよし!動き始めたぞ!」

ブブブブ……

ベジータ「ん……?なんだ……?」

バシュウウウン

ベジータ「な、なんだ!!」グラグラ

ビービービー

ベジータ「おおおおおおおおおおおおおおおおお」

ドーン……

とある海

内田「ねえカナちゃん……本当に泳ぐ気なの?」

夏奈「当たり前だ!わたしの中の夏はまだまだ終わってないんだよ!」

内田「さすがに無理じゃない……?風邪ひいちゃうよ……」

夏奈「無理じゃない!さあ行くぞ!」

内田「えええ……ん?……なんだろあれ?ねえねえカナちゃん」

夏奈「なんだ?」

内田「あそこにお船が浮いてるよ」

夏奈「どれどれ……おおほんとだ……なんか浮いてるな……でも船じゃなくないか?」

内田「ええ!?あれお船でしょ!どうみても!」

夏奈「バカ言え……あんな丸っこい船があるか……」

内田「あ!こっちに流されてくる!」

夏奈「ちょっと見てくるか……」バシャバシャ

内田「あ、あぶないよカナちゃん……」

夏奈「へーきだよ。てか近くでみると全然船に見えないなこれ……」

内田「なんか……あれみたいだね……ほら……宇宙船!」

夏奈「う、うちゅう……」

バシュ

夏奈内田「!?」

ベジータ「くそったれが……なんなんだ一体……ここはどこだ?」

内田「あ!人がでてきた!」

夏奈「に、人間か……?宇宙人じゃないだろうな……」

ベジータ「ん……?おいおまえら!」

夏奈「な、なんだ……?」

ベジータ「ここはどこだ?」

夏奈「どこって……な、何者だお前……こんな変な乗り物に乗って……もしかして宇宙人とかじゃないだろうな?」

ベジータ「そうだ」

夏奈「うぇえ!!?」

内田「わあすごい!宇宙人ってホントにいるんだ~!握手してー」

ベジータ「あ、握手……?ほ、ほら」グッ

内田「いやったー!あとサインもー……」

ベジータ「そ、そんなことよりここはどこだと聞いて……!」グゥ~

夏奈「なんだ腹減ってんのか?宇宙人も腹減るんだなあ。じゃあウチこいよ。メシ食わせてやる。
まあ悪いやつではなさそうだし」

ベジータ「あ、ああ」

内田「わーい!宇宙人とごはんー!」

ベジータ(あまり驚いてないようだな……なんだこいつらは……)

夏奈「あ!チアキ!」

千秋「おおカナ。海には入れたのか?」

夏奈「そんなことより!見ろよこいつ!誰だかわかるか?」

千秋「?……ただの変な髪型のおっさんだな……」

ベジータ「変……だと?」

夏奈「なんだよー!わかんないのかー?これは宇宙人だ!」

千秋「宇宙人……?本人がそう言ったのか?ならただの変な髪型で頭のイカれたおっさんだな」

ベジータ「……」プルプル

夏奈「おいおいおい!信じてないのか?こいつは本当に……」

ベジータ「どけっ!」

夏奈「わっ!」

ベジータ「おいこのクソガキ!さっきから黙って聞いてりゃ言いたい放題いいやがって!
俺様はサイヤ人なんだぞ!口を慎みやがれ!」

千秋「イカれ具合半端ないな」

ベジータ「ぐ……!あと髪型のことだがな!お前にはいわれたくないぞ!
頭にウン○のっけてるやつに変とか言われる筋合いはない!」

千秋「な……ウ、ウ○コじゃないよ!バカにするな!」

夏奈「まあまあ。とりあえずメシ食おうぜ」

ベジータ「ふん」

千秋「ううううう……」

みなみけ

夏奈内田千秋「た、ただいまー」

春香「あらおかえり……ってどなた?」

夏奈「う、宇宙人だ!」

春香「え……?」

夏奈「う、宇宙人なんだよ!とにかく!なあおまえら!」

内田「うん!」

千秋「私はそうは思わないけどね」

春香「……で、その宇宙人さんが何の用なの?」

夏奈「メシを食わせてやってほしいんだ!腹減ってるみたいで……」

千秋「……!おい!聞いてないぞ!メシを食わせるなんて!」

夏奈「まあいいじゃんか。ついにみなみけも宇宙進出だ!」

千秋「ふざけんな!おいお前!帰れよ!」

ベジータ「な……!メシを食わせてくれると言ったのはそっちだろうが!さっさと食わせろ!
それまでおれは帰らん!」

千秋「むかああ……」

春香「千秋。お客さんにそんなこと言うものじゃないわ」

千秋「客って……」

春香「宇宙人だろうとなんだろうとみんなお腹は減るのよ。それはみんな一緒。助けてあげようじゃない。」

千秋「は、春香姉さま……」

春香「さ、あがって。すぐに用意するわ。」

ベジータ「ああ……」

夏奈「そういやお前の名前聞いてなかったなー。なんていうの?」

ベジータ「ベジータだ……」

夏奈「かわってるなー。それが名前なの?名字は?」

ベジータ「名字とはなんだ?」

夏奈「ああ、ないならいいんだ。ないなら。」

夏奈(宇宙人には名字はないのか)

ベジータ「お前の名前はなんだ?」

夏奈「ああ、悪い悪い忘れてた!私はカナっていうんだ!よろしくなベジータ!

夏奈(名字は言わなくていいよな……あっちにはないし)

内田「私は内田だよ!よろしくねベジータさん!」

春香「ハルカです。よろしくベジータさん。」

ベジータ「あ、ああ……」

千秋「……」

ベジータ「……おい!お前はなんていうんだ」

千秋「……教えるかこのバカ野郎……」

ベジータ「なんだと!?」

春香「チアキ」

ベジータ「!?」

千秋「う……!チ、チアキ……だ」

ベジータ「そ、そうか……」

ベジータ(な、なんだ今のは!このハルカという奴の気が一瞬俺の気と同等なレベルまで
跳ね上がりやがった……!なんなんだこいつは……)

春香「じゃあ用意してくるからまっててねー」

数十分後

ベジータ「おお……これは……」

春香「ベジータさんが普段何を食べてるかわかんなかったからいつも通り作ったけど……これでよかったですか?
お口にあえばいいけど……なにしろ宇宙人の方にご飯お出しするってなかなかないから……」

ベジータ「いや……十分だ……」

夏奈「めちゃくちゃ作ったなハルカ!こんなの食いきれないよ!」

春香「ベジータさんがどれだけ食べるかわかんなかったからとりあえずたくさん作ったの」

ベジータ「俺ひとりで十分な量だな……」

春香「エ……?」

ズババッ ズビビッ ガツガツ

内田「ほわあ……」

夏奈「す、すげえ……」

数分後

ベジータ「ふう……」

春香「あ、あれだけの量を……」

夏奈「おまえむちゃくちゃくうなあ」

ベジータ「腹減ってたからな。おい!もうないのか!」

春香「あ……ごめんなさい……もう材料が……」

ベジータ「もうないのか……まあいい、これくらいにしといてやるか……」

千秋(なんなんだよこいつは!)

夏奈「メシも済んだことだしベジータについていろいろ聞くことにしよう」

内田「はい!質問です!」

夏奈「どうぞ!内田くん!」

内田「ベジータさんはどこからきたの?」

ベジータ「どこから……?西の都だ」

内田「にしの……?ってどこにあるの?」

夏奈「確かに聞いたことないな……まあ宇宙のどこからからきてるから仕方ないか……」

ベジータ「来たのは地球からだ。生まれは宇宙だ」

夏奈「え!?今地球に住んでるのか?」

内田「宇宙人がこんなに身近に……」

ベジータ「で……どっちに行けば帰れるんだ?」

夏奈「どこにだ?」

ベジータ「だから西の都にだ!さっき言ったろう!」

夏奈「内田……どこの事言ってるのかわかるか……?」

内田「まだ地球に来て日が浅いんじゃない?名前覚えてないのかも……」

夏奈「そうか……うーん……西の都……」

内田「う~~~ん……京都とか?西のほうだし……」

夏奈「それだ!」

ベジータ「おい京都じゃないぞ。西の都だ」

夏奈「西の都じゃなくて京都っていうんだよ」

ベジータ「ここではそう呼ぶのか?」

夏奈「そうそう。新幹線使わないと行けないなー。お金もってる?」

ベジータ「ふん……そんなもの俺には必要ないな……」

内田「え?」



ベジータ「で、どっちに行けばいいんだ?」

夏奈「この線路に沿っていけば京都につくと思うけど……」

ベジータ「しかしえらく文明の発達が遅れてるんだなここらは……相当なド田舎に飛ばされたな……」

夏奈「京都もさして変わんないよ?」

ベジータ「まあいい。では俺は行く。世話になった。」

内田「またきてねー!」

シュウバアアアア

夏奈内田「!!??」

な、なんだ?! 今すごい勢いで何か飛んでったぞ!

夏奈「あ、あいつ本当に宇宙人だったのか……」ポカーン

内田「ひえええ……」

ベジータ「すこし飛ばすか……はあ!!」バシュウ

京都

ベジータ「ここが西の都……?全く違うじゃないか……あのガキ共間違えやがったな……」

ベジータ「飛び回って探すとするか……」ビュウン

バイトです。一旦切ります。

帰宅

とりあえず溜めてあるとこまで投下します

数分後

ベジータ「な、なぜだ?都がないぞ!?」

ベジータ「もしかしてここは地球じゃないのか……?」

ベジータ「あのガキ~~……なんのつもりだ……」

ベジータ「とっ捕まえて聞き出してやる!!」バシュウ

夏奈「ベジータもう家に着いたかな?」

内田「大丈夫だよ!宇宙人だし!」

夏奈「電話の番号くらい聞けばよかったかな……?」

ベジータ「……ぉまえらあああああ!!」ビュウン

ドーン!

内田「ひえええええ!!!」

夏奈「な、なんだ!?」

ベジータ「おまえら~~……俺をだましやがったな!!」

夏奈「な、なんのことだよぅ……」

ベジータ「とぼけるな!京都とやらは西の都でもなんでもないし、この星自体に西の都が
存在しないではないか!ええ?!ここは地球ではないだろ!」

夏奈「そ、そんなはずは……ここは地球だし、ベジータも地球のどこかからきたんだろ……?」

ベジータ「じゃあなぜ俺の家がないんだあああああ!!!」ゴゴゴゴ

夏奈「わ、わかったから落ち着いて!とりあえずウチに行ってハルカに聞いてみようよ……
ハルカならいろいろ知ってるかもしれない……」

ベジータ「ちっ……まあこうしてても仕方がないしな……行くか……」

みなみけ

春香「え?西の都?」

夏奈「うん……どこだかわかる?」

春香「ごめん……わかんない……」

夏奈「う~~~~……どうしよ……」

春香「……私が話をしてみるわ。まってて」

夏奈「うん……」

春香「あの……ベジータさん……」

ベジータ「なんだ?」

春香「西の都のことどこかと勘違いしてるんじゃありませんか?ほら……京都とか……」

ベジータ「その京都とかいう場所にももう行ったし、この星中飛び回って探してきたんだ!」

春香「そ……そうですか……」

ベジータ「ここは……確かに地球なんだろうな……?」

春香「ええ……」

ベジータ「……これは……俺の憶測だが……」

春香「?」

ベジータ「……俺はきさまらから見た未来から……
俗に言うタイムスリップとやつでこの時代に着いたのかもしれない……」

春香「え……?」

ベジータ「俺がいた地球とはあまりにも発達の度合いが違いすぎる……ここが地球なら……
そうとしか考えられん……」

春香「で、でもそんなこと……」

ベジータ「信じられんだろうな。だが俺の住んでいる地球ではタイムマシンができつつあったのだ……
そして俺はその開発中のものに乗ってきてしまった……」

春香「な、ならそれにのって帰れば……」

ベジータ「!……そ、その通りだ!今俺も思っていたとこだ!」

春香「……」

ベジータ「よし!早速行くか!」

海岸

ベジータ「おっ!あったぞ~~……」

夏奈「これタイムマシンだったのか……うーむ言われてみれば……」

ベジータ「確か……発射スイッチは……!スイッチの周りがへこんでる……これか!」

内田「おじさんもういっちゃうのー?」

ベジータ「ああ……」

夏奈「短い間だったけど楽しかったよ。また来いよな。」

春香「また来てくれたらごちそうするわ」

ベジータ「ああ……じゃあな……」

ウィィィ 

春香「まったく……チアキも来なさいって言ったのに……」

夏奈「しょうがないよー。あの二人は合いそうにもないし」

内田「だよねー」

ウィィィ……プスプス

ベジータ「あ、あれ……?」

夏奈「どうしたんだー?」

ベジータ「こ、故障した……」

夏奈春香内田「えーーーーーーー?!!」

みなみけ

千秋「で、戻ってきたのか……本当に手間のかかる奴だ」

ベジータ「す、すまんな……しばらく厄介になる……」

千秋「ふん……またバカ野郎が増えるのか……やれやれ……」

ベジータ「おい!誰がなんだって?!」

夏奈「まあまあまあ。とりあえず今日はみんなを呼んでパァーっとやろう!我が家に宇宙人が来た記念だ!」

春香「いいわねえ!やりましょうか!じゃあ私は買い物に行ってくるわね」

内田「私みんな呼んでくるー!」

千秋(こんなやつが宇宙人なわけないじゃないか……みんなどうかしてるよ……)

夜 みなみけ

冬馬「こ、これが宇宙人……」

吉野「なんか全然人間みたいだねえ……」

マコ「そうだな……宇宙人も人間と変わんないんだな……」

ベジータ「お、おい!あまりジロジロみるな!食いにくいだろ……」

夏奈「そうだぞ!一杯あるんだからおまえらもどんどん食べろ!」

藤岡「……」

夏奈「どうした藤岡!お前もたくさん食え!男ならバンバン食え!」

藤岡「も、もう無理だよ……うぷ……」

夏奈「なっさけないなー!それでも男か?それに比べてベジータを見ろ!すごく男らしいぞ!」

藤岡(男らしく……!)

藤岡「う……おおおおおおお!!!」ガツガツ

夏奈「おお!!いいぞ藤岡!」

藤岡(南は男らしいのが好きなんだ……!男らしく……男らしく……!)

ベジータ「ふん……藤岡とかいったな……」

藤岡「あ……はい……」

とりあえず一旦切りです
ストックがある程度たまったとこで投下します

今日恐ろしく暇なくて全然書き溜める時間がなかった
ちょっとだけ投下

ベジータ「なかなかいい食いっぷりだ……だがこの俺にかなうかな……?」

藤岡「え……えーっと……(さ、さすがにこれ以上は……)」

ベジータ「好きな女の前で情けない姿を見せてもいいのか……?」

藤岡「う……な、なんで……?」

ベジータ「さあ、来い!」

藤岡「……お、俺は……男らしくなるんだあああ!!!」ガツガツ

夏奈「いいぞー!二人ともー!!」

藤岡「ううっ……」

ベジータ「なかなかやるな……まだまだ俺にはかなわんがな……」

藤岡「うう……う……ウッ……!!」ゲロリン

ベジータ「!!」

夏奈「ふじおかああああああああああああ!!」

玄関前

藤岡「はあ……」ドヨーン

ベジータ「なぜか俺まで追い出された……」

藤岡「あの……」

ベジータ「なんだ?」

藤岡「どうして俺が……その……南の事、好きだってわかったんです……?」

ベジータ「貴様ずっとあいつの方を見ていただろう。誰が見てもわかる」

藤岡「うっ……」

ベジータ「ただ貴様は男としてはまだまだ未熟だ……これじゃあいつまでたってもダメだ……」

藤岡「じゃ、じゃあどうすれば……」

ベジータ「簡単なことだ……俺がみっちり鍛えなおしてやる……」

藤岡「え……」

ベジータ「明日5時にここに来い!」

藤岡「ちょ、ちょっと……」

次の日

藤岡「ああ……眠い……」

藤岡「結局来ちゃったな……」ピンポーン

夏奈「ふわあ……はいはいー……だれ……?」

藤岡「み、南///(起き抜けもかわいいなあ!)」

夏奈「なんだよー……こっちをじっとみたりしてー……」

藤岡「な、なんでもないよ……!ベ、ベジータさんいる?」

夏奈「ああ、ベジータなら奥で寝てる……起こしたきゃ自分でおこしてー……」トテトテ

藤岡「寝てる……?まさか……」

ベジータ「ぐおおおおおお」

藤岡「」

藤岡「お、起きてくださいよ!ベジータさん!」ユサユサ

ベジータ「うう……うるさい!……人が気持ちよく寝てる時に起こすな!」ベシ

藤岡「いたっ!」

ベジータ「ぐう……」

藤岡「……」

藤岡「帰ろう……」

勝手にLink

千秋「夏奈の奴は藤岡の家で何をしているのでしょうか?」春香「…」
千秋「夏奈の奴は藤岡の家で何をしているのでしょうか?」春香「…」 - SSまとめ速報
(http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1288006472/)

お昼

春香「ベジータさんもカナも起きてー!もうお昼よー!」

ベジータ「はっ……!いかん……つい寝すぎてしまった……」

春香「おはようございます。よく眠れましたか?」

ベジータ「ああ……つい寝すぎてしまった……」

春香「昨日はつかれてましたもんね。ご飯用意するんでカナと一緒に食べてくださいね」

ベジータ「ああ」

春香「カナー!!もうお昼よ!」タタタ

夏奈「も、もうちょいー……」

ベジータ「なにか忘れてるような……まあいいか……」

お昼

春香「ベジータさんもカナも起きてー!もうお昼よー!」

ベジータ「はっ……!いかん……つい寝すぎてしまった……」

春香「おはようございます。よく眠れましたか?」

ベジータ「ああ……つい寝すぎてしまった……」

春香「昨日はつかれてましたもんね。ご飯用意するんでカナと一緒に食べてくださいね」

ベジータ「ああ」

春香「カナー!!もうお昼よ!」タタタ

夏奈「も、もうちょいー……」

ベジータ「なにか忘れてるような……まあいいか……」



春香「明日は日曜日だし……みんなで遊園地に行かない?チケットもらったの」

夏奈「おお!いいな!遊園地!よーし!内田たちも呼んで行くか!ベジータも来いよー!」

ベジータ「ああ」

夏奈「でもその格好じゃさすがに浮くな……タケルにでも服を借りるか」

千秋「……」

IDがJワードなんだ…

次の日

夏奈「遊園地に行くぞー!」

吉野内田マコ冬馬「おーーー!!」

春香「あまり暴れないでよー」

タケル「いやー、しかしビックリしたよー。まさかいとこの家に宇宙人が居候してるなんてねー」

春香「私もビックリしました……まさか宇宙人がウチに来るなんて……」

内田「またベジータおじさんの負けー!!」

夏奈「なんだベジータ!!てか弱すぎだろ!」

ベジータ「ぐ……次は大富豪だ!大富豪で勝負しろ!」

ワイワイ

タケル「随分と盛り上がってるね……彼は一体君たちと」

春香「左です」

タケル「左だね!」

数十分後

タケル「まいったな……」

春香「あれ?こっち?……違う……そっち?」

夏奈「道に迷ったの?」

春香「……」

ベジータ「ふん……少し待ってろ」バタン

タケル「?」

ガシッ

夏奈「うわわ!」グラグラ

ベジータ「このまま俺が持って行ってやる。観覧車が見えるな……あっちか……」シュウウ

夏奈「いやータケルなんかより全然頼りになるね!」

タケル「……うっ」グス

タケル「どうせ俺は……」シクシク

春香「ちょっとカナ!」

夏奈「めんどくせー……」

遊園地

夏奈「なんだチアキー。遊園地にまでふじおかもってきたのかー?」

千秋「別にいいだろ」

冬馬「カナ!ゴーカート乗ろうぜ!」

夏奈「おお!みんな来い!レースがはっじまるぞおおおう!!」

春香「その前にどこかでお昼食べましょう。お腹空いてるでしょ?」

夏奈「そうだな!おーいみんな!まずはメシだ!」

春香「ベジータさん……少し抑えてね……お金バカになんないから」

ベジータ「わかってる」

夏奈「何食おうかなー?」

ベジータ「おい店員。ラーメンとチャーハンとハンバーグとギョーザと……あとそれから」

春香「……」ゴゴゴゴゴゴ

ベジータ「!?」ゾクッ

ベジータ「ら、らーめんだけで……」

夏奈「メシも食ったし早速遊ぶぞー!!」

内田「わーい!!!」

吉野「おー」

藤岡「あの……ベジータさん……」

ベジータ「なんだ……」

藤岡「なんだじゃないですよ!昨日の朝俺行ったのに!見事にすっぽかしたじゃないですか!」

ベジータ「ああ……え?」

藤岡「いやいや……え?」

ベジータ「え?」

藤岡「記憶が無くなったようなふりはやめてください」

ベジータ「……」

ベジータ「で?言いたいことはそれだけではないだろ?」

藤岡「あくまでも謝らない方向でいくんですね……」

ベジータ「全く過ぎたことをグチグチうるさいやつだ……仕方ない……お前がカナと
あの観覧車に乗れるように手伝ってやる。それで許せ」

藤岡「えっ!本当ですか?!」

ベジータ「早速とりかかろう。時間もあまりないしな」

夏奈「だーいぶあそんだなー!もうほとんどの乗り物は乗ったなー」

千秋「お前……回し過ぎだ……キモチワルイ……」

夏奈「いやーあれ乗ったの久し振りでさー!つい気合入れ過ぎちゃった!」

ベジータ「おい……」

夏奈「あ!ベジータ何も乗ってないだろー?せっかく来たんだから何か乗ってけよ」

ベジータ「そうだな……じゃあシメに観覧車なんてどうだ?」

夏奈「いいねー!じゃあ行くか!」

今日はこれで終わり
また明日

遊園地でマコちゃん一回も出してない……

チアキ「おい…ベ、ベジータ…」

ベジータ「なんだ?」

チアキ「…ふ…風呂に入るぞ……」


保守

はいすみません
また遅くなりました

投下してきます

千秋「ハルカ姉さま一緒に乗りましょう」

春香「うん。いいよー」

夏奈「じゃあ私もー」

ベジータ「お前はこっちだ」グイ

夏奈「な、なんだよー!」

ベジータ「さあ、順番がきたぞ!乗れ!」ドン

夏奈「わっ!」

ベジータ「ほら、乗れ」

藤岡「あ、あの……」

ベジータ「早くしろ……動きだしてしまってもしらんぞ……」

藤岡「あ、ありがとうございます!」

ベジータ「ふん……」

係員「次の方ー」

内田「おじさんも乗ろうよ!」

ベジータ「いや……俺は……」

吉野「のりましょうのりましょーう」

ベジータ「お、おい……」

マコ「どうする?トウマ」

冬馬「待ってるのもなんだし、せっかくだから乗るか」

タケル「……」

冬馬「……おじさんも乗るか……?」

タケル「話……聞いてくれるかい……?」

春香「今日は楽しかったわねー」

千秋「そうですね。とても楽しかったです」

春香「ベジータさんが来てからまた一段と賑やかになって……ほんとに毎日飽きないねー」

千秋「私としては早く帰ってほしいです」

春香「もう!またそんなこと言ってー。ダメよチアキ」

内田「観覧車なんて久しぶりー!」

ベジータ「おい!暴れるんじゃない!」

吉野「あはは」

ベジータ(うまくいっているといいのだがな)

夏奈「見ろ!藤岡!人がゴミのようだ!」

藤岡「はは……そ、そうだね」

藤岡(き、緊張するなあ……でもせっかくベジータさんが作ってくれたチャンスを
無駄にするわけにはいかない!)

夏奈「私の家見えるかなー……」

藤岡(南の横顔奇麗だなあ……)

夏奈「な、なんだ藤岡?こっちをじっと見て……ちょっと照れる……」カァ

藤岡「あ……ごめん……」

藤岡(やばい……かわいい……」

夏奈「べ、別にいいけど……お!今度はだんだん大きくなってく……」

藤岡「……」(ってもう下りてる!?結局まともに話できなかったー!

夏奈「今日は楽しかったな!藤岡!」

藤岡「あ、うん……」

夏奈「また来ような!」

藤岡「ああ……」

藤岡(今回は、これでいいや……南の笑顔をこんな近くで見れるだけで……十分だ……)

タケル「なんかね……もうね……グス」

冬馬マコ「……」

ベジータ「なんだとー!!もう一回言ってみろ!」

藤岡「だ、だから話できなか」

ベジータ「何の為にあそこまでしてやったと思ってる!全く……きさまのヘタレ具合には
反吐がでるぜ……」

藤岡「すみません……」

春香「二人ともなにやってるのー?帰るわよー!」

帰りの車

夏奈「いやー!今日は楽しかったなー!」

内田「つかれたー……」

千秋「あ、あれ……?」

夏奈「どうした?」

千秋「お前……ふじおか知らないか?」

夏奈「なんだ?お前自分で持ってたじゃないか」

千秋「な、ないんだ……」

夏奈「え?」

千秋「は、はやく返せよ!お前もってんだろ!」

夏奈「いやいやいや!今回ばっかは私じゃないから!」

千秋「そ、そんな……じゃあどこに……」

ベジータ「どうしたんだ?」

夏奈「チアキがお気に入りのクマのぬいぐるみをなくしちゃったみたい……」

ベジータ「遊園地に忘れてきたのか?」

千秋「た、たぶんそうだと思う……わ、わからないけど……」

ベジータ「……先に帰ってろ……」

千秋「え……?」

ベジータ「探してくる」

千秋「べ、別にいいよ……」

ベジータ「大切なものだろう?」

千秋「……む、無理だよ……見つからないよ……」

ベジータ「やってみなければわからん……」シュウン

千秋「あ……」

みなみけ

春香「遅いわねえ……ベジータさん……」

夏奈「大丈夫かな?」

千秋「ぐす……」

春香「チアキ……」

夏奈「ま、まあ新しいの買えばいいんじゃん!」

千秋「あれじゃなきゃダメなんだよ!バカ野郎!」

夏奈「で、ですよねー……」

ベジータ「すまん……遅くなった……」

夏奈「!?」

ベジータ「ほら」ポイ

千秋「あ……」

春香「み、見つかったの!?」

夏奈「でかした!よかったなチアキ!」

ベジータ「すぐに見つかったんだが少し迷ってな……それでよかったか?」

千秋「あ……」

千秋「ありがとう……ぐす……ありがとう……」

ベジータ「……」

ベジータ「……ふん」

春香「……これでチアキもベジータさんと仲良くなれそうね」

夏奈「ああ、そうだなー」

数日後

ベジータ「……」

千秋「……」チョコン

夏奈「もうすっかりチアキのお気に入りだなー」

春香「ふふ……そうねー」

夏奈「藤岡ちょっとさみしいんじゃないかー?チアキが座ってこなくなって」

藤岡「な……!そ、そんなことは……」

ベジータ「……おい、暑いから少しどけ……」

千秋「バカヤロー……だまって座られてろよ……」

ベジータ「!」

千秋「どうしたベジータ?」

ベジータ「こ、この気は……」

千秋「木?」

ベジータ「少し出かけてくる……」

千秋「え?」

夏奈「お、おーい。どこ行くんだー?」

ベジータ「近いな……こっちか……」

海岸

トランクス「パパの気を微かだけど感じるよ……」

ブルマ「ここらで間違いないわね。とりあえずアンタの気を
ベジータにつかませればこっちに来るはず」

トランクス「うん」ゴオオオオオオオ

ベジータ「ここだな……!あれか……」

トランクス「あっ!パパだ!!」

ブルマ「まったく……」

ベジータ「ブ、ブルマ……なぜここに?」

ブルマ「アンタが乗ってったタイムマシンから緊急信号を
受け取ったのよ。……もう1台作るのに思ったより
時間がかかっちゃたわ……」

ベジータ「そ、そうか……すまなかった……」

ブルマ「本当に迷惑よ!ったく……ていうかその服なによ?」

ベジータ「ああ……ここのやつに貸してもらったんだ」

ブルマ「アンタのことだからきっと迷惑かけてるでしょうね……
一言お礼を言ってから帰るか……」

ベジータ「別にそんなことをしなくても……」

ブルマ「だめよ!服も返さなきゃならないし!」

ベジータ「わ、わかった……」

トランクス「昔の人ってどんなんだろ……?」

みなみけ

ベジータ「……」

千秋「お?どこ行ってたんだベジータ」

ベジータ「ちょっと連れがいるんだが……入れてもいいか?」

春香「全然構いませんよー」

ベジータ「すまんな……おーーい!入ってこーい!」

ブルマ「おじゃましまーす!」

トランクス「おじゃまします」

ベジータ「俺の妻と息子だ……」

春香「ええ?!」

夏奈「ベジータ結婚してたのか!?子供まで……」

ブルマ「本当にすみませんねー。旦那が迷惑かけて……」

春香「あ……いえいえ」

千秋「……おいベジータ」

ベジータ「なんだ?」

千秋「もう帰るのか?」

ベジータ「……ああ。迎えが来たからには帰らないとな……」

千秋「そ、そうか……」

書き溜めなくなった
明日で終わると思います

それではみなさんまた明日

ベジータ「ハッハッハッ楽しいじゃないか!!」

藤岡「はい…楽しいですね…」

てな感じのオチに期待

千秋「せ、背中…流してやるぞ、バカ野郎…」

ベジータ「フン。背中くらい自分で洗える」

千秋「いや、あのその……。ふ、ふじおかのお礼だよ…」

あげ

すんまない
昨日は家に帰らなかったから書けなかった

再開です。ごめんなさい

春香「みなさんご飯でもどうですか?なんなら泊まっていっても……」

ブルマ「そうねえ……どうしようかな……」

トランクス「僕もうちょっとだけここ見ていきたいなあ」

ブルマ「ま……せっかくきたんだしすぐ帰るってのももったいないわね。じゃあ
泊まっていこうかな。いいわよねベジータ」

ベジータ「ああ……」

夏奈「よし!決まりだな!早速準備しよう!」



内田「へえ~……おじさん結婚してたんだ~……」

冬馬「奥さんも宇宙人なのか?」

ベジータ「いや……地球人だ」

マコ「ってことはトランクスくんは宇宙人と地球人のハーフってことなのかー」

吉野「なんだかすごい世界だね……」

千秋「……」

ベジータ「どうした?全然食ってないじゃないか」

千秋「な、なんでもないよ……」

ベジータ「……?」

夏奈「食った食ったー!」

ブルマ「悪いわね。こんなによくしてくれて……」

春香「いやいや」

トランクス「カナさん。僕ちょっと外探検してみたいなあ」

夏奈「おおいいぞ!私がいろいろ連れて行ってやる!」

トランクス「わーい!」

春香「もう遅いから早めに帰ってきてよー!」

春香「大丈夫かな?最近ここらも物騒だし……」

ブルマ「まあトランクスがついてれば安心よ」

ブルマ「さ、片付けましょ。私も手伝うわ」

春香「ええ、ありがとうございます」

ベジータ「……」

千秋「……なあ……」

ベジータ「なんだ……」

千秋「明日……帰るんだよな……」

ベジータ「そうだな……」

千秋「……」

ベジータ「さっきからなんだ?言いたいことがあるならはっきり言え……」

千秋「べ、別になにもないよ……風呂入ってくる……」

ベジータ「……?」

夏奈「明日も早いしもう寝るか!トランクスは私の部屋で寝るぞ!」

トランクス「うん!」

春香「じゃあブルマさんは私の部屋に……」

ブルマ「オッケー」

ベジータ「俺はリビングだな」

千秋「……」

夏奈「よーし!じゃあ寝るか!おやすみー!」

ブルマ「私たちも寝ますか」

春香「そうですね……じゃあ千秋、ベジータさんおやすみ」

ベジータ「ああ、おやすみ……」

千秋「おやすみなさい」

ベジータ「お前は寝ないのか?」

千秋「……ね、寝るよ!」ダッ

ベジータ「?なにを怒ってるんだ」

ブルマ「ベジータも困ったやつね……」

春香「なにがですか?」

ブルマ「ここを離れるのを寂しがってる。まあ無理もないわね。長い間ここにいたし」

春香「そうなんですか?そうは見えなかったですけど……」

ブルマ「長い付き合いだしわかるのよ」

春香「……こっちもチアキが寂しがってて……あの子ベジータさんと一番仲良かったから」

ブルマ「別れっていうのはつらいわね……」

春香「ほんとですね……」

ベジータ「ぐう……」

千秋「……」モゾモゾ

ベジータ「ん……が……なんだ?」

千秋「……」

ベジータ「なんだお前か……どうしたんだ?」

千秋「……い、一緒に寝るぞ……」

ベジータ「どうしたんだ急に?」

千秋「う、うるさい……」

千秋「……」

ベジータ「……」


千秋「……い、行くな……」

ベジータ「?」

千秋「……か、帰るな…よ……ひっ……メシも一杯食っていいからっぁ……か、帰るなぁっ……うっ…く……」

ベジータ「……チアキ……いいか」

千秋「うっ、ひっ、ぅく……」

ベジータ「俺には家族がいる……そしてお前にも……」

千秋「……う…ん」

ベジータ「俺たちは本来出会うはずがなかった……お互い何百年も離れた時代にいるのだからな」

ベジータ「お前はこの時代で精一杯生きるんだ……」

千秋「……時々……来てくれるか……」

ベジータ「……あまり時代の間を行き来することはよくない……歴史を変えてしまうことがある……」

千秋「じゃあ……もう……」

ベジータ「……」

千秋「う……ひっ……わぁぁぁん」

ベジータ「……くそったれめ……」

海岸

ベジータ「ずいぶんと世話になったな……」

夏奈「もうこっちには来ないのか?」

ベジータ「ああ、残念だが……」

春香「そう……」

夏奈「たのしかったよ!ありがとうな!」

ベジータ「ああ、元気でな……」

トランクス「バイバイ!」

千秋「……」

ベジータ「……じゃあなチアキ」

千秋「……」コクン

ブルマ「ハルカちゃん……」ボソ

春香「?」

ブルマ「これ、受け取って……」

春香「なんですかこれ?」

ブルマ「上のボタンをおしてそこらに投げてみればわかるわ……」

ブルマ「さあ行くわよ!二人とも!」

ゴゴゴゴゴ フッ……

夏奈「行っちゃったな……」

春香「寂しくなるわね……」

千秋「……」

内田「あ、あれもう行っちゃったの?」

夏奈「ああ、予定より早く行っちゃって」

マコ「そんなー」

冬馬「一言挨拶しておきたかったのにな」

吉野「うん……」

春香「そういえばブルマさんにこんなの貰ったんだけど……」

夏奈「なにそれ?」

春香「確か……上のボタンを押して投げればいいのよね……それ!」カチ ポイ

ボン

春香「!こ、これってもしかして」

夏奈「これは……」

ブルマ「ああ~……つかれた~!」

トランクス「でも楽しかったね!」

ベジータ「……トランクス……明日遊園地にでも行くか……」

トランクス「え?いいの?」

ベジータ「勿論だ……」

トランクス「わーい!」

ブルマ「ふふ……」

数日後

ヒュウン

ベジータ「なんだ……中庭になにか飛んできたな……見てくるか」

中庭

ベジータ「!?これは!」

バシュ ウィィイン

ベジータ「!?」

……おいバカ野郎……

ベジータ「なんだと……?」

おわり


おまけ

保坂「うむ……」

保坂「南ハルカが未来に行くというのを聞いて、タイムマシンを作ったのはいいが……
どうやら時代を間違えたらしい……」

原始人「ウホ!ウホ!」

恐竜「ギャース」

保坂「まあいい……南ハルカを見つけるまで何度でもやってやるさ!待っていろ!南ハルカ!」

原始人「ウホ!」

保坂「ウホホ!ウホホ!ウホホホホ!」

付き合ってくれてありがとー
全体的にテキトーになっちゃってすんませんでした



保守続けてよかった

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